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★ あらかじめ御断わりしておきますが、私の投稿文は記紀神話をベースにした発想から「とんでも論」を展開していますので、『おかしいのでは』と思われても、『そこは記紀神話の事ですから』ということで御理解ください。
★ また、私の投稿は、記紀神話を学術的に研究するためではなく、記紀神話の二重性とか多重性とか二元論的な反面性などを指摘して、掲示板でオカルト・スピリチュアル的な「お花畑」として遊ぶ事を目的としています。
@ ところで、「崇神天皇から、日本の統一化が始まった」に、ご興味をお持ちでしょうか。
日本の首都の奈良は、ニギハヤヒの奈良入城から始まりました。それ以前にも、大国主系列の奈良が有りましたし、大歳の奈良も有ったと想像しますが、あくまでも「都市国家」の奈良に過ぎませんでした。
しかしながら、ニギハヤヒ王朝の奈良も、地方分権の「近畿首長国連合」の一都市に過ぎませんでしたから、崇神天皇の奈良入城によって、日本の統一化が始まったと言っても、過言では有りません。
A 先代旧事本紀の国造の任命権者。
先代旧事本紀の「国造本紀」に、国造の任命のことが記載されています。
(「国造」とは、郡クラスの地方豪族の世襲の首長を言います。「国司」の派遣は「大化の改新」以降であり、それ以前は、ほとんどが世襲です)。
★ 「国造本紀」は、どこまでホントかウソか、分りませんから、「眉唾」の警戒感が必要でしょう。。
ア) 神武天皇の任命によるもの。(誤記脱落あり要確認)。
静岡県---素賀
三重県---伊賀・伊勢
奈良県---大倭・葛城
大阪府---凡河内
京都府---山代・山城
和歌山県--紀伊
大分県---宇佐
長崎県---津嶋県の直
★ 神武天皇は、東海の一部・近畿・九州北部の一部の国造を任命しているようです。これにより、神武天皇は近畿地区しか支配できていなかった。
ニギハヤヒ天皇神武は、福岡県の遠賀川方面から奈良に入城したが、父祖の地の九州には手が付けられず、九州では、わずかに海人族の相続を仕置きしたに過ぎない。
また、東海方面の進出は、子供の香語山の進出かも、知れないが、分らない。
イ) 崇神天皇の任命によるもの。(誤記脱落あり要確認)。
東京都---知知夫
群馬県---上毛野
新潟県---久比岐・高志深江
長野県---科野
島根県---出雲・石見
岡山県---吉備中県
山口県---波久岐
高知県---波多
熊本県---火・阿蘇
★ 崇神天皇は、近畿地区の全土を支配し、なおかつ、四道将軍の派遣によって、関東・甲信越に橋頭堡を築き、山陰・中国方面を支配し、北九州を支配し、高知県の一部を手に入れたと思われます。
ただ、実際には、「欠史八代」の諸皇子らが分家して、東海・北陸方面に進出しているので、(一部を除いて)、これらを追認しただけかも、知れない。
ウ) 景行天皇・成務天皇の親子二代によるもの。(誤記脱落あり要確認)。
宮城県---思・伊久
福島県---阿尺・染羽・浮田・信夫・白河・石背・石城
茨城県---新治・筑波・仲・久自・高
栃木県---那須
千葉県---須恵・馬来田・伊甚・武社・菊麻・阿波
東京都---无耶志・胸刺・知知夫
神奈川県--相武・師長
新潟県---高志・佐渡
富山県---伊弥頭
石川県---能等
福井県---三国・角賀
静岡県---遠淡海・珠流河・廬原
愛知県---尾張・参河
岐阜県---美濃・美濃後・斐陀
三重県---伊賀・嶋津
滋賀県---淡海
京都府---山背・丹波
和歌山県--熊野
兵庫県---但遅麻・ニ方・針間・針間鴨
鳥取県---稲葉・波伯
岡山県---吉備風治
広島県---阿岐
山口県---大嶋
徳島県---長
愛媛県---伊余
高知県---都佐
福岡県---筑志・豊
佐賀県---葛津立
佐賀長崎--末羅・・・佐賀か長崎か
長崎県---筑志米多
大分県---国前・比多
熊本県---天草
鹿児島県--薩摩
★ 景行天皇・成務天皇の親子は、神武天皇と崇神天皇の支配地を引き継ぎ、なおかつ、景行天皇・倭建天皇の両天皇の九州遠征と、倭建天皇の関東東北の遠征によって、ほぼ日本全土を支配下に置いたことが、読み取れます。
国造の内訳では、天穂日系列・天火明系列・物部氏系列・彦坐王系列・天津彦根系列などが目に止まりますが、遠征軍に従事したり、帰順して所領を安堵されたものが多いと、思われます。
エ) その他の天皇によるもの。(誤記脱落あり要確認)。
9代の開化天皇 岐阜県--三野前
仲哀天皇 静岡県--久努
神功皇后 静岡県--伊豆、、愛媛県--怒麻
応神天皇 福島県--陸奥菊多、、茨城県--茨城・道口岐閉、、千葉県--印波・下海上、、
兵庫県--明石、、島根県--意岐、、岡山県--大伯・上道・三野・下道・加夜・笠臣、、
山口県--周防、、香川県--讃岐、、徳島県--粟、、愛媛県--久味・小市・風速、、
宮崎県--日向
★ 国造の内訳を見ると、景行天皇・成務天皇時代からの豪族が、追認によって、先祖の領地を安堵されたものが多いと、思います。
また、応神天皇時代には、ほぼ日本全国の国造(郡クラスの豪族)が確定したと、思います。
仁徳天皇 栃木県--下毛野、、石川県--加宜、、山口県--都怒、、
佐賀県--松津、、鹿児島県--大隅・薩摩
反正天皇 石川県--江沼
允恭天皇 福井県--若狭
雄略天皇 愛知県--穂、、石川県--加我・羽咋
継体天皇 長崎県--伊吉嶋
元明天皇 山形県--出羽、、京都府--丹後、、岡山県--美作
B 国土を統一しなければ、日本が滅亡していた。
過去の歴史を振り返って大陸情勢を見ますと、3百年代には、半島の統一化が行われます。中でも、高句麗が突出していました。
新羅が台頭したと言いますが、高句麗には敵いません。何度も高句麗に攻められて泣いています。歴史を見れば明らかです。
そして、高句麗が半島を統一すると、次の矛先は日本に向かいます。
もっと怖いのは、中国の台頭です。中国は、589年に「隋」が台頭しました。さらに、618年には、後継王朝の「唐」が朝鮮を飲み込みました。
(この時は、新羅が唐に抗戦したことで、日本の滅亡は阻止されました。後に新羅は唐に屈服しましたが、唐は四方八方に遠征していたので、日本は後回しに成りました)。
後年には、史上最強の敵の「モンゴル帝国」が、アジアどころか東ヨーロッパまで飲み込みました。
(この時は、日本は、想定外の「神風」で救われました。2度の挫折で、モンゴルは日本遠征を断念しました)。
C 神の目には、全てが映っていた。
神の目には、日本の百年先、二百年先が映っていた。当然です。この「第7次太陽系次元」は彼らが作ったものですから。終末まで分っています。
★ 日本人は、この地球の「核質」ですから、滅亡させる訳には行きません。滅亡したら「神の計画がオジャン」です。
★ 白人は、別次元の核質であり、地球に「交差」しているだけです。彼らは「客人」に過ぎません。地球のメインは日本人なのです。
(そこで)、チンタラ、チンタラした、ニギハヤヒ王朝の分権国家では、朝鮮の脅威を防ぎ切れません。九州が陥落すると済し崩し的に、日本が滅亡します。
そこで、神は、『ニギハヤヒ王朝では話にならん』として、鹿児島の「イニエ」と「イサチ」の親子に、奈良の平定を命じたのです。
さらに、景行天皇と倭建天皇の遠征によって、国土の統一が成されて、神功皇后の時には、「三韓征伐」を実行できるほどの実力を付けることが出来ました。
D 歴史は、成り行きではなく、必然の結果です。
歴史は、自然の成り行きによって形成されたものではなく、最初から設定されたものだと、思います。
つまり、6,500年間の大枠が作られて、そのプログラムに従って運行されますが、多少の弾力性は許されるものの、大きく逸脱した場合には修正が加えられます。
そして今、日本人は、日本を滅亡させることなく、2012年に「最終章」を終えました。歴史は、間も無く閉じられるでしょう。
★ どう思われますか。