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— 菅野完事務所 (@officeSugano) 2018年9月10日
平成最後の自民党総裁選。器が小さくなる自民党の「終わりの始まり」
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2018.09.10 菅野完 ハーバー・ビジネス・オンライン
写真/時事通信社
中選挙区を知る石破と知らぬ安倍
立候補に必要とされる20名の推薦人が集まらなかったことで野田聖子氏が自民党総裁選挙への出馬を断念した。これで今回の総裁選は文字通り、安倍晋三と石破茂の一騎打ちになる。
6年前の総裁選決戦投票と同じ顔ぶれであり、新味に欠けるという指摘もあろう。しかし2人を並べてみると、その違いは鮮明であり、なかなか興味深い。
石破茂の初当選は、1986年(昭和61年)7月の第38回衆議院議員総選挙だった。衆参同日選挙だったこともあり、この選挙で自民党は308議席獲得の大躍進。しかし自民党圧勝のこの選挙で石破茂は、当時の鳥取全県区で次点候補とわずか4000票差という僅差で辛うじて当選している。石破の父が長く鳥取県知事を務めていたにもかかわらずこの結果。世襲の恩恵など石破にはなかったに等しい。いやむしろ石破はその政治家デビューの時点から、中選挙区制度時代特有の「自民党議員としての苦労」を嘗め尽くしたのだ。
一方の安倍晋三。年齢は石破より三つ上だが初当選は二期遅い’93年(平成5年)の第40回衆議院議員総選挙だった。この選挙での自民党は、東京佐川事件など相次ぐスキャンダルで大敗を喫し、初めての野党転落を経験する。しかし安倍晋三は、直前に死んだ父から地盤をそのまま引き継ぎ、初出馬ながら楽々トップ当選。この選挙が中選挙区制度最後の選挙なわけで、安倍は中選挙区制度ならではの「自民党議員の苦労」を知らずにキャリアを積んだことになる。
中選挙区時代の選挙のつらさや悲しさを知悉(ちしつ)した人間が自民党の総裁選に挑むのは、おそらくこれが最後になるだろう。安倍や石破の次の世代といえば小選挙区しか経験のない議員ばかりだ。みな、党のブランド力で当選した連中ばかりで、真に地元に根付いた選挙活動を経験したことがない。
写真/時事通信社
そう考えると、平成最後の年に行われる今回の自民党総裁選挙は「総裁選らしい総裁選」として最後のものになるのではないかという気がしてくる。次回以降の総裁選は、きっと小粒ばかりの味気のないものになるに違いない。
しかし安倍晋三はこの「最後の総裁選」から逃げ回っているように見える。総裁選の最中に不要不急の外遊を急遽入れたり、公開討論会を制限したりと、石破との直接対決を避けることに余念がない。
国会議員票の傾向からいえば「安倍圧勝」という予測が立つのだろう。そしてその予想は間違いがないのだろう。だが、事実上、平成最後の我が国の宰相を選ぶ選挙にもかかわらず、既に「小粒」感が漂っているのはいただけない。
おそらくこの総裁選は、誰が勝とうが負けようが、どんどん器が小さくなっていく自民党の終わりの始まりを告げる選挙になるに違いない。
【菅野完】
1974年、奈良県生まれ。サラリーマンのかたわら、執筆活動を開始。2015年に退職し、「ハーバービジネスオンライン」にて日本会議の淵源を探る「草の根保守の蠢動」を連載。同連載をまとめた『日本会議の研究』(扶桑社新書)が第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞を受賞。最近、どこよりも早く森友問題の情報を提供するメルマガが話題(https://sugano.shop/)
― なんでこんなにアホなのか ―
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— The daily olivenews (@olivenews) 2018年9月10日
おそらくこの総裁選は、誰が勝とうが負けようが、自民党の終わりの始まりを告げる選挙になるに違いない。
◎野党は立憲が着々と全国に根を張り始めている。
(長妻氏やつれ気味だが) pic.twitter.com/lMPb3263ZE
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— iku (@iku99862942) 2018年9月10日
石破さんの方がまだ良い
桃丸氏@eos1VRT
— 宮澤 望 (@yuakira1) 2018年9月10日
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私見:たたき上げの政治家から子・孫の政治家へ、メディア親族縁故採用多数
有権者がしっかりしないといけないのだが
平成最後の自民党総裁選。器が小さくなる自民党の「終わりの始まり」- 記事詳細|Infoseekニュース https://t.co/RC2XY0vS1H→その器の小さな自民党に歯が立たないゴミ野党を血税で養ってる国民の苦悩。
— takanori (@rokudog) 2018年9月10日
「平成」の元号と一緒に安倍晋三も打ち切りになってほしい。。。
— さかみちぐーりぐり🌺デニー So Good👍✨ (@sakamichigooori) 2018年9月10日
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平成最後の自民党総裁選。器が小さくなる自民党の「終わりの始まり」(HARBOR BUSINESS ) -安倍 自民党は時代の流れを見極め変容したと言える。一強と云えど一丸となって挑まねばならぬ時。官僚・議員を人事権などで統率し結果を出している。議論に遊ぶメディア人・学者などが時代錯誤そのもの。
— されど我らが日々 (@hato0mugi) 2018年9月11日
平成最後の自民党総裁選。器が小さくなる自民党の「終わりの始まり」 | https://t.co/nxQ5ymuVdp 「安倍晋三はこの「最後の総裁選」から逃げ回っているように見える。総裁選の最中に不要不急の外遊を急遽入れたり、公開討論会を制限したりと、石破との直接対決を避けることに余念がない。」
— kikuchiE (@chiemma44) 2018年9月11日
事実上、平成最後の我が国の宰相を選ぶ選挙にもかかわらず、既に「小粒」感が漂っているのはいただけない
— 武田 信繁 (@Tnobusige) 2018年9月11日
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平成最後の自民党総裁選。器が小さくなる自民党の「終わりの始まり」(HARBOR BUSINESS Online)
— 和田修司 (@silviaps131) 2018年9月11日
安陪総理は国の予算を私物化し、森友学園・加計学園・スパコン詐欺・レイプ山口・選挙妨害
スキャンダルだらけ。経済成長2%も達成出来ない無能総理。https://t.co/iKovLOyJ7z @YahooNewsTopics
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