想像を絶するスルガ銀行のパワハラ
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2018年09月10日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
最近、テレビではパワハラ問題が盛んに取り上げられていますが… そう、アマチュアボクシングに続いて体操協会の幹部によるパワハラ問題です。 で、その件も大事なのですが…私は、何故テレビはスルガ銀行の内部で起きていたパワハラについては報じないのか、と。 朝日の記事です。
ちょっと信じられないでしょう? 同じ銀行の上司が部下に対して、家族を皆殺しにするぞ、だなんて。 冗談であっても怖すぎます。 もちろん、そんなことをする筈はないと思うのですが、それほど強烈なプレッシャーがかけられていたことは事実。 そして、このスルガ銀行のビジネススタイルを森前長官は絶賛していたのです。 そして、森前長官の上司である麻生大臣は、その森氏をかわいがっていた、と。 いずれにしても、こんなに強烈なパワハラ事件が起きているのに何故ワイドショーでは全く取り上げないのか? おかしいではないのでしょうか? そして、さらにおかしいと思っているのは、何故こうした事実が、第三者委員会が調べるまで世の中に明らかにされなかったのか、と。 私も金融行政に携わっていた経験があるので分かるのですが、当然金融庁や出先の財務局ではそうしたパワハラが起きていたことは分かっていたと思うのです。 ここまで酷くて、しかも関係者が多数いるのですから、内部告発がない筈がない、と。 となれば、そうした不祥事が起きている可能性があると分かっていたのに金融庁はやるべき任務を果たしてこなかった、と。 つまり、金融庁は検査権限がある訳ですから、第三者委員会などに任せることなくさっさと検査に入ってしかるべき処分を下すべきだったのです。 何故検査に入って全容を公表しなかったのでしょうか? 森長官がスルガ銀行についてべた褒めしていたので、そうしたことがしにくかったのでしょうか? 既に森長官は辞任していますが、麻生大臣はこの件でも辞任すべきだと思うのです。 結局、この問題を掘り下げると、麻生大臣や安倍総理にも責任が及ぶということで、扱いにくいと考えているのでしょうか? マイナス金利政策などのせいで利鞘を確保できない状態に陥っているので、金融機関のなかにはこうした無茶なビジネスモデルに走ったところもあるのです。その意味で、リフレ政策を主張した安倍総理の責任は大きいのです。 スルガ銀行のパワハラは酷すぎると思う方、怒りを込めてクリックをお願い致します。 ↓↓↓ 人気blogランキングへ ※リンク省略
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