障害者雇用数水増し事件
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51753713.html
2018年08月28日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
朝日が報じています。
私、思うのですが…この水増しは確信犯ではないのか、と。 どうしてそう思うのかって、ですか? だって、役所が政治家などから何か指示されたときには、必ず他省庁はどうなっているかを調べるからです。 自分の役所が他の役所に比べて達成率が低いと叱られる可能性があるが、他のところはどうなっているか、と。 各省庁の人事担当者が互いに情報を交換していたことが容易に想像されるのです。 「オタクの役所は厳格にやっているのか」と。 「いや、それがなかなか実現が難しくて…」 「では、目標に達しなくても仕方ないと思っているのか?」 「いや、目標は達成するつもりだが…」 「どんな方法で?」 「他の役所でもやっている方法で、ですよ」 障害者を雇用して欲しいと尻を叩いていたのはかつての労働省ですから、旧労働省関係者に聞けばすぐ真実が分かる筈。 恐らく、労働省には、目標の達成が難しいのだが、どうしたらいいのかというような相談が寄せられていたのではないでしょうか?! で、労働省としては、目標が達成できないと自分たちのメンツが立たないものだから、インチキだとは知りつつ障害者としてカウントすべきでない人までカウントすることを黙認した、と。 そして、地方自治体はそうした霞が関でのやり方を真似しただけだ、と。 水増しして浮いた予算をどのように使ったのかという批判も出ていますが… 架空の職員採用によって浮いた人件費を他に流用することは昔から行われていたように記憶しています。 役所は帳簿面さえ辻褄を合わせれば、それでセーフという風潮があるのです。 旧陸軍時代からの慣習みたいなものなのです。 これこそがニッポン! 偽装国家ニッポンです。 アベシンゾウが総理を続ける限り、そのような体質が改まることはないでしょう。 何故なら、官邸が本気を出して調査すれば、今回の疑惑の真相は直ぐに解明できる筈だからです。 でも、そうしたことはせず第三者委員会に調査させて、お茶を濁す、と。 障害者の雇用数を水増しするとはなにごとかと、お怒りの方、クリックをお願い致します。 ↓↓↓ 人気blogランキングへ ※リンク省略
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