2018年8月14日 朝刊
ドンキホーテホールディングス(HD)の大原孝治社長は13日、米流通大手ウォルマートが売却する方針の国内スーパー大手西友(東京)について、「本当に売りに出たということであれば興味がある」と述べ、条件次第で買収を検討すると明らかにした。
東京都内で開催した事業説明会で述べた。大原社長は西友について「人材に加え、今では手に入らないような立地(の店舗)が多数ある」と指摘。「売るということなら細かく精査していきたい。中身次第だ」と強調した。
ドンキホーテHDは自力での出店に加えて、2017年にユニー・ファミリーマートホールディングスと資本・業務提携するなど、規模の拡大を急速に進めている。西友を取り込めば、国内有数の小売業グループになる。
大原社長は、ユニーと共同開発している新型店「MEGA(メガ)ドン・キホーテUNY」を19年中に20店舗増やすことも明らかにした。
ドンキホーテHDは同日、東京の渋谷区道玄坂にあった旧「ドン・キホーテ渋谷店」跡地周辺を再開発し、商業施設やホテルを備えた地上28階、地下1階建ての高層ビルを建設する計画も明らかにした。22年4月の完成を予定している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201808/CK2018081402000132.html
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/183.html