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2018年8月09日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK248] 本物の政治家の姿を翁長雄志知事に見た!!  
本物の政治家の姿を翁長雄志知事に見た!!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_62.html
2018/08/08 22:17 半歩前へ

▼本物の政治家の姿を翁長雄志知事に見た!!

 安倍晋三と闘い、憤死した翁長知事へ捧げる言葉を寄せてほしい。フェイスブックで私がこのように要請したら1時間足らずで、これだけの人が「思い」を届けてくれた。全文、そのまま掲載する。

 翁長知事、現代史に残る「本物の政治家の姿」を、あなたに見た。 合掌

*************

広田 直樹
ありがとうございます。郷土を愛すること、民を守ること、法を遵守すること、民主主義の大切さ、本当の保守とは何か、沢山のことを学ばせていただきました。御冥福をお祈りします。

桐野 嘉六
 やはり、弔合戦しか思い浮かびません。合掌

佐藤 花代
本物の政治家がいることを知って、心が喜んでいました。心から、ありがとうございます、とゆっくりお休みください、を。本土の私たちも御遺志を手放しません。

宗定 和也
翁長さん、あなたは、僕ら心あるヤマトの人間にとっても希望の光でした…。
あなたの光は、これからも僕らの心を灯し続けるでしょう…。

小林 れいな紀美子
真実を掲げ、民のための真の政治家であられました。希望の道筋をつけてくださった後はなんとかしてもご遺志を繋ぎたい。ご冥福を心よりお祈りします。

柳原 正二郎
民意を無視する晋三一味に、敢然と立ち向かった、翁長知事の姿勢は、之からも、語り継がれるでしょう。安らかに、お休み下さい。合掌。

西藤 壽
気骨ある知事でした。

今井 香苗
早すぎるご逝去に、戸惑い、残念でなりません。どうぞ天国から、沖縄を見守って下さい。安らかにお休みください👼

中村 尚之
非常に残念です。翁長知事のご冥福をお祈りします。また、沖縄の方にはぜひ翁長知事の路線を引き継ぐ人を選んでいただきたいと願っています。

久保田哲哉
知事会には、日米地位協定の見直しを、なんとか実現させてほしい。翁長知事の為にも。日米合同委員会のちゃぶ台返ししかない。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌

糸数 都
本当に残念です。残念で悲しい。翁長知事のご冥福をお祈りいたします。

小黒 啓子
残された私達に託されたこと。心ひとつに沖縄の真の開放に向け全力で闘います。お疲れさまでした。沖縄を、これからの日本を見ていてください。

瀬尾 昭忠
残念でなりません。ご冥福をお祈り致します。

森 啓充
残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

樹神 和徳
貴方の闘いを頼もしく思っていました。貴方は素晴らしかった!

********
その後届いた追加分です。


富谷 雅樹
死の影に臆することなく、最期まで信念を貫かれました。ご冥福をお祈り申し上げます。

箱木 直哉
本当に残念です、道半ばで、斃れられたことが。翁長知事の残された言動は、未来にも輝いています。知事の遺志を引き継ぐ皆さんを応援してゆきたいと思います。

山田 成幸
翁長さんは命燃え尽きるまでぶれる事無く沖縄のために政権側と戦った立派な方でした。

箕浦 英男
本当に、残念で悲しくてたまりません。あなたに継ぐ、素晴らしい闘士を沖縄県民に選んでいただけます様に、天国からエールをお送りくださいね!お疲れ様そして僕達に勇気を下さいました、ありがとうございました。

Keiko Isama
残念です。民意を無視している安倍政権に対し、頑張られてきたのに…。どうかゆっくりとお休みください。

斉藤 貞二
翁長さんは何よりもぶれずに信念を貫きとおしました。ゆっくりと天国で疲れをいやしてください。心からご冥福をお祈りいたします。それに引き換えあのお方-----沖縄に対する冷たい仕打ち!許せません!

西村 昭彦
翁長さんは那覇市長の時までは確か自民党だったんですよね。しかし自民党の非人間的政治に愛想が尽きたのか、沖縄県知事選挙には自民党と敵対して、つまり基地反対、辺野古移設反対、沖縄県民の幸せ第一の立場で立候補しました。6月23日の「沖縄慰霊の日」の時は体調は思わしくなかったのかもしれませんが、安倍総理としっかりと対峙して存在感を出されていました。若すぎるご逝去に心からご冥福をお祈りいたします。

Tomoichi Tochimoto
真の国士でした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

源 理恵
残念としか言いようがありません。翁長さんの信念に基づいた行動を尊敬し、いつも勇気をもらっていました。これほど素晴らしい人を無くしてしまったこと、無念の一言です。この意思を継いでいくのが私たちの役割です。

深尾 葉子
翁長知事の魂はこれで永遠を獲得しました。何も恐れるものはなくなった。恐れるべきは、その魂を踏みにじり、人々の心を踏みにじった輩。

深尾 葉子
涙が止まりません。

津田 彰
神も仏もないのかと思うほど、このタイミングで亡くなってしまったのは痛恨の極みです。

Yuji Itou
心よりお悔やみ申し上げます。沖縄はもとより、日本人のすべての心は翁長知事とともにある事を信じます。合掌





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK248] よくもぬけぬけと、「公務員懲戒 免除を検討」だと!(リベラル21)
     


よくもぬけぬけと、「公務員懲戒 免除を検討」だと!
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4455.html
2018.08.09 田畑光永 (ジャーナリスト) リベラル21

政治の傲慢をまた見過ごすのか

暴論珍説メモ


 酷暑に加えて豪雨、台風に挟み撃ちされて、気の休まる暇のない日々が続くが、7日の朝刊(『毎日』)で「公務員懲戒 免除を検討」という記事を読んだ時には、怒りよりため息が先に立った。

 それによれば、「複数の政府関係者」が明らかにしたそうなのだが、政府は来年の天皇退位・皇太子即位に合わせて、「国家公務員が過去に受けた懲戒処分の免除を行う検討を始めた」そうなのだ。

 そんなことが出来るのかと驚いたが、「公務員等の懲戒免所等に関する法律」というのがあって、内閣が定める政令によって公務員の懲戒処分(免職、停職、減給、戒告)を免除することができ、過去にも1989年2月、昭和天皇の大葬の礼など「恩赦」が行われたおりに、合わせておこなわれた例があるという。

 公務員への処分が免除されるとはどういうことか。減給処分を受けている最中に免除されれば、減給が停止されるが、期間が過ぎていれば減給分は返されない。そのほかの処分に対する免除は要するに履歴から消されるということらしい。

 したがって、執行中の刑罰が減刑される恩赦とは性格がちがうようだ。なぜなら公務員が懲戒処分を受けるというのは、国家、国民に対する義務違反を犯したのであるから、それをなかったことにするのは、一般の犯罪に対する刑罰の減免とは意味がちがう。しかも、安倍内閣がそれを行うのは、われわれとしては断じて受け入れることはできない。

 というのは、官僚の不祥事がこの内閣ではとりわけ多いからだ。防衛省のイラク駐留日報消失問題とか厚生労働省の裁量労働制をめぐるデータ改ざんとか、単純に当該公務員の利益とか都合とかによるのでなく、そこに何らかの内閣の政策意図とかかわりがありそうな不祥事が多い。

 とりわけ重大なのは、言うまでもなく森友学園に対する国有地払い下げ問題にかかわる膨大な財務省文書の改ざんである。昨2017年2月から3月にかけて、当時の財務省理財局・佐川宣壽局長の主導のもとに本省と近畿財務局において数百頁にもわたる公文書の改ざんが行われた。まさに前代未聞の不祥事である。国税庁長官に昇格していた佐川氏はこの春、「懲戒」処分を受けて辞職したが、関わった官僚からは自殺者も出た。

 つい最近の事件だから、詳細は省くが、事件の直接の責任を問われた麻生財務相は「行政文書を改ざんし、それを国会に提出することはあってはならないことで、はなはだ遺憾だ。・・・深くお詫び申し上げる」と一応、頭は下げたが、自身の辞任は拒み、「閣僚給与の12か月分の自主返納」をお詫びの証しとした。

 最高責任者の安倍首相も「信なくば立たず、国民の信頼を得るために、行政のトップである私自身が、一つ一つの問題について、責任を持って必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意だ」とのべた。

 しかし、こうした麻生、安倍両氏の発言に、国民は名状しがたい自嘲の気分で苦笑するしかなかった。「あってはならないこと」とか、「うみを出し切る」とか、あくまで官僚がとんでもないことをしでかしたのを、その上に立つものとしてきびしく糺すという両氏の態度には開いた口がふさがらなかったからだ。

官僚はしたくて改ざんしたのでもなければ、悪いことと思わずに改ざんしたのでもない。改ざんの目的は不明朗な土地の払い下げに安倍首相夫妻が関わっていた証拠を消すため、その一点だったことは、改ざんの内容から明らかだった。そんな分かり切ったことを、まるでなかったもののようにして、ことを公文書管理問題などというあたりさわりのないところにすり替えたのがつい今年の春であった。

 こんなタネの見える手品のような手口でも国民を騙しおおせたと思っているから、安倍首相は来月の自民党総裁選に出馬して、さらに政権の座に居座ろうとしているのだ。そして自民党という政党はそんな総裁を引き続きトップに押し戴くのであろう。

 この国を覆うそういうどんよりとした空気の中にいるからこそ、つい最近、悪人役を割り振った佐川氏をはじめ、政治の泥をかぶった官僚たちから懲戒という形だけの汚名をも取り除いてやろう、という政治の傲慢が頭をもたげる。それが「公務員の懲戒免除」にほかならない。

 これもまたこともなく、なんでもない政治の所作として過ぎ去っていくのであろうか。































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/840.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 公的マネー投入 株価つり上げに66兆5000億円/アベノミクス 異常事態(しんぶん赤旗)




公的マネー投入 株価つり上げに66兆5000億円/アベノミクス 異常事態

しんぶん赤旗 2018年8月8日(水)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-08-08/2018080801_01_1.html

 アベノミクス(安倍晋三政権の経済政策)によって国内株式市場に投入されている公的資金の時価総額が6月末時点で66兆5000億円に達していることが7日までにわかりました。東証1部の時価総額に占める比率も3月末時点の10・0%程度から10・3%程度に増えています。国内株の1割を公的資金が占め、株価をつり上げる異常事態です。本紙の集計でわかりました。




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/841.html
記事 [政治・選挙・NHK248] 辺野古の埋め立てが始まろうとしているその矢先に沖縄翁長知事死去 
辺野古の埋め立てが始まろうとしているその矢先に沖縄翁長知事死去
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/5988cd8f0bdf9d7ba399af7904f83289
2018-08-08 そりゃおかしいぜ第三章




沖縄県知事の翁長雄志氏が亡くなられた。つい先だって知人を膵臓がんで亡くしたが、翁長氏も同病と知りとても案じていた。今年11月に任期が切れるが、ぎりぎりまで自らの立候補の判断を伸ばしていた。任期一年目と知り、少々驚いた。

翁長知事は7月27日に名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認について、「公益に適合しない」などの理由で撤回すると表明。31日に沖縄防衛局の言い分を聞くための聴聞通知書を県が防衛局へ送ったが、これが最後の仕事となったようである。様態が急変し今日夕方亡くなられた。

辺野古基地の埋め立てとい、安倍政権の蛮行が始まろうとする矢先であっただけに、残念でならない。辺野古のこれからの政府の埋め立てで、大浦湾の環境破壊が心配でならない。沖縄の辺野古の埋め立て工事は、大浦湾のサンゴなど動植物の固有の貴重な自然の残る数少ない地域である。菅官房長官は、自然環境に配慮した埋め立てをやるなどと、全く矛盾したことを平気で言っている。

「沖縄は望んで基地を戴いたことは一度もない」「沖縄に新しい基地は作らせない」

翁長氏は、元々自民党員であり沖縄幹事長の要職さえ務めていた。沖縄に特化した基地問題を、党派を超えて真剣に取り組んだ結果が、この知事としての4年であったと言える。むしろ保守であればこそ取り組んだのかもしれない。党方針や派閥の意向に異論を唱えることのできない、国会議員のお歴々に見倣ってもらいたいものである。

安倍晋三とその一派は、翁長氏の死去をさぞかし秘かに喜んでいることであろう。翁長氏の圧倒的な県民の支持の下、強力な基地建設反対の柱を失って、これから始まり知事選挙を弔い合戦として、基地建設反対派に勝利してもらいたいものである。

政治家として筋を通し。文字通り命を懸け、命を燃やし尽くした戦いであった。翁長雄志氏の冥福を祈りたい。






http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK248] シンゾーというIQ二けた人間を総理の座に座らせつづける自民党(太陽光発電日記by太陽に集いしもの)
シンゾーというIQ二けた人間を総理の座に座らせつづける自民党
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/iqru-2041.html
2018年8月 8日 太陽光発電日記by太陽に集いしもの


9月の自民党総裁選を前に自民党内のアベ続投支持を表明する各派閥のニュースが報じられていますが、
欧米各国首脳の間では安倍総理が台本棒読みしかできないIQ二けたの「間抜けな」操り人形でしかないことがばれてしまっているということを気づいていないのでしょうか?

フォレストガンプなアベ総理が身振り手振りもふくめて繰り返し所作の練習をして、総理らしい振る舞いができるように日々努力されているのは一人の人間の姿としては感動・称賛に値するかもしれません。しかし、そんな人物が総理大臣であり続けることこそが国辱もので国益を大いに損なっていると思います。

そんな人物を自民党が圧倒的多数の支持で三選させようとしているわけですから、国民愛・郷土愛・祖国愛に満ちたかっての国民政党自由民主党はどこへ行ってしまったんだという想いです。

フォレストガンプな人間が総理大臣であり続けることの怖さは、国民の表に出ないところで、フレストガンプ総理を言いくるめ、簡単に手名付ける術を握った取り巻き勢力により、特定のマフィア勢力のやりたい放題がまかり通るようになってしまっておるということです。

竹下平蔵に代表されるユダ金マフィアの手下とか、安晋会に群がる渡来系新興成金連中とか、世耕弘成などムーニストカルト教団(統一原理)のエージェントとか、それらの力を利用して権力中枢でやりたい放題の権勢を誇っている経産マフィア官僚が暗躍し、フェアな司法が機能しなくなり、報道各社への圧力が日常化し、挙句の果てに、疑惑関係者、報道関係者の謎の死亡事件が多発する・・・発展途上国の独裁政権のような異様な状況は、「日本人のこころ」をもつ土着日本人として耐えきれない状況です。

そんな中、この人の方が総理大臣にふさわしいと思っていた竹下さんが、アベ取り巻きによる報復リスクを冒しながらも、アベ取り巻きと一線を画す意思表示をされたことは、唯一の救いでした。

竹下亘さんは竹下登元総理の弟さんで、当初は兄の七光りでこの地位にいると思っていましたが、表舞台に出て見聞きする言動からなかなかの人物だと感じはじめていたところです。今回の胆力がありながら、懐が深い柔らかい物腰は、やはりただものではない人物だとあらためて感じ入らせていただきました。石破さんよりも総理の器だと思うのですが、竹下さん総裁選立候補しないですかね?




それにしてもほかの自民党の議員は情けないですね、細田元官房長官の議席保証のためでしかない恥ずかしい選挙法改正をしてもらったアベ総理出身派閥の鳥取島根選挙区の細田元官房長官率いる細田派(旧森派・・・清和会)がアベ支持なのは当然としても、昔の良き自民党時代ならば、党内野党として異を唱えるべき、志帥会(現代表二階幹事長)、宏池会(現代表岸田政調会長)には愕然とさせられました。

志帥会といえば、「日本保守」をかかげ、竹中平蔵が主導する改革と称する日本破壊に立ち向かった骨のある議員が多かったはずです。また宏池会といえば、国民所得倍増計画を掲げ、内需拡大の経済モデルを推進して奇跡の高度経済を実現した池田勇人首相が作った政治グループで、国民生活を豊かにする「経世済民」を真ん中に置いてきたはずのグループです。

マネーバブル拡大に偏重したアベノミクスと称する政策は、国民への富の再配分、公共投資、福祉拡充などの内需拡大と一体化させなければ、マネーユダ金マネーマフィアを利するマネーゲーム推進政策しかならないということも理解できているはずなのに、ただただアベ支持にまい進する意味が分かりません。

ひょっとしたらスキャンダル把握の潜入工作員を配下に持つムースト教団(統一原理)によって何か弱みを握られ、首根っこを押さえられているのかもしれませんね。

追記

2名の自殺者の他に2名の行方不明者がでた財務省の公文書改ざん事件も不起訴になりましたが、自殺・失踪に見せかけた口封じ工作が内閣参与の某禿男によって指揮されたとみています。

また、福田康夫総理が突然辞任しましたが、一連の政権中枢に巣食う闇の深さに良心が耐え切れなくなったのではないかとみています。

そういう意味では、良心の呵責を感じる前に簡単にごまかされてしまう、もしくは気づいてもすぐに忘れてしまうIQ二けた男のアベ総理は、闇の連中にしてみたら最適な総理かもしれません。





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/843.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍政権、原発新増設が前提のエネルギー計画決定…太陽光・風力重視の世界の潮流と逆行(Business Journal)
安倍政権、原発新増設が前提のエネルギー計画決定…太陽光・風力重視の世界の潮流と逆行
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24346.html
2018.08.08 文=横山渉/ジャーナリスト Business Journal

 
  安倍晋三首相(写真:つのだよしお/アフロ)


「第5次エネルギー基本計画」が7月3日に閣議決定された。エネルギー基本計画の改定は、2014年以来4年ぶり。2030年あるいは2050年を見据えた中長期的なエネルギー政策の方向性を示すものとされているが、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長は「でたらめすぎて、国の基本計画と呼ぶのが恥ずかしい」と厳しい評価を下す。

 まず、2030年の電源構成(エネルギーミックス)の数値目標だが、再生可能エネルギー(再エネ)が22〜24%、原発は20〜22%となっており、この数字は前回と同じだ。その理由として、世耕弘成経済産業大臣は「大きな技術的な変化があったとは思えず、大枠を変える段階にはない」と説明している。これに対して飯田氏はこう語る。

「この4年間で世界のエネルギーを取り巻く環境は劇的に変わった。日本では原発メーカーの東芝がほとんど倒産状態だ。あの保守的なIEA(国際エネルギー機関)でさえ、ほとんどの国で太陽光と風力が化石燃料より優位に立つと言っている。これからの主力は太陽光と風力と蓄電池であると。すさまじい勢いでエネルギー転換と構造転換が起きている。経産省や安倍政権はそういう現実がまったく見えていないし、無視している」

 世界のビジネスの動きは速く、投資や技術開発は、再エネや電気自動車(EV)、IoT(モノのインターネット)による送電や電力制御、蓄電池などの分野に集中し、巨大な市場が生まれている。日本では2016年4月に電力小売り全面自由化という大きな制度変更があったが、世耕大臣はこれをも無視している。電源構成の数値目標について、飯田氏はこう批判する。

「あの数字は“相場観”で出したにすぎない。4年前はまだ原発を前面には出したくなかったため、ベースロード電源という言葉でくるんで出してきた。原子力ムラには再稼動を鼓舞する一方で、国民の反発をかわすために、原発より少しだけ多めの22〜24%という数字で再エネを位置づけた。原発の隠れ蓑として出てきた数字だ。これをあまり増やすと、今度は原子力ムラが反発する」

 では、原発の20〜22%を達成するには、どのくらいの原発を稼動させる必要があるのか。

「目標を達成するには30基必要だとされている。再稼動が難しいうえに、すでに廃炉が決まっているものもあり、日本の原発の稼働率が70%程度であることを考えると、新増設しないと達成は無理。しかし、そんなことも真剣に考えても仕方がない。相場観で出した数字だから」

■比率22〜24%で再エネは「主力電源」なのか

 今回の基本計画で、再エネは「主力電源化を目指す」とされているが、飯田氏は「主力電源の内容が意味不明で羊頭狗肉」だと言う。

「再エネの内訳を見ると、太陽光発電が7%とあるが、この数字は今年中に達成してしまう。2030年の目標でもなんでもない。これ1つ見ても、彼らは真面目にやっていない。安倍政権や経産省、原子力ムラの本当の狙いは原発の再稼働であり、新増設・リプレイスなのだろう。しかし、大々的に打ち出せないのと、世界の再エネの趨勢は無視できず、主力電源化という言葉だけを枕詞で入れた」

 実際、昨年8月の総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)基本政策分科会で、ある委員は「主力電源を目指すなら、目標比率を30%程度にまで引き上げるべきではないか」と主張している。また、飯田氏が指摘するように、政府が原発維持に固執している姿勢は明らかで、50年に向けた戦略で原発を「脱炭素化の選択肢」と位置づけている。世界では、脱炭素の手段としてもっとも有効なのが再エネであることは論を待たない。にもかかわらず“選択肢”という言葉を使うところに、日本政府の往生際の悪さが感じられる。

 今回の基本計画の原案に対する意見公募で、5万3403人が「早期原発ゼロ」などを求める署名を寄せたと経産省は発表しているが、結局、こうした声は無視されて原発固執となったわけだ。

 なお、基本計画は二酸化炭素(CO2)の排出が多い石炭火力についても「重要なベースロード電源」としている。昨年11月にドイツ・ボンで開催されたCOP23(第23回国連気候変動枠組条約締約国会議)で日本が袋叩きにあったことをすっかり忘れてしまったようだ。

■破綻した核燃料サイクル プルサーマルで原発維持

 この4年間、原発をめぐっては「もんじゅ廃炉決定」という劇的変化があった。高速増殖炉もんじゅは核燃料サイクル政策の要だった。原発の使用済み核燃料から取り出されたプルトニウムは核兵器の材料となるため、アメリカからも削減するように求められており、基本計画のなかでも「保有量の削減に取り組む」としている。どうやって減らすかといえば、プルサーマル(プルトニウムを含む核燃料を普通の原発で使う)を推進するというのだ。飯田氏は次のように指摘する。

「ほとんど減らないですよ。本来は元を絶つという意味で、使用済み核燃料を再処理しないことが重要なのに、逆手にとって、プルサーマルの原発を再稼働させようということ。原子力ムラに都合がいいルールの結果、使用済み核燃料は1万7000トンも溜まった。プルトニウムは48トンもある。電力会社は使用済み核燃料を有価物の資産として計上しているので、もし、再処理しないと決めると、それはすべて巨大なゴミとして負債になり、大手電力会社は債務超過になってしまう。原発を始めた50年前も、核のゴミは将来なんとかなると考えていた。今回の計画でも何も変わっていない」

 もんじゅの後継として、フランスの高速炉「アストリッド計画」に乗ることを政府は決めているが、これも実現するかどうか不透明だ。フランス政府は2019年までにアストリッドの基本設計の検討を進める計画を示しているが、2020年以降の進め方は決まっていない。ヨーロッパで唯一の“原発大国”フランスでさえ、発電量の約7割を占める原発への依存度を2025年までに5割に減らすとしている。

 日本政府はとりあえず核燃料サイクル維持の体裁だけは整えたかたちだが、安倍政権は2030年まで続かないのだから、今回のエネルギー基本計画も3〜4年後に大幅変更されるのではないか。

(文=横山渉/ジャーナリスト)

















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍晋三は、やはりネトウヨである。総理の公式アカウントで、私的な友人である津川について怒涛の連続ツィート。この異様… 































関連記事
<津川雅彦さん死去> 安倍晋三首相「悲しい。総理辞職後、背中を押していただいた」 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/812.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 森と安倍、いまさら何を言うのか…/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
森と安倍、いまさら何を言うのか…/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808090000238.html
2018年8月9日9時11分 日刊スポーツ


 ★7日、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗、同会長代行・遠藤利明と首相・安倍晋三が会談し、大会に合わせたサマータイム(夏時間)の導入について、政府・与党で検討する考えを示した。無論、反対意見も根強く五輪の暑さ対策のためだけにサマータイムを導入することでの経済的リスクや全国を対象とする混乱などが懸念され、五輪自体も朝早く競技がスタートしても午後の競技は暑い時間のピークに当たることは変わりがないことなど、現実的ではないとの声が多い。いまさら何を言い出すのか。それは招致した時からわかっていたことではないのか。

 ★そもそも東京五輪招致のための最終プレゼンテーションで首相は「フクシマについてお案じの向きには、私から保証いたします。状況は統御されています(アンダー・コントロール)。東京にはいかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません。汚染水は福島第1原発の0・3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている。健康に対する問題はない。今までも、現在も、これからもない」は本当なのか。組織委員会はよほどこちらを優先的に調査し、世界に向けて大会直前に検証報告できるのかが問われているのではないか。

 ★競技団体からも過去の体育的体質からスポーツへ脱皮する苦悩が続いている。過去の柔道、最近ではレスリングやボクシングだ。選手やコーチたちはうみをだし切ろうとしているにもかかわらず、組織の幹部連中はその変化に対応できていないようだが、国民にさまざまな負担も強いる中で、政府は国民に何を求めているのか。協力か強制か。1度整理する時期に差し掛かっているのではないか。(K)※敬称略



森氏、サマータイム再度要望 首相「内閣としても検討」
https://www.asahi.com/articles/ASL873K0RL87ULFA00B.html
2018年8月7日11時44分 朝日新聞


2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(中央左)の表敬訪問を受ける安倍晋三首相(同右)=2018年8月7日午前10時19分、首相官邸、岩下毅撮影

 東京五輪・パラリンピック期間中の暑さ対策としてサマータイム(夏時間)を導入することについて、安倍晋三首相は7日午前、政府・与党で検討を進める考えを示した。大会組織委員会の森喜朗会長、遠藤利明副会長が首相と会談し、記者団の取材に明らかにした。

 遠藤氏によると、首相は「内閣としても検討する。まずは(自民)党で先行してやってほしい」と発言したという。遠藤氏は記者団に「秋の臨時国会で形にしないといけない。お盆前に(自民党の)岸田文雄政調会長と会って、詰めの作業をしたい」と述べた。

 サマータイム導入は、現状より1〜2時間早めることで、気温の上がらない早朝を競技時間として有効活用したい狙いがある。森氏は先月27日にも首相に導入を要請したが、政府側は慎重姿勢を示してきた。菅義偉官房長官は7日の記者会見でも「暑さ対策の一つとして受け止めているが、日常生活に影響が生じる」と述べるにとどめた。





















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 小沢一郎氏、小泉純一郎元首相に参院選出馬を打診 小泉氏は拒否(産経新聞)
小沢一郎氏、小泉純一郎元首相に参院選出馬を打診 小泉氏は拒否
8/7(火) 23:14配信 産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000620-san-pol

 自由党の小沢一郎代表が小泉純一郎元首相に来年の参院選で野党統一候補として出馬するよう打診し、拒否されていたことが分かった。自民党の山崎拓元副総裁が6日の福岡市での講演で明らかにした。

 山崎氏によると、小沢氏は「(野党に)有力な統一候補はおらず、小泉氏しかいない。参院選に出れば、300万票以上取れる」などと説得した。参院選比例代表で野党統一名簿を作ることが念頭にあったとみられる。

 小泉氏は5日、山崎氏に電話し「俺も76歳になるし、(打診は)受けない」と固辞したという。
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 菅野完氏という“ジャーナリスト”につきまとううさん臭さ(花田紀凱の週刊誌ウオッチング)/氏の〈衝撃の過去〉をスクープ


2018.8.5 09:00
【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】
〈680〉菅野完氏という“ジャーナリスト”につきまとううさん臭さ
https://www.sankei.com/premium/news/180805/prm1808050010-n1.html


 森友問題での籠池夫妻への取り入りぶり、入手した情報で、あたかも自分がマスコミを操っているかのような思い上がりぶり、菅野完(すがの・たもつ)という“ジャーナリスト”にはうさん臭さがつきまとう。


 かつて「性的暴行」事件を起こして女性に訴えられ、敗訴の前歴も。


 その菅野完氏の〈衝撃の過去〉を『週刊現代』(8/11)がスクープ。


 「菅野完氏 米警察が女性暴行で逮捕状 いまも『国外逃亡中』の身だった!」


 21年前、米国留学中、ガールフレンドを電話機で殴ったりなどして逮捕され、裁判で〈罰金650ドルなどの支払い命令と、12ヵ月の保護観察処分〉。


 が、この判決日の直前、菅野氏は〈「第2の犯行」〉を引き起こした。〈罪名は「家族や同居人への傷害罪」。〈菅野氏はすぐさま保証業者に立て替えさせて2500ドルの保釈金を納めた〉。ところが〈保釈中に逃亡し〉日本に帰国。“ジャーナリスト”として活動を始めたというわけだ。


 テキサス州ベル郡当局の見解。


 〈「公判期日に出廷しなかった以上、逮捕状はいまも有効です。再逮捕されないかぎり、アクティブ(有効)のままです」〉


 『現代』の取材に菅野氏は〈「全て事実」〉と認めている。


 菅野氏の籠池夫妻への取り入りぶりについては発売中の月刊『Hanada』9月号で、籠池氏の長男が詳細に証言しているので、ぜひご一読を。


 それにしてもこんな人物を重用していたメディア、テレビ局の見識を疑う。


 『週刊文春』(8月9日号)の「杉田水脈(すぎた・みお)衆院議員に『育児丸投げ』『不倫』騒動を糺(ただ)す」は典型的な“水に落ちた犬は叩(たた)け”記事。「育児丸投げ」といったって娘が中・高校時代、政治活動が忙しく祖父母に面倒見てもらっていた、というだけの話。「不倫」も噂話の域を出ない。


 最近、読み物に力を入れている『週刊新潮』(8月9日号)、小林信也さん(スポーツライター)の「監督たちのバイブル『甲子園の心を求めて』をめぐる物語」が、感動的。
(花田紀凱=月刊『Hanada』編集長)



ジャーナリストの菅野完氏


http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 県民・国民の幸福を実現しない政治はニセモノだ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/08/blog-post_9.html
8月 09, 2018

<米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題で、反対派の先頭に立ってきた翁長雄志知事(67)が死去した。辺野古の埋め立て承認を県が撤回して工事を止め、秋の知事選で争点にして翁長氏を立てて対抗するという反対派の筋書きは、見直しを迫られる>(以上「朝日新聞」より引用)


 翁長沖縄県知事が死去したという。辺野古沖移設を巡って反対の沖縄県民の声を政府に届けようと命懸けで戦っていた戦士だった。

 前任者の知事が沖縄県知事選で辺野古沖移設に反対表明していたにも拘らず、任期終了間際に突如として「公有水面埋め立て認可」を出したのがこの問題の端緒だった。もっとも辺野古沖を普天間基地移設先とした政府こそが問題の出発点だが。

 地域住民や国民の暮らしを第一に考えない知事や政府は何かを誤魔化している、と思った方が良い。日本の防衛のために沖縄の米軍基地が必要だ、というのは米軍基地が沖縄県民の暮らしを第一に考えているのか、という観点から考えれば良い。

 そうすると答えは明らかだ。いや「国土防衛」と「沖縄県民の暮らし」とは切り離して考えるべきだ、と主張する似非評論家がいるが、沖縄県民の暮らしを考えないで日本の国土防衛を唱えるのは無理がある。

 沖縄もまた日本の国土だ。沖縄に中國が攻めて来る、という状況にあるのならまだしも、攻めて来もしない敵に備えて沖縄に多くの米軍基地を抱えるのは余りに不自然だ。
 沖縄の米軍基地は日本の防衛のためではなく、アジア全域の米軍の基地として機能している。つまり日本防衛のための軍事基地などではない。そのことが沖縄を米国の戦争に巻き込み、日本の安全を危うくしている。

 たとえば英国は米国と固い同盟関係にある。しかし英国内に米軍機基地があるだろうか。欧州全域をロシアの軍事的脅威から守るには英国に米軍基地を置くのはまさしく沖縄に米軍基地があるのと同じ「要石」だ。

 しかし英国内に米軍基地はない。ただ米国はNATO北大西洋条約機構を欧州諸国と結んで本部をベルギーのブリュッセルに置いている。そのNATOも旧ソ連の崩壊による冷戦の終結により存続の必要性が議論されている状態だ。

 世界の軍事的緊張関係は誰が作っているのか。世界を支配しているのは人類だから、戦争を仕掛けるのもまた人類だ。個々の人間は死にたくないだろうし、幸せに家族ととも暮らしたいはずだ。だとすれば個々人の願望を踏み躙る者たちが戦争の脅威を世界に撒き散らし、戦争を煽っていると考えるのが自然だ。

 個々人の希望を打ち砕く者たちの「原動力」「動機」はもちろん覇者としての地位ではなく、金儲けだろう。他者を犠牲にしても構わない金儲けの亡者たちが戦争を世界に撒き散らし、マスメディアを使って各国民に戦争を美化し愛国心を煽り立てている。種々の国際スポーツ大会も金儲けと愛国心の高揚に役立つから、そうした連中がマスメディアを使って国際競技大会を大いに盛り上げている。

 世界で戦争を仕掛けているのは軍産共同体だ。軍は平和な世界に存在するだけではいつ解体されるか不安で仕方ない。軍事的緊張があり、時には小競り合いがあってこそ存在意義を各国民が認めてくれる。

 軍需産業も戦争がなければ製造を休止するしかない。しかし世界の何処かで戦争があれば製造が続けられるし研究・開発に勤しむことも出来る。つまり軍産共同体にとって戦争はなくてはならない必要不可欠な存在立証の機会そのものだ。彼らの金儲けと存続のために国民は兵士に取り立てられ、マスメディアはあらゆる機会をとらえて愛国心を高揚させる。サッカーワールドカップというプロスポーツのほんの一つで国民が湧きたち、アナウンサーが絶叫するのは軍産共同体の関係者にとって慶賀の至りそのものではないか。

 古代ローマ市民は「パンとサーカス」で飼い慣らされて滅びの道を歩んだ。沖縄に安倍自公政権は巨額「特別開発援助」をちらつかせて沖縄県民を懐柔しようとしている。沖縄県民を見下した実に卑劣なやり方だ。

 「パンとサーカス」に利用された沖縄海洋博会場が今はどうなっているか、ご存知だろうか。現在は「跡地」が海洋博公園という名の国立公園になっている。ただ海洋博当時の施設は既にない。

 沖縄の米軍基地は米国にとって必要かもしれないが、日本にとって、とりわけ沖縄県民にとって必要ではない。米軍に治外法権が認められている現行の日米地位協定で大量の米軍を抱える沖縄は米軍に占領地と化している。中国が沖縄を占領する、と脅す日本政府は米国に占領されている実態には何も触れない。米軍機が民間私有地に墜落しても日本による実地事故調査すらできない状況にあることを憂えない政治家は日本の政治家だといえるのだろうか。

 日本の防衛は日本国民が担うべきだ。そのために必要な軍備は必要だが、同時に近隣友好関係も重要だ。いわれなき反日宣伝に対しては史実と史料を掲げて堂々と反論すべきだ。マヤカシや微笑外交でその場を乗り切ろうなどと姑息な考えをしてはならない。

 翁長氏は沖縄県民の幸福を第一に考えて実践され、立派な沖縄県知事として他界された。今はただご冥福を祈るしかない。−−合掌。



http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK248] キッシンジャー博士は、自民党総裁選をはじめ、日本の政界に何を求めるか、中国、台湾、フィリピンなどを周って、各国の長老たち
キッシンジャー博士は、自民党総裁選をはじめ、日本の政界に何を求めるか、中国、台湾、フィリピンなどを周って、各国の長老たちと話をして方針をまとめる
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/f83c6b46c2c09bddb60e705d11d0015e
2018年08月09日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 キッシンジャー博士は、中国河北省北戴河(ホクサイガ)の避暑地で非公式に開催中の「北戴河会議」に出席していて、8月中旬まで滞在する。会議では、中国、米国、ロシアの圧力によって、日本の政界のガラガラボンをやってしまおうという動きになってきている。あとは、その中味だ。キッシンジャー博士がこれから、中国、台湾、フィリピンなど、いろいろ周って、日本の政界に何を求めるか、各国の長老たちと話をして、8月20日ごろまでに内容を固めて、アグリーメントの文書にサインをし、いざというときにはその文書が公表される。これと同じタイミングで日本は、自民党総裁選に入っていく。この自民党総裁選についても、どういう方針でいくかということも決めて、合意文書に記されるだろう。天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、日本の政局について、次のように見ている。



http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 沖縄の翁長知事、他界。保守ながらオール沖縄で辺野古に反対。安倍の強権と最期まで命がけで戦う(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27472105/
2018年 08月 09日 

 沖縄県知事の翁長雄志氏(67)が、8日の夜、すい臓がんのため浦添の病院で他界した。心からご冥福をお祈りしたい。
 すい臓がんが肝臓に転移。7月末から容態が悪化して入院。7日からは意識が混濁した状態にあったという。

<最初に書くのも何だが。mewはヤフコメなどで翁長氏について(病状や生死のことも含め)ヒドイことを書いていたネトウヨに立腹していた。亡くなった時ぐらい、中傷はやめて欲しい。
 しかも、自民党は(相手を弔う前に?)早速、次の知事選が「弔い合戦」になって同情票を集めるのではと懸念しているらしい。こうなったら、本当に「弔い合戦」でも、何の票でもいいから、自民党候補に勝ってやりたいという気持ちになって来る。(**)>

* * * * *

 翁長氏は「オール沖縄で、辺野古の新基地阻止」を公約掲げて、14年に初当選。この4年間、県民の思いを受けて、国と真正面から戦い続けて来た。<経歴、戦いの経緯は*1に。>(『沖縄知事選&那覇市長選、自民候補にWで圧勝。全国でも、国民軽視の「安倍政権にNO!」を』)

 翁長氏は、もともと自民党所属で、地方議員や那覇市長や党の県連幹事長なども務めていた人。でも、与党であるか否かにかかわらず、沖縄の基地負担を減らすために、辺野古の新基地建設を許してはならないと主張。実際、沖縄の自民党は10年の地方選、知事選では「辺野古反対」を公約にして、選挙に勝っていたのだ。>
 今年11月に予定されていた知事選で、2選することを目指していた。(・・)

 一方、安倍内閣は、13〜4年に前2年間かけて、辺野古反対の仲井真前知事や地元の自民党議員を説得(圧力、脅しつき?)して、辺野古移設に賛同させ、海の埋め立ての承認をとったのに、14年から知事になった翁長氏が、またアレコレと抵抗したのが気に入らず。
 もう札束、アメムチ、何でもありで。まるで上からブルドーザーで地ならしするかのように、沖縄の辺野古反対派を潰したり、強引に工事を進めたりしていたのだ。(ーー)

* * * * *

 そんな中、今春、翁長氏がすい臓がんであることがわかり、4月末に手術を受けることに。退院後は、5月中旬から治療を続けながら、知事としての仕事を続けていた。
 手術後はどんどんと痩せて、髪もなくなり、県議会に出席して座っているのもつらくなっていたようなのだが。実のところ、自公側は病状が悪いとの情報を得て、11月の知事選まで持たないのではと、選挙準備を急いでいた。(-"-)

 しかし、翁長知事は6月23日の沖縄の慰霊の日でも、平和宣言の中で、辺野古新設反対などを力強く訴えていた。(『米に配慮で避難訓練中止も、陸上イージス購入はやめず+沖縄・翁長知事が命がけで国に抵抗』)

 また、安倍内閣が埋め立てにGOサインを出し、8月17日からいよいよ辺野古の海に土砂を流し込む工事が始まる予定だったのだが。翁長知事は、これを阻止すべく、7月27日に「海の埋め立て承認を撤回する」と発表。(『翁長、命がけで最後の抵抗〜県民を裏切った前知事の埋め立て許可を撤回+厚木で米軍ヘリ、窓落とす』)
 今月9日に防衛省への聴聞手続きを行なった後、正式に撤回の手続きを行なう予定だった。(++)

 翁長氏のブログの記事のタイトルに「命がけ」という言葉を使っていたのだけど。翁長氏は、この何ヶ月か、本当に本当に命がけだったのである。(**)

『「撤回は自分でやりたい」。翁長知事が入院していた沖縄県浦添市の浦添総合病院で8日夜取材を受けた謝花(じゃはな)喜一郎副知事は、最後の面会となった4日、翁長知事が、前知事による辺野古の埋め立て承認撤回に強い意思を示していたことを明かした。(毎日新聞18年8月9日)』

 謝花副知事は、翁長氏の強い思いを受けて、9日には予定通り、知事に代わって聴聞を行ない、撤回の手続きを進めるという。(・・)

『8日夕に県庁で記者会見した謝花(じゃはな)喜一郎副知事の説明などによると、翁長知事は7月30日から浦添市内の病院に入院して治療を受けてきたが、肝臓にもがんが転移し、今月7日に急変した。謝花副知事は会見で知事の意識が混濁していることを明らかにしたが、その約1時間半後に亡くなった。

 翁長知事は辺野古移設に反対して2014年11月の知事選で初当選。今年4月に膵臓に腫瘍が見つかり、切除手術。5月に退院した後も体調を見ながら公務を続け、6月23日の「沖縄慰霊の日」の追悼式では「20年以上も前に合意した辺野古移設が唯一の解決策と言えるのか。日米両政府は計画を見直すべきではないか」と改めて訴えた。ただ知事選への再選出馬は明言していなかった。(毎日新聞18年8月9日』

『沖縄県の翁長雄志知事の死去を受け、与野党から8日、悼む声が相次いだ。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「あっと声を上げるぐらいショックだった。ご自分の命を削ってまでも沖縄を守ろうとしたように思う」と述べた。

 共産党の小池晃書記局長は「翁長氏の『辺野古に新基地をつくらせない』という命がけの訴えにこたえる決意だ」との談話を発表し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止に引き続き取り組む考えを表明した。社民党の又市征治党首は「意識混濁になったというニュースをみて、復帰していただきたいと願っていたので大変ショックだ。しっかりと後継者を選ぶ努力をしたい」と述べた。

 自民党は沖縄県知事選で県政奪還を目指してきた。二階俊博幹事長は「沖縄が抱える諸課題に命がけで取り組む姿に、政治家として通じるものを常々感じていた」とのコメントを出した。公明党の山口那津男代表は「翁長氏は沖縄の発展、振興のために懸命に努力された。県のリーダーの急逝は大変残念だ」との談話を発表した。【立野将弘】(毎日新聞18年8月9日)』

『浦添総合病院には訃報を受け稲嶺恵一・元知事や沖縄選出の国会議員らが駆け付けた。稲嶺氏は「心残りだったと思うが、全力を尽くしてやったという思いだったのではないか」と哀悼をささげた。1998年から2期8年間、知事を務めた当時を思い起こし「私が基地問題を整理した形で次の知事に引き継げなかったことが、その後の問題につながったという思いがある。こういう形で亡くなられたことに責任を感じる」と唇をかんだ。

 病室で遺体と対面した赤嶺政賢衆院議員(共産)は「唇を結び、いつもの毅然(きぜん)とした表情だった」。赤嶺氏が家族から聞いた話によると、翁長知事は病室で2日前に「苦しい」と漏らし、妻に寄りかかったという。「本当に命がけで政府と闘ってきた。苦闘だったと思う」と悼んだ。

 那覇市の自宅にも弔問が相次いだ。沖縄選出の糸数慶子参院議員は8日昼、関係者と翁長知事の再選出馬に向けた対策を協議した直後、訃報に接したという。「まさかこんなに早く……。日米両政府は知事に真剣に向き合って話を聞いてくれたかどうか疑問だ。遺志を受け継ぎたい」と涙をぬぐった。

 8日も辺野古で抗議の座り込みをしていた山城博治・沖縄平和運動センター議長(65)は訃報を聞き「翁長さんありがとう、立派でしたと言うしかない。残された県の担当者たちは知事の遺志に背を向けずに、政府にもの申すことはもの申し、あらがっていかなくてはいけない」と訴えた。辺野古に住む移設反対派の自営業、西川征夫さん(74)は今後に不安も抱く。「何としても埋め立て承認撤回を維持してほしい。だが、今後流れが変わるのではないかと心配だ。知事選では基地建設にノーと言える候補を擁立しなければならない」

 条件付き移設容認派で辺野古商工会理事の飯田昭弘さん(70)は死去の一報を受け「言葉がない。私たちと立場は違ったが、県民の民意を受けてそれを全うしようとしてきた人。ご苦労さまでしたと言いたい」と悼んだ。一方で「国策で進む基地移設は止まらず、地元の辺野古は(普天間飛行場返還の日米合意以来)もう22年も翻弄(ほんろう)されてきた。こうした辺野古の閉塞(へいそく)感も理解し、自分の思いばかりを貫くのでなく、腹を割って落としどころを話し合ってほしかった」と語った。【遠藤孝康、比嘉洋、佐野格、柿崎誠】(毎日新聞18年8月8日)』

 ふと思い出したことに・・・14年12月、翁長氏は、知事選に当選後(他府県の知事もしているように)官邸に就任のあいさつに訪れたのだが。何と安倍首相も菅官房長官も会ってくれなかったのだ。<外務大臣も、防衛大臣もね。>
 この話からも、安倍官邸が翁長知事に対して、かなり戦闘モードにあったことがわかる。(ーー)

『【東京】就任あいさつのため上京中の翁長雄志知事は26日、山口俊一沖縄担当相と会談した。だが要望していた安倍晋三首相や菅義偉官房長官ら他の関係閣僚との会談は設定されず、同日夜に帰任した。
 菅義偉官房長官は記者会見で「(翁長知事に)年内に会うつもりはない」と説明。翁長知事が反対している米軍普天間飛行場の辺野古移設について「他の事業と同じように進めていくのが基本方針だ」と述べ、あらためて作業を進める考えを強調した。翁長知事は年明けにも再び上京し、菅氏らとの会談を求める意向を示した。
 菅氏は、知事の会談要求について25日までは「聞いていない」などと述べていた。会談に応じなかった理由は明らかにしなかった。
 翁長知事は26日、山口氏のほか外務省の冨田浩司北米局長、防衛省の西正典事務次官を訪問。両省の大臣とは会えなかった。(14年12月27日)』<「きいてないって、知事がアポなしで官邸にあいさつに行くわけないでしょ〜。(-"-)>

* * * * *

 こんな安倍官邸&自民党ゆえ、翁長氏がすい臓がんで入院した時も、どこかから病状が悪いとの情報を得て、「知事選が早まる可能性がある」とメディアの前で堂々と言ってたし。
 今回の訃報を受けて、真っ先に知事選がいつになるのか、「弔い合戦」になって相手に同情票が集まるのではないかなどと危惧してしまうのである。(-_-;)

『翁長氏死去 政府・自民党は「弔い合戦」を警戒 「オール沖縄」足並み戻るか

 政府は、沖縄県の翁長雄志知事が8日に死去したことを受け、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への影響を注視する。移設反対運動の象徴的存在だった翁長氏の死去に伴う知事選は、移設容認派と反対派の事実上の一騎打ちとなる見込みだ。共産党や社民党、労組などでつくる「オール沖縄」の足並みは乱れていたが、翁長氏の「弔い合戦」として結束を取り戻す可能性もある。

 政府は日米同盟を堅持する立場から、普天間飛行場の辺野古移設を引き続き推進していく方針。翁長氏が手続き開始を表明していた埋め立て承認の撤回に対しても、防衛省幹部は「翁長氏の死去とは関係なく、淡々と進めていく」とした。
 ただ、政府・自民党は9月中に行われる見通しとなった知事選には神経をとがらせる。自民党県連は宜野湾市の佐喜真淳市長の擁立を決めているが、政府高官は8日夜、反対派が「弔い合戦」と位置づけ同情票を集めかねないことから「そこを最も気をつけないといけない」と語った。

 平成26年11月の知事選で翁長氏が当選して以降、県内10市の市長選で自民党推薦候補は9勝している。基地問題より雇用確保や子育て支援を求める若年層に自民党系候補を支持する傾向が強く、2月の名護市長選で辺野古移設を容認する候補の当選を後押しした。
 そうした勢いをそのまま知事選に持ち込みたかった自民党県連は、出馬の意思を表明している元日本青年会議所会頭の安里繁信氏から早急に佐喜真氏支持を取り付け、選挙戦に臨む態勢を整えたい考えだ。

 一方、翁長氏を支持する県内企業の幹部はこれまで「翁長氏に代わる候補は翁長氏しかいない」と繰り返してきた。革新系県議も翁長氏死去を受け「翁長氏の後継は健全な保守が望ましい。革新はあり得ない」と語った。
 4年前の知事選で翁長氏当選の原動力となった「オール沖縄」だが、参加していた県内企業は相次ぎ離脱し、保守系県議らと翁長氏を支持する別組織を設立。後継候補選びで足並みがそろっているとはいえない。

 後継候補として、謝花喜一郎副知事のほか、稲嶺進前名護市長、糸数慶子参院議員ら多くの名前が挙がっている。いずれも決め手に欠けるが、オール沖縄が再び結束を強化すれば、短い準備期間でも選挙戦で支持を集める可能性がある。(杉本康士)(産経新聞18年8月8日)』

 翁長氏については、今後も書きたいと思うが。どうか多くの県民、そして日本の国民が、翁長氏が言いたかったこと、目指していたことを少しでも理解して、その意思を汲んで欲しいと思うし。次の知事選で、翁長氏の意思を引き継ぐ候補者が選ばれて、勝利できるようにと切に願っているmewなのだった。(・・)

   THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 自民党総裁選 石原派も首相支持  自民党総裁選は 安倍総理 圧勝の方向   安倍政権が 2021年9月まで 続く可能性大
               安倍政権が2021年まで続く方向  

  
  
  
■ 自民党総裁選 石原派も首相支持  自民党総裁選は安倍総理 圧勝の方向  安倍政権が2021年9月まで続く可能性大
  
  

『自民党第7派閥の石原派(12人)は、9月の総裁選での安倍首相(党総裁)支持を打ち出す方針を固めた。派の複数の幹部が8日、明らかにした。同派を率いる石原伸晃・前経済再生相が近く支持表明する。』

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180809-OYT1T50005.html?from=ycont_top_txt
   
  
   
これで自民党の主要派閥のほとんどが安倍総裁の3選支持となりました。

竹下派は衆院と参院で支持が分かれる方向。
以上の結果、現時点での派閥の支持状況は下記の通りです。
  
  
・1位 細田派 国会議員数 96名  安倍支持
・2位 麻生派       60名  安倍支持
・3位 竹下派(衆院)   31名  安倍支持の方向
・4位 岸田派       48名  安倍支持
・5位 二階派       44名  安倍支持
・7位 石原派       12名  安倍支持            
             計291名
   
  
・3位 竹下派(参院)   24名  石破支持の方向
・6位 石破派       20名  石破支持
・無派閥          72名  雑多
           計 116名
   
   
以上の通り、無派閥を除外しても安倍総理がダブルスコアを大きく超える支持を得ており、安倍総理の3選勝利の可能性は極めて高くなりました。

安倍政権では民主党政権に比べて、GDP増大、正社員数増大、失業率改善、有効求人倍率も改善、就業者数も増加、消費増税を除いた税収増加、などなど大きな成果を出しています。
  
政治は結果であって、それを多くの自民党議員も自覚しているのでしょう。

阿修羅の住民もよくよく冷静に安倍政権の成果を受け止めるべきです。


http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 命を賭した政治、これが沖縄知事の仕事! 
命を賭した政治、これが沖縄知事の仕事!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_64.html
2018/08/09 00:10 半歩前へ


▼命を賭した政治、これが沖縄知事の仕事!

 翁長知事の逝去に伴い、元琉球新報の敏腕記者だった前泊博盛さんが貴重なコメントを寄せた。

 前泊さんは知事の良き相談相手でもあった人だ。

 知事と安倍政府との壮絶な対決が手に取るように伝わってくる。

 長いが最後まで読んでもらいたい。驚きの、貴重な記述がいくつもある。

*********************

 翁長雄志知事の突然の逝去。安倍政権と戦い、志半ばでの黄泉の国へ旅立ちは、無念だったと思います。保守本流の政治家として生きてきた翁長さんが、なぜ自民党県連と袂を分かったか。知事になった翁長さんが安倍政権に問い続けたのは、この国の「政治の品格」でした。
 
 選挙で示された民意を無視し、辺野古への新基地建設を強行する。なぜその基地が必要なのかを、「丁寧に説明し、県民の皆さんのご理解を得ていきたい」といいながら、一度も説明には来ることのない安倍首相でした。

 「普天間基地は、世界一危険な基地」と言いながら、「世界一危険」の根拠も示さない菅義偉官房長官。最新のデータでも、復帰後の沖縄で起きた米軍機事故738件のうち、普天間基地内では17件、対して嘉手納基地は508件。

 30倍も事故が起きている嘉手納基地は、なぜ「世界一」になれないのか。「普天間の危険性除去には、辺野古移設が唯一の方法」という論理は、辺野古新基地建設を進めるための安倍政権の印象操作、方便に映ります。

 辺野古基地建設ための仲井真弘多前知事の「埋立承認」は、瑕疵があると裁判に訴えても、司法すら配下に置き、行政に傅く判決で、民意をねじ伏せる。

 知事になった直後、那覇の翁長さん行きつけの居酒屋で一緒に飲んだ時、辺野古新基地建設を強行する安倍政権を前に「どんなにがんばっても、ダメなことがあることだけは、分かってほしい」と翁長知事が語った時、「その時は、辺野古に身を投じればいい。そうすれば、工事は止まる。それが、沖縄の知事になるということ」と厳しい注文を付けました。すこし言い過ぎたかと反省しています。

 命を賭した政治を求められる。これが沖縄の知事の仕事。命懸けの仕事をし、命を削り、削られ、命を失った翁長さん。「安倍政権に殺されたようなもの」という言葉に、思わず頷いてしまいました。

 自民党県連幹事長として、保守本流の政治家として生きてきて、自民党と袂を分かつ。東京に向かうJALの機内で、隣り合わせになった時、「前泊さんも政治家になった時にはわかると思うけど、一筋縄ではいかないことが多すぎて、身も心もすり減ってしまう」とぼやいたことがありました。

 政権与党に身を置いても、そうぼやく翁長知事に「自民党とはどんな政党なのか」と問うと、即座にかえってきた答が「暴力団みたいなものだよ。足抜けしようとすると、命を狙ってくる。どこまでも追い込んできますよ。でも、また仲間に戻ると、やあ、やあと何もなかったかのように和気あいあいと付き合ってくれる。そんな政党ですよ」という驚きの話でした。

 「よほど痛い目にあっているんですね」と問うと、「前泊さんも政治家になれば、分かりますよ。それはもう相当なものですよ」

 きれいごとでは済まされない世界「政界」の中で、相当な圧力と軋轢を感じながら、辺野古新基地建設を強行する安倍政権に「うしぇーてねーびらんど(なめるなよ)」と県民大会のたびに語った翁長知事でした。

 その知事を「弾はまだ一発残っているがよ!」と応援してくれた菅原文太さんも、東京(銀座のイタリアレストラン)や沖縄(泊の「糸車」が文太さんとの密会場所でした)で一緒に飲むたびに「沖縄からは日本がよく見える。いまの日本はおかしい」とぼやいていました。

 大田昌秀さん、上原康助さん、沖縄に思いを寄せてくれた京都の野中広務さん、福地広昭さん、そして翁長雄志さん。この一年余、あまりに多くのきら星を失いました。

 共同通信など複数のメディアに、今後の沖縄の政局、政治、辺野古問題の行方についてコメントしました。詳細は、明日の紙面で。アエラdot(渡辺豪記者)の記事につては、「そんなことはありません」と強く否定しておきます。




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 核廃絶より核の傘を重視するのは時代錯誤で非現実的 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


増田明美さん来村も効果無し、帰還が進まない福島県飯舘村
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234989
2018年8月9日 日刊ゲンダイ

 
 平和記念式典であいさつする安倍首相(C)共同通信社

 安倍晋三首相は、昨年に続き今年も、広島の原爆忌での挨拶で「核兵器禁止条約」には触れなかった。昨年7月に国連で122カ国が賛成して採択されたこの条約には、唯一被爆国である日本が真っ先に馳せ参じてしかるべきであるけれども、核の全廃を言ってしまうと、米国によって日本にさしかけられているとされる「核の傘」を否定することになるからという理屈で、他の米同盟国と足並みを揃えて反対票を投じた。

 広島・長崎の被爆者の8割は、前文で被爆者の苦痛に対する深い憂慮を表明したこの条約に日本政府が参加するよう求めているし、またこれを推進したことを理由のひとつとしてノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)も日本の参加を求め続けているが、こうした内外の反核の声を一切無視しているのが安倍政権である。

 安倍は6日の広島での挨拶で、「核兵器のない世界の実現に向けて、粘り強く努力を重ねていく」と言いながらも、そのすぐ後に「近年、核軍縮の進め方について、各国の考え方の違いが顕在化して」いるので「わが国は粘り強く双方の橋渡しに努める」と述べている。その意味は、核廃絶よりも核の傘を重視して、核保有国グループ側に身を寄せて、米国の軍事力にすがりついて生きていく道を選ぶということである。

 ある反核専門家が語る。

「こういう考え自体が時代錯誤で、そもそも『核の傘』なんてあるのか。つまり、本当に日本がどこかから核攻撃を受けた場合に、米国は自国が攻撃されるリスクを冒して反撃してくれるはずだと思うのが非現実的。ましてや冷戦後は、核兵器が飛び交うような戦争の危険は著しく低減しつつある。加えて、ここ1〜2年の国際的な議論は、最大の核の脅威はトランプ大統領だということになってきた。米ワシントン・ポストが1月に行った調査では、米国人の60%がトランプが誤って核戦争を引き起こすのではないかと恐れている。またカナダでは、自国への脅威の源は1位がテロ(29%)、2位が米国(16%)という調査結果が出た」と。

 米国にへばりついていれば安全というのは、とりわけトランプの登場以後は、もはや世界の非常識となっているというのに、安倍はまだそういう属国根性にとらわれている。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。














http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 私たちから稀有な人材、翁長知事を奪った安倍晋三が憎い! 
私たちから稀有な人材、翁長知事を奪った安倍晋三が憎い!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_67.html
2018/08/09 11:08 半歩前へ


私たちから稀有な人材、翁長知事を奪った安倍晋三が憎い!

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非が争点となった沖縄県知事選は16日、投開票が行われ、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)が現職で自民党が推薦した仲井真弘多氏(75)を圧倒的大差で破り、初当選した。

 翁長氏は辺野古移設に反対する公約を「ぶれずに実行する」と明言したー。

 わずか4年前の11月に、あれほど元気だった翁長知事が67歳の若さで逝ってしまった・・・。

 知事は保守、革新の壁を乗り越えて、沖縄県民の総意である基地建設反対に立ち上がった。なぜ、ここまで沖縄を繰りしめるのかと安倍政府に訴えた。だが、彼らは聞く耳を持たなかった。

 そればかりか沖縄予算を大幅カットし、翁長知事を窮地に追い込んだ。経済制裁は県民生活にじかに響く。支援者離れが徐々に始まった。汚い。卑怯極まるやり方だ。一国の総理がやることではない。

 安倍晋三は、警視庁をはじめ全国から機動隊を動員して建設に反対する住民らを蹴散らした。本土の者が知らないことをいいことに暴力的で過剰な警備を繰り返す。

 それでも翁長知事は妥協することなく、病床から這い上がり、命を懸けて安倍政権と闘った。心労がガンを招き寄せたと言っていい。ガンはストレスが最大の敵だ。

 安倍晋三は予算で知事を苦しめ、札束で沖縄を切り崩した。翁長知事は、安倍晋三に命を削られ、殺された。あまりにも若過ぎる知事の死。私たちから稀有の人材を奪った安倍晋三が憎い。


翁長知事の死去、辺野古移設は変わりない
菅義偉 官房長官 記者会見 2018年8月9日午前

※冒頭から終わりまでご覧ください。






http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安室奈美恵さん 翁長知事追悼コメント「知事のご遺志がこの先も受け継がれることを願っております」 


安室奈美恵さん 翁長知事を追悼「遺志受け継がれること願う」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180809/k10011570551000.html
2018年8月9日 12時18分 NHK



沖縄県の翁長知事が死去したことについて、ことし5月、県民栄誉賞を贈られたばかりの歌手の安室奈美恵さんが9日、追悼のコメントを出しました。



デビューから25年を迎えた沖縄県出身の歌手、安室奈美恵さんは来月に芸能界から引退するのを前に、ことし5月、沖縄県から県民栄誉賞が贈られ、県庁で翁長知事から賞状を受け取りました。

自身のホームページで発表した追悼のコメントでは、「ご病気の事はニュースで拝見しており、県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあのときも、体調が優れなかったにもかかわらず私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」と、翁長知事と最後に会ったときのことを振り返っています。

そのうえで、「沖縄の事を考え、沖縄のために尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」と、故人をしのんで思いをつづっています。

そして最後に、「心から、ご冥福をお祈り致します」と追悼のことばを送っています。



安室奈美恵さん、翁長知事死去でコメント
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-778660.html
2018年8月9日 06:40 琉球新報


翁長雄志知事から表彰状を受け取った安室奈美恵さん=5月23日、沖縄県庁

 翁長雄志知事の死去の訃報を受け、県出身の歌手、安室奈美恵さんは9日、公式ホームページでコメントを発表した。

 「お悔やみ申し上げます」と題した一文の中で安室さんは「体調が優れなかったにもかかわらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」と県民栄誉賞授与式を振り返り、「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」と知事の冥福を祈った。

 安室さんは5月23日、沖縄県から県民栄誉賞を受けた。翁長知事は膵臓がんで闘病中だったが、授賞式には出席し、安室さんに表彰状を手渡した。

《安室さんのコメント全文》

翁長知事の突然の訃報に大変驚いております。

ご病気の事はニュースで拝見しており、
県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。

今思えばあの時も、
体調が優れなかったにも関わらず、
私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。

沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、
これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております。


心から、
ご冥福をお祈り致します。

安室奈美恵

https://namieamuro.jp/news/2018/20180809/








































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍晋三は、俳優・津川雅彦氏を悼み、まさか国葬に付したりしないだろうな。孤独なのは分かるけど 
安倍晋三は、俳優・津川雅彦氏を悼み、まさか国葬に付したりしないだろうな。孤独なのは分かるけど
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ee3528e2297c7e3290b4518ad49006dd
2018年08月09日 のんきに介護


俳優・津川雅彦は、

4日に心不全で死去していた

(「【訃報】 津川雅彦さんが死去(78歳)」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f4dd7d1220d446e31d4627dd5b2e49fa

敵が多い中、戦友が没したということなんだろうな。

安倍が連続ツイートしていた。

その点について

松井計@matsuikeiさんが

こんなツイート。



驚いたことに、

これで終わりではなかった。

何と、

会見まで開いた。

buu@buu34さんが



とコメント。

しかも、嬉しそうに官邸が

この会見につき

報告だと。

☆ 記事URL:https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201808/08kaiken.html

ここまでやったら、

仲間内から反発を食らうだろうに、

よくやるな。

関連してYoshihisa Kaneko@base361086さんがツイート。



――と。


もう何か自分の気持ちしか見えてないようである。

この調子なら、

国葬をやる可能性があるだろう。

問題は、

誰かが背中を押すかどうかではないか。

そんなことできる人間は、

面重腹背が相当に酷い人間と思うが、

勝手にすればいいさ。

ところで、

津川氏の業績として、

ボランティアで政治目的を持ったポスターのモデルをしたことが上げるのは、

どうだろう。

この点、

松井計@matsuikeiさんが

こんなツイート。



安倍の取り巻きともなると、

死んでも、

異様っぷりが目立つんだな。

なお、

ドタキャン美談は、

春日太一@tkasuga1977がツイートしている

(同氏のツイート〔0:10 - 2018年8月8日〕参照)。




<追記>

首相官邸@kanteiさんのツイート。



このツイート、

幾らなんでも可笑しいよ。

一応、俳優として生涯を全うできたのかな、

という程度の俳優さんだろ。

その証拠に、

ネトウヨたちのためにボランティアでポスターのモデルなったとか、

ドタキャンをやったという美談(?)しか

持ち合わせてないぞ。

それを英雄か何かのように扱って、

世界から、

また笑い者になる条件を整えたようなもんだぞ。

2018年8月9日朝 記



津川雅彦氏の逝去についての会見
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201808/08kaiken.html
平成30年8月8日 首相官邸

 
 会見する安倍総理

 平成30年8月8日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。

 総理は、津川雅彦氏の逝去について、次のように述べました。

「突然の訃報に接して本当にショックを受けています。悲しいですね。寂しい思いです。
 総理を辞職した後、本当に津川さんには温かく励ましていただき、背中を押し続けていただきました。本当に改めて感謝申し上げたいと思っています。

 津川さんは優れた俳優・監督として、その才能を発揮してこられた。正に昭和・平成を代表する映画人であったと思います。特に大河ドラマ徳川家康において、その圧倒的な存在感、風格を示しておられましたね。今でも深く記憶に残っています。

 そして同時に日本を代表する文化人でもあり、日本の優れた文化を世界に発信すべきと、ずっと粘り強く主張しておられました。現在パリで開催されているジャポニスム2018、津川さんの存在無くして考えられなかったと思いますし、正に津川さんの情熱で、この大きなイベントが開催するに至ったと思っています。

 また、広範な知識に基づく高い見識を持っておられ、そしてまた強い信念を持っておられました。拉致問題についても政府の取組について、正にボランティアとしてずっと協力していただきました。本当に残念です。心から御冥福をお祈りしたいと思います。」



















関連記事
安倍晋三は、やはりネトウヨである。総理の公式アカウントで、私的な友人である津川について怒涛の連続ツィート。この異様… 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/845.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍一派のテレ朝支配は『報ステ』以外にも! 杉田水脈まで擁護するネトウヨ局アナの小松靖が“お昼の顔”に(リテラ)
安倍一派のテレ朝支配は『報ステ』以外にも! 杉田水脈まで擁護するネトウヨ局アナの小松靖が“お昼の顔”に
http://lite-ra.com/2018/08/post-4177.html
2018.08.09 ネトウヨ局アナがテレ朝のお昼の顔に リテラ

     
     テレビ朝日公式HPより


 テレビ朝日の夜のニュース番組『報道ステーション』が政権批判報道をしなくなった問題。先日、本サイトは、安倍首相と近いテレ朝の早河洋会長が『報ステ』のチーフプロデューサーを交代させ、報道を骨抜きにしようとしている結果だと指摘した。

 実際、その後もこの計画は着々と進んでいるようで、きのう、サブキャスターの小川彩佳アナが降板し徳永有美アナに交代になることが発表された。小川アナは嵐の櫻井翔との交際が話題になったが、古舘伊知郎がキャスターを務めていた時代、東日本大震災の直後から出演しており、取材にも積極的に出かけ発言もリベラル。差別事件や政権の不正には厳しい発言もしていた。そんなところから、小川アナは現在の路線に抵抗を示した結果、とばされたのではないかという見方も流れている。

 しかし、テレ朝におけるこうした政権批判封じ込めの動きは『報ステ』だけではない。テレビ朝日の午前から午後にかけての情報番組『ワイド!スクランブル』でも、とんでもない事態が進行している。

『ワイド!スクランブル』は午前10時25分から午後13時40分にかけての大型情報番組(とちゅう『徹子の部屋』などで中断される)だが、2014年から橋本大二郎がキャスターを務めてきた。同時間帯の『ひるおび!』(TBS)が政権擁護一色の安倍応援団番組なのに対し、地味ではあるが他局ワイドショーがスルーするような政治ネタもフォローし政権批判もしてきた。

 ところが2014年以来キャスターを務めてきた橋本が9月で降板することになり、後任のキャスターがなんと、あの小松靖アナだというのだ。

 小松アナは、以前『羽鳥慎一モーニングショー』の前身『情報満載ライブショー モーニングバード!』でコーナーMCを担当していたが、ここ数年はAbemaTVのニュース番組『Abema Prime』やBS朝日の『日曜スクープ!』でキャスターを務めていた。地上波番組のレギュラー出演は3年ぶりで、『ワイド!スクランブル』のMCは大抜擢と言っていいだろう。

 実はこの小松アナ、安倍政権擁護や右派的主張を連発して、ネトウヨに大人気の局アナなのだ。上述の『Abema Prime』や『日曜スクープ!』の放映後には「テレ朝にはめずらしく真っ当」などという小松アナを褒める声がSNSで拡散、逆に『報ステ』で富川悠太アナが政権に少しでも批判的なコメントをすると、「報ステの富川を小松アナに交代させろ」という声が上がる状態になっている。

 たしかに、小松アナの発言をふりかえってみると、局アナどころか、安倍応援団のコメンテーター連中と比べても、遜色ないようなコメントを連発している。たとえば、つい先日の杉田水脈LGBT差別問題でも、それがあらわになった。

 8月2日放送の『Abema Prime』で、コメンテーターのウーマンラッシュアワー村本大輔が杉田の謝罪撤回はおろか一切説明すらしていない姿勢を批判したところ、小松アナはこんなことを言い出しのだ。

「村本さんのおっしゃることわかるんですけれども、杉田さんが出て来ないという決断を当面してる以上は、出て来ないのはおかしいという欠席裁判になるような一方的なことは。村本さんがおかしいと言うのは自由だけど、おかしいという価値判断をしてしまうことは難しい」

 ようするに、国会議員が自分で決断してるのだから、説明責任を果たさないことを「おかしい」とは言えない、というのだ。

■「杉田水脈さんを批判するのは欠席裁判」と擁護した小松靖アナ

 これに対して、村本は「本当のことを言わなくていいんですか? この記事で人を傷つけたまま逃げていいんですか?」と当たり前な反論をするのだが、小松アナは自説をまったく曲げようとせず、「だから、本当のことがこれ以外にあるかどうかは、杉田さんしかわからない」と杉田をかばい続ける。

 小松のあまりに無理矢理すぎる主張には、日頃、中立厨的発言の多い博報堂の原田曜平までが割って入ってきて「杉田さんに出てきて話すべきだって言うのは言ってもいいんじゃないですか」と諌めたが、小松アナはそれでも頑として自説を変えようとしない。逆にキレ気味に「出て来ないのはおかしいまで言っちゃうと。(杉田議員は)今とりあえず出て来ないという判断をしているわけですから」と、意味不明な強弁を繰り返し、さらに原田と村本から「でも、相手は国会議員なんだから、おかしいって思ってもいいじゃないですか」「僕ら、税金だって払ってるわけだし」とつっこまれても、こんな主張を続けた。

「それはいま判断してるわけですよ。だって殺害予告が出てるわけですよ。かばってるわけじゃないんですよ。だけど、欠席裁判の様相を呈してくるから」

「殺害予告のせいで出ていけない」という杉田の言い訳に丸乗りして、杉田が謝罪も説明もしないことを擁護。そのうえで、出てこないことを批判したら「欠席裁判になるから、批判するな」。これって、杉田のことを一切批判するな、と言っているのと同じではないか。

 村本が途中で突っ込んでいたが、小松アナは以前の放送で村本の朝生での発言などが炎上したことが話題になった際、村本に「どういう理由でこういう発言をしたんだ」などと追及していたらしい。それが、相手が杉田になると、この豹変ぶり。小松アナは、「かばっているわけじゃない」などとエクスキューズしていたが、そのめちゃくちゃな理屈を聞いていると、とにかく、自分が応援する安倍首相に近い杉田議員をかばいたい、それしかないのが丸わかりなのだ。

■「沖縄タイムス」や「琉球新報」を批判し「八重山日報は公正中立」

 小松アナのこうした姿勢は、森友・加計問題でも垣間見えた。たとえば、4月に加計問題で愛媛県“首相案件”文書が新たに見つかったとき、小松アナは『日曜スクープ』で、「限りなくグレーな以上、クロとは言えない」「推定無罪という原則は何事にもある」「印象だけで物事が進んでいくことの危険性を我々は知っておかなければならない」などと必死で安倍政権を擁護していた。

 一般人による刑事事件の報道でこんな主張するならわかるが、行政に関する不正疑惑なのだから、少しでもグレーなら、公権力を監視する立場から説明を求め、追及するのは当然の話だ。ところが、小松アナは杉田問題で「欠席裁判になる」と批判を封じたのと同様、「クロとは言えない」「推定無罪」と疑惑追及を封じたのだ。

 実はこの「クロとは言えない」とか「推定無罪」というのは、モリカケ問題で安倍応援団やネトウヨたちの常套句でもあったのだが、それを局アナがそのまま使って、安倍政権を擁護していたのである。

 もっとひどかったのは、昨年8月、『Abema Prime』が沖縄基地問題をあつかったときだ。「沖縄メディアの異端児“八重山日報”日報とは」と題する特集のなかで、小松アナはなんと、基地反対運動へのデマ拡散で知られる「八重山日報」の記者と一緒に沖縄基地反対運動の現場を取材。その際に基地反対運動の住民に「八重山日報は中立、客観的」「沖縄タイムスや琉球新報は反基地ありき」「反対、反対だけ載せると、みんなそっちに流れちゃうじゃないですか」などと無神経なネトウヨそっくりの主張をくり広げたのだ。

 また、同じく『Abema Prime』の2017年11月放送では、安倍首相が総選挙後の会見で改憲についてスケジュールにこだわらない姿勢を見せたことについて、
パックンマックンのパックンが「地球平和の祭典である東京五輪で世界から注目が集まっているときに、世界で唯一の平和憲法を日本が捨てるのかどうかと注目が高まるとやりづらいのではないか」との見方を話したところ、小松アナはすかさず「改憲が平和主義を捨てるというのは印象操作だ」と、まるで安倍首相が乗り移ったかのような主張をして、パックンの発言を封じ込めた。

 とにかく、小松アナは司会を務める『日曜スクープ』『Abema Prime』では常にこんな調子で、安倍政権やその政策を擁護し、批判を封じ込めてきた。局アナが一切政権批判をしないというのは、日本では珍しくない普通のことだが、ここまで安倍応援団ぶりを露骨にしている局アナというのもほとんどいないだろう。そして、だからこそ、小松アナは前述のように、ネトウヨから支持を集めているのだ。

 実際、youtubeには「聞いてて最高!テレ朝の保守 小松アナが石破茂を正論で完全論破!安倍内閣擁護の貴重なシーン!」「テレビ朝日唯一の希望…小松アナ野党のワガママを正論で完全制圧!!」「赤い大地北海道出身だがテレビ朝日の小松靖アナは本当にまともだぞ!テレ朝は彼に変化を託してはどうだ!?」「テレ朝でたった一人で戦う小松アナ、野党をド正論で蹴散らしてス」などと小松の“活躍”を讃えるネトウヨ動画が大量にアップされている。まるで青山繁晴か和田政宗のような扱いだ。

■小川榮太郎やケント、竹田恒泰、有名ネトウヨまでフォローする小松アナの思想

 しかも、小松のツイッターアカウントのフォローをチェックしてみたら、小川榮太郎やケント・ギルバート、櫻井よしこ、有本香、竹田恒泰、生田よしかつといった安倍応援団の面々や、DAPPIやブルーといった有名ネトウヨアカウントまでがずらり。前述の言動を見てもわかるが、ようするに、ネトウヨから支持を集めているだけでなく、自身がネトウヨ思想の持ち主なのだ。

こんな人物がキャスターに就任したら、『ワイド!スクランブル』がどんなことになるかは、火を見るより明らかだろう。

『ワイド!スクランブル』は、ほかのワイドショーがスルーしているような地味な政治ネタもきちんと報道。安倍応援団コメンテーターも出演するが、それでも政権擁護をそのまま垂れ流させるようなことはなかった。しかし、小松アナがMCになれば、番組の性格は大きく変わるだろう。単に政権批判が消えるというだけでなく、政権批判に対して「対案を出せ」「印象操作だ」と批判封じのカウンター番組になってしまうだろう。

 そして、小松アナの就任により『ワイド!スクランブル』が政権擁護番組になるというのは、テレビ朝日から政権批判がほぼ消えることを意味している。

『報ステ』の豹変については、すでに指摘したが、『モーニングショー』もある時期から政治的トピックの扱いが極端に少なくなっており、玉川徹や青木理にそうめんについて議論させているありさまだ。陰謀論ではなく、確実に、テレビ朝日というテレビ局から政権批判が消滅しようとしているのだ。

 いや、テレビ朝日のだけの問題ではない。TBSの『ひるおび!』がすでに、政権擁護番組になっていることを考えると、お昼のワイドショーは安倍応援団一色。『バイキング』の坂上忍がまだ一番マシという状態になるだろう。

 テレビはオワコンなどと言われながらも、森友・加計問題の例を見ても明らかなようにテレビが報道するかどうかが世論に大きく影響しているのは言うまでもない。テレ朝から政権批判が消え、お昼のテレビから政権批判が消える。このような言論状況で、三選した安倍首相が改憲に乗り出せば、いったいどうなってしまうのか。これから先、また森友・加計問題のような不正が起きても、テレビではまったく報道されず多くの国民は知らないまま不正がまかり通る。そんな未来がすぐそこに来ている。いよいよ本当にヤバい。

(編集部)


































































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 追悼 がん闘病中に死去…沖縄・翁長知事が命を賭して訴えた正論(日刊ゲンダイ)



追悼 がん闘病中に死去…沖縄・翁長知事が命を賭して訴えた正論
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235036
2018年8月8日 日刊ゲンダイ

 
 辺野古移設阻止を訴え続けた(2018年1月撮影)/(C)日刊ゲンダイ

 今年4月に膵臓がんの切除手術を受け、治療を受けながら公務を続けていた沖縄県の翁長雄志知事が死去しました。67歳でした。日刊ゲンダイは、闘病中の翁長氏が命を賭して訴え続けた正論を6月25日発売号の巻頭特集で取り上げました。ここに再掲載します。

  ◇  ◇  ◇

【巻頭特集 6月25日発売号】

 一言一句、噛み締めるように絞り出された言葉に、胸を打たれた国民は多かったに違いない。23日、太平洋戦争末期の地上戦で犠牲となった住民らを悼む「慰霊の日」を迎えた沖縄県。73年前の沖縄戦で最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で開かれた沖縄全戦没者追悼式に出席した翁長雄志知事は「平和宣言」でこう訴えていた。

「東アジアをめぐる安全保障環境は大きく変化し、緊張緩和に向けた動きが始まっている」

「20年以上も前に合意した辺野古移設が普天間問題の唯一の解決策と言えるのか」

「辺野古に新基地を造らせないという私の決意は県民とともにあり、微塵も揺らぐことはない」

 膵臓の腫瘍を切除する手術を受け、ステージ2の膵がんだったことを翁長知事が明らかにしたのは5月半ばだ。それから1カ月。当時と比べて体はやせ細り、頬はゲッソリ。誰の目から見ても闘病中は明らかだったが、「平和宣言」を力強く語る姿からは「沖縄に基地はいらない」という信念がにじみ出ていた。

 翁長知事が指摘した通り、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談以降、東アジアの安全保障環境は激変しつつあると言っていい。

 トランプは会談直後の会見で、北の非核化に期待を示すとともに、在韓米軍の規模縮小や撤退の可能性にも言及。早速、8月に予定していた米韓合同軍事演習の中止を決定し、さらに米国防総省は今後3カ月の間に予定していた韓国との2つの軍事訓練の中止も公表した。

■日本は今も米朝、南北朝鮮が対立構造にある時のまま

 米国内の保守層からは「北朝鮮に譲歩し過ぎだ」といった批判が出ているとはいえ、少なくともトランプは現時点で、在韓米軍の規模縮小に向けて前向きな姿勢を崩してはいない。となれば、在韓米軍と一緒に対北朝鮮の即応部隊として維持されてきた在沖縄米軍の在り方も議論されるのは当然の理屈だ。とりわけ、見直しが急務なのは、国が沖縄県民の反対を押し切って強引に工事を進めている名護市辺野古沖への新基地移転だ。翁長知事は今年3月にワシントンでペリー元国防長官と面談した際、1996年の普天間基地の返還合意時から「県内移設」が条件になった理由として「北朝鮮の存在が大きい」と説明されたという。

 その北朝鮮を取り巻く状況が将来、大きく変わる可能性があるにもかかわらず、日本政府は今後10年以上、1兆円近くも費用を負担して辺野古新基地を造る方針を変えないのだから、全くバカげた話だ。翁長知事が命を賭して提起したのは「日本政府は今こそ、全く新しい視点に立ち、在沖縄米軍の規模縮小、撤退を含めた安全保障体制を見直す時だ」という正論そのものなのだ。それなのに安倍政権の姿勢を見る限り、これまでと全く変わっていないからクビをかしげてしまう。

「東アジアの冷戦構造が大きく変わったにもかかわらず、日本政府は全く対応できていない。米朝、南北朝鮮が今も対立構造にあるという考えのままなのでしょう。米国に追従し、日米安保にしがみついて何も考えてこなかった外交姿勢の欠陥が今、如実に表れている。思考停止、フリーズしていると言っていいかもしれません。独立国家としてあり得ない状況です」(琉球新報の普久原均編集局長)

 
 6月23日の沖縄全戦没者追悼式に出席した翁長知事と安倍首相(C)共同通信社

対北朝鮮や東アジアの安全保障で日本に戦略がないことがハッキリした

〈私が生きている限り、こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。もう二度と過去を未来にしないこと。〉〈だから、きっとわかるはずなんだ。戦争の無意味さを。本当の平和を。頭じゃなくて、その心で。戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無いことを。〉

 戦没者追悼式では、浦添市立港川中3年の相良倫子さんが、自作の詩「生きる」を朗読。戦争の愚かさと平和を願う女子学生の素直な主張に涙を浮かべる列席者の姿が見られたが、対照的に恥ずかしいほど薄っぺらだったのが安倍首相のあいさつだ。

「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」

「私が先頭に立って、沖縄の振興を前に進めてまいります」

 用意された原稿に目を落とし、棒読みするだけ。在沖縄米軍基地の在り方や辺野古移設について踏み込んだ発言もなかった。まっ、圧力一辺倒で拳を振り上げるしか能がない安倍のオツムじゃあ、どう逆立ちしても〈戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無い〉という詩の意味は理解できないだろう。翁長知事も沖縄県民も、こんな男が首相に居座り続けていること自体がつくづく不愉快極まりないに違いない。

 そんな安倍政権はやっていることもチグハグ。米朝間の緊張緩和を理由に北のミサイル発射を想定した住民避難訓練の中止を決める一方、1基あたり1000億円とされる米国製の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は予定通り配備するというからだ。

■当事者意識も能力もない安倍政権では北朝鮮と交渉できない

 小野寺防衛相は22日に配備候補地となっている陸自の「新屋演習場」(秋田市)、「むつみ演習場」(萩市)がある秋田、山口両県知事を相次いで訪問。「北朝鮮の脅威は変わっていない」と説明して配備への理解を求めたが、秋田県の佐竹敬久知事が「脅威が薄らいだから訓練は一方的に中止し、こっち(陸上イージス)は急ぐというのは非常におかしい。ちぐはぐだ」とカンカンだった。

 要するに、安倍政権は対北朝鮮や東アジアの安全保障について独自の戦略は何一つ持っていない。ひたすら米国に隷従し、バカ高い武器を押し売りされているだけだ。昨年11月の日米首脳会談の会見でも、「安倍首相は、多くの武器をアメリカから買うことになるでしょう」と公然と言い放ったトランプに対し、安倍は「イージス艦の量・質を拡充していく上において、(装備を)米国からさらに購入していくことになる」とヘラヘラしていたが、「イージス・アショア」にしても、今さら「買うのはヤ〜メた」と言えないのが実情なのだ。

 トランプが在韓米軍を撤退させたい理由に挙げたのが「カネがかかり過ぎること」だった。米国第一のトランプの本音は米軍経費を「どこかに負担させたい」のが本音であり、最も肩代わりさせやすい相手が日本なのだ。米国にとって、「思いやり予算」(在日米軍駐留経費負担)や「米軍再編経費」「SACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)経費」などで日本政府が年間4180億円(2018年度予算)も負担してくれる在沖縄米軍基地は使い勝手がいい。朝鮮半島の緊張緩和が進めば、次は対中国の前線基地に必要――などと屁理屈をこねるのはミエミエ。今以上に日本は米国からカネをむしりとられるのだ。

 かくして亡国政策ばかりの安倍政権は一体、北朝鮮とどう向き合うつもりなのか。安倍は日朝首脳会談に意欲を示しているが、肝心の北朝鮮からはソッポを向かれたまま。拉致問題を解決するとか言って大風呂敷を広げたものの、結局は「トランプよろしく」だったではないか。沖縄国際大学の前泊博盛教授がこう言う。

「米国が北朝鮮に圧力をかけるといえば『ハイ』、会談するといえば『ハイ』、中止するといえば『ハイ』、再会談するといえば『ハイ』。日本政府は米国を追認するだけで何の主体性もない。これは主権国家の姿ではありません。北朝鮮だって『日本は米国の言いなりだから、米国さえ押さえればいい』と思ったはずで、そういう印象を与えた面は否めません。当事者意識も能力もない外交無策の安倍政権が北朝鮮と交渉できるとは思えません」

 右往左往した揚げ句、莫大なカネを負担させられてオシマイ。それが地球儀俯瞰外交の実相だ。



沖縄「慰霊の日」に翁長知事 辺野古移設容認できず(18/06/23)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000130232.html


 沖縄戦から73年を迎えた追悼式典で沖縄県の翁長知事は、名護市辺野古への基地移設を見直すよう訴えました。これに対して安倍総理大臣は、予定通り工事を進める考えを強調しました。

 沖縄県・翁長雄志知事:「辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりでなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません」

 膵臓(すいぞう)がんを押してあいさつに立った翁長知事は「米朝首脳会談などを受けた平和を求める大きな流れにあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間基地問題の唯一の解決策として言えるのか」と述べ、日米両政府に見直しを求めました。

 安倍総理大臣:「普天間基地の一日も早い全面返還を実現するために最高裁の判決に従い、関係法令にのっとって移設を進めていく考えであります」

 安倍総理はこのように述べ、8月の埋め立てなど辺野古移設に向けた工事を進めていく考えを強調しました。



慰霊の日「沖縄全戦没者追悼式」

※25:17〜翁長知事「平和宣言」。再生開始位置設定済み。


翁長知事「辺野古に新基地、造らせない」平和宣言全文
https://digital.asahi.com/articles/ASL6R46N0L6QTPOB00B.html
2018年6月23日13時25分 朝日新聞

 沖縄慰霊の日の平和宣言で、翁長雄志知事は普天間飛行場の辺野古移設について「容認できない」と述べた。全文は以下の通り。

     ◇

 二十数万人余(よ)の尊い命を奪い去った地上戦が繰り広げられてから、73年目となる6月23日を迎えました。

 私たちは、この悲惨な体験から戦争の愚かさ、命の尊さという教訓を学び、平和を希求する「沖縄のこころ」を大事に今日(こんにち)を生きています。

 戦後焼け野が原となった沖縄で、私たちはこの「沖縄のこころ」をよりどころとして、復興と発展の道を力強く歩んできました。

 しかしながら、戦後実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0・6%にすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70・3%が存在し続けており、県民は、広大な米軍基地から派生する事件・事故、騒音をはじめとする環境問題等に苦しみ、悩まされ続けています。

 昨今、東アジアをめぐる安全保障環境は、大きく変化しており、先日の、米朝首脳会談においても、朝鮮半島の非核化への取り組みや平和体制の構築について共同声明が発表されるなど緊張緩和に向けた動きがはじまっています。

 平和を求める大きな流れの中にあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間飛行場問題の唯一の解決策と言えるのでしょうか。日米両政府は現行計画を見直すべきではないでしょうか。民意を顧みず工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません。「辺野古に新基地を造らせない」という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません。

 これまで、歴代の沖縄県知事が何度も訴えてきたとおり、沖縄の米軍基地問題は、日本全体の安全保障の問題であり、国民全体で負担すべきものであります。国民の皆様には、沖縄の基地の現状や日米安全保障体制の在り方について、真摯(しんし)に考えていただきたいと願っています。

 東アジアでの対話の進展の一方で、依然として世界では、地域紛争やテロなどにより、人権侵害、難民、飢餓、貧困などの多くの問題が山積しています。

 世界中の人々が、民族や宗教、そして価値観の違いを乗り越えて、強い意志で平和を求め協力して取り組んでいかなければなりません。

 かつて沖縄は「万国津梁(しんりょう)」の精神の下、アジアの国々との交易や交流を通し、平和的共存共栄の時代を歩んできた歴史があります。

 そして、現在の沖縄は、アジアのダイナミズムを取り込むことによって、再び、アジアの国々を絆(つな)ぐことができる素地ができてきており、日本とアジアの架橋(かけはし)としての役割を担うことが期待されています。

 その期待に応えられるよう、私たち沖縄県民は、アジア地域の発展と平和の実現に向け、沖縄が誇るソフトパワーなどの強みを発揮していくとともに、沖縄戦の悲惨な実相や教訓を正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会に貢献する役割を果たしていかなければなりません。

 本日、慰霊の日に当たり、犠牲になられた全ての御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧げるとともに、恒久平和を希求する「沖縄のこころ」を世界に伝え、未来を担う子や孫が心を穏やかに笑顔で暮らせる「平和で誇りある豊かな沖縄」を築くため、全力で取り組んでいく決意をここに宣言します。









































































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 日本社会のあらゆる分野に山根明はいる。(谷間の百合)
日本社会のあらゆる分野に山根明はいる。
https://taninoyuri.exblog.jp/29678480/
2018-08-09 11:18 谷間の百合


この頃、ひょっとするとひょっとするかもしれないと思うよう微かな気配を感じるようになりました。

からだに感じない地震というのがありますが、そんな感じです。

ボクシングと政権は関係ないようですが、今回の山根会長の辞任は安倍政権にボディブローのように効いてくるのではないでしょうか。

一連の流れがドミノ現象に繋がらないとも限りません。

鈴木スポーツ庁長官が「膿は出しきらないといけない」と言って、膿と反社会的というキーワードをだしたのは、総理を意識した発言のように思いました。

総理は膿本体であり、反社会的人間と関係があったことも裁判で明らかになっています。

為末大さんがツイッターに「反社会勢力との関係を全スポーツ界から一掃するなら結構な騒動になる」と書いているそうですが、スポーツ選手ならどのスポーツにも山根明がいることをよく知っているのでしょう。

スポーツ界に限りません。

芸能界の闇もむかしから言われてきたことです。

ドンではないにしろ島田紳助さんもやはり山根明でした。

みんなピリピリしていました。

あのような人間があらゆる分野に君臨してその業界を牛耳っているのでしょう。

この際、そういうところの膿も洗いざらい出してほしいと思いますが、そんな簡単な話ではなさそうです。





山根明さんは、自分は歴史の男だと、おそらくレジェンドだと言いたいのでしょうが、かれにとってはボクシング連盟が全世界であり、その世界のトップに君臨し続けたことで自分を偉い人間だと錯覚してしまっているのです。

政界も同じ構図になっています。

自民党員が見ているのは、永田町という半径100m?もない世界の中の動静だけなのです。

自民党支持者でさえ、長過ぎる、飽きたと言っているというのに、外の世界が見えない自民党員はいまだに安倍一強を信じて勝ち馬にのることしか頭にありません。

ほんとうに、それ以外のことは視野にありません。

先日、チャンネルを変えていたときに石破さんの顔があったので見たら「そこまで言って委員会」でした。

みんなが大人しく石破さんの話を聞いていて、石破さんのどっしりした態度や落ち着いた語り口が人を惹きこんでいることに気が付きました。

総理と公開討論すれば、おそらく総理を圧倒するだろうなと思いました。

しかし、そういう能力を備えた石破さんが総理になったら怖いことになるかもしれません。

それでも、今は石破さんに期待するしかないと思います。









http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 弔い選挙は9・9か 翁長知事急逝で陣営が焦る後継候補選び(日刊ゲンダイ)
     


弔い選挙は9・9か 翁長知事急逝で陣営が焦る後継候補選び
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235048
2018年8月9日 日刊ゲンダイ

 
 やつれた姿で先月27日に最後の会見(C)共同通信社

 4月に膵臓がんの手術を受けて治療を続けてきた沖縄県の翁長雄志知事が8日、逝去し、県政に衝撃が走っている。翁長氏が2期目を目指していた知事選(11月1日告示、11月18日投開票)の前倒しは避けられない。米軍普天間基地の辺野古移設を巡り、翁長県政と対立を深めてきた安倍政権はすでに候補を一本化。一方、弔い戦に臨む翁長陣営の後継候補選びは難航している。

 翁長氏は先月30日に入院。7日に意思決定に支障を生じるようになり、きのう朝には意識混濁に陥った。それを受けて謝花喜一郎副知事が会見し、富川盛武副知事と職務代理を務めると明かした直後だった。

 翁長氏の後任を選出する知事選は死後50日以内に実施する必要がある。投開票日を日曜に設定すると、最も遅くても9月30日(9月13日告示)。

 今年の沖縄は選挙イヤーで、この先は9月2日と9日に地方選が集中している。首長選や市町村議会選挙が20を超える9日実施が濃厚だ。

「体調が思わしくなかった翁長知事は正式な出馬表明をしていませんでしたが、〈命を賭して辺野古移設を阻止する〉と決意を固めていた。2期目の任期中に亡くなることも覚悟し、弔い選挙になれば後継候補が有利になると考えていたようです」(県議会関係者)

 翁長県政と激しくやり合ってきた安倍自民党は、宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)の擁立を決定。シンバホールディングス会長の安里繁信氏(48)がすでに出馬宣言していたため、保守分裂の様相を見せていたが、自民党沖縄県連などの説得を受けて断念する公算が大きい。候補者一本化はほぼ確実だ。知事奪取に死に物狂いで、今年の沖縄での市長選は3勝1敗。勢いを加速させている。

 沖縄県政に詳しいジャーナリストの横田一氏はこう言う。

「翁長陣営は後継候補選びに本腰を入れてこなかったため、混乱必至です。翁長県政を支えてきた副知事など、複数の名前が浮上していますが、どの人物も沖縄県議や那覇市長などを歴任した翁長知事の知名度、求心力には及ばない。限られた時間でどれほど浸透できるのかも不安材料です」

 翁長氏は先月27日、前知事による埋め立て承認の撤回手続きの開始を発表したばかり。防衛省沖縄防衛局の弁明を聞く「聴聞」は予定通りきょう実施。翁長氏が切った最後のカードを生かすも殺すも沖縄の世論だ。果たして遺志は継げるのか。

























関連記事
翁長知事の遺志を引き継ぐ人物は翁長夫人をおいて他にない  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/833.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 笑うな!ネトウヨ津川雅彦のために官邸で首相会見 
笑うな!ネトウヨ津川雅彦のために官邸で首相会見
https://85280384.at.webry.info/201808/article_69.html
2018/08/09 14:05 半歩前へ

▼笑うな!ネトウヨ津川雅彦のために官邸で首相会見

 ちょっと、ちょっと、驚いたね。津川雅彦が死んだからと安倍晋三が官邸で記者会見したというのだ。彼がどれほどの人物なのか?

 沖縄県の翁長知事が逝去しても知らん顔の晋三が、ネトウヨ友達は国賓扱いか? バカバカしくて、アホらしくて、落語のネタにもならない。
 
 津川雅彦は、特定秘密保護法や戦争法に反対するノーベル賞作家の大江健三郎を「反日分子」とののしるネトウヨのボス的存在だ。

*******************

首相官邸のホームページにこう書いてあった。こうなったら、もう、何でもありだ。


平成30年8月8日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。総理は、津川雅彦氏の逝去について、次のように述べました。

「突然の訃報に接して本当にショックを受けています。悲しいですね。寂しい思いです。
 総理を辞職した後、本当に津川さんには温かく励ましていただき、背中を押し続けていただきました。本当に改めて感謝申し上げたいと思っています。

 津川さんは優れた俳優・監督として、その才能を発揮してこられた。正に昭和・平成を代表する映画人であったと思います。特に大河ドラマ徳川家康において、その圧倒的な存在感、風格を示しておられましたね。今でも深く記憶に残っています。

 そして同時に日本を代表する文化人でもあり、日本の優れた文化を世界に発信すべきと、ずっと粘り強く主張しておられました。現在パリで開催されているジャポニスム2018、津川さんの存在無くして考えられなかったと思いますし、正に津川さんの情熱で、この大きなイベントが開催するに至ったと思っています。

 また、広範な知識に基づく高い見識を持っておられ、そしてまた強い信念を持っておられました。拉致問題についても政府の取組について、正にボランティアとしてずっと協力していただきました。本当に残念です。心から御冥福をお祈りしたいと思います。」

関連原稿はここをクリック
https://85280384.at.webry.info/201808/article_52.html

ネトウヨの大ボス、津川雅彦が死んだ!  
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/804.html







































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 翁長氏死去 「沖縄発展に命懸けで取り組んだ政治家」「米軍基地負担軽減に全力」 首相会見(産経新聞)
「翁長氏死去 「沖縄発展に命懸けで取り組んだ政治家」「米軍基地負担軽減に全力」 首相会見
8/9(木) 13:48配信

 安倍晋三首相は9日、訪問先の長崎県で記者会見し、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が死去したことについて「ご冥福を心からお祈りする。常に沖縄の発展のために命懸けで取り組んできた政治家だ。その貢献に敬意を表したい」と述べた。

 沖縄の基地問題については「大きな負担を担ってもらっていて、現状は到底 是認できない。基地負担の軽減、沖縄県の発展のために沖縄の皆さんに寄り添いながら全力を尽くしていく決意だ」と語った。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000556-san-pol

津川氏と比較すると、何だかおざなりのような気もします。
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 豪雨の夜の酒盛りに続き…西村氏が渦中の山根氏と記念写真(日刊ゲンダイ)


豪雨の夜の酒盛りに続き…西村氏が渦中の山根氏と記念写真
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235051
2018年8月9日 日刊ゲンダイ

 
 左から西村康稔官房副長官、山根明氏、村田諒太氏(西村やすとしツイッターから)

 またも衝撃写真を投稿していた。

 西日本豪雨の夜、「赤坂自民亭」での安倍首相ら自民党議員の酒盛り写真を自身のツイッターに投稿し、大炎上した西村康稔官房副長官(55)。過去のツイッターから、世間を騒がせているあの人との写真が見つかった。

 問題のツイートは2016年5月24日に投稿された。西村議員の隣には、白いスーツに金縁のサングラスで不機嫌な表情を浮かべる、日本ボクシング連盟の山根明会長が。その隣にはロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手の姿も写っている。

 写真は「自民党ボクシング振興議員連盟」の設立総会で撮られたもの。その席で議連会長に東京都ボクシング連盟会長でもある西村が就任。当時文科相だった馳浩衆院議員やJOC副会長の橋本聖子参院議員らも出席した。リオ五輪や東京五輪に向けてのボクシング選手の強化について話し合い、山根氏と村田氏はゲストとして招かれていた。

 西村は東大の学生時代、ボクシング部に所属。アマチュア戦績は9勝2敗で文京区チャンピオンになったこともあるという。1984年のロス五輪の予選にも出場したが、のちにプロに転向した東悟選手に初戦でKO負けした。

 反社会勢力との関係を認め、辞任を表明した山根氏との写真を公開していては、またも炎上しかねない。

 この脇の甘さは、ボクシング経験が全く生きていない。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 韓国が日韓合意を無視した「慰安婦問題研究所」設立へ=所長には日韓合意批判の教授を内定
韓国が日韓合意を無視した「慰安婦問題研究所」設立へ=所長には日韓合意批判の教授を内定
(かいけつニュース速報)
https://gansokaiketu-jp.com/discount-japan--1-naiyou.htm#2018-08-09-%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%8C%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%90%88%E6%84%8F%E3%82%92%E7%84%A1%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E3%80%8D%E8%A8%AD%E7%AB%8B%E3%81%B8%E3%80%80%E6%89%80%E9%95%B7%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%90%88%E6%84%8F%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%81%AE%E6%95%99%E6%8E%88%E3%82%92%E5%86%85%E5%AE%9A


「慰安婦問題研究所」設立へ=所長に日韓合意批判の教授−韓国
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080900726&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

【ソウル時事】韓国女性家族省は9日、慰安婦問題の体系的な研究のため、「日本軍慰安婦問題研究所」を設立すると発表した。所長には、慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に批判的な金昌禄・慶北大学法科大学院教授が内定。ソウル市内の韓国女性人権振興院内に設置し、10日に開所式を行う。


 鄭鉉栢女性家族相は「将来の世代が歴史を正しく理解し、過去の過ちが繰り返されないよう教訓を得るには、これまでの研究成果を総括し、今後の研究を体系的に進めることが重要だ」と強調。「世界に散在する関連資料を集大成し、戦時下の女性の人権研究で中心的役割を果たすよう期待する」と述べた。(2018/08/09-14:39)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 沖縄の希望の星の訃報にただただ言葉もなく茫然とする(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/08/post-f282.html
2018年8月 9日


昨日、BSを見ていたら、沖縄県知事翁長氏の訃報が流れて来
た。

来るべき時が来たと思ったが、あまりに早い死に言葉もなく茫然
としてしまった。

これから沖縄は、誰が翁長氏の意思を繋いでいくのか。

糸の切れた凧のような状態にならなければよいが。。。。


その前から、異様に痩せた姿を見るにつけ、すい臓がんの状態
が思わしくないのだろうと思ってきたが、自分の体にムチを打っ
て最後の仕事に邁進していたのだろう。

気力だけは充実しているように見えた。



昨日は津川雅彦の死が報道されていたが、安倍首相は生前の
津川と、とても懇意にしていた。

官邸で津川雅彦氏の逝去について会見を行ったそうだ。

津川雅彦について、いろいろ語っていたが、自分と思想が近い人
間に対しては、下にも置かぬ厚遇をする安倍首相らしい姿勢だ。

翁長知事に対して生前、ものすごく冷酷な対応だった安倍首相
は、翁長知事の訃報に対して会見を開いたのだろうか。

申し訳ないけど、官邸で会見を開く場合、民間人の津川雅彦よ
り、公的な立場の翁長知事の訃報の方が上だと思うが。

安倍首相は、沖縄県民を代表して民意を訴え続ける翁長知事に
対して、多分自分に刃向かう人間としての認識だったのだろう。

異常なほど敵対視していて、ほとんど面会にも応じなかった。

私は、安倍首相の非情にも冷酷な対応を何度となく見て来た。


翁長知事が上京して面会を求めているのに、その日、内輪の人
間とは何時間もの間、焼き肉に舌鼓を打ち、公的な面会にはそ
っぽを向く。

それが、自称最高責任者のわがまま放題のやり方だ。

自身のツィッターでも、津川への哀悼のツィートを4連投したそう
だ。

それも私的な交遊に基づく追悼だというから、この人には誰も勝
てない。

常識も理性も知性も教養も持ち合わせない人間は強い。

昔の人は良く言ったものだ、「泣く子と地頭には勝てない」と。

それにしても翁長知事は、真正の保守政治家だった。


人生を賭しての生きざまにどれだけ心を動かされて来たか。。

いつも応援して来た。

なんとかして沖縄の望むような方向性が示されないものかと。

翁長氏は一貫して沖縄を守る、沖縄の意に反する無理難題を
吹っかける日本政府の思うようにはさせないとの思いが強かっ
た。

米国の思うようになっている誰かとは大違いだ。

翁長知事が誕生するまでの沖縄の人達は言いたいことがあっ
ても、すべて胸の内に飲みこんできたのではないか。

翁長知事の下、それを声にすると本土の人間の心無い罵声が
すさまじかった。

なぜ同胞に対してここまで理解が無いのだろう。

なぜ自分の事としての共感力が無いのだろう。



沖縄を誹謗中傷する輩は、同胞としての意識が無いのかもしれ
ないが、日本本土の為には沖縄の基地は当然、犠牲になるべ
きみたいな上から目線はどこから来るのだろう。

どんな言葉を尽くしても翁長氏のいなくなった今の虚脱を言い
表すことができないが病魔に侵されながらも最後に力を振り絞
って横暴な政府に対峙して来た翁長知事には頭が下がるし
最近の政治家の中ではダントツに実直で心のある政治家だっ
たと思う。

そして、神様はむごいことをされる。

なぜ、翁長氏なの?

なぜ今なの?

その死を悼みながら、涙を流すしかない自分がいた。




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 翁長知事死去の件で、ネトウヨが死者を冒涜 
翁長知事死去の件で、ネトウヨが死者を冒涜
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f0ab9e7af118a10ec931b1207bf943b9
2018年08月09日 のんきに介護



Twitter モーメント@MomentsJapanさんが

「沖縄の翁長雄志知事が死去」のニュースを更新した

(同氏のツイート〔19:35 - 2018年8月8日〕参照)。



このツイートにつき、

きむらとも@kimuratomoさんが報告。



これに関連して、

とみ@meow164さんがこんなコメント。



<追記>

ケイタク@keitaku1110さんのツイート。



これを受けて、

波打ちぎわ@hb8aX7bVjtMWzSMさんが



とコメント。





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK248] <農業の国家戦略特区>受注は特区会議委員の関連会社が 「お友達」便宜供与の実態(日刊ゲンダイ)
  


【農業の国家戦略特区】受注は特区会議委員の関連会社が 「お友達」便宜供与の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234991
2018年8月9日 日刊ゲンダイ

 
 兵庫県養父市の「植物工場」(C)共同通信社

 JAマネー155兆円の収奪に農協解体。農業がグローバル企業の餌食にされる構図は、国家戦略特区も同じだ。「既存の農漁家を潰したら、そこで大手企業が自由に儲けられる」という企みの下で、ルールを破って「今だけ、金だけ、自分だけ」の特定企業に便宜供与する国家私物化の典型である。しかも、特区会議の委員の会社や関連会社が受注するという「利益相反」が公然と繰り返されている。

 農業での最近の象徴的「事件」は兵庫県養父市の農業特区である。突如、大企業が農地を買うことができるようになった。その企業はどこか。社外取締役に就任しているのは誰か。政権と結びついた「利益相反」で地域を食い物にしている、とても有能な“常習犯”3人の名前が挙がる。あまりにも分かりやすすぎる。

 つまり、国家戦略特区は、政権と近い特定の企業・事業体がまず決まっていて、その私益のために規制緩和の突破口の名目でルールを破って便宜供与する手段だ。自分だけに規制緩和するからおいしい。このような構造は、最近、国会で大問題となった事例のずっと前から、至るところで進んでいた。

 筆者はすでに、2016年5月19日の参院内閣委員会の国家戦略特区の質疑の参考人として出席した際、「端的に申し上げれば、特区は政権と近い一部の企業の経営陣の皆さんが利益を増やせるルールを広げる突破口をつくるのが目的ですから、地方創生には逆行します」と指摘していた。

(つづく)



鈴木宣弘 東京大学教授
1958年、三重県生まれ。82年東大農学部卒。農水省、九州大学教授を経て、06年から東大教授。専門は農業経済学。「食の戦争」(文芸春秋)、「悪夢の食卓」(角川書店)など著書多数。













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記事 [政治・選挙・NHK248] 「辺野古に基地を造らせない」県民総意が最重要(植草一秀の『知られざる真実』)
「辺野古に基地を造らせない」県民総意が最重要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-2040.html
2018年8月 9日 植草一秀の『知られざる真実』


沖縄県の翁長雄志知事が逝去された。

謹んで哀悼の意を表したい。

この結果、沖縄県知事選が9月にも実施されることになる。

「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて沖縄県知事に選出された翁長知事であったが、現実には、辺野古米軍基地建設が着々と進行してきた。

8月17日の埋め立てのための土砂投入方針まで示され、ぎりぎりの段階で埋め立て承認の撤回の方針が示されて、聴聞が行われる寸前のタイミングで翁長氏が逝去された。

2014年11月の県知事選で、沖縄県民は「辺野古に基地を造らせない」との思いを託して翁長氏を新知事に選出した。

この選挙結果こそ、埋め立て承認を撤回する正当な事由であった。

現に翁長氏は、沖縄知事選の結果そのものが埋め立て承認撤回の根拠になり得ることを繰り返し言及してきたのである。

「撤回は、法的な瑕疵がなくても、その後の新たな事象で撤回するということですが、知事の埋め立て承認に対して、県民がノーという意思を強く示すことが、新たな事象になると思います」
(2014年10月21日政策発表記者会見)

「法的瑕疵がない場合も、私が勝利したならば承認撤回の条件になる」
(知事選直前のインタビュー=2014年11月12日付琉球新報)

「知事選で示された民意は埋め立て承認を撤回する事由になると思う」
(当選後初の議会答弁=2014年12月17日)

「知事選で示された民意」によって埋め立て承認を撤回することができることを、翁長氏が何度も明言してきた。

しかし、この「公益撤回」は行われずに、現在に至っている。

本年7月に翁長知事は、埋め立て承認撤回の方針を示したが、これは上記の「公益撤回」ではなく、「要件撤回」であった。

このことを、『アリの一言』ブログ主宰者が詳細に記述されている。

https://bit.ly/2MaiUEp

同ブログから「公益撤回」と「要件撤回」の違いについての記述を転載させていただくと、

「公益撤回」が

「新基地建設自体が平和を望む県民・市民の意思に反している、民意に反して(公約違反)埋め立てを承認したこと自体が誤りだったとする、地方・住民自治に立った“政治的撤回”」

であるのに対し、

「要件撤回」は

「埋め立て承認時の約束事を守らなかったことを理由とするいわば“事務的・行政的撤回”」

ということになる。

翁長知事は公益撤回できるとしながら公益撤回をせず、本年7月に要件撤回を行う方針を示したのである。

現時点で何よりも重要なことは、9月に実施される知事選に向けて、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に明記する新しい知事を誕生させることである。

2014年11月知事選で沖縄県民が託した思いは、まさにこの点にあった。

自公の安倍内閣与党勢力はすでに知事選候補者を確定している。

これに対して、「辺野古に基地を造らせない」方針を掲げてきた勢力は、直ちに知事選立候補者の擁立を行わなければならない。

米朝首脳会談が実施され、東アジアを巡る国際情勢も大きく変化しつつある。

沖縄県にだけ過大な負担を押しつけてきた日本の米軍基地政策を抜本的に見直すべきことは当然である。

「弔い選挙」になる沖縄県知事選で、沖縄県の主権者は改めて「辺野古米軍基地NO」の総意を明示する必要がある。




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記事 [政治・選挙・NHK248] 「五輪のため」という狂気…皆が怯える2020年破滅への道(日刊ゲンダイ) 


「五輪のため」という狂気…皆が怯える2020年破滅への道
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235047
2018年8月9日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 森会長のゴリ押しでサマータイムはスピード検討(C)共同通信社

 わずか2週間の五輪のためにサマータイムを導入――。冗談だろうと思っていたら本気らしい。東京五輪組織委員会の森喜朗会長から導入の要請を受けていた安倍首相が7日、自民党に検討を指示したのだ。早速、自民党内では「岸田政調会長を中心に検討の枠組みをお盆前に発足させる」「党に特命委員会を設置するか、超党派の議員連盟をつくる」「法案は議員立法で提出」などの案が浮上している。早ければ秋の臨時国会で関連法案を審議し、19年の試験実施を目指すという。

 2020東京五輪は7月24日が開会式。日本列島が最も暑さに覆われる時季だ。今年の40度を超える異常な酷暑に海外メディアからも不安視され、慌てた森が安倍に会って、五輪期間中の時計を2時間早めることをゴリ押ししたのが先月27日。それから10日余りで安倍が導入の検討を指示したわけだが、そのスピード感は西日本豪雨の補正予算編成でこそ発揮されるべきだろう。臨時国会を開きたくないから、国民の生命と安全に関わる補正予算は放置するのに、東京五輪となると号令一下とは、どう考えてもおかしい。

 サマータイムを巡っては、第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストがきのう(8日)、約7000億円の経済効果というリポートを出しているものの、「中小企業等で労働時間の延長につながる労働強化の可能性」「体内時計が狂うことによる睡眠不足」「システム変更等の導入コスト負担や混乱」などを大きなリスクと指摘。

<東京五輪に向けた暑さ対策が目的なのであれば、効果が不透明でシステム等のトラブルリスクを伴うサマータイムを導入するよりも、競技時間の変更等で対応する方が国民の理解を得やすい>というもっともな結論だった。

 共産党の小池晃書記局長も「暑さ対策というならば、五輪を秋に行えばいい」と言っていたが、その通りで、わざわざ殺人猛暑の真夏に五輪をやること自体が間違っているのだ。打ち水にしろクールシェアにしろ、弥縫策のような暑さ対策しか出てこないこと自体、打つ手なし、の証左。それなのに、どうして真夏の開催を止められないのか、見直さないのか。

■メディアも経済界も取り込まれて無批判

 それは2020東京五輪が、邪な思惑で強引に誘致した国威発揚、政権維持のためのイベントだからである。

 東京に決定した2013年IOC総会。五輪は国ではなく都市が主体なのに、当時の猪瀬都知事以上に力が入っていたのが安倍で、「汚染水はコントロールされている」とウソをついてまで開催をもぎ取った。安倍のアタマにあったのは、「1964年の東京五輪をもう一度」だ。国民に高度経済成長を再現する夢を与え、国中が「ニッポン」「ニッポン」と叫んで一体化、思考停止に陥るさまが浮かんだことだろう。あれから5年、その思惑通りに進んでいる。メディアも経済界も取り込まれ、五輪も安倍政権も批判できない空気が日本中に蔓延している。

 広告代理店出身の作家・本間龍氏がこう言う。

「五輪組織委員会がすっかりメディアを抑え込んでいますからね。全国紙は全社が五輪スポンサーですし、クロスオーナーシップでテレビは新聞と系列化しています。だから『サマータイム導入検討』というニュースも事実を報じるだけで、それが一体、どういう意味を持つのか、検証する報道も出てこないのです。組織委には『顧問会議』『文化・教育委員会』『経済・テクノロジー委員会』などさまざまな委員会があって、数百人規模がメンバーになっています。当然、その中には各界の代表や企業の幹部などが綺羅星のごとく並んでいる。社会の指導的立場の人たちをほとんど取り込んでしまっているので、どんなにその場の思いつきのような猛暑対策が出てこようが、誰も批判しないわけです」

 
 猛暑対策、打つ手なし(C)共同通信社

首相にとってはレガシー、国民にはツケ回し

 2020東京五輪を巡り、この国がトチ狂った異常さを見せているのは、サマータイム導入の一件だけではない。

 マラソンコースは、路面温度の上昇を抑える特殊な舗装を施すが、そのために単純計算で79億円がつぎ込まれるという。五輪のために、東京都の年間の道路舗装費(今年度76億円)を上回る血税を使うとは愚の骨頂だ。

 そのくせ運営はボランティア頼み。会場案内やアテンドなど実に11万人を募集し、その膨大な人数をかき集めるため、文科省とスポーツ庁が全国の大学と高等専門学校に、学生がボランティアに積極的に参加できるよう、授業や試験日程の柔軟な対応を求める通知まで出す始末だ。

 しかも、無償の善意をお願いするのに、<10日以上の活動を基本><1日8時間程度><研修及び活動期間中における滞在先までの交通費及び宿泊は、自己負担・自己手配>といった「条件」まで設けられている。戦前の“学徒動員”を彷彿させると揶揄されても仕方がないだろう。

 特攻さながら、お国のために我慢して滅私奉公。少なからぬ国民が、そんな異様なムードに疑問を抱き始めているのではないか。

「サマータイムは虎の尾を踏むかもしれません。これまで五輪は東京だけのもので、北海道や九州など地方は無関係という感じでしたが、サマータイムは国民全体の生活に関係する。サマータイムが入り口となって、『大政翼賛会のような雰囲気の東京五輪はおかしいんじゃないか』『国が旗を振ってボランティアを集めるって、何か変だ』という疑問を持つようになる。五輪のためにみんなで我慢しましょう、という空気が変わるターニングポイントになる可能性があります」(本間龍氏=前出)

■「遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり」

 だが、安倍政権はなりふり構わない。今月1日には、政府の11機関のスタッフが常駐する「国際テロ対策等情報共有センター」が新設された。共謀罪を法制化する口実が「五輪のため」だったことを思い出すが、政府は今後も同様の手口で情報統制、監視強化を進めていくに違いない。

 安倍が自民党総裁選で3選に躍起になっているのも、突き詰めれば五輪のためだ。3選すれば、事実上、首相としての任期も3年延びる。五輪招致を勝ち取った首相が、自ら開会式にも立つ。世界各国のVIPを招き、誇らしげに挨拶する。そんな姿を描いてもいるのだろう。

 その先に何があるのか。安倍本人にとってはレガシーだとしても、国民にはツケが回される。五輪後の不況を予想するエコノミストは多数いるし、現状の異常な不動産バブルに、五輪後の破滅の予兆を感じ取っている人は少なくない。

 政治評論家の森田実氏がこう言う。

「1964年の東京五輪は高度成長期の五輪でしたが、それでも終わった後の不況は深刻でした。2020年五輪は経済縮小期の五輪になります。無理して開催して、その後どうなるか。火を見るより明らかです。ところがこの国は、リーダーを筆頭に『今だけ、カネだけ、自分だけ』の風潮がますます酷くなり、長期的な展望を持たなくなった。安倍首相はとにかくヒトラーのベルリン五輪のような『民族の祭典』のマネをしたいのでしょう。しかし、論語にも『遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり』とあります。目先のことしか考えていないと将来、大変なことになりますよ」

 メディアと経済界が五輪の人質に取られた結果、この国は無批判な全体主義社会になってしまった。その奈落の先に待っているのは地獄だということを、国民はしっかり肝に銘じるしかない。































 




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK248] はすみ としこの告発 「私は、直接言うの。公衆の面前で相手に恥をかかせないよう心がけている」 
はすみ としこの告発 「私は、直接言うの。公衆の面前で相手に恥をかかせないよう心がけている」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ea0b5ae49deda2641ef112535306463d
2018年08月09日 のんきに介護


はすみ としこ@hasumi29430098のツイート。



はすみにすれば、

仲間内では

「面子を重んじろ」

ということが言いたいのだろうな。

しかし、安倍政権に仁義はない。

ぬらりひょんの世界だ。

そこは、

きちんと学習しておいた方がいいと思うな

(「映画「仁義なき戦い」シリーズ、観た。」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/024f4fe9f307ba1458af6e52753f3ffc




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記事 [政治・選挙・NHK248] 格の違いを見せつけた翁長知事と安倍晋三!  
格の違いを見せつけた翁長知事と安倍晋三!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_70.html
2018/08/09 20:47 半歩前へ

▼格の違いを見せつけた翁長知事と安倍晋三!

 翁長知事は一足先に彼岸に行ったが、私たちにたくさんの「思い」を残していった。知事の4年間は、かけらの情もない安倍晋三との死闘だった。

 ブログ「半歩前へ」 << 作成日時 : 2015/06/25 07:41 >> の一文である。元気だった知事が懐かしい。
******************

▼人の胸に突き刺さる
 沖縄の地上戦から70年目の「慰霊の日」を迎えた23日の沖縄全戦没者追悼式。迎える知事と訪れた首相。人柄は隠せない。「格の違い」をまざまざと見せつけた。安倍晋三と言う人は、情けないほど薄っぺらで、お粗末な人だ。

 翁長雄志(おながたけし)知事の言葉には、「真(まこと)」がある。絶叫調でなく、淡々と問いかけるひと言ひと言が、聞く人の胸に突き刺さる。

▼終戦の後も沖縄で死闘
 あなたは知っているか? 沖縄では70年前、8月15日の終戦の後も、日本軍が激しく抵抗、米軍と血で血を洗う死闘を繰り広げていたことを。戦火が収まったのは終戦から1か月以上も経った9月23日になってからである。その結果、死ななくてもいい沖縄の人びとが多数犠牲になった。

 敗戦が色濃くなった1945年3月26日から9月23日の6ヶ月間に渡って沖縄で繰り広げられた日米の戦い。「この世の地獄をひとまとめにした総力戦」と呼ばれたほど壮絶な死闘だった。

▼沖縄はいまも防波堤
 米軍の本土上陸を1日でも遅らせようとの作戦である。沖縄は防波堤だった。いまに至っても沖縄はその役を担わされている。こんな悲劇をいつまで続けるのか。

 以下は知事のあいさつ。
**********************

▼愛する人々を失った
 「私たちの郷土沖縄では、かつて、史上まれに見る熾烈な地上戦が行われました。20万人余りの尊い命が犠牲となり、家族や友人など愛する人々を失った悲しみを、私たちは永遠に忘れることができません。それは、私たち沖縄県民が、その目や耳、肌に戦のもたらす悲惨さを鮮明に記憶しているからであり、恒久平和を切望しているからです。

 しかしながら、国土面積の0・6%に過ぎない本県に、日米安全保障体制を担う米軍専用施設の73・8%が集中し、依然として過重な基地負担が県民生活や本県の振興開発にさまざまな影響を与え続けています。

▼国民全体で負担する課題
 沖縄の米軍基地問題は、わが国の安全保障の問題であり、国民全体で負担すべき重要な課題であります。特に、普天間飛行場の辺野古移設については、昨年の選挙で反対の民意が示されており、辺野古に新基地を建設することは困難であります。

 そもそも、私たち県民の思いとは全く別に強制接収された世界一危険といわれる普天間飛行場の固定化は許されず、「その危険性除去のため辺野古に移設する」「嫌なら沖縄が代替案を出しなさい」との考えは、到底県民には許容できるものではありません」。

*******************

▼戦没者に頭を下げず
 知事は、政府は固定観念に縛られず、基地移設作業の中止と沖縄基地負担の見直しを強く求めた。来場者から大きな拍手が湧き上がった。

 続いて安倍首相が登壇した。「沖縄戦で戦場に倒れた御霊、戦禍にあわれ亡くなられた御霊に哀悼の誠をささげます」とあいさつ。口では「哀悼の誠」などと言いながら、戦没者にまともに頭を下げることもしなかった。写真があるのでここをクリック。
https://www.facebook.com/masanobu.nakamura.169/posts/692038364259256

 ▼「安倍帰れ」のコール
 そんな安倍に「帰れ」「何をしに来たのだ」と激しいヤジが飛んだ。式の終了後、安倍は記者団に「知事をはじめ県民のみなさまに丁寧に説明していきたい」と語った。昨年の「慰霊の日」には首相は辺野古沖の埋め立てを承認した前知事と1時間にわたってホテルで会食、懇談した。

▼見送りの知事に素知らぬ顔
 今年は恒例の昼食会どころか、那覇空港までわざわざ見送りに来た翁長知事とわずか5分、それも人を介して言葉を交わしただけだった。見送りの知事に素知らぬ顔。これでも日本の首相か?

 安倍は、最後まで地元の声に耳を傾ける姿勢は締めさなかった。「丁寧な説明」などどこにもなかった。

* NHKは安倍首相にヤジが飛んだ場面を放映しなかった。取材していた外国の複数のメディアが「NHKはなぜ放送しないのか。カットするのはおかしい」とコメント付きで世界に報道した。






http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 権力まみれの自民候補に対して「沖縄の心」を持った統一候補で翁長氏の遺志を継ぐべき。(かっちの言い分)
権力まみれの自民候補に対して「沖縄の心」を持った統一候補で翁長氏の遺志を継ぐべき。
https://31634308.at.webry.info/201808/article_8.html


自民党の総裁選挙では、安倍首相の権力への執着というものを、いやというほど国民に見せつけている。麻生氏には、安倍氏に投票しないものは、冷遇されるのは覚悟しなければならないと言わせている。普通は心に思っていても、言わないものである。岸田氏は当然立候補するかと思えば、報復を恐れて尻尾を巻いてしまった。それほど、地位が欲しいかと思うが、その中で竹下派の参議院を中心に反旗を翻し石破氏を支持するのは、自民の中というか、野党を支持するものに取っても一服の清涼剤である。自民党内の役職に関係ない、地方支持者がどれだけ石破氏に投票するかが、自民党の見識を示す。


その地方の沖縄で、巨大なる安倍政府と闘っていたのが、翁長沖縄知事であった。故翁長知事にいくつか弔辞が送られているが、安室奈美恵さんが、「今思えばあの時も、体調が優れなかったにもかかわらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」と表彰式を振り返り、「沖縄の事を考え、沖縄のために尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」と冥福を祈った言葉は、国民からの素直な気持ちを代弁してくれている。その言葉は古い世代だけでなく、若い世代にまで浸透すると思われる。


翁長氏の遺志を継ぐ候補者を選ぶのは大変である。その候補者選びに、国民民主の大塚共同代表が、野党が統一して推薦できる候補を選ぼうと述べている。自民は早々に、宜野湾市長の佐喜真淳を候補者として決めている。「沖縄の心」を希求した翁長氏の遺志を継いだ候補者を選んで、政府と対峙してほしい。

http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 哀悼。翁長雄志沖縄県知事逝去。(澤藤統一郎の憲法日記)
哀悼。翁長雄志沖縄県知事逝去。
http://article9.jp/wordpress/?p=10877
2018年8月9日 澤藤統一郎の憲法日記


驚愕し、そして落胆せざるを得ない。翁長雄志沖縄県知事が、劇的にその生涯を閉じた。2018年8月8日午後6時43分、浦添市浦添総合病院でのことだという。死因は膵癌。享年67。謹んで哀悼の意を表したい。

本日(8月9日)アベ晋三が、「翁長知事のこれまでの沖縄の発展のために尽くされたご貢献に対して、敬意を表したい」「常に沖縄の発展のために文字通り、命がけで取り組んでこられた政治家だ」との談話を発表したそうだ。

翁長に対する「常に沖縄の発展のために文字通り、命がけで取り組んでこられた政治家だ」という評価にはだれも異存はなかろうが、アベの「ご貢献に対して、敬意を表したい」は白々しい限りだ。「沖縄の発展」の内容は、翁長の目指したものと、アベがいうものとは、まったく異なっているからだ。

その象徴が、名護市辺野古への新基地建設の翁長の反対と、オール沖縄背にした翁長の反対を押し切ってのアベ政権の押しつけとの角逐である。

アベは、今年6月23日沖縄慰霊の日平和祈念式典に同席した際の翁長の刺すような眼差しを忘れることはなかろう。今にして思えば、翁長は「命を懸けて」あるいは、「命を削って」辺野古新基地建設反対を貫いていたのだ。翁長の命の何分かは、アベによって削られたと言って過言でない。

翁長が知事として、辺野古埋立の承認撤回の手続開始を表明したのが7月27日。その12日後の逝去である。かつて、辺野古の座り込みに参加した妻・樹子が、こう述べたと報じられている。

 「(夫は)何が何でも辺野古に基地は造らせない。万策尽きたら夫婦で一緒に座り込むことを約束しています」

これが、翁長の遺言といってよい。沖縄防衛局からの聴聞を経ての埋立承認撤回は、知事代行者の遺言執行である。8月17日の土砂搬入開始以前の「撤回」と、その後の法的対応は、翁長の遺志の実現としてやり遂げなければならない。

それにしても、翁長雄志は沖縄では、保守のエースといわれた人物である。安保条約廃棄論者ではなく、もとより自衛隊違憲論者でもない。その自民党沖縄県連の幹事長・翁長をして、辺野古新基地建設反対の先頭に立たしめたのは、沖縄県民の総意であった。自公の政権の乱暴なやり方が、オール沖縄勢力を育て、沖縄県民の反政権意識や運動を作りあげたのだ。

辺野古の基地建設の是非をめぐっては、なお、激しく「政権対沖縄」の図式で争い続けられるだろう。50日以内に、新知事を選出する選挙が行われる。翁長の遺志を受け継ぐ新知事の選出を希望する。それこそが、「これ以上の基地負担はゴメンだ」という、県民の悲鳴ともいうべき総意実現への道なのだから。

(2018年8月9日)




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 暑さ対策でサマータイム導入を検討 東京五輪・パラリンピックの開催はもはや戦争の遂行と同じなのか(ニューズウィーク)


暑さ対策でサマータイム導入を検討 東京五輪・パラリンピックの開催はもはや戦争の遂行と同じなのか
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2018/08/post-46.php
2018年08月09日(木)13時00分 木村正人 欧州インサイドReport ニューズウィーク


2020年東京五輪組織委員会の森喜朗会長が、安倍晋三首相にサマータイム導入を要望した(写真は7月30日の記者会見) Issei Kato-REUTERS


[ロンドン発]摂氏41.1度という観測史上最高の暑さを記録した日本で、標準時を全国一律に1〜2時間早めるサマータイム(夏時間)を導入する是非を検討するよう、安倍晋三首相は8月7日、自民党に指示した。

東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として大会組織委員会の森喜朗会長が「地球環境の持続という大きな見地で五輪を日本のレガシーにしてほしい」と要請した。東京五輪・パラリンピックの成功は、安倍政権の最優先課題だ。

「ブラックボランティア」「やりがい搾取」「酷暑の中でのタダ働きは電通を儲けさせるだけ」との批判が高まる中、9月に募集が始まる大会ボランティア8万人、都市ボランティア3万人は果たして集まるのか。

降って湧いたサマータイム導入論は、マラソンなどの競技だけではなく、ボランティア募集にも密接に関係している。しかし東京五輪・パラリンピックを成功させるためにサマータイムを恒久的に導入するというのはどう考えても本末転倒ではないか。

サマータイムが導入されて100年余になる英国で暮らして11年になるが、英国の夏は最高だ。3月の最終日曜日午前1時に時計の針を1時間進めてサマータイムが始まり、10月の最終日曜日午前2時に時計の針を1時間戻す。

サマータイムは少し得をした気がして始まる。大げさに表現すると、1時間のタイムマシンに乗ったような感じなのだ。

■イギリスで上手くいった事情

緯度が樺太と変わらない英国では夏の昼は長く、冬の昼は悲しくなるほど短い。健康のためにも日照時間の長い夏に屋外で活動する時間を長くするのは理にかなっている。100年以上前、英国でそれに気づいた男がいる。

ロンドン中心部から地下鉄や電車を乗り継いで南東へ50分弱のペッツ・ウッド駅の近くに「ザ・デイライト・イン」というパブがある。看板には太陽の顔と2つの時計が描かれている。

このパブは地元の建築業者ウィリアム・ウィレット(1856〜1915年)にちなんで名づけられた。1905年夏の朝、ウィレットは馬にまたがって近くを回った。陽がさんさんと照っているのにカーテンは閉ざされたままだった。

「夏になったら、時計の針を進めたら良いのではないか」。こんなアイデアがウィレットの頭の中にひらめいた。

時間を伸び縮みさせるのは古代から人類の夢だった。古代ローマでは日の出と日の入りを基準に1日の長さを等分する不定時法が採られた。

1895年にはニュージーランドの昆虫学者が2時間、時計の針をずらすことを唱えたが、周りから一笑に付された。エドワード7世は狩りを楽しむため30分間時計を逆戻しにした。

ウィレットは自分の考えを実現しようと「お昼の無駄遣い」というパンフレットを作って配った。ロイド・ジョージや若きウィンストン・チャーチルの理解を得てデイライト・セービング法案の審議にこぎつけたが、ハーバート・アスキス首相の反対にあい、僅差で否決される。

サマータイムが実現したのはウィレットの死後。第一次大戦最中の1916年、ドイツが1時間のサマータイムを導入。英国も約1年後に後に続く。軍需産業、海軍、鉄道、家庭のエネルギー源となっていた石炭は枯渇していた。

英国は同盟国にも石炭を供給しなければならず、エネルギーの有効活用が勝負の分かれ目だった。チャーチルが陣頭指揮を執った第二次大戦では2時間のダブル・サマータイムが導入されている。

サマータイムがその国にあっているかどうかは緯度によるのかもしれない。緯度が英国よりも高いフィンランドでは「夏は日が暮れず、冬は日が昇らない地域もある。サマータイムは意味がない」という声が多い。

■五輪のために総動員か

日本睡眠学会は「サマータイムは慣れるまでに時間がかかる。夜型人間にはつらい。睡眠時間が減る」として生体リズムや眠りの質と量への影響を指摘している。欧州議会はフィンランドの提案を受け、廃止するかどうかを決めるため、欧州連合(EU)域内で意見聴取を行っている。

我が国でも戦後、石炭や電力を節約するためGHQ(連合国軍総司令部)の指示で昭和23年(1948)年から導入されたが、4年後の主権回復とともに廃止された。「労働過剰になる」「慣習を変更されることを好まない」「疲れてだるい」という声が多かった。

全体戦争となった第一次大戦や第二次大戦の時代は総動員で省エネを進めるためサマータイムの導入は不可欠だった。しかし今は個人や企業がフレキシブルに時間を使える時代である。

今さらサマータイムの導入を提唱するのは時代に逆行するような気もするが、地球温暖化対策にどれだけの効果があるのだろう。

それとも東京五輪・パラリンピックの開催はもはや戦争の遂行と同じで、酷暑と熱中症対策としての総動員が必要なのか。





















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍首相はやっぱり杉田水脈議員のLGBT差別を容認している! 会合で同席して「なんでみんな騒いでるの」(リテラ)
安倍首相はやっぱり杉田水脈議員のLGBT差別を容認している! 会合で同席して「なんでみんな騒いでるの」
http://lite-ra.com/2018/08/post-4178.html
2018.08.09 安倍が杉田水脈問題に「なんで騒いでるの」 リテラ

    
    杉田水脈ツイッター&首相官邸HPより


 杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」発言への抗議がいまだ止まない。都内では、5000人が集まった7月27日の自民党本部前抗議につづき、今月5日にも渋谷駅前でLGBTQの当事者らを含めた抗議活動があり、同日には兵庫県宝塚市や大阪市でも抗議がおこなわれた。さらに7日には、障がい者や難病患者の団体「生きてく会」が、杉田発言は「出産できない障害者や患者の人権をも踏みにじるもの」として、杉田議員の謝罪と安倍首相による処分を求めている。

 杉田発言に怒っているのは当事者だけではない。今月4・5日におこなわれたJNN世論調査では、杉田議員の「LGBTは生産性がない」発言に「非常に問題がある」「ある程度問題がある」と回答した人は83%に達し、同じ期間に実施された朝日新聞の調査でも、杉田発言に対する自民党対応に「問題がある」と回答した人は61%にのぼっている。

 こうした結果の要因になっているのは、いまだに安倍首相と自民党が杉田議員を“無罪放免”にしているからだ。自民党は大規模抗議から約1週間も経った8月2日になって、ようやくホームページに党の見解を掲載。しかし、それは杉田発言を〈問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある〉としたものの、一方で〈個人的な意見〉と片づけ、〈今後、十分に注意するよう指導した〉という無責任極まりないもの。つまり、何の処分も下さなかったのだ。

 さらに、この党見解が公表された同じ2日の午後、安倍首相もついに口を開いた。視察先の宮城県東松山市で記者の取材に対し、安倍首相ははじめて杉田問題について、「人権が尊重され、多様性が尊重される社会をつくっていく、目指していくことは当然のことであろうと思う。これは政府与党の方針でもある」と語ったのだ。

「人権・多様性が尊重される社会をつくる」などというのは当たり前のことだが、憲法改正によって基本的人権に制約を加えようとしているこの人に言われても、何の説得力もないだろう。だいたい、「政府与党の方針」であると安倍首相は言うが、同日のうちに自民党ナンバー2の二階俊博幹事長は「こういうことはそんなに大げさに騒がないほうがいいんです」などと述べた。自民党の本音は「これぐらいで騒ぎやがって」だというのがミエミエだ。

 そして、安倍首相は杉田議員の発言をまったく問題視せず、無反省でいるということがはっきりとする報道があった。

 自民党がかたちばかりの見解を公表し、安倍首相がはじめて杉田問題にコメントした2日の夜、安倍首相は赤坂にある行きつけの中国料理店「赤坂飯店」でおこなわれた自民党山口県連青年部・青年局の会合に出席。各紙の動静では「岸信夫県連会長らが出席」と書かれている。

 だが、「週刊文春」(文藝春秋)によれば、じつはこの場には、問題のあの人物が参加していたというのだ。そう、杉田水脈議員だ。

 杉田議員はこれまでも指摘してきたように、安倍首相が「素晴らしい」と称賛し、昨年の衆院選では自民党公認として比例中国ブロックから立候補。比例単独候補としては最上位という当選が確実に約束された厚遇を受けた。さらに今年6月からは、安倍首相と同じ自民党山口県連に所属している。

 そして、問題の2日夜、杉田議員はこの自民党山口県連の会合に参加したというのだ。「週刊文春」では、県連関係者がこう語っている。

「杉田氏に反省の色は見えません。八月二日夜、赤坂の中華料理屋で、首相も出席して県連の会合が行われた。ここに杉田氏は『すみませーん、お騒がせしています』と笑顔で現れたのです」

■文春が報道! 笑顔で会合に現れた杉田、「なんで騒いでるの」とうそぶく安倍

 常識的に考えれば、これだけ世間を騒がせている渦中の議員で、しかもいまだ公の場で何ら説明していないのだから、いくら県連所属でも首相同席の会合への出席は県連側で自粛させるだろうし、杉田本人も辞退するものだろう。だいたい、党が「十分に注意するよう指導した」と表明した、その夜なのである。

 ところが、「笑顔」で杉田議員が現れたということは、安倍首相も杉田議員がやってくることは承知しており、しかも、同席することに躊躇いがないということを示している。つまり、杉田議員は何の反省もしておらず、安倍首相もまた杉田議員の言動をまったく問題視していない、ということだ。

 しかも、だ。「週刊文春」の記事によれば、安倍首相は杉田議員の辞職を求めるデモに対して、こう語っていたというのだ。

「彼女はそんなに有名じゃないのに、なんでみんな騒いでいるんだろうね」

 有名かどうかの問題ではなく、為政者が生産性という考え方で人の価値を切り分けたこと、その暴論に対して批判が集まっているのに、その意味が安倍首相はどうやら何もわかっていないらしいのだ。

 本サイトでは何度も言及してきたように、杉田議員はこれまで「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」などという暴言を国会の場で吐いたほか、慰安婦問題を否定したり朝日バッシングを繰り広げたことで極右政治家として名をあげ、それを安倍首相は「素晴らしい」と評価して自民党に引き入れた。稲田朋美や和田政宗も同じだが、ようするに、立場上、自分では言えない歴史修正や報道バッシングなどの“本音”をズバズバと発言・発信してくれる人物として自民党に招き入れたのだ。

 とくに象徴的なのが、杉田議員が自民党から立候補した際のネット用ポスターだ。このとき、難民を中傷したイラストで世界的に問題視されたはすみとしこ氏が杉田氏のイラストを描き、応援ポスターを作成。杉田氏も「とても嬉しいです」といい、いまでもTwitterのヘッダー画像に使用している。政権与党の候補者が、ヘイトスピーチで商売をしている人物のイラストを選挙に使うことを公認するとは公党としての姿勢を疑わざるを得ず、逆にいえばネトウヨへのサービスとしか考えられないシロモノだった。つまり、最初から杉田議員は、安倍首相のガス抜き要員であると同時に、ネトウヨの支持拡大要員だったのだ。「何かあっても怒るのはリベラルだけ。大した問題じゃない」──安倍首相はいまなお、そう踏んでいるのではないか。

 しかし、冒頭でも述べたように、杉田発言に対する怒りには鎮火の気配はなく、むしろ自民党が見解を出したあとも国民感情はおさまっていない。安倍首相が「生産性」で人を選別する、価値を決める考え方を諫めるどころか、処分もせずに会合に笑顔でやってきた杉田議員を迎え入れていたとしたら、これは大問題だ。メディアによる追及が必要だろう。

(編集部)





















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK248] いったいどこに民主主義があるんですか? - 涙でる翁長知事夫人の圧倒的なメッセージ! 
いったいどこに民主主義があるんですか? - 涙でる翁長知事夫人の圧倒的なメッセージ!「必ず私たちはおじいおばあがやったように必ずこらえて押し返す !」
http://freeokinawa.hatenablog.com/entry/2018/01/14/142151
2018-01-14  やんばる日記




稲嶺ススム市長3選めざす

オール沖縄 市民集会(名護市)

2018.1.12.12


心揺さぶる翁長樹子さんのスピーチ

ぜひ全国のみなさんに読んでほしい、
聞いてほしい。

なんでここまで沖縄が頑張れるのか。
その魂の飢餓感とでもいう原点がここにあります。

私たちが、絶対まけられない、
諦めるわけにはいかない、

その理由がここにあります。

1・12オール沖縄市民集会での翁長樹子さんの訴え



沖縄県知事の家内の樹子でございます。

翁長がグアムの方に出張に行っておりますので代理という事で参りました。

なにぶん素人で、マイク前にすると上がってしまって、
うまくできるか本当に自信ないんですけど頑張って務めさせてもらいますので
よろしくお願いいたします。

結婚して36年目でしょうか、政治家の女房として33年目になりましたけど、いやぁ、しかし、志位委員長と同じ壇上でご挨拶する日が来るなんて本当に夢にも思いませんで、本当に光栄に存じております。どうかよろしくお願いいたします。
(会場拍手)

3年前の知事選挙、翁長が現職の方を相手に、本当に有難いことに10万票の差を持って挑戦をさせていただきました。正直、圧倒的だったと思っております、あの差で。ホッとしたんです、これでもう辺野古の問題は決着がつくんだと、名護市長がNOと言ってる、県知事もNOと言った人間が当選した。

何ですかこの3年間、
冗談じゃないですよね、皆さん。

政府は、しょっちゅう言う、
「何の問題もない」と。

どこにいったい民主主義があるんですか?

どこにあるの?

私たちの自治権は?

人権どこにあるんですか?

それが何ともない事なの?


冗談じゃないと3年間、怒り続けて参りました。
(会場拍手)

正直苦しいです。

夫がいつも苦しい顔をしているのを見るのは辛い、女房は。


本当ですよ、あんなに明るくて、いつもいろんなことがあっても家に帰ってくるときには玄関先でそう言った苦しいのをおいて、ただいまって笑って帰ってくる人が、この3年間、笑わないんですよね。

ちょっと時間があったらすぐ部屋にこもっていろんな法律の本ひも解いたり、しょっちゅう勉強して歩くの。言ったセリフが「こんだけ学生の頃勉強していたら俺は東大だった」って(会場笑)

いやー本当に必死に勉強しているんです、それなのに政府は言うことをコレッポチも耳を傾けてくれない、こんな苦しいこと、悔しいことはないです。



でも負けるわけにはいかないですよね、皆さん。

70年前の戦争で、私たちおじいおばあたちはもう命からがら、必死の思いで何とか生き延びて、私たちに命を継いでくれたんです。



両親と私たちの時代は米軍統治を経て、人権もなくて、憲法にも守られずに苦しい時代を過ごしました。


私たちは今もフェンスの中にいる・・・

その時代を何とかくぐり抜けて、やっと復帰して、やっとこれで憲法に守ってもらえると思ったら、政府はあの方達です。聞いてもくれない。

沖縄県民には人権がないと言わんばかりの方達が、あらん限りの権力を持って押さえつけようとしてる。

じゃぁ負けて諦めるのか、
どうですか皆さん、諦められますか?

(会場「諦めない!」)

そうです。

諦められないし、必ず私たちはおじいおばあがやったように必ずこらえて押し返して、
先の子供達にはもっといい沖縄を残したい。




(会場拍手「ナトンドー!(そうだ!)」)

頑張るしかないです私たちは。

心折れないで下さいよ、
大丈夫ですか?


頑張りましょうね!(拍手)

1つ、これは選挙です。

相手候補の方と稲嶺さん比べたら、Wスコアで勝っても本当におかしくないです。

当たり前、それが。

しかし相手候補には申し訳ないけど、稲嶺さんの相手は実は相手候補ではないです。国が政府があらん限りの力でもって抑えにかかってくるんです皆さん。

簡単じゃないです、これに打ち勝つのは。

私たちの心の中にちょっとでも「まあ何とか勝つでしょう」なんて気持ちがあったら結果は厳しいです。

心に刻んで、
みんなで必ずこの選挙を勝って、

私たちのこの闘いを必ず成就して、
私たちのこの気持ちを必ず日本政府に認めさせる、
沖縄の現状を国民に知ってもらう、
それしか私たちには道がありません。


頑張りましょうね。

必ず勝利を。

頑張りましょう、

最後まで。

どうかよろしくお願いします。






































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