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2018年7月14日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK247] <西脇完人氏>安倍晋三公式アカウントのフォロワーが6,000人くらい、いきなりいなくなりましたが何故ですか。

































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 2018.07.14 百聞は一見に如かず、安倍首相も出席した豪雨災害予報中の「赤坂自民亭」の宴会写真(リベラル21)
2018.07.14 百聞は一見に如かず、安倍首相も出席した豪雨災害予報中の「赤坂自民亭」の宴会写真
広原盛明
(都市計画・まちづくり研究者)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4432.html

 私はフェイスブックもツイッターもやらない(できない)ので、西村官房副長官が拡散したツイッター写真、「赤坂自民亭」の宴会写真のことは当初知らなかった。知ったのは、インターネットで配信される共同通信社の7月10日のニュースからだ。12日からは全国紙でも一斉に報道され、続いて西村氏の地元の神戸新聞でも掲載された。神戸新聞は次のように言う。

 「西日本豪雨の被害が迫っていた(7月)5日夜、自民党国会議員ら約50人が宴会を開いたことを巡り、安倍晋三首相と共に出席し、写真をツイッターに投稿した西村康稔官房副長官(兵庫9区)の地元で批判の声が上がっている。兵庫県内では当時、10万人以上に避難勧告が出ており、阪神・淡路大震災を経験した淡路島の住民らは『緊張感が足りない』と厳しい目を向ける。(略)西村氏の事務所には批判の電話やメールが寄せられ、11日午後、自身のツイッターで『災害発生時に会合を開いているかのような誤解を与え、不愉快な思いを抱かせたことをおわび申し上げます』と謝罪。宴会には藤井比早之衆院議員(兵庫4区)も参加していた」

 平成になってから史上最悪の死者200人を超える豪雨災害をもたらした西日本豪雨は、いまなお安否不明者の捜索が続く中、犠牲者が連日増え続けており痛ましい限りだ。7月5日にはすでに気象庁から豪雨予報が出され、気象庁は厳重警戒を呼び掛けていた。兵庫県内では10万人以上(15万人)の住民に避難指示・勧告が出され、各自治体は職員に非常招集を掛けていた。それにもかかわらず(ものともせず)、7月5日夜には政府側からは安倍首相、小野寺防衛相、上川法相などの閣僚が居並び、自民党側からは岸田政調会長、竹下国会対策委員長など幹部が出席して議員会館で大宴会を催していたのである。加えてそれを、西村官房副長官がツイッターで「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を撮り放題!正に自由民主党」と誇らしげに広報するのだから開いた口が塞がらない。

 いったいこの連中には災害に対する危機意識というものがないのか、徹夜で災害情報の分析に取り組んでいる気象庁職員、災害出動に備えている自治体職員や自衛隊員に対する配慮はないのか、公務に専念すべき議員会館で大宴会に興じていいのかなどなど―、次から次へと抑えきれない怒りがこみ上げてくる。広島県庁に勤務する知人に現地の様子を尋ねてみたら、地元では岸田氏に対する怒りが凄まじい勢いで広がっているのだという。その怒りの渦は西村氏に対する兵庫県民の比ではない。なにしろ広島県は連日連夜NHKニュースでも報道されている如く、今回の豪雨では西日本最大の災害を被っているのである。しかも、広島県の豪雨災害は今回が初めてではない。4年前には広島市北部が集中豪雨に見舞われ、80人近い死者を出しているのである(過去30年間最大規模)。それでいながら、岸田氏は豪雨予報の最中にも地元にも帰らず、東京赤坂の議員会館で大宴会に興じていたのである。

 安倍首相は豪雨災害の拡大を受けて、予定していた大好きな外遊日程(7月11日から18日の欧州・中東歴訪)を取りやめざるを得なかった。首相自身は最後の最後まで(たとえ日程を短縮してでも)外遊日程にこだわったらしいが、西村官房副長官のツイッターに対する国民の批判が日増しに高まり、このまま外遊すれば帰国後の政治情勢の激変は不可避との説得を受けて、漸く断念したのだという。自らが置かれている事態の重大性を理解できないからだろう。

 宴会に同席した竹下国会対策委員長が7月9日の記者会見で、「どのような非難もお受けする。これだけすごい災害になるという予想は持っていなかった」と釈明したように、政府の今回の豪雨災害に対する初動対応は遅きに失した。7月5日に大雨警報が出され、6日になると西日本各地から早くも河川の氾濫や堤防の決壊、大規模な土砂崩れなどの災害情報が相次いでいたにもかかわらず、緊急閣僚会議が開かれたのは7日午前(僅か15分間)、災害対策基本法に基づく非常災害対策本部が設置されたのは8日朝だった。安倍首相はその場で「過去の災害の教訓を生かし、被災府県、市町村と連携しながら先手先手で被災者支援に当たってほしい」と訓示したというが、ご本人は土日とも早々に都内の自宅に引き揚げたという(青木理、『理の眼』、毎日新聞7月11日夕刊)。

 安倍首相は7月11日、視察先の岡山市内の被災現場で記者団に「初動の遅れが指摘されているが」と問われたのに対し、西日本豪雨への政府の初動対応について、「一丸となって発災以来、全力で取り組んできた」と述べ、問題はなかったとの認識を示したという(時事通信、7月11日)。しかし、問題があるかないかを判断するのは被災者であり国民であって、災害初動対応を放置して宴会に興じていたご本人が言うべき言葉ではあるまい。安倍首相はまだ、自らの言動を客観視する資質と能力に欠けていることに対して自覚がないと見える。

 先週末に実施されたNHKの世論調査では、内閣支持率で「支持」が「不支持」を4カ月ぶりに上回った。支持する理由は「他の内閣よりもよさそう」、支持しない理由は「人柄が信頼できない」と変わらない。この支持率の上昇をどうみるかについてNHKの解説委員が述べていたことは、「北朝鮮問題をはじめ日本を取り巻く国際情勢も流動化が際立っており、米中貿易摩擦で株価も乱高下している。少しでも安定を望む国民心理の表れだ」ということだった。安倍首相が災害対策に全力を尽くすというのは、この国民心理を有効に利用したいということなのだろうか。
 
 もうそろそろ、国民は目覚めてほしい。「仏の顔も三度まで」というが、口先男の仮面の裏にどんな素顔が隠れているかまともに見るべき時なのだ。「二度あることは三度ある」ようなことはもう終わりにしたいのである。

百聞は一見にしかず⓵
自民飲み会に野党批判 災害警戒中「責任感欠如」
共同通信社
2018/07/10 19:54


© KYODONEWS 5日夜に議員宿舎で開かれ、安倍首相らが出席した懇親会の写真(西村康稔官房副長官のツイッターより)




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/677.html
記事 [政治・選挙・NHK247] 日本は「首相が誰と会ったかわからない国」から卒業できるか これは、どう見ても異常事態だ(現代ビジネス)


日本は「首相が誰と会ったかわからない国」から卒業できるか これは、どう見ても異常事態だ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56340
2018.07.13 三木 由希子 NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長 現代ビジネス

首相の活動が確認できない

加計学園問題では、安倍首相が加計理事長といつ会ったかを、新聞の首相動静とFacebookで確認したと答弁。官邸の入館記録は1日保存で廃棄しているので、誰がいつ面会に来たかわからない。

柳瀬秘書官(当時)は、加計学園側との面会を愛媛県職員作成文書の存在が明らかになるまで、記憶にないと言い通した。首相や官邸幹部が何をしているのかは、行政文書で確認できないことがさも当たり前かのようになっている。

「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」と書かれた文科省文書が明らかになって以来、加計学園問題において、文書に書かれていることが言った言わないが問題になり、書かれていることは相手が勝手に書いたり言ったりした虚偽になり、会ったか否かは文書で確認できなければなかったことになるということを繰り返してきた。

国家戦略特区による獣医学部新設をめぐり、便宜供与があったか否かが争点の政治問題だ。そのため、記録がないことより、それを埋める文科省文書や愛媛県文書、今治市文書などに注目が集まる。

しかし、首相をはじめ官邸幹部の持つ権力と反比例して、その活動が行政文書として確認できないことは、明らかに異常な状況だ。

そして、首相をはじめ官邸側にはその活動を行政文書に記録し、説明責任を果たすという権力としての基本的な作法がない一方で、それを棚に上げて公文書管理の徹底を各行政機関に求めるというのは、完全なダブルスタンダードだろう。

首相をはじめ政権幹部の活動記録は、残されないのが当然なのだろうか?

以前に、「『佐川氏の日程は1日で廃棄』情報公開請求でわかった衝撃の実態」で、日本の実態とアメリカの状況を紹介した。

今回はさらに、アメリカで大統領をはじめ幹部職員や政府活動の記録がどう残されているのかを見ていきたい。

米大統領の日程表

米大統領は、任期中の公務の記録を保全し、国立公文書館記録管理局(National Archives and Records Administration; NARA)に保管され、それぞれが大統領図書館を建設して最終的にはそこで保管、公開される。

各大統領図書館はNARAによって運営されるが、運営は寄付金などでまかなわれ、建設から運営まで公費を使わない仕組みになっている。

各大統領図書館のウェブサイトを見ると、大統領任期中のスケジュールが公開されている。全部公開されずに、部分的に非公開になっているところもあるが、それでも、1日のスケジュールが克明に記録されていることがわかる。

2001年に就任したブッシュ大統領の2005年9月14日のスケジュールは、全部で12ページ。ここでは最初の一枚のみ掲載しているが、注目してほしいのは、AM7:05からとAM9:05からの部分。Pとあるが、これは大統領が電話をかけたということ。誰にいつ電話をしたのかまで記録されている。【1】



白抜きになっていて(b)(6)などと記載されている部分は、非公開部分とその非公開理由の条文番号だ。

一日のスケジュールには、出席した会合の出席者名簿、この日はヘリでの移動があったので搭乗者リストなどもついている。

このような記録が、任期中、ずっと作成されている。

もう一つは、ニクソン大統領の1969年6月1日の日程表だ。

日曜日だが、一日のスケジュールが始まった場所、公務に係る電話は市内、長距離の別にわけて、電話をかけたことを示すPと、電話がかかってきたことを示すRに区分されて記録されている。この日はヘリの移動があったため、乗客リストもこのスケジュールのあとについている。【2】



また、幹部職員のスケジュールももちろん作成され、廃棄されずにNARAに移管して永久保存されている。現在の行政管理予算局長のスケジュールが、情報公開請求により一部公開されている。【3】



スケジュールを見ていくと、大統領(POTUS)とロバーツ上院議員と電話とか、この時間にこの人から職務用の携帯に電話がかかってくる予定なども記入されている。

他の日のスケジュールを見ると、この時間にこの人に電話をする、というものもあったりする。

佐川前国税庁長官の日程表がスカスカでしかも1日保存だったのとは大違いだ。

判断や決定をする立場である権力や権限のある者が、いつ誰と会い、誰と話し、どこに行ったのか、どのような会議や打ち合わせなどに出ていたのかは、政府活動そのもの。

記録することで、不適切な接触や影響力の行使が監視されるという、権力に対する適切な抑止を働かせることにもなる。

日本では、昨年12月の行政文書管理ガイドラインで日程表をわざわざ保存期間1年未満と明示したので、首相の日程表があったとしても、短期間で廃棄することは法的に何の問題もない。このガイドラインの徹底を今、政府と与党は推進している。

結果的に、首相を筆頭に官邸幹部、政務三役、幹部職員などは、記録がない、あるいは短期で廃棄することで、何をしていても行政文書で確認ができない、監視が及びにくい環境にあり、たがが外れやすい状況にあると言えるだろう。

入館記録やミーティング記録

加計学園問題では、日程表だけでなく官邸の入館記録を1日保存で廃棄しているため、誰がいつ官邸を訪れたのかが、行政文書として残っていないことが明らかになった。

新聞等の首相動静を見れば、だれが首相に会いに来たのかはある程度わかるが、だからよいとはならない。行政文書として残っていないことが、そもそもおかしい。

官邸に入館するには「訪問予約届」が事前に出されているが、これが一日で廃棄されている。筆者は、2018年1月中の10日間分、訪問予約届を情報公開請求して入手して整理してみた。【4】



公開された予約届からわかったことは、ほとんどが各省庁から出されたものだったということだ。訪問先は、首相だけでなく、副官房長官、秘書官、補佐官などさまざま。ときどきどこから予約届が提出されたのかを不開示にしているものがある。

これらが、各省庁や自治体など以外から出されたもので、一部が報道関係で記者会見出席のため、それ以外は表敬的な訪問と思われる。

首相動静に出てくるような国会議員や自民党関係者などは出てこないので、予約届がすべての官邸訪問者で作成されているわけではない。事前届け出がないと入館できない場合、不要な場合がどこで線引きされているのかは不明だ。

いずれもしても、まともに入館者の記録が残される仕組みになっていない。

一方、アメリカの大統領府の入館記録は、訪問者記録として電子データで残っている。

オバマ政権では大統領府の入館記録が公表されていたが、トランプ政権になってすべて削除され、非公開方針となっていたところ、情報公開訴訟で争われ、再び公開されるようになった。

現在公開されている入館記録の一つが、大統領府の行政管理予算局への訪問者記録だ。【5】


※画像クリック拡大

記録されている項目には、訪問者の氏名や人数はもちろんのこと、誰を訪問するのか、いつ予定が入れられ、開始時間、終了予定時間、面会の場所などがある。面会等のログにもなっている。

ミーティングのログは別に作られ、大統領府の科学技術政策局のものが一部情報公開請求で公開されている。【6】


※画像クリック拡大

一覧表になっているログには、用件、ミーティングの設定者、参加者、日付、開始と終了時間などが記録されている。

重要なのは用件も記録されているところで、一覧表は、ちょうど科学技術政策局長候補者の面接が行われていた時期のもので、実際に面接を行っていたことがわかる。候補者氏名は不開示になっている。局長は今でも決まっていない。

実際に何が話されたのかは、別に記録が作成されていなければわからないが、訪問者記録とミーティング記録があれば、官邸だけでなく各行政機関でもいつ誰が来たのかわからない、などということは起こらないだろう。

議員からの問い合わせ、働きかけの記録

何を記録すべきかということで言えば、政官接触の記録作成問題がある。

先日も、名古屋市の中学校で行われた前文科事務次官の前川氏の授業について、自民党衆議院議員の指摘を受けて文科省が授業内容を報告するよう名古屋市教委に求めた問題に関連して、自民党議員からの接触記録を文科省が作成していなかったことが報道された(毎日新聞「文科省 前川氏授業照会 政官接触記録作らず 『不当要求でない』」2018年6月17日)

国家公務員制度改革基本法は、政官接触の記録の作成について必要な措置を講ずることを定めているが、実際の運用は不当な政官接触の記録だけを作成するとされている。

自民党議員からの政官接触は不当なものではなかったので、記録の作成義務はないというのが文科省の説明だ。

この仕組みでは、国会議員などからの接触を記録することによって、行政として接触を「不当なもの」と認定したことになる。記録すること自体が特別な意味を持ってしまうため、よほど悪質なものでなければ記録が作成されない。

国会議員などは選挙で選ばれている公職者として、行政職員とは異なる立場にあるので、国会議員やその関係者からの接触は、それ自体が影響力の行使にあたる。

それがすべて問題なのではなく、不当や違法な影響力の行使が問題になるので、前述のような記録作成基準が出来上がっている。

しかし、本来は影響力の行使に当たる政官接触はすべて記録して、それを公開して不当か否か、国会議員等の活動が適当か否かは有権者が判断し、選挙によって当否を決めればよい、というのが本筋だろう。

そうすれば、記録を作成するときに不当か否かを判断する必要もなくなる。

これも、アメリカでは連邦議員から政府機関への問い合わせ記録が作成されていた。一つが、FBIに対して連邦議員やそのスタッフが問い合わせ等を行った記録だ。【7】



いつ、誰が誰(あるいはどこ)に対して問い合わせ等をしたのか、用件は何であったかという問い合わせ概要がログとして記録されている。一番上は、コミーFBI長官にあてたものであることがわかる。

また、CIAからも同じような記録が公開されている。いつ、どの議員からどのような要件で問い合わせがあったのかが記録されている。【8】



これらはあくまでも概要やログなので、個別の案件についてさらに詳しく記録を残す必要があれば、別途作成されることになるのだろう。

なぜ記録が残るのか

日米を比較すると、何を公的な記録として残すのかということの違いだけでなく、記録そのものの作り方が違うこともわかる。

これを、やはりアメリカは違う、記録を大事にする、それに引き換え、と日本の状況を嘆いてしまうと、話は先に進まない。

なぜ記録は残るのかをかみ砕いて考えてみれば、一つは、権力や権限へのアクセス、影響力の行使を記録することで、政府が説明責任を果たし、政治的正当性を確保することになるという合意があること。もう一つは、その合意に基づき、記録の仕方を決めているということだ。

政治的なレベルの活動の何をどう記録するのかを、その都度個別に行政職員が判断することは、非常に負担が大きい。

一方、こういう場合はこう記録していくと決めていれば、記録を残すことは「作業」になる。この日常作業にしておくことが、ポイントだろう。

翻って日本はどうかと言えば、そもそも政治レベルの活動を行政文書に記録して残すことの合意そのものが、政治的にあるとは言えないだろう。

政治レベルの活動の説明責任が果たされる実態がないまま、政治的リーダーシップが発揮されている。このことがもたらす問題が、今、私たちが目の当たりにしている政治の姿だ。

公文書管理の問題がさまざま議論されているが、まずはこの問題を解決する必要がある。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 「私は捏造記者ではありません」 ー 植村(札幌)訴訟結審(澤藤統一郎の憲法日記)
「私は捏造記者ではありません」 ー 植村(札幌)訴訟結審
http://article9.jp/wordpress/?p=10720
2018年7月13日 澤藤統一郎の憲法日記


植村隆元朝日新聞記者が、櫻井よしこらを訴えた名誉毀損損害賠償請求訴訟(札幌地裁)が先週の金曜日(7月6日)に結審した。判決言渡は11月9日の予定。原告・弁護団そして支援者は意気軒昂である。

櫻井よしこや西岡力らは、産経や週刊文春、WiLLなどを舞台に、植村隆を「捏造記者」として攻撃した。櫻井や西岡に煽動されたネット右翼が、植村本人だけでなく、その家族や勤務先の北星学園までを標的に攻撃して、大きな社会問題となった。問題とされた植村隆の朝日の記事は、1991年8月のもの。常軌を逸したバッシングというほかはない。

ことは表現の自由やジャーナリズムのありかたにとどまらない。従軍慰安婦をめぐる歴史修正主義の跋扈を許すのか、安倍政権を押し上げた右翼勢力の民族差別やリベラル派勢力への攻撃を默過するのか、という背景をもっている。

私も、同期の友人たちと語らって、植村・北星バッシングへの反撃の声をあげた。そのときの率直な気持は、この社会の動向に、薄気味悪さだけでなく恐ろしさを感じていた。伝えられている、あのマッカーシズムの雰囲気を嗅ぎ取らざるを得なかったのだ。この訴訟、この判決は、この社会の健全さを占うものとしての重みをもっている。

リベラルバネが多少は働いて、いま櫻井よしこや西岡力の影響力は明らかに落ちてきている。判決が、植村ではなく櫻井よしここそが「捏造ジャーナリスト」であることを明らかにするものとなるよう期待したい。

「植村裁判を支える市民の会」が立派なホームページを作っている。
http://sasaerukai.blogspot.com/

そのサイトから、結審(2018年7月6日)の法廷と、2年前3か月の第1回法廷(2016年4月22日)での、原告植村隆渾身の意見陳述を引用しておきたい。

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     結審(2018年7月6日)法廷での意見陳述

今年3月、支援メンバーらの前で、直前に迫った本人尋問の準備をしていました。「なぜ、当該記事を書いたのか」、背景説明をしていました。こんな内容でした。

私は高知の田舎町で、母一人子一人の家で育ちました。豊かな暮らしではありませんでした。小さな町でも、在日朝鮮人や被差別部落の人びとへの理不尽な差別がありました。そんな中で、「自分は立場の弱い人々の側に立とう。決して差別する側に立たない」と決意しました。そして、その延長線上に、慰安婦問題の取材があったと説明していました。

その時です。突然、涙があふれ、止まらなくなり、嗚咽してしまいました。

新聞記者となり、差別のない社会、人権が守られる社会をつくりたいと思って、記事を書いてきました。それがなぜ、こんな理不尽なバッシングにあい、日本での大学教員の道を奪われたのでしょうか。なぜ、娘を殺すという脅迫状まで、送られて来なければならなかったのでしょうか。なぜ、私へのバッシングに北星学園大学の教職員や学生が巻き込まれ、爆破や殺害の予告まで受けなければならなかったのでしょうか。「捏造記者」と言われ、それによって引き起こされた様々な苦難を一気に思い出し、涙がとめどなく流れたのでした。強いストレス体験の後のフラッシュバックだったのかもしれません。

本人尋問が迫るにつれ、悔しさと共に緊張と恐怖感が増してきました。反対尋問では再び、あのバッシングの時のような「悪意」「憎悪」にさらされるだろうと思ったからです。

「そうだ、金学順(キム・ハクスン)さんと一緒に法廷に行こう」と考えました。そして、金学順さんの言葉を書いた紙を背広の内ポケットに入れることにしたのです。

この紙は、私に最初に金学順さんのことを語ってくれた尹貞玉(ユン・ジョンオク)先生の著書の表紙にあった写真付の著者紹介の部分を切り取ったものです。その裏の、白い部分に金学順さんが自分の裁判の際に提出した陳述書の中の言葉を黒いマジックで、「私は日本軍により連行され、『慰安婦』にされ人生そのものを奪われたのです」と書きいれました。

私の受けたバッシング被害など、金さんの苦しみから比べたら、取るに足らないものです。いろんな夢のあった数えで17歳の少女が意に反して戦場に連行され、数多くの日本軍兵士にレイプされ続けたのです。絶望的な状況、悪夢のような日々だったと思います。

そして、私は、こう自分に言い聞かせました。「お前は、『慰安婦にされ人生を奪われた』とその無念を訴えた人の記事を書いただけではないか。それの何が問題なのか。負けるな植村」

金さんの言葉を、胸ポケットに入れて、法廷に臨むと、心が落ち着き、肝が据わりました。

きょうも、金さんの言葉を胸に、意見陳述の席に立っています。

私は、慰安婦としての被害を訴えた金学順さんの思いを伝えただけなのです。

そして「日本の加害の歴史を、日本人として、忘れないようにしよう」と訴えただけなのです。韓国で慰安婦を意味し、日本の新聞報道でも普通に使われていた「挺身隊」という言葉を使って、記事を書いただけです。それなのに、私が記事を捏造したと櫻井よしこさんに繰り返し断定されました。

北海道新聞のソウル特派員だった喜多義憲さんは私の記事が出た4日後、私と同じように「挺身隊」という言葉を使って、ほぼ同じような内容の記事を書きました。記事を書いた当時、私との面識はなく、喜多さんは私の記事を読んでもいなかったのです。喜多さん自身が直接、金学順さんに取材した結果、私と同じような記事を書いた、ということは、私の記事が「捏造」でない、という何よりの証拠ではないでしょうか。その喜多さんは、2月に証人として、この法廷で、櫻井よしこさんが私だけを「捏造」したと決め付けた言説について、「言い掛かり」との認識を示されました。

そして、こうも述べられました。「植村さんと僕はほとんど同じ時期に同じような記事を書いておりました。それで、片方は捏造したと言われ、私は捏造記者と非難する人から見れば不問に付されているような、そういう気持ちで、やっぱりそういう状況を見れば、違うよと言うのが人間であり、ジャーナリストであるという思いが強くいたしました」この言葉に、私は大いに勇気づけられました。

1990年代初期に、産経新聞は、金学順さんに取材し、金学順さんが慰安婦になった経緯について、少なくとも二度にわたって、日本軍の強制連行と書きました。読売新聞は、「『女性挺身隊』として強制連行され」と書きました。

いま産経新聞や読売新聞は、慰安婦の強制連行はなかったと主張する立場にありますが、1990年代の初めに金学順さんのことを書いたこの両新聞の記者たちは、金さんの被害体験をきちんと伝えようと、ジャーナリストとして当たり前のことをしたのだと思います。私は金さんが、慰安婦にさせられた経緯について、「だまされた」と書きました。「だまされ」ようが「強制連行され」ようが、17歳の少女だった金学順さんが意に反して慰安婦にさせられ、日本軍人たちに繰り返しレイプされたことには変わりないのです。彼女が慰安婦にさせられた経緯が重要なのではなく、慰安婦として毎日のように凌辱された行為自体が重大な人権侵害にあたるということです。

しかし、私だけがバッシングを受けました。娘は、「『国賊』植村隆の娘」として名指しされ、「地の果てまで追い詰めて殺す」とまで脅されました。

あのひどいバッシングに巻き込まれた時、娘は17歳でした。それから4年。『殺す』とまで脅迫を受けたのに、娘は、心折れなかった。そのおかげで、私も心折れず、闘い続けられました。私は娘に「ありがとう」と言いたい。娘を誇りに思っています。

被告・櫻井よしこさんは、明らかに朝日新聞記者だった私だけをターゲットに攻撃しています。私への憎悪を掻き立てるような文章を書き続け、それに煽られた無数の人びとがいます。櫻井さんは「慰安婦の強制連行はなかった」という強い「思い込み」があります。その「思い込み」ゆえなのでしょうか。事実を以て、私を批判するのではなく、事実に基づかない形で、私を誹謗中傷していることが、この裁判を通じて明らかになりました。そして誤った事実に基づいた、櫻井さんの言説が広がり、ネット世界で私への憎悪が増幅されたことも判明しました。

「WiLL」の2014年4月号の記事がその典型です。金さんの訴状に書いていない「継父によって40円で売られた」とか「継父によって・・・慰安婦にさせられた」という話で、あたかも金さんが人身売買で慰安婦にされたかのように書き、私に対し、「継父によって人身売買されたという重要な点を報じなかった」「真実を隠して捏造記事を報じた」として、「捏造」記者のレッテルを貼りました。「捏造」の根拠とした「月刊宝石」やハンギョレ新聞の引用でも都合のいい部分だけを抜き出し、金さんが日本軍に強制連行されたという結論の部分は無視していました。

しかし、櫻井さんは、私の指摘を無視できず、2年以上経っていましたが、「WiLL」と産経新聞で訂正を出すまでに追い込まれました。実は、訂正文には新たな間違いが付け加えられていました。金さんが強制連行の被害者でないというのです。日本軍による強制連行という結論をもつ記事に依拠しながらも、その結論の部分を再び無視していました。極めて問題の大きい訂正でしたが、櫻井さんの取材のいい加減さが、白日のもとに晒されたという点では大きな前進だったと思います。支援団体の調べでは、この種の間違いが、産経、「WiLL」を含めて、少なくとも6件確認されています。

提訴以来3年5か月が経ちました。弁護団、支援の方々、様々な方々の支援を受け、勇気をもらって、歩んでまいりました。絶望的な状況から反撃が始まりましたが、「希望の光」が見えてきたことを、実感しています。

そして櫻井よしこさんをはじめとする被告の皆さん、被告の代理人の皆さん。長い審理でしたが、皆様方はいまだに、ご理解されていないことがあると思われます。大事なことなので、ここで、皆様方に、もう一度、大きな声で、訴えたいと思います。

「私は捏造記者ではありません」

裁判所におかれては、私の意見を十分に聞いてくださったことに、感謝しております。公正な判決が下されることを期待しております。

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    第1回法廷(2016年4月22日)での原告意見陳述

■「殺人予告」の恐怖
裁判長、裁判官のみなさま、法廷にいらっしゃる、すべての皆様。知っていただきたいことがあります。17歳の娘を持つ親の元に、「娘を殺す、絶対に殺す」という脅迫状が届いたら、毎日、毎日、どんな思いで暮らさなければならないかということです。そのことを考えるたびに、千枚通しで胸を刺されるような痛みを感じ、くやし涙がこぼれてきます。

私は、2015年2月2日、北星学園大学の事務局から、「学長宛に脅迫状が送られてきた」という連絡を受けました。脅迫状はこういう書き出しでした。

「貴殿らは、我々の度重なる警告にも関わらず、国賊である植村隆の雇用継続を決定した。この決定は、国賊である植村隆による悪辣な捏造行為を肯定するだけでなく、南朝鮮をはじめとする反日勢力の走狗と成り果てたことを意味するものである」

5枚に及ぶ脅迫状は、次の言葉で終わっています。

「『国賊』植村隆の娘である●●●を必ず殺す。期限は設けない。何年かかっても殺す。何処へ逃げても殺す。地の果てまで追い詰めて殺す。絶対にコロス」

私は、足が震えました。

大学に脅迫状が送られてきたのは2014年5月末以来、これで5回目でした。最初の脅迫状は、私を「捏造記者」と断定し、「なぶり殺しにしてやる」と脅していました。さらに「すぐに辞めさせろ。やらないのであれば、天誅として学生を痛めつけてやる」と書いていました。

娘を殺害する、というのは、5回目の脅迫状が初めてでした。もう娘には隠せませんでした。「お前を殺す、という脅迫状が来ている。警察が警戒を強めている」と伝えました。娘は黙って聞いていました。

娘への攻撃は脅迫だけではありません。2014年8月には、インターネットに顔写真と名前が晒されました。そして、「こいつの父親のせいでどれだけの日本人が苦労したことか。自殺するまで追い込むしかない」と書かれました。こうした書き込みを削除するため、札幌の弁護士たちが、娘の話を聞いてくれました。私には愚痴をこぼさず、明るく振舞っていた娘が、弁護士の前でぽろぽろ涙をこぼすのを見て、私は胸が張り裂ける思いでした。

なぜ、娘がこんな目にあわなければならないのでしょうか。1991年8月11日に私が書いた慰安婦問題の記事への攻撃は、当時生まれてもいなかった高校生の娘まで、標的にしているのです。悔しくてなりません。脅迫事件の犯人は捕まっていません。いつになったら、私たちは、この恐怖から逃れられるのでしょうか。

■私への憎悪をあおる櫻井さん
櫻井よしこさんは、2014年3月3日の産経新聞朝刊第一面の自身のコラムに、「真実ゆがめる朝日報道」との見出しの記事を書いています。このコラムで、櫻井さんは私が91年8月に書いた元従軍慰安婦の記事について、こう記述しています。

「この女性、金学順氏は後に東京地裁に 訴えを起こし、訴状で、14歳で継父に40円で売られ、3年後、17歳のとき再び継父に売られたなどと書いている」。その上で、櫻井さんは「植村氏は彼女が人身売買の犠牲者であるという重要な点を報じ」ていない、と批判しています。しかし、訴状には「40円」の話もありませんし、「再び継父に売られた」とも書かれていません。

櫻井さんは、訴状にないことを付け加え、慰安婦になった経緯を継父が売った人身売買であると決めつけて、読者への印象をあえて操作したのです。これはジャーナリストとして、許されない行為だと思います。

さらに、櫻井さんは、私の記事について、「慰安婦とは無関係の「女子挺身隊」と慰安婦が同じであるかのように報じた。それを朝日は訂正もせず、大々的に紙面化、社説でも取り上げた。捏造を朝日は全社挙げて広げたのである」と断定しています。

櫻井さんは「慰安婦と『女子挺身隊』が無関係」と言い、それを「捏造」の根拠にしていますが、間違っています。当時、韓国では慰安婦のことを「女子挺身隊」と呼んでいたのです。他の日本メディアも同様の表現をしていました。

例えば、櫻井さんがニュースキャスターだった日本テレビでも、「女子挺身隊」という言葉を使っていました。1982年3月1日の新聞各紙のテレビ欄に、日本テレビが「女子てい身隊という名の韓国人従軍慰安婦」というドキュメンタリーを放映すると出ています。

私は、神戸松蔭女子学院大学に教授として一度は採用されました。その大学気付で、私宛に手紙が来ました。「産経ニュース」電子版に掲載された櫻井さんの、そのコラムがプリントされたうえ、手書きで、こう書き込んでいました。

「良心に従って説明して下さい。日本人を貶めた大罪をゆるせません」

手紙は匿名でしたので、誰が送ってきたかわかりません。しかし、内容から見て、櫻井さんのコラムにあおられたものだと思われます。

この神戸の大学には、私の就任取り消しなどを要求するメールが1週間ほどの間に250本も送られてきました。結局、私の教授就任は実現しませんでした。

櫻井さんは、雑誌「WiLL」2014年4月号の「朝日は日本の進路を誤らせる」という論文でも、40円の話が訴状にあるとするなど、産経のコラムと似たような間違いを犯しています。

このように、櫻井さんは、調べれば、すぐに分かることをきちんと調べずに、私の記事を標的にして、「捏造」と決めつけ、私や朝日新聞に対する憎悪をあおっているのです。

その「WiLL」の論文では、私の教員適格性まで問題にしています。「改めて疑問に思う。こんな人物に、果たして学生を教える資格があるのか、と。植村氏は人に教えるより前に、まず自らの捏造について説明する責任があるだろう」

「捏造」とは、事実でないことを事実のようにこしらえること、デッチあげることです。記事が「捏造」と言われることは、新聞記者にとって「死刑判決」に等しいものです。

朝日新聞は、2014年8月の検証記事で、私の記事について「事実のねじ曲げない」と発表しました。しかし、私に対するバッシングや脅迫はなくなるどころか、一層激しさを増しました。北星学園大学に対しても、抗議メールや電話、脅迫状が押し寄せ、対応に追われた教職員は疲弊し、警備費は膨らみました。

北星学園大学がバッシングにあえぎ、苦しんでいた最中、櫻井さんは、私と朝日新聞だけでなく、北星学園大学への批判まで展開しました。

2014年10月23日号の「週刊新潮」の連載コラムで、「朝日は脅迫も自己防衛に使うのか」という見出しを立て、北星学園大学をこう批判しました。「23年間、捏造報道の訂正も説明もせず頬被りを続ける元記者を教壇に立たせ学生に教えさせることが、一体、大学教育のあるべき姿なのか」

同じ2014年10月23日号の「週刊文春」には、「朝日新聞よ、被害者ぶるのはお止めなさい “OB記者脅迫”を錦の御旗にする姑息」との見出しで、櫻井よしこさんと西岡力さんの対談記事が掲載されました。私はこの対談の中の、櫻井さんの言葉に、大きなショックを受けました。

「社会の怒りを掻き立て、暴力的言辞を惹起しているものがあるとすれば、それは朝日や植村氏の姿勢ではないでしょうか」

櫻井さんの発言には極めて大きい影響力があります。この対談記事に反応したインターネットのブログがありました。

「週刊文春の新聞広告に、ようやく納得。もし、私がこの大学の学生の親や祖父母だとしたなら、捏造で大問題になった元記者の事で北星大に電話で問い合わせるとかしそう。実際、心配の電話や、辞めさせてといった電話が多数寄せられている筈で、たまたまその中に脅迫の手紙が入っていたからといって、こんな大騒ぎを起こす方がおかしい。櫻井よしこ氏の言うように、「錦の御旗」にして「捏造問題」を誤魔化すのは止めた方が良い」

私はこのブログを読んで、一層恐怖を感じました。ブログはいまでもネットに残っています。

櫻井さんは、朝日新聞の慰安婦報道を批判し、「朝日新聞を廃刊にすべきだ」とまで訴えています。言論の自由を尊ぶべきジャーナリストにもかかわらず、言葉による暴力をふるっているようです。「社会の怒りを掻き立て、暴力的言辞を惹起している」のは、むしろ、櫻井さん自身の姿勢ではないか、と思っています。

■「判決で、救済を」

「言論には言論で闘え」という批判があります。私は「朝日新聞」の検証記事が出た後、複数のメディアの取材を受け、きちんと説明してきました。また、複数の月刊誌に手記を掲載し、自分の記事が「捏造」ではないことを、根拠を上げて論証しています。にもかかわらず、私の記事が「捏造」であると断定し続ける人がいます。大学や家族への脅迫もやむことがありませんでした。こうした事態を変えるには、「司法の力」が必要です。

脅迫や嫌がらせを受けている現場はすべて札幌です。櫻井さんの「捏造」発言が事実ではない、と札幌で判断されなければ、こうした脅迫や嫌がらせも、根絶できないと思います。

私の記事を「捏造」と決めつけ、繰り返し世間に触れ回っている櫻井さんと、その言説を広く伝えた「週刊新潮」、「週刊ダイヤモンド」、「WiLL」の発行元の責任を、司法の場で問いたいと思います。私の記事が「捏造」でないことを証明したいと思います。

裁判長、裁判官のみなさま。どうか、正しい司法判断によって、「捏造」記者の汚名を晴らしてください。
。家族や大学を脅迫から守ってください。そのことは、憲法で保障された個人の表現の自由、学問の自由を守ることにもつながると確信しています。

(2018年7月13日)




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 西村官房副長官は辞任が妥当/政界地獄耳(日刊スポーツ)
 


西村官房副長官は辞任が妥当/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201807140000192.html
2018年7月14日8時48分 日刊スポーツ

 ★自民党の失策と勘違いによって、被災者たちは政治的に追い詰められる。今までやり放題をしてきて、都合が悪くなると「全く問題ない」「民主党政権の時よりずっと良くなっている」という言い訳しか思いつかなくなってしまった。今どき、政権を民主党政権と比べてみようと、国民は思わない。比べるべきは、自民党政権の別の首相だろう。自民党はおごりとたるみで、本当に情けない政党になってしまったのではないか。無論、個々の議員は頑張っている者もいるだろう。すべてを否定しようとは思わない。だが、党や内閣の指導的役割を担う人間の発言や行動を見て、若手は学ぶ。幹部のあしき前例ばかりが露呈すると、心配になる。

 ★自民党の派閥会合があった12日、前経済再生担当相・石原伸晃は石原派のあいさつで「日本のインフラ技術があっても、これだけ大勢の方が亡くなった。『コンクリートから人へ』という政策は間違っていた」と指摘。総裁派閥の前総務会長・細田博之も、派閥の会合で「ダムは予想せざる事態に対応するため必要なのだと、今回また確認された」と、群馬県の八ツ場(やんば)ダムが建設中止になった、いずれも民主党政権時代の政策を批判した。2人の残念なところは、では政権を奪取した時、最初にその政策を変える努力をしなかったところだ。そんなことを言えば、その他の失策はすべて、自民党の失策ということになる。

 ★赤坂自民亭での党幹部や閣僚の宴席をあおり、浮かれた写真をネットに上げ続けた自称防災のプロ、官房副長官・西村康稔は12日の参院内閣委員会で「災害発生時に会合していたかのような誤解を与え、多くの方に不愉快な思いをさせた」と陳謝した。また間違えている。誰も誤解などしていない。首相の側近として党幹部や閣僚に最新の防災情報を伝達するのを怠り、自ら率先して宴席で浮かれていたことを恥じ、首相らを誘導しなかったことなど、事態を分析できなかった官房副長官としての不作為を国民に陳謝すべきだ。謝罪まで間違うな。辞任が相当だろう。(K)※敬称略









































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 「この豪雨のためにみんな派閥の研修会をやめる。なんでやめるのか理解できない」(麻生太郎)・・・頭が悪いからだよ! 
「この豪雨のためにみんな派閥の研修会をやめる。なんでやめるのか理解できない」(麻生太郎)・・・頭が悪いからだよ!&政治家は永田町で汗かかずに、いまこそ被災地で泥まみれになって汗をかけ!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-01cd.html
2018年7月14日 くろねこの短語


 立場をわきまえない、言っていいことと悪いことの区別がつかない、なによりも他人の気持ちがわからない・・・言わずと知れたひょっとこ麻生のことだ。このひとでなしがまたやらかしてくれた。なんと、「この豪雨のためにみんな派閥の研修会をやめる。なんでやめるのか理解できない」「うち(麻生派)は予定通りやる。懇親会もいいだろう」とさ。

 理解できないのは頭が悪いからで、こういうひと昔前の社会性性に欠如したオヤジが、かつての総理大臣でいまでも副総理&財務大臣という要職にあることが、ペテン総理の存在と併せて日本の最大の悲劇なんだね。

麻生氏「宴会でなく勉強会、なぜやめるのか」 自粛批判

 研修会自粛のそもそものきっかけとなった「赤坂自民亭」に関して言えば、海外のメディアもいち早く報道しているし、ペテン政権の災害対策の遅れにも海外メディアから疑問の声が上がっている。そうしたどんくさいペテン政権の現状をいち早く報道しなくてはいけない日本のメディアが一番腰が引けているんだから、何をかいわんやなのだ。

イギリスBBC、豪雨時の自民党宴会を報道!海外メディアも豪雨被害を特集!「初動対応で物議」

ガーディアン紙が西日本豪雨を特集 鮮明な被災地画像を掲載、破壊された家や救助部隊など・・・

 昨日だって、夕方のニュースをザッピングしながら観ていたら、どの局も災害報道のオンパレード。ま、それは緊急事態なんだから当たり前としても、その後に続くのがグルメ情報やサッカーってのはなんとも理解し難い。

 国会ではカジノ法案に関する参考人招致もあったし、参院定数6増を目論む公職選挙法改悪案が衆議院で審議入りした。カジノ法案については、「首相は西日本豪雨への対応を優先すべき」という野党の声を無視して、17日にペテン総理が出席して質疑を行うことが委員長職権で決まった。

 いやはや、災害の隙をついてこそっと法案と通してしまえ、っていうやる気満々なんだね。その「やる気」をいまこそ災害対策に向けるのが、国民のための政治というものだろうに、「決してやってはいけないアンフェアな政治」(東京新聞「こち背特報部」より)が罷り通っている。

 そこに手を貸しているのが、災害報道に集中して国会で起きていることを一切報道しないメディア、特にTVってことだ。

「賭け金融資」危険性指摘 カジノ法案審議 参考人「依存症急増」

どさくさ紛れ国会議員6増法案、「おかしいじゃろ」

 天皇は「猛暑の中で6千人を超える人たちが不自由な避難所生活を余儀なくされていることを案じ」て那須での静養を取り止めたという。ああ、それなのに、政治屋どもは被災地で汗をかかずに、党利党略の法案成立に必死になっている。

両陛下 那須での静養取りやめ

 でもって、ちょっとでも一般大衆労働者諸君が疑義を抱こうものなら、昨日のエントリーで紹介したゲッペルス気取りの世耕君のようにムキになって反論・反撃を繰り返す。

 このままだと、この国は「滅びる」ね。横山のやっさんじゃないけど、正味の話がシャレならんで! 怒るでぇ、しかし!・・・てなわけで、お後がよろしいようで。


麻生氏「宴会でなく勉強会、なぜやめるのか」 自粛批判
https://digital.asahi.com/articles/ASL7F5VGTL7FUTFK01S.html
2018年7月13日19時23分 朝日新聞


麻生太郎氏

 麻生太郎副総理兼財務相は13日、札幌市で開かれた麻生派議員の政治資金パーティーで、「この豪雨のためにみんな派閥の研修会をやめる。なんでやめるのか理解できない」と述べ、西日本豪雨の被害を受けて自民党内で広がる研修会の自粛ムードに異論を唱えた。

 自民党の派閥のうち、竹下、岸田、石破、石原各派が研修会の延期を決めた。こうした動きに、麻生氏は「総裁候補に自分たちの政策を提言して初めて政策集団じゃないのか。何の関係でやめるんだ。宴会するわけでも何でもない。勉強会をやるんじゃないか」と批判。「うち(麻生派)は予定通りやる。懇親会もいいだろう」と述べた。






























http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 日本の市民の皆様へ 2011年11月4日の再投稿
小生2011年から本ウエブサイトで断片的に「日本の市民の皆様へ」と題し一市民が2011.3.11以降日々直面する苦しみとその社会的な背景を記載し続けて来た者です。やっとこの社会問題に対して何とか自分なりに納得出来る結論付けをする事が出来、そしてこれから行う最終の投稿を通して心のケジメが付けられるかと思っております。

しかし何と言う世の中になってしまったのでしょうか?いえ、この問いは社会の事や政治に関しての事ではありません。日本に住む市民皆さんの行動様式です。

と言う事で一番最初の投稿を再びこのウエブに載せます。No.2 以降の投稿も続きますので少しお待ち下さい。
====================================== 2011年11月 原発のスレッドに投稿
私はこのウエブサイトの読者、K.C.と申します。

先日東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染事故で家を追われた友人より久しぶりに連絡がありました。今回の東京電力の放射能汚染事故の補償手続に関して個人的に感じた事にのみならず、家族を抱え奈落の底に落とされてしまい、そこから這い上がる事の出来ない悔しさがストレートに出ている文面を送って来てくれました。

東京電力の福島第一原子力発電所からの放射能汚染事故の報道手法が、食品を含め多岐方面に渡る放射能汚染の実情を情報の受け手にはいどうぞ的に丸投げしている現状で、それらの数値の上り下がりに一喜一憂する日々です。この投稿は福島の放射能汚染事故地区の至近距離の被災者の双葉町、大熊町、富岡町、浪江町の市民の皆さんの声が3.11以降殆ど新聞等メディア上でニュースとして出ていない事に抵抗するのが主な1つの目的となっています。表に出てこない放射能汚染事故の被害者の方々への補償金の手続きに関する一市民の声を最初の3章に記載しております。それ以降最後の章までは私的な意見となっております。何故この様な合作投稿になったかと言うと....私自身3月11日以降立ち尽くすだけで、眠れない苛立ちの日々を送ってきました。しかし私の友の声を聞き奈落の底に落とされてしまった境遇を目の当たりにし、考えあぐねる事よりも、まず自分として目の前に在る現実にいかにタックルするか、出来るかを考えてみようと思いました。まずその為自宅にある一番大きな紙を持ち出して来て3.11以降何が起っているのかのいわゆるBig Pictureを紙の上に書いてみました。この投稿で述べている事柄は既に他の方々が指摘、又同様な意見として既出しているかもしれません。微力ながら私に出来る事と言えば、この機会に友人の声を皆さんに紹介する事位しか在りません。

此処で各章の題名を出しておきます。忙しくて時間が無い方は、3章まででも読み進めて下さい。
1. 現地からの声
2. 厳しい試練
3. 過去の判例
4. 行為とその帰結
5. 貴方への問い
6. こんな人達いらん!
7. 日本人の遺伝子
8. 中根千枝氏(タテ社会とその弊害)
9. 今 - まず出来る事
10. 近未来を見つめる
11. 最後に

1. 現地からの声
『(中略)
この9月末に前震災後半年間の避難で被った費用の補償手続きに関する話し合いと個別説明が各仮設住宅への東電社員来訪で始まった。驚いたことに9時前に出向いた時に既に各世帯でいわば早い者勝ちに懇談しているではないか。出遅れまいと少々興奮する。今日どう言う趣旨で、どう言う段取りで進行させるのか、我々にあらかじめ話・提示が全くなされないのは甚だ問題ではないか。150ページもの電話帳かと見まごうばかりの補償の説明書を読んで被害者たる当方に書け、ついては不明の分類方法や書き方を教える、という態度がそもそも加害者の位置にありながら、今回の東電の放射能汚染事故は人災との政府そのほか大方の見解にも反するやり口だ。ここで署名・捺印したら以後一切の異議、追加請求をしません、との提出書類末尾の文章を見れば早まってはいけないとその場で呼びかけた。が、早い者勝ちだと交渉と説明を受けている一人の仮設住民のオヤジが、文句がある奴は出て行け、うるさいぞと私に罵声を投げつける。』

そこに集まった皆さんは東京電力のお客さんです。しかし又同時に今回の放射能汚染事故の被害者でもあります。小難しい会計用語が散りばめられた電話帳の如くの書類を突きつけられ、この様な我先にと被災者共々競い合わせる様な説明会場の状況に身を置かれたら、心理的にどちらが主でどちらが従か関係が逆転してしまうのではないか。もしその様に主従逆転した気持ちになってしまえば、被災者が東京電力に頭を下げてお願いする立場の心理的弱者に追い込まれてしまう。放射能汚染の被害に直面する市民の皆さんの立場を、この様な方向に持って行く事が東京電力の本来の目的かとさえ勘ぐってしまう。

2. 厳しい試練
ではいったい現地では何が起っているのか。
電話で友人と話をし、東京電力が被災者に郵送した補償金請求の150ページに及ぶ書類の事を聞いてみた。電話をする前に実際どの様な損害賠償の説明なのか確認するつもりでGoogleして見、ヒットした東京災害支援ネットのウエブにはこんな記述が有った。"「東電が請求書を配り始めたというニュースを見た。」「東電から分厚い請求書が届いた。請求書を早く書いて送るべきか。」という質問が、東京災害支援ネット(とすねっと)の無料相談電話に相次いでいます。東電への賠償請求には、1)直接東電に請求書を送る、2)紛争解決センターに申し立てる、3)訴訟を起こす、という3つの方法があります。しかし、一般的に言えば、東電が示している賠償基準は低く、あわてて直接請求書を送る必要性は低いです。" [1]参照の事。

以下出口の無い奈落の底から一歩も逃げられない苦しみと、身に降り掛かった不条理に対する怒りの声である。
『(中略)
実は東電郵送封書の分厚い中身は見ていない。でもおそらくそうなんだろう、と思う。開封自体が東電の軍門に下る気がして封を切ってのちページを繰っていない。やつらの意図にまんまと乗せられ思惑通りに涙金で処理されてしまうのが容易に予想されてしまう、それが癪に触ってしようがない。地団駄を踏む悔しい感情にとらわれている。確かめずの返答で済まん。』

私の友人は家を建ててから10年もせずに、今回の放射能汚染事故で生活の拠り所を失ってしまった。両親の面倒を見るべく所、又家族にとってはかけがえのない故郷から追われてしまい、根無し草の如くの生活に直面している。まるで双六の"振り出しへ戻る"事を東京電力に強制され、考えられない程の苦労をして、又人生を最初から築き直し始めなければならない状況に置かれているのは私の友人だけではない。何万世帯の家族が非常に困難な同じ状況に置かれているのである。この様な非常に切羽詰まった生活を強要されている市民の声が表に出てこないのは全く以て不思議な社会である。以下のレポートはその数少ない情報の一つ。"告発レポート どこまで被災者をバカにするのか! 東電が補償書類に入れた「恫喝文句」" [2]参照、及び9月27日付けブルームバーグウエブサイトの記事[3]参照の事。現在進行形及び未来進行形の放射能汚染が続く中、被害に遭わせた市民の皆さんをまるで物言わぬ羊とでも考えているのだろうか。そういう神経をしていない限り、家を失い故郷を追われた方々に苦胆の試練を歩ませる様な事はさせまい。一方福島県の財政事情も非常に悪いとの事。現在貯金は0とのニュース。"福島県の「貯金」ゼロ…原発対応で出費かさむ。"読売新聞ウエブサイトより。[4]参照の事。この事態を誰の責任で解決するのか?福島県の市民の税金?間違ってもドケチな東京電力が補償するとは思えない。

私の友人はその場の補償手続説明会で150ページの電話帳を手に取って読んだのだろう。友人の御親戚の方々も東京電力で原発労働者として働いていたと聞く。近郊住民が信ずるしか他の方法はない、しかも統計的なデータに裏打ちされたとは言いがたい"原子力は安全"と言うトラストが破れた上に、経済的にも精神的にも奈落の底に落とされてしまった出口なしの悲惨極まりない状況である。この彼らの怒りに言葉を失う。

3. 過去の判例
『(中略)
被害算定基準がそもそもおかしい。交通事故休業補償やらJCO事故補償から政府肝いり原発災害補償会議?が原発災害法?に基づいて決めたとのことだが、未だ事態が収まっていないこと、全く未曾有の事態であること、その法律には全く補償金額の一字も書かれていないこと、いくらでも誰かの意向で変えられること等々の欺瞞性をどれくらいの被災民が理解・認識・判断しているのか、いぶかしい。一連の割り出された算定基準を策定した委員会メンバーやら内容に我々の意思・意向・意見等が全く反映されていないし決定内容をあらかじめ公開・吟味もなされたという話も耳にしたことがない。突然唐突に分厚い書類を郵送してきた訳で取り返しのつかない様な我々には不利で東電には有利な項目がページのどこかに埋め込まれているのではないかと危惧の念が胸奥に湧くのが当然至極ではないか。
(中略)
原発賠償法には具体的な金額が記されていない。もしかするとある意図をもって選抜された弁護士たちがこねくり練り上げでっち上げたシロモノであり従来の交通事故休業補償とJCO事故補償の適用で済ませようとしているんでは、と私には見える。全く過去とは異なる事態で、新しいパラダイムでこの震災被害に対処し将来への模範とすべきだと認識する。これが現在の理解到達点です。急がず様子見する。』

尚JCOの事故補償に関しては以下"JCO臨界事故における補償の概要"[5]参照の事。参考文献の章[1]及び[2]に詳しく写真付きで紹介されているが、150ページにも及ぶ電話帳とも見まがう書類を被害者市民の方々に押し付けている事が彼らの精神的な負担となっているのは明確ではないだろうか。補償の説明書は大変な労力で読み進めて行かないといけない。それらの事務上の処理の苦痛よりも、150ページの説明書も読まずにさっさとサインしてしまえ、と思う方々が多いのではないかと危惧する。その挙句今まで仮払いした金額より低い算定金額なら返金を要求される、又こうした笑えないケースがかなりの確率で発生することがこの電話帳には仕組まれているという評価が出てきている。まったくフェアではない。

こんな中、3.11以降取っておいた領収書の額をひたすら足し算して、放射能汚染の被害を受けた市民が東京電力に、家を失った事の賠償金ではなく生活の補償金を請求する図式。そう言う理由が背後に有っての補償金の支払いとは、居住地からの一時的な避難と言う形態にし、他の土地に移住するなら自費でやって下さいと言う事だ。明らかにもう人が長期に渡って住む事のできない土地やその上に建つ家屋などの評価額は、地方自治体が管理する登記簿を見れば一目瞭然ではないか?家屋と土地の2010年度の評価額に対して被害額を弁済する事が本来やるべきなのだが一向にこの様にならない。過去の判例など引っ張り出して来ても全く役に立たないと言う事が判らないのか?

しかし東京電力のドケチぶりの理由が、先日点と点がつながって線となって、やっと判った。講談社のウエブサイトに以下の記事が記載されているのを見つける。その極一部の抜粋である。"(中略)値上げがこれほど高額になるには、もうひとつ理由がある。賠償資金を、これから東電が稼ぐ収益の中から賄おうとしていることが元凶なのだ。" "復興よりも先に進む、東電、銀行、財務省を保護する「福島原発賠償策」の異常"より。[6]参照の事。さらに先日日経QUICKニュースに東京電力の西沢社長が記者会見した内容が載っていた。東京電力社内の風潮が図らずも垣間見えた。その極一部を抜粋する。"資金援助の時期に関しては「賠償金額も一度にすごい金額(の請求が)が来るというものではないので...." [7]参照の事。補償金額をかなり低めに想定している様である。市民の財産と命を保護するよりも一企業の救済を優先したこの国は何かが狂っている。

此処までしか読まない人が居ると思うので、ザクッと結論を裏側から迫る。日本の指導者達は今国が未曾有な危機に陥っているのを認識しているのか?又それらの危機を回避しようと努力しているのか?私にはそうは見えない。3.11以前は日本の借金は国民一人当たりGDPの2倍弱という困難のみが存在していた。(http://ex-skf-jp.blogspot.com さん、有難う)。[8]参照の事。経済の'ケ'の字も知らない人間でも次の事位は頭を捻れば判るのだが。即ち、GDPがプラスにならない限り国の借金は返せない。だがそれでも現在日本が直面する状況よりも遥かにまし。3.11以降これらにもう1つの難問が連結して来た。そう。財政赤字<=経済成長<=日本人口の減少の加速化。財政赤字を解決するには経済成長が必要。で、経済成長の原動力とは何か?若い世代を中心とした人口の増加である。それなのに3.11以降、国は日本の市民を過酷な放射能汚染地帯に留め置き、被害を受けつつある市民の皆さんを棄民化する様な政策を加速しているとしか解釈のしようがない。これでは若い人達が子供を産みたくなる環境がますます悪化するのは目に見えている。悲しいかなこの国は未来の事さえ予想し得ない人々によって運営されていると言う事である。そして更に驚くべき事に今の日本の現状は、危機管理の実行が殆ど成されていないと言う事実。その結果...

4. 行為とその帰結
原因と結果。一言で言えば因果関係ですか。でも忘れてはならない事は、そこには行為の当事者、人々が関わっていると言う事なのです。

端的に言えば、原子力と言う行為とその帰結。原子力発電を錦の御旗のもと押し進めていた組織達:福島第一原子力発電所の運転者である東京電力が行った行為とその結果、霞ヶ関の省庁も然り、当時の政党と数々の政権然り、各地方自治体然り、原子力科学屋然り。しかしそれらの行為の帰結に我関せずとほとぼりの冷める時まで、或は東北や関東、中部地方の市民が現状維持を受け入れるしか無いと諦めてしまうまでひたすら、過去から積み重ねて来た行為とその因果関係としての未曾有の放射能汚染のその責任を濁して、嵐の通すぎるのを待つと言う戦略に出ていると確信する。

今回の東京電力の放射能汚染事故の責任論的な見地からすると、まるで我々は以下の様な小咄に限りなく近い状況に置かれているのではないだろうか?

闇夜に何者かに当て逃げされた。現場検証もろくに行なっておらず事故時、運転者がどの様な状態でいたのかも判らないし居眠りしていたのかも判らない。運転手は車と共に逃げたのでその場で検証できない。よって証拠も殆ど残らない。ましてや自分に不利になる証拠も処分しただろう。で、しばらくしてほとぼりが冷めてから、運転手が警察へ出頭して来た。後に判った事は運送会社所有の貨物車で、おまけに今回の事故で積み荷であるモンスター、の分身が広範囲にバラまかれてしまった。東京電力が運転手で他に助手席に経済産業省の下部機関の...が乗っていた事が判る。貨物車の運転を行っていて生計をたてていたのであるから、如何なる事をしてもその帰結の責任を取るべきだ。しかし今回の放射能汚染事故をおこした運転手は国民の皆が知っているが、責任を取らずに逃げ廻っている状況である。運転していた本人は斯くも言う。車は古くてブレーキも利きにくかったし、又その日は雨だったから車滑っちゃった。と事故を起こした本人は反省の気持ちも更々ない。ましてや被害者の方に私はお金がありませんので補償金は余り当てにしないで下さい。これで勘弁して下さいと言う様な物。面と向かって事故に遭った人達にお詫びの文面さえも一筆しない。被害に遭われた方々に補償金を払います。でもこれから、会社の利益が出た時のその利益で払って行きますと宣う。なんと言う腐った根性ではないか?そうでなければ腐った遺伝子が組織にしみ込んでいるとも言える。ウオール街の面の皮の張った人間も赤子の様に見える。何故なら利益を最優先、最大限化し、そして安全性を求める意志は微塵もない事が今回の放射能汚染事故をきっかけに公衆の面前で公にされてしまった (例えば10年前に廃炉にすべき40年選手の一号機を単に減価償却の為に延命)。今までの度重なる事故の隠蔽工作が示す様に、利益を恣意的に最優先させる行為、と言う結果故によって、とうとう生じてしまった破局的な放射能汚染の事故と言う帰結。この行為に対する帰結の責任は未だに一切問われていない。

東京電力よ。国よ。この重大責任を取れないなら、原子力など止めておきなさい。また次の記事は現状を深く考えさせる。"原発を考えるインタビュー 村上東海村長 極めて内省に欠ける国" [9]参照の事。東京電力と言う会社は一言で言えば、原子力発電所周辺に住む市民の命よりも、数千万円の節約の方が大事な組織。東京電力はもう民間企業として存在する理由がないと思う。"蓮池透 独占激白 福島第一原発の保守管理者として 32年勤めた東電を断腸の想いで告発する!"、 [10]参照の事。こんな原子力発電施設を輸入しようとしている諸外国はたまったものではないと思う。

上記の小咄のついでに。皆さん次の比喩的な事実関係に気が付いていますか?皆さん程度の差あれ、3月11日以降の福島第一原子力発電所の放射能汚染事故で東京電力によってガツーンと当て逃げされてしまったのですよ。この事が理解できませんか?人間だけではありません。改めて言います。生きとし生ける物全てが東京電力によって当て逃げされてしまいました。しかしながら、当て逃げされた私たちに東京電力は一言お詫びを入れたのでしょうか?3月11日以降私にはそのようなお詫びの言葉を聞いた記憶がありません。残念ながら放射能汚染は地球規模との事で、日本の一民間企業が世界中を汚染させてしまった事実を直視しなければなりません。私達市民がこの健康な体に、車で当て逃げされて事故後の或る日からむち打ち症に悩まされると言う事なんです。

5. 貴方への問い
この世に生を授かって、それ故にこの世を良くしたい、或は悪くなるのを防ぎたいと思うのは、人としての自然な思いではないだろうか?それでは、広島型の原子爆弾の少なくとも20発分の放射能が環境に放出されていると言う、この現実に対処する為の2つのケースを考えてみよう。
* 妊婦さん、乳幼児や子供達を放射能汚染区域から避難させないと言う行為とその帰結。(現在非常に大きな意志の力が世論に働いている)
* 妊婦さん、乳幼児や子供達を放射能汚染区域から避難させると言う行為とその帰結。(一人一人の市民の小さな声はまだ世論に届いていない)

良識ある市民の皆さんはどちらのケースが子供達の人権を蹂躙し日本の世の中を悪くする方であるか判るかと思います。

それでは、貴方に問います。どちらの力に組しますか?
これから押し寄せて来るであろうと思われる放射線被曝起因の、健康への影響は日本社会にとって新たな"津波"ではないだろうか?3.11地震発生以前から津波の被害を過小評価していた、全ての組織のメンタリティーは何一つ改善されていないと言いたい。健康への影響を最小限にする為に(この日本の世の中をこれ以上悪くさせない為に)今すぐ妊婦さん、乳幼児や子供達を放射能汚染区域から避難させる様、市民一人一人が自分が出来る範囲で - 愛する子供達の為に - 少しずつ小さいながらも行動をおこすべき時。この津波は産まれて間もない若い者達だけさらって行ってしまうだろう。津波が引いたら爺と婆だけの寂しい世の中になると心せよ。

6. こんな人達いらん!
私自身東京電力福島第一原子力発電所からの放射能汚染事故は一民間企業が起こしてしまった日本と言う国を滅ぼすと言っても過言ではない様な破局的な失敗であると思っている。ここ迄に至るまで、自らの強欲を恥じ、安全最優先に軌道修正できる様な長い道程が在りながら東京電力は自分たちの考え方は絶対だと言う無謬にはまり込んでしまったから起こしてしまった故、今回の過酷事故は過失ではないのかと思える。今回の東京電力の放射能汚染事故の組織論的な見地からすると、原子力を推進する特権的な組織とその人々は、以下の様に例えた方が的確かと思う。

(お断り:以下の例えは架空の世界の小咄)
神々しい原子力と言う神が祭られている、奥深い霊山にある原発と言う神殿。そこはまるでギリシャのDelphiの神殿と神の御信託Oracleを伝える巫女が住む世界である。[11]参照の事。神殿を運営するのはTEPCOであり、国政の御信託を賜る為に日夜馳せ参じた国会議員。おまけに日参するや寄進ならぬ、嬉しいお土産まで持たされたのでついつい心を許してしまった。この国の政権を握る党は、御信託に基づき商売を行っている面々。自分の懐に金が入ればもう万万歳さ。兎に角客の事より、千両箱。勿論、商売敵はぶちのめせ。勿論巫女は原子力官僚、TEPCOの役員達や原子力立地本部の面々、そして研究費欲しさの科学屋さん達である。特に彼らの発する言葉は神の言葉故、国と国民を自由に操って来た。しかしながらこの神殿の奥の院の開かずの扉の中には、魔神(モンスター)が封印されていたのである。巫女達は奥の院に封印されている者は大人しくて多いに人の役に立つと宣う。彼女らの言葉は神の言葉だったので、原子力と言うモンスターは何時しか人類の希望のエネルギーと呼ばれる様になった。

あの日以来、モンスターは自らの分身を野に放った。巫女達はモンスターが下界に逃げた事に騒然となって、神殿の中で右往左往している。なんとか下界に住む世俗の人々に気付かれない様に、又彼らに御信託が間違っていたと言われてしまうのを防ぐ為に、今まで駆逐して来た嘘や、捏造等あらゆる手段を使って野に放たれた、見えないモンスターのこれから仕出かす悪事を小さく見せようと試みている。自分たちがハッと気が付いた時には、巫女達は既に魔神、モンスターが放つ灼熱の炎に、己の魂を吸い取られてしまっていたのだ。今度はモンスターが日本の市民を飲み込みにかかっている。

さて現実に戻ろう。日本市民に多大な精神的、経済的負担と、個々市民の脈絡と続く過去を未来へと受け継ぐはずの子孫さえも抹殺する様な事故をおこしても、何に故に官僚と政府おんぶにだっこされながら、自らの存在を超法規的な物と勘違いして国家を操り(神殿の持つ力は強大である。侮るべからず)、現状維持に固執するのか?その一方で、福島の市民達に自ら地獄の底から這い上がってこいと言っている様な仕打ちを行っている。余りに不条理だ。それは一言で言えば金の成る木、金の卵を産むガチョウは殺さない=現状維持の為神殿の再建を企てて居る事。下界の人々に謝って、被害補償など払ってしまえばガチョウは二度と金の卵を産む事ができなくなってしまう。だから責任なんて取りはしない。改めて言う。現状維持だからこそ、妊婦さん、乳幼児や子供達を放射能汚染区域から避難させないと言う行為を進めている。

結局当て逃げされてしまって放射線の内部と外部被曝を受けた市民、子供達に健康の被害は大した事無い。心配するから、くよくよするから不健康になる、と御高説ならぬ御信託を垂れる人達もいる。とそのままで放置され、将来健康に支障が出て来た時は国の健康保険のお世話になる格好なのか?そしたら健康被害を受けた市民は市民が払う健康保険の料金で自分たちの健康をカバーする格好となる。最終的に健康被害の支払いは国に押し付けられる。泣き寝入りをし、貧乏くじを引くのは二重の意味で、日本の市民。原子力発電で長らく受益を受けていた組織が、受益者負担の原則を無視して、雀の涙程の補償金にて難逃れをするとは、正に当て逃げ犯の思うつぼ。現在の日本市民の健康だけではない。汚れてしまった日本の国土を子孫代々に渡り相続させてしまう事に一切ホオッかむり。堪え難い程、えげつない。よってこんなえげつない人達がいる組織いらん、と思う。それ故、脱東京電力と言う言葉がまず出てくるべきである。これは日本の世の中を良くする為歩き続けなければならない道のりのまず最初の一里塚である。

しかし国が責任を持って速やかに放射能汚染対策と処理をしないと取り返しがつかないダメージが国全体に降り掛かるのが判らないのだろうか?でも国はやる気がない。何故か?まるで政府が東京電力と悪魔の取引を行ったかの様だ。素早い行動で事故直後に積極的にSPEEDIを使ってピンポイント的に何十万或は百万人を超える市民を避難させる事ができた筈だ。この、国の大規模避難命令と言う行為とその結果国を混乱させると言う帰結の選択枝よりも東京電力同様当時の内閣も現状維持を決め込む。危機管理も出来ないバカども。

7. 日本人の遺伝子
昨今、テレビ等で日本人の物作りに対する哲学的とも言える希求心が盛んに取り上げられていた時期がありました。或る物を作った時に品質が悪かったらあらゆる方法、今までとは全く違ったアプローチで良い製品に改善して行く飽くなき欲求。この日本人個人の中に染み付いた物造りの遺伝子は世界に誇るべき事であります。この良い物を作る作業に注ぎ込むエネルギーには驚嘆します。

しかし、一方上記の章で話しました、世の中を少しでも良くして行こうという市民の希求心と言う観点からすれば、日本人の遺伝子のプールの中にその機能は僅かしか織り込まれていないのか或は麻痺しているのか、とすら疑問に思えて来る事が有ります。どうして悪い世の中から良い世の中に皆で変えて行こうという気持ちが生じないのか。色々とこの日本市民の弱点を説明するアプローチが在ると思いますが、まず真っ先に思い浮かぶ、この社会事情を40年以上前に説明していた学人を紹介します。

8. 中根千枝氏(タテ社会とその弊害)
中根氏は1967年に出版した『タテ社会の人間関係』[12],[13]参照の事、という本で日本社会での個人と個人、個人と組織の関係を深く洞察し、その日本のタテ社会と言う社会形態がどの様に機能しているかを論じている。同時にインドやヨーロッパの社会をヨコ社会と規定し、タテ社会の日本と比較を行っている。

個人的には広い社会の中で横の市民同士の関係が見えない日常と思っている。比較的自由なヨコ社会に比べて、どちらかと言うとがんじがらめ。世の中を水平的横断的な視点から見ようとしない処は日本社会の弱い部分だ。ヨコ社会では自発的な議論、アイデア、情報そして市民同士の緩やかな合意がヨコからヨコへ流れる。タテ社会では命令と情報は上から下へ流れる。霞ヶ関の経済産業省原子力行政の官僚が上層部から下部組織、地方自治体へ、更には各電力会社へと国家の意志をアウンの呼吸でお達しする命令経路は正にタテ社会の典型的な例として挙げられるだろう。54基在った原子力発電所の周辺に住む市民に原子力の本来の姿を隠し通し、安全ですと神話を植え付け地域市民の信頼を勝ち取って来た。霞ヶ関のタテ社会の住人にしてみれば"You have to be trusted by the people that you lie to...."を実行するのはお手の物だろう。何しろ東京電力1社だけで一説に依ると2010年度に250億円ものお金をマスコミに投入させて日本市民を洗脳していたのだから。

しかし3.11以前この原子力と言うタテ社会の中で経済産業省の原子力官僚(文部科学省下の旧科学技術庁の原子力官僚も然り)が操っていたと思っていた東京電力に3.11以降、逆に経済産業省全体(文部科学省全体も然り)が今更ながら結果的に操られて居たと気が付き始めている様に個人的には見えるのだが。現状は駄々をこねている、強欲でエゲツナイ商人がこの国の危機を逆手にとってそれぞれの官僚組織を操り人形の如くに操っている言うべきなのだろうか?もしかしたら東京電力そのものが国を支配するモンスターになってしまったのかも知れない。経済産業省は彼らに弱みを握られて、大人しく主人の言う事を聞く番犬のふりをしているのか?それとも巫女集団の頭を東京電力にしておいて何が何でも自分たちが行って来た行為とその帰結の責任を彼ら東京電力に押し付けると言う高等戦術でも採っているのだろうか?以下のレポートにはこんな記述がある位だから本当かな?"確かに東電幹部からも「東電を利用して搾取してきた政治家と官僚の実名を開示してやる」との声も聞こえてくる。" [14]参照の事。

9. 今 - まず出来る事
残念ながら、今回の東京電力福島第一原子力発電所が発生元の放射能汚染事故での政府、通商産業省、文部科学省、都道府県、地方自治体等の組織がトップダウンで放射能汚染事故の状況と影響の過小評価を継続的に行い、又市民の健康や財産に影響する極めて重要な情報をリアルタイムに公表せず、ほとぼりが冷めた頃を見計らって小出しにかつ静かにそれらを公表するやり方。この様な世の中を悪くする事を堂々と国がやっているので、民間の企業、流通、地方自治体も悪の軍門に下ってしまい、同じ様なズルをすると言う、悪(の)循環。上が悪だから下も悪という日本のタテ社会の典型。これじゃあ世の中良くならない。これは何が根本問題なのか。根本的治療方は知恵を絞れば幾らでも在る。対症療法的にはタテ社会の一番てっぺんをヨコ社会の視点から市民が監視し彼らの行為とその結果或は帰結を公表する事。ベルリンの壁は物理的に存在していたから自由を奪われていた東欧市民の団結力で壊わす事ができた。しかし我々市民が直面する根本問題とは自由を抑圧するタテ社会の目に見えない壁である。この壁をどの様に打ち倒すか?

以下私達市民が今何が今出来るか簡単に列挙しました。
(1)妊婦さん、乳幼児、子供達の居る家族の為の移住基金を立ち上げよう。
インドなどで活躍する、マイクロファイナンスの様な基金を立ち上げ、そこから高被曝線量に曝されている市民への移住の金銭的なサポート等が出来ないだろうか?せめて子供を持つ家庭、妊婦さんの居る家庭で住み慣れた土地から他の土地へ移住したいと願っている方々に一家当たり例えば50万円の貸し出しが出来るとしよう。で一万世帯が他の土地に移住したいとすると50億円が必要だ。この位だったら市民の総力を挙げた力と、裕福で良心的な市民の寄付などで賄えるのではないか、或はなんとか出来るのではないか?一方持ち家のある家庭では、移住とはかなり大きな問題である。でも、去年のチリ炭坑落盤の事故ではチリ市民が一丸となって鉱山に閉じ込められた炭坑労働者を精神的にも物理的に応援したではないか?何故その様な支援がこの日本で出来ないのか?その一方で東京電力は2010年度に250億円もの額を原子力発電の安全と言うプロパガンダに使ったと聞く。その額であるなら優に4万以上の家庭が比較的高い放射能汚染地帯から安全な地域への移住の手助けができる。更に、電気事業連合会は原子力発電所を持つ9つ電力会社+沖縄電力で構成されているが、彼らが年間800億円もの原子力の広告費を使っていると聞く。この様な膨大な金を無駄にするより福島県周辺の移住希望の家族を避難させる様、まとまった金額を無償で与えるべきである。しかしながらこの様な話はどこからも出てこないのはどうしてだろうか?
この様な人々をサポートするネットワークは幾つも立ち上がって来た。しかし中には問題の捉え方の違いと言う"温度差"でネットワークの運営を諦めてしまった所もある。仕方があるまい。人間の認識の中で一番厄介な事は、知らないと言う事実を知らないと言う、日常的に普通に起る事態。これを防ぐ為にも見知らぬ市民と生きたコミュニケーションが必要だと思う。[15],[16],[17],[18],[19]参照の事。
(2)良心的な食品会社の食品とそうでない会社の食品の峻別を行う。
地道な行動を行って来た極めて良心的な食品会社が広がりつつある。例えば(株)雪国まいたけ。素晴しい。安全な食品の為大変な企業努力を行っている歴史がある。心から頑張れと応援したくなる。[20]参照の事。自分の所で作った食べ物に放射能の汚染度を表示する事は非常に勇気のいる事である。その一方、この国では食の安全性に余り口出しをしないと言うスタンスで、あたかも放射能の汚染度を気にする事、事態が大げさだと言わんばかりの現状である。この、国のやり方に対する回答は簡単だ。幼い子供達に食べさせる日々の食材購入の際、食品の汚染度も表示しない生産物は不買。これらの商品名をリストに出して公表する様不買運動をしない限り、食品行政はかわりそうにない。又放射能汚染の低い原料に放射能汚染の高いものを混ぜて販売する様な食品会社はもってのほか。大事な事は放射能汚染度の数字を出す事である。そうすれば生産者と消費者双方が納得すると思うが如何か?汚染度を表示した食料品を買う買わないは買う本人の選択。しかし、汚染度も何も表示しない食料品を買うと言う事は選択の自由が存在しないと言う事だ。
(3)放射線測定器を導入できる資金的な余裕がある会社で食品の放射線を恒常的に計っているか否かをこの商習慣が食品会社に根付くまでの調査しよう。
食品流通業や食品加工業者が彼らの販売する食品の放射線を恒常的に計っているかどうかの質問を各企業に発送し、回答してこない企業の一覧のチェックリストを作成。良心的にこの作業を手間暇かけて行っている会社は上記の企業一覧に自己申告して彼らの施設を公開するなり、積極的に宣伝すべきである。市民が選択の余地なく食品からどれだけ内部被曝するか分らない現状に手を貸さずに、自社食品中の放射能の汚染レベルの表示を行ない販売するというと言う事は企業にとって非常に勇気が必要。この議論は難しいがすぐさまなんとか解決しなければならない問題なのだが、農林水産省等の食に関する関連省庁のやる気のなさには彼らが日本を悪くする勢力に組しているのかと疑念を抱かせずにはおられない。一言で言うと悪事に加担する会社は要らんとの意志表示をする大事さが世の中を少しでも良くする。既にこの検証を実行した会社がある。東洋経済新報社である。ぜひ第三者的なNPOが消費者の為に企業努力をする会社を励ます意味で、この様な活動を継続して欲しい。[21]参照の事。
(4)食品の放射能汚染検査を地域で自主的に行いたい生産者の為の測定器の購入サポート。
又放射能で汚れていない食べ物を作る事に日々努力されている生産者の方々には、食品の放射能汚染のレベルを計れる様に、共同購入と言う格好で、計測器の購入資金の貸し出しも緊急に立ち上げられないだろうか?
(5)福島を中心とした被害者市民を支える会の様な緩やかな且つ非政治的なNPO組織を立ち上げ、心のカウンセリング、健康相談等が出来ないだろうか?
小児科医の皆さんのネットワークが懸命に活動されている様ですね。嬉しい限りです。
(6)東京電力の兵糧攻め。
東京電力への電気の不買と不売を実行。しかし電気を不買すればする程、放射能汚染により生活を根こそぎにされた被害者の方々への支払い額が減ってしまう様なカラクリを作り出した組織だ。正に禁じ手を繰り出して自分たちの会社の存続を計る、東京電力。日本の歴史の中で名を残すであろう。なんとか知恵を絞って実行して行く他あるまい。如何に東京電力が手強いか[22]参照の事。

10. 近未来を見つめる
話は突然かわる。米国のCivil War(1861〜1865年。国を二分した北軍と南軍の戦い。別名南北戦争)中、米国の16代エイブラハム リンカーン大統領が1863年11月に、この7月に最も壮絶な戦いが行われた戦場ゲティスバーグを訪れて、行った演説がある。両軍とも多数の犠牲を出したがこの戦いを機に北軍が優位となる。一部を抜粋し載せる。日本語は[23]参照、英文も極めて短いので[24]参照の事。此処には重要なメッセージがある。
"...all men are created equal. ...a new birth of freedom -- government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth."

一般に社会って言うのはどこかしらに、特権階級がある。これは否定出来ない。しかしながら、日本の中の特権を持った人々が3.11以降、今現在一般市民に多大な犠牲を強いる様にシステムを作り上げ始め - まるで人間を止めろと云わん様な扱い - 日本市民の知る権利、自由な情報、表現や発言の自由や、移動の自由等を制限し、放射能汚染された地域に安全であると言って市民、とりわけ乳児や子供達を押し留める様にしている。これを特権階級の暴走と言わずして何と言うか?この社会は彼らが悪い方向に導いて行っている、と認識しなければならない時だろう。現に国の、言う事を信じない者はあたかも非国民であるかの様な風潮が出て来ていると聞く。自分たちの保身しか考えない腐った根性の東京電力にはこの演説は馬耳東風であろうが。しかしカミソリの如くに切れる官僚の圧倒的多数がこの国難の時に自分たちの保身の事しか考えないとは思いたくはない。良心的な官僚も少なからず居るはずである。目先のタテ割りに区切られた世界に埋没してしまわず、国を滅ぼしてしまう事も平気で行う極悪な連中と組する様なことは決して行わないで頂きたい。もしも一握りの官僚が日本の世の中を悪くする先導を切っているのなら、日本の市民はハッキリ言う。こんな人達いらん!と。そして良心的で且つビジョンをお持ちの官僚の皆さんに言う。タテ割りの省庁意識を超えて、超省庁チームを自発的に作られたら如何か?この国難に縄張り意識を捨て、日本と言う入れ物の中に住む、奈落の底に落とされてしまった市民の為に自分達に何が出来るのかを考えて、行動を始めて欲しい。良心的な貴方達が動けば世の中は少しずつ良くなる方向へ変って行くと思う。

さてCivil Warとは明らかにヨコ社会とヨコ社会の戦いであった。一方は全ての人々は生まれながらにして平等であると言う理想を掲げて、奴隷解放の宣言を行った社会。他方南部の州では、奴隷制度を現状維持しその上に利権と富を集約させた社会。リンカーンの言葉に裏打ちされた、"民主"主義の理念はこのタテ社会の原子力霊山と言う雲の上に住む日本の特権階級と下界に住む市民階級との間の命を賭けた、もう既に始まってしまった悪い日本が生き残るか、良い日本が生き残るかの戦いの理念を非常に明快に解き明かしてくれる。しかし誠に残念ながら日本の政治家にリンカーンの様な傑出した指導力を持った人を期待するのは無理で有ろう。それ故市民がパーフォーマンスの悪い、ビジョンも無い政治家を落選させて行く事が、消去法では有るが少しずつましな世の中に出来るのは間違いない。

近未来を見つめ、考えれば考える程、以下の事を思う... 市民の皆が色々な知恵を出し合って生き残りを賭け、この世を悪い方向へ導く勢力に対抗するしか道はなさそうである。彼らの現状維持の意志に対して自由市民はそれを押し返す力を持たなければ。では何が出来るか?9章で申し上げたが横のつながりを重んじた、非政治的でオープンマインドな、緩やかに連帯できる自由な市民のネットワーク、NPO、NGO、ボランティア団体の様な組織を作って特権階級の暴走を少しでも食い止める事。そうする事によって、一市民として既存の特権を守る人達が築いた強固なタテ社会の壁の、狭間で苦しんでいる放射能汚染事故の被害者である同胞市民に何らかの形で手を差し伸べる事ができると思う。心配しているだけでは何も始まらない。言葉よりも実行あるのみ。(まるで自分に言い聞かせている様だ...)

[余白]
避ける事ができる被曝を判らないが故に避けれない。
避ける事ができる被曝が、経済的な事情で避けられない。
ヨコに繋がる大切さ、これ無しには子供達は救えない。

11. 最後に
この投稿文を最後まで読んで下さった皆さまにお願いします。子供達には今回の放射能汚染事故の責任はありません。なるべく御両親が年少の子供達の前で明るく気丈に、楽観的に振る舞ってあげて下さい。出来るだけ、貴方の宝であり家族の一員である子供達の今回の放射能汚染の事故からくる精神的な苦痛を和らげて下さい。大人達は心の中で泣けますので。そして自分が或は家族が直面する状況を市民の皆さんに伝えて下さい。私達市民が一諸になって行動すれば必ず、良い世の中になって行く事を信じて。

参考文献等   記:ウェブのリンクには既に抹消された記事等がある事を御理解下さい。
[1] "原発事故被害者および支援者の皆様へ" 東京災害支援ネット(トスネット)資料室
http://blog.goo.ne.jp/tossnet/e/e25659c177e0639fe35fb9b0548d51a4
東京電力賠償請求関係、Googleのサイトから。
https://sites.google.com/site/tossnet311/dong-jing-dian-li
[2] "告発レポート どこまで被災者をバカにするのか! 東電が補償書類に入れた「恫喝文句」" 経済の死角、フライデー、 現代ビジネス、講談社のウエブサイトより。
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/22116
[3] "戻りたいが生計のめど立たず−高放射線量の飯舘村からの避難民(1)"
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aLLZy9kH2bA0
[4] "福島県の「貯金」ゼロ…原発対応で出費かさむ" 経済ニュース、YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111001-OYT1T00912.htm
[5] "JCO臨界事故における補償の概要" 1305111_5.pdf
http://www.mext.go.jp
[6] "復興よりも先に進む、東電、銀行、財務省を保護する「福島原発賠償策」の異常" 町田徹、『ニュースの深層』、現代ビジネス、講談社のウエブサイトより。
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/2765
[7] "東電社長、機構の資本注入「受け入れない方向」" 日本経済新聞Web刊
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381949EE0E3E297808DE0E3E3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
[8] "The global debt clock" The Economistより
http://www.economist.com/content/global_debt_clock
[9] "原発を考えるインタビュー 村上東海村長 極めて内省に欠ける国" 茨城新聞
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13174534196411
[10] "蓮池透 独占激白 福島第一原発の保守管理者として 32年勤めた東電を断腸の想いで告発する!"、週刊文春、10月20日号、2011年、文藝春秋
[11] デルポイ、ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%82%A4
[12] "タテ社会の人間関係 単一社会の理論" 中根千枝、1967年、講談社現代新書
Wikipediaのページ:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%A0%B9%E5%8D%83%E6%9E%9D
[13] こちらは1ページに収まる、中根氏の本の簡単な解説。
http://retz.seesaa.net/article/108943061.html
[14] "電力会社10社に緊急アンケート 東電が10年間で6186億円も'上乗せ'できる身勝手な論理への怒り 電気料金の水増しは当然と考えるのか" フライデー、2011年10月21日号
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/22847
[15] "安全な場所での教育を求める ふくしま集団疎開裁判"
http://fukusima-sokai.blogspot.com/
[16] "避難の子ども育成へ基金 郡山で設立総会"
http://ameblo.jp/hinan-mama-net/entry-11047677507.html
[17] "子どもたちを放射能から守る 福島ネットワーク"
http://kofdomofukushima.at.webry.info/
[18] "子どもたちを放射能から守る 全国ネットワーク"
http://kodomozenkoku.com/
[19] "柏の子供達を放射能汚染から守る会。"
http://kashiwamoms.wordpress.com/2011/10/03/%E3%80%90%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95%E4%B
C%91%E6%AD%A2%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%E3%80%91/
[20] 雪国まいたけホームページ。
http://www.maitake.co.jp/index.php
この会社の安心⋅安全への取り組み。
http://www.yukiguni-anzen.jp/
[21] "食品企業の放射能対策、主要35社アンケート――多くの企業が政府まかせ、後ろ向きの情報公開(1)"、Toyokeizai Online
http://lib.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/d35ca85f0b7340862eabcde593a5367b/page/1/
企業リスト:
http://lib.toyokeizai.net/public/image/2011090900983913-2.jpg
http://lib.toyokeizai.net/public/image/2011090900983913-1.jpg
[22] "「原発再稼動なら大丈夫」という杜撰シミュレーションで破綻リスクを隠し、国民負担を強要する「東電第3者委報告」の国家的詐欺 待ち受ける雪だるま式の電力料金値上げ" 町田徹、『ニュースの深層』、現代ビジネス、講談社のウエブサイトより。
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/22472
[23] 日本語のゲティスバーグ演説訳
http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-majordocs-gettysburg.html
[24] 英語のゲティスバーグ演説
http://showcase.netins.net/web/creative/lincoln/speeches/gettysburg.htm

http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK247] NHKがネット配信するのは何のためか。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/07/nhk.html
7月 14, 2018

<テレビ放送と同時にインターネットで番組を流すNHKの「常時同時配信」について、総務省の有識者検討会は13日、「一定の合理性、妥当性を認める」と明記した報告書案をまとめた。値下げを含む受信料の体系・水準の見直しなどを条件に、同時配信を容認するものだ。NHKには今後、さらなる経営改革や民放との連携が求められる。

 同省はNHKの取り組み状況を踏まえ、同時配信に向けた放送法改正案を来年の通常国会に提出するかどうか判断する。

 報告書案は、国民・視聴者から理解を得ることを前提に、NHKが放送の補完として同時配信を行うことに一定の合理性、妥当性があると認めた。

 受信料見直し以外の条件としては、財務基盤が強固なNHKが民放との公正な競争を阻害せず、民放と連携することを挙げた。受信料着服など職員の不祥事が相次いだことを受け、ガバナンス(企業統治)改革も求めた。

 NHKは2020年東京五輪・パラリンピック開催前の19年度に同時配信を始めたい考え。野田聖子総務相は13日の検討会で、NHKに「業務全体や受信料制度の在り方の見直しを早急に進めてほしい」と要請した>(以上「時事通信」より引用)


 テレビ放送と同時にインターネットで番組を流すNHKの「常時同時配信」に関しては反対だ。それが当初は「無料」であるとしていても、やがて「平等原則」などといったワケの解らない論理を持ち出して、ネット接続している者はすべて「受信料」を支払えと命じる法律を制定するのが目に見えているからだ。

 馬鹿な裁判官が「ワンセグ付きのスマホ」も「受信装置」だから「契約」を締結して「購入時に遡って」支払えと命じた。そもそもワンセグ機能付きのスマホやカーナビが「受信装置」と裁判官が認定したとは驚く。地方でなくても都会でもチョットでも電波状況が悪いと受信できなくて画面が消えたりするのをご存知ないのだろうか。

 しかも「契約自由」の原則も「時効」規定も全く無視した判決を堂々と言い渡す裁判官など国民の側から罷免したい。NHKだけが超法規的に優遇されるのはなぜだろうか。

 そもそも放送の自由を確保するため、として「公共放送」があるのなら、公共放送とは何かからシッカリと定義して頂きたい。民法のお株を奪う視聴率競争にウツツを抜かしたり、年末最高視聴率を誇る歌謡番組を延々といつまでも続ける必要性がどこにあるのだろうか。まさか地方はNHKしか受信出来ない、とでも考えているのではないだろうか。民放の商売を邪魔して得々としているNHKは民放にとって邪魔な存在でしかないのではないだろうか。

 私はNHKの歴史捏造・歪曲番組に我慢ならなかったが、2011年7月24日にナログ放送から地デジに代わって我が家の4台あったテレビがすべてダメになった。それを機にNHKに「契約解除」の通知書を送って契約を解除した。

 それ以来、私の情報源は新聞とネットだったが、新聞も安倍ヨイショが過ぎていやになり、40年間も続けていた購買契約を打ち切った。だから現在は情報源はネットだけだ。そのネットにNHKがズカズカと入り込むのに反対だ。

 NHKは民放の10倍もの年間予算と10倍もの社員を駆使して、一体何をやろうとしているのだろうか。「公共放送」と言いながら一大出版・情報産業を形成しているではないか。その傘下にある子会社や孫会社、さらには政策協力会社や下請け会社まで含めると実に巨大な利権構造の頂点に位置している。

 なぜ「構造改革」大好きな安倍自公政権がNHKコングロマリッドを解体して改革しないのだろうか。4Kだ8K放送だと騒いでいる部署は総務省の研究機関に組み入れれば済む話ではないか。NHKは「公共放送」に特化してチマチマとすべての委員会を中継したり、官邸記者会見をリアルタイムですべて放送するなどといったことだけをすれば良い。

 そうすれば現行の1/10泥土予算と人員で十分に賄えるから、受信料金も1/10に引き下げれば良い。新築なった豪華な「放送センター」は貸し会議室や貸し放送スタジオとして貸し出せば良い。

 そして総務省は地デジ化する理由として「使用できる電波数を増やすため」とな御託を垂れていたが、地デジ化以降に新規放送局が開局したとか、新規参入したとかいった話は全く聞かない。その代わりネット放送局はドンドン増えている。実にネットは自由な放送世界を形成している。そこに前近代的な組織の権化のNHKが割り込むのには反対だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 西日本(広島、岡山、愛媛3県)を中心とする豪雨災害は、「過去の歴史的教訓」が十分活かされておらず、残念でならない
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/419060c0cdfd6dcb97e169029f6ed837
2018年07月14日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 天皇、皇后両陛下が西日本豪雨による甚大な被害を案じられて、7月17〜20日に予定されていた栃木県那須町の那須御用邸でのご静養を取りやめられた。宮内庁が13日、発表した。両陛下は、豪雨で広範囲にわたり被害が発生し、安否不明者の救出や捜索活動、復旧作業が続けられているほか、猛暑の中で多くの被災者が避難所生活を余儀なくされていることを心配されているという。毎日新聞が報じている。西日本(広島、岡山、愛媛3県)を中心とする豪雨災害は、朝日新聞DIGITAL7月13日22時10分配信によると「警察庁の13日午後1時45分時点のまとめでは、死者は全国で203人。このうち32人については自治体が今回の災害との関連を確認中という。一方、朝日新聞がまとめた13日午後10時時点の行方不明や連絡を取れない人は、少なくとも51人にのぼる」という。このなかで、広島県内の「土砂災害」は2014年8月20日、広島市安佐南区と安佐北区を中心とする住宅地などを襲った集中豪雨により同時多発した土砂災害(77人=直接死74人+ 関連死3人)を想起させた。広島県は花崗岩が風化したマサ土が表層に堆積している丘陵地が広がっており、集中豪雨等による斜面崩壊や土石流の発生しやすい地形的・地質的特性を有している。このため、丘陵地の麓には、宅地造成して住宅を立ててはならない。また、大量の水をまとめて流す「長渠」を造る必要がある。だが、今回の土砂災害を見ると、「過去の歴史的教訓」が十分活かされておらず、残念でならない。そこで「歴史的教訓」を再録しておこう。



http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 西村、小野寺がトンデモ釈明&5日の飲み会への批判、強まる+災害よりカジノの安倍に、山本太郎が怒(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27410636/
2018年 07月 14日 

【全英テニス準決勝・・・第1試合では、第8シードのKアンダーソン(南ア)が第9シードのJイズナー(米)を下し、初の決勝進出を決めたのだが。この対戦はとんでも長いものに。
 そもそも第4セットまででも7−6(6)、6−7(5)、6−7(9)、6−4と大接戦で、3時間以上費やしていたのに。タイブレークのない最終セットにはいって、ともかくお互いにサーブ・ゲームを譲らず、26−24までもつれ、試合時間が何と過去2番目に長い6時間36分に達したのである。(@@) <でも、2人とも最後まで集中力を切らさず、サーブもしっかり入れて、心身ともに本当にタフだったです。(++)>
 ちなみに過去最長は、同じくイズナーが2010年に2回戦でNマウ(仏)と対戦した際に記録した11時間5分。この時は最終セットが70−68でイズナーが勝ったのだけど。何と試合は3日間に及んだ。(・o・)

 で、予定より4時間半以上遅れて、第2試合ナダルージョコ戦が始まったのだが。この試合のレベルがあまりにも高くて、ワオー(゚Д゚)という感じ。でも、現地で夜11時過ぎたため、試合はジョコがセットカウント2−1とリードしたところで順延になったです。続きが気になる〜〜〜。^^;】

* * * * *

ところで、5日に自民党の議員が「赤坂自民亭」なる飲み会を開いていた&安倍首相らも参加していたことに対して、日がたつにつれ、どんどん批判が強くなっている。(@@)

 おそらく、複数のメディアが、今週後半にはいって、ようやくこの件を取り上げるようになったことや、出席者の中に言い訳がましい(きき苦しい&みっともない?)説明をする人がいたことなどが、その要因になっているのだろう。(~_~;)

 公明党の井上幹事長は、13日、かなり厳しい言葉で批判していたという。(・o・)

『先週5日の夜、大雨による避難指示などが出される中、自民党の幹部と所属の国会議員、およそ50人が議員宿舎で飲酒を伴う懇親会「赤坂自民亭」を開催し、安倍総理も参加していました。これについて、自民党と連立を組む公明党の井上幹事長は次のように批判しました。

 「軽率のそしりを免れないのではないかなと、状況をよく踏まえて踏みとどまるべきだったのではないか」(公明党 井上義久 幹事長)
 また、井上氏は、懇親会の写真などをツイッターに投稿した西村官房副長官について、「政府の責任者でもある。掲載すること自体も軽率のそしりを免れない」と苦言を呈しました。(TBS18年7月13日)』

* * * * *

 安倍首相や自民党を擁護する保守系の識者や支持者の多くは「会合を開いたこと自体は問題ない」と主張しているのだが。(彼らは「飲み会」とは言わず、「会合」だと主張する。^^;)それでも、「西村官房副長官などがツイッターに、いかにも楽しんでいるような写真や報告を上げたのはマズかった」と問題視する人は少なくない様子。(・・)

『小泉純一郎元首相は13日、大雨の恐れがあった5日夜に安倍晋三首相を囲んで自民党議員が開いた「赤坂自民亭」について、「どこにいても情報は入ってくるので、食事会は非難されるわけじゃないが、あんな写真を出してはしゃいでいるような感じを出したのは軽率だ」と述べ、笑顔の集合写真をツイッターに投稿した西村康稔官房副長官に苦言を呈した(朝日新聞18年7月13日)』

 しかも、西村官房副長官は12日の参院内閣委員会で、野党議員の質問に対して、謝罪の言葉を述べたのだが。その際の釈明の仕方にも、批判の声が相次いでいる。(-"-)

『立憲民主党・相原久美子議員「飲み会の写真をことさらにツイッターであげるという、その議員として、その感覚がちょっと私にとっては信じられない」

 西村官房副長官「週末の大雨による災害発生時に会合をしていたかのような誤解を与えて、多くの方が不愉快な思いをされたということでありますので、おわびを申し上げたいというふうに思います」

 こう釈明した西村氏に対し、立憲民主党の相原議員は「誤解ではない。大雨情報が出た段階で神経を使うべきだった」と重ねて批判した。(TBS18年7月12日)』

 赤坂自民亭は、単なる会合でもないし。批判が生じているのは、決して誤解からではないからだ。(・・)

<『「赤坂自民亭」に出席していた石田真敏衆院議員が「いろいろ人も変わってワイワイ声も聞こえないくらい」、左藤章衆院議員が「酒飲んでワァーっというだけです」と証言したことで(Nスタ 7月10日)(文春オンライン7.14より)』

* * * * *

 そもそも、この「赤坂自民亭」というのは、『竹下亘総務会長が「亭主」を、翌日にオウム死刑囚を大量処刑した上川陽子法相が「女将」、“ドリル破壊大臣”こと小渕優子・元経済産業相が「若女将」、吉野正芳復興担当相をはじめとする7期生が「店員」を務めるという“ごっこ遊び”のような内輪の飲み会』で、赤坂の議員宿舎内にて月1回のペースで開かれているとのこと。(リテラ7.9)

 しかも西村官房副長官のツイートによれば、安倍首相は「獺祭」、岸田政調会長は「加茂泉」と、それぞれ地元の日本酒を差し入れたそうだし。会合の写真を見れば明らかなことに、これはどうしたって単なる「会合」や「懇親会」ではなく、結局のところは「飲み会」なのである。(・・)

 また、この飲み会が問題視する人は、週末の災害発生時に行なっていたと誤解しているのでもない。
 気象庁は5日の午後には異例の会見を開いて、週末にかけて「記録的な大雨となる恐れ」があるとして厳重な警戒を呼びかけていたし。京都府内では、10万人以上を対象に避難勧告が出されていたわけで。もう5日の夜には、少なくとも災害発生時には迅速に対応すべき安倍首相や小野寺大臣や、官邸の要職にある西村官房副長官などは、酒席を控えるべきだったのである。(-"-)

<あと安倍首相は5日以降も、ずっと富ヶ谷の私邸に帰っていたのだが。災害発生に備えて、公邸に泊まっておくべきだったのではないかと思う。・・・というか、本当に幽霊がこわいからなのかどうかはわからないけど。安倍氏は結局、首相になってから5年半、公邸には引っ越すことなく、私邸から通い続けているわけで。それもいかがなものかと思う。^^;>

 小野寺防衛大臣は、10日に「防衛省からは随時連絡が来ており、その都度指示を出していたので特に支障はないと思っている」と開き直っていたのだけど。
 mewも記事でツッコンだように、他からも「飲酒しながら指示したのか」という疑問、批判があったようで。その辺りをまた言い逃れようとして、わけのわからない説明をすることに。(~_~;)

 しかも、「西村が余計なツイッターをアップしなければ、自分がこんな批判を受けずに済んだのに」と思っているのか、恨み節まがいの発言までしていたりして。
 ここまで来ると、あまりにもみっともなくて、情けなくさえ感じてしまうmewなのである。 _(。。)_

* * * * * 

『気象庁が大雨への注意を呼びかけていた5日夜に、自民党国会議員が安倍晋三首相を交えて開いた懇親会「赤坂自民亭」。出席していた小野寺五典防衛相は13日の閣議後会見で「酒席の場で連絡を受けたり報告をしたことはない」と述べ、「(災害対応に)支障はなかった」と繰り返した。

 小野寺氏は議員宿舎で開かれた懇親会について、「会員相互の会議室での交流の場」と説明。途中から参加し、懇談の場にいたのは「30分程度だったと思う」と述べた。

 ただ、西村康稔官房副長官がツイッターに投稿した写真にはグラスを持つ首相らが写っており、会見で記者から「酒を飲みながら(災害対応の)指示を出していたということか」と問われた。

 これに対し小野寺氏は、「乾杯はしたが、会合の最中に連絡があったり、会合の最中に連絡をしたとかいうことはない」と釈明。「乾杯させていただいたが、少なくとも(災害対応に)支障はなかったと思っている」と強調した。 

 一方、西村氏が写真をツイッターに投稿したことについては「気象庁が注意する呼びかけ、不安な気持ちをもたれる方々がおられる中で、あのような情報を発信することは適切ではなかった」と述べた。(朝日新聞18年7月13日)』

* * * * *

 さらに言えば、安倍自民党は、この災害の最中もカジノIR法案の審議を進めているわけで。そのことにも、疑問の声が出ている。(・・)

 12日の参議院内閣委員会での山本太郎氏の訴えを載せておこう。

『過去の災害対応と180度違う振る舞い、これ余りにも愛のない政治じゃないですか。人間の心、そこにあるんですか。ないですよね、はっきり言って。取り戻せないんだったら、政治家なんてなるべきじゃないと思いますよ。だって、税金で食べさせてもらっているんでしょう。税金で食べさせてもらっている上に政治まで私物化するかって。自分の既得権益に精いっぱい恩返しするための、そのために被災地対応と並行してやれって。カジノなんてなくても人死なないですよ。カジノの審議よりももっと大切なこといっぱいあるじゃないかって話ですよね。

 自民党、公明党の皆さんが真っ先に言わなきゃならないこと、総理に対して真っ先に言わなきゃいけないこと、総理は殿様じゃないということを言わなきゃ駄目なんですよ。総理は王様じゃありませんよと言わなきゃ駄目なんですよ。

 国会の要請に従って審議に応じていますという話じゃないですよ。官邸の命令でしょうって。総理がやりたいんでしょう、総理の後ろにいる人たち、もちろん利害関係ある議員もいるだろうけれども、何よりも、お約束している人たちがいるからカジノ持ってくるんでしょうって。三権分立、そんな話じゃないじゃないですか、完全に官邸の下請の仕事じゃないですか、どれを取ってもって。だから苦しんではるんでしょうって。(Harbor Business On LIne18年7月13日)』

 そして、安倍政権は、富国強兵にはたいそう熱心であるものの(カジノIR法案もその一つ)、いかに一般国民の安全のことは考えていないのか・・・よ〜く見ておいて欲しいと思うmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 公然と中国を仮想敵国視するようになった日本の異常  天木直人 
公然と中国を仮想敵国視するようになった日本の異常
http://kenpo9.com/archives/3995
2018-07-14 天木直人のブログ


 きょう7月14日の各紙が報じた。

 米ハワイで行われている環太平洋合同演習(リムパック)に参加している自衛隊は、12日(日本時間13日)、地上から海上の艦艇を攻撃するミサイルの射撃訓練を行い、それを報道陣に公開したと。

 その時の様子を朝日新聞はこう書いている。

 「カウアイ島にある米軍ミサイル射撃場で、陸上自衛隊の『12式地対艦誘導弾』が発射機からうなりを上げ、垂直に打ち上がった。上空で水平方向に転換、沖合約90キロに浮かんだ退役艦に命中した」と。

 西日本水害で自衛隊が活躍している、ちょうどその時に、こんな事が行われていたのだ。

 災害は災害、国防は国防、と言ってしまえばそれまでだ。

 しかし、こんな軍事演習がなぜ今必要なのか。

 米朝合意を受けて北朝鮮情勢の危機は遠のいたはずだ。

 そう思って読み進めて行くと、海洋進出を進める中国をけん制するためだという。

 どの新聞も隠そうともせず、そう書いている。

 政府がここまで公然と中国を敵視するとは驚きだ。

 それを何の疑問もなくメディアが書くようになったことにもっと驚かされる。

 日本はかつて中国を侵略し、中国と戦って敗れた。

 日本は二度と中国と戦ってはいけないはずだ。

 ところが、いまや中国が日本の仮想敵国になってしまった。

 しかも、それを誰も隠そうとはしない。

 こんな間違った外交・安保政策があるだろうか。

 それは、戦後の日本の国是となった対米従属の日米同盟最優先の外交・安保政策の裏返しでもある。

 いまこそ国民的議論をしなければいけない。

 日米軍事同盟で中国を仮想的敵国とする外交・安保政策が正しいのか。

 それとも日米軍事同盟から決別して中国との平和的共存、共栄を目指す外交・安保政策が正しいのか。

 憲法9条を改憲しようとする安倍政権の結論はもちろん前者だ。

 そして米中が決して戦わない中で、日本は代理戦争をさせられるのがおちだ。

 そのことを、今度の日米共同訓練を報じる読売新聞が見事に認めている。

 すなわち、米軍は自国の領土を敵艦に攻撃される事態を想定しておらず、現在は地対艦ミサイルを保有していない、と。

 この記事の意味するところは、日本に地対艦ミサイルを買わせ、それを配備して中国をけん制するということだ。

 いざとなった場合、中国と戦うのは日本なのだ。

 こんな馬鹿げた外交・安保政策はない。

 憲法9条の日本を信じる者たちの結論はただひとつ。

 日米軍事同盟から決別して、中国との平和的共存、共栄を目指す外交・安保政策しかない。

 そしてそれが正しいのだ。

 政府や有識者の意見に任せるのではなく、いまこそ国民ひとりひとりが、自らの頭で考え、議論して、日本の外交・安保政策を決める時が待ったなしに来ているのだ。

 それを教えてくれた、きょうのハワイ沖「地対艦ミサイル発射」日米共同訓練の記事である(了)



地対艦誘導ミサイル実射、日米が初の共同訓練 米ハワイ
https://digital.asahi.com/articles/ASL7D4S9YL7DUTIL01S.html
2018年7月14日10時14分 朝日新聞


実射された「12式地対艦誘導弾」=12日(日本時間13日)米ハワイ州カウアイ島

 米ハワイで実施されている環太平洋合同演習(リムパック)に参加している自衛隊は12日(日本時間13日)、地上から海上の艦艇を攻撃するミサイルの射撃訓練を報道陣に公開した。地対艦誘導弾を実射する日米共同の訓練は初めて。

 「3、2、1、0……」。カウアイ島にある米軍ミサイル射撃場で、陸上自衛隊の「12式地対艦誘導弾」が発射機からうなりを上げ、垂直に打ち上がった。上空で水平方向に転換、沖合約90キロに浮かんだ退役艦に的中した。

 退役艦の位置は、海上自衛隊の哨戒機と米陸軍の無人機からの情報を集約して特定した。陸自幹部らと訓練を見守ったロバート・ブラウン米太平洋陸軍司令官は、「日本の地対艦誘導弾は素晴らしい装備。日米共同の実射訓練は歴史上初めて」と評価。迫(はざま)豊三中隊長は「陸自単独ではできず、海自、米軍との共同が大切」と語った。

 米海軍主催のリムパックは世界最大級の多国間訓練で、海自は1980年から、陸自は2014年から参加。米軍は中国軍も招く予定だったが、南シナ海の軍事拠点化を進める中国の姿勢に反発。5月下旬に招待を取り消した。(カウアイ島=古城博隆)

米軍最新の作戦構想

 陸軍が陸上の防衛にとどまらず、海上、航空、サイバー空間など他の領域でも戦える能力を備える――。「マルチ・ドメイン・バトル」(複数領域での戦闘)と呼ばれ、米軍が取り組む最新の作戦構想だ。

 陸自も年末の防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画の策定を控え、米軍と同じ観点で検討を進めており、今回の訓練はその一環と言える。防衛省幹部は「部隊や運用拠点を守る役割を主に担っていた陸自の特科(砲兵)部隊に、海上の防衛や海峡の警戒監視の役割も担わせ、点から面の防衛へと役割を拡大する狙いがある」と説明。米軍との共同作戦を視野に入れる。

 念頭に、海洋進出を強める中国の存在がある。2008年以降、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を中国海軍の艦艇が航行するのが常態化し、16年12月には空母「遼寧」の艦隊が通峡。今年1月には原子力潜水艦の潜航も確認された。

 陸自は尖閣諸島などの離島への侵攻抑止と、中国軍機や艦艇の往来を牽制(けんせい)するため、南西諸島の複数の島に地対艦誘導弾(SSM)と地対空誘導弾(SAM)の部隊配置を進めている。

 そんな取り組みに米軍が目を付けた。「(太平洋軍の陸軍、海兵隊に)地上戦力による対艦攻撃の能力を向上させるよう指示した。陸自の専門家たちからより多くのことを学びたい」。昨年5月、ハリス米太平洋軍(現・インド太平洋軍)司令官(当時)は東京都内の講演でこう述べ、今回の訓練につながった。

 広大な太平洋と大西洋に挟まれる米国には、米本土や広範囲に点在する離島防衛にSSMを活用する構想がなかったとされる。陸上からの対艦攻撃能力向上に乗り出した米軍の狙いについて、自衛隊幹部は「南シナ海の軍事拠点化を進める中国軍の封じ込めではないか」と分析する。(編集委員・土居貴輝)











http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 少しも役立たない装備品 米国に貢ぐだけの日本の防衛政策 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
 


少しも役立たない装備品 米国に貢ぐだけの日本の防衛政策 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233304
2018年7月14日 日刊ゲンダイ

 
 田母神俊雄・元航空幕僚長(C)日刊ゲンダイ

「日本の真の独立を行うには自衛隊の独立が必要である。そのためには、装備品を米国に依存すべきでない」

 ある政治家の会合に出席した時、田母神俊雄・元航空幕僚長がこう発言していた。田母神氏が米国に依存すべきでない装備品として具体例で挙げていたのが、無人偵察機「グローバルホーク」と、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」である。

 グローバルホークは、地上20キロ上空で42時間の飛行が可能。地上の30センチ〜1メートルの物体を識別できる能力を持つ。だが、データは全て米国に送られるため、解析するには日本が費用を負担して米国に依頼し、情報を送ってもらうしかない。しかも、解析情報のうち、おそらく秘密度が高いものは日本に送付されない。

 田母神氏はこうも主張していた。

「『日本が自ら解析して必要な情報は米国に渡す。この形でしか、グローバルホークは導入しない』という交渉をすれば、米国は、容認せざるを得ない。しかし、政治家が何の条件も付けずに米国の言い分をそのままのむから、せっかく導入しても、実質的な持ち主は米国という悲惨な結果を招く」

 そして、イージス・アショアについても「現場の制服組は何の相談も受けていないのではないか」と疑問を呈していた。

 イージス・アショアは、秋田、山口に配備され、日本全土をカバーするといわれている。しかし、北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの速度は秒速2キロ〜3キロ。これに対し、イージス・アショアの迎撃ミサイルはマッハ(秒速340メートル)を目指すといわれている。つまり、北のミサイルの方が迎撃ミサイルの速度よりも5倍以上あるのだ。

 大ざっぱにいって迎撃ミサイルが300キロ飛ぶ間に、北朝鮮のミサイルは1500キロ飛んでいる。東京―平壌は1290キロだから、北朝鮮がミサイルを発射する前に迎撃ミサイルを発射しなければならない。

 全くバカげた話である。日本の防衛には少しも役立たない装備品に多額の費用を米国に支払い、米国のために使うのである。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。













http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 冷酷非道!こんな中継をするのがフジテレビだ! 


冷酷非道!こんな中継をするのがフジテレビだ!
http://85280384.at.webry.info/201807/article_89.html
2018/07/14 01:40 半歩前へ

▼冷酷非道!こんな中継をするのがフジテレビだ!

 突然の豪雨で年老いた男性が乗った車が洪水の中で立ち往生。徐々に水没していく。通りがかった男性が、「窓開けて!」「外に出ないと危ない!」と叫びながら車に駆け寄り、老人を助け出そうとする。

 が、水圧でドアが開かない。男性が「誰か!」と応援を求めた。それをフジテレビのカメラクルーの一団は無視して、カメラを回し続け中継。最後まで誰一人助けに駆けつけようとしなかった。

 そればかりか。「車は運転手ごと沈んでしまう」と平然とナレーションを流した。

それがこの映像である。ここをクリック
【大炎上】フジテレビ「Mr.サンデー」取材班が助けを求める人を撮影し続け見殺し / 溺死寸前で「誰かー!」と助けを呼ぶも無視
http://buzz-plus.com/article/2018/07/10/miyane-mr-sunday-news/

 このフジテレビの中継を見ていた多くの視聴者は激怒した。

 フジテレビという局は過去にも事件や事故で「カネになる映像」を撮ろうとして平気で非常識なことを繰り返した札付きのテレビ局だ。

 善悪の区別がつかないらしい。報道とお笑いの区別がつかないバカが番組を作っている。おそらく、「たんまり視聴率を稼げる」と思ったのではないか。語るに値しない愚か者の極みだ。


報道の在り方とは??フジテレビの報道番組で沈む老人を助けずひたすら撮影をするスタッフ

久田友夫2018/07/09 に公開

2018年7月8日放送のミスターサンデーでの一コマ。老人が乗った車が沈んでいく。それでも何もしないで撮影をするカメラマン。その後、男性が命の危険を呈して助けにいくも、それでもカメラマンやスタッフは助けようとしない。彼らは人が死ぬ瞬間を撮ろうとしているのだろうか?








































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 百田尚樹がお茶の水女子大のトランスジェンダー入学に下品な差別攻撃!「よーし今から勉強して入学を目指すぞ!」(リテラ)
百田尚樹がお茶の水女子大のトランスジェンダー入学に下品な差別攻撃!「よーし今から勉強して入学を目指すぞ!」
http://lite-ra.com/2018/07/post-4125.html
2018.07.14 百田尚樹がお茶大LGBT入学に差別攻撃 リテラ

    
    批判が殺到した百田氏のツイッター


「LGBT後進国」である日本で、ようやくひとつの改善の動きがあった。国立大学であるお茶の水女子大学が9日、記者会見を開き、トランスジェンダーの学生の入学を2020年度から受け入れることを表明したのだ。

 ところが、だ。そんな動きに下品なツイートで冷や水を浴びせかけた輩がいる。安倍首相の“お友だち”で作家の百田尚樹だ。

 百田は5日、お茶の水大のトランスジェンダー学生受け入れ決定を伝えるNHK報道について、Twitterへこのように投稿した。

〈よーし、今から受験勉強に挑戦して、2020年にお茶の水女子大学に入学を目指すぞ!〉

 このツイートにはユーザーから批判が殺到。百田に対し、〈冗談で言ってるんだろうけど無神経過ぎるな〉〈ただただ不快〉〈こういうことを簡単言い放つ性格って人間性が欠けている。結局女性とトランスジェンダーへの差別をあおって、バカにしている発言にすぎない〉などのツイートが多数なされている。

 当然だ。後述するがこの男には、これまでLGBTの人々に対する差別を垂れ流してきた経緯がある。百田は明らかに、今回もトランスジェンダーの女子大入学を茶化すことで、性的マイノリティへの差別を煽っているのだ。

 百田の発言のひどさ、差別性を具体的に指摘する前に、まず、今回のお茶の水女子大のトランスジェンダー受け入れの意義について解説しておこう。

 トランスジェンダーとは、一般に、生まれたときの性と自認する性が異なる人々を指す言葉だ。お茶の水大はこれまで学生の出願資格を戸籍上の女性に限っていたが、2020年度より「戸籍、または性自認が女子の場合」へ変更するという。これによって、戸籍上の性が男性であっても性自認が女性である学生が入学することが可能となる。

 お茶の水大の室伏きみ子学長は、記者会見で「今後、固定的な性別意識にとらわれず、ひとりひとりが人間としてその個性と能力を十分に発揮し、多様な女性があらゆる分野に参画できる社会につながっていくことを期待する」と語るとともに、トランスジェンダーの学生の受け入れを「多様性を包摂する社会の対応として当然のこと」と述べた。

 そもそも、女性のみの入学を認める学校(女子校)については、「男女共学」が主流となった現在における存在意義についての議論があり、戦前の家制度を下敷きとするいわゆる“良妻賢母教育”からくる批判もあった。

 しかし、近年の女子大の多くは、良妻賢母主義や旧来的家政学から脱却し、自立的な教育方針を掲げている。さらに、戦前は女性の大学入学がほとんど不可能であり、女子英学塾(現在の津田塾大)などがその受け皿を担ったという歴史も踏まえる必要がある。

 そして、言うまでもなく、日本社会ではいまだ女性差別が根強いことに加え、トランスジェンダーに対する理解は決して進んでいない。

 そうした状況のなかで、性自認を女性とする人々が女子大への入学を希望することは、当然、個人の選択肢のひとつとして認められるべきだ。その意味でも、お茶の水大をはじめとする入学資格改善の動きは素直に喜ばしいものと言える。

 こうした動きは、これから全国の女子大にも波及していくだろう。たとえばすでに私立の津田塾大学も2017年度に学内で委員会をつくり、トランスジェンダーの学生らの受け入れの検討を具体的にスタートさせている。奈良女子大学や東京女子大学、日本女子大学でも同様の取り組みが始まっているという。

■性的指向と性自認の区別も付いていない百田の想像力のなさ

 ところが、百田はこの動きに対して前述したように〈よーし、今から受験勉強に挑戦して、2020年にお茶の水女子大学に入学を目指すぞ!〉とツイートしたのだ。

 百田のツイートは単なる“お寒い冗談”ではない。なぜならば、性自認を男性と公言している百田が「女子大を目指すぞ!」と宣言することは、明らかに「自分の性自認を偽って女子大に入り込む不逞な輩がいるかもしれない」「トランスジェンダーの人は性自認を偽っているのではないか」という偏見を助長するからだ。

 しかも、百田は続けてこのようにツイートしている。

〈ふと思うんだが、女性同士でも愛し合うカップルがいる。ということは、体は男性だけど心は女性という人が、女性と愛し合うことがあっても不思議ではない。しかし、それって、外から見てると、ふつうに男と女のカップルに見えるよなあ。〉

あまりにひどいので念のため正しておくと、どの性別を恋愛・性愛対象とするか(性的指向)と性自認(自分の性をどう自覚しているか)はまったく別の話だ。トランスジェンダーの人もそうではない人も、異性愛者であるか同性愛者であるか、あるいはバイセクシャル、パンセクシャル、アセクシャルであるかといったように、性的指向は個人によって様々だ。また、自分の性的嗜好がわからずに苦しんでいる人たちも大勢いる。

 戸籍上は男性だが心は女性で男性を愛するという人もいれば、戸籍上は男性だが心は女性で「女性として女性を愛する」という人もいるだろう。それは「男性が男性として女性を愛する」こととは違う。そもそも百田の言っている「外から見てると、ふつうに男と女のカップル」という意味がよくわからないが、街で男性っぽい人と女性っぽい人が2人でいたからといって、「ふつうに男と女のカップル」としか考えられないというのは、作家とは思えないあまりに貧困な想像力だ。

 ようするに、百田は「ふつうに男と女のカップル」などと言って、旧来的な「男」「女」のジェンダー役割や「異性愛がふつう」という偏見をすべての人に強要・喧伝し、そこにはまらない多様な性のありようや繊細な機微など取るに足らないこととして切って捨てているのだ。これは性的マイノリティ排除、差別以外の何ものでもない。

■3年前にも同性愛を「変態と思うのは自由」と差別ツイートしていた百田

 さらに、百田のツイートからは「(戸籍上は)男性なのに女子大に入学できるのはズルイ、特権的だ」という主張すら垣間見える。いわゆる「在日特権」デマや生活保護バッシング、女性専用車両への男性乗り込み問題をみても明らかなように、実際には特権でもなんでもない偽の「特権性」をあげつらうのは、近年マイノリティへの差別と排除を正当化しようとするレイシストの常套手段となっており、その先に引き起こされるのがヘイトクライムだ。

 ようするに、百田のツイートは愚劣であるのみならず、差別やヘイトクライムを煽り立てる最悪のものなのである。しかも、百田は悪ふざけで言っただけだと嘯くかもしれないが、そこにグロテスクな悪意があることは間違いない。

 百田は2015年3月にもTwitterに〈同性とセックスしたいという願望を持つのは自由だと思うが、そういう人たちを変態と思うのも自由だと思う〉とむき出しの同性愛差別を書き込んでいた。多くの批判を受けて削除したが、そのころから百田のLGBTに対する差別的視線は何も変わっていないということだろう。

LGBT差別を扇動している人間が、〈よーし、今から受験勉強に挑戦して、2020年にお茶の水女子大学に入学を目指すぞ!〉と公に叫んだのだ。これは女子大に入学を希望するトランスジェンダーの人たちの尊厳を傷つけるものであり、さらに、決してそうあってほしくはないが、学生たちにLGBTに対する猜疑心や恐怖心を植えこむ可能性だってある。

 本サイトは常々言っていることだが、百田尚樹の発言を「どうせいつもの放言」「バカのたわごと」と野放しにしてはだめだ。それがいかに差別と偏見を助長するものであるかを徹底して指摘し、批判せねば、この社会はますます生きづらいものになっていく。

(小杉みすず)






























http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 尾引く「自民亭」問題=汚名返上へ幹部総出で視察―西日本豪雨(時事)-岸田氏は「出るんじゃなかった」とぼやいているらしい
「尾引く「自民亭」問題=汚名返上へ幹部総出で視察―西日本豪雨
7/14(土) 7:51配信
 自民党有志議員が安倍晋三首相を招いた懇親会「赤坂自民亭」問題が尾を引いている。

 西日本への大雨警報が出ている中で開かれ、その後多くの犠牲者が出たためだ。西村康稔官房副長官が宴会の記念写真をツイッターに投稿したことも火に油を注いだ。同党は批判をかわすため、幹部総出で被災地に出向き災害復旧をアピールしているが、与野党から批判の声が出ている。

 自民亭は5日夜、国会近くの衆院赤坂議員宿舎の会議室で行われた。衆参両院議員約60人が複数のテーブルに分かれ、代わる代わる首相と談笑し写真を撮影。首相は地元の銘酒「獺祭」を振る舞った。複数の出席者によると、豪雨は話題にならなかったという。

 自民亭は2012年衆院選で大量当選した新人議員と党幹部の親睦を目的に、13年4月に初開催。「亭主」の竹下亘総務会長ら当選同期の数人が発案した。これまで20回以上開き、石破茂元幹事長や菅義偉官房長官らを招いた。

 今回は9月の総裁選を前に首相が出席したため参加者は通常より多く、岸田文雄政調会長も姿を見せた。岸田派関係者によると、岸田氏は参加をためらったが、同派の小野寺五典防衛相が強く勧めた。岸田氏は今になって「行かなければ良かった」とぼやいているという。

 自民党は12日に二階俊博幹事長が高知を視察したのを手始めに、岸田氏は岡山、広島、竹下氏は兵庫、京都と幹部が相次ぎ被災地入りする。党関係者は「汚名返上を狙っているんだろうが、復旧に追われる被災地に迷惑がかからないか」と漏らす。

 これに対し、立憲民主党の辻元清美国対委員長は13日、記者団に「自民党は総裁選モードになって、国民は置き去りだ」と批判。公明党の井上義久幹事長も「16万人に避難勧告が出ていた段階で、軽率のそしりを免れない」と苦言を呈した。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000026-jij-pol
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 麻原ら7人執行にEUが反発 日本人が死刑をやめられない理由(日刊ゲンダイ) 


麻原ら7人執行にEUが反発 日本人が死刑をやめられない理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233029
2018年7月11日 日刊ゲンダイ

 
 東京拘置所の「執行室」/(法務省提供)

 1日に7人も執行――。麻原彰晃(本名・松本智津夫)らオウム死刑囚の死刑が波紋を広げている。「彼らがなぜサリン事件を起こしたのか、真相が分からないまま死なせてしまった」と執行の正当性を疑問視する声がチラホラ。ある精神科医はテレビの取材に「無駄な死」と批判的なコメントを寄せていた。

 著書に「なぜ『死刑』は隠されるのか?」などがある作家の原裕司氏はこう言う。

「平成時代の事件は平成時代で片付けるということ。来年の天皇退位で死刑囚本人と信者が恩赦を期待しないよう早めに執行したのでしょう。同時に国家を転覆させようとした集団に対して、国家権力は甘くないよと意思表示したのだと思います。一挙に7人という数の多さに権力の意志の強さが表れています」

 執行があった6日、欧州連合(EU)は日本政府に執行停止の導入を訴える共同声明を発表した。EUは死刑廃止を前提に加盟を認めている。一方、先進国で死刑制度を守っているのは日本と米国の一部の州くらいだ。日本人はなぜ、死刑制度を放棄できないのか。心理学博士の鈴木丈織氏に聞いた。

「欧米人はキリスト教の影響で、罪を犯した人格と生命体(肉体)は別物だとの二元論で考えるのです。これに対して日本人は人を殺したら死んで償えという意識が根強い。犯人が死刑になると親が『これで夫も成仏できます』などと話す姿を見かけますが、そこには加害者が死ぬことで泉下の被害者が喜んでいると思いたがる遺族感情がある。しかも日本人は他人である遺族の悔しさを共有したがる。だから、みんなで『犯人が死刑になってすっきりした』となるわけです。さらに言えば、そうした国民感情を正当化するように法学者の一部も死刑制度を容認している。こうした状況下ではいくらEUが勧告しても死刑廃止は不可能と思われます」

 2014年に内閣府が発表したアンケート調査では「死刑もやむを得ない」と答えた人の割合は80.3%。「死刑は廃止すべきである」と答えた人はわずか9.7%だった。

「欧米の刑罰は罪人を更生させることを目的とした『教育刑』。日本は復讐のための『応報刑』です。20年ほど前、死刑をやめて終身刑を導入してはどうかとの議論が起きたものの、すぐに終わった。今ではネットで『僕は死刑に反対』とコメントしようものなら、批判で炎上しかねない。死刑廃止に向けての冷静な議論は期待できません」(原裕司氏)

 これからも死刑執行は続く……。































関連記事
死刑合憲最高裁判決根拠は崩壊している(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/671.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 日本の防衛政策は米国に税金を差し出すだけになっている  天木直人 
日本の防衛政策は米国に税金を差し出すだけになっている
http://kenpo9.com/archives/3996
2018-07-14 天木直人のブログ


 田母神俊雄というお騒がせな元航空幕僚長がいた。

 彼と私はその国防観が全く違うが、日本が米軍から自立しなければいけないという点においてはまったく同じ意見だ。

 そことを「自立する国家へ!」(KKベストセラーズ)で論じ合った。

 この本、互いの支持者から評判が悪くて売れなかったらしいが、田母神氏がその中で語ったことは国民必読だ。

 つまり田母神氏は、米国から買わされている防衛装備が如何に税金の無駄遣いであるかを暴露している。

 それを語らせるのが、私が対談に応じた目的だったのであるが、見事に成功したというわけだ。

 その田母神氏が、いまでもこう語っている事を知った。

 「日本の真の独立を行うには自家隊の独立が必要である。そのためには、装備品を米国に依存すべきではない」と。

 この田母神氏の発言を、きのうの日刊ゲンダイ(7月14日号)で孫崎享氏が教えてくれた(日本外交と政治の正体)。

 その記事の中で孫崎氏は田母神氏から聞いた話としてこう書いている。

 日本が導入する無人偵察機グローバルホークのデータはすべて米国に送られるため、解析するには日本が費用を負担して米国に依頼して、情報を送ってもらうしかないと。しかも、解析情報のうち、秘密度の高いものは米国は日本に決して送付しないだろうと。

 これでは日本はおんぶ(グローバルホーク導入費)にだっこ(解析依頼費)で、米国に税金を取られっぱなしだ。

 おまけに肝心な情報は貰えずじまいだ。

 また田母神氏は地上配備型迎撃ミサイルシステム(イージスアショア)についてこうも言ったらしい。

 北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの速度は秒速2−3キロ。これに対しイージス・アショアの迎撃ミサイルは、マッハ(秒速340メートル)だという。つまり北朝鮮のミサイルの方が5倍の速さだ。

 たとえて言えば迎撃ミサイルが300キロ飛ぶ間に、弾道ミサイルは1500キロ飛んでいる事になる。

 東京―平壌間は1290キロだから、北朝鮮がミサイルを発射する前に迎撃ミサイルを発射しなくてはいけない事になる。

 これを要するに、大騒ぎして導入するイージス・アッショアは100%役立たずと言う事である。

 安倍政権がやろうとしている事は、役に立たない米国の装備を買って税金を米国に差し出すようなものだ。

 もし国民がこれを知ったら、さすがに米国から武器を買うなということになる。

 国会で野党が追及すべきは、このような誰の目にも明らかな日本の国防政策の実態である。

 むつかしいことは何一つない(了)













関連記事
少しも役立たない装備品 米国に貢ぐだけの日本の防衛政策 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/687.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 西日本豪雨 対応が”後手後手”に回った政権幹部の発言まとめ(文春オンライン)
「西日本豪雨 対応が”後手後手”に回った政権幹部の発言まとめ
7/14(土) 7:00配信

 200人を超える死者という惨事となった西日本豪雨(平成30年7月豪雨)。13日現在も自衛隊や消防などによる懸命な救助・捜索活動が続いているが、一方で、政府の初動の遅れが批判されており、安倍晋三首相をはじめとする閣僚は弁解に追われることになった。関連する発言を集めてみた。



安倍晋三 首相
「政府一丸となって、先手先手で、被災者の皆さんの生活支援を行ってまいります」

ツイッター 7月8日

明日以降、気温の上昇も予報される中で、民間の賃貸住宅や公共住宅の確保など、避難所からの早期の移転が可能となるような取組も進め、政府一丸となって、先手先手で、被災者の皆さんの生活支援を行ってまいります。 https://t.co/1NS9x9FHMw

― 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 8, 2018  西日本を中心に記録的な豪雨に見舞われたのは、7月5日から8日にかけてのこと。5日午後、気象庁は異例の会見を開き、週末にかけて「記録的な大雨となる恐れ」があるとして厳重な警戒を呼びかけていた(日テレNEWS24 7月5日)。

 しかし、首相官邸が連絡室を設置したのが6日、関係閣僚会議開催は7日で、災害対策基本法に基づいた非常災害対策本部を設置したのは8日の朝だった。5日の夜には68万人に避難指示や勧告が出されており、6日には264万人に避難勧告、8府県に大雨特別警報が出され、7日の夜の時点で51人の死亡と76人の行方不明が明らかになっていた。

 はたして本当に政府の対応は「先手先手」だったのか? 

 8日の非常災害対策本部での会議で安倍首相は「救命・救助、避難は時間との戦いだ」と語ったが(YOMIURI ONLINE 7月8日)、時事ドットコムニュースの首相動静によると7日の関係閣僚会議は15分で終わり、安倍首相は午後、私邸でゆっくり過ごしている。8日の非常災害対策本部会議は約20分で終わっており、やはり午後は私邸で休んでいた。気象庁が緊急会見を開いた7月5日14時から非常災害対策本部が設置された8日午前8時までを指して「空白の66時間」と表現した記事がSNSで拡散された(犬飼淳氏のnote 7月8日)。

 なお、安倍首相は昭恵首相夫人とともに11日からベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトを歴訪する予定だったが、9日午後に中止を発表した。安倍首相は外遊の実現に最後までこだわっていたらしく、9日正午頃に記者会見を開いた公明党の山口那津男代表は外遊について「(首相は)『検討している』との話だった」と明かしている(ロイター 7月9日)。9日正午の時点で外遊の中止を決断していなかったということになる。


安倍晋三 首相
「政府一丸となって、災害発生以来、全力で取り組んできた」

産経ニュース 7月11日

 問題視されているのが、気象庁が緊急会見を開いた5日の夜に開催された自民党議員の懇親会「赤坂自民亭」だ。

 衆院宿舎の会議室に食べ物やお酒を持ち寄るもので、安倍晋三首相のほか、岸田文雄自民党政調会長、竹下亘総務会長、小野寺五典防衛相、上川陽子法相、吉野正芳復興相らが顔を揃えた。猛烈な勢いで豪雨による災害が広がっている最中、政府首脳は酒を酌み交わして盛り上がっていた。

 11日、西日本豪雨への政府対応の初動に遅れがあったのではないかと記者団に問われた安倍首相は「政府一丸となって、災害発生以来、全力で取り組んできた」と全面的に否定。5日の「赤坂自民亭」について質問されると、「様々な課題があるが、まさに現場主義を徹底し、被災者生活再建チームを直ちに送った」と答えたという(朝日新聞デジタル 7月11日)。まったく答えになっていない。


西村康稔 自民党・官房副長官
「週末の大雨による災害発生時に会合を開いているかのような誤解を与え、不愉快な思いを抱かせたことをお詫び申し上げます」

ツイッター 7月10日

7月5日(木)22:02にあげた私のツイートで、様々なご批判をいただいております。週末の大雨による災害発生時に会合を開いているかのような誤解を与え、不愉快な思いを抱かせたことをお詫び申し上げます。

― 西村 やすとし (@nishy03) July 11, 2018  西村氏は「赤坂自民亭」終了後の午後10時頃、笑顔の集合写真とともに「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を撮り放題!正に自由民主党」などとツイッターに投稿。猛批判を浴びて、11日、陳謝した。

 ところで、西村氏の言う「誤解」とは何のことだろう? ツイートには「週末の大雨による災害が発生時に会合を開いているかのような誤解」を与えたと記されている。つまり、会合自体は問題などなく、大雨の被害が出ていた週末にやっているかのように誤解させてしまったから申し訳ない、と言っているのだ。

 誰もそんな誤解はしていない。5日にこんな会を開いて政府首脳が揃ってノンキに酔っ払っていたことを批判しているのだ。西村氏は何も謝っていない。


西村康稔 自民党・官房副長官
「現在、京都、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡の各府県で自衛隊員約21,000名が人命救助など活動中」

ツイッター 7月6日

 大雨に関する関係閣僚会議の模様とともに「自衛隊員約2万1000名が人命救助など活動中」とツイートした西村氏だったが、防衛省によると、この日の夕方の時点で京都、高知、福岡、広島、愛媛、岡山、山口の7府県から災害派遣要請を受け、約600人を人命救助などにあたらせていたという。2万1000名というのは待機していた自衛隊の数だ。(毎日新聞 7月7日)

 西村氏はわざと嘘を書いたのか、正しい情報を把握していなかったのか。どちらにしても問題がある。


竹下亘 自民党・総務会長
「どのような非難も受ける。正直言って、これだけすごい災害になるという予想は私自身はしていなかった」

産経ニュース 7月9日

「赤坂自民亭」に参加していた自民党の竹下亘総務会長は9日の記者会見で謝罪した。率直に謝っているようにも見えるが、開き直っているようにも見える。政府首脳がなぜ危機意識を共有できなかったのかという問題を検証していくべきだろう。


小野寺五典 防衛相
「防衛省からは随時連絡が来ており、その都度指示を出していたので特に支障はないと思っている」

朝日新聞デジタル 7月10日

「赤坂自民亭」に出席していた小野寺五典防衛相だが、記者会見で「防衛省として、5日午後の時点で連絡員を派遣し情報収集している」と語り、会合の最中にも「防衛省からは随時連絡が来ており、その都度指示を出していたので特に支障はないと思っている」と落ち度はなかったことを強調した。

 しかし、小野寺氏は飲酒しながら自衛隊に指示をしていたのではないか? と非難が殺到。さらに「赤坂自民亭」に出席していた石田真敏衆院議員が「いろいろ人も変わってワイワイ声も聞こえないくらい」、左藤章衆院議員が「酒飲んでワァーっというだけです」と証言したことで(Nスタ 7月10日)、「声も聞こえないところで報告を受けて自衛隊に指示を出していたのか」という批判も巻き起こった。

 小野寺氏は13日に記者会見を開き、なんと自身の発言をすべて否定。「酒席の場で連絡を受けたり、報告をしたりしたということはない」として、「赤坂自民亭」の場からは自衛隊に指示を出していないと釈明した(日刊スポーツ 7月13日)。本当に政府首脳は自分の都合の良いように発言をコロコロ変える。


石原伸晃 自民党・元幹事長
「今年の七夕の短冊に願いごとを書くとしたら、まず何より『大雨の被害がこれ以上広がらないように』」

ツイッター 7月7日

今年の七夕の短冊に願いごとを書くとしたら、まず何より「大雨の被害がこれ以上広がらないように」。 #七夕

― 石原伸晃 (@IshiharaNobu) July 7, 2018  多くの人を驚かせたのは石原伸晃氏によるツイートだった。様々な災害対応についてレポートされている中で、このツイートがあったのなら、「ああ、こういうことを思いながら活動しているんだな」と思うが、いきなりこのツイートだったので「願ってるだけか」「なんのための国会議員だ」という批判が相次いだ。

 石原氏のツイートには七夕飾りを示す絵文字がついていたが、七夕飾りもろとも家を押し流されて人命を失った被災地の人々は、この絵文字をどんな気持ちで見ただろう?


山本太郎 自由党共同代表
「カジノの審議が遅れて誰か人死にますか? 国民生活、誰か困りますか? 困るの、利害関係者だけじゃないですか?」

参院内閣委員会 7月10日

 政府が批判されているのは初動の遅さのみではない。被害の拡大が報じられ続けていた7月10日に開かれた参院内閣委員会の議案は、特定複合観光施設区域整備法案、つまりカジノ法案だった。質問に立った山本太郎自由党共同代表は西日本豪雨への対策を急ぐべきだとして、カジノについての審議の休止を求めた。


石井啓一 国土交通相
「私はギャンブルの所管ではございません。IRの所管でございます」

参院内閣委員会 7月10日

 今回の災害にもっとも密接に関わるはずの石井啓一国土交通相は、実施法案の担当として10日の参院内閣委員会に約6時間出席した。立憲民主党の白眞勲氏に「ギャンブルと人命とどちらが大切ですか?」と問われた石井氏は、上記のように回答してみせた。答えになっていない。「ご飯論法」である。

 国民民主党の矢田稚子氏は「一刻を争う状況でカジノ法案の審議をしていていいのか」と質したが、石井氏は「審議のあり方は国会で決めていただく」と語るにとどめた。立憲民主党の辻元清美国対委員長は党会合で「国交省が中心とならないと、道を開けるなどができない。人命第一と言いながらカジノ第一だ」と批判している(毎日新聞 7月10日)。

 これに先立つ9日、立憲民主党の枝野幸男代表は、政府が全力で災害対応に取り組めるよう国会での審議を中断する「政治休戦」を自民党の菅義偉官房長官に申し入れたが、菅氏は「国会のことは国会で決めてほしい」と退けた(日本経済新聞 7月9日)。

 カジノ法案についての審議は13日にも行われた。自民党の関口昌一参院国対委員長は13日午前、国民民主党の舟山康江参院国対委員長と会談し、カジノ法案について17日に安倍晋三首相が出席する質疑を行いたいと提案したが、舟山氏は災害への対応を優先すべきだと拒否。舟山氏は「首相が委員会に来る余裕があるなら、豪雨対策の指揮を執るべきだ」と語った(北海道新聞 7月13日)。

 『週刊文春』7月19日号では、米国の大手カジノ業者が日本参入のために仕事を依頼したロビイストが、麻生太郎財務相、西村康稔官房副長官、萩生田光一自民党幹事長代行らのパーティー券を購入していたことをスクープしている。

 山本氏が言うように、カジノ法案の審議が遅れれば利害関係者が困るのだろう。しかし、その前に政府にはやることが山のようにあるはずだ。

大山 くまお」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180714-00008186-bunshun-pol&p=1
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 小野寺防衛大臣のマヌケな会見(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
小野寺防衛大臣のマヌケな会見
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51751333.html
2018年07月14日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 それにしても、西村官房副長官や小野寺防衛大臣の嘘が酷すぎますね。

 安倍総理を守りたいのでしょうが…しかし、国民を余りにも舐めすぎています。


 Q:大臣が10日の会見で、議員宿舎で待機をしていて、その後、集会場で行われた場所に行って、 顔を出し、防衛省から随時連絡を受け、指示を出していたとおっしゃっていました。 大臣は酒を飲みながら、飲み会から指示を出し、飲み会で報告を受けていたということでいいですか。

A:そういうことはありません。顔を出して、そこで乾杯等はいたしましたが、その後、会は長くやっていなかったと思いますので、 会が終会したあと、私の方に連絡があり、その都度対応をしていたということであります。

Q:飲み会で酒を飲みながら連絡を受けて、酒を飲みながら指示を出していたということで間違いないでしょうか。

A:そういうことはありません。

Q:飲んでないのですか。

A:私は、乾杯はいたしましたが、今、おっしゃるように会合の最中に連絡があったとか、会合の最中に連絡をしたということはありません。

Q:待機というのは、大臣室の代わりに議員宿舎に待機しているわけですが、そういう時に宴会に出るというのは待機じゃないのではないですか。

A:集会が行われたということでありますので、私どもとしては、これは会員相互の集会が行われていたという認識であります。

Q:酒を飲むのは宴会とか飲み会と言うのではないですか。

A:どのような意図をもって、今、そのような質問をされているのかわかりませんが、私どもとしては、支障がない対応をしていたと思っています。

Q:飲み会で報告を受けて、飲み会で酒を飲みながら指示を出していたのは問題がなかったとおっしゃるのですか。

A:少なくとも、その対応について支障があったとは思っておりません。

Q:飲み会で報告を受けて、飲み会で酒を飲みながら指示を出したことに問題はなかったということですか。

A:繰り返しになりますが、酒席の場で、私が連絡を受けたり、酒席の場で報告をしたということはございません。

Q:10日の会見ではそうおっしゃっています。「特に防衛省から随時連絡が来ておりましたし、 その都度指示を出しておりましたので、特に支障がなかったと思っております。」とおっしゃっていますがいかがですか。

A:少なくとも、集会場にいた時点でそのようなことはありません。

Q:その時間だけ空白だということですか。

A:どのようなイメージでお話をされているかわかりませんが、集会場にいた時間というのは30分程度だったと思います。 当然、連絡が入ったのは、その前からも随時きていますし、また、その後連絡が来たこともございますが、 少なくとも集会にいる間に連絡がきたり、私の方から指示をしたということはございません。

Q:その30分の間だけ連絡がなかったということですか。

A:少なくとも、そのようなことはなかったということであります。




 こんないい訳で、誰が納得をするのか、と。

 謝罪してはいけないということになっているのでしょうか?

 或いは、謝罪すると死んでしまう病気?

 国民は騙されてはいけませんよ!



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※リンク省略













防衛大臣記者会見概要 防衛省
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2018/07/13a.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 「今、この時期にデマは困る」というそれらしいデマが、垂れ流されている 
「今、この時期にデマは困る」というそれらしいデマが、垂れ流されている
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fa159cf1a972e7c1ec1c5f8e045f5a1d
2018年07月14日 のんきに介護


ladysmoker@lady_smoker_のツイート。



これ、

ロジ@logicalplzさんの



というツイートを受けたものだ。

ところで、世耕こそが

デマを垂れ流している張本人じゃないか。

ladysmokerって、

事実誤認がはなはだしいが、

一体、どうしたわけだ。

なぜ、

こんな無分別な人が大きな顔をして他人に絡むのだろう。

安倍やその一派は、

事実がどうあろうと平気で嘘をつく。

御大層な肩書を持つ

世耕弘成経産相にしてからが

同じだ。

そもそも経産相が災害の救助に陣頭指揮ってか?

可笑しいんじゃないか。

そんなことは露ほども考えない無神経振りが

虚偽の情報の温床だ。

ladysmokerには、

とことん反省して欲しいと思う。

無理かな。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK247] <やいちゃん「あたしも、議員を辞めていただきたいと切に思う!」>朝日新聞「声」欄。 自民「宴会」、命の重さ考えたか 



※画像クリック拡大



自民「宴会」、命の重さ考えたか

 会社員 中村由美(東京都 55)

 西日本各地に大雨警報や土砂災害警戒情報、避難指示・勧告が出て、人が亡くなる被害も伝えられていた5日夜、自民党議員数十人が「宴会」を開き、安倍晋三首相も出席していた。

 参加議員のSNSには、笑顔でグラスを掲げたり、ピースサインや親指を立てたりする議員たちの集合写真が投稿された。各地で警戒が続く中、国民の生命を守ることが最大の使命である首相や議員たちの危機感のなさ、無責任さ、能天気さにあきれ返る。

 また、翌6日にはオウム真理教の元幹部7人の死刑が執行された。命令書に署名していた上川陽子法相も出席し、笑顔で親指を立てて写真におさまっている。職務とはいえ、自ら署名した執行命令のために7人もの命が奪われることを知りながら、よく笑顔で写れるものだ。どういう神経の持ち主だろうかと怒りがわいた。

 多数の議席を占め、5年半も続く安倍政権は緊張感を失い、傲慢(ごうまん)になってしまった。国会議員の使命を軽視し、人間らしさを失った人たちには議員を辞めていただきたいと切に願う。










































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 安倍首相、右足「股関節周囲炎」と診断 広島視察を延期(朝日新聞)-現地はむしろほっとしているかも
「安倍首相、右足「股関節周囲炎」と診断 広島視察を延期
7/14(土) 14:01配信

 安倍晋三首相は14日、足の付け根に痛みを感じたため、東京・信濃町の慶応大病院で足の診察を受けた。右足の「股関節周囲炎」と診断され、医師から「数日間できるだけ股関節を動かさないように」と言われたという。15日に予定していた広島の被災地視察は延期する。

 首相官邸幹部は「ヘリに乗ろうとしたときに痛めたようだ」と話す。首相は11日に岡山県、13日に愛媛県の被災現場を視察。陸上自衛隊のヘリコプターで上空から被災の状況を確認していた。

 診察を受ける前の14日朝、首相は西日本を中心とした豪雨非常災害対策本部会議に出席するため首相官邸に入ったが、足を引きずるようにゆっくりと歩いていた。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000061-asahi-pol
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 豪雨のさなか宴会写真 西村氏「防災本」出版していたア然(日刊ゲンダイ) 


豪雨のさなか宴会写真 西村氏「防災本」出版していたア然
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233402
2018年7月14日 日刊ゲンダイ

 
 西村官房副長官(左)と4年前に出版した「命を守る防災・危機管理」/(C)日刊ゲンダイ

「はしゃいでいるような感じを出したのが軽率だ。自覚がない」――。13日は小泉純一郎元首相に叱られた。西日本を中心とした豪雨のさなかに「赤坂自民亭」と称する宴会の写真をツイッターに投稿した西村康稔官房副長官。猛批判を浴びる中、4年前に噴飯モノの自著を出版していたことが分かった。

 タイトルはナント、「命を守る防災・危機管理」(プレジテント社)。防災担当の内閣府副大臣時代に、77人が犠牲となった2014年8月の広島土砂災害の現地対策本部長として、指揮を執った経験をもとに執筆したもの。帯には安倍首相の「数々の災害に、彼が最前線で指揮を執ってくれた」との推薦文が寄せられている。

 本の内容は〈史上初の行方不明者の氏名公表に踏み切る〉〈応急復旧固定表の公表日をアナウンス〉〈安佐南区、安佐北区限定の大雨警報で避難誘導〉などと、自分の手柄に対する自画自賛のオンパレード。冒頭に〈大災害からの教訓〉として〈避難勧告の遅れで避難せずに亡くなった方も多く、早く避難していればと悔やまれることも多い〉と書いたが、「自民亭」での西村氏のはしゃぎぶりは、まるで「教訓」が生きていない証拠だ。

 ネット上には〈本の表紙に書き並べてある文句が現実離れしていて「ガクッ」とくる〉〈パロディー本かと思えるほど〉などと、あきれ返る声が上がっているが、西村氏は豪雨被害が深刻化していた10日にも自身のオフィシャルサイトの「とっておきの1枚」に、その日の昼食の写真を投稿。被災地では食事もままならないのに〈野菜炒め、シラスおろしに、レンコンの煮付けです〉と、のんきなキャプションを書いていた。既に初動の遅れを指摘されていたのに、何を考えているのか。

 ちなみに、西村氏の資金管理団体は14年12月に計102万6000円を投じて、問題の本を1000冊も“爆買い”。同じ月に2回開催した「出版記念セミナー」の「土産代」として計上したが、本をもらった人々も今ごろ、「おまえがエラソーに防災・危機管理を語るな」とさすがに思っているに違いない。

















































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK247] <倉敷・真備町報告>これが安倍首相訪問の前夜に付いたクーラーだ(田中龍作ジャーナル) 


【倉敷・真備町報告】これが安倍首相訪問の前夜に付いたクーラーだ
http://tanakaryusaku.jp/2018/07/00018498
2018年7月14日 15:06 田中龍作ジャーナル


クーラー。体育館の左右の壁に沿って5台づつ計10台が設置された。=11日、岡田小学校体育館・倉敷市真備町 撮影:田中龍作=

 「安倍首相が来るので急きょ、取り付けられた」「いや、前から設置することになっていた。総理が訪問するからではない」。
 
 西日本を襲った豪雨災害の避難所に付けられたクーラーをめぐる議論がSNSを賑わしている。前者は地元からの情報を得た市民が投稿した。後者は世耕弘成・経産相がツイッターで発信した。

 どちらが真実であるかを決定づけるだけの証拠を持ち合わせていないので、見聞きしたことだけを、ここに報告する。

 倉敷市真備町の避難所に充てられた岡田小学校体育館のクーラーが動き始めたのは10日、午後9時頃。安倍首相が訪れる前夜である。クーラーの設置工事が始まったのは、この日の朝だ。

 首相の避難所訪問には岡山県知事と倉敷市長らが帯同した。倉敷市関係者によると、岡田小学校に先立って首相が訪れた第二福田小学校では、帯同者のいずれかが「安倍総理のおかげでクーラーが付いたんですよ」と避難者に説明したという。

 「クーラーがあるのとないのでは、天国と地獄ほど差がある」。ある避難者は実感を込めて語った。クーラーが付くまで、避難所は蒸し風呂状態だった。

 安倍首相は岡田小学校体育館に40分間余り滞在した。もしクーラーがなかったら、10分間も滞在できなかっただろう。


安倍首相の左隣が伊原木隆太・岡山県知事。右隣は伊東香織・倉敷市長。後ろのクーラーが吹き出す冷風のおかげで首相は汗ひとつかいていなかった。=11日、岡田小学校体育館・倉敷市真備町 撮影:田中龍作=

   〜終わり〜


















































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 安倍晋三首相が広島視察を中止に!足の痛みで慶応大病院を受診、股関節周囲炎と診断 
安倍晋三首相が広島視察を中止に!足の痛みで慶応大病院を受診、股関節周囲炎と診断
https://johosokuhou.com/2018/07/14/7668/
2018.07.14 15:46 情報速報ドットコム



*官邸

安倍晋三首相が西日本豪雨の被災地である広島県の視察を中止すると発表しました。報道記事によると、安倍首相は7月14日に足の痛みから慶応大病院で診察を受け、そこで「股関節周囲炎」と診断されたとのことです。

当初の予定では7月15日に広島県を訪問する予定でしたが、体調が優れないことから中止になった形だと報じられています。股関節周囲炎とは肩関節周囲炎(四十肩や五十肩)が股関節で発生した状態のことで、歩き過ぎや筋の老化などが原因だと言われている症状です。

基本的にはしばらく安静にするのが治療の鉄則で、首相も当面は歩くのを控える方向で治療を行うと見られています。


首相の広島視察が取りやめ
https://this.kiji.is/390741100467749985
2018/7/14 14:45 共同通信

 首相官邸は14日、西日本豪雨を受けた安倍晋三首相の15日の広島県視察を取りやめると発表した。首相が「股関節周囲炎」と診断されたためで、小此木八郎防災担当相が代行する。


安倍晋三首相が慶応大病院を受診 足の付け根に痛み
http://www.sankei.com/smp/politics/news/180714/plt1807140013-s1.html
2018.7.14 12:19 産経新聞

 安倍晋三首相は14日、東京・信濃町の慶応大病院で診察を受けた。足の付け根に痛みを感じたためという。

 首相はこの日午前、西日本豪雨の非常災害対策本部会議のために官邸に入ったが、その際もゆっくりと歩き、足をかばうような様子を見せていた。

 首相は11日に豪雨による大きな被害が出た岡山県を、13日には愛媛県を訪問した。15日も広島県の視察を予定している。


[西日本豪雨]「安倍首相 愛媛の被災地視察『できることは全てやる』」(7/13OA)



青木理✕大竹まこと✕室井佑月:強運の安倍首相は天の配剤w?メインディッシュ2018年7月6日


























記事コメント

匿名
2018年7月14日 4:22 PM

け、び、ょ、う、じゃね?
理由は、被災者が冷たかったから。
ともあれ、おふらんすで股関節炎にならなくて良かったね。
(おふらんすに行ってたら、ならなかった?)


匿名
2018年7月14日 4:36 PM

テレビカメラに映りたいだけの慰問ポーズが、国民にばれて、それで猛暑に、出歩きたくなくなって、暑くて歩けないほどに、足が痛くなったと、またもやお得意の大嘘ですか?


匿名
2018年7月14日 4:40 PM

外遊では、すべて車だから、歩く必要がない。
ゴルフは趣味だから、痛くならない。


匿名
2018年7月14日 4:50 PM

逃げる準備
ボクちゃんがんばってるのに、ひこくみんにいろいろいわれちゃうから、もうひさいちにはいきたくないもん!
おうちかえる!
けいおーびょういんにこもる!


匿名
2018年7月14日 5:04 PM

西日本では猛暑の中、作業してます。
痛くとも辛くともやり通すしかないのです。

政治家で宴会中、パーテイー中にこれで病院行く人いませんね


匿名
2018年7月14日 5:04 PM

だから急遽、安倍の行く体育館にクーラーが設置されたんだねw


匿名
2018年7月14日 5:15 PM

天皇陛下のマネして、慣れない正座とかしたからかな?
あるいは「外交よりも国内を〜」などと「こんな人たち」に言われたくないから?
単に猛暑が嫌なだけかも…何しろ豪雨災害が拡大中の最中でも、自宅でまったりしていた最高指揮官だから。


匿名
2018年7月14日 5:22 PM

被災地視察中止すんだから
ゴルフ行くんじゃねーぞ


匿名
2018年7月14日 5:22 PM

いいぞ!この調子でさらにお腹痛くなって辞めてくれ!


匿名
2018年7月14日 5:23 PM

わたくちわは35度の猛暑下で歩いたことないのでやーめた!


匿名
2018年7月14日 5:27 PM

そのまま総理大臣も辞めれば?!




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 豪雨の日、赤坂自民亭に集まった皆さんが親指たてて「上川さんバンザイ」と言っていたのは、どういう意味なのか 
豪雨の日、赤坂自民亭に集まった皆さんが親指たてて「上川さんバンザイ」と言っていたのは、どういう意味なのか
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8af6f970975c427a92f83880df2f11aa
2018年07月14日 のんきに介護


「赤坂自民亭」での酒宴が許せないのは、

豪雨があったこととの関係からだと言われる。

しかし、豪雨との関係では、

内閣官房副長官西村康稔のデマ情報の方が遥かに罪深い。

また、翌日、

安倍は、休日よろしく、なぜ、家に引きこもっていたのか説明がないし、

国民に背を向けるような態度がよほど腹立たしい。

酒宴との関係で許せないのは、

翌日にあった死刑囚の陰湿な処刑に関連しての話だ。

なぜ、

「赤坂自民亭」に集ったのか

問い質したい。

彼らはなぜ、親指を立てて「上川さんバンザイ」と言ったのか、

それは、どういう意味だったのかを。

公開処刑という、

世界では克服された娯楽を復活させたことで

日本は、

文化的後進性を顕在化させた。

米国に傾き、

米国の顔色を見る。

米国に対して、

朝貢外交のようなことをして

安全保障として十分という慢心から、

とんでもないことをしている。

人権は、

欧州にあっては、

神の徴だ

(天賦人権説に基礎づけられる以上、こういう理解も特異ではないだろう)。

ある意味、宗教的概念と言ってよい。

もっとも、モラルとして尊重されるべきものだ。

すなわち、

麻原死刑囚の公開処刑は、

その人権概念を嘲笑するような野蛮な行為だ。

人間として

軽蔑されたら関係としてお終いになるんではないか。

外交的には

最悪のことを安倍政権はしたと思う。

この問題あればこそ、

今後の死刑の是非論について、

日本は、

厳しく指弾される可能性がある。

死刑制度を守っているのは日本と米国の一部の州くらいだということ、

日本人は、

よくよく心しておくことだ。

ちなみに、

麻原ら死刑囚を処刑して以降、

次のような批判を

日本は、

EUから受けているのではないか。

特に、

刑法観に関わることだけど、

応報――目には目、歯には歯――では、

刑罰を

合理的に根拠づけられないと。

僕は、

知らなかったけど、

死刑反対は、

EU加入の前提らしい

(下記、日刊ゲンダイ記事参照)。

相当、強固な主張なわけだ。


転載元:KK@Trapelusさんのツイート〔16:59 - 2018年7月10日

然るに、我が国は、

伝統的に唯我独尊で、死刑歓迎なところがある。

実は、単なる外交音痴なだけなんだが――。

しかし、目を覚まして欲しい。

オウム真理教の

麻原彰晃は、

明日のあなたが受ける仕打ちだ。

だって、

独裁国家反対でしょ。

そんな人間は、

独裁国家の下、生かしちゃおかれないのよ。

島田虎之介@Shimatoraxさんが

指摘する如く、



というのは、

独裁国家一歩手前の

結構、深刻な状況ではないか。

なお、

町山智浩@TomoMachiさんが

こんなツイート。



さぁ、死刑制度を廃止して、

みんなで幸せになろう!


※関連ツイート捕捉






























http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 阿修羅のみなさん。政治がない国で政治を議論することに何の意味があるのですか?
この掲示板では政治について多くの記事が投稿されていますが、そもそも日本に(国民に選ばれた代表者が法律を制定し予算を配分するという意味での)政治はかつて一度も存在したことがないし、今も存在しないことをご存知でしょうか?ブログ「独りファシズム」を運営する秋嶋亮(旧名・響堂雪乃)氏がそれについて詳しく語ったインタビューをお読み下さい。

編集者: しかし立憲民主党が野党第一党に躍進し、改憲問題を取り上げ、多少ではありますが、今の流れを変える動きも出てきているように思いますが。

秋嶋: 各党の国会質疑に目を通しましたが、日本の代表議会が両建構造(八百長の対立)にあることを証明するかのように全く差し障りのない内容です。安倍内閣の致命傷となる重大問題には全く触れておらず、むしろ与野党談合の下で(細心の注意を払いながら)それらの不可視化が図られた格好です。

編集者: 要するに「本当に議論しなくてはならない問題」が国政からゴッソリ削除されているということですね。具体的にはどのようなことでしょうか?

秋嶋: ざっと挙げてみれば、平和憲法を守り先軍体制を阻止すること、TPP批准を撤回し敵対的貿易(自国の産業が叩き潰される通商体制)から離脱すること、原発事故の被災者を救済し各種の補償に努めること、物流の制限と食品安全基準の強化によって二次被曝を防止すること、特別会計と独立行政法人(公務員の天下り制度)を廃止し財政破綻を防ぐこと、財政収支の黒字化が達成されない間は外国支援(ODAなどを通じたばら撒き)を停止すること、年金の過剰な株式運用を禁止し給付体制を従来どおりに維持すること、外資企業の特権税制を是正し医療と教育の財源を確保すること、正規雇用の義務付け(派遣の禁止)により内需を再生することです。

編集者: これはまさに与野党が談合して国民を欺いていると言ってもいい状態です。

秋嶋: かくも議会は度し難いイモビリズム(野党の衛星政党化により変化できない状態)に在るわけですね。これがまさにG・サルトーリの言う「非競合的政党制」の成れの果てですよ。

編集者: しかし野党は加計疑惑なども取り上げています。極一部ではあるにしても政党間の対立は存在しているのではないでしょうか?

秋嶋: それらは先に挙げた喫緊の問題群に比すれば全く些末なことですよ。要はそのようなポピュリズム的(大衆受けするような)質疑そのものが与党と連携したスピンだということです。改憲への抵抗も野党という立場的なポーズに過ぎず、結局は「数の論理によって押し切られた」という毎度の文脈に落ち着くだけのことでしょう。早い話、野党も改憲を阻止しようなんて本気では思っていないということです。

編集者: 秋嶋さんは先の著作でも「政治が無いこと」を主張されておられますが、それはこういう意味だったのですね。

秋嶋: 日本の議会は典型的なヘゲモニー政党制(形式的に野党は存在するが与党になることを永劫に許されない体制)ですよ。これはもう不文律と言っていい。だから野党なんて国会のコサージュ(花飾り)程度のものでしかありません。もっとも与党も似たようなものですが。これは政治過程論(どのような経緯で法律が決まるか考察する学識)から見れば議論の余地すらありません。その意味において総選挙などはAKB48の人気投票と大差のない国民行事です。

編集者: 国民は政治過程論なんて言葉があることすら知らないでしょうね。だから単純に法律が国会で作られると思っている。

秋嶋:繰り返しますが中央省庁が在日米軍と調整して法案を起草しているわけです。そしてそれを(自民党の)政務調査会に提出し、その後形式的に総務会を通過させた後、事務次官がとりまとめ閣議決定させるという流れです。だからこのような立法過程においては民意が反映される余地など皆無だと言っていいでしょう。国会議員の仕事とはあたかも自分たちが法案を起草したかのごとく振舞い、国会という劇場でそれを承認して花押(お飾りのハンコ)を添える程度のことです。

編集者: まるで清朝末期の紫禁城の光景のようです。全く実権のない皇帝が宦官を相手に宣布の式典を執り行っているという。

秋嶋: というか満州国議会みたいな感じですね。傀儡の溥儀が日本軍のもってきた法案にハンコを押しているようなものです。駐留軍に脅され、家族も人質にとられているわけですから、言われるままに法律を制定するしかありません。いずれにしろ、(国民の代表である)立法府が(役人の集団である)行政府より上位にあることは民主主義の大原則なのに、日本ではそれが完全に逆転していることを知らなくてはなりません。

編集者: 植民地ニホンにおいては議員よりも米軍の代行者である官吏の方がずっと権力者だということですね。

政治学者のK・ウォルフレンが日本の権力構造を分析し「官僚はあらゆる部門に命令できる」と語りましたが、おっしゃるとおり役人は在日米軍という「上位の権威の光背」を受けているわけですよ。しかし、もともと日本の議会は1890年に開設された当初より、天皇の決定に賛同する協賛機関に過ぎなかったのです。そして戦後もGHQの公職追放(戦犯と見なした者を政府や民間の要職から排除する政策)と同時に官僚機構が代表議会の上に置かれました。以来、官吏は植民地の中間支配者として国会を監督しているわけです。そう考えると、この国は明治政府より一貫して国会以外の機関が法律を制定する「委任立法」の体制にあると言えます。

編集者: 日米合同委員会には法務官僚が常時在籍し、検事総長など司法トップの人事もここで決定されると言います。

秋嶋: だとすれば戦後70年が経過した現在においても、ニホン国の法治体系は在日米軍の厳戒な統制下にあるということです。そして我々は自決権(自国の利益や発展を重視して法律を整備する権利)はおろか、最低限の政治(国民に選ばれた代表者が法律を定める制度)すら持たないということです。このような主張はある種の「背後仮説(実証性はあるものの公式には認められない論理)」なのでしょうね。しかし今や代表議会を超越した意思決定のヒエラルキーがあることは疑いようのない事実です。

出典: 「北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか - 国民は両建構造に騙されている - 」(白馬社)


http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 晋三よ、これで「先手先手」と言えるのか? 
晋三よ、これで「先手先手」と言えるのか? 
http://85280384.at.webry.info/201807/article_93.html
2018/07/14 17:37 半歩前へ

▼晋三よ、これで「先手先手」と言えるのか? 

 政府一丸となって、先手先手で、被災者の皆さんの生活支援を行ってまいりますー。ボンクラ総理の言である。一体、安倍晋三はどのツラさげてこんなことを言ったのか?

 広島、岡山、愛媛など西日本を記録的な豪雨が襲ったのは、7月5日から8日にかけてだ。5日午後には気象庁が異例の会見を開き、「記録的な大雨となる恐れがある」と厳重な警戒を呼びかけた。

 しかし、
首相官邸が連絡室を設置したのは6日

関係閣僚会議開催は7日

災害対策基本法に基づいた非常災害対策本部を設置したのは8日の朝だった。

 5日夜には68万人に避難指示や勧告が出た。
 6日には264万人に避難勧告.8府県に大雨特別警報が発令。
 7日夜には51人の死亡と76人の行方不明が明らかになった。

安倍晋三よ、これで政府の対応は「先手先手」だったと言えるのか? 

 8日の非常災害対策本部での会議で安倍は「救助は時間との戦いだ」と語った。

 だが、首相動静によると7日の関係閣僚会議はたった15分で終わった。安倍はその日午後、私邸でゆっくりとおくつろぎ。

 8日の非常災害対策本部会議は約20分で終わっており、やはり午後は私邸に直行、休んでいた。



豪雨対応「万全」だったか 野党は政権批判
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018071302000133.html
2018年7月13日 東京新聞



 西日本豪雨を巡る安倍政権の対応に野党から批判が出ている。特に記録的な大雨になる恐れがあると気象庁が厳重な警戒を呼び掛けた五日夜の自民党の宴会が非難の的だ。避難者が出ている時に宴会を開くのは「責任感が欠如している」(立憲民主党の蓮舫参院幹事長)との理由だが、政府は万全の体制で対応してきたとの立場だ。

 気象庁は五日午後二時、緊急に臨時記者会見を開き「記録的な大雨となる恐れがある」と注意を呼び掛けた。豪雨警戒を理由に会見を開くのは過去に例がない。担当者は「かなりの危機感があった」と振り返る。五日午前中には近畿三府県で十六万人超に避難指示・勧告が出ていた。

 宴会はその夜に開かれた。「赤坂自民亭」と銘打った宴会には安倍晋三首相や小野寺五典防衛相、西村康稔官房副長官ら官邸の危機管理を担う人物が出席。上川陽子法相、広島県選出で自民党の岸田文雄政調会長も参加し、談笑して、酒を酌み交わす姿を西村氏らがその日の夜にツイッターに投稿した。

 西村氏は十二日の参院内閣委員会で、投稿を陳謝した。「災害発生時に会合していたかのような誤解を与え、多くの方に不愉快な思いをさせた」。宴会を開いたことでなく、誤解を与えたことが陳謝の理由だ。

 菅義偉官房長官は十二日の記者会見で「気象庁の発表直後に小此木八郎防災担当相のもと関係省庁災害警戒会議を開催し、その後も万全の体制で対応に当たってきた」と強調した。

 ただ、首相が出席する関係閣僚会議が開かれたのは、気象庁の警戒呼び掛けから二日後の七日だった。この日、死者は五十一人、不明者は約五十人に増加した。政府が「非常災害対策本部」を設置したのは八日。野党は対応が遅いと批判している。 (金杉貴雄)

























http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 世耕経産相が安倍さまが疑問視されると即座に反論、結果的にはネットリンチへと(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/07/post-69c8.html
2018年7月14日


安倍首相の腰ぎんちゃく西村も、安倍首相にしか目がいってい
無いが、世耕経産相も、安倍さま命で気味が悪い。

発端はこの方のツィート



世耕経産相が一般人のツィートに対して目の色変えて反論し
ている。

安倍さまの行動が少しでも疑問視されることが我慢ならない
らしい。



ダメだし。





安倍首相が被災地へ行けば、多くの関係者は安倍首相に精い
っぱい便宜を計るだろうとは想像できる。

不快な目にあわすことはやりたくないだろうから。

だから視察した避難所には、お風呂もつけ・エアコンもつける。

この方のツィートがなぜここまで非難されなければいけないの
か。

疑問をツィートしただけの話なのに。

>あれアピールのために慌てて準備したんだよ

これくらいの事誰だって思うよね。それを声にしただけ。

私だって真っ先に言っていると思う(笑)

しかも、世耕経産相がこういった国民の声を非難するようなツィ
ートをしたら、それにぶら下がるネット民が多数現れる事を予想
しなかったのか。

ネトサポを束ねる世耕なら分からない筈もなかろうに。

恣意的にツィートしたのかもしれない。

「無責任な情報を流さないでいただきたい」は言い過ぎだろう。

情景や感想を述べることが、なぜ無責任になるのか。

国民は何も言ってはいけないってことか。


案の定、経産相が非難したことにより、この方は酷いネットリン
チを受けている。

数の力は恐ろしい。

理不尽な事や不条理な事が、数の力で正当化されている。

それでも現役の大臣が一般人を貶めて良いわけがない。

何も一言一言に、しゃかりきにならずとも、「ご指摘ありがとうご
座います、政府は今一生けん命頑張っています、これからあな
たの避難所にもつけたいと思っています」
とかなんとか大人の
対応をすればいいのに。

なぜ、わざわざ国民を分断する話にするのだろう。

大体が、豪雨の最中に宴会をやって大喜びしている連中への
不信感があるからこそ、こういった感想を述べられるのだろう
に、それは棚に上げて、無責任な情報は流すなと言われても
説得力が全然ないと思うが。

それにしても、世耕も西村のように安倍首相が少しでも批判さ
れることが我慢ならないらしい。

自民党議員はすべて安倍さまにしか、目が行っていない。




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 国を当てにしていたら死んでしまう。(谷間の百合)
国を当てにしていたら死んでしまう。
https://taninoyuri.exblog.jp/29631546/
2018-07-14 10:29 谷間の百合


国を当てにしていたら死ぬしかない。

そんなところに来ているように思います。

総理は「自民亭」での宴会の件を問われても、政府は一丸となって全力で取り組んでいると言うし、菅官房長官も初動の対応についてはまったく問題ない、指摘は当たらないと言いました。

いったいこの人は何を考え、何がしたいのだろうとつくづく考え込んでしまいます。

いつも「問題ない」と「指摘は当たらない」の二つを言っているだけなのです。

記者もこんな会見をされて屈辱に思わないのでしょうか。

ボイコットしようとは思わないのでしょうか。

「自民亭」での件ではだれも責任をとりません。

竹下さんは非難は甘んじて受けると言いましたが、言うだけですか。

むかしは、こういうときは辞めることが責任の取り方だったのです。

だれも責任をとらないのは当然です。

総理が平然と居座っているからです。

みんな上を見習うのです。

それに、自分が責任をとって辞めると総理の立場がなくなると、きっとまだそんな忖度をしているのでしょう。

視察のときの総理の表情からは、大変なことになっているという現実感は微塵も見て取れませんでした。

ヘリコプターの窓からも、ただ漫然を見ていただけです。

つまり、何も感じていないのです。

国土があり国民がいて国なのに、どんなに国土が荒廃しようとどんなに国民が死のうと総理はほとんど何も感じていません。

おそらく、国土のほとんどが住めないような状況になってもまだ尖閣を守ろうと言っているのでしょうね。





ハザードマップは各家庭に配布されていてみんな避難場所は知っているはずなのです。

問題は避難のタイミングなのです。

大丈夫だと思っている人に訊くと、そんなことはいままで一度もなかったと言うのです。

経験のないことは起きないと思っている人がいるのです。

自分だけは大丈夫だと思っている人がいるのです。

わたしはと言うと、われながら恥ずかしいと思うほどにいの一番に避難するでしょう。

自分だけは死なないと思っている人とは反対で、自分だけは死ぬかもと思っているからです。

フクシマでは震災後、2万か所に井戸が掘られたそうです。

その井戸は今も生きているのでしょうか。

わたしは、水道民営化に腹がたってならないので井戸を掘ってやろうかと思うことがあります。

災害が起きるたびにいかに水が大変かと言われるのに、なぜ井戸を掘ろうという話にならないのでしょうか。







http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 防災にどれだけ本気? 安倍政権で「次は東京」という恐怖 豪雨「東京直撃」で死者4600人、経済損失100兆円 


防災にどれだけ本気? 安倍政権で「次は東京」という恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233406
2018年7月14日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 13日に愛媛入りした安倍首相(C)共同通信社

 もはや悲劇と言うほかないだろう。生活再建のメドが立たない中、殺人的な暑さに見舞われる被災地の惨状には目を覆うばかりである。平成に入って最悪の被害をもたらした西日本豪雨による死者は14府県で200人を超え、安否不明者はなお50人を数えている。近畿から九州まで広範囲に大雨特別警報が出されてから1週間。20万戸以上がいまだ断水し、15府県で6000人あまりが避難生活を余儀なくされている。

 気象庁は13日、猛暑日が続く恐れがあるとして関東から九州に高温注意情報を発表。「8、9月は平年より高い傾向」「(最高気温が)39〜40度の可能性がないとは言えない」などと注意喚起した。蒸し風呂状態の日本列島で、被災地も例外ではない。

 甚大な被害を受けた岡山と広島はきのう、今年最高気温を記録。この週末も体温を上回りそうな酷暑になるとみられている。朝日新聞によると、12日時点で年齢や死亡状況が明らかになっている141人のうち、60歳以上が100人で7割を超えたという。

「災害弱者」とされる高齢者ほど犠牲を強いられているのが浮き彫りである。西日本豪雨は突然発生した大地震とは違う。凄まじい降雨量は予測され、警報も発せられていた。それなのに、なぜこれほど被害が広がり、犠牲者を増やしたのか。防ぐことはできなかったのか。

■被災者は「麻生、安倍に言ってもムダ」

 被災地を取材したジャーナリストの田中龍作氏は言う。

「安倍首相が初めて視察に入った倉敷市立第二福田小の体育館に避難している住民は、〈政府の対応が遅かったわな〉と口を揃えていました。気象庁が大雨としては異例の緊急会見で警戒を呼び掛けた当日に開かれた赤坂自民亭の宴会については、ほぼ知らなかったですね。体育館にテレビはなく、電波状況も悪くて情報を入手しづらい環境にあった。それで一連の話を伝えると、〈えっ!?頭に来るなあ〉と怒りをあらわにする方もいれば、〈麻生さん、安倍さん。あのレベルの人たちには何を言っても無駄〉という諦めも聞こえました」

 被災者の憤りは当然だ。気象庁の緊急会見から非常災害対策本部の設置まで66時間を要した。各地に避難勧告が出され、死者・行方不明者が続出する中、安倍首相がやったことは「7月5日からの大雨に関する閣僚会議」に15分出席しただけ。国民が死に直面する災害に見舞われる中、私邸にこもっていたのだから、この男の危機管理はメチャクチャ。「空白の66時間」に対応を急げば、被害を食い止められた可能性は決して小さくなかった。北朝鮮のミサイル脅威には「国民の生命と財産を守るために最善を尽くす」と冗舌だったのに、被災者は放置。冷淡な本性がアリアリと浮かび上がる。

 
 猛暑の中、土砂搬出作業が続く(C)共同通信社

豪雨「東京直撃」で死者4600人、経済損失100兆円

 人命軽視の政権のもと、大規模災害が首都圏を襲ったらどうなるのか。豪雨や地震が首都・東京を直撃したら、この国は一体どうなってしまうのか。

 中央防災会議の試算は衝撃的だ。関東を北から東に流れる利根川流域の72時間平均雨量が約320ミリと想定した場合、最大で死者数2600人に上り、86万世帯が浸水。孤立者は110万人に達するという。ライフラインもメタメタだ。電力59万戸、ガス26.6万戸のほか、上水道14万人、下水道180万人に影響が出るという。埼玉の奥秩父から東京湾に注ぐ荒川流域で72時間平均降水量が550ミリの想定では、死者数2000人、51万世帯の浸水、孤立者86万人とされている。

 西日本豪雨で観測した72時間雨量は高知県馬路村1319.5ミリ、広島県呉市465.0ミリ、愛媛県松山市360.5ミリを記録した。同様の現象が東京で起きれば、首都は壊滅的ダメージを受けるということだ。

「首都水没」の著者で、リバーフロント研究所技術参与の土屋信行氏はこう言う。

「西日本豪雨と同規模の降雨量に襲われたら、東京はひとたまりもありません。都内の雨水は下水管を通じて排水されますが、対応能力は1時間に50ミリ。排水能力は追いつかず、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区などの海抜ゼロメートル地帯はすべて水没するでしょう。都心部を縦横する地下鉄も脅威になる。トンネルはキレイに整備された巨大な水道管のようなもので、ひとたび大量の水が流れ込めば一気に押し流されてしまいます」

 東京メトロの町屋駅や北千住駅が水没した場合、12時間後には丸の内や大手町周辺も水没してしまうという。

「今年6月に土木学会が発表した資料によると、洪水や高潮による被害が東京で発生した場合、建築物などの資産被害は総額65兆円と推定され、経済被害も合わせれば損害は100兆円を超えるとみられます。もっとも、これは西日本豪雨より小規模な室戸台風(1934年)を想定したものに過ぎません。首都機能を守るためにはスーパー堤防の整備を拡大し、排水能力を高めるなど、インフラ整備を早急に進める必要があります」(土屋信行氏=前出)

 活断層だけでなく、地震が起きるプレート境界も複雑に重なる首都圏は大規模な首都直下地震の発生も想定されている。地震調査委員会が先月末に公表した「全国地震動予測地図2018年版」によると、30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる確率は千葉市85%、横浜市82%、水戸市81%、さいたま55%、東京48%。中央防災会議はM7.3の都心南部直下地震の発生によって、最大で死者2.3万人、全壊・焼失家屋は61万棟に達し、被害額は95兆円とも試算している。この政権で「次は東京」が現実になると想像しただけで戦慄が走る。

■「内閣不信任に値する」49.5%

 作っただけのハザードマップ、首都圏の脆弱さ、地震にも打つ手なし……。それなのに、国防には血道を上げるのが安倍だ。第2次安倍政権発足以降、中国や北朝鮮の脅威をあおり続け、防衛費は5年連続で拡大。年末に策定する新防衛計画大綱で、防衛費の対GDP比1%枠を撤廃して2%に倍増させることを自民党に提言させた。過去最大5兆円台の防衛費を、さらに10兆円規模まで膨らませるつもりだ。米朝対話の再開で北朝鮮の脅威が薄まる中、6月に閣議決定した「骨太の方針2018」で「防衛力を大幅に強化する」と明記。8月の概算要求では過去最高の5兆円超の防衛関係費を要求するという。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)は言う。

「安倍首相の危機意識は歪んでいます。自然災害が頻発する日本のトップでありながら防災に対する感覚は貧弱で、いつ来るとも分からない軍事的脅威には徹底的に備えようと国防力を肥大化させている。東アジア情勢の変化を踏まえればなおさらのこと、優先順位を完全に間違えています」

 時事通信の世論調査(6〜9日実施)で内閣支持率は前月比1.5ポイント増の37.0%、不支持率は2.5ポイント減の40.9%という結果が出た。微増する理由が判然としないが、不支持が支持を上回る状況は5カ月続く。この数字以上に不信感は強まっているといっていい。野党が内閣不信任決議案の提出を検討する中、モリカケ問題をめぐる政権の対応が不信任に値するかとの問いには「値する」が49.5%を占め、「値しない」の28.1%を大きく引き離した。アベ自民党が強引に成立させようとしている2法案にも反発が強まっている。参院合区対策で定数6増を狙う公職選挙法改正案は反対49.8%、賛成23.3%。カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案は反対61.7%、賛成22.1%だった。

「西日本豪雨による被災に日本中が心を痛めている中、担当大臣の石井国交相を国会に張り付け、ドサクサ紛れに自分勝手ならぬ“自民勝手”な法案を通そうとしている。安倍首相をはじめとする自民党の政治家は人間が腐りきっています。一連の対応を見て、改めてそう感じました。モリカケ問題であれほどデタラメをやりながら、内閣支持率は下げ止まり傾向を見せている。それで国民をナメ、タカをくくっているのでしょう」(五十嵐仁氏=前出)

 防災には目もくれない政権でいいのか。この国が沈みゆくのをただ眺めていていいのか。
















 



http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 国民はオオカミおやじを信用しない(かっちの言い分)。
国民はオオカミおやじを信用しない。
http://31634308.at.webry.info/201807/article_13.html


安倍首相が第2回目の広島への現地被災地の訪問を取りやめると報道された。
その報道よりは大々的に報道されたのが、股関節周囲炎に罹ったという話である。特段の治療は要らなく、ただ少しそこを動かさないことと言う。


要するに、股関節が痛くなったのは、被災地で天皇陛下、美智子様が災害地で被災者と同じ目線で膝をついた、慣れない姿勢を行ったせいと思っている。ご高齢の天皇陛下、美智子様の方が安倍氏よりはるかに多く被災地をお見舞いしているが、股関節が炎症を起こすなどなかった。


足が痛いのは本当かもしれないが、赤坂自民亭でのあのはしゃいだ姿、また日頃加計、森友の案件であれだけ嘘を堂々と話す性格に、素直に足が痛いからと素直に信じ難い。なぜなら、医者から特段の治療をするような兆候はなく、ただ動かさないようにしていれば済むというからだ。単に、後ろめたい被災地に行くのは嫌だというだけかと疑われても仕方がない。今や、安倍首相はオオカミおやじになった。北朝鮮からミサイルが飛んでくると、勝手に国民の携帯電話にアラート情報を流したが、本当に警報を流さなくてはいけないときは宴会ではしゃいでいれば、誰もオオカミおやじを信用しない。


右足の股関節周囲炎に 広島視察を延期
https://mainichi.jp/articles/20180715/k00/00m/010/032000c
毎日新聞2018年7月14日 18時06分(最終更新 7月14日 19時06分)


平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議後、首相官邸を出る安倍晋三首相=首相官邸で2018年7月14日午前11時6分、和田大典撮影
 首相官邸は14日、西日本豪雨の被災状況を視察するため15日に予定していた安倍晋三首相の広島県訪問を延期することを決めた。首相が右足の痛みを訴え、14日に急きょ東京・信濃町の慶応大病院で受診したところ、右足の股関節周囲炎と診断されたため。15日の視察は小此木八郎防災担当相が代行する。首相の広島県視察は改めて調整する。


http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 大炎上「赤坂自民亭」は何が問題だったか なぜ野党は歯切れが悪いのか(PRESIDENT)
大炎上「赤坂自民亭」は何が問題だったか なぜ野党は歯切れが悪いのか
http://president.jp/articles/-/25660
2018.7.14  プレジデントオンライン編集部 PRESIDENT Online


ネットや新聞でさかんに拡散されている写真がある。7月5日夜に東京・赤坂の議員宿舎で行われた自民党議員の宴会「赤坂自民亭」の写真である。西村康稔官房副長官らがツイッターでアップした。安倍晋三首相、岸田文雄党政調会長、小野寺五典防衛相ら自民党議員が仲むつまじく杯を上げているのだが、この時は既に西日本で豪雨災害の危険が高まっていた。いったいこの時に何が起きていて、何が問題になっているのか――。


安倍晋三首相らが7月5日夜に参加した懇親会「赤坂自民亭」の集合写真。西村康稔官房副長官のツイッターより

「獺祭」と「賀茂鶴」を飲み比べ

まず「自民亭」の模様を再現してみよう。赤坂にある衆院議員宿舎の宴会ができる部屋。自民党議員がそれぞれ郷土料理や地酒を持ち寄って酒盛りを行った。自民党内の懇親が狙いで毎年行ってる。例年は中堅、若手議員が中心だが、今回は午後8時半ごろ安倍晋三首相が姿を現したこともあり、いつもより多い50人程度の議員が集まった。「自民亭」はこれまで30回近く開いているが現職首相の出席は初めてだったという。

出席者の話によると、それぞれが持ち込んだ酒を飲み比べながらお国自慢をし、安倍首相とツーショットの写真を撮り……といった具合で誰が何を話しているか聞き取れないほどの盛り上がりだった。

安倍首相の地元・山口の獺祭、大規模火災で被災しながら復活した新潟県糸魚川市の名酒・加賀の井、広島の酒・賀茂鶴などが振る舞われたが獺祭を飲めば「安倍支持」、賀茂鶴なら「岸田支持」など9月に迫った自民党総裁選を題材にしたジョークが飛び交った。ちなみに出席議員の大半は結局、獺祭と賀茂鶴の両方を飲む羽目になったという。

未曾有の水害の最中に、与党首脳がこぞって酒盛り

乾杯のあいさつは竹下亘総務会長が務め、「自民亭の女将」でもある上川陽子法相の発声で「万歳」をした。

党が一枚岩となって盛り上がるのは大いに結構なのだが、タイミングが悪すぎた。5日は近畿、四国、北陸地方などで記録的な降雨を記録。6日以降の豪雨の被害のすさまじさはここで書くまでもない。

まさに未曽有の水害が起き始めている時に首相、被災者救出や災害復旧に前面に立つ防衛相ら政府与党の首脳がこぞって酒盛りをしていたのだ。首相官邸で関係省庁の情報を集めて指示を飛ばすべき役割の西村康稔官房副長官に至っては午後10時すぎ、宴会の写真をツイッターに添付し、「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!まさに自由民主党」などとのんきなつぶやきをしている。批判が集まるのは当然のことだ。

「A級戦犯」は西村康稔・官房副長官

5日の段階では、まだそれほど被害は広がっていなかったので、目くじらをたてる話ではない、という声もある。確かに5日に起きた出来事を伝える6日の新聞朝刊をチェックすると、私立大学支援事業を巡り文部科学省の局長が逮捕された事件の続報や、W杯サッカーで健闘したサッカー日本代表が帰国したニュースが1面を飾り、大雨のニュースは社会面などで小さく報じられているだけだ。

しかし5日午後には午後には気象庁が会見を開き「非常に激しい雨が数日間降り続き記録的な大雨となるおそれ」があると警告を発していた。雨の警戒のために気象庁が会見するのは異例中の異例のこと。政府は今後、大変なことが起きうることは十分把握できいたはずだ。

「自民亭」を中止したからといって西日本豪雨の被害を食い止めることができたかどうかは分からない。ただ、巧みな危機管理対応を売り物にする安倍政権としては、初動対応で決定的に誤ったのは間違いない。与党・公明党の井上義久幹事長も13日の記者会見で「軽率のそしりを免れない。会合自体を踏みとどまるべきだった」と厳しい口調で批判している。

緊張感がないと言われてもしかたない

安倍首相は8日、午前9時から首相官邸で開いた非常災害対策本部の会議で「今なお安否不明の方が多数いる。孤立して、救助を求めている方もおり、時間との闘いだ」と声を張り上げた。だが3日前の夜、彼らが何をしていたのかを考えると「時間との闘い」と言われても素直に受け入れがたい。安倍首相の発言も、ネットでは格好の批判材料となっている。

この件で「A級戦犯」とされているのは「自民亭」のもようをツイッターで世界に発信した西村氏だ。11日、「週末の大雨による災害発生時に会合を開いているかのような誤解を与え、不愉快な思いを抱かせたことをお詫び申し上げます」とツイートしたが、その表現にも「5日夜は災害発生していなかったのか」「誤解とは、だれが、どう誤解したということか」と、新たな批判を招いている。

「自民亭」出席者で、他に批判を受けているのは上川陽子法相だ。「自民亭」の翌6日、オウム真理教の麻原彰晃元代表ら7人の死刑が執行された。麻原元代表らの死刑執行は、「報復テロ」を誘発する可能性もある。政府をあげて万全を取らなければならない問題だ。にもかかわらず、その前夜に宴席に出ていたことになる。緊張感がないと言われてもしかたない。

野党が今ひとつ歯切れ悪い理由

豪雨災害が予想されながら麻原元代表らに対する死刑執行を行ったことへの批判もある。6日、西日本の人々へ、豪雨への備えを幅広く呼び掛けるべき時に死刑を執行した。当然、テレビはオウム関連のニュースで特別報道態勢をとり、気象情報は極端に圧縮された。その結果、西日本の人々が、自分たちに身の危険が差し迫ってきていることに気づくのが遅れた、との指摘だ。

もう1人、自衛隊を指揮する立場でありながら「自民亭」に参加した小野寺氏は13日の会見で西村氏のツイートについては「気象庁が注意する呼びかけ、不安な気持ちを持たれている方々がおられる中で、あのような情報を発信することは適切ではなかったと思う」と批判した上で、自身の対応には問題がなかったと説明した。

「自民亭」に関し、野党側は反発している。ただ、今ひとつ歯切れが悪い印象だ。その理由として挙げられているのが、「自民亭」が開かれた5日夜、立憲民主党の手塚仁雄衆院議員のパーティーが開かれ、枝野幸男代表らが出席していることだ。

野党議員がパーティーを開くのと、災害対応の指揮を執らなければならない首相らが宴席に参加するのでは意味合いは違うが、やはり自分たちのことは脇に置いて政府を批判するのは気が引けるのかもしれない。

総裁選を前に自民党は内向きに

安倍政権はこれまで北朝鮮の核・ミサイル対応も含め、危機管理対応を得意としてきた。災害が起きる度に、初動の遅れや対応のまずさを指摘されてきた民主党政権とは対照的だ。それなのに、今回はなぜ「自民亭」を中止にできなかったのか。

自民党取材の長いベテラン政治記者は、こう語る。

「自民党は今、自民党総裁選を前にして内向きになっている。国民の声に耳を傾けようという意識がなくなってきている」

安倍首相が初めて顔を出した心理

自民党は9月下旬、自民党総裁選が行われる。事実上の首相を選ぶ重要な選挙だが、そこに参加できるのは党所属国会議員と約107万人の党員だけ。全有権者の約1%が選挙を左右する。言い換えれば「99%」は関係ない。だから自民党は国民の批判や怒りに鈍感になってきている。

今回の問題でも、数カ月前までなら、国民の目を意識して「自民亭」を中止しようということになったかもしれないし、少なくとも安倍首相の出席は見合わせようということにはなっただろう。しかし今は、99%の批判を受けてでも1%の党員や、党所属国会議員たちと会合を優先する。安倍首相が初めて顔を出したのも、総裁選をにらんで「中立票」を取り込もうという野心も少なからずあった。そんな心理が「自民亭」につながったのではないか。

そう考えると「自民亭」問題は、単に西日本豪雨の対応の拙さという問題だけでなく、これから9月に向け、安倍首相や自民党が世論に背を向けて内向きの権力闘争に突入していくサインともいえるのだ。





















































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 覚えろ・従えの学校教育が日本をダメにしている(植草一秀の『知られざる真実』)
覚えろ・従えの学校教育が日本をダメにしている
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-d778.html
2018年7月14日 植草一秀の『知られざる真実』


秋嶋亮氏(旧名響堂雪乃氏)が新著

『北朝鮮のミサイルはなぜ日本に堕ちないのか』(白馬社)
https://amzn.to/2Nb67i3



を出版された。

Q&A形式で記述されているために読みやすい。

副題は「国民は両建構造(ヤラセ)に騙されている」である。

戦争ビジネスは敵と味方に武器と資金を提供することで成り立っている

戦争は単独では実行できない。

必ず対立する複数の陣営が必要になる。


戦争をビジネスとして捉えるとき、重要なことはこのビジネスを構築する者が、常に(人為的な)敵対関係を必要とすることである。

私は現代における戦争は、「必然」ではなく「必要」によって「創作」されていると指摘してきた。

その「必要」とは、戦争産業の営利上な「必要」であり、政治勢力は国民の目を内政問題から逸らすために戦争を「必要」としているのである。

本書では全42項目の第40項目に

「軍隊のサブシステムとしての学校」

という記述がある。

私は日本の最大の問題点のひとつが教育であると考えている。

とりわけ、初等、中等教育のあり方が問題だ。

伊藤真弁護士との共著
『泥沼ニッポンの再生』(ビジネス社)
https://amzn.to/2NRdbkX



においても教育の問題を取り上げた。

私は日本の教育が「覚えろ、従え」に偏重していることが問題であることを指摘した。

本来の教育は「考える、発言する」の力を「引き出す」ことにあるはずだが、日本の教育では、生徒が「考えること、発言すること」を逆に封殺することに力が注がれている。

人とは違う自分の考え方を持ち、その考えを堂々と発表するような生徒は、日本の教育においては「問題児」とされる。

上からの指示、命令に従い、自分の考えは持たず、したがって、自分の考えなどは決して表明しない生徒が「優等生」として高く評価されるのである。

秋嶋氏は著書の設問のなかで、

「日本の教育は文科省の役人が策定した「カリキュラム」であって本質的な学問ではない。もうはっきり「愚民化プログラム」と言っていいでしょう」

と指摘する。秋嶋氏はさらにこう述べる。

「運営が極めて兵営的ですよね。現に「放射能汚染が疑われる給食なんてたべたくない」なんていう口答えを絶対に許さない。そうやって「犠牲の分かち合い」を強制している。つまり戦時の軍国教育がそのまま今に生きている。

それはすなわち服従と無思考を絶対とする教条です。国民はそれが身に染み付いているから、改憲にも全く抵抗しない。一部のインテリが事の重大性に気付いて騒いでいるだけですからね。」

「僕の学生時代、特に中学時代なんて収容所みたいなものでした。例えば拘束を少しでも違反すれば体罰を喰らうんですよ。」

前掲書『泥沼ニッポンの再生』の第9章「教育とメディア・リテラシー」で伊藤真氏は次の指摘を示している。

「富国強兵の下に均一的で画一的な公教育制度が敷かれてから、まだ100年ちょっとしか経っていない。

戦後の教育は大いに反省をして、本来この国にあった多様性に満ちた教育に戻ればよかったと思う。けれども戦後の工業化社会を推し進めていくための教育という要請が産業界から強くきたこともあって、どうしても多様性に満ちた、そこへの配慮をした本来の教育に戻れなかった。」

「均一的な、画一的なところが重視されたものだから、結局、戦前の教育への反省が何もなされないまま、戦後に引き継がれてしまった。たとえばその典型例としては、軍国主義教育、軍事教練のスタイルをそのまま戦後も残してしまったことであろう。「前へならえ、右向け右」。運動会になれば、軍隊行進を強制するかたちで、教師の側もなんの疑問もなく、軍事教練によって導入された軍隊行進等々のスタイルをそのまま引き継いでしまったわけである。」

これが日本の教育の現状なのだ。




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 東京五輪に向けて血眼になって「スポーツバカ」を養成する国とマスコミ(日刊ゲンダイ)


はびこるアスリートの犯罪に拍車かける国と大メディアの罪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/233279/1
2018年7月14日 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による

 
 ロンドン五輪後のメダリストパレード(C)日刊ゲンダイ

 バカは元巨人の選手だけじゃない。

 同僚のユニホームや用具を盗んだとして、元巨人の外野手・柿沢貴裕容疑者(23)が8日に逮捕された。巨人はその前日、柿沢を解雇し、SNSで裸動画を拡散した篠原、河野には今季終了までの出場停止処分と罰金を科した。

 プロ野球以外でもアスリートによる不祥事は後を絶たない。スノーボード男子の五輪強化選手(当時未成年)は、2015年の米国遠征中に大麻を使用。16年には男子バドミントンの新旧エースが違法カジノで賭博をしていたことが発覚。昨年は、シニアのプロゴルファーがひき逃げで逮捕され、今年に入るとカヌーの男子選手がライバルの飲み物に禁止薬物の筋肉増強剤を混入させるという前代未聞の事件が世間を騒がせた。ここ2、3年だけでも、スポーツ選手の犯罪はてんこ盛りだ。

■自分は特別

 年齢に幅はあるものの、彼らに共通しているのは競技一筋で生きてきた「スポーツバカ」という点だ。

 工藤健策氏(スポーツライター)は「かつての選手たちは、貧しくても、清く、正しく、美しくがモットーでしたが」と言って、こう続ける。

「前回の東京五輪(昭和39年)が行われた頃、10代で多額の収入を得ることができたのはプロ野球選手ぐらいでした。今は水泳、卓球、バドミントンなどのアマチュアスポーツでも国際大会ではけっこうな賞金が出る。リオ五輪のカヌー・スラローム(男子カナディアンシングル)で銅メダルをとった羽根田卓也選手のように、トップ選手になればスポンサーもつき、マスコミにも引っ張りダコです。全選手がそうだとは言わないが、若いうちから人気と多額の収入を得れば、『自分は特別な人間。自分だけは大目に見てもらえる』という意識を持ってもおかしくない。それが誤った行動につながるのです」

 年齢にかかわらず、精神的に未熟な人間はどこの世界にもいるが、スポーツ選手の場合は、マスコミの「飯のタネ」にされて自分を見失う者が多い。

 前出の工藤氏が言う。

「選手の実力を冷静に分析すればメダルの可能性はほとんどなくても、五輪の直前は、スポーツマスコミによって誰もかれもがメダル候補になる。東京五輪では、それがさらにひどくなるでしょう。実際にメダルを獲得すると、国の英雄になったように過度に持ち上げられる。苦しい練習に耐え、メダルを取るのは立派ですが、一方で、五輪前後の過熱報道により、勘違いする選手が続出することが懸念されます」

 たった1勝しかできなかったW杯の日本代表も、グループリーグを突破したことでマスコミは監督、選手を大絶賛。スポーツ紙やテレビは「日本代表」一色だった。

 そのスポーツマスコミは2020年、近年最大の国家イベントである東京五輪で金儲けをもくろんでいる。選手のプライベートや家族構成まで徹底的に調べあげ、感動のドラマをつくろうと手ぐすね引いて待ち構えている。

 しかも、読売、朝日、毎日、日経の大手新聞社は東京五輪の公式スポンサーだ。五輪の応援団と化した新聞社と、関係が深いスポーツ紙やテレビ局にとって、選手批判はタブーであり、五輪に関連する「醜聞」が公になっても、突っ込んだ報道ができるかは大いに疑問。

 結果としてスポーツバカたちはますます増長することになる。

■強化や育成には多額の税金

 文科省の今年度の五輪・スポーツ関連予算は過去最高の340億円に上る。東京五輪・パラリンピックに向けた選手強化や次世代の発掘、育成などの競技力向上費は96億円だ。

 東京五輪で「金メダル世界3位」を目指す日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕強化本部長は個人的な見解とした上で、「(金)30個を目指していきたい」と語り、JOCは毎年100億円の強化費が必要と考えている。

 強化といえば、その拠点となるナショナルトレーニングセンター(東京都北区)の前に、トレセンの拡充棟として「第2トレセン」(地上6階、地下1階)を約220億円(概算工事費)もかけて現在建設中(来年5月完成予定)。東京五輪の選手強化のために湯水のごとく税金などが使われている。

 それだけではない。スポーツ庁は昨年、「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」なる国家的プロジェクトを年間予算2億円でスタート。中学・高校生の年代を対象に、水泳、ボート、ウエートリフティング、ハンドボール、7人制ラグビー(女子)、自転車、ソフトボールの7競技でメダルが狙える選手を発掘している。

 東京五輪のメダル量産はまさに国策。日の丸のメンツをかけて大量の「スポーツバカ」が強化、養成されようとしているのだから、彼らによる不祥事や犯罪が頻発するわけだ。










http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 「犠牲者続出」でも外遊にこだわった安倍晋三! 
「犠牲者続出」でも外遊にこだわった安倍晋三!
http://85280384.at.webry.info/201807/article_94.html
2018/07/14 18:10 半歩前へ

▼「犠牲者続出」でも外遊にこだわった安倍晋三!

 安倍晋三は昭恵とともに11日からベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトを歴訪する予定だったが、ネットで猛烈な批判を受け、9日午後にいやいや、中止を発表した。

 安倍晋三が外遊の実現に最後までこだわっていたことが判明した。ロイターによると、9日正午ごろ、記者会見した公明党の山口那津男は外遊について「(首相は)『検討している』との話だった」と明かしている。9日正午の時点で外遊の中止を決断していなかったということである。

 これと言った案件もないのになぜ、安倍晋三は海外に行きたがったのか? 湯水のように税金を使えるうちに、使いまくって遊びたいと言うのか? 彼は国民の税金を何と心得ているのか?一度の旅行で3億円も5億円も浪費する外遊など、止めて被災者救援に回すべきではないか。バカにもほどがある。

 大洪水で人が流され、家が流され、時の経過と主に犠牲者の数が増えている中によくぞこんなことを考えていたものだ。安倍晋三はまともな神経の持ち主ではない。完全に精神に異常を来している。国民は、いつまでこんな人間のクズを放置しておくのか?































http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 5000万円疑惑 落ち目の細野豪志氏がすがった“意外な人物”(日刊ゲンダイ)
 


5000万円疑惑 落ち目の細野豪志氏がすがった“意外な人物”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233403
2018年7月14日 日刊ゲンダイ

 
 細野元環境相(右)と久間章生元防衛相(C)日刊ゲンダイ

 証券会社からの5000万円借り入れ問題で窮地に立つ細野豪志元環境相(無所属)が地元の静岡・沼津市で開いたセミナーが、永田町の話題を集めている。11日に「細野豪志・振起の会」と称して開催。案内状には落ち目の細野氏を〈振るい起こすため〉〈このまま凡庸な政治家で終わらせてはならない〉とあり、危機感がヒシヒシ。会費は1人1万円で、細野支持の地元経営者らが参加した。

 細野氏は5000万円について「使うことなく返したが、反省すべきは反省する」などと釈明。臆測を呼んでいるのが第1部のトークイベントだ。なぜか、引退した自民党の久間章生元防衛相をゲストに招いたのだ。

「細野氏は、久間氏と災害と自衛隊についてトーク。自衛隊の活動を持ち上げていました。久間氏といえば防衛相時代を含め、さまざまな利権疑惑を指摘された人物だけに、組み合わせに違和感を覚えました」(地元関係者)

 国民民主党に参加しなかった細野氏については、新党旗揚げや自民党へのクラ替えのウワサもある。

「細野氏はセミナーで『いつまでも無所属のつもりはない。身を投じてもいい党があれば』と自民党への色気をうかがわせる発言をしていた。選挙に強い細野氏だが、5000万円問題などで評判はガタ落ち。選挙区には自衛隊基地が複数あり、自衛隊は大票田のひとつ。久間元防衛相を招いて自衛隊をヨイショしたのも、次の選挙をにらんだものです」(前出の地元関係者)

 細野氏も必死だ。





























http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK247] 安倍晋三を取り巻く謎! 緊急会見から「空白の66時間」!  


安倍晋三を取り巻く謎! 緊急会見から「空白の66時間」!
http://85280384.at.webry.info/201807/article_96.html
2018/07/14 21:37 半歩前へ

▼安倍晋三を取り巻く謎! 緊急会見から「空白の66時間」!

 気象庁が緊急会見を開いた7月5日14時から非常災害対策本部が設置された8日午前8時までを指して「空白の66時間」と表現した記事がSNSで拡散された。

 首相動静、気象庁、被害状況を基にした「空白の66時間のタイムテーブル」

 気象庁が緊急会見を開いてから、政府が非常災害対策本部を設置するまでの66時間に何があったのか?

詳しくはここをクリック
【平成30年7月豪雨】政府の「空白の66時間」を視覚化
https://note.mu/jun21101016/n/na37e1fa2f191










関連記事
「安倍政権は災害対応が66時間遅れたというのはデマ。2日からちゃんと対応していた」は本当か?(ハーバー・ビジネス)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/630.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK247] <政府ステマ>もういいかげん自作自演は止めろ(simatyan2のブログ)
<政府ステマ>もういいかげん自作自演は止めろ
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12390729713.html
2018-07-14 15:28:42NEW ! simatyan2のブログ


先日来の西日本豪雨災害で、総理視察の直前に避難所にクーラーが
設置されたとのツイッターに、世耕弘成経産大臣が「デマを流すな」
とか何とか喚いてるそうです。



理由は後で書きますが、この暑い中、クーラーが早く設置されれば
良いことで、政府批判がデマかデマでないかはどうでもよいのです。

ネットでは世耕弘成や安倍晋三側に立って、証拠?を書き出して
まで擁護する安倍親衛隊が総出演です。

特にネトサポ生みの親の世耕の行動に関してですから、いつも以上
に力が入ってます。

まあ、知ってる人は知ってる、知らない人は知らないまま、なのが、
ネトサポ、ネトウヨ、安倍信者、安倍擁護隊の世界です。

しかし、彼らの安倍、麻生、世耕擁護の書き込みを見て、まともに
論争に加わることほど馬鹿らしいことはありません。

彼らの大半はビジネスとしてやってるので、一般市民を装っていても
全く次元が違うからです。

ちょっと考えればわかることですが、一般大衆が役人や政治家を擁護
するために証拠集めまでする暇人はいないからです。

確かに、安倍さん好き、とか、麻生さん好き、はいるでしょうが、自分の
生活時間を割いて、時系列の資料や証拠を集めてまでして擁護する

人がどれだけいるでしょうか?

これが批判する側ならわかりますよ。

もともと一般大衆と言うのは批判と要求をする生き物だからです。

例えば客と店側(コンビニ、JR、私鉄など)の対応やトラブルを見れ
ばわかります。

店側に何の落ち度がなくとも、少し待たされただけで客はクレームを
入れるのが常です。

対応が良くて当たり前、ミスしようものならボロクソです。

大衆とはそういうものなのです。

冒頭のクーラー設置問題も速やかに設置して当然で、政府の対応が
遅ければ文句を言う、被災者として当たり前の権利です。

今回の政府の対応はミス続きでしたが、これが例え早くても褒める
必要はありません。

行政として当たり前のことをしてるだけですから。

また要求や批判は被災者(納税者)として当然の権利だからです。

しかし、それが政府の対応批判に関しては、それがないのです。

こんな不思議なことはありません。

いや、本当はあってもマスコミが報道せず、逆に総理大臣や副総理、
他の閣僚をヒーロー扱いする議員たち、




(掲示板ツイッターで猛威を振るうカミカゼ本人との噂があります)


(近畿大学では世耕の部下でした)


(彼がNHKをぶっ壊すと言ってから余計にNHKは巨大化しています)

それとプロ市民が誘導するので、そういう風に見えているだけです。

例えば下の発信のように一般女性になりすまし、感情を伴わずに一斉
指示で同じ文言を発信します。



指示の発信元は広告業で僕の先輩の世耕弘成です。

怒りをもって安倍批判をしたところで彼らには通用しません。

一般市民が知りえないような各省庁のデータ、民間調査会社の
データ、電通のデータを駆使して捏造の反論をするだけです。




http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK247] ふるさと納税を使い豪雨の被災地支援!  
ふるさと納税を使い豪雨の被災地支援!
http://85280384.at.webry.info/201807/article_97.html
2018/07/14 21:47 半歩前へ

▼ふるさと納税を使い豪雨の被災地支援!

 西日本豪雨の被災地を支援する動き。テレビで日赤が義援金を呼びかけている。しかし、いつ被災者に届くか分からない。すべて流された被災者は、「今、困っている」のだ。すぐ届かないと意味がない。

そんな折、「ふるさと納税」の仕組みを使い、西日本豪雨の被災地を支援する動きが広がっている。

 大手ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の豪雨被災地支援特設サイトでは、7月11日午前11時までに、45の被災自治体に対して合計2億円以上の寄付が集まっている。

詳しくはここをクリック
「ふるさと納税で豪雨被災地支援」広がる 「ふるさとチョイス」は寄付総額2億円超え
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1807/11/news062.html













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