意外にしぶとい米朝和解/田中宇
http://www.tanakanews.com/
【2018年7月11日】
米朝首脳会談後、北朝鮮が核開発を続けていると米国で報じられ、トランプは、北朝鮮と軍産複合体の両方から反逆・妨害・試練を受けて窮している。
だが、今のようにトランプが米国の北敵視策の再来を防いでいる限り、北は米国からの脅威を感じず、韓国と和解していける。南北の和解は急進展している。
この状態が2年も続けば、南北和解が定着し、在韓米軍の撤退や韓国の対米自立が可能になっていく。これがトランプの目標だ。トランプが作った米朝和解の構図は、意外としぶとい。
(詳細)
・http://www.tanakanews.com/180711korea.htm
(仁王像)
トラ大は軍産との闘いを直観力に従ってやっているので、理屈倒れになることはないだろう。
軍産との闘いを余儀なくされていること自体、歴史の大枠からはみ出すことは出来ないことを意味している。この歴史の法則に沿っている限り、大失策もないことになる。
焦眉の課題はポンペイオの扱いだが、北はボルトンやペンスほどには嫌っている気配はないので、バカとハサミの人材が他にいなければポンペイオを宥(なだ)めすかして使っていくしかなくなる。
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/445.html