16. 2018年7月03日 00:02:40 : 1z0U4r7YxE : qOizxeHsfO8[33]
海外でここまで正体をさらされた安倍政権がまだ外交をやるなどとは正気の沙汰ではない、もう辞任しなさい。イギリスだけでなくもう世界中に周知のことだ。
日本の外国人特派員に人を送り込んでいる国は全て安倍晋三のその汚い悪辣な臭い正体を知っている。籠池氏の話を聞いたのも外国人特派員協会。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/436.html#c16
★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年7月 > 03日時分 ~
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日本の外国人特派員に人を送り込んでいる国は全て安倍晋三のその汚い悪辣な臭い正体を知っている。籠池氏の話を聞いたのも外国人特派員協会。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/436.html#c16
こんな記事、書いて怒られないのか?^^
もう次回、選挙において^^
小泉さんに縋るしかない^^
少しは、自分の脚元を見たらどうだ?^^
以上^^
安倍晋三の周りにいるのは権力欲と金銭欲にまみれた”亡者”だけ。さらに教育勅語教育にかぶれた患者だけ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/250.html#c1
「洋子さんは首相夫妻の前でポロリと“昭恵さんのおかげで3選は難しいわね”と漏らした場面もあったそうです。どうやらそこには3つの意味があって、1つはやはり昭恵さんを“総理夫人失格”だと思っていること。もう1つは首相が激務で体調を崩していることを心配する母心。もう1つは、『安倍・岸家』の跡取りがまだ決まっていないので、首相に“総裁選までに早く決めなさい”とプレッシャーをかけることです。洋子さんは“妖怪の娘”として、安倍・岸家を支えることに人生を懸けてきましたから」(前出・記者) しかし、そんな姑の“お小言”も、もはや昭恵さんには届かない。「最近、“SNSを再開したい”“某団体の顧問に就任したい”と言い始めているそうです。周囲が止めても聞く耳を持たず…」(官邸関係者)
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「安倍・岸家」。
ここらで、お家断絶・お取り潰しがよろしいでしょう。
日本を劣化させている責任を、何も感じておられない様子ですから。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/438.html#c5
ピッコさんに反論してる人など、BBCを批判したり、鵜呑みするなと言ってる人。まあ、好きな意見を主張するのは自由だが、かなりお門違い・的外れな意見と感じる。
そもそも、BBCは最高!なんて人いないし、全て鵜呑みする人もいない。
まず、皆さんが言いたい事の現状のニュアンスを分析出来てないようだ。
基本、どの国のマスコミも皆多少のプロパガンダや偏向報道はあると思ってる。ただ、どういうこだわりがあるか?視点がどうか?あくまでも今回の内容は的を射てると賛同出来るから皆さん「さすが」と言っている。
この記事に対するモノの捉え方としては、>>42のピッコさんの意見が正しいと感じる。BBCにも様々な問題はあるのだろうが、やはり権力チェックはある程度やるし、視点は鋭い。NHKはあまりに酷い。比較出来るレベルではない。
NHKは権力チェックを放棄し、常に安倍擁護。もうこれだけで完全アウトだ。
>>43さんの意見が必ずしも間違いではないかもしれないが、この場でそれ(BBCのマイナス面)を言っても、今回はあまり意味がないように思う。
本題に戻るが、日本の性犯罪に対する認識は、世界の民主主義国家の中では酷く遅れているのは、恥ずかしい限りだが、財務省のセクハラやその後の処置に対する麻生や言動財務省トップの意識レベルの低さが露呈。
安倍は関心がない。野田はチクッと言ったが、他の自民はだんまりの酷さ。
人権軽視の党だな。
マスコミが無視を決め込んでるのも、悪に手を貸してるようなものだ。この件では、以前、民事裁判があるから下手に報道出来ないんでしょうと、マスコミ擁護してるかな?とも取れる方が言っていたが、どうなんだろう。
恐らく判決が出ても出なくてもマスコミはスルーじゃないかな。マスコミは問題が大きくてもリスクを避ける傾向にある。日本のマスコミに正義感と勇気が欲しい。安倍に忖度しても後で後悔するだろうな。
よくバカウヨが美人局だとか山口がはめられたとウソぶくが、証拠もないのによく言うなバカどもが。
直前の逮捕中止も含めて、最初から検証し直すべき事件だね。おかしな国だ。おかしな連中が政権握ってるからおかしな事がよく起こる。
早くまともな常識ある人達に政治をやってもらわないとダメだろう。普通に安心して暮らせる日本になって欲しいな。
単語=communeの、何処を如何取ったら→(共産)との翻訳になるのか?^^
これを説明することは、最低の責務であろう^^
併せて^^
conservative とは如何なる語彙であるのか?^^
これについても、明確にする必要があろう^^
conservative=con 共に serve at 生産することを tive 可能にする(共同生産主義)とは^^
何も紛れもなく=右翼である^^
日本共産党は、自らをcommuneと名乗り、かつ、左翼と名乗って来た^^
その理由を問う^^
「おしどりマコケンさん - 知り合いの記者・研究者が6人も死亡
野原千代さんは盗聴されていた」
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/439.html
「日航123便墜落事故・真相究明者に対する政府による執拗かつ違法な
監視、妨害・加害行為の数々」
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/291.html
「半径2メートルに公安が立っている「異常な日常」
おしどりマコちゃん×広瀬隆対談[パート3] (ダイヤモンド社)」
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/473.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/234.html#c22
生まれたときは可愛い女の子だったのだろうが、心が醜く、
権力者にこびへつらい弱者をあざけり、悪いことばかりしてきたので、
こんな顔になったのだろう。
「杉田水脈さんのプロフィール画像は、何の冗談? 加工し過ぎだぜ。
明らかに別人じゃん」
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/739.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/226.html#c5
ゴロツキの集まり政権。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/217.html#c11
今残っている議員は次回選挙でほとんどが終了である。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/243.html#c4
はいはい。だから、もうソーいうのはイイって言ってる。
またそういう“猪口才”は、相手の求めに応じたレスが出来るようになってからいいな。(笑)
しかも、ココでは、“暴言&妄言”を吐き、やたら“攻撃的”なのはオマエじゃないかいナ?
それ、もしかして“自己分析”か?(笑)
せっかくこういうタイミングなんだから『サッカー談義しようぜ』って提案してるってのに
結局、日高見&小沢一郎“攻撃”になっちゃうオマエって、やっぱりご飯論法でキ印で
かなりのコンプレックの塊なんじゃなかろーかって思ちゃうゾ?フツーに。(笑)
懲りずにもう少し問うてみようか。ドーせ、午前3時のキックオフ前の手持無沙汰、
ブラジル=メキシコ戦見ながらパソコン片手に、私の書き込みを“待ち詫びて”いるんだろうから。
本田に関しては、ピッチ外での政治的な動きがありすぎて、“功より財”が大きいって思ってる。
また長年日本代表を引っ張ってきたって言ったって、では“結果は?”と問うたときに
そのプレーの質や“実績”において、例えば中田英寿などには“遠く及ばない”と思えちゃう。
しょせんサッカー、スポーツ選手一人への好悪をはっきり言ったからって、なんで
『誰でも彼でも攻撃する』って言われかきゃならね~のかもさっぱり分かんが、置いとくか。(笑)
オマエが“本田信者”とまでは行かなくとも、本田肯定派だってことが良く分かったのでイイ。
さて、2時間後に迫ったベルギー戦。本田に“使いどころ”は有るとお思いか?
“有る”としたらどのようなケースであると想定しているか?出来れば見解を聞きた。
また予想スコアは?私の予想は別のスレッドに既に記してあるので、ヒマだったらから探してみて。
繰り返すが、これはスレッドコメント欄での“本田以外”・・・失礼、“本題外”(笑)の論点だ。
よって、回答拒否でも全然構わないんだが、そン時はそーはっきりと言ってくれ。
別のこの問答でオマエを“プロファイリング”しよーなんざ思ってないので、警戒なさらずに。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c104
そして“出撃”を見据えるはアジアではなく、インドからペルシャ湾及び“中東”だ。
東シナ海の有事を想定して、佐世保や普天間のような機能の基地を“そこ”に置くバカは居ない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/247.html#c1
アンケートによるランキングなどどうでもなることの見本。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/241.html#c6
「誠実さ」でしょ。
コミュニケーション能力が低いとも言えるが、相手の気持ちが想像できない。
こういう人は割りといるが、問題はこういうタイプの人は周りが持ち上げてはならないということ。
立憲のあとについていけばそこそこ議席が維持できるくらいが、ちょうどいいの
わざわざ、向こう側に追いやるような真似して正気か?
おまえらこそ消えてくれ
とくに連合兵としている奴
おまえネトウヨのなりすましだろ?
さもなければ自民が有利になるような馬鹿なことするわけがない
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/243.html#c5
朝鮮半島が平和になり経済的に繁栄することは歓迎すべきことだが日本だけが蚊帳の外となりその好戦的な姿勢で孤立を深めることになる。
経団連以下いくつかの経済団体、お前たちが安倍政権などを支持したからこんなことになったのだよ。一方イランでもアメリカに追随するだけなら日本の国益はますます棄損するよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/239.html#c3
また私自身、その“思い”から外れたコメントを書き記しているってコトも。(笑)
ルールブックには乗らないルールっていう意味では、メジャーリーグの場合、
大きく得点が開いた試合では『盗塁をしない』っていうのも有ります。
何故ならば、それは勝負と関係ないプレーでの試合時間延長を防ぐ意味があり、
また『個人記録』は厳しい勝負の中で記録されるべきもの、という哲学がある為だ。
故に、そういう信念が貫かれたメジャーでは、最多勝のかかった投手を、5回途中の
勝ちゲームで交代させ数イニング(時にはワンナウト!)だけ投げさせて勝利投手にする
・・・なんて発想は“有り得ない”。(日本ではかつてあって、大いに批判された)
法律なんかでもそう。基本は“性善説”で書かれてるので、一般的な倫理の範疇は当然書かれていない。
例えば、公務員は悪戯に総理の思惑を忖度してはならない、なんて書かれる訳がないのだ。
そもそも“忖度・斟酌”は内面の問題であって、それを“証明”するのは極めて難しい。
故に憲法では、公務員は“全体の奉仕者だ”と書かかれて一種の“ストッパー”となる筈が、
誰もが思う通りそんな文言は“死文化”し、公務員は“一部の奉仕者”に成り下がっているのが現状。
また極めつけの極論で言うと、『国民は息をして良いとは憲法に書いていない』という理由から
生物である以上は呼吸を止めることが出来ない代わりに“呼吸税”を新設する根拠にされるとか、
公務員が勤務時間中に喫煙やう〇こ(笑)をしていいなんてどこにも書いていないので
公務員の勤務中の喫煙、喫茶、排尿・排便時間は勤務時間から除外される法律が定められたり
・・・と、平時では荒唐無稽で笑い話のような事態が“戦時独裁下”には起こりえるんだ、
という事を“歴史”から学び、平和な時代だからこそ褌を占め直さなければならないのである。
古来より日本は、本来“恥”の文化の国であり、“潔さ”が貴ばれて来た国であり、
まさかこんな“恥知らずでイケ図々しいトップ”が言を左右に居座るような事態は想定されなかった。
私は、安倍が、一皮剥けば“激しいルール無視”を繰り返すダメ人間であり、
本来“不文律”と言われた倫理観を“無視ブッこいてへらへら笑っている”
言語道断、無知蒙昧で破廉恥な最低の政治家であると最終断言するのであるが、
こんなトップリーダーが現れて権勢を振るうことふが出来るような政治制度を
“大改革”する契機にはなるんだろうなと、少しでも前向きに考えるようにしている。
民主主義とはこうやって、少しずつ熟成していくモンなんだと。長い年月と、涙と血を代償にして。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/169.html#c53
しかし逆に安倍政権で引き揚げられてきた官僚トップは、政権が変われば一気に失脚することにもなりかねない。
選挙がとんでもなく重要になる。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/249.html#c2
→ご指摘の場合は電源周波数である50Hz(関西は60Hz)に準じたハムノイズの発生が予測
されます。
しかし、盗聴探知機の使用経験から判断すると、少なくとも検知する中心周波数を
逐次変更走査して探知を行うことから、ハムノイズと盗聴音とは素人でも明確に峻別
できるはずです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/234.html#c25
従軍慰安婦の方々にとって、非常に困難な状況の中で辛酸をなめられた、
苦しい思いをされたことに対して、人間として、又総理大臣として
心から同情いたしております。
又、そういう状況の中におかれていたことに対して申し訳ない思いでございます。
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/360.html#c48
韓国に二百億円が奪われた?「苺事件」に見る知財戦争の過酷な現実 日本の財産を守るためにすべきこと
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56094
2018.07.02 正林 真之 弁理士 正林国際特許商標事務所所長 現代ビジネス
韓国に「盗まれた?」日本のイチゴ
4か月前のことながら、だいぶ昔のことのようにすら思える、平昌オリンピックでのカーリング女子日本代表の銀メダル獲得。
選手たちの「そだねー」という言葉や、“もぐもぐタイム”ならぬハーフタイムの栄養補給の姿をはじめ、なにかと微笑ましい話題に尽きなかった闘いの背後に、もうひとつの熾烈な戦いがメディアでは盛んに報じられていた。ハーフタイムにLS北見の選手達がおいしそうに頬張っていた、真っ赤なイチゴを巡る韓国イチゴ問題だ。
斎藤健農林水産大臣までもがこんなコメントを繰り出し、ことは次第に大事になっていった。
「選手の1人の方が韓国のイチゴはおいしいと発言されて、随分それがキャリーされたわけではありますけど、日本の農林水産大臣といたしましては、女子カーリングの選手の皆様には、日本のおいしいイチゴをぜひ食べていただきたいなというふうに思います」
日本の選手達が食べていた韓国のイチゴの品種は不明だが、韓国で最も栽培されているイチゴ品種は、「雪香(ソルヒャン)」という名で呼ばれる、品種改良によって韓国で誕生したイチゴだ。ところが、この「雪香(ソルヒャン)」は、日本のイチゴ種、「章姫」と「レッドパール」を掛け合わせて生まれた品種であることから、話はややこしくなってくる。
見事銅メダルに輝いた日本女子カーリングの「もぐもぐタイム」と呼ばれた打ち合わせハーフタイム。イチゴをほおばりながら試合に臨む姿が微笑ましく紹介された Photo by Getty Images
無法と無法が掛け合わされ
問題は、それが国と国との合法的な約束ごとで成り立っていたのか、それとも日本から盗んだ苗を掛け合わせた不当な品種流出かどうかということだ。
「章姫」は、静岡県の萩原章弘氏が日本のイチゴ品種、「久能早生」と「女峰」を掛け合わせて育成した、収穫量が多く、甘みが強く、摘花により大玉率が上がるといわれる人気のイチゴ品種だ。
一方、「レッドパール」は、愛媛県の西田朝美氏が同じく日本のイチゴ品種、「アイベリー」と「とよのか」を掛け合わせて育成した、甘みと酸味の濃い味が特徴で病気にも強く、収穫量が多い、育てやすい品種だという。
報道によれば、ある日、この「レッドパール」の生みの親である西田氏のもとへ韓国人の農業研究者金重吉(キム・チョンギル)氏が訪れ、「レッドパールの苗」がほしいと懇願してきたという。断り続けた西田氏だったが、仕舞いには断り切れず、「レッドパール」の苗を5年間、有料で栽培できる条件で契約したという。
ところがその農業研究者は西田氏の承諾も得ず、勝手に他の韓国人に苗を譲ってしまった。金氏は、テレビの取材に対し「知り合いに苗を譲り渡したところ、勝手に栽培したり売ったりし始めた」と説明し、自分の責任ではないと答えているのである。その後、「レッドパール」は一時期韓国イチゴ市場で8割を占めるほどまでなっていたという。
「日本人のように良心的にやってくれる、と信じてしまった」という西田氏だが、その後西田氏のもとに使用料が入ることはなく、無念のまま2015年に他界されてしまった。
この「レッドパール」と「章姫」を掛け合わせて生まれたといわれる「雪香(ソルヒャン)」は、収穫量が多く、しかも病害虫にも強く、栽培技術も安定化されていることから、いまでは韓国で圧倒的なシェアを誇る。もちろんただの1円も日本にロイヤリティが支払われることはない。
主張だけで終わりかねない
そして、農林水産省は、日本のイチゴ品種が韓国へ流出したことで「5年間で最大220億円の損失」という試算を発表し、この「220億円の損失」という言葉が一人歩きしていったのだ。
この「220億円の損失」という数字はどこから出てきたのだろうか。
「農林水産省における知的財産に係る取組 」と題された資料がある。この資料中「農林水産物に係る知的財産の国内外での保護 」というページの中で、「韓国のいちご輸出による日本産 いちごの輸出機会の損失は 5年で最大220億円(推計)(※韓国のいちご輸出量4千トン/年が日本産 に代替されたとして試算 )」とし、「日本の農業関係者は海外での育成者権保護の必要性に気づいていない」と指摘されているのだ。
さまざまな報道では、韓国のイチゴ栽培面積の9割以上が日本の品種をもとに開発された品種であり、日本の品種が韓国で育成者権を取得できていれば、現在でもいちごのロイヤリティ収入を獲得できた可能性があると言われている。
韓国は、これらの品種のイチゴをアジア各国に活発に輸出しているので、そこには韓国産イチゴ輸出を日本産で代替できていた可能性も含まれるだろう。
その真偽や解釈は様々だろう。日本では、農作物の権利を守るべく、「品種登録制度」が法律で整備されていて、通常25年間は使用料を取ることができるが、韓国国内で不法に栽培されてしまったイチゴ品種はまさに無断栽培し放題という無法地帯なのだ。しかしながら、その後、この「220億円の損害」の賠償問題等の話は一切聞かない。
この日本と韓国のイチゴ騒動、結局はうやむやなまま忘れ去られていってしまうのだろうか。いや、本当はこの問題を機に、「日本の知的財産権」をどう守るかを今こそ考えなければならないのだ。
商標登録で利益を守った日本の実例
日本国内に目を向けてみると、「知的財産権」についてあながち悪い事例ばかりとは限らない。
たとえば、浜松や静岡方面に出張に出かけた帰りに決まって持ち帰るお土産「うなぎパイ」も、この商標が登録されていることで一人勝ち状態を保っている。当然のことながら、類似の商品も多数販売されてはいるが「うなぎパイ」という商標がある限り、その圧勝は揺るぎようがないだろう。
もはや「うなぎパイ」という商標、つまり名前自体がお菓子の美味しさの一部になっているので、名前の違う類似商品をお土産に持って帰ってもがっかりされてしまうだろう。
「うなぎパイ」の類似品追随を許さない背景には、商標登録が必須だった 「春華堂」HPより
同様に、同じみかんでも「有田みかん」というだけで、その希少性は何倍にも跳ね上がる。
みかんといわれても積極的に食べたいと思わないのに、「有田みかん」と聞くと途端に高級なイメージに早変わりする。
しかしこれは、「地域団体商標」という「地域名+商品名等」の組み合わせからなる「有田みかん」の登録商標を「ありだ農業協同組合」が権利者として守り続けているからなのだ。つまり、国内での商標も利権を持つ場所が一致団結しないと商標は守れない。商標をはじめとした知的財産を守るには、対海外でも国内の権利者が一致団結して対策を練る必要があるのではないだろうか。
CIAが取り締まる分野を「生活安全局」
ところで、知的財産権の流出、いわゆる産業スパイのようなものを取り締まるところは、アメリカだとCIAやFBIであるが、日本では、どこの管轄となるかご存知であろうか。それはなんと、警察庁の生活安全局である。生活安全局といえば、ご近所トラブルや、ストーカー・DV、そして悪質商法など、市民の生活の安全や平穏に関わる様々な困りごとに対応する部署である。
この生活安全局には、生活経済対策管理官なる組織が存在し、その所轄事務の第3番目にようやく、「特許権、著作権又は商標権を侵害する事犯その他の知的財産権関係事犯の取締りに関すること」という記載が見つかる。
CIAやFBIに比べてどうこう申し上げたいわけでは毛頭ないが、知的財産権保護に対する取り組みが遅れていることの証明ではないだろうか。
日本国内では、日本国内の様々な法令によって、知的財産権保護への取り組みも以前よりは進んでいるようだ。
しかしながら、知的財産の侵害に対する優先順位はまだまだ低く、担当警察官の危機感もない。そして、当然他国から恐れられるはずもなく、技術大国日本が誇る知財資産は難なく海外に流出してしまうのだ。
政府の取り組みを積極的にアピールすべき
農林水産省は、日本の法令の効力が及ばない海外でも、日本の開発者の品種登録や、権利を守るべく支援に乗り出しているというが、現実はどうなのだろうか。
海外での品種登録は通常100万円から200万円かかる。しかも国ごとの出願が必要で、出願可能な期間にも制約がある。
農林水産省は国の予算に出願経費の補助事業を盛り込んでいるほか、国別の手引き書を作り、対応を呼びかけているというが、その実情はどうなのだろうか。
誰が犯人かなどという犯人捜しをしている場合ではなく、一刻も早く、日本の国としての明確な意思と態度を明らかにし、そして世界に対して具体的な取り組みを講じなければならない。
実際、日本政府は外国での品種登録を促すため、出願経費を支援し始めている。「植物品種等海外流出防止緊急対策事業」として、品種登録出願経費支援の公募のための窓口も設置した。
そこでは、海外の輸出市場でも高く評価されている優良な品種が海外で栽培される場合、正統な対価が支払われなければ、農産物の輸出に支障がきたすことが懸念されるが、このような事態に対応し、我が国農産物の輸出力強化を図るため、海外における育成者保護の促進のため、無断栽培を防止するための支援を行うこととしている。
しかしながら、そのアピールはまだまだ足りないのではないだろうか。
日本の知財を守る対策が急務
私は国際特許商標事務所を主宰する弁理士のひとりだが、“国際パテント・マネタイザー”として、日本人や日本の会社が生み出した特許、商標等をはじめとする知的財産とそこから生み出される利益を、国境を越えた世界の企業との戦いの中で守ることを日々の生業としている。
イチゴに端を発した農業品種という知的財産の権益問題も、いつの間にか話題にさえ上がらなくなってきているが、2020年の東京オリンピック開催を前にして、実は最も早期に取り組まなければならない課題のひとつに違いない。
しかしながら、農産物のみならず、あらゆる知財に対するグローバルな取り組みは、まだまだ遅れているといっても過言ではないだろう。
日本は、世界に名だたる知的資産大国であることは言うまでもない。
だが、日本国内はもちろん、国家間での取り決めも含めて、特許、商標、意匠をはじめとする知的財産の権利化と保護、そしてその運用を今のうちに進めておかなければ、日本はアジアの、いや世界の最貧国のひとつとして、超高齢化時代の到来とともに没落してしまうのではという危惧さえ拭えない。
そして、私が国際弁理士を標榜しているのは、ますますグローバルな海外展開を強いられる日本の企業を、日本とはまったく異なる文化・常識・センス・感覚を有する世界各国の“猛威”から守りたいという決意と覚悟と志の証しだ。
国家間、民族間、国民間にますます広がり続ける格差社会の拡大を背景に、あらゆる知的資源の争奪戦が既に始まっていることを、私たちは決して忘れてはならないのだ。
参考資料:
http://agora-web.jp/archives/2031324.html
http://takupath.net/curling-women-strawberry-4574
http://news.livedoor.com/article/detail/14116522/
http://bunshun.jp/articles/-/6468
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ07H0I_X00C17A7QM8000/
正林真之 しょうばやし・まさゆき 1998年に弁理士として独立し、現在の正林国際特許商標事務所の基盤となる事務所を設立。知的財産のエキスパートとして活躍。音楽の知的財産をモーツァルトとプッチーニはどのように使用したのか? という入り口から、国内外で見られる知的財産の使用例をまとめた『貧乏モーツアルトと金持ちプッチーニ』が7月に刊行される予定。
また、こういった場で相手に回答を求める場合は、極力コチラ(私)の見解を
予め記してから相手の御答えを乞う、という姿勢を私は貫いているつもりです。
“原則”はネ!
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c105
〈新潟日報 2013、7/28 “ほんを語る” 「重重」の安世鴻さん〉
【元慰安婦の癒やされない傷】
モロクロ写真に写った女性の顔や手の甲に幾重にも刻まれた深いシワが印象的だ。取り戻すことができない時間と、消えることのない悲しみや苦悩が表情から伝わる。
「『かわいそう』という言葉で語るには苦痛はあまりにも大きくて、だからこそ決して忘れてはならないと思います。」韓国人写真家の安世鴻さんが、中国で長く取材を重ねた朝鮮人の元従軍慰安婦の女性たちの物語をつづり、写真集にした。
出会いは2001年、韓国の民間団体が、第2次世界大戦後も故郷に帰れなかった元慰安婦を中国で訪ねる調査に同行したことだった。
「ハルモニ(おばあさん)の痛みを忘れられず、何回も通うことになりました」
女性たちの多くは、行くのも大変な中国の奥地に住んでいた。言葉の通じない土地に取り残された13人に会った。何度も訪れ、同じ時間を過ごすうちに、最初は慰安婦だったことを話そうとしなかった女性が話をしてくれるようになった。
「誰にも言えない悔しさをずっと心の奥底に追いやって暮らしてきたハルモニたちが、同じ故郷から来た私に思いの丈を全部話したい、伝えてほしいという気持ちだったのではないでしょうか」
亡くなるまで家族に過去を明かさなかった人も、母国語の朝鮮語を忘れていた人もいた。ある女性の部屋の壁には、故郷を忘れないように古い地図が張られていた。日本軍の撤退後も、過酷な状況を生きていた。
癒やされることのない深い傷に、どう向き合えばよいのか悩んだ時間もあった。「自分の得意な写真でハルモニの存在を人々の記憶に残そう」そう心に決めた。
高校生のころ韓国の労働運動家の評伝を読み、社会の不平等を考え始めたのが、写真家を志ざすきっかけに。「人の内面にあるものを引き出して見せるのが写真の表現だと思う」朝鮮半島の伝統文化、障害者など少数派をテーマにドキュメンタリー写真を撮ってきた。
写真の女性たちの多くは既に亡くなった。現在、アジアのほかの地域の元慰安婦を訪ね、取材している。「彼女たちの痛みとその深さがどれほどか、今も続いていることを日本の人々に知ってほしい」これからも写真でできることを求め、歩き続ける。(「重重」は大月書店・2625円)
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/360.html#c49
日銀が6月短観を発表し、大企業製造業の現状判断DIが21と3pt減、先行き判断DIが21と±0、非製造業が24と1pt増、21と3pt減、中小企業製造業が14と1pt減、12と2pt減、非製造業が8と2pt減、5と3pt減でした。辛うじて大企業製造業の現状判断DIがプラスですが、他はすべて減少。しかも中身はこの数字以上に悪く、日本の景気に暗雲です。
貿易戦争や人材不足、などと報じるところもありますが、問題は仕入れ価格判断が現状28、先行き22と非常に高く、販売価格は現状4、先行き4と価格転嫁しにくい構図がつづく。これは今年度の売上高計画が、小幅にプラス修正されているにも関わらず、経常利益はマイナスに修正してきたことでも分かります。売るためには価格転嫁せず、企業が吸収する、というスタンスが鮮明です。一部で、企業の想定為替レートが円高にふれてこの結果だから、と好材料にうけとる向きもありますが、先に日銀から企業の為替感応度は低下、とするレポートもあり、市場が喜ぶほどの好材料でもなければ、日銀がいうほど影響がない、というわけでもない。この日銀短観から、唯一のよい点は設備投資の計画が大幅に増額されている点です。ただし、土地投資が大企業製造業では低下するように、新たに工場をつくって…という形でなく、あくまで省人化、省力化投資がますます加速することを示すのでしょう。
今日の株式市場は大幅下落です。ただ、売買が盛り上がらなかったように、今やアノマリーとなった月初高を意識して買い進めていた層が、後場の急変に慌てて投げ売りを入れた、というだけの動きです。そこに22000円キープで下落局面をのりきれば、次の上昇波動で一段高という思惑もからんでいたものが、一気に戦略の見直しを迫られました。
キッカケはメキシコ大統領選で左派系のロペスオブラドール氏が勝利したこと。メキシコのトランプ、といわれるほど過激な発言をくり返す人物で、NAFTA再交渉にも影響するのは必定です。メキシコに進出する日本企業も多く、当然その影響をうけますが、これと連動して米国による対中制裁期限を迎える今週、という警戒も加わった。貿易戦争はトランプ氏が見直さない限りいつまでも続く問題であり、トランプ政権がつづく限り、反トランプ、反米勢力が海外で育ってしまう、というジレンマが最大の問題でもあります。
7月2日は1年のちょうど中間、折り返し点です。今年前半の株式市場は、トランプ減税でぎりぎり支えられた相場、といえます。トランプ氏は追加の減税も用意、としますが、関税障壁によりその効果が相殺され、それ以上の下押し効果があるのは必定。中央銀行の引き締め効果と合わせ、年後半の景気にはまったく期待できないのが現状です。
しかも日本は中央銀行に緩和の余地なく、政府に策がない。景気に期待できるどころか、政府は景気がいい、と言い続けているのですから、景気対策を打つ動機もない。来年の消費税増税前の大盤振る舞いの予算を確保したいがため、今年に限っては予算を抑えたい。年明けからでないと何も出てこないと予想できる。相場もそれを織りこまざるを得ないのでしょう。新たな材料がない限り、上には抜けにくい状況が想定されます。
気になるのは、中国が対米貿易戦争の反撃として何を行うか? 米国債の売却は、双方への打撃が大きすぎるので現実的ではありませんが、個人による対米投資に規制をかけるのではないか? とみています。国内向けにもアピールでき、富裕層叩きの側面もあって、腐敗防止の習近平政策ともマッチする。そしてそのとき、米国の資産価値にどれだけのインパクトがあるか? その辺りがカギにもなってきそうです。
世界中で拡大する個人債務、中国で懸念される地方債、一つでも弾ければ、世界経済を奈落の底に突き落としかねない問題を抱えながら、世界経済はずっとふらふらと飛行をつづけてきたのが現状です。今年はじけるかどうかは、まだ分かりませんが、日本には打つ手すらないのが現状であり、警戒だけは失ってはいけないのでしょうね。
二人が行った寿司屋は山口の行きつけだと言うし、詩織さんは目立つ美人、他に客はいなかったという。
だから、最初のレストランの給仕はともかく、寿司屋の板前なら、二人が何をどれくらい飲んでいたか、多少の時間がたっていても覚えていたろう。正直に言ってもらえば、警察も調べることは可能。レストランでも伝票が残っていれば可能。
詩織さんが本当に自分から酒をがぶ飲みして泥酔状態になったのなら、警察も本気で調べたかどうかは怪しいものだ。(そうであっても調べるべきであろうが、現実にはな)
しかし、そうではないらしいと践んだから、調べる気にもなり、逮捕寸前まで行ったのではないのか?
自分では気づいていないのだろうが、杉田水脈は語るに落ちた。
公文書管理規定などがあり、公務員は上からの圧力がなければ改竄など佐川でもしなかったはずだ。
政治家としての資質が欠ける安倍総理は、国会議員の資格すらないでしょう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/220.html#c40
【最初に韓国人従軍慰安婦強制連行を書いたのは朝日ではなく、産経新聞だった】より。
まるで、急激に青ざめていく阿比留記者の顔色が見て取れるかのようだ。
植村氏が示した産経新聞の記事には
〈金さんが17歳の時、日本軍に強制的に連行され、中国の前線で、
軍人の相手をする慰安婦として働かされた〉とハッキリそう書いてあった。
これは金学順さんの記者会見での発言を元に書いたものだという。
さらに、1993年8月31日付の産経新聞大阪本社版にはこんな記事も載っていた。
〈太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年ごろ、金さんは日本軍の目を逃れるため、
養父と義姉の3人で暮らしていた中国・北京で強制連行された。
17歳の時だ。食堂で食事をしようとした3人に、長い刀を背負った日本人将校が近づいた。
「お前たちは朝鮮人か。スパイだろう」。そう言って、まず養父を連行。
金さんらを無理やり軍用トラックに押し込んで一晩中、車を走らせた〉。
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/360.html#c50
〈東京新聞 2014、3/23(日) 〉
【元日本兵供述の資料 専門家「河野談話裏付け」】
旧日本軍の従軍慰安婦問題で、太平洋戦争中にインドネシアのバリ島に海軍兵曹長として駐屯していた男性が、1962年の法務省の調査に「終戦後(慰安所を戦争犯罪の対象に問われないように)軍から資金をもらい、住民の懐柔工作をした」と供述していたことが分かった。
元兵曹長は「(慰安婦として)現地人など約70人を連れてきた」「他にも約200人を部隊の命で連れ込んだ」などと連行の実態も説明していた。
関東学院大の林博史教授(日本近現代史)の研究室が国立公文書館(東京)保管の資料を見つけた。林教授は「河野洋平官房長官談話が認めた軍の関与を裏付けるもので重要だ」と評価している。
安倍政権は、旧日本軍の関与と強制性を認定した河野談話の作成経緯を検証する方針を示している。
法務省の担当者は男性の供述について「既に公文書館に資料を移管していて確認できず、責任を持って答えられない」と回答した。
法務省の資料によると、元曹長は47年8月、オランダ軍がBC級戦犯を裁いたインドネシア・バタビア(現在のジャカルタ)の軍法会議で、住民への暴行などに問われ、懲役12年(求刑懲役15年)の判決を受けた。
元兵曹長は62年8月の調査に、罪に問われた10件余りは「殴った蹴った程度の事件ばかり」と振り返り「(発覚を)一番恐れたのは慰安所事件だった」と告白した。
強制売春は戦犯行為に問われる。元兵曹長は「軍需部に強硬談判して約70万円をもらい、各村長を通じて住民の懐柔工作に使った」と述べ、組織的な隠蔽を示唆した。「これが完全に功を奏したと見え(慰安婦関連では)一件も訴えが出なかった」と話した。
法務省は戦後、戦犯裁判に関する情報を収集する一環として元戦犯らから聞き取り調査した。
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/360.html#c51
ホームに入るのに 持ち物検査がある 飛行機並みだよ~~ん
===
ホームから ホームにも 自由には 移れないようだ
===
これは これで うっとうしい よね~~
===
日本だって やればできる??(今の ホームでは できないかな~~)
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/627.html#c1
モンゴル人力士、ひいては横綱の“品格”の問題について。
当然、相撲のルールには『横綱が立ち合いで変わってはイケない』なんて規定はない。
だが長年相撲を愛し、相撲を見続けてきた日本人からしたら、姿勢としてそれは駄目だ。
横綱は“勝てばいい”というのではない。何故、横綱が“大関の別格扱い”とされ、
『本人が引退を決断するまで横綱陥落はない』という強大な特権を与えられているのか。
横綱は角界を代表であり象徴であり、相撲界の発展と繁栄を担う存在であり、
勝負の中で後進を育て、良き伝統と技量を後世へ伝えていくという役割を持つ。
それは『勝負ごと』あるいはスポーツとして以上に、相撲が日本の伝統に基づいた
“神事”であり“奉納”であり“儀式”であることを日本人は不文律で理解している。
だからこそ『横綱相撲』が貴ばれ、立ち合いはどっしりと構えて挑戦者の体を正面から受け止め、
張りや突っ張りだって“相手に合わせる”ものであり自分から繰り出すものではない。
そして自分の相撲が出来なくなったら、自分得意の四つに組んでも力負けするようになれば
自ずと“引退”を考慮するもので、横審に去就をドーコー言われるなんて“大恥”な訳だ。
良かれ悪しかれ、相撲の伝統や日本の風習・常識を知らずに育った外国人力士が番付上位を
占めるようになれば当然、相撲ってのがスポーツ(単なる勝ち負けを競う競技)となり、
相撲の名成り立ちや、競技としての歴史・伝統を知らない若いファン層はそれを肯定するのかもしれない。
であれば、常識として“不文律”だったものを、時代の流れに応じてルールとして明文化する
必要に迫られるのだ。『横綱は後進の育成をその主眼とすべし。立ち合いは変わるべからず』と。
あるいは伝統・儀式・奉納といった付帯的権能を捨て去って、スポーツとしての新しい相撲、
勝ち負けが全て、横綱だって遮二無二勝つ権利を有し、立ち合いで変わろうが自ら張ろうがOK
・・・というルールを明文化するか、ドチラを選択するかが“大相撲改革”になるのだ。
でも当然、スポーツ相撲にシフトするのであれば『横綱不陥落』、あるいは『なんぼ休場しても不陥落』
という“特権的地位”は剥奪されて然るべきであろう。“横審”の勧告も強制力を持ってイイ。
・・・という見解を踏まえて、どんな醜聞を重ねようが安倍が総理を辞めないという事態を
“横綱”の地位、そして“横綱の引退の決断”とに重ね合わせて論考してみてみたい。
さしずめ今の安倍は、どんな手を使ってでも勝負には勝つという実績で横綱を張ってきた。
しかし最近はめっきり衰え、休場がちであり優勝からも遠ざかり、大きな批判に晒されている。
親方からも横審からも度々強い“引退勧告”を受けるも平気の平左、横綱の引退はただ横綱本人の『引退の意思表示』というその一転の主張においてあくまで抵抗の姿勢。
確かにルールは破ってはいない。そして大方の相撲ファンから総スカンを受けるも、
一部のタニマチと一定数の固定ファン、そして相撲協会内の有力者のバックアップを受けて
いまだ意気軒高、老いさらばえた醜態を今日も土俵で見せ心あるファンをゲンナリさせている・・・
そんな状況なのでしょう。あ、時間だ!この続きは、また!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/169.html#c54
人間信用できない人間を信用すれば失敗する。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/243.html#c6
フランスでも、ブラジルでも、イタリアでも、スペインでも、ドイツでも、他の国でも、あの状況なら、ああいうプレーをしたでしょう。
日本だから特別に狙って、ああいうプレーをしたと言うのではありません。
むしろ見慣れた光景です。
そして、いつもブーイングされてます。
でも、そんなにブーイングするくらいに嫌なら、
もっと直接的に、協会に掛け合って、ルールを変えさせる人が出てきてもいいものですが、そういう人は未だに出てきません。
やはり、他国のプレーには厳しく、自国のプレーには甘いからでしょう。
自国がやったら正義のプレーで、他国がやったら汚いプレーと見るのです。
そういう中で、日本だけが、日本独自の価値観で日本人が思う綺麗なプレーを
目指すべきなのか?と言うことでもあります。
それは、たとえ負けたとしても、そういうプレーに殉じるべきかと言う事でもあります。
美学を重視するなら、殉じるべきでしょう。
勝利を重視するなら、殉じてはいけません。
一体何を目指しているのか、はっきりしない中で、ああしろこうしろは、
やってる人にとっては、この上ない迷惑なんじゃないでしょうか。
もしも、美学や正義を重視するなら、美学通りにやって、負けたときも選手や監督に勝った時と同じか、それ以上の報酬を支払うことに同意しなければなりません。
今のスポーツの世界では、ほとんどがお金をもらっているプロなので、美学を重視して負ける、などと言う選択肢はまず無いでしょう。ルールに許される中で、最大限汚いプレーをしてでも、勝ちに行きます。
それに、日本は、本戦参加国中で最弱に近いチームです。
魅せるプレーをする余裕のある強豪国ではありません。
石にかじりついてでも勝利に執着する、というのもプロならではの選択だと思います。
なので、あのプレーはそれほど悪いことなのかと言うところが、焦点なのです。
今後、ああいったプレーが流行って、集客力が落ちたり、
ゲームが成立しないことが判明すれば、それはそれで、
ルール改正されるかもしれません。
イタリアなんかは、ああいうプレーのメッカですね。
1点取ったら、鳥かごで最後まで終わる。
守備のサッカー、守りのサッカーと評していますが、
要は、ああいう、つまらないプレーで勝つから強いのです。
だから、イタリアサッカーは、よくつまらないと評されています。
一応言っておきますが、ああいうプレーが好きだと言うことではありません。
イタリアサッカーは、いつ見てもつまらないと思ってみてます。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/169.html#c55
目につくのは宣伝誘導さらにあおり記事。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/629.html#c1
中盤でのプレスのかけ方もいいし、浮いた玉もしっかり競り勝ってる。
でも、力量の差は歴然。やっぱりルカクが別格だ~。
それにしてもフォワード陣、ゴール前でボール貰ったら、ゴール見ろよ!
多少荒いシュートでも構わないからシュートでフィニッシュしようよ。
なんかいつもの日本に戻ってね?
世界ランク3位相手に、からくも前半をしのぎ切った。
でもコレ“負けフラグ”に見えなくもない。
相変わらず香川の存在感が薄いな~。
本田を出してゲームを壊す、そんな展開だけは勘弁して~。(笑)
でも日本、ホントに走れるようになってきたな~。後半もガンバレ!
あべやアベ嫁に
快楽を提供することと
バカ殿アホ嫁の 悪行隠しを
生業としてる部局である
歴代内閣人事局の局長さんは
初代 加藤 勝信(六月の娘婿)政治屋
二代目 萩生田 光一(千葉科学大学(加計学園)の客員教授)政治屋
三代目 杉田和博 (東京大学法学部卒業)官僚
・・・要するに アベの遊び仲間(悪友)が
女を連れ込んで ヤマグチ同様
かました後の己が始末を 尻ふきを
帝大卒の 優秀な 三代目杉田に
なんとかしてくれ・・・て図柄
・・・である!
巨額の費用をかけて除染して出た汚染土を、全国にバラ撒くのは狂気の沙汰であり、
どうしてそんなことをわざわざするのか、首をかしげる人も多いだろう。
汚染土を再利用することで、放射能汚染と被ばく被害が全国にムラなく拡がる。
福島とその近県に被ばく被害が集中していれば言い逃れはできないが、
全国に被害が拡がればごまかすことができる。
これが再利用の理由の一つ。
非汚染地域への避難移住を牽制、阻止する目的もある。
また汚染が拡がれば、他の原発で放射性物質が放出されてもごまかせるというメリットもある。
しかしそれだけではない。
以前にも指摘したが、汚染土再利用にはとんでもない悪魔のような策略が隠されているのだ。
それは日本を世界の核のゴミ捨て場にする計画である[1][2][3]。
まず、汚染土再利用により全国の田畑を徹底的に放射能汚染させ、日本の農業を壊滅状態にする。
園芸作物などを植える農地だけに再利用すると言っているが、食物用の農地に汚染が拡がるのは
確実、宮城県栗原市は、なんと汚染土をたい肥に使う計画である[4]。
こうして田畑を故意に徹底的に汚染させ、汚染のない農作物を栽培できないようにする。
こうなると日本は農作物を海外から輸入しなければならなくなる。(これはTPPと連動している)
農作物を奪われたら、活殺権を握られたも同然である。
無汚染の農作物を売ってあげるから、これを引き取ってね、と放射性廃棄物を
無理やり押しつけられることは目に見えている。
核ゴミの受け入れには国民は強く反対するだろうが、食にはかえられず、
引き受けざるを得なくなるのだ。
この悪魔のような計画を主導しているのは原子力推進の総本山IAEAである。
原発自体に致命的な問題があるのだが、IAEAは絶対にそれを認めず、福島の事故は、
あくまでも日本が地震・津波対策を怠ったことが原因と主張している[5]。
福島の事故で原発が全く売れなくなりIAEAは怒り心頭である。
日本は平身低頭、IAEAの言うなりである。
原発稼働の許可を与えるのはIAEAだから、歯向かえば原発も停止させられてしまう。
黙って命令に従うしかないのである。
IAEAから見れば日本の首相はせいぜい課長程度、言うことを聞かなければすぐにクビにする。
マスコミのネガキャンで辞任に追い込まれた菅直人首相を見ればわかるだろう。
福島の事故を起こした罰として汚れついでに他国の核ゴミも引き受けろと日本政府は命令されており、
その第1ステップとして、政府は汚染土の再利用を進めているのだ。
これを与太話だ妄想だと否定する人は、現役キャリア官僚・若林冽氏の書いた
「東京ブラックアウト」を読んでほしい[1]。
日本が世界中の核廃棄物を受け入れ貯蔵する話が出てくる。
すでに霞ヶ関の官僚たちはその計画を極秘で進めているとみてよい。
どこの国も核ゴミの処分に悩んでおり、遠い極東の島国が引き取ってくれるのなら大歓迎である。
いったん核のゴミを受け入れたら、使用済み核燃料どころか世界中の汚染土・ガレキが
日本に押し寄せるだろう。
何しろ8000ベクレル/kgもの汚染物を堂々とどこにでも捨てられる国は、世界広しと言えども
日本しかない。
すでにめぼしい輸出産業はなく日本の国力はガタ落ちだが、この先、カタにはめられて、
日本は核のゴミ捨て場として生きていく以外に選択肢はなくなるのである。
ここまで説明すれば、せっかく除染して集めた汚染土・ゴミを日本全国にバラ撒くような愚行を
なぜ環境"汚染"省が進めているのか合点がいくだろう。
これは日本の存亡にかかわる問題である。
日本を核のゴミ捨て場にさせないために、汚染土の再利用は何としてもやめさせなければならない。
一致団結して反対、阻止しましょう。
抗議はこちらへ[6]。
(関連情報)
[1] 「8000ベクレル/kg以下の汚染土再利用は、日本を世界の核廃棄物最終処分場にする第1ステップだ」
(拙稿 2016/6/17)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/853.html
[2] 「やがて日本は世界の核廃棄物最終処分場となる 」 (拙稿 2014/9/30)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/515.html
[3] 「核ゴミは全部日本へ送れ - 日本が放射性廃棄物の最終処分場になる日」
(拙稿 2012/1/22)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/402.html
[4] 「汚染廃棄物 栗原市は堆肥化 (NHK)」
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/887.html
[5] 「<重要>IAEAが福島原発事故で日本政府の責任を断言!最終報告書に「対策を怠った」と明記!
想定外を一蹴!」 (阿修羅・赤かぶ 2015/9/2)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/757.html
[6] 「これをやったら日本滅亡だ 環境省の除染(汚染)土再利用に厳重に抗議をしよう
連絡先はこちら」 (拙稿 2018/6/9)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/804.html
世論調査というものをどう考えるか、拙稿を再リンクします。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/122.html#c58
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/269.html#c43
>安倍内閣の支持率が回復している。テレビ東京・日経の世論調査では、支持率(52%)が不支持率(42%)を上回った。
内閣支持率を尋ねると、答えは「厳しめ」に出るものだと思う。誰が総理であれ、「総理を支持する」と答えると、他人から「政治家を頭から信用するお人よし」と見られて、笑われるような「気がする」からだ。「政治家は信用できないよ」と答えた方が、ものを考えている人と見られるような「気がする」からだ。「笑点」だって、政治家を馬鹿にすれば受けるが、真面目に支持するなんて言ったら白けちゃう。じゃあ、円楽はどの政党を支持するのか、聞いてみたらいい。
だから実際の安倍内閣支持はもっと強いのだろう。
>一方、同じ調査で加計学園獣医学部の設立経緯に対する安倍総理や加計理事長の説明については、「納得できない」(70%)が「納得できる」(20%)を大きく上回った。
「納得できるか、出来ないか」という種類の質問された時、よく分からない場合は「納得できない」と答えるものなんです。
>さらに、拉致問題の解決に期待できるか、については、「期待できる」人が32%だったのに対し、「期待できない」は60%にも達していた。
非常に解決が難しい問題の場合は、「期待できる」と答える勇気はないから、多少は期待していても、取り合えず「期待できない」と答えるものなのだ。その方が安倍さんに対しても厳しい顔をしたことになるし、厳しい顔をした方が安倍さんも真面目にやるだろう、みたいな気持ちになるものなのんだ。
>毎日新聞の調査では安倍内閣を支持する最大の要因は「安倍さんを評価」(23%)だから、ますます分からなくなる。
政治家を正面から「評価する」という人が23パーセントもいるというのは驚きだ。
>おそらく、これは日本の国民性に由来するのだろう。日本国民には「お上を批判しない」「お上を倒すなんてもってのほか」という思想が先祖代々継承され、体に染みついてしまったのだ。
日本人は馬鹿だと言いたいんでしょう。孫崎さんが相変わらず自説に都合よいように日本人の国民性を批判しているだけ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/175.html#c16
7月に入ってから千葉県地震が止まっています。このことは、九州や沖縄での震度1以上地震の停止と同期しています。
九州や沖縄の地震は中国大陸からの東向きの押しと、伊豆・小笠原海溝からのフィリピン海プレートの西向きの押しで起こりますから、この数日発生が止まっていることは、少なくとも伊豆・小笠原海溝からの西向き圧力が低下していることを意味しています。
ところが、関西での有感地震が4件も起こっていて、その内の2件は大阪府北部ですが、その他の2件は滋賀県南部と三重県南東沖です。関西は琵琶湖があり、伊勢湾とか大阪湾、若狭湾もありますから、陸域の地層が比較上他の地域よりも薄く、横向き圧力増加の影響を受けやすいはずです。つまり、東北地方の南部及び関東地方からの西向き圧力が増加した結果起こっているのが関西での地震です。
また、
オホーツク海南部 M5.6
青森県東方沖 M5.0
岩手県沖 M4.0
とM4以上地震が東北で起こって来ていて、だんだんと南下しています。
更に、
https://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=686334#summary
Magnitude mb 4.7
Region NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
Date time 2018-07-02 13:39:13.9 UTC
Location 33.73 N ; 137.17 E
Depth 356 km
Distances 163 km S of Nagoya-shi, Japan / pop: 2,192,000 / local time: 22:39:13.9 2018-07-02
127 km SE of Tsu-shi, Japan / pop: 164,000 / local time: 22:39:13.9 2018-07-02
89 km S of Toba, Japan / pop: 23,400 / local time: 22:39:13.9 2018-07-02
で分かるように、三重県沖で日本時間7月2日22:39に震源深さ356キロのM4.7が発生しています。この地震は深発地震ですから、海溝部の海のプレートを引張下げる力となります。房総半島の南端付近の緯度であり、この付近の伊豆・小笠原海溝の海のプレートに引き下げる力が働くのです。
以上のことを総合すると、東北南部から関東地方まででM5程度以上の比較的浅い地震が起こり易くなっていることが言えると思います。
7月の震度1以上を観測した地震:7月3日04:00現在
2018年7月1日 4時02分ごろ 東京都23区 2.6 1
2018年7月1日 10時29分ごろ 茨城県沖 3.0 1
2018年7月1日 11時22分ごろ 国後島付近 4.2 2
2018年7月1日 12時42分ごろ 大阪府北部 3.6 3
2018年7月1日 22時38分ごろ 岩手県沖 3.7 1
2018年7月1日 22時52分ごろ 豊後水道 2.8 1
2018年7月1日 23時03分ごろ 埼玉県秩父地方 3.1 1
2018年7月2日 2時27分ごろ 青森県東方沖 4.8 4
2018年7月2日 5時46分ごろ オホーツク海南部 5.6 1
2018年7月2日 8時40分ごろ 長野県北部 2.8 1
*10
2018年7月2日 16時01分ごろ 滋賀県南部 2.7 1
2018年7月2日 20時47分ごろ 宮城県沖 3.9 2
2018年7月2日 20時53分ごろ 青森県東方沖 5.0 3
2018年7月2日 22時39分ごろ 三重県南東沖 4.1 1
2018年7月3日 1時08分ごろ 大阪府北部 2.7 1
2018年7月3日 2時03分ごろ 岩手県沖 4.0 1
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/561.html
「自分と同じ人間だけを集めれば国民の指示を得られはず」と
安倍そっちのけで排除ゴッコに夢中になる
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/243.html#c7
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
オーディオに使われるケーブル類としては、CDプレーヤー(CDP)とアンプを結ぶインター・コネクト・ケーブル、CDトランスポートとDACをつなぐディジタルケーブル等があり、このページではこれらについての伝送特性を解析する。
さらに、バランスケーブルの是非、ターミナルの接触抵抗、各種メッキ材の特徴、ハンダの音?、ジッターの影響などについて述べる。
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
インター・コネクトケーブルとしてよく使われるのはCDプレーヤーとアンプ間、プリアンプとメインアンプ間の接続に使われるもので、いずれの場合も送り側が低インピーダンス出力、受け側が高インピーダンス入力で使われる。
伝送される電圧は1V程度の比較的ハイレベル信号である。
スピーカーケーブルの場合はパワーアンプ(半導体アンプの場合)の出力インピーダンスは1オーム以下、スピーカーのインピーダンスは数オームといずれも2桁ないし3桁異なる。従って、伝送特性を解析する時はこのインピーダンスの違いを考慮しなければばならない。
アンプの入力インピーダンス
アンプ(プリ、メイン)の入力インピダンスは普通表示されており、10kΩ以上あるのが普通である。手持ちのプリメインアンプの入力インピーダンスはプリ部メイン部とも20kΩである。
CDP・プリアンプの出力インピーダンス
こちらの方は、特性表に明示していない場合が多い。手持ちのアンプは、プリアンプ部の出力インピーダンスが50Ωと書いてある。CDPについては不明である。
出力インピーダンスは負荷抵抗による電圧降下を測定することにより推定可能だが、ネット上にはこうして求めたデータを見出すことが出来る。例えば、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm#mark007(リンク切れ 下のアーカイブサイト参照)
http://web.archive.org/web/20070220053130/http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm
この結果を見ると、低価格の普及型製品だと 1000Ω近いのも散見されるが、中高級品だとほぼ100Ω以下に抑えられているようである。
ケーブルの等価回路
左図は、ケーブルの等価回路である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ここで、
R1 :CDP(またはプリアンプ)の出力インピーダンス
R2: ケーブルの直流抵抗、
L:ケーブルの自己インダクタンス
C: ケーブルの線間容量
R3:アンプの入力インピーダンス
を表す。
同軸シールド線の諸特性
普通、コネクトケーブルは中心に多芯信号線、周りに網状シールド線を持つ構造をしている。
簡単のため中心線を径 a = 0.5mm の単線、シールド線を径 w = 3mm パイプとして直流抵抗、インダクタンス、線間容量を求める。
それぞれに対するケーブル1m当りの理論値は、
R2 = ρ/S ρ:比抵抗=1.72*10^(-7) Ωm S:断面積
L = 0.46*log(w/a) μH
C = 24.1*ε/log(w/a) pF ε:絶縁体の誘電率 (以下の計算では ε=2 とする)
で与えられ、上記の寸法を当てはめると、R2 = 0.1×2Ω(網線も同じ抵抗値として計算)、 L=0.36 μH/m、 C =62 pF/m となる。
なお、いわゆる特性インピーダンス Z0 = sqrt(L/C) は 75Ω となる。
ピンケーブルではこれらのデータが記載されている製品は少ないが散見されるデータではこの程度の値を示している。
個々の素子のインピーダンス
上図の等価回路から、原理的には伝送特性を求めることは出来るが、面倒なのでどの素子が伝送特性に大きく効くのかを見積もるため個々の素子のインピーダンスを、可聴域よりはるかに高い 100kHz の交流について求めてみる。
まず、ケーブルの直流抵抗 R2 は1Ω以下なのでCDPの出力インピーダンス R1 より十分小さく無視できる。 自己インダクタンスによるインピーダンスは ZL = 2πf・L より 0.23Ω/m となり同様に R1 に比べ無視してよい。静電容量のインピーダンスは ZC = 1/(2πf・C) より、 25kΩ/m となり、入力インピーダンス R3 とほぼ同じ大きさとなる。
注:ケーブルのインダクタンス
インダクタンスは普通コイルの記号で表すが、ケーブルにはコイルがついているわけではない。ではどうしてインダクタンスがあるのか? この問いに答えるには、インダクタンスが生じる源因を知っておく必要がある。
インダクタンスは誘導係数ともいわれ、電流により発生する磁場がそれ自身の回路に誘起する起電力(逆起電力)が原因である。
誘導起電力は磁場(その原因となる電流)の時間変化が大きいほど大きくなるので周波数が高いほどその効果が顕著になり、インピーダンスの増加を招き、高音減衰の原因となる。
その大きさは、ケーブルの構造によって決まり、同軸ケーブルでは発生する磁場は芯線と外皮の間に閉じ込められるのでインダクタンスは平行線より小さい。
また、同軸ケーブルや平行線をコイル状に巻いても、各々の線を流れる電流が互いに逆なの発生する磁場はキャンセルし外部には及ばない。
つまり、ケーブルをとぐろ巻にしてもインダクタンスを生じない。問題なしというわけである。
集中定数回路近似による伝送特性
上に述べたように、コネクトケーブルの伝送特性を調べる場合、CDPの出力インピーダンス R1、線間容量 C 、アンプの入力インピーダンス R3 だけを問題にすればよい。
このうち、R3 は純抵抗性と考えてよいので減衰の周波数依存性には直接には寄与しないので、結局、R1 とC が作る、いわゆる R-C 回路の伝送特性を調べればよいことになる。
本文のスピーカーケーブルの例に倣って、上に示したモデルケーブルについての計算結果を表示する。
ここで、CDP(又はプリアンプ)の出力インピーダンス(R1)は廉価品の1000Ωとし、ケーブル長は2mとした。これを、中高級品の100オームとすれば 1MHz でも位相回転、信号減衰ともほとんど無くなる(0.7度、-0.02dB)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ということで、コネクトケーブルのインダクタンスや線間容量による高域の減衰は、とても人間の聴覚が検知できるようなレベルではないことがわかる。
その他の原因
表皮効果:スピーカーケーブルのところで述べたとおり、表皮効果により銅線の抵抗値は100kHz 位になると2倍程度増加する。しかし、この場合は、抵抗値自身がR1 に比べ小さく、負荷抵抗も大きく、さらに影響は小さい。
振動の影響: 比較的大電流の流れるスピーカーケーブルでも振動の影響は無視できることを示したが、ほとんど電流の流れないコネクトケーブルではなおさらである。また、スピーカー自身の作る振動(音)やその他の外部振動も、行き返りの線が同じモードで振動する場合は仮に磁場が存在しても起電力を生じないし、線間間隔の変わるような振動モードもスピーカーケーブルの解析から類推するととても検知できるような電圧を発生するとは考えられない。
雑音の影響: コネクトケーブルで一番問題となるのはノイズに対するシールド効果である。もともと、シールド線というのはマイクやアナログピックアップなどmV オーダーの微弱電圧を扱う信号線に外来ノイズが混入することを防止するために開発されたものである。シールド効果としては、外被網線が密なほどいいわけであるが、そもそも、CDPやプリアンプの出力は1V オーダーのハイレベル信号で外来ノイズは普通はそれほど心配することはない。しかし、これも電源ケーブルと同じく、例えば放送局の近くや、その他強い電波源が近くにある場合も考えるので一概には言えないだろう。
ところで、皆さんの装置のノイズ事情はどうでしょう? CDPを停止状態にしておき、トウィターに耳を近づけボリュームを上げると(或いは絞った状態でも)大なり小なり何らかのノイズが聴こえませんか?
私の装置(買ってから5年経つアンプ)の場合ボリュームがいつも聴いている位置近くおよび80%(いわゆる3時の位置)近くでかすかながら聴こえるホワイトノイズが最大となる。
つまり、ノイズの最大原因はボリュームにあることがわかる。
もし、あなたの装置でもノイズが聴き取れたら(全く聴き取れなかったらノイズの問題は無いのでケーブルについても心配する必要は無いわけである)少し長めの安物ピンケーブル(ホームセンターで売っているミニコンポ用の安価品など。ただし、新品でないと後述の接点の問題があるので不可)を買ってきて現用のケーブルに替えて見てください。
もし、変化(ノイズの増加)があるなら、ケーブルがノイズを拾っている可能性があります。この時は、シールドの確かなケーブルを使用すると効果があるかもしれないが、それよりノイズ源を突き止めそれに対処する方が先決であろう。
注 バランスケーブルの効用
バランスケーブルというのは、シールド用の網線の中に2本または3本(内1本はアースレベル伝達用に使う)の芯線を持つケーブルで、マイクを引き回して使用するときに必要とされるものである。
つまり微弱な電圧信号を外来のノイズからより効果的に守る働きをする。
その理由は、外来の誘導性ノイズは行き返りの線にほぼ同じレベルで発生する(コモンモードノイズ)が両者は同位相で変化するので互いにキャンセルし回路に流れるノイズ電流(ノーマルモードノイズ)にはならない。
しかし、普通のシールド線だと芯線と外皮の直流抵抗の違いなどから完全には打ち消されず大きなコモンモードノイズの一部がノーマルモードノイズに転化し結局雑音を拾うことになる。
しかし、バランスケーブルだと誘導性ノイズを大地アースされた外皮網線で防ぎ、さらに侵入する電磁波は2本の信号線を完全に等しくすることによりノーマルモードノイズに転化することを防ぐ。
このように、微弱信号を取り扱う時には大変有効であるが、コネクトケーブルとして使うときはどうだろうか?
実はプリアンプは普通アンバランス回路なのでバランス入力をアンバランス入力につなぐ時、トランスかオペアンプなどの回路素子を途中に挟む必要がある。いわば余分な夾雑物を間に挟むことになり音質劣化の原因となりかねない。
どちらを取るか?
結論的にはCDP-プリアンプ間を結ぶのにバランスケーブルは必要ない。
ターミナルの接触
スピーカーケーブルの場合ケーブルの接続は普通ネジを締めで行なう。
従って、時々締め直しをし、錆など生じていないかを確かめておけば接触抵抗値が大きく増加するといったことはまず心配する必要はない。
一方、いわゆるピン型端子の場合はどうだろう。
この場合はネジ締めでなく、金属のバネ力で接触を保っているだけなので、永年使用しているうちに、あるいは取り扱いの誤りにより変形し、バネ力が緩んで接触不良を起こしている心配がある。
特に、機器側のメス端子の内部などは簡単に調べられないので思わぬ接触不良を起こしている可能性があるので注意が必要である。また、しばらく使用していなかった機器側端子の接点が錆びている可能性もある。
対策としてはピンターミナルはなるべく丈夫そうで、かつ金メッキ注1を施してあるものを選ぶことがくらいであろうか。
トラブルが起こっている(例えば、ケーブルをゆすったりピンを手で押し付けてみた時ノイズが発生するなど)場合はケースバイケースなので一概にはいえない。
ターミナルの接触不良による音の変化は自分でも経験があり、また物理測定の経験からもコネクターの接触不良はしばしば経験しておりノイズの原因となる。
またケーブルとコネクター間の半田付け注2、圧着不良が原因になることもあるので注意する必要がる。
なお、接触不良が音質に及ぼす影響は直流抵抗の増加だけでなく、むしろ抵抗値の不安定性によるノイズの発生である。
アンプのボリューム起因のノイズは可変抵抗器の可動片と固定片間の接触不良から起こるものであり、全抵抗値に対して平均接触抵抗値が小さくてもそれが時間的に揺らぐことによりノイズが発生し音質劣化の原因となる。
注1 端子のメッキ材
ピン端子は普通錆び防止の為メッキが施してあるが、普及品ではニッケルメッキ、最近のオーディオ用標準品は金メッキが施してある。
一部高級品にロジウムメッキを施したことをうたい文句にしているものがあるが、実はピンケーブルにロジウムメッキを施すのは高くつくだけでメリットはない。
ロジウムメッキは確かに高級接点用のメッキ材であるがその特徴は硬度が高くかつ高温に強いことである。そのため、頻繁にオン・オフを繰り返しかつスパーク放電が生じるようなリレー接点用として最適である。しかし、硬度が高いことは接触面積の点で柔らかい金メッキに劣り、ピンケーブル用の端子のようにあまり抜き差ししない、かつ温度が上がる心配のないところで使うには金メッキの方が適している。
ニッケルメッキでも問題ないが、少し錆びやすく、接触抵抗も大きいので、それほど高いわけでもないので金メッキ品を使うことをお奨めする。
なお、金は錆びることはないが、油汚れ等がついていると接触抵抗が増えるので、有機溶媒(アルコール類等)で良くふき取ればよい。また、機械的強度が弱いのでメッキがはげ易いので注意が必要である。決してサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いてはならない。
注2 ハンダの音?
端子に限らず電流がハンダ部を通る時に音が悪くなるという話を聞く。
結論的にはこれは全く根拠のない迷信である。
普通のハンダは鉛と錫の合金であり確かに比抵抗値は銅に比べ10倍ほど大きい(~150nΩm)。さらに、鉛と錫が主成分となると悪いイメージを与えるのもわからぬわけではない。
しかし、比抵抗値が高くとも、ハンダ部の長さはごく短く面積は比較的大きい。
下手なハンダ付けで、ハンダ層が厚さ 0.5mm 面積10mm2 とした場合でもハンダ部の抵抗値は10μΩ程度で接触抵抗値の100分の1くらいである。
ケーブルについての迷信のページ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm
で述べたように、可聴周波数帯では材料が影響するのは直流抵抗値のみであり、周波数特性、位相特性などには一切影響しない。
さらに、接触抵抗のように変動がないのでノイズの発生源にもならない。
ただし、半田鏝が過熱して銅表面に酸化物不動態が生じうまく半田が乗っていないとき(界面が合金化していない場合)は機械的にはつながっていても電気的には大きな抵抗値を示すことがあるので注意が必要である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c37
❶森友・国有地払下げ事件。
❷加計学園への獣医学部新設にからむ公的資金強奪事件。
➌TBS強姦魔救済の伊藤詩織さん事件。
➍血税補助金詐欺事件。
❺リニア疑獄。
☆☆☆☆☆「安倍犯罪」底なし沼のように深い。以上は、単なる汚職事件ではない。この政権の体質、構造的な腐敗体質を露呈したもので、釈明の余地などない❗
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/215.html#c11
当たりもしない予想がいくら外れてもまた同じ妄言を繰り返す。完全に治療が必要なレベル。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/561.html#c1
面見てて・・・思う事
アベ同様 こいつらに 何言っても始まらん・・・って
気がしてます・・・
なぜ?・・・かって?
こいつら 柔和な面立ちだけで
人が騙せるとでも思ってるのか・・・ ふざけんな!
こいつらの目線の先に
一度だって 国民が 出てこないんだもん
国民が 居ないんだもん・・・?
こいつらの網膜に 国民の映像が
映ったこと 無いんだもん!
その程度の事 普通の目線・当たり前の感性で
物事見てりゃ わかるわな!
国民なんたら議員共
アベと同列の政治が 通じると思ってるなら
お前ら おめでたい集りである!
予想以上に素晴らしい試合だった!!
ベルギーの一点目は日本にとって不運だった
そこから流れがだいぶ変わってしまったな!・・・
大会前の戦いぶりから一変して
本当にここまでよくやった!!!!
ご苦労さま!!
本田、いいフリーキックだったぞ!
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c108
日本代表の皆さん、お疲れさまでした!熱い熱戦、楽しませて貰いました。
但し、やはりコレは“惜敗”なんかじゃない。必然すぎる結果だろう。
このワールドカップの日本の試合を全て生で見させてもらった感想を率直に言うと、
『勝因のない(薄い)勝ちはあるが、敗因のない負けはない』ということだろう。
私は、サッカーに関しては素人に毛の生えた程度の知識や観戦歴しかないが、
後半30分を過ぎてがくっと運動量が落ちたのは素人目にも歴然としていた。
それでも失点する前には長友らに『笑顔』が見られ、私は悪い予感に苛まれる。
そして1失点目の後の川島の険しい表情を見て、ああヤバいなって感じちゃった。
思わぬ2点のリード、しかも凄く綺麗なゴールで多分みんな『勝った』って思っちゃったんだろう。
実力差を考えたら2点の貯金なんて90分の間に“払い出し”されるのは当然、
前提の中で、日本は淡々と試合を続けなければならなかった。だって最初のゲームプランは
80分なんとか守り抜いて最後の10分で勝負、だったんでしょ?西野さん!
そしてコレは結果論っだが、ゲームを壊したのはやはり本田くんだった。
まず交代直後、思ったのは運動量の落ちた同僚をサポートするようなプレスはしないんだ、って事。
最初のフリーキックは良かったね、うん、いいシュートだった。でもその直後の
左足でのへなちょこコーナーは絶対頂けない。結局その後のカウンターで勝負を決められた。
たぶん、これで延長戦に入っても、マルチ得点を奪われて“残念な結果”になったと思われる。
でも私は日本にとって、今後出直すには痛いくらいの“惨敗”こそが必要だったと確信してる。
この試合の結果を受けてまたファンなどは『勝てた惜しい試合を落とした!』と言うのであろう。
サッカーになんてそんなに思い入れはないから、別にドーだっていいよ、なんてヒネた事はもう言わない。
頑張った選手は素晴らしいし、フィジカル・体力・ボールコントロール全てに長足の進歩を遂げている。
ぜひこの悔しさを糧にして、今度こそまだ見ぬ景色(ベスト8)を見せて欲しいなって思う。
西野監督もお疲れ様!準備期間のない中、よくチームをここまで纏め上げたって関心しています。
ちなみに、私が予想した『0-5』というのは、昨晩のどっかのニュース番組で
ベルギーのサポーターが自信満々に言ってた予想スコアをそのまま使わせて貰った。
まあ、客観的にはそれだけの“実力差”があるというのはまごうかたない事実であったろう。
最後に、敗戦後のピッチでインタビューに本田だ出て来なかった。また彼を嫌いになったゼ、わたしゃ。
主眼・目的ではありまへん!
バカ殿アベの首が飛ばんよう
森友・加計・事案を処理せナあかんのですわ!
それが 優秀な官僚 われらの使命・天命なんですわ・・・!
・・・佐川らの言?・・・
森友大阪城・加計今治城・ヤマグチレイプ城
どれもこれも 出城すべてが炎上中の今
さても この先
ばか殿 安倍城主をまもりきれるか?
見ものである・・・!
芝居よりおもろい展開 見ものである!
まったくオマエらしく、“浅い”なぁ~!(笑)
結局、リアルタイムで見てたんじゃ~ん!!
いや、失礼!今は選手と監督に敬意を表して、拍手のみを送りましょう。
本田くんも含めて。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c110
×(誤): 敗戦後のピッチでインタビューに本田だ出て来なかった。
↓
〇(正): 敗戦後のピッチでのインタビューに本田が出て来なかった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c111
『0-5』の“大惨敗”という予想をしておいて
試合が終り、予想が大外れな結果を見て
こんな情けない言い訳をwww👇
>昨晩のどっかのニュース番組で
>ベルギーのサポーターが自信満々に言ってた予想スコアをそのまま使わせて貰った。
浅いw浅すぎる~~~~ww
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c112
私の“惨敗予想”も見事に外れ!でも嬉しい限りですってば!
選手、監督の皆さんお疲れ様でした!素晴らしい試合でしたよ!!
ちなみに、観戦直後のインプレッションはコチラ・・・。
↓↓↓
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html?c111#c109
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/169.html#c56
試合の内容も語れず、私のコメントに対して憎まれ口を叩くだけの自分の哀れな姿が見えないか?(笑)
そして私が、>110
>まったくオマエらしく、“浅い”なぁ~!(笑)
と言ったらオマエ、>>112
>浅いw浅すぎる~~~~ww
と返す、この芸のなさ、能(脳)のなさは何なの!?(大爆笑)
所で今日のお仕事はダイジョーブかい、勤労青年!今日も暑くなりそうだぜ?
アタマがそんなだから、せめてカラダは大事にしなよ。老婆心からの忠告だ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c113
汚染土拡散の 目的とメリットを
ちゃんと言わなあかんわな!
費用対効果が すべてとは言わないが
アベ等原発大好き連中の 言い分
ちゃんと言えよ!・・・!
そっれをもって 考えたるわ・・・!
但し 盗電の企業責任も 当然
ふんまえての話を・・・な!
選挙も同じことだ!!
負けても負けても自らを反省せず
相手側の攻撃(批判)を繰り返しているだけ!!
それじゃ、いつまでも勝てないw・・・進歩もないw
衰退するだけ!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c114
そこの所 よろしく!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/233.html#c24
素人解説を他人が聞いて何がおもしろい!!!
誰も聞いてないし読んでもないし、興味もないwwww
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/600.html#c115
太平洋を放射能汚染させた責任を米国、ロシア、北朝鮮、韓国、中国、
東南アジア諸国などから問われて、莫大な賠償金を要求される。
もちろん日本にはそんな金はなく払えない。
そこで、あなたの国の核廃棄物を受け入れるので勘弁して下さい、
という話になる。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/890.html#c2
野党共闘は2015年の安保法制に反対する闘いの中で生まれた。今も国民民主党は,安保法制に対してあいまいな政策を掲げている。だが野党4党(民進・共産・社民・自由)が市民連合との間で結んだ協定を守ることが,野党間の協力の前提条件だ。
スピーカーケーブル
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable
表2 A社製スピーカーケーブルの価格と特性
スピーカーケーブルによって音が変わるということがよくいわれ、雑誌などで話題になっています。
結論を先にいえば、1m千円以下で手に入る太めのスピーカーケーブルを使っておけば充分で、それ以上この部分に投資する必要はありません。こんなところにお金を使うのがいかに無駄なことかを示すためその物理的側面を論じます。
参考のため、表2に代表的なメーカーのいろいろなレベルのスピーカーケーブルの価格と特性をあげておきます。
手短に要点だけ知りたい場合はここへジャンプしてください。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#sumary
逆に、詳しい電磁気学的解析が知りたい人はケーブルの電磁気学をご覧下さい。
また、日本音響家協会の機関誌 SOUND A&T の"電気音響はケーブルで音が変わる?"というタイトルの特集号(No.88)に投稿した「オーディオケーブルを科学する」という記事も参考にして下さい。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable
そこでは、ピンケーブルを含めたオーディオケーブルについて電磁気学、材料科学、心理学の視点からケーブルの特性を総合的に論じています。
スピーカーケーブルが音質(正確にいうと信号伝達特性)に及ぼすと思われる要因は
(1) 直流抵抗値
(2) 表皮効果
(3) 静電容量
(4) 自己インダクタンス
(5) 自己振動によるロス
(6) その他、渦電流損失
などが考えられます。以下に各々の要因について半定量的な説明を加えておきます。
なお、量的な見積もりは、最も安価なケーブルAについて、長さを4m(往復8m)、負荷のスピーカーのインピーダンス(直流抵抗値)は8Ω(一定)、パワーアンプの内部抵抗(出力インピーダンス)は0.8Ω(DF=10)として計算しています。
以下の解析は最も安価なケーブルAを例として計算しています。
これは、直径1mm、線間間隔4mm程度の並行2芯線に相当する特性値です。
なお、表には書いてないですがこの場合の自己インダクタンスは約1μH/m となります。
(1) 直流抵抗: 導線の電気抵抗は R=ρ×l/S で与えられます。
ここで、l は線の長さ、S は断面積、ρは抵抗率(単位長さ,単位断面積当りの抵抗値)で材料により決まる量です。
電気抵抗の原因は
(i) 結晶格子の熱振動 (ii) 不純物 (iii) 格子欠陥(結晶粒界、格子歪など)
などです。ケーブルの宣伝文句などでは、(ii)と(iii)のみが論じられていますが、実は室温での電気抵抗の原因は殆ど(i)で、 99.999%程度の純度の銅線だと (ii) と(iii)の寄与は(i)の100分の1以下です。
つまり、安価なOFC材を高価な7N材に変えても温度が1,2度下がった程度の効果しかありません。
ところで、表2 を見ると1m当りの抵抗値は材料で決まっているわけでないことがわかります。すなわち、上式で l =1m なので、抵抗値を決めているのは 導線の断面積で決まっています。
要するに線の太さが太いほど抵抗が小さくなるわけです。
もちろん実際のケーブルは多芯構造なので素線の断面積の総和が S
表2の例では比較的安価なBが最小値となっています。
なお、抵抗の原因によって音が違うなどと言う人もいますがそんなことはありえないことです。
スピーカーケーブルの直流抵抗が音に及ぼす効果は2つ考えられます。すなわち、
(i)単純なジュール熱による損失
(ii)上記スピーカーの項で述べた電磁制動力の低下
です。
(i) ジュール損失は W=V*I=R*I 2 と抵抗値R に比例します。
ケーブルはスピーカーと直列につながっているので電流 I はスピーカーに流れる電流と同じです。
いま、スピーカの抵抗値を8オームとして、ケーブルはもっとも安価なAを4m(往復で8m)使ったとすると、約1%のパワーロスとなります。
Bの線を使うと0.3% に減少し多少効果はありますが、普通アンプの出力には充分余裕があるのであまり気にすることではありません。
(ii) スピーカーの電磁制動力は
[アンプの出力インピーダンス+スピーカーのボイスコイルのインピーダンス+スピーカーケーブルの抵抗]
が小さいほど強くなります。
アンプの出力インピーダンスは普通明示されていませんが、ダンピングファクターD がそれにあたります。
D の定義はスピーカーのインピーダンスをR、アンプの出力インピーダンスをZとすると、
D=R/Z
で与えられます。
従って、R=8Ω、D=100 とすると Z=0.08Ω となります。
従って、アンプの制動力を生かそうとすると,スピーカーケーブルの抵抗値はZより小さいことが望まれます。
さきのケーブルA 4mの場合,抵抗値は0.18Ωとなるので制動力低下を招きます。
Bの場合 0.052Ωとなりほぼ合格です。
このように、スピーカーケーブルの直流抵抗はエネルギーのロスについてははあまり問題になりませんが制動力低下には影響があるかもしれません。
ただし、全体のインピーダンスが約8Ωなので音質の変化として分かるかどうかははなはだ疑問です。
(2) 表皮効果
導線に高周波電流が流れるとき、電流が発生する磁場の影響で電流は表面部分を流れる傾向があります。これを、表皮効果と呼び、周波数が高いほどその影響は大きくなります。
すなわち、高周波になるほど実効抵抗値が大きくなり高域の低下を招く可能性があります。
では、これを定量的に考えて見ましょう。
周波数 f のとき、表皮効果の生じる厚さd は
d =sqrt[2ρ/(2πfμ)]
で与えられます。
(μは真空の透磁率、ρは比抵抗)
銅線についてf =20000Hzとして計算すると、d ~0.5mm f =50000Hzでd ~ 0.3mm となります。
これより太い単芯線を使うと確かに表皮効果による高域の減衰が無視出来なくなります。
実際にどれくらいの抵抗変化が生じるかは簡単な式では表せませんが、理論的計算により求められており、下表に直径1.6mm(実測値と比較するためAより少し太めで計算)、長さ4m(往復で8m)の銅線について求めた結果を実測値とともに示します。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Skineffect
透過率(%)、減衰率(dB)はスピーカー負荷を8オーム一定とし,1kHz を基準として計算しています。なお、透過率は、スピーカー端子電圧/アンプ出力電圧×100 です。(直流抵抗による減衰(一定)を除くため)
表3 表皮効果
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Skineffect
この表からわかるように、1.6φ単線の表皮効果による抵抗増加は100kHz で計算値、実測値とも約2倍となり、20kHzでも無視できませんが、これによる信号減衰は、ケーブルの抵抗値がスピーカのインピーダンスに比べ十分に小さいため極わずかです。
ここで、表皮効果の低減のため使われるリッツ線(互いに絶縁された細線を束ねた線)についても抵抗変化のデータがあり載せてありますが、確かに表皮効果による抵抗増加は抑えられているもののそれほど効果がないことがわかります。
(ちなみに、上の例の素線である0.25φ単線の表皮効果(抵抗増加)は100kHz でもせいぜい1%くらいです)
これは、表皮効果とほぼ同じ原理で生じる近接効果によるものでリッツ線を使ったからと言って高域の減衰は免れないことに注意する必要があります。
また、大多数のケーブルがそうである裸多芯線のケーブルについては単芯線とリッツ線の中間にあると考えられ多芯構造にしたことによる表皮効果の低減はあまり期待できません。
なお、太い単芯線と多芯線を組み合わせたハイブリッド線というのもあるようですが、少なくとも表皮効果という観点からはあまり意味はありません。
なお、上の減衰率の計算は負荷のスピーカーのインピーダンスを一定としていますが実際には周波数とともに増加するので、減衰率はさらに小さくなります。
いずれにせよ、表皮効果による高域信号の減衰は以下の自己インダクタンスによる減衰より小さく、少なくとも可聴周波数では問題にする必要はなさそうです。
(3)静電容量:通常の並行2芯線では行き帰りの2線間に静電容量C があります。
これがケーブルの直流抵抗R +アンプの出力インピーダンスZ とでいわゆる直流RC回路を形成し、さらにスピーカーのインピーダンスRspを考慮しモデル化すると右図のような等価回路となり高域信号の減衰を招く可能性があります。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Capacity
しかし、具体的に4mのケーブルA (C=45pF×4=180pF)についてインピーダンス(Zc=1/2πf C)を計算すると20kHzでは約40kΩとなり、スピーカーのインピーダンスRspの5000倍にもなり、100MHz でやっと8Ωくらいになります。
つまり、ケーブルの容量成分は可聴周波数領域の減衰には全くといっていいほど寄与しません。
ただし、これはスピーカーケーブルの場合でありプレイヤーとアンプをつなぐピンケーブルの場合はRspに相当するアンプの入力インピーダンスが20kΩ程度なのでこちらの方が高音減衰の主役となります
(詳しくはここ)。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
(4) ケーブルの自己インダクタンス
平行2芯ケーブルは、単位長さ当り L=(μ/π)ln(線の間隔/線の半径) で与えられる自己インダクタンスを持ちます。
インダクタンスによるインピーダンスは ZL=2πf・L なので高周波数領域で減衰を招きます。
直径 1φ、間隔 4mm のケーブルA 4mについての自己インダクタンスの影響を計算した結果を下表に示します。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#inductance
この線の直流抵抗は約 0.2Ω、スピーカーのインピーダンスは 8Ω(一定)としました。
この表からわからわかるようにケーブルのインピーダンスは直流抵抗に比べ無視できない大きさとなります。
しかし、これはまず位相遅れに効き、出力の減衰は100kHz あたりまではあまり効いて来ません。
実際にはスピーカーシステムのインピーダンスそのものも高域で大きく増加するので、減衰率はこれより少ないはずです。
ということで、自己インダクタンスは超高域で微妙に影響を与える可能性は否定しませんが、少なくとも可聴周波数帯ではほとんど影響はないと言っていいと思います。
なお、周波数が高周波領域に入ると、平行2芯線の場合いわゆるフィダー線効果(分布定数回路効果)で減衰はこの計算より少なくなります。
この点についてはオーディオ雑学帳 8 分布定数回路を参照。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/coaxialcable.htm
ただし、ケーブル長が長くなると、例えば100 m とすると20kHz でも-3dB 程度の減衰が生じるので注意が必要です。
自己インダクタンスを減らすため、4芯のスターカッド線というのもスピーカーケーブルに使われますが、定量的にどれ位減少するのかは簡単には計算できませんが、その原理から考え、それなりの効果は期待出来るでしょう。私自身もこのタイプのケーブルを使っています。
(5) 自己振動による損失:平行ケーブルに電流が流れると発生する磁場により、同方向電流の場合は吸引力、逆方向電流の場合は反撥力が働きます。
従って、交流電流が流れているときは導線が振動し、位相遅れやエネルギー損失を生じる可能性があります。
この現象によるエネルギー損失とその周波数依存性を理論的に見積もるのは、上記の(1)、(2)、(3)の場合に比べ難しく現時点では適当な理論式が見つかりません。
最近のスピーカーケーブルの宣伝文句にこの現象をいかに抑えるかを強調したものも多いようですが、私の知る限り、実際にどの程度のロスがあり、それをどの程度抑えられるかを定量的に論じたり、測定で示したという例は見当たらず、測定不可能な微小効果だと思います 逆に、それだからこそ、耳で聞いて初めてわかるという神がかり的議論が横行する原因ともいえます。
この効果を抑えるには、コードの被覆材に出来るだけ強く(高弾性率の)重い材料を使うとか、平行線の間隔を離してやるとかが考えられます。
追記 自己振動の効果をモデルを使って計算してみました。
その結果、樹脂や合成ゴムなどの絶縁体にしっかり固定された平行2芯ケーブルの場合、自己振動によるエネルギー損失は多めに見積もっても、直流抵抗によるジュール熱損失のなんと1億分の一程度で、まったく問題にならないことがわかりました。
詳しい計算はここ。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/cable.htm
この他、磁場中で導線が、スピーカーからの音などの影響で、振動することによって発生する誘導起電力によるノイズあるいは混変調歪が考えられます。
これは、自作アンプやスピーカーなどで、しっかり固定していない配線が、トランスやスピーカーからの磁力線の影響下で振動する場合、その線を含む閉回路内の磁束量が変化しマイクロフォニックノイズまたは混変調歪の原因となるものですが、スピーカーケーブルの場合、行き帰り2本の線が一体となって振動する場合は誘導起電流は打ち消しあって流れず問題になりません。
2本の線の間隔が振動する場合は、上の計算のようにその振幅はきわめて小く、磁場も地球磁場くらいしか働かないので全く気にする必要はありません。
(大きめに見積もっても、これまた信号電流の1億分の1程度です)
(6) その他 渦電流損失による高域の減衰なども考えられますが、可聴周波数帯では殆ど問題にならないはずです。
実際の測定値ですが、ネット検索で2例見つけました。
(1)(データはここをクリック)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/cableexp.htm
これを見ると、4mのケーブルでは100kHz まではほとんどフラットで、可聴周波数内では、スピーカーケーブルにトーンコントロール効果など期待できないことがわかります。また、高域の減衰はほとんど自己インダクタンスの影響として説明できる大きさです
(ケーブルの電磁気学参照)。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Oscilation
(2)データ(pdf)はここ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Oscilation
これはPA(構内放送など)用のプロ仕様のスターカッドケーブルです。
肝心の測定条件が明記していないのですが、前後の関係から、長さが200m、負荷 8Ω(一定)と思われます。
長さが200mくらいになっても可聴周波数帯では減衰はなく周波数特性はフラットです。ただし、100kHz付近にLC共振と思われるピークが観測され注意が必要です。
MHz以上の高周波信号、ディジタル信号を伝える同軸ケーブルの伝送特性は全く違う原理(分布定数回路)で考える必要があります。
なお、以上の解析は正確にいうと、アンプの出力端子からスピーカーのターミナルまでをつなぐケーブルの信号伝達特性について述べたものであり、この他、アンプとの相性(ちょっと漠然とした表現ですが)により音が変わるという話しがあります。これについては、やはり
オーディオ雑学帳 6.アンプ・ケーブル・スピーカーの相性
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/interaction.htm
で取り上げています。
また、CDプレーヤーとアンプをつなぐコネクトケーブル、CDのトランスポートとADCをつなぐディジタルケーブルの交換によっても音が変わるという話もあるようですが、これらの場合、回路のインピーダンス、信号の周波数が違うのでスピーカーケーブルとは別に論じなければなりません。これについては、
オーディオ雑学帳 インターコネクトケーブルとディジタルケーブル
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
を見てください。
また、電源ケーブルの交換によって音が変わるという話もあります。はなはだ怪しいですが、ケーブルの伝送特性に関する上記の解析については同じことがいえます。
ただ、電源ケーブルの場合はノイズの混入なども問題になるようで別の要因も考える必要があるようです。電源ノイズの問題については我が家の例を調べた結果を
雑学帳 10 電源とノイズ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Power.htm
に掲載してあります。
以上の解析から結論として言えることは、
i ) 低音域への影響として、直流抵抗による電磁制動力の低下を招かないために、出来るだけ直流抵抗が小さいことが望ましい。
当然太い線を短く使うことが原則である。
表皮効果を避けるため 細線を束ねた多芯線の方が望ましいがあまり効果はなく、むしろ柔らかく扱いやすいと言う観点から多芯線を選べばよい。
もっとも、ダンピングの効いた音は嫌いという人は、その逆で細い線を使えばよい。
また、真空管アンプを使っている人は、もともと真空管アンプはダンピングファクターが小さいので(10以下)細い線でもかまわない。
ii) 高音域への影響としては、表皮効果、自己インダクタンスによる高域信号の減衰が考えられる。
ただし、通常家庭で使用する5m 以下の長さでは可聴周波数帶の上限20kHzでの減衰は0.1dB以下でとても人間の耳で聴き分け出来るような差は生じません。
なお、10m以上の長いケーブルの場合については、ケーブルの電磁気学のページに詳しく書いているので参考にして下さい。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#sumary
iii) 2線間の磁力による幅方向の振動の影響はごく微小で問題にならない。
iv) スピーカーケーブルの信号伝達特性は太さを含めた構造できまり、使用している材質には依存しない。普通の無酸素銅で十分で、タフピッチ銅でも問題ない。
このように見てくると、物理特性から見て必要にして十分な(直流抵抗が小さく、100kHz くらいまでフラットな)特性をもったケーブルは、最初の表のAや、それに近い普通のACケーブルでも容易に実現可能です。
逆に、変に凝ったケーブルは、物理特性を悪くし、一見(一聴?)聴きやすい音にしている可能性があります。
というわけで、ケーブル類については、信頼出来るメーカー(主要なデータを公表していることが必要)のこのあたりの価格帯で上記の物理特性の解析を参考に、合理的と思う製品を決め、後はあれこれ迷わず、本来の音楽を楽しむことをお勧めします。
左右のスピーカコードの長さについて、短かれば短いほどいいというのは直流抵抗がそれだけ小さくなるのでそのとおりです。
アンプがスピーカの中央にないときはどうすべきか?
やはり同じ長さにすることを推奨します。
その理由は、ダンピング因子を左右スピーカーでそろえるためです。
直流抵抗値の項で述べたようにケーブルの長さが異なると見掛けのダンピングファクターが結構変わります。もっともダンピングファクターは20程度あれば充分とも言われていますので気休め程度かもしれません。
なお、超高域ではインダクタンスにより位相の回転角が少し変わりますが、これは聴く位置を1,2mmずらした位の差しか生じないので問題はありません。
同じ長さにした場合の余ったコードの処理ですが、巻いておいても大丈夫です。
リングにすると大きなインダクタンスになりそうな気がしますが、そもそも、コイルのインダクタンスとは電流が作る磁場の逆起電力が原因なので、行き帰りの並行2芯線をリング状にしてもリング内部の磁場は打ち消しあいインダクタンスとはなりません。
さらに忘れてはならないことは、ターミナルでの接触抵抗です。
古いケーブルで素線の表面の金属光沢が失われている場合は、端を数センチ切断し被覆をはがすかサンドペーパーで磨くなどしてきれいにし、多芯線の場合は少し捩ってはみ出す素線がないように注意し、出来るだけ強く圧着するのが基本です
が、電気についての経験がないと以外と変なつなぎ方をしている場合もあるようです。自信がなければ、少し高くなると思いますが、必要な長さを予め計っておき、両端にターミナル接続用の金具などを装着したケーブルを使うのもいいかもしれません。
最後に一つ、あえて言いたいことは、
抵抗の原因によって音質が変わる、つまり、OFC(無酸素銅)の音だとか PCOCC(単結晶銅)の音,さらには銀線の音などというものはあり得ません。
それにもかかわらず、ケーブルの広告などで線材に何を使っているかが重視されているのはなぜか?
おそらく、純粋な材料を使えば純粋な音がする、銀を使えばいぶし銀のような音がするといえばイメージ的に訴える所があるからでしょう。
それに対し、インダクタンスがどうのこうのといっても難し過ぎてピンとこないのではないでしょうか?
要するに、金属が持つイメージを利用して心理効果に訴える作戦なのでしょう。
線材を変えた時の効果については
オーディオ雑学帳 5.導線の材質
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/materials.htm
でも取り上げています。
追記2:銅を超高純度にすると、どういう効果があるかについてはここをご覧下さい。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/OFCCu.htm
また、
オーディオ雑学帳 1.ケーブル線材
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm
についての3つの迷信でも取り上げています。
追記
Audio FAN という Webサイトの掲示板(すでに閉鎖されています)にこのページとスピーカーケーブルについての要約を投稿したところ約2週間の間に200件近くの応答があり、この問題についての関心の深さを実感しました。その応答の一部を再録します。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/audiofan.htm
それでも何故高価なケーブルを求める人がいるのか? について、
オーディオ雑学帳 9 心理効果とブラインドテスト
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/why.htm
でとりあげました。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c38
なんとかしてよ~~
===
自分で 何もできない 議員さん って いらなくない??
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/220.html#c41
社説が無く、事実だけを報じる新聞があれば購読するのだが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/241.html#c7
2010年6月14日 「オーディオの科学」をちょっと読んでみました
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
”ケーブルを替えても音は変わらない”とおっしゃる方々が良く引用されている資料に、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
と題されたURLがあります。この解析をされている方は、自己紹介から判断すると金属材料を専門にされていらっさる学者さんであるようです。
私は金属材料の専門家では有りませんので、”スピーカーケーブル”や”分布定数回路論”のケーブル関連の解説を読ませていただきました。
幾つかのデーターを基に解説をされていますが、ケーブル構造の記述が無いので、この理論展開が正しいのかを検証できません。
まず、音声帯域のケーブルは波長に対して充分短いので、分布定数回路論で解析するのは誤りです。
電気回路論の教科書では、ケーブル長と波長が一致する長さが目安とされています。
MJの本年度3月号に「ケーブルの減衰量と挿入損失」と題して、特性インピーダンスのミスマッチ問題を掲載していただきましたが、
1mの高周波同軸が1波長と成る周波数は約200MHzで、音声帯域とは大きくかけ離れています(Cat.5ケーブルの場合;添付資料の黒線)。
音声帯域のケーブルに対しては、ケーブルの等価回路は集中定数回路の4端子回路論を適用するのが正しい解析方法です。
PCオーディオ等で使用されるケーブルは、分布定数回路での解析が必要となりましょう。
この様にこのURLでは適応している解析方法が課題にしているケーブルに適しているかを判断する必要があります。一読したところでは間違えだらけです。
分布定数の項に、”R=0近似”と言うことを述べられていますが、ケーブルの導体は周波数が上がれば、表皮効果が発生するので、この領域では導体抵抗は両対数グラフで描くと、傾き1/2で上昇します。
一方、ケーブル理論では、高周波域ではR<<ωLと成る為に、Rを無視する事が出来ます。
ではR<<ωLと成る周波数はどの程度なのでしょうか?
皆さんがお使いのCat.5LANケーブルの特性を添付資料にしておきました。仮にωLがRの100倍以上で無視できるとしますと、約100MHzと成ります。
少なくとも1MHz以下の周波数で使用されるケーブルではRを無視する事は出来ないのです。
MJの本年度6月号に「表皮効果を正しく理解しよう」と題して、表皮効果の説明をさせていただきましたが、この項も”素線が細ければ良い”等の記述があり、正しく理解されていないようです。
以上のように「オーディオの科学」での誤ったケーブルに対する理論展開から、”ケーブルを替えても音は変わらない”と主張するには無理があります。
追加;添付資料の説明
「Cat5Cabletokusei」にはCat.5LANケーブル(導体外径は0.52mmで単線です)の各特性を周波数特性として示しています。
導体抵抗(茶色の線)は表皮効果の影響で約50kHzから抵抗が上がります。
50kHz以上では導体が円筒状になりますので、インダクタンスは小さくなり、グラフのωLでは傾きが1から、50kHz以上では1より小さくなります。
減衰量;α(赤い線)は導体抵抗とインダクタンスの値が等しくなる帯域で、変極点を持ちます。この帯域は導体に表皮効果が発現する帯域でもあります。この帯域を境にケーブルの特性には変化が出ますので、この変極点が可聴帯域に入らないようにするのが大切だとAVCTでは考えて、ケーブル設計をしています。
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c39
You don’t get me・・・・俺には勝てないよ。俺からの容認を得れることはない。俺の理解や境地にまで到達することは無理だよ。という挑発的な言葉はライバル的な存在へ投げかけられている筈であるが、それは一体なんなのか?
ホームスコーラーにとっての心強い味方ウィキペディアによるとYouにあたるのは三説ある。
一つはアメリカ歌謡界の大御所、フランク・シナトラであり(彼はレノン=マッカートニーの最高傑作はどの曲だときかれてハリスンのSomethingだと答えたくらいビートルズへの無関心・嫌悪を表明することに抵抗がなかったイタリア系のオヤジである。)、もう一人は飛ぶ鳥をおとす勢いのミック・ジャガー、そしてあとの一人がポール・マッカートニーである。
リボルバーの1966年といえばビートルズにとって転換期であり、ジョンのユダヤ人・キリストに対する暴言が抑えられなくなったため世界的な大バッシングははじまった年だった。ビートルズはライブ活動をやむなく永久休止することになり、ジョンは干される中ヨーコと知り合う。
ジョンは音楽活動に疲れ、家庭に疲れ、エンタメの先導者であることに疲れ、いち早く引退・逃避モードに陥っていた。And your bird can singは歌詞全体の内容からいって「自分はもう終わっているが、いまをときめいているお前(You)に何がわかるものか」という皮肉とも羨望とも区別がつきにくい我儘な心境をエゴイスティックに退廃的な反抗音楽にしているのだが、そういう印象が中和されているのはポールのリードギターとハーモニーがあまりにそれに反してポジティブで前向きであり澄み切った秋空を飛び交う鳥の群れのように直線的な叱咤を与え続けているからだろう。
And your bird can singの解釈は色んな要素の複合であって、一つの答えはないというのが私の説である。同時代の律儀なアーチストの中には、たとえばデビットボウイがその珠玉の名作であるLady Stardustでマーク・ボランをモデルにしていたり、またそのボウイの妻に捧げたミック・ジャガーのAngieもある。ジョンはヨーコとおかしな暴走を遂げるまでは人との絆には冷笑的であり、シリアスに誰かのことを歌にしたとは思えない。
Birdという言葉を使ったのは、前年のNorwegian Woodからきていて、そこにミックジャガーの恋人でシンガーでもあるマリアンヌ・ファイスフルがかかっただけのことで、成功を手にするミック・ジャガーを振りにした後はもう次の歌詞に移り「七つの不思議を知ったようなことを言うが」というのはポールに対してである。アメリカでボブ・ディランと会ったときにマリファナをみんなで吸いながらポールがディランに蘊蓄をかますために「七つの不思議」の話をした逸話が(本当はソースはいいたくはないがWikiにのっている)ある。ポールのマリファナの見識は甘くそれについてYour bird is greenと言及しており、これはミック・ジャガーにも、Birdという言葉があててある若い魅力的な女性というものにも関係ない。おそらくYour bud is green(お前の吸っているマリファナの葉は摘んだばかりの若葉じゃないか)とでも言いたかったのではないかと思う。ポールもそれは受け取っているだろう。
そしてLook in my direction, I’ll be round I’ll be roundはジョンがのちに回想したことによるとおかしな意味をもっている。ジョンはビートルズの人気が異常なまでに上昇したとき、現実感覚を喪失して自分達が神にでもなったのではないかと不信におちいり、そのたびに後ろを振り返るとリンゴ・スターがいることで安心したのだとジョークを応えていたものだった。不安にかられたときは、その道の先駆者である俺のほうをみてみろよ、まだなんとかここに居るから・・・・とスターダストに酔う後輩(ミックかポールかわからんが)にアドバイスをするように歌詞をつなぐジョン。
二度目のブリッジではWhen you bird is broken, will it bring you down? You may be awoken, I’ll be round I’ll be roundともはや英米語のネイティブだろうがドリトル先生認定のキリン語の通訳だろうが、わけがわからない様相へ・・。仕方ないので私が翻訳を試みる。Bird is brokenというのは、おそらく玩具の鳥だろう。どういうシチュエーションかというとそれこそNorwegian Woodである。つまり、女性の家を訪ねてワインを飲んだり話したりいい雰囲気になってきたが、自分は浴室へ行って寝て、起きたらもう彼女(Bird)はそこにいなかった、というオチだ。つまりジョンは浴室でプラスチック製のアヒルかドナルドダックかそんな入浴用玩具をみつけたのだ。そして触ってるうちに潰してしまう。あ!うっかりやっちまった。まさか気付かれたかな、機嫌をそこねるだろうか、まだ起きてるかもしれないな、俺はここにいるよ!実際にジョンの行ったことか想像の拡張かまでは争わないが、これがAnd your bird can singでアイデア不足のジョンが無理矢理意味のない歌詞を仕上げたときの背景である。
ま、こんなもんでしょう。一体誰に言いたいのか?とジョンはきかれても答えようがない、創作とはそういうものである。ヨーコやヨギに出会うまでは、他人というのはどこまでも創作の種であり、特別な関心をもって没頭するようなことはなかったのだから。
私は中学一年のとき、メタル製の黒い筆箱にコンパスの先で彫り物をいれていた。右上に1cm四方くらいのサイズでAnd your bird can singと書き、左下に薄い筆記体でBand on the runと書いていた。ビートルズずぶずぶの精神である。当時は前者はジョンの作品でしかなく、まさかポールがギターでバックアップしているからこそあの自虐的な曲が躍動感に震えながら光を放っているとはしらなかった。英語が大嫌いの戦前生まれ軍国教師が現代文の時間に憎しみをこめた視線でそれをみていた。そして彼は「筆箱をみたら、成績がわかる」などと嫌味をいっていた。中一の現代文は学年で最下位か下から二番。100点満点中11点という中間試験もあった。筆箱にはその後、Rip this jointなる新たな彫り物が入ってオバカ度が倍増していたものの、成績は中2でかわり学年10番台におちついた。英語と数学の図形のほうもそれに続きコンスタントに上位に入った。10番台といっても、私の学年ではサンデー毎日によれば東大・京大の合格者が計200人くらい出ているので悪くはないのだ。自慢話がしたかったわけではない。ロックにうつつを抜かしているような輩でも少し態度をかえれば優等生と紙一重であり、優等生では絶対にわからない知識や想像の体系をもっているものである。
Look in my direction, I'll be round I'll be round
You tell me that you've got everything you want
And your bird can sing
But you don't get me, you don't get me
You say you've seen seven wonders and your bird is green
But you can't see me, you can't see me
When your prized possessions start to weigh you down
Look in my direction, I'll be round, I'll be round
When your bird is broken, will it bring you down?
You may be awoken, I'll be round, I'll be round
You tell me that you've heard every sound there is
And your bird can swing
But you can't hear me, you can't hear me
http://www.asyura2.com/16/music18/msg/746.html
のはやった方が良い。理由はメディアが世論調査で住民の声を決めてしまうからだ。
自治体首長の中には多くの自民党系が居る筈だが、住民が要求を突きつけることが必
要だ。愛媛県知事は住民の意見を参考にすると言う趣旨で住民投票すべきだ。次世代
に対して現世代の声を残し、託す事が責務だからだ。
「国選は投票次第で政権交替可能」という美名の下に小選挙区制が毎回半数の死票を
産んでいる。立候補者が出揃った時点で地区によっては投票をボイコットしても結果
に影響を与えない。これが圧政となっている。市民も国民も同じ人間だから、住民投
票と言う制度を活用すべきだ。
スピーカーケーブルによって音質が変わる?……オーディオの科学と迷信
スピーカーケーブルはアンプとスピーカーをつなぐ電線でありながら、1mあたり10万円を超える製品がある。電気に関わる技術者の私には、ごく普通のビニール線で間に合いそうに思えるのだが、高額なスピーカーケーブルを購入する人がいて、あちこちのサイトに 「ケーブルを替えたら明らかに音が良くなった」 などと感想を記している
ケーブルによって音が変わることはないと結論づける記事もあるはずだと思い、ネットを検索してみたところ、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
なる面白いサイトがあった。
元京都大学工学部教授志賀正幸氏は、クラシック音楽の愛好家であって、バッハ音楽祭に参加するために、ドイツのライプツィヒまで出かけるような人だが(同氏のホームページに詳細な体験記が記されている)、そのホームページには、「オーディオの科学」なる興味深いページがある。
「オーディオの科学」には、オーディオに関する理論や技術に加えて、関連する様々な情報が盛り込まれている。その中にはスピーカーケーブルに関する記述があり、「物理的にはスピーカーケーブルで音が変わることはなく、カネをかけるのは無駄である」と記されている。
さらに検索してみたところ、「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」なる記事(注1)が見つかった。アメリカで行われたブラインドテストの結果を報じたものである。それによると、80万円もの高額ケーブルと、衣服をかけるための針金ハンガーで作った代用ケーブルを、交互に使ってブラインドテストをしたところ、音質の差がわからなかったという。針金ハンガーは鉄かステンレスで作られているから、スピーカーケーブルとして使った場合、通常のビニール線とは比較にならないほどに劣るはずだが、超高額ケーブルとの差がわからなかったとのこと。どうやらやはり、高価なケーブルを使う必要はない、と結論づけても良さそうである。にもかかわらず、ケーブルによって音が変わるとする情報が広く行き渡っており、高額なケーブルが販売され続けている。
ネットの世界を覗いてみたら、スピーカーケーブルによって音が変わるかどうかを論じるサイトが幾つもあった。音が変わるとする人たちは、執拗なほどにそれを主張するのみならず、音は変わらないと主張する人を非難したり貶めたりする傾向がある。ブラインドテストによって確認すれば決着がつきそうなものだが、「音が変わる」と主張する人たちには、ブラインドテストにチャレンジしようという気はなさそうである。
高級ケーブルの販売業者が製品に対して自信があるのであれば、希望する者には試用品を貸し出すべきであろう。試用によって真に価値があるとわかれば、売れ行きが伸びる可能性があるゆえ、貸し出し方式は販売業者にとっても利点があるはずである。にもかかわらず貸し出しを渋るのであれば、その製品には価格に見合うだけの価値がないということであろう。もしかすると、ほとんどの業者は試用品の貸し出しを拒むかも知れないのだが。
運良く借りることができたなら、家族や友人たちに協力してもらい、ブラインドテスト方式で試聴すべきである。2015年11月21日の投稿記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」(注2)にも書いたが、音楽の友社主宰のブラインドテストにおいて、300万円のアンプが9800円のデジタルアンプより低く評価された事実がある。ブラインドテストでなかったならば、300万円のアンプは高い評価を受けたに違いない。
2016年12月31日に投稿した記事「評論家の言葉・・・・・・映画評とドラマ評そしてオーディオ機器の評価」は、次のような文章で終わっている。
「雑誌に掲載されるオーディオ機器の評論記事が、ブラインド試聴に基づいて行われるなら、記事に対する信頼度は高まり、ユーザーにとっては好ましいものとなる。そうであろうと、評論家やメーカーにとってはリスクを伴ううえに、費用と時間もかかるから、そのような方法が採用される見込みはなさそうである。結局のところは、オーディオにしろ映画にしろ、評論家の耳や感性を頼りにするのは程々にしたほうがよい、ということであろう。」
このブログに幾度も書いてきたように、私は自作のスピーカーを使って音楽を聴いている(注3)。オーディオマニアに言わせれば、私の耳が駄耳ゆえということになるのかも知れないのだが、私はその音質に満足しつつ音楽を聴いている。安価な自分のシステムで満足しているのは、むろんその音質を受け入れているからだが、これまで試聴してきた高級オーディオの音が、私の耳にはさほどに良いものに聞こえなかったことも、その理由のひとつである。(「音楽およびオーディオ」のカテゴリーをクリックすれば関連する記事が表示される)
(注1) 「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」
グーグルで検索すれば見ることができる。オーディオの世界における有名なできごとのひとつとされているようである。
(注2) 2015年11月21日の記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」の概要
著名バイオリニストのジョシュア・ベルがストリートミュージシャンに扮して演奏したところ、コンサートのプログラムと同じ曲目を演奏しても、通行人からは無視された。オーディオアンプのブラインドテストをしたところ、300万円の高級製品が1万円以下のアンプに負ける結果になった。
ジョシュア・ベルの実験はユーチューブで見ることができ、アンプに関するブラインドテストについては、その結果をネットで検索して見ることができる。
(注3) スピーカーの自作
自作スピーカー と入力して検索すれば、実に多くの情報が得られる。「3Dスパイラルホーンスピーカー」「JSP方式スピーカー」「絨毯スピーカー」「塩ビ管スピーカー」「ファンネルダクトスピーカー」等々、興味深いスピーカーについて知ることができる。私はここにあげたスピーカーをいずれも自作しており、気に入ったものをAVアンプに接続して使っている。
https://nagi-sumu.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17
誰かと思えば、理屈ではなく【寝言】しか書き込めない【^^】のお出ましかい。
【中川隆】同様、即効初期非表示になる奴の泣き言か
そう云えば、最近、恥知らずのお仲間【阿ホ快】クンの姿が見えないな
同病相憐れむというから、たまには見舞ってやれよ。
(8)のコメに反論があるなら、寝言でなく、覚醒した書き込みをどうぞ。
美学もなければ恥じ入ることも知らない安倍
攻め込まれればゴールポストを動かす(関与していれば総理も議員も辞めるが典型)
トランプにベタベタと纏わり付き(憑き)可愛がられるかと思いきや
関税は敵対国並み
軍需産業のタニマチとしてさらに税金を投入
外交はすべて国力消耗の事態に
行政の長として公文書改竄を恥じず素知らぬ顔で末端の部下の命を奪う
前原は、共産党と組むと民進から保守系支持者が逃げるとか、偉そうにほざいていたが、
結果はエセ野党のおまえら(右派)こそが、皆から逃げられてるんだろうが。
この結果だけでも、看板を下ろして解党、政治家引退の理由十分なんだが、
まだ看板を下ろさないということは、今後も野党連合をひっかき回し、選挙妨害する気満々なんだろうな。
国民の支持より、財界からのカネがほしいだけだろ?
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/252.html#c5
私が今現在の音を聴くに至る為に、非常に参考にさせて頂いたWebサイトをいくつかご紹介させて頂きます。
『オーディオの科学』
こちらはとても科学的な考察がされており非常に勉強になるサイトなんですが、やはり、ご自身の知識に絶対的な自信をお持ちでいらっしゃる為、途中のちょっとした考えの欠落により、間違った結論に達していてもお気づきでないような記述も見られます。
又、ご自身自らトライ&エラーするような試みがあまり見られず、全てが他からの知識で成り立っているように見受けられ、それらの物もご自身の主張に沿う物だけを集められているようで、読んでいるとちょっとしんどい気分になってしまいます。
____
『PRO CABLE』
こちらは数年前、ネットを賑わせたサイトですね。オーディオ機材の販売店です。
何と申しましょうか、表現の仕方が煽情的で、かつ独善的。名前通り、プロ用が一番、それ以外は粗悪品という言い方がピュアオーディオファンの気持ちを逆なでにし、非常な怒りを買っておりますね。事象の解釈が独りよがりで、お客様の声も自身のサイトを絶賛する物だけを掲載していますので(当り前ではありますが)、読んでいて辛いものがあります。
ところが書かれている内容の7~8割は本当に当っていて、今まで全く気付かなかった事を色々教えてくれた、私にとっては出会えてホントに良かったという貴重なサイトであります。
目から鱗という話が満載ですので、一度は目を通して見る事をお勧めします。
http://masedoine-de.mond.jp/new1049.html
『PRO CABLE』で、「音の焦点」として語られている事
https://procable.jp/setting/28.html
で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。
しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ~ルほど~』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。
よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。
これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。
しかし、同じく④で紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ~。
今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。
大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。
全ては無知のなせる技。
オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。
彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html
「オーディオの科学」の元京都大学工学部教授 志賀正幸氏が大好きなブラインドテストでは音の差は全くわからない
⑦ブラインドテストの嘘
よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、⑥を読まれた方はお気付きのことと思います。
例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。
アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。
そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。
これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。
問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。
いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。
アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。
唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。
こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。
これは④で紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。
それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。
しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。
やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。
更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。
又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。
例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」
と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。
ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c41
本来であれば、前原なんかとは絶対に組まないはずだ。所詮はそんな連中の集まりだということだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/252.html#c6
ほとほとあきれ果てる以上の嫌悪感だけがある 。。
この愚劣極まる努力というか全体性や本質
取り返しのつかない経年による無限拡散を一切考えない
朝三暮四よりおバカな目くらまし作戦
戦争に負けるわけだヨ !!
徹底的に問題を解決する気が無いのは日本政府なんだけど?
今更叩いてどーすんだ?世の中には拉致家族より不幸な人達は沢山居る、偽ユダヤアメ公やイスラエルの弾圧に遭ってる中東の人々とか。
偽善臭満々の腐れ記事。
彡ミミミミ))彡彡)))彡)
彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡)
ミ彡゙ .._ _ ミミミ彡
((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ))
ミ彡 ' ̄ ̄' 〈 ̄ ̄ .|ミミ彡
ミ彡| ) ) | | `( ( |ミ彡 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
((ミ彡| ( ( -し`) ) )|ミミミ / 安倍友は 最低だ !!
ゞ| ) ) 、,! 」( ( |ソ < なかなか こうはいかない
ヽ( ( ̄ ̄ ̄' ) )/ \ さすがわ 酷民民種痘だ。
,.|\、) ' ( /|、 \ _______________
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
\ ~\,,/~ /
キタぁー!
天におわします我らがカミの代弁者、最新技術を駆使するイタコの箴言
皆の者、心して備えよ!
オーディオの科学 元京都大学工学部教授 志賀正幸
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
オーディオに使われるケーブル類としては、CDプレーヤー(CDP)とアンプを結ぶインター・コネクト・ケーブル、CDトランスポートとDACをつなぐディジタルケーブル等があり、このページではこれらについての伝送特性を解析する。
さらに、バランスケーブルの是非、ターミナルの接触抵抗、各種メッキ材の特徴、ハンダの音?、ジッターの影響などについて述べる。
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
インター・コネクトケーブルとしてよく使われるのはCDプレーヤーとアンプ間、プリアンプとメインアンプ間の接続に使われるもので、いずれの場合も送り側が低インピーダンス出力、受け側が高インピーダンス入力で使われる。
伝送される電圧は1V程度の比較的ハイレベル信号である。
スピーカーケーブルの場合はパワーアンプ(半導体アンプの場合)の出力インピーダンスは1オーム以下、スピーカーのインピーダンスは数オームといずれも2桁ないし3桁異なる。従って、伝送特性を解析する時はこのインピーダンスの違いを考慮しなければばならない。
アンプの入力インピーダンス
アンプ(プリ、メイン)の入力インピダンスは普通表示されており、10kΩ以上あるのが普通である。手持ちのプリメインアンプの入力インピーダンスはプリ部メイン部とも20kΩである。
CDP・プリアンプの出力インピーダンス
こちらの方は、特性表に明示していない場合が多い。手持ちのアンプは、プリアンプ部の出力インピーダンスが50Ωと書いてある。CDPについては不明である。
出力インピーダンスは負荷抵抗による電圧降下を測定することにより推定可能だが、ネット上にはこうして求めたデータを見出すことが出来る。例えば、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm#mark007(リンク切れ 下のアーカイブサイト参照)
http://web.archive.org/web/20070220053130/http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm
この結果を見ると、低価格の普及型製品だと 1000Ω近いのも散見されるが、中高級品だとほぼ100Ω以下に抑えられているようである。
ケーブルの等価回路
左図は、ケーブルの等価回路である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ここで、
R1 :CDP(またはプリアンプ)の出力インピーダンス
R2: ケーブルの直流抵抗、
L:ケーブルの自己インダクタンス
C: ケーブルの線間容量
R3:アンプの入力インピーダンス
を表す。
同軸シールド線の諸特性
普通、コネクトケーブルは中心に多芯信号線、周りに網状シールド線を持つ構造をしている。
簡単のため中心線を径 a = 0.5mm の単線、シールド線を径 w = 3mm パイプとして直流抵抗、インダクタンス、線間容量を求める。
それぞれに対するケーブル1m当りの理論値は、
R2 = ρ/S ρ:比抵抗=1.72*10^(-7) Ωm S:断面積
L = 0.46*log(w/a) μH
C = 24.1*ε/log(w/a) pF ε:絶縁体の誘電率 (以下の計算では ε=2 とする)
で与えられ、上記の寸法を当てはめると、R2 = 0.1×2Ω(網線も同じ抵抗値として計算)、 L=0.36 μH/m、 C =62 pF/m となる。
なお、いわゆる特性インピーダンス Z0 = sqrt(L/C) は 75Ω となる。
ピンケーブルではこれらのデータが記載されている製品は少ないが散見されるデータではこの程度の値を示している。
個々の素子のインピーダンス
上図の等価回路から、原理的には伝送特性を求めることは出来るが、面倒なのでどの素子が伝送特性に大きく効くのかを見積もるため個々の素子のインピーダンスを、可聴域よりはるかに高い 100kHz の交流について求めてみる。
まず、ケーブルの直流抵抗 R2 は1Ω以下なのでCDPの出力インピーダンス R1 より十分小さく無視できる。 自己インダクタンスによるインピーダンスは ZL = 2πf・L より 0.23Ω/m となり同様に R1 に比べ無視してよい。静電容量のインピーダンスは ZC = 1/(2πf・C) より、 25kΩ/m となり、入力インピーダンス R3 とほぼ同じ大きさとなる。
注:ケーブルのインダクタンス
インダクタンスは普通コイルの記号で表すが、ケーブルにはコイルがついているわけではない。ではどうしてインダクタンスがあるのか? この問いに答えるには、インダクタンスが生じる源因を知っておく必要がある。
インダクタンスは誘導係数ともいわれ、電流により発生する磁場がそれ自身の回路に誘起する起電力(逆起電力)が原因である。
誘導起電力は磁場(その原因となる電流)の時間変化が大きいほど大きくなるので周波数が高いほどその効果が顕著になり、インピーダンスの増加を招き、高音減衰の原因となる。
その大きさは、ケーブルの構造によって決まり、同軸ケーブルでは発生する磁場は芯線と外皮の間に閉じ込められるのでインダクタンスは平行線より小さい。
また、同軸ケーブルや平行線をコイル状に巻いても、各々の線を流れる電流が互いに逆なの発生する磁場はキャンセルし外部には及ばない。
つまり、ケーブルをとぐろ巻にしてもインダクタンスを生じない。問題なしというわけである。
集中定数回路近似による伝送特性
上に述べたように、コネクトケーブルの伝送特性を調べる場合、CDPの出力インピーダンス R1、線間容量 C 、アンプの入力インピーダンス R3 だけを問題にすればよい。
このうち、R3 は純抵抗性と考えてよいので減衰の周波数依存性には直接には寄与しないので、結局、R1 とC が作る、いわゆる R-C 回路の伝送特性を調べればよいことになる。
本文のスピーカーケーブルの例に倣って、上に示したモデルケーブルについての計算結果を表示する。
ここで、CDP(又はプリアンプ)の出力インピーダンス(R1)は廉価品の1000Ωとし、ケーブル長は2mとした。これを、中高級品の100オームとすれば 1MHz でも位相回転、信号減衰ともほとんど無くなる(0.7度、-0.02dB)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ということで、コネクトケーブルのインダクタンスや線間容量による高域の減衰は、とても人間の聴覚が検知できるようなレベルではないことがわかる。
その他の原因
表皮効果:スピーカーケーブルのところで述べたとおり、表皮効果により銅線の抵抗値は100kHz 位になると2倍程度増加する。しかし、この場合は、抵抗値自身がR1 に比べ小さく、負荷抵抗も大きく、さらに影響は小さい。
振動の影響: 比較的大電流の流れるスピーカーケーブルでも振動の影響は無視できることを示したが、ほとんど電流の流れないコネクトケーブルではなおさらである。また、スピーカー自身の作る振動(音)やその他の外部振動も、行き返りの線が同じモードで振動する場合は仮に磁場が存在しても起電力を生じないし、線間間隔の変わるような振動モードもスピーカーケーブルの解析から類推するととても検知できるような電圧を発生するとは考えられない。
雑音の影響: コネクトケーブルで一番問題となるのはノイズに対するシールド効果である。もともと、シールド線というのはマイクやアナログピックアップなどmV オーダーの微弱電圧を扱う信号線に外来ノイズが混入することを防止するために開発されたものである。シールド効果としては、外被網線が密なほどいいわけであるが、そもそも、CDPやプリアンプの出力は1V オーダーのハイレベル信号で外来ノイズは普通はそれほど心配することはない。しかし、これも電源ケーブルと同じく、例えば放送局の近くや、その他強い電波源が近くにある場合も考えるので一概には言えないだろう。
ところで、皆さんの装置のノイズ事情はどうでしょう? CDPを停止状態にしておき、トウィターに耳を近づけボリュームを上げると(或いは絞った状態でも)大なり小なり何らかのノイズが聴こえませんか?
私の装置(買ってから5年経つアンプ)の場合ボリュームがいつも聴いている位置近くおよび80%(いわゆる3時の位置)近くでかすかながら聴こえるホワイトノイズが最大となる。
つまり、ノイズの最大原因はボリュームにあることがわかる。
もし、あなたの装置でもノイズが聴き取れたら(全く聴き取れなかったらノイズの問題は無いのでケーブルについても心配する必要は無いわけである)少し長めの安物ピンケーブル(ホームセンターで売っているミニコンポ用の安価品など。ただし、新品でないと後述の接点の問題があるので不可)を買ってきて現用のケーブルに替えて見てください。
もし、変化(ノイズの増加)があるなら、ケーブルがノイズを拾っている可能性があります。この時は、シールドの確かなケーブルを使用すると効果があるかもしれないが、それよりノイズ源を突き止めそれに対処する方が先決であろう。
注 バランスケーブルの効用
バランスケーブルというのは、シールド用の網線の中に2本または3本(内1本はアースレベル伝達用に使う)の芯線を持つケーブルで、マイクを引き回して使用するときに必要とされるものである。
つまり微弱な電圧信号を外来のノイズからより効果的に守る働きをする。
その理由は、外来の誘導性ノイズは行き返りの線にほぼ同じレベルで発生する(コモンモードノイズ)が両者は同位相で変化するので互いにキャンセルし回路に流れるノイズ電流(ノーマルモードノイズ)にはならない。
しかし、普通のシールド線だと芯線と外皮の直流抵抗の違いなどから完全には打ち消されず大きなコモンモードノイズの一部がノーマルモードノイズに転化し結局雑音を拾うことになる。
しかし、バランスケーブルだと誘導性ノイズを大地アースされた外皮網線で防ぎ、さらに侵入する電磁波は2本の信号線を完全に等しくすることによりノーマルモードノイズに転化することを防ぐ。
このように、微弱信号を取り扱う時には大変有効であるが、コネクトケーブルとして使うときはどうだろうか?
実はプリアンプは普通アンバランス回路なのでバランス入力をアンバランス入力につなぐ時、トランスかオペアンプなどの回路素子を途中に挟む必要がある。いわば余分な夾雑物を間に挟むことになり音質劣化の原因となりかねない。
どちらを取るか?
結論的にはCDP-プリアンプ間を結ぶのにバランスケーブルは必要ない。
ターミナルの接触
スピーカーケーブルの場合ケーブルの接続は普通ネジを締めで行なう。
従って、時々締め直しをし、錆など生じていないかを確かめておけば接触抵抗値が大きく増加するといったことはまず心配する必要はない。
一方、いわゆるピン型端子の場合はどうだろう。
この場合はネジ締めでなく、金属のバネ力で接触を保っているだけなので、永年使用しているうちに、あるいは取り扱いの誤りにより変形し、バネ力が緩んで接触不良を起こしている心配がある。
特に、機器側のメス端子の内部などは簡単に調べられないので思わぬ接触不良を起こしている可能性があるので注意が必要である。また、しばらく使用していなかった機器側端子の接点が錆びている可能性もある。
対策としてはピンターミナルはなるべく丈夫そうで、かつ金メッキ注1を施してあるものを選ぶことがくらいであろうか。
トラブルが起こっている(例えば、ケーブルをゆすったりピンを手で押し付けてみた時ノイズが発生するなど)場合はケースバイケースなので一概にはいえない。
ターミナルの接触不良による音の変化は自分でも経験があり、また物理測定の経験からもコネクターの接触不良はしばしば経験しておりノイズの原因となる。
またケーブルとコネクター間の半田付け注2、圧着不良が原因になることもあるので注意する必要がる。
なお、接触不良が音質に及ぼす影響は直流抵抗の増加だけでなく、むしろ抵抗値の不安定性によるノイズの発生である。
アンプのボリューム起因のノイズは可変抵抗器の可動片と固定片間の接触不良から起こるものであり、全抵抗値に対して平均接触抵抗値が小さくてもそれが時間的に揺らぐことによりノイズが発生し音質劣化の原因となる。
注1 端子のメッキ材
ピン端子は普通錆び防止の為メッキが施してあるが、普及品ではニッケルメッキ、最近のオーディオ用標準品は金メッキが施してある。
一部高級品にロジウムメッキを施したことをうたい文句にしているものがあるが、実はピンケーブルにロジウムメッキを施すのは高くつくだけでメリットはない。
ロジウムメッキは確かに高級接点用のメッキ材であるがその特徴は硬度が高くかつ高温に強いことである。そのため、頻繁にオン・オフを繰り返しかつスパーク放電が生じるようなリレー接点用として最適である。しかし、硬度が高いことは接触面積の点で柔らかい金メッキに劣り、ピンケーブル用の端子のようにあまり抜き差ししない、かつ温度が上がる心配のないところで使うには金メッキの方が適している。
ニッケルメッキでも問題ないが、少し錆びやすく、接触抵抗も大きいので、それほど高いわけでもないので金メッキ品を使うことをお奨めする。
なお、金は錆びることはないが、油汚れ等がついていると接触抵抗が増えるので、有機溶媒(アルコール類等)で良くふき取ればよい。また、機械的強度が弱いのでメッキがはげ易いので注意が必要である。決してサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いてはならない。
注2 ハンダの音?
端子に限らず電流がハンダ部を通る時に音が悪くなるという話を聞く。
結論的にはこれは全く根拠のない迷信である。
普通のハンダは鉛と錫の合金であり確かに比抵抗値は銅に比べ10倍ほど大きい(~150nΩm)。さらに、鉛と錫が主成分となると悪いイメージを与えるのもわからぬわけではない。
しかし、比抵抗値が高くとも、ハンダ部の長さはごく短く面積は比較的大きい。
下手なハンダ付けで、ハンダ層が厚さ 0.5mm 面積10mm2 とした場合でもハンダ部の抵抗値は10μΩ程度で接触抵抗値の100分の1くらいである。
ケーブルについての迷信のページ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm
で述べたように、可聴周波数帯では材料が影響するのは直流抵抗値のみであり、周波数特性、位相特性などには一切影響しない。
さらに、接触抵抗のように変動がないのでノイズの発生源にもならない。
ただし、半田鏝が過熱して銅表面に酸化物不動態が生じうまく半田が乗っていないとき(界面が合金化していない場合)は機械的にはつながっていても電気的には大きな抵抗値を示すことがあるので注意が必要である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
▲△▽▼
デマサイトの「オーディオの科学」には信者が多い
スピーカーケーブルによって音質が変わる?……オーディオの科学と迷信
スピーカーケーブルはアンプとスピーカーをつなぐ電線でありながら、1mあたり10万円を超える製品がある。電気に関わる技術者の私には、ごく普通のビニール線で間に合いそうに思えるのだが、高額なスピーカーケーブルを購入する人がいて、あちこちのサイトに 「ケーブルを替えたら明らかに音が良くなった」 などと感想を記している
ケーブルによって音が変わることはないと結論づける記事もあるはずだと思い、ネットを検索してみたところ、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
なる面白いサイトがあった。
元京都大学工学部教授志賀正幸氏は、クラシック音楽の愛好家であって、バッハ音楽祭に参加するために、ドイツのライプツィヒまで出かけるような人だが(同氏のホームページに詳細な体験記が記されている)、そのホームページには、「オーディオの科学」なる興味深いページがある。
「オーディオの科学」には、オーディオに関する理論や技術に加えて、関連する様々な情報が盛り込まれている。その中にはスピーカーケーブルに関する記述があり、「物理的にはスピーカーケーブルで音が変わることはなく、カネをかけるのは無駄である」と記されている。
さらに検索してみたところ、「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」なる記事(注1)が見つかった。アメリカで行われたブラインドテストの結果を報じたものである。
それによると、80万円もの高額ケーブルと、衣服をかけるための針金ハンガーで作った代用ケーブルを、交互に使ってブラインドテストをしたところ、音質の差がわからなかったという。針金ハンガーは鉄かステンレスで作られているから、スピーカーケーブルとして使った場合、通常のビニール線とは比較にならないほどに劣るはずだが、超高額ケーブルとの差がわからなかったとのこと。
どうやらやはり、高価なケーブルを使う必要はない、と結論づけても良さそうである。にもかかわらず、ケーブルによって音が変わるとする情報が広く行き渡っており、高額なケーブルが販売され続けている。
ネットの世界を覗いてみたら、スピーカーケーブルによって音が変わるかどうかを論じるサイトが幾つもあった。音が変わるとする人たちは、執拗なほどにそれを主張するのみならず、音は変わらないと主張する人を非難したり貶めたりする傾向がある。ブラインドテストによって確認すれば決着がつきそうなものだが、「音が変わる」と主張する人たちには、ブラインドテストにチャレンジしようという気はなさそうである。
高級ケーブルの販売業者が製品に対して自信があるのであれば、希望する者には試用品を貸し出すべきであろう。試用によって真に価値があるとわかれば、売れ行きが伸びる可能性があるゆえ、貸し出し方式は販売業者にとっても利点があるはずである。にもかかわらず貸し出しを渋るのであれば、その製品には価格に見合うだけの価値がないということであろう。もしかすると、ほとんどの業者は試用品の貸し出しを拒むかも知れないのだが。
運良く借りることができたなら、家族や友人たちに協力してもらい、ブラインドテスト方式で試聴すべきである。2015年11月21日の投稿記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」(注2)にも書いたが、音楽の友社主宰のブラインドテストにおいて、300万円のアンプが9800円のデジタルアンプより低く評価された事実がある。ブラインドテストでなかったならば、300万円のアンプは高い評価を受けたに違いない。
2016年12月31日に投稿した記事「評論家の言葉・・・・・・映画評とドラマ評そしてオーディオ機器の評価」は、次のような文章で終わっている。
「雑誌に掲載されるオーディオ機器の評論記事が、ブラインド試聴に基づいて行われるなら、記事に対する信頼度は高まり、ユーザーにとっては好ましいものとなる。そうであろうと、評論家やメーカーにとってはリスクを伴ううえに、費用と時間もかかるから、そのような方法が採用される見込みはなさそうである。結局のところは、オーディオにしろ映画にしろ、評論家の耳や感性を頼りにするのは程々にしたほうがよい、ということであろう。」
(注1) 「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」
グーグルで検索すれば見ることができる。オーディオの世界における有名なできごとのひとつとされているようである。
(注2) 2015年11月21日の記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」の概要
著名バイオリニストのジョシュア・ベルがストリートミュージシャンに扮して演奏したところ、コンサートのプログラムと同じ曲目を演奏しても、通行人からは無視された。オーディオアンプのブラインドテストをしたところ、300万円の高級製品が1万円以下のアンプに負ける結果になった。
ジョシュア・ベルの実験はユーチューブで見ることができ、アンプに関するブラインドテストについては、その結果をネットで検索して見ることができる。
https://nagi-sumu.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17
▲△▽▼
私が今現在の音を聴くに至る為に、非常に参考にさせて頂いたWebサイトをいくつかご紹介させて頂きます。
『オーディオの科学』 元京都大学工学部教授 志賀正幸
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
こちらはとても科学的な考察がされており非常に勉強になるサイトなんですが、やはり、ご自身の知識に絶対的な自信をお持ちでいらっしゃる為、途中のちょっとした考えの欠落により、間違った結論に達していてもお気づきでないような記述も見られます。
又、ご自身自らトライ&エラーするような試みがあまり見られず、全てが他からの知識で成り立っているように見受けられ、それらの物もご自身の主張に沿う物だけを集められているようで、読んでいるとちょっとしんどい気分になってしまいます。
____
『PRO CABLE』
https://procable.jp/
こちらは数年前、ネットを賑わせたサイトですね。オーディオ機材の販売店です。
何と申しましょうか、表現の仕方が煽情的で、かつ独善的。名前通り、プロ用が一番、それ以外は粗悪品という言い方がピュアオーディオファンの気持ちを逆なでにし、非常な怒りを買っておりますね。事象の解釈が独りよがりで、お客様の声も自身のサイトを絶賛する物だけを掲載していますので(当り前ではありますが)、読んでいて辛いものがあります。
ところが書かれている内容の7~8割は本当に当っていて、今まで全く気付かなかった事を色々教えてくれた、私にとっては出会えてホントに良かったという貴重なサイトであります。
目から鱗という話が満載ですので、一度は目を通して見る事をお勧めします。
http://masedoine-de.mond.jp/new1049.html
『PRO CABLE』で、「音の焦点」として語られている事
https://procable.jp/setting/28.html
https://procable.jp/setting/42.html
https://procable.jp/setting/90.html
で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。
しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ~ルほど~』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。
よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。
これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。
しかし、同じく④で紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ~。
今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。
大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。
全ては無知のなせる技。
オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。
彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html
「オーディオの科学」の元京都大学工学部教授 志賀正幸氏が大好きなブラインドテストでは音の差は全くわからない
⑦ブラインドテストの嘘
よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、⑥を読まれた方はお気付きのことと思います。
例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。
アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。
そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。
これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。
問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。
いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。
アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。
唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。
こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。
これは④で紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。
それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。
しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。
やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。
更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。
又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。
例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」
と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。
ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html
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2010年6月14日 「オーディオの科学」をちょっと読んでみました
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
”ケーブルを替えても音は変わらない”とおっしゃる方々が良く引用されている資料に、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
と題されたURLがあります。この解析をされている方は、自己紹介から判断すると金属材料を専門にされていらっさる学者さんであるようです。
私は金属材料の専門家では有りませんので、”スピーカーケーブル”や”分布定数回路論”のケーブル関連の解説を読ませていただきました。
幾つかのデーターを基に解説をされていますが、ケーブル構造の記述が無いので、この理論展開が正しいのかを検証できません。
まず、音声帯域のケーブルは波長に対して充分短いので、分布定数回路論で解析するのは誤りです。
電気回路論の教科書では、ケーブル長と波長が一致する長さが目安とされています。
MJの本年度3月号に「ケーブルの減衰量と挿入損失」と題して、特性インピーダンスのミスマッチ問題を掲載していただきましたが、
1mの高周波同軸が1波長と成る周波数は約200MHzで、音声帯域とは大きくかけ離れています(Cat.5ケーブルの場合;添付資料の黒線)。
音声帯域のケーブルに対しては、ケーブルの等価回路は集中定数回路の4端子回路論を適用するのが正しい解析方法です。
PCオーディオ等で使用されるケーブルは、分布定数回路での解析が必要となりましょう。
この様にこのURLでは適応している解析方法が課題にしているケーブルに適しているかを判断する必要があります。一読したところでは間違えだらけです。
分布定数の項に、”R=0近似”と言うことを述べられていますが、ケーブルの導体は周波数が上がれば、表皮効果が発生するので、この領域では導体抵抗は両対数グラフで描くと、傾き1/2で上昇します。
一方、ケーブル理論では、高周波域ではR<<ωLと成る為に、Rを無視する事が出来ます。
ではR<<ωLと成る周波数はどの程度なのでしょうか?
皆さんがお使いのCat.5LANケーブルの特性を添付資料にしておきました。仮にωLがRの100倍以上で無視できるとしますと、約100MHzと成ります。
少なくとも1MHz以下の周波数で使用されるケーブルではRを無視する事は出来ないのです。
MJの本年度6月号に「表皮効果を正しく理解しよう」と題して、表皮効果の説明をさせていただきましたが、この項も”素線が細ければ良い”等の記述があり、正しく理解されていないようです。
以上のように「オーディオの科学」での誤ったケーブルに対する理論展開から、”ケーブルを替えても音は変わらない”と主張するには無理があります。
追加;添付資料の説明
「Cat5Cabletokusei」にはCat.5LANケーブル(導体外径は0.52mmで単線です)の各特性を周波数特性として示しています。
導体抵抗(茶色の線)は表皮効果の影響で約50kHzから抵抗が上がります。
50kHz以上では導体が円筒状になりますので、インダクタンスは小さくなり、グラフのωLでは傾きが1から、50kHz以上では1より小さくなります。
減衰量;α(赤い線)は導体抵抗とインダクタンスの値が等しくなる帯域で、変極点を持ちます。この帯域は導体に表皮効果が発現する帯域でもあります。この帯域を境にケーブルの特性には変化が出ますので、この変極点が可聴帯域に入らないようにするのが大切だとAVCTでは考えて、ケーブル設計をしています。
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/878.html#c8
「オーディオの科学」 元京都大学工学部教授 志賀正幸
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
オーディオに使われるケーブル類としては、CDプレーヤー(CDP)とアンプを結ぶインター・コネクト・ケーブル、CDトランスポートとDACをつなぐディジタルケーブル等があり、このページではこれらについての伝送特性を解析する。
さらに、バランスケーブルの是非、ターミナルの接触抵抗、各種メッキ材の特徴、ハンダの音?、ジッターの影響などについて述べる。
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
インター・コネクトケーブルとしてよく使われるのはCDプレーヤーとアンプ間、プリアンプとメインアンプ間の接続に使われるもので、いずれの場合も送り側が低インピーダンス出力、受け側が高インピーダンス入力で使われる。
伝送される電圧は1V程度の比較的ハイレベル信号である。
スピーカーケーブルの場合はパワーアンプ(半導体アンプの場合)の出力インピーダンスは1オーム以下、スピーカーのインピーダンスは数オームといずれも2桁ないし3桁異なる。従って、伝送特性を解析する時はこのインピーダンスの違いを考慮しなければばならない。
アンプの入力インピーダンス
アンプ(プリ、メイン)の入力インピダンスは普通表示されており、10kΩ以上あるのが普通である。手持ちのプリメインアンプの入力インピーダンスはプリ部メイン部とも20kΩである。
CDP・プリアンプの出力インピーダンス
こちらの方は、特性表に明示していない場合が多い。手持ちのアンプは、プリアンプ部の出力インピーダンスが50Ωと書いてある。CDPについては不明である。
出力インピーダンスは負荷抵抗による電圧降下を測定することにより推定可能だが、ネット上にはこうして求めたデータを見出すことが出来る。例えば、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm#mark007(リンク切れ 下のアーカイブサイト参照)
http://web.archive.org/web/20070220053130/http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm
この結果を見ると、低価格の普及型製品だと 1000Ω近いのも散見されるが、中高級品だとほぼ100Ω以下に抑えられているようである。
ケーブルの等価回路
左図は、ケーブルの等価回路である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ここで、
R1 :CDP(またはプリアンプ)の出力インピーダンス
R2: ケーブルの直流抵抗、
L:ケーブルの自己インダクタンス
C: ケーブルの線間容量
R3:アンプの入力インピーダンス
を表す。
同軸シールド線の諸特性
普通、コネクトケーブルは中心に多芯信号線、周りに網状シールド線を持つ構造をしている。
簡単のため中心線を径 a = 0.5mm の単線、シールド線を径 w = 3mm パイプとして直流抵抗、インダクタンス、線間容量を求める。
それぞれに対するケーブル1m当りの理論値は、
R2 = ρ/S ρ:比抵抗=1.72*10^(-7) Ωm S:断面積
L = 0.46*log(w/a) μH
C = 24.1*ε/log(w/a) pF ε:絶縁体の誘電率 (以下の計算では ε=2 とする)
で与えられ、上記の寸法を当てはめると、R2 = 0.1×2Ω(網線も同じ抵抗値として計算)、 L=0.36 μH/m、 C =62 pF/m となる。
なお、いわゆる特性インピーダンス Z0 = sqrt(L/C) は 75Ω となる。
ピンケーブルではこれらのデータが記載されている製品は少ないが散見されるデータではこの程度の値を示している。
個々の素子のインピーダンス
上図の等価回路から、原理的には伝送特性を求めることは出来るが、面倒なのでどの素子が伝送特性に大きく効くのかを見積もるため個々の素子のインピーダンスを、可聴域よりはるかに高い 100kHz の交流について求めてみる。
まず、ケーブルの直流抵抗 R2 は1Ω以下なのでCDPの出力インピーダンス R1 より十分小さく無視できる。 自己インダクタンスによるインピーダンスは ZL = 2πf・L より 0.23Ω/m となり同様に R1 に比べ無視してよい。静電容量のインピーダンスは ZC = 1/(2πf・C) より、 25kΩ/m となり、入力インピーダンス R3 とほぼ同じ大きさとなる。
注:ケーブルのインダクタンス
インダクタンスは普通コイルの記号で表すが、ケーブルにはコイルがついているわけではない。ではどうしてインダクタンスがあるのか? この問いに答えるには、インダクタンスが生じる源因を知っておく必要がある。
インダクタンスは誘導係数ともいわれ、電流により発生する磁場がそれ自身の回路に誘起する起電力(逆起電力)が原因である。
誘導起電力は磁場(その原因となる電流)の時間変化が大きいほど大きくなるので周波数が高いほどその効果が顕著になり、インピーダンスの増加を招き、高音減衰の原因となる。
その大きさは、ケーブルの構造によって決まり、同軸ケーブルでは発生する磁場は芯線と外皮の間に閉じ込められるのでインダクタンスは平行線より小さい。
また、同軸ケーブルや平行線をコイル状に巻いても、各々の線を流れる電流が互いに逆なの発生する磁場はキャンセルし外部には及ばない。
つまり、ケーブルをとぐろ巻にしてもインダクタンスを生じない。問題なしというわけである。
集中定数回路近似による伝送特性
上に述べたように、コネクトケーブルの伝送特性を調べる場合、CDPの出力インピーダンス R1、線間容量 C 、アンプの入力インピーダンス R3 だけを問題にすればよい。
このうち、R3 は純抵抗性と考えてよいので減衰の周波数依存性には直接には寄与しないので、結局、R1 とC が作る、いわゆる R-C 回路の伝送特性を調べればよいことになる。
本文のスピーカーケーブルの例に倣って、上に示したモデルケーブルについての計算結果を表示する。
ここで、CDP(又はプリアンプ)の出力インピーダンス(R1)は廉価品の1000Ωとし、ケーブル長は2mとした。これを、中高級品の100オームとすれば 1MHz でも位相回転、信号減衰ともほとんど無くなる(0.7度、-0.02dB)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ということで、コネクトケーブルのインダクタンスや線間容量による高域の減衰は、とても人間の聴覚が検知できるようなレベルではないことがわかる。
その他の原因
表皮効果:スピーカーケーブルのところで述べたとおり、表皮効果により銅線の抵抗値は100kHz 位になると2倍程度増加する。しかし、この場合は、抵抗値自身がR1 に比べ小さく、負荷抵抗も大きく、さらに影響は小さい。
振動の影響: 比較的大電流の流れるスピーカーケーブルでも振動の影響は無視できることを示したが、ほとんど電流の流れないコネクトケーブルではなおさらである。また、スピーカー自身の作る振動(音)やその他の外部振動も、行き返りの線が同じモードで振動する場合は仮に磁場が存在しても起電力を生じないし、線間間隔の変わるような振動モードもスピーカーケーブルの解析から類推するととても検知できるような電圧を発生するとは考えられない。
雑音の影響: コネクトケーブルで一番問題となるのはノイズに対するシールド効果である。もともと、シールド線というのはマイクやアナログピックアップなどmV オーダーの微弱電圧を扱う信号線に外来ノイズが混入することを防止するために開発されたものである。シールド効果としては、外被網線が密なほどいいわけであるが、そもそも、CDPやプリアンプの出力は1V オーダーのハイレベル信号で外来ノイズは普通はそれほど心配することはない。しかし、これも電源ケーブルと同じく、例えば放送局の近くや、その他強い電波源が近くにある場合も考えるので一概には言えないだろう。
ところで、皆さんの装置のノイズ事情はどうでしょう? CDPを停止状態にしておき、トウィターに耳を近づけボリュームを上げると(或いは絞った状態でも)大なり小なり何らかのノイズが聴こえませんか?
私の装置(買ってから5年経つアンプ)の場合ボリュームがいつも聴いている位置近くおよび80%(いわゆる3時の位置)近くでかすかながら聴こえるホワイトノイズが最大となる。
つまり、ノイズの最大原因はボリュームにあることがわかる。
もし、あなたの装置でもノイズが聴き取れたら(全く聴き取れなかったらノイズの問題は無いのでケーブルについても心配する必要は無いわけである)少し長めの安物ピンケーブル(ホームセンターで売っているミニコンポ用の安価品など。ただし、新品でないと後述の接点の問題があるので不可)を買ってきて現用のケーブルに替えて見てください。
もし、変化(ノイズの増加)があるなら、ケーブルがノイズを拾っている可能性があります。この時は、シールドの確かなケーブルを使用すると効果があるかもしれないが、それよりノイズ源を突き止めそれに対処する方が先決であろう。
注 バランスケーブルの効用
バランスケーブルというのは、シールド用の網線の中に2本または3本(内1本はアースレベル伝達用に使う)の芯線を持つケーブルで、マイクを引き回して使用するときに必要とされるものである。
つまり微弱な電圧信号を外来のノイズからより効果的に守る働きをする。
その理由は、外来の誘導性ノイズは行き返りの線にほぼ同じレベルで発生する(コモンモードノイズ)が両者は同位相で変化するので互いにキャンセルし回路に流れるノイズ電流(ノーマルモードノイズ)にはならない。
しかし、普通のシールド線だと芯線と外皮の直流抵抗の違いなどから完全には打ち消されず大きなコモンモードノイズの一部がノーマルモードノイズに転化し結局雑音を拾うことになる。
しかし、バランスケーブルだと誘導性ノイズを大地アースされた外皮網線で防ぎ、さらに侵入する電磁波は2本の信号線を完全に等しくすることによりノーマルモードノイズに転化することを防ぐ。
このように、微弱信号を取り扱う時には大変有効であるが、コネクトケーブルとして使うときはどうだろうか?
実はプリアンプは普通アンバランス回路なのでバランス入力をアンバランス入力につなぐ時、トランスかオペアンプなどの回路素子を途中に挟む必要がある。いわば余分な夾雑物を間に挟むことになり音質劣化の原因となりかねない。
どちらを取るか?
結論的にはCDP-プリアンプ間を結ぶのにバランスケーブルは必要ない。
ターミナルの接触
スピーカーケーブルの場合ケーブルの接続は普通ネジを締めで行なう。
従って、時々締め直しをし、錆など生じていないかを確かめておけば接触抵抗値が大きく増加するといったことはまず心配する必要はない。
一方、いわゆるピン型端子の場合はどうだろう。
この場合はネジ締めでなく、金属のバネ力で接触を保っているだけなので、永年使用しているうちに、あるいは取り扱いの誤りにより変形し、バネ力が緩んで接触不良を起こしている心配がある。
特に、機器側のメス端子の内部などは簡単に調べられないので思わぬ接触不良を起こしている可能性があるので注意が必要である。また、しばらく使用していなかった機器側端子の接点が錆びている可能性もある。
対策としてはピンターミナルはなるべく丈夫そうで、かつ金メッキ注1を施してあるものを選ぶことがくらいであろうか。
トラブルが起こっている(例えば、ケーブルをゆすったりピンを手で押し付けてみた時ノイズが発生するなど)場合はケースバイケースなので一概にはいえない。
ターミナルの接触不良による音の変化は自分でも経験があり、また物理測定の経験からもコネクターの接触不良はしばしば経験しておりノイズの原因となる。
またケーブルとコネクター間の半田付け注2、圧着不良が原因になることもあるので注意する必要がる。
なお、接触不良が音質に及ぼす影響は直流抵抗の増加だけでなく、むしろ抵抗値の不安定性によるノイズの発生である。
アンプのボリューム起因のノイズは可変抵抗器の可動片と固定片間の接触不良から起こるものであり、全抵抗値に対して平均接触抵抗値が小さくてもそれが時間的に揺らぐことによりノイズが発生し音質劣化の原因となる。
注1 端子のメッキ材
ピン端子は普通錆び防止の為メッキが施してあるが、普及品ではニッケルメッキ、最近のオーディオ用標準品は金メッキが施してある。
一部高級品にロジウムメッキを施したことをうたい文句にしているものがあるが、実はピンケーブルにロジウムメッキを施すのは高くつくだけでメリットはない。
ロジウムメッキは確かに高級接点用のメッキ材であるがその特徴は硬度が高くかつ高温に強いことである。そのため、頻繁にオン・オフを繰り返しかつスパーク放電が生じるようなリレー接点用として最適である。しかし、硬度が高いことは接触面積の点で柔らかい金メッキに劣り、ピンケーブル用の端子のようにあまり抜き差ししない、かつ温度が上がる心配のないところで使うには金メッキの方が適している。
ニッケルメッキでも問題ないが、少し錆びやすく、接触抵抗も大きいので、それほど高いわけでもないので金メッキ品を使うことをお奨めする。
なお、金は錆びることはないが、油汚れ等がついていると接触抵抗が増えるので、有機溶媒(アルコール類等)で良くふき取ればよい。また、機械的強度が弱いのでメッキがはげ易いので注意が必要である。決してサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いてはならない。
注2 ハンダの音?
端子に限らず電流がハンダ部を通る時に音が悪くなるという話を聞く。
結論的にはこれは全く根拠のない迷信である。
普通のハンダは鉛と錫の合金であり確かに比抵抗値は銅に比べ10倍ほど大きい(~150nΩm)。さらに、鉛と錫が主成分となると悪いイメージを与えるのもわからぬわけではない。
しかし、比抵抗値が高くとも、ハンダ部の長さはごく短く面積は比較的大きい。
下手なハンダ付けで、ハンダ層が厚さ 0.5mm 面積10mm2 とした場合でもハンダ部の抵抗値は10μΩ程度で接触抵抗値の100分の1くらいである。
ケーブルについての迷信のページ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm
で述べたように、可聴周波数帯では材料が影響するのは直流抵抗値のみであり、周波数特性、位相特性などには一切影響しない。
さらに、接触抵抗のように変動がないのでノイズの発生源にもならない。
ただし、半田鏝が過熱して銅表面に酸化物不動態が生じうまく半田が乗っていないとき(界面が合金化していない場合)は機械的にはつながっていても電気的には大きな抵抗値を示すことがあるので注意が必要である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
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デマサイトの「オーディオの科学」には信者が多い
スピーカーケーブルによって音質が変わる?……オーディオの科学と迷信
スピーカーケーブルはアンプとスピーカーをつなぐ電線でありながら、1mあたり10万円を超える製品がある。電気に関わる技術者の私には、ごく普通のビニール線で間に合いそうに思えるのだが、高額なスピーカーケーブルを購入する人がいて、あちこちのサイトに 「ケーブルを替えたら明らかに音が良くなった」 などと感想を記している
ケーブルによって音が変わることはないと結論づける記事もあるはずだと思い、ネットを検索してみたところ、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
なる面白いサイトがあった。
元京都大学工学部教授志賀正幸氏は、クラシック音楽の愛好家であって、バッハ音楽祭に参加するために、ドイツのライプツィヒまで出かけるような人だが(同氏のホームページに詳細な体験記が記されている)、そのホームページには、「オーディオの科学」なる興味深いページがある。
「オーディオの科学」には、オーディオに関する理論や技術に加えて、関連する様々な情報が盛り込まれている。その中にはスピーカーケーブルに関する記述があり、「物理的にはスピーカーケーブルで音が変わることはなく、カネをかけるのは無駄である」と記されている。
さらに検索してみたところ、「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」なる記事(注1)が見つかった。アメリカで行われたブラインドテストの結果を報じたものである。
それによると、80万円もの高額ケーブルと、衣服をかけるための針金ハンガーで作った代用ケーブルを、交互に使ってブラインドテストをしたところ、音質の差がわからなかったという。針金ハンガーは鉄かステンレスで作られているから、スピーカーケーブルとして使った場合、通常のビニール線とは比較にならないほどに劣るはずだが、超高額ケーブルとの差がわからなかったとのこと。
どうやらやはり、高価なケーブルを使う必要はない、と結論づけても良さそうである。にもかかわらず、ケーブルによって音が変わるとする情報が広く行き渡っており、高額なケーブルが販売され続けている。
ネットの世界を覗いてみたら、スピーカーケーブルによって音が変わるかどうかを論じるサイトが幾つもあった。音が変わるとする人たちは、執拗なほどにそれを主張するのみならず、音は変わらないと主張する人を非難したり貶めたりする傾向がある。ブラインドテストによって確認すれば決着がつきそうなものだが、「音が変わる」と主張する人たちには、ブラインドテストにチャレンジしようという気はなさそうである。
高級ケーブルの販売業者が製品に対して自信があるのであれば、希望する者には試用品を貸し出すべきであろう。試用によって真に価値があるとわかれば、売れ行きが伸びる可能性があるゆえ、貸し出し方式は販売業者にとっても利点があるはずである。にもかかわらず貸し出しを渋るのであれば、その製品には価格に見合うだけの価値がないということであろう。もしかすると、ほとんどの業者は試用品の貸し出しを拒むかも知れないのだが。
運良く借りることができたなら、家族や友人たちに協力してもらい、ブラインドテスト方式で試聴すべきである。2015年11月21日の投稿記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」(注2)にも書いたが、音楽の友社主宰のブラインドテストにおいて、300万円のアンプが9800円のデジタルアンプより低く評価された事実がある。ブラインドテストでなかったならば、300万円のアンプは高い評価を受けたに違いない。
2016年12月31日に投稿した記事「評論家の言葉・・・・・・映画評とドラマ評そしてオーディオ機器の評価」は、次のような文章で終わっている。
「雑誌に掲載されるオーディオ機器の評論記事が、ブラインド試聴に基づいて行われるなら、記事に対する信頼度は高まり、ユーザーにとっては好ましいものとなる。そうであろうと、評論家やメーカーにとってはリスクを伴ううえに、費用と時間もかかるから、そのような方法が採用される見込みはなさそうである。結局のところは、オーディオにしろ映画にしろ、評論家の耳や感性を頼りにするのは程々にしたほうがよい、ということであろう。」
(注1) 「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」
グーグルで検索すれば見ることができる。オーディオの世界における有名なできごとのひとつとされているようである。
(注2) 2015年11月21日の記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」の概要
著名バイオリニストのジョシュア・ベルがストリートミュージシャンに扮して演奏したところ、コンサートのプログラムと同じ曲目を演奏しても、通行人からは無視された。オーディオアンプのブラインドテストをしたところ、300万円の高級製品が1万円以下のアンプに負ける結果になった。
ジョシュア・ベルの実験はユーチューブで見ることができ、アンプに関するブラインドテストについては、その結果をネットで検索して見ることができる。
https://nagi-sumu.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17
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私が今現在の音を聴くに至る為に、非常に参考にさせて頂いたWebサイトをいくつかご紹介させて頂きます。
『オーディオの科学』 元京都大学工学部教授 志賀正幸
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
こちらはとても科学的な考察がされており非常に勉強になるサイトなんですが、やはり、ご自身の知識に絶対的な自信をお持ちでいらっしゃる為、途中のちょっとした考えの欠落により、間違った結論に達していてもお気づきでないような記述も見られます。
又、ご自身自らトライ&エラーするような試みがあまり見られず、全てが他からの知識で成り立っているように見受けられ、それらの物もご自身の主張に沿う物だけを集められているようで、読んでいるとちょっとしんどい気分になってしまいます。
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『PRO CABLE』
https://procable.jp/
こちらは数年前、ネットを賑わせたサイトですね。オーディオ機材の販売店です。
何と申しましょうか、表現の仕方が煽情的で、かつ独善的。名前通り、プロ用が一番、それ以外は粗悪品という言い方がピュアオーディオファンの気持ちを逆なでにし、非常な怒りを買っておりますね。事象の解釈が独りよがりで、お客様の声も自身のサイトを絶賛する物だけを掲載していますので(当り前ではありますが)、読んでいて辛いものがあります。
ところが書かれている内容の7~8割は本当に当っていて、今まで全く気付かなかった事を色々教えてくれた、私にとっては出会えてホントに良かったという貴重なサイトであります。
目から鱗という話が満載ですので、一度は目を通して見る事をお勧めします。
http://masedoine-de.mond.jp/new1049.html
『PRO CABLE』で、「音の焦点」として語られている事
https://procable.jp/setting/28.html
https://procable.jp/setting/42.html
https://procable.jp/setting/90.html
で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。
しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ~ルほど~』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。
よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。
これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。
しかし、同じく④で紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ~。
今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。
大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。
全ては無知のなせる技。
オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。
彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html
「オーディオの科学」の元京都大学工学部教授 志賀正幸氏が大好きなブラインドテストでは音の差は全くわからない
⑦ブラインドテストの嘘
よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、⑥を読まれた方はお気付きのことと思います。
例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。
アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。
そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。
これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。
問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。
いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。
アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。
唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。
こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。
これは④で紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。
それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。
しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。
やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。
更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。
又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。
例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」
と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。
ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html
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2010年6月14日 「オーディオの科学」をちょっと読んでみました
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
”ケーブルを替えても音は変わらない”とおっしゃる方々が良く引用されている資料に、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
と題されたURLがあります。この解析をされている方は、自己紹介から判断すると金属材料を専門にされていらっさる学者さんであるようです。
私は金属材料の専門家では有りませんので、”スピーカーケーブル”や”分布定数回路論”のケーブル関連の解説を読ませていただきました。
幾つかのデーターを基に解説をされていますが、ケーブル構造の記述が無いので、この理論展開が正しいのかを検証できません。
まず、音声帯域のケーブルは波長に対して充分短いので、分布定数回路論で解析するのは誤りです。
電気回路論の教科書では、ケーブル長と波長が一致する長さが目安とされています。
MJの本年度3月号に「ケーブルの減衰量と挿入損失」と題して、特性インピーダンスのミスマッチ問題を掲載していただきましたが、
1mの高周波同軸が1波長と成る周波数は約200MHzで、音声帯域とは大きくかけ離れています(Cat.5ケーブルの場合;添付資料の黒線)。
音声帯域のケーブルに対しては、ケーブルの等価回路は集中定数回路の4端子回路論を適用するのが正しい解析方法です。
PCオーディオ等で使用されるケーブルは、分布定数回路での解析が必要となりましょう。
この様にこのURLでは適応している解析方法が課題にしているケーブルに適しているかを判断する必要があります。一読したところでは間違えだらけです。
分布定数の項に、”R=0近似”と言うことを述べられていますが、ケーブルの導体は周波数が上がれば、表皮効果が発生するので、この領域では導体抵抗は両対数グラフで描くと、傾き1/2で上昇します。
一方、ケーブル理論では、高周波域ではR<<ωLと成る為に、Rを無視する事が出来ます。
ではR<<ωLと成る周波数はどの程度なのでしょうか?
皆さんがお使いのCat.5LANケーブルの特性を添付資料にしておきました。仮にωLがRの100倍以上で無視できるとしますと、約100MHzと成ります。
少なくとも1MHz以下の周波数で使用されるケーブルではRを無視する事は出来ないのです。
MJの本年度6月号に「表皮効果を正しく理解しよう」と題して、表皮効果の説明をさせていただきましたが、この項も”素線が細ければ良い”等の記述があり、正しく理解されていないようです。
以上のように「オーディオの科学」での誤ったケーブルに対する理論展開から、”ケーブルを替えても音は変わらない”と主張するには無理があります。
追加;添付資料の説明
「Cat5Cabletokusei」にはCat.5LANケーブル(導体外径は0.52mmで単線です)の各特性を周波数特性として示しています。
導体抵抗(茶色の線)は表皮効果の影響で約50kHzから抵抗が上がります。
50kHz以上では導体が円筒状になりますので、インダクタンスは小さくなり、グラフのωLでは傾きが1から、50kHz以上では1より小さくなります。
減衰量;α(赤い線)は導体抵抗とインダクタンスの値が等しくなる帯域で、変極点を持ちます。この帯域は導体に表皮効果が発現する帯域でもあります。この帯域を境にケーブルの特性には変化が出ますので、この変極点が可聴帯域に入らないようにするのが大切だとAVCTでは考えて、ケーブル設計をしています。
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
「オーディオの科学」 元京都大学工学部教授 志賀正幸
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
オーディオに使われるケーブル類としては、CDプレーヤー(CDP)とアンプを結ぶインター・コネクト・ケーブル、CDトランスポートとDACをつなぐディジタルケーブル等があり、このページではこれらについての伝送特性を解析する。
さらに、バランスケーブルの是非、ターミナルの接触抵抗、各種メッキ材の特徴、ハンダの音?、ジッターの影響などについて述べる。
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
インター・コネクトケーブルとしてよく使われるのはCDプレーヤーとアンプ間、プリアンプとメインアンプ間の接続に使われるもので、いずれの場合も送り側が低インピーダンス出力、受け側が高インピーダンス入力で使われる。
伝送される電圧は1V程度の比較的ハイレベル信号である。
スピーカーケーブルの場合はパワーアンプ(半導体アンプの場合)の出力インピーダンスは1オーム以下、スピーカーのインピーダンスは数オームといずれも2桁ないし3桁異なる。従って、伝送特性を解析する時はこのインピーダンスの違いを考慮しなければばならない。
アンプの入力インピーダンス
アンプ(プリ、メイン)の入力インピダンスは普通表示されており、10kΩ以上あるのが普通である。手持ちのプリメインアンプの入力インピーダンスはプリ部メイン部とも20kΩである。
CDP・プリアンプの出力インピーダンス
こちらの方は、特性表に明示していない場合が多い。手持ちのアンプは、プリアンプ部の出力インピーダンスが50Ωと書いてある。CDPについては不明である。
出力インピーダンスは負荷抵抗による電圧降下を測定することにより推定可能だが、ネット上にはこうして求めたデータを見出すことが出来る。例えば、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm#mark007(リンク切れ 下のアーカイブサイト参照)
http://web.archive.org/web/20070220053130/http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm
この結果を見ると、低価格の普及型製品だと 1000Ω近いのも散見されるが、中高級品だとほぼ100Ω以下に抑えられているようである。
ケーブルの等価回路
左図は、ケーブルの等価回路である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ここで、
R1 :CDP(またはプリアンプ)の出力インピーダンス
R2: ケーブルの直流抵抗、
L:ケーブルの自己インダクタンス
C: ケーブルの線間容量
R3:アンプの入力インピーダンス
を表す。
同軸シールド線の諸特性
普通、コネクトケーブルは中心に多芯信号線、周りに網状シールド線を持つ構造をしている。
簡単のため中心線を径 a = 0.5mm の単線、シールド線を径 w = 3mm パイプとして直流抵抗、インダクタンス、線間容量を求める。
それぞれに対するケーブル1m当りの理論値は、
R2 = ρ/S ρ:比抵抗=1.72*10^(-7) Ωm S:断面積
L = 0.46*log(w/a) μH
C = 24.1*ε/log(w/a) pF ε:絶縁体の誘電率 (以下の計算では ε=2 とする)
で与えられ、上記の寸法を当てはめると、R2 = 0.1×2Ω(網線も同じ抵抗値として計算)、 L=0.36 μH/m、 C =62 pF/m となる。
なお、いわゆる特性インピーダンス Z0 = sqrt(L/C) は 75Ω となる。
ピンケーブルではこれらのデータが記載されている製品は少ないが散見されるデータではこの程度の値を示している。
個々の素子のインピーダンス
上図の等価回路から、原理的には伝送特性を求めることは出来るが、面倒なのでどの素子が伝送特性に大きく効くのかを見積もるため個々の素子のインピーダンスを、可聴域よりはるかに高い 100kHz の交流について求めてみる。
まず、ケーブルの直流抵抗 R2 は1Ω以下なのでCDPの出力インピーダンス R1 より十分小さく無視できる。 自己インダクタンスによるインピーダンスは ZL = 2πf・L より 0.23Ω/m となり同様に R1 に比べ無視してよい。静電容量のインピーダンスは ZC = 1/(2πf・C) より、 25kΩ/m となり、入力インピーダンス R3 とほぼ同じ大きさとなる。
注:ケーブルのインダクタンス
インダクタンスは普通コイルの記号で表すが、ケーブルにはコイルがついているわけではない。ではどうしてインダクタンスがあるのか? この問いに答えるには、インダクタンスが生じる源因を知っておく必要がある。
インダクタンスは誘導係数ともいわれ、電流により発生する磁場がそれ自身の回路に誘起する起電力(逆起電力)が原因である。
誘導起電力は磁場(その原因となる電流)の時間変化が大きいほど大きくなるので周波数が高いほどその効果が顕著になり、インピーダンスの増加を招き、高音減衰の原因となる。
その大きさは、ケーブルの構造によって決まり、同軸ケーブルでは発生する磁場は芯線と外皮の間に閉じ込められるのでインダクタンスは平行線より小さい。
また、同軸ケーブルや平行線をコイル状に巻いても、各々の線を流れる電流が互いに逆なの発生する磁場はキャンセルし外部には及ばない。
つまり、ケーブルをとぐろ巻にしてもインダクタンスを生じない。問題なしというわけである。
集中定数回路近似による伝送特性
上に述べたように、コネクトケーブルの伝送特性を調べる場合、CDPの出力インピーダンス R1、線間容量 C 、アンプの入力インピーダンス R3 だけを問題にすればよい。
このうち、R3 は純抵抗性と考えてよいので減衰の周波数依存性には直接には寄与しないので、結局、R1 とC が作る、いわゆる R-C 回路の伝送特性を調べればよいことになる。
本文のスピーカーケーブルの例に倣って、上に示したモデルケーブルについての計算結果を表示する。
ここで、CDP(又はプリアンプ)の出力インピーダンス(R1)は廉価品の1000Ωとし、ケーブル長は2mとした。これを、中高級品の100オームとすれば 1MHz でも位相回転、信号減衰ともほとんど無くなる(0.7度、-0.02dB)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport
ということで、コネクトケーブルのインダクタンスや線間容量による高域の減衰は、とても人間の聴覚が検知できるようなレベルではないことがわかる。
その他の原因
表皮効果:スピーカーケーブルのところで述べたとおり、表皮効果により銅線の抵抗値は100kHz 位になると2倍程度増加する。しかし、この場合は、抵抗値自身がR1 に比べ小さく、負荷抵抗も大きく、さらに影響は小さい。
振動の影響: 比較的大電流の流れるスピーカーケーブルでも振動の影響は無視できることを示したが、ほとんど電流の流れないコネクトケーブルではなおさらである。また、スピーカー自身の作る振動(音)やその他の外部振動も、行き返りの線が同じモードで振動する場合は仮に磁場が存在しても起電力を生じないし、線間間隔の変わるような振動モードもスピーカーケーブルの解析から類推するととても検知できるような電圧を発生するとは考えられない。
雑音の影響: コネクトケーブルで一番問題となるのはノイズに対するシールド効果である。もともと、シールド線というのはマイクやアナログピックアップなどmV オーダーの微弱電圧を扱う信号線に外来ノイズが混入することを防止するために開発されたものである。シールド効果としては、外被網線が密なほどいいわけであるが、そもそも、CDPやプリアンプの出力は1V オーダーのハイレベル信号で外来ノイズは普通はそれほど心配することはない。しかし、これも電源ケーブルと同じく、例えば放送局の近くや、その他強い電波源が近くにある場合も考えるので一概には言えないだろう。
ところで、皆さんの装置のノイズ事情はどうでしょう? CDPを停止状態にしておき、トウィターに耳を近づけボリュームを上げると(或いは絞った状態でも)大なり小なり何らかのノイズが聴こえませんか?
私の装置(買ってから5年経つアンプ)の場合ボリュームがいつも聴いている位置近くおよび80%(いわゆる3時の位置)近くでかすかながら聴こえるホワイトノイズが最大となる。
つまり、ノイズの最大原因はボリュームにあることがわかる。
もし、あなたの装置でもノイズが聴き取れたら(全く聴き取れなかったらノイズの問題は無いのでケーブルについても心配する必要は無いわけである)少し長めの安物ピンケーブル(ホームセンターで売っているミニコンポ用の安価品など。ただし、新品でないと後述の接点の問題があるので不可)を買ってきて現用のケーブルに替えて見てください。
もし、変化(ノイズの増加)があるなら、ケーブルがノイズを拾っている可能性があります。この時は、シールドの確かなケーブルを使用すると効果があるかもしれないが、それよりノイズ源を突き止めそれに対処する方が先決であろう。
注 バランスケーブルの効用
バランスケーブルというのは、シールド用の網線の中に2本または3本(内1本はアースレベル伝達用に使う)の芯線を持つケーブルで、マイクを引き回して使用するときに必要とされるものである。
つまり微弱な電圧信号を外来のノイズからより効果的に守る働きをする。
その理由は、外来の誘導性ノイズは行き返りの線にほぼ同じレベルで発生する(コモンモードノイズ)が両者は同位相で変化するので互いにキャンセルし回路に流れるノイズ電流(ノーマルモードノイズ)にはならない。
しかし、普通のシールド線だと芯線と外皮の直流抵抗の違いなどから完全には打ち消されず大きなコモンモードノイズの一部がノーマルモードノイズに転化し結局雑音を拾うことになる。
しかし、バランスケーブルだと誘導性ノイズを大地アースされた外皮網線で防ぎ、さらに侵入する電磁波は2本の信号線を完全に等しくすることによりノーマルモードノイズに転化することを防ぐ。
このように、微弱信号を取り扱う時には大変有効であるが、コネクトケーブルとして使うときはどうだろうか?
実はプリアンプは普通アンバランス回路なのでバランス入力をアンバランス入力につなぐ時、トランスかオペアンプなどの回路素子を途中に挟む必要がある。いわば余分な夾雑物を間に挟むことになり音質劣化の原因となりかねない。
どちらを取るか?
結論的にはCDP-プリアンプ間を結ぶのにバランスケーブルは必要ない。
ターミナルの接触
スピーカーケーブルの場合ケーブルの接続は普通ネジを締めで行なう。
従って、時々締め直しをし、錆など生じていないかを確かめておけば接触抵抗値が大きく増加するといったことはまず心配する必要はない。
一方、いわゆるピン型端子の場合はどうだろう。
この場合はネジ締めでなく、金属のバネ力で接触を保っているだけなので、永年使用しているうちに、あるいは取り扱いの誤りにより変形し、バネ力が緩んで接触不良を起こしている心配がある。
特に、機器側のメス端子の内部などは簡単に調べられないので思わぬ接触不良を起こしている可能性があるので注意が必要である。また、しばらく使用していなかった機器側端子の接点が錆びている可能性もある。
対策としてはピンターミナルはなるべく丈夫そうで、かつ金メッキ注1を施してあるものを選ぶことがくらいであろうか。
トラブルが起こっている(例えば、ケーブルをゆすったりピンを手で押し付けてみた時ノイズが発生するなど)場合はケースバイケースなので一概にはいえない。
ターミナルの接触不良による音の変化は自分でも経験があり、また物理測定の経験からもコネクターの接触不良はしばしば経験しておりノイズの原因となる。
またケーブルとコネクター間の半田付け注2、圧着不良が原因になることもあるので注意する必要がる。
なお、接触不良が音質に及ぼす影響は直流抵抗の増加だけでなく、むしろ抵抗値の不安定性によるノイズの発生である。
アンプのボリューム起因のノイズは可変抵抗器の可動片と固定片間の接触不良から起こるものであり、全抵抗値に対して平均接触抵抗値が小さくてもそれが時間的に揺らぐことによりノイズが発生し音質劣化の原因となる。
注1 端子のメッキ材
ピン端子は普通錆び防止の為メッキが施してあるが、普及品ではニッケルメッキ、最近のオーディオ用標準品は金メッキが施してある。
一部高級品にロジウムメッキを施したことをうたい文句にしているものがあるが、実はピンケーブルにロジウムメッキを施すのは高くつくだけでメリットはない。
ロジウムメッキは確かに高級接点用のメッキ材であるがその特徴は硬度が高くかつ高温に強いことである。そのため、頻繁にオン・オフを繰り返しかつスパーク放電が生じるようなリレー接点用として最適である。しかし、硬度が高いことは接触面積の点で柔らかい金メッキに劣り、ピンケーブル用の端子のようにあまり抜き差ししない、かつ温度が上がる心配のないところで使うには金メッキの方が適している。
ニッケルメッキでも問題ないが、少し錆びやすく、接触抵抗も大きいので、それほど高いわけでもないので金メッキ品を使うことをお奨めする。
なお、金は錆びることはないが、油汚れ等がついていると接触抵抗が増えるので、有機溶媒(アルコール類等)で良くふき取ればよい。また、機械的強度が弱いのでメッキがはげ易いので注意が必要である。決してサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いてはならない。
注2 ハンダの音?
端子に限らず電流がハンダ部を通る時に音が悪くなるという話を聞く。
結論的にはこれは全く根拠のない迷信である。
普通のハンダは鉛と錫の合金であり確かに比抵抗値は銅に比べ10倍ほど大きい(~150nΩm)。さらに、鉛と錫が主成分となると悪いイメージを与えるのもわからぬわけではない。
しかし、比抵抗値が高くとも、ハンダ部の長さはごく短く面積は比較的大きい。
下手なハンダ付けで、ハンダ層が厚さ 0.5mm 面積10mm2 とした場合でもハンダ部の抵抗値は10μΩ程度で接触抵抗値の100分の1くらいである。
ケーブルについての迷信のページ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm
で述べたように、可聴周波数帯では材料が影響するのは直流抵抗値のみであり、周波数特性、位相特性などには一切影響しない。
さらに、接触抵抗のように変動がないのでノイズの発生源にもならない。
ただし、半田鏝が過熱して銅表面に酸化物不動態が生じうまく半田が乗っていないとき(界面が合金化していない場合)は機械的にはつながっていても電気的には大きな抵抗値を示すことがあるので注意が必要である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm
▲△▽▼
デマサイトの「オーディオの科学」には信者が多い
スピーカーケーブルによって音質が変わる?……オーディオの科学と迷信
スピーカーケーブルはアンプとスピーカーをつなぐ電線でありながら、1mあたり10万円を超える製品がある。電気に関わる技術者の私には、ごく普通のビニール線で間に合いそうに思えるのだが、高額なスピーカーケーブルを購入する人がいて、あちこちのサイトに 「ケーブルを替えたら明らかに音が良くなった」 などと感想を記している
ケーブルによって音が変わることはないと結論づける記事もあるはずだと思い、ネットを検索してみたところ、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
なる面白いサイトがあった。
元京都大学工学部教授志賀正幸氏は、クラシック音楽の愛好家であって、バッハ音楽祭に参加するために、ドイツのライプツィヒまで出かけるような人だが(同氏のホームページに詳細な体験記が記されている)、そのホームページには、「オーディオの科学」なる興味深いページがある。
「オーディオの科学」には、オーディオに関する理論や技術に加えて、関連する様々な情報が盛り込まれている。その中にはスピーカーケーブルに関する記述があり、「物理的にはスピーカーケーブルで音が変わることはなく、カネをかけるのは無駄である」と記されている。
さらに検索してみたところ、「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」なる記事(注1)が見つかった。アメリカで行われたブラインドテストの結果を報じたものである。
それによると、80万円もの高額ケーブルと、衣服をかけるための針金ハンガーで作った代用ケーブルを、交互に使ってブラインドテストをしたところ、音質の差がわからなかったという。針金ハンガーは鉄かステンレスで作られているから、スピーカーケーブルとして使った場合、通常のビニール線とは比較にならないほどに劣るはずだが、超高額ケーブルとの差がわからなかったとのこと。
どうやらやはり、高価なケーブルを使う必要はない、と結論づけても良さそうである。にもかかわらず、ケーブルによって音が変わるとする情報が広く行き渡っており、高額なケーブルが販売され続けている。
ネットの世界を覗いてみたら、スピーカーケーブルによって音が変わるかどうかを論じるサイトが幾つもあった。音が変わるとする人たちは、執拗なほどにそれを主張するのみならず、音は変わらないと主張する人を非難したり貶めたりする傾向がある。ブラインドテストによって確認すれば決着がつきそうなものだが、「音が変わる」と主張する人たちには、ブラインドテストにチャレンジしようという気はなさそうである。
高級ケーブルの販売業者が製品に対して自信があるのであれば、希望する者には試用品を貸し出すべきであろう。試用によって真に価値があるとわかれば、売れ行きが伸びる可能性があるゆえ、貸し出し方式は販売業者にとっても利点があるはずである。にもかかわらず貸し出しを渋るのであれば、その製品には価格に見合うだけの価値がないということであろう。もしかすると、ほとんどの業者は試用品の貸し出しを拒むかも知れないのだが。
運良く借りることができたなら、家族や友人たちに協力してもらい、ブラインドテスト方式で試聴すべきである。2015年11月21日の投稿記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」(注2)にも書いたが、音楽の友社主宰のブラインドテストにおいて、300万円のアンプが9800円のデジタルアンプより低く評価された事実がある。ブラインドテストでなかったならば、300万円のアンプは高い評価を受けたに違いない。
2016年12月31日に投稿した記事「評論家の言葉・・・・・・映画評とドラマ評そしてオーディオ機器の評価」は、次のような文章で終わっている。
「雑誌に掲載されるオーディオ機器の評論記事が、ブラインド試聴に基づいて行われるなら、記事に対する信頼度は高まり、ユーザーにとっては好ましいものとなる。そうであろうと、評論家やメーカーにとってはリスクを伴ううえに、費用と時間もかかるから、そのような方法が採用される見込みはなさそうである。結局のところは、オーディオにしろ映画にしろ、評論家の耳や感性を頼りにするのは程々にしたほうがよい、ということであろう。」
(注1) 「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」
グーグルで検索すれば見ることができる。オーディオの世界における有名なできごとのひとつとされているようである。
(注2) 2015年11月21日の記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」の概要
著名バイオリニストのジョシュア・ベルがストリートミュージシャンに扮して演奏したところ、コンサートのプログラムと同じ曲目を演奏しても、通行人からは無視された。オーディオアンプのブラインドテストをしたところ、300万円の高級製品が1万円以下のアンプに負ける結果になった。
ジョシュア・ベルの実験はユーチューブで見ることができ、アンプに関するブラインドテストについては、その結果をネットで検索して見ることができる。
https://nagi-sumu.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17
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私が今現在の音を聴くに至る為に、非常に参考にさせて頂いたWebサイトをいくつかご紹介させて頂きます。
『オーディオの科学』 元京都大学工学部教授 志賀正幸
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
こちらはとても科学的な考察がされており非常に勉強になるサイトなんですが、やはり、ご自身の知識に絶対的な自信をお持ちでいらっしゃる為、途中のちょっとした考えの欠落により、間違った結論に達していてもお気づきでないような記述も見られます。
又、ご自身自らトライ&エラーするような試みがあまり見られず、全てが他からの知識で成り立っているように見受けられ、それらの物もご自身の主張に沿う物だけを集められているようで、読んでいるとちょっとしんどい気分になってしまいます。
____
『PRO CABLE』
https://procable.jp/
こちらは数年前、ネットを賑わせたサイトですね。オーディオ機材の販売店です。
何と申しましょうか、表現の仕方が煽情的で、かつ独善的。名前通り、プロ用が一番、それ以外は粗悪品という言い方がピュアオーディオファンの気持ちを逆なでにし、非常な怒りを買っておりますね。事象の解釈が独りよがりで、お客様の声も自身のサイトを絶賛する物だけを掲載していますので(当り前ではありますが)、読んでいて辛いものがあります。
ところが書かれている内容の7~8割は本当に当っていて、今まで全く気付かなかった事を色々教えてくれた、私にとっては出会えてホントに良かったという貴重なサイトであります。
目から鱗という話が満載ですので、一度は目を通して見る事をお勧めします。
http://masedoine-de.mond.jp/new1049.html
『PRO CABLE』で、「音の焦点」として語られている事
https://procable.jp/setting/28.html
https://procable.jp/setting/42.html
https://procable.jp/setting/90.html
で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。
しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ~ルほど~』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。
よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。
これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。
しかし、同じく④で紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ~。
今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。
大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。
全ては無知のなせる技。
オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。
彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html
「オーディオの科学」の元京都大学工学部教授 志賀正幸氏が大好きなブラインドテストでは音の差は全くわからない
⑦ブラインドテストの嘘
よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、⑥を読まれた方はお気付きのことと思います。
例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。
アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。
そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。
これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。
問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。
いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。
アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。
唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。
こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。
これは④で紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。
それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。
しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。
やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。
更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。
又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。
例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」
と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。
ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html
▲△▽▼
2010年6月14日 「オーディオの科学」をちょっと読んでみました
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
”ケーブルを替えても音は変わらない”とおっしゃる方々が良く引用されている資料に、
「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
と題されたURLがあります。この解析をされている方は、自己紹介から判断すると金属材料を専門にされていらっさる学者さんであるようです。
私は金属材料の専門家では有りませんので、”スピーカーケーブル”や”分布定数回路論”のケーブル関連の解説を読ませていただきました。
幾つかのデーターを基に解説をされていますが、ケーブル構造の記述が無いので、この理論展開が正しいのかを検証できません。
まず、音声帯域のケーブルは波長に対して充分短いので、分布定数回路論で解析するのは誤りです。
電気回路論の教科書では、ケーブル長と波長が一致する長さが目安とされています。
MJの本年度3月号に「ケーブルの減衰量と挿入損失」と題して、特性インピーダンスのミスマッチ問題を掲載していただきましたが、
1mの高周波同軸が1波長と成る周波数は約200MHzで、音声帯域とは大きくかけ離れています(Cat.5ケーブルの場合;添付資料の黒線)。
音声帯域のケーブルに対しては、ケーブルの等価回路は集中定数回路の4端子回路論を適用するのが正しい解析方法です。
PCオーディオ等で使用されるケーブルは、分布定数回路での解析が必要となりましょう。
この様にこのURLでは適応している解析方法が課題にしているケーブルに適しているかを判断する必要があります。一読したところでは間違えだらけです。
分布定数の項に、”R=0近似”と言うことを述べられていますが、ケーブルの導体は周波数が上がれば、表皮効果が発生するので、この領域では導体抵抗は両対数グラフで描くと、傾き1/2で上昇します。
一方、ケーブル理論では、高周波域ではR<<ωLと成る為に、Rを無視する事が出来ます。
ではR<<ωLと成る周波数はどの程度なのでしょうか?
皆さんがお使いのCat.5LANケーブルの特性を添付資料にしておきました。仮にωLがRの100倍以上で無視できるとしますと、約100MHzと成ります。
少なくとも1MHz以下の周波数で使用されるケーブルではRを無視する事は出来ないのです。
MJの本年度6月号に「表皮効果を正しく理解しよう」と題して、表皮効果の説明をさせていただきましたが、この項も”素線が細ければ良い”等の記述があり、正しく理解されていないようです。
以上のように「オーディオの科学」での誤ったケーブルに対する理論展開から、”ケーブルを替えても音は変わらない”と主張するには無理があります。
追加;添付資料の説明
「Cat5Cabletokusei」にはCat.5LANケーブル(導体外径は0.52mmで単線です)の各特性を周波数特性として示しています。
導体抵抗(茶色の線)は表皮効果の影響で約50kHzから抵抗が上がります。
50kHz以上では導体が円筒状になりますので、インダクタンスは小さくなり、グラフのωLでは傾きが1から、50kHz以上では1より小さくなります。
減衰量;α(赤い線)は導体抵抗とインダクタンスの値が等しくなる帯域で、変極点を持ちます。この帯域は導体に表皮効果が発現する帯域でもあります。この帯域を境にケーブルの特性には変化が出ますので、この変極点が可聴帯域に入らないようにするのが大切だとAVCTでは考えて、ケーブル設計をしています。
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/879.html#c7
集団ではまったく評価されないのに。
やはりこいつらは、創価や企業など、本来自民党に入る票を裏で都合してもらってるんだろうな。
“・・・2人とも大事な何かが欠落している”は、
“・・・2人とも大事な全てが欠落している”ではなかろうか?
海外で好まれるとは限らない。だいたい良かれと思って改良した果物は見た目と形は
良いが値段が高く、簡単に手に取れるものでなくなっている。贈答品のような値段で
ある。こういうものが安く逆輸入される方が消費者にとって好ましい。
不揃いで結構だが、値段が安く、昔の味で店頭に並んで欲しいと思う。値段に値する
ほど美味と思っていない輩からすると、海外で喜んで食べてもらえるなら結構なこと
ではないかと思う。
晋三ぼっちゃまたちは 漢字が 苦手 です。
本当は 「改辛」 としたいところ お役人が忖度して
「改革」 と書き換えているのが 現状かと 存じます。
なにせ 晋三ぼっちゃまの アッキー の 夫ですから。
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人偏を二重線で消して「人でなし」と読むそうです。
安倍政権は実質の犯罪者ばかり。
官僚を優秀とか、エリートだとか、デマが普及しすぎた。
今は、嘘を吐き、犯罪に加担するのが官僚。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/251.html#c6
今までは、何となく平和で民主主義は守れてるのかな?と思ってきたが、実は多くの役人や政治家は根本的に民主主義を理解していなかった事が、昨今の事象を見て分かってきた。
デモが出来る場所やデモに様々な制限(ヘイトの禁止などは逆にやるべき)を加える事が、いかに民主主義を否定する事につながるのかを新宿区は勉強し直すべきだろう。
民主主義というのは、かなり気を付けないと、割りとすぐに安倍のような幼稚でバカ権力者が権力を乱用するきっかけになる。その危険性が分かっていない日本の政治家(与党)や役人が多過ぎる。
今、日本は愚かな流れに乗っかってしまってる側面があるな。大体が安倍政権の影響力が大きいようだが、責任ある立場の人間がもう少ししっかりすれば、バカな流れを食い止められる。
中村知事なんかがんばってる。新宿区もしっかりしろ。汚点になるぞ。
なにせ 晋三ぼっちゃまは アッキー の 夫ですから。
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人偏を二重線で消して「人でなし」と読むそうです。
しかたのないことかもしれません。
こいつのばかばかしい工作コメントで、いつものことだが、まともな議論がまったく深まらない。
こいつは、
そもそも「内部留保」という言葉そのものを世の中から消去処分したいみたいだ。
もしこいつの思う通りなら、これまでの全世界の新聞報道や、学者の論文などは、すべて虚しいことになる。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/221.html#c69
バカを首相にして日本を売らせて売り切ったらお前はバカだから辞めろというのでは向こうの思惑どおりでしょうが。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/442.html#c1
県内への避難者数 11613人
県外への避難者数 33791人
宮城、岩手を含むと、6万2千人ですね。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-1/20180629_hinansha.pdf
結論: 自主避難者は?? 自分勝手だからwww ばか 怒
なんか、集計方法がー♪??? 疑問 うさぎ♂
QUADとの出会い
私が、QUADのオーディオに出会ったのは1983年頃だったと思います。それまで私が使用していたオーディオシステムは、国内メーカの山水のプリメインアンプ(AU-9500)、ダイヤトーン(DS-35B)でした。職場でクラシック好きの友人と出会い、友人宅で聴いた音楽の音に惚れこんだのです。
当時、友人が使用していたのがQUAD 34、303パワーアンプに、トーレンスのアナログプレーヤ、CelestionのSL-6スピーカでした。音の違いというより、雰囲気の違いに圧倒されました。
その後、私は何かに憑かれたかのように秋葉原に行き、QUADを置いてあるショップを探しました。第一家電(現在はありませんが)の試聴ルームにあったQUAD44、405-2で持っていったCD(カルロス・クライバー、ブラームス交響曲第4番)を試聴し、QUADを買う前提になり、スピーカ選びに入りました。その時に選んだスピーカは友人と同じCelestionのSL-6でした。他にも選べるスピーカはあったのだと思いますが、私の予算ではベストでした。
購入後、ショップから送られて来たQUADの箱を見てびっくりしました。それはもう日本のメーカの梱包とはまるで違い、質素に梱包されていました。アンプにも指紋は付き放題、説明書もペラペラな物が数ページ入っていたのみでした。付属の電源ケーブルはとても細い物、う~~ん、これでもプリアンプだから大丈夫かと納得し、次に405-2を開梱してみると、405-2の電源ケーブルも同じような細いケーブルでした。さらに、私が購入した405-2には電源SWが無い仕様だったようで、あまりにものシンプルさに驚きました。
さて、スピーカをどう置くか迷ったのですが、始めのウチはブロックを少し高めに積み上げて置きましたが、見た状態にも美しくなく、不安定であったためにオプションで販売されているスタンドを購入することにしました。そのスタンドはアンプを購入したショップには在庫がなく、別のショップを探し、やっとの思いでダイナミックオーディオに行き着きました。
スタンドを購入して、説明書を見てまたびっくり。「四角のパイプに砂をつめてください」と書かれていいました。なんの効果があるのか判らないまま、砂を購入するあてがなかったため、砂無しで組み立ててスピーカを置きました。説明書に書かれていた砂の効果は音を出してみて判りました。スタンドの四角のパイプが「鳴く」のです。そこで、セメントなどの建材を扱っている販売店に問合せをして、砂を一袋購入し、四角のパイプ一杯に詰めて「鳴き」はおさまり、輸入品はなんとも大変なのだなと思いました。
さて、QUADで聴き始めてみて、友人宅で聴いたあの雰囲気が出たのかといいますと、それはもうまるっきり駄目。なにが悪くて出ないのか始めは判りませんでしたが、次第にセッティングがまるでできていないということが判ったのです。それからはSL-6のセッティングを行なう毎日。購入して半年くらいかかったでしょうか、ようやく自分の思うような音が出てくるようになりました。
QUADアンプではまだまだ驚くことがありました。CD、フォノはピンなのですが、それ以外のRADIO、TapeはDINコネクタなのです。また、405-2の入力もDINコネクタで、プリアンプと接続するケーブルは付属のを使用しましたが、製作するには特殊なDINプラグを探さなくてはなりません。またまた、秋葉原に行き、5ピンのDINプラグ、4ピンのDINプラグを購入し、接続ケーブルなども作りました。後で判ったことなのですが、私が44と405-2を購入した後に、少しだけマイナーチェンジがあり、405-2の電源スイッチ、入力もピンが付いたそうです。なんてこった、まったくまったくといった感じでした。
SL-6のセッティングを行なっているときに、友人にふと言われた「電源の極性も揃えないと」ということを思いだし、極性揃えをおこない、ますます、思う音が出るようになりました。ケーブルを色々なタイプに交換することで出てくる音が変りましたが、最終的に、スピーカケーブルはトーレンスのOFCはしごケーブル、CD->プリは日立電線のLC-OFCケーブル、プリ->パワーはトーレンスの銀のケーブルに落ち着きました。
ケーブルを取り替えることはオーディオの楽しみの一つなのだと思いますが、今の私は、多くの音楽ソースを聴くことに重点をおいています。といいますのも、QUADのアンプの配線に使用されている線材、CR、トランジスタ、ICなどのパーツはごくごく普通のパーツなのです。ケーブルを変えることで音の出方が変わることは確かに変るのですが、アンプの中身とはとても釣り合いが取れなくなってしまう感じさえします。なので、現在はケーブルにはあまりこだわっておりません。
SL-6でも驚きがありました。このSL-6は、スピーカ付属のサランネットを外さないと、しょんぼりとした音になってしまうというのも驚きのひとつでした。BGM程度にというのであれば外さなくてもさして気にはなりませんが、聴くときには外さないと音がしょんぼりとしか出てこないのです。オーディオに詳しい方に言わせれば「そんなのは当たり前だよ」と言われてしまうようなことなのかも知れませんね。
さて、現在では結婚し、引越しをしたため、音楽を聴く環境も激変してしまいました。オーディオ装置を置く場所が限られて居り、リビングに置くことになりましたが、斜めに(斜めにしかおくスペースが無い)セッティングをしているため、スピーカの左右の幅もあまり取ることができないのです。そんな劣悪な環境ですが、1年かかって現状でのベストなセッティングになったとは思います。
そんなQUADのシステムに最近、真空管のアンプが加わりました。サンバレー「ザ・キット屋」さんのSV-4(Type QUADII)です。いきなり、このキットを購入しようと思ったのではないのです。はじめは2A3のシングルアンプのキットが出るとのことで、そのアンプを作ってみたいと思いましたが、SL-6ではちょっと無理があることがわかりました。SL-6の能率が82dB程度しかなく低能率のスピーカのため、2A3の出力では充分にドライブすることができないであろうということになり、KT88のシングルアンプ、あるいはKT66PPアンプ程度の出力がということになり、SV-4(Type QUADII)をということになりました。
まだ完成してからそう日が経っていないため、エージングも充分ではありませんが、SV-4からはなんとも嬉しい音が出て来るじゃありませんか。弦楽器の艶やかな音、ソプラノ歌手の声、もうほれぼれしてしまうのです。時間が過ぎるのがとても早く感じられ、毎日の楽しみが増えてこんなに嬉しいことはありません。
SV-4の製作記をいま作成している最中ですので、できましたら掲載をいたします。また、QUAD 44、405-2も少々修理が必要になった時期がありました。その修理の様子なども掲載を予定しています。
SVー4の製作記ができましたので、お時間のある方は見ていただければと思います。また、エレキットのTU-879を入手し、このキットも作成しましたので、製作記を掲載しました。また、エレキットのTU-872ではありますが、念願の2A3シングルアンプも入手し製作しました。その後は、春日無線変圧器さんのnewPCL86シングルアンプ、19AQ5単管ヘッドフォンアンプ、PCL86全段差動PPアンプなどを製作し、現在ではQUADのアンプはプリアンプしか活躍をしていない状況に陥りました。それでも、時々405-2でも聴きますよ。
http://www.kleiber.org/audio/quad.html
▲△▽▼
QUAD 44 プリアンプ修理
http://www.kleiber.org/audio/44/
QUAD 44 プリアンプを使用し出してから、かれこれ20年以上になろうとしています。20年も使用してくれば、少なからずトラブルが出てくるもので、44 プリアンプも例外ではありませんでした。
大きなトラブルとしては、入力のセレクタが使用できなくなる、あるいは勝手に違うソースに切り替わってしまうというトラブルが出てくるようになりました。44 プリアンプの入力セレクタはフリップフロップとアナログSW(IC)を組み合わせた回路になっているため、フリップフロップを疑いましたが、そうでもなさそうなので、本格的に回路を追いかけ、その他の劣化している部品の交換、入力段に使用しているOPアンプを質の良いものへ交換することにしました。
QUAD 44 プリアンプ(上)と、405-2 パワーアンプ(下)です。とてもシンプルデザインが気に入っています。
特にパワーアンプには余計な物はなにもついていないというシンプルさで、電源SWすら付いていません(後のマイナーチェンジで電源SWは付いたそうですが…)。
44 プリアンプの入力セレクタの部分です。タクトSW形式のSWが押されるとフリップフロップが維持して、そのアナログSWがセレクトされるようになっていますが、このLEDが突然、違うソースに移動したり、点灯しなくなるというトラブルが出始めました。
赤丸で囲ってある部分は基盤の表と裏のパターンを繋ぐジャンパーなのですが、これがその側にあるアナログSW(IC)とタクトSWが取り付けてある基盤に付いているフリップフロップの電源供給ラインのようで、ここを叩くと、現象が出たり、直ったりしていたため、半田付け不良と判断、ジャンパー線も金メッキ単線に変え、半田付け直しを行ないましたら、症状がスパッと直りました。
セレクタのスイッチも劣化している可能性があったためと、内部抵抗、雑音の少ない同等品と変更することにしました。
セレクタ基盤に乗っているコンデンサは電源の平滑回路のコンデンサもあり、容量抜けの可能性があったため交換することにしました。
交換に使用するコンデンサを3種類用意しました。
実際に交換をしてみると容量抜けなどはなく、交換しなくても大丈夫でしたが、電解コンデンサはいつ容量抜けするか判らないので予防交換をしました。
CD入力モジュールです。とてもシンプルな回路に驚きました。付いているOPアンプも「TL072」というとてもオーソドックスな可もなく不可もないOPアンプです。入力のピン端子はなんとも普通のメッキのものです。
このOPアンプをバーブラウンのOPA2134に変更することにしました。また、入力のピン端子も金メッキのピンジャックに変更しました。
プリアンプの出力端子もごく普通のメッキの端子でした。ここもCDモジュールの金メッキと同じピン端子に交換をしました。
これらの修理とパーツの交換を行なったことで、従来よりも艶やかな弦楽器、音が豊かになりました。
このアンプが作られた当時は、ベストなパーツを使用していた物と思われますが、20年を過ぎ、交換したパーツによって44は生き返りました。
http://www.kleiber.org/audio/44/
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QUAD 405-2 パワーアンプ修理
http://www.kleiber.org/audio/405-2/
QUAD 405-2 パワーアンプを使用し出してから、かれこれ20年以上になろうとしています。20年も使用してくれば、少なからずトラブルが出てくるもので、堅牢な405-2 パワーアンプも例外ではありませんでした。
大きなトラブルもなく、出てくる音などに変化がなかったのですが、44 プリアンプを修理した際に、405-2 パワーアンプ点検をしておこうと思い、なかを見てみると電源部の平滑用の電解コンデンサに異変が起きておりました。
44と405-2
44 プリアンプ(上)の下にあるのが405-2 パワーアンプです。QUADのアンプはとてもシンプルなのですが、405-2は究極のシンプルさです。電源SWもなく、ある物はパイロットLED、入出力端子、入力ゲインコントロールのみの構成です。
405-2の内部
405-2を開けてみたところです。中央に鎮座しているのが電源トランスで1/3をしめています。水色の電解コンデンサを見ていただくと異変に気がつきます。
電源平滑コンデンサ
写真で左側の電解コンデンサの電解液が漏れだし、固化している様子が伺えます。この状態を放置すると電解コンデンサの不良に至り、電源平滑が失われ最悪では出力トランジスタの故障に発展しかねない状況でした。
交換する電解コンデンサ
秋葉原で代わりの電解コンデンサを探したのですが、63V10000μFの端子型のコンデンサがなかなか無いのです。やっと見つけたのが、このコンデンサです。ねじ式のものだとまだまだ同耐圧で同容量のコンデンサを探せるのですが、高さが問題で405-2では天板に当たってしまうので、このねじ式のものを買うことができませんでした。
平滑コンデンサの交換後
不良の電解コンデンサを交換したところです。他にも入力ゲインコントロールのVRが接触不良をおこしていましたので、交換を行ないたかったのですが、国内に代用になるVRが存在しておらず、苦しい選択でしたが、分解をして清掃・接点復活で接触不良を直しました。
この他にはトラブルは発生しておらず、シンプルさ故の堅牢なパワーアンプであることを実感しました。
http://www.kleiber.org/audio/405-2/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c26
以下を参照
債務超過とは|意味やリスク・対処法を解説
https://saimuseiri-pro.com/columns/192/
市有地無償譲渡 特別協賛の錦秀会 籔本 新生佛教 日本時事評論社 森下 シルバースポンサーにポピンズ・・と新たなキーワードが噴出し、追いつめる材料は目白押しとなってきました!やっほー!
安倍様がセガサミーの里見はじめ、在日パチンコオーナー様と昵懇なのには、
3の木卯はじめ、バカウヨは、
何にも言わねえんだよな。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/229.html#c9
>叩くことで自民に集中させ
元国民民主党支持者が,国民民主党が自民にすり寄ろうとする態度を批判するようになっても,自民党支持になるとは思われない。
「立憲野党(4野党)側に集中」
と言う結果になるだろう。
とか言ってもらいたかった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/235.html#c5
それに対し、恐怖を感じた大谷は、北大阪地震では、幼い子どもと地域思いの老人を死んだことにして、「あんたらが殺したんだ」と宇宙人を悪者扱いしようと試みている。もちろん、宇宙人は痛くもかゆくも無い。
しかし、何もかもお見通しの宇宙人に、そういう見え透いたアホなウソをつく。これを見るに及び、「できそこないてのはやっぱりどう転んでもできそこないなんだな」という痛感以外、なんら感慨を覚え得ない。
因みに、北大阪も米原も浄土真宗の信者と寺が多い地域だ。その証拠に、ガスが寸断された北大阪ではカセットガスコンロが市民に貸し出された。なぜIHコンロじゃないんだろう?電気は通ってるんだからIHでいいだろ。結局、大谷としては、あんな「IHみたいな危険なもの」を大事な信者に使わせるわけにいかないのだ。
ガスが寸断されて多くの市民が困っているという点も、奇妙だ。これは、浄土真宗の信者が多い北大阪ではオール電化は全く普及していないことを意味している。つまり、オール電化は危険なだけで、何の利点もないのだ。
遺伝子組み換え食物、農薬と同じで、大谷は、浄土真宗、日本仏教(天台宗、真言宗、曹洞宗、浄土宗、時宗、融通念仏宗、奈良仏教)以外の人々(共産党、朝鮮総連、日蓮宗、臨済宗、イエズス会の信者)に使わせるのが目的なのだ。大谷の秘儀、敵を殺さずに殺す。
北大阪地震のときは、「おまえらを攻撃しているよ」という意思を、大谷に気づかせるために、宇宙人はまず、千葉で震度4、翌日に群馬で震度5、そして翌日に北大阪で震度6を起こしました。だんだん西に向かっている点にも留意したい。当然、これは宇宙人の思惑である。大谷をびびらせたいのだ。
さあ、北大阪地震の翌日は震度7がくるのか?安倍、麻生の故郷山口県が標的か?はたまた、またアステカ帝国の人身御供の種族の拠点、北九州の益城で震度7か?と思わせたが、宇宙人はわざとスカしました。大谷が心の底からびびっているのを確認したからだ。笑
しかし、これで態度が変わるかと思えば、大谷は安倍に指令してゴミみたいな法案をすべて通している。山本太郎はよくやったな。阿修羅での報告しか見ていないが、実質、彼の勝ちだろう。表面的に見れば、安倍の勝ちかもしれない。しかし、安倍が勝ったとしても、それは、安倍が優れている、強い、或いは正しいということを全く意味しない。ただ単に質量(仏教信者1億人)で勝っているに過ぎない。質VS質なら山本太郎の勝ちだ。
宇宙人は良くこう言う。「質で負けるのは恥だが、質量で負けるのは恥ではない。質量で勝つ方が恥だ」
山本太郎の仲間も、次回は、日本製のチョコ(特に明治、ロッテ)を食うと息苦しくなるのに、なぜ中国製(M&M、スニッカーズ)のチョコは息苦しくならないか質問したらいい。これは、食物アレルギーは存在せず、息苦しさの原因(チョコ、コーヒー、ヴァニラ、オリーブなど)は、すべてが、有害な防カビ剤が原因だという証拠だ。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/443.html
国民民主党が気に入らなくても,我慢して国民民主党の支持を続ける,という必要はない。
代わりにもっといい党が,既に存在する。
これは実際に新潟で起きていることだが,国民民主党→立憲野党(4野党であるがその中では立憲民主党が多い)という流れができているのだ。
国民民主党→自民党と言う流れにはなりそうにないので,ご安心を。
希望に流れた時点から、有権者は国民民主党議員を
見放していたことは否めないだろう。
自民党にと、色気を出したら益々批判が大きくなること間違い
なし。
野党としての存在感全く無し。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/252.html#c11
ほんとに良かった!
安倍政権がオレの手柄だと勘違いし、テレビで選手との握手を
大写しにするチャンスを逃してくれたことは、
まことに、結構!低脳メディア思い知れ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/242.html#c7
「放射性廃棄物、日本で処理 仏ヴェオリア、廃炉需要見据え
日本では100ベクレルを超えが一般ゴミ 船で持って来ても安い」
(阿修羅・てんさい 2016/4/18)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/508.html
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/890.html#c3
薄めて、バラ撒けー♪ 再利用
日本共産党、中央の政策ですね。 児玉龍彦
戦後70年の正体、バレバレだー♪ ただの、市民暴動の監視役!ぺっ♪
宮本顕治 <米GHQ、CIAスパイ 一番の愛弟子、志位和夫
市民暴動の、鎮圧に、天皇陛下を利用しろー♪ 226事件
結論: まぁ、高級官僚、日米合同委員会、勝ちー♪ 米軍の、勝ちー♪ 植民地政策
藤野議員なんて、原発輸出、リスクは税金だってさー♪ぺっ 長文省略 うさぎ♂
国民民主党という名前のセンスのなさ、
ロゴのだささ、党首が誰だか今もって分からない。
無個性、無印の党。サービスエリアの定食みたい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/252.html#c12
もちろん中村の親分であるスカ官房長官にも聞いてみるべきだろうがまともに答えないからムダか・・・
山口に天罰が降ることを祈るのみだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/234.html#c27
こいつはニセ自民党議員なのよ。
野党を衰退するために放たれたスパイ、工作員。
真似した未熟政経塾生出身は、自民党の体質、そうだろう幸之助が選んだのだから、、、裏にはロックフェラーがいたのよ。
日本では、京セラの稲森だろう、、、
国民の声など耳傾ける政治家でありません。
京都府民も、目を覚ましてくだされよ。
有権者から、「エセ野党」と見抜かれるであろうことが読めないKYバカの集まり。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/252.html#c13
ドラッグストアーの安い 納豆 バナナ ヤクルト キノコ
買ったほうが どれほどましなのか
世間の人は気づいていない。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/613.html#c6
なんてことするのだろうかな?
中村格だから、警察がやったに違いない、、、怖い日本になりました。
平成の治安維持法発令か?
ニクソンは、盗聴器で政界を去った。
安倍はどうなんだ? いい加減にせい! 安倍。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/231.html#c6
毎日毎日 日々刻々と変化するから目が離せないね
この世な喜劇は今生きているからこそ見 聞き 味わえるのであり
この時に生きていることに感謝しつつ じっくりと味あわせてもらっている 今日このごろです
むこうからどんどん変化する情報が飛び込んでくるからなお面白いね
高級官僚の嘘と言い逃れ これも奴らの中身と本質がよーく見えて これ以上にないお笑いだね
お勉強して既存の誰でも知っていることを人より良く覚えました(頭をなぜてあげるよ)といって灯台を卒業した連中の中身がよーく見えておっもろ白いね
聞くところによると灯台医学部の留学生は一人しかいないというではないか
このような学部にどれだけの補助金がつぎ込まれているのかね
それとも製薬会社派遣の御用学者集団で構成されているのかな?
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/251.html#c7
「みんなアベを支持してますよ」って言えばホイホイ支持する
実体のない「みんな」は
日本では実体のあるモノになってしまうのだ
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/228.html#c16
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