「汚染廃棄物 栗原市は堆肥化」 (NHK 東北 NEWS WEB 2018/6/27)
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180627/0001758.html
原発事故で発生した汚染廃棄物のうち、牧草について、栗原市は、来年度から堆肥化による処分を始める方針を固めました。
栗原市には原発事故で発生した国の基準以下の放射性物質を含む牧草や稲わらなどの汚染廃棄物、およそ3500トンが畜産農家などに保管されています。
汚染廃棄物の処分方法をめぐり、栗原市は、試験焼却を行う宮城県の方針に反対し、汚染された牧草を堆肥にして再利用する実験を行うなど、独自に検討を進めてきました。
その結果、汚染廃棄物のうち、およそ2550トンの牧草について、焼却より短期間で処分でき、環境に影響を与える可能性も低いとして、来年度から堆肥化による処分を始める方針を固めました。
栗原市は、来年度、汚染された牧草を堆肥にするための施設を栗駒地区に建設し、作業を始めることにしています。
市によりますと、堆肥化により、市内に保管されている牧草を4年間ですべて処分できるということです。
市は、今後、施設の周辺の住民や畜産農家に対する説明会を開くことにしていて、担当者は、「市民の不安を払拭して理解を得られるよう、安全性などについて丁寧に説明していきたい」と話しています。
県内の汚染廃棄物をめぐっては、県南地区と黒川地区がすでに試験焼却を始め、石巻地区と大崎地区もことし秋から始めることにしています。
-------(引用ここまで)------------------------------------
目の前からなくなれば、放射能汚染もなくなると思っているようです。
せっかく、多大の被ばくをして除染をしたのに、それを再利用したらまた汚染が拡がります。
そしてまた除染が必要になります。
こんなバカなことはありません。
栗原市のみなさん、強く反対してやめさせないと、大変なことになりますよ。
(関連情報)
「汚染牧草 堆肥化の実証実験 (NHK)」 (拙稿 2016/5/28)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/731.html
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/887.html