処理が課題のトリチウム汚染水をろ過する新技術を、近大と東洋アルミニウムが開発
https://gansokaiketu-jp.com/sanjyou-osensui-naiyou.htm#2018-06-28-%E5%87%A6%E5%88%86%E3%81%8C%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%B0%B4%E3%82%92%E3%82%8D%E9%81%8E%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B0%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%82%92%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E8%BF%91%E5%A4%A7%E3%81%A8%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
処分が課題、トリチウム水を除去する新技術開発
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180628-OYT1T50070.html?from=ytop_main4
放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む水を除去する新技術を開発したと、近畿大学などの研究チームが発表した。東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水から放射性物質を取り除いているが、トリチウムだけは除去できず、残った処理水(トリチウム水)の処分が課題となっている。研究チームは「トリチウム水の処分に貢献したい」と話している。
トリチウムは通常の水素原子に中性子が2個付いた放射性物質で、通常の水とトリチウム水を分けることは難しい。
近畿大工学部の井原辰彦教授(無機材料)と、アルミ箔はく製造会社「東洋アルミニウム」(本社・大阪市)などの共同研究チームは、アルミ粉末を材料に、直径5ナノ・メートル(ナノは10億分の1)以下の小さな穴(微細孔)が無数にあるフィルターを開発。トリチウム水の混ざった水を温めて蒸気に変え、フィルターに通すと、高率でトリチウム水を除去できたという。トリチウム水は水よりも分子が重く、動きにくいため、フィルターを通過しにくい可能性があると、同チームは推測している。
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http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/878.html