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2018年6月23日00時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK246] 「精神科医に拳銃を持たせてくれ」で批判殺到のトンデモ精神科医は“アベ友”だった! 安倍首相とゴルフや会食、叙勲も(リテラ
「精神科医に拳銃を持たせてくれ」で批判殺到のトンデモ精神科医は“アベ友”だった! 安倍首相とゴルフや会食、叙勲も
http://lite-ra.com/2018/06/post-4083.htmlhttp://lite-ra.com/2018/06/post-4083.html
2018.06.22 アベ友”医師がトンデモ差別発言連発 リテラ

    
    山崎學氏フェイスブックアカウントより


 全国の精神科病院でつくる公益社団法人「日本精神科病院協会」(日精協)の機関紙に、「(患者への対応のため)精神科医にも拳銃を持たせてくれ」との発言が掲載されていたことが発覚し、大きな問題になっている。

 これは、同協会会長の山崎學氏が、機関紙「日本精神科病院協会雑誌」5月号の巻頭言で、部下の医師の話を「興味深かった」と紹介したもの。部下の医師は「欧米の患者はテロ実行犯と同等に扱われるようになってきている」としたうえで、「僕の意見は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』ということです」と語ったという。

 発言は精神病患者への差別と偏見を助長するものだ。それを業界団体トップが業界紙で堂々と紹介するとは、批判が殺到して当然としか言いようがない。

 実は、山崎会長は以前も同機関紙の巻頭言で差別的文章を掲載していた。2016年5月号で、山崎会長が「アジアでのこと」と題し、やはり理事長・院長を務める病院の医師の話が「興味深かった」として引用したものだ。〈インターネットで韓国、中国、インドのメンタルヘルス事情を調べてみました〉というのだが、そのなかで〈朝鮮民族にはDSM-W認定の「火病」(ファビョン)という、怒りを抑えることができなくなって暴れまわるという精神病があり、この疾患に年間12万人(人口の0.3%)が罹患すると言われています〉などとした上で、最終的に〈僕の結論は、日本に生まれてよかったな、ということでありました〉などと結んでいた。

 確かに「火病」については、韓国メディアでも度々とりあげられるが、さすがに「怒りを抑えることができなくなって暴れまわる」というのは聞いたことがない。実際、DSM-Wではその症状として、不眠症や疲労、パニック、憂鬱感、不安などがあげられている。つまり、怒りなどの強い感情を抑圧した結果生じるストレス性障害の一種と見られているのだ。「怒りをおさえることができなくなって暴れまわる」というのは、むしろ、2000年代後半から主にネット右翼が韓国人や朝鮮人を誹謗中傷するときに使うネットスラングとしての「火病」のイメージだろう。

 これだけでも、この日本精神科病院協会という公益社団法人と、その会長である山崎氏は大丈夫なのだろうか?と疑問に思うが、まだある。

 たとえば2015年9月号の巻頭言では、山崎会長は「日本人洗脳計画」と題し、極右界隈の定番であるWGIP史観を開陳。一応説明しておくと、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)とはGHQによる主要な占領政策のひとつで、「戦争による罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」とされている。このときのGHQの“洗脳工作”が戦後70年経ったいまでも生き続けていて、“反日左翼勢力”の形成につながっている、という考えがWGIP史観だ。山崎氏はこのWGIP史観を述べたうえで、当時の安保法制関連法案について、こんなことを書いている。

〈左翼は安保法案を戦争法案と位置付け、軍靴の響き、徴兵制復活と陳腐な表現で騒ぎ立てる。マスコミは、安倍内閣の支持率は危険域に達したと煽りたてる。歴代の意気地のなかった総理大臣が手をつけられなかった集団的自衛権に踏み込む解釈をして、支持率が下がるのは当たり前のことである。戦後70年談話で書かれたように、孫子の代まで戦争責任を押しつけ謝り続けたいのか。〉

 まるで、安倍晋三が大好きで「左翼」が大嫌いなネトウヨみたいな言い草だが、それも当然かもしれない。実は、山崎会長は、安倍首相の熱烈な応援団の一人で、会食やゴルフをする“アベ友”だからだ。

■トンデモ差別発言連発の精神科医は、安倍首相のお友だち!会食やゴルフに、叙勲も!

 たとえば、首相動静にも度々登場する「晋精会」なる精神科医らでつくる首相の後援会があるのだが、この晋精会は事実上、山崎氏が会長をつとめる日精協によるものだといわれている。晋精会は毎年のように安倍首相との懇親会を開いている。

 そもそも、日精協はこれまで、傘下の政治団体「日本精神科病院協会政治連盟」を通じ、自民党議員を中心に多額の政治献金を行なってきた。2003年には、過去5年で総額約1億5000万円もの大金が動いていたことが週刊誌沙汰となり、政治問題となっている。安倍首相も日精協政治連盟から献金を受けた政治家のひとりだ。

 山崎氏が日精協の会長に就いたのは2010年だが、00年から理事や副会長を歴任してきた。政治的な関係は現在も続いており、たとえば昨年公表された2016年分の政治資金収支報告書を見ても、日精協政治連盟は自民党の支部や、安倍首相の出身派閥である清和会の政治資金パーティなどへ寄付をしている。

 山崎会長と安倍首相が個人的に親しい仲なのも明らかだ。首相動静によると、2016年7月22日、夏季休暇中の安倍首相は別荘のある山梨県で午前中に加計孝太郎・加計学園理事長らとゴルフを楽しんだあと、夜には河口湖の中華料理店で山崎会長と会食。ちなみに、山崎氏のFacebookのトップには、この食事の際に撮影された安倍首相とのツーショット写真が使われているのだが、単に並んで写っているのではなく、両者ががっちりと肩を組み合って満面の笑みを浮かべている。その翌日、安倍首相は山崎会長らとゴルフコースを回った。

 なお、山崎会長はこの年の叙勲で、旭日重光章を受章している。同年9月1日には、東京・丸の内のホテルで催された叙勲のお祝いの会に安倍首相が駆けつけ、挨拶をした。叙勲は、各省庁の大臣からの推薦を受け、内閣府が審査を行ったうえで閣議にかけられて決められる。月刊誌「リベラルタイム」2016年11月号の記事「『旭日重光章を受章した』山崎学氏」はこのように記している。

〈二〇一六年春の叙勲の受賞者を選んだのは安倍晋三その人。五月十日、宮中において、安倍総理から伝達され、授賞式でも安倍総理の手からわたされた。
 これは安倍総理が山崎氏を高く評価している証しであると見ることができるのではないだろうか。〉

 逆に言えば、安倍首相は山崎会長のことをよく知ったうえで、叙勲するほど高く評価しているのだ。そう考えてもやはり、今回の「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」の問題は、安倍政権の本質とまったく無関係ではないだろう。

 医師や医療関係者がヘイト思想とも言うべき差別的発言をしているということ自体、由々しき問題だが、その思想は安倍政権と確かに共鳴しているように思えてならない。事実、安倍首相の周囲を見渡してみると、弱者やマイノリティを排除するような思想の持ち主たちが支えている。今回の一件はなにも特殊なことではなく、安倍首相の周りに当たり前のように蔓延っている。そういうことではないだろうか。

(編集部)





























http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/673.html

記事 [政治・選挙・NHK246] アベ政権よ、北朝鮮との相互信頼のチャンスを逃がしてはならない。(澤藤統一郎の憲法日記)
アベ政権よ、北朝鮮との相互信頼のチャンスを逃がしてはならない。
http://article9.jp/wordpress/?p=10579
2018年6月22日 澤藤統一郎の憲法日記


「我が国を巡る安全保障環境が大きく変化している」「時代状況に適合した安全保障政策への見直しが必要」「新たな時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要がある」と、アベ内閣が一犬として虚を吠え、右翼の万犬がこれを実として伝えてきた。

北朝鮮が危険だから、福祉も年金も削って防衛費にまわさねばならない。オスプレイもイージス艦も買わねばならない。思いやり予算も積み増ししなければならない。すべては、北朝鮮脅威論が出発点だった。

昨年(2017年)10月アベ内閣が仕掛けた総選挙は、「国難選挙」とのネーミングで、悪評にまみれたアベ与党が現状維持に成功した。今にもミサイルが飛んでくるかもという演出が功を奏してのことだ。アベにしてみれば、「国難万歳」であり、「金正恩には足を向けて寝ることはできない」のだ。

国防ファースト派が信仰してきた「我が国を巡る安全保障環境の激変」は、4月の南北首脳会談、6月12日の米朝共同宣言を経て、いま誰の目にも平和へのベクトルで語られる事態となっている。危険だから防衛費の増額だ、武器購入だという動きは、まずはストップしなければならない。そして、平和構築のために、大幅な防衛費削減、高価な武器購入の中止に舵を切り直すべきが当然ではないか。

「我が国を巡る安全保障環境が大きく緊張緩和の方向に変化した以上、その時代状況に適合した安全保障政策への見直しが必要である」「朝鮮半島の非核化が今や現実的な課題とされている緊張緩和の時代状況において、これに適合した平和的北東アジアの国際環境を再構築しなければならない」のだ。

ところがどうだ。アベ政権は、「国際間の緊張あるから軍備増強だ」と言い、「緊張が緩和したからといって方針転換してはならない。やっぱり軍備増強だ」という。一貫しての軍備増強路線、これはいったい何なのだ。

「戦争に備えて常備軍があるというのは大きな錯覚。本当のところは、軍隊のために戦争の危機が作られるのだ」「軍備の増強は自己目的化している。自ら軍事緊張を作り出しても軍備の増強は目論まれるものなのだ」

いま、『国難』に備えて必要とされたイージス・アショア(地上配備のミサイル迎撃システム)の配備が、現地からの反発を受けて難航している。地元には迷惑この上ない。配備の必要なければ欺されたことになるし、万が一の場合は、「敵国」からの最初の攻撃目標となるのだから。

本日(6月22日)、小野寺防衛大臣は「イージス・アショア」の配備候補地とされている山口県と秋田県を訪れ、知事らに配備の必要性を説明したという。ということは、わざわざ出向かざるを得ないほどに現地の反発が強いということなのだ。

報道では、秋田県の佐竹敬久知事は「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備に関連して、昨日(6月21日)県庁内で記者団に、政府の防衛政策を、「ちぐはぐでデリカシーがない。強引で不愉快だ」と批判している。相当なものだ。

秋田市への配備に対しては住民の反対が根強い。17日に秋田市役所で開かれた防衛省による住民説明会では、「住民の理解が得られていないのに、設置ありきで話が進んでいる」「テロの標的になりかねない」といった批判や不安の声があがった、という(産経)。

また、19日夜山口県萩市の中心部で開かれた住民説明会ではこんな意見も出たという。

「イージス・アショアは必要ありません。1910年に日本は韓国を植民地化し、何万人を強制動員した。拉致問題など比べものにならない…(中略)北朝鮮よりも米軍の方が迷惑だ。最近は歴史を逆に走っているような気がしております」

「言葉遊びはやめましょう。これはミサイル基地だ。敵対的な基地の拡大の前に、日米地位協定の廃止を働きかけ、北朝鮮と平和条約を結ぶべきだ。政府は、戦争を阻止する意思がない!」


このような地元の声に対する小野寺防衛の説明は従前の通り。

「現時点で、例えば北朝鮮はすでに数百発の弾道ミサイル、日本に届くものをすでに配備していると承知しているし、また、核の具体的な放棄に向けた動きが起きているわけでもない。私どもは脅威は変わっていないとの認識を持っている」

これでは新事態への対応の観点がなく説得力をもたない。確実に、北は変わっているのだ。アメリカも韓国も、北の変化を前提とした外交に踏み出している。日本だけが旧態依然、北の変化に対応できていないのだ。このままでは確実に取り残されることになる。

せっかくの相互信頼の好循環を築く好機である。これを逃すと、わが国は「好戦国」のレッテルを貼られて、北東アジアの平和環境の癌と見なされることになりかねない。

アベにできなければ、取り替えるしかない。日本国民のために、北東アジアの平和のために。

(2018年6月22日)




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 民主主義と無縁の安倍政治 
民主主義と無縁の安倍政治
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/992ba34271077914e4032182f480a4f6
2018-06-22 そりゃおかしいぜ第三章


3日前の19日の本ブログにアクセスが多く、コメントも怒りと嘆きが多く考えさせられる内容であった。加計孝太郎が多額の国税を腹心の友を通じて入手したことは覆い難い事実であるが、許認可などのルールを悪用したのである。そこには国民が認めた制度があって、誰もが確認できるシステムになっている、それこそが「民主主義」を掲げて作成されたものである。

ところがこの民主主義こそが曲者である。それぞれが、民主主義の名の元に勝手な解釈をしている。我が国の国会には、”民主党”と名乗る政党が4つもある。自由民主党、立憲民主党、国民民主党、社会民主党である。ほとんど共通項のない、民主党という言葉である。我こそは民主主義をというのであろうか。

憲法には民主主義という言葉はない。憲法は主権在民を掲げている。民主主義は主権在民という基本の元で遂行される制度である。主権在民であるなら、時の政権は国民の意見を汲み上げ公開された情報の元で、平等に行われる政治でなければならない。

安倍晋三は全くこの民主主義の基本から外れたことをやり続けている。近親者と思想的同調者を近辺に並べて、特異な政策を執り行っている。森友加計問題がいい例で、主犯者は配偶者と腹心の友である。安倍晋三の近親者の犯行を隠蔽するために、嘘に嘘を重ね更に嘘をつく羽目に堕ちいっている。思想的同調者のいい例が、ウルトラ右翼の稲田朋美である。政治的手腕も裁量も品格もなく、恥じの上塗りを繰り返した。それでいて、防衛産業の株で家族が数億の蓄財をするおまけまでつきである。

これはまさしく、「首相主権国家」というしかない。「人民の人民による人民のための政治」といったのは、アメリカ16代大統領リンカーンの言葉である。これこそ民主主義の原点、主権在民を端的に言い表した言葉と言える。

安倍の政治は少し前までは、リンカーンの言葉から”ン”を抜いた、「自民の自民による自民のための政治」であったが今や、「自分の自分による自分のための政治」となっている。

安倍晋三が、民主主義を凌辱するだけではない。戦前の国粋主義国家へと向かわせようという、基本的思想が根底にある。それは、「国家の国家による国家のための政治」なのである。自民党憲法草案は、天皇を元首に擁き、国家に奉仕することを国民を求めている。安倍晋三の自由民主党は、民主主義と無縁の近親者政治であるといえる。





http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 前川喜平 前事務次官“初告白”「完全に右翼だった軍歌少年時代」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー #1 


前川喜平 前事務次官“初告白”「完全に右翼だった軍歌少年時代」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー #1 
http://bunshun.jp/articles/-/7861
6/22(金) 7:00配信  辻田 真佐憲 文春オンライン


“総理のご意向文書”の存在を告発し、加計学園問題に一撃を与えてから1年。前文部科学事務次官・前川喜平氏の「履歴書」を150分にわたってお伺いしました。まずは、人格を形成した不登校時代、青春時代の秘話の数々。聞き手は『文部省の研究』の著者・辻田真佐憲さんです。(全3回記事のインタビュー)


聞き手の辻田真佐憲さんの質問に答える前川喜平・前次官(右)



若い人たちとはまだ今でも会っています

――「『総理のご意向』文書は本物です」と、前文部科学事務次官の立場で告発し、大きな反響を呼んでから1年が経ちましたが、身の回りの環境は変わりましたか?

前川 ずいぶん変わりましたね。特に交友関係が大きく変わったんですよ。今まで付き合っていたいろんな人と疎遠になっちゃって。

――今までのお付き合いというのは。

前川 政治家とか役人です。もちろんあの後も繋がっている人はいます。文科省の官僚でも審議官以下、若い人たちとはまだ今でも会っています。ポストを気にし始める審議官以上だと、「ちょっと今は前川さんとは会えない」というのはあるでしょうね(笑)。

――官僚の中でも文部官僚というのは地味で表に出てくる場面がなかなかないと思うんです。そんな中で、前川さんはまさに「異色の官僚」。今回はライフヒストリーを含め、これまでの官僚人生、文部行政の現代史をお伺いしたいと思います。

前川 いえいえ、普通の大人しくしていた官僚ですよ(笑)。



祖母が「なんで4がついてんねん!」って

――お生まれは1955年、奈良県の今は御所(ごせ)市になる場所ですね。そのあと小学3年生で東京に引っ越されますが、奈良時代の学校体験で印象的なことは何でしょうか。

前川 秋津小学校というところに3年生の1学期までいました。小学1年時の女性の担任の先生は優しかったんですが、2年3年の時の担任はかなり年配の先生で厳しかったですね。昭和30年代後半のことですから、その先生はおそらく戦前の国民学校で訓導をやっていた方だと思います。ですから、あまり民主的ではなかったですよね(笑)。体罰も受けました。

――どんな体罰を?

前川 こちらも本当に悪いことしたんだからしょうがないんですが、ほっぺたをつねられました。僕だけじゃなくて、悪さした何人かが並べられて、ビッビッビッて。痛かった。

――勉強はよくできたんですか?

前川 私の母親は教育ママというほどではないけれど、参考書だとかドリルを買ってきてくれました。田舎の小学校ですから誇れることでもないと思いますが、1年生の1学期の体育「4」を除けば、転校するまで成績は全て「5」だったんです。でも、これには裏がありましてね、私の実家というのは地主の家で、その地域では「ボス」だったんです。それでうちの祖母が「なんで4がついてんねん!」って学校に文句言ったらしいんですよ(笑)。それ以降、オール5の成績になったという。「井の中の蛙」そのものの世界で恥ずかしい話です。



――強烈なお祖母さんですね。

前川 正確には養祖母になるんです。私の父には東京で前川製作所という冷凍機の会社を作った実父母の家と、実父の兄で奈良の本家にいた養父母の家がありました。この奈良の家が古い偏見や差別、あらゆる封建的なものを残したところで、祖母なんか僕の友だちに向かって「喜平ちゃんと呼ぶな、ボンボンと言え」って真面目な顔で怒るんです。学校に行くときに「喜平ちゃん行こか」じゃなくて「ボンボン行きまひょか」と言えと。私はそれが嫌でね。妥協の産物として「ぼうやちゃん、行こか」になりましたけど。

香港で生まれてバンコクで育った帰国子女の母

――他には奈良独特の体験というのはありましたか?

前川 同和地区の多い地域でしたから、クラスメイトの中にもそこの子どもたちがいましたが、全く意識することはありませんでした。これはおそらく、母親の影響が大きくて、母は差別意識や偏見を持たないよう教育をしてくれていたんです。というのも母は戦前に香港で生まれてバンコクで育った帰国子女。母の父は三井物産の支店長をしていた人なんです。戦時中に東京に戻ってきて、戦災に遭って、戦後は財閥解体で父親が失職。苦しい時期を経て、女学校を卒業し、私の父と知り合って奈良のど田舎に来たという人生で、まぁ意識してリベラルだったかわかりませんが、無意識のうちに古い道徳には縛られないところがあったんじゃないでしょうか。



――お父様はどんな方なんですか。

前川 父は早稲田大学の政治経済学部を出た人で、仏教青年会に入って仏教の勉強をしていました。田舎から東京に出て過ごした人ですし、母と同じく古い因習には縛られていませんでした。

――そういうご両親だからこその人格形成はあったと思いますか。

前川 今から考えればあると思います。弱者に対する思いというのは、特に母から引き継いだところが大きい気がします。今でも覚えていますが、小学校の近くに工場ができて、そこで働く家族がたくさんやって来て、転校生が何人か来たことがあるんです。その中に黒人系のハーフの子がいまして、髪の毛も肌の色も違うから、仲間はずれにされてしまってね。でも私はさっき言った「地域のボス」的な家の子どもだったから、主導権を取れる場面では彼を入れてボール遊びをしたり、あるいはピアノ教室の帰りに彼がとぼとぼ歩いているのを見つけると「乗りなよ」ってうちの車に乗せて送ってあげたりしました。そのとき彼はお米を入れた一升瓶を大事そうに抱えて歩いていましてね。後から母親に背景を教えてもらって、貧困の現実を子供心に刻むような体験をしました。今でも鮮明に思い出しますね。

東京に転校して不登校「私の人生の最も暗黒な時代」

――小学3年生の1学期に奈良から東京へ転校。最初は文京区に住まわれたそうですね。

前川 1学期の終わりに転校したものだから、クラスに仲良しができる間も無く夏休みに入ってしまった。ところがプールの授業が夏休み中にあったんです。でも、奈良の学校にはプールがなかったので、まったく泳げなかったんです。顔を水につけることすらできなかった。それで、プールの授業が嫌で嫌で。しかも、あの夏はそれほど暑くなかったので、プールに一人佇んでいるとガタガタ震えてきて……。夏休み明けの2学期から3学期が終わるまで、不登校になってしまうんですが、それはプール体験が大きかったと思います。



――それまでは奈良の田舎のヒエラルキーではトップにいたのに……。

前川 東京ではボトムですよ。母が東京の人間だから東京弁はできたんだけど、やっぱり言葉遣いは違ってよく笑われたのも嫌だった。私は母親のこと「お母ちゃん」って呼んでたんです。でも、クラスメイトは「僕たちはママって言うよね」って(笑)。「奈良に帰りたい!」ってずっと親に言ってました。私の人生の最も暗黒な時代です。

――その後、港区の小学校に転校されています。

前川 親が独立して家を構えたんです。それが小学4年生になる時。今度はうまくやろうって考えて、じわりじわり、少しずつ声をかけて仲良くなって、うまく友だちを作っていきました。ハンガリー人の子がいたのを覚えていますね。あのへんは大使館があるから。この学校にはうまく馴染めまして、5年生で学級委員もやりましたよ。

――出世しましたね。

前川 出世してますよ(笑)。転校生の気持ちがよく分かるから、積極的に転校生とは仲良くしました。

麻布中学で迎えた「1968」

――中学受験をして麻布に行かれますが、やはり塾には通っていたんですか?

前川 6年生になってから、急に両親が「喜平を受験させよう」って言い出しまして、じゃあ家から歩いて行ける麻布を受けるということになったんです。担任からは「今からじゃ遅いですよ」って言われましたけど、親が「蛍友会」っていう塾を探してきて、毎週日曜日、目黒まで通っていました。途中で母がこっちの方がいいと言って「日本進学教室」という塾に替えました。



――麻布には中高6年間通われますが、この頃の思い出といえば何でしょうか。

前川 入学したのが昭和42年、1967年です。その翌年、私が中2の年というのは日本だけでなく、世界中で学生が暴れまわった1968年なわけです。パリでは5月革命が起こり、日本では東大や日大を中心に学生運動が盛んになる。麻布はそういうものにすぐ影響を受けちゃうんで、高校のお兄さんたちがヘルメットかぶって角棒持って、「制服自由化だ!」とか何とか、学校を変えるんだと執行部に要求を突きつけていました。校長室占拠なんていうこともありましたよ。それで、校長が交代して、校長代行が校内を仕切ることになるんですが、この人がとんでもない人で。とにかく力で押さえつけるんです。これには教員の中からも反発が出て、職員室が分裂しちゃうわけ。結局は校長代行は失脚、校長代行派は一掃されるんですが、まあひどかったですね。警察が入ってきたこともあるし、ロックアウトになったこともありました。

――そこまでですか。

前川 高校2年の時にロックアウトになったので、突然の秋休みになったんです。友だちと信州に遊びに行きました。

――そういう無秩序な学校の状態を、当時はどんなふうにご覧になっていましたか?

前川 自分しか頼るものがないんだ、何が正しいかは自分で選び取っていくしかないんだって思うようになりました。自分で確かだと思ったことしか、確かではないんだ、というような。

小説家になりたくて応募した作品は「けやき賞」

――その頃の麻布出身者には官僚の道に進んだ方も多いと思います。みなさんそういう傾向にあるんでしょうか。

前川 みんながそうかは分かりませんが、多かれ少なかれ、そういう経験はしていると思います。自分で自分の道を見出すしかないと考えた人間は、多かったと思いますけどね。



――大学受験も、そういう自分の道を見定めて取り組んでいたんですか?

前川 私は理系のクラスにいて漠然と宇宙物理学者になりたいなどと思っていたんです。アインシュタインを凌ぐような物理学を打ち立てて、もっと宇宙の真理を探りたいという野望を抱いてました(笑)。分かりもしないのに相対性理論の本を買って読んでましたよ。でも、理系で受験するためには数Vが必須。ところが歯が立たないわけ。それで高3の夏休みが終わる頃には文転することを決めました。

――それで東京大学の文科を目標にすると。

前川 詩人や小説家になりたい気持ちもあったんです。高校の時に『高1コース』から『高3コース』まであるあの雑誌を毎月購読していたんですが、そこに学研が主催している「コース文学賞」というものがあって、そこに小説を応募したことがあります。そしたら、上から7番目の賞になったの(笑)。「けやき賞」っていう賞をもらいました。



――どんな小説だったんですか?

前川 港区の小学校時代に仲良くなった転校生の友だちと、一緒に北海道のおばあさんの家に遊びに行ったことがあるんです。そこで経験した人間関係の機微、ある一人の人間の生い立ちに秘められたものを小説にしたんですけどね。彼とは今も仲がいい友だちです。この小説がもっといい賞をとっていれば、本気で文学を目指していたかもしれませんね(笑)。

実は乃木大将のことを尊敬していたんですよ

――当時はどんな本を読んでいましたか?

前川 うちの親父は国内外の文学全集を家にダーっと並べていたんです。だから、暇に任せて小学生の時からめくってはいました。家の文化的環境って大きいなって思いますけど、影響を受けたものは何だろうな……。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は、とにかく全部読んでみようと思って読破しましたね。絶対の真理とか、絶対の倫理とか、そんなものってあるのかどうか、ずいぶん考えたものですよ。ドストエフスキーはこれと『罪と罰』しか読んでないですけど。

――分厚いところを2作品も。

前川 途中でやめた本も多いですよ。ドストエフスキーの『二重人格』とか、わかんなかったなあ。



――音楽はどんなものを聴いていましたか?

前川 家にあったレコードといえば親父が早稲田なもんだから、A面が早稲田の応援歌、B面が慶応の応援歌っていうやつ。よく聴いてましたね。あとは軍歌が多かったですね。

――軍歌ですか!

前川 私が結構好きだったのはね、『出征兵士を送る歌』。

――「我が大君に召されたる〜」

前川 えっ! よく知ってますね。

――私、軍歌の研究もしているので……。

前川 それはそれは。『空の神兵』、あれもいい歌ですよね。それから国民歌の色合いが強いけど『愛国行進曲』。『戦友』は「ここは御国を何百里〜」か。そうだなあ、あとは『軍艦マーチ』も好きだったですよ。「守るも攻むるも黒鉄の〜」。あとこれは軍歌ではないけども『水師営の会見』。

――乃木大将ですね。

前川 僕、実は乃木大将のことを尊敬していたんですよ。小学、中学くらいまでは相当に。『海ゆかば』も好きです。あれは音楽作品としてかなり優れたものだと思います。「大君の 辺(へ)にこそ死なめ かえりみはせじ」ってね。まぁ、『水師営の会見』だの『海ゆかば』だの『愛国行進曲』だの、完全に右翼って言ってもいいくらいですよ、そういう意味では。



軍歌好きから反戦歌好きに

――意外ですね……。他にはどんな音楽を聴いていましたか?

前川 あとはクラシックですね。はじめはベートーヴェンばっかり聴いてました。それからチャイコフスキー、ブラームス。交響曲系が好きで、マーラーにも広がっていきました。ショパンやベルリオーズの『幻想交響曲』もいいですね。でもやっぱり、ベートーヴェンはすごいと思う。

――ポピュラー音楽はいかがでしたか?

前川 フォークソングはよく聴いていました。高校生くらいのときにフォーク・クルセダーズが出てきて、これは衝撃的でした。「おらは死んじまっただ〜」の『帰って来たヨッパライ』。これ、歌かよ? って。でも、フォーク・クルセダーズで好きなのはやっぱり『イムジン河』『悲しくてやりきれない』。フォークソングというと、やはり反戦歌が多いわけで、外国であればピーター・ポール&マリーの『花はどこへ行った』。この歌はキングストン・トリオのほうが好きですけどね。

――軍歌好きが反戦歌好きになったんですね。

前川 まぁ、いろんなものが若い頃にどんどん入ってきたわけです(笑)。そうやってカオスの中から人間ができていくんじゃないですか。




写真=榎本麻美/文藝春秋




















http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍首相 トランプ大統領から巨額「拉致口利き料」迫られる(週刊ポスト)
安倍首相 トランプ大統領から巨額「拉致口利き料」迫られる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180620-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 6/20(水) 7:00配信  週刊ポスト2018年6月29日号


安倍首相は何を買うと約束したのか(ABACA PRESS/時事通信フォト)


 アメリカのドナルド・トランプ大統領は米朝首脳会談後の会見でわざわざ“安倍の頼みを叶えてやった”と強調してみせた。

「首脳会談では拉致問題も取り上げた。安倍首相の最重要課題だからだ。共同声明には盛り込まれていないが、これから協議していく」

 それに対して安倍晋三・首相は「高く評価する。感謝したい」と頭を下げたが、トランプ氏の言葉の裏に、“約束通り金正恩に伝えたぞ。今度は日本が口利き料を支払う番だ”という「真意」が隠されていることをしっかり読み取ったはずだ。

 2人の“大口商談”は6月7日の日米首脳会談でまとまった。安倍首相は米朝会談直前に訪米してトランプ氏に北朝鮮への拉致交渉の口利きを依頼し、その際、見返りに米国から巨額の兵器を購入することを約束した。

 本来、首脳同士のこの類いの密約は表に出ることはない。日本の外務省が日米首脳会談直後に発表したニュースリリースでも、会談の内容について、〈安倍総理から(中略)防衛装備品や日本企業による米国産エネルギーの購入額の増大等を説明したのに対し、トランプ大統領から一定の評価が示されました〉としか書かれていなかった。

 ところが、それをトランプ氏自身が暴露した。日米共同記者会見の冒頭、「billions and billions dollars」(数十億ドル)という金額をあげて商談の詳細をこう明らかにしたのだ。

「安倍首相はつい先ほど、数十億ドルもの戦闘機やボーイング、農産物などあらゆる製品を購入すると言った」

 この発言は会見用の草稿にはなかった大統領のアドリブとされ、隣で聞いていた安倍首相が“エッ、そこまで明かしちゃうの?”と表情を強ばらせたのが印象的だった。あとで値切られないように、「口利きの報酬額」をあえて明示しておく。ビジネスライクなトランプ流のやり方とも言える。

 しかし、トランプ氏の仲介が北朝鮮にどの程度届いたかは疑問がある。安倍首相はトランプ氏から電話で米朝首脳会談の説明を受けた。産経新聞は日本政府高官の話として、〈金正恩朝鮮労働党委員長は拉致問題に関するトランプ氏の話を「よく聞いていた」という〉(6月13日付)と報じた。トランプ氏が拉致問題を持ち出せば、金正恩も話くらい聞くだろう。だが、その程度で数十億ドル(数千億円)の口利き料とはボッタクリにも程がある。

 いったい、首相は何を買うと約束したのか。自民党防衛族議員はこう見る。

「トランプ氏があげた『戦闘機』とはおそらくF35ステルス戦闘機だ。日本はすでに42機の導入を決めているが、防衛省にはさらに20機の追加購入を検討している。1機約130億円、20機なら追加分だけで2600億円になる」

 もうひとつの「ボーイング」という言葉からは、新型政府専用機が浮かぶ。政府は現行のジャンボ機(747)を今年いっぱいで退役させることを決め、ボーイング777-300ERを2機(1355億円。5年払い)、導入するからだ。「現在はスイスで内装を改装中。今年8月に1号機、12月に2号機が納入される予定です」(航空自衛隊広報室)という。

 もっとも、新型政府専用機2機はすでに購入済み。トランプ氏がいうボーイングは別の兵器だという指摘がある。米国の軍事産業と太いパイプがある日本の防衛商社幹部が語る。

「ボーイングが力を入れているのは航空機に搭載して弾道ミサイルを迎撃するレーザー兵器『エアボーン・レーザー(ABL)』の開発。カネがかかり過ぎるという理由で国防総省が凍結したが、日本の資金で開発を再開したい。

 もう一つは、『グラウンド・ベース』だろう。日本が導入する『イージス・アショア』(地上配備型迎撃ミサイル)より、もっと低い高度を射程とする地上配備型の迎撃システムで、米軍事産業から先日、売り込みたいというオーダーがあった」

 確かに、トランプ氏は来日時に「F35は最高の戦闘機、米国は様々なミサイルも製造している。(日本が買えば)米国に多くの雇用が生まれるし、日本が安全になる」と語るなどミサイル売り込みにも熱心だった。

 日本国民の税金を基にした、米国の特需は始まっている。











































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK246] アントニオ猪木さんが安倍総理に問う。「『私は騙されない』という発言は、どういう意図で言ったのか」 
アントニオ猪木さんが安倍総理に問う。「『私は騙されない』という発言は、どういう意図で言ったのか」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f41315cb96b6717fe84f0ad361434dbf
2018年06月23日 のんきに介護


buu@buu34さんのツイート。


























































































































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 前川喜平 前事務次官が語る「思想的には相容れない、加戸守行さんのこと」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー


前川喜平 前事務次官が語る「思想的には相容れない、加戸守行さんのこと」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー #2 
http://bunshun.jp/articles/-/7862
6/22(金) 7:00配信 辻田 真佐憲 文春オンライン


文部行政のトップを司った前川喜平・前文部科学事務次官。その異色の官僚ぶりを150分にわたってお伺いしました。成績優秀にもかかわらず、なぜ「三流官庁」と呼ばれた文部省に入省したのか? 臨教審、日教組との和解の舞台裏とは……。文部官僚の貴重な回想の数々を『文部省の研究』辻田真佐憲さんが聞き出します。(全3回インタビューの2回目)





仏陀が何を語ったのか知りたかった大学時代

――東大法学部を卒業して文部省に入るわけですが、大学には6年いたんですね。

前川 留年を2年しましてね。だから私は教育は6・6・6制がいいって冗談で言っているんです。小学校6年、中高6年、大学6年。

――まさにそれを実践されて……。

前川 大学時代、高等遊民に憧れてたんですよ(笑)。それで全然、大学の勉強しない時期が3年くらいあったんです。仏教青年会に入っていて、仏教の本を読んだり、お寺めぐりをしたり、仏像見学に行ったりしてました。

――気づいたのですが、前川さんと麻原彰晃は同じ1955年生まれなんですね。

前川 そうなんですか? 

――当時の大学では、怪しい宗教の勧誘などの動きは見られましたか?

前川 キャンパスというのは宗教勧誘で充満しているところがありますからね。統一教会系の原理運動、崇教真光、歩いていれば声をかけられました。創価学会も東洋思想研究会みたいな名前で人集めをしていました。でも私はそういうものに興味がなくて、ただ仏陀が何を語ったのかを知りたいだけで。中村元、増谷文雄の本をずいぶん読みました。当時、座禅もやってましたよ。とても悟りを開くところまでいけませんでしたけど(笑)。極めて軟弱なテニスサークルにも入っていたので、悟りとは程遠かったと思います。



――テニスサークルですか。

前川 麻布の中高でめちゃくちゃ弱いラグビー部に入っていたんです。で、そのまま東大の運動会ラグビー部に入ってみたんですが、相当厳しくて、焼肉をさんざん奢ってもらったのに、辞めますとも言わずにトンズラしちゃった。あれは今でも申し訳ないと思っているんですけれど。それで、一緒にトンズラした友人がテニスサークル作るというので入りました。
文部省に入った理由

――かなりよい成績で国家公務員試験に合格したそうですが、あえて文部省を選んだ理由は何だったのでしょうか。

前川 私が文部省に入省したのは1979年、昭和54年ですけど、高度成長が終わり、これからは社会が成熟していく時代という雰囲気がありました。だから、経済官庁に行く気はなかったんです。金とかモノではなくて、人の心や人そのものに関わる行政に魅力を感じていた――まあ、美しく言えばそういうことかな。

――美しく言えば、ですか。

前川 ま、実のところあまり明確な意識を持って文部省に入ったわけではないんですよ。なんとなくです。



――人気官庁から声がかかってもおかしくない成績だったそうですが。

前川 そもそも官庁訪問したのがすごく遅かったんです。あれ、みんな行ってたの? みたいな。それでいくつか回りはしましたけど、教育や文化を扱う文部省がいちばん性に合っているなと。

文部省は「主君と家来」の文化というか

――実際に入省されての文部省の印象はいかがでしたか?

前川 いや、入る前からひどく保守的なところだろうとは思ってました。扱う分野は教育、科学、文化と大事なものばかりですが、役所自体が後ろ向きの姿勢だと感じていました。私は教育はもっと自由でなければいけないという信条でしたが、文部省は教育に対する国家の支配を強めようとしていましたから。これは自分の思想と、組織の論理は食い違うだろうなと覚悟してました。



――組織の論理という面では、他省は「上意下達」「上の命令は絶対」という雰囲気もあると思いますが、文部省はいかがでしたか。

前川 同じですよ。文部省はよく言えば家族主義的な組織、悪く言えば封建的なイエ制度みたいな感じです。主君と家来というかな。上司は自分の家に部下を呼んでご飯を振舞ってくれる、部下たるもの上司の引っ越しは手伝うもの。昔の村社会みたいな行動様式が残っていました。それがはっきりわかったのは2001年に科学技術庁と文部省が一緒になったときですね。科技庁はドライ。もともとが寄せ集め、霞が関の血筋の違う官僚たちが集まったところですから、明治4年以来続いてきた文部省の文化とは大違いでした。田舎と都市の違いのようなものを感じましたね。

――最初の配属は官房総務課。当時の大臣は内藤誉三郎(たかさぶろう)さんですね。

前川 そうです。文部省OBの政治家でした。内藤さんは戦後の教育行財政の基礎を作った功績の大きい方で、私はのちに財務課長として義務教育国庫負担制度も担当しましたから、まさに直の後輩にはなるんです。ただ「タカ三郎」というお名前だけあって、相当なタカ派であったことは間違いありません。


内藤誉三郎・元文部次官 ©文藝春秋

――直接お話をしたことはありますか?

前川 まだ下っ端ですから、直接謦咳に触れるようなことはありませんでした。タカ派的な保守的なことを言うというよりは、少し支離滅裂なことをおっしゃっていた記憶はありますが。

臨教審と加計問題

――入省後の文部省にとって大きな出来事といえば、中曽根康弘首相が主導した教育諮問機関、臨教審の設置だと思います。前川さんはどのように関わっていましたか?

前川 臨時教育審議会は1984年から87年。昭和59年から62年までの3年間ですよね。私は82年から84年までイギリスに留学していたので、帰国したら臨教審が始まっていた。私はそのとき高等教育局にいたんですが。

――高等教育局ではどのようなお仕事を?

前川 高等教育企画課の法規係長兼企画係長です。臨教審に関しては、高等教育を担当する第四部会と省との連絡役をしていました。臨教審は文部省と相当やりあったと言われていますが、第四部会に関しては協調的で、その成果として作られたのが大学審議会。これはもっと独立性の高い組織にするはずだったのですが、それができないまま大学行政は官邸に牛耳られ、現在の加計問題を起こすところまできてしまったわけです。大学審議会の設置には高等教育局の大崎仁局長、高等教育企画課長の遠山敦子さん、大学課長の佐藤禎一さんの「黄金トリオ」が真剣に考えて取り組まれていました。



――ちなみに当時の文部大臣は森喜朗さんでしたが、印象はいかがでしたか。

前川 あまり近くまで寄ったことがないので印象といっても、まぁラグビーで早稲田入った人でしょ、ぐらいな感じでした。森さんはワンマンだったから、秘書官が体を壊してしまったことがありましたね。

パーティー券と裏金の思い出

――森さんの後任が塩川正十郎さんですね。

前川 私はその頃、宮城県の教育委員会に2年出向して、その後外務省の研修所に行って、それから3年間フランスのユネスコ代表部で仕事をしていたんです。5年間以上、文部省を離れていた時期ですね。



――すると、1989年のリクルート事件で高石邦男前文部次官が逮捕されたときはフランスですか?

前川 そうでしょうね。ただ、高石さんが国政選挙に出ようとしていた時のことは覚えています。宮城県にいたときに、「高石さんが衆院選に出るのでパーティー券を買え」って、教育委員会に文部省から言ってきたんですよ。教育長と教育次長に相談したら、「何もしないわけにはいかんだろうな」ってことになって、結局私含め3人、ポケットマネーを出して買いました。あれはひどかったなあ(笑)。文部省内でも各課ごとにプールしていた裏金から捻出してパーティー券を買っていたんじゃないかなと思います。カラ出張やカラ会議で使ったことにして貯めた「裏金」を管理するのは、各課の庶務担当の補佐の仕事でした。


高石邦男・元文部次官 ©文藝春秋

――裏金といえば、いわゆる「官官接待」にも使われたわけですが。

前川 ええ、私も大蔵省の主計官の接待をしたものです。

――大蔵官僚というのは、やはり他省の官僚とは違うものなんですか?

前川 やっぱり、大蔵省様様って感じでしたよ。とにかく主計局の主計官だとか次長は予算をつけてくださる大事な方だと。

加戸さんは私の結婚式で2曲歌ってくれました

――リクルート事件の話に戻りますが、このときに官房長だった加戸守行さんも連座してお辞めになっています。加戸さんはその後、愛媛県知事となり加計学園獣医学部の今治市への誘致を進めていたとして、国会の参考人招致で前川さんと再び顔を合わせることになりますね。

前川 実は加戸さんは私が文部省に入って間もない頃の上司なんです。私は官房総務課に配属されたんですが、その後総務課長に来られたのが加戸さん。私の結婚式で歌を2曲歌ってくれました。

――あっ、そうなんですね。ちなみに何を歌われたんですか?

前川 全然覚えてないんだけど、同じく元文部官僚の寺脇研さんの結婚式では「芸のためなら 女房も泣かす〜」っていうあの歌、『浪花恋しぐれ』を歌ったそうです。なんでこれを歌ったんですかね(笑)。


2017年7月10日、参院閉会中審査に参考人として出席した加戸守行前愛媛県知事(左)と前川喜平前文科事務次官 ©時事通信社

――加戸さんはどんな上司でしたか?

前川 加戸さんから建国記念の奉祝式典に潜入してこいと「密命」を帯びたことがあるんです。式典に文部省が後援名義を出すので、様子を見て報告しろと。それで行ってみると、のっけから紀元節の歌をみんな起立して歌っているわけです。「雲に聳ゆる高千穂の 高根おろしに草も木も」って。講演も右翼チックなものばかり。まさに紀元節復活みたいな強い雰囲気があって、これは参ったなと加戸さんに報告したら「そうかそうか、よかったよかった」って言うんです。加戸さん、右翼なんですよね。総務課長室に建国記念の日のポスター、ダーンと貼っていたのもそういうことかと。だから、思想的には私とは相容れないところがあるんです。

与謝野文部大臣と日教組とサリン事件

――94年に自社さ連立政権である村山富市内閣が発足し、39歳の前川さんは与謝野馨文部大臣の秘書官を務めることになります。村山内閣は文部省と長年にわたって対立してきた日教組との「歴史的和解」を果たすことになりますが、どのように関与されていたんですか?



前川 私自身は、その交渉の中身にはそんなに関与していません。後から知ったことですが、村山さんが組閣にあたって与謝野さんに「日教組との関係を改善してほしい」という密かな指示を出していたそうです。それで与謝野さんは当時の日教組の横山英一委員長と極秘に何度かトップ会談をしていました。メディアに知られないよう、ホテルの一室を借りてやっていましたが、私は部屋の外で待機していましたし、具体的にどんな話をしたのかなどは聞いていないんです。95年に日教組の運動方針がガラッと変わり、文部省との対立点を表に出さなくなったのは大きな転換でしたよね。反対、粉砕、阻止ではなく、立場は違うけれども話し合える関係を作りましょうと。その証として、与謝野さんの後の島村宣伸文部大臣が中央教育審議会の委員に横山英一さんを任命したことは画期的なことでした。

――この95年には地下鉄サリン事件が発生します。霞ヶ関駅もその現場となりましたが3月20日当日、前川さんは普通に通勤されていたんでしょうか?

前川 この日の朝は春高バレーの開会式があったと記憶しています。それで、与謝野大臣が挨拶をするので同行して代々木体育館にいたはずですが、警護官の無線に地下鉄で大事件が起きていると報告が入り、それで事態を知ったんです。サリンだと聞いたときこれはオウムだろうと直感しました。



中川昭一さんから直接電話がかかってきた

――95年は他にも、日本会議や新しい教科書をつくる会といった団体ができた年でもあります。そういったものが前川さん自身のお仕事に影響してくることはありましたか。

前川 私自身は直接関わる担当でもありませんでしたが、あれはいつ頃だったかな、95年より後のことだと思いますが、中川昭一さんからいろんな働きかけを受けました。中川さんは教科書議連で安倍晋三さんとも親しかったでしょう。「慰安婦問題を中学校の教科書に書くなんてとんでもない」と、散々言っていましたよね。私に電話までかかってきましたから。そういうプレッシャーはだんだん強くなってきている空気はありました。

――右側からの影響力を感じはじめたのは、90年代後半ということですか。

前川 文部行政に対する右側からの圧力みたいなものは常にあったんです。ただ、圧力があっても、教育政策が決定的に右に振れることはなくて、自民党の中にもそれを真ん中の方に戻す力はあったんです。ところが私の感覚でいうと森喜朗内閣、2000年の教育改革国民会議のあたりから強く右に行きはじめる。つまり、教育基本法の改正だとか、道徳の教科化というものが打ち出される時期ですね。



――教育改革国民会議の報告を読むと、結構過激なことが書かれていますよね。

前川 18歳になったらみんな奉仕活動させろとかですね。修身や教育勅語の復活を唱えるような、教育を戦前回帰させる動きというのは戦後、間欠的に表に出てくるんですね。中曽根さんの臨教審だって、ご本人としては教育基本法改正のための布石だったでしょうし、森さんの教育改革国民会議だって同じ。

――その流れは2006年に発足した第1次安倍内閣の教育再生会議にもつながっていくと思いますが、こうした教育をめぐる動きが右から吹き上がっていく状態をどのように感じていましたか。


2006年12月 第4回教育再生会議で挨拶する安倍首相 ©時事通信社

前川 これは危ないなと思っていました。森内閣の教育改革国民会議もそうですが、教育再生会議は閣議決定で作った機関なんです。総理に近い人ばかりで構成されている。そこで中央教育審議会の頭越しに議論が行われるようになってしまった。中教審はそれなりにさまざまな分野の委員から構成されているので、極端な方向へ行くことはありません。しかし、教育再生会議には政治家の意向がストレートに反映されるので、学問の自由や表現の自由が保障されず、国家権力がそこに直接介入できてしまう。文科省の行政というのは、人間の精神的自由権に関わることが多いわけで、これでは学問の自由や教育の自主性が危うくなると危機感を強く持ちました。

省庁再編 至上命題は「とにかく分割されないこと」

――教育改革国民会議と教育再生会議の中間ぐらいの時期になりますが、2001年には省庁再編があり、文部省と科学技術庁が統合し、文部科学省が誕生します。

前川 省庁再編については、かなり初期の頃から関わっていました。与謝野大臣の秘書官を退任した95年から96年にかけて、教育助成局企画官の仕事と並行して大臣官房に新たに設けられた行政改革推進室の室長をやれと言われたんです。これは当時の橋本(龍太郎)内閣の行政改革会議に対応するための官房長直属の組織で、省庁再編について大きな戦略を練るところでした。文部省の至上命題はとにかく、分割されないようにすること。それで、一番競合していたのが科学技術庁でしたから、ここと統合する道しかないだろうと。



――かなり早い段階から戦略的な対応をしていたんですね。

前川 そのときに、原子力関係はどうするんだという話にもなったんですが、これは当時の佐藤禎一官房長と、通産省の官房長とが話をつけて、経産省が所轄するようになったんだと思います。

――橋本行革で文部省に関わりがあったもう一つ大きなことは、国立大学の法人化です。

前川 佐藤官房長はもともと国立大学法人化論者だったんです。国立大学を法人化したほうが大学の自主性、自律性を高めることができるはずだ、文部省の付属機関の形で置いておくほうがおかしいんだ、というお考えだったと思います。

文科省でいちばん目立つ局は?

――ところが2004年に国立大学法人化が実施されたあと、大学関係者が口々に言うのは「年々予算が減らされて研究もできないし、環境も悪くなっている。その割にはカネを文科省が握っていて、口を出されて困っている」ということです。



前川 いや、もう本当にそれはごもっとも。行革という観点からは、自由を与える代わりに財源を絞ることはセットではあった。これまでずっと各国立大学の運営費交付金を毎年1%減らしてきているわけで、国立大学の基盤的経費の少なさはもう明らかに限界に達していますよ。資金獲得のために研究競争に駆り立てられる部分が大学に出てきてしまったのも、そこに原因があります。これは大学行政としては非常に歪んだ形であって、やはり運営費交付金をちゃんと保障するようにしなければならないと思います。これは文部省、文部科学省がきちんと財務省と対決してこなかったことに問題があったと思います。



――財務省では主計局が看板局であるように、文科省にも看板局はあるのでしょうか。

前川 どうでしょう、初等中等教育局が一番目立つ部署であることは間違いありません。ここは国会で質問されることが一番多いんです。世の中の関心も高校以下の学校については非常に高いですし、事務次官になる人もこの初中局長経験者が多いのは事実です。

――前川さんはよく初中局の出身といわれますが、高等教育局の出身でもありますね。

前川 高等教育局は係長で2年勤めただけです。ここの局長から次官になる人も結構いるんですよ。加計問題で高等教育局長が国会答弁する機会も多くなり、現在は初中局より高等教育局が目立っているというのはなんとも皮肉な話ですが。



写真=榎本麻美/文藝春秋

まえかわ・きへい/1955年生まれ。1979年文部省入省。2017年1月、文部科学事務次官を辞任。近刊に『面従腹背』(毎日新聞出版社)。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 『国民の権利没収』改憲ムービー  〜 櫻井よしこってジャーナリストいうより、呪術師に見えるな 
『国民の権利没収』改憲ムービー  〜 櫻井よしこってジャーナリストいうより、呪術師に見えるな
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1bc355d7ccbb5902155b2db26a161144
2018年06月23日 のんきに介護


「個人」から「人」の一文字変更で大きく変わる憲法 憲法改正の欺瞞  『国民の権利没収』改憲ムービー



昔、 変身ではなく、

ミラクルボイスと言われる掛け声「うー、やー、たー」で相手を倒す

実写ドラマの主人公がいた。

確か、名前は、

「少年ジェット」!

奇異な印象もなく、見ていたっけ。

今また、

登場して櫻井よしこをのしてもらいたいと思う。

で、懐かしく、

検索するとこんな動画を見つけた。

熊谷守一の

94歳の姿を捉えていた。

94歳 画家



日本国憲法にある

第13条は、

まだ実体化されてない既定なんだと思った。

まだ、白地のキャンバスのままだとね。

だから櫻井よしこのようなややこしい人が出てきて、こんな規定、

消しちゃいましょうというんだな、と。

もう、ほんと、

心の底から「うー、やー、たー」だな。

こういう規定は、

価値観というんんでなく、

心の養分だと思う。

ちょうど94歳の画家が大事に所持した

石ころのように。



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK246] いま、すぐそこにある憲法9条の危機  天木直人 
いま、すぐそこにある憲法9条の危機
http://kenpo9.com/archives/3931
2018-06-23 天木直人のブログ


 森友・加計疑惑が同時多発的に起きたばかりの頃、私はこう書いた。

 これほどの権力犯罪を野党が追い込む事が出来なければ、とても安倍首相の憲法9条改憲は防げないだろうと。

 いま、まさにその通りになろうとしている。

 きょう6月23日は沖縄慰霊の日である。

 その沖縄慰霊の日にタイミングを合わせるように、沖縄の心を逆なでするようなニュースが二つ立て続けに報道された。

 一つは米国務省が公開した核密約に至る交渉記録だ。

 米国が沖縄返還の条件として有事の核持ち込みを強く求めていた事がこれではっきりした。

 いうまでもなく、核持ち込みは疑惑はこの国の国会の最大の論争点の一つだ。

 しかし、これほど重要な米国の機密文書公開であるというのに、メディアはそのニュースを二日遅れで報じている。

 あり得ない事だ。

 もうひとつは、沖縄の名護市の農家の小屋の窓を米軍の訓練流れ弾が割ったというニュースだ。

 これほど深刻な事件が起きたというのに、メディアは一向に大騒ぎしない。

 一段の小さな記事ですませ、しかもいつまでたっても真実の追及をしようとしない。

 すべては米国の調査任せだ。

 そして米国の調査はいつも曖昧なままで終わる。

 見ているがいい。

 これほど重大な事件が沖縄慰霊の日にあわせて立て続けに起きたというのに、週明けから始まる国会の集中審議では、これらの問題を野党が本気で追及する事は無いだろう。

 国会で追及されなければ、すべてはなかったことと同じだ。

 私がまだ外務省に入ったばかりの70年代の国会では考えられないことだ。

 日米安保条約に関わる審議は国会審議の花形だった。

 野党の追及は厳しく、政府の答弁は、少しでも下手なことを言えば、国会が止まり、局長の首が飛び、時の政権を揺るがす事態にまでなった。

 ところが、いまはその緊張感は皆無だ。

 質問すら行われない。

 これを要するに、今のメディアも、そして野党の国会議員も、世代交代が進んで、日米安保を政治の大きなテーマにしなくなったのだ。

 これでは安倍首相の憲法9条改憲の野望はとても阻止できない。

 もちろん、その裏にある米国の日本占領の野望は微動だにしない。

 日本が憲法9条を放棄させられる危機は、いま、すぐ、そこにある(了)





米国務省 「核密約」の存在確認 資料集で判明
https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00m/030/071000c
毎日新聞 2018年6月22日 20時10分

 日米両政府が沖縄返還に合意した1969年11月の首脳会談で、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が交わした秘密合意議事録が、米国立公文書館に機密扱いのまま保管されていることが22日、分かった。返還後の沖縄への核再持ち込みを認めた密約とみられる。

 米国務省が公開した資料集「米国の外交・日本」で判明した。日米密約を調べる有識者委員会は2010年、合意は佐藤氏限りの私蔵文書で、国家間の密約ではなかったと結論付けていたが、米国では正式な機密文書として扱われていた。

 キッシンジャー米大統領補佐官との交渉に当たった、佐藤氏の密使で国際政治学者の若泉敬氏(故人)は、94年出版の著書で「共同声明に関する合意議事録」の草案を公開。09年には両首脳の署名入りの合意議事録を、佐藤氏の遺族が保管していることも判明した。

 同じタイトルの文書2ページの存在が、保管場所も含め、今回公開の資料集に記録されていた。

 琉球大の我部政明教授はこの文書について、形式などから核密約を記載した合意議事録であると判断。機密を解除すれば、安全保障や外交関係上の利益を害する恐れがあると判断されていることから「米政府は日米首脳が交わした国家間の密約だと認識していたことを示す」と指摘した。

 資料集は沖縄返還交渉に関する記録を収録。米軍部の要請を受けたキッシンジャー氏が核の通過権、再持ち込みの権利を主張していたことを示す文書が収められている。

 若泉氏は著書で、日米が核持ち込みと繊維問題について2通の秘密合意議事録を作成し、首脳会談でニクソン、佐藤両氏が大統領執務室隣の小部屋で2人きりで署名する段取りだったと暴露した。米側は合意議事録そのものは公開していない。(共同)



流れ弾か、小屋の窓割れる 沖縄、米軍基地近く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32079430R20C18A6ACYZ00/
2018/6/21 21:01 日経新聞

 21日午後2時ごろ、沖縄県名護市数久田の農作業小屋に「銃弾のようなものが落ちている」と所有するマンゴー農家の40代男性から110番があった。県警によると、小屋の窓ガラス2枚が割れたが、けが人はいない。

 現場は米軍キャンプ・シュワブに隣接。県警が、米軍の訓練の流れ弾かどうかも含めて調べている。

 県警によると小屋のガラス1枚には貫通した形跡があった。銃弾のようなものは直径約1センチ、長さ約5センチで、割れたもう1枚のガラス付近で見つかった。〔共同〕




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 謝罪会見ほとんどなし魔の3回生/政界地獄耳(日刊スポーツ)
謝罪会見ほとんどなし魔の3回生/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201806230000242.html
2018年6月23日9時20分 日刊スポーツ


 ★自民党総裁選挙が9月20日で固まりそうだ。党内は安倍3選支持が広がりを見せる。最大の理由は短期間に総選挙を重ね、いわゆる安倍チルドレンを大量増産したからだ。案の定、人数は多いが大量生産の弊害も多く魔の3回生という言葉で国民はピンとくる。安倍さんのおかけで代議士になった彼らは失言・暴言なんのその、安倍3選の実動部隊だ。

 ★最初の騒動は不倫。宮崎謙介が議員辞職したほか、金銭トラブルで武藤貴也が引退。経産政務官・中川俊直は不倫で出馬辞退、秘書への暴言や暴力などで豊田真由子が離党。元財務相・中川昭一夫人の中川郁子は同僚議員の門博文との不倫が報じられ、落選。門は3選を果たす。内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官・務台俊介は被災地視察で、現場の水たまりをおんぶされて渡っていたとし謝罪。その後自身のパーティーで「『長靴事件』があったものですから、その後、各省で政府が持つ長靴がえらい整備されたと聞いている。たぶん、長靴業界はこれでだいぶもうかったのではないか」と発言。翌日、政務官辞任。

 ★まだまだある。橋本英教は中国人女性との関係が報じられ単独比例で出馬するも落選。大西英男は失言キングといえる。「まず自分が子どもを産まないとダメ」「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」「(がんの)患者側は店や仕事場を選べない」など同僚議員の発言に「働かなければいいんだよ」。いずれも与党幹部から厳しく叱責(しっせき)されたが持論を展開する。池田佳隆は前文科事務次官・前川喜平の講演内容を文科省に照会して騒動に。加藤寛治は「必ず3人以上の子供を産み育てていただきたい」と発言、陳謝。国場幸之助は地元で泥酔、一般人ともみあいになり傷害で送検。そして「いいかげんにしろ」の穴見陽一に続く。このうち会見で陳謝した者はほとんどおらず、言い分だけ言う者、ホームページで謝罪だけ多数。へのかっぱか。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 何も分からない女性を外に出さないでほしい。(谷間の百合)
何も分からない女性を外に出さないでほしい。
https://taninoyuri.exblog.jp/29592902/
2018-06-23 10:58 谷間の百合


昭恵さんが、例のトークショーで「どうして会ったこともない人が私を批判してくるのだろう、すごく不思議で、、」と言ったそうですが、あなたを知らない人があなたを批判するのが本当に分からないのならどれほどのバカなのか想像もつきません。

会ったこともない人間から批判されるのは、あなたが政治を私物化しているからです。

この人、ほんとうに何も分かっていません。

分からないから、こういう挑発的な言動をするのです。

かの女は希代の悪女です。

大橋巨泉さんは、総理を「あの人ほんとうに悪い人だな」と言いましたが、わたしは妻の昭恵さんにも同じセリフをぶっつけたい。

そう言えば、むかしむかしアルゼンチンに、スケールは違うものの大統領夫人として権勢を誇った女性がいたことを思い出しました。

検索したら、名はエバ.ペロン(愛称エビータ)で、貧しい生まれで女給やモデルを転々としたのち、高級売春婦をしているときに、スキものの大統領に見初められて大統領夫人になったという伝説の女性です。

かの女は無能な夫に代わり、権利も正当性も無視して露骨に政治に介入していったのですが、表では労働者の味方をして絶大な人気を博したものの、裏では不正な蓄財に励んでいたのです。

かの女が宮殿のバルコニーから群衆に向かって演説をしている映像をどこかで見たことがありますが、無学なかの女がそこまでできたのは、もともと頭がいいことに加え、それまでの環境の中で世間知や世渡りが自然に身に付いたのでしょう。

33歳の若さで子宮がんにより亡くなりました。





エビータは絶世の美人でしたから「傾城」の名に相応しいのですが、わが総理夫人は美人でもなく頭もよくありません。

だから、群衆を前に演説など出来なくてもいいから、せめて国会に出てきて質問に答えてほしいと言っているのです。

政治に口出しするくせに、マイクを向けられるとコソコソ逃げるようなことを繰り返しているから、国民の怒りを買うのです。

変態コレクターだけはゼッタイ譲れないと言った(なんでそんなにムキになるのでしょう)そうで、三宅洋平さんもその一人だったのか、かれをたぶらかして沖縄まで案内させたもののすぐ近くのテントにいた島民とは接触もせずコソコソと逃げ帰りました。

かの女にとって政治は だれも経験することができない一人だけの最高に楽しい遊びなのかもしれません。

自分が口添えするとなんでも実現するというようなことを洩らしていたこともあり、魔法の杖でも持っている気分なのでしょう。

なんで知らない人が私を批判するのだろうというセリフを聞いてわたしが連想したのが、マリー.アントワネットの有名な言葉でした。
(実際は言っていないということですが)

「分かっていない」という点で、昭恵さんはアントワネットと肩を並べる歴史上の「痛い女」となりました。

だいたい悪女は頭がいいというのが相場ですが、そうではないことが問題をこじらせ長引かせているとは言えないでしょうか。





関連記事
ズべ公・昭恵 / 「私は会ったこともない人がどうして批判してくるのか…。不思議で」
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<安倍晋三、真っ青!>今週の週刊文春。昭恵は今でも「安倍晋三記念小学校を開校させたい」と周囲に語っているんだとよ 
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/650.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 日本代表の専属シェフ、福島産の味噌やうどんを選手に(TBS)-原発板リンク
日本代表の専属シェフ、福島産の味噌やうどんを選手に(TBS)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/861.html
投稿者 JAXVN 日時 2018 年 6 月 23 日 12:36:34: fSuEJ1ZfVg3Og SkFYVk4
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/684.html
記事 [政治・選挙・NHK246] 無残な安倍外交の結末、そのツケを支払わされるのは日本国民だ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/06/blog-post_59.html
6月 22, 2018

<つまり、この元中国政府高官の回答は中国は、朝鮮半島における中国の影響力が低下していることを懸念しているということを示唆しているわけだ。彼との付き合いはもう何十年にもなるが、今日まで彼の口から、このような「弱気な中国」の言葉を聞いたことは一度もない。どれだけ中国がいま焦っているかを如実に表している。

それにしても、金正恩は中国を訪問するだけでなく、12日にもシンガポールを訪問したり、今後はアメリカやロシアを訪問する機会も増えていくだろう。中国とは中朝軍事同盟があるから、こういう特別の配慮を北朝鮮に対してこれまではすることができたが、他の国ではそうはいかない。当たり前のように同時進行で報道するから、金正恩もナマ中継に慣れていかなければならないはずだ。

元中国政府高官も、そのような回答を準備しておけば良かったのに、突然だったので思わず本心を言ってしまったのだろう。気の毒にも思うが、半島情勢が中国抜きで大きく動き始めたことを内心懸念している中国の本音を垣間見ることができたのは、大きな収穫だった。

それにしても金正恩の外交能力には驚かされる。

昨日19日のコラム「トランプの米朝蜜月戦略は対中牽制――金正恩は最強のカード」に書いた「中朝友好の虚構」は揺るぎない事実だ。しかし、それを覆い隠して、中国の支援を求めるために習近平訪朝の前に、中国の専用機借用のお礼を言う形を取って訪中するやり方は、「敵ながらあっぱれ」と言わざるを得ない。

たしかにトランプは北朝鮮の「非核化」を条件として「体制の保証」はしてくれた。しかし、非核化プロセスが実行されているということが確認できるまでは、制裁の解除はしないし経済支援もないという付帯条件が付いている。このままでは北朝鮮には一円もお金が入らない。

そこで「段階的非核化が確認されれば、制裁は緩めるべきではないか」と言ってくれている習近平に泣きついた。

次の米韓合同軍事演習は中止すると米韓は言ってくれたので、この時点で米韓を抑えることはできた。次は経済的支援だ。

事態が米朝韓の間で進めば、中国は必ずチャイナ・マネーを何らかの理由を付けて出してくれるにちがいない。

それを取りつけた上で、次はトランプの嫉妬心を刺激すればいい。そして米朝蜜月を演じる。

米中の間をうまく泳ぎ回る金正恩の姿が浮かび上がってくる。

習近平は金正恩に、「中国は今後も中朝関係を重視し、(北)朝鮮への支援を今後も続けていくことに変わりはない」とした上で、「特に朝鮮の民生の発展を支援したい」と告げた。

つまり、国連の制裁を回避する形で、人道的支援である「民生」という項目の形を取って、北朝鮮に現状でも経済支援をする意思があることを表明したことになる。

金正恩にしてみれば、これさえ言ってくれれば、北京詣でをした甲斐があるというもの。欲しいのは、このチャイナ・マネーだ。その証拠に北朝鮮の報道では、中国の支持・支援を得ることができたということをアピールしたと解釈することができる。

一方、二人の表情に注目していたのだが、金正恩の笑顔は、トランプと会った時のような高揚感はなく、かなりビジネスライクな対応のように見えた。それに比べて習近平の方が、ややへつらうような表情を時折見せたのが印象的だった。

それもそのはず、習近平は最後に断固たる表情でダメ押しをするかのように「中国は半島問題に関して引き続き重要で積極的な役割を果たしていく」と言ったのである。

つまり、「朝鮮半島問題解決には、中国は不可欠だ」、それを忘れて平和体制構築に当たって米韓朝「三者協議」などということを考えるなよ、とクギを刺したのであり、「朝鮮半島問題に関して中国が果たしてきた役割を忘れるな」と実質的には迫ったということになる。

それに対する金正恩の笑顔はなかった。

軽くうなずきはしたものの、CCTVのカメラは、金正恩の、一瞬左右に動いた目つきを捉えていた。いずれはそこから抜け出す戦略を描いていることを、ふと反射的に思ったのかもしれない>(以上「Newsweek」より引用)


 Newsweekの金正恩氏は米中の間をうまく立ち回っている、という評は当たっているだろう。もっと正確に言うなら金正恩氏は米中に投資を競わせるつもりだ、というべきだろう。

 北朝鮮の地下資源は400兆円ともいわれている。しかし北朝鮮に地下資源を開発する資金はない。これまでは張成沢氏が対中関係を一手に対応していたが、金正恩氏は張成沢氏を粛正して対中関係をも彼の手中にした。張成沢氏を操っていたようにはさせない、というのが金正恩氏の対中戦略だ。

 今後の北朝鮮の外交戦略は米中を競わせて「安全保障」を確保しつつ投資資金を有利に引き出すことだ。 若い金正恩氏はかなりしたたかなタフ・ネゴシエーターのようだ。

 日本人拉致問題に安倍氏本人が乗り出すと 息巻いているが、金正恩氏は相手にしないのではないだろうか。日本と直接話し合うよりも、米国のポチとして米国経由のサイフとして扱うだろう。

 もちろん金正恩氏は米中だけでなくロシアとも話し合うだろう。北朝鮮は核保有国として 核保有国を相手にする。そうしなければ北朝鮮国内で金独裁政権が持たない。

 段階的に核兵器を廃棄するにしても、北朝鮮の体制維持のために金正恩氏は最終的に核を手放さないだろう。核を手放したカダフィ大佐がどうなったか、金正恩氏は知っている。

 米国も北朝鮮がICBMさえ開発しなければ米国本土を攻撃されることはない。だからICBM開発の放棄だけで米国は満足するだろう。北朝鮮の核も中国の核やロシアの核と同じだ。北朝鮮の核の危険性はICBM抜きならば中・露の核が米国本土に与える脅威よりも格段に低下する。

 そして北朝鮮に核と短・中距離ミサイルがあることで日本に米国製のポンコツ兵器を大量に押し売りできる。この旨味が消えない状態こそが米国にとって最善だ。トランプ氏は北朝鮮と上手く商売交渉を行った。後は北朝鮮が約束を実行して、日本が費用負担するだけだ。

 そうした米・中・朝の三ヶ国の関係の中に日本はない。今後とも朝鮮半島の問題に日本は呼ばれない。ただただ勘定書きを回されるだけだ。

 安倍外交は根底から崩れ去った。彼の存在がどれほど日本の国益を毀損しているか、日本国民は一日も早く知るべきだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 大将がこける時(上)<本澤二郎の「日本の風景」(3012)<心臓に槍衾・勘弁してくれと悲鳴>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52216207.html
2018年06月22日 「ジャーナリスト同盟」通信

<心臓に槍衾・勘弁してくれと悲鳴>
 衆院予算委員長の河村建夫が「心臓がもう、予算委員会での集中審議を勘弁してくれと悲鳴を上げたと記者に紹介した」ことが永田町の大ニュースになった。官邸のクレームに軌道修正したが、むろん、間に合わなかった。野党の安倍犯罪事件追及に、心臓の心臓は相当まいっているのである、という事実が証明された。国有地払下げ違法事件だけではない。特区を悪用してのスポンサー・加計孝太郎に数百億円の利益を上げさせている職権乱用事件だけでもない。女性の敵であるTBS山口強姦魔もみ消し事件、山口の仲間に対する血税巨額詐欺事件、さらには3兆円リニア疑獄事件と、心臓を射抜く槍は次々と発射されている。

<安倍と河村は犬猿の仲>
 安倍晋三と河村建夫は、中選挙区制度の下で、ライバル関係に置かれていた。河村は田中達夫の後継者、田中の最大のライバルが、心臓の父親の晋太郎。同じ福田派・清和会に所属しながら、常に相手をけん制しながら政治活動をしてきた。
 ボスの福田赳夫は、田中を信用して、晋太郎を遠ざけてきたものだ。福田康夫と安倍の不仲はいわば、父親から受け継がれてきた。台湾李登輝にこびる心臓と日中友好に走る康夫である。

 福田赳夫に仕えた中原秘書は、目の前で福田が晋太郎に対して面罵する場面を二度も経験しているほどだから、福田の安倍嫌いは相当なものだった。福田は、岸信介の仮面をかぶって、同派のプリンスと吹聴する晋太郎を評価できなかったのだ。
 「田中事務所の中内秘書は、安倍事務所のことは何でも知っていた」と言われている。

 時代は変わって、河村は安倍に仕えるという屈辱によく耐えているが、本心は心臓を軽蔑しているといっていい。予算委員会での心臓の大嘘を長時間聞かされてきた河村の心境は、とても複雑なのだ。もともと威厳などこれっぽちもなかった心臓だから、徐々に言論の自由が自民党内に噴き出してきた証拠といえる河村発言なのだ。
 大将安倍晋三が傷つき、倒れかけているのだから、当然、自民党内も揺れることになる。

<細田派の忠誠派は稲田一人?>
 政界雀は「そのうち安倍と稲田の関係を暴露する本が出るだろう。昭惠も協力するはずだ」などと打ち明けている。
 彼女がどうして司法試験に合格したのか?疑問符がついて久しいが、ともあれ心臓に惚れられて、永田町でたくさんの薄汚れた肩書がついた。安倍1強のもとでの一輪の花?というべきか。二人の携帯通話記録に興味を示す向きもあると聞く。

 稲田のお蔭で、ポストを失った安倍の支持母体・細田派の内部は「ごたごたしていて、まとまらない」といっていい。「1将功なり万骨枯る」の典型である細田派なのだ。「晋三に忠誠を尽くす人物は、稲田以外に見当たらない」と打ち明ける清話会関係者の指摘は、まさにそうである。

<二階はいつでもソッポ向く>
 なぜ幹事長は二階なのか。「細田派に信頼できる人物が一人もいない。稲田起用だと、派内が分裂するため、やりたくても無理」というのである。「菅を起用すると、菅に寝首をかかれるので、安心できない」という次第で、カネに執着するだけの人物を起用した。どうやらこの辺が、二階起用の理由なのであろう。

 確かに、これまで二階は、口を開くと「安倍三選」である。まるで日本語を忘れてしまったように三選を口走る。知性を感じさせないという点で、心臓とぴったりと波長が合う。最近は、テレビの前でも言葉が聞きにくくなってきている。ボケ始めを心配する側近もいるようだ。
 むろん、幹事長ポストの関係で三選を口にしているだけで、決して心臓を信頼・尊敬しているわけではない。金と、ここにきてのキングメーカーを目指している新たな野心に注目が集まる。
 森友事件で麻生太郎も傷だらけで、国民の反発を受けて久しい。祖父・吉田茂の風上にも置けない愚鈍な政治屋でしかないのだから、麻生のキングメーカー?に内外の反発が強い。「麻生財閥の遊び人風情が財務相兼副首相だから、この政権の正体もしれたもの」と見られても仕方ない。 

 二階キングメーカー?も怪しいのだが、本人は安倍コケる雰囲気の中で、まんざらではないらしい。

<自民党内は右往左往して落ち着かない>
 「首相官邸が犯罪の巣窟」との評価を、国民の誰もが信じている。それでも、NHKと信濃町が支持しているため、悪しき政権のまま存続している。当然、内部は大きく揺れることになる。
 新聞テレビが報道しない、ただそれだけのことである。
 「TBS強姦魔事件だけでも内閣は退陣に追い込まれる。それを支えているのは、右翼の読売産経メデイァは無理にしても、NHKが支えているのが、大きい」といっていい。
 NHKは公共放送変じて、国営放送から安倍放送に変質してしまっている。「最高裁を抑え込んで、NHK予算は大きく膨らんでいる」ことに対して、善良な国民は強く反発している。

 それでも、安倍犯罪は国民に知れ渡っている。世界に知れ渡ってしまった。「レイムダックの心臓を、トランプや習近平・プーチンから金正恩も相手にしていない」というありさまである。「最近の心臓の目がトロンとして浮き草のように安定していない」と見られる始末だ。
 「自民党議員は支持者からの突き上げに困惑している」という状態は、もう1年以上になる。「安倍を先頭に立てて選挙は出来ない。さりとて、軍事オタクや若者ではねえ」と悲鳴を上げる議員ばかりの自民党である。

<昭惠次第で心臓が止まる?>
 このさい、昭惠に注目したい。今の心臓の永田町について、一番笑い転げている人物は昭惠に相違ない。彼女はとっくの昔に心臓から離れている。心臓の正体を知り尽くしている。自ら靖国に飛び込んだり、森友関連で「悪しき過去」と遭遇する機会を手にして、不気味な薄っぺらな原始の世界を眺めてきた昭惠である。「心臓と朋美」のことなど彼女にとって馬耳東風である?

 いえることは、森友にしろ、加計にしろ、TBS強姦魔事件にしろ、彼女が真相を打ち明けると、心臓が完全に止まることになる。そうさせまいとして、心臓は彼女の自由を、見えない鉄格子で抑え込んでいる。軟禁状態の可能性も?

 籠池夫妻がそうであったように、心臓を槍衾にすれば、一躍ヒロインになれるのである。彼女が「国会に出て真実を証言したい」というのは、半分は本心ではないだろうか。

 日本格差社会は、経済の面だけではない。男尊女卑の、半封建性の戦前とほとんど変わっていない。TBS強姦魔事件も証明してくれた。他方で、侵略戦争のA級戦犯・岸信介の娘・洋子には、とことん虐げられてきた昭惠だ。彼女の神経は、いまでは強く大きく育ってきている、違うだろうか。

 心臓も洋子も、昭惠をコントロールできないだろう。NHKや信濃町が心臓の召使のままであれば、昭惠が決起するかもしれない。そんな予感さえする首相官邸と永田町である?

2018年6月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍晋三首相が、北朝鮮の弾道ミサイル発射を大げさに「国難」と言い立てて国民有権者の恐怖心を煽ったホラービジネスの化けの皮
安倍晋三首相が、北朝鮮の弾道ミサイル発射を大げさに「国難」と言い立てて国民有権者の恐怖心を煽ったホラービジネスの化けの皮が、ついに剥げる
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/448088266d17d496eeae1788769c66a8
2018年06月23日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「安倍晋三首相が国民有権者の恐怖心を煽り立てたホラービジネスの化けの皮が、ついに剥げる」―菅義偉官房長官は6月22日午前の記者会見で、全国各地で計画していた北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練について、当面中止する方針を正式に発表した。「第2の日本」北朝鮮の弾道ミサイル発射を大げさに「国難」と言い立てて、国民有権者の恐怖心を煽り立てておきながら、自分はちゃっかり訪ロするなどした挙句、2017年10月22日総選挙(衆議院は9月28日、第194回臨時国会冒頭で解散、10月10日に公示)を有利に運び、自民党を圧勝に導き、今度は金正恩党委員長と会いたい一心で掌を返して、住民避難訓練を当面中止する方針を正式に発表した。ただし、菅義偉官房長官は、「アラッと思う間もなく」弾道ミサイルが日本上空を飛び越え、はるかかなたの海上に落下した後、作動し始めて役に立たなかった「Jアラート(全国瞬時警報システム)」について「情報伝達やミサイル落下時の行動についての周知に重点を置いて取り組んでいく」と述べたという。「国民有権者を欺く」実にお粗末な安倍晋三政権である。



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 国民党が自己アピールのために、野党連携崩すのが不安。国会延長を後悔させるような追及を(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27355301/
2018年 06月 23日

【テニス、ゲリー・ウェバーOP、全仏準優勝のティエムを破り、準々決勝に進出した51位の杉田祐一は、109位のクドラ(米)と対戦。これは「いただき」かと思っていたのだけど、2−6、5−7でストレート負け。ベスト4進出&フェデラーとの対戦はならなかった。残念。(ノ_-。)

 サッカーW杯、初戦で引き分けに終わったブラジルが、2戦めのコスタリカ戦でも、なかなか得点できず大苦戦。(ネイマールも含め、何とかファウルをとろうと必死になってたりして。^^;)後半のAタイムでようやくコウチーニョがシュートを決め、1点ゲット。その後、2点めを決めたネイマールは思わずウルウル。(てか、号泣かな?)強いチームのプレッシャーも半端ないんだな〜と改めて思ったです。(@@)】

* * * * *

 今週20日に閉会する予定だった通常国会が、何と7月22日まで32日間も延長されることになった。(・o・)

 安倍陣営が、こんなに延長した意図は、2つある。一つは、経済界や米国などの要望に応えるために、どうしてもカジノIR法案、働き方改革法案の成立させて、安倍内閣への支持をキープしたかったこと。もう一つは、急に出て来た参院の定数是正法案を通して、総裁選で参院議員やその関係者の支持を得たかったことだ。^^;

 実のところ、安倍陣営はギリギリまで国会延長に関して、悩んでいた。というのも、内閣支持率が低下していたため、下手に国会を延長して、さらにモリカケ問題などで追い込まれたら総裁3選に不利になるのではないかと懸念したからだ。
 しかし、今月にはいって、新潟県知事選で勝利。支持率もプチ回復しているのを見て、思い切って長期にわたる国会延長を決意するに至ったようだ。(-"-)

 こういう話をきくと、mewはつい「だったら、モリカケ問題+αで攻め立てて、延長している間に、支持率をもっとダウンさせてやりたい!」と思ってしまうのだけど・・・。(・・)
 ここでチョット気になるのが、野党同士の連携がうまく行っていないことである。^^;

* * * * *

 国会の野党界では先月、民進党に希望の党が合流する形で、新たに国民民主党なる政党が誕生した。(・・) (関連記事・『新潟に野党6党派の代表が集まり、知事選候補を応援+国民党の保守派は、野党共闘に協力するのか』)

 国民党は、合流予定だった2党の議員の数だけ合わせれば109人になって、衆参とも野党第一党になれるはずだったのだが。無所属の会などの議員が参加しなかったため、結局、合流したのは62人(衆院39人、参院23人)。参院では野党第一党になれたものの(立民党は16人)、メインの衆院では野党第一党の座を立民党(56人)に維持されることになった。(~_~;)

 しかも、国民党は、新党を結成してからも、なかなか政党支持率が上がらず。議員の数はさほど変わらない立民党が10%前後あるのに対して、国民党は1%前後しかない。^^;

 これに焦った国民党は、何とか野党の中で存在感を出したい、立民党との違いを見せたいという思いを強めている様子。
 そこで、立民党が安倍自民党と正面から対峙しようとしているのに対して、国民党は、自分たちが与党に劣らず現実的に政策提案や国会運営を行なう政党であることをアピールしようと懸命になっているのであるが。そのために、野党の連携がうまくとれないような状況が生じてしまうのである。(-_-;)

 今回の延長国会でも、国民党は野党第一党として、立民党や他の野党に根回しをすることなく、自民党と来週の参院予算委員会の日程を協議。集中審議を25日、働き方改革関連法案などの委員会総括質疑を26日、党首討論を27日に開く日程で合意してしまったという。(~_~;)

 ちなみに国民党が早期の党首討論の開催を要求したのは、前回の党首討論には玉木共同代表が参加したので、早くもうひとりの大塚共同代表を出して、存在をアピールしたいという考えからだと言われている。(>_<) 

<そう言えば、玉木代表は前回の党首討論で、あえて外交問題について質問したので、自民党議員や保守メディアが評価。安倍首相が、わざわざ討論を終えた後、玉木氏のところに歩み寄って握手を求め、玉木氏が嬉しそうにそれに応じる光景が、思い切りTVでアップになって、ゲンナリさせられたっけね。 _(。。)_ ・・・別に外交について質問するのはOKなんだけど。相手の喜ぶような質問じゃダメでしょ。<`ヘ´>>

 自民党にしてみれば、ここから立民党+国民党がタッグを組んで、野党共闘が強化されるのが一番イヤなわけで。それを防ぐために、国民党を自分たちの方に近づけておこうとして、今回の協議でも様々な要望を飲んだ感じがあるのだけど。<国民党には改憲に賛成の保守議員も多いしね。>
 もし国民党がそれでいい気になって、今後も中途半端な動きを続けるようでは、安倍自民党を喜ばせるだけだし。たぶん、それでは、政党支持率のアップも期待できないだろう。(-"-)

* * * * *

『<国会>32日間延長 首相、参院自民に配慮

 衆院は20日の本会議で、同日に会期末を迎えた今国会を7月22日まで32日間延長することを自民、公明両党と日本維新の会、希望の党などの賛成多数で議決した。政府・与党は、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案、参院定数を6増する公職選挙法改正案、働き方改革関連法案など残った重要法案を確実に成立させたい考えだ。

 これに先立ち、自民、公明両党の幹事長、国対委員長らが延長方針を確認。続いて安倍晋三首相と山口那津男代表が国会内で会談し、7月22日まで延長することで正式合意した。

 首相は当初、学校法人「森友学園」「加計学園」に関する問題で野党の追及が続くことを警戒。6月20日までの会期を延長する場合でも、欧州・中東を歴訪する7月中旬より前に閉じるよう求めた。しかし、参院自民はIR実施法案を成立させるには7月下旬までの延長が必要だと主張。首相は、9月の自民党総裁選を念頭に、参院自民への配慮が必要だと判断し、大幅延長を受け入れた。

 参院自民を取り仕切る吉田博美参院幹事長は、総裁選への態度を決めていない竹下派に所属。官邸幹部は延長幅が決まる前、「総裁選を考えて参院を重視したい。参院が決めたことには乗る」と語っていた。

 首相は調整を衆参の自民幹部に委ねた。衆院では複数の委員会が海外視察の日程を7月22日から入れており、大島理森衆院議長は自民党側に20日に閉会するよう要請。一方で、吉田氏は二階俊博幹事長に、野党が内閣不信任決議案などを提出し審議を遅らせる事態を警戒すべきだと主張。実質的な審議を7月20日に終える想定でも、2日間の「予備日」を設け、22日の日曜閉会とする案を示し、二階氏が同意した。【高橋恵子、村尾哲】(毎日新聞18年6月20日)』

『【攻防・終盤国会】立憲民主vs国民民主の路線対立、「参院」でさらに表面化

 空転が続く国会が週明けに正常化する見通しとなった。与野党は22日、参院での安倍晋三首相入りの審議を25日から3日連続で実施することで折り合った。論戦の主戦場が参院に移り、衆参それぞれの野党第1会派である立憲民主、国民民主両党の路線の違いも浮き彫りになっている。

 自民党の関口昌一、国民民主党会派の舟山康江の両参院国対委員長は22日の会談で、予算委員会の集中審議を25日、働き方改革関連法案などの委員会総括質疑を26日、党首討論を27日に開く日程で合意した。

 主要野党は20日以降、来月22日までの会期延長に反発し、衆参の日程協議に応じていなかった。

 「日程をきちんと取り、できるだけ多くの審議の機会を作り政府を追及する」

 舟山氏は会談後の記者会見でこう強調した。審議拒否も辞さず徹底抗戦の構えの立憲民主党と、「対決より解決」を掲げる国民民主党の温度差が垣間見える。

 当然、立憲民主党は日程合意への不満を募らせている。那谷屋正義参院国対委員長は「状況を打開する環境作りは与党が行うべきで、野党から条件を言ってはいけない。最初からボタンを掛け違ってしまったのではないか」と記者団に述べた。

 不信感の背景には、国民民主の国会対応の稚拙さもある。集中審議の日程について、他の野党に十分な根回しを行った形跡はうかがえない。党首討論に関しても、大塚耕平共同代表の存在感をアピールするために開催にこだわった。

 主要野党がそろって要求する学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長の証人喚問は実現の見通しが立たないままだ。立憲民主幹部が「簡単に審議復帰してもらっては困る」といらだちを募らせているのに対し、国民民主幹部は「交渉なのだから『百パーセントの回答でないとダメだ』では進まない」と語る。国会最終盤に向け、溝がさらに深まる可能性は否定できない。

 「(記者が)得意とする記事の書き方で『野党バラバラ』という文字が躍る」
 那谷屋氏は開き直りともとれる愚痴を口にした。(小沢慶太、広池慶一)(産経新聞18年6月22日)』

* * * * *

『予算委集中審議は25日午後に3時間の予定で、首相や麻生太郎副総理兼財務相が出席する。野党は森友学園問題や加計学園問題について首相らを追及する方針だ。野党は学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長や愛媛県の中村時広知事らの国会招致を求めたが、与党は応じていない。
 党首討論は今国会2度目で、27日午後に45分間行われる。(毎日新聞18年6月22日)』

 安倍首相が集中審議をイヤがっていた(かも知れない)のに。審議初日に、3時間行なうだけでは、さしたる追い込みはできないかも。^^;<てかW杯の日本代表の試合の翌日にやっても、あんまりニュースにもならないし〜!(-"-)>

 それでも、安倍内閣の支持率のV字回復を阻止するために、野党各党に頑張って欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 沖縄出身のりゅうちぇるが「慰霊の日」に向け語っていた戦争、米軍基地への強い思い(リテラ)
沖縄出身のりゅうちぇるが「慰霊の日」に向け語っていた戦争、米軍基地への強い思い
http://lite-ra.com/2018/06/post-4084.html
2018.06.23 りゅうちぇるが慰霊の日に戦争、米軍基地への思いを リテラ

    
    沖縄県公式ホームページより


 沖縄戦から73年──本日6月23日、沖縄は「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地となった糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂では、翁長雄志知事や安倍首相が出席のもと、沖縄全戦没者追悼式がおこなわれる。

 そんななか、あの沖縄出身タレントが、この慰霊の日に合わせて平和へのメッセージを発信した。独特のキャラクターで一躍人気者となった、りゅうちぇるだ。

 それは、朝日新聞の西部・大阪版に6月18日付で掲載されたインタビューでのこと(21日付でデジタル版にも掲載)。このインタビューでりゅうちぇるは、自身のルーツと沖縄への思いを、初めて踏み込んだかたちで語っているのだ。

「沖縄では若い子もおじい、おばあから戦争当時の話をよく聞きます。10代だった僕の父方のおばあは「アメリカに捕まるくらいなら、爆弾で死のう」と言って集団自決しようとする群れから、1人だけ逃げて生き残ったそうです」

 住民を巻き込んだ戦闘は残酷を極め、死亡した民間人は約10万人、県民の約4人に1人が亡くなったといわれる沖縄戦だが、なかでも多発した住民の集団自決は、強制的な集団死に追い込まれたというべきもので、沖縄戦のむごさを象徴している。そんな苛烈な状況を生き抜いた祖母の記憶を、りゅうちぇるは引き継いでいるのだ。

 その祖母は戦後、「戦争中に日本に来た米兵」と結婚。りゅうちぇるの父が生まれたが、その後、祖父と祖母は離婚。祖父はアメリカに帰ったのだという。「戦争は人を変えてしまう。皆が皆悪い人じゃないし、皆が皆いい人でもない」──。おばあはそう語っていたとりゅうちぇるは振り返り、「(おばあは)米兵や祖父を悪く言いませんでした」と言う。

 沖縄では多くの人が戦争を抜きでは語れない人生を抱えている。だが、それは戦争体験者だけのものではない。米軍基地という、危険と隣り合わせの現実がそこにはあるからだ。りゅうちぇるは基地問題についても語っていた。

「今も米軍基地があるから、戦争を身近に感じます。宜野湾市にあった自宅前には普天間飛行場があり、ヘリコプターや飛行機が爆音を響かせて飛行するのは当たり前の光景でした」

 この「当たり前」は現在進行形の話であり、その上、騒音にくわえて“墜落”“落下物”の恐怖にも晒されている。ご存じ通り、名護市沿岸でのオスプレイの墜落や東村高江でのCH53Eの不時着・炎上をはじめ、米軍機の事故が相次いで起こっているが、昨年12月には普天間基地近くの緑ケ丘保育園の屋根に「US」などと書かれたプラスチック製のCH53Eの装置カバーが落下するという事故が発生。その事件事故からわずか6日後には、普天間第二小学校の校庭にCH53Eのコックピットの窓枠が落下した。当然ながら沖縄県は小学校上空の飛行中止を求めたが、日本政府はまったくの他人事で、結局、日米間で「学校の上空飛行を最大限可能な限り避ける」という曖昧な合意をしてしまう。

 その「可能な限り」などという合意が何の効力もないことは明らかだ。実際、事故後も米軍機は学校付近を飛行し続け、事故から約1カ月後、普天間第二小でヘリの接近を想定した避難訓練がおこなわれたまさにその日にも、米軍は学校上空を飛行。普天間第二小では米軍機が上空に接近すると児童を校庭から校舎へ避難させるという対応をとっているが、その避難回数は、校庭使用を再開した今年2月から6月8日までになんと527回にも上っている(琉球新報6月13日付)。

 その上、今月21日には、名護市の農作業小屋の中から銃弾のようなものや弾痕が発見された。ちょうど米軍のキャンプ・シュワブ内の訓練場では18日から実弾訓練がおこなわれており、基地からの流弾である可能性も考えられるのだ。

 いつ、空から鉄の塊が落ち、地上で銃弾に当たるかもしれないという不安に脅かされる日常──。そのなかで、りゅうちぇるもまた生活を送ってきた。りゅうちぇるは、こんな体験をインタビューで語っている。

■りゅうちぇるが体験していた米軍ヘリの落下事故「その光景は忘れられない」

「危険と隣り合わせだと感じたのは、2004年に米軍ヘリが沖縄国際大(同市)に墜落した時です。僕は当時小学校3年生。友だちと本屋を出て、タコライス屋に入ろうとした時でした。ヘリが上空で旋回するのを眺めていたら、急に止まって、垂直に落ちたのです。その光景は忘れられません」

 幼い少年だったりゅうちぇるが体験した恐怖は、いかばかりだったろう。この事故では幸い死者は出なかったが、それは奇跡のような偶然が重なった結果でしかない。

 しかも、沖縄が隣り合わせなのは、米軍による事故だけではない。2016年には沖縄県うるま市で米軍属の男による女性死体遺棄事件が起こったが、こうした米軍による犯罪、とりわけ女性を狙った性暴力犯罪は後を絶たない。現に、りゅうちぇるが生まれたのは1995年。沖縄で小学生の女児が複数の米兵に拉致・暴行された事件が起こった年だ。あれから、沖縄の状況は何も変わっていない。あのとき米軍は日米地位協定を盾に容疑者の身柄引き渡しを拒否したが、その不平等極まりない地位協定をいまなお日本政府は温存させつづけている。

「今も米軍基地があるから、戦争を身近に感じます」というりゅうちぇるの言葉はけっして大袈裟なものではなく、沖縄の現実を映し出した言葉だ。そして、戦争で「捨て石」にされた沖縄では、いまも政府が基地を押し付け、事故や事件には関心を示さず、辺野古や高江で基地に反対する人びとを弾圧するという暴挙が繰り返されている。

 いまだ、戦中と地つづきにある沖縄。だからこそ、沖縄戦で犠牲となった人びとを悼む「慰霊の日」は、沖縄だけではなく、この国にとってとても重要な日なのだ。

 りゅうちぇるは「慰霊の日は、沖縄のことをめちゃくちゃ熱心に考える一日です」「今も慰霊の日の正午には「うーとーとー」します」と述べている。「うーとーとー」とは「手を合わせて祈る」こと。実際、りゅうちぇるは毎年のように、6月23日になるとTwitterで「うーとーとーする日」「きちんとうーとーとーしたよ」などとつぶやいてきた。

 そして、2015年のこの日、りゅうちぇるはこうも投稿している。

〈沖縄県民だけでなく1人でも多くの全国民が、戦争のない、差別のない、平和な世界を願いましょう〉

 今回、りゅうちぇるが新聞のインタビューで語ったことは、少しでも沖縄の過去といまの現実を広く知ってほしいという思いがあってのことだろう。りゅうちぇるとともに〈戦争のない、差別のない、平和な世界〉を願いつつ、きょうという日を、いま現在、沖縄が置かれている現状に心を寄せる日にしたい。

(編集部)



りゅうちぇるさん「沖縄を熱心に考える一日」 慰霊の日
https://digital.asahi.com/articles/ASL6C64PCL6CUBFE002.html
2018年6月21日19時45分 朝日新聞


慰霊の日やおばあ、平和などについて話すりゅうちぇるさん=東京都渋谷区、池永牧子撮影


動画→https://digital.asahi.com/articles/ASL6C64PCL6CUBFE002.html

 太平洋戦争で激しい地上戦が展開された沖縄で、旧日本軍の組織的戦闘が終わったとされる23日の「慰霊の日」が近づいてきた。沖縄出身のタレントりゅうちぇるさん(22)にとっては、今も特別な日だ。自身のルーツや体験も踏まえた思いとは。

 高校卒業まで沖縄で育ちました。沖縄では若い子もおじい、おばあから戦争当時の話をよく聞きます。10代だった僕の父方のおばあは「アメリカに捕まるくらいなら、爆弾で死のう」と言って集団自決しようとする群れから、1人だけ逃げて生き残ったそうです。

 今も米軍基地があるから、戦争を身近に感じます。宜野湾市にあった自宅前には普天間飛行場があり、ヘリコプターや飛行機が爆音を響かせて飛行するのは当たり前の光景でした。

 危険と隣り合わせだと感じたのは、2004年に米軍ヘリが沖縄国際大(同市)に墜落した時です。僕は当時小学校3年生。友だちと本屋を出て、タコライス屋に入ろうとした時でした。ヘリが上空で旋回するのを眺めていたら、急に止まって、垂直に落ちたのです。その光景は忘れられません。

 会ったことはありませんが、僕の祖父は戦争中に日本に来た米兵です。戦後沖縄でおばあと出会い、父が生まれました。離婚して米国に帰国したそうですが、おばあは「戦争は人を変えてしまう。皆が皆悪い人じゃないし、皆が皆いい人でもない」と、米兵や祖父を悪く言いませんでした。

 米兵が問題を起こすと「出ていけ」という人もいますが、米兵皆が悪いわけじゃないと思う。だけど、戦争で傷ついている人もいるから「出ていけ」という気持ちもわかります。

 慰霊の日は、沖縄のことをめちゃくちゃ熱心に考える一日です。14年に上京してからも、慰霊の日は忘れてはいけないと思い、3年前、ツイッターに「慰霊の日、平和を願い『うーとーとー』をします」と投稿しました。沖縄の言葉で「手を合わせて祈る」という意味です。今も慰霊の日の正午には「うーとーとー」します。

 沖縄には悲しみにもまれた歴史があるけれど、ポジティブに明日へ向かう力があります。もっと沖縄のことを知ってほしいから、SNSでずっと発信し続けたいと思っています。(聞き手・逸見那由子)

     ◇

 りゅうちぇる 1995年生まれ。読者モデルの傍ら、テレビのバラエティー番組などに出演。2月には歌手デビューした。読者モデルぺこさん(22)と2016年末に結婚。2月にぺこさんの妊娠を発表した。



















































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍政権が「終わる瞬間」はいつなのか?〜森友調査報告書を精読する 区切りがついた、わけがない(現代ビジネス)


安倍政権が「終わる瞬間」はいつなのか?〜森友調査報告書を精読する 区切りがついた、わけがない
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56113
2018.06.23 山下 祐介 首都大学東京教授 社会学者  現代ビジネス


財務省「森友事件文書改ざん報告書」を読む

平成30年6月4日、財務省による森友学園問題をめぐる公文書改ざんに関する調査報告書が公表された。その数日前の5月31日には大阪地検特捜部がこの問題について財務省職員らの不起訴処分を発表している。

これらにより、森友問題については一つの区切りがついた。一応、そういうことになっているようだ。

また加計問題についても6月19日、ついに渦中の加計孝太郎理事長が記者会見を行った。この会見のあり方には批判が高まっているが、加計氏の答弁でやはり安倍総理の関与はなかったことが裏付けられたと、官邸ではそういうふうに進めたいようだ。
当然、これらの問題に対し野党からは反論の声が続いている。

とはいえ、これまでを超えるような新たな事実が暴露されない限り、もうこれ以上、状況が変わることはなさそうだ。そしてすでに新しい事実はつきたかのようにも見える。

だが、これでモリカケ問題は決着ということでよいのだろうか。

いや、これほどまでに色々なことが明らかになっているのに、なぜモリカケ問題がいつまでも問題ではないことになっていくのか。このことをあらためてよく考えてみたいと思う。

まずは財務省による「森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書」をどう位置づけるか、今一度そこから検討してみたい。


森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書

というのも、この報告書については「内部調査の限界」が強く指摘され、問題を起こした財務相自身の調査では何も明らかにならない――と、そういう否定的な面ばかりが強調されたような気がするからだ。

だが、あらためて読んでみると、この報告書には内部調査だからこその自己批判がかなり色濃く潜んでおり、財務省の立場からすればかなり踏み込んだ表現になっていることをもっと評価した方がよいように思える。

そういう文脈で読むことでこそ、この問題を含めたモリカケ問題の本質が理解できてくるような気がするからだ。

財務省の報告書は、財務省のホームページに全文が掲げられており、誰でも読むことができる。

まずはこれまで、公式には「文書書き換え」と表現してきたものが、ここでははっきりと「改ざん」という言葉で表現されている。恥ずべき「改ざん」を財務省が認めたのである。

また、佐川理財局長なのか誰の指示なのかは明確にはなっていないものの、かなり手の込んだ複数人数による組織的な文書の改ざん、事実の隠蔽が確認されている。

そしてそこには少なからぬ職員の抵抗(とくに近畿財務局)があったことも明確に記されている。

なにより、2017年2月17日の安倍晋三首相の国会での発言をきっかけに、ものごとが発したことを財務省が認めた。

報告書の15頁に「平成29年2月17日(金)の衆議院予算委員会における内閣総理大臣の上記答弁以降」様々な作業が開始されたと明確に記されているのである。

そしてこの日に安倍総理が行った発言こそ、「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」というものであった。

ふつうに読めば総理の「関わり」はある

しかし素直に報告書を読めば、この文書の書き手が改ざんのきっかけをこの発言においているのは明らかだ。そう読まない方がおかしいだろう。

公文書の中に首相夫人である安倍昭恵氏の名前があり、それを表に出さないよう隠したのが改ざん事件の核心であることを財務省が認めている。

こんなところに安倍昭恵夫人が登場していなければ、公文書改ざんなどという異常事態は生じなかったし、国会の空転などということもおきなかったと。

安倍総理はむろん、依然として自身の「関わり」を否定している。

しかし「関わり」という意味では、この報告書では明確に首相夫人との関係が確認されており、どう読んでも、森友学園問題をめぐる財務省文書改ざん事件に安倍首相との関わりがないとはいえない内容になっている。この事実を、私たちはこの文書からしっかりと拾い上げなくてはいけない。

ある土地取引の案件に、首相夫人が強く肩入れをはじめた。それもその学校当時者が夫人との関係を強調するにとどまらず、夫人との親しげな写真を示された上に、夫人付の職員から具体的な問い合わせまであった――このことが財務省の仕事を混乱させたことを財務相自身が認めているのである。

この責任は財務省にあるとはいえまい。たとえ悪気はなくとも、夫人が「李下に冠を正す」から、官僚たちの文書改ざんなどというおかしなことが起きるのである。

安倍総理には、総理として官僚装置を適切に動かしていく重大な責任がある。にもかかわらず、そこに不用意に夫人を近づけた(夫人が近づいた?)ことで生じた問題だ。

首相には明らかに関わりがあり、責任がある。財務省では一人が亡くなり、各方面から有能といわれた官僚が一人(二人?)、この件で辞めているのである。

「関わりはなかった」ではすまない。報告書はそのことを、今の財務省の立場上、可能な限りの記述で国民にうったえているように筆者には見えるのだ。

念のために述べておけば、この報告書は、森友学園が購入した土地の価格算定については何の検証も行っていない。

そしてこの土地取引の不当な値引き疑惑については大阪地検特捜部が立件をあきらめたのだから、法的には問題はないのかもしれない(ただし検察審議会での審議は残っている)。

しかし、たとえそうだとしても、財務省という我々国民にとって大切な精密装置に異常な作動を引き起こしたという現実は重く残る。

6月19日には会計検査院がこの改ざんについて検査院法違反であるとの経過報告も出した。総理はその責任を避けては通れないはずだ。

加計問題「新しい獣医学部の考えはいいね」の波紋

とはいえ、森友問題については、この先を突き詰めてもこれ以上の話は出ないのかもしれない。財務省理財局内でも明確な指示がなく、「空気」で物事が進んだということだから、首相からの指示もなかったのだろう。

そして森友学園では元理事長の籠池泰典氏が詐欺罪等で起訴され、長期拘束の憂き目にもあい、学校建設も挫折することとなったのだから、国民としてはひとまずよしとしよう。

問題はやはり、すでにこの4月に開学してしまった加計学園の獣医学部の方が大きいだろう。

そしてお友達としては、籠池氏とは比較にならないほど安倍総理と加計学園理事長の加計孝太郎氏は親しいのであり、度重なる二人の会合の記録が残っていて、つねにゴルフや会食をともにしている普通ではない仲なのである。

しかもこのところわかってきたことには、加計学園側では、愛媛県と今治市に加計理事長と安倍総理の架空の面談までもちだし、総理が「新しい獣医大学の考えはいいね」と言ったという作り話までしたのだという。

愛媛県の文書に残っているこの打ち合わせ内容が、学園の事務局長によれば「その場の雰囲気で、ふと思ったことを言った」ものなのだそうで、このことを加計孝太郎理事長も会見で確認し、「これから気をつけます」と述べている。自身の監督責任も認めて、給与の一部自主返納までするのだという。

この件もまた、どう転んでも安倍総理には分の悪い話だ。

2015年2月25日に総理が加計孝太郎氏と会って話をしていたとすれば大問題だが、事務局長がいうとおり加計学園が愛媛県や今治市にそんな嘘を言っていたのだとしたら、それはそれでやはり大問題だからだ。首相の友人がまさに友人であることを利用して「何かを成し遂げよう」としたことになる。

そして愛媛県の記録によれば、加計氏はこのときすでに愛媛県などよりずっと政権にアクセス可能な立場にいたことも明らかだから、その嘘は単なる弾みの言葉ではすまない作用を愛媛県や今治市に及ぼし、結果として96億円もの交付金が動いたことになろう。

友人である加計孝太郎氏(ないしはその部下)が、首相との仲を利用して愛媛県や今治市を騙し、内閣府や首相官邸に入り込み、自分たちの利益になるよう画策した。

たとえ本人が知らないことであっても、そんなところに友人を近づけることを許したということにおいて、首相には十分に責任があるわけである。

すでに加計学園は開校し、新入生が勉学をはじめている。他方で同様に獣医学部開設を企画していた京都産業大学は開校できなかった。

加計学園が開学でき、京都産業大学が開学できなかった経緯には、「いいね」の話から数ヵ月後の6月30日に閣議決定された獣医学部新設の4条件が深く関わっているとも報道されている。

この一連の流れを見て、「安倍総理のお友達だから利権を得られたのだ」と思わない方が無理というものだ。

このプロセスは周到に積み上げられたようだから、法的には問題はないようにできているようだ。だが、政治的には問題がないとはいえまい。その決定には少なくとも総理がらみの「嘘」が紛れ込んでいるのだから。

どちらかが嘘をついている

だがどうもみんながおかしいと思っているのは、やはり安倍首相が2017年7月24日に国会で行った答弁なのである。

報道によればこの間、加計理事長と食事やゴルフをともにしているにもかかわらず(「安倍晋三首相と加計孝太郎氏、食事やゴルフ14回 「食事代、先方が支払うこともあった」安倍首相」ハフポスト日本版、2017年7月24日付)、加計学園が国家戦略特区に応募しているのをずっと知らなかったのだという。

そして、2017年1月20日、国家戦略特区の事業者として加計学園が認められたときに、はじめて応募を知ったのだという。

あまりにも不自然である。

先の加計学園事務長のいう「その場の雰囲気で、ふと思ったことを言った」というコメントは、安倍総理のこの発言とつじつまを合わせようとするさらなる嘘に違いないと多くの人が思うのは当然だろう。

そもそも1月20日、総理はその事実をどのように知ったというのだろうか。

誰かが「加計さん通りましたよ」とでもいったのだろうか。

あるいは決裁文書の中に「加計学園」があったのを見つけたのだろうか。その時、驚いた総理の反応をまわりはどう受け止めたのだろう。

「なんだ、加計君だったのか。ははは。知らなかったよ」とでも言ってなければおかしいはずだ。誰かそれを証言してくれるのだろうか。

ふつうであればこの事件は、まわりの親しい誰かが「お前、本当は知ってたんだろう。いい加減なことをいうなよ」と言ってそれでおしまいの話である。

だが、それを誰もいわない。本人が嘘を認めればよいように思うが、国会の答弁で総理が嘘をついていたとなれば大問題だ。簡単には認めることはできまい。

もちろんこの国の総理が嘘をついているとは思いたくない。

だがもはや安倍首相か、加計孝太郎氏(および加計学園)かのどちらかが嘘をついていることになっており、そのどちらに転んでも安倍首相には責任が帰着する。

いったいこの先どうするつもりなのだろうか。

安倍政権を支えるものとは?

ここまでの議論をまとめればこういうことだ。

森友と加計の二つの事件をめぐって安倍総理の政治責任は明らかである。

法的に問題はなくとも――いやそうであればこそ――政治的には問題がある。政治はこういう点で清潔でなければならない。総理はあまりにも脇が甘すぎる。

これではこの先何が起きるかわからない。

多くの人がそういっているように、森友事件は「安倍総理夫人が関係しているのは明白」である。

また加計問題も「総理との特別な関係をその友人(ないしはその部下)が利用したことは明白」だ。

この不都合な真実を安倍総理が認めないから、国会がいつまでも空転しつづけているのである。



しばしばこの問題、これを追及する野党に批判が及ぶが、「いつまでモリカケやっているのだ」という批判はどう考えてもおかしいだろう。

というのも、すでにもう事実は明らかだからだ。その明らかとなっている事実を、総理が認めないから、いつまでたっても話が終わらないのである。

とはいえ野党は野党で、例えば森友問題については麻生財務大臣の責任追及にばかり矛先を向けたことから、なかなか国民の支持が得られなくなったようにも思う。この戦略に多くの国民が苛立ちを覚えたのは事実だろう。

森友も加計も、いずれも麻生太郎財務大臣からはじまったものではない。財務省の監督責任はあるにしても、すべての原因は安倍総理にある。

むしろこの件でクリーンな麻生大臣を悪者にし、責任をとらせようとする野党の戦略こそが、安倍内閣の支持率低下を押しとどめているかもしれない。

問題は安倍総理であり、あるいはその周辺にある。総理のまわりに嘘が渦巻いている。財務省も、加計学園も、そしておそらく内閣府まで。そしてそのすべての発端は安倍総理にある。

筆者から見れば麻生大臣はその意味で潔癖であり、見方を変えればそれが今の政権を維持している最大の楯なのであろう。

他方で、その楯をつぶせば安倍内閣は終わりと見て執拗に狙っているのが野党の戦略ということなのだろうか。

とはいえ事実、一見強靱に見える安倍内閣も、実態は首の皮一枚でつながっているのではある。それは麻生大臣の辞任で即崩壊するものだから、野党も麻生大臣の責任追及をひたすら狙ったのだろう。

いや、脆いということでは実は、加計孝太郎氏や安倍昭恵夫人、場合によっては昭恵夫人付であった谷査恵子氏の証人喚問が実現しただけで、その証人喚問の実施を待たずして安倍内閣は総辞職するはずだ。

事実、6月19日の加計孝太郎氏の記者会見は、とても国会の質疑にたえられるようなものではなかった。

重要な二つの問い

さて、こうしてみればこれらの事件の本当の核心は、安倍総理が森友事件に直接関わっているかとか、加計学園の獣医学部設置を総理が事前に知っていたかということではない。

国民のほとんどがわかっているように、森友事件に安倍夫人は関わっており、獣医学部の新設においても総理と友人とのただならぬ仲が関わっているのである。

首相の直接的な「関わり」は実際には小さくても、夫人や友人は明確に関わっており、「関わり」はなかったとはいえないものである。

しかも加計問題ではだれかが嘘をついており、それを確認する場が野党からも、メディアからも、国民からも求められている。

そしてそれを確認する場ができた瞬間に、おそらく安倍内閣はおわる――すでにそこまで追い詰められてはいるわけだ。

だとすれば、問いは二つになる。

なにゆえ、そこまで追い詰められているのにもかかわらず、安倍首相は自己の政権に固執するのか。これが第一の問いだ。

そして第二に、もっと重要な問いがある。

本来であれば総辞職すべきような案件が山積みになっているのにもかかわらず、なぜまわりは総理に「もうやめたらよかろう」と後押しせず、いつまでもこれを守ろうとするのかである。

後編ではこの二つの問いについて、さらに考えてみたい。





















































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安保法制反対デモに参加した事務次官 前川喜平が語る「安倍政権下の“苦痛な仕事”」 前川喜平 2万字インタビュー #3 
安保法制反対デモに参加した事務次官 前川喜平が語る「安倍政権下の“苦痛な仕事”」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー #3
http://bunshun.jp/articles/-/7863
6/22(金) 7:00配信 辻田 真佐憲 文春オンライン


加計問題に揺れる安倍政権に「告発」によって打撃を与えた前文部科学事務次官・前川喜平氏。知られざる官僚人生を聞く150分インタビューの最後は民主党政権を挟んでの、2度にわたる安倍政権での忘れられない出来事、そして辞任の日のこと。聞き手は『文部省の研究』の著者・辻田真佐憲さんです。





教育基本法を改正したいとは思っていませんでした

――教育行政について安倍内閣は政治色の強い打ち出し方をしています。たとえば、2006年の第1次安倍内閣時の教育基本法の改正。この時はどんな仕事をされたのでしょうか。

前川 官房総務課長として大臣の伊吹文明さんに仕えていました。総務課長というのは、大臣のそばにいるのも役目の一つなんですが、伊吹さんから言われたのは「お前は国会に行ってチョロチョロするな。俺の側におれ」と。ただ、そうもいかないんです。国会対策の根回しに、色々と動かなければなりませんからね。

――教育基本法の改正の動きには、どう対応されていたのでしょうか。

前川 生涯学習政策局が担当していましたが、国会に提出する前に、自民・公明で長いこと与党協議をやっていたはずです。今から考えると公明党が相当なストッパー役を担い、決定的に国家主義とか全体主義にいかないよう、歯止めをかけてくれたと思います。私自身は1947年のオリジナルの教育基本法が良い法律だと思っていましたから、改正したいとは思っていませんでした。

――決定的な国家主義ではないにせよ、改正された教育基本法には「道徳心を培う」だとか、「我が国と郷土を愛する(…)態度を養う」といった方向性が盛り込まれました。



前川 旧法にあった大事な言葉「教育は国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきもの」という文言がバッサリ削られてしまったのは大きかった。この文言の「直接」というのは、すなわち教育と国民との間に政治権力は介在しない、ということを言っているわけです。あくまで教育とは、教育する側と国民との直接の関係ですよと。これが改正法では「この法律及び他の法律の定めるところにより」という言葉に置き換わってしまい、法律の根拠さえあれば政治は教育にどんどん介入できるという書きぶりになってしまった。

――なるほど。

前川 ただ、その前にあった言葉は残っているんです。「教育は、不当な支配に服することなく」。これを残したのは公明党だと思います。

2009年の政権交代で文部省は「勝ち組」と言われた

――その後、2009年9月に政権交代があり民主党政権が誕生します。官僚はああした大きな環境の変化をどう受け止めるものなのでしょうか。

前川 まぁ、人によってはえらいことだ、どうしようってオロオロしたんでしょうが。私はチャンスだと思いましたね。

――チャンスと言いますのは?

前川 私は元々、文部省に入ったときから組織に違和感を持っていたわけですから、よしこれで文科省もいよいよ変われるチャンスかなと思ったりしてました。特に民主党は高校無償化ってすでに政策で掲げていましたでしょう。

――一方で民主党政権は政治主導を強く掲げて「事業仕分け」が行われました。例の蓮舫さんの「2位じゃダメなんですか」発言。あれは文科省のスパコン研究が対象にされたものでしたけれども、どう思いましたか?


2010年 事業仕分けする蓮舫議員 ©時事通信社

前川 あれはもう、困りましたよ(笑)。とにかく無茶苦茶言われるのには往生しました。でも、民主党政権では「文科省は勝ち組」と言われていたんですよ。

――どういうことですか?

前川 あのとき「コンクリートから人へ」ってスローガンで民主党はやっていたでしょう。前原(誠司)国土交通大臣が八ッ場ダム工事を中止したり、公共事業をバッサリ減らしましたよね。それで、人といったら、やはり教育や文化行政なんですよ。だから高校無償化が一番の目玉政策だったわけで、そのために4000億円の財源をひねり出してくれた。

――ちなみにこれは財務省出身の方から聞いたんですけれど、「2位じゃダメなんですか」のときのように、文科省は攻撃されるとノーベル賞受賞者や金メダリスト、宇宙飛行士という「国民の英雄」を前面に立たせて国民の支持を得て、予算獲得のための組織戦をしてくると(笑)。だから文科省は財務省にとって意外と手強いというのですが……。

前川 ハハハ。私は主に教育行政をやっていたので、華々しい国民的英雄があまりいない分野でしたが、文化・スポーツ・科学の分野ではそれができるかもしれない。

朝鮮学校無償化に強烈に反対した民主党の閣僚

――朝鮮学校無償化の話もこの時代のものだと思います。これに対しては色々な意見もあったかと思いますが、いかがでしたか。

前川 野党時代の民主党がすでに朝鮮学校も対象とする前提で高校無償化法案を出していた。それを下敷きに制度設計をしたのですから、朝鮮高校は当然対象になると考えていました。しかし、外国人学校が朝鮮学校だけというわけにもいかないだろうと。そこで外国人学校は全部、高等学校の過程に類するものは全て入れようということになったわけです。ところが今は、フランス人学校やドイツ人学校は対象になっているんだけど、朝鮮学校だけは排除されている。極めていびつな形になっています。



――民主党政権ではどのような議論があったのでしょうか。

前川 民主党政権に変わったとき、私は初等中等教育局の審議官として高校無償化の制度設計も実質的に指揮していました。当然、朝鮮高校を対象にするつもりで作業していましたが、実は民主党政権の閣内にも異論がありましてね。拉致問題担当大臣の中井洽さんが強烈な反対論者でした。拉致問題と朝鮮高校で学んでいる子どもたちの授業料を軽減するって話は全く別の話で、これでは「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」の話だなと思っていました。

私はね、好きでした、田中真紀子さん

――朝鮮学校無償化に対する右側からの攻撃について、寺脇研さんとの対談本『これからの日本、これからの教育』で、前川さんは「『ネトウヨ』といわれる人たちは、『個の確立』ができていないのでしょうね。ある意味、教育の失敗だと思います」と語られています。ネット右翼については当時から意識されていましたか?

前川 私はあんまりネットを見ないので、意識してなかったと思います。産経新聞は意識せざるを得なかったんですが。もう、相当目の敵にされていましたからね。



――この頃からですか?

前川 朝鮮高校無償化の議論がなかなか進まない中で、高校の生徒たちが署名を持って私を訪ねてきたことがあったんです。その署名の中に日本人のものもあったと聞きましたので、「なかなか結論が出なくて申し訳ない。日本人の人たちの理解を得られたことはいいことですね」という言い方をしたんです。この発言が「朝鮮新報」に載り、それを産経新聞が記事にしたんですね。前川という審議官がこんなことを言っていたって攻撃されました。

――ところで民主党政権の最後は田中真紀子文科大臣でした。印象はいかがでしたか?

前川 私はね、好きでした。官房長としてお仕えしましたが、表裏のない人ですよ。この時の次官は科技庁系の森口泰孝さん。田中大臣、森口次官、私、それぞれ相性よかったと思います。朝鮮高校無償化にも非常に前向きだったんです。ところが政権交代が起きて、2カ月半で大臣も交代。在任期間の最後には大学設置審議会の答申に反する「設置不認可」の問題で紛糾してしまいました。あれがなければ、朝鮮高校の話ももっと前向きに進められたかもしれません。

安倍さんのところに行くのは別に嬉しくもなかった

――そして2012年末、ついに第2次安倍政権がやってきます。首相動静を見ていると、前川さんも官邸に出入りすることが多くなってきます。官邸の安倍首相はメディアで見せる顔とは違うものですか?

前川 官邸に行ったほとんどのケースは教育再生実行会議のご説明で、大臣のお供で付いて行っただけです。「次の回ではこんなことを議論していただき、総理にはこの時間からこの時間までご出席いただきまして、こんなことでご発言頂きたい」。そういうシナリオ説明です。



――コミュニケーションは特になかったですか。安倍さんが自分の教育観を語るようなことは。

前川 聞いたことはないですね。「ああ、わかった」くらいの感じでしたし、私も安倍さんのところに行くのが別に嬉しくもなかったですから(笑)。

――菅官房長官にもご説明に行くわけですか?

前川 そうですね。長官には会議の説明のほか、人事関係のことでお伺いしたこともあります。人事については菅さんのご意向という形で副長官の杉田和博さんから突き返されたことも何度かありましたね。菅さんねぇ……、まぁあんまり好きじゃないな。

――やはり人事に口を出されるところなどは嫌いなところで……。

前川 いやいや、嫌いとは言ってませんよ。好きじゃないと言ってるだけ(笑)。だけど、去年の今頃のことを思い返すと、好きにはなれませんよね。散々人格攻撃されたわけですから。弁護士と名誉毀損で訴えようかと相談もしましたから。



「お友達ばっかり」の教育再生実行会議

――第2次安倍内閣の教育再生実行会議については、どのように思ってらっしゃいましたか?

前川 メンバーは安倍さんと下村(博文)さんのお友達ばっかり。教育政策を審議する場としての専門性も客観性、中立性も全くないですよね。狙いは第1次安倍内閣の教育再生会議の提言を実行に移そうとするものですが、安倍さんが言う教育再生とは戦前回帰、明治20年代から昭和20年にかけての50年余りしか通用しなかったイデオロギーを復活させようという考え方ですから。


第2次安倍内閣での教育再生実行会議 ©時事通信社

――2015年の9月18日には安保関連法案が参院で可決、成立しました。この時、前川さんは国会前のデモに足を運ばれたそうですが……。

前川 ええ、行きましたよ。参院本会議でいよいよ決まってしまうという最後の夜。私としては、一市民、一個人としての表現の自由を行使したいと思って参加しました。デモしたって何かが変わるわけじゃないって分かっていますよ。でも、私の心のバランスを保つ上でも「こんな法律は嫌だ」という言葉をどこかで発したいと思ったんです。

――一市民という言葉が出ましたが、ツイッターに「右傾化を深く憂慮する一市民」という名前の@brahmslover(ブラームス・ラバー)というアカウントがあるんです。前川さんはクラシック音楽でブラームスがお好きと伺いましたが、これは前川さんのアカウントではないかという噂もあるんです。

前川 ああ、それ私ですよ(笑)。

SEALDsの奥田愛基くんの名前を出して、内定式で挨拶した

――「右傾化を憂う」という意味では、次官をお辞めになってから行った名古屋の中学校での講演をめぐって、文科省から市の教育委員会に執拗な問い合わせがあった件。JC(日本青年会議所)出身の文教族議員からの介入があったなどし、前川さんもこれに批判をされていたと思います。JCという団体については、今どのように考えていらっしゃいますか。

前川 日本をファシズムに引きずり込む危険性があると思っています。もともと私は30代の頃、JCの人たちとはよく付き合っていたんです。教育に対しても非常に熱心な人が多かった。ところがいつの頃からか、単なる右翼団体になってしまったでしょう。右翼に乗っ取られたと言ってもいいかもしれない。

――一方で安保法制反対デモで前面に立っていた学生団体、SEALDsに対してはどう思われていましたか?


SEALDsの奥田愛基氏 ©時事通信社

前川 頼もしいと思っていましたよ。リーダーの奥田愛基くんが国会の公聴会に参考人で出席したことがあったでしょう。あの時に「どうか政治家の皆さんも個人でいてください。個人としての考え方があるはずです。皆さんには考える力があります」ってね。いいこと言うなと思いましたよ。後に、人の紹介でお会いしました。

――そこまで感動したんですね。

前川 安保法制が成立した後、10月1日のことですが、この日は翌年に入省する新人の内定式。その夜に次官、審議官(註・いわゆる省名審議官)、要するに省のナンバー1と2が開会の挨拶と締めの挨拶をするんです。私はこの時文部科学審議官でしたから、確か締めの挨拶をしたと思いますが、「皆さん、個人でいてください」「組織の中に埋没するな。そう、SEALDsの奥田愛基くんがいいこと言っていたよ」って語りかけたんです。

――奥田さんの名前を出して、言葉を引用したんですか。

前川 そうそう。「組織に過剰適応しないで、自分自身でいるということが大事です」ってね。



次官になって、面倒臭かった仕事

――まさに「異色の官僚」のエピソードだと思いますが、その挨拶の翌年、ついに次官になられ文部科学省の事務方ナンバー1の立場になられます。安倍政権下での次官就任。その時のお気持ちはどんなものだったのでしょうか。

前川 早く辞めたかったですね(笑)。というのは、この人に文化勲章を出せとか、いろんな政治家から嫌な話が来るわけです。次官だからと言って勲章を決められるわけじゃないですからね。まあ、これが面倒臭くて……、苦痛でした。ただ、私を次官にした大臣というのが馳浩さん。馳さんとはとても仲が良かったんです。

――馳さんはどんな印象の政治家でしたか?

前川 私と波長の合う方でした。馳さんがある時ポロッと言ったのを覚えていますが「政治家としてのライフワーク、目標は日朝国交正常化だ」って。朝鮮学校にも本当はとても理解のある方です。ただ、安倍政権の中にいる限りはそんなこと表立って言えないわけで、朝鮮学校への補助金見直し通知も馳大臣の下で出しているんです。あれはご本人としては出したくなかった通知だと思いますよ。



――仲がいいというのは、例えばどういうことなんでしょうか。

前川 先だって私が東大で講演していたら、後ろの方に馳さんが立って聞いているんですよ。私は例によって言いたいことを喋っていたんですが、あやややや、これはまずいと、急に舌鋒が鈍くなりましてね(笑)。

――後に加計学園問題について首相補佐官から呼び出しがあったことなどを発言し、安倍政権の暗部を告発することになりますが、当時から抗議して辞めたいと考えることはなかったのですか?



前川 加計学園問題に関わっている途中から、職員の天下り問題が火を吹いてしまった。これは省のトップとして私が責任を取らなければならない問題だと考えていました。だから、加計問題のことで抗議の辞職というようなことを考える余裕はありませんでしたね。2016年11月の終わり頃からは、天下り問題の傷口がどんどん広がって行ってしまい、正月休みに色々と考えた結果、これはもう引責辞任しかないなと心に決めたんです。

どうして辞任挨拶メールが長文になったのか

――次官をお辞めになるにあたって、文科省の職員全員にメールを出されています。そこには「ひとつお願いがあります。私たちの職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、セクシュアル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。無理解や偏見にさらされているLGBT当事者の方々の息苦しさを、少しでも和らげられるよう願っています」ということも綴られています。通常のお別れの挨拶とは違う文面にも感じますが、どういう気持ちでこれを書いたのでしょうか。



前川 これは幼少期の思い出でも語ったことですが、私は転校生で不登校になったこともありますし、同じ境遇のクラスメイトに出会ったこともありました。ですから少数派の立場にいて悩んでいる人に気持ちを寄せていかなければ社会は成り立たないと考えているんです。それは子どもたちの世界でも同じです。ですから、文部行政に関わる職員にはこのことを胸に、職務に当たって欲しいという願いを込めたんです。

――文面は相当練られたように感じますが。

前川 私は2017年の1月20日に辞めたんですが、その前日、19日の朝にNHKが「前川次官辞任」って流したんですよ。それで次官室の前の廊下にはメディアがずらっと居並んで記者会見を求めていたんですが、松野博一大臣が私をかばうおつもりで「前川は今日、記者会見する必要はない。説明責任は自分が負う」と。それで次官室に一日中こもることになったんです。通常、次官が交代する時には課長補佐以上を講堂に集めて新旧次官挨拶の行事があるんですよ。しかし、引責辞任の状況ではそれもできない。その代わりにメールを出そうと考えたんです。最初は短かったんですけど、次官室に閉じこもっていて時間がたっぷりあったので、これも書こうかな、あれも書こうかなと、書き加えているうちに長文になってしまったのです。



――異様な状況の中で、一日中次官室にこもる官僚人生の最後というのは想像もしていなかったのではないですか。

前川 そうですね。次官室と大臣室って廊下に出なくても行き来できるよう繋がっているんですね。それで大臣室には専用トイレがあるんですが、松野大臣がいいよって言ってくれて、その日は大臣専用トイレを使っていました。トイレ行きたくなったら「大臣、すみません」ってお声がけして(笑)。

したくない仕事も随分させられたけど

――次官をお辞めになった後、読売新聞の「出会い系バー通い」報道がありました。「週刊文春」はこの時出会っていたA子さんに接触して前川さんとの交流を語っていましたが、この記事を読んでどう思われましたか。

前川 お会いした頃の彼女は、もうその日その日が楽しければいいみたいに漂っている感じでした。類は友を呼ぶで「まえだっち(註・前川氏の仮名)だったら、おごってくれるよ」って、5、6人連れてこられたこともありました。これはたかられてるだけじゃないか、まずいぞこれじゃ「ギャル版こども食堂」じゃないかって思いましたね。それでも「やっぱり大学には行った方がいいんじゃないか」「せっかく学校に入ったんだから勉強したら」なんて私はずいぶん説教じみたことも話していました。のちに彼女は自分でアパレルの販売員の仕事を見つけてきてね。仕事を始めたって聞いて、いっぺんお店を見に行ったことがあります。ずいぶん恥ずかしがっていましたが、真面目に働いていてね。それっきり彼女とはお会いしていませんから、文春の記事を見たときは驚きましたね。よく探し出したな、と。――次官をお辞めになった後、読売新聞の「出会い系バー通い」報道がありました。「週刊文春」はこの時出会っていたA子さんに接触して前川さんとの交流を語っていましたが、この記事を読んでどう思われましたか。

前川 お会いした頃の彼女は、もうその日その日が楽しければいいみたいに漂っている感じでした。類は友を呼ぶで「まえだっち(註・前川氏の仮名)だったら、おごってくれるよ」って、5、6人連れてこられたこともありました。これはたかられてるだけじゃないか、まずいぞこれじゃ「ギャル版こども食堂」じゃないかって思いましたね。それでも「やっぱり大学には行った方がいいんじゃないか」「せっかく学校に入ったんだから勉強したら」なんて私はずいぶん説教じみたことも話していました。のちに彼女は自分でアパレルの販売員の仕事を見つけてきてね。仕事を始めたって聞いて、いっぺんお店を見に行ったことがあります。ずいぶん恥ずかしがっていましたが、真面目に働いていてね。それっきり彼女とはお会いしていませんから、文春の記事を見たときは驚きましたね。よく探し出したな、と。



――記事によればA子さんのお母さんは「結婚したら前川さんを結婚式に呼びなよ」と仰っているそうです。

前川 ハハハ。本当にそうなったら、それはそれで面白いですけどね。

――長い官僚人生を引退されて1年が経ちました。振り返って、どんな役人人生だったと思いますか。

前川 そう悪くない役人人生だったと思いますよ。したくない仕事も随分させられたけど、やって良かったと思える仕事もありましたし。現在は講演や執筆、自主夜間中学のボランティアなどで結構忙しくしています。役人時代にはできなかったことなので、楽しんでやってます。ただその傍らで、人生にifがあったとすればって考えるんですよ。やっぱり高3の時に数Vを諦めずに頑張って、宇宙物理学者を目指せばよかったかもしれない。小説も書きたかったし(笑)。そんな野望を抱く人生も悪くなかったのかなって、今では思っています。



写真=榎本麻美/文藝春秋


まえかわ・きへい/1955年生まれ。1979年文部省入省。2017年1月、文部科学事務次官を辞任。近刊に『面従腹背』(毎日新聞出版社)。

前回記事
前川喜平 前事務次官“初告白”「完全に右翼だった軍歌少年時代」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー #1 
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/676.html

前川喜平 前事務次官が語る「思想的には相容れない、加戸守行さんのこと」 前文部科学事務次官・前川喜平 2万字インタビュー
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/679.html

関連記事
朝日新聞 / 元文科省事務次官・前川喜平さんが退任前に全職員へ宛てたメール 
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/371.html
















































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」へ!「産業界でもネトウヨBAN」を!(戸田通信メール便8号)
 <大阪府門真(かどま)市の革命左翼市議=戸田ひさよしの個人的不定期通信>
           (拡散・引用大歓迎!無断でご自由に。重複の節はご容赦を)
≪活動・論評あれこれ、たまに雑談≫
■戸田通信メール便■第8号 http://www.hige-toda.com/____2/todamailtuusin.htm#20180612
     ★「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」へ!「産業界でもネトウヨBAN」を! 
                          2018年6/11(月)午後(1行約40字にて)
  「革命21」http://www.com21.jp/ 所属
   ▼バックナンバー:戸田通信メール便  http://www.hige-toda.com/____2/todamailtuusin.htm
*****************************************************************************
     <第8号の内容>
【1】前振り:「各方面でネトウヨ撃破!」の昨今、産業界でも「ネトウヨBAN」を!
   カネに群がって関西に結集する全国の悪質ヘイト分子に「ごきぶりホイホイ」を!
【2】6/23(土)夜、大阪中之島公会堂での「6/23総決起集会」=「差別・排外主義者を利用し、労働組合潰
  しをおこなう資本・権力の弾圧に抗議する6・23総決起集会」の詳しい情報と、ネットで使える宣伝
  ビラなど
【3】★全国のカウンター諸氏にぜひ協力してもらいたい具体事例
【4】◆「反ヘイト」と「戦闘的左派労働運動」との「顔の見える交流と相互理解」を作って共に闘おう!
【5】本件に関してぜひ見ておいてもらいたいサイト記事や動画の紹介
【6】最後に:若干の事情説明
*****************************************************************************

【1】前振り:「各方面でネトウヨ撃破!」の昨今、「産業界でもネトウヨBAN」を!
   カネに群がって関西に結集する全国の悪質ヘイト分子に「ごきぶりホイホイ」を!

 時あたかも、川崎市ではネオナチ瀬戸が企画した集会が広範な市民結集で実力粉砕され、ネットで横行し
ていたヘイト動画が10万本規模で削除され、ヘイターどものアカウント多数停止で「ヘイトビジネス」に
大打撃が与えられ、またネトウヨ煽動による「弁護士への不当な大量懲戒請求」に対して弁護士側から反撃
提訴が始まってネトウヨが大悲鳴、という「各方面でネトウヨ撃破!」の好状況、
 ★今度は「労働現場でも産業界でもネトウヨ・ヘイト勢力の撃滅」のバンだ!

 「連帯労組運動潰しのために10億円出す。20億でも30億でも出す」と公言する「大阪広域生コン協
組」(=全国最大規模の生コン製造業者組合!)のとんでもない姿勢に釣られて、年明け早々から「蜜に群
がるアリ」のように、ネオナチ瀬戸を筆頭に全国の悪質ヘイト分子どもが関西に湧いて出て、有頂天になっ
て、顔と名前を晒して反連帯労組活動にいそしんできたが、これは「全国の悪質ヘイト分子をまとめて粉砕
一掃する絶好の機会」であり、◆まさに「ごきぶりホイホイ」状況である。

 そういったものとして、この「差別・排外主義者を利用し労働組合潰しをおこなう資本・権力の弾圧に抗
議する6・23総決起集会」が開催される事について、戸田は運命的な「正義の共振性」を感じるものであ
る。
 全国の反ヘイトの人々に「6/23総決起集会」に圧倒的な結集と宣伝協力を願う!
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 ※参考(最近のヘイト情報に詳しくない人向けに)
 ・川崎市教育文化会館ヘイト集会はカウンターの力で阻止 レイシスト号泣 #0603川崎ヘイト集会を許
  すな https://matome.naver.jp/odai/2152800802523058101
 ・ヘイトスピーチを許さない川崎市民ネット https://twitter.com/kawasaki_ar
 ・ネトウヨ春のBAN祭りで大量のYoutubeヘイト・アカウントが停止へ!
    #ネトウヨ春のBAN祭り https://matome.naver.jp/odai/2152739531884631301
 ・ネトウヨが弁護士に集団で懲戒請求の迷惑行為!弁護士が反撃して話題
    #不当懲戒請求    https://matome.naver.jp/odai/2152613660927467901
 ・ネトウヨが弁護士相手に不当な懲戒請求をしまくって返り討ちになっている事件、佳境を迎える
             http://blog.ica-musu.me/?p=10715
 【保守速報から広告を剥がせ!!】 #ネトウヨサイト裸祭り のお知らせ
    木野寿紀 2018/06/10   https://note.mu/kinotoshiki/n/n2fe090e9b8f6
 ・差別サイトに経済制裁を加えよう!!ABCD包囲網発動!!
   木野寿紀 2018/06/05    https://note.mu/kinotoshiki/n/na8387f168be7
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【2】6/23(土)夜、大阪中之島公会堂での「6/23総決起集会」=「差別・排外主義者を 利用し労働組合潰
   しをおこなう資本・権力の弾圧に抗議する6・23総決起集会」の詳しい情報とネットで使える宣伝
   ビラなど
1:◆戸田としては、「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」とも呼ぶ事にする。
   この方が簡略で分かり易い。
 集会の具体は、
 日時:6月23日(土)18:30〜 
 場所:大阪市中央公会堂(通称「中之島公会堂」)大ホール(約1200席!)
     http://osaka-chuokokaido.jp/map/ 市役所直近、
     京阪&地下鉄「淀屋橋駅」下車、徒歩4分、駐車場あり
 内容:実行委員長挨拶
   (1) 現状報告
      ・全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
   (2) 連帯アピール
      ・朝鮮総聯大阪府本部
      ・弁護団報告
      ・沖縄反基地闘争 ほか
 主催:あらゆるヘイトを跳ね除ける実行委員会
 連絡先:全日本港湾労働組合関西地方大阪支部
      電話:06−6575−3131、FAX 06−6575−3134
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2:ネット情報としては、「大阪広域&ネオナチからの連帯労組攻撃」への対策として開設され、
 「連帯ユニオン関西地区生コン支部HP」http://www.kannama.com/ にも組み込まれている
 「連帯広報委員会HP」http://rentai-union.net/  の
  最下段右の黒バナー「WORKER‘SVOICE」http://workersvoice.net/
  に、「6/23総決起集会」の正式情報が5月末から掲載されているのだが、
  一般人でこれを探し当てられる人は滅多にいない。(早くからネット紹介してくれたカウンター有志に
 は感謝!) 
 ◆そこで6/4から、戸田HP http://www.hige-toda.com/ の扉ページ左中段と「連帯労組・生コン支部
  弾圧問題」特集コーナー http://www.hige-toda.com/_mado12/dannatu/dannatujyouhou.htm
  で大々的に紹介する事にした。
 ★集会ビラも原板デザインを尊重しつつ、よりくっきり分かり易い「戸田修正版」を作って戸田HPに掲
  載した。
  ビラ単独としては、http://www.hige-toda.com/topmado2/201806/6.jpg をクリック
   ◆ネット宣伝においては、ぜひこの「戸田修正バージョン」を活用して欲しい。
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3:大阪の「中之島公会堂」と言えば(今の正式名称は「大阪市中央公会堂」らしいが)、 非常に格式の
 高い「社会運動の晴れ舞台」であり、東京なら「日比谷野音」、芸能界なら「武道館」に匹敵する会場。
  関西の運動家なら「中之島公会堂大ホールでの集会」と聞くだけで、「オオッ!」と注目する会場だ。
  近年は「中之島公会堂大ホールでの集会」が滅多に無いだけに、この「反ヘイト・反労組弾圧6/23
 総決起集会」(約1200席!)のステイタスは大きい。
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4:■この闘いでは、ネット動画の数はウヨ側が圧倒的に多く、その対比自体は今後もあまり変わらないだ
 ろうが、闘争のステージとしては、当初の「戦略的防御の段階」から「戦略的対峙の段階」に移り、
 5月以降は「戦略的反攻段階」に入った、と考えてよい。
  連帯ユニオン側が情報を蓄積し、敵の陣形とその弱点を分析し、長期的戦略を立てて味方陣営を整えて
 「必勝の確信を持って大反攻作戦を開始した」のである。
  ぜひ御理解・ご支援をお願いしたい。 
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【3】★全国のカウンター諸氏にぜひ協力してもらいたい具体事例

 (1) 極力日程都合をつけて「6/23総決起集会」に参加して欲しい!
 (2)◆各人のブログやツイッター等ネットでの事前宣伝を派手にやって欲しい!
    ビラ画像は、http://www.hige-toda.com/topmado2/201806/6.jpg の「戸田修正バージョン」が
   お勧め! 特にツイッターでは「3日に1回」とか上げてもらえると助かる。
 (3)◆6/23集会当日にカウンターお得意の「手持ちプラカード」とか「横断幕」とかの「メッセージア
   ート」を持参して会場内外を賑やかにしてもらえると嬉しい。
   ・・・「会場内外での表示」については、戸田が今後、集会実行委に承認要請をしていきます。
    ※「会場入り口でのビラ配布」や「受付での配布物への折り込み」などは、別途実行委に早急に問
      い合わせして個別に相談して下さい。
    → 実行委連絡先:全日本港湾労働組合関西地方大阪支部
      電話:06−6575−3131、FAX 06−6575−3134

 (4)◆さらにご持参の各種「メッセージアート」を連帯ユニオンに寄贈していただけるともっと嬉しい。
   (集会終了後に会場内にいる戸田の所に供出願います。戸田を通じて連帯労組やその他実行委構成労
    組に寄贈していきます)  

 (5) 集会の様子を写真や動画に撮ってアップする事については、少なくとも「外形的なもの」(ザックリ
   とした様子や集会資料など)をアップする事は(一般個人の顔特定にないならない範囲で)、ぜひや
   っていただきたい。 
    「会場内での撮影の是非」は、主催者側から指示があると思うので、それに従って下さい。

 (6)★集会後の「戸田との交流会」に可能な方は参加して下さい(実費3000円くらい)
   ※もし集会実行委としての交流会が持たれ、そこに参加可能であればそこに合流し
    ますが、そうでない場合は、「戸田やその友人達と新規参加者との交流会」にな
    ります。大いに語り合いましょう!(名刺交換などもしましょう)
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【4】◆「反ヘイト」と「戦闘的左派労働運動」との「顔の見える交流と相互理解」を作って共に闘おう!

1:反ヘイト運動の含めて日本の「市民運動」においては、残念ながら「政権打倒・資本主義打倒を本気で
  目指す労働者の大衆組織」としての「戦闘的左派労働運動」の存在がほとんど認識されていない。
  「労組」と言えば反射的に「反市民的な連合」しか思い浮かべない人が多く、「頑張ってる小規模労
  組」としての「○○ユニオン」を連想する人が若干いる程度。
   しかし実際には日本で最も「階級的労働運動・世界水準の産業別労働運動」を闘っている「連帯ユニ
 オン・関西地区生コン支部」(通称「関生=かんなま」、以下「連帯労組・関西生コン支部」とも略する)
 という労働運動が確乎として存在し、大資本・国家権力・右翼と激烈に闘い続けている!

   そしてこの連帯ユニオン関生(かんなま)支部は「階級的労働運動と協同組合運動を基盤にした、
  資本主義打倒の分権的社会主義運動」=「革命21運動」の基幹的労働者部隊」でもある。 
   (・・・・戸田はその「革命21」の党員議員)
  ◆だからカウンター諸氏には、ぜひ「6/23総決起集会」に来て、そうした戦闘的左派労組のおっちゃ
   んおばちゃん、兄ちゃん姉ちゃんの顔を見て存在を実感して欲しい。
   労組活動家の話を直に聞いて欲しい。
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2:一方、連帯労組や全港湾などの左派労組の側では、ヘイト問題については、幹部活動家は知っていても、
 平の組合員大衆レベルでは「生で見た事が無い・知らない」人が多かった。
  (労組員の中にも様々な立場の在日が多数いるのだが)
 ◆しかし今年1月からの瀬戸らネオナチウヨの労組襲撃は、そういった組合員大衆の意識を一挙に変えた。
  「このクズウヨ共が我々の生活と組織を破壊する敵だ!」という実感を持つに至った。
 ◆そうした体験の中で、「ザイトクヘイトと断固として闘ってきた市民達の存在」を「労組員大衆が目の
  当たりにする事で実感する」事の意味は非常に大きい。
  カウンター運動が自由闊達に知的で表現力豊に、身を挺した闘いで成果を上げ続けて来た事に励まされ、
 インスパイアされる部分は多い。
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3:だから戸田は、今回の「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」が「戦闘的左派労働運動」と
 「反ヘイトカウンター運動」との「画期的な合流コラボ」として盛況を博する事を熱望する。
  「お互いの顔の見える交流と相互理解」を作って共に闘っていこう! 
  「連帯ユニオン議員ネット代表」であり、連帯ユニオン近畿地本顧問でもある、門真市の「断固たる反
  ヘイト実践市議」でもある戸田が、両者のパイプ役になります! 
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【5】本件に関してぜひ見ておいてもらいたいサイト記事や動画の紹介
サイト:
 ・「連帯ユニオン関西地区生コン支部HP」http://www.kannama.com/
 ・「連帯広報委員会HP」http://rentai-union.net/
    その最下段右の黒バナー「WORKER‘SVOICE」 http://workersvoice.net/
 ・連帯ブログ http://rentaiunion.sblo.jp/
 ・「革命21」HP http://www.com21.jp/
 ・戸田HPの 「連帯労組・生コン支部弾圧問題」特集コーナー
      http://www.hige-toda.com/_mado12/dannatu/dannatujyouhou.htm
 ・連帯ユニオン議員ネットHP http://www.hige-toda.com/____1/09giinnettaikai/index.htm
記事:
 ・広域協組+差別排外主義者による“関生支部つぶし”の策動。その背景と真因。
    http://rentai-union.net/shinin
 ・大阪広域協組‐差別排外主義者。どす黒い関係が一目瞭然。http://rentai-union.net/movie-koiki
 ・どす黒い関係を探る シリーズ第五回− 関西の各地に広がるレイシスト集団と大阪広域協組4人組と
  の合作関係に否定の声。孤立を深める大阪広域協組と和歌山広域協組
      http://rentai-union.net/archives/1367
 ・大阪広域生コンクリート協同組合。理事長の木村貴洋が刑法234条(威力業務妨害罪)で告訴される。
   歴史上前例のない規模のジェノサイドを展開した ナチスに傾倒し、長年、人種差別を唱道してきた
   瀬戸弘幸への支援表明を大々的に行う。どう考える豊建商事グループ
       http://rentai-union.net/archives/1314
 ・人の死までも関生叩きに利用する倒錯的な野合の実態 第十回 −労働組合の使命や存在意義をかなぐ
  り捨て大阪広域協組4人組とその下僕に成り下がる建交労関西支部と交通労連生コン産業労働組合。
  関生支部批判と利権確保。それがの野合の実態である。
     http://rentai-union.net/archives/1293
 ・事業協同組合と人種差別のレイシスト集団との繋がりを糾弾。5・22院内集会
     http://rentai-union.net/archives/1394
 ・ヘイト集団の連帯生コン支部襲撃事件の解説(1):バカ共の壊滅前の乱舞・
  大事な事は全て「コモンズ」にあり  投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2018 年 1 月 29 日
     http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/203.html
 ・ヘイト集団の生コン支部襲撃の解説(2):かつてゼネスト協調もした大阪広域協の極右化と
   7千万円フェラーリ  投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2018 年 1 月 30 日 
     http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/215.html
 ・ヘイト集団の生コン支部襲撃の解説(3):連帯労組必勝の理由と今後の展開・武委員長の2/9講演を
   聴くべし!  投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2018 年 1 月 30 日 
      http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/217.html
動画:
 ・関西の生コン業界で、いまなにがおきているのか
       https://www.youtube.com/watch?v=o5heQXVQsOQ
 ・【閲覧注意】大阪広域生コンクリート協同組合 理事のみなさまへ
       https://www.youtube.com/watch?v=sm8RBLbcoWI
 ・大阪広域生コン協組執行部と瀬戸弘幸らの乱入暴行事件(2018年1月22日、1月25日、2月1日)
       https://www.youtube.com/watch?v=SFB-UQekRn8
 ・【驚愕】大阪広域協組が在特会関係者との関係を認めた瞬間
       https://www.youtube.com/watch?v=d1eD_6QPDj0
 ・【衝撃】昭和産業梶i大阪広域生コン協組加盟工場 代表矢倉完治)から汚水を投棄
       https://www.youtube.com/watch?v=3avGtrzdRQI
 ・【衝撃】警官に手を出した丸山克也和歌山広域協組理事長 こんなこと許されていいのか 2018 3 16
       https://www.youtube.com/watch?v=aaQO_ADrtEY
 ・【衝撃】海洋汚染の実態 南洋開発グループ(丸山克也会長)竃セ生工業 2017年9月6日
        https://www.youtube.com/watch?v=6Pqyxb93OF4
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【6】最後に:若干の事情説明

1:本来、この情報メールは5月末には発信したかったのだが、門真市議としての諸事多忙で発信が遅れて
 しまった。
  また、戸田HP扉ページでも「6/13トポス裁判判決」・「6月議会闘争」という地元ネタを優先せざる
 を得ないので、「6/23総決起集会」紹介部分はページ中段に留めざるを得ないため、戸田HPをパッと見
 ても「6/23総決起集会」がすぐには目に入りにくいままになる。ご容赦願いたい。
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2:市議活動をこなしながらボチボチ書いていくしかないが、ヘイト問題で書きたい事は沢山ある。
 概略だけ予告しておくと、
 (1)「反ヘイト先進地だったはずの川崎市行政が大幅後退した」問題。
   ◆これは「行政に反ヘイトの行政システムを作らせる事業」に関して、「議員が仕事する事が絶対
    不可欠」なのに、
    ・「議員に仕事させる事・その内容について反ヘイト側が措定していない」事と、
    ・「川崎市の議員が絶対にやっておかねばならない事に無知・不作為である」事
   が根本原因である。
    そして「もっぱら議員の側に責任がある」。

   ◆「行政に反ヘイトの行政システムを作らせる事業」において「不可欠な要点は何と何か」、
    「議員達は何をすべきだったのか」(=市民は議員に対して何を求めればよかったのか)、
    川崎市の議員は今後6月議会以降、どういう仕事をすべきなのか
      ・・・・・・・、等々を■第9号で詳しく論証する。
   ▲端的に言って、「川崎市で反ヘイト施策を領導し、運動を組み立ててきた議員」っているの?
    国会では有田議員がおり、門真市では戸田議員がいるのだが。

   「門真市ではヘイト連中の活動動画を『業務として』職員に見せ、前田朗先生の反ヘイト講演を
   『全職員への人権研修』(施設管理の民間職員も含めて!)として行なうなど、反ヘイト実践の研究
   者や弁護士の講演を職員に聴かせてきたが、
    川崎市ではそんな事をしてないはず。なぜこういう違いがあるのか?  等々・・・・・。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  
 (2)もうすぐ、ネトウヨに対する弁護士提訴→賠償判決続出によって、「ネトウヨから賠償金むしり取り
  のビッグビジネス」(笑)が開始されるが、日本の現状では「賠償判決が出ても実際にカネを取れる件数
  は2割程度」で、あとは「判決の持ち腐れ」になっている。
   ★だからこそ戸田が実践勝利した「ネトウヨからの賠償金取り立てのノウハウ」が役に立つ!
   ・・・・「絶対にむしり取れるノウハウの数々」を公開伝授するので、提訴弁護士も応援カウンター
   も、ぜひこれを活用して「良い事をして懐が暖かくなる体験」をして欲しい。(笑)
   ・・・これを■第10号で詳しく書いていきたい。
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 (3)「ヘイトガキ」は絶対に許してはならない。
  ▲「鶴橋大虐殺をしますよ!!」と街頭で叫んだ中2のバカ娘を放置していた事で、このバカ家族がつ
   け上がり、親父が朝鮮  総連をピストル襲撃する事件を発生させたのだ。
  ・・・実は戸田は2010年に、「自分のブログで在日コリアン虐殺宣伝などをしていたのが吹田市の中
  学生である」事を知って、大阪府警と吹田市教委と当該学校長に文書を送りつけ、教委・学校長とその
  ガキと母親を戸田事務所に来させて、本人を厳しく追及して謝罪文を書かせて解決した実績を持ってい
  る。(当時の掲示板でも紹介)
   生徒や学生の場合は「学校当局や教委に人権教育の指導責任を問える」利点があるので、仮に親がヘ
  イトであっても「強烈な効果」を生み出す事が出来る。
   戸田は「子どもには無茶優しい人間」だが、「ヘイトガキには無茶厳しく」対処する。
   「その子を優しく包み込んで教育する」のは戸田以外の大人がやればいい事だと完全に割り切って対
  処する。
   ・・・・そういう実践を■第11号で詳しく書いていきたい。
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 それでは! 6/11(月)16:15 戸田ひさよし 拝 
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   <連帯労組・生コン問題での過去投稿(2010年以降のもの限定)>
ーーーーーーーーーーーーー(↓2018年)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1/30:ヘイト集団の生コン支部襲撃の解説(3):連帯労組必勝の理由と今後の展開・武委員長の2/9講演を
   聴くべし!   http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/217.html
1/30:ヘイト集団の生コン支部襲撃の解説(2):かつてゼネスト協調もした大阪広域協の極右化と7千万円
   フェラーリ  http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/215.html
1/29:ヘイト集団の連帯生コン支部襲撃事件の解説(1):バカ共の壊滅前の乱舞・大事な事は全て「コモン
   ズ」にあり http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/203.html
1/10:弾圧警報!戦闘的な連帯ユニオン・関西生コン支部にアベ政権権力とウヨ総結託の大弾圧攻撃が予測
   される!  http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/288.html
 ーーーーーーーーーーーーー(↓2011年)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12/8:生コン支部13名への12/1有罪判決糾弾!昨年の生コンゼネストへの報復としての
   「関西宇部5/11弾圧事件」  http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/322.html
9/22反原発6万人デモに関西から100人動員した連帯生コン支部は意見広告運動の1主軸であり
   震災現地支援も http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/711.html
5/19・/11被逮捕の13人は意気軒昂に闘っているが裁判官の不当さと拘置所でなく警察留置場のこれだけ
   の不利糾弾 http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/369.html
5/19★大企業支配と闘う連帯労組生100人逮捕狙う大弾圧の勾留理由開示公判へ!
   5/19午後、大阪地裁に大結集を! http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/365.html
5/11・関西地区生コン支部の取り組み:原発廃止を求める声明・4/16反原発デモ・賃上げ分を全額被災地
   支援金に      http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/896.html
2011年5/11★関西生コン支部への5/11大弾圧・副委員長ら13名不当逮捕糾弾!背後に宇部セメント〜
       宇部生コンの策謀が   http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/893.html
 ーーーーーーーーーーーーー(↓2010年)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11/19・鬼神の如きスト圧力の連帯労組ら11/18には北神協組交渉にも勝利!
    週明けは神戸協組にも勝利するだろう  http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/817.html
11/19★ああ生コンゼネスト!4ヶ月半続け11/18で勝利的に終了!
    関西の生コン一揆は賃上げ額等の細目協議に移行した
      http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/813.html
8/21・おお!この週末、堰を切ったようにスト闘争ビラがネット公開!写真やイラストが美しいカラーで
    デザイン良し  http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/812.html
8/21★朝日新聞の8/20大報道は良心報道かスト非難宣伝開始の先触れか?「9/8交渉までスト継続」と
    決まった翌日  http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/814.html
8/21・生コンスト武委員長の激白(2):中小企業と労働者の共同戦線で建設独占と闘う。
    闘いは何を獲得しつつあるか   http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/806.html
8/21★初公開!生コンストを闘う武委員長の激白!(1)業界史の総括あっての今日の闘い。
    逆流からの反転攻勢です     http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/796.html
8/20・↑文中誤記訂正:鹿島建設はまだ生コン値上げを拒否してました。竹中は解決ですが鹿島は未解決
    です        http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/710.html
8/20・関西の生コン労働運動の強さの源泉=日本の差別構造と真正面から向き合う「差別分断支配との
    闘い」:KU会     http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/706.html
8/20◆「ゼネコンによる産業支配の終わり」の始まり!関西で今も続く生コンストを高度に分析した
    「コモンズ」記事  http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/702.html
8/11・スト渦中の当事者の労組と業者有志が本日8/11東京に乗り込み3時に記者会見!
    マスコミに報道要請を! http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/244.html
8/11★ついに竹中も折れた!関西生コンストは勝利に近付いたぞ!スト支援アピール賛同も急速に拡大!
    (戦況報告)      http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/250.html
8/9・某ゼネコンも一部を除く物件に対して適正価格に応じることを決定!
    (3労組の生コンスト情報8月) http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/145.html
8/9・<戦術は水の如し。情勢は変化しつつある>関西スト情報の4・5・6を紹介(KU会ブログより)
           http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/141.html
8/9★盆前に世論結集で勝負だ!「関西生コン関連ストライキを支援する緊急共同アッピール」の
   電撃的拡大を! http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/140.html
8/2★絶妙の7/30圧送第2波スト突入で竹中のスト破り作戦破産!竹中孤立化へ!
    (「自由論争掲示板」より) http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/724.html
8/2・関西の生コンスト情報第2弾<産業民主化闘争>と第3弾<労働協約賃金>
    :ブログ・KU会通信より  http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/727.html
7/30★共産党が突如7/28赤旗で「生コンストは社会の迷惑!」、「事態打開は出荷再開で」とスト破壊
    宣伝の愚挙!   http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/604.html
7/30・共産党直系労組だったが能力ありすぎて20数年前に共産党から破壊攻撃受けて独立したのが連帯
    生コン支部! ヒゲ-戸田 2010/7/30 14:14:11 (1)
         http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/605.html
  ・積年の横暴に対する業者・職人の積年の怒りが「ゼネコンざま見ろ・スト沈黙的支持」に?
     (業界氏談)http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/608.html
7/27★現着朝6時で炎天下終日阻止行動の日々、全て自腹、生コンスト労働者達の奮闘を知って!
    秀逸なテレビ報道も   http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/436.html
7/26◎「照準は敵対大手とその物件!」スト状況を劇的に変化させ主導的情報戦を活性化した生コン支部!
    HPでも  http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/364.html
7/26・長期化し煮詰まる関西の生コンゼネスト。海外メデアやネットメデアにもよろしく!
     権力弾圧抑止のためにも http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/367.html
7/25・スト労働者から:闘争カンパを!檄布やメッセージも嬉しい。
    トクヤマ筆頭の権力弾圧阻む世論形成のためにも
        http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/324.html
7/19・歴史を知る経営者からは「中途半端にはしないでくれ」と労組ストに数多く期待!
    生コン支部HPの注目記事  http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/866.html
7/19★勝利的に展開!大阪の工事の8割強が停止!大阪駅ビル工事も!竹中・大林が敵対継続
       http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/862.html
7/13・ありがとう!みなさんの反響のおかげで、テレビ東京が連帯労組に取材に来たとのこと
     http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/523.html
7/13・無期限スト突入の「近圧労」が実は日本で唯一の圧送労働者の労組です!関西生コン業界の先進性
    が見えてくる  http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/520.html
7/13◎ついに12(月)から生コン圧送も無期限スト突入!空前の産業スト関西で拡大! 損賠攻撃の大資本
    との決戦へ!  http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/517.html
7/7・報道されぬ歴史的事件:「生コン関連業界危機突破!6/27総決起集会・デモ」に労使挙げて
    2300名が!    http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/121.html
7/7★マスコミひた隠し!関西の生コン関連産業で無期限ストが勃発拡大中!
    大企業支配を覆す高度な闘いに刮目せよ!http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/117.html
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◎戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
★連帯ユニオン関西地区生コン支部HP http://www.kannama.com/index.html#anchor-1
☆近畿コンクリート圧送労組HP   http://blogs.yahoo.co.jp/daiatsurou
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍首相、辺野古移設を推進=「銃弾」重大な問題(時事)-基地そばの小屋で銃弾を発見→「射撃場を使用しないよう申し入れる」
「安倍首相、辺野古移設を推進=「銃弾」重大な問題

6/23(土) 15:06配信
 安倍晋三首相は23日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、「普天間基地の一日も早い全面返還を実現するために移設を進めていく。県や地元の皆さんの協力、理解を頂くために努力を重ねていく考えだ」と述べ、推進する考えを強調した。

 同県糸満市で記者団の質問に答えた。

 首相は名護市の米軍キャンプ・シュワブに近い農作業用小屋で銃弾のようなものが見つかったことについて「人命にも関わりかねない重大な問題だ」と指摘。「米軍に事実確認と射撃場を使用しないことを申し入れている。ハガティ駐日米大使に協力を要請し、当面使用しないことになった」と説明した。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00000060-jij-pol

慰霊式の中継を見ましたが、やはり安倍総理にはヤジが飛んでいました。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍氏と加計氏は並んで国会の証人席に立つべきだ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/06/blog-post_69.html
6月 23, 2018

<学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部開設を巡る疑惑について、加計孝太郎理事長は十九日の記者会見で、ようやく口を開いた。しかし、新たなほころびが生じ、さらに疑念が増してきた。会見に参加できなかった本紙は翌日、加計氏に疑問をぶつけようと取材を申し込んだが、学園側は「会見が全て」と応じなかった。 (中沢誠)

 二〇一五年二月二十五日に安倍晋三首相と面会したという愛媛県文書の記載は「部下のうそ」だと強調する加計氏は、会見で首相の関与を打ち消すのに懸命だった。「われわれは仕事のことは話すのはやめようというスタンスでやっている」「(首相は)こちらの話は興味ないと思う」

 ところが、昨年七月の首相の国会答弁は異なる。「加計さんは時代のニーズに合わせて、学部や学科の新設に挑戦していきたいという趣旨のお話は聞いたことがございます」。首相は加計氏から学園の構想を聞いていたというのだ。

 加計氏は「首相は興味ない」と言うが、首相は二〇一一年と一四年に学園傘下の大学の式典に出席。伊勢志摩サミット期間中の一六年五月には、教育学部開設の祝賀会にビデオメッセージまで送っている。

 首相答弁との食い違いは、ほかにもある。

 「首相と獣医学部の話を初めてしたのは昨年一月二十日以降か」との質問に、「そういうことだと思う」と答えた加計氏。今年五月の首相の国会答弁は「(加計氏と)昨年から今年については話をしておりません」だった。

 加計氏の会見は開始の約二時間前、学園本部がある岡山市の地元記者クラブに通告。参加は加盟社にしか認めなかった。本紙はテレビやインターネットの中継で、会見の様子を取材することしかできなかった。

 なぜ学園関係者だけ首相秘書官と三回も面会できたのか、なぜ獣医学部開設の具体的な助言を受けることができたのか、二月二十五日に首相と面会したのが「うそ」であれば、その日はどこで何をしていたのか−。加計氏に直接尋ねたかった質問や、会見を聞いても解消しなかった疑問、新たな矛盾を文書にまとめ、本紙は会見翌日、加計氏へのインタビューを申し込んだ。

 学園は二十一日、ファクスで「従来より個別インタビューは受けていない」と回答。質問には一切答えず、「先日のインタビューで加計本人が報道機関に答えたことが全てであり、真摯(しんし)に対応したと認識している」としている>(以上「東京新聞」より引用)


 上記引用記事だけでも加計孝太郎氏と安倍晋三氏との齟齬が存在することは明らかだ。なぜ齟齬が生じているのか、それは二人の話が嘘だからだ。

 「腹心の友」とゴルフに興じたり、バーベキューを楽しんだり、会食したりして仕事の話を一切しないというのは不自然だ。もし加計孝太郎氏の話が本当だとしたら、二十年来の「腹心の友」が嘘になる。

 政治家として殷賑を極めた総理大臣と、学校法人を複数経営する教育者ともあろうお歴々二人が一般人が見て「おかしい」と思われるアリバイを強弁するのは恥ずべきだ。真実を述べていれば、二人がばらばらに話しても祖語は生じない。

 明らかに加計孝太郎氏と安倍晋三氏の話には無理がある。真実なら一致するはずの話がピタリと一致しない。高潔な人格者であるべき総理大臣と教育者の無様さを連日見せつけられる日本国民の一人として「いい加減にしろ」とジョイフル経営者一族の国会議員のように叫びたい心境だ。

 加計孝太郎氏はマンマと獣医学部新設を勝ち得て100億円を超える補助金をせしめ、今後とも私学振興助成金を手にする。それも安倍氏との「腹心の友」だったから容易に出来たことだとしたら政治不信はこれに極まる。

 安倍氏と加計氏は雁首を並べて国会の証人席に立つべきだ。そこで安倍氏の国会答弁と愛媛県から出たメモ書きなどを突き合わせ、あわせてお粗末な加計孝太郎氏の記者会見のやり直しの証言を国民は訊く権利を持つ。なぜなら加計学園の獣医学部の大部分は税により成り立っているからだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 最後の追加情報!悪徳大阪広域協組と断固闘っていた「高槻生コン」が仮処分で6/21に完全勝利!6/23集会へ
 大阪府門真(かどま)市の革命左翼市議=戸田(無所属・「革命21」)から、各方面の方々へ。
 (転送大歓迎!重複送信の節はご容赦を)
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 ■戸田通信メール便■第8号(6/11発信)
    http://www.hige-toda.com/____2/todamailtuusin.htm#20180612
で熱くお知らせした「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」
    日時:6月23日(土)18:30〜 
    場所:大阪市中央公会堂(通称「中之島公会堂」)大ホール(約1200席!)
がいよいよ今夕に迫りました!
 この間、門真市議としての活動がムッチャ多忙で、自分のHP掲示板の投稿も滞るほどでしたが、6/23(金) で「6月議会大バトル」を完了したので、本日6/23集会への出がけに、阿修羅読者のみなさんへ
「最後の最新情報」を以下にお知らせします。(「6/23総決起集会」の基本情報は、その後に再掲)
   ↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜≪「6/23集会」最新追加情報≫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1:★悪徳大阪広域協組と断固闘っていた「高槻生コン」が仮処分で6/21に完全勝利!
     記事→  http://rentai-union.net/archives/1487
  「6/23集会」では、この勝利報告も感動的かつ専門的に語られるよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2:「6/23集会後の交流会」は、「集会実行委本体」として開催される事になったが、新規の十数名参加は
  無理なので、やはり◆「戸田と連帯労組有志や活動家仲間とカウンター人士による第2交流会」を開催
  する事にした。場所は「新幹線での帰り易さ」も考慮して、公会堂近辺の地下鉄淀屋橋駅そばで。
    ぜひ熱く語り合い、飲み合おう! (名刺交換もよろしく!)   
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3:戸田は17時半頃から公会堂入り口・受付付近に立って、みなさんを迎えて諸案内をする事にしたので、
 ぜひ声をかけてほしい。「戸田ののぼり旗」でも持っていくし。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4:★集会では「不世出の不屈のリーダー」=生コン支部の武委員長のピカイチの話が聞ける!
  「生の武委員長」の話を聞ける機会は、そんなに多くはない。(動画でのアップも稀少)
  どこがどう凄いのか、ぜひ聞いてくれ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜≪以下、「6/23集会」の基本情報≫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
           ↓↓↓
 日時:6月23日(土)18:30〜 
 場所:大阪市中央公会堂(通称「中之島公会堂」)大ホール(約1200席!)
     http://osaka-chuokokaido.jp/map/ 市役所直近、
     京阪&地下鉄「淀屋橋駅」下車、徒歩4分、駐車場あり
 内容:実行委員長挨拶
   (1) 現状報告
      ・全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
   (2) 連帯アピール
      ・朝鮮総聯大阪府本部
      ・弁護団報告
      ・沖縄反基地闘争 ほか

  主催:あらゆるヘイトを跳ね除ける実行委員会
  連絡先:全日本港湾労働組合関西地方大阪支部
      電話:06−6575−3131、FAX 06−6575−3134
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ほか詳しくは、
 ■戸田通信メール便■第8号
  ★「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」へ!「産業界でもネトウヨBAN」を!
    http://www.hige-toda.com/____2/todamailtuusin.htm#20180612
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   <連帯労組・生コン問題での過去投稿(2010年以降のもの限定)>
ーーーーーーーーーーーーー(↓2018年)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6/23:★「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」へ!「産業界でもネトウヨBAN」を!
    (戸田通信メール便8号)  http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/692.html
1/30:ヘイト集団の生コン支部襲撃の解説(3):連帯労組必勝の理由と今後の展開・武委員長の2/9講演を
   聴くべし!   http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/217.html
1/30:ヘイト集団の生コン支部襲撃の解説(2):かつてゼネスト協調もした大阪広域協の極右化と7千万円
   フェラーリ  http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/215.html
1/29:ヘイト集団の連帯生コン支部襲撃事件の解説(1):バカ共の壊滅前の乱舞・大事な事は全て「コモン
   ズ」にあり http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/203.html
1/10:弾圧警報!戦闘的な連帯ユニオン・関西生コン支部にアベ政権権力とウヨ総結託の大弾圧攻撃が予測
   される!  http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/288.html
  (以下略)

http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 大将がこける時(中)<本澤二郎の「日本の風景」(3013)<信濃町・太田ショウコウの反乱>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52216311.html
2018年06月23日 「ジャーナリスト同盟」通信

<信濃町・太田ショウコウの反乱>
 信濃町の池田大作氏が、現場から姿を消してから、どれくらいの時間が経ったのであろうか。多くの人たちは知らない。「どうでもよいことだ」と決めつける市民がいるとすれば、それは大きな間違いである。信濃町が安倍内閣との連立から離脱すると、即内閣は崩壊する。安倍支持を辞めても政変へと発展する。信濃町の動向が、日本政治の中身・行方を決定づけることに気付かない新聞テレビの日本というのも不思議である。案の定、池田氏が雲隠れした途端、信濃町でクーデターが発生した。首謀者は太田ショウコウである。5年前の安倍首相誕生を機に、太田は安倍に食らいついて、権力をタテにして反乱を成功させた。信濃町激変は5年前からである。平和の党は360度変わったことに、信者や国民も気付いてきた。公明党支持率2・4%だ。どうなる信濃町?


<戦争遺児の怒りの告発は2013年暮れ>
 先般、元創価学会幹部で池田側近に声をかけたことがある。「いまの太田をどう評価しますか」という問いかけに、彼は「太田ショウコウですか」と応じてきた。ショウコウという発音は、オウムの麻原彰晃を揶揄したものであろう。池田側近の評価は著しく低い。ことによると、敵対関係にあるのかもしれない。

 なぜ太田のことを聞いたかというと、2014年4月28日に木更津市の君津中央病院で、突発性の大動脈りゅう破裂で即死した美人栄養士のK・T子さんが、特定秘密保護法という言論の自由封じのための憲法違反の悪法を強行した2013年暮れに「太田は裏切り者だ」と断罪して、逝ってしまったからである。彼女は戦争遺児で、父親の顔を知らないで育った。

 戦争遺児の平和主義は本物であって、池田理念と合致していた。それでいて、太田が国交大臣として、極右内閣が主導する特定秘密保護法に率先して協力・強行したことに対して「おかしい」「太田は間違っている。池田先生は決して太田を許すことはしない」と喝破していたのである。

 この時、彼女の一撃がいかに大きかったか、当時の門外漢には認識できなかった。その後の戦争法と共謀罪という一連の戦争法制の潮流を眺めると、彼女の怒りの告発が尋常でなかったことが理解できる。太田のクーデターを、いち早く見抜いた戦争遺児のK・T子さんに脱帽するほかない。信濃町の中にも仲間が増えてきているようだ。
 
 上の命令に100%従う体質の創価学会で、彼女の正論に驚いてしまい、これが今も耳にこびりついて離れない政治評論家なのだ。何かの因縁なのかもしれない。そうしたことから元池田側近にも、太田への反応を試みたものだった。「太田ショウコウ」という表現方法に、瞬間、ピンときてしまった。第三者・門外漢にはわからないかもしれない。

 以前、別の学会筋から「太田は池田後継を狙っていた。太田の野望に気付いた池田さんは、太田を公明党へと引き離した。側近幹部らには、太田を警戒せよ、と警鐘を鳴らしていた」と聞いていた。これも事実かもしれない。

 池田の不安は、彼が体調を崩した後に的中してしまった。公明党は大変身、極右政権の支え役の地位を占めて、今日を迎えている。いまやくざ利権のカジノ法案を強行しようとしている。権力にぶら下がった太田を排除する力を失ってしまった中で、一人立ち上がったのが、木更津市の戦争遺児だった。戦争遺児は、まさに創価学会のジャンヌダルクであろう。

<地獄からの叫びが信濃町へ>
 富津出身のやくざ浜名にレイプされ、殺害されていなければ、彼女は池田親衛隊の第一人者となって、それこそ平和への勇気をみなぎらせて、信濃町に乗り込んでいたかもしれない。多くの人々の人生は、筆者もそうだが、不運の連続だが、たとえそうであれ、やくざにレイプされ、性奴隷として、生きるしかばねを強いられ、そこから逃げ出そうとして殺害されるという大不運は、この日本でK・T子ただ一人かもしれない。

 いまだに、特定されている犯人やくざは、JR岩根駅近くで、介護施設を開設しているのだから、殺害された被害者は地獄に突き落とされたままである。
 彼女の遺言となった「太田の裏切り」を伝えなければならなくなった政治評論家も、これまた運命の知らしめるところかもしれない。幸い、それを伝える手段として、一本のペンがある。こうして機会があれば、池田氏の無念を、彼女の口から、全国へと発信することが出来る。池田不在の信濃町は存在しないため、池田親衛隊への呼びかけ効果は、決して小さくない。
 それこそ、やくざ浜名と太田を地獄に追い込むまで続けなければなるまい。

 やくざに強姦、水商売を強いられることは、女性の人権がほぼ完璧に奪われたことになる。レイプ・性奴隷犯人は極刑が正当だろう。実際には、さらなるドーカツ殺人が加わるわけだから、富津市生まれの浜名の重罪は、言葉や刑罰では表現できない。

 悲しくも残念なことは、公明党創価学会のこの事件に対する冷たすぎる対応である。安倍晋三に見習ってか、事件を鉄板で蓋をかけようとしている。人間の命にまともに向き合おうとしない。「死んでしまったのだから、そっとしてやるのが創価学会の信仰」といわぬばかりなのだ。これでは殺人病院と変わりないのだが、要は死んだ人間は利用価値はない、と思い込んでしまう会員組織が、なんともわびしくも嘆かわしい。
 現生利益の宗教は、みなこの程度なのだろうか。

 すべての会員信者がそうとも思えない。戦争遺児の叫びに呼応する動きが徐々に拡大、太田への抵抗を強めている。それはいまカジノ法案を強行しようとしている、太田の後継者・石田国交相と山口公明党代表にも向けられている。公明党支持率2・4%がその証拠である。

<無念過ぎるやくざ浜名の強姦・性奴隷・脅迫殺人>
 横路に入るが、やくざが跋扈する日本でのやくざ事件は無数に存在するが、目の前で体験したのは、今回が初めてだ。既に4年が経って、改めて「木更津レイプ殺人事件」の大きさと信濃町への衝撃に圧倒される。というのも、入れ墨やくざは強姦を本業としているならず者だが、これまで強姦事件で極刑にされたやくざは、ネットで調べても一人もいない。

 報道されるやくざ事件の多くは、やくざ・暴力団同士の抗争事件である。そして多くは脅迫・暴行のたぐいで、女性をレイプした極悪非道な事件として報じられない。

 沖縄では、元米海兵隊員が女性をレイプして、直後に殺してしまったという悪質な事件が起きているが、やくざは殺害しないで、性奴隷にして、繁華街に押し込んで、風俗・性ビジネスで働かせて、暴利を手にしている。その点からしても「木更津レイプ殺人事件」は、異常な極悪非道な事件であるが、それも同じ信仰仲間という秘密のカーテンの内側世界で起きている。

 それが原因だと思えないが、彼女は特定秘密保護法が強行された時点で、すなわち浜名に殺害される直前に「太田裏切り」を断罪してみせた。その平和主義と正義と勇気に、真面目な信者は感謝せねばなるまい。彼女の同志が、いま信濃町に押し寄せている、と信じたい。
 太田クーデターへの反発が、信濃町を揺るがせているのである。池田氏健在であれば、クーデターが成功することはなかった。

<被害者のAU携帯通話記録が決定的証拠>
 「木更津レイプ殺人事件」に関しての決定的証拠は、浜名が被害者に対してドーカツしていたのは、AU携帯電話に記録されている。K・T子さんのAU携帯090−4459−1637の通話記録に犯人の記録がたくさん残っている。
 これを洗うと、犯人の強姦から性奴隷まで、すべての時間、時期を立証できるだろう。既に警察は、その証拠固めを行っているはずである。浜名はまな板の鯉でしかない。

<ショウコウ裏切りで360度の大変身>
 結局のところ、現場から姿を消してしまった信濃町のカリスマ宗教指導者をよいことに、太田クーデターは難なく成功してしまった。その結果、それまでの「大衆の味方」「中道政治」という池田路線が、消滅してしまったのである。

 安倍・日本会議に合流して、平静を装って、やり過ごしてきた信濃町であった。そこを戦争遺児が、いち早く太田の裏切りを指摘して、それが今日、大きなうねりとなって、信濃町の中枢を揺さぶっている。
 信濃町から、池田路線の姿かたちが無くなってしまったのだから、いわば当然の成り行きである。政策転換は160度どころか、360度も変わってしまったことになる。

 安倍・日本会議の骨格は、明治の三大要素への回帰である。それは国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法である。民主主義さえも否定しかねない半封建制の日本への回帰なのだ。安倍が改憲に執着、それを口実に三選しようとしている現在だ。

<戦争党になった公明党創価学会>
 国際的な平和学者は「今の公明党は戦争党に変質した」と喝破したが、それは太田主導の公明党が、安倍路線をそっくり受け入れて、特定秘密から戦争法、ついで共謀罪を次々と強行してしまったことに対しての、率直な評価だから、まさに戦争党そのものである。

 戦争遺児は、特定秘密保護法の場面で、太田クーデターを確認したのだが、戦争法の場面では、進歩的な学会員が抵抗を開始している。党本部を飛び出して抵抗するエリートもいる。

<2・4%政党に落ち込んだ山口・公明党>
 最近のNHKの世論調査で、仰天するような公明支持率が飛び出した。なんと支持率2・4%である。
 日本の新聞テレビは、安倍本人の支持率を調べない。もしも、安倍本人に絞って、国民の評価をさせると、恐らく2・4%くらいであろう。すなわち、100人のなかで、わずか2・4人しか支持していないことになる。いまの山口・公明党の支持率2・4%は、池田路線を放棄して、戦争党に変質した結果といえる。

 それでいて、やくざ利権のカジノ法案に石田国交相を先頭に、これを強行しようとしている。太田クーデターで押し切れるか。内部分裂か、崩壊消滅の危機到来の信濃町ということになろう。

<千葉県警・木更津署の番>
 戦争遺児のレイプ殺人事件は、千葉県警・木更津署が捜査している。AU携帯の通話記録を精査すれば、浜名の逃亡は不可能だ。
 
 共犯・協力者も二人特定できている。ヘルパーと大工である。口裏合わせを突き崩すことは、そう困難なことではない。創価学会員の中には、良心的な婦人も少なくない。壁はそんなに厚くはない。池田信者が覚醒すれば、事件も容易に解決するだろうし、信濃町が裏切り者を成敗することになれば、事態は進展することになろう。

<政局を左右する信濃町>
 戦争党を由とする会員はゼロに近いのだから。高齢の池田氏の復活は想定できないが、政局を左右する池田路線の復活は時間の問題であろう。さもなくば、公明党は崩壊するしかないのだから。

 ともあれ、大将がこけると、分裂と内紛は必ず起こりうるものである。国民の多くは、池田路線復活に期待している。池田親衛隊の動向が注目を集める所以であろう。それは戦争遺児の地獄からの叫びを実現する信濃町である。日本国憲法の立場でもある。その行方を隣国の研究者も注視している!

2018年6月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 沖縄差別の主導者である安倍首相(植草一秀の『知られざる真実』)
沖縄差別の主導者である安倍首相
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-9d1a.html
2018年6月23日 植草一秀の『知られざる真実』


沖縄が6月23日、日本の敗戦から73年目の「慰霊の日」を迎えた。

6月23日は、太平洋戦争末期におびただしい数の住民を巻き込んだ激烈な地上戦が繰り広げられた沖縄で、組織的な戦闘が終わった日とされ、犠牲になった人たちに祈りをささげる日だ。

最後の激戦地となった沖縄本島南端に位置する平和祈念公園で、6月23日正午前、追悼式が開会された。

沖縄戦が始まったのは1945年3月末。

4月1日に米軍の本島への上陸が始まった。

この沖縄戦で、当時の県人口の4人に1人にあたる県民12万人以上が犠牲になった。

日米の軍人を合わせた死者は20万人に上るとされる。

1990年6月23日、海部俊樹内閣総理大臣が歴代首相として初めて県主催の「沖縄全戦没者追悼式」に参列した。

命をつないだ人々も、敗戦後の米軍占領下で過酷な生活を強いられた。

1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効によって、敗戦後に連合国軍の占領下にあった日本は独立を果たしたが、沖縄や奄美は日本から切り離された。

沖縄が日本復帰するまでの27年間、沖縄は米施政権下にあった。

この間に米軍基地は本土から沖縄へ移転された。

沖縄では日本国憲法が適用されず、人権が蹂躙(じゅうりん)された。

過重な基地負担など、現在まで続く沖縄差別の源流ともなった4月28日は「屈辱の日」と呼ばれている。

安倍内閣は第2次安倍内閣が発足した直後の2013年4月28日に政府主催の「主権回復式典」を開催し、天皇、皇后の出席を求めた。

日本はサンフランシスコ講和条約に調印したその日、日米安保条約にも署名している。

沖縄を含む南西諸島を切り捨てて、米国に従属することと引き換えに、「見せかけだけの独立」を得たのである。

この4月28日に式典を開催した安倍内閣は、この日を国民の祝日にする考えを併せ持っていたのだと推察される。

沖縄にとっての「屈辱の日」を記念して式典を開催し、これを国民の祝日にしようとすること自体が、安倍内閣の本質を鮮明に示している。

要するにアメリカのポチにしか過ぎないのである。

その沖縄でいま、巨大な米軍基地建設が進められている。

辺野古の美しい海を破壊して巨大な米軍基地建設が推進されているのだ。

軍備増強、戦争法制強行制定など、戦前への回帰を強引に進める安倍首相は

「東アジアをめぐる情勢は日増しに厳しさを増している」

を常套句として用いてきたから、朝鮮半島の平和と安定は、安倍内閣にとっての最大の危機に映っているだろう。

朝鮮半島の平和と安定が実現しては困る。

だから、朝鮮半島の平和と安定が実現しないように全力を注いできたのだと思われる。

しかし、韓国の文在寅大統領、米国のトランプ大統領の積極的な行動によって、朝鮮半島情勢が急激な変化を示している。

朝鮮半島の平和と安定は、沖縄における米軍駐留の必要性を大幅に後退させるものになる。

情勢変化を的確に捉えて、辺野古での米軍基地建設を直ちに中止するべきである。




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK246] ≪関西の生コン業界で今何が起きているのか?≫記録動画7本を紹介!これ現代版「ナチと労働者の闘い」だ!
 上記の、■戸田通信メール便■第8号★「反ヘイト・反労組弾圧6/23総決起集会」へ!産業界でも
ネトウヨBAN」を! の後段でアドレス紹介した7動画を、貼り付けますので、ぜひ見て下さい。
 これが「ナチと労働者の闘い」の現代日本版です!








http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 「事実を頑なに認めない」安倍総理を支える力の正体 モリカケ問題を再考する(現代ビジネス)


「事実を頑なに認めない」安倍総理を支える力の正体 モリカケ問題を再考する
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56118
2018.06.23 山下 祐介 首都大学東京教授 社会学者


前編「安倍政権が『終わる瞬間』はいつなのか?〜森友調査報告書を精読する」で確認したように、モリカケ(森友学園、加計学園)問題は、構造としてはいずれも、安倍総理のまわりの人物が政府案件に関わっている事実が明らかとなっているのにもかかわらず、本人だけが一人、「真実は明らか」だと無関係を装っていることにつきる。

私も含め、国民のみなが「まさか」と最初は思ったが、これだけ色々なことが次々とあがってくると、もはや安倍総理が「関係ない」と論証することの方が難しい。

一国の首相が、嘘や言い逃れを繰り返しているとしか思えない事態が生じており、冷静に見れば、あとは総理が認めるかどうかというところまできている。

あまりに粘るので、私たちもだんだんと「もういいんじゃないか」と、そういう感じになっているが、現実はそういうことだ。ふつうはあきらめるものを、ただしつこく粘っているのにすぎない。

もちろん法的には問題はないのだろう。しかし実際に総理の「関わり」はあるので、次々と新しい事実が発覚し、消しても消しても何度でも火の手があがるのであった。

これでは国会はいつまで経っても正常化しない。総理は早く事態を収拾しなくてはならない。



この二つの事件、安倍総理はもちろん、自分で「こうしろ」などと直接の指示はしていないのだろう。

しかし法的に問題がないから、政治責任が問われないことにはなるまい。法を作るのは国会である。

その国会議員であり、行政府の長でもある内閣総理大臣が、自分だけが知る法の抜け穴を知り合いだけ通していたのだとしたら、ゆゆしき問題だからだ。

こんな問題が発覚すれば、国会の運営などまともにやれるはずがない。

総理が言っているのはこういうことだ。

「私は潔白だ。色んなことは出てきたけど、みなさんは信じてくれるよね」と。
ある種の甘えのような、そういうメッセージになっている。

だが例えば2015年2月25日に総理が加計理事長と会い、「そういう獣医学部はいいね」といったという話も、総理は明確にその会見を否定できないままだ。

本当に会っていないなら、この日の自身の記録を公開して「こういうスケジュールでした」とか、あるいは友人である加計氏の方のスケジュールを出してもらって「この日は彼は東京に行っていない」とか、そういう対応ができるはずだ。

そういうこともしないで、ただ「私を信じろ」という方が無理な話なのである。

とはいえ、「甘え」はやはり、甘えさせる者がいるから生じるのでもあった。

では何が総理のこの甘えを実現させているのか。後編ではこの問題について考えてみよう。

なぜ安倍総理は政権の継続に固執するのか

まずは前編の最後に示した一つ目の問い、なぜここまで安倍首相は自己の政権に固執するのかについて考えてみよう。もしかするとこれが最大の謎かもしれない。

安倍政権で成し遂げたこととは何か。

考えてみればどうにも見あたらない。何を目指しているのか、それもよくわからない。

だとすればこういうことなのかもしれない。

このままではアベノミクスは失敗でおわる。東日本大震災の復興も失敗した。地方創生もおかしなことになっている

色んなことをやったが、結局長くやっただけでみなうまくはいっていない。総理はそれに対して未練があるのではないか。

だが私は思う。総理は十分すぎるとほどやった。小泉純一郎政権をこえ、歴代の名だたる首相よりもずっと長く政権を安定的に保ったではないか。

心残りの憲法改正もこのままでは形だけになる。本当にこの国のことを考えるのなら、後輩に任せて外から見守る、そういう立場になった方がよいはずだ。

そして別に総理さえ辞める覚悟を決めれば、今退いても、ちっとも恥にはならない条件は揃っているのである。

あとはまわりがしっかりと「もうやめた方がいい」と後押しすれば、その花道は用意されるはずだ。なぜそれを自民党はできないのか。

前編の最後に示した第二の問い、なぜまわりはこんな内閣をいつまでも担いでいるのかに入っていこう。

自民党はなぜ安倍政権を退陣に追い込まないのか

いま冷静に見て、日本の政治も行政もまともに回っていないのは明らかである。

いったんこの流れを止めて体制を整え、真っ当なものに変える必要がある。

そして現政権ではもはやそれはのぞめないのだから、現在の首相の任期が切れる際に潔く勇退してもらい、新しい体制で立て直すのが政府自民党の本来のつとめだろう。

総理をきちんとまわりが説得し、総理を辞めさせる責任がある。

だが、その本来のつとめを果たさずに、自民党の政治家たちが安倍内閣とつかず離れずにいる理由は何だろうか。

それはやはり選挙だろう。

選挙を戦うにあたって、安倍総理を立てるのがよいのか、下ろすのがよいのか、自民党の議員たちは、ただそれだけの計算をしてものごとを考えているように見える。

実際、安倍内閣の支持率が下がっているとはいえ、それでもなお30パーセントを超えているのだ。安倍内閣にはまだついていくだけの価値はある。

他方で安倍氏を下ろせば、ここまでかばってきた自民党全体にとばっちりが及ぶだろう。

もはや安倍政権という御輿を下ろすに下ろせなくなってもいる。

「もうやめたらよかろう」と、言いたくても言えなくしてしまったのは、自民党自身なのである。

選挙を政治家が気にするのは当然じゃないかと、人は思うかもしれない。むろん選挙に通ってはじめて政治家になれるのだから、ある意味ではその通りだ。

だが、選挙は政治を実現するための手段であって、選挙が目的であってはならない。

あるべき政治家とは、あるべき政策、あるべき社会の姿を掲げ、その理念に国民に賛同してもらい、自分の力で選挙に勝って、その政治意志を実現していく、そういうものでなくてはならないはずだ。

そして政党というものも、あくまでそうした政治家の意志を政策へとつないでいくための手段なのである。

良いか悪いかは別として、例えば2007年の衆院選・郵政選挙がそうだった。

あれから10年経って、政治と選挙の関係がまったく逆転してしまっている。

選挙に勝つことが優先され、次の選挙に勝てるかどうかだけを気にして政策が選ばれている。

そして政党も、そうした選挙に勝てる(負けない)政策を取捨選択する機関と化し、個々の政治家の思いや意志とは別に、政党議員は選挙を牛耳る幹部が選択した政策にただ従うだけのマシンと化してしまっている。



筆者はこれを異様な状態だと分析する。

事実、この数年、安倍内閣で見てきたのは、政策が適正に議論できなくなっている国会や政党の姿ではなかったか。みなだんまりを決め、言いたいこと言った者がいじめられ、権力の外へと追いやられていく。

政党から排除されればもはや次の公認はえられないのだから、個々の議員としては政党に従わざるを得ないのだろうが、それでは何のための政党なのか。事態が選挙を通じて逆立ちしてしまっている。

選挙ばかりを気にしているのは自民党だけではない。

野党もまたいつも選挙を気にしており、今回のモリカケ問題の追及でも急な解散をどこかでおそれ、次の選挙にこの案件が有利に作用するのか、不利になるのかを極度に気にしているようだ。

もっとも、私にはどうしても、ここまでの事態に陥っているのはやはり野党の責任よりも、与党自民党の責任が大きいように思える。

例えば昨年(2017年)10月の衆院選のようなやり方が、「すべては選挙」の政治をつくってきたように感じるのだ。

政治を本来動かすべきは選挙ではない。選挙が終わったあとの議会であり、そこで行われる政策の議論であるべきだ。

そして政策の採用も、選挙結果による数の論理ではなく、集められた政治家たちのきめ細かな議論の積み重ねで進められねばならないはずだ。

自民党が、遮二無二選挙に勝つことだけを優先するやり方を採用したことが、結果として政治を、選挙に勝てるかどうかだけを軸にしたプロセスに転換してしまった。

その選挙を牛耳るトップに安倍総理がいる。

次の選挙に勝つか負けるか、そのために「アベ」というカードを残すか捨てるか。

政策や政治のためではなく、まして国民のためでもなく、自らの政治生命の持続可能性のためだけに、目を凝らしてじっと様子をうかがっているのが、今の自民党の議員の現実の姿にほかならない。

だがこれこそ政治の腐敗と言うべきものではないか。

なぜ国民は安倍政権を支持するのか

いま述べたことは、この国の国民のかなりの人々が同感できるものと思う。

ならば選挙で自民党ではなく、国民が野党に投票すればよさそうなものである。

だが現実にはそういうことは起きていない。それはなぜなのだろうか。なぜ国民はこんな自民党を許し、安倍総理に甘いのか。次にこの問いを突き詰めてみよう。

まず自民党や安倍政権への支持だが、国民の支持はそんなに肯定的なものではないことは、識者の見解が一致するところである。

国民が思っているのはこういうことのようだ。

「今の自民党は信頼できないが、かといって今の野党では政権を任せられない」と。そして多分こうも思っているのだ。「安倍政権は疑わしいが、他に任せるよりはましだろう」と。

実際にやってみなければわからないが、昨年10月の衆院選の結果を見ても、いま再び選挙をすれば、やはり自民党が圧勝するのではないか。

だが、この国民と安倍政権の奇妙な信頼関係こそが、安倍総理の甘えを許し、モリカケ問題のような事態を生じさせた原因なのである。

安倍総理の自信、国民への甘えは、国民自身がもたらしているものだ。そして事実、こうした不祥事が次々と生じてもなお総理の自信が揺るがないのは、それを支える国民の支持が依然としてある――そういう総理の読みが、ある程度現実を正しくとらえたものだからなのだろう。

そして自民党が安倍政権を下ろせないのもそこにつきるというべきだ。総理は明らかにおかしいが、ついていた方が選挙は安泰だと。

もちろん、安倍一強をもたらした背景には、政権が獲得した人事権(内閣人事局)や、小選挙区制の弊害などもあろう。正確にいえば、これらの改革が国民意識の変化と相乗的に影響して、こんな奇態な政権が実現してしまったのに違いない。

そして、こうした安倍一強体制を実現させるような政治改革・選挙改革がなぜ導入されたのかを考えたとき、どうも次のような皮肉な結論にたどりつくのである。

本来、これらの様々な政治・行政改革が目指したのは、小さな政府、二大政党、政治主導という理想だった。

それは、自民党と対等にやりあい、しばしばその力をしのぐ、そういうもう一つの政党を生み出すためであった。

具体的には、旧民主党が自民党に変わって政権を担当し運営し、そのことによって一大政党による支配を脱した政治過程の理想状態をもたらすためのものだった。

ところが現実は、いったんは政権交代を実現しながらも、結果としては目標を大きく外れ、二大政党どころか、自民党の一強政治が出現した。

しかもそれは政党内の議論さえ否定する、集権的な選挙ブレーン政治へと転換して、政治・政策の極端な劣化が生じてしまったのである。

政策の劣化とまでいうと、多くの人たちの反感を買うかもしれない。

しかし例えば現実に、東日本大震災・原発事故の被災地の復興や、地方創生の現場では、そうした劣化が止まらなくなっている。

復興政策については拙著(『「復興」が奪う地域の未来』岩波書店)に、また地域政策の現状については、近著(『「都市の正義」が地方を壊す 地方創生の隘路を抜けて』PHP新書)にもまとめたのでぜひご参照頂きたい。

そして政策の劣化はこうした地域政策にとどまらず、多くの識者が述べているように、国防にも労働政策にも現れている。

安倍政権の政策の柱であるアベノミクスももはやその失敗は明らかであり、国民が感じているほどにはこの政権の成果は評価されていないのだ。

みな自民党が好きなのだ

だが、こうした政治の劣化、政策の劣化にもかかわらず、国民はなぜこんな自民党を支持し、安倍政権を支持しつづけるのか。

私はこう見る。

みんな、この国の国民は、自民党が好きなのだ。

自民党は、55年体制以来、この国を支えつづけた政党であり、もはやこの国そのものと言っていい存在だ。

誤解を恐れずにいえば、戦艦大和のようなものである。

戦争は嫌いでも、戦艦大和はこの国を象徴するものであり、プライドでもあり、否定できないものだ。

だからそれに対し、民主党など新たな政党が出てきても、「それはちょっと違うよね」、「偉そうに、何様のつもりだ」と、どうもそういう感覚が出てきてしまうようなのだ。

しかもそこに、2010年代には国民の間で妙な不安が広がってしまい、寄らば大樹の陰で、自民党への奇妙な信頼感が醸成されてしまった。

そこには2011年東日本大震災・福島第一原発事故の影響もある。当時の民主党政権に震災・原発事故の責任が押しつけられ、その反動で自民支持が潜在的に強まってしまった可能性さえある。

それゆえ、自民党以外の政党は今、基本的には自民党には勝てない。

政策の良し悪しではない。その人の政治的資質でもない。ある意味で、自民党ではなければ選挙に負けるのだ。ともかく、選挙に勝つためには自民党から出る方が絶対的に有利なのである。

それに対し、自民党自身が多様な考えを包摂し、自由な議論を実現し、また「おかしなものはおかしい」という清廉さをしっかりと保っている限りは、政治はおかしなものにはならない。

しかしそれが、二大政党制を目指すべく取り入れた改革によって自民党自身にも変質をもたらし、異論を廃し、執行部の命令に逆らえないような絶対的体制が作り出されてしまった。

国民が思っているよりも根深いところで、自民党の自由や民主主義は硬直してしまっているのである。

だが国民はそれに気付かず、選挙を通じて繰り返しこの体制を支持しつづけてきた。そうしたいびつな政治過程が展開した果てに、モリカケ問題のようなものが現れたとみることができる。

次の政権が担わねばならないこと

こうした日本の政治の頂点にいるのが安倍総理である。

そしてこの安倍晋三氏こそ、政界のサラブレットであり、血筋の通った人物なのであった。

日本国民の一番好きそうな人物。頼っていれば安心だと思える人物。それが安倍総理だというわけである。

だから、そんな人が嘘をつくはずがないし、清廉潔白だとみな思っている。

いや事実、本人自身は清廉潔白なのだろう。少なくとも昨年のある国会答弁の時点までは。

だが、決定的権力を握るリーダーほど、気をつけなければならない能力に、どうも欠けていたのだろう。

それは、事実を誇大化したり、勝手に忖度をして、権力を権力者の意志とは別のものに利用しようとする悪者を見抜き、権力の暴走を未然に阻止する能力である。

権力は、善いものだけでなく、悪いものを引き寄せる。むしろ悪いものの方がより集まってくる。権力が強大化すればするほど、そうした悪い勢力を適切に見抜き、悪い力が政治や行政に入り込むのを止める力を強めなくてはならない。

おそらくそうした力に乏しいことが、こんな結果を生んだのだ。

それでもまだ幸い夫人や無二の親友など、暴走は最も近しい人の近辺にとどまっている。そして個人的に見れば、夫人にも加計氏にもそこまで根深い悪意はないと私は思う。

政治・政策の劣化や行政の暴走が生じていても、事態はまだ最悪までには至っていない。安部総理には、自分が犯した失敗を、まだ未然のところで防ぐチャンスが残されている。

だが、総理を支える自民党も、国民も、総理におもねるだけで、総理のために本当に必要なことをやってくれる気配はない。なすべき決定は総理自身がせねばならないが、総理には自分の間違いを認める度量はないようだ。

事態はこのまま悪化の一途をたどるだろう。

政治行政のバランスを取り戻すには

他方で私たちが、そして政治が、総理が、なすべきことははっきりしている。

それは、モリカケ問題がなぜ起きたのかを徹底的に掘り下げ、調査していくことである。すでにそれはメディアや多くの識者が言い続けていることであった。

だがその際、私たちは次のことに留意しなければならない。

大事なことは、調査をして新たな事実が出てくることではない。

すでに出てきた事実だけで十分に事態は深刻なのであり、その事実を――一切それを認めない政権とは別のところで、しかも法的問題としてではなく政治的責任の問題として――国民全体の公益性の側から正当に分析し、取り扱うことが大切なのである。それは当然、国政調査権を活用した国会主導の調査委員会という形になるはずだ。

そしておそらく森友事件よりも加計問題の方が根深く深刻であり、またこれらの事件を"政治的に"追及するためには、安倍昭恵夫人(さらには谷査恵子氏)と加計孝太郎氏の国会証人喚問が不可欠だから、それが実現した時点で安倍内閣は総辞職し、事件は別の段階に入っていくことになろう。

逆にいえば、安倍政権を後生大事に有り難がり、いつまでも守りつづける国民と自民党が、問題を長引かせている原因なのである。結局そこに行き着くことになる。

今のままでは国民にとって良いことにはならない。政治も行政もあきらかに暴走をはじめている。強行採決が常態化するなど、絶対にあってはならないことだ。



まずは起きている現実を自民党(および公明党)がはやく直視し、受け入れることが必要だ。選挙に勝つとか負けるとかそういうことではなく、政治を正常なものに戻す責務が与党にはある。これ以上この状態をつづけてはいけない。

そして国民も起きている事態を素直に受け入れ、事実に目をきちんと向けなくてはならない。一人ひとりがつくる世論こそが政治の清潔さを保つ絶対条件なのである。

このまま放っておいては、政治・行政の暴走は止まらなくなるかもしれない。一見安定しているように見えるかもしれないが、安倍政権が続く以上、このリスクがありつづけることを国民は認識しておかなくてはならない。

誤った決定をしていくことで訪れる未来

いま国会の国政調査権にもとづいた徹底した調査を行うことが必要だと述べた。

とはいえ筆者は、いまのままの体制で調査を行うことには、かえって事態をこじれさせるかもしれないという危惧も抱いている。

調査は、適正な調査体制に基づいて行われねばならない。その際、政治と行政の関係性が重要だと筆者は見る。

そもそも政治主導が行き過ぎたために起きた暴走の一角がモリカケ問題なのである(本誌拙稿「森友文書改ざん問題、財務省を暴走させた『圧力』の正体」も参照)。

それを政治(国会)自身が自分で調査するのでは、ここでも財務省が財務省の調査をしたのと同様に、内部調査の限界が露呈することになるだろう。

外部委員を組み込んだ適正な調査体制の設計こそが――もしそうした調査委員会が実現するのなら――求められるのである。

というのも、今回のモリカケ問題をめぐる与野党の攻防をめぐって、筆者には非常に気になる点がもう一つ見えたからである。

本稿の前編は、財務省による森友問題の文書改ざんに関する調査報告書(「森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書」)を読み解くことから論をはじめた。その分析の中で一つ言い残したことがある。

それは、政権や与党以上に、財務省職員たちが野党議員たちの追求を必要以上に怖れている姿であった。

例えば、報告書の11頁にはこんな記載がある。

「当時、国会議員のほか、一部政党において本省理財局等からヒアリングを行うための会議が繰り返し開催されており、さらに同政党の国会議員団は、森友学園に売り払われた国有地を平成29年2月21日(火)に視察することとなった」と。

どうも、こうした野党の動きに過剰反応したこともまた、文書改ざんに至る重要な原因となっていたようなのである。そうした記載が報告書の随所に現れている。

文書改ざんを生み出した"圧"は、与党からだけでなく野党からも感じていたように読み取れるのである。

わが国の行政と政治のバランスは、すでに相当おかしなものになっているようだ。

今回のモリカケ問題でも、野党ヒアリングの様子がテレビ中継されたが、あの時の国会議員と各省庁職員とのやりとりを見ていて違和感を覚えた国民は少なくないだろう。

ではどんな関係が適切なのか。

両事件の調査には、そこまで踏み込んだ検証が必要なのだと付け加えておきたい。

現在の政治・行政・国民のバランスがこのままである限り、今後何が起きるのか分からない。今回の事件を、私たちはしっかりと反省材料として活用しなくてはならない。

それは、言い方を変えれば、当分の間、私たちは「改革」というものをストップし、重大な案件を政治的に決定することをいったん放棄することでもある。

世界に取り残されても、まずはこの国の内部構造を立て直さなければならない。でなければ、私たちは何をやってもこの先、誤った決定をしていくことになるだろう。

今私たちはそうした国家としての機能不全の状態に陥っている――このことを自覚する必要があると警告することで、この稿を終えておく。



















































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍夫妻の悪質なスキャンダルを日本のメディアが報道しない理由

管理人の危機感と配慮だと思うが、「阿修羅」の表紙の顔に相当する場所の右下に、言論弾圧と狂気が横行する時代という欄が作られて、誰でも簡単に安倍晋三と加計孝太郎の写真が見比べられ、その意味について考えることが出きる。それを指摘した鋭い問題意識の記事もあり、日本の言論弾圧の酷さを指摘している。なぜ加計考太郎の出自について日本のメディアは、本気になって追及しないかという理由だ
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/656.html
2038年問題は世界では重要だと考えられ、中国でも国を挙げて取り組まれているのに、日本人は安倍晋三の愚劣な利権漁りに振り回され、加計問題一つ真剣に取り組無能力もなく、幼稚な政治が罷り通っているのだから情けない。
https://zh.wikipedia.org/wiki/2038%E5%B9%B4%E9%97%AE%E9%A2%98
AI問題で大騒ぎする前にIBM5100をどう活用して、日本の国家危機をどう回避すべきかを考えたら良いのに、おそらく安倍政権の放置によって、そのときには日本は滅亡しているからなのだろうか。
https://en.wikipedia.org/wiki/IBM_5100
日本の通産科学省も財務省も安倍に尻尾を振るような、劣悪な官僚たちにより回されて、セクハラをする次官しかもてなくなり、国家滅亡への道をたどっている。そんな時に必用なことは首相官邸がいかにダメな組織として、どうでも良いようなことに明け暮れ、杉田や北村のような公安官僚とか、荻生田の如きゴロツキ政治家が君臨して、デタラメをやっているのだから自業自得だろうか。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/366.html
安倍政権のナチス化に関しては次の記事が詳しい。
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai201709.html
この記事をどうしてスキャンダル暴きが好きな「文芸春秋」が、引用しようとしないかの答えは、この記事の中に書いてあるではないか。内調ご用達だからだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 翁長知事の姿に胸の鼓動が抑え切れなかった!  


翁長知事の姿に胸の鼓動が抑え切れなかった!
http://85280384.at.webry.info/201806/article_208.html
2018/06/23 18:00 半歩前へ


慰霊の日「沖縄全戦没者追悼式」

※25:17〜翁長知事「平和宣言」。再生開始位置設定済み。


▼翁長知事の姿に胸の鼓動が抑え切れなかった!

沖縄で梅雨が明けた。6月23日は「沖縄慰霊の日」である。

先の大戦で沖縄は日本で唯一、米軍との間で「地上戦」があった。

米軍の物量戦の前になすすべがなかった。

1945年、終戦を前に、沖縄の住民は激しい戦闘に巻き込まれ20万人が犠牲となった。

沖縄県は戦後、6月23日を全戦没者の霊を慰める日と定めた。

元沖縄県議会議員の山内末子さんが「今年も暑い1日です」と言って以下の言葉を寄せた。(原文のまま)

*********************

沖縄全戦没者追悼式❗️

翁長知事の姿に胸の鼓動が抑えきれませんでした。

やせ細っていても、声にその目に希望を抱く覚悟が伝わりってきました。

ガン治療の最中、病をおしても沖縄県知事の責務を全うする。

安倍総理の前で・戦没者の御霊の前で、
全国にむけて沖縄の73年の思いを見事に平和宣言でぶつけてくれました😊

対する総理の薄っぺらな哀悼のメッセージ…アリバイつくりの沖縄通いはもういらない

真から沖縄に心を寄せる総理の誕生を心から望みます。

他、遺族会会長、中学生代表とウチナーンチュの平和希求の思いの強さをしっかり訴えてくれました。

暑い一日…戦争の悲惨さを学び

平和の大切さを今一度家族と共に誓いあいましょう😀

沖縄の戦後はまだ終わらない

闘いは続きます




























沖縄「慰霊の日」に翁長知事 辺野古移設容認できず(18/06/23)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000130232.html



 沖縄戦から73年を迎えた追悼式典で沖縄県の翁長知事は、名護市辺野古への基地移設を見直すよう訴えました。これに対して安倍総理大臣は、予定通り工事を進める考えを強調しました。

 沖縄県・翁長雄志知事:「辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりでなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません」

 膵臓(すいぞう)がんを押してあいさつに立った翁長知事は「米朝首脳会談などを受けた平和を求める大きな流れにあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間基地問題の唯一の解決策として言えるのか」と述べ、日米両政府に見直しを求めました。
 安倍総理大臣:「普天間基地の一日も早い全面返還を実現するために最高裁の判決に従い、関係法令にのっとって移設を進めていく考えであります」

 安倍総理はこのように述べ、8月の埋め立てなど辺野古移設に向けた工事を進めていく考えを強調しました。






翁長知事「辺野古に新基地、造らせない」平和宣言全文
https://digital.asahi.com/articles/ASL6R46N0L6QTPOB00B.html
2018年6月23日13時25分 朝日新聞

 沖縄慰霊の日の平和宣言で、翁長雄志知事は普天間飛行場の辺野古移設について「容認できない」と述べた。全文は以下の通り。

     ◇

 二十数万人余(よ)の尊い命を奪い去った地上戦が繰り広げられてから、73年目となる6月23日を迎えました。

 私たちは、この悲惨な体験から戦争の愚かさ、命の尊さという教訓を学び、平和を希求する「沖縄のこころ」を大事に今日(こんにち)を生きています。

 戦後焼け野が原となった沖縄で、私たちはこの「沖縄のこころ」をよりどころとして、復興と発展の道を力強く歩んできました。

 しかしながら、戦後実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0・6%にすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70・3%が存在し続けており、県民は、広大な米軍基地から派生する事件・事故、騒音をはじめとする環境問題等に苦しみ、悩まされ続けています。

 昨今、東アジアをめぐる安全保障環境は、大きく変化しており、先日の、米朝首脳会談においても、朝鮮半島の非核化への取り組みや平和体制の構築について共同声明が発表されるなど緊張緩和に向けた動きがはじまっています。

 平和を求める大きな流れの中にあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間飛行場問題の唯一の解決策と言えるのでしょうか。日米両政府は現行計画を見直すべきではないでしょうか。民意を顧みず工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません。「辺野古に新基地を造らせない」という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません。

 これまで、歴代の沖縄県知事が何度も訴えてきたとおり、沖縄の米軍基地問題は、日本全体の安全保障の問題であり、国民全体で負担すべきものであります。国民の皆様には、沖縄の基地の現状や日米安全保障体制の在り方について、真摯(しんし)に考えていただきたいと願っています。

 東アジアでの対話の進展の一方で、依然として世界では、地域紛争やテロなどにより、人権侵害、難民、飢餓、貧困などの多くの問題が山積しています。

 世界中の人々が、民族や宗教、そして価値観の違いを乗り越えて、強い意志で平和を求め協力して取り組んでいかなければなりません。

 かつて沖縄は「万国津梁(しんりょう)」の精神の下、アジアの国々との交易や交流を通し、平和的共存共栄の時代を歩んできた歴史があります。

 そして、現在の沖縄は、アジアのダイナミズムを取り込むことによって、再び、アジアの国々を絆(つな)ぐことができる素地ができてきており、日本とアジアの架橋(かけはし)としての役割を担うことが期待されています。

 その期待に応えられるよう、私たち沖縄県民は、アジア地域の発展と平和の実現に向け、沖縄が誇るソフトパワーなどの強みを発揮していくとともに、沖縄戦の悲惨な実相や教訓を正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会に貢献する役割を果たしていかなければなりません。

 本日、慰霊の日に当たり、犠牲になられた全ての御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧げるとともに、恒久平和を希求する「沖縄のこころ」を世界に伝え、未来を担う子や孫が心を穏やかに笑顔で暮らせる「平和で誇りある豊かな沖縄」を築くため、全力で取り組んでいく決意をここに宣言します。





http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK246] <沖縄慰霊の日 相良倫子さんの「生きる」に涙が出た!>「こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さない」










【日本ニュース】沖縄慰霊の日: 「平和とは、あたり前にいきること」(共同)

毎日新聞のニュース 2018/06/23 に公開


【毎日新聞のニュース】沖縄全戦没者追悼式では、沖縄県浦添市立港川中学3年の相良倫子(さがらりんこ)さん(14)が、自作の平和の詩「生きる」を朗読した。沖縄戦を生き抜いた曽祖母の体験を聞き、「平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生きること」と考えた。生まれ育ったこの美しい島から伝えたい。「鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。命よ響け。生きゆく未来に。私は今を、生きていく」。 相良さんの詩は県平和祈念資料館が募った「平和の詩」971点の中から選ばれた。(共同)【2018年6月23日公開】


沖縄慰霊の日 平和の詩「生きる」全文
https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/310000c
毎日新聞2018年6月23日 12時43分(最終更新 6月23日 17時28分)


沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する相良倫子さん=沖縄県糸満市で2018年6月23日、津村豊和撮影
動画→https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/310000c

「生きる」

沖縄県浦添市立港川中学校 3年 相良倫子


私は、生きている。

マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、

心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、

草の匂いを鼻孔に感じ、

遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

 

私は今、生きている。

 

私の生きるこの島は、

何と美しい島だろう。

青く輝く海、

岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、

山羊の嘶き、

小川のせせらぎ、

畑に続く小道、

萌え出づる山の緑、

優しい三線の響き、

照りつける太陽の光。

 

私はなんと美しい島に、

生まれ育ったのだろう。

 

ありったけの私の感覚器で、感受性で、

島を感じる。心がじわりと熱くなる。

 

私はこの瞬間を、生きている。

 

この瞬間の素晴らしさが

この瞬間の愛おしさが

今と言う安らぎとなり

私の中に広がりゆく。

 

たまらなく込み上げるこの気持ちを

どう表現しよう。

大切な今よ

かけがえのない今よ

私の生きる、この今よ。

 

七十三年前、

私の愛する島が、死の島と化したあの日。

小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。

優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。

青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

草の匂いは死臭で濁り、

光り輝いていた海の水面は、

戦艦で埋め尽くされた。

火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、

燃えつくされた民家、火薬の匂い。

着弾に揺れる大地。血に染まった海。

魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。

阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。

 

みんな、生きていたのだ。

私と何も変わらない、

懸命に生きる命だったのだ。

彼らの人生を、それぞれの未来を。

疑うことなく、思い描いていたんだ。

家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。

仕事があった。生きがいがあった。

日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。

それなのに。

壊されて、奪われた。

生きた時代が違う。ただ、それだけで。

無辜の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

 

摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。

悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。

私は手を強く握り、誓う。

奪われた命に想いを馳せて、

心から、誓う。

 

私が生きている限り、

こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。

もう二度と過去を未来にしないこと。

全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。

生きる事、命を大切にできることを、

誰からも侵されない世界を創ること。

平和を創造する努力を、厭わないことを。

 

あなたも、感じるだろう。

この島の美しさを。

あなたも、知っているだろう。

この島の悲しみを。

そして、あなたも、

私と同じこの瞬間(とき)を

一緒に生きているのだ。

 

今を一緒に、生きているのだ。

 

だから、きっとわかるはずなんだ。

戦争の無意味さを。本当の平和を。

頭じゃなくて、その心で。

戦力という愚かな力を持つことで、

得られる平和など、本当は無いことを。

平和とは、あたり前に生きること。

その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

 

私は、今を生きている。

みんなと一緒に。

そして、これからも生きていく。

一日一日を大切に。

平和を想って。平和を祈って。

なぜなら、未来は、

この瞬間の延長線上にあるからだ。

つまり、未来は、今なんだ。

 

大好きな、私の島。

誇り高き、みんなの島。

そして、この島に生きる、すべての命。

私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

 

これからも、共に生きてゆこう。

この青に囲まれた美しい故郷から。

真の平和を発進しよう。

一人一人が立ち上がって、

みんなで未来を歩んでいこう。

 

摩文仁の丘の風に吹かれ、

私の命が鳴っている。

過去と現在、未来の共鳴。

鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。

命よ響け。生きゆく未来に。

私は今を、生きていく。

























































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK246] <世界最大の不正選挙を告発せよ>新潟県知事選 異議申出状<不正選挙の本拠地は新潟市>
不正選挙について [新潟県知事選
は異議申し出をすべきである。
不正選挙はダメだと賛同される方や、不正選挙追及の一員になりたい
情報提供、ご意見など何でもよいのでこちらまでメールをください。
onoderakouichi@●yahoo.co.jp
黒丸をとって間をつめる。


不正はあったと思う。今回一員として参加したい。
おかしい。追求してほしい出口調査でぜんぜんちがうなど、なんでもOK
ダウンロード用 http://xfs.jp/NsV24

                 <異議申出状>

平成30年6月23日
新潟県選挙管理委員会御中
950-8570 新潟市中央区新光町4番地1 新潟県庁内
025-280-5057 ファクシミリ: 025-280-5512
新潟県選挙管理委員会
委員長  長津 光三郎様


異議申出人 
○氏名        印
        住所 
電話番号
     生年月日
     年齢
    ○氏名        印
住所
電話番号 
生年月日
年齢
(他異議申出人 別紙記載)


平成30年6月10日新潟県知事選 
http://www.pref.niigata.lg.jp/senkyo/1356896281855.html
投票結果
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/51/693/touhyo-kakutei_542321,0.pdf
開票結果
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/499/899/kaihyo-kakutei_025922,0.pdf
新潟県 県報 号外 6月12日 当選者発表
http://kenpo.pref.niigata.lg.jp/bn/H30_06/0612_g1/g1_20180612i15732.pdf


                                       
異議申出に係る処分

平成30年6月10日投開票(平成30年6月12日新潟県県報にて当選者告示)
の新潟県知事選における当選決定

異議申出に係る処分があったことを知った年月日
      平成30年6月12日

異議申出の趣旨
平成30年6月10日執行(6月12日当選者を新潟県県報にて告示)の
新潟県知事選挙の当選効力の決定を無効とする。
再開票をして 第一位はなずみの当選決定を無効とし、
第二位池田ちかこの繰り上げ当選を求める。

異議申出 請求の原因
理由について

この選挙について

以下、新潟県知事選について当選無効を請求する。

<異議申出人適格について>

<新潟県以外の選挙区にも異議申出人適格があるべきであることについて>

新潟県知事選の意思決定は、新潟県民だけではなく、日本全国に悪影響をおよぼす。

これは新潟の原発再稼動という政治的決定がかかっているからである。

新潟の原発再稼動によってリニア新幹線の強大な電源が供給可能になり

人体に悪影響をもたらす強大な電磁波をもたらすため、世界で延長中止になっている

リニア線が東京―名古屋を通ることで、非常に多くの体調不良者が出る。

また、全国で原発が再稼動になり、将来の原発事故の懸念から、出生数がさらに
少なくなることが懸念されている。

したがって新潟県知事選挙は、新潟県民だけではなく全国にも原発再稼動による

悪影響を及ぼすことが確実であるため、公明正大な選挙を求めるための異議申し出は

憲法上認められるべきである。

仮に認めないのであれば、国民主権および裁判を受ける権利を保障した

憲法第32条違反に該当するものである。

総じて 今回、新潟市選管の下部選管で、非常におかしな選挙過程が存在した。

500票バーコード票が、誤作動を起こして票計算を出していると思われる。

まず新潟市選管の500票バーコード票について、選管によって証拠を

焼却されないように保全し、

500票バーコード票によってとりこまれたバーコード票によるデータと

実際の票数が違っていることは明らかであるため、新潟市の再開票をしていただきたい。

経験上ありえず、また、500票バーコード集計は、ほかの選管でも誤作動が多く発生し

ている。今回新潟市選管は そのチェックをおこなっておらず、開票立会人や

参観人にもわかるように していない。したがって、誤作動があったにも

かかわらず、それをきちんと正していない。

まず500票バーコード集計システムというものがずっと選挙に対する不信を

増大させてきており、国政選挙、知事選などの大型選挙では使用されてきた。

500票バーコードシステムを使用していない場合においても200票から300票単位

でやっている場合もあるが、すべて電子データ化されてからPC集計の過程でおかしくなる。

また 選挙において、期日前投票箱の中身のすり替えが疑われる事例が非常に多い。

再開票した場合は同じ筆跡の票やコピーしたと推定されるような「まったく同一の票」が多数出てくるはずである。

また、「同じ筆跡の票」が多数出てく場合もある。精査していただきたい。

その場合は、期日前投票所に夜間何者か出入りしてすり替えているはずなので

そこの期日前投票所の夜間の出入りのデータ(誰が何時ごろ出入りしているのか)を明らかにしていただきたい。

他の選管の例では、期日前投票箱の中身がすりかえられていると思われるような

「同じ筆跡の票」「コピーしたと思われるまったく同一の票」が多数目撃されている。

<米国で不正選挙が一大社会問題となっている>

昨今、米国ではトランプ大統領が、「不正選挙が存在する」と言及し、

その結果、米国テレビ局の報道によれば、実際に不正が大量に発見されたと報道されてい

るところである。米国大統領は、大統領令を発して「不正選挙」に対する第三者調査委員会を
設置した。つまり米国では一大社会問題となっており、米国大統領が調査委員会を設置して
本格的に調査するような大きな社会問題となっている。

米国で行われている不正選挙については、ニューヨーク州立大学教授らが執筆した

「不正選挙」亜紀書房 マーク クリスピンミラーNY州立大学教授他著に詳しく書かれ

ているが、主として電子選挙の過程におけるものである。

<電子投票過程が問題>

これは日本には、当初「電子投票機」という形で入ろうとしていたが

この電子投票機は可児市長選挙において大きなトラブルになり、岐阜県可児市選管に対し

て選挙無効の判決が最高裁まで争って確定している。

このため、電子投票は、いったん「電子投票機」という形で日本には、導入されなかっ

た。しかし、その後、形を変えて日本にも

この「電子投票過程」は導入されてしまった。それが「500票バーコード票とバーコード

リーダーによる開票集計」という形で導入された。

これが今まで経験則上ありえないような誤作動を各地で起こしており、

選挙に対する信頼を大きく失わせてきている。(詳細は別途提出する)

無効票の開票と500票バーコードが実数とあっているのかどうかのチェックを明確にし

なければ「必要な手順」を失っているため、

選挙に対する信頼は戻らず、日本国憲法前文に違反するものである。

<堺市選管の不正選挙訴訟>

そして 不正選挙訴訟において大阪の堺市の元選挙管理委員が

68万人の有権者情報を外部流出させた事件により逮捕されている。

新聞などでも大きく報道されていた。これは堺市選管では平成27年の

統一地方選(大阪府議選堺市)において 不正選挙が発覚しており、選挙訴訟となり

最高裁第二小法廷まで争うことになった。

その結果、選挙訴訟上わかったことは、この逮捕された元選管職員が設計開発した

期日前投票補助システムが存在しており、堺市選管他が採用していた。

その期日前投票補助システムはインターネットを通して、外部から侵入できるよう

になっていた。

この期日前投票補助システムは、大手選挙メーカーの専門取引会社(いわゆるグループ会

社)が基本設計を採用しておりその選挙過程に

不自然な点が見られること。選挙管理委員会が選挙過程においてきちんと

確認せずに票数を数えている過程が存在している.

選挙管理委員会の投開票結果発表によれば以下のとおりである。

(別途 当選結果が変更になる恐れの計算結果を提出する)

具体的には各選管において、それぞれ500票バーコード票が、

実数とあっているのか十分なチェックがなされていない。

かつ合理的には考えられないような結果となっている。

具体的にはそれぞれの選挙管理委員会において「バーコード500票によって

電子データ化されたものをPC集計する」というブラックボックス過程が集計の途中で

存在しているが、500票バーコード部分をバーコードリーダーで

読み取った後は電子データに変化する。

ここがブラックボックス集計がされている部分である。

※選管によって手計算もしくは、200票、300票ごとに

バーコードをつけている選管もあると思われるが、

実質、200〜500票の電子データ化した後には、PC集計が可能になるため、

不正が行われることができるようになる。

つまり選挙管理委員会が「まったく管理していない」部分が選挙過程に存在しており

民間企業に丸投げをしてしまっている。これは公明正大ではない。そして

行政では、性善説にたって、民間企業を信頼して選挙を管理させてはいけないことは

明らかである。

選挙過程を検討してみると、まず100票ごとに票をまとめる。

その100票束が同じ候補者のものか混入票はなかったかは

きちんとチェックしているので問題はないと思われる。

しかしその100票を複数まとめて500票の束にしたときに、PCから出力された

「バーコード票」が添付される。つまりこの時点で「バーコード票」から「バーコード

リーダー」が候補者と票数を読み取って「電子データ」に変換されるのである。

つまり、ここで「電子データ」に票数は変換されており、バーコードリーダーを通して

PC選挙ソフトに取り込まれる。今まで、この「電子選挙過程」が入ることで

さまざまな集計の誤作動が引き起こされてきた。「電子選挙過程」は、米国での

大統領選挙などで、大々的に不正が行われていきている。

「不正選挙」(電子投票とマネー合戦がアメリカを破壊する)(亜紀書房)

マーククリスピンミラー ニューヨーク大学教授などが、

「電子選挙過程を入れることで不正が可能になる仕組み」に警告を発している。

つまり日本では、この「電子選挙過程」が票の開票に入り込むことを許してはいけないのである。また、入り込んだ場合は、きちんと人間の目でチェックする必要がある。

(最近沖縄県議選でも明らかになったが、票を入れたときに、きちんと人間の目で

「A候補の500票がPCソフトに反映された」と正しくチェックをしていたつもりで

やっていたが、実際には、PCのシステム設定で、候補者が入れ替わっており、

票数が違っていた事例があった。これは新聞報道されている。)

このバーコードによって票数を電子データ化して集計する過程を

いれることでブラックボックス化しており、さらに常識ではありえない不合理な

票数となる結果がでてきる(例は後で示す)

票を電子データ化してPC集計するという「電子選挙過程」はPCプログラムで

票数が操作可能になるため、導入はいったん中止になった経緯があった。

当初は電子投票機という形だった。岐阜県可児市選管である。

当初、電子投票機という形で導入されようとしたが不具合を起こしたため

選挙無効訴訟が起こされて、選管側は最高裁で敗訴している。

(岐阜県可児市選挙管理委員会)

その後、電子選挙過程を選挙に入れることは信頼ができないとなり、

電子投票機は導入されなくなったが、その代わりに、200票から500票まで

を結束するときに

「バーコード票」と「バーコードリーダー」およびそれを集計するPC集計ソフト

という形で導入されてしまった。つまり信頼のおけない

「電子投票過程」が「電子投票機」から「バーコード」に

形を変えて小さく入り込んでしまったのである。

この結果、過去にこのバーコードの誤作動(または不正)が非常に多く起こっている。

国分寺市選管などでも、2012年の衆院選挙で誤作動が起きた。

それは参観者がおかしいと指摘したために発覚したが

、当時の国分寺市選挙管理委員会はまったく気づかなかった。

そしてその選挙管理委員会は「ダブル選挙だったのでまったく人が足りず

票が正しいかどうかなどまったくチェックできなかった。無理だった」

と調査で述べている。

したがってこのような電子選挙過程が存在しており、かつ

次期選挙で、「共通投票所」をオンラインで結んで票のやりとりを

電子データをもちいて行うことになれば、より大規模に不正が可能な

電子選挙過程が入り込むことになる。日本に電子選挙過程が入り込んでいることは

選挙への信頼を著しく落としている。

開票グラフを参照すればわかるが、500票のバーコード部分をバーコードで読み

取りをする過程のときの票換算のときの両者の差が不自然であり、

なんらかの人為的なPCプログラムが存在していることを否定できない。

この500票のバーコード部分をバーコードで読み取る集計過程の部分は

途中から加速的に誤作動か作為的な振替えを起こしていると思われる。

選挙管理委員会は、この「バーコード集計を確認している」というが、

実際には、バーコード票にまとめる500票の中に混入票があるかないか

をチェックしているだけの場合が多い。

そのあとにバーコード票をバーコードリーダーで読み込ませて

PC集計システムに集計するため、この「バーコード票にくるまれた実際の

各候補者の票数」とPC集計された後の各候補者の票数については

まったくノーチェックなのである。一見チェックしているように

見えても、それは、バーコード票でくるまれている各候補者の

実際の票数(各候補者の500票束がそれぞれ何個あるのか)

とPC出力後の票数が何個あるとPC集計されたのかは

「そこまではチェックしていない」のである。

また、票を読み取るときに

バーコードリーダーの上にある電子画面で確認をしているというが、

これは

あくまで、「電子画面上」で合致しているかどうかを見ているため、

信頼ができない。
実際には、「電子画面上」で、画面上に「A候補者の500票の束が何束増えた

」ということを確認しているに過ぎない。

つまり「電子画面上」での確認にすぎないので、すでにバーコードによって

候補者の票が他候補者のものに変換されていれば、

「電子画面上での確認」ではわからないはずである。

(実際に沖縄県議選でもそのチェックが無効であった)

つまり「確認をしている」と思っている行為は、

すでに電子データでバーコード票が変換されていれば確認になっていない。

ましてPCのシステム設定で候補者が振り替えられるように

設定してあれば沖縄県議選のようにわからないまま誤った

選挙結果を確定させてしまうだろう。

これでは、「バーコードで読み取られた票数が他の候補者のものに

振り替えられて認識されていても、わからないはずである。

なぜなら「電子画面上で確認している」というのは、あくまで

「電子データ上で確認している」に過ぎず

「実際の票」と「電子データ」が最終的に合致しているかは確認していないからである。

特に悪意のあるプログラムである場合は、画面上の確認も、

「正しく反映しているように表示することで」

あざむくはすであり、実際に米国の不正選挙ではそういった手口が使用された。

つまり選管は実際の票がバーコードデータと確認しているかの確認をしていないで

決定をしているところがある。バーコードで票数を読み取った時点で、

票数は「電子データ」に変化する。その電子データは、計算する過程で

「変換可能」なデータとなる。

そこでは「票数が操作可能なデータ」となり、変換できうるように変わってしまう。

つまり「200票〜500票のバーコード票とそれを読み取るバーコードリーダー」

は小さな規模の「電子投票過程」を入れたことと同じことになる。

バーコードリーダーで読み取る前の各候補者の束数と、

PC出力あとの束数をチェックしていただきたい。

その確認をせずに票数を確定することは、憲法前文にある趣旨の「公正な選挙への信頼」を著しく毀損するものである。

「不正選挙」マーククリスピンミラー著(電子投票とマネー合戦がアメリカを破壊する)

(亜紀書房)には、米国において「電子投票過程」が「電子投票機」から「バーコード」
「スキャナー」などに変化していき、どんどん小型化していった。

<米国の選挙研究家は選挙の開票は不正防止のため手作業にもどすべきだと主張してい
る>
常にこの「実際の票を数える過程」を何らかの形で電子データに変換すること

でPC計算ソフトが介入できるようになるため、票操作が可能となった。

大統領選挙でも不正が行われている。日本でも、このバーコード票とバーコード

リーダーを導入してから数々の不自然な結果が起こり、それをその場で数えなおしなど

再開票できたところは、ことごとく不正もしくは誤作動が見つかっている。

<民間メーカーを信頼して任せてはいけない>

まして選挙メーカーやそういった選挙ソフトを作るところは、


公的機関ではなく民間企業である。したがって選挙管理委員会が

厳密にチェックをしなければならないところ、「画面上のすでに電子化された

データ」が正しいかをチェックするだけで「実際の票」と「バーコード票」

が合致しているかしていないかについては全くチェックしていない。

平成24年の国分寺市選管の例でもわかるが、この500票のバーコードが実際に

本当にその候補者の500票を表しているのかは、まったくチェックをしておらず、

確認印を押していたのである。

その確認印は、単に「バーコードが添付してある」ことを確認したという意味での

ハンコであって、

決して「バーコードがある候補者をきちんと表している」

ということをチェックしたものではない。

しかも多くの選管の場合は、個人の印鑑ではなくレ点ですましている。

これではめくら判と大して変わらない。

およそ、権力者を選ぶ過程の「選挙」には古来から様々な策謀が存在しており

無邪気にそのシステムを信頼してはならないのは言うまでもない。

つまり選挙管理委員会は、500票のバーコードが輪ゴムでぐるぐる巻にされて

中身が見えなくされているものを開けて確認して改めてA500票の

束がいくつあるのか、また、B500票束が何束あるのかを

実際の目視で確認しなければならない。

つまりバーコードリーダーで
バーコードを介してそのときに電子画面上で確認するなどといったような

「バーコード処理された変換データをチェックしたつもりになって」

「きちんと選管はチェックしています」

ということをやってはいけない。それは電子画面での擬似的なチェックである。

なぜかというと世界各国で不正が行われているのは電子的な過程で

不正がなされており選挙管理委員会さえも徹底してあざむくやり方であるからだ。

つまり選管は、500票のバーコード票がぐるぐる巻になっているものの

バーコード票を外して実際の票の中身をチェックする。

この際に、100票まで、同じ候補者であることはきちんと選管が目視でチェックして

いるらしいので、100票の束を詳細に、同じ候補者かどうかは確認しなくても良い。

100票束が5束あるとする。これに「バーコード票」が乗っかる。

ここから先は、バーコードで読み取るわけ

だから「電子データ」に変わるのである。PCソフトが時間帯によって

「A候補の500票だ」と認識をする。それを「B候補の500票であ

る」ように「変換認識」をしていたら、本来Aの500票が、

B氏の500票であるとされていく。

それが行われていることを示すのがグラフでの異常である。

したがって、選管は、500票のバーコード票を外してその500票束が

誰の500票束なのかを目視で確認をする。そして「バーコードなどの電子データ」

を介さずにその500票束を机に積み上げる。そして各候補の500票束が何束あるのか


500票束が何束あるのかを数えれば、真の投票数がわかるはず

である。そしてそれは、バーコードを使用した電子データの結果とはまるで違う

ことがはっきりと選管はわかるだろう。

ただ、大阪では

堺市選挙管理委員会のように元選挙管理委員会の委員も不正に関わっていて

刑事告発される事態になっているから、(この選挙管理委員会の委員が

設計に関わった選挙システムは、ポートに穴が空いており外部から

ハッキングできる仕様になっていたとして選挙無効訴訟が最高裁まで係争となっているこ

と。コンピューターのログによると第三者が侵入した形跡があること、

そして期日前投票箱の管理者情報が漏れていたこと、

IDやパスワードまですべて流出していたこと

、しかもその流出を堺市の選管職員が深く関わっていっていたこと

(逮捕されている)で選挙に対する信頼は地に落ちていると言わざるを得ない。

仮に、選挙管理委員会がこの500票のバーコード票が実際にどうなのかを確認し

ない事態となれば、小学生でも、「選挙管理委員会は堺市選管に限ら

ずおかしいじゃないのか。なんでそんな簡単なことも確認しないで確定させるんだろ

う。」と素朴に疑問に思うはずである。

そして、「開票従事者のしおり」にはよくこう書かれている。

以下の開票事務従事者のしおりは大阪の例であるが、全国で似たような文言が

書かれているので、ここに記すものである。

平成27年11月22日施行 大阪市長選挙 大阪府知事選挙「開票事務従事者のしおり」

大阪市各区選挙管理委員会の5P「庶務係」(17)には

こう書かれている。「開票終了後、投票の再点検を要求されるような事態が生じても、

絶対に開票をやり直してはならないこと。投票の点検について異議があれば、争訟によっ

てその正否を決するほか方法がないことをよく周知しておくこと」

という文言がある。

これは現場での不正を隠ぺいするのと同じことである。

「これは投票の再点検を要求されても、その場でやってはいけない」

という趣旨の文言であるため不正を隠蔽するに等しい。

つまり開票終了後、バーコード票がおかしい、と立会人が述べようと

各地で絶対に開票をやり直さない、とアルバイトが主張するという例があるが、

これは不正の隠ぺいに役立つという効果を生むこととなる。

この奇妙な「絶対に」「再開票はしない」というのは、

500票のバーコードを輪ゴムなどで固くぐるぐる巻きにして

中身を一切見せないようにしているところにも現れている。

つまり不正があっても現場では再開票をこばむ文言をいれているのである。

公職選挙法について権威のある本として有名なものに

ぎょうせい出版の逐条解説公職選挙法(上下)があるが、そこには

当選無効訴訟の際には、疑わしい投票部分は、すべてを有利に加算して

計算してよいという趣旨が書かれている。(計算はのちほど提出する)

したがってバーコード票が実際の票と一致していないことを

選管が確認を怠っているため

当否が逆転する畏れがあるものである。

選管はNHKの出口調査と一致しているということがあるが、現在NHKは

会長が非常に安倍政権よりであると批判されているものであり

全く信用ができない。それに多数の有権者が「NHKが出口調査をやったなんて

言っているけどやっていなかった」と言っている。つまりマスコミの出口調査は

世論調査と同じくまったく信用できない。まして今批判が集中している

NHKは全く信用できない。

米国で発展した不正選挙は電子過程に入り込む。

それが一大社会問題となっているのである。

日本でも多数の選管で行われた形跡が見られており、

最近非常に話題になっているのが他でもない堺市である。

この堺市の刑事告発された選管職員が設計した選挙システムは

他の都市の選管にも納入されている。そのため、

バーコード部分の集計があっているかを少なくても人の目で確認しなければならない。


また、堺市選管の事例では期日前の投票に使用する投票用紙が、

合計で7万票も紛失(盗難)されていたということが後でわかった。

これは、奇妙なことに

、各区選管での期日前投票所での
投票者数と一致していたという。

(つまり投票用紙が予備の在庫の中から盗難されており、

外部で票がかかれて、投票箱ごと夜間に取り替えられてしまうという恐れがある。

大阪の堺市の例では接戦になると開票がストップして 突然、

投票箱がみつかりましたということで投票箱が運び込まれて、

そこにはある候補者の票ばかりが99%も入っているという非常に不自然なことが起こっ

ている。

今回事例での開票の経緯のプロセスを明らかにしていただきたい。

われわれは以下を情報開示として要求する。

今回、各選管での「開票の手引き」

今回、期日前投票所の夜間の管理体制

期日前投票所に夜間出入りしていた人がいたかどうかの確認記録

現在、予備として、票があまっているはずだが、

それは実数通り残っているのかどうか

紛失(盗難)されていないかの確認(実際に大阪ではこの期日前投票所に

おさめられた投票用紙が合計で7万票も紛失(盗難)にあっており、これが

流用されて 期日前投票箱が、箱ごと夜間にすりかえられていたのではないか?

という疑惑です。南京錠などはかぎ番号さえわかれば同じものを外部で入手することは

簡単です。

これらの投開票システムは、日本国憲法の住民投票でも同じシステムを使用するなどという話であるから、慎重に確定していただきたい。

これを確認しないで選挙を確定させることは選挙の公正に対する信頼を低下させるのみならず憲法違反である。

<憲法違反>
1 当該選挙は、適正な手続きを保障した憲法第31条違反である。

2 当該選挙は、国民主権を定めた憲法前文、および憲法第11条に違反する。

3 当該選挙は、憲法第14条に違反する。

4 当該選挙は、憲法第15条に違反する

5 当該選挙は、憲法第98条に違反する

6 票のバーコードとバーコードリーダーがPCソフトで

読み取った数が実数と一致しているのかどうかを調べることは

投票の秘密をおかさないので正当な確認行為としてなされなければならないものである。
7無効票とされたものを多数、再確認もせずにそのまま無効票としている。

以下理由について述べる。

<憲法違反>
当該選挙は、適正な手続きを保障した憲法第31条違反である。

<選挙において適正な手続きが保障されるべきであることを指摘している憲法学者の

著作からの引用>

我が国の憲法学をリードしてきた憲法学者

伊藤正己元最高裁判事の憲法入門「第四版」(有斐閣双書)

の64ページ「選挙」の章にはこう書いてある。

「選挙法を議会が制定するのは、犯罪人に刑法をつくらせるようなものであると評される。

これは選挙法がその性質上、党派的な考慮によって左右され、

公正な選挙法は、通常の立法手続きでは望みにくいことを表している。

衆議院議員の定数配分規定が最高裁判所によって違法と判断されたにも

かかわらず選挙権の平等の要求がなかなかみたされないのはその例証であろう。(中略)

選挙の意味 (65ページ)

国民は主権者であるが、すでにのべたように直接に国民の意思で国政を決定できる

範囲は狭く、憲法は、国民が代表者を選定して間接に国政に関与するという

間接民主制を原則としている。

国民がこの選定に参与するための制度が選挙である。

近代諸国家において、選挙こそは

主権者である国民の政治参加の最も普通の方法であり、

それだけに選挙が公正に行われることは国民主権の核心であるといわねばならない。

選挙において定められた代表が正しく国民の意思をあらわしていないときには

国民主権そのものがゆがめられることになる。

特に「国権の最高機関」である国会の構成員を選ぶ選挙は、

最も重要な意味をもつものである。

以上 引用

この元最高裁判事の伊藤正己氏の指摘通り、

○選挙法およびその手法については、党派党略によって左右される恐れが高いこと

○選挙は、公正に行われることが国民主権の核心であること

ここから「選挙における適正な手続きは保障されるべきである」と言える。

このことは

憲法第31条の立法の目的 趣旨にあると解される。

憲法第31条
条文
「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、

又はその他の刑罰を科せられない。」

<憲法第31条の解釈について>
元最高裁判事であり憲法学をリードしてきた憲法学者の伊藤正己氏の書いた
「憲法」伊藤正己著 第三版 弘文堂
329ページ
に以下の記述がある。
(この箇所は憲法第31条について述べたものである。)

「手続き的保障の意義」
以下にみるように、憲法は、とくに人身の自由にかかわる手続きについて

詳しい規定をおいている。

それは国家が勝手気ままに自由を制限することを防止するためには、

制限の手続きをあらかじめはっきり定めておく必要があるという

、歴史的体験から得られた考え方による。アメリカの偉大な

法律家の一人、フランクファーターは、「人間の自由の歴史は、

その多くが手続き的保障の遵守の歴史である」と語ったが、

その言葉は手続き的保障の意義をよく表している。

日本国憲法は、31条で手続き的保障の原則を定め、さらに刑事手続きに

関する詳しい規定を設けている。国家が刑罰権をもち、

その発動の過程で人々の自由が侵害、制限されるのであるから、

手続き的保障が刑事手続きについて重視されるのは当然である。

しかし現代国家は、刑罰権の発動だけでなく、行政権行使の過程で、国民生活と多様な

関わりを持つようになっており、そこでは刑事手続きの保障とは程度の差はあっても、

それにおけると同じ趣旨が生かされるべきであるという要請が存在している。

332ページ

適法手続き
(1) 法律の定める手続き

「法律の定める手続き」という言葉には広い意味がこめられている。

すなわち、人権制約の手続きだけでなく、実体も法律で定められること、および

人権制約の内容が手続きと実体の両面にわたって適正でなければならないことである。

このように理解するのは、31条が、刑事裁判上の規定としての役割だけでなく

人身の自由全体、さらに人権保障全体にかかわる原則を定めたものととらえることによ

る。この原則を適法手続きの原則とか法廷手続きの原則と呼ぶ。

この原則は、個別の自由や権利の保障規定にも生かされているが、

それらの規定によってとらえることのできない問題―たとえば後述の告知、

聴聞の手続き―が生じたとき31条の原則のもとで処理されることになる。

またこの原則が広い内容を対象としていることから、

31条の「生命」「自由」「刑罰」といった文言についても

刑事法上の狭い意味に限ることなく、広く国家権力による国民の自由や

権利への侵害・制約についても適用されると理解される。

たとえば、財産権への制約や、少年法による保護処分、

伝染病予防法による強制処分のほか、後述のように行政手続き上の諸問題

についても

適用の対象として考えてよい。

334ページ
行政手続きの適正
適法手続きの原則は「法の支配」の原則からみて、

行政手続きに対しても及ぶと解される(後略)

○この「憲法」伊藤正己著から
わかることは
憲法第31条は、刑法に限らず、行政手続きにも原則適用されるべきであること

である。
そして憲法第31条の立法趣旨は、歴史上の権力の恣意的な横暴から

人々を守ることであり、法律の内容が適正であることと、

法律にしたがった適正な手続きの保障が重要であることである。

これは当然、法律を定める権限をもつ国会議員を選出する選挙自体も

「適正な手続き」の保障を求めているものと解される。

なぜなら根本にある選挙が恣意的なものであれば

憲法及び法律はまったく根本から成り立たないからである。

いわば、選挙において「適正な手続き」が保障されることを

前提とした立法趣旨である。

憲法および法律はあくまでも

国民主権を反映する

「選挙」の過程が、きちんとした手続きによってなされる保障が

存在した上でのものである。

もし、選挙において「適正な手続き」が保障されず、

権力者にとって恣意的なことのできる選挙であれば。

その立法過程において、国民主権を反映しない立法や

罪刑法定主義を無視した刑法、また人権無視の憲法改悪を強行しようとする政権が

生まれるであろう。

であるから、国民主権の原理をさだめ、人権の保障をうたった

憲法前文および憲法13条「基本的人権の尊重」からも

「選挙における適正な手続き」はもとめられており、

それは憲法第31条の立法趣旨にあると解されるべきである。

<民事訴訟法の川嶋四郎氏の憲法第31条の解釈>
1千ページある大著の
「民事訴訟法」日本評論社の川嶋四郎氏も
憲法第31条が刑法に限らず、行政の手続きに適用されるべきであることを
述べている。
以下は「民事訴訟法」川嶋四郎著 日本評論社 19ページ、20ページより引用
「日本では、憲法第31条が「何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科されない。」と規定し、すでに適正手続き(デユープロセス due
Process)(アメリカ合衆国憲法修正14条一項等を参照)を明示的に保障していることから、
そのような実体的法規範の解釈の可能性を探求する方向性を採用することのほうが、むしろ、日本法内在的であり示唆的かつ説得的ではないかと考えられる。そこで本書ではB説(注憲法第31条を
刑事手続きだけにとどまらず、一定の行政手続き、民事訴訟法手続きなどにも適用すべきであるという説)
その根拠は以下の通りである。
まず
1 適正手続き(デユープロセス)の保障は、多くの近代国家における自明の憲法上の手続き原理であり、社会権まで周到に規定する日本国憲法が、民事裁判の局面に関するその規定を欠くとは
考えられないこと。

2憲法第31条の規定は、特に戦前における不幸な刑事裁判の歴史に鑑みて
(注 に照らして)そのような文言に仕上げられたと推測されること。

3憲法第32条(注裁判を受ける権利)が、刑事訴訟だけではなく、民事訴訟にも適用があることには異論がないが、憲法第31条の規定の位置から、立法者が、憲法第32条の前に刑事手続きにしか適用のない規定を置いたとは体系的に見て考えられないこと。

4憲法第31条が行政手続き等をも射程にいれたものであることは、すでに判例(例最大判
昭和37年11月28日刑集16巻11号1593ページ(第三者所有物没収事件)
最大判平成4年7月1日民集46巻5号 437ページ)でも肯定されているが
、民事訴訟でも 自由権や財産権の侵害可能性は十分にあること等の理由をあげることができる。
以上 引用 

○もし選挙の過程が公明正大なものでなく手続きが保障されていないものであれば、
違憲違法な長による政治によって大混乱に陥ることが想定される。

そして国民が願っている政治とは全く正反対の政治がなされ、
専制政治となり、不幸を繰り返すであろう。
たとえば憲法第31条には
「何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命、もしくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない」
※この「法律」は、適正な「正義にのっとった」法律であることを含意している。
とあるが、適正な手続きをとらない、恣意的な選挙で違憲違法な知事、議員または
国会議員が多数選ばれる事態になれば、その違憲違法な議員が多数派を占めて、憲法を無視した立法を行うことが可能となる。
具体的には
憲法の人権規定を撤廃してしまう。(例 最近の憲法改悪法案)
また憲法を無視した条約を結ぶこともできる。(例 TPPのISD条項という一国の憲法よりも外国企業の利益を優先させる条項。裁判は国外で行われる。)
また、「戦争を行う」という内閣の意思決定によって
「憲法第9条」を撤廃してしまい、国民を強制的に徴兵できるようにできる。
このことは、国民の「その生命、もしくは自由を奪う」ことに他ならない。
また、違憲違法な選挙によって選ばれた国会議員によって
罪刑法定主義に違反している刑法を定めることもできる。
以上は国会議員のことであるが、地方自治体の長を選ぶ選挙にも準用される。
(例 ネット選挙法は、ペンネームやハンドルネーム、ニックネームで○○さんの投票に行こうというメールを友人に出しただけで二年以下の懲役刑に処すと定めており、これは憲法違反であり罪刑法定主義に違反する。)

選挙において適正な手続き保障がないとすれば
、権力者が恣意的に国民の「生命、自由、またはその他の刑罰を科す」ことが可能になることを示している。
したがって憲法第31条の趣旨から、選挙は「適正な手続き保障」がなされるべきであると解すべきである。

<宮沢 日本国憲法によれば>
また、宮沢俊義著 芦部信喜補訂
「全訂日本国憲法」(日本評論社)
によれば
37ページにこう書いてある。
日本国憲法の前文については「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって
、その権威は国民に由来し、その権力は、国民の代表者がこれを行使し、その福利は、国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理にもとづくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令および詔勅を排除する。

「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」とは
国の政治は、元来、国民のものであり、(国民主権)
国民によって信託されたものであり、けっして政治にたずさわる人たち自身のものではないから、つねに国民に対する責任を忘れてはならない、という意味であろう。
「その権威は国民に由来し」
以下の言葉は、誰にも
有名なリンカーンのゲテイスバーグの演説の言葉を思い出させる。
リンカーンは、「国民の、国民による、国民のための政治」といった。
ここの国政の「権威は国民に由来し」は
「国民の政治」を意味し、「その権力は国民の代表者がこれを行使し」
は「国民による政治」を意味し、「その福利は国民がこれを享受する」は
「国民のための政治」を意味する、と解してよかろう。
(中略)
人類普遍の原理とは、ある時代のある国家だけで通用する原理ではなくて
すべての人類を通じて、普遍的に通用すべき原理を意味する。

日本国憲法は、リンカーンの「国民の、国民による、国民のための政治」
の原理、すなわち、民主主義の原理をもって、かように人類そのものの本質から
論理的必然的に出てくる原理、すなわち、ひとつの自然法的原理とみているのである。

「かかる原理」とは「人類普遍の原理」とされた原理、すなわちリンカーンの「国民の
国民による国民のための政治」
の原理を意味する。
日本国憲法は、そういう人類そのものに本質的に伴う原理―
あるとき、あるところにおいてのみ妥当する原理ではなくてー
に立脚する、というのである。
「これ」とは日本国憲法が立脚するところの「人類普遍の原理」の意である。
(中略)
「これに反する一切の憲法、法令および詔勅を排除する」
とは従来の日本にあった憲法以下のすべての成分法だけでなく、
将来成立するであろうあらゆる成分法を、上に述べた「人類普遍の原理」
に反する限り、みとめない意である。
(憲法、法令、および詔勅とあるのは、その名称のなんであるかを問わず、いっさいの成分法を(正確にいえば、成文の形式を有する法律的意味をもつ行為)を意味する。
日本国憲法に反する法令が効力を有しないことは
第98条の定めるところであるが、ここでのねらいは、
それとはちがい、「国民の国民による国民のための政治」
という「人類普遍の原理」に反する法令はいっさい認めないとする
意図を言明するにある。
したがって別に定められる憲法改正の手続きをもってしても
この原理に反する
規定を設けることができないことが、ここで明らかにされていると解される。
以上 引用

<具体的に起こったこと>
選挙の過程において なんら選挙管理委員会が管理していない選挙過程が存在している。
その一つには、バーコードとバーコードリーダーを使用して小さな電子選挙過程をいれて
票数を集計している部分がある。
そのPCソフトの部分は、完全に民間企業の管理になっている。
選挙管理委員会はなにもチェックしていない。(画面上でチェックをしているが、画面上のデータは既に電子過程を経ているため、変換されていてもわからないものである)

そのバーコードを経て電子データ化された選挙データが正しく実際の票と合致しているか、正しいものかどうかを選挙管理委員会は全く検証していないシステムを採用している。

そして、その500票のバーコードによって変換された電子データが、合理的にはありえないような数字になっており、異常作動を行ったと思われる例が、多数全国の選挙区で起こった。
そのPC集計ソフトの異常動作は、多数の選挙管理委員会の「開票速報」によって間接的に証明される。
<選挙における不正選挙疑惑は、国民の強い関心を集めており、一大社会問題となっている>
(そのため、社会的に不正選挙がなされていると強い関心を国民から集めており、本屋では
2012年の衆議院選挙時から「12.16不正選挙」という本がベストセラーになっている。紀伊国屋書店では発売以来1000冊以上の販売実数を記録している)
また米国での不正選挙の実態を書いた「不正選挙」クリスマーク・ミラー著(ニューヨーク州立大学教授)亜紀書房も発売されて世の中に警告を発している。
<どこが憲法第31条に違反しているのか?>
国政選挙において、もっとも重要なのは、「正当な選挙」が行われることである。
これは適正な手続きが保障されていることによってはじめて、なされる。
しかし、選挙過程において、全く選挙管理委員会が管理していない部分(バーコードとバーコードリーダーとPC選挙ソフトによる選挙集計システム)があり、それが異常動作をしていると思われても一切、「実際の票」と「PC集計ソフトが公表した票数」を一致しているかどうかを検証していないことは、憲法第31条にさだめる「適正手続きの保障」に違反する。

<憲法第31条条文>
何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
本条はいわゆる適正手続の保障を定めたものである。
本条は、アメリカ合衆国憲法修正第5条および第14条の「何人も、法の適正な手続き(due process of law)によらずに、生命、自由、または財産を奪われることはない」という
デュー・プロセス条項に由来する。デュー・プロセス条項は、古くはイギリス中世のマグナ・カルタにまで遡るものであり、政府・国家の権力が恣意的に行使されるのを防止するため手続的制約を課すものである。

行政手続における適用
「憲法31条の定める法定手続の保障は、直接には刑事手続に関するものであるが、行政手続については、それが刑事手続ではないとの理由のみで、そのすべてが当然に同条による保障の枠外にあると判断することは相当ではない。」
(最高裁判所大法廷判決1992年(平成4年)7月1日民集46巻5号437頁)。

憲法第31条は行政全般にも適用されるというものが通説である。

<条文のどこに違反しているのか>
「法律のさだめる手続きによらなければ」という部分に違反する。
国政選挙という非常に重要な主権者国民の意思を反映させる過程に、「完全に民間企業のプログラムによって恣意的操作が可能であるバーコードとバーコードリーダーによる選挙ソフト」が途中に入っていて、なんらそれを、選挙管理委員会は管理もしていない。
(画面上で500票データが正しいことを確認していると言ってもそれはすでに電子変換された
データであれば、チェックにならないことは自明の理である。)
異常動作が起こったとされる多数の、合理的には説明できない事象が起こっても、一切、選管も検証していないいわばブラックボックスのような過程が存在するのである。
これは当然に、法律の定める手続きによっていない。

この民間企業のPC集計ソフトが、誤作動、ハッキング、コンピューターウイルスの混入、またはプログラムのミスなどあった場合でも国民はその「適正手続きのない」選挙結果をうけいれなければならない。これほど不合理なことはない。
これは明らかに憲法違反である。
(実際に堺市選管では過去にハッキングがあったとのことで現在最高裁まで上告されている)
また、国民主権を反映させる重要な手続きとしての
選挙の過程が不備であればその選挙によって選ばれた自治体の長や議員が
勝手に地方政治、または国会議員であれば「刑法」や「民法」まして「憲法改悪」などもできるのであるから当然に「適正な手続きの保障」
は最重要である選挙の過程に適用されるべきである。なぜなら憲法第31条を定めた精神は
権力の横暴を阻止することを手続きの保障に求めた点にある。したがって
刑法を作れる国会議員を選び出す選挙の過程にも適用されるべきである。

<日本国憲法前文の「正当に選挙された」に違反している>正当に選挙されていない当該選挙
当該選挙において
選挙管理委員会の行動は日本国憲法の前文に違反している。

<日本国憲法前文>
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」
<違反している箇所はどこか?>
この前文に書かれている「正当に選挙された国会」 という部分に違反している。なぜなら 適正な手続きを欠いていることによって「正当に選挙」されていないからである。
このことは大阪府の地方自治体の長を選ぶ選挙にも準用される。

また、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって」という「厳粛な信託によるもの」という部分に違反している。 なぜなら、国民は多数が今回の選挙に不信感をもっており
これでは、厳粛な信託によるものではない。選挙過程において完全に民間企業がつくったバーコード結果を信頼しきっており
不合理な結果があってもその検証をしなければ「国民からの信頼」をかちえない、。

<選挙管理委員会のどこが違反しているのか?>

当該選挙において、選挙管理委員会が、選挙における過程を、すべてを管理してはいないことが、「正当に選挙された国会」という日本国憲法前文に違反している。
具体的には、選挙の重要な過程を、まったく選挙管理委員会が
管理していない点である。
もっとも重要な選挙過程をあげれば、最終的な選挙集計を、民間会社がつくったバーコードとバーコードリーダーおよび選挙集計ソフトという電子選挙過程の入った選挙システムに全面的に、依拠しており、なんら最終的なチェック、管理をしていない。
その選挙集計ソフトがおかしな動作をしていてもそれを検証せずに「正しいもの」とみなして公表している点である。
そのバーコードと選挙集計ソフトが多数の不合理と思われる結果を
生んだにもかかわらず、その結果を正しいと一方的にみなして公表していることは国民主権にも反する。
<選挙管理集計ソフトの誤作動>
実際の票数と公表された票数とは違うという
選挙管理ソフトが誤動作をしていると思われる結果が多数全国で出ているため、2012年の衆院選挙では「12月16日不正選挙」という本まで出版されて書店でベストセラーになっている現象が起きている。
<国民に不審をもたれているため、日本国憲法前文の「国民の厳粛な信託」に違反している>
つまり国民の多くは、選挙の結果に対して、「不審の目」を向けており「公正なものではない」と社会的に強い不満をもたれているのである。これでは「国民の厳粛な信託」など ありえない。

選挙管理委員会は、国民から「不合理な結果である」「検証せよ」という
ことに対して、一切無視をして、バーコードおよび選挙管理ソフトに
誤作動の有無という検証をしなければ国民は選挙の結果に「信託」などできないのである。
したがって
「国民の厳粛な信託によるもの」という憲法前文にも違反しているのである。
それは労せずしてできることである。しかし、それをできない体制にある。
しかも集計の途中で、PC集計ソフトを使用してインターネットを利用して
送信しているため、PCの誤った動作や、PCソフトのバグ、またはプログラミングが
誤ってなされたいる場合、インターネットによるハッキングなど
を想定していないで行っている。これは昨今のネットハッキングや
原発にもPCソフトによるウイルス混入による誤った動作が大事故につながっていることなどを考えても、まったく合理的ではない。
これでは国民の厳粛な信託などありえない。
<国民主権原理にも違反している>

<日本国憲法前文>

「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、
この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」

ここには
国政は、普遍的な「国民主権の」原理にもとづいてなされることを明確にうたっている。
このことは地方自治体の長を選ぶ選挙にも準用される。
これは人類普遍の原理であるとされ、
この憲法はかかる原理にもとづくものであるとある。
したがって選挙の過程は、この原理を保障するものであるから
この選挙の過程を公明正大にせず、一部を民間メーカーのバーコードの機械やPCソフトに丸投げしているような

現在の選挙システムは、この原理に違反するものである。国民がその結果について「おかしい」と言ってもなんら選挙管理委員会が検証をしなければまさしく「われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」に該当する憲法違反である。 選挙管理委員会は、日本国憲法の前文に違反している。

また、憲法第99条にも違反している。

第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

どこが違反しているのか?
多数の不合理な結果があってもそれを選挙管理委員会が検証をしなければ
および、選挙過程を民間メーカーに丸投げしており、なんらそれが正しくおこなわれているかどうかを検証しない体制をとっていることになる。
憲法に違反することとなる。

今回の選挙は、PCソフトの誤作動(あるいは意図的な選挙操作)によるものと思われる。
具体的には誤作動。ウイルスプログラムの混入
ハッキング、意図的な操作などの要因が考えられるが
昨今、PCソフトやインターネットに選挙を全面的に依存しているこの制度が
信頼のおけないものであることは
世界各国で選挙集計ソフトで不正が行われて裁判でも有罪宣告があいついでいること
や、昨今のインターネットの情報流出事件などからして信頼性のないものであることは明らかである。
今回の選挙では、
一番最後の500票に分類したあとにバーコードシールをjはってそのバーコードを読み取る
電子選挙過程において誤作動をしていると思われるから
総じてこの500票ずつの束のバーコードシールと実際の票数が一致しているかどうかは検証しなければならない。すぐに検証することができるはずである。

このことを検証していただきたい。大規模な不正(あるいは誤作動)が見つかる。
500票のバーコードによって換算された候補者が実際の票の候補者とは違うのである。


<具体的には>
今の体制のままでは、 仮にPCソフトが時間差で、たとえば8時に始まった開票過程において
9時から「誤動作」を始めて A候補者の票を読み取る際に、バーコードプログラムの介入によってがB候補者の票であると
変換認識したら 途中ではだれも検証できないのである。
たとえば、AとBがあらそっていて、午後8時の開始時は、きちんと していたPC集計ソフトでも
午後9時からは、Aの500票バーコードを読み込んでも 「これはBの500票である」としてカウントしはじめたら誰もわからない。

今回の時間帯別の得票率を見ると、 ある候補者が、突然、得票率を上げる一方で、

他の候補者がまったく同じ程度に得票率を下げる現象を示すグラフがでてくる。

(PC選挙ソフトを導入してからそれは、ある候補者の票を、PCソフトが

A→Bと変換した場合に起こる現象であると思われる。

1国民主権国家では、主権者(国民)が国民の多数意見で、国会議員を通じて、国家権力(行政権、立法権、司法権の三権)を行使する。

2代議制民主主義は、1主権者は国民である。2正当な選挙 3国会議員の多数決
 の3本の柱から成り立っている。
今回、PCによる集計ソフトに多数の合理的ではない

異常作動がみられた。
これは「主権者(国民)の多数意見」とはまったく関係のない「国会議員が
多数選挙されて、権力を勝手に行使する」という結果を導いた。

そしてこれは、選挙過程において、「見えない部分」を完全に

民間企業のバーコードPC集計ソフトに依存しており選挙管理委員会が責任をとらず完全に

「丸投げ」をしている部分が存在しているものとなっている。
憲法98条一項
「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」

この選挙は、憲法第31条に定める手続き保障に違反しており、国民主権に違反している違憲であるため、無効である。

最高裁判所および高裁裁判官は、日本国憲法第99条を守る義務を負う。

日本国憲法 第99条は、日本国憲法第10章最高法規にある条文で、

憲法尊重擁護の義務について規定している。
第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
また、以上に付随して大阪府の堺市選管で起こった不祥事がある。この元職員が作成した

期日前投票システムなどは選挙メーカー側が採用して他の大都市の選管が


使用しているということであるため、選挙に対する信頼を下げている。

(以下は大阪府知事選における例であるが、この元職員が設計開発したシステムを
選挙メーカーが基本的な設計システムとして採用したため

他の大都市の選管でも同じシステムを採用しているところが多いことがわかっている。
そのため、選挙は信頼がないものとなっている)

2011年の大阪府知事選の有権者情報を元堺市選挙管理委員会の職員が持ち出している

ことから堺市の有権者の8割程度(死亡・転居など以外のデータは4年前のデータと変更がないため多くの情報は同じである)の有権者情報が不正に悪用された可能性が高く、今

回使用されたシステム(期日前投票・名簿システム:宛名履歴検索・選挙補助システム)

もこの職員によって不正に持ち出されていることもわかっている。

この事実は大阪府知事選の前にはわかっており、

普通なら持ち出されたシステムをそのまま使用するようなことは考えられない。不正が行われる状況を放置し、そのまま選挙をしたことで選挙の公平性は全くないと言える。

他にも2015年の統一地方選では堺市で20台の計数機に不具合が起こっており、このような不具合が起こる計数機をそのまま使用しており、適正な業務を行っていない。

不具合の起こる機械類や不正に持ち出されてIDやパス(管理者権限)が外部に漏れてい

るようなセキュリティ上の問題のあるシステムを使用して行った選挙は正しく行われたとは一般的には言えない。公平性が全く保たれていない。

壊れた機械類や不正に持ち出されたセキュリティに問題のあるシステムを使用して測定されたデータは正式なデータとして採用されることはどの業界でもあり得ない。

そして、今回の大阪府知事選では不正プログラミングによる不正の可能性が高いものであ
る。デジタルデータと紙の票が合致しているか確認する必要がある。

以上、大阪府の元選管職員が設計開発したシステムを選挙メーカー側が採用して

他の大都市の選挙システムにも使用しているところから

この選挙も、信頼のないものとなっている。正式な投票データを確認し、有権者にきちんと提示していただきたい。証拠方法 追って提出する  

http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 安倍政治は民主主義の否定だ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/06/blog-post_23.html
6月 23, 2018

<特定秘密保護法の運用状況を検証する内閣府の山西宏紀・独立公文書管理監は22日、政府が2017年に新たに特定秘密に指定した39件、解除した9件について、いずれも「適正に行われている」とする報告を安倍晋三首相に提出した。

 特定秘密が記載された保存期間1年以上の行政文書のうち、17年度中に計420件の廃棄を「妥当」と判断したことも報告した。内訳は、防衛省(400件)▽経済産業省(17件)▽防衛装備庁(3件)。内閣府情報保全監察室によると、これらは全て写しで、原本は保存されていることから「歴史公文書などに該当しない」と判断したという。

 保存期間1年未満の特定秘密文書を巡っては、衆院情報監視審査会の審議で、16年中に44万件超が廃棄されていたことが判明。同審査会が保存や検証体制の見直しを求めているが、現在の特定秘密の運用基準では、1年未満の文書は独立公文書監理監の検証対象とはされていない。

 また、特定秘密の保存や表示の仕方をめぐり、特定秘密が取り扱われる場所に携帯電話持ち込み禁止の掲示を怠っていた海上保安庁など3省庁に、是正要求をしたことも報告された。いずれも是正済みという>(以上「朝日新聞」より引用)


 今ほど公文書のあり方が問われている時代はないだろう。国政のすべてが「本会議主義」で本会議議事録に収められている、という原則が守られているのならまだしも、皮肉にも衆参に巨大与党が出現したこどにより国会が形骸化して官邸密室政治が横行しているからだ。

 行政の成果は原則国民のものだ。それがメモであろうと行政職務遂行の必要から作成されたものなら国民に帰属すべきものだ。それを勝手に「一年基準」などで破棄してはならない、というのが常識だと、まず認識しておくべきだ。その上で行政職務遂行する上で秘匿すべきと判断したものを「特定秘密」と指定する、という極めて限定的な運用でなければならない。

 限定的な要件としては防衛能力や防衛装備に関わるものや防衛作戦要綱に関わるものなど、国家安全保障体制など国民に知られてはならないというよりも外国に知られてはならないものに限定されるべきだ。しかし自衛隊の日報などは逐次国会に報告れるべきだ。

 それが現地自衛隊員の命にかかわるものなら、秘密会などにしてでも国会議員がすべて承知していなくてはならない。日報などを隠蔽しても良い、という空気が防衛省にあるなら、平和維持であれ国連決議であれ理由は何であれ自衛隊を一切海外へ派遣してはならない。文民統制の利かない自衛隊活動など断じてあってはならない。

 年間数億円に達する官房機密費に関しても秘匿すべき理由が解からない。政治家が誰と会ったかが「秘匿」すべき事項だとは思わない。なぜなら電話やネットなど対話する手段は会合だけではないからだ。

 民主主義制度では出来うる限り情報は公開して、政権選択を公平・公正に国民の判断に委ねることが必要だ。官僚の嘘やありもしない米国の意思により「最低でも県外」とした鳩山総理大臣の意思が否定された「謀略」が闇から闇へ葬られる日本の政治は決して民主主義に似つかわしいものとはいえない。普天間の移設先として辺野古沖を主張したのは米国ではなく防衛官僚たちだったことが判明している。しかし、そのことを未だに日本のマスメディアは「秘匿」している。

 民主主義が正常に機能するにはすべての情報開示が大前提だ。安倍自公政権で官邸密室政治が甚だしくなり国民の「知る権利」が奪われているだけでなく、国会議員の前にすべてを開示する「本会議主義」原則までも形骸化された国会運営がなされている、という日本の戦後民主主義が否定されているから「モリ カケ」疑惑解明が絶対に必要だ。疑惑解明を行い、二度とこうした国会を蔑ろにした異常事態が起きないように方策を講じることが国会議員の責務だ。

 この一年有余、国会で演じられた公文書改竄や隠蔽などは「特定秘密保護法」の適用以外の場で官僚たちや官邸詰めの政治家たちが勝手に独り「特定秘密保護法」を発動して税金を極めて個人的な動機で支出したのを秘匿しているかも知れない、という重大疑惑が発生しているのだ。断じて官邸内に巣食う巨悪を眠らせてはならない。それは戦後民主主義を否定するものでしかないからだ。

 日本の民主主義のために政権交代を果たして、国民に背を向ける法律をすべて廃棄して一掃しなければならない。「戦争法」や「共謀罪」や「働き方改革」などに関連した労働三法を侵害する新法などもすべて廃棄すべきだ。安倍自公政権がやってきた戦後最悪の政治を一度廃棄した上で、憲法に則った立憲主義政治を取り戻さなければならない。

 安倍自公政権は「改革」を叫んで改革する必要のない日本を「改革」と叫びつつ破壊し、憲法規定を無視して「国際紛争を武力で解決する」途を開いた。安倍自公政権の暴挙を断じて許してはならない。米国の秘密保護法の期限25年よりも長い特定秘密の開示まで60年秘匿とは一体何だろうか。民事判決の時効ですら10年だ。政府の「時効」が60年とは呆れてものが言えない。情報開示のないところに民主主義はない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 沖縄全戦没者追悼式で、安倍首相の空疎に響く挨拶は変わらず(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/06/post-0662.html
2018年6月23日


安倍首相、沖縄全戦没者追悼式に出席したが、沖縄の現状を
知らないわけでもないのに、綺麗ごとばっかりの挨拶で、例のよ
うにこれ程、人の心に響かない挨拶もなかった。

安倍首相「私が先頭に立って沖縄の振興を」あいさつ全文
                        6/23(土) 13:37配信

>我が子の無事を願いながら息絶えた父や母、平和の礎(い
しじ)に刻まれた全ての戦没者の無念を思うとき、胸の潰れる
思いです。

>我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国として、ひたす
らに歩んでまいりました。戦争の惨禍を二度と繰り返さない。
この決然たる誓いを貫き、万人が心豊かに暮らせる世の中を
実現する。そのことに不断の努力を重ねていくことを改めて御
霊にお誓い申し上げます。

>本年3月には、嘉手納以南の西普天間住宅地区跡地の引
き渡しが実現し、跡地利用の取り組みが進んでおります。
「できることはすべて行う」。引き続き、この方針の下、沖縄の
基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
この流れをさらに加速させるため、私が先頭に立って、沖縄
の振興を前に進めてまいります。


胸が潰れる思い?ハアだ。

今までの言動から見て安倍首相にそんな思いがあるとはとて
も思えないし、安保法制を強行採決で通過させたことから見て
も平和主義でも何でもない。

よくも白々しく、戦争の惨禍を二度と繰り返さないなんて言葉が
出てくるものだ。

そして相変わらず、自分たちのしてきた手柄とやらは自慢げに
語るが、沖縄基地負担軽減と言うなら、なぜ普天間の代わりに
辺野古沖基地を強行に押していくのか。

普天間から辺野古沖に変わって、どこが負担軽減なのかさっ
ぱり、分からない。

右にあるものを左に移しただけじゃないのか。

しかも、「私が先頭に立って」と言う言葉はどれだけ使い古され
た言葉なのか。

いつも言うが、ただ言っただけ、やっているだけで、単なる修飾
語にしか見えない。

この首相は、本当に語彙が少ない。

いつも同じような言葉の繰り返しだからこそ、誰に心にも届かな
いのではないか。

一方翁長県知事の挨拶は、沖縄県民の声を代弁しているのが
よくわかる。

恒久平和誓う慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式 翁長知事、
辺野古新基地見直し求める
     6/23(土) 12:55配信

>翁長雄志知事は平和宣言で、戦後73年を経ても全国の米軍
専用施設の70・3%が沖縄に集中し、基地から派生する事件・
事故や環境問題に悩まされ続けている理不尽さを訴えた。

>民意を顧みない辺野古新基地建設は沖縄の基地負担軽減
だけでなく、アジアの緊張緩和にも逆行していると指摘。


翁長知事、やはりものすごく痩せられた。

次の知事選、大丈夫だろうか、無理かもしれない。


安倍首相は米軍が事件や事故を何度犯しても、良い方向へ改
められない事には少しも触れないが、沖縄県としては、米国に
も日本政府にも不満が相当募っていると思うが。。

特に少しも助けてくれない日本政府には、不信感が消えないの
ではないだろうか。

大体が北朝鮮が相当軟化している今、米軍だって在韓米軍の
大幅縮小と言う話にもなっているのに、なぜ日本だけが負担軽
減をすることを嫌がるのか。

翁長氏の言うように、日本だけがアジアの緊張緩和に逆行し
ている。

どうも世界情勢関係なく、独自の道に固執しているのか日本は。

周辺国をを挑発し、敵を作り、国内ではアラートを鳴らし頭抱え
ての避難訓練で国民を騙し、なにがなんでも防衛費の上乗せ
だけが視野にある人が、歯の浮くような綺麗ごとばっかりのあ
いさつ文。

安倍シンパやネトウヨ・ネトサポの心には響いたのだろうか。




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK246] <慰霊の日>沖縄戦から73年、平和祈念公園などで祈り 式典会場の外では「安倍やめろ」の抗議も! 
【慰霊の日】沖縄戦から73年、平和祈念公園などで祈り 式典会場の外では「安倍やめろ」の抗議も!
https://johosokuhou.com/2018/06/23/6672/
2018.06.23 14:33 情報速報ドットコム



沖縄戦

6月23日で太平洋戦争の沖縄戦から73年となりました。各地では戦没者に祈りを捧げるための式典が行われ、最後の激戦地となった糸満市では遺族などおよそ5100人が戦没者追悼式に参列。

式典会場の外では安倍首相に対する抗議運動もあり、「安倍やめろ」というような声も飛び交っていました。

安倍首相は歴代首相としては過去最多の7回目の出席です。過去にも会場から安倍首相を批判する声が飛び出るなどの問題がありましたが、今年は無事に終わるのか注目が集まっています。

沖縄戦では20万人以上の方が亡くなり、アメリカ軍も多くの艦船や兵士を失いました。日本との終戦に世論が傾く要因にもなったと言われ、歴史的にも大きな影響があった戦いです。


沖縄戦から73年「慰霊の日」 平和祈念公園で早朝から祈り
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180623/k10011492231000.html
2018年6月23日 8時10分 NHK



沖縄は23日、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から73年の「慰霊の日」を迎えました。最後の激戦地となった糸満市の平和祈念公園には朝早くから遺族などが訪れ、戦没者を悼み、平和への祈りをささげています。

太平洋戦争末期の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦で20万人を超える人が犠牲になり、沖縄県民の4人に1人が亡くなりました。

沖縄県は旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を「慰霊の日」としています。

最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園には朝早くから遺族などが訪れ、戦没者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」の前で、花を手向けたり手を合わせたりしています。

祖母、父、妹を亡くした宜野湾市の宮城勝子さん(77)は「私は幼かったですが、倒れている人を飛び越えて歩いた苦しい記憶があります。もう戦争は二度と起きて欲しくありません。平和な世の中であってほしいです」と話していました。

沖縄戦から73年がたち、戦後生まれが県民の9割近くになる中、戦争の記憶と教訓をどのように継承していくかが課題となっています。

一方、在日アメリカ軍の専用施設のおよそ7割が今も沖縄に集中し、この1年の間にもアメリカ軍の軍用機の事故やトラブルが相次いでいます。

平和祈念公園で正午前から行われる戦没者追悼式で沖縄県の翁長知事は、基地負担の軽減を改めて訴えることにしていて、「慰霊の日」の23日は平和への誓いを新たにする一方、沖縄の重い基地負担を問い直す日にもなります。


「慰霊の日」に平和への祈り 沖縄戦終結から73年(18/06/23)



沖縄戦70年、不戦誓う 慰霊の日、犠牲者追悼



元米兵が語る沖縄戦 大東亜戦争



沖縄戦全記録 2015 6 14















































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK246] つるの剛士がネトウヨ活動を本格化?『虎ノ門ニュース』に「いつも見てる」と生出演し「愛国心がある人の足引っ張るな」(リテラ
つるの剛士がネトウヨ活動を本格化?『虎ノ門ニュース』に「いつも見てる」と生出演し「愛国心がある人の足引っ張るな」
http://lite-ra.com/2018/06/post-4085.html
2018.06.23 つるの剛士が虎ノ門ニュースに出演 リテラ

    
    『真相深入り!虎ノ門ニュース』に出演したつるの剛士(DHCテレビより)


 いよいよ本格的に“ネトウヨ文化人”へ舵を切った、ということなのだろうか。タレント・俳優のつるの剛士が、6月21日放送のネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)に生出演した。

 つるのといえば、テレビは“良きパパ”のキャラクターで知られるかたわら、Twitterでは数々の発言で物議を醸してきた。

 たとえば、2015年には安保法制について〈「反対反対」ばかりで「賛成」の意見や声も聞きたいなぁって報道やニュース観ていていつも思う〉。2016年にはユーキャン新語・流行語大賞の「保育園落ちた日本死ね」をめぐり〈こんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました〉と批判。昨年も、熊本の女性市議が7カ月の子どもを連れて議会に出席しようとしたところ締め出された問題に関して〈女性や育児、待機児童問題。。などを正義の盾にして正論の剣を振りかざす社会にボクは発展はないと思う〉などとツイートし波紋を呼んだ。

 そんなことからつるのは、ネット右翼からも一目置かれる存在になっており、いつのまにか「愛国タレント」(笑)を自認するまでなっているわけだが、それが今回、あの『虎ノ門ニュース』に生出演したというのだから穏やかではない。

 周知の通り同番組は、青山繁晴や百田尚樹、竹田恒泰、ケント・ギルバートなどなど、錚々たる右派文化人がレギュラーを張る、いわばネトウヨの吹き溜まり。つるのもとうとう振り切ったのか、と思わずにはいられないではないか。

 というわけで視聴してみた。まず、スタジオに登場したつるのは「いつも拝見させてもらっている番組なので、まさかここに僕が座ることになるとは」と破顔一笑。木曜レギュラーの有本香から連絡があり出演にいたったという。そして、わきあいあいと6月に出した著書『バカだけど日本のこと考えてみました』(KKベストセラーズ)を宣伝。前述した数々のツイートが批判されたことに「ちょっと腑に落ちないというか、違和感があった」ので本に著したらしい。

 その後、有本から例のRADWIMPSの中身スカスカな愛国風ソング「HINOMARU」の話題を振られると、つるのは「僕は全然、まったく何が変な歌なのかもわかりませんでしたけど」「ライブ会場の前でデモやるとか? それって法律にひっかからないんですか?」などと言う。これに有本も「威力業務妨害だと思いますね。他人の表現の自由を完全に侵害しようとしている」などと相槌を打つ。いやはや、ごく一部の反応のみをフレームアップして犯罪だとか批判者が表現の自由を殺しているなどと騒ぐとは完全にネトウヨトークだが、さらにつるのはこう続けるのだ。

「なんなんですかね。日本、ふるさとですからね。別に自然だと思うんですよ。僕は日本好きだし。ふるさとなんで。で、まあ、百歩譲ってですよ。日本嫌いな人がいてもいいと思うんですよ。そしたら、別に好きな人を貶めなくてもいいじゃないですか。そこが問題で。別に本人の問題だと思うんですけど、別に愛国心がある人を、足引っ張る必要ないんじゃないかと。ほっといてほしいし」

■ネトウヨ心性をごまかし「HINOMARU」と靖国神社を語ったつるの剛士

 いったい、この人は何を言っているのだろう。だいたい、人々がRADWIMPSの「HINOMARU」に拒否感を示したのは、軍国主義や特攻賛美を思わせるフレーズが無批判に散りばめられていたからであって、日本が好きとか嫌いとかそういうレベルの話ではない。それを「愛国者の足をひっぱるな」とは、ちょっと呆れて言葉が出ないではないか。

 しかし、逆に言えば、こういう論法こそ、ある意味つるのの真骨頂だ。つまり「普通に日本が好きなだけの兄ちゃん」を気取って政治色を薄め、「ふと疑問に思ったことがあって、みんなの意見をききたかった」と振る舞うことで中立のふりをしながら、主張の根幹は安倍応援団やネトウヨ界隈のトレンドを無批判になぞっている、というやつである。

 実際、つるのが『虎ノ門ニュース』で宣伝していた著書もこれを踏襲している。そもそも、「バカだけど日本のこと考えてみました」というタイトルからして「バカ」を予防線に無害を演出する意図が丸見えだが、読んでみると、その主張の根幹は完璧に極右界隈のトレースだった。たとえば靖国神社について、つるのはこんな風に記す。

〈僕は毎年、終戦記念日に靖国神社を参拝します。
「それ見ろ、やっぱりつるのは保守だ! 右翼だ! ネトウヨ(?)だ!」
 と言われそうですが、別に何らかの政治思想に基づく参拝ではありません。靖国神社には、親族が祀られています。なので、僕は祖先のお墓に手を合わせるのと同じ気持ちで毎年靖国を参拝しています。たとえ親族が祀られていなかったとしても、国のために亡くなった戦没者たちに手を合わせることで「右」のレッテルを貼られるのはおかしなことだと思っています。〉

 まさに「戦争で亡くなった人に手を合わせて何が悪い」という靖国擁護論の典型だが、一方で、靖国神社の前身が戊辰戦争での「官軍」だけを祀った東京招魂社であることはおろか、驚くことに、いわゆるA級戦犯合祀(分祀)問題にすら一切触れないのである。

 にもかかわらず、つるのは〈亡くなった人たちに手を合わせるのは、人として当然のことなのに、なぜそんなところまで他国から干渉されなければならないのか……〉と書き、さらには従軍慰安婦に関する河野談話や村山談話もそうだとして〈すぐに謝る、とりあえず謝っておくという曖昧な外交姿勢が結局は今の靖国参拝問題につながっているような気がします〉〈他人から「お墓参りに行くな」と言われているから、相手の顔を立てて自分の家の墓参りに行かない。普通に考えれば、そんなところで他人に気を遣う必要なないはずです〉などというのだ。

 つまり、この自称「日本が好きなだけ」おじさんは、靖国に祀られている英霊とは戦前の大日本帝国のご都合主義から選ばれたものでしかなく、たとえば数十万人にも及ぶ空襲や原爆の死者などの戦災者は一切祀られていないという事実を完全にネグって、「よそから言われて先祖の墓参りもできないのか」と嘯いているわけである。むちゃくちゃにもほどがあるだろう。

 ようするに、これがつるのの話法のキモだ。議論の前提をことごとく無視しながら、表層的すぎる暴論を平易な言葉で表現し、同時に「一国民の一意見ですが」などと加えることで政治的無垢を装い一般化しようとする。タネを明かしてしまえばなんてことない、カマトトぶった詐欺の話術である。

■つるのの著書『バカだけど日本のこと考えてみました』の唖然とする中身

 ただ、詐術だからといってその危険性はいささかも減じない。逆だ。そもそも、つるのは頻繁にテレビに出演し、ツイッターでは約59万人のフォロワーをもつ売れっ子タレントだ。そのつるのが極右界隈とほとんど同じ主張を、極端なトーンでなく、“天然系のよき父親”というキャラクターで拡散させている。それはある意味、ネトウヨにしか言葉が届かない百田尚樹や竹田恒泰よりもはるかに影響力が高いだろう。

 しかも、繰り返すがソフトなのはイメージだけで、その中身は醜悪なネトウヨ思想と大差ない。実際、つるのは「ただ日本が好きなだけ」と言うが、『虎ノ門ニュース』でも語っていたように、その言葉のあとには「愛国者の足を引っ張るな」と続くのである。だいたい、靖国の特質性すら知らない(あるいは知らないふりをしている)人間が「愛国者」のツラをしているだけでもおこがましいが、ことさら「愛国」を笠に着て異論に圧をかけるやり口はファシズムだ。

 見方を変えれば、だからこそ極右界隈はいま、つるのに熱烈なラブコールを送っているのだろう。たとえば、極右雑誌「正論」(産経新聞社)2016年3月号に掲載された自称・保守女子たちの座談記事では、彼女たちが注目している芸能人として、ネトウヨ芸人・小籔千豊とともにつるの剛士の名前をあげられた。また、本サイトでも以前お伝えしたが、つるのは、あの「親学」関連のイベントに複数回参加、告知ポスターにも顔写真入りで前面に押し出されていた。

 念のため言っておくが、親学とは日本会議の中心メンバーである高橋史朗が提唱する教育理論で、「児童の2次障害は幼児期の愛着の形成に起因する」などというデタラメを主張するもの。教育の責任を親とりわけ母親だけに押し付け、“子どもを産んだら母親が傍にいて育てないと発達障害になる。だから仕事をせずに家にいろ”という科学的にはなんの根拠もないトンデモ理論だ。

 つるのは、Twitterでイベントへの関与とその危険性を指摘されると〈親学ってなんでしょうか?全く知りません。詳しく教えてください〉と無知を装ったが、結局、読者に親学について解説されてもスルーし親学の内容を否定しない。

 前掲の著書『バカだけど〜』でもまた、親学の中身や自身の評価ついてはネグったまま、〈僕は自分の子育ての実体験を話すためにイベントに出させていただいただけなのに、それだけで「広告塔」だとか、「“親学”に関与している」なんて言われてしまったのです〉〈1回でもそういうところに出たという事実だけを切り取って、「この人は○○という団体の人間なんだ」みたいにレッテルを貼る〉と被害者ズラをしている。言っておくが、つるのが親学関連イベント参加したのは1回だけではなく、ポスターを見てもつるのが「広告塔」として扱われているのは明らかであるし、不本意にも利用されたのならば主催側に怒るべきであって、親学の思想の危険性を指摘する声を攻撃するのはお門違いにもほどがある。

“良きパパ”キャラで政治的無垢な中立を装いながら極右界隈の主張を広めるつるのは、脂ぎったオッサンばかりの安倍応援団や右派論壇からみれば、喉から手が出るほどほしい人材だ。そしておそらく、つるのもまた、そうした極右界隈のニーズとビジネスチャンスを十分に意識している。でなければ、ネトウヨ思想そのものの浅薄な本を出版したりはしないし、ネトウヨ御用達の『虎ノ門ニュース』に嬉々として出演したりもしないだろう。

 いずれにしても、ある人が「ただ日本が好きなだけ」「普通の愛国心を持っている一市民」を自称するとき、その「だけ」「普通の」という言葉に隠された圧力と自己正当化を見抜かねばならない。それが、つるののような影響力のあるタレントならばなおさらだ。「愛国者の足を引っ張るな」なる主張がまかりとおる社会は危うい。面妖な「愛国タレント」にゆめゆめ騙されてはならない。

(編集部)























































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK246] <詭弁を弄する悪の国家>詭弁に屈する!(simatyan2のブログ)
<詭弁を弄する悪の国家>詭弁に屈する!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12385763117.html
2018-06-23 12:41:08NEW ! simatyan2のブログ


21日、政府は政府と各自治体による住民のミサイル避難訓練を、
当面中止すると発表しました。



ミサイル訓練中止へ 対北朝鮮、緊張緩和
https://mainichi.jp/articles/20180622/k00/00m/010/141000c

12日の米朝首脳会談を受けて、米国などが対話路線に転換して
いるからだそうです。

すでに今年度の訓練が、群馬、福岡両県で実施済みですが、栃木、
香川など9県で計画していましたが中止になります。

Jアラートとネトウヨが必死の書き込みで煽ってましたが、それが
出来なくなったので今頃歯ぎしりしてるかもしれませんね。

ネトウヨは、総理官邸前で軍備増強を煽る反政府デモをやらなくて
いいんですか?

このままじゃ、ネトウヨの夢見る軍国主義<大日本>の創設も望め
なくなりますがいいのですか?

ネットの<カミカゼ>はどうしてるんでしょうかね?

まあアメリカの一声に逆らえないのはわかりますが・・・。

北朝鮮のミサイルと拉致問題と嫌中韓、それをネトウヨに煽らせる
ことで支えられてきた安倍政権ですが、予定を変更せざるを得ない
ようです。

「拉致問題は全て解決した問題である」という、金正恩の言葉に
突っ込めないのは安倍晋三と同じ詭弁を使っているからです。

例えば、

国民の8割が「解決していない」と感じている、森友・加計問題。

しかし、政府とネトウヨは「何の問題もない」と言い切ります。

「私の関与がないのは明らか」

「私の指示を受けたという人はいない」

「結論は出ている」

「疑惑を言うなら証拠を出すのがそちらの責任」

「証拠だという資料は出所不明の怪情報」

これを、そのまま金正恩が拉致問題に関して、

「私の関与がないのは明らか」
「私の指示を受けたという人はいない」
「結論は出ている」
「疑惑を言うなら証拠を出すのがそちらの責任」
「脱北者の証言など保身のためのでっち上げ」
「証拠だという資料は出所不明の怪情報」

と言っても何の違和感もないでしょう。

被害者も証拠も調査権限も、疑惑の国家権力に握られていては、
野党と国民は手が出せないのです。

それを森友・加計問題で安倍政権が閣議決定で実証済みです。

そんな日本のモリカケ問題を金正恩は知ってるわけですから。



北「労働新聞」が安倍首相の“モリカケ問題”を報道するワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231259

実際、国家の犯罪の追及が困難であることは、安倍晋三自身が一番
身に染みて感じているはずです。




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK246] なぜ、こんな政権が続くのか 虚無が覆う無法国家の会期末(日刊ゲンダイ) 


なぜ、こんな政権が続くのか 虚無が覆う無法国家の会期末
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231931
2018年6月23日 日刊ゲンダイ 文字お越し

 
 便乗している場合か(YouTube「首相官邸チャンネル」から)

安倍5年間で加速する転落はもう破滅まで止まらない

「半端ないって!」と、日本中がサッカーW杯日本代表のまさかの1勝に酔いしれる中、国会会期が7月22日まで大幅延長された。

 W杯決勝の7月16日まで国民が熱狂する裏で、安倍政権がデタラメ法案の強行採決ラッシュを画策している。数の力で押し切ろうとするのは、そろいもそろって国民に悪影響を及ぼす「悪法」ばかりだ。

 すでに衆院で採決を強行した「働き方改革」こと過労死法案。高年収の専門職の残業代をゼロにする「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の創設を含んでいるが、これがもう、いいかげんの極み。高プロの年収要件について政権サイドは「1075万円以上」と喧伝してきたが、法案は「平均給与の3倍」と定めるのみ。対象者は「会社側と交渉力のある高度な専門職」に限るはずなのに、平均給与算出の際にはパート労働者の給与も含まれるというから、メチャクチャだ。

 パートを外した試算だと、平均給与の3倍は1200万円を超す。その上、高プロの適用条件となる年収の計算には、通勤手当なども含まれる。財界の要請を受け、なるべく多くの労働者に「残業代ゼロ」の網を広げようとする政権の意図はミエミエである。

 安倍は国会で高プロ創設について「労働者のニーズ」(5月23日=衆院厚生労働委)とヌカしたが、必要性を把握するための厚労省のヒアリング実施は法案要綱の作成後。調査対象者は、たった12人しかいなかった。安倍のウソと厚労省の手抜きだけでも、過労死法案は廃案にして出直すのがスジだ。

■すぐに国民は忘れるというヨコシマな思惑

 世論の7割が今国会での成立を望んでいないのに、安倍政権はカジノ法案の成立を全力で急いでいる。

 法案は全251条に及ぶにもかかわらず、衆院審議はわずか18時間で打ち切って、強行採決。200条超えの新規立法は1997年の介護保険法以来で、当時の委員会審議は50時間。安倍政権の拙速さは異常だ。

 カジノを成長戦略とする是非や、賭博を禁じる刑法との整合性も不透明。ギャンブル依存症対策を取りながら、カジノ業者に入場客への賭け金の貸し付けを認めるなど矛盾だらけ。これでは、客を借金漬けに追い込み、依存症を助長するだけだ。

 自民が出してきた公選法改正案だって、参院選の「1票の格差」とは名ばかりの現職の救済策に過ぎない。合区対象の「鳥取・島根」「徳島・高知」で候補になれない現職を、比例代表の定数を4増やし、名簿順位で優遇する狙いだ。議員1人当たりのコストは少なくとも年1億円はかかるのに、自民の都合だけで「比例4増」とは税金私物化と言うほかない。

「これだけ疑問の多い法案を与党は数の力に任せ、ロクに審議もせずに次々と強行採決するのでしょう。来年は統一地方選と参院選が控えています。多くの国民に理解されそうにない法案をサッサと片づければ、選挙の頃には国民も忘れているに違いない。安倍政権の強権姿勢には、そんな国民軽視のヨコシマな思惑がにじみます」(政治評論家・森田実氏)

 ご都合主義政権による国会の“アディショナルタイム”引き延ばしは即、“レッドカード”ものの反則行為である。

 
 毎度の光景(C)日刊ゲンダイ

不誠実首相のせいでマトモな審議が望めない

 第2次安倍政権の発足以降、通常国会の延長は2度目。2015年に安保関連法の成立を期すため、戦後最長となる95日間も延長した以来だ。

 昨年はモリカケ問題の真相解明のため、野党が憲法に基づき臨時国会開催を求めても、安倍は3カ月も無視。ようやく9月に召集すると、冒頭解散に踏み切り、露骨なモリカケ隠しで総選挙に突入した。

「首相自ら『働き方』や『カジノ』を今国会の目玉に掲げた手前、何が何でも成立させたいのでしょうが、憲法は国会を『国権の最高機関』と定めています。決して政権の下請け機関ではないのです。政権の意のままに延長したり、召集しなかったりするのは議会制民主主義への冒涜であり、国会運営の空洞化を招くだけです」(九大名誉教授・斎藤文男氏=憲法、行政法)

 多くの憲法学者が国会の私物化に苦言を呈しても、安倍政権はお構いなし。この5年間で特定秘密保護法や安保関連法、共謀罪など違憲性が疑われる悪法の数々を最後は「数こそ力」で、採決を強行。国民の理解を得ることなどハナから放棄して、強引な政権運営を続けてきた。前出の斎藤文男氏はこう嘆く。

「日本国憲法は権力の抑制的な行使を言外に求めていますが、安倍首相は完全に無視。使える力は何でも使ってしまえという態度で、解散権まで恣意的に行使する。まるで自分こそが国権の最高機関であるかのような政治姿勢です。国会でも首相は嘘とゴマカシを繰り返し、野党の質問に真正面から答えない。常に論点をずらして、はぐらかす。首相が政治は数が勝負とタカをくくった態度では、国会を延長したところで、マトモな審議は望めません。安倍政権の5年半で、政治はここまで堕落したのかと、むなしさが募るばかりです」

 国民がW杯の熱狂から冷めた頃には、デタラメ法案の強行採決ラッシュで通常国会が幕を閉じるのは火を見るより明らか。無法国家の会期末には、ただただ、虚無感だけが漂うのである。

■「登場人物全員、嘘つき」の狂った光景

 そもそも会期が足りなくなったのは、安倍政権の自業自得。モリカケ問題を巡る不誠実な態度が要因だ。

 安倍は昨年2月に森友問題で「私や妻が関わっていたら総理を辞める」と豪語したが、その発言の意味を自らコロコロと変遷。両問題とも「ない」と言った文書は次々と出てくるし、官僚は安倍の答弁に合わせて国会で平然と嘘を吐き、記憶喪失となり、公文書まで改ざんした。

 安倍は昨年7月に国会で加計学園の獣医学部新設計画を「今年1月20日に初めて知った」と答弁したが、愛媛県は先月、15年2月25日に加計孝太郎理事長と面会し、獣医学部新設の構想の説明を受けたとする文書を国会に提出。この時は誰もが安倍は辞めて当然と思ったはずだが、なぜ今なお生き残っているのか。

 安倍は嘘の証拠を突きつけられても、「伝聞の伝聞」とムキになって否定し、関係者は他の記憶は曖昧なのに、決まって全員が「学園側と3回面会したが、首相に報告していない」(柳瀬唯夫元首相秘書官)、「首相が計画を知ったのは17年1月20日だと思う」(加計理事長)と、安倍に都合の良い記憶だけハッキリ覚えている。

 この不自然さは口裏合わせを疑うほかないが、「記録」VS「記憶」の堂々巡りは結局、首相との面会は“虚偽報告”で、「事務局長が勝手にやった」と部下に責任転嫁した「腹心の友」の加計理事長の“好アシスト”によって、疑獄の主犯の安倍は居直り、逃げ切るハラだ。前出の森田実氏はこう言った。

「安倍首相も加計理事長も、嘘を嘘で塗り固め、嘘の上塗りを重ねているようにしか思えません。国のトップや教育者として、あるまじき姿ですが、アベ政治の5年半で、この国全体から『道義』が失われているのが心配です。『嘘をついてはいけない』という基本的な倫理を軽んじるムードがはびこり、少なからぬ人々が保身のためなら嘘も平気な首相を許してしまう。こうした誤った風潮が延長国会を通じて、さらに蔓延すれば、この国の転落を加速させるだけです。後世の恥とならないためにも、野党は強気の態度で腐った政権を追い込むべきです」

 延長後も「登場人物全員、嘘つき」の異常な光景がまかり通れば、後世の歴史家は間違いなく、この国会を「歴史の分岐点」と評価するだろう。落ちるところまで落ち、破滅まで止まらなかった日本の分かれ目だった、と。











































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 精神科医に拳銃をもたせてくれ」という精神病院協会会長は安倍友(かっちの言い分)
精神科医に拳銃をもたせてくれ」という精神病院協会会長は安倍友。
http://31634308.at.webry.info/201806/article_22.html


「精神科医に拳銃をもたせてくれ」と述べた日本精神科病院協会の会長が述べたという。この人は、山崎學氏である。医者が精神病患者から身の危険を感じたら、撃つための拳銃である。とんだ男だと思っていたら、なんと安倍首相と、ゴルフ、会食、叙勲も推薦する仲という。山崎氏のフェイスブックには、二人で意気投合した、今までたくさん見ているような写真が掲載されている。安倍首相と肩を組んだ写真である。実にこんな写真が出回る。安倍首相ほど、類は友を呼ぶという表現が当てはまる人物はいない。その友は何か胡散臭い。胡散臭い類は友を呼ぶ。匂いがあるとすると、みんな同じ匂いがする。

拳銃を持つという話も極端である。精神科医はそもそもそのような患者を治すことが仕事である。例え、意に沿わない行為をするかもしれないが、銃を持つことは理由はともかく、結果的に人を撃つことを前提にする。そういう極端な思想を持つ人に叙勲を与える。こんな友とゴルフをし、楽しく会食する日本のTOPは品性を問われる。こんなTOPが3選させようとする自民、公明は情けない。

「精神科医に拳銃を持たせてくれ」で批判殺到のトンデモ精神科医は“アベ友”だった! 安倍首相とゴルフや会食、叙勲も
http://lite-ra.com/2018/06/post-4083_1.html

 全国の精神科病院でつくる公益社団法人「日本精神科病院協会」(日精協)の機関紙に、「(患者への対応のため)精神科医にも拳銃を持たせてくれ」との発言が掲載されていたことが発覚し、大きな問題になっている。
 これは、同協会会長の山崎學氏が、機関紙「日本精神科病院協会雑誌」5月号の巻頭言で、部下の医師の話を「興味深かった」と紹介したもの。部下の医師は「欧米の患者はテロ実行犯と同等に扱われるようになってきている」としたうえで、「僕の意見は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』ということです」と語ったという。

トンデモ差別発言連発の精神科医は、安倍首相のお友だち!会食やゴルフに、叙勲も!
 たとえば、首相動静にも度々登場する「晋精会」なる精神科医らでつくる首相の後援会があるのだが、この晋精会は事実上、山崎氏が会長をつとめる日精協によるものだといわれている。晋精会は毎年のように安倍首相との懇親会を開いている。
 そもそも、日精協はこれまで、傘下の政治団体「日本精神科病院協会政治連盟」を通じ、自民党議員を中心に多額の政治献金を行なってきた。2003年には、過去5年で総額約1億5000万円もの大金が動いていたことが週刊誌沙汰となり、政治問題となっている。安倍首相も日精協政治連盟から献金を受けた政治家のひとりだ。
 山崎氏が日精協の会長に就いたのは2010年だが、00年から理事や副会長を歴任してきた。政治的な関係は現在も続いており、たとえば昨年公表された2016年分の政治資金収支報告書を見ても、日精協政治連盟は自民党の支部や、安倍首相の出身派閥である清和会の政治資金パーティなどへ寄付をしている。
 山崎会長と安倍首相が個人的に親しい仲なのも明らかだ。首相動静によると、2016年7月22日、夏季休暇中の安倍首相は別荘のある山梨県で午前中に加計孝太郎・加計学園理事長らとゴルフを楽しんだあと、夜には河口湖の中華料理店で山崎会長と会食。ちなみに、山崎氏のFacebookのトップには、この食事の際に撮影された安倍首相とのツーショット写真が使われているのだが、単に並んで写っているのではなく、両者ががっちりと肩を組み合って満面の笑みを浮かべている。その翌日、安倍首相は山崎会長らとゴルフコースを回った。
 なお、山崎会長はこの年の叙勲で、旭日重光章を受章している。同年9月1日には、東京・丸の内のホテルで催された叙勲のお祝いの会に安倍首相が駆けつけ、挨拶をした。叙勲は、各省庁の大臣からの推薦を受け、内閣府が審査を行ったうえで閣議にかけられて決められる。月刊誌「リベラルタイム」2016年11月号の記事「『旭日重光章を受章した』山崎学氏」はこのように記している。
〈二〇一六年春の叙勲の受賞者を選んだのは安倍晋三その人。五月十日、宮中において、安倍総理から伝達され、授賞式でも安倍総理の手からわたされた。
 これは安倍総理が山崎氏を高く評価している証しであると見ることができるのではないだろうか。〉
 逆に言えば、安倍首相は山崎会長のことをよく知ったうえで、叙勲するほど高く評価しているのだ。そう考えてもやはり、今回の「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」の問題は、安倍政権の本質とまったく無関係ではないだろう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 「0・6%の沖縄に70%の米軍基地」を何とかすべきだ!  
「0・6%の沖縄に70%の米軍基地」を何とかすべきだ!
http://85280384.at.webry.info/201806/article_210.html
2018/06/23 20:26 半歩前へ

▼「0・6%の沖縄に70%の米軍基地」を何とかすべきだ!

 翁長知事は「沖縄慰霊の日」の23日、「20年以上も前に合意した辺野古移設が普天間問題の唯一の解決策と言えるのか? 日米両政府は現行計画を見直すべきだ」と強調した。

 同時に知事は、「日本の国土の約0・6%に過ぎない沖縄に、米軍基地の70%が存在し続けている。沖縄の基地問題は、日本全体の安全保障の問題であり、国民全体で負担すべきものだ」と訴え、

 「国民の皆様には、沖縄基地や安保体制の在り方について真摯(しんし)に考えてほしい」と呼びかけた。

 100%翁長知事の意見に同意する。なぜ、本土の人間は日本の安全保障を沖縄だけに押し付けるのか?

 負の部分を沖縄に丸投げし、オイシイところだけ手に入れると言うのは矛盾ではないか。ご都合主義ではないか。逆の立場ならアナタは納得して受け入れるだろうか?

 論より証拠で一度、沖縄を訪ねるがいい。どれだけ翁長知事の人々が米軍の危険にさらされているか、自分の眼で見て来るがいい。

 ひっきりなしに上空を往来する戦闘機の騒音。あの金属音を聞くと寿命が縮まる思いだ。そんな中で人々は暮らしている。

 安倍晋三もそうだが、翁長知事に無関心な本土の人間も安倍と同罪ではないか? 

 きれいごとを言っても米軍基地はなくならない。といって現状のまま沖縄におんぶにだっこでいいのか?そうではないはずだ。

 だったら、「0・6%の沖縄に70%の米軍基地」を何とかすべきだ。私たちが出来ることは責任分担である。せめて半減ぐらいは出来るだろう。

 その分は、これまで散々、甘い汁を吸って来た安倍の地元や官房長官の菅義偉など閣僚の地元に基地を分散すべきだ。彼らはことのほか日米同盟の重要性を承知している。まさか、「イヤ」とは言うまい。

 そうそう、徴兵制復活を叫ぶ「気違い稲田朋美」や、安倍政権を批判すると電波を停止するぞと民放を恫喝した「女ヤクザ高市早苗」の地元も忘れてはならない。この者どもの地元には“特大”の米軍基地を配置すべきだ。
















http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 相変わらず選挙報道が鵜呑みな人がいるな。この人たち、ひょっとして、日本は独裁制から縁遠いと考えているのかな 
相変わらず選挙報道が鵜呑みな人がいるな。この人たち、ひょっとして、日本は独裁制から縁遠いと考えているのかな
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/386ef35a619d66ffc30522f83488b9a4
2018年06月23日 のんきに介護


にっきょうさん@nikkyosanさんのツイート。



なぜ、こんな真偽不明の情報を信じられるのか。

賭けてもいいけど、

この方、「水戸黄門」のファンなんだろうな。

3割以上いるとされる

コアな自民党支持者のモデルは、

自分と心得るべきだ。

次の選挙の時まで、

ちょっとぐらいは考えて欲しい。

ところで、

不正選挙を信じない人は、

「独裁制」が

云々される日本の状況について、

そこまで酷くない

と考えていそうだ。

そこで、次に目先を変えて、、

日本は、

独裁制に縁がないのかを論ずる。

というのも

パユパユ@u50hzebEtq1GTpeさんが

こんなツイート。



このツイートに

まじっく( •̀ω•́ )و@magicneneneさんが



という返信を送っていた。

独裁制がないと思う頑固さは、

不正選挙がないと信じ切るそれに大変、似ている。

気分は、

すっかり絶望状態だよ。

独裁がなぜ、悪いと言わなければならないか。

そんなところから

議論しなくちゃならないのか。

安倍政権が

いけないのは僕なりに言わしてもらうなら、

為政者が

2言、3言ある武士だからだ。

人間関係の基本は信頼だ。

独裁は、

それを玩具にするから

人心が離れて行く。

それは、

国家のありようとして好ましくないから

独裁には

反対すべきだと考えている。

駄目かな、




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 診察に際し銃携行を主張する精神科医! 旭日重光章受章の奇異 
診察に際し銃携行を主張する精神科医! 旭日重光章受章の奇異
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/81184bd24dd85755d9ea41e0f4fb54a2
2018年06月23日 のんきに介護


答は安倍晋三の友達だったから、

ということだろうな。

詳しくは、

リテラ記事「「精神科医に拳銃を持たせてくれ」で批判殺到の

トンデモ精神科医は“アベ友”だった! 安倍首相とゴルフや会食、叙勲も」参照。

☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2018/06/post-4083.html




この山崎學とかいうおっさん、

精神病に関する誤解をまき散らすだけでなく、

自民党への献金も熱心だ。

叙勲に

「安倍のお友だちで賞」の

意味が加わり、

もらうと恥の時代に突入した。


<追記>

自分が診察するとき

銃を携行したい精神科医って、

体罰をバンバンに肯定する教師より怖い。

診察の名において

テロリストを処刑するつもりで

患者を診察するなんて

あまりにトンデモ過ぎて

この山崎のことを知るまでは想定外の

人物だった。

こんな悪趣味な映画の主人公のような

精神科医が

「旭日重光章」受章などという

事態に困惑している。

同時に、加計学園問題も難しく考える必要はないな

と思った。

今、教育行政に生起している

加計学園の歪みの根本にある問題は、

これと全く同じなんだ。

友だちの前でいい顔をしたい安倍晋三という人物が

招いた

公私混同の不正が

表面化しているのだ。

これに関して、

蓮見唯香@YUIKA322さんが

こう述べる。

とても率直な意見と思う。



友だちを選ぶ以外、ビジョンのない政治家である点につき、

いい加減、恥を知って欲しいな。










2018年6月23日夜 記



http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 福山和人さん / 「残業代払いたくないんやったら残業させへんかったらええやん」 
福山和人さん / 「残業代払いたくないんやったら残業させへんかったらええやん」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d248ea31ca1abaf085715aa5044c525f
2018年06月23日  のんきに介護


のんきに介護



ヨーロッパでは、企業が残業を許した場合、

企業主への罰則で対応した。

それで

どうなったかというと、

労働者の生産性が上がった。

竹中平蔵は、

そのような外国での成果を知らないのだろうか。

また、

他の経済学者、金子勝等が

だんまりを続けるとはどういうことか。

日本の経済学者に

猛省して頂きたいのは竹中ごときの

経済学通ぶっている

おっさんの化けの皮を剥ぐのになぜ消極的かだな。

同じ人間なのに、

福祉先進国の労働者は、

労働の生産性が高いと言われる。

他方、

この問題に関して、

大抵の人間(ネトウヨも含め)は、

日本人は労働の生産性が低いのだから仕方ない

という態度だ。

なぜ、その結論を

疑わないのかと思う。

要するに、

日本の企業主は、

労働者の労働生産性を高める

努力を怠っているだけだ。

試に

「高プロ」と

反対のことを実行して見ればいい。

すなわち、

残業をさせた企業主に

ペナルティを課す制度を

立法化して見ろ。

一挙に日本の労働者の

労働生産性が高まることだろう。




http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK246] モリカケ問題とは? 
モリカケ問題とは?
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/adc8ef8355f1d1a7f7ddd314e2c235f5
2018年06月23日 のんきに介護


Kazuma@NoMoreAbeJiminさんのツイート。



カルトという

言い方、当たっているな。

安倍政権下、

個人の権利という発想に対する

怨念が

まるで呪文のようだ。

ところで、

アインシュタインが‏次のように

と言ったという。

「方程式は私にとってより重要です。なぜなら政治は当面にかかわることでありますが、方程式は永遠にかかわるものですから」

(アインシュタイン 名言集@Albertmeigenさんのツイート〔2:06 - 2018年6月23日 〕参照)

この文章を読んで、

モリカケ問題の解決は、

安倍政権の腐敗の「方程式」を解くにも匹敵するなと思った。

政治の問題と言うのには、

アインシュタインに即して言うなら

余りに「永遠」に近い響きがあるではないか。

国民が

そこから解放されるには、

安倍や取り巻きの処罰を抜きにはありえない。

日本国民にそれができるか。

ちなみに、

アメリカでの公文書改竄は無期懲役だ

(サイト「ネットゲリラ」記事参照)。

☆ 記事URL:http://my.shadowcity.jp/2018/03/post-12837.html

韓国の朴槿恵は、

禁固24年と言われている

(BBCニュース「韓国の朴槿恵前大統領に懲役24年 ソウル中央地裁」参照)。

☆ 記事URL:http://www.bbc.com/japanese/43665096

同じ法規範性を日本において求められるか。

官僚の公文書改竄など、

罪質を言えば、反逆罪の一種だよ。

日本では

まるで不問に付されてしまった。

イスラエル首相の妻など、

公金不正使用で詐欺背任罪で起訴されたというではないか

(毎日新聞記事「イスラエル:首相の妻起訴 1100万円相当の食事注文」参照)。

☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180622/k00/00e/030/252000c

然るに、

我が国では、

総理夫人、安倍昭恵が一方で私人とされながら、

国家公務員を選挙運動に引きずり回す。

そんなあくどいことをする現実がバレているのに、

「私と会ったこともない人がどうして私を批判してくるのか…。不思議で」

などという暴言を平気で口にしている。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d4f70a1428fe1a0ddd015d154ade6985

奥さんだけでなく、

安倍の取り巻きがまた酷い。、

「精神科医に拳銃を」と主張する

患者を銃で撃ち殺しかねない精神科医、山崎學氏など、

スットコドッコイが周りを固めている

(サイト「リテラ」の記事、「「精神科医に拳銃を持たせてくれ」で批判殺到のトンデモ精神科医は“アベ友”だった! 安倍首相とゴルフや会食、叙勲も」参照)。

☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2018/06/post-4083.html

まるで、

ナチス政権下のドイツのようではないか。

アインシュタインに

あなたにとって、ナチス政権は、

当面の問題だったのか意見を求めたい気がする。





http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 命よ響け。生きゆく未来に!  

沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する相良倫子さん=沖縄県糸満市で2018年6月23日、津村豊和撮影 毎日新聞


命よ響け。生きゆく未来に!
http://85280384.at.webry.info/201806/article_209.html
2018/06/23 18:49 半歩前へ

 この詩を読んでいて、いろんな思いが心をよぎり涙で文字が霞んだ。

 沖縄は先の大戦で日本でただ一カ所、米軍との間で凄惨な「地上戦」が繰り広げられた場所である。

 本土防衛のための犠牲となった。

 戦闘に巻き込まれ、沖縄の住民20万人が尊い命を失った。

 私たちはそのことを決して、忘れてはならない。

 沖縄の犠牲の上に、こんにちの繁栄があることを絶対に忘れてはならない。

追悼の詩全文=沖縄慰霊の日

 沖縄県主催の沖縄全戦没者追悼式で、浦添市立港川中学校3年の相良倫子さん(14)が詩「生きる」を披露した。

 元共同通信のカメラマンでジャーナリストの新藤健一さんは、「中学3年の相良倫子さんはメモなしで平和の詩を感動的に語った。一方、安倍晋三首相は官僚が作文した紙を読んだだけだった」と指摘した。

 それにしてもなんと、感動的な詩であろうか。

 淡々とした平易な言葉が私の胸を突きさす。

 大人でもこれほど人の心に入り込む詩はなかなか書けない。私には絶対無理だ。

*******************
私は、生きている。

マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、

心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、

草の匂いを鼻孔に感じ、

遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

 

私は今、生きている。

 

私の生きるこの島は、

何と美しい島だろう。

青く輝く海、

岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、

山羊の嘶き、

小川のせせらぎ、

畑に続く小道、

萌え出づる山の緑、

優しい三線の響き、

照りつける太陽の光。

 

私はなんと美しい島に、

生まれ育ったのだろう。

 

ありったけの私の感覚器で、感受性で、

島を感じる。心がじわりと熱くなる。

 

私はこの瞬間を、生きている。

 

この瞬間の素晴らしさが

この瞬間の愛おしさが

今と言う安らぎとなり

私の中に広がりゆく。

 

たまらなく込み上げるこの気持ちを

どう表現しよう。

大切な今よ

かけがえのない今よ



私の生きる、この今よ。

 

七十三年前、

私の愛する島が、死の島と化したあの日。

小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。

優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。

青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

草の匂いは死臭で濁り、

光り輝いていた海の水面は、

戦艦で埋め尽くされた。

火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、

燃えつくされた民家、火薬の匂い。

着弾に揺れる大地。血に染まった海。

魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。

阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。

 

みんな、生きていたのだ。

私と何も変わらない、

懸命に生きる命だったのだ。

彼らの人生を、それぞれの未来を。

疑うことなく、思い描いていたんだ。

家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。

仕事があった。生きがいがあった。

日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。

それなのに。

壊されて、奪われた。

生きた時代が違う。ただ、それだけで。

無辜の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

 

摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。

悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。

私は手を強く握り、誓う。

奪われた命に想いを馳せて、

心から、誓う。

 

私が生きている限り、

こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。

もう二度と過去を未来にしないこと。

全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。

生きる事、命を大切にできることを、

誰からも侵されない世界を創ること。

平和を創造する努力を、厭わないことを。

 

あなたも、感じるだろう。

この島の美しさを。

あなたも、知っているだろう。

この島の悲しみを。

そして、あなたも、

私と同じこの瞬間(とき)を

一緒に生きているのだ。

 

今を一緒に、生きているのだ。

 

だから、きっとわかるはずなんだ。

戦争の無意味さを。本当の平和を。

頭じゃなくて、その心で。

戦力という愚かな力を持つことで、

得られる平和など、本当は無いことを。

平和とは、あたり前に生きること。

その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

 

私は、今を生きている。

みんなと一緒に。

そして、これからも生きていく。

一日一日を大切に。

平和を想って。平和を祈って。

なぜなら、未来は、

この瞬間の延長線上にあるからだ。

つまり、未来は、今なんだ。

 

大好きな、私の島。

誇り高き、みんなの島。

そして、この島に生きる、すべての命。

私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

 

これからも、共に生きてゆこう。

この青に囲まれた美しい故郷から。

真の平和を発進しよう。

一人一人が立ち上がって、

みんなで未来を歩んでいこう。

 

摩文仁の丘の風に吹かれ、

私の命が鳴っている。

過去と現在、未来の共鳴。

鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。

命よ響け。生きゆく未来に。

私は今を、生きていく。

動画はここをクリック
https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/310000c


【日本ニュース】沖縄慰霊の日: 「平和とは、あたり前にいきること」(共同)










































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 病を押して知事は訴えた!沖縄から基地を、基地を撤去してくれ!  
病を押して知事は訴えた!沖縄から基地を、基地を撤去してくれ!
http://85280384.at.webry.info/201806/article_211.html
2018/06/23 21:01  半歩前へ

▼病を押して知事は訴えた!沖縄から基地を、基地を撤去してくれ!

 「沖縄慰霊の日」の23日、翁長知事は極東情勢の変化に伴い、日米両政府は沖縄の米軍基地問題を見直すべきだと強調した。

 日本の国土面積のたったの約0・6%にすぎない沖縄に、米軍基地の70%が集中。基地から派生する事件・事故、騒音に苦しみ、悩まされ続けてきた沖縄。

 こんなことを許してはならない。私たち日本人、みんなの責任だ。

 翁長知事の姿を見て驚いた。がんと闘っていることは知っていたが、半月余りの激変に驚いた。きょうの知事からは頭髪が姿を消していた。副作用だ。

 辺野古問題で安倍晋三にいじめられ、極端に予算を削減された。各種選挙では湯水のようにカネを使い、野党候補を追い落とし、翁長知事への包囲網を強めた。

 安倍晋三はなぜ、そこまで翁長知事を憎むのか。自分に従わないからと言って、なぜ、安倍は沖縄を目の敵にするのか?

 「このままでは沖縄は、安倍政府によって干し上げられる」との危機感から、沖縄では翁長離れが加速している。

 そうしたことへの心労が病を悪化させたと言って間違いない。

 私の親しい医師は「病気の最敵はストレスだ」と言っていた。

 そんな中で翁長知事は病を押して訴えた。沖縄から基地を、基地を、撤去してくれ、と叫んだ。

 命を懸けた翁長知事の訴えに耳を傾けよう。知事の姿を目に焼き付けておこう!

 安倍晋三が翁長知事を追い込み、苦しめたことを記憶にとどめておこう!

**********************




翁長知事が「沖縄慰霊の日」の式典で訴えた。

 二十数万人余(よ)の尊い命を奪い去った地上戦が繰り広げられてから、73年目となる6月23日を迎えました。

 私たちは、この悲惨な体験から戦争の愚かさ、命の尊さという教訓を学び、平和を希求する「沖縄のこころ」を大事に今日(こんにち)を生きています。

 戦後焼け野が原となった沖縄で、私たちはこの「沖縄のこころ」をよりどころとして、復興と発展の道を力強く歩んできました。

 しかしながら、戦後実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0・6%にすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70・3%が存在し続けており、県民は、広大な米軍基地から派生する事件・事故、騒音をはじめとする環境問題等に苦しみ、悩まされ続けています。

 昨今、東アジアをめぐる安全保障環境は、大きく変化しており、先日の、米朝首脳会談においても、朝鮮半島の非核化への取り組みや平和体制の構築について共同声明が発表されるなど緊張緩和に向けた動きがはじまっています。

 平和を求める大きな流れの中にあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間飛行場問題の唯一の解決策と言えるのでしょうか。

 日米両政府は現行計画を見直すべきではないでしょうか。

 民意を顧みず工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません。

 「辺野古に新基地を造らせない」という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません。

 これまで、歴代の沖縄県知事が何度も訴えてきたとおり、沖縄の米軍基地問題は、日本全体の安全保障の問題であり、国民全体で負担すべきものであります。

 国民の皆様には、沖縄の基地の現状や日米安全保障体制の在り方について、真摯(しんし)に考えていただきたいと願っています。

 東アジアでの対話の進展の一方で、依然として世界では、地域紛争やテロなどにより、人権侵害、難民、飢餓、貧困などの多くの問題が山積しています。

 世界中の人々が、民族や宗教、そして価値観の違いを乗り越えて、強い意志で平和を求め協力して取り組んでいかなければなりません。

 かつて沖縄は「万国津梁(しんりょう)」の精神の下、アジアの国々との交易や交流を通し、平和的共存共栄の時代を歩んできた歴史があります。

 そして、現在の沖縄は、アジアのダイナミズムを取り込むことによって、再び、アジアの国々を絆(つな)ぐことができる素地ができてきており、日本とアジアの架橋(かけはし)としての役割を担うことが期待されています。

 その期待に応えられるよう、私たち沖縄県民は、アジア地域の発展と平和の実現に向け、沖縄が誇るソフトパワーなどの強みを発揮していくとともに、

 沖縄戦の悲惨な実相や教訓を正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会に貢献する役割を果たしていかなければなりません。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK246] 物価目標未達も高報酬 日銀政策委員は責任不問の楽な仕事(日刊ゲンダイ)


物価目標未達も高報酬 日銀政策委員は責任不問の楽な仕事
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231826
2018年6月23日 日刊ゲンダイ

 
 責任取らず年収3500万円(C)日刊ゲンダイ

「2%の物価目標の達成に3%の賃金上昇率が必要だ」――日銀の黒田総裁は20日、ポルトガルで開かれた欧州中央銀行のパネル討論会でそう語った。

 だが、「物価目標」などと言ってもらっては困る。期限のない目標は目標と呼ばないからだ。

 日銀は4月の金融政策決定会合でまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、従来「2019年度ごろ」と明示していた2%の物価目標の達成時期を削除している。20日、公表された決定会合の議事要旨からは、見苦しい屁理屈がまかり通り、時期の削除がやすやすと決まる様子が見て取れた。

 多くの委員は「展望リポートに記載していた時期は、あくまで先行きの見通しであるが……」と言い、何人かの委員は「物価の先行きにさまざまな不確実性がある中にあって、計数(時期)のみに過度な注目が集まることは、市場とのコミュニケーションの面からも適当ではない」とグダグダ。大方の委員が時期削除に賛同し、異を唱えたのはたった1人だった。

 13年に異次元金融緩和を始めて以来、日銀は物価目標の達成を明記してきた。ところが、未達の連続で、達成時期の先送りは6回にも及び、4月の決定会合でどんな手を打つのか、注目されていた。結局、「達成できないなら、時期を消してしまえ」と仕事を投げ出したのだ。

 これでは「いつの日か、売り上げ倍増」と言っているようなもの。民間企業で、目標に期限をつけろと批判されることはあっても、もともと明記していた達成時期を削除するなどあり得ない。

「19年度ごろの2%は誰が見ても無理な状況です。もし7回目の先送りをすると追加策を求められます。ところが、日銀に打つ手はない。政策が正しいと言い張るためには、達成時期を削除するしかなかったのです。政策の誤りを認めて、トップが責任を取るべきですが、誰も責任をとろうとしない。メディアも甘い」(経済評論家・斎藤満氏)

 決定会合で議決権を持つ9人の政策委メンバーの年間報酬は、総裁3526万円、副総裁2786万円、審議委員2672万円だ。達成時期を削った以上、もう「未達だ」と責められることはなく、安泰だ。うらやましいほどの楽な仕事である。































http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/718.html

   

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