5. やもめーる[-975] guKC4ILfgVuC6Q 2018年5月26日 00:02:22 : zmmYYY9zF6 : dIPORrlDv5w[9]
>>5
そもそも糞長州土人エッター木卯正一こと卯正日って何者なんでしょうか?(笑)
表に出てきて皇居前で天皇陛下様に向かってフルボッコにしてまで
強制的に土下座させてやる警告文のカキコしたら逃げ回るチキンホークで
哀れな負け組のウヨおっさんってことはわかっていますがプギャ――m9(^Д^)――!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/218.html#c5
6. やもめーる[-974] guKC4ILfgVuC6Q 2018年5月26日 00:04:09 : zmmYYY9zF6 : dIPORrlDv5w[10]
訂正
誤>>:5→正>>:4
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/218.html#c6
30. 2018年5月26日 00:05:34 : bpn6knr0yA : OmhFkuPW1Fo[1]
しんぞーは田布施。昭恵は伊万里。仲を取り持つ半島人脈。あの夫婦はどちらも半島かおだ。金ちゃんもお仲間だしな。危機になるとミサイルぶっ放してくれるが、さすがにトランプが怖くなって、撃てないのが、安部の最近の凋落の原因なんだよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/900.html#c30
12. 2018年5月26日 00:06:23 : fUZP3I4pPI : ViaXZFT16Lk[3]
小泉が出てきたら池田は負けるよ花角の当選です
舛添要一が当選した都知事選の二番煎じ
あの時も細川の街宣は駅の欄干まで聴衆が溢れていたが
細川は宇都宮より得票が少なく三人で最下位非常に違和感があった
聴衆全然いない舛添要一の半分も得票出来なかった
大体小泉なんてのはロスチャ軍産複合体の末端の工作員
核兵器製造のウランプルトニューム抽出の原発を何故小泉ごときが反対できるのだ
池田氏には当選してほしいが残念ながら当選は花角氏です
選挙なんて何でもできるんです不正開票選挙で・・・
来週になれば私の論が立証されます。
5. 2018年5月26日 00:06:43 : H75LGoD3Wg : 7iGfHpeqhTs[48]
日本大学がまるで加計学園と同格に取り扱われて困ったことになっていますが、飛行機の権威だった木村秀政名誉教授が晩年力を入れられた「鳥人間コンテスト」の名声までも忘れられているようで残念です。
鳥人間コンテスト 優勝への軌跡 日本大学生産工学部
https://www.youtube.com/watch?v=N-DzJz5vIA8
木村秀政名誉教授も一時関与された特攻機「桜花(おうか)」ですが、なぜか東欧のチェコでラジコンとして復活しました。
RC Yokosuka Ohka - Jets Over Czech 2017
https://www.youtube.com/watch?v=pUu84hk7RQc
●滑走路から自力で離陸しているんですけど。本来は一式陸上攻撃機に吊り下げられています。第二次世界大戦で日本と交戦していない東欧諸国では、日本の飛行機は人気があるんです。メーテル似のうちの妻が言っています。嫌いなのはドイツだって。絶対乗らないメルセデス、BMW、VW、アウディでした。
World's Only Flying Messerschmitt Me 163 Komet (Kraftei)- The First Rocket-Powered Fighter Aircraft!
https://www.youtube.com/watch?v=BNIpJcOZPlA
●これはびっくり、本物のメッサーシュミットMe163ロケット戦闘機です。日本の陸海軍共同開発機「秋水」「キ200」のオリジナルです。
三菱秋水 キ-200 Manned rocket fighter J8M
https://www.youtube.com/watch?v=Pzd0N5wV7Ho
●こっちは飛びません。
Messerschmitt Me 262 / engine start / original sound
https://www.youtube.com/watch?v=7S88FsFE5EE
●こっちは本物のメッサーシュミットMe262ジェツト戦闘機です。これも飛びます、飛びます、飛びます。(坂上二郎さん風)
Messerschmitt Bf 109-G4 Red 7
https://www.youtube.com/watch?v=HCRnQTsAPw4
●言うまでもなくドイツの代表的戦闘機ですが、00:33のところに注目。EADSと書いてあります。同社はフランスのアエロスパシアル+マートラと、ドイツのメッサーシュミットなどが合併した会社で、現在はエアバス・グループを名乗っています。同社の歴史遺産として動態保存しているのです。
Tag der offenen Tür in Hassfurt
https://www.youtube.com/watch?v=FhfsuYSQPA0
●フォッケウルフFW-190ですが、同社の大株主がアメリカ戦争屋勢力のブッシュ一族だったとか。第二次世界大戦が「談合戦争」と言われた次第です。
Yakovlev Yak-9 Yellow 06
https://www.youtube.com/watch?v=Bp56Q_aGkpY
●ロシアの戦闘機Yak-9です。機体の側面のアルファベット何とかなりませんか。書くならキリル文字でしょ。
Worlds FIRST flying IL-2 Shturmovik since WWII - Engine Runs and Test Flights
https://www.youtube.com/watch?v=qF9VZSkVZI0
●わが祖国を救った名機シュトルモビックだと何回聞かされた事やら。
長いので、この辺にします。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/306.html#c5
19. 2018年5月26日 00:08:18 : 1Ffvmn43Hw : BWvtiGc3W7s[518]
これじゃ安倍の欄が全然足りないよ!
安倍に貼ってやりたくてもスペースが足りなくて貼ってやれなかった人が続出したんじゃないか?
下に急遽もっと欄を足してやればよかったじゃないか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/233.html#c19
12. スポンのポン[9566] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年5月26日 00:08:39 : XN8Mta8rpU : hLJQ36CPSwQ[815]
■「日本国にとっては安倍晋三の消滅が望ましい。」
森永某の言っていることはただのコジツケ。
反論にも値しないレベルの戯言。
金をもらって安倍ヨイショのデタラメ記事を書いたのだろう。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/345.html#c12
1. 2018年5月26日 00:08:50 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[8613]
アメリカのトランプ大統領は先ほど、中止を表明した米朝首脳会談について
ドナルド・トランプ氏
「6月12日の開催もありうる」
「北朝鮮がやりたがっている。われわれもやりたい。どうなるか様子を見よう。北朝鮮側と今、話している」
金桂官氏
「トランプ大統領のこれまでの努力を内心ずっと高く評価してきた」
「いつでもどのような方法でも向かい合う」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180525-00000121-nnn-int
駆け引きの真っ最中…
13. 2018年5月26日 00:09:05 : 2XOsB5M2W6 : UJXVW_P5yH8[1]
トランプさん早すぎるよ もっと深い落胆が必要だったのでは
文さん経由北に通知はして、公表は12時間後くらいがよかったのでは
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/308.html#c13
20. 2018年5月26日 00:10:09 : 1Ffvmn43Hw : BWvtiGc3W7s[519]
安倍ちゃん人気投票ならダントツの1位だー!
感心した!
感激した!
感動した!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/233.html#c20
4. 2018年5月26日 00:14:44 : H75LGoD3Wg : 7iGfHpeqhTs[49]
かごいけさん、センキョでたら ?
21. 2018年5月26日 00:17:41 : 1Ffvmn43Hw : BWvtiGc3W7s[520]
>>14. 地下爺さん
アベノアイサツったって、書いているのは秘書官とか官僚とか安倍の取り巻きのお方で、安倍自身はルビ付きの文章を只朗読するだけだよ。
そんなに楽しみにするほどのものじゃないよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/233.html#c21
6. 2018年5月26日 00:21:38 : 4ImPab2nyM : PepI7W98esI[280]
アベ政権に補助金詐取疑惑が存在しますね。
加計学園の獣医学部新設にかかる補助金詐取疑惑…、
山口敬之とペジー社の補助金詐取容疑…、まだまだあるかな。
「国策勾留。まったくの冤罪だ」と籠池氏が言い切りましたね。
森友事件は国策捜査ですな。
1. 日高見連邦共和国[8493] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:27:13 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[2]
だって“マスゴミ”だもん。(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/251.html#c1
1. 日高見連邦共和国[8494] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:28:32 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[3]
いや、だから、アッキーの関与なんて、谷を通して最初から明確だろうに!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/252.html#c1
1. 日高見連邦共和国[8495] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:29:45 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[4]
改めて松井にも喧嘩を売ってたね!見事な“宣戦布告”でしたぜ、旦那!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/253.html#c1
1. 日高見連邦共和国[8496] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:31:46 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[5]
私には“不信人”、“不信心”とも聞こえた。(笑)
いずれにしても、国民を裏切る愚か者だということに変わりはない!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/255.html#c1
1. 日高見連邦共和国[8497] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:32:45 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[6]
安倍と、その不愉快で冷酷な仲間たちでしょう!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/256.html#c1
2. 2018年5月26日 00:33:02 : fUZP3I4pPI : ViaXZFT16Lk[4]
■ ユダ金軍産シナリオによる北のカリアゲ君とトランプのプロレス
1. 日高見連邦共和国[8498] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:33:50 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[7]
口が裂けても“強行”採決とは言わない、クソ犬HK!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/257.html#c1
米朝首脳会談、6月12日開催あり得る トランプ大統領
http://www.afpbb.com/articles/-/3176078?cx_position=4
2018年5月25日 23:12 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP
米ホワイトハウスで、記者団と話すドナルド・トランプ大統領(2018年3月25日撮影)。(c)AFP
【5月25日 AFP】(更新)米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長との首脳会談を、依然として6月12日に行い得ると述べた。
トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で「会談は12日に行い得る。彼らに話しているところだ」と語り、「彼らは(会談を)とてもやりたがっているし、私たちもやりたい。そのうち分かるだろう」と話した。(c)AFP
「米朝首脳会談 まだ12日もありえる」トランプ大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180525/k10011453361000.html
5月25日 22時45分 NHK
アメリカのトランプ大統領は中止を発表した米朝首脳会談について「まだ来月12日もありうる。今、われわれは北朝鮮と話している」と述べ、今後の状況を見極める考えを示しました。
アメリカのトランプ大統領が、来月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談を中止すると発表したのを受けて、北朝鮮のキム・ケグァン第1外務次官は談話を発表し、米朝首脳会談の必要性を強調したうえで「アメリカ側に時間と機会を与え、いつ、いかなる方法でも向き合って問題を解決する用意がある」として、首脳会談の実現に向けて再考するようトランプ政権に求めました。
これについてトランプ大統領は25日、記者団に対して「とてもよい声明だ」と評価し、米朝首脳会談について「まだ来月12日もありうる。今、われわれは北朝鮮と話している。彼らは非常にやりたいし、われわれもやりたい」と述べ、今後の状況を見極める考えを示しました。
トランプ大統領はこれに先立ちツイッターにも「北朝鮮から温かい建設的な声明が出され、とてもよいニュースだ」と書き込んで北朝鮮の姿勢を評価し、「これが長期かつ持続的な繁栄と平和につながるよう望む。時間だけが教えてくれる」と投稿しています。
トランプ大統領「まだ来月12日もありうる。今、われわれは北朝鮮と話している。彼らは非常にやりたいし、われわれもやりたい」
— きづのぶお (@jucnag) 2018年5月25日
『「米朝首脳会談 まだ12日もありえる」トランプ大統領』 https://t.co/NT6n86PU9t
事前協議で折り合いがついているが、互いのプライドと面子が駆引きとして現れる。金さん、トランプさん、戦争だけは勘弁して。#米朝会談#トランプ大統領#金正恩
— Cozy (@C1Cozy) 2018年5月25日
「米朝首脳会談 まだ12日もありえる」トランプ大統領 | NHKニュース https://t.co/FYdk3GahlT
想定以上に北朝鮮が妥協してきてるんだろうね。
— tanipon (@tanipopon) 2018年5月25日
「米朝首脳会談 まだ12日もありえる」トランプ大統領 | NHKニュース https://t.co/M5wEzprkMO
何が起こっても「トランプ支持」としか言えない属国首相である安倍の身にもなってやれよ.
— ごはん (@gohan2402) 2018年5月25日
「対話は無意味」
「米朝首脳会談を歓迎」
「中止の判断を支持」
「米朝首脳会談 まだ12日もありえる」トランプ大統領 | NHKニュース https://t.co/gcQ0D6dsWi
1. 日高見連邦共和国[8499] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年5月26日 00:36:08 : PMuhqSwk7f : BHMtsWoCAeY[8]
昔、『ダンガイオー』ってアニメガあったな、確か。(笑)
今の“現実世界”は、トンデモ・スパーロボット・ワールド以下、だ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/249.html#c1
105. 2018年5月26日 00:38:38 : AS9CeUvNQo : k0er6O4CXv8[38]
>104
多摩散人です。
>【ご指摘の点については、総理より「ご指摘の平成27年2月25日に加計理事長とお会いしたことはありません。」と申しあげているところに尽きるものと存じます。】
>「尽きる」ということは、内閣官房として愛媛文書に反証あげて抗議することを断念した、つまり「降参」と解釈して差し支えない、ということだ。
総理がウソをついているという前提に立つならば、その通りだ。
しかし総理が本当のことを言っているという前提に立つならば、「私は加計理事長とお会いしたことはありません。会ったというなら、あなたがその証拠を挙げて下さい」と、ごく当たり前のことを言っていることになる。
これは面倒な理屈ではなく、単純な話だ。例え話だが、
オレはお前のものを盗んだことなどない。それに尽きる。
という普通の理屈に過ぎない。それを、
「それに尽きる」というのは、「反証あげて抗議することを断念した、つまり「降参」と解釈して差し支えない、ということだ。」と自分の判断を押し付けている。それに対する反論は、「オレがお前のものを盗んだというなら、お前がその証拠を示せ。」で十分だ。
あなたが引用した政府からの正式回答が、
【ご指摘の点については、総理より「ご指摘の平成27年2月25日に加計理事長とお会いしたことはありません。」と申しあげているところに尽きるものと存じます。】
で終わっているのは「会っているというなら、お前がその証拠を示せ」と言うと質問者に失礼になるので、角が立つ余計なことは言わないのが得策とでも思ったのだろう。
モリ・カケで朝日新聞と野党が永遠に続けていることは、「ないことの証明を相手に押し付ける」という詭弁である。
早々に、読者の判断に任せようと思います。詭弁金兵衛と長く話すと時間の無駄だからね。
38. 2018年5月26日 00:39:18 : kxhWUdaX2E : d_eegZ6h1kE[11]
籠池さんの記者会見の動画見ました
これから精力的に動くとおっしゃっていました
真実に向けてどんどん発信されるのだと解釈しました
安倍と昭恵夫婦にとっては大ピンチでしょう
期待して待っています
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/166.html#c38
5. 2018年5月26日 00:42:10 : 0rDosxZNQo : 7jJifgeB9Ms[50]
記事と直接関係ないのですが、イギリスのユーチューバーでゲーム評論家のジョン・ベイン氏(トータル・ビスケットのチャンネルで知られる)が亡くなったそうです。当方はゲームをやらないので知らないのですが、その界隈では有名な方だったようです。
結腸ガンで33歳の若さです。イギリスといえばセラフィールドの事故がありますが、昔のことでチェルノブイリと比べて実態があまりよく知られていません。今でも影響があるのか気になるところです。
13. 2018年5月26日 00:45:33 : SyqjeUNego : eo9gyEjwuQg[3]
11>「森永は・・・権力に媚びを売る典型」
森永も、経済学者の端くれなら、一局面からだけから大所高所を演繹するようなコツ言っちゃアカンよ。群盲象を論ずるようなもんで、論理の飛躍が目立つぞ。転び芸者みてえに、S会に身を売りゼニコを食まねばなんねえ台所事情はヨーケ分かるが、口から出まかせで国民を誤誘導するこつになるぞ。消費税なんざ、いよいよ迫ってる野党市民共闘が結論出せばええんだ、政権交代は必然だし不可避なんだ。新政権に任せればええんだ。歴史の舞台から退場命じられちょる安倍が、”総裁再選が望ましい”だと、ヌシャア経済学者として、歴史の変化を見抜く洞察力に欠けちょるようだな。スミスにしてもケインズにしても、皆時代の変化とそれを担う新興勢力を自分の学問のテーマにしてるんだ。ウソ付き晋ちゃん再選が望ましいなんつう寝言言うようじゃあ、経済学者は廃業するんじゃな。経済学は元来資本主義を分析し、その矛盾の解決策を展望する学門として形成されてきた経緯あるんじゃあ、安倍再選なんて言うようじゃあ、経済学の使命も任務も、ガムでも捨てるように放棄しちょるつうこつだな。そんたな経済学は止め!止め!
【地震速報】長野県北部で震度5強!新潟県でも震度4を観測!2011年の余震か
https://johosokuhou.com/2018/05/25/5573/
2018.05.25 21:20 情報速報ドットコム
5月25日21時13分ごろに長野県北部で震度5強の非常に強い地震が観測されました。新潟県でも震度4の揺れを観測しており、場所によっては大きな被害が出ているかもしれません。今後の続報に注意してください。
追加情報:
地震の規模を示すマグニチュードは5.1で、震源の場所は2011年3月12日に発生した震度6強とほぼ同じです。2011年の余震だと見られ、今後の地震活動に注意が必要だと言えるでしょう。
↓2011年の地震履歴
地震情報
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/
情報発表時刻 2018年5月25日 21時19分
発生時刻 2018年5月25日 21時13分ごろ
震源地 長野県北部
緯度 北緯36.9度
経度 東経138.5度
深さ ごく浅い
マグニチュード 5.1
情報 この地震による津波の心配はありません。
震度5強
長野県 栄村
震度4
新潟県 十日町市 上越市 津南町
震度3
群馬県 中之条町
新潟県 長岡市 南魚沼市 湯沢町 刈羽村
長野県 飯山市 木島平村 野沢温泉村
【震度・震源速報 2018年5月25日】
— TBC東北放送 防災減災・災害情報 (@TBC_saigai) 2018年5月25日
25日21時13分頃、長野県北部を震源とする地震がありました。震源の深さはごく浅い、地震の規模はM5.1と推定されています。この地震による津波の心配はありません。 pic.twitter.com/iQ9d3qku7G
さっきの長野県の地震、津波の心配なし。NHK情報。
— 時雨沢恵一@GGO! (@sigsawa) 2018年5月25日
長野県で震度5強の地震が発生です。新潟県の中越地区でも震度4です。地震が起きるたびに柏崎原発は大丈夫なのかと心配になります。原発なくても電気は足りています。柏崎原発廃炉の決断を新潟県知事選挙で審判を下してほしい。地震のたびに不安になる電力から、自然再生エネルギーで経済の活性化を。
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) 2018年5月25日
【緊急地震速報】(続報)2018年5月25日 21:13頃、長野県北部を震源とする地震がありました。震源の深さはごく浅い、地震の規模はM5.1、最大震度5強を長野県で観測しています。この地震による津波の心配はありません。(2018年5月25日 21:19 気象庁発表)
— 富山 圏域関連情報(情報提供 随時受付) (@TOYAMA_info) 2018年5月25日
富山県内では揺れを観測していません。 pic.twitter.com/s8tgpRhv9V
地震最近多くない?
— ポラリス (@Souvenir_Vif) 2018年5月25日
マグニチュード5.1の地震が長野北部で起きたらしい。
栄村大丈夫かな… pic.twitter.com/eFYg0fWvxG
【震度5強】
— うp主のつぶやき。 長野県で震度5強 (@youtube_pc0506) 2018年5月25日
長野県下水内郡栄村
栄村では7年前の2011年3月12日(東日本大震災の翌日)に発生した長野県北部を震源とする地震(M6.7)で震度6強を観測している。
長野を中心とした地震があったようですが、皆様大丈夫でしょうか。
— ☆りすこ☆ (@shimapets) 2018年5月25日
余震も来るかもしれません。引き続きお気を付け下さいます様に。 pic.twitter.com/1Pbvhsu3Mq
【長野県北部で震度5強】25日午後9時13分ごろ地震がありました。現在、震度4以上が観測されている地域は以下のとおりです。震度5強が長野県北部。震度4が新潟県上越地方、新潟県中越地方。今後の情報に注意してください。 https://t.co/N1wJcKN9Vc pic.twitter.com/imKS21lDy8
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年5月25日
震度5強 気象庁「1週間程度は最大震度5強程度に注意」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180525/k10011453411000.html
5月25日 23時58分 NHK
長野県で震度5強の強い揺れを観測した地震について、気象庁の尾崎友亮地震情報企画官は午後11時15分から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では落石やがけ崩れなどの危険性が高まっているおそれがあり、今後の地震活動や雨の降り方に注意してほしい。1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意し、特に今後2〜3日は強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあるため注意が必要だ」と述べました。
そのうえで「震源の近くには複数の活断層があるが、今回の地震と関係があるかどうかは今後精査しないとわからない。この地域は7年前の東北沖の巨大地震以降、地震活動が活発になっていて、今後も同じような規模の地震が起きるおそれがある」と話していました。
3. 2018年5月26日 00:54:59 : 4ImPab2nyM : PepI7W98esI[281]
双方、渡りをつけますかな。しびれる外交ですね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/254.html#c3
市場が警戒…株価暴落「セル・イン・メイ」襲来の足音
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229728
2018年5月25日 日刊ゲンダイ
(C)日刊ゲンダイ
相場格言の「セル・イン・メイ(株は5月に売れ=株価の下落局面)」に襲われた――。兜町関係者からタメ息が聞こえてくる。日経平均は23日に続き、24日も250円以上値を下げて引けた。
「リバウンド相場は終わったとみるべきでしょう。23日の日経平均はチャートの節目だった2万2796円を下回って引けました。上昇チャートは崩れたのです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
3月下旬に付けた2万347円を底に、リバウンド相場が始まった。今週21日には3カ月半ぶりに2万3000円(終値)の大台を突破したが、勢いは続かなかった。
「株価下落の要因は、トランプ米大統領が示唆した米朝首脳会談の延期です。これで相場の流れは変わってしまった。6月12日に予定されている米朝首脳会談まで、モヤモヤした取引が続くことになるでしょう」(IMSアセットマネジメントの清水秀和代表)
23日の市場は米朝の軍事衝突の危険性を感じ取り、戦争関連銘柄が大幅上昇した。
機雷・魚雷の石川製作所は前日比88円高(プラス3.9%)、火薬の細谷火工は77円高(プラス7.1%)、防毒マスクの重松製作所は41円高(プラス4.6%)、小銃の豊和工業は17円高(プラス1.5%)。
不気味な銘柄が値を上げたのだ。
「日経平均の下値メドは、4月上旬につけた2万1415円です。米朝首脳会談の行方によっては5月中に、その水準まで下落する恐れがあります」(黒岩泰氏)
24日の終値(2万2437円)からは1000円以上の開きがある。セル・イン・メイを警戒したほうがよさそうだ。
【ビジネス】市場が警戒…株価暴落「セル・イン・メイ」襲来の足音 https://t.co/SO6NCPYNWK #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年5月24日
市場が警戒…株価暴落「セル・イン・メイ」襲来の足音- 記事詳細|Infoseekニュース https://t.co/L4rxoO1wRb・・・5月28日迄に売っておこう!www
— 貝瀬和弘 (@Thinker007) 2018年5月25日
3. 2018年5月26日 00:59:18 : sUpHQ8Q75g : lG5Ry8H205A[76]
櫻井ジャーナルは数々の歴史的事象を基に
世界情勢を分析する方程式を組み立てており
それは十分科学的だし
予測も大きくは外してない
>>1 は米が和平を望んでることを証明できるのか?
そんな証拠や兆候があるのなら是非見てみたいものだ
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/870.html#c3
30. 2018年5月26日 01:03:29 : xPCwCxDanw : JFc1@COX17A[5]
正義の見方
【支持率1%】民民・玉木代表「(保釈の籠池について)場合によっては国会でもう一度話していただきたい」
2018年05月26日00:49
カテゴリ 民進党
http://www.honmotakeshi.com/archives/53550266.html#more(一部引用)
16: 名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区) [AU] 2018/05/25(金) 21:19:30.55 ID:wwZ3wx7u0
●裁判所でまずやれ。
●国会でそんなことすんじゃねぇ。
●法案を審議しろや!
●何のためにタマキンは国会議員になってるんだ??
●特定野党とマスゴミは馬鹿すぎる
10. 2018年5月26日 01:07:42 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[8614]
中野昌宏氏
「最低、という言葉以外出ないな。」
https://twitter.com/nakano0316/status/1000025856809418752
おどるポンポコリンだな。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/244.html#c10
2. 2018年5月26日 01:07:54 : bUJUipYisM : Z0t6BQo9ugk[1]
携帯電話すら取られて無い、財産は一切無い、と言ってた気がするが、
保釈金がよくあったね。国民のカンパか?そのお礼は言ってなかったが。
せこい疑問から失敬。
2. shue777[449] gpOCiIKVgoWCVoJWglY 2018年5月26日 01:07:56 : vBQ4YGb25Y : pZnrMh87KfA[11]
モリカケ疑獄を逸らすスピン報道に間違いないが、
異常に盛り上げ過ぎだろ、
ベッキー不倫騒動、STAP細胞問題、相撲スキャンダル、TOKYO事件、
みな指示してる側は同じ
やり過ぎで反吐が出る
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/251.html#c2
2. 2018年5月26日 01:12:05 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[746]
アメリカから北朝鮮への通告は将来、ハルノートならぬ
ボルトンノートと呼ばれるようになるのか
17. 豊岳正彦[65] lkyKeJCzlUY 2018年5月26日 01:13:43 : AKB67GaCh2 : rOxK_DunrP0[66]
ぜんぶ総務省憲法違反NHKが企んで頭の弱い義務教育落第者を次々に総理にして泥棒官僚のマリオネットにして罪をかぶせながらやらせてる。↓
非を詫びたタックル選手
コラム狙撃兵2018年5月23日長周新聞一面記事
>>https://www.chosyu-journal.jp/column/8084
日大のタックル選手は二十歳にして公衆の面前に出てきて、しっかりと非を詫びた。相手選手や関西学院大学のチームに対しては当然だろうが、それを公開リンチみたくテレビ中継までして顔を映し出し、騒ぎ立てる必要があるのだろうか…と思いつつ、彼が監督やコーチに睨まれることを覚悟の上でみずからの誤りを認め、謝罪した潔さに純粋なものを感じた。大人たちの打算的な振る舞いとは裏腹に、真っ直ぐにケジメをつけたのだ。
同時に、そうでもしなければトカゲの尻尾がすべての責任を転嫁され、「アイツが勝手にやったこと」として処理されかねない構造を思った。森友学園の籠池がそうだったように、黙っていたら悪役を一手に引き受けさせられ、場合によっては財務省職員のように自殺に追い込まれるケースすらある。そのなかで、潔く謝る事が相手への謝罪であると同時に、自分を守るための所作でもあったのだろう。そして、アメフトはもうしないと別れを宣言したのだった。あのタックルは素人目にも危険で、悪質だったことは疑いない。それを指示したとされる監督やコーチは、相手選手を壊すだけでなく、結果的に自分たちが教育を委ねられていた学生をつぶしたのだ。
若者の潔さと比較して、どうしても脳裏に浮かんでくるのが、嘘や隠蔽、問題のはぐらかしをくり返して逃げ回っている者のことだ。今度は愛媛県から新公文書が出てきたそうで、獣医学部を建設した加計学園の理事長が2015年2月に首相と面会し、獣医学部の構想を伝えたうえで「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と言われたとする文書が国会に提出された。これまで首相が獣医学部設置を知ったのは「2017年1月」としてきたが、加計疑惑の辻褄を根底から覆す記録が出てきたのである。首相も学園側も即座に否定しているものの、柳瀬首相秘書官の記憶喪失と同じく、また振り出しから「会った」「会ってない」「記憶にない」「記録にはある」の堂々巡りが始まるのかと思うと、ほんとうにいい加減にしてもらいたいと思うものがある。
5年経ってわかったのは、「美しい国」ではなく「恥ずかしい国」にしてしまった現実だろう。こうしてモリカケ、セクハラ、タックルと日替わりで騒動をくり広げている裏側で、国会はTPP11の承認案を可決し、働き方改革やカジノ法案などをまともな審議もなく強行しようとしている。
ボロボロに傷ついた対米従属国家は延々と漂流し、米国からの対日要求だけはきっちりと実行するゾンビ政権が続いている。その状態はいまや膿レベルという範疇にはおさまらず、腐って壊死しているかのようだ。
武蔵坊五郎
___________________
安倍政府「TPP11の承認案強行可決」
関連法案も強行へ/日米FTA交渉早める
(長周新聞2018年5月23日の一面記事から全文転載)
衆院本会議で18日、安倍政府は環太平洋経済連携協定(TPP11)の承認案を強行可決した。
参院に送付されたが、憲法の規定で参院の議決がない場合でも、30日後に自然承認となるため、6月20日までの今国会での承認が確定した。
安倍政府はTPP11の早期発効でアメリカの日米自由貿易協定(FTA)交渉要求をかわすとしているが、トランプは四月の日米首脳会談でも日本に対して日米FTA交渉を強力に迫ってきており、TPP11の早期承認がFTA交渉を早める結果になりかねない。
TPP11は六カ国以上が国内手続きの完了を通知してから60日後に発効する。
日本の場合、国内手続き完了には、協定の国会承認に加えて関連法案を衆参両院で可決、成立させる必要がある。
日本が国内手続きを終えるには、農業支援や知的財産保護を盛り込んだTPP11関連法案も成立させる必要がある。
同法案は自然成立のルールは適用されないため、参院での審議に焦点が移ることになる。
TPP11は、トランプがTPPからの離脱を決めたため、今年3月にアメリカを除く11カ国で新たに署名した。
元の協定内容のうち、知的財産分野を中心に22項目を凍結したが、関税分野は変更せず、日本はアメリカのTPP復帰を前提として、アメリカとの交渉で譲歩を重ねた農産物の市場開放水準をそのまま容認した。
>>https://www.chosyu-journal.jp/shakai/8086
安倍政府が審議を急ぐ口実としているのは、二国間のFTAに意欲を見せるトランプの圧力で、「TPPの発効を急ぐことでアメリカの要求をかわし、TPP復帰を促す」としている。
5月17日の衆院内閣委員会では安倍首相は、「離脱したときと比べてトランプ大統領のTPPへの姿勢は変わってきている」とトランプの翻意への期待感を語ったが、その根拠はどこにもない。
17日の同委員会での参考人質疑では東京大学教授の鈴木宣弘氏が「アメリカ抜きのTPP発効を急げば、出遅れるアメリカが逆にFTA要求を強める」と政府の性急な姿勢を強く批判した。
新協定は日本、カナダ、メキシコ、チリ、ペルー、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランドの11カ国が3月に署名した。
6カ国が国内手続きを終えれば60日後に発効する。
トランプは今年4月2日、「TPP復帰も検討」するよう米通商代表部(USTR)に指示したと報道された。
だが4月17日には米経済政策の司令塔を務めるクドロー国家経済会議(NEC)委員長が「いつかの時点で日本とFTAを結びたい」とのべ、TPPに関しては「アメリカにとって利益になる協定でなければならない」と再交渉が条件であることを説明した上で「現時点でトランプ氏は復帰することがアメリカの利益になるとは確信していない」と指摘した。
トランプも日米首脳会談の初日を終えた同17日のTPPについて「好ましくない」と表明し、安倍首相との夕食会後にはツイッターで「二国間取引のほうがはるかに効率的で利益になり、アメリカの労働者にもよい」との持論を語り、本音がFTA協議開始を含めた対日輸出拡大にあることを浮き彫りにした。
TPP交渉でも譲歩に次ぐ譲歩でアメリカに国益を売り飛ばしてきたが、トランプの離脱表明後もTPP早期発効に奔走する安倍政府の対米従属姿勢は、次は日米FTA交渉でTPP以上の譲歩を表明するものだ。
(了)
________________
2012年12月安倍自民党は総選挙公約として「TPP反対」「原発廃炉」「集団的自衛権否定9条厳守」「消費税凍結」を4本柱として当選したらすぐ公約を全部破棄して「原発再稼働」「消費税増税」「集団的自衛権行使9条改憲」そしてこのたびの「TPP発効」で全部嘘だったと証明された。
安倍自公政権は嘘つき泥棒汚職国会議員の集まりで、日本国憲法を誰も読めない国語障害者すなわちアホ馬鹿汚職公僕公務員の集まりである。
TPPは農家のみならず医師会も大反対だったが、医師会が2012年後もずっと選挙で全面的に支持する議員は自民党と公明党だから、医師会もただの馬鹿どころか根っからのあほバカだね(笑)
馬鹿医師会の言うとおりに自公議員を選挙で応援する医師会所属医師は、小学生より賢いのか?いや賢くないね、猿よりも愚かです(笑)
私が何様か?
私は人間様だよ、猿と違って三つ子から死ぬまで親孝行で他人に親切な先祖代々仏教徒日本人であり、日夜真面目に自らの仕事に専心勤労してにっこり笑って嘘偽り無く納税するこの国の主君「主権者国民」さまであーる。(笑)
______________
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/219.html#c17
57. 2018年5月26日 01:25:21 : mVJhyOxOZs : e9ShH1qH494[21]
森友、加計、山口の経緯を見れば、政治・行政・司法が全滅していることがわかる。
不正選挙で自民党が圧勝し続ける。
圧勝し続けるので、安倍を変えることもできにくい。
不正選挙を司る勢力が主権者となっており、その主権者のための政治となるが、一般国民とかけ離れているため、とんでもない政治になる。
森友、加計、山口、そして不正選挙を追求していけば、闇の支配者につながるのだが、実現できる人がいない。
これまでの悪事が度を越えているので、将来、不正のない選挙が行われ、まともな政権ができた場合、闇の支配者への追求が始まる可能性があるので、今後の選挙は不正選挙が続くことになる。
そして、とんでも政治が続いていく。
5. 2018年5月26日 01:33:49 : FStvt3888k : VGtbwAIorlo[4]
【5月25日 AFP】(更新)米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長との首脳会談を、依然として6月12日に行い得ると述べた。
トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で「会談は12日に行い得る。彼らに話しているところだ」と語り、「彼らは(会談を)とてもやりたがっているし、私たちもやりたい。そのうち分かるだろう」と話した。(c)AFP
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/865.html#c5
2. 2018年5月26日 01:39:20 : f7ehWEBrdc : yHKA3DVIfIM[1]
NHKはお犬さまがロシヤに行かれる報道ばかりしとったぞ
安倍より犬が大事だ 安倍はロシヤで何をしているのか
安倍も本物の犬になってしまえば?ワンワン
バカ嫁は太って、うれしそうな笑顔だな マトモな人間なら、やせる状況だぞ?
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/250.html#c2
6. 2018年5月26日 01:43:42 : aOQ056OFYg : cFmvSFlxafE[9]
関西発信の雪印タタキと同じ構図。
22. shue777[450] gpOCiIKVgoWCVoJWglY 2018年5月26日 01:50:40 : vBQ4YGb25Y : pZnrMh87KfA[12]
何としてでも即刻安倍を引き摺り下ろす、
このことだけは満場一致で成し遂げなければならない。
100%団結して真に成すべきことだ。
今すぐに。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/233.html#c22
7. 古西[13] jMOQvA 2018年5月26日 01:56:32 : 1jLsiaNIzA : 6gHEId0_jK4[13]
田舎といっても様々。私の地区は、平成6年より水洗化しました。
一番の問題は交通手段。買い物も通院も、車がなくては不可能です。
が、車を買うと税金がいっぱい付いてくる。税制が悪い。
田舎の必需品なのに、都会と同等扱い。買うと取得税+消費税+重量税。
ガソリンも揮発油税+消費税。高速料金もガソリン代より高い。
税金の二重取りで、贅沢品の様な税金を取られ、都会に行くには高速料金をしっかり取られる。
私的には、エネルギーも地産地消が一番効率がいい。原発は安全なので、東京など人口が多いところに作れば一番いい。辺ぴな田舎に原発を作り、都会まで非効率の送電線で送るのは、どう考えてもおかしい。
地方は空き地がいっぱいあるし、工場も少ないので、太陽光発電や風力発電で十分賄えます。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/329.html#c7
3. あおしろとらの友[1492] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2018年5月26日 02:03:02 : vfr6TDq3hI : 2D0bxpnCvJ4[2]
”アベ批判”ができないから自分達より弱者の日大アメフト指導部いじめへと矛先が向かうんだよ。それに国民がうまく食いついてくれたんで面目躍如ができたということ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/251.html#c3
14. 2018年5月26日 02:03:18 : ubsqxr99nk : L8tnnf@OvnU[288]
森永卓郎は、腐って来たな〜、
マスコミに出れようになると、権力に媚びる。
安倍のミックスは大賛成だったが、成功して否でないか、、、マネタリー理論は間違い、同志社大学;浜教授が賢かった。
金だけでないぞ!人生は。
安倍を切らないようでは、、、、森永、終わっている。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/345.html#c14
8. 2018年5月26日 02:05:44 : 5BQSDK7RbA : jC@0SCx0qmo[1]
田舎暮らしだが近鉄があるし、業務スーパーやマックスバリューだってあるので冷凍庫にまとめ買いするのでさほど不便じゃないよ。釣りもできるし畑で果物や野菜もつくれるしね。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/329.html#c8
1. 2018年5月26日 02:06:50 : yERre7895E : 2zSNupbVtbw[6]
問題なく画像投稿はできるよ。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/523.html#c1
4. 2018年5月26日 02:07:38 : ubsqxr99nk : L8tnnf@OvnU[289]
大阪維新の松井、こいつも首謀者(=日本会議)忘れてはいけません。
大阪選挙民の皆さん、大阪維新の会、松井は、政治家としてどうなんでしょうか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/231.html#c4
2. 2018年5月26日 02:11:18 : yERre7895E : 2zSNupbVtbw[7]
「跡地」に投稿してどうすんのさ。
こっちに投稿してみなよ。
http://img.asyura2.com/x0/iup8.cgi?action=forms
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/523.html#c2
6. 2018年5月26日 02:14:29 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[3072]
しかも、公費で行っているのだろう、政府専用機で。開いた口が塞がらないが、安倍夫妻は、悪名は無名を凌ぐ、とのとんでもない考えで行動しているようだから、沢山の税金を二人で使うことで、笑いが止まらないのではないか。
便乗している幹部公務員や財界人も相当数居るのだろうが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/894.html#c6
8. 2018年5月26日 02:14:55 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[441]
原子力推進の総本山IAEAは、放射線医学を支配下に置いている。
放医研自体がIAEAの傘下団体であることからもそれはわかる。
だからIAEAが福島原発事故の被害はなかったことにしろ、と命令すれば
黒を白と言わなければならない。
逆らえば放射線医として第一線では働けなくなる。
中川氏はそういう立場にあり、IAEAの命を受けて、
平気でウソを言っていることを理解しなければならない。
放医研、IAEAの協力センターに認定される
低線量放射線の生物学的影響を研究
https://web.archive.org/web/20130106012923/http://www.nirs.go.jp/information/press/2005/index.php?02_08.shtml
放射線より避難リスクが心配 東京大学医学部附属病院
放射線科准教授・中川恵一さん (SankeiBiz)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/793.html
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/773.html#c8
3. 2018年5月26日 02:15:53 : ubsqxr99nk : L8tnnf@OvnU[290]
いまだに結論も出さずに、安倍を延命、居座りさせている。
いい加減にせいよ! 自民党二階!
選挙民は、選挙で答えを差し出すしかないようだ、こんなに馬鹿とはね〜自民党二階。
参議院選、見ておれよ!
政権交代は、近いうちに、、、、
イタリアでも政権交代しましたね。日本でも出来ないことはない。
ほら、韓国でも政権交代しました。和平にかじをとりだしました。
戦争家・安倍だと、日本、極東の和平は遠のきます。
わかったでしょう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/248.html#c3
4. 2018年5月26日 02:16:42 : KKwhcPoxOE : hNXpvybgDiQ[10]
安倍がこれほどまでに嘘つきであることが明らかになった現在では、拉致問題についても多くのウソをついていると考えるのが普通だろう。特にめぐみさんの遺骨とされるものの鑑定結果は限りなく怪しい。その他にも、国民に明らかにできないととで、多くのウソをついている可能性がある。安倍は、北朝鮮とは何も解決しない状態が自分にとっては最善とかんがえている。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/254.html#c4
2. 2017疾風[149] glGCT4JQglaOvpWX 2018年5月26日 02:18:20 : 6KiUALiH2Y : Oa_rqtre98c[29]
高度プロフェッショナル制度はこのままでは労働者を合法的に過労死させるための法律になってしまうような気がする。この法律ができることによって過労死がどれだけ増えるかだね。増えることはあっても減ることはないんじゃないかな。経営者側や上司が勝手に設定した業績目標の成果を1ヶ月とか3ヶ月単位で判定して、目標に達していなかったら、報酬を下げて最終的に年収が4〜500万円くらいになってしまうという心配はないんですかね。この制度が濫用されて、経営者側や上司が「君の仕事は高度プロフェッショナルだから」と勝手に決めて、連日深夜まで働かなくては終えられないような量の仕事を残業代無しでさせるようなことが横行するような心配はないのだろうか。「目標を達成すれば早く帰宅できる」なんて笑っちゃうよな。次から仕事を大幅に増やされるに決まっているじゃないか。残業代の多い人はその分ボーナスを少なくして調節するとかで残業代節約の方法は他にあると思うけどね。どうも労働者の健康が軽視されているように感じるな。週に一日休日を与えれば一日に何時間働かせても良いなんて常識のレベルを超えた狂気を感じるね。もう何十年も前から「過労死」が問題になっているけど、一向に無くならないですよね。本気でなくす気はないんじゃないかと疑わざるを得ないね。
「過労死」なんてことがあること自体文明国として恥ずかしいことだ。深夜勤務が多くなれば、若い女性の安全も心配だよね。「目標が達成できていないから、今日は深夜2時まで仕事しろ。ホテル代は会社で出してやる、俺も付き合ってやる」とかね。労働者の健康の維持を前提に、どういう働き方がベストであるかもっと科学的に研究されるべきではないだろうか。「高度プロフェッショナル制度」は憲法の下記の条項に違反しているのではないでしょうか。
第18条
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
第25条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第二項
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
第98条
この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅および国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/257.html#c2
9. 2018年5月26日 02:19:30 : ubsqxr99nk : L8tnnf@OvnU[291]
安倍、こいつは何時、自分の言葉通りに政治家辞めるのか?
まだ辞めてないな〜
24日、中国メディアの環球網は、中国海警局の船が同日午前、釣魚島(日本名:尖閣諸島)周辺の12カイリ内を航行時に日本の海上保安庁の巡視船の追跡と妨害を受けたと報じた。資料写真。
中国海警局4隻が尖閣周辺の領海侵入、今年10日目=中国メディア「日本の巡視船が追跡と妨害」
http://www.recordchina.co.jp/b603612-s0-c10-d0054.html
2018年5月24日(木) 17時30分
2018年5月24日、中国メディアの環球網は、中国海警局の船が同日午前、釣魚島(日本名:尖閣諸島)周辺の12カイリ内を航行時に日本の海上保安庁の巡視船の追跡と妨害を受けたと報じた。
環球網は、産経新聞が「24日午前10時ごろから、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入するのを海上保安庁の巡視船が確認した。4隻は約1時間40分後、領海外側にある接続水域に出た。領海侵入したのは5月18日以来で、今年10日目。第11管区海上保安本部によると、1隻は機関砲のようなものを搭載しており、巡視船が監視を続けている」と報じたこと、NHKが「中国海警局の船が日本の領海に侵入したことが確認されたことから、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けている。政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している『情報連絡室』を『官邸対策室』に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっている」と報じたことを紹介した。
その上で、中国の国家海洋局が24日、ホームページで「中国海警の2307、2401、2101、33115艦船編隊が同日、わが国の釣魚島周辺の領海を巡航した」と発表したことを伝えた。(翻訳・編集/柳川)
1. 2018年5月26日 02:22:17 : yERre7895E : 2zSNupbVtbw[8]
なるほど。
さすれば、もし米朝間で半島の非核化が確約されたなら、国連は何かお祭でも用意してくれるのかな?
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/869.html#c1
3. 2018年5月26日 02:23:14 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-2302]
2018年5月25日
「働き方改革」関連法案の衆議院委員会採決強行に抗議する(談話)
社会民主党幹事長 吉川はじめ
1.政府・与党は、本日、社民党など5野党1会派の提出した加藤勝信厚生労働相の不信任決議案を衆議院本会議で否決した後、「働き方改革」関連法案の採決を衆議院厚生労働委員会で強行した。「働き方」はすべての国民に密接に関わる重要課題であり、拙速な取り扱いは許されない。しかも、森友・加計疑惑が深刻になっているにもかかわらず、疑惑の解明にフタをしたまま、長時間労働を助長し過労死を促進する「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の創設を含む悪法を力ずくで押し通そうとする安倍政権の強権的な姿勢は、断じて許されない。社民党は厳しく抗議するとともに、衆議院本会議上程を許さず、今国会での成立阻止へ全力で取り組む。
2.労働政策審議会で、「議論の出発点」と位置づけられていた「2013年度労働時間等総合実態調査」について、裁量労働だけでなく、一般労働者に関するデータの2割について、虚偽だったとして削除された。調査自体の信頼性が揺らぎ、法案全体の根拠が崩れている。新たに実態を把握するよう再度調査自体をやり直すとともに、法案自体を労働政策審議会に差し戻すべきである。
3.加藤厚労大臣は、野党の質疑にまともに答えないまま、意図的な論点ずらしやはぐらかしなどの不誠実な答弁を続け、質疑を混乱させてきた。それでも、高プロの危険性がますます浮き彫りになってきた。残業100時間相当で産業医の面接を受けても、そのまま働かせ200時間になっても良い。また、月のはじめに4日間休ませれば、あとは月末までずっと休憩なしの24時間勤務を連日にわたり求めることも法律上可能になる。年収1075万円の「見込み」としたうえで、所定労働時間を1日24時間労働に設定した契約を交わし、勤務時間実績が契約時間(6264時間)に不足していれば、「欠勤控除」として減額するというやり方も違法ではない。
4.高プロの要件とされる年収1075万円以上も法律事項ではない。日本経団連は年収400万円以上を求めており、塩崎元厚生労働大臣も「小さく産んで大きく育てる」としていた。一度導入されれば、国会審議を通さずに省令で拡大されることは必至である。高プロについて、加藤厚労大臣が要望を聞いた労働者はわずか12人にすぎない。労働政策審議会において労働側委員も反対意見を付し、連合や全労連、日弁連や労働弁護団、何よりも過労死の家族の会も反対を表明している。過労死の遺族との面会を拒否し、働く者が望まない制度を強引に押し通すことは断じて認められない。
5.与党は、残業時間の罰則付き上限規制を引き合いに、「一刻も早く長時間労働を是正しないといけない」として法案採決の強行を正当化している。しかし、年720時間、単月100時間未満、複数月平均80時間の残業を認め、きわめて不十分な水準である。建設業や自動車運転業務など猶予や除外の職種も残っている。審議では、月をまたげば、30日で150時間の残業も可能となる抜け道も明らかとなった。これでは、長時間残業に「お墨付き」を与え、過労死ラインの残業を容認したのと同じである。
6.痛ましい過労死や過労自殺が相次ぎ、重大な社会問題となっている今日、労働者の健康と安全を確保するための最低限のルールである労働条件規制を揺るがすことは断じて許されない。「同一労働同一賃金」も中途半端で不十分であり、雇用対策法を改正して、「労働生産性の向上の促進」を加えることも問題である。社民党は、企業のためではなく、真に働く者のための働き方改革の実現に向け、働く仲間の皆さんとともに、政府案の撤回・廃案とともに、すべての労働者が、健康とワーク・ライフ・バランスを確保しながら、健やかに働き続けられるための実効性ある法整備を求めていく。
以上
http://www5.sdp.or.jp/comment/2018/05/25/%e3%80%8c%e5%83%8d%e3%81%8d%e6%96%b9%e6%94%b9%e9%9d%a9%e3%80%8d%e9%96%a2%e9%80%a3%e6%b3%95%e6%a1%88%e3%81%ae%e8%a1%86%e8%ad%b0%e9%99%a2%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e6%8e%a1%e6%b1%ba%e5%bc%b7%e8%a1%8c/
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/257.html#c3
33. 2018年5月26日 02:23:30 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[442]
>>32
それはありうるね。
あの事故では丸一日臨界が続いて、従業員や付近の住民が
大量に中性子線被ばくをしている。
被ばく者は667名いることになっているが、その追跡調査は行なわれていない。
かなりの人がすでに亡くなっているのではないか?
東海村JCO臨界事故
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/755.html#c33
欧米で物議を醸した出会い系サイトが中国に進出し、サービスを展開していることが分かった。資料写真。
欧米で物議の出会い系サイトが中国に進出、中国メディアが問題視「政府は早急に調査を」
http://www.recordchina.co.jp/b602968-s0-c30-d0139.html
2018年5月24日(木) 23時0分
2018年5月21日、環球網によると、欧米で物議を醸した出会い系サイトが中国に進出し、サービスを展開していることが分かった。
問題視されているのは、「シーキングアレンジメント」というマッチングサイト。一般的なマッチングサイトは結婚や恋愛の相手を見つけることを目的としているが、このサイトはパトロンや愛人を見つけることに特化しており、いわば売春目的を公然とうたったサイトだという。
米メディアによると、サイトに登録している人は500万人に達し、そのうち200万人は在学中の学生で、性的関係と引き替えに学費や生活費の支払いを求める。利用者が最も多いのは米国で、カナダや英国、豪州などが続く。
創始者はシンガポール出身の中国系で、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業のMBAビジネスエリート。取材に「経済的に困難な若い女性がお金持ちに囲われるのは幸福なことであり、サービスには何の問題もない」と話している。
そして、このサイトはネット規制の厳しい中国にも堂々進出している。多くのアプリでリンクされ、中国版LINE「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントも取得済み。政府工商部門にも登記され、所在地は上海市の自由貿易区となっている。
中国版サイトは、提供するのは「オンライン上のクリーンな出会いだけ」とうたっているが、性犯罪の温床になる恐れがある。政府が早急に介入し速やかに調査した上で、こうした悪質なウェブサービスが中国国内に入り込まないように対策を講じるべきだと記事は訴えている。(翻訳・編集/岡田)
24日、鄭州晩報は、「駅で1歳の娘とはぐれた」と捜索届を出した母親の様子を見た警察官が不審な点に気付き、母親が約85万円で娘を売っていたことが発覚したという事件を伝えた。
1歳の娘を85万円で売った女、その日に10万円使い化粧品購入―中国
http://www.recordchina.co.jp/b603474-s0-c30-d0135.html
2018年5月25日(金) 5時30分
2018年5月24日、鄭州晩報は、「駅で1歳の娘とはぐれた」と捜索届を出した母親の様子を見た警察官が不審な点に気付き、母親が5万元(約85万円)で娘を売っていたことが発覚したという事件を伝えた。
河南省鄭州市公安局の鉄道駅分局は、現地時間21日午前6時32分に「昨日の午後8時に鄭州駅西広場で1歳7カ月の娘とはぐれた。探してほしい」という女性からの通報を受けた。そこで捜査チームが現場の聞き込みや防犯カメラの映像などから女児の足跡をたどり、駅やバスターミナルで捜索を行った。
しかし、懸命の捜査にもかかわらず手がかりがほとんどつかめず。不審に感じた警察官は徐々に通報者の母親の様子を疑い始め、「どうして10時間もたってから通報したのか」「家族は娘がいなくなったことを知っているのか」「昨晩はどこに行っていたのか」「まさかうその通報ではないか」などと母親に問いただした。
警察官が情報データベースを調べたところ、母親が20日午後8時17分ごろに駅から離れた場所にある火鍋店で食事をしていたことが発覚。さらに、20日昼には4万9900元(約85万円)あまりの金額が女性の銀行口座に振り込まれていたことが分かった。
警察官の追求に対し、母親はついに「20日に鄭州に遊びに行くと言って娘を連れ出し、5万元で娘を売った。その日の午後に、手に入れた金のうち6000元(約10万円)を化粧品の購入で使った。家族にバレるのが怖くて、子どもとはぐれたとうその通報をした」と真実を打ち明けた。
そして、娘を売った相手に連絡を取って売買のキャンセルを申し出ると、相手は「子どもを戻すには1万元が必要」と条件を付けた。警察官が不足分を建て替えたうえで、母親が6万元(約100万円)を持って約束の場所に行き、金銭と娘を交換したところで、潜伏していた警察官が取引相手の身柄を拘束した。
金銭欲しさにわが子を売った母親も逮捕され、刑事拘留されている。事情を聞いて駆け付けた娘の父親は「(塀の)中では言うことをよく聞きなさい。出てきたら、娘と一緒に迎えに来るから!」と妻に語ったという。(翻訳・編集/川尻)
25日、米国のドナルド・トランプ大統領が24日(現地時間)に米朝首脳会談を突然キャンセルしたことをめぐり、韓国政府と中国政府への事前通告はなかった可能性がある。写真は韓国大統領府。
突然の米朝首脳会談中止、韓国大統領府への事前通知はなかった?=「コリアパッシングだ」「文大統領は米国で何をしてきた?」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/b590309-s0-c10-d0124.html
2018年5月25日(金) 11時40分
2018年5月25日、米国のドナルド・トランプ大統領が24日(現地時間)に米朝首脳会談を突然キャンセルしたことをめぐり、韓国政府と中国政府への事前通告はなかった可能性がある。ニューシスなど複数の韓国メディアが伝えた。
報道によると、米国のマイク・ポンペオ国務長官は24日、上院外交委員会で韓国を含む他国政府への米朝首脳会談キャンセルの事前通知の有無について「ホワイトハウスが適切な時に述べる」と語り、明言を避けた。また「(トランプ大統領が)会談キャンセルの決定を下した後、中国の役人とは話していない」とも述べたという。これについて、ニューシスは「中国政府にも事前に通知しなかったことを示唆している」と伝えている。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「米国、よくやった」「中国を後ろ盾にして北朝鮮は調子に乗っていたからな」など、米朝首脳会談をキャンセルした米国を支持する意見が寄せられている。一方で「米国のやり方は過激過ぎる」「何を考えているんだろう?」など理解に苦しむという声も寄せられた。
また「文大統領、こういう時こそ頑張ってくれ」「頼みの綱は文大統領しかいない」など文在寅(ムン・ジェイン)大統領に現状の打開を願う意見とともに、22日に米韓首脳会談が行われたことを挙げ「文在寅は米国に行って何をしてきたんだ」とその外交手腕に対する疑問の声も見られた。
その他「コリアパッシングだな」「そもそも米朝間の問題。韓国に知らせる必要はないだろう」などとするコメントも見られた。(翻訳・編集/三田)
12. 2018年5月26日 02:32:12 : ew75ZdSsn6 : jocSAVTBgSQ[7]
動機がどうであれよい傾向ではある。犯罪者は叩くべき。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/228.html#c12
25日、新華網は、北朝鮮・豊渓里の核実験場爆破現場で撮影した写真を公開した。
中国の記者が見た、豊渓里の核施設爆破―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b603929-s0-c10-d0063.html
2018年5月25日(金) 14時0分
2018年5月25日、新華網は、北朝鮮・豊渓里の核実験場爆破現場で撮影した写真を公開した。
北朝鮮は24日、核実験場の坑道や付属施設の爆破処理を行った。取材が認められたのは中国、米国、英国、ロシア、韓国の記者団。記事は「北朝鮮は爆破処理を実施するとともに、核実験場の正式な廃棄を宣言した」と説明しており、2号坑道の爆破前後の様子や核兵器研究所の副所長が声明を発表する姿を紹介した。(翻訳・編集/野谷)
米国のトランプ大統領が米朝首脳会談の中止を表明した。会談の主導権を握ろうと北朝鮮は中国の後ろ盾を得て強硬姿勢に転じたが、「虎の尾」を踏んでしまった。中止に衝撃を受けたのは仲介役を務めた韓国の文大統領だ。写真は北朝鮮。
トランプ大統領、米朝首脳会談を中止、「虎の尾」踏んだ北朝鮮、中国の後押しも裏目に、 韓国・文政権には衝撃
http://www.recordchina.co.jp/b603537-s0-c10-d0059.html
2018年5月25日(金) 16時0分
2018年5月25日、米国のトランプ大統領が6月12日の北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との首脳会談を中止した。会談の主導権を握ろうと北朝鮮は中国の後ろ盾を得て強硬姿勢に転じたが、予測不能の「虎の尾」を踏み、裏目に出た。突然の中止に衝撃を受けたのは仲介役を務めた韓国の文在寅大統領だ。
トランプ大統領は金委員長に宛てた24日付の書簡で、北朝鮮側が示した「最近の怒りとあからさまな敵意」を理由に、首脳会談を「この時期に開催するのは適切ではない」と指摘。「私はあなたと会うことを楽しみにしていた」としながらも、「あなたは『核能力』を誇示するが、我々の核はとても大量で強力なため、使用されないことを神に祈る」とけん制した。
「最近の怒りとあからさまな敵意」は、北朝鮮の金桂冠・第1外務次官と崔善姫外務次官が朝鮮中央通信を通じて相次いで出した談話を指すとみられる。核問題の交渉を統括してきた金第1次官は16日、「我々を追い詰め、一方的な核放棄だけを強要するなら、そのような対話には興味を持たない」として、「朝米(米朝)首脳会談に応じるかを再考せざるを得ない」と表明した。
崔次官は24日、ペンス米副大統領が米テレビ番組で軍事的対応を排除しない姿勢を示し、「リビアのように終わる」と発言したことを非難。「我々はリビアの轍(てつ)を踏まないために高い代価を払った」と述べ、最高指導者が殺害されたリビアと、「核保有国」となった北朝鮮の違いを強調した上、ペンス副大統領が「政治的に愚鈍な間抜けであることは察するに余りある」などとしていた。さらに「米国が北朝鮮と会談場で対面するか、核の対決上で対面するかは米国の決心次第だ」と言及していた。
史上初の米朝首脳会談は、訪朝した文大統領の特使を通じて金委員長が提案。トランプ大統領がこれを受け入れてシンガポール開催が決まった。中国をも巻き込んだ米国の「制裁と圧力」に耐えかねた北朝鮮が非核化とミサイル実験の中止を“手土産”に呼び掛けてきたものと、少なくとも米国内では受け止められていた。
しかし、北朝鮮はこうした経緯をよそに非核化の進め方などをめぐり、米国の譲歩を引き出そうと毎度おなじみのチキンゲームを展開。トランプ大統領の逆鱗(げきりん)に触れた。これに対し、北朝鮮は25日朝、金第1次官名で「米国に時間と機会を与える用意がある」と異例の早さで反応。会談の実現に望みを託していることをうかがわせた。
聯合ニュースによると、会談中止を受け文大統領は25日未明、国家安全保障会議(NSC)を緊急招集し、対応を協議した。22日にワシントンでトランプ大統領と会談し、米朝首脳会談で非核化に向けた具体的合意を得るため、緊密に協力することで一致したばかりだっただけに、「当惑していて非常に遺憾」として、「首脳間の直接的かつ緊密な対話で解決していくことを期待する」との考えを示すにとどまった。(編集/日向)
24日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府が在韓米軍の駐留費用として、年間3兆4000億ウォンを負担していることが分かった。これは在日米軍に対する日本政府の負担額より高い水準だという。資料写真。
韓国が負担する米軍駐留費、日本より高い水準だった=韓国ネットから不満の声
http://www.recordchina.co.jp/b604015-s0-c10-d0058.html
2018年5月25日(金) 21時30分
2018年5月24日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府が在韓米軍の駐留費用として、年間3兆4000億ウォン(約3400億円)を負担していることが分かった。これは在日米軍に対する日本政府の負担額より高い水準だという。
韓国国防研究院のユ・ジュンヒョン研究員は24日、国会の委員会館で開かれた討論会に出席し、上記の内容を発表した。ユ研究員は「15年基準で、防衛費分担金など政府の財政支出を伴う直接支援が2兆4279億ウォン(約2400億円)、免税や機会費用などの間接支援が9589億ウォン(約960億ウォン)で、在韓米軍の駐留に関する費用は年間3兆3869億ウォン(約3400億円)と推算される」と述べた。また、「在韓米軍基地の移転など一時的な費用は2兆695億ウォン(約2100億円)で、これを含めると全体の費用は5兆4000億(約5400億円)ウォンに達する」と説明した。
さらに日本と比較し、「日本は15年基準で在日米軍の駐留に計6兆7758億ウォン(約6800億円)を支援したが、駐韓米軍の総兵力は6万2108人で、駐韓米軍の総兵力2万8034人より多い」とし、「総兵力を考慮すると、韓国は全ての費用項目において日本より高い水準で米軍を支援している」と指摘した。
討論会に参加したイ・ジェウン外交部防衛費分担金交渉TF副団長は「今後、米国と交渉する際、この資料を十分に活用する」と話したという。
国会外交統一委員会のキム委員は「韓国が米国に支払っている防衛費の分担金は世界最高水準」とし、「韓国政府の韓米同盟に対する寄与度が正しく判断されるべき」と強調した。また、「韓国は米国の最大の兵器輸入国であり、派兵費用も負担している」とし、「米国が韓国に一時的な戦略資産の展開費用まで負担させようとするのは不当」と主張。さらに「在韓米軍に勤務する韓国人に関し、米国は韓国内の労働法を違反している」とし、「日本のように、韓国政府が直接雇用する方法を検討すべき」と訴えた。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「早く終戦宣言して米軍を撤収させよう」「韓国に軍を置いているのは米国人の就職先を増やすためでは?米国の利益のためならむしろ使用料を支払うべき」「米軍を撤収させ、浮いたお金で兵器を購入すれば自主国防が可能になる」など在韓米軍の駐留に否定的な声が相次いで寄せられている。
一方で、日本と比較することについては「なぜ日本と比較する?北朝鮮や中国と陸続きで隣接している韓国とは違う」「休戦国と比較できるの?米軍の撤収は北朝鮮が核を放棄してから考えても遅くない」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
富士フイルムのゼロックス買収頓挫、古森会長は会見欠席で雲隠れ…日頃は熱いリーダー論語る
http://biz-journal.jp/2018/05/post_23480.html
2018.05.26 文=編集部 Business Journal
富士フイルム(「Wikipedia」より)
米ゼロックスの買収計画が暗礁に乗り上げた富士フイルムホールディングス(HD)の決算発表が注目された。
5月18日の決算発表の席上に富士フイルムHDのドン、古森重隆会長兼CEO(最高経営責任者)の姿はなかった。ゼロックスの買収スキームを描いたのは古森氏だが、その当事者が出席しなかった。買収や提携といった“前向き”な会見には必ず古森氏が出席して“独演会”となるのが常だが、不都合な場には現れないことが多い。そのため、「またかよ」と、会見に出席した記者の間から冷ややかな声が漏れた。
昨年発覚した、富士ゼロックスのニュージーランドや豪州の販売子会社の不正会計(売り上げ水増し)問題でも、古森氏は一度も公式な会場に姿を見せず、2017年6月29日の株主総会でも、助野健児社長から型通りのお詫びがあっただけで、古森氏は謝罪しなかった。
古森氏が公式の場に姿を見せたのは18年3月29日。再生医療関連企業2社をJXTGホールディングスから8億ドル(850億円)で買収すると発表した時だ。東京・港区赤坂の東京ミッドタウンにある本社で記者会見した古森氏は、「予防・診断・治療を手掛けるトータルヘルスケア企業を目指す」と力を込めて語った。
ところが、注目の5月18日の決算発表の席に、ゼロックス買収のディールを決めた当事者の古森氏の姿はなかった。
いくら助野氏が「われわれの計画がベストとの考えは変わらない」と強弁しても、空しく響くばかりだ。なぜなら、富士フイルムHD社内で助野氏は「ドン古森の腰ぎんちゃく」(若手社員)と評されており、「庶務課長のような存在」(ベテラン社員)と評する向きもあるからだ。
助野氏はゼロックス買収計画について「契約には法的拘束力がある。一方的に破棄できない」「(ゼロックス買収による富士ゼロックスとの)経営統合は最良の選択だ。ぶれることはない」「買収合意の破棄の無効を求める訴訟や損害賠償請求を検討する」と、これまでの主張を繰り返した。「交渉相手はゼロックス」だとして、大株主の要求には応じない考えを滲ませた。買収の時期について「時間的な制約はない」と述べ、長期戦を辞さない構えをみせた。
ゼロックスは5月15日、米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で、「10日までに株主への特別配当を5割(12.5億ドル、1380億円)積み増すよう富士フイルムHDに求めたが、回答が得られなかった」ことや「虚偽の声明を出したりした」と主張した。この点について助野氏は「(ゼロックスの言い分は)正しくない」と“泥仕合”の様相を呈している。
助野氏はCOO(最高執行責任者)だが、この問題の当事者ではない。ゼロックスのジェイコブソン前CEOと直接交渉をしていたのは古森氏やその側近である。
助野氏は「買収計画は実現できない場合の戦略」を問われ、「仮定の話。このスキームがベストと関係者に訴える姿勢は変わらない」と述べるにとどめた。
富士フイルムHDの19年3月期決算の業績予想には、買収の影響を織り込まなかった。
昨年6月29日の株主総会での古森氏の取締役選任に対する賛成率は83.26%、助野氏は80.51%と低かった。古森氏の16年の支持率は94.68%、助野氏は97.20%だったので、古森氏は11.42ポイント、助野氏は16.69ポイントも支持率が下がった。
富士ゼロックスの海外の販売会社の不正の実態について、きちんと説明責任を果たさなかったトップに株主が異議を申し立てたかたちだ。今年の富士フイルムHDの株主総会では、両氏の支持率はさらに下がるとみられている。
古森氏が安倍晋三首相の“応援団”といわれていることもあってか、ガバナンス(企業統治)能力に言及した記事は、ほとんど見当たらない。古森氏についても、経済ジャーナリズムは、“忖度”をしているのであろうか。
古森氏はリーダーの資質について、「社会や会社に対する使命感、全体のためにやる気持ちがないとダメだ」と常々、語ってきた。そうであれば、ゼロックスの買収が暗礁に乗り上げた経緯について、自ら前面に出て説明する必要があるのではないだろうか。
■ゼロックス、新CEOを任命
ゼロックスは5月16日、大株主のカール・アイカーン氏が推薦したジョン・ビセンティン氏をCEOに任命したと発表した。アイカーン氏の投資会社のCEOであるキース・コッツァ氏が会長に就いた。つまり、アイカーン氏に極めて近い2人がゼロックスの主要ポストを占めたことになる。
ビセンティン氏は米ヒューレット・パッカードやIBMに在籍後、複数のIT関連企業の顧問を務めた。18年3月からゼロックスの買収提案に関して、アイカーン氏のコンサルタントに就いていた。
ゼロックスは延期していた株主総会を7月31日に開くことを決めた。
助野氏は「アイカーン氏とダーウィン・ディーソン氏の持ち株が2人で15%程度」と指摘。「少数株主が指名し、実質的に支配する取締役会により、ゼロックスすべての株主が統合のメリットや価値を判断する機会を奪われれば、非常に残念だ」と述べたが、ゼロックスの経営陣が“反富士フイルムHD・反古森”に変質した現実を直視した発言とはいい難い。事態はもっと深刻である。
■ゼロックスは入札実施へ
ゼロックスの大株主で実業家のダーウィン・ディーソン氏は5月14日、同社の売却先を決める「公正な入札」を3〜4カ月後にも実施する方針を示した。米ブルームバーグテレビに電話で出演して明らかにした。富士フイルムHDと共同出資する富士ゼロックスについて「今の条件では(合弁を)解消することになるだろう」と述べ、半世紀以上続く提携関係の見直しにも踏み込んだ。
ディーソン氏は「我々がすぐに取り組むのは公正な入札だ」と明言。「私の経験では90〜120日後。(今回は)90日より少しかかるだろう」と述べた。入札には「関心があれば、誰でも加われる」とし、富士フイルムHDも排除しないという立場だ。
すでに複数の投資ファンドと協議を始めていることも明らかにした。
(文=編集部)
14. shue777[451] gpOCiIKVgoWCVoJWglY 2018年5月26日 03:05:35 : vBQ4YGb25Y : pZnrMh87KfA[13]
籠池氏がどういう思想や哲学を持ち、経営上の戦略を立て
国からの支援を要望したかなど、個人として法を守った上でなら
何の問題もないし全く自由である。
問題はその要望を国が適切に処理したかどうかである。
実体は安部と官僚が重大な法律違反をして
それを実行したのが明白であるから問題なのである。
安倍は税金を違法に横流しし、籠池氏を利用して
己の権力の裾野の地固めをしようとしたのである。
全くのファシズムである。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/207.html#c14
7. 2018年5月26日 03:09:50 : AiChp2veWo : crH3ggO@jw4[1260]
「国策勾留。まったくの冤罪だ」・・・国策勾留とか・・・これは、国家を愚弄する勢力だな。世界にも恥をかいた。死んでいったすべての兵士、特攻隊、回天、らの若人にどんな顔を向けられるのか?。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/247.html#c7
1. 2018年5月26日 03:10:26 : 0URAHOb0AM : WNqZFRhkQhU[301]
Shine!(死ね)、女性が輝く社会に。
キャツらが狙っている政策は、時代遅れのやり口であり、全然庶民の思いに立ってない。
特に女性蔑視の法策は愚かであり、国民を二分させるための方便としか思えない。
国と国の対立以前に、男と女という性差で対立を仰ごうという魂胆である。
こういうバカがこの国を牛耳っているのである。
一般庶民に気づけよと言いたいが、約半数のバカ国民がクラゲみたいに、根無し草の状況である。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/261.html#c1
15. 2018年5月26日 03:21:53 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[3073]
確かに籠池氏は口が上手く詐欺師の要素があるとしても、総理や総理夫人の権威を以て公金の歳出をした役人が一番おかしいのである。
恐らく、こうした特定の事業者に公金や公有地を破格で提供することは地盤看板カバンを世襲する議員集団と言える自民党であれば当然の任務と心得ているのだろう、何しろ知人友人後援者の要請に応じることが地元出身の世襲代議士の当選の理由なのだ。
従って、歳出実務を行う役人が財界から天下り先を確保し、かつ自民党の公認を受けて供託金を借りて選挙に出て当選、代議士となることも再就職の一環だとすると、幹部公務員にとっても自民党に協力するに、やぶさかでは無い筈だ。
自民、財、官の一体化によって公金や公有地が際限無く流出して行った戦後であると言えるが、汚職や腐敗の無い社会を目指す国と比較して財政規律が緩い国として、軍需関係ロビーからすれば格好のカモ葱となっている。
故に、自民、財、官の一体化で盤石であり、それを日米合同委員会やCSISなどの米軍産ロビー、シンクタンクが金づるとして手離さない構造であろう。
では盤石ながら何故籠池氏の梯子を外して落としたのかであるが、それはやはり総理夫人が出過ぎた故だろう。夫の権威を嵩に着たファーストレディが愚かだったのである。昔なら虎の威を借る狐と言われたものである。
愚かなファーストレディを官邸に居ついた官僚が伝書鳩の如くに飛ばし利益を運ばせようとしたところ、納税者の批判が拡散して官邸が慌てたという事だ。
総理夫人の名を使った名誉校長や園長の肩書で自治体が公金を、渋々ながらにしても嬉々としても事業者の願望どおりに決裁する旨味を、官邸と官邸官僚は覚えたのではないか。だから森友の次は加計だったのであろう。
総理の肩書は国民の所有物であり、官邸もまた国民の資産であるところ、官邸を舞台にして、総理と総理夫人が肩書を活用し、官僚がコンサルを行い、事業者に自治体の公金や公有地を斡旋するサイドビジネスは許されないことが明白となっているのである。
官邸に棲み付く総理、夫人、官邸官僚グループが公金歳出や名誉職を宛にすれば、結局は財務省や規制官庁を巻き込むしか無いのだが、仕事師グループも所帯が大きくなればなるほど統制を取るのは難儀になってくるだろう。
そうこうしている内に、中には辻褄合わせを嫌悪する者も出て来るのであり、籠池氏や中村知事などは仕事師グループには想定外であったろう。
本音と建て前、裏と表を使い分け、国会と納税者を煙に巻いた戦後の自民、財、官の護送船団方式であったが、内閣府で全てを手にしたいが為に霞が関を顎で使い、総理夫人のような素人をメンバーに入れたがために勝手が違っ事もあろう、欲張り過ぎが仇となり拙ったので籠池氏を収監させたものの、検察の統制までは限界があったという事だろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/207.html#c15
9. 2018年5月26日 03:28:05 : PGtvpMhfyw : euX6kxYWeko[1]
>>07
やっぱ水洗トイレじゃないと嫌ですよね。臭いし虫が湧くし。
後は都市ガス管さえあれば良いけど、それは贅沢と言うものかなw
自家用車は、まぁ贅沢品だと思っています。スクーターでも物足りるけど、やっぱりちょっと危ないですよね。幹線道路沿いだから、将来自動運転バスとかタクシーが来てくれればありがたいな。
原発はやはり危ないから東京には造らないでしょう。もしかして原発の近くにお住みですか。常に冷却水とかから多少の放射能漏れがあるみたいなので、釣りはしない方がよいと思います。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/329.html#c9
14. 2018年5月26日 03:39:23 : HHBZcxwyYM : NWC9k59pWHo[2]
安倍晋三よ 退路は断たれた 覚悟しておけ。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/308.html#c14
2. 2018年5月26日 03:40:47 : gDuJsjuxdc : b1x@ShChRGI[1013]
■朝日新聞社
アベの 朝日嘘つき新聞
叩きに 法的手段!
・・・がよい対処法である!
1. 2018年5月26日 03:46:37 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[126]
『通称<ポン大>の体質は、現今の通称<ウソツキしんちゃん政権&ヘドロ姦猟族>同根&同じ穴の狢なのである。』
その、同根の体質が、<日本怪偽・エセウヨ・ネトウヨ族>思考なのである。
そもそも<タク大><ポン大><コクシ姦大>は、大学、ってよりは戦前から脈々として温存されている<利権右翼養成学校>なんだよ。
特に<ポン大>は、戦後の“ベビーブーマー・受験戦争”時代に、闇雲に、学部・生徒数を増員し「マスプロ(大量生産)大学」の汚名を被っていた、曰く付きの“学校狂人”であり、幾多の「不正会計・贈収賄・背任」等々のスキャンダル塗れの“学校狂人”っちゅうことなんだよーん。
(だってさぁ、学問の府トップの<学長>が“歯科医師”上がりで、経営トップの<理事長>が“相撲部”上がりなんだよ?こんあことって、考えられる?信じられる?)
こうした、<日本怪偽・エセウヨ・ネトウヨ族>共通の体質・思考回路は、「嘘」「隠蔽=口封じ&口裏合わせ」「改竄」→「有耶無耶誤魔化し」なのである。
だが、連中のこうした“手口”はもう大半の「国民」から見透かされちまって、火に油を注ぐ!愚行でしか無くなっているのである。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/260.html#c1
2. 2018年5月26日 03:48:38 : gDuJsjuxdc : b1x@ShChRGI[1014]
■オイ 麻生
抜いた 4/28分「本省相談メモ」
出せよ!
え〜加減にせ〜や
ふざけんじゃね〜!
19. 2018年5月26日 03:50:28 : 6lHCmRWgrk : v8W9iafWebI[42]
気遣いじゃなくて、この前安倍がアメリカに行った時に変な猿知恵授けたんだろ。
戦争になったら日本が金を出すとか、交渉決裂させてくれたら、何十兆出すとか、
朝鮮半島は分裂させておかないと、アメリカにメリットがないとか、
半島平和で軍産複合体が潰れるとか口から出任せで適当な事をまくし立てて。
半島が平和になったら一番困るのは、安倍一味。
用済みになったら、余計なこと話される前に、軍複の末端の安倍一味は真っ先に消される。
今の状況で、一番尻に火が着いてるのは誰かといったら安倍一味に決まってる。
軍複自身は、世界中から戦争がなくなるわけじゃないから、まだまだ余裕がある。
たとえ会談が上手く行ったとしても、それで争いがなくなるわけでもない。
だから、用済みになる者が最も死に物狂いで嘘を並べたてまくる。
それに引っかかるトランプや、軍複の知能も、たかが知れたものだとも言えるけどな。
いまどき安倍に騙されるなんて人類の資格ないよ。
公文書なんか簡単に改ざんするような、安倍の言う事なんて信じる方が狂ってる。
だから、安倍みたいなのを置いておくと死に物狂いで最後に邪魔してくるから、
話が進まなくなるって言ったろ。
まあこれでトランプは歴史に残る大統領になるチャンスを逸したわけだ。
他に何の成果もない大統領だから、0点大統領に戻ったので、
辞めたあとは歴史的に最も愚かだった大統領と記録されるんだろうね。
1. 2018年5月26日 04:00:14 : Rt02UdjH9g : 7FMPgE6twRo[862]
ではどこに消えているんだ。
福島産アスパラガスを売っているスーパーなんかあるか?
無い、ということは、産地偽装して捌いている。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/775.html#c1
1. 2018年5月26日 04:08:34 : OkxRTrtANQ : JbqAoMDnRGI[119]
やはり様子見が正しいようだ
しばらく冷静な観察が必要だ
もしかしたら開催されるかもしれない
トランプの判断を見極めるのは本当に難しい
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/872.html#c1
1. 2018年5月26日 04:12:55 : IQTT5yottw : thP8JEa0@eQ[1]
ひぃ〜、いくら何でも、いくら何でも
それだけはカンベンして!!!
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/776.html#c1
2. 茶色のうさぎ[-6299] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年5月26日 04:23:14 : WRJ0Ki4bYQ : T6q6d9x@SWE[-11]
>対象 13,220人中で町内在住は614人(4.6%)
↑ たった、4.6%、、、<強制連行しろー♪ばか 冗談w
まぁ、復興なんて、無理! 町は? 自然消滅、自由解散と思います。
なお、浪江町で、約20、000人でしたね。 合計、33、000人だー♪
結論: 国会で、モリカケ問題なんて、、アホかー♪ばか うさぎ♂
2. 茶色のうさぎ[-6298] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年5月26日 04:30:12 : WRJ0Ki4bYQ : T6q6d9x@SWE[-10]
やっぱ、、
山本太郎氏、しかおらんなー♪ 応援♪ うさぎ♂
↓ 2017.4.14 復興特別委員会「1082人の甲状腺がんについて」
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/7060
8. 2018年5月26日 04:37:58 : IQTT5yottw : thP8JEa0@eQ[2]
マグマよ怒れ!
ウソツキやデタrメ省あほおを吹き飛ばせ!!!
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/532.html#c8
8. 2018年5月26日 04:44:08 : Hlx61xFhyw : eOkDsriW63E[4]
「宇予くん」 が大炎上した日本青年会議所のネット工作
10年以上前から行われていた可能性
https://megalodon.jp/2018-0416-0020-25/news.livedoor.com/article/detail/14546306/
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/247.html#c8
11. 2018年5月26日 05:02:32 : qaTaRwZuSA : sM0SkNNoAjA[1]
この法案を本当に通したかったのは野党^^
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/244.html#c11
4. めんたいこ[2687] gt@C8YK9gqKCsQ 2018年5月26日 05:03:33 : ELAJRYGcjI : jay0se0BLyA[1]
加戸は、アベの同族だからウソ吐いても平気だろ。この自慰さん、少し逝ってる?
>学部新設構想に「ブレーキがかかった」と訴えた。
低レベルで違法設置の大学新設構想など、どの道、ブレーキがかかっても何も
問題無かった。この狂った自慰様、幾ら貰ったか知らんが死に掛かったハイエナ
みたいな野郎だ。アベ一味だから息を吐くように平気でウソを吐く。
15. 2018年5月26日 05:44:11 : 5hSwi8IkXM : 9C185PyuZ2g[1]
ジムロジャーズが言ってる。アベクロは歴史に残る自国通貨を毀損した大悪人として。モリナガとかタチバナとかヨシフとか詭弁を弄してナニスル輩は全てアベクロに媚び売る座敷芸者でしかない。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/345.html#c15
23. 罵愚[6108] lGyL8A 2018年5月26日 05:47:34 : hSHzTJuc3o : CIATOpkDXl4[92]
Res13. 斜め中道さん
Res15. スポンのポンさん
国政選挙4連勝。党内外に対抗馬なし。倒閣運動は空中楼閣…ちがうかい(笑)。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/233.html#c23
4. 中川隆[-12517] koaQ7Jey 2018年5月26日 05:51:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
学習院大学山岳部、阿弥陀岳遭難事故の概要
http://www.yamakei.co.jp/yamakei-editors/2015/04/15/yama-to-keikoku201505_amidasounan.pdf
今冬の2月9日、八ヶ岳に入山していた学習院大学山岳部の5人 は阿弥陀岳で遭難し、チーフリーダーの吉田くん(男・4年) 、 土山さん(女・1年)の2人が死亡する悲しい結果となった。関 係者による検証作業が続けられているが、現在までに判明した 事実関係について取材することができたのでお伝えする。
学習院輔仁会山岳部=協力 野村 仁=取材・文 (文中敬称略)
学習院大学山岳部では、今回の事故後、原因究明のため検証作業を続けてきた。当事者からの 聞き取り内容がまとまり、遭難事故のアウトラインが明らかになってきた。
資料として参照できた計画書がある。最近、これだけの完全な登山計画書はなかなか見られな い。計画書作成の手本にしたいようなすばらしいものである。
日程は2月7日から11日までの4泊5日。行者小屋にベースキャンプ(以下BC)を設けて、赤岳西壁主稜、横岳西壁石尊稜、阿弥陀岳北稜を各1日で登る計画だった。
装備リストを見ると、 フィックス用を想定しているのか、メインロープ、スリング類の量が多い。パーティでツエルト 2張、個人でビーコン、ゾンデ(プローブ)、スコップ、携帯電話、サバイバルシートを携行し ている。安全対策面も万全といえる。
3月には春合宿として中崎尾根から槍ヶ岳を予定しており、本山行はそのためのステップアッ プとして行なう個人山行と位置づけられていた。
直前の2月5〜6日、吉田とサブリーダーのA(男・2年)は日本山岳会学生部のアイスクライ ミング集会に参加し、7日はジョウゴ沢付近で登攀システムの確認などを行なった。一方、後発 隊のB(男・2年)・C(男・1年)・土山は、柳川南沢道から行者小屋に入山し、16時過ぎに5人 がBCで合流した。その夜、天気予報を検討した吉田は、「明日は天気が崩れていくから、最も 早く終えられる阿弥陀岳北稜に登り、午前中にはテントに戻ろう」と提案した。
ホワイトアウトの中、誤って立場川へ下る 8日3時30分起床。昨夜の提案どおり、阿弥陀岳北稜を登ることに決定。
5時、テントを出発した。 晴れていて視界良好、周囲の山々が確認できた。日の出時刻の約1.5時間前、非常に早い出発だが、 北稜の岩場でヘッドランプがいらなくなるように計算されていたのだろう。
6時、ハーネス、アイゼンを装着。雪が降り出したが風は弱く、阿弥陀岳がよく見えた。
7時、北稜の岩場に到着し、2組に分かれて登攀開始。降雪が強まったが、まだ周囲の状況が 確認できた。岩場をスタカットで登り、雪稜をコンティニュアスで登った。
スタカットは難しい 岩場で行なう本格的な確保方法、コンティニュアス(略称「コンテ」)は容易な箇所で行なわれる、 より簡易的な確保方法である。
北稜には2カ所の岩稜があり、第1の岩稜はやさしいので確保不要のことが多い。
第2の岩稜は北稜の核心部で、両方をスタカットで登り、続くやさしい雪稜は コンテで登った。アプローチも含めて第2岩稜取付まで約2時間、岩稜を約1時間で通過し、7時 に阿弥陀岳に到着した。午前中に下山するには充分な時刻である。
しかし、天候はさらに悪化し、 風雪が強く、視界5〜10mでホワイトアウトの状況になっていた。
頂上で標識を見て、下山する赤岳方面がどちらかは確認できた。すぐに下降を開始した。
オーダーは先頭がB・C・Aの3人、後続が吉田・土山でコンテだった。
文三郎道を下る予定だったが、 視界が悪く風が強かったので、吉田は中岳沢を下るように指示した。資料には、雪崩を意識して どんどん下ったと書かれている。
中岳沢は雪崩の危険な場所として知られており、できるだけ早く通過する必要があった。風雪でホワイトアウトのなか、急斜面を下っている間は、かなり危険 な状況であることを感じていただろう。
ひとしきり下ってきつい斜面が平らになり、沢沿いとなった。この時点で5人は立場川本谷左俣の最上流部に入っていた。しかし、ホワイトアウトのため、現在地がどこかという意識はもてなかった。
中岳のコルを通過した記憶がないまま、中岳沢にいると思っていたのではないか。そうだとすれば、まだ雪崩の危険を逃れるために、急いで下り続けることが最優先事項であっただろう。
月日 時刻 事項
2月5〜6日 吉田・Aは日本山岳会学生部のアイスクライミング集会に参加
2月7日 吉田・A はジョウゴ沢付近にて登攀システムの確認などを行なう。
16:00 過ぎ、行者小屋BCで後発隊(B・C・土山)と合流
2月8日
3: 30 起床 5: 00 テント出発。天気は晴れ、視界良好、風もほとんどなし
7: 00 阿弥陀北稜の登攀開始。天候悪化し風雪強まる
8: 00 阿弥陀岳山頂着、すぐに下降開始。風雪強くホワイトアウト状態(視界5〜10m)。 雪崩を意識してどんどん下り、沢沿いに出る 時刻不明 現在地を把握し、立場川に下りて舟山十字路方向へ進んでいることを確認 時刻不明 南稜に続く尾根を確認し、その尾根をめざすことにする
16: 30 尾根に取り付き、南稜へ登り返す。途中、標高2100m付近でビバークを決断
18: 00 半雪洞を掘り、ツエルト2枚を使用しビバーク
2月9日
6: 00 出発準備
7: 00 南稜に向かって登り返す。天気は晴れ
9: 30 南稜正規ルートに合流。赤旗とトレースを確認
11: 00 青ナギで休憩
13: 00 無名峰とP1の中間地点でハーネス、アイゼン装着。吉田・土山はコンティニュアス、 ほか3人はロープを使用せずフリー
15: 30ごろ P3 に到着。約 30 分遅れて吉田・土山も到着。吉田・土山、ほか 3 人の順番で P3 のルンゼに入る。途中で吉田の指示により3人が追い越してそのまま先行(ここか らパーティが分かれる)
16: 30ごろ 先行の3人は阿弥陀岳山頂着。相談の上、北稜を下ることにする
18: 00 3人は行者小屋BC着
19:45 吉田・土山が下りてこないため心配になり、登山本部に連絡
21:40 監督と連絡がとれ、状況を説明
23: 00 (監督が)長野県警へ救助要請し、家族へ事情を説明。OB・部員6人が深夜、現地 へ向かう
2月10日
6: 00 起床。警察と連絡をとり詳細を伝える
9: 00 警察・OB・部員と合流。美濃戸まで歩いて下山
2月11日
14: 30ごろ 長野県警山岳遭難救助隊により広河原沢本谷第ニルンゼで吉田・土山の遺体発見
遭難に至る経過
遭難の意識はなく、そのまま南稜へ継続 しばらくの間、彼らは沢沿いを下っていった。青ナギの下付近で地図を確認したが、A以下3人は途中からルートを間違えたらしいことに気づいていたと言う。吉田はもっと早くから気づい ていたかもしれない。現在地が中岳沢でないなら、反対側の立場川側に下ったと考えるしかない。
道迷いの場合、現在地が不明であれば、一般的には引き返すことが最良の対処法である。しかし、本事例では現在地が把握できていたので、彼らは雪崩の危険地帯に向かって引き返すことはせず、南稜に登り返すことを決めたのだろう。
かなり下流まで下降して南稜に続く支尾根を視認し、そこをめざした。
それは立場川の標高1950m地点から立場岳に至る尾根だった。
16時30分、尾根に取り付き、登り返しを始めた。
途中2100m付近(推定)の樹林帯でビバークを決めた。
18時、斜面に半雪洞を掘り、ツエルト2枚を張った。雪洞の底に木の枝、個人マット、 ザックなどを敷き、各自、非常用装備のサバイバルシートを羽織った。
20時、雪が降っていたが、樹林帯中で風はほぼなかった。レーション(行動食)を食べ、お湯も飲み、落ち着いていた。寝るときは山側に下級生から並び、土山はシュラフカバーに入って 横になり睡眠はとれているようだった。男性4人は体育座り(両膝を立て両腕で抱えて座る)で、 寝たり起きたりしていた。吉田は除雪のため、一晩中ツエルトの雪を払っていた。
↓↓↓
阿弥陀岳東面の迷った地点。山頂から中岳のコルへの稜線 は意外に不明瞭で、視界が悪いときには立場川側へ引き込 まれやすい。誤ったルートのラインは筆者による推定で、 より厳密な検証作業が継続中である(写真=西田省三)
http://www.yamakei.co.jp/yamakei-editors/2015/04/15/yama-to-keikoku201505_amidasounan.pdf
南稜P3でパーティが分かれる
翌朝7時、南稜に向けて登り返す。天気は晴れ。樹林帯のためか風はほとんど感じなかった。
9時30分、南稜の立場岳付近に合流。この間はラッセルで、標高差270mの登りに2時間30分かかった。南稜には赤旗・トレースが確認できて、青ナギ、無名峰、阿弥陀岳頂上も見えていた。
前の年に主要メンバーは南稜をトレースしており、このときに、危険な状況はほぼ脱出できたと思ったのではないだろうか。
11時、青ナギで休憩。
13時、無名峰とP1の中間地点でハーネスとアイゼンを装着。吉田・土 山はアンザイレン(ロープを結び合う)してコンテを開始、ほか3人はアンザイレンしなかった。
このころ風が強まり、曇り始めて太陽が見えなくなると、急に寒くなったという。雪山では午後 になるとこのような天気変化になることが多い。
15時30分ごろ、A・B・CがP3到着、約30分遅れて吉田・土山が到着した。
P3は左側に巻いてルンゼ(第三ルンゼ右俣上部)をつめ上げるルートをとり、ここが南稜の核心部である。吉田はルンゼの状態を確認し「このまま行こう」と指示。
吉田・土山がコンテでルンゼへ、続いてA・ C・Bのオーダーで、ノーザイルでルンゼに取り付いた。ここは資料のまま引用する。
「ルンゼに入ると、先行する土山の登山靴が脱げかけ、履き直そうとしていた
吉田は急なルンゼで全員が止まったままの状況に危険を感じ、A・C・Bに先にルンゼを抜けるように指示を出す。
Aが追い抜く際に、吉田から
『このまま登っていては危険すぎるから、お前たちは 先に行き頂上に出たあと、中岳沢を使って行者小屋に先に降りろ』
と指示がある。
3人がルンゼを抜ける手前で、Bが後ろを振り返ったときには、吉田パーティはルンゼの3分の1を登った状況だった。
土山の位置が上がっているので靴は履けたようだった。」
その後、 Aを中心に1年のCをサポートしながら3人は登るのに必死で、吉田・土山を見ていない。
16時30分ごろ、阿弥陀岳頂上着。視界は比較的よく、北稜の最後の雪稜が確認できた。
下降ルートを相談し、迷う心配がない北稜を下ることに決めた。岩場は右から迂回し、25mほど懸垂下降 した。樹林帯に入ってヘッドランプをつけ、コンパスを行者小屋に合わせて進み、すぐ小屋が見 つかった。
18時、BC到着。近くにテントを張っていた農大山岳部に時刻を聞く。
暖をとり、凍傷箇所を ぬるま湯で温めた。凍傷は軽傷だった。
遭難発生、そして戻らなかった2人
ところが、それから1時間半ほど過ぎても吉田・土山は下りてこなかった。
心配になり、19時 45分、登山本部へ連絡した。
2時間後の21時40分、監督と連絡がついたので事情を説明。
ビバー ク2晩目になることから監督は緊急事態と判断し、23時、長野県警へ救助要請を行ない、家族に 事情を説明した。また、深夜にOB・部員6人が八ヶ岳に向かった。 この時点で遭難発生となった。
翌10日は早朝から、長野県警茅野署員とOB・部員ら計17人が 阿弥陀岳山頂から南稜付近を捜索したが、この日は発見できなかった。
一方、行者小屋にいた3 人は、凍傷が軽度だったため、部員2人に付き添われて美濃戸まで歩いて下山し、救急車で病院へ向かった。
11日も上空と地上から、約20人態勢で捜索が行なわれた。
県警ヘリが第二ルンゼの急斜面で 赤い手袋を見つけ、県警山岳遭難救助隊員らが付近を捜索した結果、そこから約200m下の滝で学習院大学パーティのたどった径路と遺体発見場所
一部のメンバーは前年に阿弥陀南稜をトレースしており、立場川側から安全に南稜へ登り返すことができるルートを選んだものと推測される。
また、遺体発見場所が第二ルンゼであったことから、阿弥陀岳山頂を越えた地点から滑落したと推測される
ビーコンに反応があり、2人は発見された。
時刻は14時30分ごろ、場所は広河原沢本谷第二ルンゼの標高2560m地点。2人はアンザイレンした状態で雪に埋まっていた。
死因は、吉田は多発外傷、 土山は特定できず、低体温症と推定された。
遭難の事実と報道などの相違点
今回の遭難事例については概要が判明しただけであり、これからも検証作業が続く予定である。 推定による論評などは避けるべきだが、筆者の文責としたうえで、いくつかの点を指摘しておき たい。
第1に、コースミスをして立場川本谷へ下ったものの、彼らはそれを道迷い遭難とはとらえていなかった。
引き返すことは雪崩の危険地帯へ長時間とどまることになる。それよりも安全性の 高いルートから南稜へ登り返し、阿弥陀岳北稜から南稜へ継続するルートを再設定した。彼らの 実力でこなしきれる確信あっての行動だっただろう。
したがって、南稜から阿弥陀岳を越えて BCへ下るまでの過程は、遭難ということはできない。
第2に、吉田・土山はアンザイレンしたまま、日没前に阿弥陀岳に登頂した。
土山のヘッドランプがザックの中にあったこと、滑落した場所が第二ルンゼであったことから、このことが推定できる(南稜から滑落すると第二ルンゼにはならない)。
そして、阿弥陀岳登頂後に何か突発的な原因から滑落事故が起こったと推定される。
つまり、本事例は道迷い遭難ではなく滑落事故であった。
第3に、パーティの中で弱いメンバーが土山であり、リーダーの吉田が土山をカバーする行動 をとっていたのは事実だが、それはパーティにとって当然の前提であった。一部の報道に見られ たように、土山が「遅れてパーティの足を引っ張っていた」という見方は正しくない。
土山は入部以来、トレーニング山行に積極的に参加し、技術向上に熱心に取り組む部員だった。それまで に習得できていた登攀技術、雪山技術を前提とし、さらに向上させるために今回の八ヶ岳山行は 計画された。
女性である土山は、ほかの上級生や男性部員と比較して体力的に弱い面はあるが、 しっかりとパーティについて歩き、南稜から阿弥陀岳に登頂している。
今回の遭難報道では、道迷い遭難と断定されていた点と、正規コースへ戻ろうとした際に疲労した土山が遅れ、それをカバーしようとした吉田も犠牲になった、という内容のものが多く見られた。
事実はそうではなく、吉田・土山ともに阿弥陀岳まではしっかりと自力で行動できており、 このときまで異変はなかった。
そして、その後何らかの原因により、滑落事故が起こったと推定される。
あと1時間少々の下りを残すだけだったことを思えば、何としても悔やまれる点である。
現在、学習院大学山岳部は無期限活動停止で、遭難事故の検証作業に取り組んでいる。一定の段階で中間報告を行ない、夏ごろまでに最終報告をまとめたいということだった。
* 最後に、亡くなった2人のご冥福を、心よりお祈りいたします。 (2015年3月31日)
©山と溪谷社 『山と溪谷』2015年5月号に抜粋版を掲載
http://www.yamakei.co.jp/yamakei-editors/2015/04/15/yama-to-keikoku201505_amidasounan.pdf
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/722.html#c4
3. 仁王像[2185] kG2JpJGc 2018年5月26日 05:53:31 : 3jXPswanB6 : Q13gZv9B7rY[1]
>>2
ご紹介の所で投稿できるようになりました。有難うございました。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/523.html#c3
2018年5月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら - 管理人さん
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/522.html
ここでもなんか間違いを指摘する声があります。
何があったか分かりませんが、政治板の場合わざわざまた2つ飛ばないといけないので、
できる限り早く修正してください。お願いします。
29. 2018年5月25日 22:21:49 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[8609]
▲△▽▼
トップページからの政治板へのリンクが間違ってませんか?
(「政243」になっているような気が…)
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/524.html
2. 2018年5月26日 06:01:39 : Hlx61xFhyw : eOkDsriW63E[5]
高度プロフェッショナル制度は、過労死激増に加え、
家族の命を奪われた遺族に深刻なダメージを与える。
http://blogos.com/article/299143/
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/261.html#c2
「米朝は根気強く歩み寄りを」中国外務省/nhk
5月25日 20時08分米朝首脳会談
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180525/k10011452961000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
アメリカのトランプ大統領が米朝首脳会談を中止すると発表したことについて、中国外務省の報道官は、「アメリカと北朝鮮の双方が根気強さを保って歩み寄り朝鮮半島の非核化のプロセスを進めることを望む」と述べ、中国としても双方の対話が実現するよう引き続き促していく考えを示しました。
中国外務省の陸慷報道官は25日の記者会見で、アメリカと北朝鮮は依然として会談の実現に意欲を持っているという見方を示し、「アメリカと北朝鮮はこれまでの進展を大切にし、根気強さを保って歩み寄り、朝鮮半島の非核化のプロセスを進めることを望む」と述べ、双方の歩み寄りに期待を示しました。
そして、北朝鮮が24日北東部にある核実験場を閉鎖するため坑道を爆破したことを「非核化に向けた重要な一歩だ」と評価し、「米朝双方や関係各国は、米朝対話を実現するための雰囲気や条件を作り出す必要がある」と述べ、首脳会談の環境作りを進めるべきだと主張しました。
一方で、中国の影響で北朝鮮がアメリカに対する態度を硬化させたという見方に対して、陸報道官は「中国は建設的な役割を果たしており、隠し立てするような作意はない」と反論し、対話や交渉が実現するよう、引き続き促していく考えを示しました。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/873.html
2. 2018年5月26日 06:04:26 : hesCGq807o : As0RjqNJN@0[238]
トランプの思考は何によって動き、動かされているか
あの文大統領さえも中止発表直前まで会っていて騙された?
トランプもその時は会議するは本気だった?
今度は、世間が騒ぐから、やっぱりやる?北朝鮮がやりたがるからやる?
金銭的打算、名誉欲?
双方にとって後戻りはできない道に入っているので
会談は行われ、「雨降って地固まる」になるといいですね
どうなろうと、31日のロシアでの会議で北朝鮮が、どういう発言をするかしないか
動きが止まることはない、過去の形には戻れないのは確か
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/872.html#c2
24. 2018年5月26日 06:07:54 : LD37zNu8ts : rPTg3_kJ2JQ[115]
>>4さん
少なくともトランプは、多くの国民の圧倒的な支持を得て当選した本物の大統領である。そして
アホブッシュ(911自作自演、イラク侵略・劣化ウラン弾大量投下、植民地化、ISILの育成)、
おバカ・殺人鬼ヒラリー(ISILへの武器・給与の提供、シリアへの違法空爆・インフラ破壊)
と違って、ニセ旗テロやISILへの支援をやめ、国民との約束を果たそうとしている。
また、アベ政権(不正選挙のインチキPM)のヤラセ・ミサイル危機を逆手に取って高額な
ジャンク兵器を買わせたことは事実だが、売国奴のアベと違って自国の利益を優先している。
以下、引用___
>http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/511.html#c5
軍産の手先である西側嘘メディアのデマ情報を垂れ流し、トランプ・バッシングに加勢するゲンダイ。日米で行われてきた捏造支持率と不正選挙、日本で却下され続ける不正選挙裁判を報道すべき。
以下は、嘘吐きインチキ総理のデンデンとトランプ様の比較。
1、トランプは、「多くの国民の支持」を得て、「選挙の不正を乗り越え」、大統領に就任した。
・・・・安倍は、「米国・財界の<指示>」と「マスコミぐるみの不正選挙」で売国奴総理となった。
>屋外競技場(?)のトランプ(数万人) VS 小さな集会所のヒラリー(100人?)
https://twitter.com/trump2016donald/status/646456684106391554
>あまりにも対照的な、枝野コールと逃げ回る国難のアベ: https://imgur.com/a/99SNP
2、トランプは、国民のための政府を作り、国民のための政治を実現しようとしている。
・・・・安倍は、憲法を無視・破壊し、国民を欺き、外資・多国籍企業・官僚機構のための政治を強行してきた。更に権力を私物化し利権・腐敗・情報隠蔽など、悪のオンパレード。そして人権弾圧を進め、天皇主権・軍国主義を根幹とする明治憲法の再来を熱望するカルト・ヤスクニ・日本会議・統一教会の精神異常者である。イラク・南スでの自衛官戦死も隠蔽している。
>【全文】トランプ大統領就任演説「国は国民に奉仕するために存在している」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/20/donald-trump-inauguration-speech_n_14292818.html
3、トランプは、米国軍産によるニセ旗テロやシリアへの侵略戦争を終わらせようとしている。
・・・・安倍は、日米軍産のポチとして、ニセ旗戦争に参加しようと必死になっていたが、米国の旧軍産が失脚し始めたので経団連の指示に従い、習さんに尻尾を振り始めたが、嫌われていることは明らか。
4、トランプは国民生活の向上を願い、1%のためのTPP・温暖化詐欺から永久離脱を決断した。また、日本のほか、世界各国に武器を売り、人殺しをせずに軍産を喜ばせている。他方、旧勢力で人殺し軍産のヒラリー・マケイン・ラムズフェルドなどの犯罪を暴きつつある。死刑になるかも?
・・・・安倍は、外資と多国籍企業の利益拡大のため、国民を見捨てTPPに執着し、キムさんに日本製(M菱?)のテポドンを電話で発注し、役に立たない高額な武器を購入し、国民を飢えさせながら親族の商社を喜ばせている。
5、トランプは、ふり仮名がなくても英文の原稿を読める。(当然か?)
・・・・安倍は、ふり仮名がないと「デンデン」と読み、ト書きがないと水も飲めず、得意技は虚言・詭弁とでんぐり返し。そして違法な大麻を医療用に処方しているとの噂もある。薬物中毒?
6、トランプは、米国の大統領として世界と日本に大きな影響力を持っている。プー・習さんも。
・・・・安倍は、兵器売買・人殺し・麻薬組織を業務とするCIAの手下であり、隷米売国のDNAを埋め込まれた奴隷。米資・多国籍企業・日米軍産のポチである。半分死んでる麻生も同じ。
7、トランプは、国民から圧倒的な支持を得ているが、マスゴミはバッシングを続けている。
・・・・安倍は、多くの国民から忌み嫌われているが、マスゴミは安倍ヨイショを続けてきた。
8、トランプは、プーチンと共に、世界平和を願う良識ある人々から期待されている。
・・・安倍は、世界の鼻つまみ者。日米軍産の悪あがきに踊る精神異常者である。
9、もしトランプに万が一のことがあれば、多くの米国民は悲しみの涙に明け暮れることだろう。
・・・安倍に万が一のことがあれば、多くの国民は天誅が下ったと歓喜の涙を流し、赤飯を炊き、万歳の声が溢れることだろう。世界首脳は、今後、嘘吐きで強姦魔隠蔽で下痢気味の鼻つまみ者に会わずに済むことを心の中で喜ぶだろう。
____________________________________
>不正選挙=電子投票数の操作(巨大な犯罪)は今行われている@
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=320897
腐り果てているアメリカの大メディアのうちでも、2社だけが、米大統領選挙について、本当の、候補者支持率の世論調査(Polls 、 ポール)を、書いている。それは、週刊誌の Time タイム誌 が、 「トランプ 89% 、ヒラリー 11% 」と書いていることだ。 もうひとつは、ケイブル・テレビの Fox Channel フォックス が、「トランプ 85.54% 、 ヒラリー 12.63% 」と公表していることである。この2社だけが、真実の 世論調査の結果を発表している。
>親玉の不正選挙が失敗しました。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51996114.html
テネシー州のローカルTV局が大統領選の結果をうっかり映してしまいました!
>トランプ大統領 大統領選不正投票調査の大統領令に署名 5月12日 6時15分
https://jp.reuters.com/article/usa-trump-voting-idJPKBN187356
>2014衆院選の後、日本の選挙で種々問題点あり(白票然り)国連として選挙見守り隊を派遣したい、という申し出。安倍はこれを拒絶。http://blogs.yahoo.co.jp/mvbzx0147/34800967.html
(1)4野党共闘へ:驚愕の情報です。2014衆院選の後、日本の選挙で種々問題点あり(白票然り)国連として選挙見守り隊を派遣したい、という申し出。安倍はこれを拒絶。今年5月、国連より報道調査団が来日、責任者が会見で、政権の報道弾圧を強烈に批判。国連は参院選の安倍圧勝、確実に疑問視してます。
(2)過去三度の衆参選の不正選挙、百件超の再集計申し立てが行われたが総て門前払い。当事者が相手ではムサシの解決は不可能。民主主義国の日本ではあるが国連選挙監視団が最後の選択肢。が、普通のルートでは手続きが厄介。ただ異常な参院選結果を見れば、国連・国際社会も、ルート外で派遣OKかと思う。
>国連の選挙監視団についての真実(吉報)2017年06月12日(月)
http://ameblo.jp/minakatario/entry-12282976807.html
>白川勝彦〜永田町徒然草〜選挙監視団を組織せよ。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/?itemid=1657
__________________________________引用終わり_
1. 2018年5月26日 06:08:24 : 17yo3W2TPh : WRLcUB2uRHw[223]
小沢民主党と安倍自民党の党首討論の件:
あの時安倍晋三は小沢さんから断りがあった、と言って党首討論は行われなかった。
後にテレビ番組で小沢さん自身が断ったことは無いと言った。
その時小沢さんは”安倍晋三が嘘をついた”とは言わないで、きちんと裏を取らないからこうなると言った。
安倍晋三嘘吐き大全集を楽しみにしています!
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/264.html#c1
3. 仁王像[2186] kG2JpJGc 2018年5月26日 06:10:55 : 3jXPswanB6 : Q13gZv9B7rY[2]
(会談中止は、一時的なものだ/無名氏)
・http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/863.html#c6
6.2018年5月25日 18:03:34 : qgAdsNt54I : I0i_diD@bC4[2]
この会談中止は、北朝鮮の外交部が、ペンス副大統領の愚かで、幼稚な発言を、痛烈に批判したので、馬鹿にされたペンスのメンツを保つためと、その後ろにいる福音派の有権者たちの支持をつなぎとめるために、トランプが取ったフェイクで、一時的なものだ。
気になったのが、発表したときの会見の場に、ペンスはいたが、ポンペオとボルトンの姿が見えなかったことだ。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/607.html#c3
3. 2018年5月26日 06:11:05 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[158]
声明に表れた激しい怒りとあらわな敵意に鑑み、私は現時点ではこの長く計画してきた会談を実施するのは不適切だと感じる。よって、この書簡をもって、双方のために、しかし世界にとっては損害となるが、シンガポールでの首脳会談は実施しないと表明する。あなたは自分の核戦力について語るが、米国の核兵力はあまりにも大規模で強力で、私はそれが決して使われずに済むことを神に祈っている。
わざわざ公開書簡で一方的に北朝鮮をなじり核攻撃も仄めかし首脳会談を中止、韓国の分大統領の面目も丸潰しにて、いざ戦争が起きれば日本と韓国がその戦費を賄う用意も出来ているとまで言い放ち、北朝鮮の「アメリカ側に時間と機会を与え、いつ、いかなる方法でも向き合って問題を解決する用意がある」をもって会談をやるかもと言うトランプ。
これまで北朝鮮が言ってきた事は総て受け入れての会談再開に向けてと受け止めれると思うが、超大国?アメリカの大統領としての言動には呆れてしまう。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/872.html#c3
25. 2018年5月26日 06:19:31 : IQTT5yottw : thP8JEa0@eQ[3]
ウルトラ・ライアマン劇場、みんな飽き飽きしていんだけど
御大が中枢に居座ってる以上、放置する訳にもいかんしなあ。
いっそのこと、はらからのピンカラ兄弟が出てきて
「すべてわたしの一存で・・・」と幕引きを謀る訳にもいかんだろうしなあ。
いずれにしても、責任のない者がさらに犠牲となるのは見るに忍び難いなあ。
(お馬鹿のことをアホオと言います、これ豆な)
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/233.html#c25
9. 中川隆[-12516] koaQ7Jey 2018年5月26日 06:22:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
宮崎真空管アンプ愛好会 オーディオ見聞録 オーディオ道場
熊本県阿蘇郡西原村桑鶴 TOMOKO森のアトリエ・オーディオ道場
http://miyazaki-vtc.sakura.ne.jp/kenbun1.html
オーディオ道場に上る道は雨でぬかるんでいて車はスリップして登れませんでした。
熊本地震の直撃を受けて屋根にはブルーシートがかかったままです。
元々、整理整頓された部屋ではありませんでしたが(失礼)
地震で痛んだところも多く、オーナーの片山さんが
少しづつ修復されている真っ最中でした。
すこしづつ、音が出るようにしているとの事です。
ヴァイタボックスCN-191の高音部ホーンをグレードUPしたもの
アナログプレーヤー EMT927
JBL2395 大型ホーン(音響レンズ) 下はオリンパスかな?
オーディオリサーチのプリアンプSP3 豪快なアメリカンサウンドです。
JBLハーツフィールドは休止中
300Bシングルアンプ
WE15Aホーンをフルレンジで使用。
ドライバーはWE555
フルレンジでもかなり下の方まで再生されます。
WE15Aホーンが設置してある2階からの俯瞰。
往年の名機がゴロゴロ
ここにも。
ここにも。
JBL HL88ハチの巣 音響レンズ
075 375-500
トーレンス THORENS ReferenceでMilesDavisをかけて貰いました。
クレデンザで再生する三橋美智也の『古城』
最後は三橋美智也『古城』をSP(クレデンザ)とCDとで聴き比べ。
SPの音の良さは音が出るまでのプロセスが単純なことにあるのでしょう。
これはCDとLPとの音の比較でも同じことで、CDはデジタルだから音が悪いのではなくて
音が出るまでのプロセス(録音時を含めて)が複雑なことが音の悪さに繋がって
いるのかもしれません。
2016年4月16日の地震(本震)が西原村を直撃して
大きな被害がでました。
オーディオ道場を訪問する前は電話もつながらずに
心配していましたが、
思っていたよりも被害は少なかったようで安心しました。
因みに、電話は故障中とのことでした。
一日でも早い完全復活をお祈りします。
http://miyazaki-vtc.sakura.ne.jp/kenbun1.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/713.html#c9
2. 2018年5月26日 06:23:17 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[159]
国連からの訴えとして至極真っ当な訴え、このままアメリカ、イスラエルを野放しにするのは戦争を呼び寄せ世界の平和を遠ざけ核によって地球を滅ぼす事にしか成らない。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/869.html#c2
マック中松誠三と東郷健を右翼にしたようなキャラは、馬鹿狭間の一番槍に相応しく、アッキード立花に懐柔された馬鹿息子の影響はミジンコも感じさせない会見で、ユンケルを十本位飲んだようにギンギンで、マザコンの非正規は籠妻の聖子とは違うガチの涙と笑顔にやられてしまった筈である。
これで、前川詩織と過労死遺族とアッキード事件被害者の会を結成すれば八百長の小泉旋風の三倍のガチフィーバーを起こす筈で、とりあえずお友達からみたいな感じで、百万円の返却の再開から始める事である。
つーか、日大アメフト部は三顧の礼で名誉監督に迎えて、報酬に籠池記念初等部を作ってあげたらよく、加計大学も籠池を名誉総長に迎えないと立て直し無理じゃねという感じである。
ちょっと思想的に問題があるが、応仁の乱を平定できるのは籠信長じゃねという感じである。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/311.html
サウジ王子とFIFA会長、協力強化の方法を話す
【モスクワ=共同】サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、ジッダの国際サッカー協会(FIFA)ジャンニ・インフパンティーノ大統領と会見した。
会合では、FIFAとサウジ総合スポーツ局(GSA)との協力を強化する方法を検討した。
この会合には、トルコ アル-シャイフ(?)GSA理事長も参加した。
原文ソース ArabNews
https://t.co/KbW808l111
Saudi Crown Prince and FIFA President discuss ways of strengthening cooperation
JEDDAH: Saudi Arabian Crown Prince Mohammed bin Salman met on Friday with the President of the International Football Association (FIFA) Gianni Infantino in Jeddah.
During the meeting, they reviewed ways to strengthen cooperation between FIFA and the Saudi General Sport Authority (GSA).
The meeting was also attended by GSA Chairman of the Board of Directors, Mr. Turki Al-Sheikh.
長らく姿を見せなかったサウジ皇太子、生きていたようだhttps://t.co/KbW808l111
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2018年5月25日
--------------------------------------------------------------------------------
4月21日あたりに起こった銃撃事件以後、行方不明だったサルマン皇太子。
なんと生きていたようだ。
なんか…まああれですね…はい
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/874.html
58. はろー[1175] gs2C64Fb 2018年5月26日 06:36:20 : f5zOuGhFXY : YnlWEdSYFzw[10]
悪循環を絶つには······😓
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/204.html#c58
196. 中川隆[-12515] koaQ7Jey 2018年5月26日 06:43:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
タヒチに行くなら星野リゾートに泊まってグローバリズム体験しよう
星野リゾート Kia Ora ランギロア (タヒチ・ランギロア島) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%98%9F%E9%87%8E%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88+Kia+Ora+%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%80%80%EF%BC%88%E3%82%BF%E3%83%92%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%82%A2%E5%B3%B6%EF%BC%89%23
タヒチ Kia Ora ランギロア|星野リゾート【公式】
https://www.hoshinoresorts.com/resortsandhotels/uniquehotels/rangiroa.html
https://rangiroalagoon.com/
星野リゾート Kia Ora ランギロア
ランギロアへようこそ
色鮮やかなブルーラグーンに囲まれた、ダイナミックな大自然。
椰子の木々が立ち並ぶ入口を抜けると、ポリネシア伝統建築を活かした一棟建ての客室群、
その向こうには息をのむような澄みきった色のラグーンが南国の太陽に照らされてキラキラと輝いて見えます。
その色鮮やかさと透明度の高さから、”ランギロアブルー”とも形容されるランギロアのラグーン。
世界中の人々を魅了してきたその青い海を思う存分満喫してください。
ランギロア島は、タヒチの首都パペーテがあるタヒチ島から北東に340km、タヒチの中でも圧倒的な海の透明度で知られるツアモツ諸島に位置する島。
この島は、240以上の小さなモトゥ(小島)がリング状に連なって形成された環礁の島で、上からその姿を眺めると、まるでネックレスのような形をしています。環礁とは輪状に広がる珊瑚礁のことで、中央部の火山島が海底に沈降して形成されたその独特の地形は、島というよりも輪、珊瑚(サンゴ)の輪のよう。
xxhsy657 横浜市, 神奈川県
これが星野リゾートなのか? The worst resort ever!
星野リゾート Kia Ora ランギロアの口コミJJ:2016年8月21日
タヒチ旅行を計画をしたときに、ボラボラ島のホテルは老朽化が進んでいるという情報を得て、海が綺麗そうだったこともあり、星野リゾートが経営するこのホテルを選びました。
海や部屋からの眺望はきれいでしたが、ホテルの質がとても悪いことに驚き、呆れました。
星野リゾートというブランドを信じた自分が愚かでした。
外国の方が書いた口コミまで丁寧に読んでから決めればよかったと大変後悔しています。
部屋(ビーチスイートバンガロー18)では
●WiFiはつながらない
●コテージのすき間が多く、虫がたくさんいる
●クローゼットの中、部屋の至る所にクモの巣がある
●屋根がすき間だらけで、大量のウッドチップが火山灰のように1日中降ってくる(喘息発作を起こすのではないかと不安になった)
●備品がほこりだらけ、天井のファンを回すとほこりやゴミが落ちてくる
●便器に前泊者の汚物が付着
●バンガローの前を頻繁に他人が行き来して、プライバシーがない
●バンガロー周辺を放し飼いの犬がうろつき、糞や尿があちこちに散乱、一晩中吠えるのでうるさくて眠れない
●制御の効かないジャグジーのモーター音が一日中うるさい
●近所のウクレレの音が深夜までうるさい
●お湯が出なかったり、出てもすぐ出なくなる、排水溝が詰まって流れない
●エアコンの故障を放置(ごまかすために温度調節窓に付せんが貼られていた)
サービス面では
●ハウスキーピングの時間がまちまちで、日中部屋を十分に利用できない
●言わないと床の掃除をしない、水場は軽く流すだけで汚れていても無視
●大量のウッドチップが枕カバーやシーツ・布団に堆積していても無視、どんなに汚れていても申し出なければリネン類は交換してくれない
●タオル類がいつも宿泊人数より少ない、全くないことも(3回位催促しないとそろわない)
●部屋のコーヒーカップ類がひどく汚れている(ハウスキーピングがバンガロー入口の足を洗う蛇口で軽くすすいで戻しているのを目撃)
●レストランやバーでしばしば注文と違う料理、飲み物が出てくる(オーダーが間違っていなかったことは伝票で確認済)
●レストランでキープしたボトルワインをスタッフが紛失、何度も説明を求めたが「忙しい」と1時間以上無視され、食事が終わってから「ない」と一言だけ言われた
●フロントはしばしば”OK"と返事したリクエストを無視する(忘れてしまう?)
●夕方シャワーのお湯が出なくなった際も修理に時間がかかり、他室のシャワーを案内すると言いながら迎えには来ず、プールで濡れた体が冷えて家族で風邪をひきそうになった
●フロントとレストラン位は英語が通じるが、ハウスキーピングなどコテージ周りのことをやっているスタッフはフランス語のみで英語が全くわからない人が多い
まだまだ細かいことは色々ありますが、きりがありません。
毎日散々な目に遭ってホテルのスタッフを信用できなくなり、チェックアウト前夜に請求書と伝票の事前確認をさせてほしいとお願いしました。1回は断られましたがしつこく言ったところ1時間後に出してくれました。
明細はフランス語で書かれており分かりにくかったのですが、税金が二重に請求されていました。
がく然としました。当日出発前の忙しいチェックアウト時だったら気づかなかったかもしれません。思い出すのもおぞましい最悪のリゾートでした。
帰国してからトリップアドバイザーのレビューを英語やフランス語も含めてじっくり読み返してみたところ、似たような経験をされた方が複数いることを知り、調査不足だったことを反省しました。次の旅行の糧にしたいと思います。
タヒチはもう行きません。他の星野リゾートを利用することもないでしょう。
Hoshino Resorts Hotel Kia Ora is the worst resort we've ever stayed at.
Room was so dirty.
Wood chips fell like snow from the ceiling.
There were spider webs everywhere.
We couldn't connect to the WiFi from our room.
We had to call reception everyday "The air conditioner doesn't work", "There's no hot water in the bathroom", "Housekeeping hasn't come yet", etc.
Many staff were unreliable.
Reception staff sometimes ignored our request even if they said "OKay".
At restaurant & bar, they served different food and drinks what we ordered several times.
Please check your bill carefully. We were charged taxes twice.
The quality here is at best 2 stars. Overpriced!
https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1154800-d324971-r408324294-Hotel_Kia_Ora_Resort_Spa-Avatoru_Rangiroa_Tuamotu_Archipelago.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c196
1. 2018年5月26日 06:43:37 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[160]
1カ月も要人の訪問に姿を現さなかったのは事実として残っている、仮に元気であったにせよ、これからは常に身の危険を感じつつの行動と成らざるを得ないだろう、そしてサウジの行動は既定方針通り?。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/874.html#c1
23. 2018年5月26日 06:45:21 : mQWIb7y9yo : RzbscbkL9YM[92]
9条の戦争放棄が「世界的にも稀な規定」で、「日本独自のもの」なんて勘違いしているから、「守らなきゃあ」なんて信仰に近い気持ちが沸いてくる。
しかし「不戦」は国連加盟国の義務で、「戦争放棄」を宣言している国なんていくらでも在って、軍隊を持たないとする国だって珍しくない。勿論憲法に書いてもいる。
しかしこの場合の戦争とか軍隊と言うのは「侵略を目的とした」もので、「自衛のため」のものを否定している国は無い。
何でもできる世界最強の米軍だって、クリミアを奪還したロシア軍だって、国際ルール無視の人民解放軍だって、みな「自衛の為」としている。
当り前だが、「侵略目的で軍隊を持つ」とか「権益確保の為戦争を行うべし」という国は一つも無い。
日本だって「自衛のための最低限の武力」は合憲としている訳だから、9条なんてあってもなくても構わない。
1945年以降に「戦争は一度も無かった」という『現実』に基づいて議論して欲しい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/891.html#c23
197. 中川隆[-12514] koaQ7Jey 2018年5月26日 06:51:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
グローバリストの楽園タヒチ
植民地を世界各国に持っていた欧米の男たちは自国で稼いで旧植民地で安く過ごし、現地の女性を片っ端から抱くというスタイルで生きる闇の男たちが存在する。
今に始まったことではない。「経済格差を利用したフレッシュ・トレード(flesh trade=肉体取引)」をしている男たちは200年以上も前から存在していたのだ。
合理的に、効率的に、そして貪欲に、女たちの肉体を食い尽くす。まるでハイエナのように食い漁る。
https://blackasia.net/?p=703
ゴーギャンは何故ヨーロッパを捨ててタヒチを選んだのか?
『楽園への道』
「ここは楽園ですか」「いいえ次の角ですよ」。子供たちが集まっての鬼ごっこ。主人公がフランスとペルーとポリネシアで見かけた子供たちの遊び―そこには「楽園に辿りつきたい」という世界共通の願いが込められています。ペルー生まれの作家バルガス・リョサ著『楽園への道』 (河出書房新社 08.1刊、池澤夏樹編世界文学全集第2巻)は、多くの人たちがユートピアを追い求めた19世紀に生きた、時代の反逆者にして先駆者であった二人の生涯を追った歴史小説です。
「スカートをはいた扇動者」といわれたフローラ・トリスタン(1803-1844)と「芸術の殉教者」ポール・ゴーギャン(1848‐1903)。二人の飽くことのない凄まじいばかりの「楽園」追求に圧倒されます。二人は、祖母と孫の間柄でした。
41歳で亡くなったフローラの短い人生を象徴するのは、彼女を絶えず襲う膀胱と子宮の痛み、そして心臓の近くに食い込んだ銃弾でした。原因は、夫であった版画家のアンドレ・シャザル。ペルー人の父親の死後、貧困な生活の中で母親から無理強いされた結婚。「夫と暮らしたあのぞっとする4年間に、一度として愛の営みをしたことがなかった。毎晩、交尾した。いや、交尾させられたのだ」。この下腹部の痛みは、結婚以来続いています。胸の銃弾は、フローラが裕福な叔父のいるペルー(夫からの逃亡先)からフランスに戻り、自らの半生を書いた自伝で成功を収めたときシャザルに撃たれ、手術後心臓近くに残ったものです。
アリーヌは、シャザルとの間のフローラの3番目の子供。アリーヌは、シャザルに3度誘拐され、強姦されます。フローラはシャザルを告訴し、その争いの中で、シャザルに撃たれたのです。不幸な娘アリーヌは、ジャーナリストのクロヴィス・ゴーギャンと結婚し、ポールを生みます。1848年の革命後、クロヴィスは家族を伴って、新天地を求めてペルーに向かいます。しかし旅の途中で病死し、アリーヌは二人の子供とともにペルーへ。ペルーでは、裕福な祖父の弟に歓迎され、アリーヌも子供たちも、生まれて初めて幸福な日々を送ります。ポール・ゴーギャンが、南の地に「楽園」をイメージするのは、このときの体験によるものです。
ポール・ゴーギャンは1891年6月、タヒチに到着します。43歳のときです。93年に一度フランスへ帰りますが、95年再びタヒチへと戻ります。1901年9月にタヒチから更に「未開」の地マルキーズ諸島に移り、03年に55歳で亡くなるまでその地に住み続けました。
タヒチでの最初の妻テハッアマナをモデルに描いたのが『マナオ・トゥパパウ(死霊がみている)』。裸でうつ伏せになったハッアマナがトゥパパウ(死霊)に怯えている。ヨーロッパがなくしてしまった幻想的な経験に、ゴーギャンは興奮に震えます。
『パペ・モエ(神秘の水)』。樵の少年と彫刻の素材を探しに、山に入っていきます。冷たい水の中に入り、少年が身体を寄せてきます。「青碧色の空間、鳥のさえずりもなく、聞こえるのは岩に当たるせせらぎの音だけで、静寂と安らかさ、解放感が、ここはまさしく地上の楽園にちがいないとポールに思わせた。またもやペニスが硬くなって、かつてないほどの欲望に気が遠くなりそうだった」。ゴーギャンは、マフー(両性具有者)に、偉大な異教文明ならではの自然さを感じます。著者バルガス・リョサのホモ・セクシャルなシーンは、ここでも美しい。
ゴーギャンは主張します。「美術は、肌の白い均整の取れた男女というギリシャ人によって作り出された西洋の美の原型から、不均衡で非対称、原始民族の大胆な美意識の価値観に取って代わられるべきで、ヨーロッパに比べると原始民族たちの美の原型は、より独創的で多様性に富んでいて猥雑である。・・・
原始芸術では、美術は宗教とは切り離すことはできず、食べることや飾ること、歌うこと、セックスをすることと同様に、日常生活の一部を形成している」と。
盲目の老婆のエピソードは、ゴーギャンの立ち居場所を示唆して、興味深い。ゴーギャン自身も、極度に視力を衰えさせています。ボロを身にまとった老婆が、どこからともなく現われます。杖で左右をせわしく叩きながら、ゴーギャンのもとにきました。
「ポールが口を開く前に老婆は彼の気配を感じて手を上げ、ポールの裸の胸にさわった。老婆はゆっくりと両腕、両肩、臍へと手でさぐっていった。それからポールのパレオを開いて、腹をなで、睾丸とペニスをつかんだ。検査をしているかのように、彼女はつかんだまま考えていた。
それから表情を曇らせると、彼女は胸糞が悪そうに叫んだ。「ポパアか」・・・
マオリの人々はヨーロッパ人の男をそう呼ぶのだった。」
ポリネシアに「楽園」を夢見てきたゴーギャンの、挫折の場面です。セックスによって原始にアプローチし、そしてセックスによって原始から挫折するゴーギャン。1903年、ひどい悪臭を漂わせながら、死んでいきました。
そして、最も忌み嫌い反抗し続けたカトリック司教の決めた場所に埋葬されました。 墓碑銘としての司教の手紙には、次のように書かれていました。
「この島において最近、記すに足ることはひとつ、ポール・ゴーギャンという男の突然の死だが、彼は評判高い芸術家であったが神の敵であり、そしてこの地における品位あるものことごとくの敵であった」
http://minoma.moe-nifty.com/hope/2008/01/post_937b.html
ゴーギャン展 東京国立近代美術館。
展示は解り易く年代順に、師ピサロを含めた印象派の影響がいかにも強い初期の数点から始まる。1886年のブルターニュ滞在以降、次第に「ゴーギャンらしい」絵になっていき、そして91年のタヒチ行きとなる。
続いて、連作版画「ノアノア」(1893−94)。帰国後、タヒチの絵の評判が悪かったため、まずタヒチの宣伝をしようと発表したものである。最後はタヒチ移住(1895)からマルキーズ諸島での死(1903)まで、「我々はどこからきたのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」までを含む7点。
以下に掲載した画像のうち、ゴーギャンの作品はすべてこの展覧会で展示されたもの。
『男の凶暴性はどこから来たか』(リチャード・ランガム/デイル・ピーターソン、三田出版会)では、「幻想の楽園」と題する第五章で、南洋諸島に都合のいい「楽園」を見ようとした人物としてゴーギャンを挙げている。
それによると、ゴーギャン(1848−1903)はタヒチを、ほかの男に邪魔されないプライベート・クラブであり、純真でありながら口説けばすぐに落ちる少女や女たちで溢れた「楽園」として描いた。その楽園には男は一人しかいなかった。
その男は楽園の創設者であると同時に覗き見をする者でもあり、性的な魅力のある若い娘たちの姿に夢を追いながら、自然の中の平和という素朴な観念を満足させていたのである。
しかし現実の止め処もなく「文明化」していく島での生活に於いては、役人や同国人と絶えずトラブルを起こし、性の相手には不自由しなかったものの、性病が原因で次第にそれもままならなくなっていく。
ま、どんなものにせよ、他人の見解は鵜呑みにすべきではなく、少なくともゴーギャンの「視線」については、ランガムとピーターソンが言うほど単純ではなかっただろう、とゴーギャンの絵の実物を目の当たりにして思いましたよ。
「画家=男」の視線については、ちょうど佐藤亜紀氏が先日の講義でドラクロワ(「サルダナパールの死」)とアングル(「トルコ風呂」)のそれを比較しておられた。
ドラクロワはサルダナパールに自己投影すると同時に、そんな自分に対する陶酔している。
一方、アングルの視線は絵の外にある。円いフレームは覗き穴であり、女たちは見られていることに気づいていない。この視点の違いは、それぞれの性格の差にも拠るが、何よりも描いた時の年齢に拠るところが大きいだろう。ドラクロワは29歳、アングルは、なんと82歳である。
1894年「パレットをもつ自画像」。
そういや、ゴーギャンがどんな顔をしてたのかすら知らなかったのであった。『炎の人ゴッホ』ではゴッホに扮したカーク・ダグラスが、よく似てるだけに、なんつーかコスプレみたいだったが、ゴーギャン役のアンソニー・クインも、結構実物と同じ系列の顔だったのね。
自画像からは、強い自意識が感じ取れる。ゴーギャンの興味は無論、己の顔の造形やそれをどう描くかではなく、その内面を表現することである。
1892年「かぐわしき大地」。
ゴーギャンの視点は画面の外にある。女はゴーギャンに、画面の外の男に視線を向けている。彼女の内面は窺えない。だが、視線の先の男に対して興味を抱いているのは明らかだ。言うまでもなく男にとっては、それだけで充分である。
.
1890−91年「純潔の喪失」。
モデルは、お針子でゴーギャンの愛人、ジュリエットだという。妊娠させた彼女を捨てて、ゴーギャンはタヒチへと発つ。 このジュリエットの死体のように蒼褪めた肉体に比べれば、「かぐわしき大地」の女のそれは、まさに黄金のごとく輝く。完璧な肉体の表現に、「内面」は伴っていない。必要ないのだ。
1897−98年、“D'où venons-nous? Que Sommes-nous? Où allons-nous?”
二分割された画面の右側、背を向けた二人の女は、アングルが好んで描くポーズを思わせる。寄り添って座り、画面の外の男を窺い見る二人の女のうち手前のポーズは、マネの「草上の昼食」と同じである。偶然ではあるまい。
そして、画面の外を窺い見る「異国の女たち」という主題は、ドラクロワの「アルジェの女たち」と共通である。こちらは参考にしたというより、同じ主題を扱えば自ずと似てくるのであろう。
魂のない、顔と身体だけの存在。無論、「見られる女」の内面が問題とされないのは、むしろ当然である。女が何を考えていようと、「見る男」にはどうでもいい。せいぜい、彼に対して興味を抱いているか否か、くらいなものだ。共有するものが少ない「異国の女」であるなら、なおさらである。
という、わかりやすい解釈に収まりきらないのが、黒い犬の存在だ。
1892年「エ・ハレ・オエ・イ・ヒア(どこへ行くの?)」
女たちばかりのタヒチの風景の多くに、この黒い犬は入り込んでいる。ゴーギャンの分身であるのは間違いない。 画面の外から女たちを眺めると同時に、画面の中にもいる。ハレムの王などではなく、女たちと性交できないばかりか、多くの場合、顧みられさえしない存在としてである。
悪夢さながらの現実の中、描き続けたのは楽園の夢だった。夢そのものは、都合のいい、しょうもない妄想だと断じてしまうことができるだろう。それでもその作品は、紛れもなく力強い。
http://niqui.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/index.html
▼ゴーギャンは何故タヒチへ向かったのか?/金丸好良(自由文筆家)▼
「僕は、ゴーギャンで初めてタヒチを知ったんです。そこで、ゴーギャンが、いかにイカレた芸術家だったのかを話したいと思います。はっきり言ってこの人ヤバイ!フランスからタヒチまでなんて、むちゃくちゃ遠いんです。当時で10週間。70日ですよ。こんなに遠いのに何故行ったのか? じつは、出生に関係があるんです。
ゴーギャンは、1才から7才までペルーに住むことになり、黒人の召使いがいるボンボン生活。友達は、中国人の女の子。これもカギを説く1つです。子供の頃の経験は、のちの人間形成に影響すると言いますから。彼のタヒチ体験の基礎は南米のペルーにあるのです。ここがポイント!
フランスに戻ると協調性のない放浪癖のあるちょっと変わった子供で、馴染めなかった。義務教育が終わると、ゴーギャンは見習い水夫に。海への憧れが強かったんですね。彼は何を求めていたのか?『楽園(パラダイス)』です。彼にとって、幼少時代のペルーの生活がまさに楽園だったんです。ゴーギャンは、一生この『楽園』を探し続けるのです…」
http://www.peaceboat.org/cruise/report/32nd/apr/0420/index.shtml
わが国でもっとも広く読まれているゴーギャンの著作は、タヒチ紀行「ノア・ノア」であろう。しかし、これまでの流布本は、友人の象徴派詩人シャルル・モーリスが大幅に手を加えたものを底本にしており、オリジナルにくらべると〈はるかに真実味の薄い、誇張された〉ものであった。
ゴーギャン自筆の原稿をはじめて翻訳した本書は従来看過されていた真の意図を明らかにし、彼の素顔を示してくれるであろう。また、レンブラント、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ルドン、マラルメ、ランボー等に関する思い出やエッセイはこの創造的な芸術家・思想家の内面を語ると同時に、魅力的な作家論ともなっている。
〈私は単純な、ごく単純な芸術しか作りたくないんです。そのためには、汚れない自然の中で自分をきたえなおし野蛮人にしか会わず、彼等と同じように生き、子供がするように原始芸術の諸手段をかりて、頭の中にある観念を表現することだけにつとめなければなりません。こうした手段だけが、すぐれたものであり、真実のものなのです〉(タヒチに発つ前、1891)
〈私は野蛮人だし、今後も野蛮人のままでいるつもりだ〉(死の直前)
http://www.msz.co.jp/book/detail/01521.html
『ゴーギャン オヴィリ』
一野蛮人の記録 ダニエル・ゲラン編/岡谷公二訳 [復刊]
オヴィリとは、タヒチ語で「野蛮人」を意味する。ポール・ゴーギャンが1895年のサロン・ド・ラ・ソシエテ・ナショナル・デ・ボーザール(国民美術協会展)に出品して拒否された、異様な、両性具有の陶製彫刻の題名である。本書のカバーに用いられているのは「オヴィリ」と題された水彩画で、このほか本書の表紙には「オヴィリ」の木版画の複製、扉には「オヴィリ」のブロンズ像の写真が刷り込まれている。
男神にして女神でもあるこの野蛮な神オヴィリに、ゴーギャンは自分をなぞらえていた。ゴーギャンの著作には、野蛮人になりたいというライト・モティーフが、たえず立ち戻ってくる。
ゴーギャンは「粗野な水夫」として人生を始めたと自分で言っているように、もと商船の船員であり海軍の軍艦の乗組員で、株式仲買人の職を捨てて絵画に没頭した。しかし早熟で、しっかりした中等教育を受けた画家=文筆家ゴーギャンには、独学者風なところは少しもなかった。
もっとも洗練された文明の美しさを認める、優れて文明化された野蛮人という本質的二重性。そして一方、オセアニアへの自己追放の中にある、単に文化からの脱走ではない、未開拓な絵画の主題を求めて最後には文化を豊かにするという芸術家としての計算。新しい着想を求めて地球の反対側へと赴いたことは、彼を劇的な矛盾の中にとじこめたが、このような距離をとったことが、遙か彼方の過去・現在の文明を明晰に深く判断することのできる立場を彼に与えた。
ゴーギャンの残した厖大な文章の集成が、このおどろくべき先駆者の、生と芸術を照らし出す。
私は十二月に死ぬつもりだった。で、死ぬ前に、たえず念頭にあった大作を描こうと思った。まるひと月の間、昼も夜も、私はこれまでにない情熱をこめて仕事をした。そうとも、これは、ピュヴィ・ド・シャヴァンヌのように、実物写生をし、それから下絵を作り、という風にして描いた絵じゃない。一切モデルなしで、結び目だらけのざらざらした小麦袋のキャンバスを使って、一気に描いた。だから、見かけはとても粗っぽい。(……)
これは、高さ一メートル七十、横四メートル五十の絵だ。上部の両隅をクローム・イエローで塗り、金色の時に描いて隅を凹ませたフレスコ画のように、左手に題名、右手に署名を入れてある。右手の下に、眠っている幼児と、うずくまっている三人の女。緋色の着物をきた二人の人間が、それぞれの思索を語り合っている。この、自分たちの運命に思いをいたしている二人を、かたわらにうずくまった人物――遠近法を無視して、わざと大きく描いてある――が、腕をあげ、驚いた様子で眺めている。
中央の人物は、果物をつんでおり、一人の子供のかたわらに二匹の猫がいる。それに白い牡山羊。偶像は、神秘的に、律動的に腕をあげ、彼岸をさし示しているように見える。うずくまった人物は、偶像の言葉に耳を貸しているらしい。最後に、死に近い一人の老婆が、運命を受け入れ、諦めているようにみえる。……彼女の足もとに、あしでとかげをつかんだ一羽の白い異様な鳥がいるが、これは、言葉の空しさをあらわしている。(……)
ローマ賞の試験を受ける美術学校の学生に、「われらはどこから来たのか? われらは何者なのか? われらはどこへゆくのか?」という題で絵を描けと言ったら、奴らはどうするだろう? 福音書に比すべきこのテーマをもって、私は哲学的作品を描いた。いいものだ、と思っている。(……)
(友人の画家・船乗りモンフレエ宛、1898年2月、タヒチ、本書200-201ページ)
ここに書かれている「大作」とはむろん、この春から日本初公開の始まった《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》(ボストン美術館蔵)のことだ。ゴーギャンの死後にまでわたってもっとも忠実な友人だったダニエル・ド・モンフレエへ宛てて書かれた手紙の一節である。
http://www.msz.co.jp/news/topics/01521.html
ピトケアン島の出来事
西暦1789年、フランス革命が勃発したのと同じ年、南太平洋上において水兵の反乱が起こった。舞台となったのは、イギリス海軍の軍艦、バウンティ号である。
副航海長フレッチャー・クリスチャンに指揮された反乱水夫たちは艦長のブライを拘束、ブライは艦長派と目された乗組員とともに小型のボートに乗せられて茫洋たる太平洋に放り出された。反乱者たちは、ブライたちは死んだだろうと思っただろうが、艦長たちは奇跡的に小型ボートではるか3700マイル離れたオランダ領のインドネシアまで航海することに成功した。遠く離れた南太平洋上のこととはいえ、イギリス海軍が反乱者たちをそのままにしておくわけがない。追手が差し向けられ、クリスチャン一味の捜索が行われた。追跡部隊はバウンティ号の航海の目的地であったタヒチ島に残っていた乗組員たちを拘束することには成功したが(うち、3名が絞首刑となった)、バウンティ号とともに太平洋に消えた残りの者たちの行方は杳として知れなかった。
バウンティ号と反乱者の一党の行方がわかったのは、それから約20年後の事である。アメリカの捕鯨船が、名前は付いているが上陸されたことのない島、ピトケアン島に立ち寄ったところ、バウンティ号の乗組員とその子孫たちを発見したのである。クリスチャンたちは、タヒチの女性と男性を連れて発見されにくいピトケアン島に逃げ込んでいた。
しかし、反乱者たちは、女性と酒が原因で同士討ちを演じ、アメリカの捕鯨船に発見された時に反乱のメンバーで生き残っていたのは水兵のジョン・アダムス一人だけであった。ジョン・アダムスは敬虔なキリスト教徒となっており、ピトケアン島は白人とタヒチ女性の混血からなる一種のキリスト教の桃源郷となっていた。
この軍艦バウンティ号の反乱は日本ではそれほど知られていないが、西洋ではかなりメジャーな事件で、海洋の事件としてはタイタニック号の遭難に匹敵するほどの知名度を誇るといい、欧米では多数の研究や小説があり、戦前から何度か映画化もされている。また、バウンティ号の復元船も作られているという。
さて、このバウンティ号の子孫たちは今でもピトケアン島に住んでいるのだが、近年、再び注目を集めた。あまり名誉なことではない。ピトケアン島の男性たちが、12歳から15歳までの少女たちとの性交渉を日常的に行っていたことが暴露されたのである。これは牧歌的で、敬虔なキリスト教徒たちの住む島である、というピトケアン島のイメージを著しく損なうものであり、刑事事件にも発展した。その経緯は、インターネットのフリー百科事典の「ウィキペディア」にも詳しく記述されている。
「ウィキペディア・ピトケアン島の事件」(英語)
「ウィキペディア・ピトケアン島の事件」(日本語)
ピトケアン島の男性たちの擁護として、ピトケアン島に移り住んだ反乱者たちはタヒチの女性を妻としており、反乱当時のタヒチの習慣はかなり性的に自由なものであったから、それを現代の基準で裁くのは酷ではないか、というものがある。
たしかに、タヒチがヨーロッパ人に発見された当時の記録によると、かなり性的に寛容だったことが見て取れる。
まずフランス人の記録によると、
「カヌーは女たちで一杯であったが、顔かたちの魅力では、ヨーロッパ女性の大多数にひけを取らず、身体の美しさでは、彼女らすべてに張り合って勝つことができるであろうと思われた。これらの水の精の大部分は裸だった。というのは、彼女らに同伴している男や老女たちが、彼女らがいつもは身にまとっている腰布を脱がせてしまっていたからである。
彼女らは、はじめ、カヌーの中から我々に媚態を示したが、そこには、彼女らの素朴さにもかかわらず、いささかの恥じらいが見て取れた。あるいは、自然が、どこでも、この性を生まれながらの臆病さでより美しくしているのであろうか。あるいはまた、なお黄金時代の純朴さが支配している地方においても、女性はもっとも望んでいることを望まぬように見えるものだろうか。
男たちは、もっと単純、あるいはより大胆で、やがて、はっきりと口に出した。彼らは、我々に、一人の女性を選び、彼女について陸に行くように迫った。そして、彼らの誤解の余地のない身ぶりは、彼女らとどのように付き合えばいいのかはっきり示していた。(山本・中川訳『ブーカンヴィル 世界周遊記』(岩波書店 1990年)192−3頁)」
また、有名なイギリス人のキャプテン・クックは、タヒチの若い娘たちが卑猥なダンスを踊り(クックは明言していないが、露骨にセックスを現すものだったらしい)、男女が宗教集団のようなものを形成して、乱交を繰り返した挙句、子供が生まれると殺す習慣のあることをあきれた風に記録している(当時のイギリスだって捨て子の習慣は横行していたのだから、あまり大きなことは言えないように思うが)。
このようなヨーロッパ人の記録した当時のタヒチの性習慣について、現代の調査からタヒチのホスピタリティの習慣を誤解したものではないかとする研究者もあるが、タヒチはその後ヨーロッパに支配され、キリスト教の感化を受け、ヨーロッパの習慣の影響下におかれるのだから、現代から類推するのは妥当ではない。
さて、当時のタヒチが性的に放縦な面があったとして、それが何歳ぐらいの女性から対象になったのだろうか。
クックによると、タヒチには子供が衣服をほとんど身に付けない習慣があるが、女子の場合は3、4歳までだということである。これによると、女の子はかなり早い段階で「子供」でなくなるようである。さらに、支配者の例であるが、9歳で結婚したということもある。画家のゴーギャンがタヒチにやってきて、現地で何人もの愛人をつくり、子供まで作ったことは有名であるが、相手となったタヒチ人の女性はみんな13歳から14歳である。だから、当時のタヒチでは、かなり若い年齢で女性は大人とみなされていたことがわかる。
と、ここまでは割合に知られたタヒチの性習慣である。では、もう一方の当事者、18世紀末のイギリスはどうだったのだろう。
18世紀のイギリスは、当時としては珍しく、晩婚の世界であったことが知られている。男子の場合は二十代後半、女子の場合でも二十五歳以上で結婚、というのが普通であったらしい。ほとんど現代と変わらないくらいの結婚年齢である。ただ、晩婚である事情は現代とはずいぶん違う。長期の奉公人制度や、結婚生活を維持するための経済力をつけることが難しいために、やむを得ず結婚が遅れていたというのが実情らしい。貴族やジェントルマンに生まれても、長男でないと同じような境遇であった。
結果、血気盛んな若者たちが思春期から10年以上独身生活を余儀なくさせられることになる。近代のイギリスの勢力の拡大は、これらリビドーを持て余した青年たちのエネルギーによってもたらされたとする見解があるほどだ。
平均的な結婚年齢はともかくとして、実際にはどのくらいの年齢の女性ならば当時のイギリス人男性は性の対象としてみていたのであろうか。
これはかなり低かった、と推定することができる。まず、数は多くないが、十代前半の女性と結婚している例がしばしばある。次に、多くの男性がなかなか結婚できなかったのだから、性欲のはけ口として売春婦の商売が繁盛することになるのだが、売春婦たちはかなり若い年齢から客を取っていたことがわかっている。
「先にも述べたとおり、売春婦の中には年端もいかぬ若い子がいることがしばしばあり、十歳にも満たない子がいることさえあった。ペナントは、ブライトヴェル監獄で見かけたというそういう売春婦の一団について次のように述べている。
「(中略)二十人ほどの若い娘たちが、最年長でも十六歳を超えず、多くは天使のような美しい顔をもちながら、天使のような表情はすべて失い、厚かましく、強情そうな放蕩の顔つきをしていたのだ。(後略)」(リチャード・R・シュウォーツ著 玉井・江藤訳『十八世紀 ロンドンの日常生活』(研究社出版 1990年)112−3頁)」
つまり、タヒチだけでなくイギリスでも、女性はかなり幼い頃から恋人や結婚相手になりえたわけである。
当時の水兵というのは社会的な身分が低く、監獄に行くよりは船に乗る、という手合いまでいたという。彼らは、たとえイギリスに戻ったとしても結婚をすることは容易ではなく、仮にできたとしても極貧のなかで生活しなくてはならないことは目に見えていた。
それが、タヒチに来て見ると、本来は結婚相手にしたい十代の女性がいて、生活も安楽である。このままここに残りたい、と思っても不思議はない。実際、タヒチへの航海では、水兵の脱走というのはよくあった。これで水兵たちに同情的な幹部がいたら、反乱になるのはある意味では必然であった。
艦長のブライは反乱の原因について、
「わたしはただ、反乱者どもがタヒチ人のところでイギリスよりもいい暮らしができるだろうと確信し、それが女性たちとの関係にむすびついて、全体の行動の基本的な動機となったにちがいないと推測するのみである。
(I can only conjecture that the mutineers had assured themselves of a more happy life among the Otaheiteans , than they could possibly have in England; which, joined to some female connections, have most probably been the principle cause of the whole transaction.)(William Bligh & Edward Christian The Bounty Mutiny(2001)11.)」と書いている。
ピトケアン島には、18世紀のタヒチだけでなく、同時代のイギリスのメンタリティーも保存されていたのではないだろうか。そうだとすれば、今回の事件はタイムマシンで過去へ行って、先祖を裁いたようなものである。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/handa-m/tosho/arekore/50.htm
タヒチがヨーロッパ人に発見された当時の記録によると、かなり性的に寛容だったことが見て取れる。
まずフランス人の記録によると、
「カヌーは女たちで一杯であったが、顔かたちの魅力では、ヨーロッパ女性の大多数にひけを取らず、身体の美しさでは、彼女らすべてに張り合って勝つことができるであろうと思われた。これらの水の精の大部分は裸だった。というのは、彼女らに同伴している男や老女たちが、彼女らがいつもは身にまとっている腰布を脱がせてしまっていたからである。
彼女らは、はじめ、カヌーの中から我々に媚態を示したが、そこには、彼女らの素朴さにもかかわらず、いささかの恥じらいが見て取れた。あるいは、自然が、どこでも、この性を生まれながらの臆病さでより美しくしているのであろうか。あるいはまた、なお黄金時代の純朴さが支配している地方においても、女性はもっとも望んでいることを望まぬように見えるものだろうか。男たちは、もっと単純、あるいはより大胆で、やがて、はっきりと口に出した。彼らは、我々に、一人の女性を選び、彼女について陸に行くように迫った。そして、彼らの誤解の余地のない身ぶりは、彼女らとどのように付き合えばいいのかはっきり示していた。
(山本・中川訳『ブーカンヴィル 世界周遊記』(岩波書店 1990年)192−3頁)」
キャプテン・クックは、タヒチの若い娘たちが卑猥なダンスを踊り(クックは明言していないが、露骨にセックスを現すものだったらしい)、男女が宗教集団のようなものを形成して、乱交を繰り返した挙句、子供が生まれると殺す習慣のあることをあきれた風に記録している(当時のイギリスだって捨て子の習慣は横行していたのだから、あまり大きなことは言えないように思うが)。
このようなヨーロッパ人の記録した当時のタヒチの性習慣について、現代の調査からタヒチのホスピタリティの習慣を誤解したものではないかとする研究者もあるが、タヒチはその後ヨーロッパに支配され、キリスト教の感化を受け、ヨーロッパの習慣の影響下におかれるのだから、現代から類推するのは妥当ではない。
さて、当時のタヒチが性的に放縦な面があったとして、それが何歳ぐらいの女性から対象になったのだろうか。
クックによると、タヒチには子供が衣服をほとんど身に付けない習慣があるが、女子の場合は3、4歳までだということである。これによると、女の子はかなり早い段階で「子供」でなくなるようである。さらに、支配者の例であるが、9歳で結婚したということもある。画家のゴーギャンがタヒチにやってきて、現地で何人もの愛人をつくり、子供まで作ったことは有名であるが、相手となったタヒチ人の女性はみんな13歳から14歳である。だから、当時のタヒチでは、かなり若い年齢で女性は大人とみなされていたことがわかる。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/handa-m/tosho/arekore/50.htm
究極のSEX ポリネシアン セックス
ポリネシアン セックスとは南太平洋諸島に暮らすポリネシアの人々の間に伝わるセックスの奥義を指す。
ポリネシア/ギリシャ語「多くの島々」と言う意味のポリネシアはハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島を結ぶ1辺が約8000キロの三角の内側の島々、イースター島をさす。ミクロネシアは太平洋中西部の諸島群で、カロリン諸島、マーシャル諸島などがある
「エロスと精気」
これは男性上位の力を誇示するようなアクロバットな性技ではなく、ゆっくりとした時間の中でお互いの命の声を聞きながら行う静かな愛の形です。
実際に結合するセックスは普通、5日に1度、中4日はしっかりと抱き合って、肌を密着させて眠り、性器の接触はしない。セックスをする時は、前戯や抱擁や愛撫に最低1時間をかける。互いの心と体がなじんだ時に女性の中に挿入した後は、最低30分は動かずにじっと抱き合っている。性交するときは、前戯と愛撫を少なくとも1時間行い、接吻し抱擁し愛咬する。挿入したのちは、男女は最低30分は身動きせず抱き合って、それから前後運動を始める。
オルガスムがあったのちも、長時間性器を結合させたまま抱き合っている。35分ほどこの抱擁を続けていると、全身においてオルガスムの快感の波が次々と押し寄てくるのを感じ初めることだろう。あなたが男性であれば、射精をしないまま相手と一体になって全身が突然さざ波のように震えるだろう。そうなれば、体を離さずに震え没入し、震えそのものになるべきだ。その時、2人の体のエネルギーが完全に融合している実感をもつであろう。
男性に勃起力がなくなるような感じになった時、女性に性感がなくなるとき、そのときだけ動きが必要になる。その場合でも、興奮の波は非常に高い所にだけ置いておき、ただし、頂点まで昇らせてオルガスムとして爆発させるのではなく、心をおだやかにしてエネルギーのなかに身をまかせるのである。つまり、挿入後に萎えてしまいそうになった時、それを防ぐ為のみ、うごかしてもいいということだ。しかし、そのまま動きに没頭するのではなく、射精に達する前に再び動きを止めて、抱擁を続る。
男女はベットにそれぞれ楽な感じに寝る。2人の上半身は離しておき、骨盤の部分はくっつけ合う。女性は仰向けになり、男性は体の右側をベットにつけて身を起こす。足はお互の体にからませる。男性は左足は女性の足の間に割って入り、女性の左足は男性の腰の左に乗せる。互いに相手の負担をかけることなく、くつろげる姿勢であるとこが重要だと言う。そうして、身動きせずに30分間横になっていると、2人の間にエネルギーが流れるのを感じるようになると言う。
http://rena-i.jp/porisex.htm
「ゴーギャン」
南太平洋、フランス領ポリネシア。 タヒチ。
とあるホテルの5つの簡単な決まり事。
1つ、ゆっくり動きなさい。
2つ、気持ちをリラックスさせなさい。
3つ、家に置いてきたペットのことは忘れなさい。
4つ、お堅い話も忘れなさい。
5つ、バターの値段を考えるなんてもってのほか。
この島では、日が昇ったら起き、
お腹がすいたら食べ、
眠くなったら眠るのです。
何もしないで、ただボーッと海を眺めて過ごす。
それが、一番の贅沢。
今日の一枚は、そんなタヒチで描かれました。
といっても、今あるのはアメリカですが・・・。
場所は雪のニューヨーク州、
オルブライド・ノックス・アートギャラリー。
二人の慈善家によって集められた名画の数々・・・。
でも、お目当てはこの先。急いではいけません、ゆっくりと。
そう、この絵が「今日の一枚」です。
「マナオ・トゥパパウ」
ポール・ゴーギャンの作品。
そのポール・ゴーギャンは、
タヒチといえば名前があがる後期印象派の巨匠。
セザンヌを学び、ジャポニズムに走った元日曜画家。
ゴッホとの共同生活でも、自我の強さから喧嘩別れ。
傲慢とわがままを芸術の糧としたポール・ゴーギャン。
パリに失望し、やってきたのがタヒチ。
求めたものは汚れのない原始。
そして、タヒチの女性をモチーフとする
数多くの絵を生んだのです。
強烈な色彩と大胆な構図。
ゴーギャンのタヒチ。
そんな作品のなかで、異彩を放っているのが、
この「マナオ・トゥパパウ」です。
大きく見開かれた少女の目。
凍り付いた視線。
背後にうずくまる不気味な影は?
ゴーギャンが南海の楽園で見つけた原始とは、いったい何だったのか。
南緯17度、西経149度。
1年間の平均気温は25度前後。
タヒチは今でもよく、南海の楽園と呼ばれています。
パペーテはタヒチを訪れた人が必ず立ち寄るフランス領ポリネシア唯一の都会。
ゴーギャンが植民地のタヒチを訪れたのは1891年、43才のとき。
フランスの港を出てから実に2ヶ月の船旅でした。
当時、パペーテの人口はおよそ3000人。
その一割にも満たないフランス人が、タヒチの政治、経済を仕切っていました。
その頂点に君臨するのが、フランス本国から任命された総督です。
当時はカリブ海出身のラカスカードという男。
総督
「タヒチについたゴーギャンが私に会いに来た。
私は快く彼を迎えた。
ようこそゴーギャン君、総督のラカスカードだ。座りたまえ。
このパペーテには教会から病院、カフェーまで揃っておる。
私の自慢の町だ。
パリから来た君でも困ることはないよ。
そうそう、芸術特使の君にぜひ、肖像画を描いてもらいたいというものがおるそうだ。
まずはいい絵を描いてくれたまえ。
おや、何か不満でもあるのかね?」
ゴーギャンは、話の途中で席を立ってしまった。 いったい、何が気にくわないというのだ。
パペーテの街角で、ゴーギャンが見たもの。
それはパリと同じ喧騒、そして香水の匂い。
自分が求めた原始の楽園は、そこにはなかったのです。
失望、そしてこみ上げる怒りに似た感情。
そもそもの発端は2年前。
パリではエッフェル塔が完成。
万国博覧会が開かれました。 鉄が支配する新しい文明の幕開け。
しかし、ゴーギャンが惹かれたのは、同時に開設されていた植民地パビリオンでした。
東洋の神秘、ポリネシアの原始的な荒々しい文化。
パリの文明社会で暮らすゴーギャン。
彼の目に、それは地上の楽園に見えました。
そこでゴーギャンは考えました。
「なんとしてもタヒチへ行こう」と。
あらゆるコネを利用し、海をわたろうとします。
金がかからず、絵が自由に描ける地位・・・
それが芸術特使というフランス本国からもらった肩書き。
ゴーギャンがパリで思い描いた地上の楽園、タヒチ。
そこでは昔からの人々は原始の神々を崇め、ともに暮らしていました。
すべての物、すべての現象に神が宿る、そう考えられていたのです。
神話と伝説の国、ポリネシア・・・。
しかし、ゴーギャンが訪れた時はもはや過去の話。
文明によって古い信仰は捨てられ、神を祀る祭壇もすでに廃墟と化していたのです。
ポリネシア・ダンス。
体で表現する原始の言葉。
かろうじて人々の心に受け継がれてきたタヒチの神秘。
これは、豊かな実りを願い、神に祈るダンス。
戦いの前に踊り、神への誓いをたてるダンス。
分明に支配されたタヒチ、そこに残された原始の息吹。
総督
「きのう、ゴーギャンが挨拶にきたよ。 ひどく打ちのめされているようだったが、パペーテを出るというんだ。 ヨーロッパから遠ざかりたいとか、原始的で汚れのない原住民と一緒に暮らすんだとかいってた。 ほんとうに、パペーテを出て芸術活動ができると考えているのか? まあいい。じきに帰ってくるさ。」
http://www.geocities.jp/mooncalfss/manao/manao1.htm
<原始のイヴ>
パペーテを逃れ、ゴーギャンが落ち着いた先はマタイエア。
島の反対側、南へ40キロほど行った海辺の村。
そこで彼が見たものは・・・
素朴で原始的な暮らし。
骨太で力強い人々。
奔放に生きる女たち。
ヨーロッパ的美の基準には当てはまらないものたち。
しかし、ゴーギャンはそこに原始の美を発見したのです。
パペーテでは決して見られなかった、手つかずの美しさ。
イア・オラナ・マリア。
タヒチの聖母子像。
着ているものは民族衣装のパレオ。
がっしりしたタヒチの聖母マリア。
そして褐色のイエス・キリスト。
聖母子像の横に描かれたのは仏教徒のポーズをしたタヒチの女と、 青と黄色の翼を持った天使。
イア・オラナ・・・それはタヒチの出会いの挨拶。
副館長
「ゴーギャンの色使いはとても鮮やかで、ほとんど原色をつかった美しい色彩 で描かれています。
そして、タヒチの光をふんだんに取り入れました。
その光はポリネシアの人々に対する愛情と、尊敬の気持ちから描かれたんです。」
原始の楽園、マタイエア。
人々は神を畏れ、自然とともに生きる。
何もしなくていい、何も考えなくていい、ゴーギャン、至福のひと時。
マタイエアの人々にふれ、ゴーギャンが感じたのは、自分が求めつづけてきた原始のタヒチ。
創作意欲をかき立てられるゴーギャン、目指したのはシンプルな芸術。
細かい技法を捨て、自分が感じたことだけをおおらかに描く。
そのためには、原住民とだけ付き合い、原始の心で見ること。
それが真の芸術へたどり着く道、そう考えてきました。
しかし、その絵はほとんど売れません。
総督
「赤い水やら黄色い砂。ひどい色使いだ あれじゃ売れなくて当然だ。 しかし、この絵はどこか違うな・・・。」
原始の村マタイエアでも、文明から逃れることはできませんでした。
好みの食料品や絵の具があるのはパペーテだけ。
金・・・文明人のゴーギャンに必要なのは経済的な裏づけだったのです。
絵を買ってくれる人もいないタヒチ・・・
待っていたのは貧困。
そこで、ゴーギャンは総督のもとへ。
もっと小さな島の役人にしてもらおう。
そうすれば、金と新しい絵のモチーフ、両方が手に入ると考えたのです。
総督
「そんなわがままを話、通用するわけがない。
フン、金が欲しい? 島の役人に採用しろだと?
冗談じゃない、矛盾だらけじゃないか
ゴーギャンの求めているのは、原始の生活ではなかったのか!
なんて傲慢で、身勝手なやつだ!」
総督に冷たくされたゴーギャンは、自分の身勝手を棚に上げ、子供じみた反抗にでます。
やったことは、風刺画。
総督を猿に見立て、痛烈にからかったのです。
それは原始に翻弄される文明人の哀れでもありました。
貧困のため、絵を描く意欲も失せたゴーギャンは、気分転換をかねて、探検旅行に出かけます。
行く先は島の東側、文明から最も遠い土地。
やがてゴーギャンの行く先に現れたのは、山あいの小さな村でした。
その一軒で声をかけられます。
白人は神の使い、そう信じる村人は自分の娘を妻にと勧めるのです。
そして、運命の出会い。
「マナオ・トゥパパウ」に描かれた少女。
少女の名はテハアマナ。愛称テフラ、13歳。
タヒチでであった原始のイヴ。
テフラに一目で惚れたゴーギャン。
彼はその場でテフラと結婚し、一緒に暮らし始めます。
日の光を浴びて、黄金色に輝くテフラの肌。
ついに出会った原始のイヴ、テフラとの生活がゴーギャンの見方を変えました。
文明に毒されたタヒチは今、探し求めた原始の楽園に生まれ変わったのです。
ゴーギャンによって残された原始のイヴの肖像・・・
ゴーギャンの夢、
画家が愛してやまなかった少女・・・。
総督
「原始のイヴだって?なにを大げさな。
ただの島の娘じゃないか。
それにしても、あの絵の娘は何かに怯えているのかね?
しかも、後ろにうずくまっているあの不気味なものは何だ。
アッ、これは!」
青い海と珊瑚礁。
そして険しくそびえる山々。
さまざまな顔をもつタヒチ。
一歩奥へ入ると、そこはすでに伝説と神話の世界です。
http://www.geocities.jp/mooncalfss/manao/manao2.htm
<タブー>
タヒチにはタブーがある。
死者を葬った場所は避けるように。
うつろな木の陰に横たわらないように。
もしタブーを破ることがあれば、やつが現れるだろう。
やつは寝ているものに飛びついて、首を絞め、時には髪を引き抜き、死に至らしめることがある。その名を決して口にしてはならない。
いまもタヒチに伝わるという、タブーの正体とは何か。
女1
「そうだねえ、この土地のタブーといったら幽霊のことだよ。」
女2
「子供のころに見たことがあるわ。
しろ〜くて、お化けみたいな姿をしているのよ。
本当に恐かったわ。」
男
「トゥパパウって幽霊さ、こんな感じのやつ・・・
ひとに取り付くと目が大きくなって、下がこんなに長くなるんだ。」
マナオとは「思う」「考える」という意味のタヒチ語。
マナオ・トゥパパウというタイトルには、トゥパパウ、つまり死霊が見ている、という意味がこめられていたのです。
総督
「トゥパパウについては、私も調査員を派遣した。
報告によると、トゥパパウの都は森の闇に包まれた山奥の奥にあるそうなんだ。
そこでトゥパパウは数を増やし、死んだ人間の魂を食らうという。
フン、もうすぐ20世紀だというのに、タヒチにはまだ下らん迷信が残っているのか。」
学芸員
「確かにトゥパパウの伝説は残っているようです。
トゥパパウとは死んだ人の霊のことで、夜の闇をさまよい歩くと考えられていました。
そのため、タヒチの人たちは闇を怖がって、寝ているときも明かりを絶やしません。
もし部屋の明かりを消してしまうと、トゥパパウが家の中に入ってきて、
寝ている間に悪さをすると信じられていたからです。」
ある日、ゴーギャンは帰り道を急いでいました。
切れかかった灯油を町へ買出しに行った帰りです。
夜中の1時、あたりは完全な闇。
夜空の月も雲に隠れていきます。
テフラの待つ小屋は闇に包まれていました。
いやな予感がしたゴーギャンは急いで部屋の中へ。
すると・・・そこは原始の闇。
思わずマッチをすったゴーギャン。
そして彼の目に映ったものは・・・
ベッドに横たわり凍り付いたようなテフラ。
うつろに見開かれたテフラの目。
タヒチの人にとって、闇はトゥパパウのすみか。
テフラには夜の闇は恐怖そのものでした。
そして、恐怖に射抜かれたように身を固くするテフラの背後に、ゴーギャンははっきり見たのです。
『私が見るものは、ただ恐怖だけでした。
それは絶え間ない恐怖である。
私のトゥパパウを発見して、私は完全に心ひかれ、 それを絵のモチーフにした』
ゴーギャンはテフラを通して、はじめて本当の原始を理解したのです。
テフラ、原始に住むイヴ。
タヒチにきて三度目の夏・・・。
総督
「ああ。おめでとう、ゴーギャン君。
君にも私にもいい知らせだ。
本国から君を送り返すように言ってきたんだ。
ここを見たまえ、資産状態が配慮に値する困窮の画家を送還すること。フランスの船で。
ただし、一番安い船に、乗せるようにと書いてある。
ともあれ、これで我らが芸術特使さまの任務も完了というわけだ。
ごきげんよう、ゴーギャン君。」
1893年7月。
ゴーギャンは本国フランスへの帰路につきます。
テフラと出会った後も、ゴーギャンの生活は決して理想のものではありませんでした。
極度の貧困、そして重なる疲労。
逃れられない文明の影。
結局、彼は逃げ出すようにタヒチを後にするしかなかったのです。
パリに帰ったゴーギャンは、このマナオ・トゥパパウに他の絵の倍以上の値段をつけたといいます。
タヒチにきたらゆっくりと動くこと。
日々の暮らしは忘れ、リラックスしましょう。
でも、夜は明かりを絶やさないように。
もし暗くしたら、闇の中からあなたをみつめる死霊と出会うことになるかもしれませんから・・・
http://www.geocities.jp/mooncalfss/manao/manao4.htm
,、-'''`'´ ̄ `フー- 、
,. ‐ ヽ
,.‐´ \
/ ,l \ ヽ
/ l|, 、 、 |iヽ, ヽ \. ヽ
/ l i ! | i | |l'、ト ヽ iヽ ヽ ',
! | / | |. i |.|| i.|ヽ |、 | ', i i
! ! / |,ャ、メ |i ト十i‐トi、! l .i| i
! i ,.|!,.+‐'"| | | |i} ' ュノェ|i,`i l.| i
l i l l |/;:=ニ|i l | /rj:ヽ\ i l i l
| | | ノ '/ iニ)ヽ,ヽ |!. ' {::::::;、! 〉iー | | |
| |i. | !; 〈 !:::::::c! 'ー''(つ }i | i.| |
| ! | | ;: (つ`''" 、 //// /;:i | | !. |
| i, i. 、//// ' /,ノi, i. |
! .| | i 、,ゝ、 、─, / i | |. i
.! | i |. | lヽ、  ̄ / l | i | !
! | i |i |l l| |`''‐ 、 , イ |i | |i | i |. !
| | i |i |i .| ノ ` ''" ヽ/l| l__,.、-|l l ! i、
,. -'"゙ ゙̄'' ヽi |!l ' ,.--‐' |.i |i | |i ヽ
/ ! l l ̄ ` 、_ | /ノi i.! |
,' ! | ,|/ |/i' |
i ` l .ノ ノ ' ヽ、 |
| ノ ,... ヽ、; ヽ-,
.! |:: :..゚..:: i: ゙゙''i
| l:: ゙゙" |: |
@゙! |:: !:: ノ
Teha'amana (マナを与える者の意)
ゴーギャンがタヒチで見出したものは何であったのか?
『ノアノア』連作版画
タヒチからフランスへ帰郷したゴーギャンは、母国のタヒチへの理解の乏しさに、絶望します。そんな母国フランスへ、タヒチの生活のすばらしさを伝えるために制作したファンタジー小説、『ノアノア』の挿し絵に使用されていた作品のいくつかを、紹介したいと思います。
ナヴェ・ナヴェ・フェヌア(かぐわしき大地)
教科書などでも有名な作品、『かぐわしき大地』を左右反転させた作品です。版画になり、白黒はっきりさせたものになったことで、主人公であるエヴァの表情の濃淡が、よりくっきりとしていることが印象的です。。
また、エヴァをそそのかすトカゲが、顔よりも大きく、この版画の中心に描かれていることも、気になりますね。
テ・アトゥア(神々)
マオリ族(ニュージーランドのポリネシア系先住民)の古代神話より。
中央に鎮座するのは、主神タアアロア。右側には再生の力を持つ月の女神ヒナ。左側には、大地の男神であり死の象徴であるテファトゥとヒナの対話の場面が描かれています。
これらの神々は、ゴーギャンの作品の中ではたくさん登場する、重要な役割を果たしているものです。
再生の神と、死の神が、ふたり同時に何を話しているのか、(しかも、僕が見る限りふたりは、とても官能的に話をしているように感じます。。)気になるところですね。。
マナオ・トゥパパウ(死霊が見ている)
テ・ポ(夜)
このふたつの作品のは、「死霊に怯える女性」という同一の主題を描き出しています。
『マナオ・トゥパパウ』の女性の姿勢は、ペルーのミイラの体勢を源泉に持っています。つまり、人間の死んだ後の存在であるミイラと、同じ体勢を取っている、ということです。
しかし、死の象徴とも思えるこの作品は、見ようによっては胎児のようにも見えます。
相反するふたつのもの、つまり、生と死を一体化したふたつの境界線が揺らぐ、タヒチの夜の神秘を描き出しているようです。ふたつの相反するものを、ひとつのものの中に融合させる、ということは、人類の大きなテーマであると感じました。
また、『テ・ポ』の方は、ゴーギャンがタヒチでできた愛人、テハアマナが、夜、明かりの消えた部屋で、死霊に怯えている姿を描いた作品です。
タヒチの人々にとって夜は、霊魂が活動する、死と隣り合わせの世界にほかなりませんでした。真ん中に横たわる女性の後ろには、様々な死霊たちがこちらに目を向けています。。
このことから考えると、ゴーギャンの描く夕方の世界は、現代の我々が考えるような、単なる美しい夕焼けではなく、これから迎える夜=死霊の世界を思わせるような、ある種、最も境界線の薄れた世界を題材にしている作品であることが分かります。。
http://nuartmasuken.jugem.jp/?eid=83
『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』後、自殺未遂を経てゴーギャンが描いた作品のうち、気になった作品をいくつか。。
テ・ハペ・ナヴェ・ナヴェ(おいしい水)
1898年 油彩・キャンパス ワシントン、ナショナル・ギャラリー
http://www.abcgallery.com/G/gauguin/gauguin128.html
『我々は〜』の関連作品です。
時刻は夕方、死霊が闊歩する夜が、すぐそばまで迫ってきています。
手前の4人の女性の表情は、逆光ではっきりとわかりません。微笑を浮かべているようにも感じるし、背後から迫りくる夜に、怯えているようにも感じます。。
川を挟んだ奥には、子供と手をつないだ(? 暗いので、はっきりそうとは言い切れませんが・・・)頭巾を被り、服を着た女性と、再生の女神ヒナが描かれています。その足もとには、ゴーギャンノ化身である黒い犬らしき影が、闇に紛れるようにひっそりといます。
川を境に、生と死が対照的に描かれているようです。一度死を決意し、なお生き長らえた画家の心境は、どういったものだったのでしょうか・・・?
ゴーギャンの作品にはめずらしく、奥行きがあり、見ているとからだが、絵画の中に引きずり込まれそうになる作品です。
http://nuartmasuken.jugem.jp/?eid=89
我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか
(D'ou venons-nous? Que Sommes-nous? Ou allons-nous?)
1897年 | 139×374.5cm | 油彩・麻 | ボストン美術館
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/gauguin_nous.html
「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」との哲学的思惟を迫る、しかも139×375cmという壁画のような大作を目の前にしますと、しばらくめまいのような感覚に襲われます。全裸と腰布だけの女たちが、地面の上に坐って、こちらを見ています。
画面右側には、岩の上に赤ん坊が寝ており、逆の左端には、煤のように黒ずんだ老婆が、やはりこちらを凝視しています。画面中央では男が果物をもいでおり、その足下で、少女が果物を食べています。人びとの近くには、犬と猫と山羊と鳥とが、人間たちと同様に、無表情に地面に伏せています。画面後方には、まず両手を広げた女神像があり、そして体全体を覆うような長衣を着た女たちが、右側に向かって歩いています。背景では、幻想的な樹木が、奇怪な枝を広げています。
この絵から、アダムとイヴの禁断の実と楽園追放の旧約聖書の物語を連想することは、さほど難しいことではありません。しかし、あの禁断の果実を採ったのは、イヴではなかったか。ゴーギャンのイヴは、どうみても女ではない。マリオ・バルガス・リョサは、『楽園の道』で、果物を採る人物の腰布のふくらみを「立派な睾丸と固くなったペニス」のようだとすら表現しています。楽園追放を暗示する赤い長衣を着たふたりは、アダムとイヴのように男・女ではなく女・女であり、またキリスト教絵画にある悲嘆にくれるふたりではなく、何やら真剣に語り合っています。キリスト教の世界から題材を借りながらも、内容は別の世界を表現しています。
左端の老婆は、観者を凝視しながら、何を訴えているのでしょうか。ゴーギャンは、フランスの博物館で見たペルーのミイラから、この人物像を創作したということです。ペルーは、ゴーギャンが幼少期を過ごしたところ。死にいく老婆は最早、生きることをあきらめ、大地に返っていくことを、我々に告げているのかもしれません。
美術館滞在中の大半を、この大作の前にたたずんで過ごしたのですが、時間が経つにつれてこの死にいく老婆の視線が、気になって仕方がありませんでした。「我々はどこへ行くのか?」。老婆の沈黙は、この答えのない問い掛けなのかもしれません。
http://minoma.moe-nifty.com/hope/2009/07/post.html
“我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか” はイエスが語った言葉
ヨハネ傳福音書 第8章
8:1イエス、オリブ山にゆき給ふ。
8:2夜明ごろ、また宮に入りしに、民みな御許に來りたれば、坐して教へ給ふ。
8:3ここに學者・パリサイ人ら、姦淫のとき捕へられたる女を連れきたり、眞中に立ててイエスに言ふ、
8:4『師よ、この女は姦淫のをり、そのまま捕へられたるなり。
8:5モーセは律法に、斯かる者を石にて撃つべき事を我らに命じたるが、汝は如何に言ふか』
8:6かく云へるは、イエスを試みて、訴ふる種を得んとてなり。イエス身を屈め、指にて地に物書き給ふ。
8:7かれら問ひて止まざれば、イエス身を起して『なんぢらの中、罪なき者まづ石を擲て』と言ひ、
8:8また身を屈めて地に物書きたまふ。
8:9彼等これを聞きて良心に責められ、老人をはじめ若き者まで一人一人いでゆき、唯イエスと中に立てる女とのみ遺れり。
8:10イエス身を起して、女のほかに誰も居らぬを見て言ひ給ふ『をんなよ、汝を訴へたる者どもは何處にをるぞ、汝を罪する者なきか』
8:11女いふ『主よ、誰もなし』イエス言ひ給ふ『われも汝を罪せじ、往け、この後ふたたび罪を犯すな』]
8:12かくてイエスまた人々に語りて言ひ給ふ『われは世の光なり、我に從ふ者は暗き中を歩まず、生命の光を得べし』
8:13パリサイ人ら言ふ『なんぢは己につきて證す、なんぢの證は眞ならず』
8:14イエス答へて言ひ給ふ『われ自ら己につきて證すとも、我が證は眞なり、
我は何處より來り何處に往くを知る故なり。
汝らは我が何處より來り、何處に往くを知らず、
8:15なんぢらは肉によりて審く、我は誰をも審かず。
http://bible.salterrae.net/taisho/xml/john.xml
ゴーギャンが取り上げた “我は何處より來り何處に往くを知る故なり。汝らは我が何處より來り、何處に往くを知らず”というのは罪の女の話の総括としてイエスが語った言葉なのです。即ち、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教等の砂漠の遊牧・牧畜民の文化では女性や恋愛・性行動を敵視し、
女児がオナニーした → オナニーできない様に女児の陰核を切除する
少女が強姦された → 男を無意識に誘惑しない様に少女を石打の刑にする
妻が夫に売春を強制された → 夫に同じ過ちを繰り返させない様に妻を石打の刑にする
女性が恋愛・不倫した → 男を惑わせない様に女性を石打の刑や火炙りにする
によって対処する伝統だったのです。 イエスが否定しようとしたのはこういうユダヤ教の伝統だったのですが、キリスト教ではイエスの教えを完全に無視し、ユダヤ教の悪しき伝統をそっくりそのまま教義として残したのですね。
まあ、パレスチナの様な砂漠地帯では人口が増えると みんな食べていけなくなるので仕方無いのですが。
_____________
ゴーギャンは11歳から16歳までオルレアン郊外のラ・シャペル=サン=メスマン神学校の学生で、この学校にはオルレアン主教フェリックス・デュパンルーを教師とするカソリックの典礼の授業もあった。
デュパンルーは神学校の生徒たちの心にキリスト教の教理問答を植え付け、その後の人生に正しいキリスト教義の霊的な影響を与えようと試みた。
この教理における3つの基本的な問答は
「人間はどこから来たのか (Where does humanity come from?)、
「どこへ行こうとするのか (Where is it going to?)」、
「人間はどうやって進歩していくのか (How does humanity proceed?)」であった。
ゴーギャンは後半生にキリスト教権に対して猛反発するようになるが、デュパンルーが教え込んだこれらのキリスト教教理問答はゴーギャンから離れることはなかった。
http://www.asahi-net.or.jp/~VB7Y-TD/L1/210819.htm
ダニエル・ド・モンフレエ宛て(1898年2月,タヒチ)
「…あなたに言っておかなければならないが,私は12月に死ぬつもりだった。それで,死ぬ前に,常に頭にあった大作を描こうと思った。1か月の間ずっと昼夜通して途方もない情熱で描き続けた。…これは,高さ1.7メートル,横4.5メートルの絵だ。…
右下に,眠っている赤ん坊と,うずくまる3人の女性。紫色の服を着た2人の人間がお互いの考えを打ち明けている。
わざと大きくして遠近法を無視して描いた人物は,うずくまり,腕を上にあげ,自分たちの運命を考えている2人を眺めて驚いている。
中央の人物は,果物を摘んでいる。一人の子どもの傍には,2匹の猫がいる。そして白い牡ヤギ。
偶像は,神秘的に律動的に両腕をあげ,彼岸を指し示すかのようだ。うずくまった人物は,偶像に耳を傾けているように見える。
最後に,死に近い老婆は,自らの運命を甘受しあきらめているかのようだ。…その足元に,足でとかげをつかむ1羽の白い未知の鳥がいるが,空疎な言葉の無用さを物語っている。…」
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/sansharonshu/444pdf/02-06.pdf
ゴーギャン自身が友人モンフレエ宛ての手紙43)の中で記しているように,面右端と左端には人間の生と死を表すかのように赤ん坊と老婆が描かれている。画面中央には,果実をもぎ取ろうとする青年の姿があり,傍らには地面に座り込んで果実を食べる子供がいる。その他タヒチ女性が配置され,ヤギや犬,鳥といった動物,そして古代の神とされる偶像が描かれている。ゴーギャン当人は,大作であり日頃から温めてきた題材としながらも,作品の意図や描かれた個々の対象の意味について十分な説明をしていない。
先行研究では,まず作品タイトル《我々は…》の出典元の確認が試みられている。
ルークメーカーは,ゴーギャンのブルターニュ時代の肖像画に見出されるトマス・カーライル著の『衣装哲学』に,
O Whence─ OhHeaven, Whither?(仏語訳ではMaisd’oùvenouns nous? O Dieu,oùallonsnous?)という題名と対応する一文が見られると指摘している。また,フィールドもカトリックの秘儀を研究した書物に,作品タイトルと一致する文面があるとしている。作品内におけるモティーフと典拠元の関係においては,タヒチ時代の自身の作品からの転用だけでなく,ブルターニュ時代の作品にその始まりを見出せるものがある。
左の右手をついて横座りする女性のポーズは,1889年の《海藻を集める者たち》の女性のポーズを反転させたものである。また,左端の顔を手で押さえてうずくまる老婆の姿も,ブルターニュ時代からゴーギャンが作品に使用していたポーズであり,ペルーのミイラ像にその根拠を見出せる。タヒチ時代の作品から引用された女性像においても,ジャワ島のボロブドゥール寺院のレリーフやエジプトの壁画にその原型がある。
以上から考えられることは,タイトルから想起されるキリスト教的視点と,実際のモティーフから現れる西洋,非西洋を越えた広い視点との間に距離が生じるということである。ここで作品を改めて考察すると,《我々は…》には,我々が希求し模索しながらも到達し得ない人間存在が描かれていると言えないだろうか。ブルターニュ,タヒチ,あるいはジャワ島やエジプトといった特定の場所や人々ではなく,人間そのものへの強い憧憬がここには存在する。それぞれのモティーフは,断片的表象にも関わらず作品全体において調和をなしている。そして,そうしたモティーフの背景に存在するキリスト教やタヒチにおける信仰などの民俗信仰は,人間の祈りというレベルにおいて等価のものとみなされる。
作品タイトル《我々はどこから来たのか?我々は何者か?我々はどこへ行くのか?》は,人間にとっての至上命題である。つ
まりこの絵画には,ゴーギャンがブルターニュにおいて感じたnostalgia故の人間存在そのものへの希求が見られるのである。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/sansharonshu/444pdf/02-06.pdf
後期印象派の代表する巨匠にして総合主義の創始者ポール・ゴーギャンの画業における集大成的な傑作『我々はどこから来たのか、我々は何か、我々はどこへ行くのか』。
1895年9月から1903年5月まで滞在した、所謂、第2次タヒチ滞在期に制作された作品の中で最高傑作のひとつとして広く認められる本作に描かれるのは、ゴーギャンが人類最後の楽園と信じていたタヒチに住む現地民の生活やその姿で、本作にはゴーギャンがそれまでの画業で培ってきた絵画表現はもとより、画家自身が抱いていた人生観や死生観、独自の世界観などが顕著に示されている。完成後、1898年7月にパリへと送られ、金銭的な成功(高値で売却)には至らなかったものの、当時の象徴主義者や批評家らから高い評価を受けた本作の解釈については諸説唱えられているが、
画面右部分には大地に生まれ出でた赤子が、中央には果実を取る若い人物(旧約聖書に記される最初の女性エヴァが禁断の果実を取る姿を模したとも考えられている)が、そして左部分には老いた老婆が描かれていることから、一般的には(人間の生から死)の経過を表現したとする説が採用されている。
また老婆の先に描かれる白い鳥の解釈についても、言葉では理解されない(又は言葉を超えた、言葉の虚しさ)を意味する(神秘の象徴)とする説など批評家や研究者たちから様々な説が唱えられている。
画面左部分に配される神像。この神像は祭壇マラエに祭られる創造神タアロア(タヒチ神話における至高存在)と解釈され、自分自身の姿に似せて人間を造ったが、その影はクジラあるいはホオジロザメであると云われている。また月の女神ヒナと解釈する説も唱えられている。
さらに本作を手がける直前に最愛の娘アリーヌの死の知らせを受けたこともあり、完成後、ゴーギャンはヒ素(砒素)を服飲し自殺を図ったことが知られ、それ故、本作は画家の遺書とも解釈されている。本作に示される、強烈な原色的色彩と単純化・平面化した人体表現、光と闇が交錯する独特の世界観はゴーギャンの絵画世界そのものであり、その哲学的な様相と共に、画家の抱く思想や心理的精神性を観る者へ強く訴え、問いかけるようである。
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/gauguin_nous.html
「熱帯のイブ」として何枚もの作品に登場する女性のポーズは、ジャワ島のボロブドール遺跡のレリーフをモデルにしたもので、タヒチとは無関係である。ちなみにイブを誘惑する蛇は、ゴーギャンの絵ではトカゲとして表現されている。
死を待つ女性が頭を両手で抱え込むポーズは、ペルーのミイラから思いついたもので、これもタヒチとは無縁である。
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》の中心にある偶像は仏像ではなく、タヒチの土着の神様、再生を司どる月の女神である。
一番驚いたのは、絵の中に描かれる犬は、たいていの場合ゴーギャンを表すということである。
http://nodahiroo.air-nifty.com/sizukanahi/2009/07/post-8a2a.html
この絵でゴーギャンは人の一生を一画面に表現しようとしています。「生まれて、生きて、死ぬ」生き物なら当たり前なことを描いているのです。 そしてこの絵には海が上の方に少し描かれています。
右上には朝の海が描かれ、地球の誕生を意味し、左の海には夜の海が描かれ、地球の終わりを意味しているのでしょうか。
この絵に描かれている人物はほとんどが女性です。犬や猫、鳥なども描かれています。それぞれに意味づけをしていますがどうなんでしょうか?
右の子どもは誕生でしょうし、中央のリンゴを取ろうとしている女性はイブ(エバ)を意味し快楽と苦痛を表現し、左の頭を抱えている女性は死を意味しています。
画面全体は暗いのですが、右側の女性には光が当たっていて、左側は暗い。
背景は右も左も暗く描かれ、ゴーギャンにとっては「この世は真っ暗闇だ」まではいかず、「暗闇」だくらいなのでしょうか。
http://blogs.yahoo.co.jp/haru21012000/60035012.html
19世紀以降、ポリネシア人はキリスト教に改宗していますが、ブルターニュ地方のキリスト教の場合と全く同じで、外観はキリスト教の衣装を纏っていても、その中身は古来のアニミズムそのものだったのですね。
ゴーギャンが描くアダムとイブやマリアも聖書から題材を選んでいますが、その意味する事はキリスト教の教えとは全く異なる物なのです。
“我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか”で知恵の木の実を採るのは男ですし、
エデンの園からの追放というのは失楽園ではなく、牢獄からの解放という意味を持つのです。:
シュメール神話によれば、神様もまた、粘土をこねて人間を創った。
「なぜ、神様は人間を創造したの?」
というのが、キリスト教徒やイスラム教徒の親が、子供に質問されて返答に窮する素朴な疑問。
それに対して、世界最古の宗教・シュメール神話は、明快な回答を与えている。
「神々が働かなくてもよいように、労働者として人間は創造された」
と、シュメール神話の粘土板には明記されているのだ。
いわく、つらい農作業や、治水事業に従事していた神々からは、不平不満が絶えなかった。
「こんなに俺たちを働かせやがって、どういうつもりだ、コンチクショー」
と怒っていた。
原初の母なる女神・ナンムは、この事態を深く憂慮していたが、「神々の中でも、頭ひとつ抜けた知恵者」と評判のエンキ神は、そうともしらずに眠りこけていた。
あるとき、ナンム女神は、エンキ神をたたき起こして言った。
「息子よ、起きなさい。あなたの知恵を使って、神々がつらい仕事から解放されるように、身代わりをつくりなさい」。
母の言葉にあわてたエンキ神は、粘土をこねて人間を創った。
おかげで、神々に代わって人間が働くようになり、神々はめでたく労働から解放された。シュメール神話の最高神である天空の神アン(エンキの父)や、大気の神エンリル(エンキの兄)も、これには大喜び。神々は祝宴を開き、したたかにビールを痛飲して人類創造を祝った(シュメールは、ビールの発祥地でもある)。
このとき、ビールを飲んで酔っぱらった人類の始祖エンキは、地母神・ニンフルサグ(エンリルやエンキの異母妹)とともに、人間づくりの競争をした。
「広げた手を曲げることができない人間」や、
「排尿をガマンできない人間」、
「性器を持たない人間」、
「よろよろして立ち上がることができない人間」
など、いろんな人間が創られたという
(人権擁護団体が聞いたら、激怒しそうなエピソードですな・・・)。
http://blog.goo.ne.jp/konsaruseijin/e/20278c1470953be34e1163edce926967
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c197
26. 2018年5月26日 06:51:47 : uWedgro8jk : 3QnUJQ9DeGs[89]
もし本気で安倍ファシズム政権を打倒し政権交代をめざすなら、半島勢力の経団連・カルト日本会議・カルト創価学会・人殺し軍産・原発ムラ・CAI特捜部・半島勢力の電通を始めとした極悪の犯罪集団と本気で戦う覚悟を決め、
国会でムサシの不正選挙と不正選挙裁判を取り上げ、小沢一郎の元に結集すべきだろう。
藤田幸久議員は、フリップに「不正選挙」の文字を掲げたぞ!
>みんなが知らない「日本の支配構造」
http://rakusen.exblog.jp/iv/detail/?s=22922833&i=201509%2F19%2F00%2Fe0069900_02503226.jpg
>野党がムサシを追及しない理由
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=286672&g=131208%20%81c
>不正選挙裁判一覧 〜 猫旅館女将の不正選挙頁
これだけ多くの不正選挙がらみの裁判が行われたのは、日本の選挙史で初めてのこと。
https://blogs.yahoo.co.jp/hazardmiraikey/46151846.html
>「メディアが無視する不正選挙訴訟」(EJ第3701号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/383513241.html
>何度も言うが、元凶は不正選挙だ (self.tikagenron)
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/6exmxv/%E4%BD%95%E5%BA%A6%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%86%E3%81%8C%E5%85%83%E5%87%B6%E3%81%AF%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%A0/
現在の政治状況で有効なカードは「不正選挙の追及」「国際的な選挙監視団の招聘」以外にない。もちろん自民党は汚物だし、野田は豚だが、安倍に文句を言うヤツも、野田や「民進党の心ある議員」にアドバイスをするヤツも、不正選挙の追及を柱に立てないのなら、共謀罪の成立や現支配体制の補強に寄与しているのと変わらない。プロレスでヒールに野次を飛ばそうがベビーフェイスの戦い方に文句をつけようが、筋書きを変化させることなどできはしないだろう。
>野党共闘と不正選挙 https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/750w65/
_つまり野党共闘には二種類あった。小沢の「不正選挙のもとでも勝つ野党共闘」と、民進の「負けるための野党共闘」だ。勝てる状況が揃いつつあるのに野党共闘を捨てるのが小沢の仕業であるはずがない。負けることができる状況でなくなると55年体制のような状況を求めるのが民進党。これは前原に限った話ではないのだろう。つまり「小沢アレルギー」とは「自公に勝つ気があるかどうか」「政権を担う気があるかどうか」もっと言うなら「『業者』の書く筋書きから外れる気があるかどうか」「政治主導で『業者』と戦う気があるかどうか」というパラメータだ。
1. 2018年5月26日 06:52:59 : mQWIb7y9yo : RzbscbkL9YM[93]
スイスフランと言ったって強大なGDPの裏付けがある訳でも無い。
世界最強の軍隊に守られている訳でも無い。
顧客の秘密は絶対に守ると言う金融機関の「信用」だけで成り立ってきたものだ。
しかし反社会的な者や非道徳的な者まで護ることはない、という最近の風潮に押されてそれが崩れて来た。
だからスイスフランである必要は無くなっただけ。
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/897.html#c1
NATO空軍を脅かすロシアの発明、ナショナル・インタレストが説明
2018年05月25日 23:54
スプートニク日本 https://sptnkne.ws/hBgx
ロシアのレーダー「ストゥルナ1」は軍事衝突の場合、米ステルス機の「殺し屋」になる。米誌ナショナル・インタレストが伝えた。
同誌は、「ストゥルナ1」がステルス機だけでなく、ほぼ全ての標的を探知し、ハンググライダーや巡航ミサイルなどの低空飛行体でさえ見つけることができると指摘する。
さらに、「ストゥルナ」はその構造から対レーダー兵器に対してより強固だと同誌は強調。同レーダーは西側にある類似兵器よりも格段に携帯性が高いという。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/170.html
1. 2018年5月26日 07:01:47 : mQWIb7y9yo : RzbscbkL9YM[94]
トラ「オバマの轍は踏まない」
キム「段階的核放棄だ」
トラ「オバマの轍は踏まない」
シュー「段階的核放棄を支持する」
トラ「オバマの轍は踏まない」
キム「第一段階を実行する」
トラ「オバマの轍は踏まない」
ムン「平和ヘの第一歩だ」
トラ「どいつもこいつも、どついたろか!」
http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/700.html#c1
9. 無段活用[1930] lrOSaYqIl3A 2018年5月26日 07:10:41 : y3ktnOS9WA : bOyPHFUtXfQ[52]
>だからIAEAが福島原発事故の被害はなかったことにしろ、
>と命令すれば黒を白と言わなければならない。
>逆らえば放射線医として第一線では働けなくなる。
だったら何なの?
というのが、あのアメフト青年の会見の意味だ。
中川氏のやっていることは人殺しだ。
それが分らなければいけない。
4. 仁王像[2187] kG2JpJGc 2018年5月26日 07:13:57 : 3jXPswanB6 : Q13gZv9B7rY[3]
>2、>3
今日のN7でもワシントンから油井秀樹記者が「トラ大は米朝会談を強く望んでいる」との報告をしていた。
櫻井ジャの予想は外れるだろう。
・北には意地が有り、米には驕(おご)りがあった。それに起因した中止は延期であって破談ではないだろう
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/607.html
投稿者 仁王像 日時 2018 年 5 月 25 日 12:45:56: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/870.html#c4
198. 中川隆[-12513] koaQ7Jey 2018年5月26日 07:18:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』予告篇【2018年1月27日(土)公開】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=UCLika1u4Mc
『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』Gauguin Voyage de Tahiti - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=_1Sfhn6fwJk
https://www.youtube.com/results?search_query=Gauguin+Voyage+de+Tahiti+full+movie
原題 Gauguin - Voyage de Tahiti
製作年 2017年
製作国 フランス
配給 プレシディオ
監督 エドゥアルド・デルック
キャスト
バンサン・カッセル : ポール・ゴーギャン
ツイー・アダムス
マリック・ジディ
プア・タウ・ヒクティニ
http://gauguin-film.com/about.php
4. 22A[279] glGCUUE 2018年5月26日 07:23:11 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[2092]
トランプの行動の予測は難しいね。
トランプは単なる軍事オタクではない。商売人でもある。
その商売の中には日本に兵器を売りつけるのもあるが,同時に北朝鮮での商売にも関心があるはずだ。
複数の要素で動くから,予測が難しいのだろうね。
いずれにせよ中止決定が覆され,会談が行われる可能性が出てきたのはいいことだ。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/872.html#c4
3. 2018年5月26日 07:24:23 : gFJO69C496 : HZGtzWnCxHY[5]
そうです天木氏の書いているとおり。外務相の
下っ端役人がロシアの外交官と計画をすり合わせる
程度の話題でァヘが訪ロしているという現実を
明確に報道する事です。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/250.html#c3
3. 2018年5月26日 07:25:27 : EoGK8VTS7A : @psKVderZik[1]
庇うのはゴミ売り、3K、日本懐疑変態狂会だけだよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/256.html#c3
199. 中川隆[-12512] koaQ7Jey 2018年5月26日 07:29:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
ゴーギャンは何故ヨーロッパを捨ててタヒチを選んだのか? _ 2
ピガールよりは歌舞伎町の方が遥かにディープ
ピガール界隈
ピガールはパリ随一の歓楽街です。
通りを歩くとsexialなお店が軒を連ねていて、日中にもかかわらず、私たちみたいな中年カップルにさえ呼び込みが声をかけてきます。
いったい、何のお店だったんでしょう?
夜になると着飾った女性(男性の場合もあり)が通りに立ち並び、がらりと雰囲気が変わるそうです。夜のピガールも見てみたかったのですが、主人に却下されてしまいました…
フレンチカンカンで有名な"ムーラン・ルージュ"
昼間明るいうちに見るとちょっと冴えないですね・・・
ちょうど、モンマルトルをぐるりと廻る"プチトラン"が止まっていました。
夜の世界の人たちを描き続けたトゥルーズ ロートレックはムーランルージュの踊り子や客をモチーフにした作品をたくさん描いています。
学生時代、ロートレック様に心酔していて、自分の部屋にたくさんポスターを貼っていた時代がありました…(-_-;
"ムーラン・ルージュのラ・グリュ" ( "ラ・グリュ"と言うのは踊り子の名前です )
”ジャンヌ・アヴリル” これも踊り子の名前
↓ 下からのライトに照らされた右端の女性、インパクトありますね。
後ろ向きに座っている女性は、映画「ムーラン・ルージュ」でニコール・キッドマンのモデルになったそうですよ。ニコール自身がわざわざシカゴ博物館までこの絵を見に行ったとか…
手前の横向きシルクハットの男性がロートレック自身です。
キャバレーですから昼間はあいていませんが、入口を覗くとセクスィーな写真がいっぱい!
キャッ、ハズカシ〜!
ボンゾも思わずフレンチカンカン♪
ムーランルージュの裏手にある"カフェ・ドゥ・ムーラン"は″アメリ″が働いていたレストランとしてロケに使われた場所です。
このレストランは映画でも本名で登場しています。
お店の中にアメリの写真がしっかり飾ってありました。
サクレクールの裏通りからピガールまで歩いて来ましたが、モンマルトル界隈はディープなパリって雰囲気で面白かった〜!
http://bonzoblog.exblog.jp/11198620/
ピガール周辺
これは、ピガールからクリシーに向けて歩いた時に見える昼間の景色。見てのとおり、S●Xの文字だらけ。この通りのこういった店は、映画をよーく注意して見てると時々ちらほらと出てます。
「アメリ」ではメパラス・ビデオモという店が登場していたし、「ファム・ファタル」ではこのすぐ近くのエロショップ2階の部屋を外側から映すというショットで登場していた。「結婚7年目」にもこのへんのエロショップが舞台になっていた。
大通りの中央がバリケードで囲まれているのは、そこが緑あふれる遊歩道として改造されつつあるからなのです。もうクリシー付近は工事が終わり、まるで都会のオアシスのようにきれいになってます。(ピガール周辺は目下工事中で、騒音激しい時期です。)
エロ・ショップ
これがこのあたりで典型的な店。中が一体どうなっているのかは‥‥映画で見るとおりなんだと思う。CABINEと書いてあるのはエロ・ビデオを見る小部屋のことかなって思うんだけど。そうそう、「La Pianiste」というものすごくヘンなフランス映画があったけど(ほぼ同時期に公開された le pianist と混同しないように)、あの映画の中で女ピアノ教師がエロ・ビデオを観ていたなぁ。
テキトーにパチリと撮った写真だけど、若い男の子たちがちょっと楽しそうにウインドーを見てる姿がなかなかかわいい一枚。(笑)
ピガール、クリシー
メトロの駅ピガールとクリシーのちょうど中間にあたる場所に、ムーラン・ルージュがある。その斜め向かいがこのMONOPRIX(モノプリ)という大手スーパー。こんな超健全な店も、エロ・ショップに囲まれて平然としている。モノプリっていい商品を売ってる店なので、決してチープな店ではないのに。ある意味すごいね。
正式にはエロチック・ミュージアムという名前ですが、省略してエロ美術館にしておきます。ここでは全世界から集められたエロスを題材にした美術作品が陳列されているらしい。この写真では見えないけれど、中央の大きなウインドウにその作品のいくつかが展示してあり、あまりにエロ・グロなので写すのは控えました。
日本からは多分、江戸時代の春画なんかが展示されてるんじゃないかな?って感じです。
以前友達に「秘宝館って知ってる?」と聞かれたことがあったけど、ここもある意味メ秘宝館モなんだろうなぁと思う。
http://karufu.net/room/france/syufu/zare003.html
西洋人はすぐにロリとかアナルとかゲイの方向に行ってしまうので全然エロくないんですよね。 モデルは欧米人の方が日本人よりずっと綺麗なんだけど、エロさは日本女性の方が数等上。
ポルノで一番ディープなのも日本製
日本製AV が欧米のAVより遥かに人気が有る理由が良くわかります。
▲△▽▼
西洋文化がディープでない理由
1) タルコフスキー アンドレイ・ルブリョフ
tarkovsky Andrey Rublev
http://www.youtube.com/watch?v=EjEkUPXdceI&feature=results_video&playnext=1&list=PL2354BE862810ED06
アンドレイ・ルブリョフはキリスト教のあり方に疑問を持ちます。先輩画家からは、愚かな人間たちなどどうでもいいじゃないか、画は神のために描くものだと諭されます。先輩画家は、愚かな人間たちの上にはもうすぐ最後の審判が下るぞと言います。しかし、アンドレイ・ルブリョフは先輩画家の言葉に納得ができないのです。アンドレイ・ルブリョフはモスクワ大公から依頼された修道院の壁画「最後の審判」を描くことができません。
そんなある晩、アンドレイ・ルブリョフは異教徒の祭りに迷い込みます。すでにキリスト教化していたロシアでは、アニミズム信仰を持つ人びとが異教徒と呼ばれて、教化の対象になっていました。森の奥から響くざわめきを聞きつけたアンドレイ・ルブリョフは好奇心に勝てずにひとりで奥へ奥へと進んでいきます。
裸の女たちが松明を持って川に飛び込んでいました。アンドレイ・ルブリョフは異教徒の祭りを垣間見ます。
小屋の中では、ひとりの女がはしごをのぼっては飛び降りてを繰り返しています。女が飛ぶごとに着物がはだけて女の裸体がちらつきます。
アンドレイ・ルブリョフがそんな光景に見とれていると、男たちに「黒い悪魔がいたぞ」とつかまって小屋の中にひきずりこまれて縛られてしまいます。アンドレイ・ルブリョフは、
「何をする、やめてくれ、お前たちは、最後の審判が恐ろしくないのか」
などと口にします。
小屋の中にはアンドレイ・ルブリョフと女が残りました。翌朝、アンドレイ・ルブリョフはうしろめたそうな顔をして村をあとにしました。全裸の女がうるんだ瞳でアンドレイ・ルブリョフのうしろ姿を見送ります。
異教の女マルファとの会話
マルファ
なぜあなたは頭を下にしたいの?
気分がもっと悪くなるのに。
なぜあなたは天の火でわたしたちを脅すの? (ルブリョフが「最後の審判」を口にしたことへの反感)
ルブリョフ
裸になって君たちがしようとしていることは罪なのだ。
マルファ
何の罪ですって?
今夜は愛しあうための夜なの。
愛しあうのは罪なの?
ルブリョフ
こんなふうに人を縛り上げるのは愛なのか?
マルファ
あなたが他の修道士をよぶかもしれないからよ。
あなたの忠実さをわたしたちが受け入れることを強制しようとする人たちよ。
あなたは恐怖の中で生きることが容易なことだと思っているの?
ルブリョフ
君は恐怖のなかで生きている、なぜなら君が知っているのは愛ではなくて獣欲なのだ。
魂のない肉欲、しかし愛は兄弟愛のようであるべきだ。
マルファ
すべての愛は同じではないの?
ただの愛なのよ。
マルファはルブリョフに近づきキスをする。
http://foonenbo.asablo.jp/blog/2010/03/21/4962351
▲△▽▼
性を敵視するキリスト教
日本人がガンガン“性”楽しんでいた昔、欧米人は禁欲生活
江戸文化史研究の第一人者で、法政大学教授の田中優子氏が興味深い示唆を与えてくれた。田中氏には、浮世絵研究家・白倉敬彦氏との共著『江戸女の色と恋――若衆好み』(学研刊)などがある。
「性に関するタブーのほとんどは西欧文化、特にキリスト教的宗教観の強い影響の下にあります。日本は明治維新とともに、政治と社会制度や経済体制、教育システムを刷新するだけでなく、性のタブーも受け入れてしまったのです」(田中氏)
キリスト教的セックス観はいたってシンプルだ。性の営みは子孫繁栄のためにだけ存在するものであり、愉悦や快楽が介在してはいけない、というものだ。
「オーラルセックスやゲイなど生殖に関係ないセックスは、法律で厳しく罰せられました」(田中氏)
欧米の一部では、今もこれらのセックスを禁止する法律が存在する。
“正常位”がカトリックの定めた“正しい体位”であり、後背位は獣と同じと否定されていたことも有名だ。ちなみに、江戸期に正常位は存在せず、この体位は“四つ手”と呼ばれていた。
田中氏も笑う。「そもそも江戸の性には、正常と異常の境界線がなかったんです」
欧米では、オナニーも生殖に直結しないという理由で罪悪視され続けた。ところが、江戸の自慰観は実に健全なうえ、医学的見地にも立脚している。江戸の性指南書『閨中紀聞枕文庫』は「男女とも若時婬欲をこらへるも頗(すこぶ)る毒なり」と看破しているのだ。
「おまけに西欧では女の性が抑圧され、快感はもちろん性欲すら抱いてはいけないという理不尽ぶりです」(田中氏)
※週刊ポスト2010年11月12日号
http://www.news-postseven.com/archives/20101103_5019.html
1966年、イニス・ベアグ島のアイルランド系の島民に関する人類学的研究によって、島民の性生活において、19世紀のキリスト教の父権的パターンをもつ小型の文化が続いていることが明らかとなった。
女性はオルガスムを経験しなかった。女性はセックスを享受するよりも耐えるように訓練されていた。男性はいつも数秒で果てた。節度というものが抗しがたく両性の心を占めていた。
夫も妻も相手の裸体を見たことはない。前戯は寝巻の上から乱暴になでまわすだけであった。正常位Venus Observa以外の体位はとらなかった。
婚前交渉は事実上行なわれなかった。というのは若いカップルが2人だけになることはなかったから。旧式のデート方法である「散歩」さえも許されなかった。若者は性に関する知識はいっさい与えられなかった。結婚してから「成行きにまかせればいい」と島民は悪びれずに語った。
男たちはしばしば小船に乗って海に出るが、泳ぐために人前で服を脱ぐのがいやで泳ぎを学ばなかった。「海水浴」というのは、服を着たまま海中を歩くことを意味した。海水浴をする男女は厳しく分けられた。男性は病気になったり負傷しても、本土の病院に行くよりも死を選んだのであった、というのは病院に行けば看護婦の目に自分たちの身体をさらすことになると考えたからである。
イニス・ベアグ島ではイヌでさえも、陰部をなめたり、他の「卑猥な」振舞いをすると答で打たれた。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/sex.html
「キリスト教中世」は、「性的快楽は全て、男女を問わず、悪だ」と考えた。
「肉には善きことは何もない。神を恐れる者は、禁欲せねばならぬ」(聖クレメンス)。
「生殖を目的としないセックスは全て悪魔の仕業だ」(聖アウグスティヌス)。
これが、数百年にわたってキリスト教の「結婚道徳」の礎(いしずえ)となった。
十九世紀には、「女性の性」への敵意は、一種の歴史的集団ヒステリーにまで高まっていた。
「女性にオルガスムスがあるなどと考えるだけでも精神病者の妄想である。そんなものはありえない」(当時の精神科医の話)
「女性に性的な感覚があるなどという主張は、汚らわしい中傷だ」(当時のイギリスの権威、ウィリアム・アクトン)。
http://www.porsonale.co.jp/semi_i194.htm#1
キリスト教会が、女性は性的快感を覚えてはならず、子を産むためにのみ性交をすべきであると教えたために、成長期にある男子も女子も、できるかぎり女性の性的能力については知らされないようにされた。
医者でさえも、貞節な女性には陰核がないと信ずるようになった。
中世以来、貞節な女性はその裸身を男性に、そして夫にさえもめったに見せることはなかった。
そのため、暗闇でごそごそと女体をまさぐっていた男性が、女体がどういう構造になっているかまったく知らなかったとしても、それは驚くにあたらないことであった。
信心の深い夫婦は頭巾のついたシュミーズを着ていた。それは前面に小さな穴の開いているたっぷりとしたナイトガウンで、肉体の接触は最小限で妊娠させることができるものであった。
1593年の魔女裁判で、審問官(既婚者)は初めて陰核を見つけ、それを悪魔の乳首と思い、魔女の有罪を確証するものだとした。
陰核は「小さなこぶで、いわば、乳首のように突き出ていて、長さは半インチ」であった。
審問官は
「初めて陰核というものを見たが、それが見るのもいやらしい秘所に隣接しているために、誰にも見せないつもりであった。しかし結局、そのようなまことに珍しいものを隠しておくことができなくなって」、
彼はまわりにいる人々にそれを見せた。人々もそのようなものは見たことがなかった。魔女は有罪と宣告された。
西欧社会は、たしかに、男根については熟知していて、男根崇拝はキリスト教時代になってもなくならなかった。Phallus Worship. しかし、陰核のことは忘れられていた。
「人生のそもそもの始まりから、私たちはみな、主要な男性生殖器は男根であり、女性性器で主要なのは膣であると教わる。そしてそれらによって男であるか女であるかがはっきりわかるし、男女の違いが現れるものと考えられている……これは嘘である……女性の性的快感を考える場合、こうした定義があてはまらない場合が多い。
もし女性性器の目的が女性に快感を与えることであると思うならば、女性が性欲をはっきり自覚するのは別の器官によるし、それに集中する。幼児のころから、主要な男性性器は男根で、女性のは陰核であると、すべての者が教わるとよい」。
19世紀の医学の権威者たちは、女性の性的能力を女性たちに気づかせまいと心を配ったようであった。男の子と同様に、自慰によってオルガスムが得られることを覚えた女の子は、医学的に問題のある子だけだとみなされた。
そういう女の子は、しばしば、陰核を切り取られたり焼灼されたりして「治療」され、「矯正」され、
あるいはまた、
「小さな貞操帯をはめられて、陰唇を縫い合わせて陰核に手がいかないようにされ、卵巣を外科手術で切除されて去勢されたりもした。
しかし医学的文献を見ても、自慰をやめさせるために男根を切断したり、睾丸を外科手術で切り取ったりしたということは、どこにも書いてない」 。
アメリカで、自慰行為をやめさせるために陰核摘出をした記録の最後のものは、1948年のものであった。5歳の女の子であった 。
カトリック教会は、1976年、自慰行為を「重大な道徳的退廃」だとしたが、それは、女性が自慰行為によってオルガスムに達することができることを恐れたこともあったのかもしれない。男性と同様に、自慰行為によって女性がオルガスムに達することは、今ではよく知られていることである 。ヴィクトリア朝時代、聖職者や医者たちは、「女性の性的能力を全面的に抑圧することが、女性を飼いならすのに決定的なことである」と思っていた。
アイザック・ブラウン・ベイカー博士のような指導的な権威者たちも陰核摘出を数多く行って、女性の神経衰弱、ヒステリー、強硬症、狂気、女性痴呆症、その他性的欲求不満の徴候を示す数々のふれこみ文句で言われている症例を治療しようとした。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/clitoris.html
マッサージ機の歴史
テーマ:芸能・エンターテイメント 「松島・町山の未公開映画」というマイナー番組。オセロの松島さんと、アメリカ評論家(?)の町山さんがアメリカ社会の事実をお届けするという番組。
今日はとても面白かった、町山氏の解説がね(笑)
そもそもヨーロッパでは、キリスト教の教えにより、女性にとって陰核刺激をすることは低俗なことであり、挿入快楽によって主人と同時絶頂が理想とされた。その考えは今も根強いとも言われる。
18世紀後半ビクトリア朝のイギリスでは、女性は束縛された。女性はきれいな言葉を使い、働いたらだめだし、さまざまな権利も保障されない。女性たちは当然、ストレスがたまり、欲求不満でイライラするようになる。
これは、当然の結果だ。にもかかわらず、当時イギリスでは、これを女性がかかる「ヒステリー」という病気だと断定した。
実際、束縛された女性たちはイライラがつのり、医師のところにどんどん行くようになる。
医師は、これに対してどういう治療をしたかというと、陰核刺激だった(爆笑)
女性たちは、医師による陰核刺激で絶頂に達し、すっきりして家に帰るわけである(爆笑)
夫たちも、別にその陰核刺激は、ヨーロッパでは性行為ではないという概念であるし、治療行為なので気にしないし、何せ妻がすっきりしてイライラがおさまるのだから、悪くはない。
さらに、女性たちは病院に通った(爆笑)
すると、今度は医師たちの指が疲れるわけである(笑)
そこで、バイブレーターというものが発明され医師たちに愛用された。その後、バイブレーターを肩などに当てても気持ちがいいということで、電動マッサージ機として発売されることになった。 つまり、電マで陰核刺激することは、バイブレーターに転用したということではなく、本来の使い方だったというわけである。
番組の本題は、アメリカで女性用バイアグラを政府が認可するか、しないかという話の前半であった。
アメリカでは女性が挿入絶頂しないのはなんと病気(FSD)だと今、半ば定義づけられており、政府がお墨付きで病気だと断定するか、しないかという段階だという恐ろしい話なのである。
病気じゃないものを病気だといわれると、昔のイギリスのような無知なアメリカの主婦たちが、その女性用バイアグラを買っていき、製薬会社はボロ儲けという構図なのである。
アメリカは性教育が発達していると思われる人が多いかもしれないが、実際は逆。 これはアメリカの最重要問題の人工中絶の是非の問題にもからんでくる。
アメリカの少し内陸部になると、ものすごく保守的で古いキリスト教義が根強く、人工中絶は禁止だし、性教育で生徒には、いまだに婚前交渉はだめであり、結婚後も避妊はだめだと教える。そういう土壌の中、保守的な女性たちにFSDは病気だと製薬会社が政府とつるんで教え込み、儲けようとしているのである。
加筆・・・・
翌週。結局、ホルモンを使った薬は今回は認可を阻止することができた。しかし時間の問題だという。そして一足先に、EUで認可されたそうである。 これについて、町山氏が松島さんに言う。2週にわたって、見てきたが、一回も「愛情」という言葉が使われなかったよね、と。
アメリカは、女性が絶頂に達しないのは病気であるとし、薬で絶頂に達せようとしたり、手術までしようとしたり異常としか言えない。
仮に、薬を飲んだり、貼ったり、したら快楽が増し絶頂に達するというのであれば、好きでもない男でもどんな男に対しても絶頂に達するということになる。それはおかしいことだ。女性はまず愛情があるからこそである。手を触られただけでも、大好きな人であれば、ドキっとするものであり、それは、科学だとか薬だとかの話ではない。
一切、そういう愛情というものを度外視して、ただ絶頂しないのは病気であり薬で解決させようとするのは、機械的であり、まったく、日本では理解できないものだ。 本当に、「愛」という言葉が1度も聞かれず、ただ絶頂に達することについてだけ議論しているという完全に異常、異様なVTRだった。
http://ameblo.jp/winterorange/entry-10691576426.html
かってヨーロッパのキリスト教国などでは、若い男女がマスターベーションを行う習慣をやめさせようとする時代がありました。19世紀には、特に女性のクリトリスは性的快感を与える以外には何の役にも立たず生殖出産には全く不要であるとして、クリの切除が合法化され、奨励されていました。
当時の高名なある医者は、オナニー(マスターベーション)の習慣をもつ多数の少女のクリトリスを、焼きごてで焼きつぶして、オナニーと言う病気、を治療したと明言しています。
http://mas.fromc.com/life-partner/danjyo~tame/kuritorisupenisu.htm
中世ヨーロッパのキリスト教国などでは、若い男女のマスターベーション、オナニーは禁止されていました。
今でもクリスチャンにはオナニーを悪魔の誘惑に負けることだといって、慎む人たちがいます。その中でも女性のクリトリスは性的快感を得ること以外に役には立たないという認識があり、こんなものは子供を作る際にも不要だ!ということで、クリトリスの切除が、奨励されていました。
「イタイ!!」
慢性的にオナニーの習慣を持つ少女に関しては、病気だと診断し、クリトリスを焼きつぶしたりしてオナニー癖を治したりしたそうです。
魔女裁判とも密接な関係があり貞淑な女性には性欲の象徴であるクリトリスがないものだという考えが浸透し、クリトリスがあると魔女扱いされたりしました。当時はオンナは、オトコの欲望、好奇心の対象物でしかなく、自らセックスの楽しむを得ることは許されてなかったのです。
http://htsx.blog.so-net.ne.jp/index/4
クリトリス切除はマスターベーションを防ぐ方法の一つだと考えられていたが、アメリカではコーンフレーク王のJ.H.ケロッグがまた別の治療法を考えだした。女の子が自分で楽しむのをやめようとしなければ、「純粋な石炭酸」をクリトリスに塗ればいいと提唱したのである。
http://diary.mrmt.net/2745
X線の最初に知られていた治療上の機能は女性のクリトリスを照射し、焼灼・破壊することだった。
1860年代からは clitoridectomyのための方法によって、取って代わられた。
http://www.brandbihar.com/japanese/women/history_female_sexuality.html
949. 名無し調教中。 [sage] 2006/12/07(木) 01:03:00 ID:m7yYpyRH
ヨーロッパじゃ一時期 オナニーに対して過剰な措置を取っていた時期があるよ。
ペニスにつけるアンチマスターベーションデバイスが売られたり、就寝時に子供の手を縛って性器に触れなくするとか。
953. 名無し調教中。 2006/12/07(木) 10:32:14 ID:XN5tKFeY
まあ、マスターベーションは精神病、特にヒステリーの原因と考えられた時代があってな。そのころは、クリトリス切除をマジで推進する医者が欧州にもいたんだと。精神に変調をきたした女から子宮摘出とかやってた時代だ。
954. 名無し調教中。 2006/12/08(金) 03:10:57 ID:gQmoBRBp
マスターベーション禁忌は聖書にも記載されているから、敬虔なキリスト教徒なら嫌うだろう。 逆に近代に入ってからの性感帯信仰が異常とも言える。
女子割礼反対の根拠ともされるが、クリトリスが女性の体にとって本当に欠かせないものかどうか怪しいな。
一つだけはっきりしていることは、どの社会でも女の性器に自由はあまり無いということ。男根のように放置されることはまず無い。 生理や出産など常にケアと点検が欠かせないからね。
955. 名無し調教中。 2006/12/08(金) 10:15:03 ID:NURGfebo
うんにゃ、聖書にオナニーしちゃいかんって記述はない。オナンが罰せられたのは姦淫の罪でだな。妊娠を目的にしないセックスをしちゃいかんというタブーならあった。
マスターベーションがタブーになったのはキリスト教とストア派が融合した結果、「肉なるものはずべて悪」って思想ができた時代だと思う。
意外に思うかもしれないが、イスラム世界のハレムでは女たちの同性愛と自慰が性的コンディションを高めるために容認というより奨励されていた。もっとも、子種を植える畑を耕しておくという意味においてだけど。
http://pink.nihongodeok.net/thread/pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1107523811/
「陰核切除」
女子に対する「割礼」のことで、陰核を幼いうちに切り取ってしまうこと。
「陰核切除」の目的は、女性器性感を鈍化させることによる浮気封じにある。つまり男上位主義に基づく男の身勝手から出た発想で、女から性的快楽を奪うことにつながる。モハメツトは教典『口伝律(スンナト)』で、割礼は男のための儀式だが女にとっても名誉なこと、と言っている。しかし女の割礼を神聖な行事とするイスラム教の割礼儀式、ことに陰核切除は、中東やアフリカの一部に見られる残酷な弊習にすぎない。
従来、たいていの陰核切除手術で、施術者は少女を押さえつけ、麻酔も施さずにクリトリスを擦って勃起させ、その頂点で切り落とす。女の子は痛みに悲鳴を上げ、予後ケアーも不備なため、命を落とす者も珍しくなかった。
一八七〇年頃ヨーロッパで女のオナニー有害説が流布し、その影響もあってクリトリス切除が流行した。この傾向はアメリカにも飛び火し、一八九〇年代女たち(多くはプロスティテュートだが)は骨盤矯正という名目の手術を受け、その流行に乗ったことを証明するべく手術跡を見せ合ったという。
http://mistererog.seesaa.net/article/174587783.html
要するに、パリのピガールの様な解放的(?)性文化はキリスト教禁欲主義に対する反動として出てきたものなので、西洋人にとってはキリスト教文化を否定するのと同じ意味を持っていたのです。
一方、日本やポリネシアでは最初から性に対するタブーが全く無いので、歌舞伎町文化自体が極フツーの伝統的習俗なんですね。男色、幼児姦、近親相姦、義父や義兄との乱交も日本古来の伝統ですし。しかも罪悪感は完全にゼロだしwwwwwww
3. 2018年5月26日 07:30:14 : 8q3qeXT2cg : LR5ucA3lcb8[-4698]
外資・軍産・経団連の 傀儡・売国奴議員による 外資・軍産・経団連のための政治!
〇わたくしは、間違いなく国民の敵で、売国でーす! もちろん、恥知らずでーす!
__ 皆さんの声を 堀内のり子 にお届けください。
__ https://genkihoriuchi.com/contact/
>「擬似民主主義」 (self.tikagenron)
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/5abnsb/%E6%93%AC%E4%BC%BC%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9/
>不正選挙を糾弾して安倍インチキ政権を打倒し、真の民主主義を求めようとする皆さんへ
https://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/46577694.html
@今日の民主主義議会の目的は、賢人会議を形成する事ではなく、従属した精神の、つまりゼロに等しい連中を寄せ集め、利益団体の代表者がその代弁をすることである。
A民衆がものを考えないということは、支配者にとっては実に幸運なことだ。
アドルフ・ヒトラー (ドイツの政治家)
10. 無段活用[1931] lrOSaYqIl3A 2018年5月26日 07:32:15 : y3ktnOS9WA : bOyPHFUtXfQ[53]
>>9
人としての良心があるあるなら、せめて口を閉ざすべきだろう。
1. 2018年5月26日 07:32:58 : EaX6NUHcTw : 9RQjzafi7_4[14]
但馬問屋 @wanpakutenshi
10ヶ月ぶり、籠池夫妻が保釈❗️ 保釈金1500万円を納付。籠池氏が証人喚問で語ったこと、その裏付となる文書がようやく発掘された。
このタイミングでの保釈は、安倍夫妻にとっては脅威だろう。
ぜひ今度は、あなた方夫妻が檻の中へどうぞ…
やのっち(。・ɜ・)d @_yanocchi0519
籠池氏から安倍へのはなむけの言葉「為政者というものは、しっかり本当のことを、正々堂々と伝達・報告するべきもんじゃないのかと思う。」 終始晴れやかな会見だった。晩節を汚さなかった籠池氏に恐れるものは何もない。あなたの勇気ある行動が多くの人々の心に火をつけた。さあ、次はカウンターだ!
wakatyan @SNn4hOTBHDolFOG
籠池さん!まだ小学校作りたいって言ってましたね。その気持ちは分かりますけど、二度と、あのような軍国主義の、右翼思想の、学校はごめんこうむりますよ。日本会議という組織がいかに情けない組織であり、冷たい組織であり、酷い組織であることは骨身にしみてお分かりのはずですけど!
Simon_Sin @Simon_Sin
籠池氏に関しては、逮捕前にその愛国的な教育方針を賞賛していた人たちは逮捕収監されたら他人のフリで愛国教育を批判していた人は「彼の教育方針には反対だがそれでも不当に拘留されるのはおかしい」と彼の権利を擁護していた
人間として立派なのはどっちかな?
news北東西南 @news_ewsn
財務省・近畿財務局の森友交渉記録に…
松井知事「僕が言ってきた通り。森友の開設には国がすごく親切な対応をしていた。自民党のナントカいう京都の参院議員が『悪いのは大阪府』とか言ってたけど、府は受け身。懸念も表明してた。籠池氏に近財、財務省が屈したことがはっきりした」〜囲み取材より
--------------------
安倍首相夫妻および松井大坂府知事こそ、捕縛されなさい!
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/311.html#c1
1. ダイビング[485] g1@DQ4Nyg5ODTw 2018年5月26日 07:33:05 : hYgDyQ7GVw : FW2CaKAMq2k[95]
こいつが死んだら、ダグラスグラマン事件の米国公文書が開示可能になる。
待ち遠しい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/265.html#c1
200. 中川隆[-12517] koaQ7Jey 2018年5月26日 07:39:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
ゴーギャンは何故ヨーロッパを捨ててタヒチを選んだのか? _ 3
西洋の自由の起源
「自由を得たいなら闘え! 闘いぬけ! さもなくば諸君は奴隷になるのだ!」
尼僧ヨアンナ(1961)
監督: イェジー・カヴァレロヴィチ
出演: ルチーナ・ウィンニッカ ミエチスワフ・ウォイト アンナ・チェピェレフスカ
Mother Joan of the Angels 1961 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Mother+Joan+of+the+Angels+1961+
ポーランドを代表する作家イワシキェウィッチが、17世紀フランスの史実に基づいて書いた短編小説の映画化で、舞台はポーランド北方に置き換えられている。
辺境の尼僧院に赴任しようという司祭スリンは、そこを目前にして近くの宿屋に泊まる。客や従業員たちの間では、院の話題で持ち切りだ。尼僧たちは、院長ヨアンナを始めとして、みな悪魔にとりつかれ、情欲のままにふるまっている。スリンはその悪魔払いのため来たのだが、先任者は完全にヨアンナの魔性に狂って火刑に処されたのだ。彼は悪魔と対峙する前にすでに震えおののく。そして会ったヨアンナは、平常時は美しく淑やかだが、ひとたび、その魂が悪魔を呼べば獣のように肉の交わりを求めて這いずり回るのだ。
自分を、そしてヨアンナにも、鞭打ってその誘惑を振り払わせる苦行を強いるスリンだが(白い聖衣が干している選択部屋の隅と隅に分かれてのシンメトリックな構図)、次第に彼女らの内奥にある魂の真実の叫びが彼にも届き始める。そしてヨアンナの中の悪魔を自ら引き受ける事でしか、彼女を解放する術はないと信じたスリンは、彼女を抱いて悪魔と一体になり、罪のない従者と宿屋の下男を殺す。その血によって彼の内に封印された悪魔は、やがて彼に下される火あぶりの断罪に彼と共に昇天するであろう、そんな余韻の中に映画は終わる。
果たして、悪魔とは字義通りのそればかりでなく、たとえば、カソリック教義自体が内包する神や悪魔を弄ぶ矛盾、ナチの残虐行為からスターリン圧政に連なるポーランドの問題を意味する言葉でもあろう。東欧映画に共通する理詰めの放縦とでも呼びたいカメラの運動にも圧倒される、鬼才カワレロウィッチによる真の恐怖映画。主人公が自分とそっくりの顔をしたラビ(ユダヤの僧侶)に教えを請うシーンが印象的。
________________
カメラに頭を向けて腹ばいで床に倒れている男という奇妙な構図のショットから始まる本作は、全編にわたって空間の深さを意識した構図を用いており、カメラの動きもそれに追従している。また、文芸作品らしいリアリズムで、SFX一切無し(逆廻しも無し)なのだが、ここまで得体の知れない存在を感じさせるのは流石である。観客を惑わす編集や、フレーム・イン、妙なタイミングが満載で、楽しめる。
苦悩に満ちながらも、どこか笑っているように見えるヨアンナの演技が怖い。村人たちの方も病的に見えるが、彼らは単純に欲や愚かさ(俗世界)を示しているのだろう。モノクロの、時に非現実的な色彩が、ポーランド映画のもつシンプルな画面によってより象徴的に、そして無機的に働いて、極度に精神的な中世ヨーロッパの雰囲気を上手く表現していた。何と言うか、ベルイマンの簡潔な世界観を物語的にしたような作品だった。
________
童貞僧スリンに出会って恋に落ち、生理が始まってしまったヨアンナが、その経血を壁に塗り、悪魔に取り憑かれた笑みをたたえる有名なシーンが忘れられない。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16926
修道院に悪魔祓いのために派遣されるスーリン神父は,その途中の宿屋で,怪しい噂を耳にする。修道女たちに悪魔が憑き,みな裸で踊り回るなど狂乱状態だ。とくに尼僧長のヨアンナには,いくつもの悪魔が住み着き,どんな悪魔祓いの儀式も功を奏さない。神父の前任者も,このヨアンナの妖気に惑わされ,狂い死んだのだという。
不安でいっぱいの神父が,修道院で実際に出会ったヨアンナは,普段は魅力的な瞳を持った淑やかな女性。しかし,いちど悪魔が乗り移ると,野獣のように唸り,呪いの言葉を吐き,ほかの修道女とともに荒れ狂うのだ。
はじめは,教理に則って,公開の悪魔祓いの儀式をおこなうスーリン神父だったが,全く効き目がないことを悟ると,密室でのヨアンナとの一対一の対決を試みる。そして次第にヨアンナの苦しみ,真実の声を知るにしたがい,自らがその悪魔の犠牲になるほかに,ヨアンナを救う道はないと知る。
ついにそのときは訪れ,ヨアンナと抱き合った神父は,体の中に悪魔たちが乗り移るのをはっきりと感じる。その後,すっかり普通に戻ったヨアンナに対し,悪魔を受け入れた神父は,内なる悪魔との戦いの中で疲れ果て狂乱。ヨアンナの肉体に戻ろうとする悪魔を自らの内に永遠に閉じこめるため,悪魔にすべてを売り渡す。悪魔は神父に従者ら二人の少年を殺害させ,ふたたびヨアンナも狂うが,しばらくののち元に戻り,その後は長く修道院長をつとめる....。
http://www.tomita.net/review/y980318.htm
この作品はケン・ラッセル監督が1971年に撮った「肉体の悪魔」のルーダン憑依事件の後日談と位置付けられる作品。
この作品自体は1960年に作られた作品なのでケン・ラッセルの作品とは全く関係ない。しかし、ルーダン事件で尼僧院長ジャンヌ(ポーランド語でヨアンヌ)がグランディエ(この作品ではガルニェツ)の魅力に惑わされ、尼僧院全体がいわゆる集団ヒステリー状態に陥る。グランディエが尼僧に悪魔を憑かせた張本人として火刑に処せられる。
この作品ではガルニェツ(グランディエ)の火刑の後の話として展開する。
ヨアンナは依然として悪魔に憑かれた状態で神父スーリンが悪魔祓いに向かう。尼僧院で神父たちが繰り広げる悪魔祓いの演出は最高。教会の石畳に十字架のように横たわる尼僧たちを上から見つめるように撮るシーンは幻想的というよりはサイケな感覚の方が合っていると思う。
そして、ヨアンナの尋問でヨアンナがブリッジの格好になり悪魔の声で応じるシーンはウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」の階段をブリッジで降りるシーンとして完全に活用されている。
悪魔憑きが女性の男性に対する愛情や情欲であることはストーリーが進む中で明らかにされていくが、スーリン神父自体もヨアンナに魅了されていき悪魔に憑かれるという展開は、何とも「性(サガ)」を表しているようで物悲しさもある。
ヨアンナを演じたルチーナ・ヴィニエッカは同監督の「夜行列車」に引き続き妖しい魅力を出しており最高だった。さすがイェジー・カバレロビッチ監督ストーリー展開も映像の表現力素晴らしく一気に観てしまう傑作だ。
_______
17世紀のフランスで起こった“ルーダンの悪魔憑き事件”。これを題材にした有名な映画が2作あります。本作「尼僧ヨアンナ」と「肉体の悪魔」です。
この2作の間には、大きな違いがあるのですが、まず時系列で考えた時、「ヨアンナ」は「肉体の悪魔」の後日譚と捉えることができる、という点があります。 といっても、安易に〔続編〕と呼ぶことはできません。
「尼僧ヨアンナ」の原作は“ルーダンの悪魔憑き事件”をポーランドの作家イヴァシュキェヴィッチが独自の解釈を交えて書いた小説です。例えていうと、「赤穂浪士事件」に対する「忠臣蔵」のようなもの。一方「肉体の悪魔」の原作は、オルダス・ハクスリーが綿密な取材をもとに執筆したノンフィクション。舞台や世界観、登場人物の名前も違います。例えば;
『肉体の悪魔』 『尼僧ヨアンナ』
地方都市ルーダン → ルーディン(映画ではポーランドの無名の寒村)
修道院長ジャンヌ → ヨアンナ(ジャンヌのポーランド語読みですね)
グランディエ司祭 → ガルニェツ神父
イエズス会士・スラン → スーリン神父
(スランは原作のみ登場)
「肉体の悪魔」は、グランディエ(ガルニェツ)が火刑にされたところで終わります。一方「尼僧ヨアンナ」は、ガルニェツの死後、新たな悪魔祓い士としてスーリン神父が来るところから物語が始まります。
「肉体の悪魔」はフランスの地方都市(しかもかなりアヴァンギャルドなセットデザイン)が舞台で、映画のタッチは極彩色のエログロ絵巻。
「尼僧ヨアンナ」は東欧的な世界観の荒涼とした風景の中、モノクロの美しい画面であくまで静謐に、狂気が描かれます。この両作品の世界観・イメージはあまりにもかけ離れすぎているので、即・続編と捉えるにはかなりの抵抗が感じられます。しかし、これは多元宇宙的な世界観の中で展開する“ルーダンの悪魔憑き事件”を様々な視点から視ている、と考えれば、これほど面白い比較鑑賞法はなく、この事件を元ネタにしたと言われる「エクソシスト」も“ルーダン事件”の時空を超えた一面(憑かれた少女がとるリアクションの数々や、退魔士の神父の交代劇、といった展開は“ルーダン”事件そっくり)と解釈すると、メチャクチャ面白い映画の楽しみ方ができる、と言えないでしょうか?
本作「尼僧ヨアンナ」の魅力は、イェジー・カワレロウィッチ監督の手腕による、まさにアート映画と呼ぶにふさわしい、ゾクリとする程美しい映像の数々だと思います。
荒野の真ん中にポツリと建つ、白い修道院の幻想的な風景。
楚々と登場した瞬間から、その静かな貌に宿した狂気のまなざし。
ヨアンナ演じるルチーナ・ヴィニエツカのこの演技力!
「肉体の悪魔」でせむしのジャンヌ僧長を演じたヴァネッサ・レッドグレーヴの怪演も鬼気迫るものがありましたが、ヨアンナの貌に突然悪魔が現出するシーンの表情など、本当にコワイです。名女優相譲らず、の感・無量です。
悪魔が“女の血をかきたてて”白亜の壁につける「血の手形」。
礼拝堂の床に、腕を広げてバタバタと倒れる尼僧たち・・・真っ白い十字架が累々と横たわっているようです。
悲しみと嘲りがめまぐるしく交錯する、美しきヨアンナの大写しの貌。
そして、映画のラストで、ヨアンナを救うためにスーリン神父がとった行動とは・・・。
この映画は「悪魔憑き」という設定を通して神や悪魔の存在、そして愛とは何なのか・・・といった哲学的なテーマを問いただしているように思えます。 「肉体の悪魔」では、悪魔の存在そのものの問いかけよりも、「悪魔憑き」を政治的な陰謀に利用する人間たち、またその権謀術数により運命が狂わされていく人々のドラマを描いた作品だった、といえそうです。 同じ題材を扱っても、作品というものはここまで変わるものなのですね。
かねてその評判は高いが、日本ではこれまで部分的引用でしか知られていなかった歴史人類学の大著、ミシェル・ド・セルトーの『ルーダンの憑依』(みすず書房 6500円+税)がはじめて全訳された。
「ルーダンの憑依」は、十七世紀フランスの田舎町の女子修道院で起きた、歴史上もっとも有名な集団的悪魔憑き事件である。
十七人の修道女からなるウルスラ会修道院に、数週間前に亡くなった告解師の亡霊があらわれた。霊はしばらく修道女のベッドの脇で泣いた。別の亡霊が次の日真っ黒な球のかたちで修道院の食堂にあらわれ、二人の修道女を乱暴に地面に押し倒し、その肩に乗った。やがて修道女たちの肉体と精神に奇妙な変調があらわれ、次々に判断力を失い、全身がすさまじい痙攣に襲われた。
教会の上層部は動転し、調査をした結果、この事件の犯人は悪魔だと判断した。「悪魔祓い」が専門僧の手で行われた。 悪魔に名を名乗るように命じると、「神の敵だ」という。悪魔にとりわけ狂った院長の体から出るように命じると、院長は暴れ回り、吼え、歯をきしらせ、奥歯が二本欠けた。 悪魔と何度か問答を重ねた末、悪魔を彼女の体内に入れたのは、ユルバン・グランディエという別の教会の司祭であると判明した。
「彼女たちは叫び、(略)グランディエを探そうとして、修道院の屋根に駆け上がり、また肌着だけで木の上に、それも枝の先の方までよじ登ったのです。そこで恐ろしい叫び声を上げながら、風や雨に耐え、何も食べずに四、五日も留まっていた」という。
この悪魔憑き事件は、たちまちヨーロッパ中に知れ渡り、ルーダンの街に何千もの野次馬が押しかけた(修道女が教会の尖塔に上り宙を飛ぶなどのウワサが広まった)。野次馬は何日も泊りがけで狂える修道女を見物した。野次馬に見られながら、修道女は吼え叫び、土の上でころげまわり、足や手を組み合わせ、足の裏をくっつき合わせたりした。卑猥なようすで舌を出し、つばを吐き、冒涜的な言葉を吐きちらかした。ミサの最中に、足と頭のてっぺんだけで背面位の体を支え、その体勢で階段をかけ上がり祭壇の上で司祭の服を引きミサを妨害した。
やがて、修道女たちには、一人に何人もの悪魔が乗り移って(多い人には九人も)いるとわかる(悪魔がそう告白する)。修道女たちとグランディエとの対決が行われ、グランディエがどう否認しても、彼が悪魔に使われている証拠が次々に出てきた。六人の悪魔とグランディエが署名した「契約書」すら出てきた(「神を否認して悪魔に仕え、できる限りの悪を尽くし、なろうことなら人間でなくなり悪魔になることを願う」)。グランディエは、ルイ十三世直々の指名による特別法廷で魔法使いとして裁かれた。一カ月余の審理を経て(書類の読み上げだけで十八日間を要し、喚問した証人は百人をこえた)、膨大な証拠(悪魔との契約書など)によって、火刑による死刑が宣告された。刑は一万人以上の見物客の前で執行された。
裁判中に、修道院長と修道女の一人が、無実のグランディエを告発して罪におとし入れたと告白したが、その告白も、魔法使いの魔力を証明するものとされ何の影響力も及ぼさなかった。
この異常な事件は、欧米では繰り返し検証の対象となり数々の論文や小説が書かれた。映画も(カヴァレロヴィチ「尼僧ヨアンナ」、ケン・ラッセル「肉体の悪魔」)作られ、オペラも(ペンデレツキ「ルーダンの悪魔」)作られている。 本書は、驚くほど浩瀚な資料によって、この事件の背景を深く深く掘りさげている。なるほど名著といわれるだけのことはある。
この事件をもっと大きな構図で知るためには、ポール・ケーラス『悪魔の歴史』(青土社 2718円+税)をあわせ読むとよい。悪魔という観念が、どれほど人類の頭を狂わせてきたかがよくわかる。特に、宗教改革と反宗教改革の時代は最も、悪魔観念にとらわれていた時代で、カトリックもプロテスタントも互いに他を悪魔とみなしていた。ルーダンは実は宗教戦争の最前線で、ついこの間まで、両教徒が殺し合いを続けていた場所だった。
今世界で一番悪魔の存在を信じている人が多いのはアメリカで、半数以上の人がそれを信じている(ハリウッドは悪魔映画でいっぱい)。かつてアメリカ人にとって悪魔はソ連であり共産主義だった。いまは何なのか。テロリストであり悪の枢軸国家だ。イスラム原理主義者もアメリカは悪魔の国と信じている。だから殺し合いがつづく。
http://blog.livedoor.jp/phoyipsnoons/archives/64959390.html
『肉体の悪魔』の原作はオルダス・ハクスレーの『ルーダンの悪魔』という歴史研究書。 『ルーダンの悪魔』はルイ14世時代のフランスの修道院で実際に起きた悪魔憑き事件を、20世紀の視点で冷静に分析した本。
田舎町ルーダンにやって来たセクシーな司祭(オリバー・リード)は町中の女たちを熱狂させた。その熱狂は男子禁制の修道院内にも感染し、なかでも修道院長(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)は一度も会ったことのない司祭に恋焦がれ、彼に犯される淫夢を見るほどだった。
ところが司祭は極秘にある女性と結婚してしまった。司祭のファンたちは嫉妬に狂い、精神の均衡を失う。 中央政府は、それが女性たちの性的欲求不満による集団ヒステリーだと知っていたが、権力を持ちすぎた司祭を葬るために政治的に利用する。 司祭が悪魔に魂を売って、修道女たちに悪魔を取り付かせたのだと。そして、政治ショーとしての悪魔祓いと魔女狩り裁判が始まる。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20090321
われわれ人類と悪魔との契約を記す文書で、今日まで遺されているものは数少ない。冒頭に掲げたユルバン・グランディエによる一書は、そのなかで最も明確に形を留めたものとされている。
このユルバン・グランディエなる人物は、十七世紀フランスを揺るがしたかの有名な「ルーダンの悪魔憑き」事件の被告であり、一六三四年に同市で火刑に処された札付きの放蕩司祭としてよく知られている。
彼がサン=ピエール・デュ・マルシェの教区司祭に任命されたのは一六一七年、二十七歳のときであった。栄誉ある就任は彼の自尊心をしばし満たしたが、だからと云い、ひきかえにその美しい面貌を自然に朽ち果てるまで聴聞室の翳がりに埋れさせるつもりはまったくなかった。
「いや聴罪司祭とは、その気になりさえすればあまたの女と一戦交えるのにこれほど都合のよい地位もあったものだ。まさしく俺にふさわしい、神が与えてくださった恩寵に違いない」
という次第であり、以来、彼は自ら定めた勤行に忠実にはげむこととなった。のちの裁判が決めつけたような悪魔との取引こそなかったものの、それとは別に、彼は神のことなど識りはしなかったのである。
この新任の司祭は、手始めとばかり、悔悛に訪れる娘たち次々とものにしていった。とりわけ王室顧問官の娘マドレーヌ・ド・ブルについては、その愛人関係を公けにして憚らなかったという。
このようにしてグランディエは就任後の数年を思いのままに過ごしたのだが、やがて普通の女では飽き足らなくなってきたちょうどその折、一六ニ六年、同市にウルスラ会修道院が新設された。純潔の砦に集いし十七人の乙女たち――とりわけ「天使のジャンヌ」の誉れ高き院長ジャンヌ・デ・ザンジュのみずみずしい横顔は――さしもの女に食傷気味であったドン・ファンの裔にとっても、新たな意欲を掻き立てるに足るものであったらしい。それが司祭にあるまじき涜神行為になることなど、彼にとってはどうでもよいことであった。
それにしても彼は、一体どのようにして院長のみか他の修道女たちをも芋蔓のごとく籠絡せしめたのだろうか。いかに名うてのプレイボーイといえど、たしかに悪魔に縋ったような話ではある。それゆえ彼がうまくやってのけた際には、いかなる手管を用いたのかは大いに人の怪しむところとなった。
この一件はそれだけでは済まされなかった。さすがに聖ウルスラの美名を汚し、その験力をも侮ったとなれば、因果も来たりて誅槌を下すというもの。当初はグランディエに心底惚れ込み、修道院長の地位を譲り渡そうとさえしていたジャンヌであったが、グランディエを御するなどとうてい適わぬこと。頭を冷やして考えるならば、自分といい後輩たちといい、とんだ不始末をしでかしたものだ。このままでは世間の恥さらし、かくなるうえは すべてはグランディエと悪魔の謀りごとに帰してしまうのが上策であろう――というわけで彼女たちは、「悪魔憑き」のシナリオを描いた謀殺者らと利害の一致を見た。
だが、グランディエの禍根はそれだけではない。誘惑者として中傷と非難を集めるかたわら、彼は政治家として、また著述家としても敵をつくることに余念がなかった。
政治家としての彼は、聴聞を通じて地方要人の妻たちとのコネクションをつくりあげ、間接的に影響力を行使した。これは、ルーダンにもともといたカプチン会やカルメル派にとっては、あの学者面をした色男に女性告解者をことごとく奪われ、著しく影響を減退させられたかたちとなる。また当地のカルメル派の収入源であったノートル・ダム・ド・ルクヴランス(健康回復の祈祷を受ける聖母)というマリア像も、グランディエの嘲笑の餌食となり験力を失った。
グランディエは執筆活動も精力的に行った。自由主義的な論文や風刺詩といったものに本領を発揮し、もう一つ機縁があったなら、同じイエズス会士であったルネ・デカルトやあるいは諧謔の思想家フォントネルのようなリベルタンとして名が挙がったかも知れないのだが、あくまでローカルな諷刺家に留まった彼は、当然の帰結として地元政治家や聖職者たちに疎まれる結果となった。
総じて、彼は誘惑や挑発には長けていたが、保身のすべをまったく知らず、その子供のような無防備さゆえに、自ら火刑場の薪を積み上げていったのである。
それでも、彼の著作のなかにはマドレーヌ・ド・ブルのために書かれたという『聖職者の妻帯権を求める訴状』といったものまで含まれているのを見るならば、この放蕩者にもそれなりのポリシー、内的な一貫性があったことを認めなければならない。
「若い男性に禁欲を強いるということは、羊に向かって空を飛べと云っているようなものではないか? 羊を崖に追い立てたところ墜落して死んでしまったとしたら、その責任は羊ではなく牧者にあるのではないか? そのような馬鹿げた不可能事は信仰とは何の関係もない。
読者諸賢よ、性欲、食欲、名誉欲といった欲望は、それが美辞麗句や欺瞞によって隠蔽されている時にこそ毀めるべきなのであって、それ自体は罪でないばかりか恥ずべきことですらない」
してみれば、愛人との関係をとりたてて隠さなかったのも、彼なりの誠実さだったのかも知れない。とはいえ、彼の時代そして地位において、そんなことが理解されるはずもなかった。グランディエに対する共同体からの排除は、「魔女裁判」という最も陰惨なかたちで今しも始まらんとしていた。天使たちもまた沈黙のうちに彼の謀殺を許した。グランディエは、手遅れにならぬうちに自制を知る機会を、遂に得ることができなかった。
ウルスラ会修道院の聴罪司祭であったミニョン神父が、最初の告発者となった。彼もまたグランディエと土地を争い、嘲笑を浴び、従姉妹を誘惑された、つまりはグランディエがつくった敵の一人であった。ルーダンで起こった悪魔憑きのすべては彼が仕組んだ芝居であったが、のちに同類の訴訟が積み上げられ、それは退け難いものとなった。枢機卿リシュリューは彼の風刺文に恨みを抱いていたし、検察官は娘を孕まされた復讐をする絶好の機会であった。そのうえフランチェスコ会、カプチン会、そしてグランディエ自身の属するイエズス会の神父までもが告発者のリストに名を連ね、グランディエの甘言を信じたために悪魔に憑依され翻弄されたという、かつて彼に捨てられた女たちが次々と証言台に立ったのである。
http://www.geocities.jp/mezusinnou/kaie05.html
尼僧ヨアンナ / イエジー・カワレロウィッチ監督の最高に美しい白黒映画
1960年ポーランド映画。何度も見ているが、これほどの美しい白黒映画を知らない。見る度に新鮮な感動を覚える。全編、考えぬかれた構図がぴたっと決まっていて、そんなところからもこの映画美に引きずり込まれる。
中世のポーランド、辺境の寒村の旅籠にスリン神父(ミエチスワフ・ウォイト)が着くところから映画は始まる。村の尼僧院の僧院長のヨアンナ尼に悪魔が乗り移っている。スリン神父は彼女の悪魔払いのためにはるばるやって来た。スリン神父は僧院で生まれ育った女を知らない敬虔なキリスト教徒であることをみこまれたらしい。前の教区司祭が夜な夜な美しいヨアンナ尼の寝室に忍び込んだために、彼女の肉体に悪魔が乗り移ったと村人は噂している。
旅籠から見ると小高い丘の上にその僧院はあり、中間あたりに、前の教区司祭が火あぶりの刑に処せられた刑場が今も残っている。その横を通って、僧院についたスリン神父はヨアンナ尼と対面する。対話が進むにつれて、ついに悪魔が本性を表して、神父に挑発する言葉と石壁に血の手形を残してヨアンナ尼が立ち去っていく。この時の映像が様々に媒体に使われているので、目に焼き付いている。
二人は誰も入れない広い屋根裏部屋で、苦行を続けるうちに、通いあう心が芽生える。ついに、口づけをきっかけに悪魔はヨアンナ尼からスリン神父の肉体に乗り移る。神父はヨアンナ尼への愛ゆえに、悪魔を自分の肉体に留め置こうと決意する。ヨアンナ尼を救う道はそれしかないことを悟って、悪魔と取引をする。取引の条件は殺人の罪を犯すことだ。スリン神父は二人の村人を斧で殺害して、ヨアンナ尼を悪魔から救う。
途中、悪魔払いに自信を失って、ユダヤ教の司祭を訪れて助言を求める。 ここでユダヤ人司祭はキリスト教徒のユダヤ人迫害を持ち出して、話しは決裂する。このシーンもあって、この映画はキリスト教徒の自己分析の映画ではないかと思った。根底にはナチスドイツのホロコーストがあるのかも知れないが、作者は普遍的なレベルを問題としているように思えてしかたがない。というのも、今見ても鮮度を失っていないと感じるから。
http://page.sgy3.com/index.php?ID=1162
中世末期。ポーランドの小村にあるウルシュラ修道院の尼僧長「天使の」ヨアンナの身体には6体の悪魔が憑いていた。悪魔はときとしてヨアンナの意識をのっとり、彼女に悲鳴を上げさせ身体を操った。彼女のほかの尼僧たちにも悪魔は憑き、修道院内は悪魔憑きの病的な空気に深く包まれていた。事態を収拾するため教会から派遣されたスーリン神父はヨアンナに憑いた悪魔を祓う祓魔式に臨むことになる。
スーリンが修道院に向う途中で聞くヨアンナの噂は不穏だったが、実際に彼女と面会してみればそこには憔悴した一人の尼僧がいるだけだった。しかし面会が終わり、神父が十字を切ったとき彼女は豹変する。表情は一変して恐ろしい形相となり、魂の奥底まで覗き込むような凄まじい目つきで神父を睨みつける。彼女に憑いた悪魔が目覚めたのだ。悪魔は彼女の口を借りていうだろう、「そう簡単に俺をこのかわいい体から追い出せると思うなよ」と。
ヨアンナの祓魔式は公開される。興味本位で集まる野次馬たち。ヨアンナをはじめほかの尼僧たちに憑いた悪魔たちまでもが暴れだし、修道院内は狂気のるつぼと化して儀式は失敗に終わる。スーリンは公開をやめ、屋根裏の密室での祓魔式に切り替える。時間をかけ相手の話に耳を傾け、精神を落ち着かせる。これは現在でいうカウンセリング式の精神療法によく似ている。面会を重ね、ヨアンナの人となりを知るにつれ神父に募っていく彼女への思慕の念。何としてでもヨアンナを癒し、彼女を聖女にしたい。その思いが嵩じたために、予想外のおそろしい事態を招いてしまう。
この小説は実際にあった悪魔憑きの事件を著者がアレンジして小説としたもので悪魔に直面した神父が自らの信仰を自問し、女への愛情を自覚する内面探求の物語となっている。これは著者の文学の特徴であって訳者は巻末の解説で著者についてこう述べている:
イヴァシュキェヴィッチの小説は、ポーランド近代文学が自らの宿命とみなしてきた政治性、愛国憂国亡国の問題、祖国の蜂起や戦争をめぐる主題などをそれ自体として全面に押し出すことがほとんどない。時局に対応して、作者自ら政治的寓意を含ませるということもほとんどなかった。焦点をあてられるのは、常に、愛や死、歴史の無常、あるいは美の衝撃に直面した個人の内面劇であった。
きわめてショッキングな内容を扱ってはいるものの、この小説においてもっとも注目されるのは結局はスーリン神父の内面の問題であり、悪魔憑きの事件は彼にとっての契機としてあるに過ぎない。
悪魔とは何であるか。それは誰のなかにも棲んでおり、われわれを日々罪へと誘惑する囁きのことではないのか。ヨアンナは敬虔な尼僧だが、彼女も人間であって傲慢さと無縁ではない。その弱点を意識しすぎるあまりの狂気の発作、それこそが悪魔の正体ではなかったか。
かつてスーリンの前に祓魔式に臨んだ美男の神父は、尼僧たちの関心を惹きすぎたために断罪された。女だけの閉鎖的な空間で厳しい戒律に縛られて続く禁欲的な日々。それが若い女たちの自然な欲求を歪め、集団ヒステリーを引き起こしたとしても異常とは思えない、むしろ自然な反応だと管理人には思える。最初の祓魔式の恐ろしいような狂気のカオスも集団ヒステリーの場面と捉えられなくはない。
修道院をときどき抜け出しては村の庶民たちと他愛ない噂話に興じて憂さ晴らしをしていたある尼僧だけは、悪魔憑きと無縁な健康体でいるという設定に注目すれば、管理人と同じ見解を著者もこの事件に関してもっているように思える。それにしても最後に勝利したのは悪魔だったのか、人間だったのか。
http://epi-w.at.webry.info/201104/article_1.html
フロイト的抑圧の光景 / 「尼僧ヨアンナ」 イェジー・カヴァレロヴィチ
フロイトそのまんまに、まずは書いていこう。もともと人間の「性」は抑圧されている。
そうしないと、秩序はうまく保たれないからだ。宗教や法や政治というのは、そのような「性」を封じ込めて、それで社会全体がうまく機能するようにするためのものといってよい。
そういう抑圧のシステムの中では、男性の側から一方的にみると、この映画の冒頭の下卑た宿屋の主人のセリフにあるとおり、女性というのは聖女であると同時に淫らな存在である。社会的な禁忌を破るものはすなわち「悪」であるとするならば、そのような性的な存在である人というものは、映画の中でカトリックの僧侶の主人公と問答をするユダヤ教の僧侶の認識とおり、もともと悪を秘めているし、そもそもそれが前提となって世界は出来あがっているということになる。
さらに、性的な抑圧は、時にそれがうまく機能しないと、人間の精神に破綻をきたすこともある。フロイトは単刀直入に、精神病の病理を性に結びつけて考えた。
この映画は、カトリックの修道院が悪魔に獲りつかれているため、その修道院に派遣されてきた僧侶の破滅の物語。
悪魔につかれた尼僧ヨアンナに、悪魔払いの様々な努力をするが、そのうちに僧侶自体がその悪魔に取り付かれていくという筋書きなのだが、映画のテーマは、性的存在である人間の悲劇といったところかと思う。
映画の観方は様々でよいと思うが、共産主義体制の抑圧の風刺うんぬんはちょっとピントがずれていると思う。この映画の取り扱っているのは、もう少し人間の禁忌の起源に触れるようなものであろう。
単純といえば、単純。
宗教と性・・・そのまんまフロイトのテーマである。
荒涼としたポーランドの風景に、精神の破綻を来たした女性の悪魔劇が延々と続いていく。そして、性的なものから隔絶した存在であるべき僧侶が、尼僧との対峙を通じて、人間の暗い性の世界に落ち込んでいく様を、完璧なカメラワークと清みかえったモノトーンの画面の中でゆっくりとゆっくりと描写していく。
悪魔に憑かれる、すなわち精神に破綻を来たした尼僧たちが、躍動する女性としてむしろ魅力的にみえるのは自分だけではないはず。それはこの映画の監督の狙いだったと思う。
http://masterlow.blog74.fc2.com/blog-entry-165.html
「悪魔憑き」の現象という戦略 ―― 封印され得ない欲望系との折り合い
1) 閉鎖系の空間状況下での修道女たちのストレスと、ガス抜きされねばならないという構造性
この映画を今回観直していて、私の脳裏を過ぎったのは、ピーター・ミュラン監督の「マグダレンの祈り」(イギリス・アイルランド合作映画・2002年製作)の幾つかのシークエンスである。
それは、アイルランド各地から「非行少女」を強制隔離して、「堕落したあなた方も、信仰を取り戻すでしょう」と言い放つ、シスター・ブリジッドの訓示によって開かれた「マグダレン修道院」の苛酷な物語であった。 「未来の修道女」を目指すことを強いられる「非行少女」たちの実話であるから、観ていて余計総毛だったものだ。 とりわけ、修道院のルールに背いた「未来の修道女」に対するシスターたちの「教育」は、彼女たちの若い自我を壊しかねないほどの陰惨さに満ちたものだった。
洗濯場で全裸にされた娘たちを一列に並ばせて、シスターが吐き出す言葉の暴力は殆んどサディズムと言っていい。
「オッパイが大きすぎる子がいるわね。
フランシスは意外ね。こんな貧弱なオッパイは見たことはないわ。乳首もないわ。
見た?普通じゃないわ。ハハハハ。
一番のぺチャパイはフランシスね。一番のデカパイは?・・・」
シスターによって、「陰毛賞」という低俗なるネーミングによるヘイトスピーチが吐き出され、その対象となった「未来の修道女」は泣き出すばかりだった。
このエピソードで瞭然とするように、「マグダレン修道院」では、シスターを頂点とする「権力関係」が形成されていて、ここに寄生する修道女たちの日頃の不満やストレスをガス抜きする手段として、「未来の修道女」に対する陰湿な虐めや暴力が日常化しているという現実があった。 いや寧ろ、「権力関係」を保持する「潤滑油」として、この類の暴力が常態化していたと言ってもいい。
ここで重要なのは、修道女たちのストレスが、このような方法論によってガス抜きされねばならないという、その構造性そのものである。 そこでは、厳然たる「権力関係」が存在し、閉鎖系の空間状況を現出させていた。 そして「権力関係」を補完的に強化するシステムが殆んど万全であり、何よりも、「不道徳なる娘たち」を矯正するという大義名分があった。 そして、このような施設の存在を認知する社会的背景があり、そこに送り込まれた娘たちの親族の、堅固な協力体制が厳然と存在していたのである。
以上の言及は、1996年に閉鎖されたアイルランドの修道院の実話についてのもの。 ここからは、本作の修道院のケースを見ていきたい。
2)「悪魔憑き」の現象という戦略 ―― 封印され得ない欲望系との折り合い
本作の時代背景は17世紀半ば。 場所は、ポーランドの寒村の尼僧院。
映画を観る限り、この尼僧院には、「マグダレン修道院」のような堅固な「権力関係」が存在したとは思えないし、まして「未来の修道女」に対する陰湿な虐めや暴力が常態化していた訳ではない。 いや、それ故にこそと言うべきか、尼僧院内部の閉鎖的環境下で生活する尼僧たちにとって、色彩感の乏しい日々の累積の中でストックした、様々なストレスを解消する手立ては相当に限定的であっただろう。 しかし、その限定性は相対的なものだった。 そこが、「牢獄」の如き「マグダレン修道院」の閉塞性と分れていたのである。
個々人の欲望系が、抑性的に処理される技術のみが求められる生活の日常性は、そこに特段の破綻を来たす事態が招来しなければ殆ど問題ないが、閉鎖的環境下で許容された自由の濃度が相対的に深かったならば、却って、個々人の欲望系の出し入れが恣意的になりやすく、抑性的に処理される技術のコントロールも困難になるであろう。
「聖」の象徴としての尼僧院が建つ丘の下に、まるで対極の構図のように構える、「俗」の象徴としての木賃宿。 そこに通う僧院の門番の話によると、尼僧院では、夜間でも門を閉めないから出入り自由であり、肉食も自由であると言う。 即ち、尼僧院の尼僧の個々人の欲望系は、「絶対禁欲主義」の縛りから相対的に解放されていたのである。 まして、美しい女性の尼僧院長であるヨアンナの下で、先の「マグダレン修道院」のような堅固な「権力関係」が形成されていた訳ではなかった。 尼僧たちは、適度なガス抜きを愉悦していたのである。
現に、「聖」の象徴としての尼僧院に暮らす一人の尼僧は、折に触れ、「俗」の象徴としての木賃宿に通っていて、世俗の話題を存分に共有していた。 そればかりか、木賃宿の色好みの亭主に酒を飲まされ、軽快なテンポで歌まで歌うのだ。
「惚れる男がいなければ、私は一生尼暮らし」
こんな歌を平気で歌う尼僧が、スリン神父に見つかり、退散するシーンは印象深いものだった。 なぜなら、後に男との駆け落ちに失敗ししたこの尼僧は、男に捨てられて嘆いていたが、ここまで徹底的なガス抜きを愉悦していたならば、もう本質的に、彼女は「俗」の住人であるとしか言えないからだ。 そして重要なことは、この尼僧が「悪魔憑き」に捕縛されていなかったという厳然たる事実である。
「俗」の住人には、「悪魔憑き」という現象が無縁であったこと。 それこそが、本作の根柢にある主題に関わる由々しき現実なのだ。
ともあれ、そんな環境下にあったからこそ、美男で若いガルニエツ神父が、尼僧院の門戸を開けて、夜毎に美しいヨアンナの寝室に忍び込むことが可能だったのだろう。
「尼僧たちは、神父の訪問を享楽していた。悪魔に取り憑かれた尼たちは、人目も憚(はばか)らず、大声で喚き立てていたのです。会堂で例拝の間にも、淫らな行為をしていました」
これは、スリン神父が土地の者から聞いた話。
そのスリン神父が、ヨアンナとの関係形成の中で、本人から直接聞いた話がある。 既に、「悪魔憑き」によって隔離を余儀なくされていたヨアンナは、スリン神父に語っていた。
「神よ、このあさましい私は何ものですか?私はただの尼です。父は公爵でしたが落ちぶれて、スモレンスク(注)にいるとのことですが、不明です。八つの悪魔に取り憑かれたのは、私の落ち度でしょうか」
(注)17世紀初頭のロシア・ポーランド戦争の「スモレンスク包囲戦」によって、ポーランド=リトアニア共和国に割譲された都市。現在は、ロシア連邦に帰属。
スリン神父に語った、このヨアンナの言葉をみても分るように、彼女は恐らく、他の多くの修道女がそうであったように、「聖女」を目指す強い「宗教的使命感」によって尼僧になった訳ではない。
普通の欲望と感情傾向を持った美しい女性の、その閉鎖的な日常性の中にあって、存分なまでに世俗に塗れた世界との比較において、己が欲望系を封印されることを余儀なくされたとき、「聖」の世界に殉じる者の非日常の時間の広がりに同化していくに足る、「最適適応戦略」の要請が内側から強迫的に突き上げて来た心的プロセスが仮定できるだろう。
しかし、その強迫的な時間の空洞を埋めるような事態が出来する。 これが、美男で若いガルニエツ神父の振舞いであった。 夜毎にヨアンナの寝室に忍び込む時間の形成の本質は、例えそこに「禁断」の印が張り付いていたにしても、その行為自身が「男女の恋愛」か、それとも、「男女の性的関係」の愉悦以外の何ものでもなかったことは否定できないだろう。 「禁断」の閉鎖空間で男女の関係が作り出されたとき、何かが大きく変わっていく。
変わっていったものは、ヨアンナが日常的に封印していた生々しい欲望系の情感世界である。 その中枢の感情が、性欲であると言っても間違いないだろう。 しかし、「禁断」の閉鎖空間での睦みが世間に知られるに至って、生々しい欲望系の情感世界の延長は人為的に遮断され、その反徳行為は最も厳しいペナルティを招来した。 ガルニエツ神父の火刑である。
「ガルニエツ神父の火刑の前夜、尼さんたちは裸で庭を走り回って、神父の名を叫んでいたということだ」
これは、「俗」の象徴としての木賃宿で拾われた言葉。 「悪魔憑き」の現象である。 この「悪魔憑き」の現象が尼僧院で本格的に出来したのは、それ以降である。 これが、尼僧ヨアンナを中心とした尼僧たちの、その欲望系の情感世界が人為的に遮断された結果、そこに出来した最悪の現象の真実の様態だった。
欲望系の情感世界が封印された中枢の空間で、禁断の印を存分に解いてしまった尼僧たちの自我にとって、なお封印され得ない欲望系と折り合いをつけるには、「悪魔憑き」の現象という戦略以外になかったのである。 「事件」が発覚し、ガルニエツ神父の火刑によって、そこで展開されていた人間の欲望の自然な発動のラインが破壊された代償は、「最適適応戦略」を容易に手に入れられないアポリアの中で、既に限定的であったということだろう。
3) 我が身を鞭打つ肉塊の炸裂にまで上り詰めて
「これからお前と闘わねばならない。お前の縄張りだろうと、私は神の使いだ。私は善で、お前は悪だ」
これは、「悪魔」に対するスリン神父の戦闘宣言。
「悪魔が女の血を掻き立てて、壁に付けるのです」
これは、スリン神父の参戦に対するヨアンナの、「悪魔憑き」の現象という戦略による意思表明。 かくて、二人の「実存」を賭けた心理戦争が開かれた。
「神を敬えと言われても、私にはできないことです。地上のどんな力でも、私を束縛できない。私はいつも自由です。束縛など嫌です」
このヨアンナの言葉には嘘はない。 「悪魔憑き」の現象という戦略によって、彼女は閉鎖空間で、なお自分の思いを繋ごうとするのだ。 そんな彼女の振舞いを目の当たりにした司教たちによって、「悪魔払い」の儀式を経て、彼女は束縛されるに至る。 ヨアンナの叫びが、白一色の人工空間の中で刻まれた。 隔離されたヨアンナの苦悩を引き受けようと、スリン神父の苦行が開かれた。
「愛は悪を追い払います」
スリン神父は、ヨアンナに語った。
「汚辱に満ちた誇りを捨てなさい。あなたの苦しみを全て吐き出すのです」
スリン神父の熱意が、ヨアンナに連射されていく。
「八つの悪魔に取り憑かれたのは、私の落ち度でしょうか」とヨアンナ。
「子供のように純真になればいいのです。神はきっと愛して下さる」とスリン神父。
「もし悪魔が、あなたに乗り移ったら?」とヨアンナ。
際どい会話が、二人の心理戦争の濃密な時間の内に捨てられていく。 濃密な時間の内に捨てられた二人の心理戦争は、まもなく、屋根裏部屋に籠って我が身を鞭打つ肉塊の炸裂にまで上り詰めていくのだ。 スリン神父の手を取るヨアンナが、そこにいた。 思わず、その手を突き放した神父は、
「あなたが悪魔だ」
と洩らしてしまった。 泣き崩れるヨアンナが、そこに置き去りにされた。
4)「神学論争」を超えるドストエフスキー的な教理問答 ―― 迫るラビと、立ち竦む神父
悪魔払いに自信を失ったスリン神父が、ユダヤ教のラビを訪れた。 そこで展開された、ドストエフスキー的な教理問答は、以下の通り。
「あなたは、何を指して悪魔というのですか?
それは何処から来て、誰が作り出したものですか?」
とユダヤ教のラビ。
「それは神です」とスリン神父。
「悪魔が世界を創ったとしたら・・・
神がこの世界を創造されたとするならば、死や病気や戦争が起こるのは何故ですか?
何故、私たちユダヤ人が迫害を受け、何代にもわたって侵略と虐殺の恐怖に苦しむのか」
「それは原罪です」
「原罪だと言うのか。アダムとイヴの堕落です。人間は何度も堕落し、立ち直りもする。人の犯す全ての悪業は、決して悪魔のせいではないのだ。
最初の人間の堕落と、最初の天使の堕落です。
なぜ天使は、人間の女に巨人を生ませたのか。答えて下さい、神父」
「天使は不可解な存在です」
「ヨアンナを天使の尼僧と呼ぶが、ただの女に過ぎない。では、天使とは何ですか?」
「神の使いです」
「悪魔もそうだ。神の意志で人間の心に取り憑く」
「それはどんな時に?」
「悪魔を強く愛した時です」
「悪魔を愛するとは?」
「愛はこの世で起こる、あらゆる物事の基です」
この会話には、少し説明が必要だ。
本来、ユダヤ教では、「悪魔」とは「神の敵対者」というよりも、「サタン」の語源がヘブライ語で、間違いを犯した人間に罰を与える「天使」を指していて、寧ろ「神の僕(しもべ)」という役割を持っていた。
ところが、「神は慈悲深い愛」と説くキリスト教の成立過程において、現実社会で出来する理不尽な死や、災厄や戦争、繰り返される人間による迫害や悪業の根源について的確な解答を提示せねばならなくなったとき、そこで作り出された観念の産物が「神に対する絶対敵対者」としての「悪魔」という概念だった。 このユダヤ教のラビは、キリスト教の敬虔な神父に対して、その辺りの本質的な疑問を投げかけたのである。
元来、ユダヤ教では性衝動や性行為を自然なものと考えているから、「セックス」を不浄視していない。 従って、「性欲」に懊悩するヨアンナを、「ただの女」、即ち、普通の人間であると言い切ったのだ。
詰まる所、「悪魔」とは、人間の心が作り出したものであると断じているのである。 このユダヤ教のラビの究極の発問への答えに窮するスリン神父が、そこに立ち竦んでいた。 本作の根源に迫る最も重要なシークエンスは、こうして閉じていった。
5) 確信的な破戒僧の「覚悟の愛」を受容する尼僧 ―― その裸形の人格像の逢着点
教理問答を経て、スリン神父の中で何かが変っていく。
「あなたを助けます」
彼はヨアンナに会いに行き、自分の思いを告げる。 鉄格子の内側に閉じ込められているヨアンナは、今やもう、自分の中で騒ぐ情感の揺動を隠そうとしない。 彼女は「悪魔」への愛を語るのだ。
「私は悪魔が大好きで、悪魔に抱かれているとき、私はどんな運命でも甘受します。悪魔は最高の存在です」
ヨアンナは、スリン神父にそう言い切ったのだ。 ヨアンナへの思いが変わらないスリン神父は、自然の成り行きで彼女に近づいて、口づけした。 自ら犯した行為に驚愕し、神父は走り去って行った。 それは、「悪魔」を自分の体内に取り憑くことを受容する行為でもあった。
「何でもするから、私に取り憑いていろ」
スリン神父の覚悟を括った言葉が捨てられた。 彼は「悪魔」に語ったのだ。 その後のスリン神父の行為の異常性は、紛れもなく確信犯の範疇にある者の選択的行動だった。 ヨアンナから「悪魔」を憑依させたスリン神父は、「悪魔」の命によって、斧を使って二人の村人を殺害したのだ。 「悪魔」との取引である。
ヨアンナへの愛の、彼なりの答えであるが、神父の犯した行動は、それ以外に考えられない最も象徴的な行為だったと言える。 二人の男を殺害することは、彼にとって、「悪魔」を内側に憑依させることだからだ。 破戒僧となったスリン神父は、自分の思いを、一人の女を通してヨアンナに伝えた。
「全て愛が、そうさせたのだ」
これが、スリン神父のヨアンナへの伝言。 伝言を任せられた女こそ、駆け落ちをして男に捨てられた尼僧である。 「俗」の象徴としての木賃宿との往還という適度なガス抜きをすることで、彼女は「悪魔憑き」から解放されていたが、「聖」の象徴としての尼僧院の生活を完全否定する駆け落ちへの流れ方は、「悪魔」への屈服であるから、男に捨てられる運命を余儀なくされるという「象徴性」を被されていたと読むことも可能だろう。 「覚悟なき愛」の逃避行は自壊するということか。
ともあれ、その尼僧を介して、スリン神父の「覚悟の愛」を受容するヨアンナの表情からは、映像を通して初めて開く裸形の人格像が露呈された。 彼女は嗚咽したのである。 確信的な破戒僧の、確信的な行為を受容した瞬間である。 「聖」なるものの「象徴性」が一切剥ぎ取られたとき、そこに胚胎した未知の「前線」は、欲望系の情感世界を封印せずに済む地平に辿り着いたと言える何かなのか。 少なくともそれは、ヘビーなモノクロの映像が訴えるものの根源に触れる何かであったに違いない。
そのヘビーなモノクロの映像を貫流する基本的構図が、今更のように想起される。 緑なき小高い丘に聳(そび)える、「聖」なるものの象徴としての尼僧院と、それを俯瞰する、「俗」なるものの象徴としての木賃宿との対極の構図である。 そして、この構図の中間スポットに、ガルニエツ神父が火刑にされた処刑場の残滓が剥き出しになっているのだ。 同様に破戒僧であったガルニエツ神父は、「聖」と「俗」を自在に往還し、「聖」なるものの中枢に「欲望前線」を全開させてしまったのである。 この「前線」には、尼僧院長のヨアンナばかりか、他の尼僧たちも求めてアクセスしたに違いない。 「淫靡(いんび)なる忍びの行為」を突き抜けて、無秩序に稜線を広げた「欲望前線」での振舞いへのペナルティは、ガス抜きの範疇を逸脱した反徳行為として裁かれるに至った。 ガルニエツ神父には、「悪魔」、「悪魔憑き」、「悪魔祓い」などという観念のゲームの発想は、恐らく初めから存在していないのである。
ところが、スリン神父の行為は、
「悪魔憑き」→「悪魔祓い」→「悪魔の憑依」
という流れの中で、殆ど確信的に遂行されたものだ。 「聖」なるものの「禁断」の閉鎖空間に閉じ込められて、懊悩を極めるヨアンナの裸形の自我に触れ合うことができるのは、その方法しかないと考えたのだろう。
実話にはない、殺人まで犯した神父の振舞いを描き切った作り手の意図は、普通の欲望と感情傾向を持った女性が「欲望前線」に踏み入れたとき、最も厳しいペナルティによって人為的に遮断される運命から免れないシステムを相対化するには、「覚悟の愛」を身体化する表現なしに具現できないと考えたのかも知れない。
人間としてあまりに自然な「男女の睦み=『性』」を、「悪魔」の仕業と読み替えることの「愚」の問題も含意させた、この厳しくも真摯な構築的映像は、人間の「欲望前線」の尖りを極端に嫌う全体主義へのシステムへの批判とも受け取れるが、映像を観る限り、精神医学の臨床治療の格好の素材にもなり得る、人間の根源的問題を巡る省察と問題提起という文脈で把握する方が、寧ろ自然であるように思える。 人間の普遍的問題をも網羅した、このような構築的映像こそ、私の最も好む表現世界である。
http://zilge.blogspot.com/2010/08/61.html
イタリア産尼僧映画の系譜
世の中には尼僧映画と呼ばれるジャンルがある。英語ではNunsploitationと呼ばれ、その人気はいまだに世界中で根強い。欧米では専門の研究書まで出版されているほどだ。 尼僧映画がブームとなったのは主に70年代。そのルーツはイエジー・カワレロウィッチ監督のポーランド映画『尼僧ヨアンナ』(60)とされているが、もちろんそれ以前から尼僧を題材にした映画はヨーロッパ各国で作られてきた。しかし、現在認知されている尼僧映画の定義と照らし合わせると、やはり『尼僧ヨアンナ』がこのジャンルの原点であると言って差し支えないだろう。
その定義を一言で述べるならば“抑圧”。性的抑圧、社会的抑圧、精神的抑圧など、男性主導の父性社会で女性が受けてきた様々な抑圧を集約したものが尼僧映画なのである。『尼僧ヨアンナ』では教会から“悪魔憑き”と見なされた尼僧たちの集団ヒステリーを題材に、女子修道院という狭い世界へ閉じ込められた女性たちの苦悩と哀しみを描きながら、このような非人道的な抑圧を強いる権力や社会の偽善を痛烈に批判した。それはすなわち、社会主義国だった当時のポーランドにおける理不尽な圧政へ対する批判だったと言えよう。
この『尼僧ヨアンナ』によって撒かれた種が、その後の世界的な左翼運動の高まりによって“尼僧映画”という1つのジャンルを生み出すに至ったとも考えられる。各国で物議を醸して話題となったケン・ラッセル監督の問題作『肉体の悪魔』(71)も、このジャンルの盛り上がりに多大な影響を与えた。
ただ、必然的に登場人物の殆んどが女性で占められ、多分にセクシュアルな題材を取り扱っていることから、やがて低予算のポルノ映画として応用されるようになっていく。そのきっかけとなったのは、やはりポーランド出身のワレリアン・ボロズウィック監督による『修道女の悶え』(77)である。抑圧された生活を送る尼僧たちの赤裸々な性欲を描いたこの作品は、芸術的なアート映画であると同時に大胆な性描写を含むポルノ映画的な要素も併せ持っていた。結局、そのポルノ映画的な部分が世間の人々の関心を集め、この作品は欧米で大変な話題となり、柳の下のドジョウを狙う尼僧ポルノが続出することとなったのだ。
http://angeleyes.dee.cc/nunsploitation/nunsploitation.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c200
13. 2018年5月26日 07:41:27 : EoGK8VTS7A : @psKVderZik[2]
ゲンダイ+小泉だから、アベ延命に手を貸してるようにしか見えないんだよね・・・・・・。
ゲンダイというカスゴミも、3Kと同じ位タチ悪い。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/238.html#c13
12. 2018年5月26日 07:46:33 : EoGK8VTS7A : @psKVderZik[3]
アホウヨ共や、無責任な思考はみな野党のせいにするんだね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/244.html#c12
14. 地下爺[2562] km6Jupbq 2018年5月26日 07:47:11 : coCd0hPpjY : 9eHDE2776qA[457]
↑↑
わたしも 不正は行われていると思うが、80%以上の投票率を
実現できれば 敵は そんなに馬鹿では無いと 常々 主張している。
ゆ
とにかく 選挙に生こう、自分の意見を主張しようそれが生きている
とゆうことだ 新潟の人 頑張れ!!
4. 2018年5月26日 07:49:16 : HP2VDsgRNI : W5d99k_TJms[27]
小沢氏を始め、共産党や立憲民主党を始めとする野党は、安倍自公政権が日本国民の支持を得たという
架空の捏造ストーリーづくりマスコミと集計マシンと投票結果管理発表一括請負民間会社の不正選挙
に対して、手を打たない限りこの売国買弁国民弾圧遺棄暴政は限りなく続くはずだが、そのことを
ちゃんと理解しているのだろうか。
安倍自公政権が危機に直面すると必ずミサイル発射と核実験で援護射撃を行って
きた北朝鮮を裏で操ってきたのがCIAや米軍であったように
安倍自公政権の危機を会談や来日や米朝交渉という手段で延命継続させるアシストを行って
いるのがトランプ米国大統領であるという事実が既に明らかとなっている
安倍自公政権に引導を渡す役割を、不正選挙システムにおいては、日本国民有権者が十分に果たすことが出来なくなっているのが現実だよ
201. 中川隆[-12516] koaQ7Jey 2018年5月26日 07:50:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
ゴーギャンは何故ヨーロッパを捨ててタヒチを選んだのか? _ 4
なぜフランス人とドイツ人は性的タブーを破り捨てたいのか?
イタリア人やスペイン人は、全般的に女性好きにも関わらず、あまり幼児性愛には関心がないように見受けられる。彼らは幼女ではなく、「女性」にぞっこんだ。陽気であけっぴろげだ。
しかし、北欧あたりの男たちが幼児性愛に関心があるようで、フランス・ドイツあたりの男がどうも他と違う。
特にフランス人が性的に不思議な感覚を持っているように見える。ディープキスは昔はフレンチ・キスと言われた。フランス人が好んでいたキスだったからだ。
フェラチオはフランス人がする変態行為だと言われていた。他の民族でそれは一般的ではなかった。フランスの性的な放縦さは突出していた。
また、ドイツも奇妙な性の探求で有名な民族だ。どうも、フランス人やドイツ人は性的に何か深いものを隠し持っている。
性に関して何かタブーを破ろうとする負のエネルギー
フランスと言えば、子供が怖がるほどに精巧に作られた「フランス人形」が伝統にある。
実はフランス人形を量産化させたのがドイツ人形で、やはりとても精巧で薄気味悪い感じがする。人形なのにリアルすぎるのである。
あれを見ても何か子供のためではないような、退廃的なものを感じてしまう人は多く、実際にロリコン気質のある男たちがそれをコレクションしていることで有名だった。
フランス人やドイツ人はロリコン気質があるのだろうか。実はあるかもしれない。アジアやアフリカで、ロリコン狂いをしているのはフランス人やドイツ人が多い。
彼らがその旧植民地をさまよってやっていることを見ていると、どうもロリコンだけでなく、セックス全体のタブーをあえて冒したいという意識すらも感じる。
どうもフランス人(と、ドイツ人)は性に関して何かタブーを破ろうとする負のエネルギーがあるように思えて仕方がない。
アジアの闇の中で、誰がどこにいたのかを後々よく考えてみれば、どうもそういう疑念が浮かんでしまう。
そこでふと思ったのが、「サディスト」の元祖マルキ・ド・サドのことだ。
サドは今でもその名を知らない者はない。未亡人を暴行したり、娼婦を虐待したりして刑務所と精神病院に放りこまれたが、そこで壮大な暴力小説を書いて、それが歴史に残った。
『ソドム百二十日』『ジュスティーヌあるいは美徳の不幸』『悪徳の栄え』などを読むと分かるが、そこには暴力と反体制にまみれた描写が執拗に続き、そのあらゆる不品行と堕落には陶酔さえ感じる。
サドはフランス人だった。
人形なのに、どこか精巧すぎて気味が悪いフランス・ドイツ人形。
堅苦しい社会をぶち壊したいという自由への欲求
また1970年にエマニエル夫人という映画が公開されて、そこから女性たちの性的概念の「パラダイムシフト」が起きた。
原作者は「タイ・バンコク生まれ」の女性エマニュエル・アルサンだった。
ジュスト・ジャカン監督シルビア・クリステルの映画は大ヒットして1970年代は、その亜流で映画が埋め尽くされた(この亜流のひとつである「ブラック・エマニエル」の主演女優はインドネシア人だった)。
私がエマニエル夫人を見たのはずっとあとの話だが、あの映画を見てもエマニエルの「哲学」がよく分からず、しかたがないから原作を買って読んでやっと何が言いたいのか理解した。
フランス文学はどれもそうだが、自己客観視と哲学に溢れている。この小説もまたそうだった。
もうこの小説を顧みる人もいないが、その根底を貫く哲学が「反処女(アンチ・バージン)」の概念だったのだ。
これはもちろん、キリスト教の強烈なアンチテーゼである。
私は今でもこのアンチテーゼを持ち出したエマニュエル・アルサンという女性に惚れている(シルビア・クリステルに惚れているわけではない)。
このエマニュエル・アルサンもまたフランス人だった。
フランス人であるサドもエマニュエル・アルサンも、その強烈な性的反逆を提示したのだが、この両者に共通するのが「反キリスト」の概念だ。
反キリストとは何か。表面を見ると、キリストや聖書に反対する立場のことを指す。
しかし、堅苦しい社会をぶち壊したいという「自由への欲求」でもあったのである。
宗教の堅苦しい枠から抜け出して、規定された常識に縛られず、自分の感覚のままに生きていきたいという欲求だ。
貞操や、常識や、文化に縛られたくない。自由に人を好きになり、自由にセックスを楽しみ、自由に振る舞いたい。
それは宗教に反しているのであれば、自分は自由のために「反キリスト」になりたい。そういう感覚が、「タブーを破りたい」というエネルギーにつながっていく。
映画「エマニエル夫人」のシルビア・クリステル。この映画が全世界の女性を性道徳から解放した。
ロリータも原作がドイツで、出版がフランスだった
1962年の映画「ロリータ」より。ドイツの原本にロシア系アメリカ人が着想を得てフランスの出版社が世に出して、これが映画化された。
そう考えると、フランス人やドイツ人が秘かに惹かれている幼児性愛(ペドフィリア)もまた、タブーを破る反キリスト的な行為であることが見えてくる。
ところで、幼児性愛のことをロリータ・コンプレックスと言うこともある。このロリータは小説「ロリータ」から取られた言葉だ。
この小説を書いたのはロシア系アメリカ人ウラジーミル・ナボコフなのだが、あちこちの出版社に断られて、最終的に出版の許可を出したのはフランスの出版社だった(ここにも「反キリスト」的なフランスが登場する)。
そして、このロリータには後日談があるのだが、この小説の原作がまた存在していて、こちらを書いたのがドイツ人ハインツ・フォン・リヒベルクだったという話だ(今度はドイツ人が出てくる)。
反キリストのニーチェもドイツ、サドの対極にあるマゾ(マゾッホ)はオーストリア(ドイツ圏)。ロリータも原作がドイツで、出版がフランス。
厳格なキリスト教がこの地域に根づいた反動なのだろうが、性的に逸脱したすべての概念もまたこの地域から生まれている。
彼らの中の反キリスト感情と、後進国で彼らが秘かに行なっているロリコン犯罪……。
ずっと心に引っかかっているのがフランス人・ドイツ人の、陰湿な性の探求だ。
彼らの中にある反キリスト、反道徳。もう彼らにはキリストは負担になっているのだろう。だから、そこに性のタブーを覆したいという欲求が見える。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120912T0004430900.html
シルビア・クリステル死去。エマニエル夫人で一世風靡した女優 2012-10-18
シルビア・クリステルが死んだ。2012年10月18日、60歳だった。癌を患い、2012年7月には脳卒中を起こして寝たきりになっていた。それから3ヶ月で亡くなっているので、最期は意識もなかったのかもしれない。全世界の女性の性意識を転換させた女性の静かな死だった。
シルビア・クリステルという女優は、多くの映画で人々に感銘を与えた女優ではなかった。50本近くの映画に出ていたが、ただひとつ「エマニエル夫人」の3部作のみで人々の記憶に残った。最初から最後までエマニエルの呪縛から逃れることができなかったという言い方もできる。しかし、いろいろなインタビューを読むと、彼女はむしろそれを誇りにしていたようだ。
「エマニエル夫人」が、彼女の人生の使命だったのだ。
女性はもっと奔放に性を楽しむべきだ
「エマニエル夫人」は特異な映画だ。原作も駄作、映画自体もそれほどよくできた映画でもない。映画史から見ると、「エマニエル夫人」はキワモノであり、賞を与えるほどの名作でもなく、大金をかけた大作でもない。
しかし、シルビア・クリステルが映画の中で見せた瑞々しい肉体は、そのすべてを吹き飛ばし、全世界の女性にアピールした。時代が求めているものを、彼女は表現していたのだ。
1970年代はヒッピー・ムーブメントの時代であり、これは時代を縛っていた様々な既成概念を壊す動きだった。この打ち壊すべく既成概念のひとつに「女性の貞操観念」があった。
「女性はもっと権利を主張すべきだ」
「女性は自らを解放すべきだ」
「女性はもっと奔放に性を楽しむべきだ」
ウーマンリブの概念が生まれたのもこの頃だし、女性の社会進出が求められたのもこの頃だし、フェミニズムという思想が生まれたのもこの1970年代だった。この中で、「女性はもっと奔放に性を楽しむべきだ」という部分の起爆剤になったのが、シルビア・クリステルの「エマニエル夫人」だったのである。
1970年代の女性たちはこの映画で、シルビア・クリステルに導かれるように「性を謳歌する」道を歩み始めた。だから、この映画は「映画」として重要なのではない。「社会史」として重要なものだったのだ。
最初の映画に仕組まれていた「毒」とは何だったのか
エマニエル夫人は、ただの映画でも、ただのポルノでもなかった。時代が求めているものを表現したものだった。巧みな宣伝と、シルビア・クリステルの美しさと、映画全編に流れる美しい音楽すべてが相乗効果を発揮していたとも言える。
彼女のあとにも様々な女性がエマニエルを演じたし、エマニエルの亜流もまたたくさん作られた。しかし、そのどれもが興行的に失敗しているし、歴史の風雪を乗り越えることもできなかった。 実は、エマニエル夫人も「エマニエル夫人」「続エマニエル夫人」「さよならエマニエル夫人」と立て続けに作られたが、強い影響力を持って覚えられたのは、最初の「エマニエル夫人」だけだった。
なぜなのか。
実は、原作をなぞって作られた最初の映画には、美しさの裏に大きな「毒」が仕掛けられていたからだ。その「毒」は、原作を読んだ人間だけが知っているものだ。その「毒」を表現していたのが、まさに最初の一本だったのである。「続エマニエル夫人」と「さよならエマニエル夫人」は、ただヒットに釣られて作られた映画であり、原作の持つ「毒」はそこに表現されていない。
いったい、この最初の映画に仕組まれていた「毒」とは何だったのか。それは、実はブラックアジアで答えを書いた。ブラックアジアの会員の方は、その「毒」をもう一度確認してみて欲しい。
伝説の映画『エマニエル夫人』に仕掛けられていたものとは?
エマニエル夫人。汚れて「いない」と感じるのは恐ろしいわ
本当のエマニエル夫人の裏にあるものを知らなければ、何があったのか、何も分かっていないのと同じだ。答えはこの図が示しているものだ。
女性の肉体は世の中を変える力がある
多くの人たちは映画「エマニエル夫人」の奇妙な物語の裏側に何が隠されているのか、その意図を知ることもないし、見ることもない。ただ、シルビア・クリステル演じるエマニエル夫人が、性的に解放されていくという部分のみに目を奪われてしまっている。
しかし、エマニエル夫人を取り巻く男たちの言動はとても奇妙で、異様な哲学を持っている。その哲学は、現代になってもまだ実現していない先進性を持ったものである。そして、その一見、奇妙に見える哲学の裏側にあるのが、「毒」だったのだ。
「伝説の映画『エマニエル夫人』に仕掛けられていたものとは?」で示したフランス版の奇妙なイラストは、ひとつのサブリミナルになっていた。
しかし、そういった毒を毒と感じさせなかったのが、シルビア・クリステルという美しい女性の肉体だった。
毒のあるリンゴであっても、とても美しければ食べてみたくなる。時代は毒リンゴを求めていて、だからエマニエル夫人はその象徴となった。
女性の肉体は世の中を変える力がある。
これは、常にブラックアジアのひとつのテーマでもある。今、インドで「女性の肉体が世の中を変える」動きが加速していることも書いた。
エジプトでも起きている。(アリア・マフディ。あっさりと裸をさらしてイスラムに反抗 )
1970年代に、シルビア・クリステルが示したのがまさに、これだった。
「女性の肉体は世の中を変える力がある」
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20121019T0049500900.html
まあ、エロさでは日本に全然敵わないとしても、フランス人は日本人とはセンスの良さが全然違いますね:
白い恋人たち/フランシス・レイ 13 Jours en France/Francis Lai - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UIfOtRGS030
Francis Lai & Sylvia Kristel 映画「続エマニエル夫人」 Emmanuelle II L'Anti Vierge - YouTube
http://www.xvideos.com/video20154645/emanuela_1974
https://www.youtube.com/watch?v=b9DkGFFSBko
パリのめぐり逢い/フランシス・レイ Vivre pour vivre/Francis Lai - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bMydc0C9Ifw
「ある愛の詩 Love Story」フランシス・レイ Francis Lai - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zu5Qv886i10
Francis Lai A Man And A Woman all 3 movie versions - stereo - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Jg-NDSLEkKI
雨の訪問者のワルツ/フランシス・レイ La Valse Du Mariage/Francis Lai - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mRvJhQU1d5s
さらば夏の日/フランシス・レイ Du Soleil Plein Les Yeux/Francis Lai - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=36nlorMCLcw
La Lecon Particuliere(個人教授)−Francis Lai - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QFDYOHsXvdU
クロード・ルルーシュ 『男と女』
1966 Escena Film Un Homme et Une Femme - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cfHUoyZ-isA
https://www.youtube.com/watch?v=rvh9KLxv_qo
Un homme et une femme (1966) - Dailymotion動画
http://www.dailymotion.com/video/x24vcce
http://www.dailymotion.com/video/x24vef8
9. 2018年5月26日 07:51:19 : EoGK8VTS7A : @psKVderZik[4]
ヘタガキエーカゲンだから、盲信するのは危険。
コイツもガス抜きカスゴミの日刊ゲンダイのようなモンだからね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/222.html#c9
16. yy_nishio[14] gpmCmYFRgo6CiYKTgoiCiYKP 2018年5月26日 07:53:25 : Ku8xKxN4pw : asv3Cd7feP4[15]
人間、金と権力、地位と名誉のためならなんでもするいい例だ。
落ちぶれても、森永のようにはなりたくない。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/345.html#c16
202. 中川隆[-12515] koaQ7Jey 2018年5月26日 07:55:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
尼僧ヨアンナ(1961)
監督: イェジー・カヴァレロヴィチ
出演: ルチーナ・ウィンニッカ ミエチスワフ・ウォイト アンナ・チェピェレフスカ
https://fmovies.is/film/mother-joan-of-the-angels.kwylr/0o0qq3
https://www.cda.pl/video/138878713
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c202
15. 2018年5月26日 07:56:47 : HP2VDsgRNI : W5d99k_TJms[28]
候補者が三人という設定は、自公が勝利するための、お膳立てなのは
今に始まったことではない
手開票は野党候補が安倍自公不正選挙で何とか勝利をおさめる為の最低条件
期日前投票が「不正選挙」で安倍自公が勝利するためのアイテムであることも
昨年の台風直撃期日前投票率上昇捏造不正選挙で明らかとなっているわけだし
4. 2018年5月26日 07:49:16 : HP2VDsgRNI : W5d99k_TJms[27]
▲△▽▼
小沢氏を始め、共産党や立憲民主党を始めとする野党は、安倍自公政権が日本国民の支持を得たという
架空の捏造ストーリーづくりマスコミと集計マシンと投票結果管理発表一括請負民間会社の不正選挙
に対して、手を打たない限りこの売国買弁国民弾圧遺棄暴政は限りなく続くはずだが、そのことを
ちゃんと理解しているのだろうか。
安倍自公政権が危機に直面すると必ずミサイル発射と核実験で援護射撃を行って
きた北朝鮮を裏で操ってきたのがCIAや米軍であったように
安倍自公政権の危機を会談や来日や米朝交渉という手段で延命継続させるアシストを行って
いるのがトランプ米国大統領であるという事実が既に明らかとなっている
安倍自公政権に引導を渡す役割を、不正選挙システムにおいては、日本国民有権者が十分に果たすことが出来なくなっているのが現実だよ
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/238.html#c15
10. 2018年5月26日 07:58:17 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[777]
『安倍-加計』の癒着の噂は本当か? マスコミの記者さん答えてください。
「安倍、加計ゴルフ」は加計がすべてセッティング。
ゴルフ代は参加者が負担するが、余分の経費は加計が負担。
ゴルフ、食事代で加計の負担は「年間約1億円」−−−何処かで加計が発言した。
山梨県鳴沢にある「安倍の別荘?」は実は加計が所有。
安倍に「タダで」使わせている。
2016年暮から2017年1月の「安倍-加計の会食、ゴルフ」は
「贈収賄」が疑われるので『今治の特区の事業者が加計』を知ったのは
「2017年1月20日」と安倍に云わせたのは「官邸の秘書の助言」だった。
これ全て、単なる「噂」なのか?
噂に振り回される一国民より。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/224.html#c10
203. 中川隆[-12514] koaQ7Jey 2018年5月26日 07:58:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
ゴーギャンは何故ヨーロッパを捨ててタヒチを選んだのか? _ 5
我々はどこから来たのか, 我々は何者か, 我々はどこへ行くのか
エデンの園からの追放というのは失楽園ではなく、牢獄からの解放という意味を持つ
神が存在するなら、人間は奴隷だ。人間は自由でありえるし、またそうでなければならない。結論として、神は存在していない。 - ミハイル・バクーニン
"Wenn Gott existiert, ist der Mensch ein Sklave; der Mensch kann und soll aber frei sein: folglich existiert Gott nicht." - Michail Bakunin
神がもし存在するなら、神を廃止しなければならない。- ミハイル・バクーニン
"If God would have existed, it would be necessary to abolish Him" --Mikhail Bakunin (On God and the State)
https://ja.wikiquote.org/wiki/%E7%A5%9E
世界の名著42 プルードン/バクーニン/クロポトキン
バクーニン「神と国家」(勝田吉太郎訳)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%91%97-53-%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4124006632/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1499303321&sr=1-1
でバクーニンが展開している聖書解釈というものは非常にユニークなものであって、
アダムとイブはサタンのお陰で神の専制支配から逃れることが出来た。
神は『知恵の木の実を食うべからず』と命じただけなのであるが、自由とは分割不可能なものなのであるゆえ、これは恐るべき専制政治の始まりに他ならない。もしもアダムとイブの両人がこの神の命令に従うのみであったならば、人類は最も屈辱的な奴隷状態に陥っていたことであろう。
しかしサタンの知恵によって勇気を振り絞ったアダムの行動によって、われわれは自由を得たのである。――バクーニンはこのように述べている。
彼は神の存在を認めているが、それでもサタンの知恵にくみしているが故に、無神論なのである。神を信じるものは、霊魂の不死を信じるが故に、反社会的であって、他者の存在を認める必要もなければしなければ、愛情を注ぐ必要もない。それ自身で完成された存在に、他者という不純な要素はいらないであろう。そうであるから、少なくとも、霊魂が不死ではないことは確かだという。
バクーニンは、無神論ではあるが、マルクスやエンゲルスとは異なって、自身では「霊魂の存在も自由意志も信じない唯物論者ないし現実主義者」などと語ってはいるが、実際にはプルードンのような観念論の立場であったといえる。彼は「神学は不条理」というが、逆にバクーニンの解説によって、サタンがなぜ天使でなければならなかったのかということがおぼろげながらに理解できて、この1872年の春に5日ばかりの間の暇の間に走り書きされたという手紙のような草稿を見ながら、古来数千年の昔に神学の体系を作り上げたヘブライの神官に賛歌を贈ることが出来た。
まあ、バクーニンのこの書物に関して言えば、興味を引かれるのは聖書解釈のほうで、残りの部分についてはあまり共感は持たなかった。ソクラテスとかプラトン、それともピタゴラスと言った人であれば、人間には宇宙との共鳴による「光の道」のような生き方が最高なのだと説くであろうが、そういった野のはこの種の本には載っていないのが残念だ。それはバクーニン自身も言っている。
「無知な大衆だけでなく、特権的な上流階級においても同様に、圧倒的な数の人間は、彼らの回りのすべての人が望み、考えることしか、望み、考えようとはしないのだ」。
「諸個人のこうした盲従、旧套墨守、いつ果てるとも知れない陳腐さ、反逆的な意思力の欠如、自発的な思考の欠如、これら一切合財が、人類史の発展に見られる嘆かわしい緩慢さを生み出す主要な原因なのだ」。
――と、そういうことであるから、宇宙との共鳴により、人は個人であるときにこそ他者と一体になれるなどとこのような場で説いても、誰にも通用しなかったのであろう。それとも時代のサイクルの問題で、この19世紀後半という時期は、宇宙との共鳴を感じ取ることの出来る人間が極端に少なかったのであろうか。
上のバクーニンの言葉は、ずっと昔、禅宗か何かの坊さんが引用していたものを読んで以来、ずっと頭に引っかかっていたが、原点はこんなところにあった。孤独を求める宗教人の必然的な隠遁生活というのは、バクーニンがいうような単純な動機から起こるものではないとか何とか、そういう内容であったように思う。
魂が不死なものである故に、宗教人は必然的に社会とは遠ざかるというバクーニンの論拠は、もちろん誤りである。しかし、現代では自発的な人間というのは、バクーニンの時代に比べてはるかに少ないであろう等ともいっていたように記憶している。
こういった大衆の無気力な態度を批判する人物は、何もヒトラーに限ったことではなく、古今ずいぶん多くの学者に指摘され続けてきた。しかし、バクーニンも、こんなにはっきりいうから落選したのではないかとも考えられる。しかし、これについては、獄中で
「そんなに大衆をあしざまに語っても選挙に悪影響は出ないのですか?」
と聞いた筆記者に、
「いや、あいつらは能無しだから問題はない」
とヒトラーが語ったもので、事実問題はなかった。
残念ながら、大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいるようだ。
その方が決定的に楽だからのようである。
勘違いでもなんでもなく、本当に楽なのであるから、そちらを選ぶ。
将来どうなるかなどということは、たいてい考慮しない。
それで朝三暮四といったことが人間にもおこるということが観察される。
なるほど、一日のことであれば、人はサルを軽蔑することが出来るが、一年後のことになると、サルと同じだというのである。
利息ということを考えると、先にたくさんもらったほうが、確かに得ではあるが、社会全体の活力が落ちるほうを選ぶというのは、懸命だとはいえない行為だ。
バクーニンは、プルーストとは異なり、大変な行動派であったが、いつも行動はドン・キホーテ型であって、たいていは失敗に終わったらしい。
第一インターナショナルでも、19世紀の労働運動における一方の代表的指導者として、散々マルクスと対抗したが、ついに敗退した。民主主義的暴政について散々に説き、「いかなる独裁も、自己の永続化以外になんらの目的も持ちえない」といったが、ついに無駄であった。
アナーキストというものは、元来が個人主義で自由を重んじる人間であるからして、グループを作ったところで、結束力というものは、マルクス側にかなうはずもない。
どういう考えを持とうと自由であると主張するものにとって、他人の考えを否定することは非常に難しく、せいぜい批判段階で終わってしまったものと思う。
http://s.webry.info/sp/30932531.at.webry.info/201012/article_7.html
バクーニンは、こう述べています。
そこへ登場したのはサタン、あの永遠の反逆者であり、最初の自由思想家であり、世界の解放者である、あのサタンである。
彼は、人間に対して、その無知であること、獣のように従順であることの恥ずかしさを教えた。
彼は、人間に従順を捨てさせ、知恵の木の実を取って食べさせた。
そうすることによって、サタンは人間を解放し、その額に自由と人間性という刻印を押したのである。
___
上条さんは、今日も静かに本を読んでいた。僕は、本を読んでいる彼女に話しかけた。
智樹「上条さん。こんにちは。」
一葉「・・・・・・こんにちは。」
彼女は本から目を離し、僕を見た。
智樹「上条さん。この前、サクヤ姫とイワナガ姫の話をしたじゃないですか。そのことについて、社会思想を専門としている教授と話をしてみたんですよ。」
とも樹「教授・・・。誰でしょうか?」
一葉「知ってるでしょうか? 三宮教授って人なんですけど・・・。」
智樹「三宮教授・・・。それで、どのような話をされたのですか?」
彼女が三宮教授を知っているかは分からなかったが、僕が教授と話した内容には興味を示してもらえたみたいだ。僕は、彼女の隣に座る。
智樹「サクヤ姫とイワナガ姫の話は、バナナ型神話と呼ばれているのはご存じですか?」
一葉「はい。知っています。」
そう言って、彼女はにっこりと笑った。なんだ、知っていたのか。ちぇっ。
智樹「それで、バナナ型神話つながりで、『旧約聖書』の話とかもしたんですよ。」
一葉「エデンの園の話でしょうか?」
僕は、かなり驚いた。
智樹「すごいですね。正解です。」
一葉「正解ですか。生命の樹と知恵の樹の話ですよね?」
智樹「・・・そうです。」
僕は彼女の知性を侮っているつまりはなかったのだけれど、改めて感心した。彼女の知識の範囲は、かなり幅広いのかもしれない。
ここは、彼女に三宮教授の意見を紹介してみることにしよう。
智樹「三宮教授と話して、面白いことを教えてもらったんですよ。」
一葉「アダムとイブの話ですか?」
智樹「そうです。アダムとイブは、ヘビにそそのかされて禁断の果実に手をつけるじゃないですか? でも、実はヘビは、嘘を吐いているわけではないんですよ。」
彼女は、僕の目を見つめて黙ってしまった。僕は、彼女の反応をうかがった。しばらく反応がないので、続きを話すことにした。
智樹「えっと、神様は、知恵の樹の果実について、食べると死んでしまうとアダムとイブに言っているわけです。それに対してヘビは、食べても死なないこと、それに、食べると神のように善悪を知るようになることをイブに語るんです。それでイブは、その果実がおいしそうに思えてきて、アダムと一緒に食べてしまうんです。」
彼女は静かに僕を見た。
一葉「つまり、嘘を吐いているのは神様で、ヘビは真実を述べているだけだと。」
彼女は、この話の本質をずばりと言い当てた。
智樹「・・・そうです。なかなかに、面白いでしょう。」
一葉「はい。そうですね。」
彼女は、うなずいた。
智樹「ヘビは、何を考えていたんでしょうね?」
この質問を、僕は彼女にたずねてみたかったのだ。
一葉「ヘビは、実はサタンだったという解釈がありますね。」
智樹「サタン・・・。悪魔の王様でしたっけ?」
一葉「そうです。キリスト教では、神の敵対者です。」
そう言うと、彼女は分厚い革製の手帳を取り出した。以前も、彼女は手帳に書かれている言葉を使って話していた。色々とメモっているんだっけか。彼女は、手帳をパラパラとめくって言った。
一葉「佳山くんは、アナーキストのバクーニンを知っていますか?」
智樹「・・・知りません…。アナーキスト…。上条さんは…。」
僕が質問するより速く、彼女は答えた。
一葉「私自身は、アナーキズムはあまり好きではありません。」
そう言って、にっこりと笑った。僕は、少しゾクっとした。彼女の笑顔の裏に、何かしらの強い意志が感じられた。
智樹「では、なぜ突然、バクーニン?」
何か、変な返しになってしまった。
一葉「バクーニンの思想はあまり好きではないのですが、『神と国家』という著作に面白い意見があるのですよ。」
智樹「どのような意見でしょうか?」
彼女は、手帳に眼を落とした。
一葉「バクーニンは、こう述べています。〈そこへ登場したのはサタン、あの永遠の反逆者であり、最初の自由思想家であり、世界の解放者である、あのサタンである。彼は、人間に対して、その無知であること、獣のように従順であることの恥ずかしさを教えた。彼は、人間に従順を捨てさせ、知恵の木の実を取って食べさせた。そうすることによって、サタンは人間を解放し、その額に自由と人間性という刻印を押したのである〉と。」
僕は、彼女が何を言いたいのか分かった気がした。
智樹「なるほど。つまり、神様の言いつけを守っている間は、人間は神様の奴隷だったと。その奴隷の地位から人間を解放したのが、ヘビ。つまり、サタンだった、と。」
一葉「たいへん良くできました。」
彼女は薄く微笑んだ。僕は嬉しくなる。
智樹「上条さんは、ヘビの役割をそう解釈しているのですね?」
一葉「物語を聴く者の思考によって、物語は異なった姿を見せます。神の加護を失ったと見るか、神の呪縛から解き放たれたと見るか。どちらも魅力的な考え方ですが、私は後者の方に、より共感を覚えます。」
そう言う彼女は、僕には不思議な魅力をもって映る。
話が一段落したと思って別れを告げようとしたとき、彼女の方から話題を振ってくれた。
一葉「ところで、生命の樹と知恵の樹の話をバナナ型神話と見なすのは、私には違和感があるのです。」
智樹「どういうことですか?」
一葉「聞きたいですか?」
智樹「是非。」
彼女は薄く微笑んで、嬉しそうに語り出した。
一葉「アダムとイブの話をバナナ型神話として見たとき、生命の樹による永遠の命と、知恵の樹による善悪の知識の選択が問題となります。人間が、生命の樹の果実ではなく、知恵の樹の果実を選んだことにより、永遠の命を失い、その代わりに善悪の知識を得た・・・。」
智樹「そういう話ではないんですか?」
一葉「私は、違うことを考えています。」
智樹「どういうことでしょうか?」
一葉「神は最初、知恵の樹の果実を取ることを禁止しており、生命の樹の果実の方は、明確に禁止していなかったのです。ですから、生命の樹と知恵の樹の二者択一ではなかった可能性があるのです。」
僕は驚いた。僕は、彼女と話をするため、その部分を読んで来たんだ。彼女は、当然ながら、突然振られた話のはずだ。それなのに、僕よりも深く話すことができている。僕は、彼女と僕の間にある隔たりの大きさをあらためて思い知った。
彼女は、彼女の説を続ける。
一葉「原文の通りに読むなら、神は最初、知恵の樹の果実を取ることを禁止しており、生命の樹の果実を取ることは禁止していませんでした。そして、神は、アダムとイブが知恵の樹の果実を食べ、善悪を知る者となった後に、生命の樹の果実を食べることを恐れたのです。」
僕は、彼女の言うことがまだ分からない。彼女は、何かを意図している。それが、まだ分からない。でも、彼女は何か重要なことを言おうとしていることは分かった。
彼女は、静かに語り続ける。
一葉「最初、生命の樹の果実を食べることは、禁止されていませんでした。ということは、アダムとイブは、実は、生命の樹の果実を食べていたのではないでしょうか? 神は、善悪を知る前のアダムとイブを必要としていたのです。そのために、アダムとイブは生命の樹の果実を食べ、神のために永遠に生きるようになっていたのです。」
僕は、彼女が恐ろしく感じられた。彼女は、僕の恐怖を知ってか知らずか、僕を見つめたまま話を続ける。
一葉「神は、知恵を付ける前のアダムとイブを愛していたのです。知恵をつけない限りで、神はアダムとイブを愛していたのです。しかし、アダムとイブが知恵をつけてしまったら、神はアダムとイブを今まで通りに愛することはできなくなってしまう。神は、知恵をつけたアダムとイブが、生命の樹の果実を食べ続けて、永遠の命で居続けることを許さなかったのです。
神は、アダムとイブをエデンの園から追い出しました。アダムとイブは、すなわち人間は、エデンの園を追放されて、必ず死ぬようになったのです。」
僕は、おそるおそる話した。
智樹「でも、それはおかしいじゃないですか。それなら、神は、生命の樹は作っても、知恵の樹は作らなければよかったんじゃないですか?」
彼女は、薄く微笑んだ。
一葉「神は、アダムとイブを愛していました。目の前に知恵を得る方法があるのに、それに手を出さずいる二人を。」
彼女の声は、透き通っていた。
智樹「それなら、ヘビは・・・。」
一葉「ヘビがサタンであるかどうかは、私には分かりません。でも、もし私がヘビなら、同じ言葉を吐いたことでしょう。」
智樹「上条さんが、ヘビだったら・・・。」
一葉「神は、人間が善悪の知識と永遠の命を得ることを許しません。なぜなら、それは、人間が神になることだからです。神は、人間が愚かであることを楽しみ、神と同じ知性を持つことを憎むのです。生命の樹と知恵の樹が、互いに相反する性質を持つのなら、それは神の意図に由来します。」
智樹「それは・・・。」
一葉「自分と同じ知性を嫌う神、これは、人間性の顕著な特徴の一つです。」
そう言って、彼女は微笑むのだ。
僕は、ふと思ったことを口にした。
智樹「そういえば、ヘビ自身は、知恵の樹の実を食べていたのでしょうか?」
そういった僕を、彼女は不思議そうに見詰めた。
一葉「それは、・・・・・・面白い視点ですね。」
そう言って、彼女は静かに微笑んだ。
http://asread.info/archives/3101/6
何故、大部分のアナキストは無神論者なのか?
大部分のアナキストが無神論者、これは事実である。
アナキストは神という考えを拒絶し、あらゆる形態の宗教、特に組織宗教に敵対する。
今日、非宗教化された西欧諸国では、宗教は、社会の中でそれ以前に持っていた支配的立場を失っている。このために、多くの場合、アナキズムの戦闘的無神論は奇妙なものに思われてしまっている。しかし、宗教が持つネガティブな役割を理解すれば、リバータリアン無神論の重要性はハッキリとする。
アナキストが宗教という考えに異議を唱え、宗教反対論を宣伝することに時間を費やしているのは、宗教と宗教諸機関が持つ役割のためなのだ。
何故、それ程までに多くのアナキストは無神論を受け入れているのだろうか?
最も単純な答えは次のようなものだ。
無神論はアナキズム思想の論理を拡大したものであるが故に、大部分のアナキストは無神論者なのである。
アナキズムが不当な権威の拒絶だとすれば、それはいわゆる最高権威・神の拒絶だということになる。
アナキズムが根差しているのは、理性・論理・科学的思考であって、宗教的思考ではない。
アナキストは、信奉者ではなく、懐疑者になることが多い。
大部分のアナキストは、教会は偽善まみれであり、聖書は矛盾・不合理・恐怖が充満した作り話だ、と見なしている。
聖書が女性の品位を貶めていることは周知の事実であり、その性差別主義は悪名高い。
しかし、男性にしてもほんの少しましに扱われているに過ぎない。
聖書の何処にも、人間が生・自由・幸福・尊厳・公平・自治の権利を生まれながらに持っていることを認めた箇所などない。
聖書では、人間は罪人・虫けら・奴隷である(比喩的にも文字通りにも、奴隷制を認めている)。神が全ての権利を持ち、人間は無価値なのだ。
宗教の性質を考えれば、これは驚くべきことではない。
バクーニンは次のように上手く述べている。
神という観念は、人間理性と正義の放棄を意味する。
それは、人間的自由を最も決定的に否定し、最終的に、理論的にも実践的にも人間の奴隷化を必ずやもたらすことになる。
そこで、人間の奴隷化と堕落とを望まないのであれば、我々は、神学の神や形而上学の神のいずれにも、ほんの僅かな譲歩もできないし、すべきでもない。
この神秘的文字体系では、Aで始める者は、必ずやZで終わる。神を崇拝しようとする者は、その内容ついて子供じみた幻想を抱くことなく、自分の自由と人間性を大胆にも放棄しなければならないのである。
神が存在するならば、人間は奴隷である。
さて、人間は自由になり得るし、ならねばならない。従って、神は存在しない。[God and the State, p. 25]
大部分のアナキストにとって無神論が必要なのは、宗教の性質のためである。
バクーニンは次のように論じている。
『人間性が持つ雄大で、公正で、高潔で、美しいもの全てを神的だと公言することは、人間性それ自体ではそれを生み出すことができない−−つまり、人間に委ねられているから、人間の性質は悲惨で不正で低劣で醜悪なのだ−−とそれとなく認めることである。
このようにして、我々は、あらゆる宗教の本質−−言い換えれば、神性の偉大なる栄光のために人間性を非難すること−−に立ち戻るのである。』
従って、人間性と人間が持つ潜在的可能性のために正義を行うべく、アナキストは、神という有害な神話や神に付随する全てのことなどなくても物事を行うことができ、そして『人間の自由・尊厳・繁栄』のために、『強奪された能力を天国から救いだし、地上に戻すことこそ我々の義務だと信じているのだ。』[前掲書, p. 37 and p. 36]
宗教は、人間性と人間の自由を理論的に堕落させるだけでなく、アナキストの観点からすればもっと実際的な諸問題を持っている。
まず第一に、宗教は不平等と抑圧の源泉であった。
例えば、キリスト信仰(イスラム教同様に)は、政治的・社会的支配力を持っているときには、常に抑圧勢力であった(神への直接的繋がりを自分が持っていると信じることこそ、権威主義社会を創造する確実な道なのである)。
教会は、ほぼ二千年にわたり、社会的抑圧を行い、大量殺戮をし、あらゆる圧制者を正当化する勢力であった。機会が与えられれば、教会は君主や独裁者と同じぐらい残酷に支配したのである。このことは驚くべきことではない。
神が全てであれば、現実世界と人間とは無である。
神が真実・正義・善・美・力・生であれば、人間は虚偽・不正・悪・醜・無能・死なのだ。
神が主人ならば、人間は奴隷である。
人間は、自分の努力で正義・真実・永遠の命を見つけることができず、神の黙示を通じてのみそれらを獲得できる。だが、黙示を述べる者は皆、告知者であろうと救世主であろうと予言者であろうと司祭であろうと立法者であろうと、神自身によって霊感を与えられたと言うのだ。
こうした人々は、人間性の聖なる指導者として救済の道を示すべく神自身に選ばれたということで、必ずや絶対的権力を行使する。万人はそうした人々に無制限の受動的服従をする義務を負う。なぜなら、聖なる理性に対抗する人間理性などなく、神の正義に対して地上の正義など適用されないからだ。[Bakunin, 前掲書, p. 24]
キリスト教が寛容ある平和愛好のものに変わるのは、それが権力を持たないときのみであった。しかし、そうしたときであっても、権力者を擁護する役割を続けていた。アナキストが教会に敵対する第二の理由がこれである。
抑圧の源泉になっていないときも、教会は抑圧を正当化し、その継続を確かなものにしていたのだ。地上の権威が支配することを是認し、労働者にこの権威と闘うことは間違っていると教えることで、労働者階級を数世代に渡り奴隷にし続けていたのだ。
政治的(支配者たちは神の意志によって権力の座にいると主張する)にであれ、経済的(金持ちは神に褒美を与えられたのだ)にであれ、地上の支配者たちは天上の神から正統なものと見なされた。
聖書は服従を賞賛し、最大の美徳だと持ち上げている。
プロテスタント労働倫理のような最近の発明も、労働者の従属に寄与しているのだ。
宗教が権力者の利権を助長するために利用されているということ、これは、歴史の大部分ですぐに見ることができる。
宗教は、抑圧される側を従順にし、天国でのご褒美を待つように説得することで、人生における自分の立場を謙虚に受け入れるように条件付ける。
エマ=ゴールドマンは次のように主張していた。
キリスト教(宗教一般もそうであるが)は『権威と富の体制にとって何ら危険なものを含んでいない。
自己否定と自己犠牲、懺悔と後悔を支持し、人類に押しつけられたあらゆる侮辱・あらゆる暴挙の面前では絶対的に何も行わないのだ。』[Red Emma Speaks, p. 234]
第三に、宗教は常に社会の中の保守勢力だ、ということである。
これは驚くに値しない。宗教は現実世界の調査と分析にではなく、上から手渡された真実・幾つかの聖なる書物に含まれている真実を繰り返すことにその根拠を置いているからだ。
有神論は『思弁理論』であり、無神論は『実証科学』である。
『一方は理解を超えたものという極めて抽象的な雲に垂れ下がり、他方は大地にしっかりと根を下ろしている。人間が真に救済されようと望むのなら、人間が救わねばならないのは地上であって、天上ではない。』
従って、無神論は『人間精神の拡充と成長を表現しており』、一方有神論は『静的で固定している。』
『無神論が全力を尽くして闘っているのは、有神論の絶対主義・人間に対するその有害な影響・思想と行動を混乱させるその効果なのだ。』[Emma Goldman, 前掲書, p. 243, p. 245 and pp. 246-7]
聖書は次のように述べている。
『その果によりて彼等を知るべし。』
私たちアナキストもこれに同意するが、教会とは異なり、この真実を宗教にも適用する。だからこそ、アナキストは概して無神論者なのだ。私たちは教会が果たしている破壊的役割を認識し、組織的一神教、特にキリスト教が人々に及ぼす有害な効果について認識している。エマ=ゴールドマンは次のように要約している。
宗教は『理性に対する無知の謀議、光に対する影の謀議、自立と自由に対する服従と隷属の謀議、強さと美しさを否定する謀議、生の享受と栄光を肯定することに対する謀議である。』(前掲書、240ページ)
さて、教会の果実について考えたとき、アナキストは次のように論じる。
それを根絶し、新しい樹木を植えよう、理性と自由の樹木を植えよう、と。
とは言うものの、アナキストは、宗教が重要な倫理思想や真実を含んでいることを否定しない。それどころか、宗教は、強力で愛情に満ちたコミュニティやグループの基盤になり得る。日常生活の疎外と抑圧から逃れる場所を提供し、万物が売り物になっている世界の中で行動を起こす指針を提供できる。
例えば、イエスやブッダの人生や教えの多くの側面は、私たちを鼓舞し、従うに値するものである。このことが真でなければ、宗教が単なる権力者の道具だったとすれば、宗教はとうの昔に拒絶されていたであろう。むしろ、宗教は二重の性質を持っているのであり、豊かな生活をおくるために必要な思想と権力護教論の双方を含んでいるのである。二重の性質を持っていない場合、抑圧された側は宗教を信奉せず、権力を持つ側は危険な異端だとしてその宗教を弾圧するであろう。
実際、弾圧は、急進的メッセージを伝導していたあらゆるグループの運命であった。中世時代、数多くの革命的キリスト教運動と教派が、主流派の教会の確固たる支援を受けた地上の当局によって破壊された。
スペイン市民戦争中、カトリック教会はフランコのファシストを支持し、共和国支持者がフランコ賛同牧師を殺害したと非難していたが、その一方では、民主的に選ばれた政府を支持したバスクの牧師をフランコ軍が殺害したことには沈黙を保っていた(法王ヨハネ=パウロ二世は、死亡したフランコ賛同牧師を聖者に祭り上げようとしたが、共和国賛同の牧師については口を閉ざし続けていた)。
エル=サルバドルの大司教、オスカル=アルヌルフォ=ロメロは当初保守的だったが、政治的・経済的権力が民衆を搾取しているやり方を目にして、歯に衣着せぬ民衆擁護者になった。このために、彼は、1980年に右翼民兵組織によって暗殺された。これは、解放神学(社会主義思想とキリスト教的社会見解を融和させようとして福音書を急進的に解釈した)の支持者の多くに襲いかかった運命であった。
また、アナキストが宗教に反対だからといって、宗教人が社会を改良すべく社会闘争に参画しないということを意味しているわけではない。全く違う。
宗教人は、教会ヒエラルキーのメンバーを含めて、1960年代の米国市民権運動で重要な役割を演じた。メキシコ革命中のサパティスタ農民軍内部には宗教的信念があったが、だからといって、アナキストが参加しないわけではなかった(事実、農民軍はアナキスト闘士リカルド=フロレス=マゴンの思想に強く影響されていたのだった)。
宗教の二重性質こそが、多くの民衆運動と民衆蜂起(特に農民の)とが宗教のレトリックを使っていた理由を説明してくれる。自分達の信念の良い側面を守り続けようとすることが、地上の不公正と闘うことを決意させたのである。
アナキストにとって大切なことは、不公正と闘おうとしているかどうかであって、人が神を信じているかどうかではない。私たちは、ただ、宗教の社会的役割は叛乱を挫くことであって、勇気づけることではない、と考えているだけなのである。
主流の司祭たちや右翼の司祭たちに比べて、急進的司祭はほんの一握りしかいない。このことが私たちの分析の妥当性を示しているのである。
アナキストは、教会と従来の宗教が持つ考えに対し徹底的に敵意を抱く一方、民衆が、自分だけで、もしくはグループで、宗教的信念を実践することに異議を唱えはしない。ただし、その実践は他者の自由を侵害しない限りにおいてである。
例えば、人間を生け贄にしたり奴隷にしたりしなければならないカルト宗教は、アナキズム思想とは正反対のものであり、アナキストはそれに反対する。
しかし、平和的な信念システムは、アナキスト社会内部でも調和して存在することができる。
アナキズムの観点は、宗教は何にもまして私的な事柄だ、というものである−−
人々が何かを信じているとすれば、それはその人の事柄であり、他者にその考えを押しつけない限り、他人には関係ない。
私たちにできることは、その考えを議論し、その誤りを説得しようとすることだけである。
終わりに記しておかねばならないが、私たちは、アナキストであるためには無神論でなければならない、などと述べているのではない。全く逆だ。
A.3.7 宗教的アナキストはいるのか?
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/faqa3.html#seca37
で論じたように、神や何らかの宗教をしっかりと信奉しているアナキストもいる。
例えば、トルストイはリバータリアン思想を献身的なキリスト教信念と組み合わせていた。彼の思想は、プルードンの思想と共に、アナキストのドロシー=デイとピーター=モーリンが1933年に設立し、現在も活動しているカトリック労働者組織に影響を与えた。現代の反グローバリゼーション運動で活発に活動しているスターホークは、アナキスト活動家であると同時に主導的ペーガン(多神教徒)であるが、何の問題もない。
しかし、エマ=ゴールドマンが次のように述べているように、大部分のアナキストにとって、アナキズム思想は論理的に無神論を導く。
『神を否定することは、同時に人間を最も強く肯定することである。
人間を通じて、生・意図・美に永遠の賛同をするのである。』[Red Emma Speaks, p. 248]
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/faqa25.html
「なぜ、神様は人間を創造したの?」
シュメール神話によれば、神様もまた、粘土をこねて人間を創った。
「なぜ、神様は人間を創造したの?」
というのが、キリスト教徒やイスラム教徒の親が、子供に質問されて返答に窮する素朴な疑問。
それに対して、世界最古の宗教・シュメール神話は、明快な回答を与えている。
「神々が働かなくてもよいように、労働者として人間は創造された」
と、シュメール神話の粘土板には明記されているのだ。
いわく、つらい農作業や、治水事業に従事していた神々からは、不平不満が絶えなかった。
「こんなに俺たちを働かせやがって、どういうつもりだ、コンチクショー」
と怒っていた。
原初の母なる女神・ナンムは、この事態を深く憂慮していたが、「神々の中でも、頭ひとつ抜けた知恵者」と評判のエンキ神は、そうともしらずに眠りこけていた。
あるとき、ナンム女神は、エンキ神をたたき起こして言った。
「息子よ、起きなさい。あなたの知恵を使って、神々がつらい仕事から解放されるように、身代わりをつくりなさい」。
母の言葉にあわてたエンキ神は、粘土をこねて人間を創った。
おかげで、神々に代わって人間が働くようになり、神々はめでたく労働から解放された。シュメール神話の最高神である天空の神アン(エンキの父)や、大気の神エンリル(エンキの兄)も、これには大喜び。神々は祝宴を開き、したたかにビールを痛飲して人類創造を祝った(シュメールは、ビールの発祥地でもある)。
このとき、ビールを飲んで酔っぱらった人類の始祖エンキは、地母神・ニンフルサグ(エンリルやエンキの異母妹)とともに、人間づくりの競争をした。
「広げた手を曲げることができない人間」や、
「排尿をガマンできない人間」、
「性器を持たない人間」、
「よろよろして立ち上がることができない人間」
など、いろんな人間が創られたという
(人権擁護団体が聞いたら、激怒しそうなエピソードですな・・・)。
http://blog.goo.ne.jp/konsaruseijin/e/20278c1470953be34e1163edce926967
『アルコーンの本質』 『ナグ・ハマディ文書』より
■3.「不滅性」の自己啓示とアダムの創造
「不滅性」は下なる領域を眺め降ろした。両性具有のアルコーンたちは、水面に映ったその像を見て欲情するが、弱さのゆえにそれをつかむことができない。アルコーンたちは協議して、土の塵から人間を造り、「不滅性」がそれに近づいてくるようにと策略を立てる。彼らは、彼らの身体に似せて、また、水の中に現れた神の像に従って、一人の人間を造った。
サマエールは人間に息を吹き込み、それによって人間は心魂的なものとなるが、彼はいまだ立ち上がることができない。アルコーンたちは上なる神を欺こうとしてこれらのことを行ったが、これらすべてのことは実は、「万物の父」の意志によって生じたものであった。父からの「霊」が「アダマンティネーの地」(堅固な地、の意)から到来し、それによって人間は生ける者となり、アダムと名づけられた。
アルコーンたちは地のあらゆる獣と天の鳥を集め、アダムに名前をつけさせた。
■4.アダムの楽園への拘禁とエバの創造、「霊的な女」の到来
アルコーンたちはアダムを拘束して楽園に閉じこめ、
「善と悪の知識の樹から食べてはならない。食べる日に必ず死ぬだろうから」
と告げた。次にアルコーンたちは、アダムの上に忘却をもたらし、アダムの脇腹を開いて、その肋骨を生ける女に変えた。そしてアダムの脇腹に、代わりの肉を詰めた。これによってアダムは心魂的なものとなってしまい、起き上がることができないが、「霊的な女」が到来し、アダムを立ち上がらせる。アダムは彼女を賛美した。
■6.「霊的な女」が蛇になって行なう啓示と楽園追放
霊的な女は、蛇の、とはすなわち教示者の姿で、アダムとエバのところにやってきた。そして、知識の木から取って食べても
「決して死ぬことはない。なぜなら、彼がそうお前たちに命じたのも、妬んでいるからなのだ。むしろお前たちの目が開くことになるであろう。そして、お前たちは善と悪とを知る神々のようになるだろう」
と啓示する。これを聞いて二人は、知識の木の実を取って食べ、自分たちが「霊的なもの」を剥がれて裸であることに気づいた。アルコーンたちは二人が知識の木の実を食べたのを知り、蛇を呪って、アダムとエバを楽園から追放した。それは、彼らが生活の労苦に追われて、聖霊に心を配る時間の余裕がないようにするためであった。
http://gnosticthinking.nobody.jp/gnosismyth005.html
人類最初の女性 リリス( Lilith )
旧約聖書では、神によってアダムが土から生まれ、その次にイヴがアダムの肋骨から生まれたとされていますが、実はアダムと同様にリリスという土から生まれた女性がいて、アダムと結婚していました。
リリスは、アダムと同様に土から生まれたので、アダムとは対等な存在であるため、アダムとの性行為において、正常位によるアダムの支配的地位を拒否し、彼女は空を飛び、エデンの園を去り、紅海沿岸に住みつきます。
神はリリスを説得しますが、彼女は聞く耳を持たなかったので、罰としてリリスは下半身を蛇に変えられ、毎日おびただしい数の子供(リリン)を産み、そのうち100人を殺される運命を負うことになります。
彼女はこれに大変ショックを受け、海に身を投げて死んでしまいました。
旧約聖書で、アダムとイヴが禁断の果実を食べるシーンがありますが、この2人をそそのかした蛇こそがリリスの化身なのであります。 これは、パリのノートルダム大聖堂にある彫刻にも、リリスが蛇として描かれていることからも分かるでしょう。
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1033.html
人間は大地母神によって泥から造られて、神々のために「これ(エデンの園)を耕させ、これを守らせ」るようにエデンに置かれた(『創世記』第2章 15節)。
なぜならば神々はたいそう怠惰で農耕をしようとせず、植え、穫り入れ、自分たちに捧げ物をする奴隷が欲しかったからである 。神々は奴隷たちが自分たちより偉くなって働こうとしなくなるのを恐れて、神々の持つ不死の秘密を決して彼らに知らせてはならないことを申し合わせた。エデンの神は、同僚の神々に向かって言った。
「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知る者となった」。
したがって彼は「命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」ので、ただちにエデンの園から追い出さなければならない
(『創世記』第3章 22節)。
蛇の教えは、人間を、生を征服し神のような存在にしたであろうに、これは神々elohimの意志に反することであった。
『支配者たちの本質』Hypostasis of the Archonsは、蛇は女神のトーテムとしての姿であることを示している。蛇は明らかに、女神の創造した死ぬ運命を持った生物を憐れんで、永遠の生命に到達する方法を教示しようとした。
「女性の霊的原理が『教示者―蛇』の中に入り、蛇は彼らに教示して言う。
『あなたがたは死ぬことはないであろう。神がそう告げたのは、あなたがたを嫉妬したからである。それどころか、あなたの眼を大きく開きなさい。そうすれば、あなたは善悪を識別して神のようになるであろう』」。
そこで「傲岸な支配者(神)」は、蛇と女性を呪ったのである 。
聖書の物語の現在の型は、太女神と蛇の本来の話を明らかに大幅に改定したものである。バビロニアの図像は、蛇にかしずかれ、人間に不死の食物を捧げている女神の姿を描いている。ピラミッド・テキストは、永遠なる生命の食物を提供したのは蛇であると述べている
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/serpent.html
ユダヤ・キリスト教において、「この世の天国」とまで謳われたはずのエデンの園は、グノーシスにおいては造物主の牢獄として扱われる。そしてこの《善悪を知る木》の実を食すことを禁じたヤハウェは、先述したように造物主に割り当てられ、人間を無知のままにとどめおく、知識による救済の可能性を閉ざす存在となる。
逆にそれを食すことをそそのかした蛇は、ユダヤ・キリスト教においては人間に原罪を負わせたものとして、忌むべき存在とされていたが、グノーシスではそうではなく、至高神からの人間へ知識を授け、救済への道を開示する啓示的役割を担った聖なる存在へと変貌するのだ。
忌むべき悪魔のような役割から、救済者として、あるいは啓示的存在としての役割へと一変した《蛇》は、人間が救済への道を切り開くための秘密の鍵を握る存在として、グノーシス主義において神聖視された。尻尾を銜えた円環状の蛇《ウロボロス》は、《完全なるもの》としての意味を含んでいる。
この救世主としての《蛇》は原初においてはソフィアとされた。
http://homepage3.nifty.com/kiraboshi2/Abraxas/Gnosis_intro4.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c203
2. 2018年5月26日 08:08:44 : BrgnFtS2Pg : C2SRlbv1q6c[164]
大学は国の金が入っているのだから、私物化を避ける制度にすべきだ。
理事長の任期が長すぎる。ヒラメ人事で脇を固めてしまう。内田というのもその一人
だろう。
理事長が相撲の実績(?)を役職に生かしたのを真似しているのだろう。
アメフトで大学知名度を上げて次期理事長(?)、同じシナリオに違いない。
それにしても理事長と組長。国の金を入れているのに文科省はスルーするかね?
取引(契約)における「暴力団排除法」は徹底しているのではないかね?
ここが全く信じられない。天下りを大量に入れているらしいが、それで見逃している
としたら国が日大の性格を形作ったことになる。
腐敗・腐臭・膿・癌化を防ぐには先ず任期を決めることだ。
2. 2018年5月26日 08:11:17 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[778]
安倍、麻生、官邸の秘書の云う事「みんなウソ」は、
「国際的に認知されている」−−−−−−−これ本当。
安倍がロシアで「何を発言したか?」
随行記者団は安倍の事後発言のみ報道。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/264.html#c2
3. めんたいこ[2688] gt@C8YK9gqKCsQ 2018年5月26日 08:11:19 : PqOkdADKoE : QpQN0i61ti0[1]
「自分に都合の悪いところを隠すんじゃない。だからアベはサイコパスといわれる
んだ」
「全く違ったが、訂正していない。(趣意書の)原本にあたり、裏付けを取ると
いう最低限のことをしなかった」
「哀れですね。アベらしい惨めな言い訳。予想通りでした」
「裏付けを取らなかったことへの言及がなく、あきれた」
「今まで(のアベの姿勢)をずっと見てきて、予想通りだったということを記事
にしている」
「かつてNHKへ圧力をかけたというノンフィクション報道をしたことがある」
「アベは間違っていたと一度も言わない。朝日新聞に一度も謝らない」
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/264.html#c3
5. 2018年5月26日 08:12:29 : LiAK8mOVpk : JfLzxe_9T5I[539]
しかしなあ、無理矢理に膠着状態に持ち込み、世界中から非難の声を引き出し、間髪を入れずに、また無理矢理に会談へ向けての発信、考えての事なのか?
それにしても言葉の薄い大統領という事は世界の人々が知る所となった、あーまた言っているって。6月12日も開催がされるまで全く分からないし、結果にしろ完全に出てこない限りは全く持って信用成らない、この事を世界に知らしめた日である。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/872.html#c5
106. ボケ老人[3013] g3uDUJhWkGw 2018年5月26日 08:15:16 : QHkUDaloVM : nhEL_@HJWto[108]
>105【多摩】総理が本当のことを言っているという前提に立つならば……早々に、読者の判断に任せようと思います。
議論すると負けるから、早々に書き逃げか
ウソ発見器の話と言い、お笑いダネ
まず、私のコメは官邸が嘘をついているという前提に立っているものではない。
単に事実の経過を述べているに過ぎない。
安倍教信者の【多摩】は信者であるが故の前提の下の偏見に満ちたコメだ。
国会が国政調査権に基づき要求して提示された公的資料
紛糾している現在の時点で作成したものでなく、書庫に眠っていた過去の資料だ。
菅良治今治市長ですら当時、安倍ー加計会談があったことの報告を受けたとしている。
【いいね】発言は無かったとのことだが
単なる週刊誌ネタやタブロイド判情報ではなく、公的資料だ。
違うというなら反証しなければならない。
【多摩】「会っているというなら、お前がその証拠を示せ」と言うと質問者に失礼になるので、角が立つ余計なことは言わないのが得策とでも思ったのだろう。
失礼云々は【多摩】の余計な飾り言葉であるが【余計なことは言わないのが得策】は事実を捉えたものである。つまりボロが出るから余計なことは言わないと云う事である。
【多摩】の言う証拠は愛媛県の公的資料で十分である。
さらに必要なら、今治市の復命書も提出命令すればよい。
菅良治市長がメモは残っていると思うというのだから。
公の資料を否定するなら根拠を示して反証しなければならないのは当然のことだ。
【多摩】が必死になって【ない事の証明は悪魔の証明】論で安倍を擁護しようとしているのはミエミエだよ
全く、物の道理が分からない幼稚なコメで恥ずかしいとは思わないのかネ
107. ボケ老人[3014] g3uDUJhWkGw 2018年5月26日 08:18:35 : QHkUDaloVM : nhEL_@HJWto[109]
今治市長は菅良二だった。 変換間違い失礼
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/864.html#c107
20. 2018年5月26日 08:27:21 : UAczPSrd8s : mhh_KAewi24[22]
北朝鮮は習近平国家主席へ下駄を預けて、トランプ大統領と習近平国家主席で北朝鮮の核ミサイル問題等の不安定化要素についての話を付けたという事。
少し前にあったアメリカと中国の鉄鋼に関する関税措置(経済戦争)のせめぎあい等は当該協議を有利に進める為のアメリカのカードだったと考えるのが自然だ。
アメリカにとっては朝鮮半島の核脅威よりも、目の前にある貿易赤字やペトロダラー崩壊による財政破綻脅威の方が遥かに大きな脅威。中国との間で貿易摩擦回避されたという事は北朝鮮問題については一応の決着をみたので、直接協議する必要が無くなったという事だと思う。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/220.html#c20
1. 管理人さん[2129] iseXnZBsgrOC8Q 2018年5月26日 08:29:16 : goJCZio63dQ[620]
ご連絡ありがとうございます。
リンク先を修正しておきました。
トップページを微調整したときに、過去ファイルを元にしてしまったようです。
申し訳ありませんでした。
13. 2018年5月26日 08:31:55 : Hlx61xFhyw : eOkDsriW63E[6]
>>2
無教養とは無関係
マニュアル通り、産経・DHC通りのデマ動画ですから。
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/228.html#c13
4. 管理人さん[2130] iseXnZBsgrOC8Q 2018年5月26日 08:32:40 : goJCZio63dQ[621]
画像UP板は時々新しくしています。
画像UP可能板は投稿フォームの投稿ボタンの下にあります。
---
本文入力完了したら、チェックしてください→
画像の URL (任意):
画像UP2018.No1 ←(今はこれ)
---
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/523.html#c4
1. 2018年5月26日 08:35:40 : ChpVkzE1iw : 9HFG70TYKJ4[106]
解散だ〜 総選挙だ〜
ムサシ不正選挙の全開だ〜
安倍大勝利だ〜
国民は関係ないのだ〜
149. 中川隆[-12513] koaQ7Jey 2018年5月26日 08:36:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
すでに紙媒体や放送局の世界では報道統制が仕上がり、支配層にとって好ましくない事実が伝えられることはほとんどなくなりました。インターネット上ではまだ事実が伝えられていますが、今、それが規制されようとしています。
有力メディアが言うところの「ファクト・チェック」とは、彼らの嘘を暴くような「ファクト」を排除することだとしか思えません。彼らにとっての「ファクト」とは「オーソライズ」された情報を意味します。支配層が定めた枠から出ない情報ということです。
いわば検閲済みの「ファクト」であり、彼らに言わせると、それ以外は「偽情報」ということになります。それを受け入れれば支配層との間で波風は立ちませんが、国際関係や治安に関する問題では、彼らの「ファクト」における嘘の度合いが高まり続けています。
「真実そのものと、人が真実と思うものは違う」と言いますが、「ファクト」という嘘を取り繕うために新たな嘘をつくという連鎖によって彼らの嘘は荒唐無稽なものになり、そうした実態に気づく人も増えてきたようです。ここに来てインターネット上で情報を統制する動きが強化されているのも、そうしたことが反映されているのでしょう。
彼らの嘘は私たちを地獄へと導きつつあります。そうした道を進まないようにするため、事実を知ることが必要です。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805260000/
阿修羅の政治板、原発板、経済板も電通工作員や中国・朝鮮の工作員に乗っ取られてしまい、嘘八百のデマばかりになってしまいましたね。
何も知らない純真な中高生が阿修羅掲示板を毎日見ていたら、何が真実か判断できない人間になってしまいますね。
僕も最初は阿修羅掲示板のデマ記事を真に受けてしまった一人ですが、毎日他のネット情報と擦り合わせている内、阿修羅の記事がすべて嘘だとわかってきました。
皆さんも阿修羅掲示板に騙されない様に気を付けて下さい。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c149
30. 管理人さん[2131] iseXnZBsgrOC8Q 2018年5月26日 08:36:40 : goJCZio63dQ[622]
>>22
今すぐにはできませんが、ぼちぼち対応予定です。
>>28
タイトルは1つめの引用記事タイトルを規定通りに、
2つめの引用記事タイトルを付け加えることが可能ならそのように。
もし2つめの引用記事を別の人が単独で投稿しても、どちらも放置します。
>>29
対応しておきました。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/522.html#c30
4. 地下爺[2563] km6Jupbq 2018年5月26日 08:36:44 : coCd0hPpjY : 9eHDE2776qA[458]
みなさん 事実は 一つしか無いが 真実は 立場々で いくらでもある。
うそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそう
そ そ
あ あ
べ わたちは 生まれてこの方 嘘をついたことがありません! べ
あ あ
そ なぜならば わたちは 総理大臣だからです。 そ
う う
そ わたちが 言うことが 真実 なるのれす。 そ あ あ
べ by あべしんぞう@山口4区 べ
あ あ
そ そ
うそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそう
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/048a6cb32c1ae58df4a1be0eda8e5086
2018年05月26日 世相を斬る あいば達也
米朝の会談が、生まれては消え、消えては生まれかけている。国際外交だから、駆け引きは重要かもしれないが、米国にとって、北朝鮮の金正恩ロケットマンに騙されたとして、どれ程の損害があるのだろうか。それに引きかえ、北朝鮮がアメリカに騙された時は、金正恩の命はなくなるだろうから、米朝の外交の価値は同等ではない。
国際問題を考える場合、筆者は常に、この外交的な取引は、同等の外交なのか、双方の国や勢力に同等の能力があるかどうかを、ベースに考えるようにしている。簡単に言えば、どちらかが弱者で、どちらかが強者の国際外交においては、平等の条件が整わなくても問題はないと考えている。村上春樹の“壁と生卵の関係”同様で、先ずは生卵の言い分を聞いてやることだ。
今回の米朝関係の問題にしても、金正恩は自らの地位、つまりは、「金一族」の生命の保証を含む政権の維持が目的化されているわけで、この南北会談に続く米朝会談の成功が、おそらく、金正恩の政治的生命線である可能性が高いのだ。金一族の独裁に終止符が打たれることは良いじゃないか、そんな短絡的問題ではない。
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の人口2500万人が、雪崩を打って、韓国、中国に難民として押し寄せてくることを考えておくべきだ。多くの漁船軍団が日本海側の漁港に押し寄せるかもしれない。中韓やロシアは、軍隊がそれを阻止するかもしれないが、日本の警察や自衛隊が、実弾で彼らを阻止することは出来ない。そういう行為をしたがっている変な日本人もいるが、現時点では、日本の法律で、実弾阻止はあり得ない。
国際社会にとって、金王朝は民主主義的ではないが、一種の王朝を築き、曲がりなりにも国際外交のシーンに出てきているのだから、それなりに処遇しなければならない。最低最悪な生活環境といっても、テレビや携帯電話、スマートフォンが普及した、国家なのである。飢餓にあえぐ庶民もいるが、曲がりなりにも2500万人を養っているのは事実なのだ。
損得的立場から見れば、北朝鮮が金王朝の下で、平和裏に細々生きていくことは、日中韓にとって悪いことではない。金王朝にとっても悪い話ではない。ただ、米朝間の対話においては、あきらかに、弱者強者の関係にあるのだから、痛くも痒くもない強者が、数回、弱者に騙されても構わないだろう、というのが筆者の考えだ。日朝間にも同じことが言えるだろう。
ここで、声高に“拉致被害”というワードが飛び出すのだが、この問題と戦後賠償の話は、実は別次元の問題と捉えるのが国際関係ではないのか。おそらく、拉致被害者の個別事情は様々で、一律ではないのは想像がつく。場合によれば、裕福な家庭と孫世代までの幸せな家族でいるかもしれないのだ。本当に亡くなっていることもあり得るわけだ。それに、北朝鮮当局に、拉致被害者を探す能力があるかどうかも怪しいのだから、戦後補償をした上で、拉致被害者を探す組織の構築を後押しするなど、選択はあるはずだ。
北朝鮮人の手を借りずに、拉致被害者の消息を掴めないのだから、それが唯一の選択だ。日朝の関係は、やはり、弱者強者の関係なのだから、三度でも、四度でも、騙されてみればいい。国際社会の雰囲気に、わが国以上に神経を尖らせている金王朝は、自ずと、拉致被害者に有益な選択肢を出さざるを得なくなる。強者は、兎に角、騙されること覚悟で、弱者の言い分を聞いてやっても、さしたる不都合はないのだと思う。トランプさんよ、ボルトン補佐官を首にしろ(笑)。
≪ 駆け引き続く米朝 首脳会談復活の可能性も
米朝双方の主張
トランプ米政権は24日、6月12日に予定されていた米朝首脳会談を中止した理由について、北朝鮮が相次いで約束を破るなど「信頼関係が全面的に欠けていた」との認識を明らかにした。これに対し、北朝鮮は対話継続の考えを明らかにし、中止の決定を再考するよう促す談話を発表。トランプ大統領は「とても良い声明だ。彼らは(会談を)したいし、我々もそうだ」と語り、首脳会談を復活させる可能性に触れた。
トランプ氏は25日午前(日本時間同日夜)、記者団に対し、前日に中止を発表した米朝首脳会談について「いま北朝鮮側と話をしている」と述べた。また「(予定されていた)6月12日に開くのも可能。情勢を見守ろう」と語り、米朝ともに現在も駆け引きを続けていると明かした。
これに先立ち、トランプ氏はツイッターで「北朝鮮から温かく生産的な声明が届いたのは良いニュースだ。どうなるかいずれ分かるだろう。恒久的な繁栄と平和につながることを望んでいる」ともつづった。 トランプ氏が評価した北朝鮮の談話は、金桂寛(キムゲグァン)・第1外務次官が25日に発表したもの。金氏は会談中止を遺憾としつつ、「我々はトランプ大統領が勇気ある決断をし、首脳同士の対面をもたらすために努力したことを内心高く評価してきた」と指摘。「我々はいつでも、どんな方法であれ、対座して問題を解決する用意がある」としていた。
トランプ氏の発言と北朝鮮側の談話は、米朝がなお対話継続の意思があることを示している。
その一方で、相互不信は深い。トランプ氏は24日付で北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長にあてた書簡で、北朝鮮が直近に出した声明は「強い怒りとあからさまな敵意」があったと指摘。首脳会談中止は、米側が不信感を高めた末の判断だったことを明らかにした。
ホワイトハウス高官によると、訪米した韓国大統領府の鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長が3月8日、トランプ氏と会談した際、鄭氏は正恩氏からのメッセージとして、@核実験とミサイル発射を行わないことを誓約するA米韓合同軍事演習が引き続き実行されることを理解するBトランプ氏と早期面会を希望する――という点を伝えた。トランプ氏はこれを聞き、正恩氏との首脳会談に応じることを決めた。 しかし、朝鮮中央通信が今月16日、米韓合同軍事演習「マックスサンダー」を「意図的な軍事挑発だ」と非難し、南北高官協議の中止を伝えた。ホワイトハウス高官はこの点を「約束違反だ」と批判した。
またポンペオ米国務長官が9日、2度目の訪朝をした際、北朝鮮は14日からの週にシンガポールで首脳会談の準備会合を開くことで合意。ホワイトハウス高官ら米国の代表団が現地で待っていたが、北朝鮮代表団は姿を現さなかった。
豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の廃棄をめぐっても、北朝鮮はポンペオ氏に、施設破壊を検証するため各国の専門家や政府当局者を招待すると約束していたが、招待されたのはジャーナリストだけ。ホワイトハウス高官は「坑道が破壊されても将来に使うことは可能」と述べ、今回の核実験場での爆破について専門家の検証がない点を批判した。
首脳会談の開催に向けた米朝間のやりとりをめぐっては、「米国は数週間にわたって北朝鮮側と何度も意思疎通を試みたが、北朝鮮から返事はなかった」。23日夜、米側の受け取った北朝鮮からのメッセージは、北朝鮮の崔善姫(チェソンヒ)外務次官名の談話で「会談場で会うのか、核対核の対決場で会うのかは、すべて米国の決心にかかっている」という挑発的な内容だった。北朝鮮に強硬な姿勢をとるペンス米副大統領を「ダミー(まぬけ)」と非難していた。
ホワイトハウス高官は「(北朝鮮が)相次ぐ約束違反、直接の意思疎通を避けたことにより、信頼関係が全面的に欠けていた」と指摘した。首脳会談を今後開催するためには「議題設定のために実務者レベルの協議が行われる必要がある」との見方を示した。(ワシントン=園田耕司)
≫(朝日新聞デジタル)
朝から外に出ている間にいろいろ動いていました。普通なら見えない外交駆け引きがリアリティーショーとして可視化されているということなのかも→駆け引き続く米朝 首脳会談復活の可能性も:朝日新聞デジタル https://t.co/qoRn2te6Xq
— 鵜飼 啓 (@s_ukai) 2018年5月25日
ここで首脳会談をやめても困るのはカリアゲくんの方で、トランプは会って下手な合意するよりは痛手を負わない。そういう中で、カリアゲくんが強がらずに「ゴメンよトランプぅ、お話しようよぉ」という態度を早々に示したのが意外。
— マイケル禁止(どんまいケル♪) (@michael_kinshi) 2018年5月25日
駆け引き続く米朝 首脳会談復活の可能性もhttps://t.co/5DxmHM9AUD
吉本新喜劇でたとえると「会談せんのかい、すんのかい、すんのかいと思ったらせんのかい、せんのすんのかい!」/駆け引き続く米朝 首脳会談復活の可能性も https://t.co/z3AM4dkAbo
— 神田大介 (@kanda_daisuke) 2018年5月25日
13. jk[981] goqCiw 2018年5月26日 08:44:46 : qyjLKDKN06 : YE6TANrPU1M[116]
嘘を正当化するために嘘を重ねる、アリ地獄に陥いっている安倍政権。
更にこの安倍政権の嘘を正当化するために政権の周りの者が忖度し公文書を改ざんし、破棄し、嘘の答弁で援護する。もう、何が真実かが分からない状況にして国民が忘れるのを待っている安倍政権。
民主政治は真実を国民が判断し物事を判断し決める政治、こんな基本的な事を守れない安倍政権は直ちに退陣させよう・・・・・・・
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/209.html#c13
17. 2018年5月26日 08:45:59 : K2OfWaCP62 : 19ntmqJTF_U[29]
もりかけで支持率が低下すればもう再選はない
10%はやるだろう
やらないと世界から国債格下げされてしまう
やったらやったでしばらく低迷
どちらに転んでも厳しくなっていく
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/345.html#c17
54. 中川隆[-12512] koaQ7Jey 2018年5月26日 08:49:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14293]
家賃4万円風呂なし、AV女優の過酷すぎる貧困
16年前と比べて月収は85%も減っている
中村 淳彦 : ノンフィクションライター 2017年10月12日
https://toyokeizai.net/articles/-/192076?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
絶望的な負の連鎖に巻き込まれるAV女優は、深刻な収入減となっている
2016年3月、自らの意思に反してAV作品に出演させられた女性たちの存在を女性支援団体が発表。その後、被害者の告発が相次いだことで、「AV出演強要問題」が社会に表面化した。AV女優たちの仕事とAV業界に、いったい何が起きているのだろうか。東洋経済オンラインの連載「貧困に喘ぐ女性の現実」でおなじみの中村淳彦氏の
最新刊『AV女優消滅』
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4344984692/toyokeizaia-22/
からその実情をあぶり出す。
AV女優はお金になる、稼げる。簡単に価値が認められる仕事の代名詞として、ずっと世間に認識されてきた。しかし、その定説は完全に崩壊している。
カリビアンコムなどの無修正動画サイト、XVIDEOSなどの無料無修正動画サイトの横行で深刻な客離れが起こり、長年若者には見向きもされていない。AVをDVDやダウンロードで購入する客層は主に40代以上、メインは団塊世代と市場はどんどんと小さくなっている。
メーカーは利益を確保するため、製作費を下げながらタイトル数を増やし、供給過剰でいくらでも替えが利くAV女優は使い捨てとなる。1本あたりの売り上げは全盛期の6割、7割ダウンという状態で、さらに国内だけでなく、海を渡って海賊版がバラまかれているので、もう手に負えない。正規版が売れない上に、世界中の膨大な人々に無料鑑賞されているのでお金にならない。当然、AV女優の出演料の原資となる製作費は下がり続ける。絶望的な負の連鎖に巻き込まれるAV女優は、深刻な収入減となっている。しかも、いつまでも底打ちしない。
家賃4万円の風呂なしアパートに暮らすAV女優
「マジで貧乏。キッツイ生活。ほとんど贅沢しないけど、最低限の生活でお金がなくなって。食べ物を買うお金にも困ることが頻繁にある。だから食べ物は、賞味期限が切れていても普通に食べるし、この前は2年前のチョコを食べてお腹を壊したし。電気とかガスとか、最悪なときは水道も止められちゃう。当然、携帯は毎月止まっちゃうし」
厳しすぎる状況の中で、ついに上位層である企画単体女優の貧困が始まってしまった。2016年末の取材である。
中澤美由紀さん(仮名)は企画単体AV女優、Fカップのバストを持ちスペックは高かった。常時4000人程度が入れ替わるAV女優の中で上位15パーセントの層にいながら、家賃4万円、風呂なしの老朽した木造アパートに暮らし、腐った食料に手を出すこともある。隙間風が吹きつける劣悪なアパートの部屋で、限界に近い貧乏を耐え忍びながら、前向きにAV女優をする。
「AV女優になって一人暮らしをしてから、ずっとそんな感じ。まわりには『どうしてAV女優なのに、そんな貧乏なの?』って不思議がられるけど、今は出演料が安い。だから、出演料だけで暮らそうとすると貧乏になる。たぶん、よっぽど売れている人以外は、みんな似たようなもの。私はどうしてもAV女優以外の仕事をしたくないの。嫌なことするくらいなら貧乏でいいし、なんとか歯を食いしばってきつい生活も我慢しています」
AV女優という職業にプライドがある
中澤さんは、AV女優という職業にプライドがある。貧乏でも、綺麗で華やかな存在でいるために維持費がかかる。ネイルは1万2000円、ヘアカラーとエクステで1万7000円、洋服やアクセサリーは中古や古着だが、毎月買うので月2万円ほど。自分自身の維持費を最優先に月4万〜5万円を投資し、家賃と光熱費で6万円、携帯代が1万円。月の固定費は11万円程度だ。
AV女優としての収入は、月15万〜20万円程度しかない。年収換算で180万〜240万円であり、その年収は低賃金が社会問題になる非常勤の介護職程度だ。毎月必要になる固定費を差し引いて可処分所得で計算すると、相対的貧困に該当してしまう。
「小学生からDカップくらいあって、子供の頃から将来はアダルトな世界に進むって思っていた。AV女優になろうって決めたのは、中学生のとき、ずっとブレなかった。どんな貧乏でも男から金をもらうみたいなことはしたくないし、絶対にしない。それじゃあ、男で食べていることになるから」
デフレ化が止まらないAV女優は、お金になる仕事どころか、もはや最低限の生活すら危うい仕事なのだ。
アダルトメディア事業を基盤に拡大したDMMは長期的な戦略で次々と他事業に進出したが、その他多くの中小企業でしかないメーカーは、他のことはできない。これからアダルトビデオ市場は拡大することは決してなく、縮小の一途をたどることを重々理解した中で、現状維持のために新作をリリースするしかない。
この数年間、撮影現場で常識となっているのは1絡みの撮影だ。
AV女優は1日“2絡み、1疑似”、つまり2回の本番セックスと、1回の本番以外の性的行為をすることで基本価格が設定されている。メーカーがプロダクションに支払う1日のギャラは、企画単体で25万〜40万円ほど、企画は12万〜18万円程度だ。業界には定価を軸に絡み(本番をするセックス)を何回するのか? という、本番回数でギャラ交渉が行われる習慣があり、メーカーは満額を支払えないので「絡み1回で半額にしてほしい」といった交渉をする。企画女優で絡みなし、フェラチオだけみたいな依頼をすると、グッと価格は下がって3万円や5万円程度になる。
収入はどれぐらい減ってしまったのか
AV女優の収入はどれくらい下落したか、大雑把に試算してみよう。
同じ企画単体レベルのAV女優を、全盛期だったキカタンブーム時の2001年と現在で比較してみる。2001年のAV業界はビデ倫系とインディーズ(非ビデ倫系)が拮抗して続々とメーカーが増えて、さらに違法な激薄ビデオも人気女優を起用して撮り下ろしていた。それらのビデオ撮影現場に加えて、コンビニ売りのDVD付のアダルト雑誌も売れていて、少なく見積もっても現在の倍以上の撮影現場数はあった。企画単体に依頼が集中して、単体女優よりも知名度の高い女優が続々と現れたことから当時は“キカタンブーム”と呼ばれた。
2017年現在、週1本月間4本の出演依頼があるならば、2001年だと少なくとも倍の依頼はある。当時から女優のレベルは著しく上昇しているので、評価は現在のほうが厳しい。現在25万円の女優は、2001年ならば40万円はとる。さらに2絡み1疑似の満額の撮影は減り、1絡み半額という依頼が多い。
【2001年の1カ月の収入】
40万円(1日の出演料、本番2回)×8本(出演本数)×0.5(女優の取り分)=160万円
【2017年の1カ月の収入】
12万5000円(1日の出演料、本番1回)×4本(出演本数)×0.5(女優の取り分)=25万円
稼働日数は異なるが、月収換算で16年前と比べて85パーセントダウンだ。セックスの濃厚さ、労働の密度は現在のほうが遥かに高い。
メーカーの販売不振対策は出演女優のクオリティーアップ、新鮮さ、さらに過酷な性行為という方向を選択した。AV女優は外見スペックで厳選、新人などの新鮮さも求め、さらなる性行為の労働が課されて仕事の総量は減っている。収入を下落させながら女優と現場の負担が増え続ける中で、続々と新人女優を投入している。撮影現場数は減り続けているので新人女優が入ってくれば、少なくとも同じ数の女優の仕事はなくなる。
さらに撮影素材を二次使用、三次使用する。これが賃金下落が止まらないAV女優の現状で、まだ底打ちしていない。そんな絶望的な状況下で、出演強要問題で世間から糾弾され、企画単体から相対的貧困の該当者が生まれてしまった。それがAV業界の現在の姿だ。
AV業界が存亡の危機に立たされる中で、業界を擁護する理由として貧困問題を持ちだし、「AV女優はどこにも行き場所がない、居場所を奪うな」みたいなことが一部で言われる。トンチンカンな擁護であり、非常に危険だ。AV業界がセーフティネットとなっているのは、実はAV女優以外の関係者である。
AV業界のシステムは、スカウトやプロダクションが商品である女性を仕入れて裸にし、女性の裸やセックスに依存しながらメーカーや制作会社が映像を撮影、DVDやネット配信、有料放送して男性客に販売する。女性の裸とセックスを様々なジャンルに投入してグルグルとまわして利益を上げ、利益が上がらなくなったら女性は交換となる。そういう、女性が乾電池のように扱われる構造だ。その周辺に専門誌やエロ本、AVライターがいておこぼれに与(あずか)る。
長年かかわっていた筆者を含めて、才能や能力がない人材が女性の裸やセックスの力を借りながら、なんとか価値のある商品を作って売る。そうして生活をしている。裸になってくれるAV女優の力を借りなければ、多くのAV監督、AV男優、メーカー経営者、プロデューサー、専門誌編集者、AVライター、プロダクションマネジャーあたりは、とても生きていけない。裸のない世界では商品を作ることができない。売る商品をほかのものに替えればいい営業担当者あたりはギリギリ他の行き場所があるかもしれないが、他の職種は行き場所がない。
逆に激しい競争をさせて選られながら活躍するAV女優たちは、若く、総じてスペックが高い。心身が健康ならば、容姿を求められる仕事は世間にたくさんある。付き合いたい、結婚したいという男性たちも殺到する。水商売や性風俗に転職したならば、富裕層相手の高価格帯の店舗に採用され、製作費削減で叩かれまくっているAV女優時代の収入くらいは簡単に稼げる。AV業界が消滅しても、AV女優たちの選択肢はたくさんあるのだ。
強要問題の解決は、存続の絶対条件
強要問題の解決は、AV業界が存続するための絶対条件だ。問題を解決するには、AV業界がセーフティネットになるのは女優以外の関係者だということを理解する必要がある。
政府が動き、警察が目を光らせ、逮捕者が続出する危機的な状況になっても、ほとんどのAV関係者は業界から離れることなく、日常業務を継続する。それは他産業に行き場のないことが理由で、なにが起こっても需要がある限りはAVを作り続ける。もう、腹をくくっている。厳しい法規制をかけてAV業界を潰したとしても、AV関係者は必ず残って需要に応えようと業務を継続する。
要するにこのまま最悪の事態となって排除されれば、地下に潜って誰にも見えないところで、女性を裸にして撮影して販売する。多くのAV関係者は「違法な行為は厭わない、しかし逮捕される事態は避けたい」という感覚がある。仮に法規制で禁止されるようになっても業務を継続すれば、地下経済化するため、税務署の管轄外となる。警察が多くの人員を投入して逮捕を繰り返して業務継続を諦めさせない限り、あらゆる法律は無視される。いわゆる地下AV業界となる。
AV業界は元々、暴力性が背景にある関係者による出演強要などは当たり前だった。地下に潜ってしまえば、未成年どころか、潜在的には最も需要が多そうな女子児童さえも続々と被害にあうかもしれない。
実際に2000年代半ばに世間を震撼させた「関西援交」グループは小中学生の女子児童を続々と無修正の裏ビデオに出演させて、輪姦、生本番、中出し漬けにしてわいせつ映像を全国にバラ撒いた。社会問題化したことで映像はインターネットでさらなる拡散をして、最終的には数人の子供の自殺者まで出している。
「関西援交」グループは中年サラリーマンの面白半分の副業だったが、AV業界を失った関係者が地下に潜り、そのような高い需要のあるリスクある映像制作に着手する可能性はある。グレーなりにも産業として成り立っていることで、未成年児童の出演に歯止めがかかっているのは、社会として大きな利点の一つなのだ。
地下AV業界内部でのトラブルは間違いなく多発する
本記事は中村淳彦氏の最新刊『AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち』からの一部転載です(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)
さらに女性の取り合いや人材獲得トラブルで、地下AV業界内部での傷害、脅迫、恐喝は間違いなく多発する。実際にAV業界がグレーからホワイト化するのを嫌って、荒れた状況になるのを待つ関係者もいる。
荒廃は目に浮かぶ。男性視聴者の需要に応える現在のスタンスが踏襲されれば、騙されて誘導された女性を相手に了承のない異常な性行為をし放題、さらに地下経済なので売り上げは反社会勢力へと流れて、薬物が蔓延し、海外への人身売買や臓器売買などのビジネスに発展するかもしれない。
現在の起こってしまった出演強要に過剰にこだわって、表面的な実態を知った市民が正義感で産業全体を潰しても、意味がないどころか、新たな危険とさらなる被害者を生む本末転倒の事態となる可能性が高いのだ。AV業界を潰すだけでは絶対に丸くはおさまらない。「AV業界は女優以外の関係者のセーフティネット」という現実は、出演強要撲滅を考える上で外すことのできない事実といえる。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c54
1. 地下爺[2564] km6Jupbq 2018年5月26日 08:52:15 : coCd0hPpjY : 9eHDE2776qA[459]
1年近く拘留されているが、世の中なにも変わっていない。
まさに そのとおりです 思いは少し異なるが
応援はします。
うそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそう
そ そ
あ あーせいこうせい あ
べ 親族の 晋三と昭恵による 親族のための 行政 を べ
あ あ
そ 推進しようじゃありませんか!! そ
う う
そ 美味し国ニッポン!! 国土交通省利権はうちのもの!! そ
あ あ
べ by 山口ナチお@長州那津男 べ
あ あ
そ そ
うそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそうそあべあそう
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年5月