1. 2018年4月20日 00:00:43 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[7995]
石破氏
岸田派政策に共感 首相に対抗、連携期待
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/010/135000c
やる気あるねぇ…
「今年の秋には、オレが総理だ!」って感じですかね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/338.html#c1
★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年4月 > 20日時分 〜
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やる気あるねぇ…
「今年の秋には、オレが総理だ!」って感じですかね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/338.html#c1
水素の完全燃焼は不可能であることを検証した、そして3号機の破壊は600Kgの水素完全燃焼が必要ではないかと投稿した、しかしこの内容は不完全であると思っていたところ以下の投稿があった。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/612.html#c18
要点は原子炉建屋天井の破壊は600Kgの水素は燃焼しても熱量が足りないとの主張、この内容の別の角度から検証してみる。
3号機陸地側からの映像で太い鉄筋柱が折れてたれさがっているのが確認できる
http://media.oregonlive.com/oregonian/photo/2011/03/-23d570f1af767772.jpg
3号機/4号機上から見た画像で使用済みプ-ル側の壁及び柱が見当たらない
http://media.oregonlive.com/oregonian/photo/2011/03/9434897-essay.jpg
3号機の破壊状況、プ−ル側の壁及び柱が消滅している
http://media.oregonlive.com/oregonian/photo/2011/03/-ef5808cf5bf0af58.jpg
事故前の映像
http://livedoor.blogimg.jp/beamazed/imgs/6/6/665cdcbe.jpg
使用済みプ-ル側壁面及が見当たらない、600kgの水素燃焼で大体11気圧ぐらいの圧力になるが、この破壊状況ではもっと必要だとかんがえていた。
4号機画像(4号機は均等に破壊されている)
3号機は均等な破壊ではないと考えられる、特に使用済みプ-ル側の壁及び天井の損傷は激しく、壁が蒸発したとしか思えない、そして説明可能なのは1gの核分裂による熱エネルギ-破壊(拡散状況は1点からの球体膨張)と考えている。
1gの核分裂による球体熱膨張の計算は後日改めて投稿する予定です。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/654.html
まだ気がつかないならあなたはアホーです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/338.html#c2
05さんの半島系の話題ですが、こいつらが自分たちの天国として中国東北区を占拠して「満州国」と呼ぶ、でっちあげ国家をつくったのである。しかし中国東北区は中華人民共和国になりましたから、そんなことは今では不可能です。
満州国はお飾りの皇帝をトップに据えましたが、本当の実権を握っていたのは、エンゲルの祖父だった岸信介でした。そいつらと戦前、戦中、戦後にかけて闘ってきた当方のおじいさんは、今更ながら偉大だと思います。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/179.html#c9
こんな、嘘・隠蔽・デタラメに満ちた馬鹿内閣を終わらせるべく、
行動起こしてくれよ。
騒動起こしてくれよ。
元総理のみなさん。
責任取ってくれなきゃ。日本がめちゃくちゃなんだよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/311.html#c33
●チャイルドだからガキ=子供と言う意味です。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/181.html#c6
もちろん辺野古は要らない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/337.html#c1
なぜなら、話し方というのは声質だけでなく、アクセントや話すスピード、間の取り方……など、その人特有の個性(特徴)があり、細かく分析しなくても、多くの場合、直感的にそれがわかるからだ。
音声まで出て認めないって異常だな。誰がどう聞いても100%福田だろ。
今の時代、安部といい、麻生といい、福田といい、「否を認めない」往生際の悪さが流行ってんのか?
嫌な流行りだな。まあ政権と官僚のトップだけだろ、世界でこの恥さらし流行は。
マイブームならぬ、霞ヶ関ブームだな。
財務省って、トップエリートだろ?一番酷い省だな。
権力があって、チェックが入らないと安部政権もそうだが、堕落するんだな。人間の心理だ。特に馬鹿どもの。
前川さんみたいにトップに上り詰めても偉い人もいるが、少数派か。
文書改竄の最悪行為、何も言わない佐川、大セクハラの福田、ごまかす太田、自分達側の弁護士に名乗り出ろと恫喝まがいを平然と言う麻生や矢野。
最大級のセクハラをしてもかばって組織の長が開き直る。
どういう無責任集団なんだよ。稀にみる最悪最低のクズども。
>もうちょっと常識的な話をしようや
って、お前らだろ非常識なのは。
財務側の弁護士に誰が名乗り出るか!正気の沙汰じゃないぞ。
玉川さんも呆れてたな。「財務省側の弁護士じゃ、それはダメでしょう」って。
こいつらの客観性、冷静さもないような鈍い感性はどこから来るのか?
一般常識を知らない麻生や財務省は、安部同様に超恥ずかしい連中だな。
迷惑ばかり掛けてないで少しは国民のために立派なことをしてみろ。
(甘利明と同じ手法を使う)
だが、国民としてこれだけは許せない!
安倍晋三一派の犯した3つの大犯罪
❶ 国民の財産を横流しさせた『背任罪』
❷ 国民に対する背任を隠蔽させる為の『公文書の改竄』
❸ 1年もの間、国民を騙し続けた『偽計業務妨害』
(モリカケ隠し解散選挙も含む)
自民党の中でも特に日本会議の議員たちとマスコミは
次の総理大臣の話題にスピンさせようとする。
だがこれは、歴史上最悪の疑獄事件である。
検察が仕事をやらないのなら、国会において
『国政調査権』を発動して徹底的に迅速的に行われるべき。
安倍晋三 一人の犯罪ではありません。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/285.html#c29
また、独自の脳の研究からくりだされる、男女脳の可笑しくも哀しいすれ違いを書いた随筆や、語感の秘密を紐解く著作も人気を博し、日本テレビ「世界一受けたい授業」やNHK教育テレビ「日本語なるほど塾」などに出演、ananやSPA!など雑誌の恋愛特集のコメンテーターとしても定番の存在となる。
まるで絵に描いたように良く出来た シンデレラ 叔母さん なんですね。
倉敷芸術科学大学非常勤講師就任だからその筋の方で将来は教授にでもなれる特選枠でもある方なんでしょう。
何かもうすぐヨイショで AI真理教の教祖様にでもなるような感じ。
この種類の人間が竹中平蔵氏(別名 毛毛中 屁増 ともいう)と同じで今を時めくAIになれば人減らしが出来るという無責任な考えを刷り込む洗脳係担当なんでしょう。
奈良女子大学理学部物理学科卒業後、(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリに14年勤務AI(人工知能)の研究に従事らしいからこれも並みの人間ならいくら能力が高くても研究分野に入り込めないらしいので多分隠れ特別枠があるヤラセでしょう。
残念ですが奈良女子大学の評価を見たら分かるでしょう。
実際某国立有名大学の工学部を出てから大学院で博士になっても専門分野の研究に入れず現在は某大手自動車メーカーでAI製造ラインを24時間三交代でお守しているような気の毒な人物もおられるようです。
大勢いるこの種類の人達からみれば羨ましい限りでしょう。
話題が戻ってある一つの分野で成功しただけで人間の脳レベルを理解したと言い切れる人も珍しい。
人間的に阿保だとか一部ほど足りないような人物が現状AIをプログラミングすると残念ながらやはり機械も阿保になるらしい。
鶏が先か卵が先かと同じで人間の脳は当分置き換えが出来ないでしょう。
嘘だと思ったらAIプログラミングの方法でも学習されたらいかがでしょうか。
問題点だらけであるのが良く分かる。
主たる目的は AIで人減らしが出来る神話 を信じているお馬鹿な経営者が多いだけのようです。
現状のまま進めば近い内に必ず失敗するように思われる。
マイクロコンピューターチップが世に出てきた初期の技術史と同じで全体を理解出来ずに都合の良い夢だけが膨らむ状態に良く似ているように思われる。
しかしいつか別の視点によりブレークスルーだけは必ず起こるかもしれません。
フォンノイマンタイプのコンピューターアーキテクチャーでは無いかもしれません。
パラパラと新芽のようなアイデアは出始めているようです。
このような投稿内容では無用の期待とか反対に失望とかを与えるだけではないでしょうか。
単なるタレントの話題と同じで例えば政治家になるためのテレビデビューの段取りと同じようにも思えますね。
なお発音に関するシビアな感性は音楽家をみればその独自な極めて凄い能力にきずかれるはずだと思いますよ。
AIだからどうのこうのという問題では無いはず。
ただマーケッテイング屋が利用しなかっただけでしょう。
しかし特許庁にある商標をみたらその膨大な数に驚かれるでしょうし総て専門家を含めた感性による単語表現になっています。
会社設立後直ぐに仕事の依頼があるというほど普通は世の中アマチャンではありませんよ。
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/754.html#c5
どんな処罰になるか知らないが、お二人の更生を祈ります。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/279.html#c76
屁理屈で相手を抑えられたとしても必ず廻りに恨みが残るっていうことだ。
基本的に東大エリートは人の気持ちを理解することがおろそかになってしまう。
いくら学校で勉強しても世間から徳を得る努力をしてないので、人生で苦境に陥っても誰も助けてくれないのである。
福田淳一よ! 人生をなめてんじゃねーぞ!
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/302.html#c37
今度は硫黄山で噴火!川内原発は大丈夫か?
http://85280384.at.webry.info/201804/article_201.html
2018/04/20 00:22 半歩前へ
▼今度は硫黄山で噴火!川内原発は大丈夫か?
周辺を火山に囲まれた九州電力の川内(せんだい)原発。近くの火山が相次いで噴火、爆発した。ガラス粉のような粉塵が天高く舞い、原発周辺まで飛んでこないか?
これで電線がショートし、火災になる恐れがあると言う。その前には桜島でも同様の噴火が起きた。こんな危険地帯に原発を設置したこと自体、問題だ。
九州電力では今月5日、川内原発1号機で核燃料棒から放射能が漏れていたことが判明した。
******************
鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山で、19日午後、噴火が発生し、火口周辺に大きな噴石が飛んだのが確認された。
気象庁は噴火警戒レベルを「入山規制」を示すレベル3に引き上げ、硫黄山からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけた。
火山噴火予知連絡会の副会長で防災科学技術研究所・火山研究推進センターの中田節也センター長は、先月噴火した同じ霧島連山の新燃岳との関連について、「新燃岳につながるマグマだまりは硫黄山の近くにあると見られている。
新燃岳では、溶岩が火口を塞いだために地下にガスが蓄積し、今度は硫黄山のほうに熱が伝わって圧力が高まり、今回の水蒸気噴火につながった可能性がある。
霧島連山全体で火山活動が高まっているため、今後、硫黄山でもマグマ噴火に移行しないか地殻変動などのデータを注視する必要がある」と警戒を呼びかけた。 (以上 NHK)
霧島連山の硫黄山で噴火。気象庁は火口から2キロの範囲で噴石と火砕流に警戒するよう呼びかけた。
— umekichi (@umekichkun) 2018年4月19日
おかしくねぇかぁ。
川内原発を再稼働する時に、九電と原子力規制委は「GPS等による監視体制で、噴火の前兆を捉える事ができる」
って言って再稼働したじゃん。
原発止めろ。https://t.co/0iYjkAEOH3
九電は頭おかしいんじゃない?いつまた九州に大地震くるかわからないのに。
— リベラルなアニオタ(社会民主主義の自由主義者) (@tatsuya_ito11) 2018年4月19日
霧島も桜島もいつ噴火してもおかしくないのに川内原発止めようとしない九電。反原発派の期待を背負って当選したはずの #三反園知事 は期待はずれ。立民の #原発ゼロ法案 をキッカケに世論の盛り上がりを期待したがアホ内閣の問題噴出でそれどころじゃないし。
— けいたんたん (@EtubfHF2sjXq6en) 2018年4月19日
2015年
— youta (@hgdjack) 2018年4月19日
8月11日鹿児島県川内原発再稼働
8月15日桜島噴火警戒レベル3から4に引き上げ
2016年
1月29日福井県高浜原発3号機再稼働
2月5日桜島で爆発的なマグマ噴火
2018年
2月20日佐賀県玄海原発3号機の燃料装荷終了
3月1日霧島山新燃岳噴火
4月18日玄海の発電と送電を再開
4月19日霧島連山硫黄山噴火
九州地殻変動があちこち・・地震だの、山崩れだの、シンクホールだの。とっとと川内原発・玄海原発廃炉にすべき。 --- 宮崎:霧島連山の硫黄山噴火 噴火警戒レベル3に引き上げ (毎日新聞 - 04月19日 16:03) https://t.co/iXMKrT2k7A
— さかなちゃん☆ウクレレ歌人←β崩壊 (@sakana20001) 2018年4月19日
モリカケ問題なら、「罰則付き国民財産処分禁止法」を国会で成立
させることで、
70年近く続いてきた憲法89条違憲慣習(私学助成)に終止符を打ち、
その財源で国公立大学無償化を来年からでも実現させることが可能
と成るのに、
与野党議員の利権の方が国公立大学無償化より重要との認識の下に
猿芝居に興じています。
同様に、セクハラ問題に関しても、当事者意識が全く無い、1億円
税金ドロボー野党議員達は、
憲法14条1項を担保する、できる「罰則付き法律」を整備すればセク
ハラ行為を不法行為とすることができ、職場でのセクハラ行為の根絶
が可能となるのに、
肝心の法律作成者である国会議員は、そんなことをすれば「法の支配」
となり、これまでの「与野党議員の口利きの支配」とか「裁量行政の
支配」で甘い汁を吸う事がやり難くなるので、批難だけの猿芝居に
興じることになってしまっています。
「法の支配」の一例は、職場にセクハラ予防教育プログラムを導入
しない経営者は、1年未満の禁固刑+1千万円以上の賠償金に処する
法案を国会で成立させ、
且つ、弁護士着手金制度を成功報酬制度に変更すれば、被害者誰もが
訴えることが可能となる環境が整うことに成ります。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/298.html#c15
「自衛隊トップの河野克俊統幕長が安倍首相の“お気に入り”ですから、自然と幹部も現政権と考えの近い人物が登用される傾向にあります。つまり、背広組は統幕長以下、ほとんどが安倍政権の方を向いている。」
「お揃い」を喜んでもいいのはせいぜい中学女子まで。
国のトップに立つオッサンのするこっちゃない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/317.html#c14
サッサと辞めるように引導を渡さないと、日本国民への悲劇は止まらず、
当然、国力も下がりまくる。
ど近眼もいい加減にして欲しいわ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/338.html#c5
まあ、「どんづまりの右」から見れば「真ん中よりだいぶ右」でも「左」に見えますからね。
安倍さん以下、ネトウヨが幅を利かす最近の日本では、小林よしのり氏とか、鈴木邦夫氏とか、それからかつての自民の重鎮たちまでが「左翼」扱いですからね。
うっかりすれば、小泉純一郎氏まで「左」ですよ。w
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/293.html#c19
それにしちゃ〜たいした、“タマ”でもないみたいで。(笑)
昨日の今日でのこの段取りの良さ。“見え見え”、ご馳走さまっス!
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/344.html#c1
もう要らなね〜よ、そんな統治機構なんか!!!
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/341.html#c1
55年体制は正当な保守である自民が作った
立派なものなのであり、今、それを否定してウヨという邪道保守が馬鹿王国を作ってるだけ。
この誤魔化しに誤魔化されるな。
自民の敵は自民である。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/343.html#c2
どっちが好かれ、繁栄するだろうねぇ。
贈収賄かぁ。
日本人はルールやモラルって言葉を知らないからね。
何をやったら人に嫌がられるか知らないって事なんだがねぇ。
日本人は歩く嫌われ者。それを象徴する安倍の行動だな。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/179.html#c10
正規雇用にすれば、いいんだよ!あほ
派遣社員で、一生なの?ばか
公務員くらいが、赤ちゃんですね。
結論: 売国奴、、竹中平蔵、小泉がー♪ 悪い!ぺっ♪ うさぎ♂ 若者、自殺に注意!
皆さんに注意願いたいのは、「というのが私の立場だ」と述べたと言う点だ。
つまりこういうことだ。
私の立場じょう「いかなる理由があろうとも許されないという」と謝罪しなければならないだけで、私個人としては「お前は国民の敵だ」と同じことを言いたいし、謝罪もしないだろう。
こういう意味内容を含ませた「官僚用語」というやつだろう。
小野寺防衛相の大向こうをねらったことばなのだ。つま「小野寺閣下、私共は反省なんてしていませんよ。」とも言いたいのだろう。
あと、「隊員の規律の保持を徹底していく考えを示しました。」とNHK・WEB記事ある。さすがNHKで本質的な問題点をシッカリ押さえて報道してあげている。
軍隊(自衛隊)といういうものは、上官の言うことは、命令ならなおさら絶対服従するのが決まりごとだ。このような規律がもし緩んでしまえば、戦闘員が個人勝手なことをすることになるだろう。
たとえとして、敵地に入ったところで「音を立てずに進め」と上官か命令しても、一人の兵隊が一人の敵を見つけて銃殺したとしたら、その隊は全滅(全員殺される)ことになるだろう。
なにしろ大音量の銃声が鳴るのだから多人数いる敵地(敵陣かもしれないのに)で自分達の居場所を知らせることになるからだ。
このように一人でも規律を守らない者がいれば、多くの兵隊が殺されることが起きるからだ。
だから河野克俊統合幕僚長が「隊員の『規律』の保持を徹底していく」言ったのは正解等なのだ。
しかし、このように発言するような態度は×が10こ付くぐらい、重大なことなのだ。なぜなら、自衛隊(軍隊)のトップがいうことなのだから、その下の全軍員はどう受け取るか、という問題だからだ。
しかもその「徹底していく」と言う内容は、言葉で注意していくということになるだろう。
もし「命令する」としたら結果報告書を出させなければならないだろう。
結果報告書を出さなくていいのなら、全軍に「命令」されるとは「分かりました」と言葉で言っていればいいことなんだ〜と、広めることになるだろう。
では「誰かに責任を取らせろ」と自分より下級の幹部に命令するとすれば、命令号令が出た一瞬に全員が河野克俊統合幕僚長に向けて指差すだろう。
だから「言葉による注意」ぐらいにしなければならなくなる。
こういう関係の組織責任関係で機能する軍隊において、上に報道されている文言で済ませられるはずのものではないのだ。
本来、は。
それを指摘する軍幹部やマスコミや国会議員やがいないのだから、軍隊という本来の姿を知らないのだろう。
また最下層の実戦兵から出される報告書(日報ー本来は戦況報告、敵の位置、隊員数、殺傷した人数、破壊した兵器、捕虜。自軍の死者、怪我人、残員、兵器などの損壊、兵站要請だとかを○×や簡単な数や文章を書き入れらよう型式化ているはず。そうでないと全戦闘・戦線状況が分らないからだ。その日報)が無かったものにされたり、所在不明になったりするのでは命を張って戦っている兵士はたまったものではない。
無責任幹部たちの自衛隊(軍隊)が戦争開始したり参加して、勝てるはずがないし、命がいくつあっても足りないだろう。
だから国会がもしシビリアンコントロールを言うのなら、まずは河野克俊統合幕僚長、3等空佐、馘首。人事選考責任者降格。それと一緒に小野寺防衛相棄任。とするのが妥当だろう。
こうしないと、このままズルズル兵隊ゴッコ隊という、そのままになるだろうし、そのうち規律もないし、常識もないし、責任もあやふやだし、なのでそのうち好き勝手に戦闘行為をすることになるだろう。
(クーデターもその一つだろうし、気に喰わない野党幹部や議員に対しても暗殺さえやるようになるだろう。なにせ警察も忖度するだろうし、検察も起訴できない理由をつけるだろし、起訴して裁判になったとしても、隊員複数が同時発砲したので、誰の銃弾があたったのか、殺人者が誰か特定出来ないから、だから無罪!みたいなことになる。)
みなさんにも、そんなふうな警戒心をもってもらいたい。
皆さんのコメントを読んでいると、なんだかな〜という気になってしまう。
それにしても日本の官僚という連中は最低だな。
当然警察も検察も司法も皆一緒に腐ってる。
権力が腐ったから彼らも腐ったなんてもんじゃない。
腐っている連中が集まってドロドロになっているのだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/347.html#c1
って事は、朝鮮カルト統一教会の安倍を筆頭に、足立などの自民党議員は 日本_国の 最大の・敵 って事だな。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/316.html#c34
誰が 裏方?
どこに お金 巡る?
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/303.html#c11
公務員、エリート官僚、銀行員ね。
もっともっと難しい問題に直面し、
日々苦労を重ねる職種なんざごまんと
ある訳だ。
突然のイレギュラーに一人で対応し、
一人で速やかに問題処理をする訳だ。
予定調和の作文とか生ぬるいものなんざない訳。
エリートねぇ、
今に始まったことではない、
彼らを「エリート」だとは、
金が成せる幻影なんだろうね。
何度も言うが、泉田は、新潟県知事時代、単にパフォーマンスで、
東電に厳しく対応する”ふり”をしていただけ。
だから常に再稼働容認の機会をうかがっていたのだが、
何時しかパフォーマンスが過ぎてしまい、引っ込みがつかなくなった。
だから、例の問題をよいことに、新潟県知事をいったん退散、
自民党議員になることで、
李晋三らの機嫌を取り(というよりはじめからグルだが)、
原発問題の熱気が薄れてきたころを見計らって、
知事復権を目指すという、前代未聞の大博打に出たわけさ。
つまり、戦う相手は他ならぬ泉田であるということ。
よって野党統一候補は、絶対に泉田相手に勝てる候補でなければならない。
ここはひとつ、森裕子氏に新潟県知事出馬を決断していただく。
大きな国会の戦力を失うのは、正直いって凄く勿体ないけれど・・・。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/336.html#c2
まぁ今の日本人に現状をしっかり捉える力があるとも
思えんが。
(政府は予算倍増で再生可能エネルギーへ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00000001-jij-n_ame
米、無人機輸出の規制緩和=武器売却拡大へ新方針
https://www.huffingtonpost.jp/2017/05/10/russia_n_16530492.html
ロシア兵器の人気急上昇、プーチン大統領「チャンス逃すな」
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/466.html#c1
まずそもそも、北朝鮮を攻撃するって 伝達されたのならそれは【決定事項】でなくてはなりませんから
決定されていない事を わざわざ伝達して来る事は 外交上 有り得ませんから
そして、北朝鮮が折れてきた 態度に変化が現れたのは ごく最近の事で、平昌五輪の後ではありませんか
少なくとも昨年12月の時点では 北朝鮮は強気一辺倒で、攻撃をあえて中止する理由など存在していなかった
「このままいけば」 は、平昌五輪の直前までは ちゃんと “このまま”行っていたではないですか
時系列がおかしく辻褄が合いません あなたの脳味噌では 理解出来ませんか?
● つまり 北への軍事攻撃を決定したのも 「伝達」 されたというのも 嘘だったという事ですな ●
≪やはり、こういう状況があっての10月解散と言えそうです。≫
↑ これも、完全に出鱈目だった 自民党に投票させたいが為の 口から出まかせ という結論ですな。
どこかの某財務大臣みたいな 言い逃れは聞きませんよ。
森議員、山本太郎議員の行動は当然。
(遅れているのは 腑抜け!)
マスコミや官僚に批判の矛先を向けようと必死になったとしても 無駄なあがきですけどね>>1さん
マスコミや官僚なんてロクなもんではないという事は 一般民衆は とうの昔に織り込み済みですから。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/347.html#c2
たとえば、日本政府に銃弾や爆弾を飛ばせば「反政府軍」なんて
マスゴミも政府も言わないだろ。「テロ」と言うだろ。
ホワイトハウスやペンタゴンにロケット弾撃ち込めば「反政府軍」
や「反政府勢力」なんて米国は言わないだろ。「テロリスト」と
言うだろ。
特に米国は「テロ戦争だー」などと大声張り上げて、体制側に
歯向かってくる相手をみな「テロ」呼ばわりしてるんだから、
米国に言わせれば、アサド政府に銃や爆弾撃ち込んでるやつらは、
「テロリスト」に決まってる。
政府を武力で襲う暴力勢力を「反政府軍」なんて呼ぶな。
「テロリスト」と呼べ!!
米国の論理に従えば、相手はテロリストだからアサドは奴らを一人残
らず殺して良い!テロ組織寄りの住民がテロ掃討の巻き添えになって
も良い。米国が無人機やドローンでそうやってんだからな。
その場合アサドは「住民を爆撃してはいない」とか「誤爆で極めて遺
憾に思う。」と、米国と同じように言えばよい。米国基準でな。
繰り返すがアサド政府を攻撃してるのは、「テロリスト」である。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/837.html#c7
「ならず者国家や残忍な暴君、血に飢えた独裁者」だって?
トランプ、それは200年間「でっち上げ」侵略に明け暮れてる己の国のことだろ。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/841.html#c1
全部回収できるわけがない。海にも多数落ちている。
どこで高線量の破片が見つかるかわかったものじゃない。
そういう危険な所に住民を帰還させようとしている。
空から使用済み核燃料が降ってきた!!
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/495.html
これが3号機燃料プールから飛び出した燃料棒 事故1週間後の陸自ヘリが撮影
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/518.html
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/633.html#c27
河野太郎が、一番よく知ってんでしょ!ぺっ♪
まぁ、支援機構だね! <日本共産党も、応援w ばか うさぎ♂ 技術的に、無理!あほ
間に合わねーよー♪ぷっ 死ねばー♪ぷっ うさぎ♂
大企業の弱点は給料を下げられないこと。人件費を下げられないから
その分野で撤退していく。米国バブル崩壊を機に軒並み規模を縮小するだろう。
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/747.html#c1
安倍が成果としたい拉致問題に関し、アメリカは北に拘束されているアメリカ人3人の解放を第一義にしていると述べている。
日本のメディアはこれに触れない。
日本の拉致問題よりもアメリカはテメーの方の“拉致”問題が優先。日本はおまけ。NHK,なぜ、これを触れない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/338.html#c7
北に解放を求めるのは日本人拉致被害者にしたいから。トランプの本音はアメリカ人の解放。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/346.html#c2
法廷の場で、どのように結審されるか?
ロッテは、アメリカのガムをまねて作り、大きくなった。
普通な家族だ。
えらそぶるでない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/334.html#c1
ついでに言うなら、財務省官房長の矢野。人権意識のないお前も消えればいい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/345.html#c2
ええっ、松島や大島じゃダメなんですか?!
都会の喧騒なんかありませんよ。
薄汚い政治家や公務員が威張ってもいませんよ。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/650.html#c6
韓国大統領府は、今月27日の南北首脳会談を前に、20日、首脳間のホットラインの設置が完了すると発表し、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、いつ最初の通話を行うかに関心が集まっています。
韓国と北朝鮮は、今月27日に行われる、10年半ぶり、3回目の南北首脳会談を前に、ムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が、新たに設置されるホットラインを通じて、最初の通話を行うことで合意しています。
これについて、韓国大統領府のキム・ウィギョム(金宜謙)報道官は、19日午後の記者会見で、「あす、南北首脳間のホットラインが連結され、実務者による試験通話が行われる」と発表しました。
そのうえで「首脳間の最初の通話の予定はまだ決まっていない」として、調整が続いていることを明らかにしました。
南北間にはこれまでも政府や軍の当局者どうしの連絡チャンネルがありましたが、首脳間のホットラインは初めてで、南北の首脳がいつ、最初の通話を行うかに関心が集まっています。
また、キム報道官は韓国側が、今月24日と26日に、北朝鮮側は24日か25日に、それぞれ首脳会談の会場を訪れ、当日の動きを確認することを明らかにし、8日後に迫る首脳会談に向けた準備が続けられています。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/470.html
3佐による小西議員への暴言は、小西議員が提出した幾つかの質問主意書と関係しているだろう。
その中には、「安倍総理の存在そのものが国難であることに関する質問主意書」まである。
まさに多くの国民が実感する「お前が国難!」という趣旨の質問であった。以下、一部を引用。
・195回49号:佐藤外務副大臣の就任挨拶が日本外交を武断政治に陥らせることについての河野外務大臣の認識等に関する質問主意書
・195回48号:佐藤外務副大臣の「服務の宣誓」を用いた就任挨拶が自衛隊員を侮辱するものであることに関する質問主意書
・195回47号:佐藤外務副大臣の自衛隊員の「服務の宣誓」を用いた就任挨拶が憲法違反等であることに関する質問主意書
__リンク:http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/195/syuisyo.htm
・194回27号:安倍総理の存在そのものが国難であることに関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/194/syuh/s194027.htm
質問主意書195回47号では、__
佐藤正久外務副大臣は、本年十二月五日の参議院外交防衛委員会での就任の挨拶において「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。」と述べ、十二月七日の同委員会においてこの挨拶の内容について「外務副大臣として国民の負託に応え、その職務を全うするという私の基本的姿勢、これを述べたもの」と答弁している。これについて、以下質問する。
一 佐藤外務副大臣の挨拶の文言は、自衛隊法第五十二条の自衛隊員の「服務の本旨」及び同法第五十三条の自衛隊員の「服務の宣誓」から引用されたものと理解してよいか。
二 佐藤外務副大臣は「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意であります。」との文言のうち、「事に臨んで」、「危険を顧みず」、「身をもって」、「責務の完遂に務め」、「もって国民の負託に応える」との文言のそれぞれについて、外務省設置法上の外務省の所掌事務との関係で具体的にどのような事務を念頭において発言したのか、その各々について具体的に説明されたい。
三 佐藤外務副大臣の挨拶の文言「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える」は、自衛隊法第五十二条により武人である自衛隊員の「服務の本旨」とされ、かつ、同法第五十三条によって全ての自衛隊員となる者に対して「服務の宣誓」として宣誓が義務付けられているものである。一方、憲法第六十六条第二項の文民条項の政府解釈では、これは国政が武断政治に陥ることを防ぐ趣旨であり、武力組織に属する自衛隊員は武人であって国務大臣になることは違憲とされている。そうだとすると、元自衛隊の指揮官である佐藤外務副大臣は、武力組織の「服務の本旨」をもって外交を司るとの決意を述べ、かつ、それを外務副大臣の職務の基本的姿勢とするとしたのであるから、明確にこの文民条項の趣旨に違反するのではないか。
四 憲法第六十六条第二項の文民条項の趣旨は国政が武断政治に陥ることを防ぐためとされているところ、自衛隊指揮官の経歴を有する佐藤外務副大臣が武人である自衛隊員の「服務の本旨」の当該内容をもって外務副大臣の職務の基本的姿勢とすること自体が、まさに国政を武断政治に陥らせていることになるのではないか。
五 前記「三」において、武人である自衛隊員の「服務の本旨」の当該内容を武力紛争を阻止することを任務とする外交政策を司る外務副大臣の職務の基本的姿勢とすることは外務省設置法に違反するのではないか。
六 佐藤外務副大臣は即刻当該挨拶を撤回した上で、即刻自ら辞職するか、あるいは、内閣として佐藤外務副大臣の当該挨拶を撤回させた上で佐藤外務副大臣を即刻罷免すべきではないか。___
政府答弁は__
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の本年十二月五日の参議院外交防衛委員会における佐藤外務副大臣の発言は、自衛隊法(昭和二十九年法律第百六十五号)に基づく服務の宣誓として行ったものではなく、外務副大臣としてその職務を全うするという佐藤外務副大臣の基本的な姿勢を述べたものであると承知しており、「武力組織の「服務の本旨」をもって外交を司るとの決意を述べ」、「国政を武断政治に陥らせている」等の御指摘は当たらない。__であった。
_________________________________________
あのときホリエモンが「産経新聞なんていらない」と言っていたし、本当に潰してもらえば良かった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/336.html#c4
−言い得て妙なり。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/336.html#c5
その某財務大臣は米国に、国会の承認なしに勝手に逃亡しました。いつものマフィアみたいな恥ずかしい恰好で(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/347.html#c3
そもそも馬鹿は議員に立候補できないように法改正すべきではないか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/345.html#c4
1.中国と合弁企業を作った日本企業を直ちに中国から引き上げさせる
2.中国在住の日本人を全員日本に帰国させる、日本在住の中国人を全員追い出す
3.中国と国交断絶する
_____
2018-04-10
中国、「米覇権対抗」ケ小平が86年に「技術窃取」で挑戦開始
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html
技術のない国家の覇権挑戦
革命意識で始めた技術窃取
好々爺であったケ小平(1904〜1997年)は、「韜光養晦」(とうこうようかい)なる言葉で、中国の平和路線を世界に示した。「自らの力を隠し蓄える」、「覇権を求めない」という意味だ。この言葉は、ケ小平の掲げた外交政策のスローガンとして知られている。習近平氏が国家主席就任(2012年)とともにこの「韜光養晦」を投げ捨て、あからさまに「覇権主義」を前面に押し出した。
だが、この覇権主義は習氏が単独で始めたものではないことが分ってきた。ケ小平が生前すでに、この考え方を遺書として残していたと思われる。ケ小平には数人の中国最高幹部しか知らない短い文字数の遺書があるという。これは、元米国務長官のキッシンジャー氏が自らの著書に書いている。キッシンジャー氏も、その内容を知らないと言う。ケ小平は、中国で最初の「米国覇権」への挑戦を指揮した人間である。
ケ小平は、中国初のハイテク計画を指示した人物だ。1986年3月、当時の中国の科学レベルから見て、月に石を投げるように困難なハイテク計画(「863計画」)を指示したもの。科学技術の基盤がない中国で、「技術窃取」する以外に実現不可能なことであった。ここに「863計画」が始動して、現在の技術窃取路線の骨格が生まれた。
ケ小平語録には、いくつか中国の進路を示す注目すべき言葉がある。その中から抜粋した。
@ 科学的発展は、第一の生産力である。
A チャンスを掴み、自己を発展させるカギは経済発展である。
B 社会主義の中国は誰も動かせない。
C 主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない。
以上は、『人民網』(2014年8月21日付「ケ小平生誕110周年」)から引用した。4つを列記したが、ケ小平の指示した「863計画」と組み合わせて見ると、ケ小平が未来の国家指導者に託した夢が何であったかを鮮明にしている。彼は、「社会主義市場経済」なる言葉を使って、党内保守派に市場経済の採用を呼びかけた。それは便法にすぎず、社会主義を実現する上での通過点にすぎなかった。毛沢東革命の神髄を外すことなく、実現するという意味では、忠実な毛沢東主義者だ。習近平氏もこの路線である。
5番目では、「主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない」としている。主権は国家主権を指し、領土問題である。南シナ海の90%は中国領海という「噓八百」は、中国の既定路線から言えば、絶対に撤収しないだろう。これをいかに撤退させるか。中国に経済的衰亡を仕掛けることだ。中国をTPP(環太平洋経済連携協定)へ加盟させず、一大経済圏から遮断することに尽きる。北朝鮮が、核放棄へのポーズを取り始めたのは、経済封鎖の結果である。中国についても、この戦術は有効なはずだ。中国が、経済力をつけることは周辺国の安保上、最大の危険を招く。
このように考えると、西側諸国が中国の将来について、民主化されるであろうと考えたことは、西側に好都合な想像を膨らませたにすぎなかった。幻想であったのだ。米国トランプ政権が現在、この幻想から醒めて中国の推し進めてきた「技術窃取」に危機感を強めている段階である。中国と西側との摩擦は今後、本格化する気配に見える。
技術のない国家の覇権挑戦
『大紀元』(4月3日付)は、「共産党、陰に日向に『社会主義の中国モデル普及』目指す」と題する記事を掲載した。
この記事では、中国の技術窃取計画がどのような方法で行なわれたかがハッキリと表れている。日本では、新幹線技術がまんまと盗まれた。しかも、特許まで取得するという図々しい振る舞いをしており、日本社会の信頼を一挙に失った。これ以来、日本企業は中国に対して警戒して、中国にしてやられたという失敗例を聞くことはない。韓国のサムスンには、半導体技術を窃取されている。これは、日本側技術者の「作為」によるもので、密かにサムスンへ出かけて製造ノウハウを直接、教えるという裏切り行為をした。カネに目がくらんだのだ。
その韓国が、中国に虎の子技術を盗まれている。
『中央日報』3月27日付「中国に流出した韓国の国家核心技術は12件」と題する記事を掲載した。
@「韓国の技術の流出が中国の関連産業発展につながるケースが少なからず発生し、警戒心が高まっている。2012年からの6年間に中国に流出した韓国の国家核心技術は12件にのぼる。国家核心技術とは、国家の安全保障および国民経済発展に重大な影響を与える技術をいう。技術の流出には大きく3つの方法が使われる。
1つ目は企業の内部職員と結託したり認可された第三者委託業務を口実に企業に接近し、保存媒体(USBメモリー、ウェブハード、CDなど)を通じて違法に技術を盗み出す行為だ。
2つ目は企業の核心人物を厚い待遇(現給与の5倍以上支給など)で誘引し、情報を持っていく方法だ。
3つ目は合法を装ったM&A(企業の合併・買収)方法を通じて核心技術を奪うケースだ。
韓国の技術の中国流出もほとんどこのような方法が動員された。実例として、今月初め慶南(キョンナム)地方警察庁国際犯罪捜査隊が国内ドラム式洗濯機のモーター設計図面を中国に流出させた事件を摘発したが、上の方法が利用された」
上記の中国による技術窃取は、3つの方法を使っている。純然たる産業スパイ。技術者引き抜きによるノウハウ入手。M&Aで技術を奪う方法。習氏は「中華再興」と叫んでいるがその裏で、韓国に対してこういう汚い手を使っている。
(1)「中国共産党は、スパイ工作、為替操作、サイバー攻撃、知的財産など、米国経済に打撃を与える包括的な戦略を何十年も行ってきた。少なくとも、ケ小平時代の40年前、ハイテク発展計画において、海外から本土への技術移転を促進してきた。3月22日の米国上院財務委員会で、米通商代表部のロバート・ライトハイザー氏は米国技術の重要性について触れ、『中国は米国から強制的に技術移転を行っている』と名指して批判した。通商部は、米国貿易赤字の半分を占める中国による、知的財産権侵害や技術移転強制について7カ月にわたる調査を行ってきた」
中国の技術窃取の起源は、ケ小平時代の40年前に遡る。「863計画」(1986年3月起案)が基本である。これに味をしめ、「中国製造2025」というハイテク産業育成の総仕上げによって、米国経済を打ち負かすという、とんでもない「技術大窃盗計画」を立てるまでにエスカレートしている。この総仕上げ計画が、トランプ氏の豪腕による「技術窃取阻止」でピンチに立っている。
(2)「中国は、欲する外国技術をさまざまな方法で入手している。今年1月、対米外国投資委員会(CFIUS)の専門家を招いた聴聞会では、中国当局による外国技術の入手方法は6つあると指摘した。
@ 外国企業を中国に招き、合弁会社を作らせる。
A 中国企業が海外で対象企業を買収する(M&Aや株式取得を含む)。
B 中国が対象技術製品を輸入する。
C 中国企業や研究機関で、技術力ある外国人を雇う。
D 中国人留学生が技術を学び、帰国するもしくは本国にデータを送信する。
E インターネットやその他の手段で盗み取る」
中国企業が、韓国から技術窃取した方法は前記の6項目中、AとDが該当する。だが、韓国は気づいていないかも知れないが、合弁形式による企業進出で技術が中国側に漏れている。
中国政府は、この合弁形式を相手国企業に強要するのだ。進出企業が技術を提供し、中国側企業が土地や建物などを提供する形式が多い。この方式が現在、米国政府から鋭く衝かれており、中止を求められている。
現代自動車では中国に進出した結果、中国に経営主導権を握られ、食い物にされている例もある。中国は、酢でも蒟蒻でも食えない相手がゴロゴロしている国だ。それに加え、中国政府という「強敵」が後押しする。ほとんどの企業内部に共産党委員会ができている。間接的な共産党支配に陥っているのだ。中国企業の不法行為は、中国政府が絡んでいると見て間違いない。
(3)「中国では、『西側諸国に追いつけ追い越せ』とのスローガンが叫ばれたケ小平時代の80年代の中国で、『ハイテク研究発展計画(863計画)綱要』は科学者4人により建議された。1986年3月に実施が決定したことから、この名がついた。『人民日報』によると、この863計画には生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野に分かれる。ケ小平は、『ハイテクを発展させ、産業化を実現させる』と筆をふるい、政府の各関係組織に指示した」
ハイテク産業の「863計画」は、ケ小平の肝いりで始まっている。生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野で成果を出そうというものだ。現状では、宇宙飛行、情報において成果が上がっている。いずれも防衛産業と結びついている。この流れでAI(人工知能)にも力を入れている。
中国最大の弱点は機械工業(精密工業)の発展基盤がないことだ。AIは情報と結びつき、流通業で発展しているが、その段階に止まり、広がりを欠く。産業の発展基盤は機械工業にある。満足な自動車エンジンもつくれない中国が、14億人の個人情報を活用してAIで頑張っても、自ずと発展の限界が画されるであろう。技術盗用では、本格的な工業発展は不可能である。その前に、基盤技術を磨くことだ。こういう地味な取り組みに興味を示さないのが中国である。
革命意識で始めた技術窃取
(4)「米国のスパイ防止活動機関・国家対情報局(ONCIX)の2011年の分析では、中国の863計画には『米国の機密の技術と経済情報を密かに手に入れるために、予算を組み、ガイダンスしている』と指摘している。2014年、米司法省は中国軍サイバー攻撃部隊『61398部隊』の将校5人が米企業の機密情報を奪ったとして、スパイ容疑での起訴を決めた。米国当局は5人の顔をインターネットでもさらし、身柄の引き渡しを求めるという容赦のない態度を見せたが、中国外交部報道官は『米国のでっち上げ』として猛烈に反発した」
中国は、国家ぐるみの技術泥棒を始めている。このことがいかに卑しいことかという自覚を欠くのは、「米国覇権」への挑戦が一種の革命戦争という位置づけに違いない。戦争では、相手を倒すために手段を選ばない。「勝てば官軍」の喩えの通り、戦争に綺麗も汚いもない。ただ、相手を倒せば勝敗の決着がつく。
中国は、この革命戦争の意識で米国を初めとする西側諸国に対抗する気構えなのだ。米国が、「技術窃取は許さない」と絶叫しても、中国は腹の中ではせせら笑いをしているに違いない。中国にとっては、「覇権」を巡る正直正銘の戦争なのだ。先手必勝の意識に染まっているのだろう。残念ながら、まともに話のできる相手ではなくなった。
(5)「この一件で、中国は戦術を変えた。『影なる』ハッカー攻撃ではなく、逆に『陽のあたる』手法に転換した。当局は、中国でビジネスを行う海外企業に技術の引き渡しを求める法改正を厳しく敷いた。2017年8月、海外との合弁会社を含む上場企業およそ3200社に対して『共産党組織を設置し、経営判断を組織の見解を優先させ、最終決定権を与える』との社内規定を盛り込むよう要求した」
中国では、外資企業にも共産党委員会を設置させている。外資企業の情報が自動的に中国共産党に集まるシステムだ。政治と経済の一体化である。中国は、この経営システムが効率的と自画自賛しているが、とんでもない間違いである。企業経営は市場経済システムで動くべきもの。そこへ政治が介入してどうするのか。まさに、ミクロ面でも「社会主義市場経済」を行なう意志である。この「石頭」を柔軟にさせる方法は存在しない。結果において失敗するしか、教訓を得られないところまで突き進んでいる。
(6)「中国戦略に詳しい情報筋は、中国当局は最近『商業と研究による米中パートナシップを確立する』名目で、米国から中国本土に技術を持ち込むために、中国技術者チームを米国に派遣しているという。もし受け入れられているならば、公然のスパイとも呼べる大胆な手法だ。こうした中国の対米戦略は、国防総省などホワイトハウス関係者は認知していたが、米国は対抗措置に積極的ではなかった。中国の技術移転による米国の経済的ダメージについて『非常に明確に米国で起きていたことだ。しかし、我々は眼の前の現実から目をそらしてきた』と、2015年に大紀元の取材に応じた国際戦略研究科リチャード・フィッシャー氏は警告していた」
中国科学者が最近、欧米科学者とジョイントによる研究成果が目立っている。日本メディアは、新たな研究スタイルと報じているが、これは表面的なこと。中国が欧米の研究成果を盗み出すために接近しているスパイ行為である。ともかく、手を変え品を変えて、産業スパイを働いてまでも技術窃取する。研究者倫理はない。そう言えば最近、遺伝子操作によって猿を出産させ話題になった。生命倫理も存在しない国が、世界覇権を狙っている。ゾッとさせられるのだ。
(7)「中国政府は国有企業を優遇し、民間企業を意のままにする計画経済を実行する。共産党におもねる民間企業には投資を促し、分が悪くなれば資産を没収する。社会主義国では民間企業、共産党、軍部の境界線があいまいで、プライバシーポリシーや知的財産の概念も低い。50人以上の従業員をもつ企業は、共産党が会社の内部情報をアクセスするためのシステムを備えるよう要求されている。共産党の目標は、ケ小平の863計画を指示したときと同じままだ。要綱にはこう記されている。『世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す』とある」
冷たい戦争と言われた米ソ対立は、イデオロギー戦争でもあった。民主主義と全体主義の優劣を競うものである。米ソ対立後は、「イデオロギーの終焉」とされ、世界はハッピーとされてきた。その裏で、中国が虎視眈々と「世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す」と大真面目に考え始めていた。
世界にとって、民主主義国と中国のどちらが経済面と思想面で優れているのか。結論は、人間はどちらの体制がより自由で幸福であるかに帰着する。中国が、技術窃取を止められた場合、潜在成長力はどの程度落ちるのか。さらに、不動産バブルの重圧がこれから加わる。習氏の「世界覇権奪還論」は非現実的に映るのだ。「技術窃取」という他人の褌で相撲取るのでなく、身の丈に合った国つくりに方向転換すべきであろう。
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html
中国の社会が間違いなく崩壊してしまうただ1つの理由とは
部下を昇進させる見返りに、莫大な賄賂を要求していた軍の制服組、役人に賄賂を払って環境汚染を見逃してもらっている企業経営者。
村の土地を勝手に売り飛ばして賄賂を受け取っていた村長、犯罪者から大金をもらって犯罪を見逃す警察官、手術の前に金を持っているかどうか確認する医者、手術中に手術代を釣り上げる医者。
そして、権力をかさに着て私腹を肥やし、パナマ経由で莫大な資産を隠し持つ習近平とその一族。自分たちの汚職は無視し、敵対する派閥の汚職だけを摘発するご都合主義。
これらは、すべて中国で起きている「拝金」事件だ。
上から下まで、中国の社会は汚職が蔓延して腐っている。中国では、すべての人間が「拝金主義」に陥っているのだ。
社会は、個人ひとりひとりの意識の総意で成り立っていることろがある。だから、おかしな人間が増えれば増えるほど、社会は成り立たなくなっていく。
凄まじく暴走していく資本主義の中で、社会に最も悪い影響を与えるのは「拝金主義」であることは、中国の現状を見れば誰でも気付くことだ。
人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る
中国では人が道ばたで倒れていても誰も助けようとしない。
中国人が冷淡だというよりも、被害者が「助けてくれた人を訴えてでもカネをせしめる」という拝金主義が蔓延したからこのようになったのだ。
下手に助けると、助けた本人が訴えられる。善意を見せれば馬鹿を見る。そんなことが続いたら、恐ろしくて誰も人を助けたくなくなる。
そのため、子供が車に轢かれても誰も助けないし、関わろうとしない。殺人事件が路上で起きていても、通行人は知らん顔をして通り過ぎる。
中国の問題の多くは、「カネのためなら何でもする」「自分が儲かるなら何でもする」という薄っぺらい拝金主義から生まれてきたものだった。
中国の社会システムが非常に脆弱なのも、公務員や警官までが率先して汚職や賄賂に染まり、自分だけが儲かればいいという拝金主義が蔓延しているからだ。
中国だけでなく、途上国の権力はそのほとんどが汚職で染まっているのだが、だからこそ社会は停滞し、「金こそすべて」と化して他人を踏みにじるようになるのだ。
拝金主義が蔓延すると、社会の秩序は保てなくなる。誰もが自分のことしか考えなくなるので、「公共」が保てなくなるからだ。社会の規律も保てなくなる。規律よりも、自分の利益が最優先されるからだ。
そのうち中国が、何らかのきっかけで崩壊するのが確実だと言われているのは、こうした「拝金主義」の体質が社会の隅々にまで行き渡っていて、もはや自滅が避けられないからだ。
個人が腐り、組織が腐り、政治が腐り、社会が腐り、すべてが腐りきって全体が崩壊する。そんなことは当の中国人も分かっている。
だから、中国人はカネのある人間から率先して国外に国籍を取って逃げていく。
拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒なのだ
考えなければならないのは、組織は人が動かすものであり、人が腐れば組織も自ずと腐るということだ。人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る。
中国では今も「孫子の兵法」みたいな相手を貶める詐欺マニュアルが聖書のように人々に読み継がれている。
「孫子の兵法」は他人を騙すためのテクニックが満載であり、こんなものが読み継がれてまともな社会になると考える方がどうかしている。
私利私欲のために、「孫子の兵法」で他人を騙すのが中国人なのである。言うまでもないが、私利私欲というのは拝金主義そのものだ。私利私欲に堕ちた人間は、自分の利益のためなら何でもするのだ。
組織の中にこうした拝金主義が蔓延すると、いずれその組織は腐敗し、機能しなくなり、強欲な人間に食い尽くされ、やがて組織は生存が不可能なまでに壊れていく。
拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒だ。中国にはその毒がたっぷりと回って、もう治療不可となっている。今さら中国に誠実さを求めても不可能だ。
人間でも組織でも、きちんと生きるためには「頭脳・実行力・誠実」の3点が必要になる。ところが、拝金主義がはびこると、この3点から「誠実」が消されてしまう。
誠実ではない人間に、頭脳と実行力があれば、結果は悲惨なものになる。
これは中国政府に頭脳と実行力があれば、より社会が悪くなるということを意味している。
政府自らが誠実さを失い、とてつもない拝金主義に陥っているので、いくら社会を潔癖にしようとしても、誰も政府を信じない。そのため、改善の一歩も踏み出せない。
中国を覆い尽くす拝金主義は、資本主義が生み出す癌だ。癌が広がって行くと、それはいずれ社会の中核を崩壊させていく。そして、あとは自壊を待つだけとなる。
常識を超えたカネへの執着は、社会悪を生み出す
しかし、これほどの毒薬なのに、ほとんどの中国人は拝金主義を改めようとしない。なぜか。
誰もが心の中で「自分も甘い汁を吸いたい」という黒い欲望が、ふつふつと燃えたぎっているからだ。他人が甘い汁を吸っているのに、自分だけ行儀良く生きて損したくないと思うのだ。
自分が拝金主義に堕ちていると、拝金主義の危険性など、見えるはずもない。見えても止まらない。
警官が拝金主義に走ると、治安はカネ次第になって規律は崩壊する。公務員が拝金主義に走ると、行政はカネ次第になって社会は崩壊する。
企業が拝金主義になると、消費者を騙すようにカネを稼ぐようになるので、信頼が崩壊する。政治家が拝金主義になると、個人の利益のために国を売り飛ばすので、国が崩壊する。
拝金主義が先鋭化している社会や国家ほど、崩壊しやすい環境にある。最も拝金主義が蔓延している中国が、最も崩壊に近い国なのだ。「カネこそすべて」が徹底した中国は、もう助かることはない。
そう考えると、私たち日本人が「カネこそすべて」だと中国人と一緒になって思うのはいかに馬鹿げているのかが分かる。
カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って「カネがすべて」ではないのも事実だ。
常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
拝金主義が蔓延しないためには、自分が拝金主義にならないという決意を持つしかない。「カネこそすべて」ではないことを真剣に考えなければならないということだ。
あなたはどうだろうか。自分の心の中に、もしかしたら拝金主義の芽を育ててはいないだろうか。
中国のようにボロボロになりたくなければ、度を超した拝金主義など捨てなければならない。それが最終的には社会のためになる。
カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って、「カネがすべて」ではないのも事実だ。常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160802T1749230900
中国は歴史捏造の常習犯
宮脇淳子 『満蒙とは何だったのか 2015.9.5 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=r4W-dqMkgp8
これを聞けば中国がよく分かります「真実の中国史」音声講義
宮脇淳子先生 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=resc8aY9Qes
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%90%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91%E3%80%8E%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8F%B2%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%93%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%8F+
2017/12/14 に公開
あまりに素晴らしい講義なので、音声だけを再編集させて頂きアップしました。
多くの方に知って頂き、中国がどいう歴史を歩んで来たのか?を知る事で、私達の取るべき態度の支えになると思います。
【宮脇淳子】中国美女の正体 [桜H24-4-19] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=vwBGh84gvs0
2012/04/19 に公開
東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつかないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただきます。
______
中国語は秦の始皇帝の時代で進歩を止めてしまったので、感情表現も抽象的思考も全くできない原始言語のままなんですね。
漢文は難し過ぎるので中国人は文章を読み書きする能力が小学生レベルでストップしています。
中国人は損得勘定と どうやって他人を騙すかという事だけしか考えない、空気が読めない、他の人の気持ちが全然わからない、恋愛できない。
それは使っている言語による制約なのですね。
毎回都合で言う事が変わるからいまさら男らしがられても、ただセコイ奴にしか思えない。
女性が活躍する社会とやらも自民党が作った。
自分の言葉に責任を持て。
嫌なら貴様が止めればいい“いけ好かないケツの穴野郎”。
ユーチューブで80−90年代のCMを観てごらんなさい。なんと日本に夢があり、豊かだったか。特にコカ・コーラのCMを観るがいい。
バブルとは言え、スカッとさわやかニッポン…だったのにね。カネが上から下へとぐるぐる、一応は回っていた。
安倍の五年がとどめであり、ダメ押しだったのだろうが、日本の経済破綻は小泉の五年がその序章。指南役(?)とされた竹中が超A級戦犯だろうな。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/348.html#c1
早く、安倍がやめて米国が没落しないか。平和的に。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/469.html#c1
古市のこの言い分は取材対象となる人物が取材者からハニートラップなどの罠にかけられる恐れがあると勝手に思い込んだ場合、取材側が若くて可愛い女性記者を使うのがけしからん、取材対象者が惑うことのない女性を使うべきというような、女性一般に対する差別意識を助長するのではないか?
辻よしたか、とかね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/343.html#c3
トランプは軍産複合体をビジネスの一環としてみているし
プーチンは軍産複合体を管理し、ロシアの存続をかけるキーと考えている。
が、私の考え。
気合のレベルが全く違う。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/466.html#c2
寒々しくなければ、いいわけか?
そこいくと安倍夫妻なんて(少なくとも外見は)いつまでも仲むつまじい。
特に夫は麻生と違い、外でつまみ食いする興味はまったくないみたいだ。
そういうのがいいわけね?
逆に「不潔な」匂いがする男は、いくら反原発の意思が固くてもダメなわけね?
米山は嫌という人、
まじめで清潔で反原発の意思が固くて、しかもエリートとか有名人の自民党系候補にに勝てる候補をどうか連れてきてほしい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/315.html#c20
大阪なら、クズ番組のそこまでいって委員会にでも出させときゃいいんじゃね?
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/343.html#c4
文春もこの際用済みだと思うがね・・・・・・・。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/339.html#c5
ロシアからすれば、米国の武器の売上を潰すためにやってる所があるしな、それと去年冬の時点で徴兵制を廃止しているので、戦争する事に拘ってる訳ではない。
それでも売上は伸びているし、戦闘ではイスラム国を潰す、この間勇志連合から打たれたミサイルを打ち落とす等の成果をあげていて、米軍が直接対決を避けざるおえないほど強い軍事力を保有しているから弱くなった訳でもない。
トランプの場合は国の威信を掛けて足掻かなければいけないからだろう。
国を食わせていくのは、軍産がどうのこうのは関係ないからな。
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/466.html#c3
あと、野党はこのまま選挙まで引っ張ったほうが選挙有利という計算なんだろうが
(マスコミの後追いしてればいいだけで楽だし)
いい加減国と国民のこと考えようぜ
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/345.html#c11
嘘、すり替え、デマ、歪曲、なんでもあり。
http://news.livedoor.com/article/detail/14470345/
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/339.html#c6
テレビ朝日もまったく共犯。
マスコミが、美人女性記者やアナに、色仕掛けで取材させてる、というのは紛れもない事実だろう。
もちろん、まともでふつうの取材対象は、たとえお気に入りの美女が来ても、陰で「ひいき」にしてやるぐらいで、福田のような反応をするのは異常なのだが。
そして女性記者が上司に訴えても、きちんと対応しなかったのは犯罪ですらある。
政治家・官僚だけでなく、マスコミに対する批判も、同時にもたないと、
日ごろ「ムサシ・不正選挙」などとほざくのが大好きなこのブロガーにしては、視野が狭いとしか言いようがない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/345.html#c12
しかし、裏切り者の泉田は流石に駄目だと踏んだようだな。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/344.html#c2
「国会の追及から逃れる」ために渡米したのだから、
渡米の成果が上がるわけはない。
帰国すれば「お白州」が待っている。−−−−−亡命しかないね?
亡命を受け入れる国があるか?−−−−−−−ない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/311.html#c34
今、国防と自衛隊のために発言しているのは野党であり、
利権と金のカルト自民公明維新やクソこころ、売国官僚と経団連マスゴミではない。
今の時代、外部情報が多いからよく観察できるはず。
この30代幹部は現場ではなく統幕事務方だから、
流されている。
危険である
経済産業省は国益を考えていない。
売国政治家・官僚で犯されている。
いい加減安倍を退治しないと、国力は落ちるばかりだ。
日産は、ルノーのたもとを離れるのだな。
日米関係と似ているね。
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/760.html#c2
哲学のない「その場限りの思い込み」は一般国民から「軽蔑」されてるよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/343.html#c5
週刊誌にセクハラ疑惑を報じられ、音声データを公表されても頑なにセクハラの事実を認めなかった福田淳一財務事務次官。ところが19日午前0時過ぎにテレ朝が行った会見で事態は一変、辞職を表明した福田氏や財務省を動揺させました。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、財務省の体質を批判するとともに、そのやり口における「官邸との共通点」を指摘しています。
福田次官の開き直り、クロをシロと言う政権の手法そのもの
週刊新潮が報じたセクハラ疑惑。すったもんだの末、渦中の福田淳一財務事務次官は18日夕、辞職を表明したが、あくまで身の潔白を主張し、新潮社を訴えると息巻いていた。
それから5時間ほどしか経っていない午前零時過ぎ、テレビ朝日の篠塚浩報道局長は緊急記者会見し、福田氏に“最後通告”を突きつけた。なんと、同社の女性記者が福田氏のセクハラ被害者だったのだ。
福田次官のセクハラを受けたとされる記者の中に、当社の女性社員がいることが判明しました。録音内容の吟味及び関係者からの事情聴取等を含めた調査を行った結果、セクハラ被害があったと判断しました。当社は福田氏による当社社員を傷つける数々の行為と、その後の対応について、財務省に対して正式に抗議する予定です。
テレビ局による深夜の異例会見。「事実を曖昧にしてはならない」という女性記者の意向を確認したうえで、財務省首脳の姿勢を断罪した。
それにしても、財務省はなぜ組織的開き直りまでして、コトを大きくしてしまったのか。いったん文書として世間に示した以上、取り消せない。
公開された音声データから女性の声が消されているのをいいことに、福田次官は「全く身に覚えがない」と言い、財務省は被害を受けた女性記者がいるなら名乗り出よと、“お上意識”丸出しの呼びかけをした。
当然、野党は反発し、メディアの騒ぎもエスカレートする。与党からも懸念の声が強まる。たまらず、福田次官が「報道後の現状に鑑み職責を果たしていくことが困難」と、マスコミのせいにして、辞任という名の逃亡をはかった。
週刊新潮4月19日号によると、東京に桜が咲き誇るある日、いつものように大企業の社長らとの夜の宴席を終えた福田次官は、財務省担当の30代の女性記者に連絡を入れた。
待ち合わせ場所に指定したのは次官の自宅近くのバーだ。その場での女性記者とのやりとりが以下のように記述されている。
テレビ番組などで音声版の一部が繰り返し流されているのは周知の通り。
記者 「財務省と森友学園、どうなんですかね」
福田 「今日ね、今日ね…抱きしめていい?」
記者 「ダメです」
福田 「いいじゃん」
記者 「福田さんは引責辞任はないですよね?」
福田 「もちろんやめないよ。だから浮気しようね」
記者 「今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?」
福田 「いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?」
記者 「ダメですよ」
福田 「手しばっていい?」
記者 「そういうことホントやめてください」
福田 「手しばられていい? 手しばられて、おうち行って『○○』(番組名)を見るかぁ…」
(中略)
記者 「トラック何千台も使ってゴミ撤去した…」
福田 「そうだな、しかしその程度は大したことじゃない。そもそもなんで8億円値引きしたかってことだよ。籠池がしつこかったんだろうけど」
記者 「昭恵さんの名前あったからじゃないですか?」
福田 「デリケートな話なんだよ。それは直接関係ないと思うけど…」
記者 「はい」
福田 「おっぱい触っていい?」
(後略)
安倍官邸や麻生財務相は森友問題の全ての罪を理財局になすりつけようとしている。上座に控える事務次官や大臣の責任については頬被りだ。この点をふまえ、事務次官の怒りを買わないよう、やんわりと森友問題についての認識を聞き出そうとする記者の思いが、この会話記録から伝わってくる。
しかし、何を質問しても、福田氏はまともに答えないばかりか、なめてかかって下卑た話に持ち込もうとする。女性記者の怒りに火が点いたとしても全く不思議はない。
財務省の記者クラブに所属する記者がなぜ福田次官のセクハラ情報を自社の媒体で取り上げず、週刊新潮に流すのか、といった疑念を呈する声がある。それはあまりにマスコミの現場を知らなさすぎるし、その女性記者に対して酷というものだ。
この記事が出て音声データが公開されたあと、官邸が更迭を検討というニュースが流れ、官邸主導で幕引きが図られるのかと思われたが、16日になって、財務省は「福田事務次官に関する報道に係る調査について」なる文書をマスコミに配布し、強気の姿勢を打ち出した。流れの急転回に驚いた人も多いはずだ。
おそらく福田次官はこの一件についてどう対処するかを個人的な問題であるにもかかわらず財務省の顧問弁護士に相談したのであろう。その結果、週刊新潮の記事を全面否定する方針が決まった。
福田氏の声に酷似していても、100%断定できるものではない。シラをきり通せばいい。しかも相手の女性記者の声は被害者への配慮で消されている。その点を突いて、記事や録音の信憑性を疑わせる方向の主張が可能だと判断したのではないだろうか。
文書には、部下の矢野官房長が福田次官から聞き取った内容として以下のような記述がある。
私(福田事務次官)は女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない。音声データによればかなり賑やかな店のようであるが、そのような店で女性記者と会食をした覚えもない。音声データからは、発言の相手がどのような人であるか、本当に女性記者なのかも全く分からない。また、冒頭からの会話の流れがどうだったか、相手の反応がどうだったのかも全く分からない。
時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある。また、仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない。
つまり、福田次官は接客業のホステスや同僚とエッチな会話を楽しむことはあるが、女性記者とそのような店で会ったことも、卑猥な話をしたこともないというわけだ。
だが、音声が自分のものであるかどうかにはまったく言及がない。自分が喋った覚えがないのなら、はっきり「ない」と言うだろう。
にもかかわらず、相手が分からないと空とぼける。あたかも、ホステスの女性などと遊びで交わした会話を週刊誌のスキャンダル記事に使われたかのような言い回しをする。
これらのコメントは、福田次官から聞き取ったというより、弁護士を交えて打ち合わせた内容であろう。さらに財務省大臣官房は、驚くべき呼びかけを行った。
財務省の記者クラブ(財政研究会)の加盟各社に対して、各社内の女性記者に以下を周知いただくよう、要請した。
•福田事務次官と週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいらっしゃれば、調査への協力をお願いしたい
•外部の弁護士に対応を委託しているので、調査に協力いただける場合は、別途お示しする連絡先に直接連絡いただきたい
相手が誰かは福田次官が知っている。女性記者と話したことを否定しなければならないから、名前を言えないだけである。あえてこんな呼びかけをする必要などまったくない。あきらかに、「出て来れるものなら出てこい」と女性記者に脅しをかけたのだ。
セクハラをされたと匿名で訴えている女性記者に、名を名乗れと言うのは、常識では考えられない非道なことではないだろうか。今後の財務省での取材にもかかわるぞ、という傲慢さが読み取れる。
女性記者が弁護士事務所に連絡できないと踏んで、「申し出がないから、福田次官のシロが証明された」とでも主張するつもりだったのだろう。
いくら連絡先が財務省ではなく弁護士事務所であっても、財務省の顧問弁護士である。けっして中立的とはいえない。次官個人のセクハラ問題に財務省の顧問弁護士が出てくること自体、おかしなことだ。
それにしても、事実を塗りつぶし恫喝まがいのことをするこの手法、官邸の姿とそっくりではないか。
いまの政治状況から見て、官邸の許可なしに財務省が今回のような行動をとれるはずはない。官邸が財務省の独断に困っていたとか、菅官房長官が麻生財務相に遠慮したという図式で見るメディア、識者もいたが、はなはだ疑問である。
ならば、福田次官の更迭方針をいったん取り下げ、財務省の開き直りを許してしまった官邸の当初の思惑はどこにあったのだろうか。
福田次官がセクハラで辞めることになった場合、森友問題で一切責任をとろうとしなかった麻生財務大臣の進退が再び大きな問題として浮上するのは確実だ。安倍首相を支えてきた自民党実力者、麻生財務大臣の進退は、近づく自民党総裁選での安倍三選に影響する。総裁選まで麻生氏とのタッグを解消したくないというのが安倍首相とその周辺の本音だろう。
今井尚哉秘書官を中心とする安倍官邸の空気も、財務省の姿勢に反映されているような気がしてならない。彼らは、宣伝によって事実をすり替える。
「国民の安全を守るため」、「平和のため」といって戦争のできる国家体制をつくろうとする。「国家戦略特区」だと大風呂敷を広げて、安倍首相の親友が経営する学校法人の獣医学部新設に特例待遇を与える。
クロをシロと言い、あるものをないと言う点で、福田次官と財務省の奇怪な開き直りは、モリ・カケや自衛隊日報問題とも通底している。
事務次官は、大臣が任命するが、内閣の承認を必要とする。つまるところ、その不祥事は、安倍首相が無関係を装って済むことではない。官邸が幹部官僚の人事を事実上握っている以上、首相の責任は重大である。
テレビ朝日の会見によって、「次官にも人権がある」と開き直りの先頭に立っていた麻生財務相の辞任は不可避の状況になりつつある。トランプ大統領とのゴルフ外交で失地回復を狙う安倍首相の旗色もますます悪くなった。
週刊誌にセクハラ疑惑を報じられ、音声データを公表されても頑なにセクハラの事実を認めなかった福田淳一財務事務次官。ところが19日午前0時過ぎにテレ朝が行った会見で事態は一変、辞職を表明した福田氏や財務省を動揺させました。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、財務省の体質を批判するとともに、そのやり口における「官邸との共通点」を指摘しています。
福田次官の開き直り、クロをシロと言う政権の手法そのもの
週刊新潮が報じたセクハラ疑惑。すったもんだの末、渦中の福田淳一財務事務次官は18日夕、辞職を表明したが、あくまで身の潔白を主張し、新潮社を訴えると息巻いていた。
それから5時間ほどしか経っていない午前零時過ぎ、テレビ朝日の篠塚浩報道局長は緊急記者会見し、福田氏に“最後通告”を突きつけた。なんと、同社の女性記者が福田氏のセクハラ被害者だったのだ。
福田次官のセクハラを受けたとされる記者の中に、当社の女性社員がいることが判明しました。録音内容の吟味及び関係者からの事情聴取等を含めた調査を行った結果、セクハラ被害があったと判断しました。当社は福田氏による当社社員を傷つける数々の行為と、その後の対応について、財務省に対して正式に抗議する予定です。
テレビ局による深夜の異例会見。「事実を曖昧にしてはならない」という女性記者の意向を確認したうえで、財務省首脳の姿勢を断罪した。
それにしても、財務省はなぜ組織的開き直りまでして、コトを大きくしてしまったのか。いったん文書として世間に示した以上、取り消せない。
公開された音声データから女性の声が消されているのをいいことに、福田次官は「全く身に覚えがない」と言い、財務省は被害を受けた女性記者がいるなら名乗り出よと、“お上意識”丸出しの呼びかけをした。
当然、野党は反発し、メディアの騒ぎもエスカレートする。与党からも懸念の声が強まる。たまらず、福田次官が「報道後の現状に鑑み職責を果たしていくことが困難」と、マスコミのせいにして、辞任という名の逃亡をはかった。
週刊新潮4月19日号によると、東京に桜が咲き誇るある日、いつものように大企業の社長らとの夜の宴席を終えた福田次官は、財務省担当の30代の女性記者に連絡を入れた。
待ち合わせ場所に指定したのは次官の自宅近くのバーだ。その場での女性記者とのやりとりが以下のように記述されている。
テレビ番組などで音声版の一部が繰り返し流されているのは周知の通り。
記者 「財務省と森友学園、どうなんですかね」
福田 「今日ね、今日ね…抱きしめていい?」
記者 「ダメです」
福田 「いいじゃん」
記者 「福田さんは引責辞任はないですよね?」
福田 「もちろんやめないよ。だから浮気しようね」
記者 「今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?」
福田 「いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?」
記者 「ダメですよ」
福田 「手しばっていい?」
記者 「そういうことホントやめてください」
福田 「手しばられていい? 手しばられて、おうち行って『○○』(番組名)を見るかぁ…」
(中略)
記者 「トラック何千台も使ってゴミ撤去した…」
福田 「そうだな、しかしその程度は大したことじゃない。そもそもなんで8億円値引きしたかってことだよ。籠池がしつこかったんだろうけど」
記者 「昭恵さんの名前あったからじゃないですか?」
福田 「デリケートな話なんだよ。それは直接関係ないと思うけど…」
記者 「はい」
福田 「おっぱい触っていい?」
(後略)
安倍官邸や麻生財務相は森友問題の全ての罪を理財局になすりつけようとしている。上座に控える事務次官や大臣の責任については頬被りだ。この点をふまえ、事務次官の怒りを買わないよう、やんわりと森友問題についての認識を聞き出そうとする記者の思いが、この会話記録から伝わってくる。
しかし、何を質問しても、福田氏はまともに答えないばかりか、なめてかかって下卑た話に持ち込もうとする。女性記者の怒りに火が点いたとしても全く不思議はない。
財務省の記者クラブに所属する記者がなぜ福田次官のセクハラ情報を自社の媒体で取り上げず、週刊新潮に流すのか、といった疑念を呈する声がある。それはあまりにマスコミの現場を知らなさすぎるし、その女性記者に対して酷というものだ。
この記事が出て音声データが公開されたあと、官邸が更迭を検討というニュースが流れ、官邸主導で幕引きが図られるのかと思われたが、16日になって、財務省は「福田事務次官に関する報道に係る調査について」なる文書をマスコミに配布し、強気の姿勢を打ち出した。流れの急転回に驚いた人も多いはずだ。
おそらく福田次官はこの一件についてどう対処するかを個人的な問題であるにもかかわらず財務省の顧問弁護士に相談したのであろう。その結果、週刊新潮の記事を全面否定する方針が決まった。
福田氏の声に酷似していても、100%断定できるものではない。シラをきり通せばいい。しかも相手の女性記者の声は被害者への配慮で消されている。その点を突いて、記事や録音の信憑性を疑わせる方向の主張が可能だと判断したのではないだろうか。
文書には、部下の矢野官房長が福田次官から聞き取った内容として以下のような記述がある。
私(福田事務次官)は女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない。音声データによればかなり賑やかな店のようであるが、そのような店で女性記者と会食をした覚えもない。音声データからは、発言の相手がどのような人であるか、本当に女性記者なのかも全く分からない。また、冒頭からの会話の流れがどうだったか、相手の反応がどうだったのかも全く分からない。
時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある。また、仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない。
つまり、福田次官は接客業のホステスや同僚とエッチな会話を楽しむことはあるが、女性記者とそのような店で会ったことも、卑猥な話をしたこともないというわけだ。
だが、音声が自分のものであるかどうかにはまったく言及がない。自分が喋った覚えがないのなら、はっきり「ない」と言うだろう。
にもかかわらず、相手が分からないと空とぼける。あたかも、ホステスの女性などと遊びで交わした会話を週刊誌のスキャンダル記事に使われたかのような言い回しをする。
これらのコメントは、福田次官から聞き取ったというより、弁護士を交えて打ち合わせた内容であろう。さらに財務省大臣官房は、驚くべき呼びかけを行った。
財務省の記者クラブ(財政研究会)の加盟各社に対して、各社内の女性記者に以下を周知いただくよう、要請した。
•福田事務次官と週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいらっしゃれば、調査への協力をお願いしたい
•外部の弁護士に対応を委託しているので、調査に協力いただける場合は、別途お示しする連絡先に直接連絡いただきたい
相手が誰かは福田次官が知っている。女性記者と話したことを否定しなければならないから、名前を言えないだけである。あえてこんな呼びかけをする必要などまったくない。あきらかに、「出て来れるものなら出てこい」と女性記者に脅しをかけたのだ。
セクハラをされたと匿名で訴えている女性記者に、名を名乗れと言うのは、常識では考えられない非道なことではないだろうか。今後の財務省での取材にもかかわるぞ、という傲慢さが読み取れる。
女性記者が弁護士事務所に連絡できないと踏んで、「申し出がないから、福田次官のシロが証明された」とでも主張するつもりだったのだろう。
いくら連絡先が財務省ではなく弁護士事務所であっても、財務省の顧問弁護士である。けっして中立的とはいえない。次官個人のセクハラ問題に財務省の顧問弁護士が出てくること自体、おかしなことだ。
それにしても、事実を塗りつぶし恫喝まがいのことをするこの手法、官邸の姿とそっくりではないか。
いまの政治状況から見て、官邸の許可なしに財務省が今回のような行動をとれるはずはない。官邸が財務省の独断に困っていたとか、菅官房長官が麻生財務相に遠慮したという図式で見るメディア、識者もいたが、はなはだ疑問である。
ならば、福田次官の更迭方針をいったん取り下げ、財務省の開き直りを許してしまった官邸の当初の思惑はどこにあったのだろうか。
福田次官がセクハラで辞めることになった場合、森友問題で一切責任をとろうとしなかった麻生財務大臣の進退が再び大きな問題として浮上するのは確実だ。安倍首相を支えてきた自民党実力者、麻生財務大臣の進退は、近づく自民党総裁選での安倍三選に影響する。総裁選まで麻生氏とのタッグを解消したくないというのが安倍首相とその周辺の本音だろう。
今井尚哉秘書官を中心とする安倍官邸の空気も、財務省の姿勢に反映されているような気がしてならない。彼らは、宣伝によって事実をすり替える。
「国民の安全を守るため」、「平和のため」といって戦争のできる国家体制をつくろうとする。「国家戦略特区」だと大風呂敷を広げて、安倍首相の親友が経営する学校法人の獣医学部新設に特例待遇を与える。
クロをシロと言い、あるものをないと言う点で、福田次官と財務省の奇怪な開き直りは、モリ・カケや自衛隊日報問題とも通底している。
事務次官は、大臣が任命するが、内閣の承認を必要とする。つまるところ、その不祥事は、安倍首相が無関係を装って済むことではない。官邸が幹部官僚の人事を事実上握っている以上、首相の責任は重大である。
テレビ朝日の会見によって、「次官にも人権がある」と開き直りの先頭に立っていた麻生財務相の辞任は不可避の状況になりつつある。トランプ大統領とのゴルフ外交で失地回復を狙う安倍首相の旗色もますます悪くなった。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html#c23
怖いぜ、これ。
女性は行動原理が根本的に違う。そして、世間の51%は女性だ。つまり、声を上げれば過半数を獲れるのだ。
で、伊藤氏も今や世界的な"# me too"運動の使徒に祭り上げられただろう。
日本は空気で動く国だ。ひょっとして世の中ひっくり返るかもよ。
大体安倍は頭がおかしいのでは。
雅子妃もダイアナ妃とよく似たお揃いを被せるなど奇行が目立った。
リスペクトする相手に似せるのは有りうることだが、普通は当人の目の前は避ける。
しかしリスペクトしてんだろうか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/317.html#c16
あのさ、後半部分・・・
「米山さんも不幸だが、この援助交際女子も人生に消せない汚点・・・」
以下は絶賛賛同なんだが・・・。
前半は、なんか、
男というか、地位ある男は、「年増とタダでしかやっちゃ駄目!」的な
結論なの??
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/279.html#c80
ヒラは早めに見切りをつけて
意義のある人生に転換したほうが良いと思いますよ。
米山氏が男として好感が持てるか否かではなく、公人の違法行為は反原発にマイナスだからダメということ
売買春は違法行為で、援助交際は売買春です(違うというなら法廷で争え)
これが分からない人間が多すぎ
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/315.html#c21
えてしてこういう発言をする人は従順な会社人間でしたけどね。
社畜という言葉は最近ではあまり聞かないけどまだ生きている言葉なのかな?
会社に雇われた家畜という意味ですが。
自民党政治家もアメリカに雇われた社畜みたいなものですが。
根拠がない
必死にDD論に持っていこうとしているクズ
マスコミ叩きをしようとしている自民の手先
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/345.html#c15
大事なのは、違法行為にけじめをつけること
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/315.html#c22
「昭恵さんだけがご機嫌な様子でした。」
・・・これに尽きる。
そのための経費は・・・・・
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/333.html#c3
引き続きおれらを楽しませてほしいんだが。
今のマスコミ総動員での安倍降ろしも官僚の指示でやってるんだ
2018年4月18日
デフレの原因ここにあり 〜福田氏「醜聞」騒動が示す財務省の虚偽隠蔽体質〜
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/11841
今、世論を賑わせている「福田財務省事務次官」の醜聞騒動。
これについて今・・・・
「財務省が福田淳一次官のセクハラ疑惑を巡って
報道各社の女性記者に調査への協力を要請し、
麻生太郎財務相が被害申告のない場合のセクハラ認定は難しいと発言」
したことへの批判が拡大しています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041802000133.html
「野党にとどまらず、
与党幹部や閣僚もこぞって声を上げ、
安倍政権の土台を揺るがしている。」
とのこと。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041802000133.html
実際・・・
「こっちから辞めるべきではないか、
とわざわざ助言するというより、
本人や財務省が考えるべきことだ。」
(自民党の二階俊博幹事長)
「記者から協力を得るというのは違和感がある。
被害を受けた人に『出てきてください』というのは、
ちょっと違うのではないか」(公明党の石田祝稔政調会長)
等、与党からも批判が相次いでいます。
https://mainichi.jp/articles/20180418/k00/00m/010/100000c
メディアからの批判も激しく、
左派系の朝日新聞や東京新聞は、
「恫喝に等しい」
https://www.asahi.com/articles/ASL4K578TL4KULFA01W.html
「人権感覚が問われる事態」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041802000133.html
と報じ、保守系の産経新聞も
「財務省は醜聞の擁護者か」
https://www.sankei.com/column/news/180418/clm1804180001-n1.html
との論説を公表しています。
そして、ハラスメントの音源を公表した当事者の新潮は、
今回の財務省の対応の根源に、
「組織防衛を最優先」
する態度があると断じています。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04170600/?all=1&page=4
今、政権に対しては、福田氏醜聞騒動のみでなく、
公文書改竄問題や首相案件メモ問題、防衛省日報問題等
について、様々な批判が集中する状況です。
これらの諸問題にはもちろん様々な組織や人物が関わっており、
その原因を「一つ」に特定できません。
しかし、今回の福田事務次官の「醜聞騒動」の
最大の直接的原因は財務省の「虚偽・隠蔽」体質にある
と言わざるを得ません。
それは、まさに、森友問題に関わる「公文書改竄問題」と同様。
要するに、最強官庁とも言われる財務省の
「強力な公権力に基づく嘘ツキ体質」が、
(1)佐川理財局長の国会でのウソを誘発し、
(2)そのウソを隠蔽するための「公文書改竄」を誘発すると同時に、
(3)福田事務次官に自身の醜聞を「事実と異なる」と断定させた、
との解釈が十二分に成立してしまうわけです。
無論、この(3)については、
福田氏側がそれをウソだとは認めてはいませんが、
今日の福田氏・財務省に対する激しい種々の批判は、
「お前ら、いつまでそんなバレバレのウソ、言い続けてんだ?」
という趣旨のものである事は論を待ちません。
さらに恐ろしいのは、
これらの「ウソ」や「隠蔽」がいずれも、
行政の強力な「公権力」を活用する形で行われているという点です。
行政権を駆動せしめる力を持つ公文書の改竄は、
行政権の濫用そのものですし、
今回の福田氏醜聞についての財務省側の対応は、
「記者や報道機関等への公権力をかざした圧力」そのものです。
財務省には強大な公権力が付与されていますが
その公権力は「予算編成権」と「徴税権」。
そして「納税者」である報道機関はその「徴税権」者である財務省に、
「弱み」を握られている基本構造が厳然とあるのです。
したがって、財務省側が各報道機関の幹部に、
「お前ら、もしバラしでもしたら、
俺たちは “徴税権”を使って、税査察くらいいつでもできるんだから、
後でどうなっても知らないぞ?」
という「雰囲気」を醸し出すだけで、
納税者である報道機関は震え上がり、
さらなるセクハラを告発できなくなる―――
という「圧力」がかかることになるわけです。
ここで重要なのは、その圧力を産み出すには、
「雰囲気」だけで十分であって、
直接「ばらすな!」と命ずる必要は何も無い、という点にあります、
実際、筆者が現場の記者達を対象に行った、
「メディア忖度実証研究」によれば、
そうした圧力が、とりわけ「財務省」においては強烈であることが、
「学術的」な視座から明らかにされています。
https://policy-practice.com/db/3_181.pdf
とりわけ今回のように、
「財務省の記者クラブ各社に、
セクハラ被害にあった女性記者に名乗りを上げるよう依頼する」
という、
「恫喝的」
https://www.asahi.com/articles/ASL4K578TL4KULFA01W.html
とすら言われる態度を目にすれば、
萎縮する報道機関が出てきたとしても致し方ありません。
・・・・
ところで筆者は、
この財務省の今回の反応を目の当たりにしたとき、
戦慄を覚えざるを得ませんでした。
筆者の主観を申し上げればこうです。
『なんと・・・・
財務省とは、科学的に福田氏本人である確率が
極めて高いと判断される「音源テープ」を公開しているにもかかわらず、
「それはウソだ!」と断定するような組織なのか・・・
だとすれば、
「消費増税で景気が悪くなり税収が減る」と言うデータや、
「PBを無理に改善すると、さらに財政が悪化する」というデータや、
「財政拡大をすると、景気が拡大し、税収が増える」というデータや、
「累積債務がどれだけ増えても金利=破綻リスクは増えない」というデータ・・・
そういった「データ=事実」をどれだけ公開しても、
「なるほど、そうなんですね」と言う筈はないだろう、
彼らはきっと、こちら側こそが「ウソだ」と言い続けるのだろう。
だとすれば、事実に基づいた政策を提言する学者達は、
一体何を、どうすればいいというのか・・・」
つまり今回の騒動に筆者は戦慄を覚えると同時に、
「絶望」にも似た気分に苛まれたのでした。
言うまでも無く、デフレを終わらせ、
豊かな成長ある日本を実現するためには、
財務省の皆さんのお力が何としても必要です。
にも関わらず、肝心のその財務省が、
重大な事実や真実を隠蔽し続けるのだとすれば、
豊かな日本が実現することはもう、あり得ない、
ということになるのでしょうか・・・・
もちろん、官邸や他の省庁や報道機関に問題がないとは言いません。
しかしそうした他の関係者に瑕疵があるからといって、
財務省が「免罪」されることにはならないのです。
一見、単なる下らない下世話なスキャンダル騒動に見えますが、
この問題は、日本国家にとって、
本当に深刻な問題を浮き彫りにするものなのです。
まずは本メルマガの読者だけでも、
その「構造」を俯瞰的立場からご認識いただきたいと思います。
追伸1:財務省の体質故に継続し続けるでデフレ。結果、我が国は「衰退途上国」と化しました。ご関心の方は是非、「週刊ラジオ表現者」、ご覧下さい(「チャンネル登録」もよろしく御願いします!)。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=347&v=hGG9RjxS7JY
特定政府組織による組織防衛のための「公文書偽造」は、相当に「野蛮」な犯罪です。2018.03.12
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
(1)今回の財務省の公文書書き換えは、相当恥ずかしい話
今回の森友問題におきます「財務省による公文書偽造」問題を耳にしたとき、心の底から残念な気持ちになりました。
そして、その「疑惑」が、
「学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられたとされる疑惑で、財務省は10日、書き換えを認める方針を固めた。」
森友文書 財務省書き換え、佐川氏が指示 12日国会報告
―――という形で事実と「確定」した今、日本人として心の底からホントに恥ずかしい、と感じました。
一言でその理由を言うと、そんな事をする政府を持つような国は、野蛮な国だ、と言われてしまうからです。
これがまだ、中国やロシアや北朝鮮なら、そういうこともあるだろう、と言うコトになるでしょう。
なぜなら、そんな「全体主義的な国」では、政府のこういう横暴がまかり通るのは、世の常だからです。
いわば、学校のクラスの札付きのワルがそんなコトしても、まぁ、あいつだからなぁ、と言う話。そもそもそのワルは、クラスの秩序それ自身にケンカを売り続けているような奴です。
ところが日本はそんな「札付きのワル」とは正反対。
むしろ日本は、センセの言うことに対して何も文句をいわず、優等生としてお利口さんに振る舞おうとしている、目立たない、田舎から来たマジメ生徒、のような存在。
そんなマジメ生徒の取り柄はマジメであることだけな訳ですが―――その生徒がナント、札付きのワルのような滅茶苦茶ワルイことしてた、というのが、今回の事件です。
このクラスの常識からいって、「政府自らが、自分が権威付けている公文書を、自分自身の保身のために書き換えちゃう」なんて振る舞いは、札付きの超不良しかやらないような、スゴイ極悪行為。
それは財務省が「偽札」を勝手に印刷して政府財源にしちゃうようなものです。
いわばブッチャーやタイガー・ジェット・シンもびっくりの、リングに果物ナイフを持ち込むようなド反則。
しかもそんなド反則やったのが、今までセンセ達に媚び売りまくってきた「チョードマジメ君」な訳ですから、こいつは「うわっ、キッモーーッ」と評判激オチになるのは必至なのです。
この問題を「たいしたことないよ」とあまり気にしていない国民も多いようですが、そういう皆さんにはまず第一にこれがどれくらい恥ずかしいことなのか、ということをしっかりとご認識して頂きたいと思います。
(2)強烈な国家権力を発動させる「公文書」を、偽造するのは重罪です
じゃぁ、なぜ、これがそれほど酷い反則なのか、ということについて、簡単に解説しておきたいと思います。
そもそも「公文書」というものは、時に「暴力的」とも言いうる程の「物理的な権力」を発揮させる強力なパワーを持つもの。
例えば「逮捕状」という公文書は、警察を動かし、一人の人間の自由を拘束し、場合によって死刑にすることすらできる強烈なパワーを持っています。
「日本円」という(日本銀行が作成した)公文書があれば、売ってるものなら、モノであろうとサービスであろうと、何でも手に入れることができます。
言うまでも無く、そのパワーの源は「政府」。
つまり公文書は「政府という強力な実力組織を動かす命令書」の様なものなのです(PS3)。
だから、そんな公文書を「偽造」するということは、「政府という恐竜を騙して、自分の好きなように動かしてしまう」という様な恐ろしい詐欺行為なのです。
したがって、公文書を偽造すれば、「1年以上10年以下」の懲役というとても重い罪を負うことになるわけです(これは、実態的にはおおよそ「窃盗」や「殺人未遂」とおおよそ同水準です)。
(3)財務省による公文書偽造は、とりわけ重い犯罪
さて、公文書偽造は通常、「個人」が国家権力を私益のために利用する、というものです。
が、今回の場合は「公文書を発行する主体の、財務相自身が偽造した」という罪ですから、通常の公文書偽造とは比較にならない程に、罪深いものです(ちなみにその場合の罪名は「虚偽公文書作成罪」となります)。
そもそも、この偽造(書き換え)がバレずに成功していれば、「財務省」は世論や国会、場合によっては司法当局からの批判や捜査をかわすことができていた訳です。
つまり財務省は実際に、この公文書の偽造を通して、「省としての利益」を得たと解釈せざるを得ません。
だとすると財務省は国益ではなく、自らの組織の利益を得るために、国家権力を使って公文書を偽造したと疑われる状況なのです。つまり、超強力な行政権限を持つ財務省自身が、自分たちの「組織」のために、自身の権力を使って詐欺を行った、ということになるわけです。
だからもしこれが本当だとすれば、それは法律など度外視して、気に入らない人物の暗殺や粛清をやってのける金正恩やプーチンと何ら変わらない、恐ろしい政治暴力行為だと言うことも可能となります。
それくらいに本件は、凄まじく重い犯罪なのです。
今回の事件に関わった財務省職員が一人、自殺されていますが、それは、「行政のプロからすれば、今回の公文書偽造がどれほどに凄まじい重罪なのか」を、間接的に証明している可能性も十分考えられるのです。もし、その罪がさして大きなものでないなら、その職員は自殺せずとも済んだかも知れないのですから―――。
(4)野蛮でありたくないなら、「常識」を取り戻すことが必要です。
だとするならわれわれ日本人は、なぜそんなことが起こったのかを考える責務があります。
この組織的犯罪の根はやはり「財務省固有の組織風土」にあるのかそれとも他にあるのか、もしそうならその風土を形成している構造は一体何なのか(例えば、政府内における財務省への権力の一極集中構造等)、そしてそれを是正するにはどうすべきなのか―――そういった事を考え始めることが必要でしょう。
・・・ただしそれ以前に、今回の事件がどれほど重罪なのかということを、そして、それが国際的な常識に照らして考えたとき、凄まじく恥ずかしいことなのだということを、日本国民がしっかりと認識することが必要です。
さもなければ、日本は本当に「野蛮な国」なのだということになってしまいます。
日本が「野蛮」の誹りを受けることを防ぐための第一歩は、「思想」ないしは「常識」の次元において、一人ひとりがそうした当たり前の認識を形成することなのです。
PS1:この問題はまさに、「クライテリオン=規準」の問題なのです。こうした問題を深く考えるためにも、是非、「表現者クライテリオン」に手に取ってみて下さい。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281687591/
PS2:今日の「週刊ラジオ表現者」は、まさにこのメルマガの問題と同じテーマ。ブルーハーツの『イメージ』を紹介しつつ、今の日本人が如何に、いろんな下らないものの「奴隷くん」になっているのかを―――お話します。
https://the-criterion.jp/category/radio/(←明日までにはこちらにアップロードします)
PS3:今回偽造されたのは、「直接の命令文書」というよりは、「政府の正当性を明らかにする証明書」という趣旨のものでした。ですがその「証明」ができなければ実力組織が動かせなくなる、のですから、それもやはり「間接的な命令書」の意味を持っていると解釈可能です。
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180312/
「保守思想」があれば、「改竄事件」の中に「日本の危機の本質」が見えてきます。2018.03.19
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
昨今、世間をにぎわせている「公文書改竄」問題。
これは「先進国」として相当恥ずかしい話―――
というのは、先週お話差し上げたとおり。
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180312/
しかも本件、今後の話の展開如何によっては、
消費増税の行方や財務省の組織の見直し、
安倍内閣の存続、ひいては、「日本の将来」を左右する可能性すら
考えられる状況に今、至りつつあります。
何といっても今の日本、
「内閣支持率」(というか世論)なるものが政局を決定づける力を持ち、
かつ、その「内閣支持率」が暴落しつつあるからです。
https://mainichi.jp/articles/20180318/k00/00e/010/193000c
―――とはいえ、それはいかに「政局」に結びつこうとも、
やはり、こんな話は下世話で下らない話に過ぎず、
「崇高なる保守思想」とは何の関係もないじゃないか、
と思う方も多いのかもしれません―――
が、それは完全な間違い。
むしろ、「保守思想」で考えるからこそ、
この改竄問題は「下らない話」などでなく、
見過ごしてはならない「重大な問題」であることが明確になります。
そもそも「保守思想」の本質は、「危機との対峙」。
どんな生命も精神も共同体も、
「迫りくる危機」を無視していれば瞬く間に滅び去り、
「保守」できなくなるからです。
そして、そんな「危機」と対峙するために絶対必要なのが、
「状況把握」能力。
動物だって虫だって、はたまた崇高な精神だって国家だって、
「状況の正確な認識」ができなければ、
「危機」を知ることができず、
早晩、滅び去るほかありません。
したがって、「保守思想」が板についてくれば、
「状況把握」に長けていくことになります。
そして、「状況を把握する」ために絶対必要なのは、
「できるだけ、大きな視点から、ものごとを見つめよう」
という態度。
つまり、保守思想には「大局観」が必須なのです。
同時に、「状況把握」のためには、
「どういう風に、動いているか、その動き方を考えよう」
という態度も必要です。
つまり、保守思想は常に、物事の「ダイナミズム」(動態性)を捉えようとします。
・・・・などと書くと少しややこしく思えてきますが、これは要するに、
「生き残りたいと思う奴は、『本能的』に
物事がどうやって動いていくのかを、
大きな視点で捉えようとし続ける」
という話。
そして、これこそが、保守思想の神髄、なのです。
ちょうど、山火事になったら、
山の動物が一斉に逃げ出す、ようなものですね。
彼らは本能的に危機を察知できるのですが、それは、
彼らが常に、「動態」としての「大局」を、
モニタリング(=監視)し続けているから、なのです。
つまり今回の「改竄問題」を「下らない話」と無視するようでは、
他の動物なら気が付く「小さな山火事の兆候」を見過ごし、
逃げ遅れて死んでしまうことになる―――というお話なわけです。
・・・
ということで、今回の「改竄事件」をじっくりと考えていきますと、
まず見えてくるのが、
「財務省には、とにかく組織防衛のために情報操作をする体質がある」
という現実。
何といっても、組織防衛(今回は、佐川答弁の弁護)のために、
「公文書改竄」という悪質な法律違反さえやっちゃうのですから、
その情報操作体質たるや、尋常なものではありません。
(この体質を思想的に深く把握したい方は、下記書籍を参照ください
https://bookmeter.com/books/9709348 )
同時に、より「大局的」な視点から眺めれば、
「財務省の情報操作が、今の日本のデフレを導いている」
ということも見えてきます。
そもそも財務省はとにかく、
「安定財源の消費増」の「増税」を行い
「あらゆる予算をカット」することを
「最も重要な、組織的な目的」としています。
そして彼らにはすさまじい「情報操作」体質がある以上、
そんな重要な組織目的である「増税や予算カット」のためなら、
間違いなく、情報操作をしています。
そして実際、そんな情報操作が成功し、
「増税」と「予算カット」が行われ、
その必然的帰結として、日本のデフレ不況が続いているのです。
つまり、「財務省の情報操作が、今の日本のデフレを導いている」というわけです。
(この構図に「ホンマか?」と疑いを感ずる方は、
例えば下記書籍をしっかりとお目通しください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4594077323 )
・・・そして最後に、
「今の日本のあらゆる「危機」は、デフレによってもたらされている」
というのは周知の事実。
貧困も格差社会も、地方消滅も、
日本の技術力や国防力や外交力や政治力や財政力の低下、
さらには、「日本の自主独立性」の低下もまた、
「デフレ」が導いているのです。
(この構図にご関心の方は是非、下記書籍を参照ください
https://goo.gl/xkQukg )
以上をまとめると、次のような話が見えてきます。
・財務省は「増税と予算カット」を目的とする組織。
・同時に、彼らはすさまじい情報操作をやる。 (←今回の改竄事件で検証済み)
↓
・だから、財務省は増税と予算カットのために情報操作をしている。
↓
・結果、現実に、「増税と予算カット」が進行。
↓
・結果、デフレが進行。
↓
・で、そのデフレのせいで、日本にあらゆる危機が生じている。 (←今ココ)
・・・ということで、
最強の力を持つ財務省の「情報操作」体質が、
今の日本の危機を導いている、
という「大局」が存在しているのです!
もちろん、財務省の情報操作ごときに
皆が騙されなきゃ危機にはなってないわけですから、
全ての危機の責任が財務省にあるとまでは言いません。
ですが、もしも財務省にこんなに激しい「情報操作」体質が無ければ、
日本の危機はここまで深刻でなかったこともまた、間違いないのです
・・・・じゃぁ、なぜ、財務省に、
そんな恐ろしい「情報操作」体質がはびこり、かつ、
そんな情報操作ごときに騙される程に
国民が劣化しているのかと言えば・・・
「日本が戦争に負けて反植民地になって、
男どもが皆、『虚無主義』=『ニヒリズム』になったから」
という構図があるからです。
つまり、戦争に負けてニヒリズムが広がったから
(つまり、男どもの「やる気」が何かにつけて失せたから)
今の危機が広がっている、という次第なのですが―――
この点については、また別の機会にお話ししたいと思います。
(ちょうど今、浜崎さん中心に進めている
表現者クライテリオン・文学座談会シリーズ「対米従属文学論」は、
それをテーマに対話を重ねています。乞うご期待!)
いずれにせよ、今日はたった「2000字」程度で、
マクロ経済学と組織社会学と全体主義論がつまったお話をいたしましたので、
細部で納得いただけない方もいるかもしれません。
が、そういう方は是非、
要所要所で紹介した書籍を
じっくりご覧いただきたいと思います。
そしてそういう「細部」にこだわり続けることも必要なのですが、
「大局的」に考えることは何よりも大切なのであり、
それこそが「保守思想の神髄」なのです。
で、その「大局的」に考えるというのが一体どういうことなのかについて―――その雰囲気だけでも、本メルマガを通して知ってもらえると有難く思います。
詳しくは、「表現者クライテリオン」をご購読くださいw
https://www.fujisan.co.jp/product/1281687591/
https://the-criterion.jp/
PS 今週の「週刊ラジオ表現者」は、まさに、本日描写した「危機」から、日本が抜け出す鍵、についてお話しています。題して 「日本人、『勇気』がないと、一生奴隷です。」 是非、御聴取ください(ちなみに今週の一曲は「紅蓮の弓矢」です!)。
https://the-criterion.jp/category/radio/ (←明日までにはこちらにアップロードします)
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180319/
今回の「公文書改竄」事件は、デフレを放置しながら改革しまくった必然的な帰結です。2018.03.26
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
過日、縁あって、「陸上自衛隊高等工科学校」の
卒業式に出席いたしました。
この学校は、現存する唯一の「正式」の自衛隊の高等学校。
生徒は高校生であると同時に、
公務員として給与が支給される「自衛隊員」でもあります。
その卒業式は実に2時間にも及ぶもので、
「防衛大臣」や「陸上自衛隊幕僚長」、
「与党幹事長」や数々の国会議員が臨席し、
「内閣総理大臣」からも長文の祝電が届く、
おそらくは日本で最も厳かな、
(某来賓の言葉を借りるなら)
まさに「日本一の高校の卒業式」。
この学校の生徒は、
中学卒業と同時に親元を離れる事を決意し、
完全寮制で盆と正月の短い帰省以外は全て、
24時間、徹底的に管理され、訓練された者達。
日本中の高校生が、
「高度大衆社会の一消費者」として
膨大な時間と若者の精力をスマホやゲームなどの
「商業的消費行為」に費やしている現状に鑑みれば、
そこはまさに「月の裏側」の様な別世界。
式の最後の卒業生の長い長い「答辞」で、
「この三年間、つらいことしか無かった筈なのに、
思い出されるのは、同期達の笑顔しかありません」
との言葉を耳にした時、
壇上で臨席されている防衛大臣以下、
多くの来賓が感涙にむせいでおられたように見えたのは―――
恐らく見間違えではなかったと思います。
そんな式典が終わり、
生徒達はそれぞれのクラス(というか、彼ら曰く「区隊」)に戻り、
指導官達からの次のような「最後の訓示」が
申し伝えられる席にも立ち会いました。
「大切なことは三つだけだ。
一つに上司を敬え、
二つに同僚を大切にしろ、
三つに後輩のしりは全てお前達がふいてやれ。」
「どんなにつらい仕事も、
お前達の役に立たないことなど一つも無い。
現場で役に立たない経験なんて、何一つない。」
「どんな時も、
自分には一体何が差し出せるかを、
常に考え続けろ。」
それを耳にした部外からの同席者達は
「何と立派な・・・」と感嘆していましたが、
本来なら、これらの言葉は、
自衛隊に限らずどんな世界でも守るべき、
当たり前の話ばかり―――とも言い得るもの。
実際、少し前の日本なら、
これらは全て「常識」として皆に共有されていた
「規準=クライテリオン」だった筈、です。
・・・・で、そんないくつもの訓示の中に、
次のようなものもありました。
「自衛隊で何よりも大切なのは、規律だ。」
この訓示を申し述べた指導員はこの後にすぐに、
その理由を次のように説明しました。
「自衛隊は武器を持っている。
そんな組織で規律が無くなれば、
とんでもないことになるのは分かるだろ。」
なんと当たり前な話(!)。
ただ、この言を耳にしたとき、
即座に思いが至ったのが、
今回の財務省の公文書の偽造/改竄事件です。
財務省には強大な権力があります。
その権力は、日本経済を活性化させることも
衰退させることもできる程の強大なもの。
だからその強力な力が暴走し、
国家や国民生活を破壊するような事があってはならないのであって、
だからこそ彼らには「規律」が絶対必要なわけです。
故に、今回の「下らない」文書改竄/偽造事件は、
「恐ろしい」話なわけですが・・・
「規律の重要性」はもちろん、
自衛隊や政府に限った話ではありません。
政治家だって強大な力を持つわけですから、
規律・規範は絶対必要。
学者やジャーナリズムにしても、
その発言には「実際の政治的影響力」が宿り得るのですから、
規律・規範は絶対不可欠。
そんなの当たり前―――ですが、
その「当たり前」が溶け始めているのが、現代日本、
だという次第です。
ちなみにこういう、規律や規範が溶けてしまった状況は、
学問の世界では「アノミー」状況と呼ばれています。
「無規範状態」「無規制状況」などと言われますが、
シンプルに言うならそれは「何でもあり状況」。
で、今の日本は、
(最強官庁が公文書を改竄したり、
政治家がウソを言っていることがばれた後でも、そのウソをつき続けたり、
世界最先端と言われる科学者がデータを改竄して学術誌に投稿する程までに)
酷い「アノミー=何でもあり状況」に陥ってしまった、
というわけです。
なんでこんな事になっちゃったのか・・・・
それこそ、「アノミー=何でもあり状況」という概念を提唱した、
社会学者エミール・デュルケームの重大な関心事でした。
彼は、「経済危機」や「急激な社会変動」があると、
世間は「アノミー=何でもあり」に陥っちゃうと論じていますが・・・
これはいずれもモロ、今の日本に当てはまりますね。
戦争に負けて米軍に占領されてから一貫して、
日本社会は激しく変わり続けてきましたが、
とりわけここ20年は、「改革」の嵐が吹き荒れ、
社会変動が急激に進んでいます。
同時に20年もデフレ不況が続いています。
ですから、デュルケームの理屈から言うなら、
今の日本が止めどなく「アノミー=何でもあり」化しちゃうのも当然だ、
と言うことになるわけです。
ですから、今回の「公文書改竄問題」を考える時、
第一に
それは「恥ずかしい話だ」という事でもありますし、
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180312/
第二に
「そんな恥ずかしい状態があるから、
今の日本は衰え続けている」ことも見えてくるのですが、
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180319/
第三に
「こうなっちゃったのは、
20年間アホみたいに改革やりまくって、
デフレ不況放置し続けた結果、
社会が『アノミー=何でもあり状況』になっちゃったからだ」
ということも、
あわせて認識する必要があります。(←今回のポイント)
何と言ってもそれが分かれば、
今、必要なのは、
とっとと財出やってデフレ脱却して、
馬鹿馬鹿しい改革なんて全て辞めちゃうことだという「処方箋」が、
即座に見て取れることになるからです。
それができれば今の日本も、
かの「陸上自衛隊高等工科学校」の百分の一や千分の一程度には
「非アノミー」な空気になって、
随分よい国になる筈なんですが―――
なかなかそうならないのがホントに、残念です。
なので、地道にこういう「思想戦」「言論戦」を
一歩ずつ重ねる以外に、道はない、
ということになるわけですが、
だからこそ、私達は今、一人でも多くの日本の方々に、
本メルマガや、表現者クライテリオンを、読んでもらいたい―――と、
心から祈念している、という次第です。
ついては是非、周りの方にも『表現者』、紹介して差し上げて下さいね。
http://fujisan.co.jp/pc/web-hyogensya
・・・・ということで、
三回にわけてお話した
「ホント、アホらしい『公文書改竄』問題を、
じっくりと考えてみるシリーズ」を、
一旦これで区切りにしたいと思います。
次週はまた、別のネタ、お話したいと思います。
ではまた、来週!
追伸1:表現者クライテリオン、是非、定期購読御願いします!http://fujisan.co.jp/pc/web-hyogensya
追伸2:最新のラジオ表現者、「日本人、勇気がないと、ずっと奴隷です」は、下記からお聴き頂けます。是非、ご覧下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=et6T_6sQC3A
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180326/
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家)
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/349.html#c1
2018年4月18日
デフレの原因ここにあり 〜福田氏「醜聞」騒動が示す財務省の虚偽隠蔽体質〜
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/11841
今、世論を賑わせている「福田財務省事務次官」の醜聞騒動。
これについて今・・・・
「財務省が福田淳一次官のセクハラ疑惑を巡って
報道各社の女性記者に調査への協力を要請し、
麻生太郎財務相が被害申告のない場合のセクハラ認定は難しいと発言」
したことへの批判が拡大しています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041802000133.html
「野党にとどまらず、
与党幹部や閣僚もこぞって声を上げ、
安倍政権の土台を揺るがしている。」
とのこと。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041802000133.html
実際・・・
「こっちから辞めるべきではないか、
とわざわざ助言するというより、
本人や財務省が考えるべきことだ。」
(自民党の二階俊博幹事長)
「記者から協力を得るというのは違和感がある。
被害を受けた人に『出てきてください』というのは、
ちょっと違うのではないか」(公明党の石田祝稔政調会長)
等、与党からも批判が相次いでいます。
https://mainichi.jp/articles/20180418/k00/00m/010/100000c
メディアからの批判も激しく、
左派系の朝日新聞や東京新聞は、
「恫喝に等しい」
https://www.asahi.com/articles/ASL4K578TL4KULFA01W.html
「人権感覚が問われる事態」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018041802000133.html
と報じ、保守系の産経新聞も
「財務省は醜聞の擁護者か」
https://www.sankei.com/column/news/180418/clm1804180001-n1.html
との論説を公表しています。
そして、ハラスメントの音源を公表した当事者の新潮は、
今回の財務省の対応の根源に、
「組織防衛を最優先」
する態度があると断じています。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04170600/?all=1&page=4
今、政権に対しては、福田氏醜聞騒動のみでなく、
公文書改竄問題や首相案件メモ問題、防衛省日報問題等
について、様々な批判が集中する状況です。
これらの諸問題にはもちろん様々な組織や人物が関わっており、
その原因を「一つ」に特定できません。
しかし、今回の福田事務次官の「醜聞騒動」の
最大の直接的原因は財務省の「虚偽・隠蔽」体質にある
と言わざるを得ません。
それは、まさに、森友問題に関わる「公文書改竄問題」と同様。
要するに、最強官庁とも言われる財務省の
「強力な公権力に基づく嘘ツキ体質」が、
(1)佐川理財局長の国会でのウソを誘発し、
(2)そのウソを隠蔽するための「公文書改竄」を誘発すると同時に、
(3)福田事務次官に自身の醜聞を「事実と異なる」と断定させた、
との解釈が十二分に成立してしまうわけです。
無論、この(3)については、
福田氏側がそれをウソだとは認めてはいませんが、
今日の福田氏・財務省に対する激しい種々の批判は、
「お前ら、いつまでそんなバレバレのウソ、言い続けてんだ?」
という趣旨のものである事は論を待ちません。
さらに恐ろしいのは、
これらの「ウソ」や「隠蔽」がいずれも、
行政の強力な「公権力」を活用する形で行われているという点です。
行政権を駆動せしめる力を持つ公文書の改竄は、
行政権の濫用そのものですし、
今回の福田氏醜聞についての財務省側の対応は、
「記者や報道機関等への公権力をかざした圧力」そのものです。
財務省には強大な公権力が付与されていますが
その公権力は「予算編成権」と「徴税権」。
そして「納税者」である報道機関はその「徴税権」者である財務省に、
「弱み」を握られている基本構造が厳然とあるのです。
したがって、財務省側が各報道機関の幹部に、
「お前ら、もしバラしでもしたら、
俺たちは “徴税権”を使って、税査察くらいいつでもできるんだから、
後でどうなっても知らないぞ?」
という「雰囲気」を醸し出すだけで、
納税者である報道機関は震え上がり、
さらなるセクハラを告発できなくなる―――
という「圧力」がかかることになるわけです。
ここで重要なのは、その圧力を産み出すには、
「雰囲気」だけで十分であって、
直接「ばらすな!」と命ずる必要は何も無い、という点にあります、
実際、筆者が現場の記者達を対象に行った、
「メディア忖度実証研究」によれば、
そうした圧力が、とりわけ「財務省」においては強烈であることが、
「学術的」な視座から明らかにされています。
https://policy-practice.com/db/3_181.pdf
とりわけ今回のように、
「財務省の記者クラブ各社に、
セクハラ被害にあった女性記者に名乗りを上げるよう依頼する」
という、
「恫喝的」
https://www.asahi.com/articles/ASL4K578TL4KULFA01W.html
とすら言われる態度を目にすれば、
萎縮する報道機関が出てきたとしても致し方ありません。
・・・・
ところで筆者は、
この財務省の今回の反応を目の当たりにしたとき、
戦慄を覚えざるを得ませんでした。
筆者の主観を申し上げればこうです。
『なんと・・・・
財務省とは、科学的に福田氏本人である確率が
極めて高いと判断される「音源テープ」を公開しているにもかかわらず、
「それはウソだ!」と断定するような組織なのか・・・
だとすれば、
「消費増税で景気が悪くなり税収が減る」と言うデータや、
「PBを無理に改善すると、さらに財政が悪化する」というデータや、
「財政拡大をすると、景気が拡大し、税収が増える」というデータや、
「累積債務がどれだけ増えても金利=破綻リスクは増えない」というデータ・・・
そういった「データ=事実」をどれだけ公開しても、
「なるほど、そうなんですね」と言う筈はないだろう、
彼らはきっと、こちら側こそが「ウソだ」と言い続けるのだろう。
だとすれば、事実に基づいた政策を提言する学者達は、
一体何を、どうすればいいというのか・・・」
つまり今回の騒動に筆者は戦慄を覚えると同時に、
「絶望」にも似た気分に苛まれたのでした。
言うまでも無く、デフレを終わらせ、
豊かな成長ある日本を実現するためには、
財務省の皆さんのお力が何としても必要です。
にも関わらず、肝心のその財務省が、
重大な事実や真実を隠蔽し続けるのだとすれば、
豊かな日本が実現することはもう、あり得ない、
ということになるのでしょうか・・・・
もちろん、官邸や他の省庁や報道機関に問題がないとは言いません。
しかしそうした他の関係者に瑕疵があるからといって、
財務省が「免罪」されることにはならないのです。
一見、単なる下らない下世話なスキャンダル騒動に見えますが、
この問題は、日本国家にとって、
本当に深刻な問題を浮き彫りにするものなのです。
まずは本メルマガの読者だけでも、
その「構造」を俯瞰的立場からご認識いただきたいと思います。
追伸1:財務省の体質故に継続し続けるでデフレ。結果、我が国は「衰退途上国」と化しました。ご関心の方は是非、「週刊ラジオ表現者」、ご覧下さい(「チャンネル登録」もよろしく御願いします!)。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=347&v=hGG9RjxS7JY
特定政府組織による組織防衛のための「公文書偽造」は、相当に「野蛮」な犯罪です。2018.03.12
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
(1)今回の財務省の公文書書き換えは、相当恥ずかしい話
今回の森友問題におきます「財務省による公文書偽造」問題を耳にしたとき、心の底から残念な気持ちになりました。
そして、その「疑惑」が、
「学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられたとされる疑惑で、財務省は10日、書き換えを認める方針を固めた。」
森友文書 財務省書き換え、佐川氏が指示 12日国会報告
―――という形で事実と「確定」した今、日本人として心の底からホントに恥ずかしい、と感じました。
一言でその理由を言うと、そんな事をする政府を持つような国は、野蛮な国だ、と言われてしまうからです。
これがまだ、中国やロシアや北朝鮮なら、そういうこともあるだろう、と言うコトになるでしょう。
なぜなら、そんな「全体主義的な国」では、政府のこういう横暴がまかり通るのは、世の常だからです。
いわば、学校のクラスの札付きのワルがそんなコトしても、まぁ、あいつだからなぁ、と言う話。そもそもそのワルは、クラスの秩序それ自身にケンカを売り続けているような奴です。
ところが日本はそんな「札付きのワル」とは正反対。
むしろ日本は、センセの言うことに対して何も文句をいわず、優等生としてお利口さんに振る舞おうとしている、目立たない、田舎から来たマジメ生徒、のような存在。
そんなマジメ生徒の取り柄はマジメであることだけな訳ですが―――その生徒がナント、札付きのワルのような滅茶苦茶ワルイことしてた、というのが、今回の事件です。
このクラスの常識からいって、「政府自らが、自分が権威付けている公文書を、自分自身の保身のために書き換えちゃう」なんて振る舞いは、札付きの超不良しかやらないような、スゴイ極悪行為。
それは財務省が「偽札」を勝手に印刷して政府財源にしちゃうようなものです。
いわばブッチャーやタイガー・ジェット・シンもびっくりの、リングに果物ナイフを持ち込むようなド反則。
しかもそんなド反則やったのが、今までセンセ達に媚び売りまくってきた「チョードマジメ君」な訳ですから、こいつは「うわっ、キッモーーッ」と評判激オチになるのは必至なのです。
この問題を「たいしたことないよ」とあまり気にしていない国民も多いようですが、そういう皆さんにはまず第一にこれがどれくらい恥ずかしいことなのか、ということをしっかりとご認識して頂きたいと思います。
(2)強烈な国家権力を発動させる「公文書」を、偽造するのは重罪です
じゃぁ、なぜ、これがそれほど酷い反則なのか、ということについて、簡単に解説しておきたいと思います。
そもそも「公文書」というものは、時に「暴力的」とも言いうる程の「物理的な権力」を発揮させる強力なパワーを持つもの。
例えば「逮捕状」という公文書は、警察を動かし、一人の人間の自由を拘束し、場合によって死刑にすることすらできる強烈なパワーを持っています。
「日本円」という(日本銀行が作成した)公文書があれば、売ってるものなら、モノであろうとサービスであろうと、何でも手に入れることができます。
言うまでも無く、そのパワーの源は「政府」。
つまり公文書は「政府という強力な実力組織を動かす命令書」の様なものなのです(PS3)。
だから、そんな公文書を「偽造」するということは、「政府という恐竜を騙して、自分の好きなように動かしてしまう」という様な恐ろしい詐欺行為なのです。
したがって、公文書を偽造すれば、「1年以上10年以下」の懲役というとても重い罪を負うことになるわけです(これは、実態的にはおおよそ「窃盗」や「殺人未遂」とおおよそ同水準です)。
(3)財務省による公文書偽造は、とりわけ重い犯罪
さて、公文書偽造は通常、「個人」が国家権力を私益のために利用する、というものです。
が、今回の場合は「公文書を発行する主体の、財務相自身が偽造した」という罪ですから、通常の公文書偽造とは比較にならない程に、罪深いものです(ちなみにその場合の罪名は「虚偽公文書作成罪」となります)。
そもそも、この偽造(書き換え)がバレずに成功していれば、「財務省」は世論や国会、場合によっては司法当局からの批判や捜査をかわすことができていた訳です。
つまり財務省は実際に、この公文書の偽造を通して、「省としての利益」を得たと解釈せざるを得ません。
だとすると財務省は国益ではなく、自らの組織の利益を得るために、国家権力を使って公文書を偽造したと疑われる状況なのです。つまり、超強力な行政権限を持つ財務省自身が、自分たちの「組織」のために、自身の権力を使って詐欺を行った、ということになるわけです。
だからもしこれが本当だとすれば、それは法律など度外視して、気に入らない人物の暗殺や粛清をやってのける金正恩やプーチンと何ら変わらない、恐ろしい政治暴力行為だと言うことも可能となります。
それくらいに本件は、凄まじく重い犯罪なのです。
今回の事件に関わった財務省職員が一人、自殺されていますが、それは、「行政のプロからすれば、今回の公文書偽造がどれほどに凄まじい重罪なのか」を、間接的に証明している可能性も十分考えられるのです。もし、その罪がさして大きなものでないなら、その職員は自殺せずとも済んだかも知れないのですから―――。
(4)野蛮でありたくないなら、「常識」を取り戻すことが必要です。
だとするならわれわれ日本人は、なぜそんなことが起こったのかを考える責務があります。
この組織的犯罪の根はやはり「財務省固有の組織風土」にあるのかそれとも他にあるのか、もしそうならその風土を形成している構造は一体何なのか(例えば、政府内における財務省への権力の一極集中構造等)、そしてそれを是正するにはどうすべきなのか―――そういった事を考え始めることが必要でしょう。
・・・ただしそれ以前に、今回の事件がどれほど重罪なのかということを、そして、それが国際的な常識に照らして考えたとき、凄まじく恥ずかしいことなのだということを、日本国民がしっかりと認識することが必要です。
さもなければ、日本は本当に「野蛮な国」なのだということになってしまいます。
日本が「野蛮」の誹りを受けることを防ぐための第一歩は、「思想」ないしは「常識」の次元において、一人ひとりがそうした当たり前の認識を形成することなのです。
PS1:この問題はまさに、「クライテリオン=規準」の問題なのです。こうした問題を深く考えるためにも、是非、「表現者クライテリオン」に手に取ってみて下さい。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281687591/
PS2:今日の「週刊ラジオ表現者」は、まさにこのメルマガの問題と同じテーマ。ブルーハーツの『イメージ』を紹介しつつ、今の日本人が如何に、いろんな下らないものの「奴隷くん」になっているのかを―――お話します。
https://the-criterion.jp/category/radio/(←明日までにはこちらにアップロードします)
PS3:今回偽造されたのは、「直接の命令文書」というよりは、「政府の正当性を明らかにする証明書」という趣旨のものでした。ですがその「証明」ができなければ実力組織が動かせなくなる、のですから、それもやはり「間接的な命令書」の意味を持っていると解釈可能です。
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180312/
「保守思想」があれば、「改竄事件」の中に「日本の危機の本質」が見えてきます。2018.03.19
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
昨今、世間をにぎわせている「公文書改竄」問題。
これは「先進国」として相当恥ずかしい話―――
というのは、先週お話差し上げたとおり。
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180312/
しかも本件、今後の話の展開如何によっては、
消費増税の行方や財務省の組織の見直し、
安倍内閣の存続、ひいては、「日本の将来」を左右する可能性すら
考えられる状況に今、至りつつあります。
何といっても今の日本、
「内閣支持率」(というか世論)なるものが政局を決定づける力を持ち、
かつ、その「内閣支持率」が暴落しつつあるからです。
https://mainichi.jp/articles/20180318/k00/00e/010/193000c
―――とはいえ、それはいかに「政局」に結びつこうとも、
やはり、こんな話は下世話で下らない話に過ぎず、
「崇高なる保守思想」とは何の関係もないじゃないか、
と思う方も多いのかもしれません―――
が、それは完全な間違い。
むしろ、「保守思想」で考えるからこそ、
この改竄問題は「下らない話」などでなく、
見過ごしてはならない「重大な問題」であることが明確になります。
そもそも「保守思想」の本質は、「危機との対峙」。
どんな生命も精神も共同体も、
「迫りくる危機」を無視していれば瞬く間に滅び去り、
「保守」できなくなるからです。
そして、そんな「危機」と対峙するために絶対必要なのが、
「状況把握」能力。
動物だって虫だって、はたまた崇高な精神だって国家だって、
「状況の正確な認識」ができなければ、
「危機」を知ることができず、
早晩、滅び去るほかありません。
したがって、「保守思想」が板についてくれば、
「状況把握」に長けていくことになります。
そして、「状況を把握する」ために絶対必要なのは、
「できるだけ、大きな視点から、ものごとを見つめよう」
という態度。
つまり、保守思想には「大局観」が必須なのです。
同時に、「状況把握」のためには、
「どういう風に、動いているか、その動き方を考えよう」
という態度も必要です。
つまり、保守思想は常に、物事の「ダイナミズム」(動態性)を捉えようとします。
・・・・などと書くと少しややこしく思えてきますが、これは要するに、
「生き残りたいと思う奴は、『本能的』に
物事がどうやって動いていくのかを、
大きな視点で捉えようとし続ける」
という話。
そして、これこそが、保守思想の神髄、なのです。
ちょうど、山火事になったら、
山の動物が一斉に逃げ出す、ようなものですね。
彼らは本能的に危機を察知できるのですが、それは、
彼らが常に、「動態」としての「大局」を、
モニタリング(=監視)し続けているから、なのです。
つまり今回の「改竄問題」を「下らない話」と無視するようでは、
他の動物なら気が付く「小さな山火事の兆候」を見過ごし、
逃げ遅れて死んでしまうことになる―――というお話なわけです。
・・・
ということで、今回の「改竄事件」をじっくりと考えていきますと、
まず見えてくるのが、
「財務省には、とにかく組織防衛のために情報操作をする体質がある」
という現実。
何といっても、組織防衛(今回は、佐川答弁の弁護)のために、
「公文書改竄」という悪質な法律違反さえやっちゃうのですから、
その情報操作体質たるや、尋常なものではありません。
(この体質を思想的に深く把握したい方は、下記書籍を参照ください
https://bookmeter.com/books/9709348 )
同時に、より「大局的」な視点から眺めれば、
「財務省の情報操作が、今の日本のデフレを導いている」
ということも見えてきます。
そもそも財務省はとにかく、
「安定財源の消費増」の「増税」を行い
「あらゆる予算をカット」することを
「最も重要な、組織的な目的」としています。
そして彼らにはすさまじい「情報操作」体質がある以上、
そんな重要な組織目的である「増税や予算カット」のためなら、
間違いなく、情報操作をしています。
そして実際、そんな情報操作が成功し、
「増税」と「予算カット」が行われ、
その必然的帰結として、日本のデフレ不況が続いているのです。
つまり、「財務省の情報操作が、今の日本のデフレを導いている」というわけです。
(この構図に「ホンマか?」と疑いを感ずる方は、
例えば下記書籍をしっかりとお目通しください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4594077323 )
・・・そして最後に、
「今の日本のあらゆる「危機」は、デフレによってもたらされている」
というのは周知の事実。
貧困も格差社会も、地方消滅も、
日本の技術力や国防力や外交力や政治力や財政力の低下、
さらには、「日本の自主独立性」の低下もまた、
「デフレ」が導いているのです。
(この構図にご関心の方は是非、下記書籍を参照ください
https://goo.gl/xkQukg )
以上をまとめると、次のような話が見えてきます。
・財務省は「増税と予算カット」を目的とする組織。
・同時に、彼らはすさまじい情報操作をやる。 (←今回の改竄事件で検証済み)
↓
・だから、財務省は増税と予算カットのために情報操作をしている。
↓
・結果、現実に、「増税と予算カット」が進行。
↓
・結果、デフレが進行。
↓
・で、そのデフレのせいで、日本にあらゆる危機が生じている。 (←今ココ)
・・・ということで、
最強の力を持つ財務省の「情報操作」体質が、
今の日本の危機を導いている、
という「大局」が存在しているのです!
もちろん、財務省の情報操作ごときに
皆が騙されなきゃ危機にはなってないわけですから、
全ての危機の責任が財務省にあるとまでは言いません。
ですが、もしも財務省にこんなに激しい「情報操作」体質が無ければ、
日本の危機はここまで深刻でなかったこともまた、間違いないのです
・・・・じゃぁ、なぜ、財務省に、
そんな恐ろしい「情報操作」体質がはびこり、かつ、
そんな情報操作ごときに騙される程に
国民が劣化しているのかと言えば・・・
「日本が戦争に負けて反植民地になって、
男どもが皆、『虚無主義』=『ニヒリズム』になったから」
という構図があるからです。
つまり、戦争に負けてニヒリズムが広がったから
(つまり、男どもの「やる気」が何かにつけて失せたから)
今の危機が広がっている、という次第なのですが―――
この点については、また別の機会にお話ししたいと思います。
(ちょうど今、浜崎さん中心に進めている
表現者クライテリオン・文学座談会シリーズ「対米従属文学論」は、
それをテーマに対話を重ねています。乞うご期待!)
いずれにせよ、今日はたった「2000字」程度で、
マクロ経済学と組織社会学と全体主義論がつまったお話をいたしましたので、
細部で納得いただけない方もいるかもしれません。
が、そういう方は是非、
要所要所で紹介した書籍を
じっくりご覧いただきたいと思います。
そしてそういう「細部」にこだわり続けることも必要なのですが、
「大局的」に考えることは何よりも大切なのであり、
それこそが「保守思想の神髄」なのです。
で、その「大局的」に考えるというのが一体どういうことなのかについて―――その雰囲気だけでも、本メルマガを通して知ってもらえると有難く思います。
詳しくは、「表現者クライテリオン」をご購読くださいw
https://www.fujisan.co.jp/product/1281687591/
https://the-criterion.jp/
PS 今週の「週刊ラジオ表現者」は、まさに、本日描写した「危機」から、日本が抜け出す鍵、についてお話しています。題して 「日本人、『勇気』がないと、一生奴隷です。」 是非、御聴取ください(ちなみに今週の一曲は「紅蓮の弓矢」です!)。
https://the-criterion.jp/category/radio/ (←明日までにはこちらにアップロードします)
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180319/
今回の「公文書改竄」事件は、デフレを放置しながら改革しまくった必然的な帰結です。2018.03.26
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
過日、縁あって、「陸上自衛隊高等工科学校」の
卒業式に出席いたしました。
この学校は、現存する唯一の「正式」の自衛隊の高等学校。
生徒は高校生であると同時に、
公務員として給与が支給される「自衛隊員」でもあります。
その卒業式は実に2時間にも及ぶもので、
「防衛大臣」や「陸上自衛隊幕僚長」、
「与党幹事長」や数々の国会議員が臨席し、
「内閣総理大臣」からも長文の祝電が届く、
おそらくは日本で最も厳かな、
(某来賓の言葉を借りるなら)
まさに「日本一の高校の卒業式」。
この学校の生徒は、
中学卒業と同時に親元を離れる事を決意し、
完全寮制で盆と正月の短い帰省以外は全て、
24時間、徹底的に管理され、訓練された者達。
日本中の高校生が、
「高度大衆社会の一消費者」として
膨大な時間と若者の精力をスマホやゲームなどの
「商業的消費行為」に費やしている現状に鑑みれば、
そこはまさに「月の裏側」の様な別世界。
式の最後の卒業生の長い長い「答辞」で、
「この三年間、つらいことしか無かった筈なのに、
思い出されるのは、同期達の笑顔しかありません」
との言葉を耳にした時、
壇上で臨席されている防衛大臣以下、
多くの来賓が感涙にむせいでおられたように見えたのは―――
恐らく見間違えではなかったと思います。
そんな式典が終わり、
生徒達はそれぞれのクラス(というか、彼ら曰く「区隊」)に戻り、
指導官達からの次のような「最後の訓示」が
申し伝えられる席にも立ち会いました。
「大切なことは三つだけだ。
一つに上司を敬え、
二つに同僚を大切にしろ、
三つに後輩のしりは全てお前達がふいてやれ。」
「どんなにつらい仕事も、
お前達の役に立たないことなど一つも無い。
現場で役に立たない経験なんて、何一つない。」
「どんな時も、
自分には一体何が差し出せるかを、
常に考え続けろ。」
それを耳にした部外からの同席者達は
「何と立派な・・・」と感嘆していましたが、
本来なら、これらの言葉は、
自衛隊に限らずどんな世界でも守るべき、
当たり前の話ばかり―――とも言い得るもの。
実際、少し前の日本なら、
これらは全て「常識」として皆に共有されていた
「規準=クライテリオン」だった筈、です。
・・・・で、そんないくつもの訓示の中に、
次のようなものもありました。
「自衛隊で何よりも大切なのは、規律だ。」
この訓示を申し述べた指導員はこの後にすぐに、
その理由を次のように説明しました。
「自衛隊は武器を持っている。
そんな組織で規律が無くなれば、
とんでもないことになるのは分かるだろ。」
なんと当たり前な話(!)。
ただ、この言を耳にしたとき、
即座に思いが至ったのが、
今回の財務省の公文書の偽造/改竄事件です。
財務省には強大な権力があります。
その権力は、日本経済を活性化させることも
衰退させることもできる程の強大なもの。
だからその強力な力が暴走し、
国家や国民生活を破壊するような事があってはならないのであって、
だからこそ彼らには「規律」が絶対必要なわけです。
故に、今回の「下らない」文書改竄/偽造事件は、
「恐ろしい」話なわけですが・・・
「規律の重要性」はもちろん、
自衛隊や政府に限った話ではありません。
政治家だって強大な力を持つわけですから、
規律・規範は絶対必要。
学者やジャーナリズムにしても、
その発言には「実際の政治的影響力」が宿り得るのですから、
規律・規範は絶対不可欠。
そんなの当たり前―――ですが、
その「当たり前」が溶け始めているのが、現代日本、
だという次第です。
ちなみにこういう、規律や規範が溶けてしまった状況は、
学問の世界では「アノミー」状況と呼ばれています。
「無規範状態」「無規制状況」などと言われますが、
シンプルに言うならそれは「何でもあり状況」。
で、今の日本は、
(最強官庁が公文書を改竄したり、
政治家がウソを言っていることがばれた後でも、そのウソをつき続けたり、
世界最先端と言われる科学者がデータを改竄して学術誌に投稿する程までに)
酷い「アノミー=何でもあり状況」に陥ってしまった、
というわけです。
なんでこんな事になっちゃったのか・・・・
それこそ、「アノミー=何でもあり状況」という概念を提唱した、
社会学者エミール・デュルケームの重大な関心事でした。
彼は、「経済危機」や「急激な社会変動」があると、
世間は「アノミー=何でもあり」に陥っちゃうと論じていますが・・・
これはいずれもモロ、今の日本に当てはまりますね。
戦争に負けて米軍に占領されてから一貫して、
日本社会は激しく変わり続けてきましたが、
とりわけここ20年は、「改革」の嵐が吹き荒れ、
社会変動が急激に進んでいます。
同時に20年もデフレ不況が続いています。
ですから、デュルケームの理屈から言うなら、
今の日本が止めどなく「アノミー=何でもあり」化しちゃうのも当然だ、
と言うことになるわけです。
ですから、今回の「公文書改竄問題」を考える時、
第一に
それは「恥ずかしい話だ」という事でもありますし、
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180312/
第二に
「そんな恥ずかしい状態があるから、
今の日本は衰え続けている」ことも見えてくるのですが、
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180319/
第三に
「こうなっちゃったのは、
20年間アホみたいに改革やりまくって、
デフレ不況放置し続けた結果、
社会が『アノミー=何でもあり状況』になっちゃったからだ」
ということも、
あわせて認識する必要があります。(←今回のポイント)
何と言ってもそれが分かれば、
今、必要なのは、
とっとと財出やってデフレ脱却して、
馬鹿馬鹿しい改革なんて全て辞めちゃうことだという「処方箋」が、
即座に見て取れることになるからです。
それができれば今の日本も、
かの「陸上自衛隊高等工科学校」の百分の一や千分の一程度には
「非アノミー」な空気になって、
随分よい国になる筈なんですが―――
なかなかそうならないのがホントに、残念です。
なので、地道にこういう「思想戦」「言論戦」を
一歩ずつ重ねる以外に、道はない、
ということになるわけですが、
だからこそ、私達は今、一人でも多くの日本の方々に、
本メルマガや、表現者クライテリオンを、読んでもらいたい―――と、
心から祈念している、という次第です。
ついては是非、周りの方にも『表現者』、紹介して差し上げて下さいね。
http://fujisan.co.jp/pc/web-hyogensya
・・・・ということで、
三回にわけてお話した
「ホント、アホらしい『公文書改竄』問題を、
じっくりと考えてみるシリーズ」を、
一旦これで区切りにしたいと思います。
次週はまた、別のネタ、お話したいと思います。
ではまた、来週!
追伸1:表現者クライテリオン、是非、定期購読御願いします!http://fujisan.co.jp/pc/web-hyogensya
追伸2:最新のラジオ表現者、「日本人、勇気がないと、ずっと奴隷です」は、下記からお聴き頂けます。是非、ご覧下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=et6T_6sQC3A
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180326/
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家)
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/347.html#c5
2018.4.20 07:07
玄海4号機、燃料装荷開始
http://www.sankei.com/region/news/180420/rgn1804200010-n1.html
九州電力は19日、玄海原発4号機(佐賀県玄海町)の再稼働に向けた核燃料の装填作業(装荷)を21日に開始すると発表した。玄海3号機に続き、九電として4基目の再稼働工程が大詰めに入る。3号機の実績を踏まえれば、5月下旬に再稼働する見通し。
装荷後、原子力規制委員会の検査を受ける。問題がなければ燃料の核分裂を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を動かす。
また、九電は同日、川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)が23日未明から定期検査に入ると発表した。原子炉等規制法に基づき、8月まで発電を止め施設を点検する。玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の2次系配管に穴が開き蒸気が漏れたトラブルを受け、同タイプの配管16本の状態も確認し、安全性の確保を図る。
定期検査では、蒸気発生器を取り換えるほか、原子炉容器や核燃料貯蔵施設といった設備を105項目にわたって確認する。8月下旬に原子炉を再び起動し8月31日に発電を再開する予定。9月28日の営業運転復帰を見込んでいる。
川内1号機は1月から定期検査が進んでおり、6月5日に発電を再開する見通し。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/656.html
ほほう、ムサシ厨は、マスコミ批判をしないわけね(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/345.html#c16
その程度の 知能もない?? 板垣??
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/350.html#c1
援助交際と、麻生のように、銀座や赤坂の女に入れあげるのとどう違いがあるのか?
援助交際と、後輩の女の子に貢いで「モノにする」のと、どう違いがあるのか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/315.html#c23
原発とオスプレイ対する態度をはっきりさせれば誰でもいい(笑)
糞蛙屁に、
トランプのネクタイに合わせた柄のネクタイにしたことの「愚」を
教えるぐらいはやっとけ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/335.html#c16
「ウヨの自衛隊員」とは、実に困ったものだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/351.html#c1
ついでに
「金の切れ目が縁の切れ目」なのが「寒々しい」とかいうなら、
そんな夫婦は現実にいくらでもある。
特に女から別れを切り出す方が圧倒的に多いだろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/315.html#c24
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