福島第一今後3年間の廃炉費用は7,033億円
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2018/04/17(火) 19:41:05 めげ猫「タマ」の日記
東京電力は今後3年間の廃炉費用の見込み額を発表しました(1)。3年間の合計で7,031億円です。
福島第一の廃炉費用について昨年度(2017年度)までは、東京電力の決算発表を見る限り「修繕費」として計上されており(2)、総額が明らかにはされていませんでした。今年度から廃炉費用は東京電力が実質は経済産業省の下部機関である「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」(以下NDFと略す)とゆう長ったらしい名前の機関(3)に積み立て、そこから再度の交付を受ける仕組みに代わりました(1)(4)。この結果NDF、から東京電力への交付額を見ると廃炉費用が分かります。2018年度から20年度までの3年間の見込み額が以下の通り発表されました。
2018年度 2,183億円(内予備費 270億円)
2019年度 2,411億円(内予備費 300億円)
2020年度 2,439億円(内予備費 300億円)
で合計7,033億円です。東京電力にはそんなお金がないので、電気料金に上乗せです。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
この他に「賠償」があります。賠償はNDFが政府保証の元で銀行からお金をかり、東京電力に支給しています。借りたお金は返さないと行けません。そこでNDFは電力会社から「分担金」を徴収しています(3)。負担額が東京がダントツで2017年度は1,267億円(一般分担金567億円、700億円)です(5)。2018年度も2017年度並みの分担金とすると東京電力は廃炉費用と合わせ3,450億円を事故の為に負担しています。東京電力にはそんなお金は無いので電気料金に上乗せです。この上乗せはこれからも続ます。事故が無ければ不要なお金です。それでも東京電力は原子力をあきらめていないようです(6)。前の文部科学事務次官が出会系バーに出入りしてとの報道(7)のように、不都合な知事の素性は徹底的に洗い、何かれ見つかれば週刊誌に売り込むかもしれません。これで福島の皆様は不安だと思います。
福島県が力を入れている野菜にトマトがあります(8)。福島県いわき市では今年もトマトの収穫が始まりました(9)。(=^・^=)も街のスーパーにも福島産トマトが並んでおり大変に不愉快な気分になりました。福島県いわき市のトマトは美味しいそうです(9)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(10)。でも、(=^・^=)の住む街と同じスーパーチェーンの福島県いわき市店舗のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
※(11)を引用
図―1 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
スーパーの担当者様
福島ではチラシに載せられない福島産トマトを(=^・^=)の住む街で売らないで下さい。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
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(1)廃炉等積立金制度に基づく取戻し計画の承認について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(2)IR最新情報一覧|株主・投資家のみなさま|東京電力ホールディングス株式会社⇒「3」⇒04月28日「2017年(平成29年)3月期 決算説明資料」を掲載(PDF:2.20MB)
(3)原子力損害賠償・廃炉等支援機構 - Wikipedia
(4)【図解・経済】廃炉費用確保のための積立金制度(2017年1月):時事ドットコム
(5)原子力損害賠償・廃炉等支援機構
(6)新潟県の皆さまへ(新潟本社)|東京電力ホールディングス株式会社
(7)前川氏報道で批判浴びる読売新聞 - 郷原信郎|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
(8)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(9)今月の農家さん vol.8 - JA福島さくらの情報サイト TORETATE
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)イオンいわき店 | お買物情報やお得なチラシなど