保守強硬派の米次期国務長官「あくまで外交による解決を」/nhk
4月12日 14時59分米朝首脳会談
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180412/k10011400241000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_003
アメリカの新たな国務長官に指名された保守強硬派として知られる、ポンペイオCIA=中央情報局長官が、議会の公聴会を前にみずからの主張を公表し、北朝鮮との首脳会談の成功に自信を示すとともに、あくまで外交による解決を追求していく考えを強調しました。
アメリカのトランプ大統領が、ティラーソン前国務長官の後任に指名したCIA長官のポンペイオ氏は、日本時間の12日遅くから、議会上院の外交委員会で指名承認のための公聴会に臨みます。
これに先立ちポンペイオ氏は11日、書面による証言内容の抜粋を公表しました。
この中でポンペイオ氏は、5月末までに開かれる見通しの北朝鮮との首脳会談について「過去の失敗を繰り返さない自信がある。大統領は交渉の場でゲームをするつもりはなく、私も同じだ」として、核の放棄の実現に向けて自信を示しました。
また、安全保障上の課題に対応するにあたっては「戦争は常に最後の手段だ。大統領の外交課題を絶え間ない外交で解決したい」として、あくまで外交による解決を追求していく姿勢を強調しました。
ポンペイオ氏の就任に向けては、議会上院で与野党の議席差がわずかなため、野党・民主党の支持が必要になるとされていますが、政権のタカ派色が強まることを懸念する声が上がっています。
このためポンペイオ氏としては、外交を優先する姿勢を事前にアピールする狙いがあると見られ、公聴会の行方が注目されています。
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