もう行き場のなくなった安倍昭惠である
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2018-04-09 そりゃおかしいぜ第三章
良く行くレストランで昼食を食べた。食事もさることながら週刊誌に目を通すのも楽しみとしている。今週はどの週刊誌も、安倍晋三と昭惠を良いだけ叩いている。「安倍総理、もうあなたは終わった」(週刊ポスト)、「安倍政権『暗黒支配』と昭惠夫人の嘘を暴く」(週刊文春)、「ついに別れの時が来た 安倍総理と昭惠夫人の31年目の決断」と「政治記者50人緊急アンケート『結局、安倍総理や辞めるのか』」(週刊現代)、「何度でも言う!疑惑の主役は安倍首相夫婦だ!」(サンデー毎日)といった具合である。こうした記事を見ていると、もう末期政権というより終末政権といった方が良いような現状である。
いずれも売らんかなの記事であることには変わりがないが、その中でも特に現実的な内容の記事が、週刊新潮の、「散り際の『安倍昭惠』」である。発言の裏もちゃんとしたものがある、安倍晋三の母の安倍洋子さんの発言である。「あなたのことで、晋三が総理の座を追われるようなことがったら、私は絶対にあなたを許しませんからね。」と強く叱ったという事である。
安倍洋子さんは、言わずと知れた”昭和の妖怪”にしてA級戦犯の岸信介の長女である。すでに90を過ぎたが、凛とした矜持を失う事のない女性である。家庭では全く台所に立つことのない安倍昭惠であるが、それ以上に住む階が異なっていて顔すら合わせることもない。安倍家では洋子さんの存在は極めて高い。
洋子さんと昭惠とは全く行動規範が異なる。政治家の妻として裏方に徹していた洋子さんは、直接何度も苦言を昭惠に呈している。『素性のわからない人とは付き合うな』『総理の妻が大麻解禁なんて言ってはいけない』『あなたのやってることがみんなに迷惑をかけているのよ』と、幾度も昭恵に注意したが、全く聞く耳がなかった。
今日も又与党の公明党の山口那津男代表は、安倍昭惠について、「省みて欲しい」と遠回しの苦言を呈している。自民党へのコバンザメのようにくっついて離れない公明党からの苦言である。安倍昭惠にはもう行き場がない。コバンザメのように政権にしがみつく晋三も同様である。