副島隆彦、66歳。
ヒラリー当選を予想したあと、選挙寸前にトランプ勝利に変更。
そして、会心の笑みで「予言王」を名乗ったことは記憶に新しい。
そして北朝鮮問題に大胆な予想を展開。2018年4月に米軍が一斉に
攻撃を開始して中国もそれに応じる。
副島は今月が北朝鮮の金王朝にとっての最後になると予言していた。それが、
どういうわけか、6月に延期だといいだした。一体どんな勘定なのかしらないが
こうやって期日をのばすのはハルマゲドン詐欺師の典型の手口であった。
現在、米朝の首脳会談は5、6月あたりに見通しがつけられているようであるから、
おそらく米軍による38度線侵攻は副島のいう6月中には非常に考えにくい展開だと
いえそうである。
つまり、疑惑の予想王、副島の予想は敗れたようだ。
私は副島を責めるつもりはない。彼だって書籍を売り続けるのに必死である。
職業に貴賤はなく妓生はあり、というのが私の持論であり、こうやってガマの油を
売りさばく売文業者も笑われながら生きていく権利があると考えるのだ。