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2018年4月07日00時49分 〜
記事 [政治・選挙・NHK242] 地下鉄出口封鎖、通行阻止…官邸前デモの過剰警備がひどい! 拡大する抗議封じ込めのため官邸が警視庁に圧力か(リテラ)
地下鉄出口封鎖、通行阻止…官邸前デモの過剰警備がひどい! 拡大する抗議封じ込めのため官邸が警視庁に圧力か
http://lite-ra.com/2018/04/post-3932.html
2018.04.06 参加阻止も…官邸前デモの警備がひどい リテラ

    
歩道に膨れあがるデモ参加者たちに対し、必死で鉄柵を押さえつける警官たち(3月30日撮影)。


 新たな事実が次々に発覚している森友文書改ざん問題。一昨日にはNHKのスクープにより、安倍首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した3日後の昨年2月20日、財務省理財局の職員が森友学園に口裏合わせのために嘘の説明を求めていたことがわかったが、さらにその2日後である22日には、菅義偉官房長官が当時の佐川宣寿理財局長や総括審議官だった太田充・現理財局長らを官邸に呼び出し、説明をおこなわせていたこともわかった。

 もはや改ざんに官邸がかかわっていたことは明々白々だが、しかし、安倍官邸はあたかも佐川氏の証人喚問で疑惑は晴れたと言わんばかり。昨日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によれば、菅官房長官は佐川氏の証人喚問を観て「乗り切った」と語ったといい、一方、同日発売の「週刊新潮」(新潮社)では、改ざん問題の“主犯”と目されている今井尚哉首相秘書官が、財務省が改ざんを認めたすぐあと、記者たちに「俺が北朝鮮に行くぞ」「金英哲(統一戦線部長)が俺に会いたがっている」「ドーンといかないとな」などと日朝首脳会談の開催をしきりにリークしていたことを暴露している。

 国民の多くが佐川氏証人喚問に疑問を抱いているのに、それを「乗り切った」と言い張り、またも北朝鮮を森友報道の沈静化と政権浮揚のダシに使おうとする──。安倍官邸の腐り具合がよくわかるというものだが、無論、国民は黙って見ているわけではない。

 実際、現在金曜夜に官邸前でおこなわれている抗議デモには、森友文書改ざん問題の幕引きを許さない多くの人びとが詰めかけ、先週3月30日におこなわれたデモにはお笑い芸人・俳優の星田英利(元ほっしゃん。)も参加。ツイッターでは「#官邸前大集合」がトレンド1位となり、主催した「Stand For Truth」の発表によれば1万3000人が参加したという。

 だが、この市民による抗議の場でも、この国の民主主義の危機を証明する事態が起こっている。というのも、週を追うごとに警察による警備が異常さを増しているのだ。

■警察官が「デモには一般の市民はこない」と暴言、参加者に背後から肘打ち

 たとえば、ここ最近の金曜夜、抗議活動がおこなわれている総理官邸前交差点にもっとも近い東京メトロ国会議事堂前駅では、改札を出た後、地上に出ようにも多くの出口を警察が封鎖しており、ひとつの出口からしか出られないような状態になっている。また、総理官邸前交差点へとつづく内閣府下交差点の歩道などは通行止めとなっており、溜池山王駅から官邸前に向かうにも警察が歩道を規制し参加者を迂回させるなどといった事例が発生している。

 しかし、さらに酷いのは、警官による歩道の規制、歩道と車道のあいだの鉄柵によるバリケードの設置だ。

 佐川氏証人喚問後、初となった同30日の抗議デモでは、国会議事堂前駅3・4番出口あたりの歩道で警官が隊列を組み、「これ以上、前(官邸前方向)へは行けない」と参加者の通行を阻止。それによって歩道には人が溢れかえり、いつ将棋倒しが起こってもおかしくはない状態となった。結局、警察官はそのエリアでの歩道上での隊列をやめたが、今度は車道に移りバリケードを強化。歩道はデモ参加者ですし詰めとなり、筆者が目撃したなかでは、体調の悪化を訴える年配者もいた。だが、それでも警察は鉄柵を外そうとはせず、そのためデモ参加者らが身体をもち上げて鉄柵を越えさせ、なんとか車道に駆け付けた救護班に看てもらうという措置がとられていた。

 しかも、じつはその前日の3月29日には、弁護士有志による「官邸前見守り弁護団」が警視庁に過剰警備の見直しを求める申し入れ書を提出しており、そこにはこんな実態も綴られていた。

〈通行規制のために歩道に上がった警察官が、抗議参加者の持つプラカードやカメラを手で払い除けたり、参加者の体に背後から肘打ちしたりするなどの暴力を振るっていることが参加者の多数の証言から明らかとなっている〉
〈警察官が参加した市民に対して「一般の人はデモには来ません」(つまり、デモに来ている人は一般人ではないということ)などと冷笑しながら言い放つなど、極めて侮辱的発言・態度を取るに至っている〉

 過剰警備を指摘されておきながら、翌30日は改善されるどころか悪化した警察官の警備姿勢。そもそも「安全」のために警備をおこなうのであれば、車の往来も少ない場所なのだから、将棋倒しの危険を回避するためにも車道を1車線でも開放すればいいだけの話。だが、むしろ警察は危険を増すような警備を敷き、デモ参加者に暴力を振るい、「一般人ではない」と暴言を放つというあるまじき態度をとっているのである。

 この状況を受け、「官邸前見守り弁護団」は昨日5日、記者会見を開き、それを複数のメディアが過剰警備について伝えた成果もあってか、今夜は駅出口の封鎖も解除されるなど警備はやや緩和されている。だが、これで安心とは言えない。機を見てさらに過剰警備を進める可能性があるからだ。

■異常な警備は、デモ拡大を恐れた官邸が警視庁に圧力をかけた結果

 こうした過剰警備の背景にはもちろん、官邸の意向がある。安保法制時の国会前デモで車道に人が溢れた模様をマスコミが報道した際、官邸が激怒し、以降、警察は車道を完全封鎖するようになった。その後も、大規模なデモが起きるたびに、官邸から警察庁・警視庁への圧力が加えられ、警備はどんどん過剰になっていったのだ。

 森友文書改ざん問題が起きたあとも、警察官僚出身の杉田和博官房副長官あたりが改めて警備の強化を古巣に命じた可能性は極めて高い。安倍首相はこのところデモの拡大に過敏になっていたと言われており、それを忖度したのかもしれない。

 安倍首相が昨年の東京都議会選で、批判の声をあげた人びとに指を指しながら「こんな人たち」と言い放ったことは記憶に新しいが、安倍官邸は表現の自由に基づくデモという民主主義の根幹の権利まで潰しにかかっているのだ。

 しかも、東京都議会は市民のデモや抗議活動、ジャーナリストによる取材を取り締まることが可能になる迷惑防止条例改正案を可決・成立させた。施行は7月1日だが、警視庁はすでに勢いづいており、施行前からかなり強引な取り締まりを仕掛けてくる可能性もある。

 森友文書改ざん問題に、南スーダンPKOにつづくイラクPKOの日報隠蔽、働き方改革をめぐるデータ捏造に野村不動産の過労死自殺隠し、前川喜平・前文科次官の授業を実施した公立中学校への介入と圧力──。いま、この国の民主主義は安倍政権の強権政治によってズタボロにされ、瀕死の状態に追い込まれている。そのうえ、デモの権利まで奪われてしまったら、この国はそれこそ独裁国家と変わらなくなってしまう。

 だが、それでもきょうも官邸前には多くの人びとが詰めかけ、真相解明を求めている。今月14日(土)には、これまでで最大規模の抗議デモが国会前で予定されている。この国の民主主義を守るためには、圧力に抗して、もっともっと怒りの声をあげる動きを広げていくしかない。

(水井多賀子)
















































































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK242] アメリカ国営放送 Voice of America  / 「安倍が完全にアメリカに依存した――」 
アメリカ国営放送 Voice of America  / 「安倍が完全にアメリカに依存した――」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a674c477793efddb262f2daafe7ae878
2018年04月05日 のんきに介護


下の文章は、

中野晃一 Koichi Nakano@knakano1970さんによると

アメリカ連邦政府の国営放送の論評とのこと。

“Abe’s total dependence on the U.S. alliance for security, and neglect in developing closer ties in the region, could leave Japan on the sidelines of regional diplomacy.”

中野さんが

次のように翻訳してくれている

「安倍が完全にアメリカに依存した安保政策を取り、アジア外交を軽視してきたため、日本はアジア外交の蚊帳の外に置かれようとしている」

(同氏のツイート〔23:19 - 2018年4月4日 〕参照)。

米国大好きのネトウヨ諸氏も

米国の国営放送がしている論評ということなら、

さぞ満足だろう。

日本は、

東アジアでは蚊帳の外に置かれた国として、

他の国が見向きもしませんて。




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 福山哲郎はなぜ京都知事選で自民党に組したのか?  
福山哲郎はなぜ京都知事選で自民党に組したのか?
http://85280384.at.webry.info/201804/article_70.html
2018/04/06 22:28 半歩前へ

▼福山哲郎はなぜ京都知事選で自民党に組したのか?

 8日、投開票の京都知事選に絡み、立憲民主党への怒りの声が私のもとに届いた。森友事件で手いっぱいで、知事選まで関心の目が回らなかった。新人同士の戦いは与野党対決のはずだが、立憲民主党が自民党候補に相乗りしたと初めて知った。

 自公に民進、希望、希望の党に立憲までが相乗りし、共産党推薦の候補と対決。京都は立憲民主党の幹事長、福山哲郎のおひざ元だ。3日には自民党の伊吹文明らと並んでマイクを握ったという。

 一体これはどういうことなのか? 国政で安倍政権を批判しながら、京都でこれでは筋が通らない。立憲民主党を支持してきた私としては限りない「違和感」を覚える。

 政治に必要なことは「筋を通す」ことである。実際、地元紙の京都新聞の調査でも、国政で対立する与野党の「相乗り」に45・9%が「理解できない」と回答している。もっともだ。

 民進代表の大塚耕平は「首長選と国政は別」と屁理屈をこねた。そんな話は通らない。

 なぜ、自民党と組んだのか?どうして野党共闘しなかったのか?出来ないなら、理由は何か?納得いく説明が必要だ。

 こんなことをしていては立憲民主党は支持者を失うだろう。立憲民主党はどこよりも組織力が弱い。昨年の総選挙で勝利したのは、多分に「時の風」に恵まれたからだ。

 「風」は気まぐれだ。いつなんどき風向きが変わるかわからない。

心せよ福山哲郎!

心せよ立憲民主党!






















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 森友公文書改ざん問題に対して真相を追及する官邸前大抗議行動 安倍はやめろ!


















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/636.html
記事 [政治・選挙・NHK242] 女性は土俵から降りろに続き、女性市長を「拒否」! 
女性は土俵から降りろに続き、女性市長を「拒否」!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_68.html
2018/04/06 21:31 半歩前へ

▼女性は土俵から降りろに続き、女性市長を「拒否」!

 5日の「女性は土俵から降りてください」に続き、6日は土俵上であいさつしたいという女性市長の希望を「拒否」した。

 相撲協会は「伝統」の上にあぐらをかいている。不都合なことは「伝統」を盾に逃げる。そんな協会を甘やかした相撲ファンとNHKが悪い。

 NHKは独占中継をしているせいか、相撲界に食い込んでいる一方で「癒着」が激しい。最近は世論に押されて力士や協会を批判するが、それも新聞が一斉に報じてからの追随報道である。

 こうした「甘やかし」の体質、「癒着の構造」が独善を許してきた。

 5日には舞鶴市長が「くも膜下出血」で土俵の上で倒れた。これを報じた海外のメディアは人命より因習を重視する日本に驚きを隠さなかった。

 これを機会に前近代的な協会の「因習」を一新すべきだ。

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 大相撲の春巡業「宝塚場所」が6日、兵庫県宝塚市立スポーツセンターで開かれた。

 開催市を代表して中川智子・宝塚市長(70)が、日本相撲協会が求めた土俵の下であいさつした。

 中川市長は要請した土俵上でのあいさつができず、「女性という理由で土俵に上がれない。悔しい。伝統は大事にすべきだが、相撲協会は変革する勇気も大事ではないでしょうか」と述べた。

 会場では観客から賛意の拍手が上がった。

 中川市長は、男性の首長と同様に土俵上であいさつしたいとの意向を伝え、「断られた」ことが5日、関係者への取材で分かった。  (以上 神戸新聞)

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「土俵上がれず、悔しいつらい」 宝塚場所の中川市長発言に拍手
動画→https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011138761.shtml


土俵の下の台に立ち、あいさつする中川智子宝塚市長=5日午後、宝塚市小浜、宝塚市立
スポーツセンター総合体育館(撮影・風斗雅博)




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 京都府知事選!未定の4割がどっとに転ぶか! 
京都府知事選!未定の4割がどっとに転ぶか!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_69.html
2018/04/06 21:46 半歩前へ

▼京都府知事選!未定の4割がどっとに転ぶか!

 16年ぶりの新人対決となっている京都府知事選(8日投開票)について、京都新聞社は2日までに、世論調査を行った。

 前復興庁事務次官の西脇隆俊候補(62)=自民党、民進党、公明党、立憲民主党、希望の党推薦=が優勢な展開で、弁護士福山和人候補(57)=共産党推薦=が追い上げている。

 調査時点では4割の有権者が投票先を決めておらず、投票率の動向や終盤の戦いによっては情勢が変わる可能性がある。

 西脇候補は知名度不足が課題だが、推薦する政党や経済団体、連合京都などでつくる選挙母体「活力京都の会」の組織力を生かし、府内全域でリードしている。

 自民、公明両党支持層への浸透が目立つが、立民、民進、希望の支持層では5〜9割とばらつきがある。

 福山候補は選挙母体「つなぐ京都」に参加する市民団体との連携を強めている。共産支持層をほぼ固め、立民や民進の支持層にも食い込んでいる。無党派層では西脇候補との差が比較的小さい。北部では引き離されているが、京都市西部などで健闘している。

 政党支持率は、自民が35・1%で最も高く、次いで立民が9・9%、共産が9・8%と競っている。公明が3・9%、日本維新の会が2・4%で続き、希望は1・3%、民進も1%と伸び悩む。

支持政党を持たない無党派層は33%で、40%超だった前回知事選の調査時からは減少している。

 国政で対立する与野党が推薦する「相乗り」については「理解できない」が45・9%で、「理解できる」の42・0%を上回った。  (以上 京都新聞)














http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川氏の国会証人喚問を傍聴したジャーナリスト、菅野完が憤る「TV中継に映らなかった部分」(週プレNEWS)
佐川氏の国会証人喚問を傍聴したジャーナリスト、菅野完が憤る「TV中継に映らなかった部分」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180405-00102525-playboyz-pol
週プレNEWS 4/5(木) 6:00配信


事件の真相は一切明らかにならないまま、幕引きが図られるのか―? *写真はイメージです


あくび、居眠り、貧乏ゆすり…。

3月27日に行なわれた佐川前理財局長の証人喚問を傍聴したが、印象に残ったのは、質疑の内容ではなく、TV中継に映っていない自民党議員たちの弛緩(しかん)しきった姿だ。ちなみに衆院傍聴席は、自民党が動員したと思われる地方からの観光客でいっぱいだった。

国会答弁に合わせて公文書が改竄(かいざん)されていたということは、与野党問わず1年間、役所からバカにされていたということ。そんな前代未聞の大犯罪を究明することよりも、自民党議員は「佐川一人の社会的な死」で安倍政権の安泰を購(あがな)うことのほうが重要なのだ。

死刑セレモニーは短いほうがいい。衆参合わせて4時間を超える長丁場は、彼らにとって退屈だったに違いない。

あの証人喚問が終わっても、わが国の法治主義を根底から覆す事件の真相は一切明らかになっていない。にもかかわらず政府与党は幕引きを図ろうとしている。しかしそれで本当によいのか? このまま「居眠り」し続けているだけで、本当によいのか?

(取材・文/菅野 完 )




























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍内閣総辞職が不可欠である三つの理由(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍内閣総辞職が不可欠である三つの理由
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-cf3a.html
2018年4月 6日 植草一秀の『知られざる真実』


日本の主権者国民は安倍内閣の退場を求めるべきだ。

理由は三つある。

第一は、安倍内閣が人の道を踏み外していること。

第二は、安倍内閣が権力中枢による重大犯罪に手を染めたこと。

第三は、安倍内閣の政策によって国民生活が一段と圧迫されていることである。

安倍首相夫妻は籠池泰典氏夫妻と昵懇の関係にあった。

安倍昭恵氏は森友学園で3度の講演を行っている。

森友学園傘下の塚本幼稚園では、運動会で園児に「安倍首相ガンバレ!」、「安保法制国会通過良かったです!」などと声を上げさせ、教育勅語を暗唱させるなど、極めて歪んだ教育を行っていた。

その塚本幼稚園の教育現場を目にした安倍昭恵氏は感涙にむせんだと伝えられてきた。

安倍首相自身も国会答弁で、「妻からこの学校の先生方の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と森友学園を絶賛していた。

また、籠池泰典氏についても、「いわば、私の考え方に非常に共鳴している方」と肯定的に表現していたのである。

ところが、国が森友学園に対して、時価10億円相当の国有地を実質200万円という激安値で払い下げた事実が明らかになるに連れて、手のひらを返す対応を示した。

籠池泰典氏に対する評価が「しつこい人」に激変し、挙句の果てには、まだ裁判で罪が確定したわけでもないのに「詐欺を働くような人」と表現するに至った。

刑が確定するまでは無罪を推定しなければならないのが刑事司法の鉄則である。

行政のトップであるにもかかわらず、刑事司法の基本の基本さえ知らないという失態であった。

安倍首相は昵懇にしていた籠池泰典氏夫妻の存在が自分に都合が悪くなると手のひらを返す対応を示し、国家権力を濫用して籠池氏夫妻を犯罪者に仕立て上げて、逮捕、起訴し、8ヵ月以上にわたる勾留を続けさせている。

逃亡の恐れも罪証隠滅の恐れもない。

接見交通権までも奪い、完全なる口封じを行っている状況は北朝鮮も顔負けと言わざるを得ない。

安倍内閣が退場するべき第二の理由は、この内閣が重大犯罪の実行者であるからだ。

国有財産を適正な対価なくして譲渡することは財政法第9条に違反する違法行為であり、国に損害を与えたのであれば、刑法の背任罪に該当する可能性が高い。

刑罰は5年以下の懲役または50万円以下の罰金である。

民主主義の根幹を支える国民共有の資産である決裁公文書を改ざんして、新たに虚偽の公文書を作成することは刑法の虚偽公文書作成罪に該当する。

1年以上10年以下の懲役刑が定められている重大犯罪である。

さらに財務省は虚偽の公文書を国会に提出して、1年以上にわたり、国権の最高機関である国会の業務を妨害し続けてきた。

これは刑法が定める偽計業務妨害罪に該当するものであり、刑罰は3年以下の懲役または50万円以下の罰金である。

このような重大犯罪を実行した犯罪者集団の最高責任者が安倍内閣なのである。

麻生首相は「森友の方がTPP11よりも重大だと考えているのが日本の政治のレベル。政治部ならまだしも経済部もこれかと、さんざん、おちょくり倒した記憶ありますけど」などと国会で答弁したが、言語道断、前代未聞、空前絶後の国家犯罪の責任者であるという自覚が皆無であるということが分かる。

安倍内閣が退場するべき第三の理由は、この内閣の政策が国民の生活を破壊していることである。

アベノミクスという言葉のマジックで、安倍内閣の経済政策が成功しているかのような印象が流布されているが、安倍内閣の政策運営で国民生活は明らかに悪化している。

実質経済成長率の平均値は、あのパットしなかった民主党政権時代でも+1.8%だった。

ところが、第2次安倍内閣発足後の実質GDP成長率は+1.5%である。

あの民主党政権時代よりも経済成長の実績が下なのである。

国民にとって何よりも大事な経済指標は実質賃金の変化だが、あの民主党政権時代でも横ばい推移だった実質賃金指数が、第2次安倍内閣発足後に約5%も減少したのである。

史上最悪の経済運営パフォーマンスであると言わざるを得ない。

TPP推進で日本の農業が破壊される。

食の安全、地産地消、食糧自給がすべて崩壊する方向に向けられている。

労働市場の規制撤廃も、目的はただひとつ。大資本の労働コストを圧縮することだけが目的なのである。

安倍内閣の経済政策は「国民の生活が第一」の真逆の方向を目指しており、「国民の生活が台無し」の結果を招いている。

このような安倍内閣には直ちに退場してもらうことが必要である。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍外交は置き去りではないと書いた産経新聞のメディア失格 「ここまで安倍外交は行き詰まっている」 天木直人 
安倍外交は置き去りではないと書いた産経新聞のメディア失格
http://kenpo9.com/archives/3528
2018-04-06 天木直人のブログ


 このところ、新聞や週刊誌から安倍外交をどう思うかという取材が寄せられる。

 私が答えるまでもなく、安倍外交は置き去りにされた、はしごを外された。

 私にコメントを求めて来る新聞も週刊誌も、みなそう書きたいのだ。

 そう書くためにわざわざ私にコメントを求め、それを引用するのだ。

 それほど、誰が見ても安倍外交は世界の主要国から相手にされていない。

 ところが、そうではない、安倍外交はよくやっている、北朝鮮が譲歩したのも安倍外交の圧力が奏功したためだ、と言わんばかりの記事を書いた大手新聞がある。

 きのう4月5日付の産経新聞がそれである。

 すなわち、田北真樹子記者の署名入りの記事で、安倍首相が4月17日からの訪米を皮切りに相次ぎ首脳会談を行う、と書いている。

 北朝鮮が譲歩して来たのは日本が圧力路線を主導したからだと書いている。

 そして、今後とも、首脳会談を通じて北朝鮮の包囲網突破を許さない、その主導を行うのが安倍外交だ、と書いている。

 わが目を疑う記事だ。

 このようなことを、安倍万歳の取り巻き連中がいうのならわかる。

 フェイクニュース専門の、とるにたらないネットニュースが流すのはわかる。

 しかし、末席を汚していると言えども産経新聞は全国紙だ。

 その産経新聞が、フェイクスースまがいの署名記事を書くとは驚きだ。

 ここまで安倍外交は行き詰まっているという証拠に違いない。

 せめて、そう思って読むしかない、4月5日の産経新聞の記事である(了)



安倍晋三首相、米皮切り相次ぎ首脳会談 北の包囲網突破許さず 「戦略描いたのは日本。置き去りではない」
https://www.sankei.com/politics/news/180405/plt1804050011-n1.html
2018.4.5 01:15 産経新聞






 安倍晋三首相は17日からの訪米を皮切りに、夏にかけて首脳会談ラッシュに突入する。狙いは、国際社会との対話に動き始めた北朝鮮が試みる包囲網突破の阻止だ。対北圧力路線の旗振り役として、非核化だけでなくミサイル問題の解決についても北朝鮮が具体的な行動を取らない限り圧力継続が重要と訴え、包囲網維持を呼びかける。同時に拉致問題の解決に向けた協力の確約取り付けも目指す。

 「米政府内には『シンゾーからトランプ大統領に言ってもらった方がいい』という声が多い。首相が発言することが多くて負担が重くなってしまう…」

 日本政府関係者は日米首脳会談を前にこう語る。自身のスタッフにさえあまり耳を貸さないトランプ氏だが、首相の話はきちんと聞くため、米政府も首相に頼っているのだ。

 今月の日米首脳会談はトランプ氏就任後、6度目となるが、日本側は「これまでで最も重要な会談」と位置づける。5月末までにトランプ氏と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の会談が予定されているからだ。

 首相はトランプ氏に対し、北朝鮮の「非核化」のあり方を具体的に説明し、核開発のための猶予を与えずに短期間で実行させる重要性についてクギを刺す。日本にとって脅威の中・短距離ミサイルの廃棄も不可欠であることをすり込む考えだ。拉致問題についてもトランプ氏から金氏に直接、解決を迫るよう要請する。

 米国と綿密なすり合わせの後、首相は日米連携をテコに韓国や中国、ロシアと対北包囲網堅持を確認する。特に韓国は日米と連携を取っているが、いつ中朝にすり寄ってもおかしくない。北朝鮮の非核化を話し合う6カ国協議の「日米韓対中朝露」の構図が「日米対中韓朝露」に変化すれば、包囲網の効力は低下しかねない。

 こうした事態を避けるため、首相は5月上旬に東京で開催する日中韓サミットで、韓国の文(ムン)在(ジェ)寅(イン)大統領、中国の李克強首相とそれぞれ会談し、圧力路線継続の一致を目指す。5月下旬には訪露してプーチン大統領と会談するほか、6月上旬のカナダでの主要7カ国(G7)首脳会議でも協力を呼びかける。

 北朝鮮が米韓中との首脳会談に加え、近く朝露首脳会談を行うとの臆測もあり、「日本置き去り」論は根強い。しかし、北朝鮮が対話を求めるほどに追い詰められたのは、日本が圧力路線を主導したからだ。

 日米はトランプ政権発足以降、(1)軍事力を含むすべての選択肢はテーブルの上にある(2)最大限の圧力をかける(3)北朝鮮側から話し合いを求めてくる状況を作る−の3方針を主導してきた。いずれも日本が提案し、米国が国連などで主張し日本が支持する形を取ってきた。

 外務省幹部は「実は日本がこれまでの戦略を描いてきた。決して置き去りになっていない」と断言する。首相の一連の外国訪問は置き去りではないことを証明する狙いもありそうだ。(田北真樹子)














http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 森友問題について。いい加減、安倍はもう辞めてくれ。 官邸前デモ(動画6分30秒)


安倍さん、もう辞めてくれ。


森友問題で、あなたたち(安倍夫妻)が、役所に働きかけたことは、今ではもう中高生でも分かるくらいの自明のことではないか。


もう5年3ヶ月も、(首相を)やってるんだから、もういいじゃないか。辞めてくれよ。


前にも言ったが、小泉や安倍みたいな、見栄えのいいタカ派の政治家が首相になると、ろくな社会にならないんだよ。


うまく表現できないが、空気がよどんでるんだ。


見栄えがいいだけに、人気があるから、こうやって辞めさせたいのに、なかなか辞めさせられないし。


そういう意味でも、地味な政治家を首相にさせたほうがいいのだ。


日本においては、長期政権は、よくない。


東京のみなさん、デモを頑張ってください。どうか、安倍が辞めるまで頑張ってください。


私も、できることだけは頑張ります。


若者の方、壮年の方、ご老人の方、いつもご苦労さまです。


みなさん、安倍が辞めるまで、安倍が辞めるまで、どうか頑張ってくださいませ。


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#0330官邸前大抗議行動(6分30秒)


3月30日に、官邸前で行われたデモです。


(動画が表示されるまで、10〜20秒かかる場合もあります)



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 日報隠蔽は重大な文民統制違反だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6839.html
2018/04/06 08:14

<陸上自衛隊のイラク派遣時の日報が1年以上隠蔽(いんぺい)されていた問題で野党は5日、「立法府の存在意義そのものが揺らぎかねない」(枝野幸男・立憲民主党代表)と猛反発した。立憲や共産など野党6党は、与党も含めた対応が必要だとして与野党国対委員長会談を要求。自民党が一時拒否したため同日の衆院本会議を欠席し、与野党対立が激化した。

 枝野氏は党会合で「国会質疑では、公文書は正しい、あるものを『ない』とは言えない(のが前提だ)。意図的に政治的意味を持って隠蔽、改ざんが(省庁の)各所で行われている。これでは国会審議のやりようがない」と訴えた。共産党の志位和夫委員長は記者会見で「強大な軍事組織が重大な情報を隠蔽していたこと自体、極めて恐ろしい出来事だ。政権が実力組織を掌握、コントロールできていない」と指摘した。

 立憲の辻元清美国対委員長は5日、自民の森山裕国対委員長と断続的に会談や電話協議を重ねた。その間、与党は衆院本会議を野党欠席のまま開き、1時間半の予定を約10分に短縮して法案を採決した。一方、参院外交防衛委員会は、日報問題の混乱で予定していた法案採決を見送った。6日の衆院本会議のセットもできなかった。森山氏は5日夜になって辻元氏と会い、与野党国対委員長会談に応じると伝えた。6日朝に開かれる。

 与党は、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案などの審議日程が見通せず苦慮する。安倍晋三首相が今国会を「働き方改革国会」と命名しており、特に働き方改革関連法案を6月20日の会期末までに成立させるのは最優先だ。しかし野党は同法案に絡み、厚生労働省東京労働局による野村不動産への特別指導の経緯も問題視。スムーズな審議入りは見通せない。自民国対幹部は「働き方もIRも会期延長せずに成立させるのが難しくなりつつある」と漏らした。

 また自民、公明両党は5日の与党政策責任者会議で「公文書管理の改革に関するワーキングチーム」設置を正式決定。両党の計9議員で組織し、座長は新藤義孝元総務相の見通し>(以上「毎日新聞」)


 自衛隊イラク派遣は、イラク戦争初期の2003年(平成15年)12月から2009年(平成21年)2月まで行なわれていた。いわゆるイラク特措法に基づくもので、派遣される地域は非戦闘地域に限るとされていた。

 しかし外電などから自衛隊の宿営地サモアも戦闘が行われていて、自衛隊の宿営地にも砲弾が撃ち込まれることがあったという。そこで自衛隊が戦闘に巻き込まれないかという質疑が国会で行われた。

 時の総理大臣小泉氏は「私に何処が戦闘地域で何処が非戦闘地域か分かる分けがない。自衛隊のいる所が非戦闘地域だ」という人を食った答弁を行った。

 むしろ自衛隊の日報を提出させていれば実態が良く分かったはずだ。日報とはそういうもので、日々の活動を子細漏らさず本省に報告する書類だ。

 その日報がないと、時の稲田防衛大臣が答弁したのは昨年のことだ。その時は南スーダンへ派遣した自衛隊の「日報」だったが、同時にイラクの日報に関しても質問者は言及した。

 しかし稲田防衛大臣は「日報はない」と明快に答弁した。が、その日報があったという。南スーダンのもののみならず、イラクのものまであったというのだ。

 あって当然だ。日報は日々の自衛隊の活動報告書だ。自衛隊が海外派遣されて、日々の活動を本省へ上げないはずがない。

 そして日報を丸ごと国会へ開示するのは困難としても、秘匿性を考慮した上で「秘密会」などにして明確にすべきが「文民統制」のあり方ではないか。

 文民統制が出来ないのであれば、自衛隊のあり方そのものに関して、もう一度基礎から議論しなければならない。先の戦争で日本が中国で泥沼の戦線を拡大したのは陸軍の暴走からだ。

 それらの反省を踏まえて「文民統制」を制度として設けた。自衛のための軍隊なら国会へ日々の日報を開示するまでもなく、文民統制は出来ると考えた制度上の問題点があったと反省すべきだ。

 日報は必ず国会の「自衛隊派遣」特別委員会に報告させて、文民統制を名実ならしめる必要がある。或いは日報だけでなく、現地指揮官とテレビ会議で国会議員が直接事情聴取出来るような制度にすべきだ。

 そうした担保なくして、武装集団を日本国家の名において海外派遣すべきではない。自衛隊員の命も危険にさらしてはならないが、国家が戦争に巻き込まれる事態は何としても避けなければならない。

 日本のマスメディアは日報問題に対してそれほど重大事とは考えていないかのようだ。扱いが小さいように感じられてならない。防衛大臣の首を飛ばして済む話ではない、ということを指摘しておきたい。

 日本の国防に関わる大きな問題で、文民統制が出来ないのなら、理由は何であれ自衛隊を海外へ派遣してはならない。たとえ国連の平和維持活動であれ、文民統制が利いている状態で初めて海外派遣が許される。

 繰り返すが日報隠蔽事件は「モリ カケ スパ」どころの騒ぎではない。自衛隊の存続にかかわる重大事だという認識を持つべきだ。

 かつて「自衛隊のいる所が非戦闘地域だ」と人を馬鹿にした答弁を許した日本のマスメディアは猛省しなければならない。彼らに与えられている報道の自由は何のための自由なのか、胸に手を当てて良く良く考えるべきだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 小泉、どこが戦闘地かわからぬままイラク派兵。その空自の日報も出現。他のPKO部隊の日報も(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27183440/
2018-04-07 04:04

 『イラク日報は1年前に発見も、稲田、小野寺大臣に報告せず。自衛隊を制御不能の安倍内閣アブナイ』の続報を・・・。

 陸上自衛隊は、イラク派遣部隊の日報を1年前に見つけていたのに、今年にはいるまで、幹部にも大臣にも報告していなかったことが発覚。 (・o・)
 しかも、陸上自衛隊では、別のPKO部隊の日報も出現。さらに、航空自衛隊がイラク派遣されていた時の日報も(3日分だけ?)出て来たという。(@@)
 これらの続報に関する記事は後でアップするとして、ちょっとその前段階の話を・・・。

ここ2−3日、イラク派遣部隊の日報隠しのニュースと共によく出て来るのが、あの小泉元首相が04年に行なったトンデモ答弁の映像だ。

 そう。「どこが戦闘地域で、どこが非戦闘地域か、私に聞かれたって分かるわけがない」とふざけた答弁をしやが・・・もとい、した時の、あの映像である。(-"-)

 しかも、小泉元首相は、野党から「非戦闘地域の定義」や「派遣する地域を決めた根拠」をきかれると、XXの一つ覚えみたいに「自衛隊が活動している地域が非戦闘地域」と繰り返し答え、「答えになっていない」と野党議員や国民を呆れさせていたものだった。_(。。)_

<いや、正直を言えば、例の「わかるわけがない」という答弁も含めて、「面白い」と喜んでいる国民も少なからずいたように思う。 (ノ_-。) >

 小泉政権は、国民の70%以上が反対or慎重だったのに、04年にイラクに陸上自衛隊を派遣。その後、航空自衛隊も07年まで派遣されていたのだが。あとから現地の状況を調べると、どう見ても、当時のイラクはほとんどの場所が戦闘地域であって。陸自や空自が活動していた地域も、例外ではなかったという。(>_<)

* * * * *

 ただ、、mewの感覚からすれば、一国の首相が国会の場で(しかも、自衛隊員の命がかかっているような話に関して)、こんなふざけた答弁をするのを見たら、一般国民からもっと反発があってもいいはずだと思ったし。実は、イラク派遣も論点になっていた05年の総選挙で、もっと議席が減ってもいいはずだと思っていたのだけど・・・。

 ・・・でも、05年9月の総選挙は、見事に「郵政民営化に賛成か反対か」の小泉劇場選挙にされてしまって。結局、小泉自民党が圧勝することに。これで、イラク派遣の諸問題が、吹っ飛んでしまった感じがあった。(゚Д゚)

<で、その05年9月の総選挙の最中に、mewが「このままじゃ日本がアブナイ!」と思って、このブログを立ち上げたのね。( ..)φ>

 それもあってか、イラク戦争が終わった後、英国などでは、米国のブッシュ(ボン)大統領のイラク攻撃を支持し、参戦や協力をしたことが正しかったのかどうか、ちゃ〜んと検証を行なって。当時のブレア首相は、自分が得た情報が間違っていた&判断も間違っていたと誤りを認めたりもしていたのだけど。

 日本は、イラク戦争の支持して、協力したことが正しかったのかどうか、全く検証もせず。自衛隊が現地で行なった活動について、具体的にどこで何をどのように行なったかという報告もなされず。戦闘地域と非戦闘地域の問題なども含め、ほとんど総括されないまま放置されることになってしまったのだ。(-_-;)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 ちょっと前置きが長くなってしまって、申し訳ないのだが。<小泉氏のあの答弁を目にすると、ついイラ〜ッとしてしまって。当時の思い出がバ〜ッて甦ってくるのよね。^^;>

 昨年の1−3月に、あんなにPKO部隊の日報隠しの件が問題になったのに、何故、ほとんど改善が見られないのかと言えば・・・。
 安倍首相が、当時、秘蔵っ子の稲田氏を守りたかったこともあって。すぐに真相解明のための本格調査もせず、大臣や省幹部を更迭もしなかったことが大きかったと思うけど。<誰もピリッとすることなく、本当に反省することもなく終わってしまったという感じ。安倍内閣もすっかりナメられちゃって。稲田氏ならともかく、防衛通の小野寺大臣まで、カヤの外だもんね。^^;>

 mewは、昨年秋の総選挙で、国民が安倍自民党を圧勝させたことも、安倍内閣や防衛省、自衛隊の組織や人たちを安堵させ、緊張感を失わせてしまう大きな要因になったのではないかな〜と思う部分もある。(-_-;)

 しかも、安倍首相は、9条改憲(自衛隊明記)に意欲を燃やしているし。北朝鮮有事のおそれもあるし。防衛省や自衛隊は、安倍首相&仲間たち(保守派の閣僚、議員、国民などなど)大きなサポートを得られるはずだと、潜在的に思い込んでいる面もあるかも知れない。(~_~;)

 ともかく実際問題として、自衛隊が、いつまで立っても、こんな風に、重要な書類の管理や捜索もまともにできないとか、自分たちの過去の海外活動の報告や総括さえもまともにできないような組織では、私たち国民が困ってしまうわけで。
 今回の件を機に、もっとメディアも国民も、防衛省や自衛隊の問題点をチェックすると共に、緊張感を与えて行かなければならないと思うし。

 そんなこともきちんとできない状況では、とてもではないが、自衛隊の憲法9条明記を提案すること自体、かなりおこがましい&恥ずかしいのではないかと思う。_(。。)_

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 まずは、PKOの別部隊の日報も見つかったという話を。

『「保管ない」資料、別部隊にも=南スーダンPKOなど−日報問題・陸自

 「存在していない」とされていた陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が保管されていた問題で、防衛省は4日夜、昨年2月の国会で当時の稲田朋美防衛相が「日報は保管していない」と答弁していた部隊から、新たに南スーダン国連平和維持活動(PKO)を含む日報が見つかったと発表した。イラク派遣の日報が発見された陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)とは別の部隊で、同省のずさんな情報管理が改めて問われそうだ。

 新たに確認されたのは、陸自国際活動教育隊で保管されていた南スーダン、ゴラン高原、ハイチでのPKO活動など計6種の日報。同隊が管理する複数のハードディスクから見つかった。
 防衛省は昨年2月16日、国会議員の要求に応じて国際活動教育隊による日報保管の有無を調査。同日中に「保管していない」と結論付け、翌17日の国会で稲田氏が答弁した。十分に調査を尽くさずに判断していたとみられる。
 同省では昨年7月まで、南スーダンの日報隠蔽問題を受けた特別防衛監察が実施されていた。国際活動教育隊で新たに見つかった日報には南スーダンのものも含まれており、特別監察で存在が見逃されていた可能性もある。一方、特別監察で確認されていたなら、7月の監察結果の報告以降、国会答弁との矛盾が放置されていたことになる。(時事通信18年4月5日)』

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 そして、イラクの戦闘地域でタクシー扱いされていた空自部隊の日報まで見つかったという話が。

『<イラク日報隠蔽>空自でも発見 昨年2月に見過ごす

 防衛省は6日、国会で「不存在」と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣時の日報が見つかった問題で、航空幕僚監部でもイラク派遣時の日報3日分が見つかったと発表した。防衛相による日報探索の指示をないがしろにしたと受け取れる行為が次々と発覚し、政府・与党内にも危機感が広がる。丸茂吉成空幕長は記者会見で「探索が不十分だったことは疑いもない事実だ。深くおわびする」と陳謝した。

 小野寺五典防衛相は同省で幹部を集めて、「私の危機感と信頼回復への決意を隊員全員で共有してほしい」と訓示した。

 菅義偉官房長官は記者会見で「1週間に3回も大臣が国民におわびする事態となったことを防衛省職員一人一人が重く受け止め、再発防止に向け真摯(しんし)に取り組む必要がある」と語った。

 防衛省によると、空幕で見つかったのは2004年3月6〜8日に現地部隊が上級部隊の航空支援集団司令部に送った「定時報告」と呼ばれる日報3日分3枚。5日に立憲民主党の宮川伸衆院議員からイラク派遣時の輸送活動に関する資料請求があり、空幕運用支援課で文書を調べる中で同日夜に発見された。小野寺氏には6日朝に報告された。

 日報は1日分がA4判1枚で「85号機修復を確認」「大使館で調整会議を実施」といった記載があった。「週間輸送実績」という名のフォルダー内で見つかり、紛れ込んだ理由は不明という。日報の保存期間は1年未満で、通常は期間内に廃棄される。

 イラクの日報を巡って、昨年2月16日に野党議員から資料請求があった際や同22日に当時の稲田朋美防衛相が再探索を指示した際に同課は、日報が通常は入っていない同フォルダーは一部だけ確認し、日報があることには気づかなかった。昨年7月に南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の再発防止策として、海外派遣部隊の日報を統合幕僚監部に集約することになった後も空自内で全部隊を含む網羅的な調査は行われず、見落とされたままだったという。空幕は5日、一連の問題を受け、改めて過去の日報の探索を全部隊に指示した。

 空自は03年12月〜09年2月、イラクの復興支援のため、クウェート・イラク間で多国籍軍や国連などの輸送任務に当たった。

 一方、防衛協力に関する文書「日米の動的防衛協力」の電子データが情報公開請求と開示決定の間に更新されていた問題で、防衛省は6日、更新前後で文書の内容は同一と確認されたと発表し、文書改ざんの可能性を否定した。担当課が情報公開の部署に送っていた更新前のデータが見つかり、更新後のデータ、開示文書の原本と照合。更新の経緯は不明だが、原本を過って上書きした後、元に戻した可能性があるという。【前谷宏】(毎日新聞18年4月6日)』

* * * * *

 去年、野党議員が資料請求した時は、見つからず。今年、請求したら、今度は1日で見つかっちゃうなんて。そんなことあるのかしらね〜。<しかも、何だか当たり障りのないような活動をしている3日分だけ?^^;>

 もし、このイラク派遣空部隊の日報の中身が全て公開されたら、当時、小泉・安倍政権がいかに国民を騙して問題のある活動をさせていたか、真相がわかるし。今後、国民が憲法改正や安保政策、自衛隊の活動のあり方などに関して考える上で、と〜っても重要な参考になると思うので、是非是非、より多くの数の日報を開示して欲しいと願っているmewなのである。(@@)

  THANKS 



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍首相 大叔父・佐藤栄作氏を真似て「5月黒い霧解散」か(週刊ポスト)
安倍首相 大叔父・佐藤栄作氏を真似て「5月黒い霧解散」か
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180403-00000011-pseven-soci
NEWS ポストセブン 4/3(火) 7:00配信 週刊ポスト2018年4月13日号

 
 一世一代の勝負に出るか(AFP=時事)


「国難突破解散」と銘打って勝負に出た2017年10月の衆院総選挙からまだ半年も経っていないが、安倍晋三首相は再び「伝家の宝刀」に手をかけている。それも、今回は名付けるなら「党難突破解散」という国民不在の理由で、だ。森友問題で内閣支持率が30%台へと急落した中、安倍首相は反転攻勢の準備にかかり、周辺からは、まさかの電撃解散論が巻き起こっている。

 内閣官房参与の飯島勲氏が、〈安倍首相は解散に打って出よ!〉と題する週刊文春のコラム(3月29日号)で「いま解散なら自民党は7議席減でとどまる」と指摘すると、それを読んだ『月刊Hanada』編集長の花田紀凱氏も〈1966年、佐藤内閣、「黒い霧解散」の例もある〉(産経新聞3月24日付コラム)と書いた。

「金正恩の訪中で極東情勢はめまぐるしく動きだした。4月の南北首脳会談、5月の米朝首脳会談の次は日朝首脳会談がセットされる。それでもまだ文書偽造問題でツベコベ言われるなら、総理はそのタイミングで“安倍YESかNOか”の解散・総選挙を打つことを視野に入れはじめた。反対する者は党を出ていってもらって結構ということだ」(安倍側近)

 首相の大叔父の佐藤栄作・元首相も、「黒い霧事件」と呼ばれる政界汚職や大臣の公私混同問題で政権が窮地に陥ると、求心力を回復するために一か八かの解散・総選挙に踏みきり、自民党は善戦して戦後最長の長期政権への道を拓いた。

 もっとも、自公政権は昨年10月の総選挙大勝で衆院の3分の2を超える312議席を獲得し、衆院の任期は2021年まであと3年半以上残っている。常識的には解散はあり得ないと思われている。だが、安倍首相は佐藤内閣のやり方をよく研究し、過去2回支持率が下がる中、野党側が準備ができていないタイミングでまさかの解散を打って成功した。

 民主党事務局長を務めた政治アナリストの伊藤惇夫氏は「だからこそ、解散はあり得る」とこう予測する。

「憲法改正で歴史に名を残したい安倍首相にすれば、総裁選に敗れると与党で3分の2の勢力があっても憲法改正は党内でつぶされる可能性が高い。だが、一か八かの解散に踏み切って選挙に勝てば総裁3選は確実になるうえ、憲法改正も諦めなくて済む。野党は国会追及で押せ押せに見えるが、選挙協力する流れはできていない。仮に総選挙を実施すれば、自民党は多少議席を減らしても自公で3分の2の議席維持は可能、悪くても維新を合わせた改憲3党なら3分の2は維持できるでしょう」

 安倍首相には「5月黒い霧解散」の動機が十分あるという指摘である。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK242] テレビ制圧! 放送法改正を本気で目指す安倍政権の暴言を総ざらいする 蜜月関係の終焉? 読売ナベツネも「全面対決だ」(文春


テレビ制圧! 放送法改正を本気で目指す安倍政権の暴言を総ざらいする 蜜月関係の終焉? 読売ナベツネも「全面対決だ」
http://bunshun.jp/articles/-/6939
4/7(土) 7:00配信 大山 くまお 文春オンライン

 政府がテレビ、ラジオ番組の「政治的公平」や「正確な報道」を定めた放送法4条の撤廃を検討している。一連の問題にまつわる言葉を振り返ってみたい。

◆◆◆

安倍晋三 首相
「インターネットテレビは放送法の規制はかからないが、見ている人には地上波などと全く同じだ。日本の法体系が追いついていない状況で、電波での大きな改革が必要だ」

毎日新聞 2月1日

 安倍首相は今年1月31日に行われたIT企業中心の経済団体「新経済連盟」の新年会でこのように語っている。翌日の2月1日、首相官邸で開かれた「未来投資会議」(議長・首相)の会合では、電波の有効利用をめぐり「放送事業の在り方の大胆な見直しが必要だ」と述べている。電波制度改革への首相の強い決意の表れだ。


安倍晋三首相 ©文藝春秋

『週刊文春』は首相官邸が作成した二通の内部文書を入手したと報じている。「放送事業の大胆な見直しに向けた改革方針」と題された文書には「放送にのみ課されている規制(放送法第4条等)の撤廃」が赤字で明記されていたという。さらに、ネット事業者などがテレビ局の放送設備を利用し、コンテンツを流せるようにすべきと主張。もう一通の文書では、「H31通常国会orH30臨時国会法案提出」と具体的なスケジュールも打ち出されていた。

 政府が撤廃しようとしている放送法4条は、大きく次の4点を放送局に求めている。(1)公序良俗を害しない(2)政治的公平さを失わない(3)事実をまげない(4)意見が対立する問題は多角的に論点を明確にする。これが撤廃されれば、フェイクニュースが事実のように報じられたり、選挙報道の中立性が損なわれる事態になりかねない。政党が都合のいい番組を放送することも可能になる。

 時事通信は「政権寄りのメディアを誕生させる狙いがあるのではないか」という中央省庁幹部の声を紹介(時事ドットコムニュース 4月4日)。経済ジャーナリストの町田徹氏は「安倍政権はテレビ局をけん制するだけでなく、共和党べったりの米テレビ局『FOXニュース』の自民党版を作る野望を持ち始めたのではないか」という見方を紹介している(現代ビジネス 4月3日)。



今井尚哉 首相秘書官
「テレビに政治的中立なんてないだろ」

『週刊文春』4月12日号


安倍首相と今井尚哉首相秘書官(左) ©共同通信社

 放送法改正を主導していると見られているのが、安倍首相の信頼が厚い今井秘書官だ。4月6日付の毎日新聞は官邸関係者の「今でもテレビの政治的中立なんてあってないようなもの。米国みたいに視聴者が『このテレビ局はこの政党を支持している』と分かったほうがいい」という言葉を紹介している。テレビ局に「公正」さなど求めない、というわけだ。



安倍晋三 首相
「(批判的な)TBSやテレ朝は報道じゃない」

『週刊文春』4月12日号

 背景にあるのは、森友学園問題などについての報道に対する政府、ならびに安倍首相の不満だ。内閣支持率の低下、ならびに首相自身への不信感は報道のせいだと考えているふしがある。2014年11月、安倍首相がTBS『NEWS23』に出演した際、政府の経済政策について懐疑的な回答が続く街頭インタビューの映像が流れた後、「おかしいじゃないか!」と声を張り上げて不満を露わにしたのはよく知られている。このときは当時の萩生田光一筆頭副幹事長と福井照報道局長が在京6局に対し、選挙報道の「公平中立」を求める文書を送っている。

 2015年11月には百田尚樹氏が代表理事、上念司氏が事務局長、ケント・ギルバート氏、田中秀臣氏らが理事を務める「放送法遵守を求める視聴者の会」が発足(役職は現在のもの)。

『NEWS23』を批判する意見広告を出したり、高市早苗総務相(当時)に放送法4条の政治的公平性についての公開質問状を出したりするなどの活動を行った。なお、ケント・ギルバート氏は2017年7月、産経ニュースの自身の連載で「安倍首相もそろそろ本気でメディアへの対抗策を打ち出したらどうか」「『政治的公平性』などを求めた放送法4条は、撤廃しても構わない」などと記している。遵守なのか、撤廃なのかどっちだよ。



高市早苗 前総務相
「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性が全くないとは言えない」

産経ニュース 2016年2月9日


高市早苗氏 ©文藝春秋

 これは2016年2月に衆議院予算委員会で、民主党(当時)の奥野総一郎氏が放送法の解釈について「視聴者の会」の公開質問状に言及しつつ質問した際の高市早苗氏の答弁。放送法を所管する立場である総務相の高市氏は、このとき「停波」の可能性にも言及しており、報道機関の萎縮をもたらすと批判が集中した。



野田聖子 総務相
「仮に4条が撤廃されれば、公序良俗を害するような番組や、事実に基づかない報道が増加する」

時事ドットコムニュース 4月4日


野田聖子氏 ©文藝春秋

 現在の総務相である野田聖子氏は慎重な姿勢を崩さない。3月29日の参院総務委員会でも「日本の放送が4条を守り、さまざまな情報を提供してくれたことには大きな意義がある」と述べている(時事ドットコムニュース 3月29日)。



岸田文雄 自民党・政調会長
「放送法の役割、この政治的な公平性とか、公序良俗の維持とか、さまざまな役割があるといわれています。慎重に議論すべきものではないか」

TBS NEWS 4月5日



石破茂 自民党・元幹事長
「報道のあり方は、健全な民主主義にとって極めて大事なことだと思っていて、放送法4条の改正は慎重であるべきだ。正しい民主主義のあり方とは何なのかを議論していきたい」

朝日新聞デジタル 4月5日


石破茂氏 ©文藝春秋

 自民党内でも放送法改正に疑問を呈する声が相次いでいる。また、公明党の山口那津男代表も「(政治的な)公平という基準が外れて商業上の利益を追求すればいいとなると、かえって国民は信頼しなくなり、民主主義の精神もどこかに飛んでしまう。極めてゆゆしきことだと心配している」と発言した(日本経済新聞 4月5日)。



見城徹 幻冬舎社長
「僕の想像ですが、安倍さんは報道ステーションやサンデーモーニングが気に食わないのでしょう。しかし、それとこれとは話が別だと思います」

『週刊文春』4月12日号


見城徹氏

 安倍首相はネット番組を高く評価している。昨年10月の総選挙直前には「AbemaTV」の見城氏が司会の番組「徹の部屋」に出演していた。しかし、番組で安倍首相を絶賛していた見城氏も、放送法改正は「無茶な構想」と疑問を示している。



渡邉恒雄 読売新聞主筆
「首相がその気なら全面対決だ」

現代ビジネス 4月3日

 安倍政権による放送法改正について、マスメディア関係者は一斉に強く反発している。首相に近いと言われている読売新聞も「政治的中立性の縛りを外せば、特定の党派色をむき出しにした番組が放送されかねない」(3月17日)、「番組の劣化と信頼失墜を招く」(3月25日)などと強い調子で批判を続けている。渡邉氏は「日テレが(政権に厳しい)テレ朝みたいになってもいいのか」とも発言したという(『週刊文春』4月12日号)。


「中曽根康弘先生の白寿を祝う会」で談笑する安倍首相と読売主筆・渡邉恒雄氏 

 放送法は太平洋戦争時、戦意高揚の政府宣伝にラジオが使われた反省から、1950年に制定されたもの。放送法改正が実現すれば、たとえば安倍政権を擁護し続けるDHCテレビのネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』が地上波で流れるようになるだろう。また、放送倫理・番組向上機構(BPO)もネット番組には権限が及ばないので、裏付け取材をしないまま沖縄の反基地運動を侮蔑的に取り上げてBPOに放送倫理違反や人権侵害を指摘された『ニュース女子』(制作はDHCテレビとボーイズ)のような番組も野放しになる。はたして安倍政権による「テレビ制圧計画」は成功するのか否か。その成り行きを注視したい。































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍首相発言 ブレブレだから真に受けるのがバカバカしい(週刊ポスト)
安倍首相発言 ブレブレだから真に受けるのがバカバカしい
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180407-00000005-pseven-soci
NEWS ポストセブン 4/7(土) 7:00配信  週刊ポスト2018年4月13日号

 
 真に受けるのがバカバカしい(時事通信フォト)


 現在の安倍政権は5年半にも及ぶが、安倍氏の発言を検証すると、「私の世代が何をなし得るかと考えれば、自衛隊を合憲化することが使命ではないかと思う」(2017年5月3日付読売新聞朝刊)と言っていたかと思えば、「(自衛隊を)合憲化するということを私は申し上げたことはありません」(2018年2月22日・衆院予算委員会)と自らの発言を全否定するなど、ブレていることがはっきりしてくる。

 さらに遡っていくと、首相の発言を真に受けることがバカバカしくなってくるほどだ。

 2013年1月28日、第二次安倍政権発足の記念すべき所信表明演説の中で、「2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現する」と発言。“2年で実現する”という目標達成時期をこれまでに6度も延期しておいて、気にするそぶりすら見せない。

 安倍氏が権力の階段を駆け上がる“原点”ともいえる拉致問題に関する発言も虚しいばかり。同じく2013年1月の所信表明で、

「何よりも、拉致問題の解決です。全ての拉致被害者の御家族が御自身の手で肉親を抱きしめる日が訪れるまで、私の使命は終わりません」

 と言いながら一向に進展せず、2014年に北朝鮮に名ばかりの再調査を依頼した際に緊急記者会見まで開いて、「全面解決に向けた第一歩になると期待している」(2014年5月29日・首相会見)と被害者家族に気を持たせた。

 が、結果は見ての通り。すると、再調査などなかったかのように北に攻撃的な発言を繰り返し、「必要なのは対話ではない。圧力だ」(2017年9月20日・国連総会)と国際社会に向けてアピール。

 最近になって米中韓が相次いで対話路線に踏み切ると、またしてもあっさり対話路線に転向。

「北朝鮮から対話を求めたのは、日本がリーダーシップを執ってきた結果」(2018年3月28日・参院予算委員会)

 そう平然と言ってのけるあたり、発言の整合性など気にも留めていないのだろう。

「政治家はその発言に責任を持ち、有権者から信頼を得られるよう自ら襟を正すべき」(2018年1月30日・衆院予算委員会)

 国民の不信感の原因は自分が一番わかっているということか。













http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 野党は空自のイラク日報の公開を直ちに求めよ  天木直人 
野党は空自のイラク日報の公開を直ちに求めよ
http://kenpo9.com/archives/3534
2018-04-07 天木直人のブログ


 ついに空自のイラク日報の存在が明らかになった。

 この中にこそ、自衛隊イラク派遣が憲法9条に違反していた動かぬ証拠がある。

 名古屋高裁が自衛隊イラク派遣の違憲性を断じたのも、まさしく空自が米国軍の補給や物資(戦闘員や兵器)輸送をしていたからだ。

 イラクを攻撃している米軍への紛れもない加担だ。

 なぜ野党は、文書管理のずさんさや文民統制違反ばかりを騒ぎ立てるのだろう。

 それも重要だが、それらは民主党政権時の3年間も行われていた。

 民主党政権の時こそ、官僚を正しくコントロールできず、官僚の情報隠しを放任してきたのだ。

 いずれ自民党はその事を指摘して来るだろう。
 
 そんな事よりも、いま野党が真っ先に行う事は日報に書かれている内容を一刻も早く国民に公開するよう安倍政権に迫ることだ。

 ここまで安倍政権の文書隠し、改ざんが国民の目に明らかになっている時だ。

 もはや黒塗りで押し通すことは出来ないだろう。

 そんな事をすれば国民に袋叩きにされる。

 いまこそあらゆる隠ぺい文書の公開を実現する絶好のチャンスなのだ。

 空自のイラク日報がすべて包み隠さず白日の下にさらされれば、イラク戦争開始の2003年以来、政府が憲法9条に反して米軍の戦争に加担して来た十数年間のウソ、いかさまが、すべて明らかになる。

 安倍政権どころか自公政権が吹っ飛ぶ。

 そして、与野党を含めたこの国の政治の、国民に対する背信が明らかになる。

 いま国民が求めている事は、戦後政治の欺瞞からの決別である。

 日本の政治は国民の手によって一から作り直さなければいけないのだ。

 そして、その時は今を置いてない。

 そのきっかけとなるのがイラク日報だ。

 その時、新しい政治の軸となるものこそ、新党憲法9条が目指すものである。

 なぜ野党の中から、いや自民党リベラルの中から、その事に気づくものが出て来ないのか。

 10年以上も前のことだからといって、日本がイラク戦争を支持したあの歴史的誤りのことなど、みな忘れてしまったとでもいうのか。

 それとも、今我々が目にしてるのは、国民から遊離した与野党の馴れ合いなのか。

 その答えは、イラク日報の決着がどういう形で終わるかによって明らかになる。

 もうすぐそれがわかる時が来る(了)



<イラク日報隠蔽>空自でも発見 昨年2月に見過ごす
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180406-00000107-mai-pol
毎日新聞 4/6(金) 22:00配信


航空幕僚監部で見つかったイラク派遣時の日報について記者会見で説明する丸茂吉成空幕長=防衛省で6日、前谷宏撮影

 防衛省は6日、国会で「不存在」と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣時の日報が見つかった問題で、航空幕僚監部でもイラク派遣時の日報3日分が見つかったと発表した。防衛相による日報探索の指示をないがしろにしたと受け取れる行為が次々と発覚し、政府・与党内にも危機感が広がる。丸茂吉成空幕長は記者会見で「探索が不十分だったことは疑いもない事実だ。深くおわびする」と陳謝した。

 菅義偉官房長官は記者会見で「1週間に3回も大臣が国民におわびする事態となったことを防衛省職員一人一人が重く受け止め、再発防止に向け真摯(しんし)に取り組む必要がある」と語った。公明党の井上義久幹事長も会見で「文民統制(シビリアンコントロール)上の観点で極めて深刻な問題だ。速やかに調査結果を公表すべきだ」と求めた。

 防衛省によると、空幕で見つかったのは2004年3月6〜8日に現地部隊が上級部隊の航空支援集団司令部に送った「定時報告」と呼ばれる日報3日分3枚。5日に立憲民主党の宮川伸衆院議員からイラク派遣時の輸送活動に関する資料請求があり、空幕運用支援課で文書を調べる中で同日夜に発見された。小野寺五典防衛相には6日朝に報告された。

 日報は1日分がA4判1枚で「85号機修復を確認」「大使館で調整会議を実施」といった記載があった。「週間輸送実績」という名のフォルダー内で見つかり、紛れ込んだ理由は不明という。日報の保存期間は1年未満で、通常は期間内に廃棄される。

 イラクの日報を巡って、昨年2月16日に野党議員から資料請求があった際や同22日に当時の稲田朋美防衛相が再探索を指示した際に同課は、日報が通常は入っていない同フォルダーは一部だけ確認し、日報があることには気づかなかった。昨年7月に南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の再発防止策として、海外派遣部隊の日報を統合幕僚監部に集約することになった後も空自内で全部隊を含む網羅的な調査は行われず、見落とされたままだったという。空幕は5日、一連の問題を受け、改めて過去の日報の探索を全部隊に指示した。

 空自は03年12月〜09年2月、イラクの復興支援のため、クウェート・イラク間で多国籍軍や国連などの輸送任務に当たった。

 一方、防衛協力に関する文書「日米の動的防衛協力」の電子データが情報公開請求と開示決定の間に更新されていた問題で、防衛省は6日、更新前後で文書の内容は同一と確認されたと発表し、文書改ざんの可能性を否定した。担当課が情報公開の部署に送っていた更新前のデータが見つかり、更新後のデータ、開示文書の原本と照合。更新の経緯は不明だが、原本を過って上書きした後、元に戻した可能性があるという。【前谷宏】



イラク日報、泥沼化=与党に危機感、野党は追及強化
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00000019-jij-pol
4/7(土) 8:09配信  時事通信

 イラクに派遣された自衛隊部隊の日報をめぐる問題が泥沼化の様相を呈している。

 陸上自衛隊に続いて航空自衛隊からも見つかったことが6日に判明。政権の信頼がさらに失墜しかねず、与党内の危機感は一段と強まっている。しかし、事態収拾の見通しは立っておらず、野党は国会での追及を強化する方針だ。

 「しっかりとうみを出し切るために、もう一度それぞれの持ち場にこのような文書がないか確認してもらう」。空自の日報の存在確認を受け、小野寺五典防衛相は6日、記者団にこう強調したが表情は暗かった。

 存在しないとされた陸自のイラク日報が見つかったと小野寺氏が発表したのは2日。把握から公表まで1年以上を要したことが4日に発覚した。さらに航空幕僚監部にも日報が保存されていたことが6日に分かり、状況は悪化する一方だ。

 安倍晋三首相は6日夜、秋山光人日経映像顧問らと会食し、「(自衛隊の)最高指揮官は自分なので、防衛相を通じて真相解明などの指示をしっかり進める」と強調した。秋山氏が記者団に明らかにした。政権はあくまで「防衛省で対応する話」と位置付け、影響が首相に及ぶのを極力抑えたい考え。菅義偉官房長官は記者会見で「1週間に3回も防衛相がおわびする事態となった」と同省に怒りの矛先を向けた。

 だが、政権が自衛隊を掌握できていないとの印象が広がれば、批判は与党にも向きかねない。

 公明党の井上義久幹事長は6日の会見で「シビリアンコントロール(文民統制)の観点で極めて深刻な問題だ。文民統制に国民が懸念を持つようなことがあっては断じてならない」と語った。自民党関係者は「最悪だ。緩んでいるという域を超えている」と懸念を示した。

 立憲民主党など野党6党は、安倍政権を追い詰める好機と捉え、攻勢を強める。責任追及に向けて国会で「不存在」と答弁した稲田朋美元防衛相や当時の制服組の国会招致を要求。日報そのものの早期開示も迫る考えだ。

 来週は9日の参院決算委員会など、連日のように審議日程が控えている。立憲の辻元清美国対委員長は6日、記者団に「自衛隊が一体どういう活動をしてきたかも検証すべきだ」と述べ、与党をけん制した。 

























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 日報隠蔽で“降ろし”加速 安倍政権「6月解散」で延命狙い いよいよ終わりが近づいている…(日刊ゲンダイ)


 


日報隠蔽で“降ろし”加速 安倍政権「6月解散」で延命狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226645
2018年4月7日 日刊ゲンダイ

 
 もう止められない(右は1966年の黒い霧解散)/(C)共同通信社

「完全に負のスパイラルに入っている」――。

 隠蔽したはずのスキャンダルが次々に発覚している安倍政権。今度は、自衛隊の“文書隠し”が明るみに。政局に強い自民党議員は「もう安倍3選はない」と確信し、党内の“安倍離れ”が急ピッチで進んでいる。安倍首相の外交日程が終わる5月中旬以降、“安倍降ろし”が表面化するとみられている。

 厚労省の「裁量労働制データ」捏造、財務省の「決裁文書」改ざん、防衛省の「イラク日報」隠蔽と、3タテを食らっている安倍政権。「安倍1強」はもはや死語だ。自民党内は、安倍離れが加速している。

 竹下亘総務会長は「昭恵さんという存在が政権に迷惑をかけたことは事実」と平然と口にする始末だ。

 自民党内では、再び“青木理論”が注目されているという。内閣支持率と自民党支持率を足して50%を切ったら政権は崩壊するというものだ。現在、内閣支持率は31%、自民党支持率は32%。合計63%あるが、50%に近づいたら、一気に“安倍降ろし”がはじまるとみられている。

「自民党議員の危機感は予想以上です。来年は統一地方選と参院選が控えている。爆弾を抱えている安倍首相では、怖くて戦えない。選挙前に新しい爆弾が炸裂する恐れもありますからね。いずれ安倍降ろしがはじまるはずです。すでに、竹下派は、岸田氏か石破氏支持に傾いています。安倍首相が所属する細田派も、福田康夫元首相に近い人は内心、安倍首相を支持していない。安倍支持と断言できるのは下村さんや稲田さんなど十数人です。もし、内閣支持率が下がっても、安倍首相が政権にしがみつこうとしたら、昭恵夫人の喚問を持ち出すつもりのようです。さすがに、安倍首相も昭恵喚問となったら首相を辞めるでしょう」(永田町関係者)

■弱体・野党が相手なら負けない

 安倍降ろしの動きに気づいている安倍首相周辺は、対抗手段として、なんと6月の「会期末解散」を考えているという。念頭にあるのは大叔父、佐藤栄作元首相が仕掛けた「黒い霧解散」だ。1966年12月、総裁に再選したばかりの佐藤元首相だが、政権は国有地払い下げの恐喝事件や、大臣の公私混同など「黒い霧」まみれだった。そこで、佐藤元首相はあえて解散。総選挙では微減にとどめた。

 内閣参与の飯島勲氏も週刊文春(3月29日号)で「黒い霧解散」を引き合いに、早期の解散・総選挙を進言し、「過半数維持は間違いないぜ」と書いている。

「野党がバラバラな今、解散・総選挙をすれば、与党は議席を減らすでしょうが、過半数は取ると、安倍首相周辺は計算しているのだと思う。安倍首相も、『国民の支持を得た』として、総裁3選、改憲に挑戦できると考えているのでしょう」(政治評論家の山口朝雄氏)

 いよいよ安倍政権の終わりが近づいている。








































関連記事
安倍首相 大叔父・佐藤栄作氏を真似て「5月黒い霧解散」か(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/645.html





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記事 [政治・選挙・NHK242] 森友学園問題、「口裏合わせ依頼」の巨大衝撃 昨年2月20日前後、いったい何があったのか(東洋経済オンライン)
森友学園問題、「口裏合わせ依頼」の巨大衝撃 昨年2月20日前後、いったい何があったのか
https://toyokeizai.net/articles/-/215582
2018年04月06日 安積 明子 : ジャーナリスト 東洋経済オンライン


3月25日、自民党の党大会での安倍晋三首相(写真:REUTERS/Issei Kato/Files)


新年度に入り、さすがに森友学園問題はそろそろ沈静化するようにみえた。3月27日に衆参両院で行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が野党の追及の甘さで“不発”に終わったため、これ以上なすすべもなくくすぶり続けるように見えたからだ。

ところが4月4日の『ニュース7』(NHK)が豊中市内の国有地の8億2000万円の“値引き”を巡って財務省(理財局)が森友学園に“口裏合わせ”を求めたと報じたことをきっかけに、この問題に再び火が付いた。

民放も相次いで後追い報道

もっとも同番組のこの日のトップニュースは、新たに見つかった防衛省の日報問題。放映開始直前に小野寺五典防衛相が会見していたため、“口裏合わせ問題”の報道時間はわずか2分余りにとどまっている。

しかし財務省による“口裏合わせ問題”はその後の『ニュース9』でも報じられ、午後10時からの『クローズアップ現代+』は、森友学園問題を巡る「公文書改ざん問題」を取り上げた。翌日には民放のニュース番組も相次いで後追い報道をしている。

『クローズアップ現代+』では、国有地売買についての決裁書が改ざんされた昨年2月下旬から4月にかけて、904回にもわたった佐川理財局長(当時)の答弁を分析。このうち改ざん前と食い違う答弁は44回で、そのうち事前の価格提示や政治家に関する記録についての答弁は41回とその大部分を占めることを明らかにした。決裁書の改ざんに政治家による関与が色濃くあったことが伺える。

理財局から森友学園に“口裏合わせ”の申し出があったのは昨年2月20日の月曜日。このタイミングは、野党から「ゴミ撤去のための値引きの根拠が曖昧」と批判されていた頃だ。

約8億2000万円の費用でゴミを撤去するのならば、約1万2000立方メートルの残土を運び出し、新たな土で埋め立てなければならず、そのためには約4000台ものトラックによる運搬が必要になる。

この時、野党議員は調査のために現地に赴いたが、数千台ものトラックが実際に行き交うことは不可能であること、その様子を目撃した人もいなかったことを確認している。にもかかわらず、理財局は森友学園に「何千台ものトラックでゴミを撤去したと言ってほしい」と口裏合わせを依頼し、学園側はこれを断った。

当時を振り返ってみると、安倍晋三首相が「私と妻が関係していたら、総理も議員も辞める」と衆議院予算委員会で啖呵を切ったのは、その3日前の2月17日金曜日。間に土日を挟むため、実質的に理財局から口裏合わせの依頼があったのは、その直後ということになる。

不自然なまでに理財局長の責任を強調

そしてこの“口裏合わせ”の依頼から2日後の昨年2月22日、財務省と国交省は官邸で菅義偉官房長官にこの件について説明していた。これには財務省からは理財局長だった佐川氏が参加したことが明らかにされているが、その他に財務省から誰が同行したのか。

これについて今年4月3日の衆議院財政金融委員会で、立憲民主党の川内博史議員が質している。ところが、太田充理財局長はなかなか答えようとはしなかった。審議はいったん打ち切りになり、立憲民主党の海江田万里理事らが強く抗議した結果、小里泰弘委員長に指示されて答えざるをえなくなった太田氏は「総務課長と総括審議官が同席した」と述べたものの、その名前を頑として伏したままだった。

だが太田氏は理財局長に就任前の2015年7月から2年間、大臣官房総括審議官を務めており、まさにこの時期に該当している。つまり太田氏は同席していたわけである。

「基本的に(佐川)理財局長が説明した。本来であれば局長が責任をもって説明すべきこと。仮に誰かを連れていって説明させたとしても、最終的責任者は理財局長だ」

この時、太田氏は何度も「理財局長の責任」を繰り返している。不自然なまでに理財局長の責任を強調したその理由はいったい何なのか。

疑問はまだある。理財局からの口裏合わせを断った2月20日夜、森友学園の籠池泰典元理事長はTBSのラジオ番組に出演。約8億2000万円とされたゴミ撤去費用について以下のように話しているのだ。

「8億円云々というけれど、元々その金額がいくらだったのか知らない」

「(「8億いくか?」と聞かれて)いやだって、運動場の下のところは取り出さなくていいから、触っていないから。運動場で使うところは何も触らなくていいから、お金がかかることはない」

この直後、籠池氏が当時の顧問弁護士を通じて理財局の職員から「身を隠してほしい」と言われたことも謎だ。籠池夫妻はメディアの前からしばらく姿を消したが、その間、安倍首相の籠池評が大きく変化したこともまた不思議である。

首相の態度激変と文書改ざんの時期が同じ

「妻から森友学園の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いております」

2017年2月17日の衆議院予算委員会では、このように安倍首相の籠池評は好意的だった。だがこれが2月下旬になると、一気に否定的へと変わっていく。

「この方は非常にこだわるというか、そう簡単に引き下がらない方でございまして」(2017年2月24日 衆議院予算委員会)

「非常にしつこい中において、非常に何回も何回も熱心に言ってこられる中」(同)

その激変ぶりは質問に立った野党議員をも戸惑わせたほどだったが、この頃から決裁書の改ざんが始まっているのである。

なお同問題を追及している共産党の辰巳孝太郎参議院議員は4月5日の野党共同ヒアリング終了後、「昨年の2月17日、20日、22日、24日を繋いでいけば、真実が見えてくる。籠池氏に『姿を消せ』と言ったのは、ラジオ番組でしゃべりすぎたために口止めが必要だと思ったのだろう」と、記者団に述べている。

まだまだ闇は深いのだが、NHKのスクープを契機に全容解明へ向けて一歩前進したことは間違いない。








































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 財務省理財局長・太田充はたぬき/政界地獄耳(日刊スポーツ)
   
    佐川前局長より「森友案件」に精通/(C)日刊ゲンダイ



財務省理財局長・太田充はたぬき/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201804070000109.html
2018年4月7日8時45分 日刊スポーツ

 ★森友公文書改ざん問題で“丁寧な答弁”に努めている財務省理財局長・太田充。自民党参院の和田政宗から「太田理財局長は、民主党政権時代の野田総理の秘書官も務めていた。増税派だからアベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために、意図的に変な答弁をしてるんじゃないか」と問われた。「公務員としてお仕えするのが仕事。さすがにいくらなんでも、そんなつもりは全くない」と答弁し、野党からも同情を買った。

 ★ところがどうやら、この1年間の野党の質問を突き合わせると、前理財局長とともに森友対策の中心人物として奔走していたのが、太田だったことが分かった。まさに民主党時代の参院・福山哲郎、同党・福島伸享、立憲民主党・川内博史らが、丁寧に質問し続けた成果の結実といえる。昨年2月22日に官邸において官房長官・菅義偉がこの問題の説明を受けたとしているが、財務、国交が一緒に長官にレクをしたことになれば、それは森友問題財務・国交両省合同隠ぺい対策会議が開かれたといえるだろう。

 ★先月30日の衆院財務金融委員会では、いつだれがこの会議にいたのか、との川内の質問に、太田は「2月の22日」と答弁。国交省航空局次長・和田浩一は「20日前後の記憶があるが、随行者や同席者は確認できない」ととぼけた。今月3日の同委員会で川内が再度聞き、同委員長・小里泰弘も「事実関係を速やかに調べるように」とたしなめると、太田は「理財局長の随行として理財局総務課長が同席している。官房長官への説明の時は、当時で言いますと、官房の総括審議官も同席しているということでございます」とした。ここまで答弁を渋ったのは、当時の総務課長の前職は国有財産企画課長、そして当時の官房総括審議官は、太田自身だった。太田は当事者として、対策会議のメンバーだったということになる。太田はたぬきだ。(K)※敬称略







関連記事
国会で異様な慌てぶり 太田理財局長が隠した秘密会議同席(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/579.html

<森ゆうこ 森友・加計追及!>「太田理財局長も当事者じゃないか!」「この国は法治国家じゃなくて『魔法の国』になった!」
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/591.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK242] どうやら共産党は「確かな野党」に立ち返ったようだ  天木直人 
どうやら共産党は「確かな野党」に立ち返ったようだ
http://kenpo9.com/archives/3536
2018-04-07 天木直人のブログ


 どうやら共産党は、清水の舞台から飛び降りる覚悟で野党共闘による連立政権入りをあきらめて、もとの「確かな野党」に戻る方針を固めたようだ。

 沈黙していた北朝鮮問題について、記者会見を開き、北朝鮮問題の平和的解決に向けて国際社会に呼び掛ける事を明らかにした。

 その前には天皇退位の儀式は国民主権に反するという記者会見を開いた。

 そして来年の地方統一選や参院選に、次々と共産党候補者を発表し始めた。

 明らかに、野党共闘優先から、元もの共産党に舵を切ったのだ。

 無理もない。

 野党第一党の民進党が分裂したまま、まとまる気配はない。

 おまけに、みな共産党から距離を置くようになった。

 野党共闘したくてもする相手がいなくなったのだ。

 そんな野党とこれ以上野党共闘を進めても、共産党にとって得るものは何もなく、失うものの方が多いからだ。

 それでいいのだ。

 もはや政権交代など近い将来ありえない。

 そして野党不在で自公政権が続いても、山積する内外の問題に自公政権は正しく対応できそうもない。

 ならば、国民に代って自公政権を批判、監視する役割を一手に引き受ければいいのだ。

 批判、監視能力は共産党が断トツだ。

 国民は、共産党に政権を担ってもらいたいとは決して思わないが、自公政権を厳しく批判、監視させるのは共産党が一番と思っている。

 その期待に応えればいいのだ。

 共産党は、再び、元の、「唯一で、確かな野党」に戻ればいいのである(了)



朝鮮半島の非核化平和体制構築を




非核化と平和体制構築を一体的、段階的に 志位委員長、6カ国に要請
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-04-07/2018040701_01_1.html
2018年4月7日 しんぶん赤旗

 日本共産党の志位和夫委員長は6日、国会内で記者会見し、北朝鮮の核・ミサイル問題の今後の解決に向け、「朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制の構築を一体的、段階的に進める」ことをアメリカ、韓国、中国、北朝鮮、日本、ロシアの6カ国協議の関係国に求める要請文を発表しました。朝鮮半島の非核化をめぐる問題で6カ国の政府に同じ内容の要請を行うのは初めて。要請文は、在日大使館経由で各国に伝達し、北朝鮮政府には米・ニューヨークの国連代表部を通じて届けます。日本政府にはしかるべき形で伝えます。

要請文全文

 今回の要請は、4月27日の南北首脳会談、5月末までの米朝首脳会談という新たな動きを受け、「対話による平和的解決のチャンスをぜひ実らせてほしい」(志位委員長)との立場からのもので、6カ国に対し、今後、対話と交渉を進めるにあたってとくに重視してほしい二つの点を提起しています。

 第一は、「朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制の構築を一体的・包括的に進める」ことです。

 志位氏は、「北朝鮮の完全かつ検証可能で不可逆的な核放棄をはじめとする朝鮮半島の非核化は、関係国の対話と交渉の最大の目標にされるべきです」と述べるとともに、「それと一体に、北東アジア地域の平和体制の構築――南北、米朝、日朝の緊張緩和・関係改善・正常化を進めることが重要です」と強調。「両者は一体的に同時並行で進めてこそ、実らせることができます」と語りました。

 さらに、「非核化を進めるためには、朝鮮戦争の終結をはじめ戦争と敵対に終止符を打ち、地域の平和体制を構築し、北朝鮮を含む関係国の安全保障上の懸念を解決することが不可欠になってきます」と指摘。

 そのロードマップ(行程表)の基礎として、6カ国協議の共同声明(2005年9月19日)をはじめ、交渉の土台とすべき一連の重要な国際合意をあげました。

 第二は、「その実行方法にあたっては、合意できる措置を話し合って、一つずつ段階的に実施して目標に近づいていくことが、現実的な方法」だということです。

 志位氏は、非核化と平和体制の構築は、目標として合意されても、一足飛びに実現することは困難であり、「段階的措置によって相互不信を解消し、信頼醸成を図りながら前に進むことが現実的だ」と強調。そのことは05年の6カ国協議の共同声明で「約束対約束、行動対行動の原則」として確認されていること、同声明が困難に直面し実を結んでいない原因は「その具体化の過程でこの原則が守られなかったことにある」と指摘。「関係国が、過去の教訓を踏まえつつ、この原則にそって粘り強く交渉を進め、目標を達成していくことを要請したい」と述べました。

 志位氏は、要請の結びに、戦争を絶対に回避しなければならないこと、敵対から和解への転換が図られれば世界の平和にとって巨大な利益になることを強調し、「すべての関係国が理性と英知を発揮して解決にあたることを重ねて要請します」と訴えました。





http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 光る山本太郎の英断!昭恵告発に「待った」! 


光る山本太郎の英断!昭恵告発に「待った」!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_71.html
2018/04/06 23:39 半歩前へ

▼光る山本太郎の英断!昭恵告発に「待った」!

 山本太郎がまた男を上げた。市民団体による昭恵告発に「待った」!をかけた。そのわけはこれ。
 
 森友学園への国有地の激安払い下げ事件が原因で財務省職員が一人首つり自殺したというのに、安倍昭惠は平気な顔でイベントなどに顔を出し、はしゃいでいる。

 森友事件で籠池泰典は証人喚問を受け、質問に応えた。もう一方の主役である安倍昭惠も証人喚問で証言すべきだと80%近くの国民が要求。ところが安倍晋三は「昭惠は関係ない」と繰り返し拒否。挙句の果てに「昭惠は私人だ」?

 オカシナことを言う。私人は喚問出来ないのか?籠池は堂々と出席した。なぜ、安倍昭惠がダメなのか?

 しびれを切らした市民団体が「昭恵を刑事告発する」と言い出した。

 この動きに山本太郎が早まるなと「待った」をかけた。

なぜだ? と思う向きが多いだろうが、こんな深読みが太郎にはあった。

 告発すれば東京地検は拒否しない。そんな状態で仮に証人喚問が実現したとしても、安倍昭惠は「待ってました」とばかりに、「刑事訴追を受けておりますので証言は差し控えさせていただきます」と証言拒否するだろう。

 佐川喚問の再現となる。山本太郎はそんなことをやらせてはならないというのである。なるほど、ごもっとも、納得だ。

 昨夜(5日)、東京・上野で開催した安倍政権打倒の集いで市民団体は、「昭恵の刑事告発」を宣言する手はずだった。それを、駆けつけた山本太郎が直前でストップをかけた。太郎に「大あっぱれ」、だ。

 昨夜の模様をフリージャーナリスの田中龍作が現場取材した。田中の情報がなければ、貴重な事実を知ることが出来なかった。

 山本太郎や田中龍作のおかげで私たちは大事な情報に接することが出来る。彼らへの感謝の気持ちを忘れてはならない。

 田中はこれらの情報を集めるために飛び回っている。どこからも取材費は出ない。交通費も、電話代もカンパが頼りだ。協力しよう。

田中龍作の
「昭恵告発に待った 山本太郎議員「逃げ道を与えたら最悪のパターン」
はここをクリック
http://tanakaryusaku.jp/2018/04/00017910


20180405 UPLAN【後半】主権者が政治を変える!さくら祭り

※1:35:20〜安倍昭恵さんの告発に待った。山本太郎スピーチ。再生開始位置設定済み。





むうたん❤︎安倍内閣総辞職@MisatoFloveさん、文字起こし
https://twitter.com/MisatoFlove/status/981883784810254339

2018年4月5日
主権者が政治を変える!さくら祭り!@上野公園 野外ステージでの山本太郎参議院議員の発言より(抜粋)

山本議員:最後にですね、(中略)あのね、今日ね、ええと、安倍昭恵さんを告発するみたいな話が出てきてたんですよ。それ見て僕、ちょっと複雑だったんです。どうしてか?

だって、さがわさんの告発見てたでしょ?って。証人喚問。

なんつってた。
「私は告発されている身なので」
他にもなんつってたっけ。
「刑事訴追の恐れがあるから」

安倍昭恵に対して、安倍昭恵さんに対して、証人喚問に呼ぶっていうことも実現したいし、何よりも、逃げ道を塞がなきゃなんない。

その為には、市民側から告発をして、逃げ道を与えるようなことをしてしまったら、これ最悪のパターンなんですよ。

政治家も市民ももっと賢くなんなきゃ、ひっくり返せないですよ!ていう思いなんです。なので、本当に抑制的に。

いや、市民の政治への参加、何するっていうのも自由ですよ。でもやっぱり、一個、一個、学んでいかないですか?そうしていきましょうよ。

告発するのもいいけど、告発することによる副作用も大きいということは、私たち大きく学びましたよね。

告発するぞというふうに脅しを掛けて、逆にそれを利用されるってこと知りましたよね。

それを考えながら、市民としてどんな手が打てるのか?政治家と連携していきながらどんな手が打てるのかっていうことを、みんなでもっともっとこれから、深く話し合っていきませんか。

目的は1つ。生きてて良かったと思える国づくり。その為に力合わせて頑張っていきましょう!ありがとうございました。山本太郎でした!(終)


関連記事
<主権者が政治を変える!さくら祭り>山本太郎が怒った!「公文書は改ざん、日報は隠す、偽のデータを作る…これは犯罪者だ!」
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昭恵告発に待った 山本太郎議員「逃げ道を与えたら最悪のパターン」(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/617.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 高畑勲監督が最後に遺した無念の言葉「これで安倍政権が崩れないのが信じられない」「自由で公平で平和な国で死にたい」(リテラ
高畑勲監督が最後に遺した無念の言葉「これで安倍政権が崩れないのが信じられない」「自由で公平で平和な国で死にたい」
http://lite-ra.com/2018/04/post-3933.html
2018.04.07 高畑勲監督が遺した安倍政権への無念の言葉 リテラ

    
2017年4月、東京で行われた三上智恵監督とのトークイベントでの高畑勲監督(撮影=編集部)


『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』など、多くの作品を手がけた高畑勲監督が、5日、東京都内の病院で死去していたことがわかった。82歳だった。

 スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫は「やりたい事がいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います」とのコメントを発表していたが、その無念のなかには、いま、この国に進行している事態を止められなかったという思いも含まれていたのではないだろうか。

 そのことをあらためて強く感じたのが、高畑監督の死去が報道されたあと、長い親交のあった映像研究家の叶精二氏が、ツイッター上で公開した年賀状だった。

 叶氏は〈昨年の元旦に高畑勲監督から頂いた年賀状です。20年来、毎年簡潔かつ独創的な賀状を頂くのが楽しみでした。これが最後の一枚。高畑監督のお叱りを受ける覚悟で、ご本人の一字一句をファンのみなさまと共有したいと存じます〉とのコメントとともに、2017年の正月に高畑監督から送られてきた年賀状を公開。そこにはこのような文章が書き添えられていた。

〈皆さまがお健やかに
お暮らしなされますようお祈りします
公平で、自由で、仲良く
平穏な生活ができる国
海外の戦争に介入せず
国のどこにも原発と外国の部隊がいない
賢明強靭な外交で平和を維持する国
サウイフ国デ ワタシハ死ニタイ です〉

 しかし、現実の日本はいま、安倍政権によってまったく逆の状況が進行している。格差が激化し、国民の権利や自由が侵害され、原発がどんどん再稼動し、米軍基地は沖縄の人たちの生活を危険にさらし続け、海外への戦争介入や軍備増強の裏で、外交は弱体化の一途をたどっている。高畑監督の無念はいかばかりだろうか。

■高畑監督が発言しつづけた「『火垂るの墓』では戦争を止められない」理由

 高畑監督は“戦争のできる国”づくりをなんとか止めようと、積極的に発言し、行動を起こしていた。

 2014年には特定秘密保護法に反対するデモに参加。その後もデモへの参加は継続しながら、15年の安保法制の際には講演会などでメッセージを発信し、また、沖縄基地問題にも精力的に関わっている。

 16年には、実際に辺野古と高江に足を運んだほか、警視庁機動隊員の派遣中止を東京都公安委員会に勧告するよう求める住民監査請求に請求人のひとりとして参加。その年の年末には、高江ヘリパッド建設中止を求めるアメリカ大統領宛の緊急公開書簡の賛同者にも名を連ねた。

 高畑監督をつき動かしていたのはもちろん、自らの戦争体験を通じた、戦争への恐怖だろう。1935年生まれの高畑監督は先の戦争で、その恐ろしさを嫌というほど体験している。小学校4年生のときには空襲を受けた。空襲の夜、焼夷弾が降り注ぐなか、高畑監督は姉と2人、裸足で逃げたのだ。爆弾の破片が身体に突き刺さり失神した姉を必死で揺り起こしたりもしたという。一夜明け、自宅のほうに戻ると、遺体だらけだったという体験も語っている。

 代表作である『火垂るの墓』があれだけ人々の感情を揺さぶり、高い評価を得たのも、そんな高畑監督のリアルな戦争体験と戦争への思いが強く反映されていたからだろう。

 だが、その高畑監督は近年、「『火垂るの墓』では戦争を止められない」と発言するようになっていた。

『火垂るの墓』を観たときに多くの人が抱くのは、なんの罪もない幼い兄妹・清太と節子が戦争に巻きこまれ、死に追いやられることへのやり場のない怒りと悲しみだ。そして、やさしいはずの親戚さえ手を差し伸べなくなるという、戦争のもうひとつの恐ろしさを知る。死にたくない、殺されたくない、あんなひもじい思いは絶対にしたくない──そういう気持ちが生まれる『火垂るの墓』は反戦映画だと多くの人が認識しているし、実際、学校などでも「戦争という過ちを犯さないために」という理由で『火垂るの墓』が上映されることは多い。

 しかし、高畑監督は、もっとシビアに現実を見つめていた。神奈川新聞(15年1月1日付)のインタビューで、高畑監督はこう語っている。

「『火垂るの墓』は反戦映画と評されますが、反戦映画が戦争を起こさないため、止めるためのものであるなら、あの作品はそうした役には立たないのではないか」
「攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる」

 また、昨年4月、東京・ポレポレ東中野で行われた、映画監督・三上智恵氏とのトークイベントで同様に、こう語っていた。

「『火垂るの墓』のようなものが戦争を食い止めることはできないだろう。それは、ずっと思っています。戦争というのはどんな形で始まるのか。情に訴えて涙を流させれば、何かの役にたつか。感情というのはすぐに、あっと言うまに変わってしまう危険性のあるもの。心とか情というのは、人間にとってものすごく大事なものではあるけれども、しかし、平気で変わってしまう。何が支えてくれるかというと、やはり『理性』だと思うんです。戦争がどうやって起こっていくのかについて学ぶことが、結局、それを止めるための大きな力になる」

■森友、日報隠蔽…高畑監督「これで安倍政権が崩れないのは本当に信じられない」

 高畑監督が、感情による戦争への忌避感が反戦につながらないと考えたのは、おそらく、この国がもつどうしようもない体質に強い危機感を抱いていたからだ。勝手に空気を読み、世間の動きには逆らわず、その流れに身を任せていく。高畑監督はそれを「ズルズル体質」と呼んで警鐘を鳴らしていた。15年7月、東京都武蔵野市にて行われた講演会で高畑監督はこのように話している。

「政府が戦争のできる国にしようというときに“ズルズル体質”があったら、ズルズルといっちゃう。戦争のできる国になったとたんに、戦争をしないでいいのに、つい、しちゃったりするんです」
「日本は島国で、みんな仲良くやっていきたい。『空気を読み』ながら。そういう人間たちはですね、国が戦争に向かい始めたら、『もう勝ってもらうしかないじゃないか!』となるんです。わかりますか? 負けちゃったら大変ですよ。敗戦国としてひどい目にあう。だから『前は勝てっこないなんて言っていたけれど、もう勝ってもらうしかない』となるんです」

 また、前掲神奈川新聞のインタビューでは、こう語っていた。

「『戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う』とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中の人と比べて進歩したでしょうか。3・11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです」

 そして、高畑監督はだからこそ、「ズルズル体質」のストッパーとなる存在、つまり憲法9条にこだわっていた。高畑監督は、日本国憲法を勝手な解釈で骨抜きにし、さらには、その意義を根底から覆そうと企む安倍政権の動きに対して、このように語っていた。

「日本がずっとやってきた“ズルズル体質”や、責任を取らせない、責任が明確にならないままやっていくような体質が、そのまま続いていくに決まっている。そうしたら、歯止めがかからないのです。だから絶対的な歯止めが必要。それが、9条です」(前掲した武蔵野市の講演会)
「『普通の国』なんかになる必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。 戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった」(前掲・神奈川新聞インタビュー)

 高畑監督の危機感と、護憲の姿勢は、けっして理想論ではなく、シビアでリアルな視点から出てきたものだ。だからこそ、高畑監督は精力的な作品づくりの一方で、アクティビストとしての活動を始めたのだろう。

 しかし、これだけの行動をとりながらも、その結果として、高畑監督が吐露したのは、圧倒的な「無力感」だった。前述した昨年4月の映画監督・三上智恵氏とのトークイベントでこのように語っている。

「なんとかしなきゃと言いながら、無力感が強いですね。安倍政権には(自衛隊南スーダン派遣の)日誌のことも、森友学園も、すごい不祥事が続いていて、でも、なんでそんなことになっているのかを考えたら、えらいことでしょう? 『政権を維持するため』ですよね、簡単に言えば。忖度であれ、なんであれ、どういうメカニズムかは知りません。もちろん、それは改善する必要があるんでしょうが、しかしどっちにしても、それを支えようという力があれだけ働いているのが露骨にわかるにもかかわらず、これで崩れないというのは、もうちょっと考えられない。本当に信じられない」

 わたしたちは高畑監督が素晴らしいアニメーション作品を残してくれたことにあらためて感謝するとともに、この無念の言葉をもう一度、噛みしめる必要がある。

(編集部)



















































































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/654.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 「相撲の女人禁制」で掌返しのネトウヨ!(simatyan2のブログ)
「相撲の女人禁制」で掌返しのネトウヨ!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12366518947.html
2018-04-07 14:43:37NEW ! simatyan2のブログ



舞鶴市で開かれた大相撲の巡業で舞鶴市長が土俵内で倒れた事件、
そして心臓マッサージをしていた女性たちに、

「土俵から降りてください」

と求めたアナウンスが問題になりました。

土俵で救命に当たった女性の初期対応、医師が絶賛「相当トレーニングを積んだ方と思われます」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/05/rescue-doctor_a_23404339/

ちなみに倒れた市長は医師で、元の職は地元病院の院長だそうで、
助けに入った女性たちは、その病院の看護師だったそうです。


また協会側の言い逃れの一つ、問題のアナウンスの時に春日野
巡業部長がトイレに行ってたとの言い訳は嘘です。

(矢印の場所に立って一部始終を見ています)


同時期、兵庫県宝塚市で開催された大相撲の巡業で、中川智子市長があいさつに立ち、

「女性市長も人間だ。市長でありながら、女性という理由で、
土俵の上でできないのは悔しく、つらい」

と述べています。

女性市長、土俵下は「悔しい」 大相撲宝塚巡業のあいさつで
https://www.daily.co.jp/society/main/2018/04/06/0011138754.shtml

これらの件に対して日本相撲協会側の対応が批判をあびています。

しかし世間一般の反応とは別に、ネトウヨ、つまり安倍擁護団の
反応は前者と後者では違うようです。

前者は人命に関わることでもあるので相撲協会の融通の利かない
対応に攻撃するのに対して、後者は

「便乗するな!」
「人命に関わる事と市長の挨拶なんぞとは違うんだよ!」
「ひっこめババア!」

などと市長側を叩く反応を見せています。

「相撲」と「将棋」が大好きなネトウヨ(安倍擁護団)は貴乃花の件や
舞鶴の件では協会を叩き、宝塚の件では協会を擁護するのには
理由があります。

それは中川智子市長が社民党だからですね。

例えば安倍昭恵が土俵に上がりたいと言ったとしたら?

それを相撲協会が拒否したら?

「ババアひっこめ」などと言うでしょうか?

おそらく、

「一国の総理夫人に無礼なことを言うな!」

と協会側を叩くはずです。

また自民党の市長の場合でも協会側を叩くと思います。

それが今回は社民党市長なので不味いと思ったんでしょうね。

つまり、彼らネトウヨに「伝統」も「しきたり」も関係ないのです。

ただ時と場合に応じて、不都合な真実から世間の目をそらせること
だけが目的で、そのために「相撲」を利用してるだけなんですね。

だから常に論理に整合性がなく破綻するのです。

さらに重要な問題があります。

仮に「伝統」や「しきたり」を重んじたとして、市長は市長です。

つまり男女間の差の上に市長という役職があるのです。

市長が男女の区別で役職が全うできないとしたら、それはそれで
重大な問題(役職による男女差別)になると思うのですが・・・。

そもそも相撲の「女人禁制」というのも「伝統」「でも「しきたり」
でも何でもなく、明治以降に家制度に伴って自然に女性が排除され
た結果らしいですね。

実際、国際相撲連盟には、「女人禁制」の規定はないそうです。

相撲の”女人禁制”は明治以降に作られた虚構? 救命中の女性に「土俵から降りて下さい」が波紋
https://news.careerconnection.jp/?p=52573

ブログでも前に書きましたが、「靖国神社」と一緒で「大相撲」も
由緒あるものとはほど遠く、いわば明治時代からのパチモンの伝統と
言えます。

神事と言っても興行ですから、ある意味詐欺かもしれません。

横綱が全員外国人なのに、今さら国技だの伝統だのいわれても
困りますね。




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 訓練ルートも謎…横田基地オスプレイ配備に住民戦々恐々(日刊ゲンダイ)
訓練ルートも謎…横田基地オスプレイ配備に住民戦々恐々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226753
2018年4月7日 日刊ゲンダイ

 
 横田基地に到着したオスプレイ(C)共同通信社

 米軍輸送機「オスプレイ」の横田基地配備に対し、地元住民や周辺自治体に困惑が広がっている。配備が突然決まった上、今後の訓練飛行ルートもナゾのままだからだ。

 横浜港に陸揚げされていた「オスプレイCV22」の横田基地配備が公表されたのは今月3日。そのわずか2日後に爆音をとどろかせて5機が飛んできた。この状況に基地に隣接する自治体は驚きを隠せない。

「(配備予定は)2019年だったはずなのに、急に変更になって混乱しています」(昭島市基地・渉外担当)

「3日に初めて配備の連絡が来た。いつ頃配備されるのか情報があまりなく困惑している」(立川市企画政策課)

 東京都や横田基地周辺の5市1町でつくる連絡協議会は、オスプレイの配備について〈国の責任において、地元自治体や周辺住民に対して、配備に関する事項の早急な説明、迅速かつ正確な情報提供を行うなど、十分な説明責任を〉と求めているが、運用情報について防衛省北関東防衛局は「公表できる情報はない」と言い、職員が「目視」でオスプレイの確認をしているというありさまだ。

 横田基地には今後数年間で、計10機と約450人の要員が配備されるというが、住民らがもっとも不安を抱くのはいつ、どこを飛ぶのか。どこで訓練するのかという飛行ルートだ。12年にオスプレイが配備された沖縄の米軍普天間基地では、午後10時〜午前6時の間の飛行や市街地でのヘリモードは制限されていたものの、約束はてんで守られなかった。

 オスプレイが学校や病院の上空を飛行している実態を確認したという「横田・基地被害をなくす会」副代表の福本道夫さん(68)は「配備となると常駐機が10機増えることになり、今まで横田基地で問題となった騒音被害が増える恐れがある」と話した。

 オスプレイが人口密集地の首都圏の市街地や山間を昼夜を問わず飛び回るなんて冗談じゃない。








http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 政治のご都合を、全て役人の責任に転嫁する姑息さにモラルも品性も無い。(かっちの言い分)
政治のご都合を、全て役人の責任に転嫁する姑息さにモラルも品性も無い。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201804/article_8.html


自民の竹下総務会長が、最近の公文書の不祥事について、講演で、「目を覆うほどの役所のぐうたらぶりで、役人の誇りをどこに置いてきたのかと言いたくなるほどひどい状況が続いている。役所の諸君に猛省を求める」と述べ、各省を強く批判した。

そのうえで、竹下氏は「ここまでひどいと、形の上でもきちんとした対応策を取らなければならない。再発しない方法を考えていく」と述べた。

自民は、安倍首相(政権)がそのトップに居ることを無視して、全ての責任を役人のせいにしている。財務省の改ざんは、首相に面と向かって直接言えないが、安倍夫婦の尻ぬぐいで起こったことは、全国民がそう思っている。

自衛隊の日報にしても、要するに政府が戦闘地区に派遣が出来ないということを隠すために「日報が無い」ということにしている。当時の稲田大臣が日報調査を口頭でしかしなかったというのも、本当かどうかわかったものではない。文書で指示しなかったから、自衛隊全体に伝達されなかったなんて信じられない。自衛隊のトップが、口頭での指示だから無視するということは、ありえない。竹下氏が言うように「ぐうたらぶり」などは信じられない。本当にそうなら、稲田氏は大臣と思われていない。野党も文民統制の問題だと自衛隊攻撃に鉾をシフトさせているが、安倍政権の思惑にまんまと陥っていると思っている。

これだけ、自民政治家に「ぐうたら」のレッテルを張られた役人は、この講演のビデオを見て怒り心頭だろう。安倍政権のご都合でやらせておきながら責任は役人にあるという姑息な根性にはモラル、品性も感じられない。

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍昭恵を土俵に上げたのは誰だと国会論争!?  
安倍昭恵を土俵に上げたのは誰だと国会論争!?
http://85280384.at.webry.info/201804/article_74.html
2018/04/07 18:29 半歩前へ


▼安倍昭恵を土俵に上げたのは誰だと国会論争!?

 チョイといいねー。こういうワサビが効いたネタは食べごたえがある。あたしゃ、さっそくパクついた。時宣を得た、センスの良さが光る投稿に、あたしから「座布団一枚!」を進呈した。

********************

山元たけし
<昭恵夫人を土俵に上げたのは誰か ―本日の日刊ヤマゲンダイより―>

 大相撲豊中巡業で安倍昭恵夫人が突然立ち上がり「いい土俵だから上げてください…」などとつぶやきながら、「安倍昭恵さんは土俵から出てください」との若手行司の制止放送を無視し土俵に上がりました。

 この相撲界の伝統を軽視する昭恵夫人の行動に対して世論は沸騰、政府は「総理夫人は男性の私人として扱う」「上がったのは土俵ではなく、土を固めたもの」 とあわてて閣議決定。

 安倍首相は「私たち自由民主党がですね、まさに、この安倍政権がですね、民主党政権時に成し得なかった、いわば、土俵の強固な岩盤、いや土壌規制に風穴を開けたんだ、と、こう思うわけであります」と国会で答弁しました。

 それを受けて自民党の丸川珠代参院議員が「昭恵夫人は女性ではありませんでしたね?」と念押し質問を展開しました。

 続けて質問に立った日本共産党の小池晃参院議員の「なぜ昭恵夫人を土俵に上げたんですか」との質問に対し、八角理事長は「それは総理夫人だからです」と答弁、小池氏は「これは重大な答弁だ。土俵問題に総理も関与していた疑いが強まった」と強調しました。

 後日開かれた証人喚問で、若手行司は「刑事訴追の恐れがあるので」を繰り返しながら、「私は『安倍昭恵夫人は相撲の土俵から降りて、証人喚問の土俵にお上りください』と放送したまで。籠池さんも佐川さんも私も出てきているのですから…」と証言。

 首相の関与の強まる中、安倍昭恵夫人の証人喚問はますます避けられない情勢になってきました。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 新党論議をしている場合か?民進、希望は消え失せろ!
新党論議をしている場合か?民進、希望は消え失せろ!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_75.html
2018/04/07 21:16 半歩前へ

▼新党論議をしている場合か?民進、希望は消え失せろ!

 民進、希望両党は新党を結成する構えだが党名は、民進の前身である「民主党」に戻す案が有力だという。時事通信が伝えた。

 一体これはどういうことだ?「民主党」の名称は、立憲民主党が昨年10月の衆院選で「略称」として使用済だ。

 それをいまごろになって「民主党」を名乗りたいとはなにごとか。立憲民主党が彼らとの合流を拒否したので嫌がらせをしている、としか思えない。

 今は新党論議をする余裕などないはずだ。森友事件で安倍晋三と昭惠をやっとここまで追い込んだ。これからいよいよ本丸、昭惠の証人喚問に実現に向けて少数野党はスクラムを組んで戦わねばならない時期である。

 そのさなかに新党だ?間抜けにも程がある。政治のイロハが分からんようなものはバッジを外せ。それとも連中は、政権側が裏で操る「野党共闘をぶち壊す」ための“隠れ工作隊”なのか?

 昨年秋の総選挙前には、魔女、小池百合子と組んだ前原誠司が見事に民進党を分裂に持ち込み、安倍自民党に大勝をもたらした。

 その残党の希望の党が、民進党の残党と再結集するというのだ。だったらなぜ、分裂したのか?お前たちは何のために国会議員になったのか?議事堂の中でママゴト遊びをするためにバッジをつけているのか?いい加減にするがいい。

 立憲民主党にフラレタ腹いせに「民主党」を名乗って選挙の際、立憲民主党の票を横取りしようとの魂胆か?もしそうだとすると卑劣極まりない。

 そもそも政党支持率0・9%と1・0%の政党が組んで何ができるのか?ハッキリ言わせていただこう。有権者は希望の党や、民進党の残党に期待などツメの垢ほどもしていない。

 目的も理念も何もない政党など必要ない。税金の無駄使いだ。早く失せろ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍と麻生、二人が熾烈な対立。「お前、もう死んでるんや」「お前が死ねばいいんやて」 
安倍と麻生、二人が熾烈な対立。「お前、もう死んでるんや」「お前が死ねばいいんやて」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/efb4148a07f8118db87b9dd069735386
2018年04月07日 のんきに介護


清水 潔@NOSUKE0607さんのツイート。





安倍首相と麻生財務相がケンカか(西川伸一)
http://blogos.com/article/288579/
2018年04月05日 20:43 週刊金曜日編集部


官邸前では、安倍政権を批判するデモが繰り返されている。(撮影/伊田浩之)

公正であるべき行政が歪められるとどうなるか。最も悲劇的な結果でそれが示された。

財務省近畿財務局の職員が3月7日に自殺した。安倍晋三政権が掲げる「働き方改革」が聞いて呆れる。この職員は近畿財務局で森友学園への国有地売却を担当していた。

この事件が報じられた9日には、佐川宣寿国税庁長官が辞任した。政権は「適材適所」を主張してきた。ならばなぜ辞める必要があったのか。民進党の増子輝彦幹事長は「佐川氏は安倍首相を守ることに終始し、そういう意味では適材適所だった」と解説した(10日付『毎日新聞』)。

11日付『毎日新聞』によれば、昨年2月の問題発覚当時の理財局長だった佐川氏が「売却の経緯を説明する責任者として書き換えを指示したとみられる」という。事実とすれば増子氏の指摘がずばり当てはまる。

ついに12日になって、財務省は決裁文書の書き換えの事実を認めた。驚くべきは、これを前提にして「自民党幹部」が「改竄(かいざん)ではなく訂正はあったようだ。そのレベルだ」と言い放ったことだ(11日付『産経新聞』)。たぶんあの首相の腰巾着議員だろう。公文書の厳正さに対する無理解ぶりを絶望的にさらしている。

12日付『産経新聞』は、途中で書き換えられた文書は14にものぼると伝えた。「1つの文書から交渉の経緯などを削除しようとしたところ、玉突きで次々に書き換えせねばならなくなったという」。

国会はオリジナルとは異なる資料を根拠にこれまで審議を重ねてきた。それに費やした膨大な時間はなんだったのか。今回判明した公文書改竄は国会を、そして国民を愚弄する行為だ。

ではその背景にはなにがあるのか。内閣人事局による霞が関の幹部人事の一元管理を政権が露骨に「活用」した弊害を、私は指摘したい。政権中枢に取り入ることに長けたヒラメ官僚が出世する。こうした新たな「お役所の掟」の定着を証明するものではないか。

一例を挙げよう。今年1月26日付で新しい駐米大使として杉山晋輔氏が任命された。彼はその10日前の1月19日付で外務事務次官を退官している。どの府省でも事務方のトップは事務次官である。しかし外務省の場合にはその上に駐米大使があり、これが事実上の最高峰ポストとなる。

元外務省職員の佐藤優氏は、「外務次官に上り詰めたい一心で、最初から無理だとわかっていても、ひたすら安倍政権にゴマをすろうとして失策を重ねる」と杉山氏を酷評している(同『外務省犯罪黒書』講談社エディトリアル)。

『読売新聞』の記者を長く務めた岸宣仁氏はこう述べる。「役人は人事がすべて──善きにつけ悪しきにつけ、やはりこれが三十年以上霞が関を取材し続けてきた私の結論である」(同『財務官僚の出世と人事』文春新書)。ここにつけ込んだ政権がいま大きなツケを払わされようとしている。

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)による「国難」を持ち出して国民の目をそらす政権の常套手段も、米朝首脳会談の開催合意で封じられた。ある元政治部記者から、安倍首相と麻生太郎財務大臣の間で「お前やめろ」「お前こそやめろ」と喧嘩になっているらしいとのメールが届いた。2人ともやめるしかあるまい。そして、この尊い死を贖え。

(にしかわ しんいち・明治大学教授。2018年3月16日号)





















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 過去発言が無かった事になり次から次へと新しい判断、これが安倍首相の生き方(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/04/post-5d8b.html
2018-04-07


今、公文書改ざんが話題になっているが、そもそも自分の発言
に何一つ責任を取らないのが安倍首相で、公文書改ざんや破
棄も起こるべくして起こった事じゃないのか。

これだけ、過去発言をなかったことにする一国のトップも珍しい。

国会答弁がこれほどコロコロ変わると、何を信用して良いのか
分からなくなる。

とにかく、見ている方があ然とするほど、その都度立ち位置を変
えるのが安倍首相で、これもある意味特技かもしれない。

病的レベルだもの

ひょっとしたら精神疾患じゃないのか。


安倍首相の発言 過去をなかったことにし「全否定」する特徴
                            4/6(金) 7:00配信

>森友学園問題を通じて安倍晋三首相の発言の信用性に疑問
の声が出ている。例えば籠池泰典氏について、かつては「妻か
らこの森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという
話を聞いております」(2017年2月17日・衆院予算委員会)と言っ
ていたのに、わずか数か月後には「詐欺を働く人物のつくった学
校で妻が名誉校長を引き受けたことは、やっぱり問題があった。
こういう人だから騙されてしまったのだろう」とひっくり返す。

>さらに、過去をなかったことにして「全否定」するのも特徴と言
える。


安倍首相の場合、一事が万事、誰もが過去答弁を知っているの
に、それを突如ひっくり返すことに特徴がある。

私は当初、頭がおかしくなったのかと思っていたが、言った後も
平然としているので、これは思考回路なんだと思った。

人を指さすのはやめたほうがいいですよ!by安倍



分かります?(笑)

>わが党は結党以来、一度も強行採決しようと考えたことは無い

>(財政再建問題を)私が国際公約と申し上げたことは一度もな


>私は、TPP反対と言ったことは一度もない

>自衛隊を合憲化するということを私は申し上げたことはない。


上の発言はすべて国会で答弁したことだから恐れ入る。

安倍昭恵とは旧知の仲だった同志でもある籠池に対して、自分
たちの立場が危ういとなると、突如手のひら返しで、まだ詐欺が
確定しているわけでもない人物に対して、「詐欺を働く人物」と断
定する安倍首相。

一般人ならともかく、一国のトップがこの人権意識の欠落はどう
なのか。

日頃、国会でレッテル貼りをするなと声高に言う人間が、一般人
に対していとも簡単にレッテル貼りをする行為も、一国のトップと
しての品性や品格を欠くものだと思うが。。。。。

知ってか知らずか、安倍首相自ら、偏見を助長している。

だから、安倍シンパや安倍真理教信者も安心して偏見や差別を
堂々と公言するのだろう。

こんな人間として議員として一国の政治のトップとして信じられ
ない程劣化した人間に対して、今まで何処からも批判や謀反の
声が聞こえてこなかったことが信じられない。

自民党議員も、メディアも、安倍首相を批判するどころか、王様
に対するようにひれ伏して来た。

もうこんな悪循環を止めないと、日本は抜き差しならないところ
まで行ってしまうし、官僚組織が崩壊している今がこの国を立
て直すチャンスと思うが。。。。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 沖縄の現状に思い寄せ アニメ巨匠・高畑勲監督の“遺言”(日刊ゲンダイ)


沖縄の現状に思い寄せ アニメ巨匠・高畑勲監督の“遺言”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226756
2018年4月7日 日刊ゲンダイ

 
 高畑勲監督(C)共同通信社

 肺がんのため5日に死去した、日本を代表するアニメーション監督・高畑勲さん(享年82)。終戦前後の混乱を生きる兄妹を描いた「火垂るの墓」などメッセージ性のある作品が多く、反戦・反核の人だったが、とりわけ強い思いを寄せていたのが沖縄の現状である。

 高江の米軍ヘリパッド建設の中止を求めて米大統領へ送った公開書簡の賛同者に名を連ねたり、ヘリパッド建設の警備に警視庁が機動隊員を派遣したことを「違法な公金支出」だとした住民訴訟の原告団にも加わった。

 2015年12月に沖縄大学で講演した際には、辺野古の新基地建設について「許し難いひどい話」、沖縄県に米軍基地の負担が集中していることについて「後ろめたい」などと話していた。琉球新報のインタビューでこう語っている。

「沖縄と政府は裁判になっているが、(沖縄は)当然のことをしている。私としては全部支持する」

「日本は70年間、戦争をせずに済んだ。一方で沖縄を米国に提供して犠牲にし、日本は多額なお金を米国に提供してきた。米国は戦後、日本を軍隊として戦争に協力させたかったと思う。できなかったのは憲法9条を日本が持ち、それを支持した日本国民がいたからだ」

「沖縄が戦後ずっと大変な目に遭い続けてきたことが、日本に70年間の平和をもたらした。9条を日本国民が支持したから70年間平和になった、と簡単に言えないのではないか。『後ろめたい』とはそういうことだ」

 安倍政権の5年で、沖縄の“孤立”はますます深まった。9条改悪にも手を付けようとしている。高畑監督の言葉に、安倍首相も少しは耳を傾けたらいかがか。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/662.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍総理の特徴(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
安倍総理の特徴
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51744345.html
2018年04月07日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 先日、次のようなコメントが寄せられました。


 「このあたりで一度、小笠原さんにどうして安倍首相がダメなのか整理してもらえたらなと思っています。というのも、ここ1年程、安倍首相が嫌いという好き嫌いが前面に出ているため、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いではないか?と混乱することがあります。善悪の軸であったり政策の問題など客観的かつ総合的なご意見がしっかりあるのではと推察しています」



 で、それに対して私は次のような味も素っ気もない返事をしてしまいました。


 「安倍首相のどこがダメなのか整理しろというのですか?本気で言っています?逆に、どこが良いのでしょうか?」



 全くもって愛想も何もない返事!

 でも、それが私の偽らざる感想なのです。

 但し、このブログを読んで下さっている人のなかには、その人と同じような感想を抱いている人がいるかもしれません。

 安倍首相に対する好き嫌いが前面に出過ぎているのではないか、と。

 しかし、だったら私も敢えて言います。

 どれだけ役人に嘘を強要したら気が済むのか、と。

 役人の世界だけではありません。民間の企業においても、嘘が蔓延しているではありませんか?

 そして、そのために犠牲者まで出ている、と。

 政策の問題などについての意見があるのではないかとのお尋ねですが、政策と言えば、安倍総理は、インフレターゲットを日銀が設定して市場にじゃぶじゃぶマネーを放出すればデフレから脱却できると主張してきた人の一人です。

 そして、その政策に関しては、もう何年も前から私が批判をし続けている訳なのです。

 だから、政策については今さら言うまでもない、と。

 但し、一言付け加えるなら、インフレターゲット政策というか異次元の緩和策が失敗に終わっているのは明らかなのに、そのことに関して率直に反省することもなく、黒田総裁の続投を認めるというのですから、何をかいわんや。

 折角ですから、週刊ポストの記事を紹介しておきますね。


 「安倍首相の発言 過去をなかったことにし「全否定」する特徴」

 「森友学園問題を通じて安倍晋三首相の発言の信用性に疑問の声が出ている。例えば籠池泰典氏について、かつては「妻からこの森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いております」(2017年2月17日・衆院予算委員会)と言っていたのに、わずか数か月後には「詐欺を働く人物のつくった学校で妻が名誉校長を引き受けたことは、やっぱり問題があった。こういう人だから騙されてしまったのだろう」(2017年10月11日・テレビ朝日系『報道ステーション』)とひっくり返すような具合だ。

 さらに、過去をなかったことにして「全否定」するのも特徴と言える。安倍首相の悲願といえば憲法改正だが、野党から自衛隊の合憲化について追及されると、「(自衛隊を)合憲化するということを私は申し上げたことはありません」(2018年2月22日・衆院予算委員会)」



 私が今さら言うまでもないことでしょう?

 こんな人が総理でいてもらっては国民が迷惑するのです。




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http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/663.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 日報問題でも姑息な対応が火に油 安倍官邸の自壊が始まる(日刊ゲンダイ)


日報問題でも姑息な対応が火に油 安倍官邸の自壊が始まる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226752
2018年4月7日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 次々と…(C)共同通信社

決定打は財務省の籠池への口裏合わせ要請だ

 陸自イラク派遣部隊の日報隠蔽問題が底ナシの展開になってきた。小野寺五典防衛相は6日、これまで「存在しない」と説明されてきた空自派遣部隊の日報が、航空幕僚監部に保存されていたことを公表。2003〜09年にイラクで活動した空自部隊の定時報告で、空幕運用支援・情報部で保存していた電子データが3日分、計3枚が見つかった。

 イラク派遣の日報が陸自以外で確認されたのは初めてで、もはや「ズサンな公文書管理」なんて話じゃ済まないのは言うまでもない。

 与野党は9日以降、イラク日報問題について衆院安全保障委を複数回開くことを決めたほか、衆院予算委で集中審議を開く方向で調整することで合意。今後、防衛省・自衛隊内で日報はどう扱われ、なぜ「存在しない」とされたのか。シビリアンコントロール(文民統制)がきちんと機能していたかが厳しく問われることになる。

■暴走したのは自衛隊でなく安倍政権

 厚労省の裁量労働制データ捏造や、森友学園への国有地払い下げをめぐる財務省の決裁文書改ざんに続く、防衛省の日報隠蔽……。相次ぐ不祥事に政府・与党はテンヤワンヤ。自民党内からは「呆れてモノも言えない。怒りさえ感じる」(額賀福志郎元防衛庁長官)、「国会をだまし、国民を裏切る重大、深刻な事態だ」(逢沢一郎元国対委員長)、「政治は軍事に優越するのが大原則だ」(中谷元・元防衛相)と怒りの声が続出。とりわけ国会で「存在しない」と虚偽答弁していた稲田朋美元防衛相はカンカンで、「怒りを禁じ得ない。上がってきた報告を信じて国会で答弁してきたが、こんなでたらめなことがあってよいのか」と感情をあらわにしていたが、チョット待て。

 稲田は大臣在任中に発覚した南スーダンPKOの日報隠蔽問題で、公表をめぐって事前に防衛省幹部と協議した際、「いつまでこの件を黙っておくのか」と“口裏合わせ”とも受け取られかねない発言をしていた――と、FNNで報じられていた。よくもまあ、悪いのは私じゃなく、陸自や空自の「暴走」でダマされた、みたいな顔ができるものだ。本来であれば、今回の問題で真っ先に国会招致されて当然の当事者なのに、よく言うよ、ではないか。

 大体、安倍政権が今回の日報問題で被害者ヅラしていること自体がチャンチャラおかしい。菅義偉官房長官なんて会見で「小野寺防衛相のリーダーシップの下、事実関係を明らかにし、適切な情報公開、文書管理への取り組みをさらに徹底してほしい」と言い、陸自を「悪者」、小野寺を「ヒーロー」のように扱う猿芝居を演じていたが、そんな「悪者」の自衛隊を持ち上げ、憲法9条に明記するためには憲法改正が何が何でも必要だと訴えてきたのは他ならぬ安倍首相と自民党ではないのか。それが一転、手のひら返しで「文民統制の危機だ」「怒りを禁じ得ない」と批判の矛先を向けているのだから盗っ人猛々しいとはこのこと。政府、与党として、自衛隊という強大な軍事組織をコントロールできていなかった政治責任を何ら感じていないのだから呆れるばかりだ。元陸自レンジャー隊員の井筒高雄氏はこう言う。

「まず、自衛隊が暴走したのではなく、安倍政権が自衛隊を米軍と一緒に戦争できるように制度を好き勝手に変えるなどして暴走したことを忘れてはいけません。そして戦場で命の危険にさらされるのは自衛隊員なのであり、防衛大臣にはきちんとした人物を置くべきだったのに、安倍首相は稲田氏という“お友達”を据えた。とてもじゃないが、現場隊員からすれば納得いかないでしょう。これでは防衛省・自衛隊と政治家の間に信頼関係が構築されるはずがありません。日報問題の背景には、政権維持のために都合よく防衛省・自衛隊を利用する安倍政権に対する不満や信頼の乏しさがあったのだと思います」

 
 自衛隊は安倍が嫌い?(C)日刊ゲンダイ

日報隠蔽も厚労省データ捏造も財務省決裁改ざんも問題の本質は同じ


 よくよく考えると、陸自のイラク日報隠蔽問題は、厚労省の裁量労働制データ捏造や、森友学園への国有地払い下げをめぐる財務省の決裁文書改ざんと本質は変わらない。

 いずれも「適切な情報公開」や「文書管理の徹底」が軽視され、政治家の関与や現場の忖度の有無はともかく、結果としては安倍政権の意向に沿うような形で捏造や改ざん、隠蔽が次々と行われてきたからだ。

 そして、問題発覚後の展開も同じ。プロ野球の阪神などで監督を務めた野球評論家の野村克也氏は「一流は弁解せず、二流は責任を転嫁する」と言っていたが、裁量労働制のデータ捏造では厚労省労働基準局、決裁文書改ざんでは財務省理財局と近畿財務局と、安倍政権はことごとく現場にすべての責任を押し付けて頬かむりしてきた。

 これじゃあ内閣人事局に幹部人事を握られているとはいえ、官僚組織もやっていられないだろう。安倍政権の意向に従って汗をかいたところでヘタをすれば自分たちにいつ火の粉が飛んできても不思議じゃない。平気で詰め腹を切らされてもおかしくないからだ。

■官僚も安倍政権に対して我慢の限界

 陸自に続き空自でも、イラク派遣の日報が見つかった状況に対し、政府、与党からは「なぜ今になって相次ぐのか」といぶかる声が出ているらしいが、傍若無人の「暗黒官邸」支配のバケの皮が剥がれた今だからこそ、官僚組織が隠していた不祥事をどんどんリークしている可能性がある。

 森友問題で財務省が学園側に「トラックを何千台も使ってゴミを除去したと言ってほしい」などと口裏合わせを要請していた――というNHKのスクープ報道なんて、義憤に駆られた官僚リークの典型ではないか。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「やりたい放題の悪政のために官僚組織を利用し、悪事がバレたら使い捨て。官僚組織だって、このまま安倍政権の言いなりになって動いていれば国民の信頼を大きく失うことは分かっているはず。佐川前国税庁長官がその例です。『情報隠し』が安倍政権の特徴だったのに、ここにきて情報がどんどん表面化しているのは、官僚組織が我慢の限界に来ている表れではないか。安倍政権が無理強いをしてきたツケが出始めていると思います」

 おごれるものは久しからず。もはや完全にヤキが回った安倍政権は自壊まっしぐらだ。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/664.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 七日 その一  日本は「忖度」ばかりで「敬意」のない社会になりました。(谷間の百合)
七日 その一  日本は「忖度」ばかりで「敬意」のない社会になりました。
https://taninoyuri.exblog.jp/29418773/
2018-04-07 11:03 谷間の百合


「徽宗皇帝のブログ」に載っている「ル.モンド」の特派員の森友の改竄問題や佐川証言についてのインタビュー記事を、きょうの記事「その二」として転載しますが、これだけ外国から奇異な目で見られている日本がわたしはただただ恥ずかしい。

きょうの「産経抄」が、日報が一年以上隠されていた件で、自衛隊大幹部が「自衛官としての勘」と断ったうえで「恥ずかしいほど根は浅い話なのではないか」と言ったことを紹介しています。

「根が浅い」とはどういう意味なのでしょう。

大した問題ではないということでしょうか。

もし、意図して隠していたものではないということを強調しているのなら、それこそその組織の緩みや杜撰な体質が大問題です。

迎撃ミサイルやオスプレイなどの従米案件にばかり目が行って日報という大事な記録が疎かにされているのだとしたら大変なことです。

こういうところにも、戦争といえば真珠湾と特攻しかないような総理の意識が投影されているように思えてなりません。

このインタビューで、とくにわたしの目をひいたのが、佐川さんに国会に対する「敬意」が感じられないと言っている個所でした。

「佐川氏からは、国会への敬意が全く感じられませんでした。これは大変酷い、許しがたいことだと思います。」



     


忖度ばかりで敬意の無い社会を作ったのが総理です。

敬意は、総理が壊したものの中でもっとも大切なものでした。

いま社会のなかに、わたしがもっとも大切に思う美徳である真に価値ある権威への敬意を探すのは至難です。

国権の最高機関である国会も今ほどないがしろにされていることはありません。

尊ぶべきもの、大切にすべきものが分からなくなってしまったのです。

与党の幹部が佐川喚問でなぜ幕引きできると思うのかわたしは不思議でなりません。

むしろ、もっと世論が盛り上がりマスコミが追及しなければならないときなのに、テレビは土俵やたけし軍団の話ばかりです。

内輪揉めの話は内輪で解決してください。

外国から見れば、それこそ「不思議の国日本」で理解不能でしょう。

改竄も悪いが、これでまた国会が空転して審議が滞るようなことになってもいいのかという意見がありますが、総理が辞任すればいいだけの話です。

また、ここで一度国会を閉じて、国会への敬意について考えて見るのもいいのではありませんか。

外交日程も詰まっているそうですが、あの総理にまだ外交をさせるつもりですか!!


     



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/665.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 七日 その二  「ル.モンド」特派員のインタビュー記事から。(谷間の百合)
七日 その二  「ル.モンド」特派員のインタビュー記事から。
https://taninoyuri.exblog.jp/29418793/
2018-04-07 11:13 谷間の百合


     


─国会では先日、衆参両院の予算委員会で佐川宣寿(のぶひさ)前財務省理財局長が証人喚問を受けましたが、「公文書改ざん」はメスメールさんにとっても驚きでしたか?

メスメール 正直に言うと、あまり驚いてはいません。むしろ「改ざんの事実が明らかになったこと」に驚いたと言ったほうがいいかもしれません。朝日新聞の報道によって大きく動き出したわけですが、私はこの問題に関してこれまで自分が見聞きしてきたことのすべてが「日本の民主主義というシステムが、あらゆるレベルで深刻な病に侵されている」ことを示しているように思えてなりません。

─あらゆるレベルで、とは?

メスメール 政府も官僚も国会も司法もメディアも、そして国民もです。まず、政府と官僚ですが、森友問題は安倍首相率いる政府と、財務省という行政機関、官僚組織の非常に歪(いびつ)な関係に端を発した問題です。その過程で財務省が公文書改ざんという、常識では考えられない行為に出たことが明らかになった。

近代的な民主主義国家において、公文書の信頼性とは「行政の信頼性」を根元から支える文字通りの「根幹」であって、それを省庁が組織的に改ざんするなどあり得ない。それは行政の信頼そのものを損なうことを意味するからです。

第二に国会です。財務省が改ざんした虚偽の文書によって国会が欺(あざむ)かれたにもかかわらず、国会はこの問題を徹底的に追及することができていません。自民・公明の与党はもちろんのこと、野党ももっと厳しく、もっとしつこく、政府や財務省の責任を追及すべきです。

第三に司法ですが、一連の出来事に対して「司法の独立性」を示せていないように思います。昨年7月に補助金詐欺容疑で逮捕された籠池夫妻は、国有地売却問題では起訴すらされないまま9ヵ月も拘留され、息子さんですら面会が制限されているという異常な状況が続いていますが、これはどう正当化できるのか? まるで政府にとって不利な証言をしかねない人物を司法が「人質」に取っているような印象です。

そもそも、改ざんの事実が明らかになり、それを財務省も認めているにもかかわらず、佐川氏も含めて、それに関わった可能性のある人たちが未だに自由な身のままでいるのは信じ難いことです。

─検察は現在、任意で捜査を進めているようですが…。

メスメール 民主主義、官僚制の根幹を揺るがす大事件が起きているのに、不正行為を働いた人たちが未だに「野放し」であるのはおかしいでしょう? この状況では証拠隠滅の恐れもあるし、他の関係者と口裏を合わせることもできる。財務省内ではこの問題に関連して自殺者まで出ているのですから、証人の身柄の保護という意味でも、検察が強制権のある形で捜査を進めるべきだと思います。

さらに言うと、「第4の権力」とも言うべきメディアもこの問題を徹底的に追及できていない。もちろん、改ざんを最初に報じた朝日や毎日、東京新聞などはかなり熱心に報じていますが、そうでない新聞も少なくない。TVももっと多くの機会でこの問題を取り上げ、ディベート番組なども流すべきだと思うのですが、現実はそうなっていません。

そして、最後に国民です。この問題についてもっと大きな声で怒りや疑念を訴えるべきなのに、デモに集まるのはせいぜい数千人規模でしかない。これがお隣の韓国なら、全国で百万人近い国民が怒りの声を上げてもおかしくないと思います。これほど酷い問題が起きても、日本人には権力に対して自ら異を唱え、それを目に見える行動で示すことを「良しとしない」雰囲気があるように感じます。

民主主義の基本はひとりひとりの国民が「主権者」としての自覚を持ち、自分たちの声を政治に反映させることに他なりません。ところが、日本は政治に無関心な人が多いし、関心があっても自分の意見を積極的に発信しようとしない人が多い。若い人たちに「民主主義の危機だ」と言っても「よくわからない」と答える人が多いし、高齢化で日本社会全体が保守的になっているようにも感じます。

政府も官僚も国会も司法もメディアも国民も、日本の民主主義を構成するすべての人たちが表面上はそれぞれの役割を果たしているように見えて、実際には「民主主義というお芝居」を演じているだけなのではないか?という皮肉すら言いたくなってきます。

それは森友問題に限ったことではなく、加計学園問題、前川喜平元文科次官の講演に文科省が介入した問題、そして南スーダン派遣に続いてイラク派遣でも「なかったものが出てきた」自衛隊の日報問題などについても共通しているように思えます。

─日本の民主主義が危機に陥っているのは、国民にも理由がある…と。ところで、佐川氏の証人喚問を見た印象は?

メスメール まず感じたのが、彼が国会に対して敬意を欠いているという点です。財務省理財局という、かつて自分が責任者を務めていた組織が公文書の改ざんという絶対にあってはならない行為を組織的に行ない、改ざんされた文書で「国民の代表」である国会を欺いた。その事実を認め、自分がその責任者であることをハッキリ認めているにもかかわらず、佐川氏からは国会への敬意が全く感じられませんでした。これは大変に酷い、許しがたいことだと思います。

証人喚問で佐川氏は、安倍首相や昭恵夫人、財務大臣らの「指示」を明確に否定しました。それはおそらく事実なのだと思いますが、表面上の事実であっても「真実」ではないと思います。常識的に考えて、公文書改ざんのような行為を首相や財務大臣という要職にある人物が具体的・直接的に指示することなどあり得ないからです。

では、それを間接的に示唆する何かがあったのか? あるいは、いわゆる「忖度(そんたく)」で財務省の官僚が政権の意向を感じ取って公文書改ざんにまで手を出してしまう両者の関係性が存在したのか?というのが「真実」に関わる部分であるはずです。

この一件を見て私が思い出したのは、17年前の2001年にあった、NHKのドキュメンタリー番組「ETV2001」の内容に自民党が干渉したとされる問題でした。従軍慰安婦の問題など「日本の戦時性暴力」を扱ったドキュメンタリー番組がなぜか放映前に自民党の政治家にチェックされ、当時の官房副長官だった安倍氏がNHKの役員を呼び出して「事情を聴いた」後、局上層部の指示で番組内容が大幅に再編集されたと言われている事件です。

この時も安倍氏は編集のやり直しを「指示」したわけではなく、その内容に「疑問」を示しただけなので、いわゆる検閲にはあたらないと主張していたのですが、現実には政府の意向を忖度してNHKの上層部が番組内容の変更を指示してしまったわけでしょう。おそらく今回の財務省による公文書改ざんでも、それと同じようなことが起きているのではないかと思いますが、仮に具体的・直接的な指示がなかったとしても、今述べたような「真実」があるのだとしたら、それは民主主義にとって重大なダメージを与えることになります。

一連の出来事が示すのは、「日本の民主主義の深刻な病」そのものです。これと同じことがフランスで起きれば、間違いなく政府は吹っ飛んでしまいますし、当事者は確実に処罰されることでしょう。そして、国民は権力に向けてもっと大きな怒りの声を上げるはずです。

日本の民主主義が本当に危機的な状況にあるということを、多くの日本人は気づいていない。私にはそう思えてなりません。


     




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/666.html

記事 [政治・選挙・NHK242] なんと1468万円!加計の獣医学部は日本一高い!  
   
    狭き門をすり抜けても…(C)共同通信社


なんと1468万円!加計の獣医学部は日本一高い!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_79.html
2018/04/07 22:53 半歩前へ 

▼なんと1468万円!加計の獣医学部は日本一高い!

 加計学園の岡山理科大獣医学部は日本一高い学費だと日刊ゲンダイが報じた。 6年間の学費は初年度250万円を含めて1468万円。国立大学は約349万円。全私大の中でも最も高い。

 失礼ながらこんなに金を払ってまで行くような価値のある学校なのだろうか、と私は思う。

日刊ゲンダイはこう続けた。
 獣医師の平均年収は568万円。医師の平均年収1232万円、歯科医の891万円と比べて圧倒的に見劣りす る。

 新設校である加計学園は、学生の主な進路として公務員採用を想定しているが、17年度の埼玉県庁は16人募集に対し36人が受験し、倍率は2・3倍。

 兵庫県庁も10人の募集に20人が受験し、倍率は2・0倍だった。免許があるからといって、完全な売り手市場というわけでもない。

 では、街のペットショップで働こうとすると、これも条件的にはなかなか厳しい。

 日本獣医師会は専用の求人サイトを設けているが、新宿区の動物病院は月給30万円(正社員)。大阪・高槻市の動物病院は月給26万円(正社員)と、地方に行けば行くほど条件が悪くなる。
 
 やはり公務員が一番安定していそうだが、仮に職員採用で不合格になっても、全国の食肉衛生検査所では常時、獣医師を募集している。

 と畜検査といって、解体した牛や豚などに病気がないかなどを調べる仕事だが、群馬県食肉衛生検査所(佐波郡玉村町)の月給は16万4000円〜だ。

 「雇用形態は1年の臨時職員です。県庁職員は別に募集していますので、こちらで働いても正規公務員としての登用制度はありません」(採用担当者)

 繰り返すが、“加計学園”の学費は1468万円。奨学金を借りて大学に通おうとしている人がいれば、慎重の上にも慎重を期すべきだろう。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/667.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 昭惠に「あなたのせいで」怒り狂った晋三の母、洋子!  
昭惠に「あなたのせいで」怒り狂った晋三の母、洋子!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_80.html
2018/04/07 23:16 半歩前へ

▼昭惠に「あなたのせいで」怒り狂った晋三の母、洋子!

 安倍晋三の家では既に戦争が始まっていた。嫁VS姑戦争である。夫の立場をわきまえないで好き放題に遊びまくる昭惠に、とうとうアタマにきた母、洋子が言った。

 「私は絶対にあなたを許しません」―。とにかく大変な騒ぎだ。

 週刊新潮によると、ゴッドマザーこと、安倍晋三の母、洋子が最初に昭惠と衝突したのは第2次安倍内閣が発足する前夜、昭恵が神田に居酒屋「UZU」を開いたときだ。  (敬称略)

*********************

週刊新潮からの抜粋である。

 「洋子さんも、晋ちゃんの兄貴の寛信くんも反対でね。何とかやめるように説得して欲しいと頼まれたものです」と、元山口新聞東京支局長の濱岡博司。

 濱岡ご当人は安倍夫妻を引き合わせた人物である。

 「洋子さんは“離婚させられないか”とまでおっしゃいました」

 しかし、怒りはそれだけでは収まらなかった。森友事件である。

 「ずっと我慢してきたものの、痺れを切らした洋子さんが昭恵ちゃんを直接、叱りつけたんです。“あなたのことで晋三が総理の座を追われるようなことがあったら、私は絶対にあなたを許しません”。

 洋子さんが怒る時は、もの凄い形相になり、こちらが二の句を継げないほど、甲高い声で捲(まく)し立てる。その時もそうだったんでしょう。以来、昭恵ちゃんは今まで以上に家に寄りつかなくなったそうです」

 ところで、渋谷区富ヶ谷にある安倍首相の私邸は3階建てで、そこに3つの世帯が収まっている。

 「1階が兄夫婦、2階が首相夫妻、そして3階が洋子さんの自宅ですが、昭恵さんは家事をほとんどしない。もっぱらそれを担うのは先代から仕えるお手伝いさん。彼女は基本的に住み込みで、洋子さんと同様、昭恵さんとは折り合いが良くないんです」     週刊新潮特集「散り際の『安倍昭恵』」より



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/668.html

   

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