日銀短観 8期ぶり悪化 大企業製造業 前回を2ポイント下回る
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180402/k10011387941000.html
4月2日 10時39分 NHK
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日銀が2日に発表した短観=企業短期経済観測調査は、代表的な指標とされる大企業の製造業の景気判断がプラス24ポイントと前回の調査を2ポイント下回り、8期、2年ぶりに悪化しました。
日銀の短観は3か月に1度、国内の企業に景気の見方を聞く調査で、今回はおよそ1万社を対象に2月下旬から先月末にかけて行われました。
それによりますと、景気が「よい」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、代表的な指標とされる大企業の製造業でプラス24ポイントでした。水準としては引き続き高いものの、前回の調査を2ポイント下回り、8期、2年ぶりに悪化しました。このところの原材料価格の高騰などで化学や鉄鋼で景気への見方がとりわけ悪化しました。
また、大企業の非製造業もプラス23ポイントと前回を2ポイント下回り、6期、1年半ぶりに悪化しました。人手不足による人件費の増加などを受けて建設や宿泊・飲食サービスなどで判断が悪化しました。
中小企業は製造業がプラス15ポイントと前回と変わらず横ばい。非製造業はプラス10ポイントと前回より1ポイント改善しました。
一方、景気の先行きの見方については、大企業の製造業が今回より4ポイント低いプラス20ポイントとなるなど企業の規模や業種を問わず全体的に悪化を見込んでいます。アメリカのトランプ政権が打ち出した保護主義的な貿易政策の影響や外国為替市場での円高傾向を懸念していると見られます。
このほか、企業の人手不足はさらにひっ迫しています。従業員の数が「過剰」と答えた割合から「不足」と答えた割合を差し引いた指数は全体でマイナス34ポイントと前回からさらに2ポイント低下し、人手不足は平成3年12月以来、26年3か月ぶりの水準まで深刻化しています。
日銀が2日に発表した短観=企業短期経済観測調査は、代表的な指標とされる大企業の製造業の景気判断がプラス24ポイントと、前回の調査を2ポイント下回り、8期ぶりに悪化しました。https://t.co/UhOuOBGaOa
— 地震気象&NEWS (@bud_sprout__) 2018年4月2日
まだプラスだしそこまで悲観するひつようはないのでは?
— 移ろふ人 (@shikakutkyksth) 2018年4月2日
それと、この下がりは誤差かどうかはきちんと解析されてるのかな?
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