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2018年3月29日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK242] 誰が納得するのか “佐川証言”幕引きどころか完全墓穴<下>「幕引きシナリオ」崩壊で安倍支持率はさらに急落(日刊ゲンダイ)



誰が納得するのか “佐川証言”幕引きどころか完全墓穴<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226023
2018年3月28日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 昭恵夫人と谷査恵子氏(右端)の証人喚問は避けられない/(C)日刊ゲンダイ

「幕引きシナリオ」崩壊で安倍支持率はさらに急落

 27日の記者会見で菅官房長官は、文書改ざんについて佐川氏が官邸からの指示を否定したことで、「官邸側は何もしていなかったから、(関与は)なかったということだ」としたり顔で語っていた。佐川氏を証人喚問に差し出すことで今度こそ森友問題の幕引きをしようと躍起だったわけだが、完全に裏目に出た。

「告発を受けている身であり、答弁を控えさせていただく」と繰り返す佐川氏のしかめっ面を見て、留飲を下げた国民はまずいないだろう。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「今回の証人喚問で、〈佐川氏は説明責任を果たした〉と納得した国民はほとんどいないでしょう。支持率の急落は到底免れない。そもそも、最近の支持率下落は、森友問題だけが原因ではありません。1年半前には安保法を強行し、直近では裁量労働制拡大をめぐるデータ不正問題もあった。数の力で押し通す『安倍1強』のおごりが積もり積もって、国民の不信感を増幅させているのです。もともと政権に肯定的な意見を持っている層からも『安倍退陣』を求める声が出始めています」

 そうでなくても、内閣支持率は急落している。ANNが24、25日に行った世論調査では、32・6%に下落。先月から11・7ポイントも下げた。つるべ落としは必至で、いよいよ“危険水域”の20%台が見えてくる。

 共産党の小池晃参院議員が「これでは喚問の意味がない!」と憤ったのも当然で、野党は佐川氏に続いて国有地売却の決裁権者だった迫田氏や、元首相夫人付で森友サイドと財務省の橋渡し役を担った経産省出身の谷査恵子氏、安倍側近の今井尚哉首相秘書官の証人喚問を求めている。もちろん、疑惑の中心にいる昭恵夫人の喚問が必要なのは言うまでもない。世論も同調するだろう。そうなれば安倍政権はますます窮地に追い込まれる。

それにしても佐川にここまで忖度させる狂乱政権、断末魔の異様

 理財局長時代を彷彿とさせる強気の証言を続けた佐川氏だが、声を詰まらせた瞬間があった。立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が森友学園への国有地売却時の責任者は当時理財局長だった迫田英典元国税庁長官だったと指摘し、「証人喚問を受けるということを理不尽だと思わないのか」「被害者に見えてならない」と迫ったシーンだ。全体の奉仕者である公僕の矜持が頭をかすめたのか。

 佐川氏をこうまで政権忖度マシン化させた背景には、2014年に設置された内閣人事局の弊害がある。官邸が霞が関の審議官級以上の約600人の人事を握り、官僚の生殺与奪権を握っている。現実に安倍政権に逆らう官僚は出世の道を断たれ、モミ手でスリ寄る人間は重宝されてきた。しかし、この問題の本質は制度自体にあるわけではない。元凶は1強におごり、人事権を笠に着た安倍政権による恐怖支配だ。

「現在の政治状況は事実上の独裁が成立しています。民意のチェックを受けない独裁者が悪いことでも平然とやりたい放題やるという意味もありますが、もっと問題なのは独裁者による指示がなくても周りが意向を忖度し、勝手に動いてしまうこと。独裁者は手を染めない。だから真相が見えてこない。佐川氏の証言がすべて本当なら、まさに今がそういう状況であることの証しになるのではないでしょうか。安倍政権の倫理観はものすごくて、決定的な有罪の証拠がない限り、何をやってもいいという感覚になっている。恐怖政治を葬り去らない限り、行政の崩壊は止まらないと思います」(古賀茂明氏=前出)

 公文書改ざんで民主主義の根幹を破壊し、疑惑隠しの総選挙を打った安倍政権には正統性もない。究極のデタラメ政権の悪あがきをこれ以上見過ごしたら、この国は共倒れする。

 
 質疑は何度もストップ(C)日刊ゲンダイ

盗っ人に防犯方法を聞く与党議員の劣化に国民は唖然

 文書改ざん問題を「平成の政治史に残る大事件」と評し、「真相解明に与党野党は全く関係ない」と、自民党の“エース”小泉進次郎筆頭副幹事長は語っていたが、証人喚問で尋問した自民党議員からは、そんな勇ましさは全くうかがえなかった。

 あろうことか、麻生財務相が「文書改ざんの最終責任者」と断じる佐川氏を相手に、再発防止策について“お伺い”を立てたのだ。

 参院予算委で丸川は、「再発防止のために何が必要だと思いますか」「書き換えが二度と起こらないよう、再発防止に欠かせない、真相の究明に資する証言をお願いしたい」と尋ね、衆院予算委では石田真敏議員が「再発防止、どうやっていけばいいのか、これはみんなでしっかり考えていかなければならない課題」と神妙な面持ちだった。盗っ人に“防犯方法”を聞いているようなものだ。

 そもそも、真相解明せずに、どうやって再発防止策を打ち出そうというのか。質問時間の浪費もはなはだしい。

「見当外れの質問をしたのは、〈安倍自民党もしっかり調査しているぞ〉とアピールすることが目的だったのではないか。今回の証人喚問で分かったのは、真相を明らかにするには国会に中立的な立場の第三者委員会などを設置し、徹底調査するほかないということ。結局、自民党議員らが向いている方向は『国民』ではなく『安倍政権』ということなのでしょう」(鈴木哲夫氏=前出)

 安倍に対する歪んだ忠誠心から、国会でトンデモ質問をして物議を醸した青山繁晴参院議員や和田政宗参院議員。安倍が敵対視する前川喜平前文科次官の講演をめぐって文科省に圧力をかけた赤池誠章参院議員、池田佳隆衆院議員もチルドレンだった。自民党議員の劣化に、国民も唖然とさせられるばかりだ。

今後、佐川に適用される罪状と財務省の命運

 それにしてもだ。国権の最高機関である国会が証人喚問を行ったにもかかわらず、国有地の取引に関わる国家公務員の違法行為の疑いについて何ら真相解明に迫れなかったのだから情けない。こうなったら、残された手段はひとつ。今こそ司法の出番だ。

「佐川証人は結局、決裁文書の改ざんも、国有地取引の経緯についても何も語っていません。(捜査中とされる)大阪地検特捜部の心証としては『相当マズイことをやっていたのではないか』と考えても不思議ではない。改ざん行為はかなり早い段階で始まり、共謀や企てがあった可能性もある。国政調査権では限界があると分かった今、世論から〈刑事司法で解明するべき〉との声が高まるのも必至でしょう」(落合洋司弁護士=前出)

 佐川氏は売却時の理財局長ではなかったにもかかわらず、安倍や昭恵夫人は全く関係がないと言い、改ざんに関わったのは「理財局だけ」と強調していた。特捜部の捜査によって今後、佐川証言を覆すような新たな証拠が次々と出てきたら「偽証罪」で即アウト。虚偽公文書作成の罪も視野に入ってくる。

 そうなれば問題は佐川氏個人の問題じゃ済まない。霞が関で我が世の春を謳歌していた旧大蔵省は1998年に発覚した「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」がきっかけで、金融行政部門が切り離されて現在の金融庁ができた。当時と同じで「解体論」が再燃するのは避けられないだろう。すでに今回の改ざん問題では、与野党幹部からは財務省を解体、細分化して新たに「歳入庁」の設置を求める声が公然と出始めている。

 公文書改ざんという国民を愚弄する不祥事を犯しながら財務省が組織防衛に走るのであれば、国民の理解は到底得られない。







 

 



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/254.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍に首相辞任を求めた村上誠一郎!  
安倍に首相辞任を求めた村上誠一郎!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_342.html
2018/03/28 21:56 半歩前へ

▼安倍に首相辞任を求めた村上誠一郎!

 村上誠一郎が、安倍晋三は「大所高所の判断をすべき時期だ」と安倍に首相辞任を求めた。官僚を腰抜けにし、アゴで使い、国の秩序を根底からぶち壊そうとする安倍晋三に、大衆の怒りが頂点に達している。

******************

 自民党の村上 元行政改革担当大臣は、記者団に対し「佐川氏が、自分1人ですべての罪をかぶろうとしている姿勢だが、本当に、それが正しいことなのか疑問だ。

 去年から起きている南スーダンのPKO部隊の日報問題、加計学園の問題も、今回の問題も、全部、安倍総理大臣の近い人たちから起こった問題だ。

 安倍総理大臣は、責任を取って、そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ているのではないか。これ以上、続けても、国民の不信は募るばかりだ」と述べました。  (以上 NHK)







http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/255.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川喚問が茶番に終わったのも無理はない!  
    
    佐川証人の補佐人を努めた熊田彰英弁護士(C)日刊ゲンダイ


佐川喚問が茶番に終わったのも無理はない!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_343.html
2018/03/28 22:25 半歩前へ

▼佐川喚問が茶番に終わったのも無理はない!

 佐川宣寿の補佐人が安倍官邸の“お抱え弁護士”だった? とすれば、佐川喚問が茶番に終わったのも無理はない。日刊ゲンダイがこう嘲笑した。

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 27日の衆参両院で証人喚問された佐川宣寿。その補佐人を務めたのが弁護士の熊田彰英だ。

 刑事事件の多くが安倍政権絡み。「ドリル優子事件」と呼ばれた小渕優子の政治資金規正法違反事件や、甘利明のワイロ授受疑惑の弁護を務めた。

  「佐川証人は熊田弁護士に『個人的に補佐人をお願いした』と言っていたが、永田町では『官邸からの要請』というのがもっぱらです」(野党議員秘書)

 安倍官邸の“お抱え弁護士”だったとすれば、佐川喚問が茶番に終わったのも無理はない。  (以上 日刊ゲンダイ)




















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/256.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 放送法4条撤廃問題 テレビが“総安倍チャンネル化”の懸念 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)
 


放送法4条撤廃問題 テレビが“総安倍チャンネル化”の懸念 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225898
2018年3月27日 斎藤貴男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
当時、高市総務相(左上)が幹部を呼びつけ、岸井成格氏と古舘伊知郎氏(左下)は軒並み降板させられた/(C)日刊ゲンダイ

 放送界もなめられたものである。政府が「政治的公平」や「事実の報道」などを求めた放送法第4条の撤廃を検討している問題のことだ。最近の報道で概要がわかってきた。

 内部文書「放送事業の大胆な見直しに向けた改革方針」が明記している由。規制の少ない通信と放送の法体系を一本化し、垣根を低くすることで、コンテンツ産業への新規参入と競争を促す狙いだそうだが、それだけではない。4条がなければ、大半の局は“安倍チャンネル”だ、とバカにされているからではないのか。

 4条は従来、公権力が放送番組に介入する口実に利用されてきた。自民党がNHKとテレビ朝日に違法の疑いがあるとして幹部を呼びつけたのは2015年4月。翌16年2月には、当時の高市早苗総務相が国会で4条違反を繰り返す局に停波を命じる可能性を示唆した。春の番組改編では、岸井成格氏と、やはり政権に批判的だったテレ朝の古舘伊知郎氏、NHKの国谷裕子氏が、軒並み降板させられた。

 もとより憲法が表現の自由を定めている以上、放送法4条は倫理規定に過ぎない。権力の暴走を正確な取材で批判する責務をマスメディアが果たすことが、倫理規定違反に当たるはずもないのだが。

 放送局の多くはこの過程で、すっかり牙を抜かれてしまった。なるほど森友文書問題では各局ともそれなりに健闘してはいる。だが、政府による公文書の改ざんという民主主義の破壊行為を目の当たりにして、それでもネトウヨまがいの“お笑い”芸人たちを重用し続ける番組が珍しくもない現実は不安だ。民放の親会社である新聞各社もまた、消費税の軽減税率適用で政権にとてつもない借りをつくっているだけに、信用ならない。

 だから私は、全国総“安倍チャンネル”化のもくろみを、見当外れだと言えないのである。NHKの放送内容の規律は維持するとのことだが、同局は政権ベッタリだった籾井勝人体制の影響がなお生々しく、独立した公共放送とは言い難い。

 要するに、このままでは日本中のテレビが例の東京MX「ニュース女子」モドキの番組を垂れ流すことにされかねない。額面通りなら「表現の自由」をより自由にして当然の方向性が、逆に権力のチョーチン放送を激増させていくことを心配しなくてはならないとは、なんと情けない世の中なのか。

 私ごときにこんなことを言われたくなかったら、全国のテレビマンたちよ、あるべきテレビジャーナリズムの姿を見せてくれ。













http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/257.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 「大山鳴動してトカゲ(の尻尾)1匹」、されど国民の疑いは晴れない、佐川氏の答弁拒否は「安倍案件」の闇の深さを物語る 
「大山鳴動してトカゲ(の尻尾)1匹」、されど国民の疑いは晴れない、佐川氏の答弁拒否は「安倍案件」の闇の深さを物語る
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4320.html
2018.03.29 広原盛明 (都市計画・まちづくり研究者) リベラル21


 3月27日、衆参両院での佐川証人喚問の様子を逐一テレビ中継で見た。喚問は、参院の金子委員長の尋問からはじまり、委員長から決裁文書の改ざんを「知っていたのか」「誰が、いつ、どのような動機で行ったのか」と問われると、佐川氏は「私は現在、捜査を受けている身。訴追の恐れがあるので答弁を差し控えたい」と証言を拒否した。この冒頭答弁にみられる佐川氏の答弁拒否姿勢は終始一貫して変わらず、衆院証人喚問でも最後の最後まで続くことになる。NHKニュースによれば、佐川氏の答弁拒否の回数は両院合わせて「少なくとも46回」に上ったという(私は途中で数えるのを止めた)。

 一方、14件300カ所にわたる広範な公文書改ざんに関して「理財局だけで判断したのか」「財務省幹部や政治家の関与はなかったのか」との問いに対しては、佐川氏は「国有財産に関する個別案件であり、理財局の中で対応した」「財務省の官房部局や総理官邸には報告していない」と証言した。そして、「理財局長の職にあった者としての責任」を問われると、「国会で大きな混乱を招き、行政の信頼を失う事態となったことについて、誠に申し訳ない」「当時の理財局長として責任はひとえに私にある」と謝罪し、理財局単独犯行説を滔々と展開した。

 要するに、政府・与党との綿密な打ち合わせの中で練られた佐川証言のシナリオは、(1)公文書改ざん事件に関して安倍首相夫妻や官邸などから指示を受けたことは一切ない、(2)公文書改ざんは財務省理財局があくまでも単独でやったこと、(3)しかし、その経緯や動機などについては捜査中なので話せない...というものだろう。つまり、安倍案件に関する疑惑の中身は一切話さないで、政府は無関係だとの表面的な結論だけを繰り返し述べるという筋書きだ。国家統治機構の根幹を揺るがす公文書改ざんという「大山鳴動」を、理財局ひいては佐川氏個人の責任に押し付けるという「トカゲの尻尾切り」で終わらせようとする作戦なのだ。

 佐川氏本人は「筋書き通りうまくいった」と思っているだろうが、それを引き出そうとした自民党議員の質問が稚拙極まりないものだった(余りのレベルの低さに呆れた)。午前中の丸川議員などは、なんら根拠を示すことなく「総理から指示を受けたことはありませんね」、「総理夫人から指示を受けたことはありませんね」と証人にわざわざ念を押す始末。これでは「喚問」というよりも「強要」であり、相手の主張を糺すというよりは質問者の意見に従わせようとする魂胆が丸見えだ。この手法を「官房長官は」「官房副長官は」「総理秘書官は」「財務大臣は」と次々と繰り返し、その都度佐川氏がオウム返しに「(指示は)ございませんでした」と答えるのだから、誰が見ても「八百長」か「やらせ」としか思えない。

 加えて、午後には別の自民党議員が「午前中は総理や官邸から指示はないとの明快な答弁をいただいた」と何回も証人に確認を求め、佐川氏からはその都度「間違いございません」との答えさせるのだから、これまた噴飯ものとしか言いようがない。こんなダラダラとした質問が続く中で委員会室では居眠りをしていた自民党議員もいたというから、よほど退屈だったに違いない。安倍首相のいう「丁寧な説明」を勉強した議員や官僚の「丁寧な質問」「丁寧な答弁」とは、およそこんなことをいうのだろう。

 さらに呆れたのは、証人喚問終了後に二階自民党幹事長が「これで国民の疑いは晴れた。明日からは粛々と予算審議や関連法案の審議に入りたい」と言い放ったことだ。「誰が、いつ、どのような動機で行ったのか」という野党質問には何一つ答えず、悉く答弁拒否した(させた)佐川氏の答弁によって「国民の疑いが晴れた」などとはよく言えるものだ。バカも休み休み言ってほしいと思う。自分たちの(低)レベルに合わせて国民を同一視するなど、この政党の驕りと劣化は今や「底なし状態」だといわなければならない。

 安倍政権(行政府)は、公文書改ざんという犯罪行為によって国会(立法府)を騙し続け、あまつさえ国会での真相究明を回避して解散に持ち込み、野党陣営の混乱に乗じて3分の2の議席を掠め取った。その上、証人喚問においても依然として答弁拒否状態に持ち込んで国会審議を空洞化し、国民の疑問に蓋をしようとしている。その背景には、安倍政権(行政府)による国会(立法府)支配はもとより、司法支配さえが視野に入っていると思わざるを得ない。

 そのことは、佐川氏が衆院での証人喚問の最後に「自分の答弁拒否で事態が解明されず、野党からお叱りを受けていることは承知している。しかし、この問題は司法が解明することだ」と呟いた言葉に象徴されている。検察はすでに籠池夫妻の長期拘留という形で証言封じに協力してことからも、安倍政権は公文書改ざん事件の立件はないものとみなして政治日程を組んでおり、そのことが佐川氏の証言拒否という強硬姿勢に通じているからだ。

 だが、安倍首相も自民党も国会から一歩外に出れば、証人喚問とは別世界の世論に包囲されていることに気付くはずだ。佐川氏も財務省も国民世論が彼らの「筋書き通り」にならないことは百も承知していると思う。すでにその兆候はあらわれている。内閣支持率が急落していることに加えて、マスメディアの姿勢がこの間、日に日に変化しているからだ。昨日の証人喚問後にNHKはこれまでの報道姿勢を修正し、「書き換え」を「改ざん」と呼ぶことを決定した。また証人喚問に対するコメントも政治部デスクに限定せず、社会部・経済部のデスクを同席させて盛んに発言させている。政治部が寡黙なのに対して社会部が発言力を高めている有様は、「みなさまのNHK」の復活を感じさせる。次の展開を期待したい。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/258.html

記事 [政治・選挙・NHK242] まだあるアンタッチャブルな昭恵夫人“案件”を徹底検証〈週刊朝日〉 
まだあるアンタッチャブルな昭恵夫人“案件”を徹底検証
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00000028-sasahi-pol
AERA dot. 3/28(水) 7:00配信  週刊朝日  2018年4月6日号

 
 安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社

 
 昭恵氏が名誉会長や顧問などを務めた主な団体やイベント (週刊朝日 2018年4月6日号より)


 森友学園を巡る一連の問題の“主犯”として国会に差し出され、証人喚問される佐川宣寿前国税庁長官。だが、“真犯人”が誰なのかは、国民の目にも明らかで、茶番劇に過ぎない。そして霞が関で「首相夫人案件」と呼ばれる案件は森友だけではない。徹底検証した。

 ある自民党幹部によれば、安倍晋三首相夫人の昭恵氏は最近、自宅にはあまり帰宅せず、ホテルを転々とし、講演や、芸能人らが参加するセレブパーティーに参加するなど相変わらずの生活を送っているという。

「国会で野党に昭恵さんの名前を連呼されることが、安倍さんにはボディーブローのように効いている。最近は体調を崩し、ホテルのスパに籠もり、点滴を受けるなど元気がない。昭恵さんはもう唯我独尊で、誰にも止められないようだ。これ以上、非難されないよう党としては行動を自粛してほしいが、『何とかして』と安倍さんに言える人は誰もいない。アンタッチャブルな存在なんですよ」

 安倍首相の「ゴッドマザー」で昭恵氏の姑、洋子氏もお騒がせな嫁に、とっくに匙を投げているという。

「昭恵さんの近況を聞かれると、洋子さんは『ノーコメント』と話題にしたがらない。首相も困っているようで、家では洋子さんに愚痴を言っているようだ」(安倍家の知人)

 昭恵氏が、開校予定だった森友学園の小学校の名誉校長に就任したことがきっかけで、霞が関を巻き込んだ大スキャンダルとなったが、その肩書はこれまでに判明しただけで20以上もある。

 その中で本誌が注目したのは、森友学園のように破格の条件で国有地が払い下げられた社会福祉法人「福田会(ふくでんかい)」だ。

 同会は児童養護施設や障がい者施設の運営で長い歴史があり、会報によると、東京の一等地、渋谷区広尾に2500坪の敷地を持つ。

 うち約1500坪は今も財務省から無償で借り、残りの千坪は有償の借地だったが、300坪を財務省に返還することを条件に700坪は事実上、無償で譲渡されていた。昭恵氏は福田会後援会会長も務めている。ジャーナリストの山岡俊介氏が語る。

「奇妙なのは、福田会はかつて国有地払い下げをめぐって3億円の詐欺事件を起こし、元理事長が逮捕されたこともある。国有地を狙い、不動産ブローカーらが暗躍。安倍洋子氏を知る大物フィクサーの関与も取り沙汰され、騒ぎになった」

 福田会の国有地を巡る詐欺事件は2003年1月、一斉にメディアに報じられた。当時の報道によると、警視庁捜査2課に逮捕された元理事長は都内の財団法人を相手に、「福田会の賃借している国有地の払い下げ話がある」「大蔵省(当時)関東財務局とは話がついている」などと言って、新たな医療・福祉施設の共同経営を持ち掛け、3億円を騙し取ったというものだった。

 福田会の登記簿を確認すると、事件前は約3千万円近くあった法人の資産は事件当時0で1億円近い債務超過に陥っていた。

「福田会の理事長、理事は名誉職のようなもので実務にはほとんどタッチせず、非常勤です。逮捕された元理事長の本業も不動産会社の経営者でした。財務省へ払う地代などで負債が膨れあがった福田会は、別の不動産ディベロッパーに対し、『国有地が払い下げられる』とウソをつき、3億円の資金提供を財団法人を経由し受けたが、途中でウソが発覚。その間にディベロッパー側が福田会の理事長を別の人物にすげ替えようとし、民事訴訟にも発展しました」(当時を知る関係者)

 逮捕後に元理事長側が被害弁済したので、処分保留となり、事件はウヤムヤになったが、雲散した“新規事業参入”は8年後、実現することになる。

 前述したように700坪の国有地が福田会へ11年7月払い下げられ、12年には都市型老人ホーム、認知症グループホームを開設した。

「福田会にとってあまりにもおいしい話です。譲渡された700坪の土地で新規事業となる高齢者の福祉施設を開設し、法人の資産は13億円にまで膨らんでいる。そればかりか、13年以降は既存の児童養護施設や障がい者施設の建物まで老朽化を理由に次々と建て替えられ、昭恵氏はその竣工式にも出席した」(前出の山岡氏)

 昭恵氏が後援会会長に就任したのは、福田会のホームページによれば13年1月で、国有地が財務省から譲渡された後だ。現理事長の太田孝昭氏に「後援会を発足するので発起人になってほしい」と要請されたことがきっかけだったという。

 太田理事長はかつて東京国税局査察部に所属。退職後、千代田区に税理士事務所を開設し、今では多くの税理士を抱え、コンサルティング業務など幅広く手がけている人物だ。

 だが、昭恵氏が福田会に関わりを持ったのは、第1次安倍内閣が発足した06年だという。この時、初めて児童養護施設を訪れて以来、福田会の会報の「寄付者一覧」などにたびたび名前が登場している。詐欺事件以降、福田会理事長に就任した元衆院議員の高見裕一氏はこう証言する。

「私は09年に病気のために辞任したのですが、高齢者施設ができていたことはいま初めて知りました。昭恵さんが訪問されるようになったのは、当時の施設長と友人関係にあったからだと思います。私も2度ほどお目にかかっています」

 昭恵氏はポーランド大統領夫人、トルコ首相夫人らを福田会に案内するなど夫人外交も展開していた。さらに福田会のホームページには、昭恵氏が名誉会長を務め、森友学園との関係で話題となった一般社団法人・鈴蘭会(福岡市)のリンクも貼ってある。福田会は鈴蘭会が主催する漢文などを音読する「素読会」のため、隔月に1度のペースでホールを提供していた(昭恵氏は3月19日までに鈴蘭会名誉会長を退任)。

 弁護士でもある福島瑞穂参院議員はこう指摘する。

「福田会に国有地が譲渡された経緯も不可思議と言わざるを得ません。昭恵さんは総理夫人の立場で法人などに関与することに無頓着すぎます」

 福田会に経緯を聞くため、取材を申し込むと、「上からの指示で取材は一切お答えできません」と拒否。

 太田理事長が代表を務める税理士事務所を通じ、取材を申し込んだが、回答はなかった。財務省にも問い合わせたが「理財局の担当者が国会対応に追われていて、期限までに回答できない」。安倍事務所にも事実関係を確認するため質問書を送ったが、期日までに回答はなかった。

 最大の問題は森友などの疑惑に対し、昭恵氏を含む当事者がきちんと説明しないことではないか。(本誌・亀井洋志、小泉耕平、上田耕司、大塚淳史、森下香枝/村上新太郎)

























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/259.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 昭恵夫人の名誉校長「あまたある」→結局「2件」と首相 「モリカケじゃないですか!」野党憤慨(新聞批判する資格なし!)
 自分の有利となる発言が事実無根であったなら「単なるいい間違い」ではなく「事実の捏造」と言われても仕方がない。
 この国のトップは印象操作に熱心なあまり、自分の脳内の「印象」が事実に基づかない妄想でも確認出来なくなっているのではないか。

------------------------------(ここから)
https://www.j-cast.com/2018/03/28324794.html?p=all
昭恵夫人の名誉校長「あまたある」→結局「2件」と首相 「モリカケじゃないですか!」野党憤慨
2018/3/28 19:45

安倍晋三首相が2018年3月28日午前の参院予算委員会で、安倍昭恵夫人をめぐる答弁を事実上修正する場面があった。

安倍氏は、3月26日の参院予算委員会で、昭恵夫人が名誉校長を務めている学校は「あまたの数ある」が、それが「今まで行政等に影響を及ぼしたことはない」と主張。だが、結局、いわゆる「モリカケ」の2件だった。

*(画像)共産党の小池晃書記局長は「モリカケじゃないですか!何が『行政をゆがめてない』だ!」と語気を強めた(写真は参院インターネット中継から)https://www.j-cast.com/assets_c/2018/03/news_20180328194218-thumb-645x380-134585.jpg

「妻が名誉校長を務めているところはあまたの数あるわけだが」
森友学園が開校を目指していた小学校「瑞穂の国記念小学院」の名誉校長を昭恵夫人が務めていた問題をめぐり、安倍氏は3月26日の参院予算委員会で、共産党の辰巳孝太郎議員に対して

「あくまでも名誉校長であり、国有地の売却や学校認可の手続きに関わっていない」
「また、妻が名誉校長を務めているところはあまたの数あるわけだが、それそのものが、今まで行政等に影響を及ぼしたことはない」
などとして、国有地売却への影響はなかったと改めて主張していた。

ところが、3月28日の参院予算委員会で共産党の小池書記局長が「名誉校長」について「いったいどこの学校や保育園なのか」と質すと、安倍氏は

「あの、すみません、ちょっと訂正させていただきますが、名誉校長ではなく名誉職、ということでありまして...」
などと、資料を見ながら「名誉職」の件数が55件だったことを明らかにした。小池氏が重ねて「名誉校長、名誉園長はどこですか?」と質問すると、安倍氏の答弁はグダグダになってしまった。

「ちょっと待ってください?校長と...えー、校長と園長ということであればですね、これは現在の段階でございませんが、つまり、私が意図的に間違えたわけではなくて、言い間違えでございますので、校長と園長ということで、今、いきなりご質問がございましたので、それは間違いであったということでございまして、会長職等の件は計55件でございまして、おそらく校長とか園長ということについては、他にはないのではないか...、後援会、そういう児童養護施設等の後援会長のようなものはございますが、校長と園長というものは他にはないのだろうと思います」

「モリカケじゃないですか!何が『行政をゆがめてない』だ!」
つまり、「『瑞穂の国記念小学院』以外に名誉校長や園長はない」という答弁のようだが、小池氏は間髪入れずに「違いますよ!ほら、今、(事務方から)指摘されてますから。今、後ろからメモ来てますから」。

安倍氏はしどろもどろになりながら2つの学校名を挙げた。

「これは時間稼ぎではなくてですね、(一覧表を見ながら)このように沢山あるものでございますから...その中で見ますと...あと2つあったわけでございますが、すでに辞めているということであります。これはあのー、学校としては御影インターナショナルとですね、えー、あっ、あのー、えー、瑞穂の国記念小学院ですか?はい」
「御影インターナショナル」とは、加計学園が運営する認可外保育施設の「御影インターナショナルこども園」のことを指すとみられ、小池氏は

「『あまたある』って言ったけど、ふたつなんですよ!で、そのふたつは、ひとつは森友学園ですよ。もうひとつは加計学園ですよ。モリカケじゃないですか!何が『行政をゆがめてない』だ!国政調査権の発動が必要だ」
と声を荒らげていた。
ーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
関連:
■安倍首相が朝日新聞めぐる答弁で「NHKに圧力と捏造された」と大嘘! 裁判で明らかになった安倍の圧力発言(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/845.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 14 日 23:05:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
■衝撃! 安倍首相が公開討論で“ねつ造発言”! 
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/666.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 10 月 09 日 09:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
   
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/260.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 進次郎は30年前の安倍!30年経ったら今の安倍!  


進次郎は30年前の安倍!30年経ったら今の安倍!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_348.html
2018/03/29 01:50 半歩前へ

▼進次郎は30年前の安倍!30年経ったら今の安倍!

 歯に衣を着せない発言で知られる田中真紀子だが、これはズバリ的を射た指摘だ。小泉純一郎の子セガレ、小泉進次郎の薄汚い性格を見事に打ち抜いた。

 こやつは「後出しジャンケン」が得意で、それも陰に隠れてコッソリささやく。なぜ、堂々と本人の前で言わないのか?

 若造の割に手口が薄汚い。こんな卑怯者を「イケメンだ」「テレビ映りがいい」と持ち上げるマスコミがいるから、ますます増長する。

 そんな汚い小泉進次郎を真紀子がバッサリと斬った!スポーツ報知が伝えた。

**********************

 元外務大臣の田中真紀子が28日放送のTBS系「ビビット」に出演し、佐川宣寿の証人喚問について独自の視点で語った。

 一連の改ざん問題で小泉進次郎が25日の自民党大会後、記者団に「これは与党野党、まったく関係ない。今日総理が言った『徹底的に真相究明をやる』と。その言葉通りの徹底究明。これをやらなければいけない」などと発言。

 これに対し真紀子は、「小泉、ナニ次郎さんだったかな?息子さん?」と言った後、自民党のバッヂ付けているんだったら、これオカシイって言えばいいものを、ギリギリ評論家みたいなことを言っていて」と批判した。

 その上で小泉について「あれは若い子なのに、汚いと思う。お父さんのやり方を真似しているのかも分からないけど。もっと本気で取り組むんだったら、自分が質問しなければいけない。

 あの人は30年前の安倍さん、30年経ったら今の安倍さんになる子ね」とズバリ、指摘した。  (敬称略)

詳しくはここをクリック
http://www.hochi.co.jp/topics/20180328-OHT1T50093.html


ビビット 2018年3月28日 18.03.28

※22:26〜「小泉、ナニ次郎さんだったかな?息子さん?」 再生開始位置設定済み。







http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/261.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 小池晃共産書記局長(参院)の追及に 首相 しどろもどろ/昭恵氏 名誉校長は”モリカケ”


昭恵夫人が務める名誉校長や会長等が「あまたある」と公言した安倍先生。
小池晃議員「名誉校長の校名をあげてくれ」
安倍「御影インターナショナルとえ〜、あっ、え〜瑞穂の国記念小学院ですか」
小池議員「あまたあるって言うけど2つ、森友と加計じゃないか」
もうさぁ、ミエミエじゃん、安倍晋三。 pic.twitter.com/Zi192wsI1o
— umekichi (@umekichkun) 2018年3月28日










https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/df/f61db9c7c0f3cabb0d049f79e2daab1b.jpg
                      ↓
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/59/a36a4214956e06f70ce55fe4b5aaaa4b.jpg
(しんぶん赤旗 3月29日1面)

【関連記事】
「森友」幕引き許さない 二重三重の疑惑隠ぺい/参院予算委 日本共産党:小池書記局長が追及(しんぶん赤旗)
https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/744d2a79e9ebca5b273d497ddcb8241a


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/262.html
記事 [政治・選挙・NHK242] 国家の根幹に関わる疑獄を放置してはならない。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6819.html
2018/03/29 05:43

<学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、27日に証人喚問された佐川宣寿前国税庁長官の証言に、疑問の声が出ている。佐川氏は昨年の国会で「学園との交渉記録は廃棄した」と答弁したが、喚問では一転して「廃棄するというルールを説明しただけ」と主張。改ざん前の文書には交渉の経緯が詳細に記録されており、野党は「明らかな虚偽答弁だ」と強く反発している>(以上「毎日新聞」より引用)


 佐川氏は2016年6月に理財局長に就任した。そして国会で森友学園に対する国有地払い下げが取り上げられたのは翌2017年2月のことだ。

 そこで安倍氏が「私や妻が関わっていたら総理大臣どころか国会議員を辞める」と発言した。10億円近い国有地が学園に支払われた補助金などを含めればタダ同然で払いそげられる、という前代未聞の疑惑が発覚したのだから、安倍氏が慌てて火消しに走ったのも頷ける。

 しかし慌てて火消しに走らなければならなかったのは疚しいことに関わったという自覚が安倍氏にあったからではないか。もしくは安倍夫人が関わっていたという認識があったから瞬間湯沸かし器と綽名される安倍氏の性格そのままに、瞬間的に沸騰して「火消しの決定打」を口走ったのではないだろうか。

 法律通と自称する評論家が「改竄は財務省内部の問題であって、国有地払い下げ一件公文書として財務省が保存する前の文章が適切でないと判断して削除させるのは公文書の改竄に当たらないのではないか」という屁理屈を述べているようだが、近畿財務局の担当職員が自殺するほど重く認識している公文書作成責任をどのように説明するのだろうか。

 事件一件綴りとして保存される以前は内部資料だから「公文書」ではない、というのは馬鹿げた話だ。そういう認識は防衛省の「日報破棄」事件と全く同根だ。

 それは会計検査院が公務員で構成されていることにも一因がある。すべて公務員の内部で処理すれば内部の範疇だから一切問題はない、という認識なのだろう。事実、会計検査院は近畿財務局が作成した森友学園公文書が複数あると会計検査で認識していたにも拘らず、政府に報告してなかった。内部の問題だ、という認識だったのだろう。

 予てより会計検査院は廃止して民間監査法人に委託すべきだと、私は主張してきた。官僚を官僚に監査させて問題がすべて洗いざらい報告されるとは決して思えないからだ。
 民間監査法人も二年続けて同じ監査法人が監査するのは望ましくないし、三年以内に同じ監査法人が監査するのも望ましくない。なぜなら「転がらない石には苔が生える」からだ。

 何度でも繰り返すが、官僚は嘘を吐くし問題点を隠すものだ。財務官僚が「日本には1050兆円もの借金があり、そりは国民一人当たり830万円も借金しているのと同じだ」というプロパガンダをマスメディアを使って国民に浸透させた。

 借金しているのは政府であって、日本は対外保有資産世界随一の金満国家だ。しかも国民一人一人が借金しているのではなく、むしろ日本国民は銀行や生命保険会社を通して「貸し付ける」側にある。つまり財務省は借金返済に貸主の国民に借金返済のためにもっと税金を支払え、とトンチンカンな請求をしている、という事実を日本のマスメディアは報道すべきだが、現実は財務省の機関紙に堕している。

 佐川氏は安倍氏や麻生氏は公文書改竄に関わっていない、と証言席で明確に言い切った。それなら明確に言い切った根拠を示す責任があるが、彼はそうした時系列に沿った安倍氏や麻生氏のアリバイを一切明らかにしなかった。

 そもそも佐川氏は前年の国会で「メモ類は一年で自動的に廃棄される」と言い切った張本人だ。事実経過を確認すべきメモや書類は何もないし、森友学園への国有地払い下げは適切に処理された、と大嘘を平気で吐いた。それにより国会は一年間も空転し、空転国会を放置したまま佐川氏はイケシャーシャーとして国税長官に「栄転」した。

 厚顔無恥とは佐川氏のような人物を指す言葉だ。そして彼が一人でこの空前絶後の公文書改竄も含めた森友学園国有地払い下げ事件を指揮したとしたら大罪人だが、彼を観察する限りそれほどの大罪を一人で犯す度量があるとは到底思えない。

 彼は「小僧」に過ぎない。誰かに使われて実行する度胸は持ち合わせても、自ら大罪を犯す計画性も実行力も持ち合わせていない。それが証拠に近畿財務局職員が引責自殺した感想を聞かれると、証言席で佐川氏は言葉を詰まらせた。こうした犠牲者が出ることを佐川氏は想像してなかったということだ。何と浅墓な人物だろうか。

 公務員の仕事は案件に関する報告公文書を作成してすべてが終わる。その公文書に近畿理財局職員は自らのアリバイを記載することにより自分たちは公務員として真っ当な仕事をしたと明らかにした。

 しかし本庁からの指示でゴッソリとアリバイ部分を削除された。彼にとって「常識が覆された」と感じ、人格を全否定され絶望するのは想像に余りある。それは官界全体に対する不信感を国民に抱かせる愚挙だ。

 佐川氏に何を聞いても無駄だ。彼は人格が破壊されている。事の是非よりも自己利益を優先させる俗物だ。

 国会は速やかに調査特別委員会を設置し、百条委員会への移行も視野に入れながら安倍夫人や谷元秘書官や官邸の安倍秘書官などから事情を聴取すべきだ。もちろん近畿理財局や本庁の文書管理などの担当者からも事情を聴くべきだ。森友事件は官界全体に対する信用にかかわる大問題だという認識を国会議員は与野党を問わず共有すべきだ。国家の根幹に関わる疑獄を放置してはならない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/263.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 金正恩党委員長と習近平国家主席初の中朝首脳会談は、天皇陛下と小沢一郎代表による巨額資金分配を見越しての動きだ(板垣英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b2880ca699ef1918089baca53e026a0b
2018年03月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 天皇、皇后両陛下は3月27日〜29日の日程で沖縄県を訪問されている。沖縄決戦(1945年4月1日〜6月22日、場所:沖縄県宜野座村 、沖縄本島。住民の4人に1人が死亡)で大日本帝国陸海軍の組織的戦闘が終って73年になる。2019年4月30日に退位される前に現地に足を運びたいというお二人の強い希望による訪問=鎮魂の旅で、沖縄訪問は皇太子ご夫妻時代を含め計11回目。この同じ時期に北朝鮮の金正恩党委員長=元帥が3月26日〜27日、北京市を訪問し、「皇帝」習近平国家主席と初の中朝首脳会談を行った。この背景には、天皇陛下と小沢一郎代表に託されている日米相互防衛援助協定[MSA協定に基づき、世界銀行・IMFが先物取引によって資金運用した「運用益」が、G20に分配(シェア)される際、朝鮮半島統一により建設される新国家「コリア」にも800兆円が分配(シェア)されるのを見越しての動きである。安倍晋三首相が、「大戦争=核戦争勃発」に備えて、軍備増強、憲法第9条に「自衛隊」明記・固定化を図ろうと策動しているのは、真逆である。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 資料・森友決裁文書から削除された政治家の名、時系列のまとめ+テニス(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27164300/
2018年 03月 28日

【テニスのマイアミOP。まず、西岡良仁は2回戦で10シードのベルディヒにストレート負けした。
 また、いまや33位まで落ちている錦織圭は、3回戦で6位まで上がったデルポトロと対戦し、2−6,2−6で完敗した。試合時間は1時間ちょっとだった。(-"-)
<そう言えば、デルポトロの手首の負傷で一時低迷した後、2年前から復活してきたのよね。>

 錦織は最初の2ゲームはいい感じで、これはそこそこいい勝負ができるかなと期待したいのだが。1セットめはファーストサーブが40%台しかはいらず。妙に力がはいっている感じで、ショットのミスを多発して自滅。2セットめはサーブをもう少し入れて行ったものの、最初からブレイクされることに。ミスが多くてラリーがとれず。そのままあっさり負けてしまった。<途中で難しいボールに対して、天才的なパスやボレーは見られて、さすが〜という感じはあったのだけど。ふつ〜のラリーで先にミスっちゃうとね。^^;>

 まあ、デルポトロは前大会でフェデラーを破って好調モードだし。これまで対戦して来た選手に比べれば、球の回転数やパワーもスゴイので、ミスも出やすくなるのだろうし。前大会を風邪で欠場した錦織は、40度近いの熱を出して1週間以上寝込んでいたとのことで、練習不足が否めないのだが。(まだ咳も残っていた。)そろそろ復活ロードに乗って欲しいところ。次のモンテカルロOP(クレイ)までに、まずは体調とサーブをしっかり立て直して欲しい。ガンバ!o(^-^)o】

* * * * *

 財務省が、森友学園への国有地貸付・売却に関する決裁文書で、政治家の関与について記された部分を削除したことがわかっている。(・・)

 既にアップした気でいたのだが。どこにも見当たらないので、遅ればせながらここに載せておく。(^^ゞ

<安倍昭恵氏と日本会議に関する記述はコチラに。『】

 平成25年=2012年というのは、安倍晋三氏が9月に総裁選で勝利、12月に衆院選で自民党が勝利して、首相に復活した年。

 安倍昭恵さんは、知人に誘われて、それ以前から森友学園の幼稚園を訪問したことがあったとのこと。
 12年夏には晋三氏も幼稚園で講演を行なう約束をしていたのだが。総裁選の準備のため来られなくなり、キャンセル。籠池前理事長の長男に電話をしている。また同年9月には、総裁選で大阪に訪れた際に、籠池氏の長男と会って、名刺交換したという。
 安倍氏がどこまで覚えているかわからないが。首相になる前から接点があったのだ。(・・)

 尚、決裁文書では、元維新の「上西小百合」氏が「上田小百合」と誤記されている。<安倍も一箇所、安部と記されていた。>

 『本件は鴻池祥肇議員(参・自・兵庫)から近畿局への陳情案件』とあるが。籠池氏は、麻生太郎氏の弟分。日本会議にも所属しているバリバリの超保守派だ。(**)
 
<赤旗 2018年3月13日分より>


「森友学園」の決裁文書 削除・改ざん部分(抜粋)

 財務省が12日提出した、「森友学園」への国有地払い下げをめぐる14の決裁文書から、国会に提出する際、削除・改ざんされた主要な部分の抜粋は次の通りです。

交渉経過に出てくる安倍晋三首相の妻、昭恵氏や政治家の部分

4・特例承認の決裁文書(1)「普通財産の貸付けに係る承認申請について」(平成27年2月4日)付属の調書から

 1・事案の概要

 ※本件は、平成25年8月、鴻池祥肇議員(参・自・兵庫)から近畿局への陳情案件。

(別紙1)

 これまでの経緯

 H25・8・13 鴻池祥肇議員●秘書から近畿局へ照会(受電)。

 籠池理事長が、本件土地について購入するまでの間、貸付けを受けることを希望しており、大阪航空局に直接相談したいとの要請を受ける。

 H26・4・28

   (略)

 なお、打合せの際、「本年4月25日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からは『いい土地ですから、前に進めてください。』とのお言葉をいただいた。」との発言あり(森友学園籠池理事長と夫人が現地の前で並んで写っている写真を提示)。

 H27・1・8 産経新聞社のインターネット記事(産経WEST産経オンライン【関西の議論】)に森友学園が小学校運営に乗り出している旨の記事が記載。

 記事の中で、安倍首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙した旨が掲載される。

 H27・1・29 平沼赳夫衆議院議員秘書から財務省に「近畿財務局から森友学園に示された概算貸付料が高額であり、何とかならないか。」と相談。

 財務省は、「法律に基づき適正な時価を算出する必要があるため、価格についてはどうにもならないこと、本件については学校の設立趣旨を理解し、これまで出来るだけの支援をしていること。」を説明。

森友学園の概要紹介に登場する政治家

 特例承認の決裁文書(2)「普通財産の貸付けに係る特例処理について」(平成27年4月30日)から

 「学校法人 森友学園」の概要等

 1 森友学園の概要

 (2)理事長

 籠池康博氏(別添名刺参照)

 同氏は、「日本会議大阪(注)代表・運営委員」を始めとする諸団体に関与している。

 (注)日本会議大阪は、全国的な国民運動団体である「日本会議」(美しい日本の再建と誇りある国づくりのために政策提言と国民運動を推進することを目的として設立された任意団体)が平成9年に設立されたのに呼応する形で、大阪に根付いたより広汎な国民運動を推進すべく、平成10年6月に設立された任意団体。

 なお、国会においては、日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が平成9年5月に設立され、現在、役員には特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任。

 (参考)森友学園への議員等の来訪状況

 平成20年11月 中山成彬議員(衆・維・比例九州)講演会

 平成25年9月 平沼赳夫議員(衆・維・岡山3区)講演会

 平成25年12月 日本維新の会女性局(三木圭恵議員、杉田水脈議員、上田小百合議員(いずれも衆・維・比例近畿)等)視察

 平成26年4月 安倍昭恵総理夫人 講演・視察

***

価格の事前相談や特例的扱いを示す部分  

 売払決議書「普通財産売払決議書」(平成28年6月14日)調書から

 1.事案の概要

 (森友学園から早期に本件土地を買受けたいとの)「要請を受けて価格等について協議した結果、学園が買受けることで合意したため」が「申し出があり、売払申請書の提出があったことから」に書き換え

 4.貸付契約までの経緯

 (5)上記(4)による貸付処理は、特例的な内容となることから、平成13年3月30日付財理第1308号「普通財産貸付事務処理要領」貸付通達 記の第1節の第11の1に基づく理財局長の承認を得て処理を行うこととし、平成27年4月30日付財理第2109号「普通財産の貸付けに係る特例処理について」により理財局長承認を得ている。

* * * * *

 そして、これを見ると、やはり森友学園への国有地売却は、かなり優遇された可能性が大きいと思わざるを得ないmewなのだった。(@@)

   THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/265.html

記事 [政治・選挙・NHK242] やっぱり頭のネジが一本足らないのか?  
やっぱり頭のネジが一本足らないのか?
http://85280384.at.webry.info/201803/article_346.html
2018/03/28 23:56 半歩前へ

▼やっぱり頭のネジが一本足らないのか?

 共同通信によると、安倍晋三首相は28日の参院予算委で、森友事件に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、大阪地検の捜査と財務省の調査結果を踏まえ、自らを含めたけじめのつけ方を検討する考えを示した。

 予算委で首相は、今後の対応に関し「最終的な監督責任は私にある。そうしたことも含めて判断しなければならない」と強調したが、内閣総辞職を迫られると「その考えはない」と否定した。 (以上 共同通信)

********************

 総辞職もせずに一体、どんな「けじめ」をつけるつもりなのか?

 このご仁は、何を考えているのか?

 やっぱり頭のネジが一本足らないのか?
















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/266.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 永田町の話題は“安倍政権の壊れ方”と総裁選の行方に集中 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
        


永田町の話題は“安倍政権の壊れ方”と総裁選の行方に集中 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225980
2018年3月29日 日刊ゲンダイ

 
 9月の総裁選出馬が噂される石破元幹事長と岸田政調会長(C)日刊ゲンダイ

 このところマスコミ各社の世論調査で、内閣支持率が一斉に9〜13ポイントほども急落して30%台に突入、政権の行方に黄信号がともったので、気の早い永田町事情通たちの話題はもっぱら、安倍政権の壊れ方とその後の総裁選の構図である。その事情通のひとりがこう解説する。

「安倍夫妻の行状を隠すために公文書の改ざんが行われて、そのために末端官僚に自殺者まで出たとなると、もうこれは逃げ切れない。逃げようとすればするほど、支持率は泥沼に足をとられたように落ちていく。そこで、麻生太郎財務相に全部をかぶせて辞任させ、安倍だけ生き残るという虫のいいシナリオが側近の間で検討されているようだが、そんなことをしたら麻生はブチ切れて安倍を道連れにして内閣を引きずり倒すだろう。それよりも、安倍が進んで内閣総辞職をするほうが、まだ混乱が少なくて済む」

 いずれにせよ、9月の総裁選は繰り上げ実施となる可能性が出てきたわけだが、それで顔ぶれはどうなるのか。前出の事情通によると、「安倍は出馬できないし、出ても負ける。昔の自民党だったら、黒幕が取り仕切って、右翼で非インテリでせわしない性格の総理の後には、リベラルでインテリで落ちついた雰囲気の総理に振り子を振った方がいいといった知恵を働かせるので、岸田文雄政調会長が有利ということになる。しかし力の勝負になった場合は、やはり石破茂元幹事長が出てくる」という。

 共同通信の世論調査は「次の総裁は?」と尋ねていて、トップは石破で前回調査から4・1ポイント上がって25・4%。次が小泉進次郎筆頭副幹事長で、4・2ポイントアップの23・7%と、石破と拮抗するほどだ。半面、前回はまだトップを保っていた安倍は7・5ポイントダウンの21・7%にとどまった。これを見ても、もう安倍は終わったと分かる。

 思い起こせば、2012年の総裁選では小泉が石破を支持して票集めに大いに貢献し、そのおかげで石破は地方票で圧勝していながら国会議員票のみの決選投票で安倍に敗れた。ところが、今年1月の本欄で書いたように、総裁選のルールが変わって、第1回投票で国会議員票と地方票が同数になり、決選投票になった場合も地方に一定の票が割り当てられることになった。そのため、もしまた石破と小泉が手を組んで戦えば、圧倒的な勢いになることは間違いない。岸田が、この期に及んでなお安倍による“禅譲”に期待して戦う姿勢を鮮明にしないようでは、石破・小泉連合に蹴散らされるだろう。

 
高野孟ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 電撃的な金正恩訪中の全貌が教えてくれた安倍外交の孤立  天木直人 


電撃的な金正恩訪中の全貌が教えてくれた安倍外交の孤立
http://kenpo9.com/archives/3480
2018-03-29 天木直人のブログ


 一夜明けて金正恩電撃訪中の全貌が明らかになった。

 今日の各紙が大きく報じるその実態は驚きの数々だ。

 その中でも、一番驚かされたのは、安倍首相の日本だけが何も教えてもらっていなかったということだ。

 これまでにも私はさんざん批判的に書いて来た。

 安倍外交ははしごを外されたと。

 それどころではない。

 完全に置き去りにされていたのだ。

 そのことが今度の金正恩の訪中で証明されたのだ。

 なにしろ習近平はまっさきにトランプに会談内容を教えている。

 それをトランプがツイッターですかさず公表し、歓迎するとまでつぶやいている。

 出し抜かれた形になっている韓国であるが、きょう29日、板門店で南北閣僚級会談を開く。

 同じ民族が朝鮮戦争の終結に向かって今度こそ本気で南北首脳会談を成功させようと決意した以上、文在寅大統領の韓国が主役から外れることはない。

 つねに情報は北朝鮮から同時並行的に伝わっているのだ。

 蚊帳の外に置かれているのはプーチンのロシアと安倍首相の日本だけだ。

 しかし、プーチンのロシアは、ついこの間まで、習近平の中国がトランプの米国に譲歩して金正恩の北朝鮮に対する経済制裁を強化した時、ただ一人それに反対し、北朝鮮を擁護した国だ。

 おまけにプーチンはロシア疑惑でトランプの急所を握っている。

 いざとなれば本当のことをばらすぞと凄めばいい。

 どんなにプーチンのロシアと西側主要国の関係が悪化しても、トランプの米国はプーチンのロシアを敵に回す事は出来ない。

 良くも悪くも、プーチンのロシアは国際政治の中心国なのだ。

 こう考えて行くと、安倍首相の日本だけが、いかにその存在価値のない、どうでもいい国であることがわかる。

 極めつけはきょう3月29日の朝日新聞が報じた次の記事だ。

 すなわち、北朝鮮関係によると、金正恩政権が最近、朝鮮労働党幹部らに「6月初めにも日朝首脳会談がありうる」と語っているというのだ。

 しかもそれを内部の資料として配布しているという。

 日本と国交正常化すれば200億ドルとも500億ドルともされる支援を受け取れるとまで書いているという。

 6月初めというタイミングは、すべての首脳会談が終わったタイミングだ。

 すべてが平和裏に終わり、北朝鮮の支援が始まれば金を出すのは日本だと言っているのである。

 これを安倍首相が言うのならわかる。

 何しろ訪朝して拉致問題を解決し、日朝国交化正常化を成し遂げるのは安倍外交の最後のサプライズであるからだ。

 しかし、金正恩政権がそれを先にばらしたのである。

 何も知らされていないのは安倍首相の日本だけだ。

 無理もない。

 知らせてくれなかった、冷たいではないか、と文句を言ったら、トランプも習近平も文在寅もこう言い返してくるだろう。

 今あなたは森友疑惑でそれどころではないだろう。

 それを忖度して、今あなたにその事に専念して危機を乗り切ってもらいたかったからだと。

 もはや安倍首相では力強い日本外交は進められない。

 一刻も早く安倍政権を変えて仕切り直さなければ、日本外交は乗り切れないということである(了)



政府「取り残されるのでは…」 正恩氏の電撃訪中
https://www.asahi.com/articles/ASL3X4FGZL3XUTFK00G.html
2018年3月29日07時06分 朝日新聞


26日、北京の人民大会堂で習近平国家主席(中央右)と彭麗媛夫人(右)の案内を受ける金正恩朝鮮労働党委員長(中央左)と李雪主夫人(左)。朝鮮中央通信が報じた=朝鮮通信

 日本政府は、北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動をとらない中で圧力が緩和されることを警戒する。ただ、米韓に続き中国も北朝鮮との対話に踏み出したことで、政権の足元では「日本だけ取り残されるのではないか」との懸念が浮上。安倍晋三首相とトランプ大統領の日米首脳会談を4月18日に開く方向で最終調整に入り、北朝鮮問題への関与を働きかけていく考えだ。

 「重大な関心を持って情報収集、分析に努めている。中国側からもしっかりと説明を受けたい」。金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の電撃訪中が明らかになった28日の参院予算委員会で、安倍首相はこう強調した。日米首脳会談では拉致問題のほか、北朝鮮の中短距離の弾道ミサイルといった日本が直面する懸案に、米側の協力と連携を促す方向だ。

 中朝首脳会談は日本にとって「想定外」だった。会談は26日に行われたが、翌27日になっても外務省は北朝鮮から北京入りした高官が誰なのか特定できていなかった。同省幹部は「中国が何か仕掛けてくるのではないかとは思っていたが、まさか北朝鮮の首脳級が訪中するとは思わなかった」と話す。

 日本政府関係者によると、中朝首脳会談を中国が公表する前の27日深夜、外交ルートで中国側から「金正恩朝鮮労働党委員長が習近平(シーチンピン)国家主席と会談した」と伝えられたという。ただ、北朝鮮が非核化に向けてどのような約束をしたのかなど詳細ははっきりしなかった。28日も、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議首席代表の金杉憲治・外務省アジア大洋州局長が韓国のカウンターパートと電話で意見を交わすなど情報収集と分析に追われた。

 中朝首脳会談の背景として、日本政府内では、北朝鮮が米朝首脳会談を不安視しているのではないかとの見方も出ている。中国の立ち位置については「6者協議議長国なのに取り残された感のあった中国も、外交的主導権を握ることができた」(同省幹部)とみる。

 一方、政権内からは、日本政府が主体的な役割を果たせていないことに焦りの声も上がり始めている。28日の参院予算委では、連立を組む公明党の三浦信祐氏が「北東アジア情勢の激動について、国民は日本だけが置いていかれているのではないかと懸念している」と指摘。自民党の森山裕・国会対策委員長は28日、記者団に「日本としても対応を怠りなくやらないといけない。日米、日韓、日中のパイプを生かし、対応をお願いしたい」と政府に注文をつけた。

 拉致問題を抱える日本としては、北朝鮮首脳との対話は「成果が見通せないと踏み込めない」(外務省幹部)との事情がある。日米首脳会談などを通じて日米の連携を強め、これをテコに北朝鮮の態度軟化を促す方向だ。また、中国政府とは、国務委員に昇格した王毅(ワンイー)外相が4月中にも来日する方向で調整しており、中朝首脳会談に同席した王氏に対し、詳細な説明を求める考えだ。(松井望美)



非核化「条件付き」 中朝会談で正恩氏 中国「6カ国復帰」否定せず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201803/CK2018032902000144.html
2018年3月29日 東京新聞

 【北京=城内康伸、浅井正智】中国を初めて訪問した北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が、習近平(しゅうきんぺい)中国国家主席に対して、核問題解決のための六カ国協議に復帰する用意があると伝えていたことが二十八日、分かった。中朝関係筋が明らかにした。正恩氏は非核化には米国と韓国の「段階的な措置」が必要との考えを示し、制裁など「最大限の圧力」を維持する米国をけん制した。

 中国国営新華社通信と北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、正恩氏の訪中を正式に発表した。新華社によると、正恩氏は習氏に「(祖父の)金日成(キムイルソン)主席と(父親の)金正日(キムジョンイル)総書記の遺訓により、朝鮮半島の非核化実現に力を尽くす」と表明。「米韓が善意でわれわれの努力に応え、平和的な雰囲気をつくり、平和のための段階的な措置を取れば、朝鮮半島非核化の問題は解決できる」と述べた。

 習氏は「朝鮮半島情勢は今年に入り変化した」と、米韓両国との対話に前向きな姿勢に転じた北朝鮮の努力を評価。「中国は朝鮮半島問題で引き続き建設的な役割を果たす」と表明した。

 一方、朝鮮中央通信は、「朝鮮半島情勢の管理問題など重要事案について深く意見交換した」とだけ伝え、正恩氏の非核化についての発言も伝えなかった。

 六カ国協議は中国を議長国として北朝鮮、日本、米国、韓国、ロシアが参加して二〇〇三年八月に北京で初めて開催。〇五年九月には核放棄などを盛り込んだ共同声明を採択した。その後、非核化の検証方法を巡り対立が解けず、〇八年十二月の首席代表会合を最後に中断している。

 中国外務省の陸慷(りくこう)報道局長は二十八日の定例記者会見で、正恩氏が六カ国協議に復帰する意思を伝えたとの内容を確認する質問に「両国首脳の会談で半島情勢について多くの共通認識が得られた。六カ国協議の早期再開を推進することは関係各国が共同で努力すべきことだ」と答え、協議を巡り首脳間で何らかの合意があったことを示唆した。























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 「佐川喚問」で終わりですか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
「佐川喚問」で終わりですか/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201803290000240.html
2018年3月29日9時49分 日刊スポーツ


 ★前財務省理財局長・佐川宣寿の証人喚問の後、自民党国対委員長・森山裕は「多くの疑念が解消された」と発言。党幹事長・二階俊博は「麻生さんにしろ誰にしろ、この問題に関連する方々の疑いは晴れた。首相・安倍晋三を始め、政治家がどういう関わりあいを持っていたか、ひとつの焦点だったと思うが、幸いにしてなかったことが明白になった」とした。与党の言う財務省公文書改ざん事件に政治家の関与はなかったというのだ。

 ★そもそも財務省公文書改ざん事件は本筋の事案である森友学園国有地払い下げ安倍首相夫妻関与問題の中で出てきた付則の事案だ。これで解決と言い出す与党は重大な勘違いをしている。国有地払い下げのために改ざんしたのであって改ざんだけが独立しているわけではない。ちなみに大阪地検は文書改ざん事件ではなく、森友学園の捜査ではないのか。だが国権の最高機関である国会で訴追の恐れがあるから答弁しないことがまかり通るならば、国会よりも強大な権限が検察にあるということになり、この話をなおややこしくしている。

 ★与党の理屈である財務省公文書改ざん事件だとしても、財務省が国会と国民にうそをつき続けたことには変わりはなく、政界の関与があるなしにかかわらず、自民党もだまされていたわけだ。まして責任はそれを気付かず許していた行政の最高責任者・首相にある。首相はその改ざん事件について「最終的な責任は私にある」というものの、ひと山越えたような空気が国会を覆っていること自体が危機感のなさの表れだ。公文書を改ざんするという近代史を書き換えようとする公務員の蛮行を「趣旨は変えていない」とか「余計な言葉を外しただけ」などと書き換えどころか修正程度に言い張ること自体が糾弾されるべきだ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 本日の脱力するお話 〜 内閣支持率は、次回、20%台を示してほしいって、あんた。そんなこと言ってると、安倍政権、まだまだ
本日の脱力するお話 〜 内閣支持率は、次回、20%台を示してほしいって、あんた。そんなこと言ってると、安倍政権、まだまだ続くぞ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5462cc7b5da34b6e895bf02d3752fb5e
2018年03月28日 のんきに介護


森達也(映画監督・作家)@MoriTatsuyaInfoさんのツイート。



内閣支持率を

信じてるんだな、この人。

自国の話なのに

「そういう国」だと他人事のように言える人間が

多数でいる限り、

次月、20%台を示しても翌々月には

あっという間に

60%に持ち直すさ。

しかし、そこに闘いの焦点があるのではなく、

安倍さんに

ストレスのかかるお仕事から

解放してあげることが先決だと思うな。

放っておくと、

この人、また人を殺しちゃうよ。

とりあえず、辞職して頂いて、その後、刑務所で養生してもらったらいいんではないか。

どうしても支持率が気になるなら、

「早くなれ、なれ、支持率100%」

と思っていりゃいい。

実際に、支持率が上がるだけ上がって、

民心が離反したとき、

内閣は、

自然に倒れてしまうだろう。

何よりいけないのは、

支持率が上がった下ったで一喜一憂してしまうことだ。

それすると、

支持率をコントロールしている、

何とかハンドラーとかいう人たちに生き甲斐を与えてしまうだけだよ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川氏喚問は、昭恵夫人と官邸の関与の火消しに使われた茶番劇だった(ダイヤモンド・オンライン)
佐川氏喚問は、昭恵夫人と官邸の関与の火消しに使われた茶番劇だった
http://diamond.jp/articles/-/165157
2018.3.29  横田由美子:ジャーナリスト  ダイヤモンド・オンライン

 
  証人喚問で40回以上にわたって証言拒否を繰り返した前国税庁長官の佐川宣寿氏 Photo:AFP/AFLO


40回以上も証言を拒否した
佐川氏の腰砕け証人喚問


 テレビの前で、「人間とは、土壇場になると、ここまで保身に走れるものなのか」と、呆然とした人が多かったのではないか──。

 3月27日、財務省が学校法人森友学園との国有地取引に関する公文書を改ざんした問題で、前国税庁長官の佐川宣寿氏が衆参両院の予算委員会で証人喚問に立った。佐川氏は、財務省理財局主導で改ざんが行われたとされる昨年2月下旬から4月にかけて、理財局長として国会の答弁に立っていた。

 その後、近畿財務局の職員の自殺をきっかけに、財務省が決裁文書の調書で14ヵ所にのぼる改ざんを行っていただけでなく、添付されていた2枚の資料を削除していたことが発覚したのは、もはや周知の事実だ。

 27日の証人喚問では、どこまで政治の関与があったのかが焦点だったし、国民もまた疑惑の解明を期待していた。というのも、安倍晋三首相が昨年2月の衆院予算委で「私や妻が国有地売却に関与していれば、首相も国会議員も辞める」と答弁していたためで、証言内容によっては、政局になる可能性もあったからだ。「安倍一強」と呼ばれる強すぎる政治と、官界との歪んだ関係が是正される機会であったこともある。

 しかし、多くの国民の期待は、「刑事訴追の恐れがある」という言い訳を盾に、40回以上も証言を拒否した佐川氏の腰砕けな姿勢の前にもろくも崩れた。佐川氏に対して、橋本内閣時の総理秘書官だった江田憲司議員(民進党)は、「(そのスタイルは)あなたの美学か」と問うた。

「総理夫人、官邸の関与はなかったとの
証言が得られた」と豪語する丸川議員


 そんな佐川氏が饒舌に語ったのは、参議院で質問のトップバッターに立った丸川珠代議員(自民党)の質問に対してのみだったからだ。丸川氏の質問は、終始一貫して、「責任は財務省理財局のみにあり、総理、総理夫人、官房長官、官房副長官、総理秘書官は関係ない」ということを念押しする内容だったからだ。いくつか、抜粋する。

丸川氏 「官邸からの指示はなかった?」

佐川氏 (はきはきと)「間違いありません。麻生大臣からの指示もございませんでした。理財局の中でやった話です」

丸川氏 「(総理や総理夫人からの)明確な指示ではなくても、圧力は感じた?」

佐川氏 「ありませんでした」

丸川氏 「なぜ書き換えを行って、総理夫人の名前を削除したのか?」

佐川氏 (前略)「一連の書類を勉強して、総理も総理夫人の影響もありませんでした」

 このように、「政治の関与を匂わせたら、どうなるか分かってるんでしょうね」と言わんばかりの、半ば「恐喝」とも受け取れる質問をネチネチと繰り返した後、丸川議員は晴れやかな顔で、「総理夫人、官邸の関与はなかったという証言が得られました。ありがとうございました」と言い放ったのだ。

 これには、自民党の議員からも驚愕した様子のコメントが出ていた。

「さすが、当選わずか2回で大臣を2回もやっただけのことはある。当選3回でも、1度も大臣をやったことのない参議院議員はたくさんいる。単に『女性活躍』という政策に乗って、引き立てられただけではない。ここまで、国家ではなく総理に忠誠を尽くす姿を見せられるのは、ある意味あっぱれだ。まだまだ安倍政権には続いてもらって、あわよくばもう1度大臣をという気持ちなのだろう。しかし、なかなかできることではない」

“二枚舌”を使う佐川氏は
官僚より政治家に向いている?


 民進党の小川敏夫議員の質問に対しても、佐川氏は財務省ではなく、政権に忠実だった。安倍晋三首相の“辞職発言”が、自身の国会答弁に影響したかどうかについて「あの総理答弁の前と後で、私自身が答弁を変えたという認識はありません」と、明確に影響を否定している。

 一方で、当時の部下である田村嘉啓審理室長に対する責任の押しつけ方は、田村室長が気の毒になるほどだった。

 そもそも安倍昭恵総理夫人の関与があったのではという話は、昭恵夫人が、森友学園の名誉校長だったことに加え、国有地取引の問題で、夫人付き職員の谷査恵子在イタリア大使館一等書記官が籠池氏にファクスを送っていたことや、田村室長と電話で話していたことなどが裏づけとなっている。

 しかし佐川氏は、「私は確認しなかったけど、田村は電話を受けていたので、(谷が昭恵夫人付きということを)知っていたかもしれない」「自分が(田村に)ヒアリングしたときには、(谷さんから)1回電話があっただけだと言っていた」と、昭恵夫人が名誉校長であることも新聞報道で知ったと断言した。

 にもかかわらず、公明党の竹内謙議員が、「本省も財務局佐川氏の答弁との整合性をとるために改ざんが行われたと(新聞の)この記事にはある」と尋ねると、「覚えていません。あまり新聞読んでいないので、知らないと言った方が適切」など、官僚よりも政治家の方が向いていたのではと思える“二枚舌ぶり”を発揮する。

 佐川氏の後任の太田充理財局長が、「理財局の一部によって(改ざん)が行われた。前局長の佐川氏の関与が大きかった」と、認めているとたたみ掛けても、「個別の案件なので…」と、刑事訴追を理由に証言拒否。部下や自殺した職員に対する詫びの言葉もないのかと聞かれるまで、謝罪の一つもなかった。

 この日、竹内議員の質問は、唯一、確信に迫るものではなかったかと私は思う。

 竹内議員曰く、佐川氏は、非常に厳しい上司だという評判があった。実際、佐川氏は、近畿理財局と籠池氏との交渉内容は知らず、答弁後に詳細を知ったのではないか。そしてそのことで、激しく部下を責めたのではないか。現場を知らなければ指示はできないので、部下は佐川氏の立場などを忖度して書き換えを行い、佐川氏はそれを黙認したのではないか…。指摘の概要をまとめると、こんな感じだった。

「財務省恐竜番付」では
西の前頭六枚目


 佐川氏が、財務省内で畏怖の対象だったことは間違いない。筆者の手元には、「財務省新恐竜番付」というペーパーがある。恐らく、若手官僚が面白半分でつくったものだろうが、こうした文書は往々にして視点は間違っていないことが多い。

  
   霞が関で出回る「財務省恐竜番付」

 この文書によれば、佐川氏は理財局長の前職である内閣審議官の時代に、「西の前頭六枚目」に選ばれているほどの“力量の持ち主”だ。

 佐川氏の評判を聞くと、「滅私奉公型の官僚で、私生活を犠牲にするほど働く一方で、部下にはそれ以上の働きを求める。他省の同期や美人記者、美人秘書にはとても朗らかな対応」という評価が返ってきた。

 この「番付表」は、なかなか見所が満載だ。「東の横綱」である藤井健志氏は、この後、主計局次長から国税庁次長に出向し、佐川氏の部下となっている。彼らの部下は、さぞかし辛い目に遭ったのではないかと、老婆心さえ芽生えてくる。



 ちなみに、話は若干それるが、「張出」の可部哲生総括審議官は、森友問題で“詰め腹”を切らされる一人に入るかどうかの瀬戸際。「関脇」の小部春美氏は、女性初の国税局長を経てサイバーセキュリティ・情報化審議官にまでなっているが、部下が何人も使い倒されたと評判だ。小部氏は国税庁時代、酒税課長を経験しているが、やはり酒税課長経験者の源新英明氏も「前頭」として名を連ねている。ちなみに「前頭三枚目」の西村聞多氏も国税庁への出向経験者だ。

 なんとも“強者”ぞろいで、組織は果たして大丈夫なのかと不安を感じざるを得ない。

 そして、いくら“政治の力学”が働いたとはいえ、今回、財務省は佐川氏に見捨てられたことで、責任をほぼ一手に引き受けざるを得なくなった。しかし、こうした財務省に、組織として自浄作用が働くとは考えづらく、佐川氏の罪はあまりに大きいと言わざるを得ない。

 安倍政権は、佐川氏の証人喚問で幕引きを図るつもりだろうが、福山哲郎参院議員(立憲民主党)が言及したように、「疑惑はますます深まった」としか言いようがない。安倍政権は、丸川議員と佐川氏との間でやり取りされた“茶番答弁”をもって、説明責任が果たされたなどとは、決して考えてはならないだろう。

(ジャーナリスト 横田由美子)



































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/271.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 文書改ざんで発狂「WiLL」「Hanada」が妄想全開の“朝日叩き”! 阿比留瑠比、小川榮太郎、百田尚樹の陰謀論に絶句 
文書改ざんで発狂「WiLL」「Hanada」が妄想全開の“朝日叩き”! 阿比留瑠比、小川榮太郎、百田尚樹の陰謀論に絶句
http://lite-ra.com/2018/03/post-3911.html
2018.03.29 「WiLL」「Hanada」が妄想全開の朝日叩き 

     
     左・「WiLL」(ワック)2018年5月号/右・「月刊Hanada」(飛鳥新社)2018年5月号


 財務省が森友文書改ざんを認めて以降、ものすごい形相で慌てふためき、醜態をさらしながら必死で政権擁護を展開している安倍応援団。そのデタラメ過ぎる主張には何度も呆れてきたが、まさかここまで別世界にいってしまっていたとは……。

 今月26日、「WiLL」(ワック)「月刊Hanada」(飛鳥新社)という極右安倍応援団雑誌の5月号がそろって発売されたのだが、なんとこの期に及んで、両誌とも文書改ざんをスクープした朝日の報道を「謀略」とする陰謀論を大展開していたのだ。

 まず「WiLL」。特集タイトルこそ、「『森友文書』の真実」なる神妙なものだったが、その内容はまさにお笑い。たとえば、産経新聞社論説委員・阿比留瑠比氏と元朝日記者・長谷川熙氏の対談では、「朝日が仕掛けた“安倍集団リンチ”」と題して、文書改ざん問題を〈問題の中身があまりに小さすぎる〉(阿比留氏)などと矮小化しながら、こんな香ばしい陰謀論が展開されていた。

〈安倍政権が憲法改正を推し進めようとしていることに、護憲派の連中が一斉に反発して、何とか政権を潰そうとしている動きは確かにあります。
 今回の問題に関して、政府与党の一致した見方は「情報源は大阪地検だ」と。では、なぜ大阪地検が朝日にリークしたのか。
 それは大阪地検の誰かが護憲派であり、反安倍政権的な考え方を持っていて、朝日と結託して情報を提供したとも考えられる。〉(阿比留氏)

 いやはや「大阪地検の護憲派が朝日と結託」とか、こんな妄想論説委員を抱えていて産経新聞は大丈夫なのか。

 他にも、「WiLL」には、トンデモ国会恫喝でネトウヨ根性を満天下に知らしめた自民党・和田政宗議員も寄稿。〈書き換えが判明するまでの過程においては、徹底調査を命ずる官邸・自民党と隠ぺいを図ろうとする財務省官僚との攻防、そして私と朝日新聞との攻防がありました〉などと書いていた。

「私と朝日新聞との攻防」って、和田議員は朝日のスクープを「全く別の決裁文書の調書を比較した可能性がある」などと誤報扱いして大恥をかいただけじゃないか。しかも、この間の改ざん発覚の経緯を「徹底調査を命ずる官邸・自民党と隠ぺいを図ろうとする財務省官僚との攻防」に変換してしまうのだから、歴史修正主義者の脳みその回路にはただただ呆れ返るばかりだ。

■小川榮太郎「北朝鮮情勢と朝日は連動」百田尚樹「朝日は絶対に潰さなアカン」

 一方の「月刊Hanada」もスゴい。こちら特集タイトルからして「財務省文書改竄と朝日の罠」だが、中身も「朝日新聞が訴状を『偽造』」(小川榮太郎)、「朝日は『絶対に』潰さなアカン!」(百田尚樹)、「昭恵夫人叩きは現代の魔女狩り」(有本香)、「籠池夫妻を利用しまくる反安倍勢力」(八幡和郎)などと、安倍応援団の面々が怒涛のごとく陰謀論を全開。いちいち相手にしていると面倒なので、以下ダイジェストで紹介しておこう。

〈偶々詐欺事件のために財務省のデータが検察の手元にあったからこそ決裁文書の改竄がバレたわけで、そうでなければ、財務省は政権にも与党にもシラをきりとおしたことになっただろう。
 政権が無理をして改竄の実態を暴いたのである。政権がその改竄を主導したはずがない。〉
〈とりわけ、北朝鮮情勢と森友・加計の確信犯的な(朝日新聞の)虚報の嵐が連動してみえることに、私は大きな疑問と懸念を感じている。〉(小川榮太郎氏)

〈財務省の公文書書き換え疑惑も、朝日の“スクープ記事”(三月二日付)が発端だった。おそらく、朝日は「てにをは」や「句読点」の位置が違っていただけでも「書き換えやーッ!」と大問題にしていたのではないか。〉
〈繰り返し言う。朝日新聞は間違いなく日本の敵である。そして炎上覚悟であえて言おう。
 朝日新聞は「絶対に」潰さなアカン!〉(百田氏)

〈(朝日新聞は)日本人に対する上から目線というレベルを飛び越えている。朝日の社是は「日本解体・日本打倒」ではないのですか。だから共通の目的を持つ中国や韓国を擁護する。それどころか、「日本叩き」の材料を中韓に与える〉(ケント・ギルバート氏。モラロジー研究所研究員・山岡鉄秀氏との対談「慰安婦虚報 朝日は今日も反省の色なし」より)

 つまり、彼ら安倍応援団にとっては、朝日がスクープを出そうが何をしようが、いつでも結論は「反日朝日は潰れろ!」なのである。まったくクラクラしてくるではないか。

 ちなみに、実はこの両誌、前号や前々号でも朝日に対し「フェイク」だの「落ちるところまで落ちた」などと、飽きもせずに攻撃を繰り返してきた。たとえば「WiLL」2月別冊の特集は「安倍叩きならなんでもOK! 朝日新聞と言論犯罪」で、3月号の特集は「検証 フェイク報道」。また「月刊Hanada」4月号の総力大特集は「赤っ恥、朝日新聞!」だった。

 安倍応援団・極右界隈の御仁たちにとっては、いまさら振り上げた拳を下ろせない。そういうことなのかもしれないが、はっきり言って「赤っ恥」はアンタらのほうである。

■嫌韓本、日本スゴイ本に続いて朝日叩き本が大量出版されるもとんだ赤っ恥

 いや、「月刊Hanada」と「WiLL」だけの話ではない。アッチの世界では朝日バッシングはおカネになるらしく、今年に入ってからもこんな関連本が濫造されている。

『宣戦布告 朝日新聞との闘い・「モリカケ」裏事情から、在日・風俗・闇利権まで、日本のタブーに斬り込む!』(小川榮太郎、足立康史/徳間書店)
『「立憲民主党」「朝日新聞」という名の偽リベラル』(八幡和郎/ワニブックス)
『偽りの報道 冤罪「モリ・カケ」事件と朝日新聞』(長谷川熙/ワック)
『朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す』(櫻井よしこ、花田紀凱/産経新聞出版)

 いまとなっては、なにかのギャグとしか思えないが、まあ、結局のところ連中は、自分たちに都合いいところだけを切り取ったり、ネトウヨ的妄想をフル稼働した陰謀論をまくし立てることで、「朝日の報道はフェイク」と印象づけ、政権を守りたいだけなのだ。

 今回の朝日のスクープで、その極右界隈のトンデモ世界観は完全にバレてしまったわけだが、言うまでもなく、こうしたやり口は文書改ざん問題だけのことではない。その流れは2014年の朝日による慰安婦報道の一部訂正が端緒で、ここから朝日バッシングとともに「朝日は誤報ばかり」「フェイクを日々撒き散らしている」なる言説がパンデミックしたのは周知の通り。

 ところが、その朝日慰安婦報道問題にしても、右派グループが朝日新聞社に「国民の名誉が傷つけられた」などとして損害賠償を求めた3つの裁判で原告側がすべて敗訴確定するなど、連中のトンデモっぷりは司法からも認定されつつある。また、元朝日記者の植村隆氏が記事を捏造と断定されて名誉を傷つけられたとして“極右の女神”・櫻井よしこ氏を相手取った裁判でも、最近大きな展開があった。

 こうした問題は稿を改めてお伝えすることにしたいが、いずれにしても、極右論壇というのは「特捜部の護憲派と朝日が結託」とか「北朝鮮情勢と連動した虚報」とか「目的は日本解体」なんていう話が真顔で飛び出してくる“夢の国”なのである。

 しかも、驚くのは、安倍首相自身がこの夢の国の常連メンバーであることだ。実は、朝日の文書改ざん報道を陰謀だと総攻撃していた「WiLL」5月号には、「安倍総理 明治150年特別対談 国難突破!輝く日本へ」と題した安倍首相の対談が掲載されていた。

 安倍首相と応援団のみなさんがそうやってトンデモな陰謀論と戦前礼賛を語り合い、お互いを慰撫しあうのは勝手なので、ぜひそのまま、「夢の国」にとどまって外の世界に出てこないでいただきたい。

(編集部)











































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/272.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 丸川珠代氏が炎上 森友喚問の質問に「茶番」批判…休止SNSにも抗議殺到「茶番劇も大概しろ!!」
丸川珠代氏が炎上 森友喚問の質問に「茶番」批判…休止SNSにも抗議殺到
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/03/28/0011111342.shtml?pu=20180329
2018.03.28 デイリースポーツ




 
  参院議員の丸川珠代氏

 自民党参院議員の丸川珠代氏(47)が、学校法人「森友学園」の問題を巡って、27日に参院予算委員会で行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問で質問に立った際、安倍晋三首相や昭恵夫人に有利な回答を引き出すかのように質問を行ったとの批判が集まり、丸川氏のツイッターが炎上している。

 丸川氏のツイッターは13年10月以降は“休止”しているが、27日以降、最直近の投稿に対し「国民が、納得してると思ってるのか?」「本当に最低な茶番」「自民党にゴマする質問」「全容解明も真相究明もする気がまったく感じられない茶番の尋問」と厳しい意見が殺到している。

 丸川氏は「誘導」などの意図はなかった旨の釈明を行ったが、批判投稿は続いている。

 丸川氏は27日の証人喚問で、森友文書改ざん問題に関して佐川氏に対し「総理からの指示はありませんでしたね」「念のために伺いますが、総理夫人からの指示はありませんでしたね」と聞いた。いずれも佐川氏は「ございませんでした」と短く答えた。

 この質問方法が追及になっていないと物議をかもし、この日、TBS系「ビビット」のインタビューに答えた猪瀬直樹氏が「国民に見せるためにやっているわけですよね。追及ではなくて演じる必要があるということ」と指摘するなど、各方面から批判があがっている。

















































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/273.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍首相の“守護神”は北朝鮮なのか?  
安倍首相の“守護神”は北朝鮮なのか?
http://85280384.at.webry.info/201803/article_351.html
2018/03/29 13:23 半歩前へ

▼安倍首相の“守護神”は北朝鮮なのか?

 安倍晋三にとって北朝鮮は鬼門どころか福の神だ。いつも窮地に陥った際はどうしたことか北朝鮮が核やミサイルの発射実験と重なった。

 安倍は、これ幸いと「国難、国難」と叫び、国民を脅かして北朝鮮危機を煽り、その都度、おのれの危機を切り抜けた。

 その頼みの綱の北朝鮮は南北会談、米朝会談を予定するなど対話路線に踏み出し、核とミサイル実験を「お休み」した。

 困ったのは安倍晋三だ。飛んでくるものが来なくなった。森友事件で嫁の安倍昭惠は雪隠詰め。国民や野党は昭惠の証人喚問を要求。

 逃げ場を失った安倍晋三は最後の手段、敵地、ピョンヤンに乗り込んで金正恩と会談したいと言い始めたようだ。

 苦しい時の神頼み。ここでもやっぱり安倍の“守護神”は北朝鮮なのか?  (敬称略)



日朝会談?北朝鮮との接触認めた安倍政府!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_350.html
2018/03/29 12:51 半歩前へ

▼日朝会談?北朝鮮との接触認めた安倍政府!

 安倍政府が日朝首脳会談を模索していると朝日新聞が29日朝刊で報じた。

 それによると、朝鮮労働党幹部を対象とした説明資料が「日本政府が最近、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を通じ首脳会談の開催の意思を北朝鮮側に打診してきている」と報道。

 日朝会談は5月の米朝首脳会談後、「6月初めにも平壌」で開かれることがあり得ると、などと朝日。

 このブログ「半歩前へ」でも今月21日に、
「人気挽回で安倍政権が密かに狙うウルトラC作戦!」http://85280384.at.webry.info/201803/article_254.html
として投稿した。

 29日午前の記者会見で官房長官の菅義偉は、「北朝鮮との間では北京の大使館ルートなど、様々な機会や手段を通じてやりとりしている。詳細については差し控えたい」と語った。

 森友事件で窮地に立った安倍晋三は森友事件やその関連の財務省による公文書改ざんから有権者の目をそらすのが狙いだ。

 姑息な陽動作戦に踊らされてはいけない。



北朝鮮「日朝首脳会談、6月初めにも」 党幹部に説明
https://www.asahi.com/articles/ASL3X4VPQL3XUHBI028.html
2018年3月29日02時00分 朝日新聞

 北朝鮮関係筋によると、金正恩(キムジョンウン)政権が最近、朝鮮労働党幹部らに「6月初めにも日朝首脳会談の開催がありうる」との説明を始めた。日朝首脳会談に対する金正恩政権の関心が明らかになるのは、2011年12月の権力継承後初めて。

 説明は、党中央が幹部らを政治的に教育する学習会の資料で示された。資料は正恩氏の外交手腕を絶賛し、韓米中日ロの順番で5カ国に対する外交方針を個別に説明したという。

 対日政策について、資料は「日本政府が最近、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を通じ首脳会談の開催の意思を北朝鮮側に打診してきている」と説明。日朝首脳会談は5月の実施を目指す米朝首脳会談の後、6月初めにも平壌で開かれることがありうるとした。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/274.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川が白状したぞ!(simatyan2のブログ)
佐川が白状したぞ!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12363911482.html
2018-03-28 16:59:59NEW ! simatyan2のブログ


昨日の佐川宣寿の証人喚問。

自民党の上げ膳据え膳の手配で、この男の精神は弛み切っていた
ようです。

とにかく午前と午後の喚問、それも与党自民党の質問時間を差し引けばわずか数時間、それを乗り切れば退職金5000万円諸共、自身の身は安泰だという太々しさが画面からにじみ出ていました。

しかし、この男は己の証言の幾つかが、すでに悪事を白状していたことに気が付かなかったようです。

振り返れば嘘ばかりだったのがよくわかります。

佐川「文書破棄した」→と言ってたのがありました。
佐川「価格提示ない」→と言ってたのがありました。
佐川「価格交渉ない」→と言ってたのがありました。

これでは駄目だということで証人喚問があったわけですが、前半の
自民アホ議員の丸川珠代のアホ丸出しの質問、

「佐川さんあるいは理財局に対して、
安倍総理からの指示はありませんでしたね」

などが続いてるうちは、

「ございませんでした」

を連発して、佐川の安ど感が伝わってきます。

しかし午後の共産党宮本岳志議員の質問はそうは行かなかった。

去年の答弁が虚偽だったことを認めたのです。

佐川氏が虚偽答弁認める「丁寧さを欠いた」と釈明
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803270000554.html

佐川氏への証人喚問 宮本岳志議員


初めは嘘じゃなかったと言い逃れしていた佐川ですが、最後には去年の答弁は嘘、虚偽でしたと白状したのです。

つまり、
佐川「説明に嘘はない」→と言ってたのが嘘だったのです。

こういう時の共産党は頼もしい限りです。

もっと時間があれば余裕で追い詰めていたはずです。

もっとも安倍自民はこれが恐ろしくて時間を与えないのです。

これで、

佐川「文書破棄した」→と言ってたのがありました。
佐川「価格提示ない」→と言ってたのがありました。
佐川「価格交渉ない」→と言ってたのがありました。

の後に

佐川「説明に嘘ない」→と言ってたのが嘘でした。

が加わり、まさに虚偽連発になります。

ということは、ここで佐川が「総理の指示はなかった」と言っても、

佐川「総理指示ない」← と言ってたのが実はありました。

と見られて当然です。

ここでもう一度、アホの丸川議員の質問を振り返ると、

「佐川さんあるいは理財局に対して、
安倍総理からの指示はありませんでしたね」

という誘導質問に、佐川は、

「ございませんでした」

と答弁しています。

この答弁で自民やネトサポなどは、

「そーれ見ろ、安倍さんは関係なかったじゃないか」

と言ってますが、当たり前のことですね。

普通、世の中の会社やなどの指揮命令系統を考えればわかること
です。

電通など僕の元いた広告代理店や大企業の役職は、下のような指揮命令系統になります。

会長    (相談役、顧問、理事長
社長、   (代表取締役社長、取締役社長、頭取、最高経営責任者
取締役 (副社長、専務取締役、常務取締役、役員
執行役員 (上席執行役員
部長 (本部長、副部長、本部長代理、ゼネラルマネージャー、
      次長、支店長、工場長、シニアマネージャー
課長 (室長、課長代理、マネジャー、課長補佐、チームリーダー
係長  (班長、リーダー
主任  (アシスタントマネージャー、チーフ、サブリーダー

平社員

この様に、指揮命令は上記のとおり、「上から下へ」「報告」は逆に
「下から上に」上がります。

これは役所も同じだと思います。

数人の零細企業なら社長が直接社員に命令するかもしれませんが、
佐川は当時は課長クラスでしょうから、取締役、執行役員、部長など
飛ばして、いきなり社長(安倍)から指示があるはずはないのです。

その意味で佐川は嘘はついてなかったのです。

しかし間接的には指示があって当然です。

また

佐川が「刑事訴追の恐れがあるので」ということで50回も答弁拒否
したことも、佐川が黒であることを証明しています。

佐川氏、証言拒否50回連発 森友問題真相見えず
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28666260X20C18A3EA2000/

刑事訴追というのは、発言あるいは行動が裁判にかけられるほどの
悪事に対して行われるものなので、本当に知らなかったのなら「知り
ませんでした」と言えば済むことです。

やってないことなら「やってません」と言えば済むことです。

黙秘権を使うこと自体、「私はやりました」と白状してるようなもの
ですね。




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/275.html

記事 [政治・選挙・NHK242] <菅野完氏>これはひどいな。断る理由が酷すぎる。前川さんかわいそうすぎるし、役所の判断が役所の判断じゃなさすぎる。 
































































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/276.html

記事 [政治・選挙・NHK242] <菅野完氏>文春、このページ割り、さすがやでwww  “森友国会の仕切り役”自民・石井準一議員に参院職員との不倫疑惑 




“森友国会の仕切り役”自民・石井準一議員に参院職員との不倫疑惑
http://bunshun.jp/articles/-/6781
2018/03/28 「週刊文春」編集部 週刊文春 2018年4月5日号

 3月27日に行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問。日本中がその国会中継を見守る中で、ひそかに注目を集めた人物がいる。参院予算委員会の与党筆頭理事、石井準一氏(60)である。


参院予算委を仕切る石井氏 ©文藝春秋

「森友国会の“仕切り役”として、野党との調整に奔走し、この日も、何度か佐川氏とやりとりする様子が映っていました」(政治部記者)

 石井氏は18歳で“政界の暴れん坊”ハマコーこと故・浜田幸一氏の書生となり、以後11年を務め上げた。その後、千葉県議5期約20年を経て、2007年参院選に出馬し、初当選。現在2期目ながら、駆け引きや調整力に定評があり、参院の“ネクスト・ドン”と目されるほど存在感は抜群だ。だが、自民党関係者はこう囁く。

「実は石井氏が、参議院事務職員のA子さんと不倫関係にあるのは有名な話です」


A子さんに「アーンして」と食べさせる石井氏 ©文藝春秋


金をかざしてタクシーをつかまえる ©文藝春秋

 朝日新聞が“文書書き換え”問題をスクープする1週間前の2月23日夜、都内の高級ホテルで“不審”な動きをする石井氏の姿があった。エレベーターを降りた石井氏は、客室フロアを2周し、何度もあたりを見回し、ようやく一室の鍵を開けて、中に入った。それから10分後、石井氏が入った部屋に吸い込まれていった女性こそ、A子さんだったのである。部屋の中で2時間を過ごした後、2人はそれぞれ時間差をつけて部屋を出た――。


まず石井議員、しばらくして女性がホテルの部屋に入った。入室まで周囲を2周する警戒ぶり ©文藝春秋

 3月23日、小誌は石井氏を直撃した。

――今、交際している女性について。

「交際している女性って、なにそれ」

――身に覚えがない?

「うん、うん」

――奥さんは?

「いるよ」

 当初は強気な姿勢を崩さなかった石井氏だったが、やがてホテルでのA子さんとの密会の事実を伝えると、苦笑しながら、こう答えた。


石井氏を直撃すると…… ©文藝春秋

「うん……それはおたくら裏とってるからなぁ」

 詳細は3月29日(木)発売の「週刊文春」で報じている。また「週刊文春デジタル」では、2人の密会や石井氏の直撃場面などを同日朝5時より公開する。


【動画】“森友国会の仕切り役”自民・石井議員が参院職員と「アーンして」不倫《予告編》
http://bunshun.jp/articles/-/6786
2018/03/28 「週刊文春」編集部

“森友国会の仕切り役”自民・石井議員が参院職員と「アーンして」不倫《予告編》


《完全版》動画は3月29日(木)より「週刊文春デジタル」で公開!  http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/...  3月27日に行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問。日本中がその国会中継を見守る中で、森友国会の”仕切り役”として、ひそかに注目を集めた人物がいます。参院予算委員会の与党筆頭理事、石井準一参議院議員(60)です。

 そんな石井議員が逢瀬を重ねる相手は顔立ちのはっきりとしたアラフォー美女。参議院事務局の職員A子さんです。石井議員とA子さんの仲はかねてから永田町で噂になっていました。

 週刊文春取材班が確認しただけでも2人は4度、密会を重ねていました。 2月23日の夜、西麻布での焼肉デートの後、2人は都内の高級ホテルに時間差で入り、約2時間を過ごしました。別の日には、西麻布の高級イタリア料理店で食事。石井議員は隣に座ったA子さんの口に「アーン」と食べ物を運び、A子さんが石井議員にしなだれかかる場面もありました。

 3月23日、取材班は石井氏を直撃――。

 3月29日(木)朝5時に「週刊文春デジタル」で公開する《完全版》動画では、約2分にわたる石井議員の直撃インタビュー映像を収録。詳細は同日発売の「週刊文春」4月5日号で報じています。















































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/277.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 昭恵さんと没交渉の安倍首相「もう顔も見たくないよ…」(NEWSポストセブン)-別居状態でも「妻の事は私が全て答える」?
「昭恵さんと没交渉の安倍首相「もう顔も見たくないよ…」
3/29(木) 7:00配信

 安倍夫妻には、自宅が2つある。東京・永田町の国会議事堂の隣にある首相公邸と、渋谷区富ヶ谷にあるエレベーター付き3階建ての私邸だ。

 安倍晋三首相(63才)は2月半ばから、めっきり私邸に帰ることが減った。公邸で寝泊まりして、そのまま国会に出勤する。

「もう顔も見たくないよ…」

 妻のことを、そう側近にこぼすこともある。私邸まで車でたったの15分。その距離が、夫にはとても遠い。

 妻の昭恵さん(55才)は、最近はもっぱら私邸で過ごしている。私邸は2世帯住宅になっていて、3階部分は首相の母・洋子さん(89才)の居住スペース。夫婦は主に2階で暮らしているが、ふたりが一緒の時間はまったくないという。

「近頃は、総理がたまに私邸に帰るときに限って、昭恵夫人の姿が私邸から消えるそうです。総理が公邸にいるときは、夫人はずっと私邸にいるのに。いったいどっちが避けているのかは、周囲にはわかりませんけどね。昭恵夫人はホテルにでも泊まるのか姿を消す。とにかく、夫婦は全然顔を合わせていません。直接の電話だってまったくしない。没交渉状態です」(永田町関係者)

 昼夜問わず外を飛び回っていた昭恵さんも、「今はおとなしくしてほしい」という周囲の懇願に、さすがに羽をたたんだ。

「3月18日は佐賀のマラソン大会に顔を出す予定だったんですが、世間が騒がしくなって、行けなくなってしまって。家に籠もって、ずっとユーチューブを見てるんです」

 3月中旬、昭恵さんは近しい人にそう語っている。ほぼ毎日のように更新していたフェイスブックも、3月11日を境にパタリと更新を止めた。

「どうしてこんなことになってしまったのか。私は、本当に真実が知りたいんです。でも、私の動向は、フェイスブックの“いいね!”ひとつまでチェックされていて」

 来年度予算という国家の根幹を審議すべき国会が、森友問題で空転している。昭恵さんの存在が、それと無関係だと考えている国民は滅多にいないだろう。

 しかし、昭恵さんの口ぶりは、どこか他人事なのだ。外も出歩けなくて、フェイスブックもできないなんて、あぁ退屈。朝から晩まで、ユーチューブを眺め、LINEとフェイスブックのメッセンジャーで友人たちからの“応援メッセージ”を読む。そうよ、私は何も悪くないのよ、全部、夫のため、国のため、世界平和のためにやったことじゃないの──。

 森友問題では、財務省内に複数の自殺者まで出た。それでも、昭恵さんはこう話すのである。

「政治家の妻をやっていると、いろんなことがありますから。いつか全貌が明らかになればいいですが。これ以上、犠牲者が出ないことを祈ります」

 スピリチュアルなものにハマりやすい昭恵さんは、おそらく心の底からそう祈っているのだろう。でも、何かが決定的にズレている。祈る前に、「騒動の当事者」として、もっと他にやるべきことがあるのではないか。昭恵さんはこうも語っていた。

「私は(涙もろいので)年中泣いてますが、そんなに弱くないから大丈夫です」

 そんな「開き直り」の妻を、安倍首相は嘆いている。

「昭恵には何を言っても、だめなんだ。何もわかってないんだよ。だから、相手にしてもしょうがないじゃないか」
※女性セブン2018年4月12日号」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180329-00000002-pseven-soci&p=1

> 「もう顔も見たくないよ…」

そんな状態なのに、「妻の事は私がすべて答えている」なんて言えるのでしょうか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 太郎、安倍にみっともないリーダーの退陣求める+モリカケ校長の昭恵に、自民幹部から政権に迷惑と(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27165865/
2018年 03月 29日

【大井の帝王・的場文男さま(61)が、今週、地方競馬通算の騎乗数を40,202回とし、桑島孝春元騎手の日本記録を更新。“日本一馬に乗ったジョッキー”となった。<ただただリスペクト!m(__)m あとはダービーだけ!o(^-^)o>

 1000kgのソリを引いて争うばんえい記念は、オレノココロ(8)with鈴木が2連覇!(*^^)v祝 <ごひいきのしょ〜た、勝負をかけたけど、惜しかった〜。ニュータカラコマに黙祷。>
 今年もばんえい競馬はプラスになった様子。帯広に行った時には、是非、現地で。自宅では、TVやネットで、応援よろしくお願いいたします。m(__)m

 溺愛馬トロットスターも優勝したことがある高松宮記念は、ファインニードルwith川田が優勝。(*^^)v祝 応援馬ドンキ8ー7から行くも、9を外して泣く。でも、日経賞でガンコが勝ったからハッピ〜。(^^)】

* * * * *

 朝、用意していた原稿が消えてしまった〜〜〜。 (ノ_-。) ので、ちょっと急ごしらえだけど、証人喚問後の安倍周辺の話を・・・。
 
 27日の佐川前理財局長の証人喚問を何とか終えて、安倍首相らもほっと一息というところだったんだろうけど。どうも国会では、アチコチから攻撃を受けて、ボロボロにされていたらしい。(~_~;)

 首相は26日の国会で、昭恵夫人が名誉校長を務めている学校は「あまたの数ある」が、「今まで行政等に影響を及ぼしたことはない」と豪語していたのだが。学校や保育園など教育機関の長を務めたのは二つだけで。
 しかも、その二つは、森友学園と加計学園の系列の学校だって言うし〜。 (@@)

 さらに、自由党の山本太郎氏は「みっともないリーダー」「いつ辞めていただけるんですか」と迫りまくったのである。(・o・)

* * * * *

 いや、野党だけではないのだ。(・・)

 今度、額賀派を引き継いだ竹下総務会長までが、自民党三役の立場であるにもかかわらず、こんな発言を行なったとのこと。自民党内でも「安倍おろし」の動きが強まるかも知れない。

『「昭恵氏、政権に迷惑掛けた」=自民・竹下氏

自民党の竹下亘総務会長は28日の講演で、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる問題に関し、「(首相夫人の)安倍昭恵さんという存在が政権に迷惑を掛けたことは事実だ」と指摘した。ただ、「昭恵さんは関与していない。関与したことと迷惑を掛けたことは分けて考えないといけない」と述べ、大幅な値引きとは無関係との見解を強調した。(時事通信18年3月28日)』

『竹下氏、首相3選「分からない」=総裁選対応、今国会後に判断

 自民党額賀派の次期会長に内定した竹下亘総務会長(71)は28日、東京都内で講演し、安倍晋三首相の連続3選が懸かる今秋の党総裁選について、「1カ月前までは3選確実だった。(情勢は)ちょっとしたことでくるっと変わる。本当に分からない」との見方を示した。

 学校法人「森友学園」をめぐる財務省文書改ざんを受け、内閣支持率が急落した現状を踏まえた発言とみられる。派閥としての対応は、独自候補擁立の可能性も含め、通常国会閉幕後に判断する考えを示した。 竹下氏は首相の外交手腕を評価した上で「外交は継続性が重要。日本は当面、安倍氏にかじを取ってもらわないといけない」と述べた。

 一方、「そのことと総裁選は違う。どういう人たちがどう戦うかは見えない」と指摘。安倍氏を支持するかどうかを含めて派の対応は白紙だと説明し、「派閥から候補を出したいし、出せなくても誰かを派閥として推したい」と語った。(時事通信18年3月28日)』

 そして昭恵夫人は、結局、モリカケの学校長だけやってて、行政に影響を与えているかも知れない件を・・・。_(。。)_

『昭恵夫人の名誉校長「あまたある」→結局「2件」と首相 「モリカケじゃないですか!」野党憤慨

安倍晋三首相が2018年3月28日午前の参院予算委員会で、安倍昭恵夫人をめぐる答弁を事実上修正する場面があった。

安倍氏は、3月26日の参院予算委員会で、昭恵夫人が名誉校長を務めている学校は「あまたの数ある」が、それが「今まで行政等に影響を及ぼしたことはない」と主張。だが、結局、いわゆる「モリカケ」の2件だった。

「妻が名誉校長を務めているところはあまたの数あるわけだが」
森友学園が開校を目指していた小学校「瑞穂の国記念小学院」の名誉校長を昭恵夫人が務めていた問題をめぐり、安倍氏は3月26日の参院予算委員会で、共産党の辰巳孝太郎議員に対して

「あくまでも名誉校長であり、国有地の売却や学校認可の手続きに関わっていない」
「また、妻が名誉校長を務めているところはあまたの数あるわけだが、それそのものが、今まで行政等に影響を及ぼしたことはない」
などとして、国有地売却への影響はなかったと改めて主張していた。

ところが、3月28日の参院予算委員会で共産党の小池書記局長が「名誉校長」について「いったいどこの学校や保育園なのか」と質すと、安倍氏は

「あの、すみません、ちょっと訂正させていただきますが、名誉校長ではなく名誉職、ということでありまして...」
などと、資料を見ながら「名誉職」の件数が55件だったことを明らかにした。小池氏が重ねて「名誉校長、名誉園長はどこですか?」と質問すると、安倍氏の答弁はグダグダになってしまった。

「ちょっと待ってください?校長と...えー、校長と園長ということであればですね、これは現在の段階でございませんが、つまり、私が意図的に間違えたわけではなくて、言い間違えでございますので、校長と園長ということで、今、いきなりご質問がございましたので、それは間違いであったということでございまして、会長職等の件は計55件でございまして、おそらく校長とか園長ということについては、他にはないのではないか...、後援会、そういう児童養護施設等の後援会長のようなものはございますが、校長と園長というものは他にはないのだろうと思います」「モリカケじゃないですか!何が『行政をゆがめてない』だ!」

つまり、「『瑞穂の国記念小学院』以外に名誉校長や園長はない」という答弁のようだが、小池氏は間髪入れずに「違いますよ!ほら、今、(事務方から)指摘されてますから。今、後ろからメモ来てますから」。

安倍氏はしどろもどろになりながら2つの学校名を挙げた。

「これは時間稼ぎではなくてですね、(一覧表を見ながら)このように沢山あるものでございますから...その中で見ますと...あと2つあったわけでございますが、すでに辞めているということであります。これはあのー、学校としては御影インターナショナルとですね、えー、あっ、あのー、えー、瑞穂の国記念小学院ですか?はい」

「御影インターナショナル」とは、加計学園が運営する認可外保育施設の「御影インターナショナルこども園」のことを指すとみられ、小池氏は

「『あまたある』って言ったけど、ふたつなんですよ!で、そのふたつは、ひとつは森友学園ですよ。もうひとつは加計学園ですよ。モリカケじゃないですか!何が『行政をゆがめてない』だ!国政調査権の発動が必要だ」
と声を荒らげていた。(JーCASTニュース18年3月28日)』

 最後に、山本太郎氏の叫びを。(゚Д゚)

『山本太郎氏「みっともないリーダー」首相に辞職迫る

 自由党の山本太郎共同代表は28日の参院予算委員会で、安倍晋三首相に対し、森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任を取って、「一刻も早く責任を取ってもらい、辞めていただきたい」と辞職を要求した。「あなたのもとで起きた不祥事だ。(首相が意欲を示す)真相究明や再発防止は、次のリーダーのお仕事です」と、主張した。

 山本氏は、「行政で公文書の改ざんが行われ、うそをベースに(昨年2月から)1年も国会が続けられた。国会も国民が欺かれ続けた。その責任を誰が取れるのか。トップですよ、あなたですよ」と指摘。「いつ辞めていただけるんですか」と迫った。

 首相は「国民の信頼を揺るがす事態になっていることは、行政の長として責任を痛感している。行政の最終的な責任は、内閣総理大臣たる私にあるのは事実だ」とした上で、「なぜこのような問題が起きたか、徹底的に明らかにする責任を果たしていかなければならない。私に責任、辞職を求められているので、しっかり説明させていただかなければならないが、その上で責任をどう果たすかは、私の中で判断することだ」と述べた。

 山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく。そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張。ロッキード事件では衆議院で24人の証人喚問が行われたとして、「『アッキード事件』ではまだ籠池(泰典被告)さんしか出てきていない。自民党の皆さん、真相究明にはこれからガンガン証人を呼ばないといけないので、逃げないでほしい」と述べ、昭恵夫人や夫人付き職員だった谷査恵子氏らの証人喚問を求めた。(日刊スポーツ18年3月28日)』

* * * * *

『菅官房長官:「麻生副総理は今回の原因究明に向けて、全力で取り組んで頂いている」「(Q.(安倍昭恵夫人に)政権として迷惑を掛けられたという認識は?)政府としてはコメントは差し控えたい」

 自由党・山本太郎参院議員:「けじめ、誰が取れるかと言ったらトップなんですよ。総理、いつ辞めて頂けるんですか?」

 安倍総理大臣:「責任をどのように果たしていくかは、これは私のなかで判断して…」

 森友問題の追及の主戦場となった予算委員会だが、28日午後、新年度の予算案を採決し、本会議に上程。29日からは原則、開かれなくなることから、野党は引き続き予算委員会を開いて昭恵夫人や佐川氏の前任者である迫田元理財局長などを証人喚問するよう与党に申し入れた。しかし。

 自民党・森山国対委員長:「きのうの佐川さんの証人喚問で、この方々の証人喚問は必要がないと」
 予算委員会を開くことは検討するものの、昭恵夫人らとの証人喚問には応じない構えだ。

 立憲民主党・辻元国対委員長:「私、がっかりしたね。『佐川ガンバレ』と思ってきたんですよ。国民のために。期待した私がバカだったのかしら」(ANN18年3月28日)』

 果たして、野党やメディアは、そして誰より国民は、安倍内閣&自民党が、このまま誰にもまともに責任をとらすことなく、この問題を幕引きすることを許すのか、じっとウォッチしているmewなのである。(@@)

  THANKS
             


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/279.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 昭恵氏の名誉職55件にも及び、名誉校長・園長はあの森友・加計だけ(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/03/post-fa22.html
2018-03-29


佐川の証人喚問報道は当日とその次の日にとどまった。

今日なんて静かなもので、北朝鮮が中国を訪問したとか、南北
首脳会談とか、相撲の問題とか、見事といってよい程、報道は
そちらの方にシフトしている。

自民党や官邸の方から圧力があったか。。。。

それにしても、首相夫人の話題がここまで沸騰するのは日本
位なものじゃないか。

それもこれも、首相夫人が夫の力を自分の力と勘違いして色ん
なところに出張っては、自分の主義主張や思想と一致した学園
に肩入れしたことが始まりだと思うが。。。

結果、色んな人を巻き込んで国有財産が私物化されてしまった。

そもそも選挙を経てもいず、国家公務員試験を受けたわけでも
なく、たまたま夫が総理になり、昭恵氏はその夫人だっただけの
話で、なぜここまで勘違いしてしまったのだろう。

ワイドショーでは報じないが、昨日の予算委員会での共産党の
小池の質疑が実にうまかった。

<昭恵氏>名誉職55件 森友・加計含み
                           3/28(水) 19:48配信

>安倍晋三首相は28日の参院予算委員会で、妻の昭恵氏が
務めていた名誉職が計55件あったと明らかにした。名誉校長
を含む学校と保育園での役職は、学校法人「森友学園」が建設
予定だった小学校と学校法人「加計学園」の認可外保育施設
の二つだったという。

>首相は26日の同委で「妻が名誉校長を務めているところは
あまたあるが、行政に影響を及ぼしたことはない」と答弁。しか
し28日に共産党の小池晃書記局長から「どこか」と問われると、
学校と保育園は2件だけだったと修正した。


この人は、質疑にかけてはぴか一だ。

場を盛り上げる手法に長けている。


佐川氏の証人喚問でも、質疑のうまさで多くの人の注目を浴び
ていたが、相手の失点を見逃さないのが特徴だ。

今回も、26日に安倍首相の答弁の「あまた」を見事にひっくり
返したのが、小池書記長だ。

私は、、「あまた」というのは「たくさん」と思っていたので、安倍首
相の答弁には違和感があったが、小池はそこを突っ込む。

この場面、安倍首相、しどろもどろになっていて、小池に「後ろ
からメモが来ているからすぐに答えられるだろう」みたいな皮肉
を言われていた。


それにしても、「あまた」がたったの2件。

そして、それが森友学園と、加計学園。

すごい関わり方だ。

しかも、昭恵氏が名誉何とかを引き受けたのは55件だと。


なんでも首を突っ込む性格故が知らないが引き受けすぎだろ
うに。


断り切れない性格なのかしらん。。

総理夫人ともなれば、その肩書を利用する人間が必ず出てく
る。

それが分からない女性が安倍昭恵氏で、わきが甘いというよ
りも、頭が悪すぎじゃないのか。

引き受ける前に、そこが信用に足る組織か、きちんと調査をし
ないのだろうか。

利用しようとする人間が出、一方、肩書に総理夫人の名があ
れば見えざる力が働くのも、日本社会の常だ。

この人が動くことによって、ものすごい沢山の人を動かしてしま
い、挙句自殺者が出たという、自覚は持っているのだろうか。

安倍首相も、ようやく事の重大性を悟ったのか、ほとんどの名
誉職を辞退すると言っている。


時すでに遅しだ。

どうもこの二人は、ここまで大騒ぎにならないと公私の区別が
つかないらしい。


トンでも夫婦だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/280.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 麻生副総理・財務相「TPPより森友が日本の新聞のレベル」(NHK)-報道に不満感「文書改竄問題より外交が大事だろう」
「麻生副総理・財務相「TPPより森友が日本の新聞のレベル」
3月29日 18時00分
麻生副総理兼財務大臣は、29日に開かれた参議院の財政金融委員会の通商政策に関する質疑の中で、森友学園をめぐる財務省の決裁文書の改ざん問題と関連づけて「森友のほうがTPPより重大だと考えているのが、日本の新聞のレベルだ」と述べ、報道に対する不満感を示しました。

・共産 志位委員長「麻生氏の辞任は当然だ」
これについて、共産党の志位委員長は記者会見で、「公文書の改ざんはかつてない暴挙で、これを許していたら国民主権と議会制民主主義が成り立たない。麻生大臣は、次元の違う歴史的犯罪だという事態の重大性を全く理解しておらず、責任者の発言として、二重、三重に許しがたい。内閣総辞職に値するし、麻生氏の辞任も当然だ」と述べました。

・官房長官「国民から厳しい目が向けられている」
また、菅官房長官は午後の記者会見で、「発言は承知していないが、財務省の文書書き換えは行政に対する国民の信頼を揺るがす事態で、国民から厳しい目が向けられていると思っている。麻生大臣もこのような認識に変わりはなく、財務省では、検察の捜査に全面的に協力するとともに、事態の全容を明らかにするため、大臣の指揮で徹底した調査が進められていると理解している」と述べました。」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180329/k10011384101000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/281.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 放送法4条撤廃案 首相、批判報道に不満か(中立圧力から忖度圧力へ?!)
是まで「公平中立」を理由に自説を肯定しないマスコミに圧力を繰り返してきた政権が「公平性の規制は無くそう」と言い出しても、誰が額面通りに歓迎できるだろう。与党有利の報道を無批判で優遇し、批判報道に別の方法で圧力を掛ければ、社会主義国並みに与党宣伝体勢が出来上がる。
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放送法4条撤廃案 首相、批判報道に不満か
毎日新聞2018年3月28日 21時37分(最終更新 3月29日 01時13分)

*(画像)安倍晋三首相=丸山博撮影https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/03/19/20180319k0000m010077000p/6.jpg?1

 政府が検討中の放送制度改革案は、政権とマスコミの関係を変えかねない。表向きは放送と通信の垣根をなくして魅力的な番組を作りやすくし、業界を活性化するのが目的だが、政権に批判的な報道への安倍晋三首相の不満が垣間見える。

<安倍首相「放送事業の見直し必要」>
<放送制度改革案>「政治的公平」撤廃 政府、新規参入促す

・ネット番組には好意的
 「今はネットでテレビのニュース動画も流れている。同じことをやっているのにテレビだけ規制があるのはおかしい」。首相官邸幹部は、首相の放送法4条撤廃の考えをこう代弁する。

 安倍政権下では、4条の「政治的公平」原則をテコに民放がけん制されてきた。2014年衆院選では自民党が民放とNHKに「要望書」を提出し、選挙報道での「公平中立、公正」を求めた。直前のTBS番組で、景気への厳しい声が相次ぐ街頭インタビューをスタジオで見た安倍首相が「全然(評価する)声が反映されていない。おかしいじゃありませんか」と反発していた。16年2月には高市早苗総務相(当時)が、政治的公平性を欠く放送局に電波停止を命じる可能性に言及し、首相が追認した経緯もある。

 一方、首相はネット番組には好意的だ。昨年の衆院選の際は「Abema(アベマ)TV」に約1時間出演。その後、今年1月31日には楽天の三木谷浩史会長兼社長が代表理事の新経済連盟の新年会であいさつ。ネット出演を振り返り「双方向でいろんな意見があり面白いなと思った。見ている人には地上波と全く同じだ。法体系が追い付いていない」と語った。内閣府の規制改革推進会議のワーキンググループで放送制度の議論が始まったのは、その直後の2月7日だった。

 官邸関係者は「今でもテレビの政治的中立なんてあってないようなもの。それなら米国みたいに視聴者が『このテレビ局はこの政党を支持している』と分かった方がいい」と話す。背景には、テレビ局に「公正」を求めるよりも、ネット番組の影響力を増進する方が望ましいとの政権の方針転換が透けて見える。

 ただ、財務省の決裁文書改ざん問題で政権への逆風が強まった時期と、4条撤廃検討の浮上が重なった。ある閣僚は「首相はマスコミが多少ひるむと思ったのではないか」と推測するが、自民党内には「国民には『ワイドショーが気に入らないから』と見えかねない」との懸念も広がる。

 放送法を所管する総務省内は「すぐやろうというムードはない」(幹部)と冷めている。内閣府所管の規制改革推進会議での議論に対しては「首相の意向に沿った議論になってしまう」との懸念も漏れるが、同会議の幹部は「4条の話は聞いていない」と話す。現状は首相周辺など一部で検討している段階のようだ。

 実際、内閣支持率が下落する中で、「批判封じ」とも映る4条撤廃の議論はハードルが高い。野党は「フェイクニュースが席巻する時代に放送法4条こそが重要だ」(希望の党の泉健太国対委員長)と批判。自民党の二階俊博幹事長は26日の記者会見で「問題の成り行きを慎重に見定めて対応していきたい。私から特に方向性を知らせることはできるだけしない方がいい」と述べて距離を置いた。【遠藤修平、浜中慎哉】

・民放は反対の姿勢
 「放送局は、民主的な社会に必要な情報を全国にあまねく伝えている自負があり、健全な世論形成に貢献してきたと思う。単なる産業論で放送業を切り分けてほしくない」。日本民間放送連盟の井上弘会長(TBSテレビ名誉会長)は15日の定例記者会見で、放送法4条撤廃などの改革案を伝える一部報道を受け、反対する姿勢を示した。

 4条は、番組作りに当たって、政治的公平性や正確な報道のほか、公序良俗、多角的意見の紹介を放送局に求めている。放送局にとっては自主自律の運営が前提だが、政権側が放送局に圧力をかけるために乱用もされてきた。その一方で、「番組の一定の『質』を保つ礎になってきた」(民放幹部)側面もある。また、政党が番組での有利な扱いを要望してきた場合、「『公平性原則』を盾に介入を防ぐことができた」(民放関係者)との評価もある。

 この内容規制を外し、首相官邸が狙うように、インターネット事業者などが番組制作に参入した場合、内容の多様化の一方で、視聴率目的で極端な表現をする番組やフェイク(偽)ニュースが横行する恐れがある。実際に米国では、1987年に放送の「公平原則」(フェアネス・ドクトリン)を廃止してから、過激な論調の放送が増え、各放送局の政治的な党派色も強まった。米国内には、公平原則の復活を望む声もある。

 放送設備を管理するハード事業者と、番組を制作するソフト事業者の分離の徹底も、多大な経費がかかる放送設備を持たないネット事業者などが制作に参入しやすくするのが目的だ。だが、災害や有事の際の報道では、現状のテレビ局のようにハード・ソフトが一体の事業者でないと、緊急時の連携で混乱が生じ、「速報できずに被災者の避難や生命に危険を及ぼす」(民放キー局報道関係者)との危惧が強い。分離は、2010年の放送法改正で地上波でもすでに選択可能になっている。ただ、実態としては進んでおらず、政府内でも分離徹底の効果やニーズに疑問の声が上がる。

 また放送局への外資規制の廃止も盛り込まれた。放送法のこの規定は、海外資本に国内の報道機関が支配されるのを防ぐため、外資の出資比率を20%未満(議決権ベース)に制限したもので、政府・自民党内でも「撤廃すれば中国企業などが出資を強め、安全保障にも関わる」(ベテラン議員)と反対が強い。

・「NHK1強」か
 改革案は、NHKだけに現行制度を維持し、番組のネット常時同時配信も認める方針を示した。民放からは「国会での予算承認など政権が影響力を行使しやすいNHKは肥大化させる一方で、民放を事実上解体する案で、NHKの1強状態になる」(在京キー局幹部)との不安も漏れる。井上民放連会長も「(民放とNHKとの)二元体制が維持できなくなる」との懸念を示している。【犬飼直幸、屋代尚則】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 地デジ等大マスゴミの効果は、今後数か月の「森友報道」と与党支持率の比較から発揮されるかもしれない。

・関連:
■電波制度改革強行も…安倍政権VSテレビ業界 “憲法改正イヤー”の攻防戦(週刊実話)
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/730.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 03 日 22:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
■放送法4条撤廃問題 テレビが“総安倍チャンネル化”の懸念 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/257.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 29 日 00:54:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/282.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 政府が放送法4条の撤廃について議論 「方針がわからない」と専門家(良い所取りの二重規範!?)
 地デジ報道に出て批判インタビューを見せられ「批判ばっか映してるじゃないですか」とごねたり、「中立報道せよ」と圧力。それが突然「公平性は撤廃せよ」と言い出すとは。
何をどうしたいのか、通常の理性では意味不明に陥る。尤も、自説を有利に流して、批判は圧力で打ち消せると考える頭には、筋が通っているのかもしれないが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
政府が放送法4条の撤廃について議論 「方針がわからない」と専門家
http://news.livedoor.com/article/detail/14495806/
2018年3月28日 10時0分

 ざっくり言うと、
。内閣府の規制改革推進会議で、放送法4条の撤廃が議論されている
。専修大学特任教授の岩崎貞明氏は、政府の方針が分からないと困惑気味
。「電波法や免許制度についても検討する必要がある」とも指摘している

●「政府の方針が分からない」専門家も困惑の「放送法4条撤廃」問題 「電波法や免許制度も合わせて検討すべき」

2018年3月28日 10時0分 キャリコネニュース
内閣府の規制改革推進会議で、放送法4条の撤廃が議論されている。放送の規制を取り払うことで、インターネットテレビなどの地上波参入をしやすくし、経済の活性化を図ることが目的とされている。一方で、報道の政治的公平性を求める4条を撤廃すれば、番組の質の低下が懸念される。事実に基づかない報道が増えたり、公序良俗を脅かす危険性もある。

こうした、最近の放送法を取り巻く動きを専門家はどう見ているだろうか。キャリコネニュースは専修大学特任教授で「放送レポート」編集長の岩崎貞明さんに話を聞いた。

岩崎さんは、今回の報道に対し「自由になること自体は悪いことだとは思わないが、これまで自民党が取ってきた方針と180度違うものが急に出てきて、自分含め、放送関係者はびっくりしている」と困惑気味だ。

「政府が放送法4条に対してどういう考えでいるのか分からない」
と言うのだ。

●国連人権理事会には3月上旬に「撤廃しない」と答えたばかり

岩崎さんがこう言うのには理由がある。政府が海外向けと国内向けで、放送法4条に対して異なった方針を示しているためだ。

放送法4条1項では、放送局が番組を編集する際、政治的公平性や中立性に留意するよう求めている。放送局がこれに違反したと総務大臣が判断した場合、電波法76条によって放送免許を停止出来る。

つまり、放送法4条は、国が放送局に行政処分を下す場合の根拠になる法律と言える。このため国連人権理事会は昨年11月、「報道の自由が損なわれる恐れがある」として4条の撤廃を求めていた。これに対して日本は今年3月上旬、国連に、撤廃勧告を受け入れないと意思表明している。

しかし15日の改革推進会議では一転、撤廃の方針が持ち上がり、現在はその方向で話し合いが進んでいるという。

「国外向けと国内向けで言っていることが全然違ったり、これまで総務省で議論してきた放送の話が、内閣府の規制改革推進会議で議論されたり、国が今までやってきた政策と違う文脈で放送法撤廃の話が出ていると感じます」

安倍首相と野田聖子総務大臣で撤廃に対するスタンスも異なっている。このため、「まず、政府が4条の扱いをどう考えているか、明らかにするところから必要だ」というのが岩崎さんの見解だ。

●政府が放送免許の停止権限を持つ限り、4条撤廃しても自由な放送は行われない可能性
実際に撤廃されれば、「放送法始まって以来の大改革」になるにも関わらず、「現状では議論が尽くされているとは思えない。放送法4条に付随して、電波法や免許制度についても検討する必要がある」とも指摘する。

「例えば米国では、放送通信の規制監督は連邦通信委員会(FCC)という独立した機関で行います。5人の委員のうち2人は民主党、2人は共和党、1人は大統領の推薦で選出されるため、政府の意向が多少影響しますが、それでも、大統領が直接関わる権限はありません」

一方、日本は政府が免許停止の権限を持っている。このため、仮に放送法4条が撤廃されても、自由闊達な放送環境にはなりにくいのではないのではないかという懸念が残る。

「内閣が『こいつの免許を止めろ』と言ったら止められる仕組みです。ここを改める、または、少なくともワンクッション置くことが必要なのに、その議論がされないまま4条を撤廃しても、ガラパゴス状態になると思います」

一般の視聴者にとっても、
「放送には、自身や津波、大雪のような災害時には、CMを飛ばして儲け度外視の情報提供をする一面もある。新規参入してきた人たちが、こういった覚悟を持って入ってくるとは考えにくい。政治的なことについても、公平性の規制をなくして本当に安心して見られる番組になるのかどうか疑問です」
と、デメリットの大きさを懸念していた。規制改革推進会議は今後も放送法4条の扱いを議論し、6月にも答申を決定する予定だ。
(キャリコネニュース)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 これには首相御用達の新聞ですら、懸念を報じている。

■「民放解体」狙う安倍首相と読売が強い警戒感! 
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/534.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 17 日 15:05:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/283.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川さんの“嘘がバレる前”のような強い言い切りに違和感 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
      


佐川さんの“嘘がバレる前”のような強い言い切りに違和感 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226057
2018年3月29日 室井佑月 作家 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 証人喚問で質問する江田憲司衆院議員(C)日刊ゲンダイ

「これはまさにあなたがこの改ざん問題に関与してるっていう自白を
してると同じじゃないですか」(江田憲司・無所属の会)

 これは27日、衆院予算委員会、佐川宣寿氏の証人喚問での江田さんの言葉。

 うんうん、午前中の参議院からずっと証人喚問を見て、なんか変、どっかが変と思ってた。江田さんに言われてはっきりしたわ。

 佐川さんは、公文書の改ざん問題について、安倍総理も昭恵さんも、一切、関わっていないと断言した。これまで、嘘がバレる前のような、そりゃあ強い言い切りだ。

 なんか違和感があった。だって、それ以外の改ざんについての質問は、「刑事訴追の恐れがあるので答弁を控える」でお茶を濁しているのだ。

 江田さんいわく、改ざんというのはおおっぴらにやらない、密室でやる。唯一、自分が全て関与していた場合、どっからも関与も圧力もなかったと断言できよう。

「(誰の関与もなかったと断言できるのは)あなたが関与している証拠じゃないですか」

 江田さんはそう言った。しかし、それを、

(ここは自分が罰を受けても……)

 そう考えている男に言っても、無駄なんだよなぁ。

 佐川さんはなぜ、別の角度から改ざんのことについて聞かれると、答えないの? 刑事罰に関わることだから、自分の身を守るため? 逆にそう考えて、嘘をつくことはないのだろうか?

 佐川さんが断言した部分が、さらに浮かび上がってきたような気がした。

 まるで、そこだけはきちんと言ってくるよう、強く念を押されているみたいに。

 余談ですが、「リテラ」によると、佐川さんの補佐人を務めた弁護士は、小渕優子さんや甘利さん、安倍政権の大臣スキャンダルを引き受けてきた人なんですって。

 国会にハイヤーで乗り付けるのも不自然じゃ。誰が用意したの?



江田憲司【森友問題・佐川氏証人喚問】<2018年3月27日>【Tiger Voice CH】



【佐川氏証人喚問】詳報(21)江田憲司氏「なぜ政治の問い合わせあったと言わない」 佐川宣寿氏「申してます」
http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270088-n1.html
2018.3.27 19:42 産経新聞

 衆院予算委員会での証人喚問は、無所属の会の江田憲司氏の質問に移った。

 江田氏「これまでの佐川さんの証言を聞いておりますとですね、私にはですね、もうこの問題は自分1人が責めを負っていこうというね、何か決意というか覚悟みたいなものが感じられるんですよ。それから、あなたの美学かもしれませんが、国民の理解は到底得られないということははっきりまず申し上げたいと思います」

 「そして委員長にお願いしたいことは、議院証言法の訴追の恐れというのをね、高裁の判決が出てまして、これはですね、具体的な犯罪の構成要件事実、あるいはそれを想定される密接関連事項とありますから、それ以外のことで許容されるんなら、ぜひですね委員長の差配をよろしくお願い申し上げます。そして佐川さんは、それは証言拒否罪というのはあるということも念頭においてご答弁ください」

 「まずですね、いや佐川さんね、本当に丸川委員への答弁もその後も何度も確認されて、この改竄問題については一切、どなたも関わっておりませんという断言なんですよね。もし仮にあなたがこの改竄問題に関与してないとすればね、そんな断言答弁はできないでしょう。これはまさにあなたがこの改竄問題に関与してるっていう自白をしてると同じじゃないですか」

 佐川宣寿前国税庁長官「先ほどから申し上げてますが、本件、国有財産売却の個別の案件でございまして、こういう案件はまさに理財局の中で、そういう現場の話を聞きながら資料対応等も完結するということでございまして、そういう意味では他の部局に相談するような話でもありませんし、それから先ほどから申しましたように、その官邸とか、大臣とかそういうところから指示があれば、当然私のところに報告を受けますし、あるいは直接であれば私のところにも来るということで、そういうこともございませんでしたと言っております」

 江田氏「いやいや、もしあなたが改竄に関してないとすればあなたは部外者なんですよ。こんな改竄というのはおおっぴらにやりませんから、密室でやるんですよ。唯一あなたが関与しているときだけね、いろいろ関与してたけども、どっからも関与も圧力もありませんでしたといって初めて断言できるじゃないですか。だったらなんで私が知る限り関与はありませんでしたという答弁じゃなくて、全て見ましたけど全部ございません、ございませんですよ。何でこんな答弁できるんですか。あなたが関与している証拠じゃないですか」

 佐川氏「私は理財局長でございまして、そういう意味で、外、外って変ですけれども、そういう例えば官邸から入ったときに局長に情報を上げてなかったら、それはもう局長が知ってないのかっていうことになりますですよね。私が知らないところで誰か局内の人に指示があったとしたときに局長にご報告をしなければ、従ってそういう官邸なり大臣なりから仮に指示があったとすれば、必ず私のところに報告が上がってくるというふうに思います」

 江田氏「いやいや、あなたが改竄に関与していなかったら秘密にするんでしょうが、そんなこと、当たり前じゃないですか。だからこれは本当にね、違和感があります、非常に。あなたの場合はね、断言答弁って多いんです。昨年ね、政治家の関与は一切ございません。記録は全部廃棄しました。普通ですね、私も官僚出身ですけれども、官僚答弁という後々何か起こったことに備えて逃げ道をつくるものなんですよ。あなたの断言、言い切り答弁というのはあなたの判断でやられたんですか、それとも答弁資料にそう書いてあったんでしょうか」

 佐川氏「私の答弁がそういうよくないというお話であれば、大変丁寧さを欠いたという意味ではおわび申し上げますが、不当な働きかけは一切なかったというのは、それはそういう政治的な圧力というものがなかったというのは当時局内でも報告を受けて聞いておりますし、交渉記録についてはそれは本当に先ほどから申し上げておりますけれども、そういう文書管理規定に沿って答弁をしたということでありますので、そういう意味では本当に答弁そのものが丁寧さを欠いたということであるというふうに思っております」

 江田氏「あなたの判断で政治家の関与は一切ないと答弁したんですね」

 佐川氏「私の判断というか、理財局としてその貸し付けとか売却の経緯は記録を見ながらやっているわけでございますので、そういう中でそういう不当な働きかけといったものはなかったというのを局内からきちんと聞いた上で答弁をしたということでございます」

 江田氏「先週金曜の財金委員会で私も太田局長に聞きましたが、元々の答弁資料は、政治家からの不当な働きかけはなかった。ただ、政治家を含めて一般的ないろんな問い合わせはあったというものだった。それを最終的には佐川局長が判断して、ああいう答弁をされたという答弁をいただきました」

 「ですから一切ないとね、不当な介入はない、それから問い合わせはあったという答弁であればね、その後こういうことが起きてても、かろうじてなんか逃げ道があったかもしれない。それをあなたはむしろね、逃げ道を封じてああいう答弁をされたということは、どなたかからそういう、一切政治的な関与はないという答弁をすることで責任を逃れようという、政治側からの関与があったということじゃないですか」

 佐川氏「大変恐縮でございますが、私の昨年の国会での答弁は、不当な働きかけは一切なかったと申しております。ただ、一般的に国有地の売却ではさまざまな問い合わせがあって、政治家、政治の側からの問い合わせも含めてありますという答弁をしております」

 「従いまして、問い合わせそのものについては、さまざまな問い合わせがあるけれども、不当な働きかけは一切なかったという答弁をしておりまして、今ちょっと委員がおっしゃった、一切何もかもなかったかのようなことはちょっと私の記憶ではなかったというふうに考えております」

 江田氏「3月2日に一切なかったと答弁している。それから個別案件だから、理財局限り、これは嘘でしょ。これも官房長に聞きましたが、国会提出資料はすべからく官房長まで上げるというのが金曜日の答弁ですよ。なぜ理財局限りっていう嘘つくんですか、あなたは」

 佐川氏「嘘というか、国会に提出するときに国会担当の部局が官房にございますので、それはもう当然その官房経由で出すとか手続き論はあると思いますが、私が申し上げてるのは、それも実質論でございまして、その理財局が担っている国有財産の個別の案件をですね、官房にこういう中身ででしょうかとかそんなことを相談したり報告書することはないという意味で、官房はそこをチェックしたりするということもございませんし、よく委員ご指摘の通り、その官房部局が国会担当やってるというのはそれも事実でございます」

 江田氏「政権を揺るがす大きな問題になってたわけですから、官房に上がって官房長が見ればですね、これは次官、大臣まで上がっていくという、そのぐらいの案件だったわけですよ。理財局限りでやったというあなたの答弁は全く信じられないということを申し上げて、私の終わります」


































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/284.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 森友隠し・AbeTV化をめざす「放送改革」(地デジが報じられない問題?!)
「公平中立の政府圧力」に見かけ反している為か。地デジ各局などの「放送改革」分析と批判は他の話題も在り、あまり見られない。「ガス抜き」で入閣したと言われる総務大臣も、多くは言えないのではないか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
おくの総一郎2018年03月25日 12:04
森友隠し・AbeTV化をめざす「放送改革」
http://blogos.com/article/285982/

「放送法4条」撤廃について、総務委員会で質問した。「放送改革」の事務局である内閣府は、検討を行っていることを認めた。内閣府と協議をしないのかという私の問に、放送法を所管している野田総務大臣は、(検討を行っているという)内閣府の話は「いま初めて聞いた」と答弁し、歯切れが悪かった。大臣は、放送法3条・4条の必要性は認めているのだが、官邸への配慮があるからだろうか。

 安倍政権は、今月中にも、「放送法4条」をはじめ放送局に義務付けた番組基準など、NHK以外の放送関連の規制をほぼ全廃する方針を打ち出すのではないか、との観測もある。なぜ、いま「放送改革」なのだろうか。連日の森友報道にいらだつ安倍政権の地上波キー局への牽制ではないか 。これを裏付けるように日本テレビをグループに持つ読売新聞は「背景には、首相に対する批判的な報道への不満があるようだ。(中略)ネット事業者などに放送事業の門戸を開放すれば、地上波キー局をはじめとする放送事業者の地盤沈下につながる。首相の動きに、放送業界は「民放解体を狙うだけでなく、首相を応援してくれる番組を期待しているのでは。政権のおごりだ」と警戒を強めている」(3月18日)と報じている。

地上波テレビ局は、「電波法」で無線局の免許を受けている規制産業であり、現行制度でも政府が免許の取消しや電波停止を命じることができる。ネットや新聞とは異なり、番組内容に政権の介入を受けやすいのだ。

「放送法」は「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない」(3条)とし番組内容の自由を保障した上、4条で放送事業者が守るべき「準則」として「政治的公平性」などを定め、政権の介入を防いできた。これらの規定が防波堤となり「首相への批判的な報道」を「自由」に行うことができた。

歴代自民党政権も番組編集の自由を尊重してきた。安倍政権は明らかに異質だ。「政治的公平」規定の解釈変更を行い、各局の看板キャスターを降板に追い込み、それでは足りずに、今回3条・4条撤廃を持ち出している。

政権批判を一切封じようとする安倍首相。この改正が通れば、地上波テレビは「AbeTV」(安倍テレビ)になってしまう。AbemaTVやTVerなどネットTVの可能性を広げるような「放送改革」なら賛成だが「安倍」のための「放送改革」であってはならない。放送法3条及び4条削除は認められない。野田聖子大臣に期待をしたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/285.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 昭恵氏付の職員だった谷氏、指示や関与を否定(朝日新聞)-「問い合わせは昭恵氏の指示では無い」って自分の判断という事?
「昭恵氏付の職員だった谷氏、指示や関与を否定
マルタ=河原田慎一2018年3月28日09時24分

 学校法人・森友学園をめぐる国有地の取引問題で、安倍晋三首相の妻の昭恵氏付の職員だった谷査恵子・在イタリア日本大使館1等書記官が27日、同大使館が管轄するマルタで朝日新聞の取材に応じ、朝日新聞の取材に応じ、昭恵氏の指示や関与を否定した。

 谷氏は2015年秋、取引について財務省に問い合わせ、学園前理事長の籠池泰典被告=詐欺罪などで起訴=にファクスで回答していた。回答には「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」と記されていた。この表現について、谷氏は「(籠池前理事長が)夫人と直接やりとりされているような方だったのでそのように書いたのであり、意味はない」と説明。問い合わせが昭恵氏の指示によるかについて「いろいろ言われているが、そういうことはない」と述べた。

 こうした問い合わせが取引に影響したかについて、谷氏は「なかった」と否定。野党側が谷氏の証人喚問を求めていることに対しては「(国会に)出るかどうかは自分で決められることではない」と語った。(マルタ=河原田慎一)」
https://www.asahi.com/articles/ASL3X20RPL3XUHBI004.html

> 問い合わせが昭恵氏の指示によるかについて「いろいろ言われているが、そういうことはない」と述べた。

じゃあ自分が勝手にやった、という事ですか?いくらなんでもそれは無いでしょう。まあ、谷氏も佐川氏と同じという事でしょうね。二人とも「何が何でも総理夫妻の関与を否定しろ」と言われているのでしょう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/286.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川氏証人喚問で露呈した「小学生レベルの道徳性」 あの情けない姿を心理学的に見ると…(現代ビジネス)


佐川氏証人喚問で露呈した「小学生レベルの道徳性」 あの情けない姿を心理学的に見ると…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55040
2018.03.29 原田 隆之 筑波大学教授 現代ビジネス


「俺の人生は、一体何だったのだろう」

3月27日、国会での証人喚問を受けた佐川宣寿・前国税長長官は、このように自問する日々を送っているのではないだろうか。

東大を卒業し、官庁の中の官庁である財務省に入り、大臣秘書官、関税局長、理財局長、そして国税庁長官など、華々しい経歴を歩んで来た佐川氏であったが、まさにそのキャリアの最後で疑惑にまみれ,その地位も名誉も地に堕ちた。

今年の確定申告のさなかに自ら財務省を辞職した後、証人喚問の場に引きずり出され、今後は大阪地検特捜部の捜査の手も及ぶことが予想されている。



大きな不満と不信が残った

さて、衆参両院の予算委員会で佐川氏の証人喚問が行われたが、その証言を巡っては厳しい批判が相次いでいる。

特に、文書改ざんの経緯や自身の関与については、証言拒否を繰り返し、その数は50回近くにも及んだ。

その一方で、改ざんに対して官邸側からの指示があったかどうかという点に関しては、明確に否定した。

まさに自己保身に汲々とし、上におもねる姿は、理財局長時代の国会答弁と何ら変わらず、その小役人ぶりは徹底していた。辞めてまで政権の顔色をうかがうその姿は、哀れですらあった。

とはいえ、きちんととらえておかねばならないことは、刑事訴追を受けるおそれのある場合など、正当な理由があるときは証言を拒むことができるという証人に保障された正当な権利についてである。多分に乱用したきらいはあるが、彼はその権利を行使したにすぎないとも言える。

また、偽証したときは、刑事罰が科される可能性があることから、彼が官邸からの指示を明確に否定したということは、官邸側からの「明確な指示」はなかったのだろう。

これらを割り引いても、やはり佐川氏の証言とその態度には大きな不満と不信が残る。

特に、問題になっているのは「明確な指示」の有無よりも、財務官僚による忖度の有無であり、文書の改ざんはもとより、国有地の不当な値引きはあったのかどうかについて、忖度がはたらいて行政がゆがめられたのかどうかということである。

それは当然彼もわかっているはずだ、しかし、それについては、「内心のことはわからない」と逃げの証言に終始した。

自己保身と上にへつらうのが、佐川氏の生き方なのであれば、その良し悪しは別として、それを今から急に変えることはできなかったのかもしれない。

そういう点では、トップで質問に立った自民党の丸川珠代議員も同じだ。

「首相からの指示はありませんでしたね」「昭恵夫人からの指示はございませんでしたね」と畳みかけるように問いかけ、それは質問というよりは、誘導尋問であった。さらに、議員の権力を背景にした「ダメ押し」のようにも聞こえた。

質問をする側、証言をする側、その立場は違っても、国民よりも官邸のほうばかり向いて、こんな茶番のような質問をする丸川議員もまた、佐川氏と同じ種族の人間なのだと強く印象づけられた。

道徳性の発達「6段階」

国権の最高機関である国会で、このような情けない姿を見るにつけ、つくづく知性と道徳性は比例するものではないことがはっきりわかる。

トップ官僚も国会議員も、知性という面では、相当に秀でた人々なのだろう(と信じたい)。

その一方で、彼らの道徳性はどうだろう。

アメリカの心理学者のコールバーグは、道徳性の発達について、6つの段階に分けて説明している。それは、以下のような6段階である。

(1)罰の回避と服従の段階
(2)相対主義的な利益を志向する段階
(3)同調し「よい子」を志向する段階
(4)既存の法と秩序そのものを尊重する段階
(5)合意や契約によって変更可能なものとして法や秩序を遵守する段階
(6)一人ひとりの人間の尊厳の尊重といった普遍的倫理原則を志向する段階


小さな子どもは誰しも、親や大人に叱られたり、罰を受けたりすることがないように行動する。それが、子どもの道徳性である(第1段階)。

しかし、成長に伴って、より打算的になる。「相手が自分にとってよいことをしてくれれば、自分もよいことをしてあげる」という相互主義的なルールに従って行動する。一見、公正であるように見えても、自己中心的な道徳性である(第2段階)。

その後、仲間集団など、自分が準拠する集団のルールに同調し、「よい子」「よいメンバー」として振る舞うことが道徳的だと思うようになる。これも一見、「よい子」には見えても、拡大された自己中心性にすぎず、より大きな社会のルールや規範を無視してしまうこともある(第3段階)。

もっと成長すれば、自分や自分の属する小さな集団の利益ばかりを追求することが「よいこと」なのではなく、社会の法や規範を守ることが道徳的なのだと言うことを理解し、そのように振る舞うことができるようになる(第4段階)。

さらに進んだ段階として、権威から押し付けられた法や社会規範が絶対なのではなく、社会にはさまざまな価値があり、それを守るために合意によってルールを変更すべきだという柔軟な道徳性を持つに至る。われわれがルールに仕えるのではなく、自分たちのためにルールはあるということを理解できる段階である(第5段階)。

そして、最もレベルの高い道徳性は、普遍的価値、倫理的原理に従った行為が正しい行為だととらえる段階であり、法を超えてでも「正しい行い」をすることができる。ときには、その社会や時代には理解されず、後世になってその偉業が称えられることもある(第6段階)。

ここで、注意すべき点は、誰もが最高のレベルまで到達することができるわけではないという事実である。ほとんど人は、第4段階あたりで足踏みし、第5段階ですら到達するのは難しいと言われている。

このように見たとき、佐川氏のこれまでの言動は、(2)や(3)のレベルであると言わざるを得ない。いわば小学生レベルの道徳性だ。

これまでの答弁や態度、そして今回の証言を見ると、自らの利益を守り、政権にとって「よい子」であるように振る舞うことが、彼の道徳であったとしか思えない。

自身の関与は明確にしなかったが、理財局ぐるみでの公文書の改ざんは認めており、公務員でありながら、法も秩序も軽視する傾向があったことはもはや否定しがたい。

さらに、自らの立場を危うくしても、高い倫理観をもって、職責を果たすことや、証言をすることは到底できなかった。

国会がこれだけ大混乱をきたし、膨大な時間を浪費し、大きな国益を損ねていることを、彼はどう感じているのだろうか。

おそらく、このように「小さい道徳」しか持たぬ者には、それが見えないのだろう。

あるいは、頭ではわかっていても、そのように振る舞うことができないのだろう。

これでは、組の掟には従うが、国の掟には従わないヤクザと、道徳性という意味では何ら変わらない。

チャンスは残されているが…

人間はもとより弱くて小さな存在であるし、誰かが自己保身を図ったからといって、それを非難できるほど私自身も高い道徳性を有しているわけではない。

自己を犠牲にして、大きなものを守ることができるほどの高い道徳性を有している人々は、英雄や偉人として名を残している人々である。そのような人は少なくて貴重だから、尊敬を集め、歴史に名が刻まれるのだ。

とはいえ、佐川氏もひたすら自己保身と証言拒否をしていただけはない。彼は「書き換えはあった。担当局長としてひとえに私に責任がある」とも証言している。

ならば、今後その責任をどう果たしていくというのか。本当にそう感じているのなら、単なる口先だけでなく、行動で示してほしい。

彼は地位も名誉も地に堕ちてしまったが、それを挽回できるチャンスはあった。

それが証人喚問の場だった。

国会を混乱させ、文書改ざんという大それたことに関与して、国民と国会を冒涜した責任の自覚があるならば、率直に非を認めたうえで、誠実に証言することもできたはずだ。

もし、彼が自己の立場が危うくなることを承知のうえで、そのように真摯に証言したならば、少なくともその態度に多くの人は感銘を受け、名誉の回復につながったかもしれない。



しかし、残されたその貴重なチャンスも彼は自ら放棄してしまった。

でもまだチャンスはある。それは、今後予想される検察による取り調べに対してである。

ここで彼が何を語るのか。

これまで雁字搦めになっていた「小さい道徳」から自由になり、1つも2つも上の段階へと成長して、自らの責任を果たすことができるチャンスはまだ残されている。

ピンチのときこそ、成長のチャンスである。

窮地に陥ったときに、思ってもいなかった力を発揮できるのが人間のすごいところだ。名誉挽回のチャンスも、道徳性の発達の可能性もまだ十分ある。

そして、それを成し遂げることができれば、「俺の人生は、一体何だったのだろう」という問いも、もう虚しく響くことはないだろう。


























佐川氏証人喚問で露呈した「小学生レベルの道徳性」 あの情けない姿を心理学的に見ると…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55040
2018.03.29 原田 隆之 筑波大学教授 現代ビジネス


「俺の人生は、一体何だったのだろう」

3月27日、国会での証人喚問を受けた佐川宣寿・前国税長長官は、このように自問する日々を送っているのではないだろうか。

東大を卒業し、官庁の中の官庁である財務省に入り、大臣秘書官、関税局長、理財局長、そして国税庁長官など、華々しい経歴を歩んで来た佐川氏であったが、まさにそのキャリアの最後で疑惑にまみれ,その地位も名誉も地に堕ちた。

今年の確定申告のさなかに自ら財務省を辞職した後、証人喚問の場に引きずり出され、今後は大阪地検特捜部の捜査の手も及ぶことが予想されている。



大きな不満と不信が残った

さて、衆参両院の予算委員会で佐川氏の証人喚問が行われたが、その証言を巡っては厳しい批判が相次いでいる。

特に、文書改ざんの経緯や自身の関与については、証言拒否を繰り返し、その数は50回近くにも及んだ。

その一方で、改ざんに対して官邸側からの指示があったかどうかという点に関しては、明確に否定した。

まさに自己保身に汲々とし、上におもねる姿は、理財局長時代の国会答弁と何ら変わらず、その小役人ぶりは徹底していた。辞めてまで政権の顔色をうかがうその姿は、哀れですらあった。

とはいえ、きちんととらえておかねばならないことは、刑事訴追を受けるおそれのある場合など、正当な理由があるときは証言を拒むことができるという証人に保障された正当な権利についてである。多分に乱用したきらいはあるが、彼はその権利を行使したにすぎないとも言える。

また、偽証したときは、刑事罰が科される可能性があることから、彼が官邸からの指示を明確に否定したということは、官邸側からの「明確な指示」はなかったのだろう。

これらを割り引いても、やはり佐川氏の証言とその態度には大きな不満と不信が残る。

特に、問題になっているのは「明確な指示」の有無よりも、財務官僚による忖度の有無であり、文書の改ざんはもとより、国有地の不当な値引きはあったのかどうかについて、忖度がはたらいて行政がゆがめられたのかどうかということである。

それは当然彼もわかっているはずだ、しかし、それについては、「内心のことはわからない」と逃げの証言に終始した。

自己保身と上にへつらうのが、佐川氏の生き方なのであれば、その良し悪しは別として、それを今から急に変えることはできなかったのかもしれない。

そういう点では、トップで質問に立った自民党の丸川珠代議員も同じだ。

「首相からの指示はありませんでしたね」「昭恵夫人からの指示はございませんでしたね」と畳みかけるように問いかけ、それは質問というよりは、誘導尋問であった。さらに、議員の権力を背景にした「ダメ押し」のようにも聞こえた。

質問をする側、証言をする側、その立場は違っても、国民よりも官邸のほうばかり向いて、こんな茶番のような質問をする丸川議員もまた、佐川氏と同じ種族の人間なのだと強く印象づけられた。

道徳性の発達「6段階」

国権の最高機関である国会で、このような情けない姿を見るにつけ、つくづく知性と道徳性は比例するものではないことがはっきりわかる。

トップ官僚も国会議員も、知性という面では、相当に秀でた人々なのだろう(と信じたい)。

その一方で、彼らの道徳性はどうだろう。

アメリカの心理学者のコールバーグは、道徳性の発達について、6つの段階に分けて説明している。それは、以下のような6段階である。

(1)罰の回避と服従の段階
(2)相対主義的な利益を志向する段階
(3)同調し「よい子」を志向する段階
(4)既存の法と秩序そのものを尊重する段階
(5)合意や契約によって変更可能なものとして法や秩序を遵守する段階
(6)一人ひとりの人間の尊厳の尊重といった普遍的倫理原則を志向する段階


小さな子どもは誰しも、親や大人に叱られたり、罰を受けたりすることがないように行動する。それが、子どもの道徳性である(第1段階)。

しかし、成長に伴って、より打算的になる。「相手が自分にとってよいことをしてくれれば、自分もよいことをしてあげる」という相互主義的なルールに従って行動する。一見、公正であるように見えても、自己中心的な道徳性である(第2段階)。

その後、仲間集団など、自分が準拠する集団のルールに同調し、「よい子」「よいメンバー」として振る舞うことが道徳的だと思うようになる。これも一見、「よい子」には見えても、拡大された自己中心性にすぎず、より大きな社会のルールや規範を無視してしまうこともある(第3段階)。

もっと成長すれば、自分や自分の属する小さな集団の利益ばかりを追求することが「よいこと」なのではなく、社会の法や規範を守ることが道徳的なのだと言うことを理解し、そのように振る舞うことができるようになる(第4段階)。

さらに進んだ段階として、権威から押し付けられた法や社会規範が絶対なのではなく、社会にはさまざまな価値があり、それを守るために合意によってルールを変更すべきだという柔軟な道徳性を持つに至る。われわれがルールに仕えるのではなく、自分たちのためにルールはあるということを理解できる段階である(第5段階)。

そして、最もレベルの高い道徳性は、普遍的価値、倫理的原理に従った行為が正しい行為だととらえる段階であり、法を超えてでも「正しい行い」をすることができる。ときには、その社会や時代には理解されず、後世になってその偉業が称えられることもある(第6段階)。

ここで、注意すべき点は、誰もが最高のレベルまで到達することができるわけではないという事実である。ほとんど人は、第4段階あたりで足踏みし、第5段階ですら到達するのは難しいと言われている。

このように見たとき、佐川氏のこれまでの言動は、(2)や(3)のレベルであると言わざるを得ない。いわば小学生レベルの道徳性だ。

これまでの答弁や態度、そして今回の証言を見ると、自らの利益を守り、政権にとって「よい子」であるように振る舞うことが、彼の道徳であったとしか思えない。

自身の関与は明確にしなかったが、理財局ぐるみでの公文書の改ざんは認めており、公務員でありながら、法も秩序も軽視する傾向があったことはもはや否定しがたい。

さらに、自らの立場を危うくしても、高い倫理観をもって、職責を果たすことや、証言をすることは到底できなかった。

国会がこれだけ大混乱をきたし、膨大な時間を浪費し、大きな国益を損ねていることを、彼はどう感じているのだろうか。

おそらく、このように「小さい道徳」しか持たぬ者には、それが見えないのだろう。

あるいは、頭ではわかっていても、そのように振る舞うことができないのだろう。

これでは、組の掟には従うが、国の掟には従わないヤクザと、道徳性という意味では何ら変わらない。

チャンスは残されているが…

人間はもとより弱くて小さな存在であるし、誰かが自己保身を図ったからといって、それを非難できるほど私自身も高い道徳性を有しているわけではない。

自己を犠牲にして、大きなものを守ることができるほどの高い道徳性を有している人々は、英雄や偉人として名を残している人々である。そのような人は少なくて貴重だから、尊敬を集め、歴史に名が刻まれるのだ。

とはいえ、佐川氏もひたすら自己保身と証言拒否をしていただけはない。彼は「書き換えはあった。担当局長としてひとえに私に責任がある」とも証言している。

ならば、今後その責任をどう果たしていくというのか。本当にそう感じているのなら、単なる口先だけでなく、行動で示してほしい。

彼は地位も名誉も地に堕ちてしまったが、それを挽回できるチャンスはあった。

それが証人喚問の場だった。

国会を混乱させ、文書改ざんという大それたことに関与して、国民と国会を冒涜した責任の自覚があるならば、率直に非を認めたうえで、誠実に証言することもできたはずだ。

もし、彼が自己の立場が危うくなることを承知のうえで、そのように真摯に証言したならば、少なくともその態度に多くの人は感銘を受け、名誉の回復につながったかもしれない。



しかし、残されたその貴重なチャンスも彼は自ら放棄してしまった。

でもまだチャンスはある。それは、今後予想される検察による取り調べに対してである。

ここで彼が何を語るのか。

これまで雁字搦めになっていた「小さい道徳」から自由になり、1つも2つも上の段階へと成長して、自らの責任を果たすことができるチャンスはまだ残されている。

ピンチのときこそ、成長のチャンスである。

窮地に陥ったときに、思ってもいなかった力を発揮できるのが人間のすごいところだ。名誉挽回のチャンスも、道徳性の発達の可能性もまだ十分ある。

そして、それを成し遂げることができれば、「俺の人生は、一体何だったのだろう」という問いも、もう虚しく響くことはないだろう。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/287.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 森ゆうこ議員「保存されている決裁文書にアクセスして、改ざんできるパスワードを知っている職員の数は、なんと19人!」















独自:“改ざん”佐川氏指示伺わせるメール
http://www.news24.jp/articles/2018/03/29/07389168.html
2018年3月29日 11:38 NNN


動画→http://www.news24.jp/articles/2018/03/29/07389168.html

森友学園をめぐる文書改ざん問題で、大阪地検特捜部が財務省から任意で提出を受けた資料の中に、改ざんの指示が、佐川前理財局長からだったことをうかがわせるメールがあったことが新たにわかった。

文書改ざんをめぐっては、大阪地検特捜部が、財務省理財局や近畿財務局の職員から任意で事情を聞くなど、調べを進めている。

関係者によると、検察側は聴取と同時に職員らの手帳やパソコン、携帯電話なども任意で提出を受けたという。

その中に残されたメールの中には、理財局から近畿財務局に改ざんを指示するメールがそのまま残されており、佐川氏が指示したことをうかがわせる記述も含まれていたことが新たにわかった。

改ざんの経緯について佐川氏は、27日の証人喚問で証言を拒否している。大阪地検特捜部は今後、佐川氏から事情聴取する方針。



財務省改ざん問題で野党6党が合同ヒアリング(2018年3月29日)



























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/288.html
記事 [政治・選挙・NHK242] 何が幕引きシナリオだ 「佐川礼賛」という骨の髄まで腐った国(日刊ゲンダイ)


佐川証言を礼賛し「これで幕引き」と強弁する狂気の国
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226042
2018年3月29日 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による

 
 財務省に“英雄像”が立つ勢い(C)日刊ゲンダイ

ブレーキ役の忖度で暴走政権はやりたい放題

「立派だったよね。今まで見た佐川さんの中で一番立派だった。官僚的には考え抜かれた立派な答弁」「野党から見ると、佐川さんにこういうこと言ってほしいという内容はゼロだった。そういう意味で、佐川さんの答弁は100点ってことじゃないですか」

 呆れた発言の主は財務省の幹部や職員だ。27日、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問への反応として、日本テレビが報じたものだ。

 森友文書改ざんを巡って同僚が自殺しているのに、財務省幹部の「佐川礼賛」にはブッたまげるが、無批判で垂れ流す日テレもどうかしている。この国のメディアも官僚機構も、安倍政治の5年間で骨の髄まで腐り切った証拠なのだろう。

 指示した人物、動機、いつ知ったのか――。国民が知りたかった改ざんの経緯や自身の関与について、佐川氏は「刑事訴追の恐れ」を理由にゼロ回答。証言を拒むこと実に50回以上に達した。

 ところが、安倍首相夫妻や官邸などの改ざんへの関与を問われると、「指示とか協議とか相談とかいうものはございません」とキッパリ。国有地売却への昭恵夫人らの関与についても、与党が練った幕引きシナリオに沿って「影響があったとは全く考えていない」「首相、官邸の指示はなかった」と言い切った。

 その根拠は「関係資料を勉強した」。佐川氏は売却当時の理財局長だった前任の迫田英典元国税庁長官から「一切、引き継ぎを受けていない」とも言っている。

 国民の関心事には捜査を理由にフタをして、安倍政権の関与だけはロクに根拠も示さず、積極的に「なかった」と断言する。前出の日テレの取材に、財務省職員は「官邸とは『あ・うんの呼吸』でしょう」とヌカしていたが、その場しのぎの佐川氏の異様な二枚舌と妙に覚悟を決めた表情を見て、多くの国民は「この人は事実を何か隠している」と感じたはずだ。

 元検事の落合洋司弁護士は「総括的に見て疑惑が深まるだけの茶番劇だったと言わざるを得ない」と佐川喚問を切り捨てたが、こんな茶番で官邸も与党も事態の収束を図ろうとしているのだ。とことん国民を愚弄している。

 28日の自公の幹事長らの会談でも、「偽証罪に問われる中で、安倍首相や昭恵夫人らの指示や関与がなかったと証言したことは非常に重い」という認識で一致。自民の森山裕国対委員長は「首相夫人が全く関係していないことがはっきりした」と野党側が求める昭恵夫人の証人喚問に応じない姿勢だ。

 改ざんは「理財局の中で行った」とし、「責任はひとえに当時の担当局長である私にある」と罪をかぶった佐川氏の“自己犠牲”を絶賛する財務官僚のあり得ない堕落。これ幸いに一連の森友問題を「官僚の責任」として切り離す政府・与党のトカゲの尻尾切り。「収束」などとほざく与党の妄言を垂れ流すだけで、「官邸の関与はない」という印象操作に力を貸すメディア。この国は政治だけでなく、全てが狂ってきたのではないか。

 元文科省審議官で京都造形芸術大教授の寺脇研氏はこう嘆く。

「佐川氏が自身の改ざんへの関与は言及しないにもかかわらず、『理財局の責任』を強調すれば、部下が勝手にやったと罪に問われかねません。尻尾のさらに尻尾切りとなり、この期に及んで政権への忖度とは、いかに『上』ばかりを見てきたかの証拠。首相夫妻や官邸を擁護すれば、自分だけは“第二の人生”を保証してもらえると踏んだのでしょう。自己保身のやましさが透けて見えます。残念なのは、佐川氏のようなヒラメ官僚が霞が関に増えていること。小泉政権の頃から、『政治主導』を官僚に対する過度な『政治支配』とはき違え、政権にモノ申す官僚は居づらくなり、14年の内閣人事局の設置がダメ押し。安倍政権の常軌を逸した人事権の乱用で、気骨ある官僚は淘汰されてしまった。今の霞が関に政権のストッパー役は期待できません」

 官僚機構もメディアも腐敗していれば、安倍1強の暴走政権はやりたい放題。この調子だと、この国の「教育」も「表現の自由」も全てが暴政に食い散らかされていくのだろう。その予兆は至るところに表れている。

 
 全責任は部下に(C)日刊ゲンダイ

このままでは暗黒時代に逆戻り

 すでに安倍は「教育の無償化」と称した大学選別に邁進中だ。無償化で想定される国の支出額は年間8000億円で、現在の十数倍に膨らむ。何しろ、この政権には反旗を翻した前川喜平前文科次官「憎し」で、安倍チルドレンが文科省を通じて教育現場に圧力をかけても「日常業務の一環」と悪びれない風潮がはびこっている。カネを出すほど、教育現場にますます政治介入してくるのは目に見えている。

 今国会の施政方針演説で安倍は「学問追究のみならず人づくりにも意欲を燃やす大学に限って、無償化の対象とします」と明言。無償化の対象は政権の胸ひとつ。方針に従わない大学は切り捨てるという圧力を隠そうともしないのだ。

 安倍政権は現在進めている「大学改革」の狙いとして、「イノベーション(技術革新)創出と生産性向上」を掲げる。予算配分も大学や研究者間の競争を重視。いきおい、基礎研究より実用、人文社会より自然科学に有利に働く。

 3年前の文科相通知も、国立大に文学・人文科学系学部と大学院の廃止や転換を勧めるような内容が物議を呼んだ。後に軌道修正されたが、この政権のホンネはメシの種にならない学問に「予算をつける価値はねえ」というわけだ。

「安倍政権は大学に目先の利益ばかりを求め、カネを稼げる人材だけを育てるように迫る。その方針に従わなければ、容赦なく無償化の対象から排除する。ロコツな政治介入は、憲法が保障する『学問の自由』に根差した『大学の自治』を破壊しかねません。このままだと、時の政権に従わない京大や東大の教授が次々退職に追い込まれた戦前の『滝川事件』や『矢内原事件』の暗黒時代に逆戻りです」(寺脇研氏=前出)

国民の怒りを見せつけろ

「表現の自由」も風前のともしびだ。朝日新聞が文書改ざんをスクープして以降、安倍政権は放送事業の規制緩和に次々と踏み込んでいる。

 安倍は2日に「電波、通信の大改革を行いたい」と放送局が恐れる「電波オークション」への意気込みを語り、政府は「政治的公平」などを定めた放送法4条を撤廃し、放送事業の門戸開放を検討し始めた。

 どちらも既得権益を奪われかねない放送業界にすれば、新たな「圧力」と感じる。これまで散々、安倍政権に忖度し、批判的なキャスターやコメンテーターを軒並み一掃。すっかり牙を抜かれた放送局はさらに政権側におもねり、安倍を盲目的に支持するネトウヨまがいの芸人だらけの番組ばかりになってしまいかねない。まさに全局総“安倍チャンネル”化。表現の自由はおしまいだ。

「メディアに権力の監視役としての本分や、官僚に全体の奉仕者としての精神を取り戻させるには、国民が怒りを顕在化させるしかありません。官邸前のデモに大勢詰めかけ、内閣支持率をドンドン下落させ、目に見える形で政権に『NO』を突き付ける。そうしてメディアや官僚の無力感やあきらめを払拭し、部下に全責任を押し付け、平然としている安倍首相や麻生財務相こそ破廉恥漢だと気付かせるのです。土台が崩れつつある健全な民主主義を取り戻すには、その道しかありません」(法大名誉教授・五十嵐仁氏)

 おぞましい独裁者の国の無残な“焼け野原”から立ち直るには、国民が怒りの声を上げ続けるしかないのだ。

























 



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/289.html

記事 [政治・選挙・NHK242] リニア談合、起訴4社を指名停止 国交省、19機関で4カ月間(談合のツケ?今だけ??)
官製談合なら話が単純だが。「JR東海の民間事業」としておきながら国家資金の「財投」を与えるという捩じれたやり方故、官製談合としては裁けず「独禁法」での起訴となっている。
有罪と出来るか微妙な件で、今だけ国が指名停止するのはほとぼりが冷めるまでのガス抜きとなりはしないか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

https://this.kiji.is/352033051905360993?c=39546741839462401
リニア談合、起訴4社を指名停止 国交省、19機関で4カ月間

2018/3/29 20:22
©一般社団法人共同通信社

工事現場に掲げられたゼネコン各社のロゴと、リニア車両と、検察庁の庁舎
 リニア中央新幹線工事の談合事件で、東京地検特捜部から独禁法違反(不当な取引制限)の罪で起訴された大林組、鹿島、清水建設、大成建設の大手ゼネコン4社に対し、国土交通省は29日、関東、中部両地方整備局など国交関連の19機関が同日から4カ月間の指名停止にしたと発表した。

 国交省によると、品川駅(東京)と名古屋駅の工事が起訴対象となったことから、両駅のエリアを管轄する機関の発注工事が対象。両地方整備局以外には、国交省本省、気象庁、海上保安庁、関東運輸局、東京航空局などの発注分が含まれる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

関連:
■[リニア中央新幹線]リニア工事、静岡県だけ未着工(工事を急げば何が起こるか?!)
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/544.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2018 年 3 月 29 日 21:11:09: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/290.html

記事 [政治・選挙・NHK242] リニア談合事件 ゼネコン4社を指名停止 国交省(リニア工事は続行!?)
 珍しく本気の特捜部が起訴までこぎつけた「談合事件」。結果として公・国の指名停止のペナルティーは下った。但し、問題の根源たるリニア事業が問題と成ったり工事中止となる様子は全くない。
 赤字確実の駄事業の闇は、晴れるのだろうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180329/k10011384131000.html
リニア談合事件 ゼネコン4社を指名停止 国交省
3月29日 18時37分

リニア中央新幹線の駅の新設工事をめぐる談合事件で、国土交通省は、独占禁止法違反の罪で起訴された大手ゼネコン4社について、29日から4か月間、公共工事の入札に参加できなくする指名停止にしました。

指名停止となったのは、大成建設、鹿島建設、大林組、清水建設の大手ゼネコン4社です。

4社は、リニア中央新幹線をめぐって、平成26年から翌年にかけて、JR東海が発注した品川駅と名古屋駅の新設工事の入札で事前に受注業者を決めるなどの談合をしていたとして、今月23日に公正取引委員会が告発し、東京地検特捜部が独占禁止法違反の罪で起訴しました。

これを受けて、4社は29日から4か月間、国土交通省や海上保安庁、気象庁などが発注する公共工事の入札に参加できなくなります。

また、国土交通省は、この大手ゼネコン4社に対し、29日付けで建設業法に基づいて速やかに再発防止策を報告するよう勧告しました。

国土交通省から指名停止の措置を受けた大手ゼネコン各社は「指名停止を真摯(しんし)に受け止めます」などとするコメントを出しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/291.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 森友問題「昭恵夫人の肩書きが利用されただけ」が通用しない理由(まぐまぐニュース)
森友問題「昭恵夫人の肩書きが利用されただけ」が通用しない理由
http://www.mag2.com/p/news/354761
2018.03.29 河合 薫『デキる男は尻がイイ−河合薫の『社会の窓』』 まぐまぐニュース




刑事訴追の恐れがあるとしてほとんどの質問に口をつぐみ、最後の最後まで安倍総理や昭恵夫人の影響を否定し続けた佐川前国税庁長官。メルマガ『デキる男は尻がイイ−河合薫の『社会の窓』』の著者で健康社会学者の河合薫さんは、「不謹慎だがつまらない証人喚問だった」とし、たとえ悪意がなかったとしても自身の立場や影響力を軽く考えていた昭恵夫人の責任は大きいと厳しく批判しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ−河合薫の『社会の窓』』2018年3月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含めを今月分すべて無料のお試し購読どうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

“総理夫人”の影響力

「刑事訴追の恐れがある」として証言を拒み続け、「総理や総理夫人の影響があったとは、私は全く考えていません」と完全否定した佐川前国税庁長官の証人喚問が終わりました。

……なんか、つまらなかったですね。

公文書改ざんという民主主義の根幹を揺るがす事件を解明するための証人喚問に対し、不謹慎な感想ではありますが、マジ、つまらなかった。

入省当初から「誰よりも官僚っぽかった」との評判どおり、佐川氏の人間味がち〜っとも感じられない、無機質で、まるでロボットのようで。

「証人喚問を見てから“裏返しメガネ”を書こう!」と思っていたので、そのつまらなさに筆が進まず、困っています。

とはいえ「総理夫人の影響が森友問題に全くなかった」というコメントには、疑念を抱かざるを得ません。

指示や直接的な関与はなくとも、「影響がない」と断言できるわけがない

まさに太田理財局長が、「総理夫人だから記載した」という答弁のとおり、「肩書き」の持つ効果は極めて高いし、そのことを誰もが知っているはずです。

ひとつ興味深い心理実験を紹介しましょう。

これはオーストリアの高校生を対象に行なわれました。

まず、高校生を5つのクラスに分け、クラスごとに「この人はケンブリッジ大学からきた知人です」と紹介。

ただし、5つのクラスで「ケンブリッジ大学」での地位を、次のように変えて紹介しました。

「ケンブリッジ大学の○○です」

クラス1「学生」

クラス2「実験助手」

クラス3「講師」

クラス4「准教授」

クラス5「教授」

そして、紹介された男性が部屋を出て行ったあと、「彼の身長を推測しなさい」と指示。

その結果……なんと地位が上がるごとに身長が平均1.5センチずつ高く報告されたのです。

つまり、「学生の彼」と「教授の彼」を比較すると、教授の彼の方が6センチも高いと認識されてました。

肩書きは獲得するのが非常に難しくもあり、同時に権威のシンボルです。

肩書きとは、すなわちパワーです。

そのパワーは、身長の高さまでも変えてしまうほどの影響力をもっているのです。

ですから“総理夫人”という、極めて希少価値の高い肩書きにすり寄って来る人もいれば、悪用する人もいる

だからこそ、肩書きのある人は普段から振舞いには十分過ぎるほど気をつけなくてはなりません。

ホントに「誰かの役にたちたい」という気持ちがあるなら、肩書きの鎧を脱ぎ、肩書きを隠し、それがバレないように行動しないとダメ

その肩書きの持つパワーを、常に自覚した振舞いをしないと、予想だにしない事態に発展することがある。

「私は言ってない。私は何もしていない」と関与を否定するのは、無責任としか言いようがありません。

あともうひとつ。

今回の事件では、「言っただの、言わないだの」という不毛な議論が繰り返されていますが、「権力者はウソをつく」というのは心理学の世界では遥か昔から定説でした。

無責任な人たちはたびたびウソをつきます。

しかしながら彼ら彼女らには、「ウソをついている」という意識がいっさいありません。

私たちは一般的に、「ウソをつき、責任を回避すると、イヤな気持ちになる」と考えます。

ところが、ウソを貫き通すことができると、次第にチーターズ・ハイ」と呼ばれる高揚感に満たされ、どんどん自分が正しいと思い込むようになっていくのです。

人は他人のウソには厳しい一方で、自分のウソに寛容な傾向が強い。

「このウソは必要」だと考え、自らを正当化する。

その確信が強ければ強いほど、ウソを重ねてチーターズ・ハイに酔いしれます。

それに拍車をかけるのが、「説得力のあるウソつきほど支配力を持ち、ウソをつくという行為自体が、その人に力を与える」という困った心のメカニズムです。

私たちはウソを嫌い、無責任な人を嘆く一方で、ウソをつく人の高圧的な態度に信頼感を抱くという、極めて矛盾する心をもっています。

それがウソつきにますます力を与え、権力者の足場を強固にしていくのです。

とにもかくにも、こういったことから鑑みると森友問題の真相は藪の中

「国有地を法外な値段で取引した」という事実と、「公文書を改ざんした」という事実以外、どうすることもできない。関係したとされる人たちを一同に集めて、問いつめるしかありませんが、そんなことには絶対にできない。

もちろん「肩書きある人たち」が、「ひょっとすると自分の振舞いが事件を引き起こしたのかもしれません。申し訳ない」と頭を下げれば別ですけど……。ムリ、か。

image by: Flickr






















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/292.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 日建連山内会長、リニア談合事件で「深くおわび」(何故お詫び??)
  未だ談合の疑惑を認めない会長が、お詫びしたというが。何を、何故謝ったのか、疑問に思うのは自分だけか??

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

日建連山内会長、リニア談合事件で「深くおわび」

2018/3/28 14:57
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28681230Y8A320C1XQ1000/

 日本建設業連合会(東京・中央)の山内隆司会長(大成建設会長)は28日の定例記者会見で、リニア中央新幹線の建設工事を巡る入札談合事件について、「会員企業とその関係者が起訴されたことを日建連として厳粛に受け止めている。多くの皆様にご心配をおかけしていることを深くおわびします」と述べた。係争中の事案となるため、それ以上の発言はなかった。

*(画像) 記者会見する山内隆司日建連会長(大成建設会長)https://www.nikkei.com/content/pic/20180328/96958A9F889DE0EAE4EAE3E0E1E2E0EAE2E1E0E2E3EA8A83E3E2E2E2-DSXMZO2868121028032018XQ1001-PB1-1.jpg

 日建連は国土交通省が3月20日に策定した「建設業働き方改革加速化プログラム」に対応するため、働き方改革の推進方針も28日公表した。週休2日の定着と技能労働者の賃金水準を改善する取り組みについて会員各社に要請するほか、他の団体と共催で2018年度から毎月第2土曜日に現場を閉所する「統一土曜閉所運動」も開始する。進捗状況は随時、国交省に報告する予定だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/293.html

記事 [政治・選挙・NHK242] いよいよ大阪地検の捜査が本格化。その支援のため内閣支持率20%台へ。

いよいよ大阪地検の捜査が本格化。その支援のため内閣支持率20%台へ。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201803/article_28.html


佐川氏の喚問は、安倍政府を守るためと、自身の自己保身の証言拒否であった。しかし、官邸サイドの話は見事すぎるぐらいに断定し、自身、理財局絡みは全て拒否したことの落差の大きさに、国民の誰もが嘘だとわかってしまった。

佐川氏の罪は喚問証言によっては、全く期待出来なくなった。理財局の太田局長は、佐川氏がかなり関与していたと言っていたが、全くのその期待は外れた。太田局長や、その下の職員のガッカリした声が聞こえてきそうである。佐川氏が指示してやったと言ってくれれば部下も一安心しただろうが、これでは、内部でまた生贄探しをやらなければならない。

検察も佐川氏が自分が指示したと言ってくれたら、捜査の手間も省け、仕事も楽だったが、完全に自己保身モードに入ったので、検察の力で捜査しなければならなくなった。

今回の大阪地検もさすがに本気のように感じる。理財局の職員のパソコンメール、携帯電話記録、メールなどを任意提出してもらっているという。また、小沢一郎氏の秘書らの逮捕の時、各地の検察から200名ほど応援に入ったと言われるが、今回も各地から応援が入っていると聞いている。

日テレが検察に食い込んでいる。検察からのリークと思われるが、佐川氏が改ざん指示したことを伺わせるメールの証拠を得たとのニュースを流した。このレベルのメールが見つかるということは、官邸サイドからの指示メールも含まれているかもしれない。個人メールは削除可能だが、大元のサーバーなどには記録が残っていることがある。それも検察は調べているようだ。

森ゆうこ氏のツイートでは、文書があるフォルダーにアクセス出来、パスワードを知ってくる人数は19人もいるそうである。理財局は、内部で調べると言っているが、こんなことはもう既に誰が指示して、誰が作業をしたかはとっくの昔にわかっている。

麻生氏、首相が早く調べるように理財局に言っているというが茶番である。公文書を改ざんするなどという空前絶後の行為を職員の誰かがこっそりやるなんてありえない。まずは、局長が知っている。また局長が単独でやるなどもあり得ない。局長答弁は、安倍首相の秘書官、内閣官房との調整、打ち合わせをやるので、官邸サイドと相談していることも間違いないと思っている。


佐川氏があまりに証言拒否したものだから、以下の記事のように名指しで「決裁書改ざん」、「偽計業務妨害」で刑事告発された。検察も名指しの刑事告発を受けて、逆にやり易くなったと思われる。検察も誰かを逮捕しないと面子が掛かっているので、佐川氏もアウトだろう。結局自分が、迫田氏、昭恵氏らの責任も全て受けて逮捕されるだろう。

今は改ざんが注目されているが、本来の不当値引きを指示し、働き掛けた迫田氏、昭恵氏の追及は止めることは今後も出来ない。検察、国会議員を支援するために国民側も根強く声を上げなければならない。なんとか内閣支持率を20%台に持っていかなければならない。

佐川前長官を決裁文書改ざんで大阪地検に刑事告発〈週刊朝日〉
https://dot.asahi.com/wa/2018032800027.html
 国会で証人喚問された前国税庁長官、佐川宣寿氏らが虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪で28日までに、大阪地検に刑事告発されたことがわかった。
訴えたのは、東京都の男性。告発状などによると、佐川氏、財務省理財局が改ざんした決裁文書が国会に提出されて以降、森友学園の国会審議は、虚偽の決裁文書、公文書を前提にして行われ、それが偽計業務妨害にあたるというものだ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/294.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 野党は獲得目標を昭恵氏喚問一点に絞れ(植草一秀の『知られざる真実』)
野党は獲得目標を昭恵氏喚問一点に絞れ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-210d.html
2018年3月29日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍昭恵氏の証人喚問こそ国会が責任をもって実現するべき責務である。

そもそもの問題は時価10億円程度の国有地が、実質200万円で払い下げられたという問題である。

この国有地不正払下げ疑惑が問題の核心である。

佐川宣寿元理財局長が証人喚問されたが、肝心の国有地払い下げ事案に関しては、「適正処理」との主張を変えなかった。

しかし、客観的に、この国有地払い下げが「適正処理」であったことは立証されていない。

8億円の値引きが正当なものであったのかどうかが焦点になるが、この点に無数の疑義がある。

森友学園からの要請に従って、近畿財務局の池田靖国有財産統括官が、

「理事長がおっしゃるゼロに近い金額まで努力するという作業を今やっている」

と答え、その結果として提示されたのが、実質200万円という価格だった。

「価格交渉をしたことはない」

「事前に価格を提示したことはない」

という佐川宣寿氏の国会答弁は虚偽であったことが裏付けられている。

国会は国有地払い下げが不正な払い下げであったことを立証する責任を負っている。

国有地が適正に払い下げられたのなら、安倍首相夫妻が関わっていようがいまいが、大きな問題にはならない。

安倍首相が「自分や妻が関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める」と明言したことは、この国有地払い下げに問題があったことを吐露したものだ。

財政法第9条違反、そして、刑法の背任罪についての事実関係を明らかにして、検察が立件、起訴することが先決だ。

この事案に安倍昭恵氏が関与した疑いが濃厚になっている。

だから、安倍昭恵氏の証人喚問が必要なのだ。

一方で、公文書の改ざん=虚偽公文書作成自体が、民主主義の根幹を破壊する重大事件である。

このことだけで、内閣総辞職が必然であることは論をまたない。

この問題が発覚して国会証人喚問という話になったのだから、野党は優先順位をつけて、安倍昭恵氏の証人喚問を要求するべきだった。

与党が受け入れなければ、国会審議に一切応じないという、強い姿勢を示すべきだった。

佐川氏の証人喚問で腰砕けになってしまっては、敵の思うつぼなのだ。

明日3月30日午後4時から衆議院第一議員会館多目的ホールで、

「オールジャパン学習会
 もういい加減にしろ!安倍政権」

が開催される。学習会終了後は、国会前抗議行動への参加も予定している。

主権者はいまこそ、大きな声を上げて行動するべきである。

市民が変える日本の政治 オールジャパン学習会
    もういい加減にしろ!安倍政権
−壊憲・国民投票制度・もりかけ・働かせ方改悪−

2018年3月30日(金)
衆議院第一議員会館多目的ホール

午後3時30分開場 午後4時開会 参加費無料

住所:東京都千代田区永田町2-2-1
最寄り駅•国会議事堂前駅(東京メトロ丸ノ内線、千代田線)
•永田町駅(東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線)

予定しているプログラムは以下の通り

開会挨拶 オールジャパン平和と共生最高顧問
 前日本医師会会長 原中勝征

第1部 「モリカケに幕引き」でなく
    「モリカケで安倍政権に幕引き」だ

森友国有地不正払下げ事件
 森友学園問題を考える会・豊中市会議員 木村 真

加計学園補助金詐取疑惑
 今治加計獣医学部問題を考える会共同代表 黒川 敦彦

財務省『森友文書』改ざん問題
 野党合同ヒアリング 国会議員

第2部 壊憲発議と国民投票制度の欠陥

憲法改正問題の論点整理(講演) 
    伊藤塾塾長・弁護士 伊藤 真

巨大広告代理店と憲法改正国民投票(講演)
    作家 本間 龍

パネルディスカッション・質疑応答
    コーディネーター 
    弁護士 佐久間 敬子

総括および今後の運動方針

 オールジャパン平和と共生運営委員 
     山田 正彦・植草 一秀

主催:オールジャパン平和と共生
https://www.alljapan25.com/



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/295.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 全経済産業労働組合副委員長・飯塚盛康氏から、谷査恵子氏への手紙 
全経済産業労働組合副委員長・飯塚盛康氏から、谷査恵子氏への手紙
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/49f5c01529db5aaf4790a2157171018a
2018年03月29日 のんきに介護


谷査恵子(在イタリア日本大使館1等書記官)は、

27日、同大使館が管轄するマルタで朝日新聞の取材に応じ、

昭恵の指示や関与を否定した。

財務省に問い合わせ、

学園前理事長の籠池泰典被告にファクスで回答していた。

回答には

「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」と記されていた。

この表現について、

谷氏は

「(籠池前理事長が)夫人と直接やりとりされているような方だったのでそのように書いたのであり、意味はない」

とコメントした。

それを伝え聞いた全経済産業労働組合副委員長・飯塚盛康さんが

手紙を認めた

(下記〔資料〕参照)。

愛情が籠っていると思う。

谷さん、

組織の中で自分を見失わず、

官邸の描いた筋立てにしっかり抵抗して欲しい。


〔資料〕

谷査恵子氏(元昭恵氏付職員)の「昭恵氏の指示なかった」はノンキャリ国家公務員の仕事おとしめるもの

   BLOGOS/ 国家公務員一般労働組合 2018年03月29日 16:46

☆ 記事URL:http://blogos.com/article/287006/

3月28日に配信された朝日新聞デジタルの記事です。


昭恵氏付の職員だった谷氏、指示や関与を否定
朝日新聞2018年3月28日09時24分


 学校法人・森友学園をめぐる国有地の取引問題で、安倍晋三首相の妻の昭恵氏付の職員だった谷査恵子・在イタリア日本大使館1等書記官が27日、同大使館が管轄するマルタで朝日新聞の取材に応じ、昭恵氏の指示や関与を否定した。

 谷氏は2015年秋、取引について財務省に問い合わせ、学園前理事長の籠池泰典被告=詐欺罪などで起訴=にファクスで回答していた。回答には「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」と記されていた。この表現について、谷氏は「(籠池前理事長が)夫人と直接やりとりされているような方だったのでそのように書いたのであり、意味はない」と説明。問い合わせが昭恵氏の指示によるかについて「いろいろ言われているが、そういうことはない」と述べた。

 こうした問い合わせが取引に影響したかについて、谷氏は「なかった」と否定。野党側が谷氏の証人喚問を求めていることに対しては「(国会に)出るかどうかは自分で決められることではない」と語った。(マルタ=河原田慎一)



 この報道について、経済産業省の仲間でつくる全経済産業労働組合副委員長の飯塚盛康さんが谷さんに宛てた手紙を書いてくれたので以下紹介します。

谷査恵子さんへ

 昨年3月23日、籠池泰典氏が証人喚問で安倍昭恵付職員の谷さんからFAXをいただいたと発言しましたが、その翌日、国会で菅官房長官は谷さん個人が行ったものだと答弁しました。

 私は3月25日のFacebookに、国家公務員が昭恵氏や上司の指示も受けずにこのようなことを行うはずはなく、昭恵氏も菅官房長官も谷さん個人に責任を負わせることに元経済産業省の職員として腸が煮えくり返る思いだと書いたところ、昭恵氏ご本人から「谷さんに責任を負わせようなどということは勿論思っていません。こんなことに巻き込むことになってしまい申し訳ないと思っています」というメッセージが来ました。

 しかし、その後昭恵氏はそのことについて何の説明もしていません。また、政府も質問趣意書に上司に相談もなかったと回答するなど、徹底的に谷さんが個人的に行ったことだとしてきました。

 国家公務員は入省すれば組織の一員として、上司などに判断を仰ぎ、決して個人の判断で業務を行ってはいけないと教えられてきました。少なくとも、あなたや私がいた経済産業省ではそう教えてきました。

 FAXの回答に「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」と書いたことに「(籠池前理事長が)夫人と直接やりとりされているような方だったのでそのように書いたのであり、意味はない」と言ったそうですが、あなたは相手に手渡す文書に意味がない文章を入れるのですか? この文書を受け取った籠池氏が昭恵氏もこの案件について承知していたと受け取ると考えなかったのですか? 文書を書くという重さを教えられなかったのですか?

 あなたは問い合わせについても昭恵氏の指示を否定していますが、あなたは20年近く仕事をしていて、上司が直接やりとりをしている人からの問い合わせについて、個人の判断で他省庁に問い合わせたことがあるのですか?

 あなたは直接の上司である昭恵氏にも、職責上の上司である室長にも相談せず、指示も受けないでやったということですか?

 3月27日の証人喚問で佐川宣寿氏(前財務省理財局長)はFAXの件は谷さんが田村国有財産審理室長に電話で問い合わせし、電話で回答をもらったと言いました。あの回答内容を見れば文書でやりとりしたのは明らかですが、これは財務省が文書を出さないための答弁です。しかし、これによってあなたは上司(昭恵氏)が親しい人(籠池氏)だからということだけで個人的な判断で自分勝手に財務省の室長に電話で問い合わせをする職員ということになったのですが、それでいいのですか?

 また、あなたが籠池氏に送ったFAXには、「引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので、何かございましたらご教示ください。」とも書いてあります。あなたの説明では昭恵氏の指示もなく、個人の判断でやったことになりますが、「当方としても見守ってまいりたい」とあなた個人が勝手な判断でこの森友案件を見守るとはどういうことなんでしょうか? 民間企業に置き換えると、その企業の役員でもなんでもない社長夫人がいて、その社長夫人の親しい人に対して、ヒラ社員が個人の判断で勝手に企業が所用する土地を格安で売ることを進めたことになります。民間企業においても考えられないことですが、国家行政を担う国家公務員のルールとしてもあり得ません。

 もし、あなたが国家公務員として最低のルールを犯してまで業務を行ったというのであれば、多くのノンキャリは上司に相談もせず、指示も受けず、個人の判断で仕事をするというレッテルを貼られることになりますよ。

 あなたは佐川氏と口を揃えたように「昭恵氏の指示はなかった」と言いますが、佐川氏はキャリアであなたはノンキャリという違いがあります。ノンキャリのあなたがこんなことを個人の判断で勝手にできないことは、国家公務員なら誰にだってわかることです。あなたがこんなウソをつき続けることは、キャリア官僚の下で、黙々と国民のための仕事をしたいと日々奮闘している何万人というノンキャリ国家公務員の「全体の奉仕者」としての誇りを傷つけ、国家公務員の仕事そのものをおとしめる行為だということは肝に銘じてください。

 一方で、ノンキャリ職員のあなたに国会で証言させることになれば、その重さにあなたがつぶされかねないと心配もしています。昭恵氏が「谷さんに責任を負わせるつもりはない」と言うのなら、昭恵氏自らが国会で証言すべきだと私は考えています。(全経済産業労働組合副委員長・飯塚盛康)


























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/296.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 「大山鳴動してトカゲ(の尻尾)1匹」、されど国民の疑いは晴れない、佐川氏の答弁拒否は「安倍案件」の闇の深さを物語る(リベ
2018.03.29 「大山鳴動してトカゲ(の尻尾)1匹」、されど国民の疑いは晴れない、佐川氏の答弁拒否は「安倍案件」の闇の深さを物語る                  
広原盛明
(都市計画・まちづくり研究者)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4320.html

 3月27日、衆参両院での佐川証人喚問の様子を逐一テレビ中継で見た。喚問は、参院の金子委員長の尋問からはじまり、委員長から決裁文書の改ざんを「知っていたのか」「誰が、いつ、どのような動機で行ったのか」と問われると、佐川氏は「私は現在、捜査を受けている身。訴追の恐れがあるので答弁を差し控えたい」と証言を拒否した。この冒頭答弁にみられる佐川氏の答弁拒否姿勢は終始一貫して変わらず、衆院証人喚問でも最後の最後まで続くことになる。NHKニュースによれば、佐川氏の答弁拒否の回数は両院合わせて「少なくとも46回」に上ったという(私は途中で数えるのを止めた)。

 一方、14件300カ所にわたる広範な公文書改ざんに関して「理財局だけで判断したのか」「財務省幹部や政治家の関与はなかったのか」との問いに対しては、佐川氏は「国有財産に関する個別案件であり、理財局の中で対応した」「財務省の官房部局や総理官邸には報告していない」と証言した。そして、「理財局長の職にあった者としての責任」を問われると、「国会で大きな混乱を招き、行政の信頼を失う事態となったことについて、誠に申し訳ない」「当時の理財局長として責任はひとえに私にある」と謝罪し、理財局単独犯行説を滔々と展開した。

 要するに、政府・与党との綿密な打ち合わせの中で練られた佐川証言のシナリオは、(1)公文書改ざん事件に関して安倍首相夫妻や官邸などから指示を受けたことは一切ない、(2)公文書改ざんは財務省理財局があくまでも単独でやったこと、(3)しかし、その経緯や動機などについては捜査中なので話せない...というものだろう。つまり、安倍案件に関する疑惑の中身は一切話さないで、政府は無関係だとの表面的な結論だけを繰り返し述べるという筋書きだ。国家統治機構の根幹を揺るがす公文書改ざんという「大山鳴動」を、理財局ひいては佐川氏個人の責任に押し付けるという「トカゲの尻尾切り」で終わらせようとする作戦なのだ。

 佐川氏本人は「筋書き通りうまくいった」と思っているだろうが、それを引き出そうとした自民党議員の質問が稚拙極まりないものだった(余りのレベルの低さに呆れた)。午前中の丸川議員などは、なんら根拠を示すことなく「総理から指示を受けたことはありませんね」、「総理夫人から指示を受けたことはありませんね」と証人にわざわざ念を押す始末。これでは「喚問」というよりも「強要」であり、相手の主張を糺すというよりは質問者の意見に従わせようとする魂胆が丸見えだ。この手法を「官房長官は」「官房副長官は」「総理秘書官は」「財務大臣は」と次々と繰り返し、その都度佐川氏がオウム返しに「(指示は)ございませんでした」と答えるのだから、誰が見ても「八百長」か「やらせ」としか思えない。

 加えて、午後には別の自民党議員が「午前中は総理や官邸から指示はないとの明快な答弁をいただいた」と何回も証人に確認を求め、佐川氏からはその都度「間違いございません」との答えさせるのだから、これまた噴飯ものとしか言いようがない。こんなダラダラとした質問が続く中で委員会室では居眠りをしていた自民党議員もいたというから、よほど退屈だったに違いない。安倍首相のいう「丁寧な説明」を勉強した議員や官僚の「丁寧な質問」「丁寧な答弁」とは、およそこんなことをいうのだろう。

 さらに呆れたのは、証人喚問終了後に二階自民党幹事長が「これで国民の疑いは晴れた。明日からは粛々と予算審議や関連法案の審議に入りたい」と言い放ったことだ。「誰が、いつ、どのような動機で行ったのか」という野党質問には何一つ答えず、悉く答弁拒否した(させた)佐川氏の答弁によって「国民の疑いが晴れた」などとはよく言えるものだ。バカも休み休み言ってほしいと思う。自分たちの(低)レベルに合わせて国民を同一視するなど、この政党の驕りと劣化は今や「底なし状態」だといわなければならない。

 安倍政権(行政府)は、公文書改ざんという犯罪行為によって国会(立法府)を騙し続け、あまつさえ国会での真相究明を回避して解散に持ち込み、野党陣営の混乱に乗じて3分の2の議席を掠め取った。その上、証人喚問においても依然として答弁拒否状態に持ち込んで国会審議を空洞化し、国民の疑問に蓋をしようとしている。その背景には、安倍政権(行政府)による国会(立法府)支配はもとより、司法支配さえが視野に入っていると思わざるを得ない。

 そのことは、佐川氏が衆院での証人喚問の最後に「自分の答弁拒否で事態が解明されず、野党からお叱りを受けていることは承知している。しかし、この問題は司法が解明することだ」と呟いた言葉に象徴されている。検察はすでに籠池夫妻の長期拘留という形で証言封じに協力してことからも、安倍政権は公文書改ざん事件の立件はないものとみなして政治日程を組んでおり、そのことが佐川氏の証言拒否という強硬姿勢に通じているからだ。

 だが、安倍首相も自民党も国会から一歩外に出れば、証人喚問とは別世界の世論に包囲されていることに気付くはずだ。佐川氏も財務省も国民世論が彼らの「筋書き通り」にならないことは百も承知していると思う。すでにその兆候はあらわれている。内閣支持率が急落していることに加えて、マスメディアの姿勢がこの間、日に日に変化しているからだ。昨日の証人喚問後にNHKはこれまでの報道姿勢を修正し、「書き換え」を「改ざん」と呼ぶことを決定した。また証人喚問に対するコメントも政治部デスクに限定せず、社会部・経済部のデスクを同席させて盛んに発言させている。政治部が寡黙なのに対して社会部が発言力を高めている有様は、「みなさまのNHK」の復活を感じさせる。次の展開を期待したい。

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/297.html
記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川誘導尋問で炎上! 丸川珠代の本質を見抜いていたマツコ・デラックス「自民党の歴史の中でも最高峰のホステス」(リテラ)
佐川誘導尋問で炎上! 丸川珠代の本質を見抜いていたマツコ・デラックス「自民党の歴史の中でも最高峰のホステス」
http://lite-ra.com/2018/03/post-3913.html
2018.03.29 佐川誘導尋問、丸川珠代の本質を見抜いていたマツコ  リテラ

    
     自由民主党HPより


〈誘導喚問しました「ね」?〉
〈今回の質問政治素人の私たちでもはまったくの茶番劇にしか見えない。もっと鋭い質問できなかったかね。時間の無駄で残念でした。〉
〈だから与党の質問時間なんていらないと言われるんだよ。〉
〈あんな茶番の質問誰が納得します? 100%の国民は理解しません。誘導尋問なやり方をやるなら去ってください。〉
〈国民はそんなにバカばっかりじゃありやせんぜ。〉

 自民党の丸川珠代元環境相のTwitterアカウントが大炎上している。丸川参院議員は2013年を最後にツイートを更新していないのだが、27日の佐川宣寿・前財務省理財局長の証人喚問での尋問内容に怒りを覚えた市民から、いま、批判の書き込みが殺到しているのだ。

 当然だろう。念のため振り返っておくと、丸川議員は午前の証人喚問でトップバッターに立つと、まるで佐川氏との間に“台本”でもあるかのような阿吽の呼吸で「まさに本当に理財局のなかでおこなった話」などと引き出した。なかでも批判が集中しているのが丸川議員の“誘導尋問”だ。

 丸川議員は「佐川さん、あるいは理財局に対して、安倍総理からの指示はありませんでしたね?」「安倍総理夫人からの指示もありませんでしたね?」と、「ありましたか?」ではなく「ありませんでしたね?」と質問。佐川氏はすべてオウム返しのように「ございませんでした」と繰り返した。真相究明よりも、もっぱら安倍夫妻の関与を「否定」するためなのは明らかだった。

 こうした露骨な“誘導尋問”に対しては、元テレビ朝日アナウンサーの南美希子が27日の『バイキング』(フジテレビ)で「(テレ朝の)後輩ですけど、恥ずかしいですね」と一刀両断するなど、各方面から批判する声があがったわけである。

 丸川議員は昨日の国会で、「総理、総理夫人の指示はなかったんですね、という聞き方をしたら、答えを誘導しているのではないかというご指摘が出ている。そのような趣旨で聞いたのではない」と釈明したが、その後も一般ユーザーから〈どう見ても誘導尋問でした〉〈「ね」と語尾つけて質問するやり方は誘導尋問ですよ〉〈誰の作った台本だか知らないが、読むのダケはお上手〉などとツッコミが相次いでいる。

「官邸や自民党としては、和田(政宗)さんの太田理財局長への質問で批判が殺到したので、今度は女性の丸川さんに立たせたてソフトイメージを狙ったのでしょうが、所詮、安倍首相の“子飼い”議員。あの官邸擁護の誘導的な尋問は、そうした丸川さんの地金が出たということでしょう」(全国紙政治部記者)

■アナ時代はリベラル発言も安倍チル議員になったとたん極右に

 丸川氏といえば、第一次安倍政権時の2007年参院選に初出馬し当選。安倍首相が直々に口説き落とした“安倍チルドレン”のひとりで、第二次安倍政権の2015年には環境相および内閣府特命担当大臣(原子力防災)として初入閣するなど、首相の寵愛を受けてきた。

 ちなみにこの初出馬時、丸川氏は、宗教団体・幸福の科学から選挙応援を受けている。当時、これを報じた日刊ゲンダイ(07年7月31日付)によれば、幸福の科学の信者が「丸川への投票を呼びかける電話作戦を展開し、当選に大いに貢献した」という。実際、日刊ゲンダイの取材に幸福の科学側も「これまでの安倍政権の仕事と方向性を高く評価し、丸川珠代氏を応援しました」とコメントしている。

 まあ、それはともかくとしてもだ。いまとなっては信じられないかもしれないが、実は、丸川氏はある時期まで、リベラルなスタンスの発言をするタイプの人間だった。たとえば、テレ朝時代の2003年に刊行した金子勝・慶応大学教授との共著『ダマされるな! 目からウロコの政治経済学』(ダイヤモンド社)では、当時の小泉政権によって進められていたネオリベ的な小泉改革や、米国ブッシュ政権によるイラク戦争の強行などを鋭く批判していたのだ。

 ところが、前述のとおり安倍首相に見初められ、安倍チル議員になると、その丸川氏が「日本の核武装に対して検討を始めるべき」などと主張しだすなど、どんどん「右傾化」していく。しかも、単に保守寄りの政治思想に“転向”したというようなものではなく、ネット右翼のようなフェイクまで言い始めたのである。

 たとえば、月刊誌「WiLL」(ワック)11年3月号に掲載された渡部昇一・上智大学名誉教授との対談では、民主党政権が前年に導入した子ども手当について、渡部氏の「(子ども手当を目当てに)中国人や韓国人が役所へやってきて、一人で数十人も申請するようなケースが出てきてしまった」というデマ丸出しの主張に丸乗りして、「子ども手当は、子供が日本国内に住所を有せず、かつ日本国民でない場合は支給しない」という条項をつければ「あのような事態は未然に防ぐことができたんです」などとヘイトスピーチまがいのデマを言いふらしていた。さらに、同対談ではネトウヨ的歴史修正主義の片鱗ものぞかせている。

「私たち世代が受けてきた歴史教育は、明治時代までがせいぜい。それ以降の戦争を学び、『自虐史観』を持つ以前の段階でおわってしまうようなものなので、あまり判断材料が足りませんでした。ようやく今、インターネットなどで情報を共有し合う若い人たちのつながりが出てきたことで、『本当の歴史』を知ることができるようになった」

■辻元デマ攻撃、原発反対派叩き…どんどんネトウヨ化していった丸川珠代

 ネットで「本当の歴史を知った」とは恐れ入るが、実際、丸川議員がネトウヨにかなりのめり込んでいることを如実に表すエピソードもある。それは、2015年7月、安倍首相が安保法制の説明のため、自民党の広報ネット番組『Café Sta』に出演した際のこと。丸川議員はインタビュアーをつとめたのだが、いきなり「辻元清美が乗ったピースボートが自衛隊に護衛を要請した」というネトウヨが流したデマとして有名なネタを、したり顔で語り始めたのだ。安倍首相も一緒になって「実際にいざ危なくなると、助けてくれと、こういうことなんだろうなと思いますね」と辻元叩きをおこなった。

 だが、実際には辻元氏はこのとき、乗船などしておらず、ピースボートとも関係がなくなっていた。結局、丸川氏は辻元氏に抗議を受けて謝罪する羽目になったが、こういう根拠のないデマ攻撃は“親分”の安倍首相とそっくり。というか、そのネトウヨ的性質を注入されたということなのではないか。

 ほかにも丸川議員は、環境相時代の2016年2月、長野県の講演で東京電力福島第一原発事故後に国が除染に関する長期努力目標として「年間1ミリシーベルト」と定めていることに関し、「何の科学的根拠もない」「反・放射能の人がワーワー騒いだ」と発言して大きな問題となった。後日、丸川議員は謝罪したが、こうした発言もまた、“安倍首相のお気に入り女性政治家”として口から出たものであり、原発再稼働を推進する安倍政権のグロテスクな本音と考えるべきだろう。

 こうした丸川氏の経歴を見ても、今回の佐川氏証人喚問での“誘導尋問”も、当然、べったりである安倍首相のためと言うしかない。丸川氏にはテレ朝時代から“オヤジ転がし”なる評判があったというが、転がしに転がして、権力構造をのし上がっていくうちに、逆に自分が極右オヤジの操り人形みたいになってしまった。どうやらそういうことらしい。

 もっとも、こうした指摘をしているのは、本サイトだけではない。実は、あのマツコ・デラックスも、丸川議員が環境相として初入閣した際、「EX大衆」(双葉社)2015年12月の連載で同様の苦言を呈していた。

■丸川珠代の豹変に「テレ朝時代、けっこう好きだったのに」と驚いたマツコ

 2007年の参院選後に丸川氏と話したことがあるというマツコ。だが、組閣時の写真で安倍首相の背後で微笑む丸川大臣をみて、「エッ!? 丸川さんって、こんな笑い方する人だったっけ!?」と思ったという。マツコはこのように綴っている。

〈テレ朝時代の丸川さんのこと、アタシけっこう好きだったのよ。女子アナ・ブームにも踊らされていなかったし、女性蔑視的な発言をする人に対してはっきりと反論するという話も聞いていたの。〉
〈だから、自民党から参院選に出馬するって聞いたときも、「あっ、自民党にもこういったタイプの人が入って、新しい面を見せてくれるような時代になったんだ」と思っていたの。
 でも、結果は──。これまでの自民党の歴史の中でも最高峰のホステスぐらいの仕上がりになっていたからね。〉

 マツコはこのコラムを、〈丸川さんがこのまま順調に出世して、もし巨大な権力を握った時、「いままでのことは、ウッソで〜す」とかベロを出して、狸ジジイたちを全員政界から抹殺するぐらいのこと、してくれるんだったら、「たいしたタマね」ってなるんだけど〉と言って、丸川氏へのほのかな期待を捨てきれないと締めていた。

 はたして、それから2年以上の月日が流れた。丸川珠代は国会で醜悪な誘導尋問を繰り出している。その目は私たちのほうには向いておらず、安倍首相に釘付けだ。マツコの「一縷の望み」が現実になる日は、おそらく、永遠にやってこないのだろう。

(編集部)





















































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 長官会見を減らす?辻元清美が「待った」をかけた!  
長官会見を減らす?辻元清美が「待った」をかけた!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_352.html
2018/03/29 15:11 半歩前へ

▼長官会見を減らす?辻元清美が「待った」をかけた!

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は29日、菅義偉官房長官が回数削減を念頭に自身の記者会見の在り方を検討する可能性に言及したことを批判した。

 「(森友学園を巡る)決裁文書を改ざんし、情報公開の窓も閉めてしまう。それで国民が納得するのか」と、国会内で記者団に述べた。

 同時に「よほどお疲れなのか、記者に突っ込まれるのが嫌な案件が多すぎて減らしたいのか、どちらかだ」と皮肉った。

 菅氏は28日の衆院内閣委員会で、原則的に朝夕2回行う記者会見について「2回は海外でも例を見ない。これから検討したい」と述べた。  (以上 共同通信)

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 「海外でも例を見ない」というのは、たぶんトランプ政権のことを言っているのだろう。菅義偉に言いたい。

 ここは日本だ。日本には日本なりのルールがある。何十年も前から内閣のスポークスマンである官房長官は午前と午後に記者会見することになっている。

 なぜか?官房長官と言えば家老だ。多忙な首相に代わって官邸のすべてを取り仕切っている。そこには政治、経済はもとより、軍事、外交、文化、スポーツ、主な事件、事故、内外の不祥事まで神羅万象、すべての情報が集まってくる。

 民主国家である日本は官邸が情報を独占し、国民をつんぼ桟敷に置くのではなく、可能な限り公開する。そのために考えられたのが官房長官の朝夕の定例会見である。

 菅義偉ごとき一議員が、長年の「良き慣習」をいじることは許されない。無礼千万である。













http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/299.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 前川氏講演問題、発端は安倍チルドレン〈AERA〉 
前川氏講演問題、発端は安倍チルドレン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00000030-sasahi-pol
AERA dot. 3/29(木) 7:00配信  AERA 2018年4月2日号

 
3月22日、国会内で記者団の取材に応じた池田佳隆氏。「地元の懸念を届けるのは当然」と関与は認めたが、記者団の質問は受け付けなかった (c)朝日新聞社


 前川喜平・前文部科学事務次官が名古屋市立八王子中学校で講演をした翌日の2月17日、同じ名古屋市内である国会議員の講演があった。文科省による講演調査の発端となった自民党議員の一人で、党の文部科学部会長を務める赤池誠章参院議員(比例)だ。文科省は当初、「外部からの問い合わせ」と議員の存在を隠していたが、赤池氏に加え、同部会長代理の池田佳隆衆院議員(比例東海)から照会があったことを明らかにした。永田町関係者は話す。

「名古屋を地盤とする池田氏は複数回文科省に問い合わせ、説明を求めている。そもそも思想信条の異なる前川氏を面白く思わない上に、地元紙の扱いが上司にあたる赤池氏の講演より前川氏が大きく、それが火に油を注ぐ結果になったようだ」

 問題発覚から約1週間、行方をくらました池田氏。ある名古屋市議がその心中を察する。

「地元では安倍政権の成果を熱く語る安倍シンパ。森友問題で追及される安倍首相に余計なダメージを与えることになり、合わせる顔もないでしょう」

 池田氏は日本青年会議所(日本JC)会頭を経て、2012年の衆院選で初当選。

「道徳教育などで文科省に不信感を持つかなりの右派」(文科省関係者)で、憲法改正にも積極的な立場だ。日本JC自体が憲法改正を目指しており、12年には憲法改正草案を発表。「個別的および集団的な自衛権を行使することができる」「軍隊を保持する」などとうたった。国民投票を見据えて、市民参加型の討論会を全国で実施。日本JCの機関誌「We Believe」(18年2月号)では首相官邸で安倍首相に憲法改正を含む政策提言をしたことがレポートされており、こう結んでいる。

「物言わぬ大衆である賛成派の意識を変革し、投票所までいざなうことが日本JCの使命である。2018年度こそ、日本人が自らの手で日本国憲法を改正し、自主自立国家日本を取り戻す勝負の年である」

 そんな改憲への思いが強すぎたのか、ツイッターには右翼を連想させるキャラクター「宇予(うよ)くん」が登場。JC関係者が中国や韓国政府、メディアを名指しし、「バカ二国と国交断絶、もしくはミサイル爆撃したほうがいい」などと投稿を繰り返して、日本JCは謝罪に追い込まれた。

 日本JCの入会資格は20〜40歳の男女。全国に約700の地域JCを持ち、会員は約3万6千人(18年1月現在)。大半は地域の企業経営者で、都道府県議や市区町村議を目指す政治家志望も少なくない。日本JCと政治とのつながりには、1978年に会頭に就任した、副総理兼財務相の麻生太郎氏の存在がある。JCのあるOBは、

「会頭ポストは麻生さんの承諾なしには決められない。07年の参院選で会頭経験者が野党から出馬する事態が起こり、逆鱗に触れて厳しくなった。麻生さんが力をつけるにつれ、ますます自民党の応援団になった」

 岡山JC出身の津村啓介衆院議員(希望、比例中国)は、

「飲み会などを大事にする体育会系のJCより、ビジネス交流色の強い日本商工会議所青年部(YEG)への加入者が増えており、政治色を強め特色を出そうとしているのかもしれない」

 倉敷JC出身の柚木道義衆院議員(同、同)も、こう嘆く。

「選挙の際は公開討論会を企画し、街づくり活動も熱心で貴重な存在。しかし安倍1強政権のためか、一部の人に極端な政治的行動が見られるなら残念だ」

 池田氏もその一人ということか。(編集部・澤田晃宏)






















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/300.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 麻生太郎 / 「TPPより森友か」(森友は、佐川証言で決着がついたと言いたげだが――) 
麻生太郎 / 「TPPより森友か」(森友は、佐川証言で決着がついたと言いたげだが――)
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2cb6858ee1742fb5ec2d2c5fa54bc1bf
2018年03月29日 のんきに介護


tama nekono@tomcat2013さんのツイート。





麻生財務相「TPPより森友か」 連日報道に不満示す
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018032901001175.html
2018年3月29日 13時01分 東京新聞

 麻生太郎財務相は29日の参院財政金融委員会で、連日報道されている森友学園を巡る決裁文書改ざん問題に関連し「森友の方が環太平洋連携協定(TPP)より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」と発言した。報道姿勢に不満を示したとみられる。

 麻生氏は、最近の新聞報道で森友問題に比べTPPに関する記事が少ないことに言及し「日本の新聞のレベルはこんなもんだと思って経済部のやつにぼろかす言った覚えがある」と話した。
(共同)

    
     麻生財務相





























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/301.html

   

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