トランプ氏「自分なら丸腰で突入」 銃乱射で警官の対応批判
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2018年2月27日 10:02 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP
ホワイトハウスで開かれた各州知事との会合に出席したドナルド・トランプ大統領(左、2018年2月26日撮影)。(C)AFP PHOTO / MANDEL NGAN
【2月27日 AFP】米フロリダ州パークランド(Parkland)の高校で起きた銃乱射事件をめぐり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は26日、自分なら丸腰でも現場に突入していただろうと語った。事件では校内にいた武装した警官が介入しなかったとされ、トランプ氏は対応を改めて批判した。
マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High School)で今月14日に発生した事件では、元生徒が校内に進入して銃を乱射し、生徒や教員ら計17人が死亡した。
トランプ氏はホワイトハウス(White House)で開かれた各州知事らとの会合で、「私があそこにいたら間違いなく突入していたと思う。武器を持っていなくてもだ」と発言。「今この部屋にいる人の大半も同じことをしたと思う。(どう行動するかは)実際に試練に遭うまで分からない」などと述べた。
現場に配置されていた武装警官の対応を厳しく批判していたトランプ氏はこの日も、一部の地元警察の行動は「率直に言って極めて不快だ」とぶちまけた。
警官の弁護士は26日の声明で、この警官が「臆病者で警官の基準を満たしていないという主張は明らかに真実でない」と反論。事件当時、校舎の外に身を置いたのは銃声が外から聞こえたと思ったからだとしている。(c)AFP/Michael Mathes