お茶の会をセットできない安倍首相!
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2018/02/10 23:46 半歩前へ
▼お茶の会をセットできない安倍首相!
五輪と言う磁石に引き寄せられて、日本の首相、米国の副大統領、北朝鮮のナンバー2が韓国ソウルに集った。そうそうあり得ない機会を五輪が呼んだ。このチャンスを米朝戦争回避に生かさない手はない。
安倍晋三はなぜ、動かないのか?ペンスは北朝鮮との「接触の機会を否定しない」と受け入れる姿勢を示している。北朝鮮も思惑はどうあれ、党内序列第2位で最高人民会議常任委員会委員長の金永南を送り込んで来た。
双方ともこれまでのいきさつがあるので自分の方からは切り出しずらいだろうが、仲介があればその限りではないと思う。別に政治の話に入り込まなくても、お茶を飲むだけでいい。五輪の話題に限ってもいいではないか。
とにかく米朝のトップクラスが膝を突き合わせて雑談するだけで両国関係の緊張はほぐれよう。もちろんこんなことで対立が解消するわけではないが、この場の「雰囲気」は必ずトランプと金正恩にじかに伝わろう。
これが大事なのだ。相手が化け物ではなかった、ということだけは分かったと思う。相手を知らないことが疑心暗鬼を生む。その警戒心から、「やられる前にやってやれ」と先制攻撃が始まる。
過去の戦争は大半がごく些細なことから始まった。だから相手を知る。誤解を解く。そのための努力をする。これが重要なのである。
私が安倍なら、この機会を逃さずに仲介の労を取る。ペンスと金永南がテーブルを挟んでお茶をする。結構な話ではないか。
かなり前になるが私は実際の金永南に会ったことがある。この人は金正恩のじいさん、金日成の時代からの生え抜きで、今では家老兼爺やみたいな役柄だ。年も年だし今さら首根っこを掻かれる心配がないので安心して金正恩は相談している。
だから、ペンスとお茶を飲めば、金永南は必ず若殿、金正恩に詳細を報告する。お茶会は大いに意味のあることなのである。
安倍晋三はどうしてそんなことが分からないのか? 「最大限の圧力」を叫んで、米朝衝突の危機が回避できるとでも思っているのか?
もし、安倍が2人をお茶の席につかせることが出来たら、世界は安倍晋三を見直すだろう。危機回避に真剣に取り組むアジアの指導者として、世界の尊敬を集めるだろう。
それが出来ない愚か者が安倍晋三だ。