安倍国難 / 「50年、100年先の未来を見据えた国づくりを行う。国のかたち、理想の姿を語るのは憲法だ」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e5c039fafa68522a1c12b7a39dd74fa0
2018年01月22日 のんきに介護
憲法の使命は、
為政者を縛ることに意味がある。
こんな風に
首相に理想の憲法などと言わせないことが
肝心だ。
この点、毛ば部とる子 @kaori_sakaiさんが
安倍の施政方針演説を紹介した上、
こんなコメント。
安倍首相「50年、100年先の未来を見据えた国づくりを行う。国のかたち、理想の姿を語るのは憲法だ」
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) 2018年1月22日
⇒これは間違いです、ってことも、ちゃんと添えて報道すべきだと思う。施政方針演説で首相が言ったと伝えるだけでは、多くの人がそういうものかと信じてしまう危険がある。
安倍の間違いって、
訂正して済むような誤謬の類ではない。
大袈裟なようだが、
「こいつの正体は、ナチス」
と断罪しなければならないような
間違いだ。
上掲、間違いは、
意味不明なものとして非難するしかない。、
何となれば、安倍にはそもそも、
改憲やれと立法府に命令する権限がない。
然るに、安倍は、
タイトルに述べた如くな憲法観を語った上、
施政方針演説では
「各党が憲法の具体的な案を国会に持ち寄り、憲法審査会で議論を深め、前に進めていくことを期待する」
と述べるにとどめた。
これでは、
まるで総理大臣が絶対君主制下の君主だ。
思い出すのは、
明治の初め、天皇が口にした
5箇条のご誓文の
「 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ」の件だ。
こんな下賜のような言葉、
どう考えてもまともな首相が語ったとは思えない。
言いたくないが、
狂人の言だ。
政治的に追い詰められたとき、
あれは、
嗜んでいるアヘンのせいだとでも答えるつもりだろうか。
「国の力は人」=明治にならい改革決意−施政方針演説・アラカルト
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012200683&g=pol
2018/01/22-14:56 時事通信
「国の力は、人にあり」。安倍晋三首相は22日の施政方針演説の冒頭、明治時代の教育者・山川健次郎の言葉を引用した。今年が明治維新から150年に当たることを踏まえ、「身分、生まれ、貧富」を問わず人材を登用した明治の国づくりを参考に、自らが掲げる1億総活躍社会などの実現に決意を示した。
山川は旧会津藩出身で、会津戦争で白虎隊の一人として明治政府と戦った。維新後は物理学者となって東大総長も務め、若者や女性の教育に力を注いだ。首相は「明治の先人にならい、あらゆる日本人にチャンスをつくる。今こそ新たな国づくりの時」と強調。明治という時代が育てた人材が急速な近代化の原動力を担ったように、人づくり革命などを通じ、現代の「国難」と位置付ける少子高齢化を克服することを誓った。
首相は、天竜川の度重なる氾濫に、植林による治水事業で貢献した明治の実業家、金原明善にも言及。金原の「50年、80年先の国土を富ます」との言葉を引いて、「50年、100年先の未来を見据えた国づくりを行う。国のかたち、理想の姿を語るのは憲法だ」と訴え、宿願の憲法改正に向けて与野党の議論が進むことに期待を示した。
演説は1万1680字。昨年より458字少ないが、平成以降の施政方針演説のほぼ平均。