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2018年1月20日時分 〜
コメント [政治・選挙・NHK238] mpeaceさん / 「実は僕、慰安婦の方とお話した事あるんですが――」  赤かぶ
1. 2018年1月20日 00:02:59 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[679]
なぜ慰安婦というと朝鮮人の話ばかりで
日本人の慰安婦の取材てのはいっさいないんでしょうね

日本人も「誘拐された」とか言い出したら面白いのに
(「騙された」はいくらでもあるでしょうけど)
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/631.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] 物価高と重税を喜ぶ国民の敵!それがネトウヨだ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
5. 2018年1月20日 00:08:50 : Y9Mi2EZ7Ws : EZocKROzyfw[1]
>>2
それは一面的だな。
昔のマルクス主義的な左翼はグローバルズムに批判的だから、
移民には積極的ではないよ。露骨に反対すると極右と呼ばれるから黙ってるけど
本音では反対。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/624.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK238] 特報!安倍官邸がリニア疑惑捜査を「人事」絡め封印!   赤かぶ
1. 2018年1月20日 00:12:47 : CNfiuKIllo : wIrVe2XsWP4[45]

  スゴイ、安倍官邸 無敵 めさぜ永久政権


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/630.html#c1

コメント [Ψ空耳の丘Ψ62] UFO問題を考える 71:NWOとUFO問題の関連 3 あのに
4. 2018年1月20日 00:13:23 : 66utgH8agI : W6tKtqvYFcE[317]
>>3 あのにさんへ
丁寧に返答してくださりありがとうございます。

あのにさん自身が壮絶な経験をされているのですね。驚きました。
しかしそれも然り… と言っては本当に申し訳ないのですが、書いておられることの重要性から鑑みて当然かもしれません。
私はあのにさんの投稿記事を見るためにここ空耳へ来るのですが、牧場の話とその考察や、ケムトレイルの話はとても勉強になりました。空耳に埋もれさせておく書き込みではないですね。たくさんの人に読んでもらい、自分の頭でよく考えてほしい"教材"です。

並木伸一郎著「恐怖の地震兵器HAARP」読んでみたい。けど図書館には無さそう(笑)
ELF電磁波については調べて勉強します。
電磁波攻撃とケムトレイルは密接に関係しているような気がします。
提示してくださった記事やリンクも辿ってみます。

ありがとうございました。
ご自愛なさって、またいろいろと新たな見解を披露してください。
楽しみにしてあのにさんの記事を待つ一ファンより。
http://www.asyura2.com/16/bd62/msg/334.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK238] 北原みのり「『日韓合意』と『慰安婦』」〈週刊朝日〉 赤かぶ
3. 2018年1月20日 00:21:45 : Y9Mi2EZ7Ws : EZocKROzyfw[2]
日本のフェミもだめだなあ。
北原が愛想つかしたのもよくわかる。

>「だから、多様な『慰安婦』像を認めるべきだ。韓国の『支援団体』は被害だけを強調し、『慰安婦』を政治利用するナショナリストだ」と韓国の女性団体を批判するのが日本のフェミだ。

中にはそういう例もあっただろうよ。
だからといって例外を一般化してはいけないし、
全体の構造を見失ってはいけない。

貧乏だって幸せな人もいたから貧乏でよいだろうというようなもの。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/607.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 「北朝鮮と国交断絶」を呼びかけた河野太郎外相の「安倍の犬」化が止まらない! ついにはフェイクまで垂れ流し(リテラ) 赤かぶ
8. 2018年1月20日 00:22:55 : D59BPlfWVY : EBsVS5fVOhg[1]
しゃくれアゴ河野よ、顔色がどす黒いぜ。
目もいっちゃってるようだな。
閣僚になるとみんな○倍に、何か危ない○でも射たれてるんじゃないのか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/618.html#c8
コメント [国際21] 河野外相「日本外交は危機に直面」、ではどうする???(メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』) 無段活用
3. 2018年1月20日 00:24:32 : 5eZpS9HcSE : PIQtB6vzGqc[2]

カナダ政府は今週、バンクーバーの20カ国以上の国々との会議を「北朝鮮を議論する」と呼びかけた。これには、英国、米国、フランス、ドイツ、インド、タイ、韓国、日本など北朝鮮と戦った国々韓国、中国、ロシアが含まれる。北朝鮮はただの表の話だ。集まっている国々は、実際には中国と、彼らの差し迫った計画である、米ドル、ユーロ、日本円の代わりに金に裏打ちされた通貨について話している。

カナダは、米国とは異なり、世界各地の人々、あらゆる種類の民族的、文化的、人種的背景をうまく生き生きと調和させて成功しています。今週のバンクーバーでの実際の議論は、破産しそうな企業の米国政府を誰がどのように代理するのか、そして中国とその同盟国との交渉スタンスがどうなるのだろうかとなるであろう。
フルフォードレポート(1/15)

http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/681.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 河野外相の北朝鮮の漂流船は「制裁効果」安倍首相に輪をかけた心無い言葉だ(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
3. 2018年1月20日 00:28:32 : Ou2XdGrijI : DH6k8J9lxCw[38]
制裁の効果があれだけなら、はっきり言ってゴミが増えただけで何の効果も無いということではないか。燃料不足が原因ではない。沿岸部の平底船でイカ釣りに出るからだ。毎年やっているが、今年難破が特に多いのは折悪しく嵐が襲ったからだ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/623.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK238] 詩織さん「準強姦」事件で検察審査会が黒塗り文書開示 検審はブラックボックスか(週刊金曜日) 赤かぶ
1. 子猫[298] jnGUTA 2018年1月20日 00:29:01 : An4G6OWkrc : 01AKjCGqmo0[4]
この国に正義はあるのか?
これでは、昔の東映ヤクザ映画(高倉健など)とおなじだ。
あまりにも、汚いあらすじ映画と同じだ。
これでは、義憤にかられて、最後に命を掛けて
悪事を働くヤクザ組織に独りで乗り込む気持ちになりそう!
刑務所に入っても、悪人を懲らしめて正義を貫く東映映画が観たいのう。
正義は、力でもぎ取らないと、世間の人間(日本人)は
今の、悪徳政治に気が付かないのかも?検察に鉄槌を、悪人代官に
鉄槌を下そう。世直し賛成です
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/629.html#c1
コメント [戦争b21] インドの新型ICBMで「中国全土が核攻撃の射程内」(ニューズウィーク) 赤かぶ
2. 2018年1月20日 00:31:33 : Ou2XdGrijI : DH6k8J9lxCw[39]
ついでに日本全土も射程に入っている。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/548.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
26. 2018年1月20日 00:31:41 : 5eZpS9HcSE : PIQtB6vzGqc[3]

もともとバルト3国はソ連に併合された過去を持ち、反ロ感情が根強い。
エストニアのラタス首相がウクライナの対ロ制裁に触れ、安倍はG7との連携維持を表明せざるを得なかった。プーチンは面白くないはずだ。
ロシアと中国を刺激して、果たして国益を考えているのか?
地球儀を眺めて遊びに行っているのではないか。
日刊ゲンダイ抜粋


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c26

コメント [戦争b21] 米国務長官は自国軍をシリアから撤退させないと発言、不法占領を続ける意思を示した(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
4. 2018年1月20日 00:37:33 : Ou2XdGrijI : DH6k8J9lxCw[40]
アメリカ軍がシリアという独立国の国土に立ち入るのは侵略であって、国際法違反であることを認識している人間がどれほどいるか。ほとんどいない。何も考えていないのだ。この異常な侵略国にかつて日本も襲われた。大平洋戦争のことではない。明治維新のことだ。いまだに追放できないどころか、ますます深く侵入してきている。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/547.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK238] 河野外相の北朝鮮の漂流船は「制裁効果」安倍首相に輪をかけた心無い言葉だ(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
4. 2018年1月20日 00:57:49 : JBAEgrcgQI : kYDadkIdRx8[1]
ろくでもない人間のクズだと言うことだよ 安倍と同じだよ
顔を見ればわかるでしょ普通なら あんなバカにも期待してしまうJapanの悲しさよ
ならば子ネズミのガキとかやめてね もっと悪質だからね  殺されるよ
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/623.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK238] そんなに戦争をしたいのか 南北融和に苛立つ異様な世相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2018年1月20日 01:00:35 : jOF0t2kB5I : BWpA2p@C1tg[15]
喜び組 来ないみたい。

北のチビデブ、コロコロ考え変えるからね、

韓国がもてあそばれるのかも?

韓国が北から梯子はずされ恥じをかき  字余り

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/622.html#c9

コメント [カルト18] シャン・ベン・ハワイ警報は本物、北の仕業にしての開戦を阻止、NHK・北ミサイル誤報。またお前か偽ユダヤである ポスト米英時代
11. 2018年1月20日 01:01:10 : 5eZpS9HcSE : PIQtB6vzGqc[4]

おそらくハワイを隠ぺいの可能性のあるNHKミサイル警報
日本の放送局NHKは北朝鮮が日本へミサイルを発射したと言う警報を配信した。おそらくハワイを隠ぺいする目的で、NHKはABCニュースと比較すれば、国家緊急システムの一部ではない。「私も同じく」のシナリオとして間違った警報を出すことは容易にできる。私はそんなの買わない。他の放送局は警報を発信していない、軍事基地ではサイレンは出ていない、人々の携帯には文章は送られていない。この事件は、たぶん、誰かがハワイのボタンを偶然に推しただけだと思わせるための見出し強奪に過ぎなかった。フルフォードレポートより。



http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/731.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
630. 日高見連邦共和国[6167] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 01:02:39 : uX9lnrCXSU : Tc2__9nCo0g[3]

キチガイが、金曜の夜に延々と一人芝居&猿芝居。お疲れ様!(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c630
コメント [戦争b21] 多極化の陰に潜むアメリカの戦略 taked4700
4. やもめーる[-1411] guKC4ILfgVuC6Q 2018年1月20日 01:06:50 : FnglWB0kRk : rGKllwB5tfo[16]
ダメリカは一度落ちるところまで徹底的に落ちれば良い。
そうすれば「大人の国」へと成長するだろう。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/549.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK238] 杉原千畝(スギハラチウネ)が読めない安倍、「スギハラ@*?&」とごまかすの巻  赤かぶ
35. やもめーる[-1410] guKC4ILfgVuC6Q 2018年1月20日 01:13:14 : FnglWB0kRk : rGKllwB5tfo[17]
>>28
お前もその被害にあうんだよ。(笑)
な〜に人ごとみたいにってんだこのブヨブヨブヨクなヤク中バカは?(笑)
それともデンデンからの「おクスリ」が切れて禁断症状が出たか?(笑)
ほ〜ら、早く貰いに行けよ(笑)苦しいのはわかってるから。(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/544.html#c35
コメント [政治・選挙・NHK238] 「北朝鮮と国交断絶」を呼びかけた河野太郎外相の「安倍の犬」化が止まらない! ついにはフェイクまで垂れ流し(リテラ) 赤かぶ
9. 地下爺[1416] km6Jupbq 2018年1月20日 01:19:16 : Dqz8YaM4Ws : Z0KVA48O600[63]

    ↑↑


  薬物て怖いんだね!!   (*_*)


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/618.html#c9

記事 [経世済民125] リニア談合事件 事前に工事ごとのゼネコン選び調査委託か(JRが入札を操作)
 談合は難工事なら仕方ない、という解説者も居るが。特定の4社だけが工事受注できる技術を持つ、などありうるのか?
それとも偉い人と御友達、など特別な何かがあるのか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
リニア談合事件 事前に工事ごとのゼネコン選び調査委託か
1月18日 19時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180118/k10011293751000.html

リニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合事件で、JR東海側が駅の新設工事などの入札の前に特定の大手ゼネコンを工事ごとに選び、適切な施工方法を検討するよう非公式な形で調査を委託していたことが関係者への取材でわかりました。東京地検特捜部は、JR側に技術協力した工事を確実に受注するため、ゼネコン各社が談合していた疑いがあると見て捜査を進めているものと見られます。

JR東海などが発注したリニア中央新幹線の建設工事をめぐっては、「大林組」「鹿島建設」「清水建設」「大成建設」の大手ゼネコン4社が事前に落札業者を決めるなどの談合をしていた疑いがあるとして東京地検特捜部などが独占禁止法違反の疑いで捜査を進めています。

リニア関連の工事の入札は、業者が提案した施工方法や見積価格などを総合的に評価する方式などで行われ、JR東海側は提案される施工方法が適切かどうか判断できるようにするため、駅の新設工事などの入札の前に子会社のコンサルタント会社に調査を委託していました。
しかし関係者によりますと、JR側はこの子会社を通じて特定の大手ゼネコンを工事ごとに選び、適切な施工方法を検討するよう非公式な形で調査を委託していたことが関係者への取材でわかりました。
ゼネコンの中にはこうした調査に数億円の費用をかけているところもあるということですが、NHKの取材に対し大手ゼネコンの関係者は「技術協力をしても最終的には入札で他社との競争になるため、工事を受注できなければ赤字になってしまう」と話しています。

特捜部は、JR側に技術協力した工事を確実に受注するため、ゼネコン各社が談合していた疑いがあると見て捜査を進めているものと見られます。

これについてJR東海は「捜査に関わる可能性があるので回答を控える」とコメントしています。

●ゼネコン元社員「技術協力が談合の要因」
大手ゼネコンの元社員がNHKの取材に応じ、「リニア中央新幹線は地中深くを掘り進めるトンネル工事や地下に新駅を建設する工事など、これまでに経験がないほどの難工事で高い技術レベルが求められる。発注元がどのような工法を選ぶかによって工事の設計が変わり、発注額にも違いが出てくるが、今回のような難工事の場合には実際に施工するゼネコン側の技術を取り入れて協議していかなければ設計自体が進まないのが現実だ」と話しています。

元社員によりますと、施工方法などを検討する設計業務には通常、対価が支払われますが、入札の前にゼネコン側が非公式な形で技術協力をしても、それにかかった費用は支払われないケースが多いということです。
元社員は「発注側には、技術協力をして汗をかいてもらった業者に工事を出してあげたいという感情が出てくるし、ゼネコン側は費用を回収するためにどうすれば工事を受注できるか考えるようになる。入札に参加した業者が工事の設計に関わっていれば、ほかの業者との公平性も保てなくなり、談合が疑われる要因にもなる」と話しています。
そのうえで「海外では難工事などの場合に発注元が工事の設計段階から早期に入札を行い、建設業者とともに設計や工事を進めていく手法がある。現状のままでは透明性の確保が難しくなっているのではないか」と指摘しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)


http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/532.html

コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
27. 2018年1月20日 01:43:39 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-2870]
[2018-01-19]

外務省日本研究所スポークスマンの回答

朝鮮民主主義人民共和国外務省日本研究所スポークスマンは、日本の安倍一味が反共和国制裁・圧迫策動をいっそう執拗に追求していることと関連して18日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、一部欧州諸国を行脚した日本首相安倍が各国との双務関係を協議する機会を借りて、毎回われわれの「核、ミサイル開発」と拉致問題を持ち出しこれらの国を反共和国圧迫共助に引き入れようと悪辣に策動した。

安倍は「北朝鮮がビリニュスとベオグラードも射程距離に入れる弾道ミサイルを開発した」、「ヨーロッパ全体においても重大な威嚇である」、「最大限の圧力を通じて北朝鮮の政策を変化させるべきである」と騒ぎ立てた。

外相の河野もアラブ首長国とカナダを歴訪して「北朝鮮が核、ミサイル開発を続けるための時間稼ぎをしている」、「北朝鮮のスマイル外交に横目をふってはならない」とし、外交断絶など圧力を扇動した。

安倍一味がわれわれの自衛的核抑止力を巻き添えにし反共和国圧力雰囲気を醸成する一方、国内で「国難」をつくりあげて全日本に恐怖の雰囲気をかもし出しているのはどうしてでも現行憲法を改悪して日本を戦争が行える国家にするところにその目的がある。

この度、安倍が欧州諸国を行脚しながらわが共和国に対する圧力を執拗に説教したのは、自国の危険極まりない目的実現のためにどれほど狂奔しているかを如実に示している。

圧力を強化すればわれわれが政策を変えることができると考えること自体が一国の首相としてはあまりにも愚かで幼稚な思考方式だと言わざるを得ない。

安倍一味が念仏のように唱える拉致問題についてあえて言うならば、われわれの誠意と努力によって解決済みの問題だということは周知のとおりである。

にもかかわらず、いまだに拉致問題をあちこち持ち歩いているのは長期執権を狙った欺瞞劇に過ぎず、不結果に対する責任は必ずや安倍一味が負うことになるであろう。

数百万朝鮮人民を強制拉致してあらゆる精神的・肉体的苦痛を浴びせた反人倫的犯罪に対しては清算しようとせず、罪の上塗りをするほど日本に与えるわれわれの罰もより大きくなるということを銘記すべきである。

安倍一味は天に唾するふうの行動を追求してはならず、変わったわが共和国の戦略的地位を直視し対朝鮮政策を変更するのがよいであろう。

http://www.naenara.com.kp/ja/news/?19+4764
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK238] 飛ばされた刑事局長!リニア疑惑の裏で暗躍する官邸!   赤かぶ
1. 2018年1月20日 02:15:12 : aR3MkGTjHg : N3GV4GyevuU[170]
『“リニア問題"の根本的な法の不備は二点…“大深度地下"の所有権・利用権は何処に有りや?とその“土地使用料"はどうなってんだい?っちゅうことさ。』

例えば、「温泉の発掘・利用規則」は法的に定められているし、それなりの「税金=使用料」を痴呆自治体に支払っている。
翻れば、「石炭採掘」だって同じ事さ。その“労働環境"は劣悪ではあるが「酷税」を納めていたことは事実であり、その分“国策企業としての発言力"が強かったのである。(<旧国鉄>がその好例である。)

が、<JR系新幹線企業>は“経営的に"そうは行かなくなってしまったのである。
民営化されてしまった以上、他の「私鉄」と同じ「土俵」で競わなければならない、にも関わらず、法的根拠皆無の“特別無料使用権&補助金貸与"政策を“閣議決定"しちまっているのである。
こうした、「法的根拠の無い法的手続き」は「脱法・違法・詐欺行為」であり、断固「司法の場」で白黒つけなければならないのである。
<ヒラメ司法>だって、いつまでも“ヒラメの温床"に寝っ転がってはいられないって。


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/635.html#c1

記事 [国際21] 「北朝鮮に行くなら遺言と葬式の準備を」と米国務省!  
「北朝鮮に行くなら遺言と葬式の準備を」と米国務省!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_175.html
2018/01/20 01:28 半歩前へ



▼「北朝鮮に行くなら遺言と葬式の準備を」と米国務省!

 「北朝鮮に行くなら遺言と葬式の準備を」と米国務省が死ぬこと前提のアドバイス。ネット情報の「ハフポスト」が報じた。

 「遺言と葬式の準備を」とは穏やかではない。米国は本当に北朝鮮と戦争する気なのか?「五輪期間中の攻撃はない」と言明したが、そのあとはどうなのか?

*********************

 「北朝鮮へ行くなら、遺言書を書いて葬式の準備をして」−−。アメリカの国務省が異例の勧告を出した。

 国務省は1月10日に更新した渡航関連情報で、北朝鮮を最も危険なレベル4の「渡航禁止」としている。

 「逮捕や長期的な拘束される深刻な恐れがある」ことを理由に、個人による北朝鮮への入国や経由を原則禁止しており、特別な許可がないと渡航できない。

 万が一許可を得て北朝鮮に渡る人たちに向けて、"遺言書の作成"や"葬式の準備"といった強い文言で注意を促した。

 「遺言書を書き、保険金の受け取り人を指定した上で、代理人弁護士を置く」

 「子供やペット、所有する財産、葬式などをどうするか愛する人と相談する」

 公式サイトでは、北朝鮮と国交がないため緊急な対応ができないことを強調。緊急時の情報源として、アメリカ政府のFacebookやTwitterをフォローするよう求めている。

 アメリカ政府は、1年以上に渡って北朝鮮に拘束されたアメリカ人で元バージニア大学生のオットー・ワームビア氏が解放された数日後に死亡したことを受けて、同国への観光客の渡航を禁止した。ワームビア氏は脳に損傷を負っていたと報じられている。

 インディペンデント紙によると、過去10年、少なとも16人アメリカ国籍の人たちが北朝鮮に拘束されている。 (以上 「ハフポスト」)



















http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/684.html

記事 [アジア23] 「韓国はあと何年で日本を追い抜く?」韓国ネットの予想は意外にも…
17日、韓国のインターネット掲示板にこのほど「韓国は日本を何年以内に追い抜くことができる?」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーの関心を集めている。資料写真。


「韓国はあと何年で日本を追い抜く?」韓国ネットの予想は意外にも…
http://www.recordchina.co.jp/b520728-s0-c60.html
2018年1月19日(金) 5時20分


2018年1月17日、韓国のインターネット掲示板にこのほど「韓国は日本を何年以内に追い抜くことができる?」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーの関心を集めている。

スレッド主は日本の現状について「少子高齢化問題がかなり深刻で、専門家らは『近い将来、韓国に逆転される可能性が非常に大きい』と話している」と紹介。その他にも「日本は経済成長率が低く、毎年マイナス成長率をたどっている」「日本はかつてリードしていた電子産業や自動車産業などの没落スピードが速まってきているそうだ」と低い評価が目立つ。一方で、韓国については「世界において韓国企業はだんだんと認知度を上げて、占有率も増やしている」とし、他のネットユーザーらに向けて「この調子だと10年以内に(日本を)超えられるかな?」と質問を持ちかけている。

これに対するネットユーザーからの回答は意外にも冷静だ。「全然」「超えられない」「大地震が起きない限り無理」との意見が圧倒的で、「東京=韓国」「フランス+英国=日本。韓国は両国を超えることすら難しい」「韓国人は同じことを(地球が)滅亡するまで言い続けるだろう」と皮肉な声も上がるほどだ。

また「韓国で少子高齢化が問題になっていないとでも?」「日本の現状が韓国の未来だと思う」と警鐘するコメントも寄せられた。

一方で、わずかではあるが「1人当たりの国民所得なら可能性はあるかも」「現実性があるとしたら、1人当たりの国内総生産(GDP)ぐらい」と限定的に認めるユーザーも見られた。(翻訳・編集/松村)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/502.html

コメント [政治・選挙・NHK238] 室井佑月「すごいお人だ」〈週刊朝日〉  赤かぶ
11. 2018年1月20日 02:28:19 : Rpo1AN281g : 7e8BsiggBBI[1]
日本のお上は結局やーさんの集まりだ。

日本の企業人は「仕事に情はいらない」という。
大企業は強く、中小企業が弱い。
重役、社長は結局既得権益の持ち回りとなる。

どう考えても新しい発想は育たないし、
国際社会からは遅れていく。

バブル景気も国民をこきつかった上でできたハリボテ。
ハリボテに綻びか出て来て、やれ戦争だ、となる。

この国に法律、ルールは存在するが、
有名無実化しているのだ。ルールさえも。今に始まったわけではなく。
何故ならこの国に存在する法律、ルールはハリボテの一種だからだ。

日本人は格好をよく気にするんだよ。
何故日本人が嫌われるのかまだ、
日本人自身がわかってないようだ。

国家に意味がなければ、国民も迷走する。
日本国の意味は既得権益がよく知っているだろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/609.html#c11

記事 [中国12] 習近平主席が努力も、中国はこの分野でまだ日本にかなわない―米華字メディア
17日、米華字メディアの多維新聞は、中国の習近平国家主席が推進する「トイレ革命」について、「努力しているが、まだ日本にはかなわない」と論じている。資料写真。


習近平主席が努力も、中国はこの分野でまだ日本にかなわない―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/b544628-s0-c30.html
2018年1月19日(金) 6時20分


2018年1月17日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は2015年4月、17年11月にそれぞれ「トイレ革命」に関する指示を発表し、観光地や都市、そして農村のトイレにも革命を起こし、市民生活に影響する問題点を解決することを求めている。米華字メディアの多維新聞は、この「トイレ革命」について各国メディアの報道を引用し「習氏は推進に努力しているが、まだ日本にはかなわない」と論じている。

記事によると、ドイツ紙ディ・ヴェルトは17日、「トイレットペーパー時代の終わりは人類の福音なのか」と題する記事で、「トイレは現在、革命を遂げており、イノベーションの中心にはお尻の洗浄機能がある。人類の健康や衛生、環境汚染の減少などの観点から、トイレットペーパーが淘汰(とうた)されることは良いことだ」と指摘。「その洗練された技術で知られるのが日本だ」とし「ドイツや他の国々は日本から学ぶべきだ」と論じている。

読売新聞は昨年11月、「中国の公衆トイレは間仕切りがなく、悪臭も強く、外国人観光客からは敬遠されてきた」などとし、習主席が、政府が進めている公衆トイレ美化運動「トイレ革命」についてさらなる改善を求める異例の「重要指示」を出したことを伝えている。

豪紙オーストラリアンも、中国の「トイレ革命」について「習主席にとって当面の急務だ」と指摘している。

香港英字紙のサウスチャイナ・モーニング・ポストは、世界トイレ機関の中国地区プロジェクトマネージャー、バイ・リン氏の話として「中国のトイレ革命は観光業を促進する目的で推進されている。だが衛生的なトイレは、多くの人々に不可欠なものだ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/508.html

コメント [原発・フッ素49] <お前もか>原子力規制委員会・更田委員長がトンデモ発言「帰還や復興を阻害するから、除染基準を引き上げるべき」 赤かぶ
16. 2018年1月20日 02:31:13 : q5UHoxXe2M : 5_KgT3fopec[135]
写真を見る限り、なるほど頭の芯からふけている。口も半開きだ。大丈夫か。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/347.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK238] <玉木や大塚とは会わずに小沢とは会う枝野の挑発芸、最高や!> 立民枝野代表と小沢一郎氏が会談、通常国会へ連携  赤かぶ
33. 22A[195] glGCUUE 2018年1月20日 02:31:57 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[2008]
こんなところかな。もと民進党の人たちの現在の動き。

・立憲民主党 + 民進党 左の純化派

 筋を通す人たちを引き付け,またそういう政党を好ましいと感じる人たちの支持を集める。衆議院では民進党(岡田克也など)は希望の党から排除されたということでは立憲民主党と同じであり,たぶん連携は進むだろう。参議院の民進党は排除されたわけではないが,個別に立憲民主党の理念政策に賛同する人たちが移動すると思われる。
 立憲民主党はしばらくは民進党左の純化派から個別に入党を受け付け,議席は増え,野党第一党を維持するだろう。市民連合との協定を大事にするので,共産党からの支援を受けられるのもこの勢力の強み。

・民進党+希望の党 鵺(ぬえ)の再合流派

 原理原則,理念政策なんて関係―ねえ,単に大勢力でいたいという人たち。
 政策文書は,いくら読んでもさっぱり意味が分からないあいまいな文書を作る。もちろん反対する人を減らすため。
 国民からは正体不明のこの党は愛想をつかされ,支持率は1%程度。
 それでも安倍政権にとっては,国会運営をスムーズに行うためにこの党の価値はあり,何とか野党第一党にしようとするだろう。
 当然支持率1%では次の参議院選で壊滅状態になるが,安倍政権にとってはそこまで存続することを望んでいるわけではない。改憲発議までこの党が存続していてくれたらいいのだ。

・希望の党 右の純化派

 主として希望の党の結党メンバーにより構成される。右のイデオロギーを大事に守るから民進党との合流には応じない。まして立憲民主党とは全く相いれない存在であり,そのうち維新と合流することも考えられる。

以下のことに気づいていない人がいるようなので,書いておくね。

自民党による憲法発議と国民投票は,来年の参議院選挙の前に行われる(後だったら2/3を割り込んでいるかもしれないから)。つまり改憲発議と国民投票までに,国政選挙はない。

改憲を阻止したいのであれば,選挙活動以外の手段でそれを行わなければならない。
国会においては自民党に対決する政党に活躍してもらうこと(特にそういう政党を野党第一党にする),また国会外における運動,とくに3000万人署名を集めること。これほどの署名が集まったら自民党も「国民投票を行ったら負けてしまう」と判断し改憲発議を断念することもおおいにありうる。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/534.html#c33

記事 [経世済民125] 日中が「最強の陣容」で取りに行く!シンガポール―マレーシア高速鉄道の受注戦が過熱―米メディア
17日、米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは、シンガポール―マレーシア高速鉄道の受注に向け、日本と中国の双方がそれぞれ最強タッグを組んだと伝えた。写真は中国の高速鉄道。


日中が「最強の陣容」で取りに行く!シンガポール―マレーシア高速鉄道の受注戦が過熱―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b544733-s0-c20.html
2018年1月19日(金) 7時20分


2018年1月17日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版サイトは、シンガポール―マレーシア高速鉄道の受注に向け、日本と中国の双方がそれぞれ「最強タッグ」を組んだと伝えた。

シンガポールのリー・シェンロン首相とマレーシアのナジブ首相は16日に両国の第8回非公式会談を実施、その後の記者会見で両国間を結ぶ高速鉄道の入札について言及した。シンガポールとクアラルンプールを結ぶ高速鉄道は全長350キロメートルで、8つの駅が設けられる予定。総工費予算は170億米ドル(約1兆8900億円)と、東南アジア地域では最高額のインフラプロジェクトとなる見込みだ。

予定ではまず車両設計と線路建設の入札が6月29日まで行われ、今年末までに受注先が決定する。日本と中国のほか、韓国や欧州からも入札があるとみられるが、最終的には日中両国の受注争いになるとの見方が一般的だ。

記事はこのプロジェクトに対して日本が10社の企業連合を結成して受注を狙い、官民共同による海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が金融面でのサポートに当たると紹介。宮川真喜雄・駐マレーシア日本大使が「日本案は技術移転、現地の技術者・サプライヤーの育成、シンガポールとマレーシアの企業の共同発展を含む全体的なプラン」と語ったことを伝えた。

一方、中国側は中国鉄路総公司を筆頭に、中国中鉄、中国鉄建、中国交通、中国中車、中国鉄路通信信号、中国投資、中国輸出入銀行の8社の連合になるとし、設計、施工、車両、通信、運営というサプライチェーンの全セクションに融資機関を加えた「中国高速鉄道の海外進出において最強のラインナップ」であると紹介している。

記事はまた「マレーシアは中国の投資やコストの優位性を重視しており、シンガポール側は日本の技術になびきつつある。両国政府とも、高速鉄道の入札の公平性と透明さを全力で確保し、プロジェクトが政治的な影響を受けないようにするとの姿勢を示した」と伝えている。(翻訳・編集/川尻)



http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/533.html

記事 [中国12] 忘れられない冬休みにしたいなら、子どもを日本へ連れて行こう―中国紙
16日、山東省の地方紙・都市女報は、「冬休み、子どもを日本に連れて行こう」と題し、小中学生の親子連れに適した日本旅行ツアーを提案し、参加者を募集する記事を掲載した。写真は東京。


忘れられない冬休みにしたいなら、子どもを日本へ連れて行こう―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b530188-s0-c30.html
2018年1月19日(金) 9時20分


2018年1月16日、山東省の地方紙・都市女報は、「冬休み、子どもを日本に連れて行こう」と題し、小中学生の親子連れに適した日本旅行ツアーを提案し、参加者を募集する記事を掲載した。

記事は「間もなくやってくる冬休み、子どもをどこに連れていく?。リッチで快適かつ安全、しかも旅の中で知識も身に付けられる。そして一番は子どもがハッピーになること。それなら迷わず、日本に連れて行こう!」とし、都市女報が現地の交通企業とともに作成した6−15歳の子どもとその保護者を対象に楽しくて、しかもためになる日本観光ツアーを紹介している。

このツアーの特徴について、記事は「大学訪問」「サバイバル体験」「工場見学」「科学の最先端」「日本文化」「観光地と施設巡り」の6点を挙げている。「大学訪問」では京都大学、早稲田大学を訪れて「日本の一流教育に触れる」としている。「サバイバル」では地下鉄の利用体験などを通じて子どもたちの自活能力を鍛えるという。

「工場見学」では日産の工場を見学し、「科学の最先端」については三菱みなとみらい技術館で「科学技術の意義やその未来について考える」とともに、リニア見学センターで時速500キロの世界を体感するとのことだ。

「日本文化」については、京友禅の制作体験を通じて「匠(たくみ)の精神」による日本伝統の手工芸文化やそれを伝える魅力、実際に物を作る能力と楽しみを培う。そして「観光地と施設巡り」では富士山、皇居、江戸東京博物館、地震体験館などを訪れてさまざまな体験をしてもらうという。(翻訳・編集/川尻)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/509.html

記事 [経世済民125] 中国統計局が「GDP水増し」問題に言及、「データの信ぴょう性に影響ない」―中国紙
18日、中国国家統計局の寧吉[吉吉]局長は地方のGDP水増し問題について、「データの信ぴょう性に影響はない」との考えを語った。資料写真。


中国統計局が「GDP水増し」問題に言及、「データの信ぴょう性に影響ない」―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b559589-s0-c20.html
2018年1月19日(金) 10時50分


2018年1月18日、中国国家統計局の寧吉[吉吉](ニン・ジージャー)局長は地方のGDP(域内総生産)水増し問題について、「データの信ぴょう性に影響はない」との考えを示した。人民日報が伝えた。

同日開かれた17年の経済運行状況に関する説明会で、海外メディアの記者からの質問に答えたもので、寧局長は「国の統計データが少数の地方や企業などによるデータの信ぴょう性問題で影響を受けることはない」と発言。記事は「約10年前に、地方のGDPの和が全国の数値を超える状況が出現した」と説明。寧局長は「党中央と国務院は算定制度改革の重要な目標をすでに明確にしている。すなわち、地方のGDPの統一算定だ」と2019年にこの制度を実現させたいと語っているという。

記事によると、中国では現在、国が全国の、各省がそれぞれのGDPを算定するという「分級核算」方式が取られているが、制度改革後は各省のデータを国家統計局と省の統計部門が共同で算定することになるという。

中国では最近、地方政府が相次いで国内総生産(GDP)の「水増し」を自ら申告している。中国審計署(日本の会計検査院に相当)が昨年12月に発表したデータによると、中国では4省・10地方政府で財政収入15億4900万元(約266億6000万円)の水増し報告が確認されたという。(翻訳・編集/野谷)



http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/534.html

記事 [戦争b21] 中国が4隻目の空母建造に着手、米キティホークに匹敵か―中国メディア
中国メディアの新浪網は18日、同国にとって4隻目の保有となる航空母艦の建造が始まった可能性があるとする記事を発表した。写真は中国初の国産空母「001A」。


中国が4隻目の空母建造に着手、米キティホークに匹敵か―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b301509-s0-c10.html
2018年1月19日(金) 11時20分


中国メディアの新浪網は18日、同国にとって4隻目の保有となる空母の建造が始まった可能性があるとする記事を発表した。

記事によると、建造場所は上海にある江南造船所。根拠として、同造船所が最近になり新たに8万トンクラスの大型船舶の建造場所を設けたことと、1万8000人分の進入許可カードを発注したことを挙げた。民間船・軍艦を含めて、それほどの人数の建造関係者を必要とするのは、大型空母以外にはないという。

中国は1998年、旧ソ連が建造に着手したが未完成になっていた空母をウクライナから購入し、改造した上で「遼寧」と命名して2012年に就役させた。2015年までには国産空母「001A」の建造に着手し、17年4月には進水させた。

国産としては2隻目、保有としては3隻目となる空母「002」の建造も2015年には始まったとされる。002は遼寧、001Aとは異なり、固定翼機を射出するカタパルトを搭載するとみられている。

003については、原子力空母との見方もある。ただし記事は003を「中国版キティーホーク」と評した。キティホーク級空母は2009年まで就役した、米国にとっての最後の通常動力空母だ。

記事は003について、「戦闘力としては米国の10万トンクラスの原子視力空母に追随」「中国は003の次には原子力空母を建造する」とする専門家の意見を紹介。003の完成は2025年前後になるという。(翻訳・編集/如月隼人)



http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/550.html

記事 [アジア23] <平昌五輪>南北統一旗で入場、韓国で賛成しているのは何%か―韓国紙
19日、環球網は、平昌五輪における韓国と北朝鮮の共同参加をめぐる、韓国メディアの報道と韓国世論の反応を伝えた。写真は平昌五輪に向けた世界地図。


<平昌五輪>南北統一旗で入場、韓国で賛成しているのは何%か―韓国紙
http://www.recordchina.co.jp/b225786-s0-c50.html
2018年1月19日(金) 12時50分


2018年1月19日、環球網は、平昌五輪における韓国と北朝鮮の共同参加をめぐる、韓国メディアの報道と韓国世論の反応を伝えた。

韓国・聯合ニュースは18日、平昌五輪で韓国を訪れる北朝鮮選手団や応援団は600人規模になると予測した。また、北朝鮮によるフィギュアスケート、女子アイスホッケー、アルペンスキー、クロスカントリースキーへの選手参加が両国の間で確認され、20日に行われる両国と国際オリンピック委員会(IOC)との話し合いで最終決定すると伝えている。

朝鮮日報は18日、17日の南北ハイレベル協議において北朝鮮の代表団、応援団らが京義線を通って韓国に入ることが確認されたと報道。このルートは2016年2月に開城(ケソン)工業団地が閉鎖するまでソウルと開城を往復する韓国側人員が利用してきたものであり、北朝鮮がこのルートの使用にこだわった背景には、同工業団地を再始動させるシグナルを発したい意図があるとの見方も出ているようだ。

中央日報は、17日の協議で両国のスキー選手が北朝鮮の馬息嶺スキー場で合同トレーニングを行うことで合意に達したと紹介。同スキー場は金正恩(キム・ジョンウン)氏の肝煎りで建設された施設であり、北朝鮮の宣伝目的で利用される可能性が指摘されていると伝えた。

平昌五輪の開会式で南北統一旗を掲げて共同で入場行進することについて、韓国世論ではなおも大きな議論が起きているようだ。記事によると、韓国の世論調査機関リアルメーターが18日に発表したデータで、40.5%の韓国市民が「賛成」と回答する一方で、「反対」は49.4%に達したという。(翻訳・編集/川尻)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/503.html

記事 [中国12] 「二人っ子政策」から2年、出生数と出生率が共に減少=中国ネットからは「1人でも養えないのに」の声 
19日、中国メディアの新京報が、二人っ子政策の開始から2年経った中国では、出生数と出生率が減少したと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


「二人っ子政策」から2年、出生数と出生率が共に減少=中国ネットからは「1人でも養えないのに」の声
http://www.recordchina.co.jp/b559742-s0-c30.html
2018年1月19日(金) 13時20分


2018年1月19日、中国メディアの新京報によると、「二人っ子政策」の開始から2年経った中国で、出生数と出生率が減少していることが分かった。

中国では2016年1月1日から正式に「全面的な二人っ子政策」が施行され、2人目を産めるようになった。しかし、国家統計局のデータによると、2017年の年間出生数は1723万人で、出生率は12.43パーミルとなった。二人っ子政策を開始した2016年の年間出生数は1786万人で前年と比べて131万人増加、出生率は12.95パーミルだった。

記事によると、専門家の多くが二人っ子政策の施行後も出生率の急激な上昇や人口増加はなく、社会が抱える高齢化問題について、「多少和らげる程度の作用しかない」との見方を示しているという。

これに対し、中国のネットユーザーからは「子ども1人ですら、養うことができないのに」「出産を奨励するだけで補助金が出ないなら誰も産まないだろう。都市部では1人を育てるのも大変なんだ」などのコメントが寄せられた。

また、「子どもを産みたい人は、これからもっと少なくなるだろうね。学校も医療設備も増えていないし、自分の生活すら大変なのに子どもなんて産めない」「子どもが産まれると生活水準が下がる。若い人が望むことじゃない」という意見もあり、多くのユーザーが2人目を産むことに消極的な現状が垣間見えた。(翻訳・編集/山中)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/510.html

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍内閣の支持率がまた上がった!なぜ?   赤かぶ
1. 2018年1月20日 02:42:41 : 1NoGrdHnZc : M5YiuuT4z9c[1]
希望とかいくら悪くてもおもしろおかしく叩くと、いつも安倍の支持率が上がるって
学習できないの? おまえさんが悪いんでしょ? いい加減学習してよ
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/638.html#c1
記事 [経世済民125] 日本の次は中国=米中の貿易摩擦、中国は日本以上に手ごわい?―米紙
18日、環球時報は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルと同ワシントン・ポストの対中貿易に関する記事について、それぞれの内容を次のように紹介した。資料写真。


日本の次は中国=米中の貿易摩擦、中国は日本以上に手ごわい?―米紙
http://www.recordchina.co.jp/b547104-s12-c20.html
2018年1月19日(金) 14時50分


2018年1月18日、環球時報は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルと同ワシントン・ポストの対中貿易に関する記事について、それぞれの内容を次のように紹介した。

ウォール・ストリート・ジャーナルは16日、「米中は大国の貿易衝突に戦闘の準備を」と題する記事を掲載した。前回、米国が起こそうとした貿易戦争はレーガン氏が大統領で、相手は日本だった。今回米国は鋼鉄やソーラーパネル、洗濯機まで中国からのあらゆる輸入品を狙っている。

貿易戦争が必ずしも起こるとは限らない。だが、もし起こったら、前世紀の日米競争とは全く違うレベルになると見られている。今回、米中双方の実力は伯仲しており、経済規模にしても、工業の実力にしても、世界進出に対する志にしても、貿易衝突で中国のような相手に出会ったのは米国にとって初めてだろう。

当時、日本は米国の同盟国であるのに対し、今の中国は競争相手のような存在になっている。また、当時米側の会社に市場が閉じていた日本とは違って、中国市場は比較的オープンだ。中国市場に依存する米企業は多く、貿易戦争が起こるとこういう企業が人質のようなものになりかねない。

現在、米国は一貫した戦略をまとめようと一生懸命知恵を絞っている。それに対し、中国は周密な対策があるだけでなく、速やかに進めることもできる。ボーイングの代わりにエアバスの飛行機を購入することや、ほかの国から大豆を輸入するなどの行動はその例だった。1980年代、日本は米国の圧力で妥協せざるを得なかったが、今の中国は日本のように操られるつもりはない。

一方、ワシントン・ポストは16日、「対中貿易戦争はトランプ大統領と米国に損を及ぼしかねない」と題する記事を掲載した。トランプ政府は中国に対し、貿易でさらに厳しい立場に立つと示し、中国側も米国の圧力に妥協せずに、自分の経済利益を守りぬくことを表明した。今回の貿易戦争の鍵となるのは、米側は何らかの切り札を握っているが、米中双方は互いに頼りあっている関係で、いったんこの関係を壊したら双方ともに痛手を受けることをトランプ大統領が認識しているかどうかにある。米国は自分が世界一の強国という古い観念を抱いているようだが、中国がすでに勃興しているという現実にそぐわないものだ。

これからの10年間、中国は経済貿易関係の多元化を一層進めていき、米市場への依存を減らしていく。米中両国が経済面における関係が対等になりつつあることを受け入れることは、賢明な政策を作るための基礎となった。無敵の巨頭のようなやり方は米国の主導地位を取り戻すことができないだけでなく、米国の衰退を加速させかねない。(提供/環球網・編集/インナ)


http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/535.html

記事 [アジア23] 文大統領に激怒された李元大統領が側近らに出した指示とは=韓国ネット「びびっているのか?」「逮捕の日が近づいている」
18日、韓国メディアによると、李明博元大統領が自身の「政治報復声明書」を強く批判した文在寅大統領の発言に関し、側近らに「いかなる反応も示してはならない」と指示した。写真は李元大統領。


文大統領に激怒された李元大統領が側近らに出した指示とは=韓国ネット「びびっているのか?」「逮捕の日が近づいている」
http://www.recordchina.co.jp/b559751-s0-c10.html
2018年1月19日(金) 15時50分


2018年1月18日、韓国・聯合ニュースによると、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が自身の「政治報復声明書」を強く批判した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発言に関し、側近らに「いかなる反応も示してはならない」と指示した。

報道によると、李元大統領は同日、文大統領の発言に関する報告を受けた後、側近らに上記の指示を出した。すでに声明書で文在寅政府の「積弊清算」に対する自身の立場を十分に説明したため、重ねて反発の立場を示すことで現大統領とのさらなる衝突をあおる必要はないと判断したものとみられている。

李元大統領は17日、「積弊清算という名で行われている検察の捜査について、多くの国民が保守壊滅のための政治工作で、(捜査を受けて自殺した)盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の死に対する政治報復だとみている」と主張した。これに対し、文大統領は「李元大統領が盧武鉉元大統領の死を直接取り上げ、政治報復と述べたことに怒りを禁じ得ない」と批判した。

李元大統領側は「国家情報院の特殊活動費の一部が李元大統領夫人のブランド品の購入などに使われた」とする与党の主張について、「あり得ないこと」と反発している。

李元大統領は18日、ソウルにある事務所に出勤しなかった。ただ、側近らは午前から対策会議を開いたという。

これについて、韓国のネットユーザーからは「相当怖がっているようだね」「まずは李明博を出国禁止に」「思ったより反応が強い。びびっているのか?」「怖がるべき相手は文大統領ではなく、自分が過去に犯した罪だ」「次は李明博の番。逮捕の日が近づいている」など李元大統領への厳しい声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/504.html

記事 [経世済民125] 中国の17年GDPが6.9%増、史上初80兆元の大台を突破―中国メディア
2017年、中国の国内総生産(GDP)の実額は82兆7122億元(約1406兆円)で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.9%増と、16年を0.2ポイント上回った。中国の成長率が前年から加速するのは、2011年以来6年ぶり。写真は中国の農村。


中国の17年GDPが6.9%増、史上初80兆元の大台を突破―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b559908-s10-c20.html
2018年1月19日(金) 18時0分


中国国家統計局が18日に発表した統計によると、2017年、中国の国内総生産(GDP)の実額は82兆7122億元(約1406兆円)で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.9%増と、16年を0.2ポイント上回った。中国の成長率が前年から加速するのは、2011年以来6年ぶり。時期別に見ると、第1四半期(1−3月)と第2四半期(4−6月)のGDPは前年比6.9%増、第3四半期(7−9月)と第4四半期(10−12月)は同比6.8%増だった。人民網が伝えた。

需要を見ると、17年通年で、中国全国の固定資産投資が前年比7.2%増で、成長ペースは0.9ポイント鈍化した。社会消費品小売売上高は前年比10.2%増で、成長ペースは0.2ポイント鈍化した。輸出入総額は前年比14.2%増で、2年連続で減少していた局面を脱した。

生産を見ると、食料生産が引き続き好調で、牧畜業も安定した成長を見せた。17年通年で、中国全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の付加価値は前年比で実質6.6%増、成長ペースは0.6ポイント加速した。中国全国のサービス業の生産指数は前年比8.2%増で、成長ペースは0.1ポイント加速した。

また、構造改革のために目指す三去(生産過剰・生産コスト過剰・不動産在庫過剰の改善)、一降(金融システムの安定化)、一補(競争力の強化や成長分野の拡大)が確実に実施され、中国全国の工業生産能力利用率がここ5年で最高だった。革新的な発展が勢いよく続いており、新エネルギーが継続して急成長を見せている。

その他、統計によると、17年末、中国本土の総人口は13億9008万人で、前年比で737万人増加した。年齢構成を見ると、16−59歳の生産年齢人口は9億199万人で、全体の64.9%を占めた。60歳以上の高齢者人口は2億4090万人と、全体の17.3%を占めた。都市部と農村部の構造を見ると、都市部の常住人口は8億1347万人と、前年比2049万人増で、全体に占める割合(都市化率)は58.52%と、前年を1.17ポイント上回った。

■質の高い発展が効果的、かつ確実に推進

中国中央テレビ(CCTV)の特約評論家・楊禹氏は、「現在、総量という観点を超えて中国経済を観察するようになっている。総量が拡大しているかということのほか、質の高い発展が効果的、かつ確実に推進されているかがより重視されている」と述べている。

例えば、都市部・農村部の住民の収入が過去1年の間に実質7.3%増加した。つまり、ここ数年連続で、住民の収入増加が全体的な経済成長と基本的に足並みを揃えているということだ。

都市部の住民の収入は昨年6.5%増で、農村部の住民の収入は7.3%増と、7年連続で農村の住民の収入の増加ペースが都市部を上回った。つまり、都市部と農村部の住民の収入の差が一層縮まっていることを示している。中国が、発展する上でバランスが取れていないという課題の解決に取り組んでいることの成果が表れている。

中国は経済のモデル転換と高度化に取り組んでおり、そのカギを握るのがイノベーションと改革だ。

これは中国がここ数年、供給側の構造改革を徹底して推進する中で、その取り組みの多くが自然と国民経済の運行を示すデータに表れているということだ。例えば、昨年、中国全国の工業の付加価値は6.6%増で、うちハイテク産業、装置製造業、工業分野の戦略性新興産業などの付加価値が、6.6%より、それぞれ4−6ポイント上回った。これはイノベーションがもたらす変化で、供給側の構造性改革が推進されていることが、新エネルギーという分野の経済統計で表れている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)



http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/536.html

記事 [経世済民125] 「海外からのごみ」輸入を全面禁止、日米豪は早急な対策を―中国メディア
環境汚染リスクが高く、国民からも非常に問題視されている廃プラスチックや未分別の古紙、繊維系廃棄物、バナジウムスラグなど固形廃棄物24種類の中国に対する輸入の全面的な禁止にともない、廃品回収産業が打撃を受けている西側諸国も少なくない。資料写真。


「海外からのごみ」輸入を全面禁止、日米豪は早急な対策を―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b559749-s10-c20.html
2018年1月19日(金) 19時10分


2018年を迎え、環境汚染リスクが高く、国民からも非常に問題視されている廃プラスチックや未分別の古紙、繊維系廃棄物、バナジウムスラグなど固形廃棄物24種類の中国に対する輸入の全面的な禁止にともない、廃品回収産業が打撃を受けている西側諸国も少なくない。北京日報が伝えた。

アナリストは「中国が固形廃棄物の輸入基準を大幅に引き上げる措置を執ったことは、米国やオーストラリア、日本など『海外からのごみ』を輸出する国々にとって受け入れがたい措置であることは間違いないが、中国のこの措置は自国の環境保護事業の推進にプラスとなるだけでなく、長期的にみれば、これら輸出国はもとより世界の固形廃棄物の循環利用産業の発展と技術的進歩を促進する役割を果たすことになる」と指摘する。

▽米国:AIの活用を

統計データをみると、米国は世界で回収可能なごみが最も多い国であり、その約3分の1を海外に輸出し、さらにその約半分が中国に流れ込んでいる。

米国再生資源協会(ISRI)のまとめた統計をみると、2016年に米国から中国に総額56億ドル(約6208億円)の回収可能ごみが輸出され、うち約半分が古紙類で、重量は1300万トンを超えた。中国が昨年7月に「海外からのごみ」輸入禁止令を出した後、米国の回収可能ごみの価格は値下がりを続けており、昨年10月の古紙価格は前年同期比35〜40%まで値下がりしている。

「未分別の古紙」とは回収可能な古紙の中に回収不可能な物品が混じっている古紙を指す。米国の廃品回収産業の作業員は、「回収可能な古紙の入ったごみ箱から、ガラス瓶やリノリウム、ハンドバッグ、セーターといった回収できないものがしょっちゅう出てくる」と認めた。これまでは第2段階の分別作業は中国で行われていたが、時間や費用がかかるのはもちろんのこと、環境保護へのリスクも存在していた。

米国メディアの報道によると、中国がこのたび固形廃棄物の輸入基準を大幅に引き上げたことで、回収可能な物品に回収不可能な物品が紛れ込む割合の上限が0.5%に引き下げられることになり、米国の廃品回収産業にとって、「達成不可能な任務」だとしている。

だがISRIのシニアディレクターのアディナ・アドラーさんは、「中国の高い基準や厳しい要求は米国企業にとって悪いことばかりではない。中国が設定した輸入基準を満たすため、一部の米国の廃品回収企業は高いコストをかけて人工知能(AI)を採用しごみの分別を行うようになっているからだ」とした。

▽オーストラリア:プレッシャーもチャンス

オーストラリアメディアの報道によると、中国の禁止令が発効されると、オーストラリアの回収可能ごみ61万9000トンの輸出が影響を受け、金額にすると5億2300万オーストラリアドル(約465億円)に達するとしている。オーストラリア放送協会(ABC)は、「中国の禁止令は大きな影響を及ぼすことになる。市場に大量の回収可能ごみが流れ込み、値崩れすると考えられるからだ」との見方を示した。

オーストラリア環境・エネルギー省のジョシュ・フライデンバーグ大臣はコメントの中で、「中国の禁止令は一部の産業にプレッシャーをもたらすが、同時に一部の産業にとってはチャンスを生み出すことにもなる」と述べた。

オーストラリア廃棄物管理連盟のガル・スローン最高執行責任者(COO)は、「業界は中国のやり方を理解し、中国が国内の循環型経済の発展を推進したい考えであることをわかっている。そしてこの動きはオーストラリアにとっても自国の循環型経済を発展させ、廃棄物産業の雇用を生み出す機会になるといえる」と表明している。

また、スローンCOOは、「オーストラリアは『投入、生産、廃棄』という従来の考え方を捨て去り、『回収、再利用、再生産』モデルを構築し、メーカーが再生可能ごみを購入し循環利用するようにするべきだ」とした。

▽日本:輸出先の切り替え

長年にわたり、日本の回収可能ごみはその多くが中国に輸出されていた。統計データによると、日本が輸出した廃プラスチックの約半分、古紙の約70%が中国に売られていた。

オーストラリアの場合と異なり、日本の廃棄物回収処理システムは先進的だが、厳格な環境保護基準と非常に細かい処理方法のために処理コストが跳ね上がり、さらに中国の「海外からのごみ」輸入禁止令が実施される前は、中国の輸入企業の指し値が高いということもあり、日本の回収企業は競争上の優位性に欠けていた。

日本貿易振興機構(ジェトロ)の「通商弘報」は、中国の関連政策の変更が日本に与える影響は少なくないと指摘している。そして日本から中国への回収可能ごみの輸出が終わる可能性さえあるとしている。日本で古紙輸出を手がける業界関係者は、「中国市場を失えば、日本の古紙輸出先は東南アジア諸国に切り替える可能性がある」と予測している。

中国環境科学研究院の劉暁宇(リウ・シャオユー)教授は、「中国の『海外からのごみ』輸入禁止政策は、短期的にみれば日米豪などこれまでごみを輸出していた国の関連産業に一定の影響を与えることは間違いない。だが長期的にみれば、これは中国国内の関連企業の自国の固形廃棄物処理能力を大幅に引き上げるだけでなく、回収率を引き上げ、固形廃棄物処理の単位あたり汚染物質排出量を引き下げ、ひいては中国の環境汚染問題の一層の解決に結びつくと同時に、世界の固形廃棄物循環利用産業の発展と関連技術の進歩をもたらすことにもなり、世界の生態環境の改善にも貢献することになる」と指摘している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)



http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/537.html

コメント [戦争b21] 中国が4隻目の空母建造に着手、米キティホークに匹敵か―中国メディア 赤かぶ
1. 2018年1月20日 02:51:00 : 8Fw48JPDDo : j2ICxpnAigk[1]
中国は次の空母を原子力動力で建造すると公言していたのではないのか。

それなら通常動力のキティホークより大型になるのは明らかだろう。
「中国版キティーホーク」と評したのは、あくまでも米海軍の歴史的な空母運用の経験を加味して言っているのではないのかな。
つまり、ハードウェア的には米原子力空母と同等なくらいの設備はあるという話ではないか。訓練や経験さえ積めば戦闘力の方もそれなりという事だな。


http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/550.html#c1

記事 [経世済民125] ウナギだけじゃない!この2種類の魚も日本で食べられなくなる―華字紙編集長 
18日、中国のポータルサイト・今日頭条に「ウナギだけではない、日本ではあと2種類の魚も食べられなくなる」とする日本新華僑報・蒋豊編集長のコラムが掲載された。写真はうな重。


ウナギだけじゃない!この2種類の魚も日本で食べられなくなる―華字紙編集長
http://www.recordchina.co.jp/b559713-s0-c30.html
2018年1月19日(金) 22時20分


2018年1月18日、中国のポータルサイト・今日頭条に「ウナギだけではない、日本ではあと2種類の魚も食べられなくなる」とする日本新華僑報・蒋豊(ジアン・フォン)編集長のコラムが掲載された。

コラムは「近ごろ、ウナギの話題がグルメ愛好者たちの心を痛めている」とし、今年度の日本のウナギの漁獲量が顕著に減少しており、取引価格が前年度の3.3倍と過去最高水準にあることを紹介。夏の出荷ピークに間に合わせるには、遅くても1月中旬には稚魚を養殖池に入れなければならないが、昨年60トンだった稚魚の漁獲量は、15日時点でわずか1トン未満となっている。稚魚の猟期は3月ごろまでで、今後も大きな好転は見込めないという。

さらに、「悪いニュースはこれだけではない」とし、マグロの漁獲量減少にも言及。コラムは「世界で捕獲されるクロマグロの80%は日本で消費されているが、体重30キログラム以下の稚魚の漁獲量はピーク時に比べて半減している。2014年には太平洋クロマグロが絶滅危惧種に指定された」としたうえで、「乱獲というと日本を含む国際社会は皆、禁漁や休漁のルールを厳しく実施している日本とは関係なく、中国本土や台湾、韓国の漁船によるものと認識している。しかし、生態環境を破壊して魚を乱獲し続けたのは日本の大企業だ」と指摘。「太平洋クロマグロの産卵場所は日本海や南西諸島付近の日本の排他的経済水域内であり、乱獲する可能性は日本企業にしかない」と主張している。

また、記憶に新しいサンマの漁獲量減少について、「昨年、全国のサンマの漁獲量は対前年比68%の7万3900トンにとどまり、記録が残るなかでは最低の量となった。向こう2年間、この状況は変わらないとの予測も出ている」などと紹介した。

そして最後に、「こういった厳しい状況は、日本だけが直面している訳ではないかもしれない。人類の活動は世界の環境を変え、生態環境を破壊し、やがてわれわれの生活への影響として跳ね返ってくる。これは、各国が真剣に考えるに値する問題である」と警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/川尻)



http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/538.html

記事 [環境・自然・天文板6] 虹色の恐竜が中国で発見される、非対称の羽毛を持つ最古の恐竜―中国メディア
中国人科学者はこのほど、鳥類と類縁関係の近い恐竜の新属腫「巨●彩虹竜(●は山偏に脊)」を発見した。復元図。


虹色の恐竜が中国で発見される、非対称の羽毛を持つ最古の恐竜―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b559880-s10-c30.html
2018年1月19日(金) 23時0分


中国人科学者はこのほど、鳥類と類縁関係の近い恐竜の新属腫「巨●彩虹竜(●は山偏に脊)」を発見した。光明網が伝えた。

この発見は恐竜から鳥類への進化の過程を復元するため、多くの重要な情報をもたらしている。また、飛行の起源にとって極めて重要な非対称羽毛が今から約1億6000万年前にすでに出現していたことが初めて証明された。しかも現代の鳥類のように羽ではなく、尾部から生えていたことが分かった。

「巨●彩虹竜」はこれまで報告されていた「赫氏近鳥竜」と同属の近い鳥盤類で、世界最古の羽毛を生やす恐竜で、羽毛の深化の研究に重要な情報をもたらした。また、今回発見された「巨●彩虹竜」は、虹色の羽毛を持つ最古の恐竜でもある。ネイチャー・コミュニケーションズ誌は15日、瀋陽師範大学の胡東宇(フー・ドンユー)教授、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の徐星(シュー・シン)研究員の研究チームによるこの科学研究成果を掲載した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)



http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/629.html

記事 [中国12] 中国では視聴率も金で買う、ドラマ1話が500〜850万円で裏取引―中国メディア
中国でテレビ番組の視聴率改ざんが横行している。視聴率の裏取引が組織的に行われており、テレビ産業の健全な成長に影を落としている。資料写真。


中国では視聴率も金で買う、ドラマ1話が500〜850万円で裏取引―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b559667-s0-c30.html
2018年1月19日(金) 23時40分


2018年1月19日、中国青年網によると、中国でテレビ番組の視聴率改ざんが横行している。視聴率の裏取引が組織的に行われており、「テレビ産業の健全な成長に影を落としている」と記事は指摘している。

番組を制作しても視聴率が振るわず、テレビ局が求める基準に達しなければ、放送中止や値下げを宣告され、場合によっては何の益も得られないケースさえあり得る。そうした事態を避けるため、視聴率の違法な取引は広く行われているという。

視聴率は本来CMを放送する広告主(スポンサー)のためのもので、番組の優劣を決めるものではないが、記事によると、テレビ局は番組の買い取り価格を決める基準に使っており、番組制作会社が視聴率を裏取引する行為は以前から続いていたという。

テレビ局は視聴率の確保を求め、制作会社が視聴率を裏取引することで制作コストが上がる。その結果、視聴率の裏取引の額はさらに跳ね上がるという悪循環に陥っているようだ。ある業界関係者は、ドラマ1話の視聴率が30万〜50万元(約510〜850万円)という高額で取引されるケースもあると明かした。

記事は、「視聴率調査はサンプル数が少なく、その情報が漏れやすいなどの問題もあるが、こうした改ざんはテレビ産業の成長を阻害する一因であり、取り締まりは必然的な流れだ」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/511.html

コメント [政治・選挙・NHK238] mpeaceさん / 「実は僕、慰安婦の方とお話した事あるんですが――」  赤かぶ
2. 2018年1月20日 02:57:28 : A4AvZivHZs : VNftEPmtM9w[95]
安倍がどうこう と言うよりも 安倍の支持層 つまりネトウヨ これが 日本の癌なのであるから
こやつらを一匹残らず処分出来ない限り、いつまでも日本の国は歴史問題で苛まれるというもの
安倍がいなくなっても その構図は変わりなく、問題は 少数ながらも確実に存在する日本の恥部とも言える
「馬鹿ウヨ連中」 という事なのである

村山談話 河野談話で、普通は手打ちになっているはずの問題を わざわざ穿り返して物議をかもしだすのは
いつも馬鹿ウヨ連中の“妄言”ではないか

日本が 「心から謝罪していない」 と、受け取られる最大の理由は ネトウヨ 奴らの存在にある

『手打ち』 という言葉の意味を理解出来ていない 幼稚園児並みの脳味噌しか持っていない連中である
元来 双方に不満の残らない手打ちなど 有り得る訳がないのだ、片方だけが満足していたらそれは手打ちとは
言えないばかりか 火種と言うものは何時までもくすぶり続ける 双方に不満が残る物を こらえる事によって
争い事を収めて行こうという 古来からの日本人の知恵である

● 双方に不満の残らぬ手打ちが出来るなら 始めから争い事など 起きる訳がないからである ●

日本の恥部 日本の恥晒し 日本の癌 それが『馬鹿ウヨ』という存在なのである
歴史問題を穿り返し 日本の恥を世界中に晒して笑い者にされる 呆れた奴らである。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/631.html#c2

コメント [戦争b21] インドの新型ICBMで「中国全土が核攻撃の射程内」(ニューズウィーク) 赤かぶ
3. 2018年1月20日 02:58:34 : 8Fw48JPDDo : j2ICxpnAigk[2]
白人はインドでもかなりえげつい事やっているからな。
ユニリーバだかデュポンだかの毒ガス事故で2000人くらい周辺住民を殺してもロクに賠償もしていなかったのはついこの間だろう。

なぜインドのミサイルの弾頭が中国に向いていると確信できるのかね。希望的な観測って奴か(笑)

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/548.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 平昌冬季五輪を素直に喜べない日本の不幸  天木直人  赤かぶ
5. 2018年1月20日 03:04:28 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[2613]
  南北は元々同一言語を話す兄弟国であり、統一するに何の障害も無い筈だが、残念ながら韓国内にも日本の保守陣営同様の軍産型が存在するようであり、必ずしも国民総意が南北統一では無さそうである。
   その隙をついたのが多国籍軍産複合体であろう、特に米軍需産業関係者にとっては、兄弟国が常に睨み合い双方で武器や兵器を購入して衝突に備えてくれることが理想という訳だろう。
   日本の現政権も例外では無く、米軍産から買い込んだ新古、中古、粉塵ばかり噴き上げ収納庫も異常な規模を要するオスプレイなどを磨いているだけでは気が済まないのが防衛官僚であろうが、彼らと一体化している内閣であれば、当然ながら、出入りに備えて凶器を用意していた南北が和解、融合するのは、とんだ拍子抜けであろう。
   中東を散々荒らしまわり収拾の付かなくなっている状況を放置したまま、今度はアジア方面に目を向けているのが軍産であるが、朴政権、安倍政権と、官僚機構と一体化し血税を貪れる好戦型の与党の存在は垂涎であろう。
   ところが朴政権が失脚したのを契機に文政権となり、軍産には焦りが有っても、南北和平は今しか無いと言えるのではないか。
   今や多くの国が保有している核兵器を、小国だから、異質な国だからと力づくで持たせないのは至難の技であり、かつどこの国も勢い良く打ち上げているミサイル状のロケットは衛星とし、北の場合には攻撃型ミサイルだと言い続けるのも至難の技である。
   至難の技ではあるが、北は声明を出して攻撃型だと明言する建て前の無い国であり、一方で日本は、イプシロンだかのロケットを飛ばし地球を一周するくらいの射程距離であるにも拘わらず、北の射程距離は非難するが自国のイプシロンの脅威的な射程距離は自慢する建前優先であり、どちらがマシとも言えないのである。
   いずれにしても、韓国内でも軍産系は融和には反対であり、日本の軍産系与党や官僚も同様であるところ、米軍産が日韓に喰いついて離れないのであるが、軍事への傾倒はタダでは出来ず膨大なコストが掛かるのであり、アジア各国は、国家間の軋轢を減らし、その分を自然災害や災害に弱い自国のインフラのメンテナンスに充当するのが賢明であり、病んだ地球で生き残るには、むしろそれしか無いのである。
   それには先ず、南北兄弟国の困難な融和を時間を掛けて待つ成熟国としての各国の目線が必要であり、冬季オリンピックが契機となるなら、批判を控えて見守るのがベストであろう。   
   
   
   
   
   
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/626.html#c5
記事 [原発・フッ素49] 欧ウラン濃縮企業を日本政府が買収? 
欧ウラン濃縮企業を日本政府が買収?
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/53029122.html
2018年01月19日 在野のアナリスト


日本政府が国際協力銀行(JBIC)を通じて欧州のウラン濃縮大手、ウレンコ社を米エネルギー会社と共同で買収する交渉をしている、と報じられます。中国などに経営権が移るのを防ぐため、などといいますが、ウラン濃縮などは既知の技術であり、今さら技術流出の懸念などの心配はありません。うがった見方ですが、この買収には英国への原発輸出と、東芝によるウェスティングハウス(WH)の売却、が密接に絡むものと考えています。

世界は脱原発へと向かい、当然のようにウラン濃縮産業も廃れていく。淘汰され、寡占化された段階で中露に企業の経営権を握られていたら、原発どころか産業、兵器の分野でもウラン化合物を使えなくなる恐れもある。しかしナゼ欧州のウラン濃縮に対して、日本が拠出しなければならないのか? 不安があるなら財政に余裕のある独国や、原発依存の強い仏国でもよいはずです。日本が参入せざるを得ないのは、WHの売却をすすめる上で、今後も世界的な原発推進の姿勢をとるよう、日本政府が約束させられたためなのでしょう。WHは製造、開発というより特許ビジネスに近いとされ、世界中で自分たちの特許が用いられた原発が稼働しつづけることが重要、とされます。日本が原発を推進し、世界中の原発を支え続ける、それが売却の条件だったら、買収に日本政府がのりだしたことに説明もつきます。

福島第一原発の2号機の内部映像が公開され、溶け落ちた燃料が圧力容器を突き破って、格納容器に達していたことが判明しました。後はコンクリートをどこまで削っているか、どの程度の範囲まで広がっているか、その調査が待たれます。それは溶融燃料をとりだすばかりでなく、放射化されたコンクリートまではつらないと終われないからで、汚染の範囲は通常、コンクリートで止まりますが、燃料の溶け落ちた場所だけはコンクリート部まで汚染がすすんでしまっている。すべて取り去って、やっと完了となるのです。

しかし事故から約7年も経って、やっと2号機の内部が確認された。2021年から溶け落ちた燃料をとりだす計画を始める予定ですが、取りだすにもこれまでの2倍程度、時間がかかるとみてよいでしょう。それは内部を確認しながら、とりだしの作業をする何らかの遠隔操作のマシンを準備する必要があるためで、計画、製造にも時間がかかるためです。これまでの比でないほど、格段に難しくなり、これからが本番ともいえるのでしょう。

東日本大震災の津波被害の語り部、それを聞きに来る国民が減り、風化が心配という声があります。しかし今、もっと風化が心配されるのは福島原発への無関心であり、何となく原発を再稼働することを容認してしまうこと、なのでしょう。福島原発のニュースがほとんど取り上げられない。それは事態が何も動いていないから、つまり福島原発の処理がすすんでいないから、ニュースの扱いが小さいのであり、由々しき事態といえます。

日本政府がウレンコ社の買収に参加するのは、衰退産業への投資、という二重の意味で問題のある行為です。もしかしたら、国内で処分先の決まらない高レベル放射性廃棄物を、欧州で処理してもらう、という魂胆でもあるのか? そんなことになれば、日本は未来永劫、非難されることにもなるでしょう。ウレンコ(売れん子)社をあえて日本が買う理由、その理由はどんな想定をしてみたところで、日本にとって不都合なことばかりで、国会にも諮らず、こうしたことを進めてしまう安倍政権の慢心が、また一つ見え隠れするニュースでもあるのでしょうね。









http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/350.html

コメント [国際21] トランプを激怒させた暴露本に書かれた「決定的証言」その中身 これで王手がかかったかもしれない(現代ビジネス) 赤かぶ
3. 2018年1月20日 03:12:42 : 1NoGrdHnZc : M5YiuuT4z9c[2]
陰謀論の見本みたいなコメントだな
陰謀論は 当人が力説しているようようにそれが真実であるかどうかは
実は関係ない
陰謀論というスタイルをとっている時点で駄目なのである
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/680.html#c3
コメント [戦争b21] 元自衛艦隊司令官が警告「米朝戦争、空爆のタイミングはこの時期」 そのとき、在韓邦人は…(現代ビジネス) 赤かぶ
22. 2018年1月20日 03:12:50 : 8Fw48JPDDo : j2ICxpnAigk[3]
>>20

その論点には尾ひれが付いていて、実は山本にアメリカが早期停戦を望んでいると吹き込んでいた人間がアメリカ側にいたようです。山本はそれを信じ込んで御前会議で天皇に2年は暴れて見せるから、その間に講和せいよという意味で報告を行ったらしい。そして結果的にはそれが開戦の引き金を引いたわけです。

アメリカはその事実が明るみに出るのを恐れて山本一人を暗殺するのにP-38を16機も派遣して口封じをしました。これは戦争中連合軍が実施した一個人の暗殺作戦としてはもっとも大規模で金がかかっています。

山本本人は、もちろんスパイのつもりはなかったと信じていますが、結果的には敵に心理操作されていた可能性は否定できませんね。

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/543.html#c22

記事 [経世済民125] 債務残高対GDP、25年後に350%超となる確率は約43%(Business Journal )
債務残高対GDP、25年後に350%超となる確率は約43%
http://biz-journal.jp/2018/01/post_22048.html
2018.01.20 文=小黒一正/法政大学経済学部教授 Business Journal


 

 2018年は明治維新から150年目の節目で、かつ、新元号の決定を行う年でもあるが、財政においても大きなイベントが2つある。ひとつは、19年10月に予定する消費税率10%への引き上げに関する政治判断であり、もうひとつは財政健全化フレームの見直しである。

 20年度に国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する目標は断念したものの、後者の財政健全化フレームの見直しについては、先般(17年12月8日)、政府は、人づくり革命と生産性革命を柱とする「新しい経済政策パッケージ」を閣議決定し、以下の文書を盛り込んでいる(太字は筆者)。

<消費税率引上げ分の使い道の見直しにより、国・地方のプライマリーバランスの黒字化の達成時期に影響が出ることから、2020年度のプライマリーバランス黒字化目標の達成は困難となる。ただし、財政健全化の旗は決して降ろさず、不断の歳入・歳出改革努力を徹底し、プライマリーバランスの黒字化を目指すという目標自体はしっかり堅持する。この目標の達成に向け、これまでの経済・財政一体改革の取組を精査した上で、来年の「経済財政運営と改革の基本方針」において、プライマリーバランス黒字化の達成時期、その裏付けとなる具体的かつ実効性の高い計画を示すこととする>
 
 また、17年12月19日に閣議了解した「平成 30 年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」でも、以下の文書を盛り込んでいる(太字は筆者)。

<財政健全化については、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を目指すという目標を堅持し、同時に債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指す。この目標の達成に向け、これまでの経済・財政一体改革の取組を精査した上で、来年の「経済財政運営と改革の基本方針」において、プライマリーバランスの黒字化の達成時期及びその裏付けとなる具体的な計画を示す。平成 30 年度予算は、「経済・財政再生計画」における集中改革期間の最終年度であり、同計画に掲げる歳出改革等を着実に実行する>
 
 なぜ、財政健全化の「旗」を降ろしてはいけないのか。理由は単純で、今後も高齢化が進み、医療費・介護費が急増していくためである。18年度予算では、社会保障関係費が過去最大の33兆円に達したことがひとつの話題となったが、国と地方の公費や保険料で賄う社会保障給付費は約120兆円に達する勢いである。

 このうち、年金は約60兆円、医療は約40兆円、介護は約10兆円であるが、社会保障給付費は、ここ10年ほどの間で、消費税1%の増税分に相当する毎年平均2.6兆円のスピードで増加している。特に、団塊の世代が75歳以上となる23年度から25年度において、医療費や介護費が急増することが予測されている。

 また近々、内閣府は「中長期の経済財政に関する試算」(以下「中長期試算」という)の改訂版の公表を行うが、増税判断や財政健全化のフレーム見直しは、この中長期試算の改訂版も参考に議論が進むはずである。このような状況のなか、中長期試算の前提について、先般(18年1月6日)の日本経済新聞・朝刊に以下の記事があった(太字は筆者)。

<財政試算 前提見直し 経財相「金利など現実的に」
 茂木敏充経済財政・再生相は5日の閣議後の記者会見で、中長期の経済財政試算の前提を見直す考えを表明した。「金利の動向などをより現実的に修正する」と述べた。日銀が長期金利をゼロ%程度に誘導する金融緩和策(長短金利操作)を続ければ、今の想定よりも金利が低く抑えられる可能性がある。月内にまとめる新たな試算に反映する方向で検討する。中長期試算は年に2回公表している。昨年7月にまとめた高成長シナリオに基づく試算では、2018年度は0.1%にとどまった長期金利が19年度に0.7%、20年度に1.4%へと高まる想定になっていた。日銀の金融政策次第では金利の低空飛行が続く。金利が低ければ国債の利払い費も膨らみにくく、政府が財政健全化の物差しの一つに掲げる債務残高の国内総生産(GDP)比の抑制にもつながるとの見方が多い>

■「財政赤字ギャンブル」が失敗する確率

 財政健全化を検討するため、中長期試算の前提を現実的な姿に修正することは、筆者も賛成だが、いくつかの留意が必要でもあり、少し注意喚起をしておきたい。

 第1に、金利と成長率は概ね似た動きをするという視点である。このため、長期間、高成長の下で金利を低位に抑制するのは難しい。1981年度から2016年度の約36年間において、国債金利(加重平均)と名目GDP成長率の推移を確認しても、「成長率>金利」となる期間も一時的にあるものの、金利と成長率は概ね似た動きをしている。この理由は単純で、好景気のときは資金需要が高まって金利も上昇するが、景気が低迷すると資金需要も落ち込んで金利も低下するためである。異次元緩和で未来永劫、日銀が長期金利を0%程度に抑制できる保証は何もない。

 第2に、成長率が金利を下回る確率が存在すると、「成長率が金利を上回れば、財政が破綻するとは限らない」という議論は、危うい「賭け(Gamble)」になってしまう、という視点である。長期的に成長率が金利を上回り続ければ問題ないが、仮に成長率や金利の前提が「楽観的」で財政再建を先送りし、成長率が金利を下回る回数が多くなると、いずれ財政が破綻の危機に直面し、そのツケが将来世代や若い世代に押し付けられる可能性が出てくる。

 経済学では、このような賭けを「ポンジーゲーム」(Ponzi game)と呼ぶが、経済学者のボールら(Ball, et al. 1998)は、不確実性をもつ経済で、「動学的効率性」と呼ばれる条件が成立しているときは、ポンジーゲームは不可能であることを明らかにしている。

 では、ポンジーゲーム、すなわち「財政赤字ギャンブル」が失敗する確率はどうか。IMFのWEOデータ(1960−2016年)や小黒(09)の手法を用いて、5000本のモンテカルロ・シミュレーションで試算した結果が図表である。

 IMFデータによると、16年の基礎的財政収支(対GDP)は、フランスが約1.6%の赤字、ドイツが約1.8%の黒字、イタリアが約1.3%の黒字、日本が約3.9%の赤字、イギリスが約1.3%の赤字、アメリカが約2.3%の赤字である。また、16年の債務残高(対GDP)は、フランスが約96%、ドイツが約68%、イタリアが約132%、日本が約240%、イギリスが約90%、アメリカが約107%である。

 図表は、この値を前提として、日本を含む各先進国の債務残高(対GDP)がZ年後に300%、350%、400%以上になる確率を試算したものである。この図表をみると、日本の債務残高(対GDP)が10年後に300%以上になる確率は24.3%、25年後に350%以上になる確率は42.8%、50年後に400%以上になる確率は65.3%であり、それ以外の先進国と比較しても突出して高いことが確認できる。現状では、財政も社会保障も持続可能でない可能性が高い。財政健全化の「旗」をけっして降ろさず、持続可能かつ中長期的な社会保障・税制の姿について、より踏み込んだ検討を早急に行う必要がある。

(文=小黒一正/法政大学経済学部教授)

 




http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/539.html

コメント [原発・フッ素49] 欧ウラン濃縮企業を日本政府が買収?  赤かぶ
1. 2018年1月20日 03:22:29 : MArA8r56CY : ap12IojQdsQ[4]
日本政府、欧州の原燃会社買収へ交渉
2018/1/19 18:00 (2018/1/19 22:24更新) 日経新聞

 日本政府が、国際協力銀行(JBIC)を通じて欧州のウラン濃縮大手、ウレンコ社(本社・英国)の買収交渉に入った。米エネルギー会社との共同提案によるもので、原子力発電の推進に向けて濃縮ウランの安定調達を目指す。政府は原発を日本の基幹電源と位置づけて輸出にも力を入れており、米国とともに原発に欠かせない濃縮ウランの権益確保に踏み込む。

 複数の関係者が明らかにした。日本政府が交渉しているのは、ウレンコ社の大株主である英国とオランダ両政府のほか、ドイツの電力大手RWEなどだ。独社はドイツ政府の脱原発、英政府は財政再建の方針を受けて株式売却をそれぞれ関係方面に打診しており、JBICは日本政府の意向を踏まえ株式を買い取れないか交渉している。

 ウレンコ社は、米国に過度に依存した濃縮ウランの供給体制から脱却するため、英独などが1971年に設立した国際共同企業体。天然ウランを発電燃料として使えるように核分裂する成分の濃度をあげる「濃縮工程」を手掛け、原発ビジネスに不可欠な存在だ。濃縮ウランの生産能力では世界の3割を占め、ロシアのロスアトム傘下のテネックス社に次ぐ第2位だ。過去には東芝や仏アレバが買収を検討したこともあった。

 JBICは原発関連事業を手掛ける米セントラス・エナジー社と組み、少なくとも過半数の株式取得を目指している。金額は数千億円規模の見込み。JBICはこのうち2〜3割程度を保有したい考えだ。今夏にかけて買収金額や条件を詰める。交渉の行方はなお不透明だが、早ければ年内にも決着する可能性がある。

 日本政府は原子力発電所の再稼働が滞るなかでも、一貫して原発推進の立場をとっている。日立製作所が英中部で手掛ける原子力発電所の建設にも大規模な資金支援を計画。英国向けの原発輸出を通じ、長期的な人材育成や技術継承を目指す。

 ウレンコ社の買収にはロシアや中国も関心を示しているもようだ。日本原子力産業協会によると、中国で運転中の原発は2017年1月時点で35基、ロシアは30基だが計画中までを含めるとそれぞれ82基、55基となり日本(53基)を上回る。日本政府はウレンコ社が中ロなどの傘下に入れば濃縮ウランの調達が不安定になると懸念している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25903380Z10C18A1MM8000/
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/350.html#c1

コメント [戦争b19] 「神風特別攻撃隊」の本当の戦果をご存じか? 一隻撃沈のために、81人の命が犠牲に…(現代ビジネス) 赤かぶ
30. 2018年1月20日 03:34:22 : A4AvZivHZs : VNftEPmtM9w[96]
そして 人的損失も考慮すれば まったくもって馬鹿な戦法としか言い様はない

航空機搭乗員を養成するのに どれほど手間と経費が掛かっているのか、熟練搭乗員を擁するには8年かかる
それまでに要するコストを計算すれば ただの一般兵士に一万人の死者を出させたとしても釣り合わない
>>26など、馬鹿の見本である 本当に特攻が確実な戦果を上げたなら 米軍は撤退しているはずである

搭乗員3800人の方が 経済論理的にも痛いと言える損害だ しかも 米軍の勢いはまったく衰えず
当初は恐れおののいた米軍兵士達も 終戦近くなると どんなに簡単に落とされても落とされても
ただ闇雲に突っ込んでくる神風特攻を 嘲り笑うようになってしまったというのも事実である。


神風特攻に 戦果が挙がったというのは 最初だけ(フィリピン攻防戦)なのである
最初だけ ある程度熟練した搭乗員を使ったというだけの事なのだ。
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/133.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK238] そんなに戦争をしたいのか 南北融和に苛立つ異様な世相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 2018年1月20日 03:34:44 : ummBabh0KI : F9KaMipzfWk[23]
防衛献金 自民60%増 安倍政権下、15年3.9億円 工業会31社
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/871.html
          
日本株、日銀が最大の買い手 今年4兆円超 海外勢の売り吸収
GPIFメインの信託銀行が二番手、外国人は売り越し
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/281.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/622.html#c10
コメント [原発・フッ素49] 処理水放出「反対出ず」 被災13市町村長と会談終え規制委員長 (福島民友)  魑魅魍魎男
5. 2018年1月20日 04:13:07 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[99]
この更田(ふけた)という委員長は、除染基準を上げろと言ったり、
汚染水放出に反対はないと言ったり、とてもまじめな人間には思えない。

「ざ」を加えて名前を「ふざけた」に変えるべきだろう。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/345.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
1. 2018年1月20日 05:25:33 : 8sDgbSjKDE : UCO3t9IL6vg[7]
     はよ死ね! 国賊
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c1
コメント [自然災害22] 桜島の海底調査、マグマの存在を確認!姶良カルデラの地下に蓄積か?活発な噴火活動も  赤かぶ
1. taked4700[6776] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月20日 06:09:18 : Ox4rk81wgA : 5WVMM0qE9sA[7]
>その規模は通常の噴火とは比べ物にならない程に大きく、専門家からも早い段階での備えを呼び掛ける意見があるところです。

これは情報速報ドットコムというブログを書いている人の言葉。根拠は全く示されていない。

マスコミ報道を含めて、どうも鹿児島の火山の過大評価というか、その危険性の過度な強調が目立つと思う。

>このうち、深さおよそ200メールの海底では、地下のマグマの存在を示す「たぎり」と見られる気泡が海中にわきあがる現象が確認されました。

この現象は日常的に起こっていることが知られています。海面をみているだけで、海底から気泡が上がってくることが分かるの、簡単に観察できるのです。大昔からある現象のはずです。


http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/392.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍内閣の支持率がまた上がった!なぜ?   赤かぶ
2. 2018年1月20日 06:09:54 : ThvQP0ntvE : J7bqvGPaOB0[67]
マスゴミが発表する政権支持率は伝痛が指示した中央値に各社が±したもの
アヘにとっては真の支配層が自分をどう見ているかのバロメータだろうが
国民にとっちゃ何の意味もない数字
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/638.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK238] 相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!(リテラ) 赤かぶ
1. 知る大切さ[11490] km2C6ZHlkNiCsw 2018年1月20日 06:22:22 : R9FCqA2vYc : rrJKS_dywEM[2205]
属国の政権らしいぬ抜けぶり、
犬HKと何ら変わらん。

>自分たちの植民地であるかのように横柄な態度をとりつづける米軍──。
>この暴力を許しているのは、言うまでもなく日本政府、安倍政権だ。

>■安倍首相は「受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」

> 事実、立憲民主、希望、民進、共産、自由、社民の野党6党は、今月15
>日に相次ぐ米軍機事故を受けて調査団を沖縄に派遣。これに先立って12日
>の与野党国対委員長会談で安全保障委員会での閉会中審査をおこなうよう
>要求したが、与党はこれに応じていなかった。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/641.html#c1

記事 [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚 

先月、静岡県焼津市の東名高速で起きた正面衝突事故のオンボードカメラによる
映像が公開された。

「逆走車とトラック衝突の映像公開」  (ホウドウキョク 2018/1/12)
https://www.houdoukyoku.jp/clips/CONN00381758
-----(引用ここから)------------------
静岡・焼津市の東名高速で、逆走した乗用車がトラックと衝突し、2人が死亡した事故から、まもなく1カ月。
トラックを所有し、運転手1人を失った物流会社は12日、「同じような事故が二度と起きてほしくない」との思いから、ドライブレコーダーの映像を公開した。
物流会社が提供した、トラックのドライブレコーダーの映像。
正面に突然、姿を見せた赤い車に、反射的に左側にハンドルを切るが、回避できずに衝突したことがわかる。
物流会社は、FNNの取材に対し、「同じような事故が二度と起きてほしくない。原因がまだわからないため、解明してほしい」という思いを語った。
この事故は2017年12月14日、焼津市の東名高速で、逆走した乗用車がトラックと衝突し、乗用車を運転していた鷺坂翔太さん(25)と、トラックを運転していた早川賢吾さん(50)が死亡したもの。
捜査関係者によると、事故の状況などから、乗用車は時速100km近くで逆走し、トラックと衝突したとみられるという。
警察は、乗用車が逆走した経緯や状況について、調べを進めている。
テレビ静岡/FNN
-----(引用ここまで)------------------

おそらく高速出口から進入したのだろうが、普通なら逆走だとすぐに気づき、
路肩に停車するはずだ。

猛スピードで逆走するところが異常である。しかもブレーキ痕もない。

こういった逆走・暴走事故では、高齢者の認知症のせいにしようと、
事故を起こした人の年齢をでかでかと偏向報道するのがマスコミの常だが、
今回逆走したのは25歳の若者であり、高齢のせいにもできない。

おそらく、これも被ばくの影響である可能性が高い。
飲食店で働いていたという情報もあり、そこで汚染食品を毎日食べていたのではないか。

国民は放射性廃棄物並みの汚染食品を毎日食べさせられているのだから、
脳に異常が生じて、常識では考えられない事故を起こしても不思議はない。

今や危険な逆走は毎日のように報告されており、この事故もその一つに過ぎない。

ロシアでは放射能汚染による被ばくの影響で重大な交通事故が日常茶飯事のように起きている。
同様の「おそロシア」化が日本でも起きるだろうと2年前に警告したが、その通りになった。

食品を含め厳しい放射能汚染基準を適用して、汚染と被ばくが拡散しないよう防止しないかぎり、
こういった悲惨な事故は増える一方だろう。


(関連情報)

「車が横転する大事故が激増中 いずれは「おそロシア」化か」 (拙稿 2015/5/29)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/111.html

「高速道路逆走は老人の痴呆症が主な原因か?」 (阿修羅・知る大切さ 2016/2/10)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/802.html

「大阪・梅田の暴走事故を起こした運転手はラーメンが大好きだった」 (拙稿 2016/2/27)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/134.html

「逆走車 キタ----!!!!  逆走多発 若・中年にも多いのは被ばくで注意力・判断力が
低下している証拠だ」 (拙稿 2016/4/20)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/524.html

「高速逆走、75歳以上が45% 過去6年間、国交省分析 (東京新聞)」 (拙稿 2017/3/23)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/705.html

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html

コメント [政治・選挙・NHK238] <これは酷い>野党議員を特集した書籍「売国議員」、アマゾンの政治カテで一位に!顔写真なども  赤かぶ
29. 2018年1月20日 06:28:00 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[203]

官邸機密費で「売国議員」の本買って「アマゾンの政冶カテゴリー第一位」

安倍-菅の仕業に違いない。

自民党の倉庫に入りきれない多量の本。

「本は要らない。伝票だけ上げろ」−−−−官邸のスガ?=ガス=「臭い人」

アマゾンの営業マンに「国民エーヨ賞」でも出すか。−−−−スガ=「臭い人」
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/598.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK238] そんなに戦争をしたいのか 南北融和に苛立つ異様な世相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 2018年1月20日 06:29:39 : GqJ2H0Owmo : RXwOBIgI_zU[70]
>『敵をやっつけてしまえ』という単純な風潮にカタルシスを感じるようでは戦前の繰り返しです。無謀な戦争を煽ったのは国民の熱狂だったことを忘れてはならない。

何度も繰り返します
>無謀な戦争を煽ったのは国民の熱狂だったことを忘れてはならない。

第二次世界大戦後、まもなく設けられた「戦争調査会」の議論に
「あの戦争に国民の責任はなかったのか?」とあります。

この国の、議論下手、組織作り下手、雰囲気だけに流される、差別に無関心、相手の痛みに無関心
ああ、この国が第二次世界大戦に至った理由がわかる

>無謀な戦争を煽ったのは国民の熱狂だったことを忘れてはならない。
>無謀な戦争を煽ったのは国民の熱狂だったことを忘れてはならない。

戦前のドイツや日本の熱狂と違って、今のは「娯楽的熱狂」なのに絶句する。
なぜそうなったのか
「幸せについて」議論することがないんだろうな (人類)愛を語れない
だから、他人の不幸を喜ぶとでも言うか 利用すると言うか
もっと、いろいろな理由があるが
「目を覚ませ 考えろ 日本人 いいのかー 同じ船だぞ」
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/622.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK238] mpeaceさん / 「実は僕、慰安婦の方とお話した事あるんですが――」  赤かぶ
3. 2018年1月20日 06:37:33 : QloyKyBqTw : QNC6dalfW_E[133]
1のひとは一冊でもいいから、ちゃんとした調査に基づいた「慰安婦」の本を読んだほうがいい。朝鮮半島、大陸中国、フィリピン、台湾など、日本では沖縄、事実上強制連行された例が多くあるし、組織的に日本に申し入れをしている例もある。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/631.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK238] 河野外相の北朝鮮の漂流船は「制裁効果」安倍首相に輪をかけた心無い言葉だ(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
5. 2018年1月20日 06:38:42 : GqJ2H0Owmo : RXwOBIgI_zU[71]
他国民にそうする思考は自国民にも同様
安倍政権は
国民の低賃金労働者は死んでもかまわないと思っていないか?
孤独死、貧困自殺

私たちは現代版「蟹工船」の中に生きているのです
いよいよ国民は分断され逃げ道を失います
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/623.html#c5

コメント [原発・フッ素49] <お前もか>原子力規制委員会・更田委員長がトンデモ発言「帰還や復興を阻害するから、除染基準を引き上げるべき」 赤かぶ
17. 茶色のうさぎ[-4114] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年1月20日 06:40:29 : q1h2s4xUcg : fiV8opCciSI[4]

 やはり、対応策は?

 独自に、地方条例を作れー♪

 塩谷町は、住民と議会の意識?民意?が高いと思います。

 大島町なんて、終戦のころ、日本国、憲法草案、まであんだよ!ぷっ♪

 まぁ、現在の国会なんて、、、ばか うさぎ♂ 長文省略 年1ミリ、0.23厳守


http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/347.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK238] 相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!(リテラ) 赤かぶ
2. 地下爺[1417] km6Jupbq 2018年1月20日 06:48:47 : Dqz8YaM4Ws : Z0KVA48O600[64]

  アメリカ様の 信任 を得てこその 東朝鮮民主主義狂倭国の 首領様


  なので 致し方ないでしょう。 三犬(司法・行政・立法)を掌握できるのも


  アメリカ製 ムサシ システムのおかげ、ソフトは不治痛製かも知れないが

  
  お手本は アメリカだもの。。。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/641.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK238] 相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!(リテラ) 赤かぶ
3. 2018年1月20日 06:51:02 : GqJ2H0Owmo : RXwOBIgI_zU[72]
怒りは抑えて書きます

宜野湾の基地そばに住んで20年近くなります
当時は、米国は、いくらか日本側の顔色をうかがっていました
沖縄の反感をかわないように
今は違います なぜだと思います

安倍政権だから はそうでしょう

私には、日本は今後は老人大国になるので使い捨て国家
利用できるだけ利用しよう
その仕組は日米合作で法的にも完成しているから大丈夫
利用価値がなくなれば撤退すればいい 遠慮はいらなくなった
思いやり予算をだせて、兵器を買っている間は利用するか
自衛隊員を戦場にやって、更に若者が減る 愚かな国だよ

と考えている 妄想か? 違うね
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/641.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍内閣の支持率がまた上がった!なぜ?   赤かぶ
3. 地下爺[1418] km6Jupbq 2018年1月20日 06:57:56 : Dqz8YaM4Ws : Z0KVA48O600[65]

  「支持」 ではありません 本当は 「指示」 のレベルがあがったのです。


  意味を理解できますよね。。。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/638.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 日本は大金持ちなんだ! ふざけるな! 赤かぶ
8. 年金少な[158] lE6L4I@tgsg 2018年1月20日 07:00:21 : Ij9HIcEFi2 : tF11NTnQyGg[35]
 ふざけてなんかいませんよ‼  国会議員は グラスタワー の最上部

 私たちが潤わなければ 下まで行かない どこが間違っているのか

 とこいつらは考えている いや 信じている

 高き屋に 登りてみれば けぶり立つ 民のかまどは にぎわいにけり 「仁徳天皇」

 天皇家をないがしろにする内閣がトップにいる議員群だけのことはある

 そもそも 野田と 議員数削減 を約束したのではないのか  根っからの嘘つきか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/584.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK238] 相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!(リテラ) 赤かぶ
4. 2018年1月20日 07:05:26 : WRECi5NCMo : xY2_zv71C_0[1]
3さん然り
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/641.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
2. 地下爺[1419] km6Jupbq 2018年1月20日 07:07:59 : Dqz8YaM4Ws : Z0KVA48O600[66]

  安倍晋三の引退と加計て


   良い縁談ととく


    だれも 反対しない

    
      お後が よろしいようで。。。


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c2

コメント [戦争b21] ダムや原発に忍び寄る、サイバー攻撃の魔の手(ニューズウィーク) 赤かぶ
4. 2018年1月20日 07:14:13 : WRECi5NCMo : xY2_zv71C_0[2]
ダムだけではない。連続電車落書き犯は
日本国民に対する、警鐘と見るべき。

防犯カメラ映像に残る落ち着いた行動は俺たちは
どこでも何でもやれるよ、と無言で語っている。



http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/544.html#c4

コメント [戦争b21] 元自衛艦隊司令官が警告「米朝戦争、空爆のタイミングはこの時期」 そのとき、在韓邦人は…(現代ビジネス) 赤かぶ
23. 2018年1月20日 07:16:10 : LiAK8mOVpk : JfLzxe_9T5I[52]
>>22
>実は山本にアメリカが早期停戦を望んでいると吹き込んでいた人間がアメリカ側にいたようです。

山本五十六はこの事を周囲の誰にも漏らさずに開戦を引き受けたのでしょうか?

アメリカ側の人間とはどういう人物で有ったのでしょうか?

アメリカは開戦後2年間も山本五十六が其のことを隠していたとして、其のことを何によって確信していたのでしようか?

アメリカとしては連合艦隊長の搭乗機が確定されていれば、そんな事とは関係なく総力を上げて攻撃をしたのではないでしょうか?
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/543.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK238] 日本の官僚たちは腐り切っている。(日々雑感) 笑坊
8. 年金少な[159] lE6L4I@tgsg 2018年1月20日 07:17:42 : Ij9HIcEFi2 : tF11NTnQyGg[36]
 憲法も守れない いや 守らない奴が トップにいるから

 法律も 政令も 規則も いい加減 グダグダ

 上正しかざれば 下乱れる  のたとえの通りで 余程の大バカ者か 大賢者 が出なければ この国はダメなのだろう
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/574.html#c8

コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
1. 2018年1月20日 07:17:49 : x4SD1Zk57E : 7uWsLigaK_Y[118]
そのロシアの悲惨な道路状況の動画です。

Russian Roads - Worst Roads In The World 2018
https://www.youtube.com/watch?v=73Zojr782hY

ロシアは新車が売れません。運が悪けりゃ、買ったその日に「お釈迦」ですから。需要の中心は、西欧の中古車。しかし、ロシアの国民の生活は苦しい。確かに医療費や学費は無料だし、年金も支給されますが、金額が安い。中古車は西側価格ですから、買うのは大変です。

修理すると費用がかかるので、前のガラスが割れたまま走っている自動車が多い。合わせガラスなので、何とか使えます。

トラックの運転手も頭がやられているのか、内輪差を考えずに車線変更したり交差点を曲がったりするから、巻き込まれる乗用車が多いですね。

Russian Roads - Worst Roads In The World
https://www.youtube.com/watch?v=_Ds6T6NzD7k

見通しの良い直線道路でも、対向車が突然こちらの車線に飛び込んでくるので、いつ事故に遭うか分かりません。こんな祖国に見切りをつけて、能力のあるロシア人は外国に仕事を求めて出国しています。これが現状。

ロシアでは現在も多くの原子力発電所が稼動していますし、放射性廃棄物も出続けています。秘密施設マヤークについて、誰も口をつぐむのはなぜか。ロシア政府も、日本のことは言うのに自国のことは言わないね。両国とも、原子力ムラが力を持っているのです。だから彼らは、原子力ムラのない国を目指す。しかし、心は祖国に向いている。現在のロシア人は、ある意味「流浪の民」かも知れません。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] 「日程合わず」と面会拒絶 安倍首相ICAN“門前払い”の狙い(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2018年1月20日 07:18:55 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[204]

ICANとの面会拒否の理由:

『日程の都合上だ。それ以上でも、それ以下でもない』(菅官房長官)

を検証して見た。【時間の都合つくじゃないか!!】  2018-01-20投稿


2018-01-17〜18の首相動静(JIJI.COM)  

首相動静(1月17日)JIJI.COM

 16日午後、ルーマニア・ブカレストの国立歴史博物館を視察。大統領府で

ヨハニス大統領主催の夕食会。

 政府専用機でブカレスト空港発。(以上現地時間)

午後4時9分、東欧6カ国歴訪を終え、昭恵夫人と共に政府専用機で羽田空港着

同21分、同空港発。

午後4時43分、皇居着。帰国の記帳。同51分、皇居発。

午後5時2分、東京・二番町の表千家東京稽古場着。母親の洋子さん、

岸信夫自民党衆院議員らとともに初釜式に出席。会食。

午後6時55分、同所発。

午後7時13分、東京・富ケ谷の私邸着。

18日午前0時現在、私邸。来客なし。(2018/01/18-00:06)


首相動静(10月18日)JIJI.COM

午前8時現在、公邸。朝の来客なし。

午前9時13分、公邸発。同14分、官邸着。

午前9時28分から同43分まで、北村滋内閣情報官、鈴木哲外務省総合外交政策

局長、防衛省の前田哲防衛政策局長、河野克俊統合幕僚長。

午前10時47分、官邸発。

午前10時58分、東京・九段南の千代田区役所着。衆院選の不在者投票。

同11時5分から同6分まで、報道各社のインタビュー。

「不在者投票はどうだったか」に「日本の未来を決める選挙だ。われわれは

ひたむきに政策を訴え続ける」。同7分、同所発。

午後0時8分、埼玉県川越市の西武新宿線本川越駅東口着。街頭演説。

同44分、同所発。同1時2分、関越自動車道高坂サービスエリア着。

秘書官と食事。利用者と記念撮影。同24分、同所発。

午後2時4分、JR熊谷駅北口着。街頭演説。同34分、同所発。

午後3時28分、JR上尾駅西口着。街頭演説。同4時、同所発。

午後4時37分、さいたま市岩槻区の東武野田線岩槻駅東口着。街頭演説。

同5時6分、同所発。

午後6時、JR池袋駅東口着。街頭演説。同27分、同所発。同49分、公邸着。

19日午前0時現在、公邸。来客なし。(2017/10/19-01:22)

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/501.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK238] 自衛隊加憲論の意味と盲点D 「壊憲」反対で一致すべし ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. 2018年1月20日 07:21:39 : jFqIwWp6no : xZYHNU_LKCk[10]
 多摩散人です。

  護憲論者の言いぐさによれば、9条は何も禁止していない。ただ、「戦」「争」「軍」の漢字さえ使わなければ、何を持っても、何をやっても構わない。なぜなら9条には「戦争…放棄」「戦力…保持しない」と書いてあるからだ。

 警察予備軍・自衛隊・実力組織・専守防衛・武器使用事態・その他忘れたが、昔、「…事変」というのもあった。

 護憲論者は9条を護るためなら、どんなに9条を破ってもいいと主張する。

 「戦車」は憲法違反だ。やはり「特車」に戻すべきだが、たまたまだから仕方がない。そんなことを言ったら、テニスの「団体戦」だって、禁止になっちゃう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/516.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK238] 自衛隊加憲論の意味と盲点D 「壊憲」反対で一致すべし ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 2018年1月20日 07:23:32 : jFqIwWp6no : xZYHNU_LKCk[11]
>28 訂正

 多摩散人です。

 「警察予備軍」じゃなかった、「警察予備隊」だった。つい、本音が出ちゃった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/516.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK238] 自民党総裁選への影響が出ないように籠池夫妻の初公判が延期だって。勾留期間がそれで伸びる  赤かぶ
1. 日高見連邦共和国[6168] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 07:24:48 : hMbx35iX5k : uEMk_EIeTOA[1]

はあ?意味が分からなね〜!この糞どもがっ!!

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/640.html#c1
コメント [原発・フッ素49] 5分1以下が確定した福島県浪江町(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
4. ソーカ教会マスゴミ学会[1] g1yBW4NKi7OJ74N9g1iDU4N@ineJ7w 2018年1月20日 07:25:11 : kxk7MnCbWU : S0swXCpT_BE[-285]
>投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 1 月 18 日 09:16:30
>2018/01/17(水) 19:46:54 めげ猫「タマ」の日記

めげ猫サン、総合トップだよ! でも

平成28年9月14日〜11月18日測定の古い(今は平成30年1月20日)測定結果

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/362/list-1.html

が、今も更新されていないね!!

なぜ、いま、こんな記事が総合トップになったのか、考えてみるとおもしろいよ!!!

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/341.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK238] 小泉が憲法改正の指南。ツイッターで「ほれみろ」の声が大きくなる  赤かぶ
1. 日高見連邦共和国[6169] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 07:27:22 : hMbx35iX5k : uEMk_EIeTOA[2]

『野党』って?維新や希望は野党ではないゾ?ましてやこころなんぞ。(嘲笑)


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/637.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
28. 2018年1月20日 07:28:07 : 9JzzprlCSg : 7J05@kFi8r4[95]
芸能人と美食し過ぎて とうとう属国の自覚さえ無くなったか、アメリカ様は自国の為には平気で裏切る国 昔イラクとは友好国だった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
29. 2018年1月20日 07:30:49 : OBsuI6RSUo : 2CHyHHxl5CY[204]

アメリカからの核攻撃への抑止力と説明している限りは、一定の理屈
が通るのが北朝鮮の核ミサイル開発だ。
その場合、仮想敵国はアメリカであり、歴史的な経過でも北朝鮮は
アメリカに対抗して動いている。

そこにしゃしゃり出て、わざわざ核を持つ国に敵対行動を取ったのが
河野外務大臣の第三国への「北朝鮮との国交断絶要求」だ。

それは明確な敵対行動であって、看過される問題では無いだろう。
攻撃もされてない国が、先回りしてその国を外交的に攻撃している。

国内ではまるで日本がミサイルで攻撃されているとか狙われている
かのような報道が多いだけ。
朝鮮半島の非核化はアメリカ軍の非核化と同時進行でしかあり得な
い。

結局どの国からも支持もされない日本のはしゃぎっぷりが目立った
だけ。
日本らしい動きが出来るとしたら、アメリカと北朝鮮に向けて、相互
非核化の仲介をする事だ。それこそが自国民を守る唯一の方法だ。

北朝鮮を外交挑発するな。 河野!



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c29

コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
2. 2018年1月20日 07:33:56 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[100]
後続車のドライブレコーダー動画。

高速事故 (YouTube nori miyamoto)
https://www.youtube.com/watch?v=CBq0qaeDjSg

時速100キロ同士で正面衝突したら絶対に助からない。
逆走者は屋根がめくれてしまっている。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c2

コメント [自然災害22] ロシアで氷点下65度! 歩行中の若者が凍死!   赤かぶ
3. 2018年1月20日 07:34:10 : yKldkP2vf2 : R4m68vCswmU[5]

ロシアなど北極周辺では気温が低下しているのに、北極は急上昇しているらしい。

カオスな世界の始まりか?

そうそう、温暖化の語り詐欺はネタが割れた。

縄文〜弥生初期までは気温が高く、海面も今よりズ〜と高かった。

平野の内陸部で貝塚が多数あるのは、そのため。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/387.html#c3

コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
3. 2018年1月20日 07:36:33 : Jikj7GfMhk : CMt9qV@Fwdo[57]

 安倍の 悪魔の勲章が また一つ増えた

 モリ・カケ・スパ・リニア・逆走噴射
 
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 元米大統領特別補佐官「中国と日本が尖閣諸島で衝突しても海兵隊は何もできない。北朝鮮のミサイルを打ち落とすこともできない 赤かぶ
1. 2018年1月20日 07:36:57 : 0qZDOjot4w : zqHXmj1gvfY[56]
 日本国民は忖度の名人、日本国は忖度国家なんです。だから世界最強の米国には最大限の忖度をして「向こう(米)の思っていること全てを日本から提供してやるんです。 Byデンデン。 byデンデン。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/632.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK238] 「平和ボケのタカ派」は日本を核戦争に向かわせる(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
26. 2018年1月20日 07:42:58 : FzTMiAWC0H : LOhShls7DsQ[1]

日本人の潜在能力を総合的に考える場合、既に好戦的な人と穏和な人に分かれている。

その対立が現在の世論を二分する。しかし戦争肯定な輩は知能が低い現実は明らかだ。

世界情勢から軍事、技術や人的資質など自分らは何もできないから人にやらせるだけ。

自民党をまともにすることも選択肢として排除しない国民的な議論を形成するべきだ。

民意を実現すべき日本の重大問題なのに解決が難しいのは政党政治の限界状態だから。

自民党の穏健派とも超党派で日本が絶対に戦争に巻き込まれない政策協議も必要です。

自民党を批判するだけではなく具体的政策で分割することも日本の為には有効手段だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/602.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK238] 米軍ヘリの普天間小学校上空飛行のニュースには腹が立つ  天木直人  赤かぶ
7. 2018年1月20日 07:44:05 : 0qZDOjot4w : zqHXmj1gvfY[57]
 件の米軍高官の発言は「我が大デンデン総理閣下」の日ごろの発言を聞いて、日本ではそんな言い方を総理が堂堂と言うという事は「日本では正しい主張の仕方である」と学習して、総理に敬意を払うべく発言したんでご座ります。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/614.html#c7
コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
4. 2018年1月20日 07:44:42 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[101]
逆走者の運転手は1週間前、2ヶ月前にも事故を起こしていた。

「“東名逆走”残された疑問 事故防止の呼びかけも…」
https://www.youtube.com/watch?v=M6nocXu8Aus
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c4

コメント [経世済民125] リニア新幹線の“ずさん工事”で住民大迷惑、温泉宿からも嘆き「これで南アルプストンネルなんか掘れるの?」(次は死傷者?!) 戦争とはこういう物
1. 2018年1月20日 07:48:07 : x4SD1Zk57E : 7uWsLigaK_Y[119]
南アルプスは、地質構造がもろい。この地域を縦断する鉄道である飯田線の軸重を増やせないのは、そこに原因がある。

リニアのトンネルなんて掘ろうものなら、突然陥没することになりかねない。1950年代、1960年代に頻発した炭鉱事故の二の舞になる。炭鉱屋の麻生なら、知っているはずだ。知っているから、リニアについて一言も言わないのだ。

当方も鉄道で働いてきたから大きなことは言えないが、山岳の多い日本で多くのトンネルが掘られてきた。そのたびに自然破壊だ。確かにトンネルの建設から逃れることはできないが、つくりすぎたんじゃないか。そしてそれらはペイしない。膨大な建設国債残高がそれを証明している。

今までつくったトンネルの維持管理に徹するべきである。JR東海の在来線も、静岡県内にいくつもトンネルがある。それらのトンネルは漏水していて、機関車を運転中にワイパーを動かしたよ。当方と徹底対立した葛西の奴は、自分とこの在来線など、どうでもいいんだろう。

日本の鉄道網の大半は、明治時代、大正時代に建設された。だから老朽化が予想以上に進んでいる。保線や維持も、JRになってから殆ど外注化。作業員の高齢化も進み、お先真っ暗。

衰退する日本。少しでも衰退を食い止めるために、リニアからきっぱりと撤退し、既存の鉄道の維持に注力すべきだ。「選択と集中」こそが、鉄道事業者に求められる。
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/510.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
30. 2018年1月20日 07:48:11 : Zix1PGUpCk : kR135Qx9YYU[1]
 
年がら年中ミサイルブッ放して
周辺国を威嚇するのはどうなんだかねー?
放置していればいいのかねー?
 


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
3. 2018年1月20日 07:51:58 : yKldkP2vf2 : R4m68vCswmU[6]

え、そんなに若かったの!

トランプとのゴルフで後ろに転がる姿とか見てると、70前後にしか見えない。

どうも、悪知恵だけは実年齢より若いらしい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] mpeaceさん / 「実は僕、慰安婦の方とお話した事あるんですが――」  赤かぶ
4. 2018年1月20日 07:57:42 : 0qZDOjot4w : zqHXmj1gvfY[58]
>>1サン

 詳しくはないのですが、一応日本国内で日本国民に対しては「法律(と国際条約?)」に則り、慰安婦募集をしたという事ではないですか?ところが朝鮮・台湾は当時日本国で人は日本国民というたてまえでしたが、その実人間扱いしていなかったた(それは常識としての本土人の感覚であったようです)め、法に反するような仕方がまかり通ったという事だと思います。その良い例が「朝鮮人徴用工」の徴用と従業員としての扱い方に表れていると思います。一方、非人道的と思える徴兵は、法に従ったために本土人にも過酷であった(徴兵逃れは死刑など)という事でしょうね。

 詳しい方がおられたら、解説いただけると良いと思います。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/631.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
631. 日高見連邦共和国[6170] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 08:04:13 : y9QQSrdTDU : 8ACehNkPZuQ[1]

おやおや、『文末^^銀蠅』くん、私に言外に『折角の金曜の夜、他にやることネ?』
って言われて
恥ずかしくなっちゃった?遠慮なんか要らないのに。事の始めからお恥ずかしい奴なんだから。(笑)

>>622

>>611
>枝野幸男は、正しく「保守」であり、間違っても「自由主義者」ではありません^^

そもそもこう言ったのはオマエだ。だから『保守』と『自由主義』は共存し得ないんだな?と。

自分で言い放ったことを自分で修正してた世話ね〜や。その臆面の無さも安倍ソックリだな!

>>623

私の、>>621 のコメントのどこがアラシだよ。普通の日本人ならば誰もが思ってう事だが?(笑)

そりゃ〜、安倍やその支持者は『そのように言われて』痛かろーがな!(笑)

>>624
>無いなら「無い」と答えよ^^

既に答えてるし、設問の悪さも説明してるが、読んでねーの、まさか!

その書き込みももう何度目?‟バカの一つ覚え”って言葉知ってる?(笑)

>>625
>此れは、頭のおかしいガイキチが、本スレ>>120に投稿したコンテンツです^^

だからそれは‟コンテンツ”とは呼ばない。

そして反論で用いてる理論一般的でもないし、破綻(論破)してる。(笑)

そして自分が『キチガイ』と呼ばれて『キチガイ』と返すオウム返し、(笑)

>>626
>小沢さんによって、9条の解釈は憲章51条に基づくと語られる、その原文です^

小沢一郎がいつどこでそんな事を言ったって!?(笑)

>627
>自衛隊を「国防軍としない」って^^/安倍試案を準備しましたよね?^^

安倍は『自衛隊を明記する』と言っただけで、『国防軍』とは、‟文言”ではしない、って言っただけだ。

‟やろうとしている実態”に差はない。厳密のに‟一緒”だ。(笑)

>>628
>実は、これは小沢一郎さんが考えた方法です^^

‟手法”も‟目的(改憲方向)”も全く違うが、オマエがそう指摘する理由を説明できていない自分に気づいてる?

>>629
>もー本当に、野党は不要よ^^

野党の国会の質問時間を削ろうってヤツラら野党批判などおこがましい!(笑)

それに、まっとうか改憲論議をお望みならば、まず自民党案を正式に出し、早く公明と協議しろ。

そして与党案が出て初めて‟議論のスタート地点”だ。分かるか?今はそこにまだ無い。

四の五の言わずに、早く出せよっ!いつ出してくれるんだよ、ソレ!!

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c631

コメント [政治・選挙・NHK238] ツイッターでヘイトなokinawadojinn(腐翼)と対話中。 知る大切さ
1. 知る大切さ[11491] km2C6ZHlkNiCsw 2018年1月20日 08:14:02 : R9FCqA2vYc : rrJKS_dywEM[2206]
本日の【腐翼】人の朝ツイート 3発

お前のガキも、お前みたいに知恵遅
れなの⁉(笑)(笑)(笑)


お前の子供は顔が歪んでるの⁉(笑)


お前の子供は腐膿なの⁉
お前を真似て当て字にしたよ(笑)(笑)
頑張れ腐膿親子(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)

ーーーーーーーーーー
同じ日本人として、こんな輩が核戦力保持に
賛同側とか、到底容認できない。
狂人に刃物に近い。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/643.html#c1

コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
5. 2018年1月20日 08:17:24 : jGihVNR26Y : aj7ONUhT3r4[1]
板違い投稿を繰り返すのも被曝による脳の障害ですか?
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c5
コメント [国際21] トランプを激怒させた暴露本に書かれた「決定的証言」その中身 これで王手がかかったかもしれない(現代ビジネス) 赤かぶ
4. 2018年1月20日 08:17:26 : TdY4wloEb2 : 0RAJnZ21KIw[1]
>>3
15周回遅れのコメントを書き込むなよ
トランプを降ろしてどうするよ
米国ディープステート側の連中にまた明け渡すのか?
死ぬぞ?次はマジで
加速度的に日本は破壊される
TPPをすぐさま締結し、主権を強奪される
そういうことになりかねない
トランプバッシングってそういうことなんだよ
安倍疑獄も力業でなかったことされるだろう
米国ディープステートの忠実な傀儡だから全力で守るよ


http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/680.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK238] そんなに戦争をしたいのか 南北融和に苛立つ異様な世相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 2018年1月20日 08:19:08 : 0qZDOjot4w : zqHXmj1gvfY[59]
 ヤフーコメント欄でこの件(対北政策)に関する多くのコメントは>>11さんの危惧される通りの内容が殆どです。

 読んでみると日本人の幼児性・ご都合主義・単純さ・・・等々、いやという程思い知らされます。その思考認識は安倍デンデン氏とよく似ています。そのようなレベルの人間が日本人の半数程度存在する(北攻撃論の支持率より考えて)というように理解できます。(この須知は政権支持率にも近い)

 国の指導者とマスコミと国民がお互いに煽りあって「バカな方向」に進みつつある、危険なレベルに達したと言う事だろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/622.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍内閣の支持率がまた上がった!なぜ?   赤かぶ
4. 2018年1月20日 08:22:04 : LtCgBW7hYc : oBmaRz_apoI[57]
日本人は実は戦闘狂ではないだろうか
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/638.html#c4
コメント [経世済民125] 国家破産は、これさえ守っておけば全然怖いことではなかった 慌てる必要はありません(現代ビジネス) 赤かぶ
6. 2018年1月20日 08:23:46 : ivEuLxV8lU : 4BuimHbho44[1]
> 国民の「満足度」は高いけど
> 内閣府の調査(2017年8月)では、現在の生活に「満足」と
こたえたひとが73.9%と過去最高になりました。

犯罪と大嘘、デタラメ、誤魔化しの安倍政権の内閣府
まともに受け取るほうが、どうかしている。
福島、日本の原発汚染度のほうは調査しないのか。

それから米国・欧州の株式市場は、どんどん最高値を更新している。
一方、日本は紙幣を刷って刷って最高値の半分を越えてきたところだ。
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/530.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
31. 2018年1月20日 08:27:19 : fVDdz9A3SM : WHgabTgBq30[253]
原発を北のミサイルから守ってもらうようトランプさんにお願いしては?

トランプさんが「俺に任せておけ」と云ったら、おおいに金正日に喧嘩をふっかけてくださいませ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
632. 日高見連邦共和国[6171] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 08:27:59 : y9QQSrdTDU : 8ACehNkPZuQ[2]

>>627 『文末^^銀蠅』くん

追記。

そこでの記述が、オマエの詭弁と、安倍がやろうとしている事の危険をあまねく表している。

キーワードは、『憲章43条』、『憲章51条』、『憲章106条』、及び‟特別協定”。

もう一個加えるならば、『憲章42、43条』で規定された‟国連軍(湾岸戦争時の多国籍軍まで加える)”の否定だ。

いかに今の安倍自民が、日本を極めて危険な方向へ導こうとしているのか・・・

それを今日、論拠してやる。首を洗って待ってろや!!

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c632

コメント [政治・選挙・NHK238] 東京地検、リニア不正捜査の標的は安倍首相か…官邸、刑事局長に報復人事で対立先鋭化(Business Journal) 赤かぶ
25. 2018年1月20日 08:28:49 : CpiQvz6B26 : qhdOV2eUPPs[1]
  

 
口封じ収監忖度実行の売国痴検には
微塵の期待も抱かぬように

http://k.pd.kzho.net/1516403156917.jpg

18/01/20(土) 08:05:58
http://kzho.net/jlab-giga/

  
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/569.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
32. 2018年1月20日 08:30:39 : l2deslgXuI : voyM_MNCB2M[1]
>「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人 

そんな首相に敵わない野党も、終わりかも知れない?

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK238] 相次ぐ米軍事故に約束反故…それでも国会審議を拒否する安倍政権、安倍首相は「沖縄は我慢して受け入れろ」と暴言!(リテラ) 赤かぶ
5. 2018年1月20日 08:33:18 : TdY4wloEb2 : 0RAJnZ21KIw[2]
安倍晋三は背乗りの朝鮮人のこども
安倍寛と妻の顔と安倍晋太郎の顔、よく観ろ
何一つ似ていない
親子でそんなことあるか?

自称右翼はやたらと半島に詳しい
片仮名はハングルのように書く
米国や統一教会を批判しない
イスラエルやサウジアラビア、英国も同様
一方、韓国や中国、ロシアは徹底して叩く
沖縄や沖縄人を弾圧するのだ

GHQ・CIAはアカ朝鮮人を日本工作のイスに座らせたのだよ
日本・日本人にとって不幸な選択をするときに躊躇いがあってはいけない
だから日本人に見た目が極めて似ている朝鮮人を利用した
反日朝鮮人は喜んで椅子に座る
その体制が70年以上続いてしまった
結末がコレだ

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/641.html#c5

コメント [国際21] トランプを激怒させた暴露本に書かれた「決定的証言」その中身 これで王手がかかったかもしれない(現代ビジネス) 赤かぶ
5. 2018年1月20日 08:33:28 : zLjlEx1NeQ : IBexkyAl1TI[19]
>>4
TPPがアメリカにとってそんなに都合がいいならなんで「アメリカファースト」
を唱えているトランプが破棄するんだ。
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/680.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK238] 「一国の首相としてあまりにも愚かで幼稚だ」 金正恩にここまで言われるようでは安倍首相も終わりだ  天木直人  赤かぶ
33. ボケ老人[2746] g3uDUJhWkGw 2018年1月20日 08:33:49 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[1175]
>30.kR135Qx9YYU:年がら年中ミサイルブッ放して周辺国を威嚇するのはどうなんだかねー?

建国以来、年がら年中戦争に明け暮れる方がどうなんだかねー?

日本に関係の無いICBMに右往左往する阿保
日本はとっくの昔にノドンテポドンの射程内だよ

    
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/612.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍内閣の支持率がまた上がった!なぜ?   赤かぶ
5. 2018年1月20日 08:36:32 : TdY4wloEb2 : 0RAJnZ21KIw[3]
支持率はあくまで安倍の希望
0%を46%という希望値に書き換えているだけの話

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/638.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK238] 名護市長選で稲嶺市長の3選必ず/翁長沖縄県知事の妻、樹子(みきこ)さん「稲嶺さんの相手は相手候補ではありません。 gataro
8. 2018年1月20日 08:37:25 : OBsuI6RSUo : 2CHyHHxl5CY[205]

国民に公開される人事案件は首長と議員だ。これだけが許されている。

ただし選挙制度の運用は自治体は総務省が握り、日頃の情報源であるマス
メディアは国が監視していて、一緒に寿司を食い合う仲。
記者クラブはただの情報独占ブラックボックス装置。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/573.html#c8

コメント [戦争b21] 多極化の陰に潜むアメリカの戦略 taked4700
5. taked4700[6777] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月20日 08:41:16 : Ox4rk81wgA : 5WVMM0qE9sA[8]
>>03

>しかし、米国内の経済は米軍の世界展開を十分に支えるほどの余裕は無いのでは無いでしょうか?
>中東での失敗により当てにしていた略奪がうまく行かず、収入が無いままに出費を強いられているのではないでしょうか?

中東での工作は大成功では?中東はまさに混乱の極みにあり、今後もその混乱はより深刻化するわけで、作戦成功です。「略奪がうまく行かず」とは、何を指しているのでしょうか?リビアが現在のようになっているのはなぜか、考えていますか?

>沖縄に配備されているポンコツヘリコプターの代替もままならない、
売り込むつもりで居た欠陥機のオスプレイも日本以外の買い手も見つからず、
欠陥が患い金食い虫の様です。

オスプレイは構造上、高層を飛ぶことが出来ません。つまり、地対空ミサイルに簡単に撃ち落とされます。それをわざわざ開発しているのはなぜかを考えるべきです。アメリカはわざわざフランスの戦争を引き継いでベトナム戦争をやりました。その意味は、第2次世界大戦で活躍した黒人兵を戦死させ、アヘン中毒にさせるためでした。ホーチミンがベトナム側のリーダーでしたが、彼の生涯はなぞだらけ。彼がアヘンを米兵に流すことを提案しました。自分としては、オスプレイが原発などの施設に墜落しないか、心配しています。

>自転車操業の米国は形振り構わず戦争経済へ突っ走っている様に見えます。
果たして何時までその状態を維持できるのか?

実を言うと、投稿記事には抜けている点があります。それは寒冷化とカスケード地震帯でのM9地震、そして、イエローストン噴火です。ある程度先のことになるはずですが、その対策をアメリカは2001年アメリカ同時テロから打ってきているのです。

>アメリカはドンドン落ちていって最後はコケルと思います、そう遠くない内に。
最後は私の願いの部分ですが。
人類が危ない、地球が危ないです、アメリカの為に。

確かに、現在のアメリカの戦略は他国を犠牲にしても自国の、またはアメリカ支配層の利益を確保ということであるようですが、アメリカがコケル事態は、多分、地球全体がコケル事態になるはずで、本来なら、世界中の国々がアメリカと共に対策を打つべきなのです。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/549.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK238] 自民党総裁選への影響が出ないように籠池夫妻の初公判が延期だって。勾留期間がそれで伸びる  赤かぶ
2. 2018年1月20日 08:43:14 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[205]
コメント引用>

籠池泰典氏の長男茂夫氏の訴えは「当然のこと」です。

籠池泰典さんの「長期拘留問題」は、完全な「人権侵害」です。

以下コメントを引用>

しかし、人権侵害の訴えを受け付ける法務省の「人権擁護局」は、『本人から直接

の訴えがないと受付ません』(この問題は小沢一郎氏の陸山会事件の時調べまし

た)

つまり、人権侵害を「本人」が法務省の「人権擁護局」に直接訴えるのを、阻止す

るためには『長期無決扱いで「外部との電話もさせない措置」しか警察には手段が

ありません。

『法務省の「人権擁護局に本人が電話その他の手段で申告出来ないようにするしか

ない」のが警察の本音だと思います』
引用終わり>

安倍は籠池泰典氏を「詐欺罪で起訴された人」と決めつけて、国民を騙していま

す。

もし籠池泰典氏が起訴されていれば、こんな長期の拘留をされる筈がありません。

安倍と、安倍に隷属する検察-警察-裁判所が「つるんで」

長期の無決拘留をしているのです。これが真相です。

国民の皆様「起訴もされていない人の長期拘留をする=安倍政権」を打倒しましょ

う。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/640.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK238] 名護市長選で稲嶺市長の3選必ず/翁長沖縄県知事の妻、樹子(みきこ)さん「稲嶺さんの相手は相手候補ではありません。 gataro
9. ボケ老人[2747] g3uDUJhWkGw 2018年1月20日 08:46:58 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[1176]
ウチナー頑張れ
札びらを切るヤマトンチュに負けるな

安倍は辞めるに辞められなくなってきている。
辞めた後の虐げられた官僚の報復反撃が怖くて

   
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/573.html#c9

コメント [経世済民125] 「バブル入行組」は岐路 日本経済に翻弄された銀行員の「天国と地獄」〈AERA〉  赤かぶ
3. 2018年1月20日 08:57:04 : x4SD1Zk57E : 7uWsLigaK_Y[120]
各種手数料をバカスカ取って、お金を預けても金利はないに等しい状況。金利に不満を言うと、投資信託を奨めやがる。こんな賭博で破産してたまるか。

銀行自らサラ金やって、個人破産させてウハウハ。

銀行屋は今や嫌われ稼業。
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/491.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK155] 戦後最大の馬鹿サヨである 大江健三郎迷言を集めてみれば・・・w(不定期更新-河童工房('◇')の憤懣本舗) 会員番号4153番
35. 死にやがれネトウヨ[1] joCCyYLigqqC6oNsg2eDRYOI 2018年1月20日 08:57:42 : s0EA5ONshA : kbLGXX8znps[1]
死ねやバカネトウヨ
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/522.html#c35
コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
4. 2018年1月20日 08:59:03 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[206]

リトアニアの川の氷よ!

「割れて、シンゾウ&アキへを凍った川に落とせ!」−−“ボツチャン”僕ちゃん

これが「お御渡り」だ。

お天道様はお見通し。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK238] 片山さつきに議員の椅子は必要か  赤かぶ
1. 2018年1月20日 08:59:24 : AoxAgbFQ12 : Xls6m9KlYkI[6]
確かにこんな人に議席を与えるべきではない。
何しろ天賦人権説を否定する中世魔女狩り信奉オバハンだから。
エトウヨ評論家として、毒を振りまいていればいい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/636.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
5. 谷口エリカ[51] kkqM@4NHg4qDSg 2018年1月20日 09:00:02 : jixfFb7kUw : sTy_Odj3FmA[41]
ブラック企業を合法化し、死ぬまで現役で働かせるのが、アベノミクス、働き方改革でしょう。
年金を70歳で選択制(強制?)にしようか、と言う議論をしている時に、なぜそんなことを言える?

そんなに今の仕事が向いていないなら、大学に入りなおして違うキャリアを目指したらいかが。
率先してリカレント教育やってくださいよ。
首相の場合は、小学校に入りなおして、漢字の読み方から始めた方がいいのかもしれませんけど。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍政権vs小泉元首相。国民が迫られる原発ゼロか新設かの選択  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
1. 2018年1月20日 09:05:52 : WTrip0uTVM : N9TgXPAYU38[1]
憲法改悪と珍次郎けつ持ちでラブラブのこのお二人を
「VS」?
笑わせるのもいい加減にしろ

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/628.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK238] そんなに戦争をしたいのか 南北融和に苛立つ異様な世相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. ボケ老人[2748] g3uDUJhWkGw 2018年1月20日 09:06:08 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[1177]
>8.FZsyoriKx58:これってアメリカが梯子外したら日本が孤立するという最悪のパターンじゃないか。

その通りです。
ISとの対決に米国が散々利用したクルドはIS崩壊後は、トルコとイランの挟み撃ちに
米国は知らん顔

中国包囲網などとっくに放棄して、米中覇権の分け合いに
安倍だけが置き去りに

    


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/622.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK238] 片山さつきに議員の椅子は必要か  赤かぶ
2. 2018年1月20日 09:07:23 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[207]

「片山イラナイ」「安倍イラナイ」

「片山イラナイ」「安倍イラナイ」でしょ。

「片山イラナイ」「安倍イラナイ」ね。

これ、国民の共通感覚。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/636.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK238] ツイッターでヘイトなokinawadojinn(腐翼)と対話中。 知る大切さ
2. 知る大切さ[11492] km2C6ZHlkNiCsw 2018年1月20日 09:13:31 : axRRESrECm : P0hzg1M_wCk[1]
今朝の【腐翼】の会話

4
ハイハイ(笑)
低能親子頑張れ✊

5
足りない子供を庇う親心🎵

6
君の子供の腐膿さは、君が否定しても滲み出てるよ(笑)
君の子供って生きてる価値あるの⁉
マジで生きてるだけ無駄だろ⁉(笑)(笑)(笑)
低能のサルが(笑)

7
生きてる価値すらねえ、サル以下の
ガキを抱えてテンパってる奴の相手も飽きてきた。
まあ、コイツのガキが何処で死のうが知ったこっちゃねえ
し、腐る前に焼くなり埋めるなり勝手にしてくれ(笑)(笑)
まあ、頑張れや✋

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/643.html#c2

コメント [戦争b21] 中国が4隻目の空母建造に着手、米キティホークに匹敵か―中国メディア 赤かぶ
2. 2018年1月20日 09:14:05 : WTrip0uTVM : N9TgXPAYU38[2]
「001A」型で既にキティちゃんと同じサイズだよ

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/550.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK238] 飛ばされた刑事局長!リニア疑惑の裏で暗躍する官邸!   赤かぶ
2. 2018年1月20日 09:16:41 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[208]

「リニアは国策」「原子力は国策」

「リニアの目的は核シェルター」「原子力の目的はプルトニューム=原爆」

「リニアはJR東海にやらせる」「原子力は東電にやらせる」

「国策」の陰に「国の陰謀」が見える。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/635.html#c2

コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
6. 2018年1月20日 09:19:18 : 0rDosxZNQo : 7jJifgeB9Ms[35]
これだけ脳がやられていると、どういう意識状態で運転してたのか想像つかんな。

恐らく酩酊状態と同じで、運転している途中から意識が朦朧としてたんだろうな。それで逆走しててもおかしいと思わなかったと。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK238] 核の傘に依存 核廃絶への意思を表明できない卑怯な政権 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 2018年1月20日 09:25:03 : QloyKyBqTw : QNC6dalfW_E[134]
>>9の人は、日本が被爆国であるという前提と、そのために世界においてどのような立場にあるかを無視している。よくある、オレは現実を知ってんだぞ、という態度をしめしたいのだろうけど、いわゆる先進国ではなく、米ロ中という大国に批判的な国々にとって平和主義の希望の星でもある。実際に中東でもアフリカででもインテリから民衆に話を聞いてみればいい。今の日本がやっていることは、そのブランドを捨てていること。そして9の人の言うような「オレは現実を知ってんだ」という向きは、理念の確立と共有というプロセスの重要性を知らない、うわべだけの「現実主義者」なのさ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/608.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK238] 核の傘に依存 核廃絶への意思を表明できない卑怯な政権 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2018年1月20日 09:28:40 : QloyKyBqTw : QNC6dalfW_E[135]
>>9は、相互確証破壊理論に頼ろうとする金正恩と同じような思考回路かもね、いや当事者の金のほうが程度がましかな。NPT自体では北朝鮮、インド、パキスタン、イスラエルが止められておらず、マーシャル諸島による矛盾の指摘など、ほころびも生じている。NPTの、いわゆる5大国による核の独占という体制が結局核拡散を止め切れていないことを考えなおす機会でもあるということなのさ。まあ、何を言ったって、単にかっこつけたいだけの9は、納得するフリもしないだろうけど。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/608.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍内閣の支持率がまた上がった!なぜ?   赤かぶ
6. 2018年1月20日 09:29:30 : 1NoGrdHnZc : M5YiuuT4z9c[3]
「希望とか民進を叩けば 自分の好きな政党に支持が流れるはず」

というのは浅ましい考えです
実際は、単純に自民のほうに流れます
先の選挙のときもそうでした

自民は枝野さんのように
他を叩くことなく自民だけ批判することを恐れます
逆に、きぼうや民進を「第二自民だ」とか言って叩く人は大歓迎です
あなた方のように

自民が喜ぶようなことをして安倍の支持率を上げて「何で} 何故だ?」とか
間抜けなことを言うのはいい加減やめましょう
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/638.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK238] マイナンバーの記載は必要ないのですよ!   赤かぶ
1. 2018年1月20日 09:32:42 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[209]

「ヤッパリね」

役人は「住基ネット」で失敗の「負の遺産」に日のめを当てさせるために、

ラベルだけ張り替えた『マイナンバー』を国民に押し付け「国民総番号化」を

計ったが、また失敗。

馬鹿な政策に使った「税金返せ!」 『税金返せ!』
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/633.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] 「平和ボケのタカ派」は日本を核戦争に向かわせる(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
27. ボケ老人[2749] g3uDUJhWkGw 2018年1月20日 09:33:53 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[1178]
【真相の道】という平和ボケ
ボケ老人にボケと言われるのだから、【真相のボケ】と言ったところか。

>22【真相の道】それがわかっているから、北朝鮮が核攻撃を先に行なうことはありえません。

ならば、何故、米国が先制攻撃に踏み切るのか?
【腐翼】平和ボケの馬鹿共は北朝鮮は理性の無い凶悪国家だから、ミサイルをぶっ放す。日本が沈む前に敵基地攻撃をと叫ぶ。
ところが、いざチキンレースが始まると、金正恩は理性的だから云々と

15.23.PyYiRdQ1N2gや【真相の道】のような【腐翼】
【腐翼】とは右翼思想など欠片もなく、己の勝手な妄想世界(脳内お花畑)で夢うつつ

だいたいからして、日本はとっくの昔からノドンテポドンの射程内だ。
北のICBMなど日本に何の関係も無いのにJ−アラートを吹かす。

ミサイル防衛よりも、日本海の漁民を守る方が先だろう。
漂流船が流れ着き無人島の非常用設備が略奪されるまで気が付かない国境警備。
この間どれだけの工作員が上陸していることか

    
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/602.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK238] マイナンバーの記載は必要ないのですよ!   赤かぶ
2. 2018年1月20日 09:34:32 : IKf5F0C686 : Nl_hTGNJLjU[2]
2018年度から云々(うんぬん)じゃなくてw、
これまでに自治体からブラックに送られちゃった従業員のマイナンバーを
(そ及的法改正をして)早急に使用不能にしろ

不動産登記権利書の記号同様、この番号を知るものを正当な権利者とみなす性質のマイナンバー
ブラックどもにこれを送ったら(預金解約、住所変更、登記変更、婚姻届、遺言書換え、相続人変更、、)
なんでも悪用のし放題

『詐欺業界だけが求めているのがマイナンバー制度』(モーニングショー)といわれたが
安倍晋三自身と詐欺業界の蜜月が実によくわかる
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/633.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK238] 籠池保釈の手はどこまでやってくれてるのか? 弁護士さんに籠池佳茂 知る大切さ
1. 2018年1月20日 09:37:54 : WRECi5NCMo : xY2_zv71C_0[3]
籠池さんは弁護士の本気度を
図る必要がありますね。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/642.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK238] 飛ばされた刑事局長!リニア疑惑の裏で暗躍する官邸!   赤かぶ
3. 戦争とはこういう物[2558] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年1月20日 09:38:15 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1202]
「リニアはトンネルで難工事だから、談合しないと入札しない」「高度技術が必要だから大手ゼネコンに任せるしかない」等と云張る解説者が多く見られるが。
本当にこの4社しか出来ない事業と言えるのか。殆どの部分を4社のみで分け合うのは異常と思えるが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/635.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK238] 特報!安倍官邸がリニア疑惑捜査を「人事」絡め封印!   赤かぶ
2. 戦争とはこういう物[2559] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年1月20日 09:43:29 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1203]
 週刊誌は弱い芸能人や女性議員ばかり攻撃せず、もっと大物の政策スキャンダルを追及出来ないのか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/630.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK238] 片山さつきに議員の椅子は必要か  赤かぶ
3. 2018年1月20日 09:46:01 : ksbgNRP0Ag : ihXIurNoqP8[381]
政治家なんだからはっきりと「生活保護廃止!」て言やいいじゃねえか。
んでもって、新たな政策を訴えたけりゃ訴えろよ。

ヘイトなスピーチでアホな国民を煽ってんじゃねえよ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/636.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 特報!安倍官邸がリニア疑惑捜査を「人事」絡め封印!   赤かぶ
3. 2018年1月20日 09:46:29 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[210]

安倍官邸 無敵 めさぜ永久政権

安倍の失政は安倍に始末させろ!

【板野東大名誉教授が提言】
コメント引用>
前の政権交代で、民主党 鳩山首相はアメリカの横やりと外務官僚の虚偽報告
に騙され、「booby 鳩山」の汚名を着せられて辞任。小沢は「収支報告書の日時が違う」の言いがかりで「陸山会事件」として特捜に起訴され、冤罪で政冶生命を絶たれた。
その後を継いだ菅内閣は「自民内閣の失政」で起こった「福島原発事故」の
尻ぬぐいをさせられる羽目に陥ったことは国民の記憶に新しい。
「尻ぬぐい」には懲りているのに、「政権交代」をしないと現状を打破出来ないと野党は共闘に走っている。

この野党に知恵を貸そうと言う板野潤治 東大名誉教授の提言は正に正鵠を射ている。
「安倍の失政は安倍に始末させよ」−−いずれ安倍-山口 自公内閣は自滅する。

この提言は正しいと思うが、政冶の空白で国がダメージを受ける心配もある。
政治家、国民が「目覚めて」正しい政治を確立しないと「日本は滅びる」

アメリカの属国に甘んじている今の与・野の政治家が「安保条約の鎖を断ち切って、主権国家を樹立できるか」が問題の鍵となるだろう。
引用終わり>

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/630.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK238] 平昌五輪後の戦争開始を煽る愚  天木直人  赤かぶ
5. 戦争とはこういう物[2560] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年1月20日 09:49:00 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1204]
マイナス金利などの無理繰な景気策が、五輪後に裏返る。
アベノバブル崩壊による大不況を誤魔化す為に、マスゴミを駆使した「開戦」機運が起きはしないか。今から用心すべき。
今年の大河は「征韓論」でクーデターを起こした人物。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/616.html#c5
コメント [国際21] トランプを激怒させた暴露本に書かれた「決定的証言」その中身 これで王手がかかったかもしれない(現代ビジネス) 赤かぶ
6. 2018年1月20日 09:50:32 : TdY4wloEb2 : 0RAJnZ21KIw[4]
>>5
アメリカは二重社会
トランプのアメリカファーストは国民ファースト
TPP推進派は0.1%ファースト
TPPは0.1%だけが利益を得るシステム
国家群を企業が支配する
いわゆる新世界秩序・コーポラティズムの始まり
企業が強大な力を持てば、アメリカ国民とかそういう概念は消える
環太平洋という国家群相手に戦える国はない


http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/680.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
633. 2018年1月20日 09:50:55 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[138]

>>630
荒らし行為を止めてください^^

トピコンテンツに基づいた書き込みをしてください^^
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c633

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
634. 2018年1月20日 09:53:11 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[139]

>>621は^^

トピコンテンツ「野党の立ち位置」に対し^^

何の因果関係も無く^^

唯の、他人の悪口です^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c634

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
635. 2018年1月20日 09:54:06 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[140]

>>631
荒らし行為を止めてください^^

トピコンテンツに基づいて書き込みしてください^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c635

コメント [政治・選挙・NHK238] 平昌冬季五輪を素直に喜べない日本の不幸  天木直人  赤かぶ
6. 戦争とはこういう物[2561] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年1月20日 09:55:09 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1205]
今年の大河ドラマが「征韓論」をぶち上げて敗れ、クーデターを起こした人物である事と関連があるのだろうか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/626.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
6. 2018年1月20日 09:56:40 : tu0AdRJ17Y : i5RvTRKRQeQ[29]
>60超えると、つらいものがある

晋三が国民から嫌われている、割合のことかと思ったぜ。
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
636. 2018年1月20日 09:58:30 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[141]

http://www.seikatsu1.jp/activity/party/20140407ozawa-talks.html

↑小沢さんの発言による、9条と憲章51条の相関についての公開議事となったものです^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c636

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
637. 2018年1月20日 09:59:06 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[142]

>>632
荒らし行為を止めてください^^

トピコンテンツに基づいて書き込みしてください^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c637

コメント [原発・フッ素49] 東名高速で起きた逆走車とトラックの衝突映像がものすごい 逆走したのは25歳男性 被ばくの影響濃厚  魑魅魍魎男
7. 中川隆[-5872] koaQ7Jey 2018年1月20日 10:00:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/505.html


真実を知りたければ:


反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/351.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK238] 排除し排除される希望の党/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
4. ボケ老人[2750] g3uDUJhWkGw 2018年1月20日 10:01:53 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[1179]
小池希望の党はハナから安倍打倒なぞ考えていなかった。
民進の左側部分(数が少ないと誤認)を排除して、安倍と変わりの無い【維新】と一緒になって第2党を目指して、安倍と交替々々に政権をたらい回しにできると考えた。

これが、現在のボケ老人の見立てです。

小池の排除発言までは、国民は本気で安倍と対峙してくれるものと期待した。
都知事の椅子を投げ出して、山口4区から出馬すれば安倍を倒す可能性もあった。
勝てば官軍、小池が勝てば都知事の投げ出しなど誰も問題にしなかっただろう。

玉木希望の党が細野や長島松原等を切って野党に戻るか、小池流を踏襲して維新と一緒の隠れ安倍を続けるのか

    

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/613.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK238] 自民党総裁選への影響が出ないように籠池夫妻の初公判が延期だって。勾留期間がそれで伸びる  赤かぶ
3. 2018年1月20日 10:02:58 : 0vjfcQiKwI : 4WBYBAEttCw[123]
総理婦人の肝いりであるが故の忖度。行政側も認めてる。補助金の不正には違いないが、申請した側を一方的に詐欺罪には問えない。行政G沢の協力あっての不正受給。詐欺罪ではどう考えても公判を維持できない。

無理筋逮捕拘束だから、公判を開かない。開けない。籠池証言は、安倍官邸に不利。だからと言って、法も無視して不当に蹂躙することは法治国家では絶対に許されない。

金正恩体制と安倍晋三体制のどこがどう違うのかもはやわからない。下手すると拘留中に暗殺もありうるのではないかと疑いたくなる。

とっとと釈放し、公判を始め、関係した者すべてに真相を語らせるべき。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/640.html#c3

記事 [経世済民125] 地権者らに組合加入を依頼 リニア予定地の上郷北条・丹保地区(市はリニア充て込み?)

 赤字確実のリニアが完成するのか。もし無理が解って中止になれば、沿線のリニア客を当て込んだ開発は無意味となる。
そうで無くても、各駅停車が毎時1本しか入れられないとされるリニアでは途中駅の客など限られると思うのだが。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)

地権者らに組合加入を依頼 リニア予定地の上郷北条・丹保地区
リニア中央新幹線
http://minamishinshu.jp/news/linear/%E5%9C%B0%E6%A8%A9%E8%80%85%E3%82%89%E3%81%AB%E7%B5%84%E5%90%88%E5%8A%A0%E5%85%A5%E3%82%92%E4%BE%9D%E9%A0%BC%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E4%BA%88%E5%AE%9A%E5%9C%B0%E3%81%AE%E4%B8%8A%E9%83%B7.html
[ 2018年 1月 18日 木曜日 15時11分 ]

 飯田市内に県内駅ができるリニア中央新幹線事業で、市と市土地開発公社は、新年度早期の用地関係者組合の設立に向け、事業用地や代替地整備にかかる地権者らを対象に組合加入の依頼通知を送付した。組合に「加入する」か「しない」かの意向を問う返信用はがきも同封し、今月31日までの回答を求めている。

 同市上郷飯沼の北条地区のリニア予定地や駅周辺整備区域、国道153号東側の丹保・北条地区の移転代替地候補地の地権者ら約150人に対し、昨年12月25日付で送付した。

 用地関係者組合は用地単価を協議するもので、上郷地域ではリニアの事業区分に応じた6組合の設立を見込む。昨年8月に上郷地域まちづくり委員会による準備会を立ち上げ、各正副組合長らの推薦協議を進めている。

 今回の通知はリニアの駅西、駅部、代替地の3エリアの地権者らが対象で、準備会は正副組合長候補の人選を固める上で、事前に加入の意向を把握したいとしている。県事業となる国道153号の拡幅関連など他のエリア関係者向けには別途、説明の機会を設けるという。

 入会は任意で今回の通知や回答にも強制力はないが、依頼文では「貴重な土地の評価を公平、公正、適正に行うため」に組合を組織するとして、土地の所有者、借地者全員の加入を要望。返信用はがきには「加入しない場合も組合で決定した土地単価で契約を願う」旨を記した。

 16日現在の返信状況は50通ほどで、同公社は回答がない対象者には直接、連絡する予定という。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)

http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/540.html

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
638. 2018年1月20日 10:06:32 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[143]

>>631
>>それに、まっとうか改憲論議をお望みならば、まず自民党案を正式に出し、早く公明と協議しろ。
そして与党案が出て初めて‟議論のスタート地点”だ。分かるか?今はそこにまだ無い。

↑!!!^^

頭がおかしいのがいます^^

そんなことは:⑴:此れを番組としたNHKに抗議してください^^

そんなことは:⑵:そのNHKに基づいて、このトピを立てたトピ主にしてください^^

繰り返します^^

そんなことは:⑴:此れを番組としたNHKに抗議してください^^

そんなことは:⑵:そのNHKに基づいて、このトピを立てたトピ主にしてください^^


荒らしが『議論に参加できない』と言うています^^

当たり前です^^

私が繰り返し、ご案内している様に^^

【大事なのは、1人ゞが、憲法解釈、改憲案を認知する事なのです】^^

だから^^

【先ず、骨子のみ=法の精神のみ】を提起しております^^

肉付けは、全て、日本国民による意思によって、なされるべきであるからです^^


非民主主義者は去れ^^



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c638

コメント [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三さん / 「60超えると、つらいものがある」  赤かぶ
7. 2018年1月20日 10:09:35 : eUTpkAQIBY : _ykxv7Bctt8[736]
北朝鮮に圧力を!
と言ったり

杉原千畝さんの
名前も禄に言えないくせに
功績を横取りするかのように
自慢されたのを聞いた現地の人に
シラケられたか、
お前が言うか!
みたいに皮肉に切り返さたりなど、

ガブッといかれて
意気消沈でもしたんじゃないんですかね。。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/639.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
639. 日高見連邦共和国[6172] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 10:09:36 : y9QQSrdTDU : 8ACehNkPZuQ[3]

>>633 『文末^^銀蠅』くん

問うが、オマエの >>626 あたりのコメントはその‟トピコンテンツ”に基づいたものと言えるのか?(笑)

まあいい。再度、改めてオマエの、>>627 のコメントに対応することで質問を置いておきた。

>>627 は‟トピコンテンツ”に基づいた書き込みと認定するので、真摯に丁寧のにお答え願いたい。

『国連憲章51条』に準拠した、アメりカに指揮権を委譲した‟集団的自衛権”の行使における自衛隊の活動領域が、
日本の周辺(狭義では領土・領海・領空、広義でも排他的経済水域圏程度)に‟限定され得る”という保証があるのか?

逆に言うと、15年の『安全保障関連法案』が成立した現在の日本で、自衛隊が‟海外の紛争地”
(ここでいう海外とは、凡そ日本の排他的経済水域圏外の事を指す)へ‟出兵しない(出来ない)”
と断言できるか?できるならその根拠となる法律等の具体的条項を示して挙証して頂きたい。

極めて真面目で、とても大事な質問だ。スルーするのは構わないが、それではオマエが、
おまえ自身の主張に‟根拠がない”とお墨付きを与えるようなものなので気を付けて欲しい。

‟試されている”のは私ではない。オ・マ・エだ。回答を楽しみに待つ!

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c639

コメント [昼休み54] 「『財務省が日本を滅ぼす』を書いた三橋貴明、 財務省に嵌められる 中川隆
32. 中川隆[-5871] koaQ7Jey 2018年1月20日 10:09:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

三橋貴明せんせはこの映画の久保田 光一郎と雰囲気が似ていますね:

楳図かずお ! 神の左手・悪魔の右手! - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=zvo_-Baigrw


2006年7月22日公開。

元は那須博之が監督を担当したが、監督の急死により金子修介に引き継がれた。『黒い絵本』をベースに書かれた物語だが、主人公はソウ(小林翼)ではなく、姉のイズミ(渋谷飛鳥)。楳図かずお本人も1シーンで出演している。R15+に指定されている。


登場人物・キャスト

山辺 イズミ(やまのべ イズミ)
演 - 渋谷飛鳥ソウの姉。
高校生。弟の力を唯一知る存在で、弟を助ける為に力を尽くそうとする。


山辺 ソウ(やまのべ ソウ)
演 - 小林翼
イズミの弟。小学生。人間の悪意を夢で予知する力を持つが、姉のイズミ以外には信じてもらえない。姉との姉弟関係は至って良好。物語序盤では予知夢の影響で首に瀕死の重傷を負い、病院へ搬送されるが、姉やモモを助ける為に立ち向かう。


久保田 光一郎(くぼた こういちろう)
演 - 田口トモロヲ
山奥の屋敷で娘のモモと二人暮らしをしている。病弱な娘の為に黒い絵本を描いているが、その内容の殆どは主人公の女の子が無惨に死んでいく残酷な内容の絵本である。普段は近所のコンビニでアルバイトをしているが、客足が少ない為、絵本を描いていることが多い。その帰り際には娘へのお土産にヨシコの実家である行きつけのケーキ屋でケーキを買っていく。その正体は自分が描く絵本を再現する為、次々と女の子達を惨殺してきた殺人鬼だった。


モモ
演 - 清水萌々子
光一郎の娘。7歳。足の病を患い、家で寝たきりの孤独な日々を送るが、父の描く黒い絵本が唯一の楽しみだった。しかし、あるきっかけで父の正体に気付いてしまう。

スタッフ

監督:金子修介
脚本:松枝佳紀
撮影:高間賢治
編集:矢船陽介
音楽:Wataru Hokoyama(鋒山亘)
美術:及川一
特殊メイク:藤原鶴声
配給:ショウゲート
製作:「神の左手悪魔の右手」製作委員会(ショウゲート、松竹、衛星劇場、パノラマ・コミュニケーションズ、アルチンボルド)
上映時間:95分
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%B7%A6%E6%89%8B%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E5%8F%B3%E6%89%8B

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/112.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK238] 「地球儀を俯瞰する外交」安倍晋三首相は、世界各国の首脳から悪評を立てられて、「四面楚歌」の状態、「世界の孤児」になる恐れ 笑坊
1. 2018年1月20日 10:15:44 : tu0AdRJ17Y : i5RvTRKRQeQ[30]
「世界の孤児」の北朝鮮をライバル視する程度の首膿なのだから、
日本を「世界の孤児」にすることが、腐った安倍の膿ミソで
考えうる限りの行動なのだろう。
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/646.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK238] 片山さつきに議員の椅子は必要か  赤かぶ
4. スポンのポン[8876] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年1月20日 10:15:49 : XN8Mta8rpU : hLJQ36CPSwQ[123]
 
  
■安倍政権が外国にばらまいた金額一覧
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/927.html 
 
■世界にお金をバラ撒き続ける安倍首相
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2014/10/post-8267.html
 
■日本国民の血税を安倍総理が海外に気前よくばら撒いた金額まとめ
https://ameblo.jp/135215/entry-12047135578.html
  
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/636.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK238] 懲りない前原、統一会派失敗も自分の責任?なら、辞めろ+希望は分党、民進は立民に寄る (日本がアブナイ!) 笑坊
1. 2018年1月20日 10:16:21 : NNHQF4oi2I : p@MqjzZMakU[873]
小沢の 主導した 小選挙区制度は 安部主導の非国民政治に成り下がった
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/647.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
640. 日高見連邦共和国[6173] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 10:16:24 : y9QQSrdTDU : 8ACehNkPZuQ[4]

>>633 『文末^^銀蠅』くん

その犬HKの安倍の発言を元に、『安倍の代弁者』としての‟言論活動”をしてるからオマエを糾弾してるのだ。

これはとても当たり前で当然の行為で、それが嫌ならば‟安倍スピーカー”は即刻止めるがヨロシ。

それを、まっとうな反論をされて答えに窮し、言う事欠いて『文句はHNKに言え』とはいやはや。(笑)

>>639 の私の問いかけに答えられないような安倍マンセー工作犬は、いね!(去れの意味)
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c640

コメント [経世済民125] 債務残高対GDP、25年後に350%超となる確率は約43%(Business Journal ) 赤かぶ
1. 中川隆[-5870] koaQ7Jey 2018年1月20日 10:16:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
また御用学者がデマ流してる

真実は


2015年11月28日
日銀国債買い入れで「日本破産」と喚いた連中 日銀国債は返済しなくて良い

日銀が買い入れた国債は、再び売却しない限り、存在しないのと同じ
引用:https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/images/pict_60_03.gif


日銀による日本国債買い入れが急増し、いまや360兆円に達しているとされています。

この国債は返済を迫られるのか、それとも雲散霧消するのでしょうか。


安倍首相対財務官僚

2013年から2015年春にかけて日銀が国債を買い取れば「日本が崩壊する」と主張する人が大勢居ました。

それも立派な肩書きを持つ経済学者や大学教授、官僚や国会議員、著名文化人や投資家を総動員して「日本は滅びる」キャンペーンを展開していました。

日本という国では時おりこうした、国を挙げた反政府キャンペーンが展開され、最近では反安保法制がありました。

       

このように国全体、特に全マスコミや教育関係者に命令できる組織は官僚しかなく、特に財務省が政権を交代させたがっている時に起こります。

財務省は事実上全省庁の予算を握って命令できる立場に居るので、マスコミ、大学教授、言論人などあらゆる人々を利権によって動員します。

安倍首相が消費税先送りを決めてから、反安倍運動が展開されたのは偶然ではなく、そう指導した人が居たからです。


財務省は全省庁で唯一、日本の財政が悪化すればするほど権力を増し、利益を得る役所です。

日本財政が健全だった頃は、当時の大蔵省には何の権限も無く、田中角栄に子供のようにあしらわれていました。

だから財務官僚は日本の財政を悪化させて地位を高めようとし、その為の有効な手段が消費税です。


消費税を導入すれば国民は消費をしなくなるので日本のGDPが減少し、税収も減少するのが分かっています。

消費税増税で得られる僅か数兆円のために、日本のGDPを減らして数十兆円の税収を減らすことが出来ます。

税収を減らせば財政は悪化するので、財務官僚の権勢は朝廷を支配した平家一族並みに高まるでしょう。


その財務官僚に真っ向から歯向かう行為が「日銀の国債買い入れ」でした。


嘘つき学者達は沈黙した

日銀による国債買い入れは安倍首相就任後の2013年から始まり、同時に財務省による「日本が破産する」キャンペーンが始まりました。

この頃ごく一部の変人を除いて、全ての経済アナリストや評論家は、日銀による買取に反対していたと思います。

代表的な意見は「金利が急上昇して国債支払い不能になりデフォルトする」というものでした。


別な意見では「ハイパーインフレが発生してジンバブエのようになり日本は破産する」とも言っていました。

ジンバブエは超インフレで100兆ジンバブエ・ドル札を発行したので知られていて、国庫金が2万円を割り事実上破産しました。

インフレ率は5000億%に達し、トイレットペーパーを買うのにその何倍もの紙幣を持っていかなければなりませんでした。


中央銀行が国債を買い取れば信用が低下して金利が上がる、国債を買い入れてお金をばら撒くのでインフレになる。

両方とも事実ですが話が極端であり、普通は僅かに金利が上がり、僅かにインフレ率が上がる程度です。

例えばアメリカはリーマンショックの時に、日銀を遥かに上回る国債買い入れを行いましたが、少し変化した程度でした。


日本崩壊論は大嘘も良い所で、カブトムシを見て大怪獣だと叫ぶような行為でした。

そう言っていた偉い先生達は今は黙り込んでしまい、自分がそう主張した過去すら隠そうとしています。

替わって彼らが現在言っているのが「日銀が国債を買っても借金は減らない」という主張です。


財務省が発表した「日本の借金」のうち、本当の借金は半分以下に過ぎない
201505081803
引用:http://www.marketnewsline.com/news/images/201505081803.jpg


日銀が買い取った国債はどうなる?

日銀が買い入れた国債はやがて満期を迎え償還されるが、日銀が「国債乗換」をすれば政府はお金を支払う必要がありません。

「国債乗換」とは満期が来た国債を1年間の短期国債と交換する行為で、毎年繰り返すと支払わなくて済みます。

日銀保有の国債は毎年10兆円以上満期を迎えているので、その分の支払いは免除されている恰好です。


日銀の保有国債は300兆円を突破していて、まだまだ買い入れをするつもりなので、やがて400兆円にもなるでしょう。

日本国債の発行残高は約800兆円ですが、色々なカラクリがあって実際には400兆円程度しかありません。

例えば「高速道路の通行料やガソリン税で支払う」と財源が決まっている建設国債も「国債」と一まとめに計算されています。


国民が支払う借金ではないので建設国債を外国では国の借金に含めていませんが、こうした手口で財務省は日本の借金を多く見せかけています。

従って日銀が400兆円の国債を買い入れるという事は、事実上日本国債の全てを日銀が買い占めるという事なのです。

国債買い入れの先輩である米国FRBを見ると、毎年3000億ドル(40兆円)も国債を買い入れているが、FRBが倒産するという噂はありません。


FRBの総資産は2014年末でで2.5兆ドル(約300兆円)まで膨らみ、現在はもっと増えたと思います。

FRBは満期を迎えた国債を償還し、再び国債に投資していて、日銀の「国債乗換」とほぼ同じ事をしています。

FRBが得た金利収入は政府に納めているので、政府はFRB保有分は実質的に国債金利を支払っていません。


インフレによって国債の価値は少しずつ減少し、一方で金利は払わず、実質的に償還もしていないのでFRB保有分は、政府の負担になりません。

長期的には中央銀行保有分の国債はインフレによる価値の目減りでどんどん減少していくでしょう。

日銀が保有する日本国債も同じことで、インフレ率がプラスでさえあれば返済する必要が無いのです。


これに異を唱えているのが財務省による宣伝部隊で、インフレになればインフレ率を下げるために、日銀は国債を売却せざるを得ないと言っています。

これもまた小さな事を大げさに言う類で、今の日本のインフレ率はゼロなのに、10%になった時の事を心配しているのです。

日銀が国債を売却しなくてもインフレ率を下げる方法は色々とあり、すぐに国債を売却する必要などありません。


というわけで日本は800兆円だか1000兆円の借金を気にする必要は無く、年度ごとの収支だけを正常にすれば「破産」はしません。

気がかりなのは安倍首相や日本政府が、財務省の言いなりになって消費税を増税し、再びマイナス成長にする事です。
http://thutmose.blog.jp/archives/48914879.html

2016年02月15日
金融緩和で国債買取280兆円 日銀への利払いや償還はどうなった


日銀は毎年90兆円ペースで国債を買っています
引用:http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/1/0/1058642f.jpg


日本政府が発行した国債の27%を、日銀が保有しているのが分かりました。

今年はさらに増えそうですが、日銀が保有している国債の償還や利払いはどうしているのでしょうか。


日銀が国債の27%を保有

日本銀行が保有する日本国債は、2016年1月29日で、日銀HPで2,855,022億円つまり285兆円に達しました。

国債残高は財務省HPで1029兆円と書かれているので、日本国債の27.7%を日銀が保有しています。

2012年末には89兆円、2014年末には190兆円(短期国債を除く)だったので、1年で90兆円のペースで買っているのが分かります。

今年も同じペースなら2016年末には370兆円近くになり、日本国債の35%を日銀が保有する事になります。

いったい日銀が保有した国債は将来どうなり、金利の支払いなどはどうなっているのでしょうか。

国債には満期があり、10年国債は10年後に額面の金額を支払う必要が生じます。


しかし日銀は「国債乗換」をするので政府は償還する必要がありません。

「国債乗換」は満期が来た国債を別の国債と交換することで、繰り返すことで国はお金を払わずに済みます。

日銀保有の国債は毎年10兆円以上満期を迎えているので、その分を国は支払わなくて済んでいます。


ではもし日銀が「国債乗換」をせず満期を迎えたらどうなるのか、興味深いですね。

理論上政府は日銀に額面の金額を支払わねばならないが、「必ず支払う」のではなく請求があって初めて支払います。

日銀がもし政府に請求しなかったら、財務省のHPの説明では満期から10年間請求しなければ、請求権が消滅します。


日銀国債の償還や利払いはどうなっている

日銀は政府の借金を消す為に、満期を迎えても請求せず、10年経ったら国債は消滅してしまうのです。

日銀保有国債が消滅し、政府がお金を払わなければ日銀は額面分の損失を計上する事になります。

日銀が巨額損失を被ったら、破産して日本は倒産するのでしょうか?


日銀が国債を買いまくっているのは、金融緩和をしてインフレ率を上げて、経済成長するためです。

従って充分にインフレ率が上昇し、経済成長率が上がったら、逆に保有国債を手放す「出口戦略」を取るでしょう。

すると政府は新しい国債保有者に現金を償還する必要があるが、その時は経済が好転し税収も増えているので問題なくなる。


インフレ率が上がると金利も上がるので、政府の支払いが増えるが、それはインフレ率上昇で相殺されます。

こんな風にやがて日本経済が好転すれば、問題も解決する事になっています。

ところで現在日本は政策金利がマイナスですが、日銀保有国債への金利支払いはどうなったのでしょうか。


政策金利がマイナスになっても国債金利がマイナスになった訳ではないので、国は金利を支払う必要があります。

実際政府は日銀に金利を支払っていますが、「国庫納付金」という名目で政府に戻しています。

日銀の決算日には「受け取った」事にしておいて、決算後に政府に戻すことを延々と繰り返しています。

要するに日本政府は日銀が国債を持っている限り、利払いも償還もしていないのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/54757382.html


【青木泰樹】広義の政府負債から眺めると
投稿日: 2016/09/10 From 青木泰樹@京都大学レジリエンス実践ユニット・特任教授

先月も報道された「国の借金、1053兆円(平成28年6月末現在)」。

もはや風物詩と化したマスコミのプロパガンダですが、財務省が3か月ごとに発表する統計(「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」)に基づいて報道されますので、ほとんどの国民は嫌でもこの嘘を年間4回聞くことになります。

刷り込みを狙っているのでしょうね(そもそも国民経済は政府と民間経済から成り立っており、民間を無視して政府だけを抜き出して「国」と決めつけるところに土台無理のある話です)。

この統計には、一般政府の債務に分類されない「償還や利払いが租税からなされない財投債」も借金として計上されており、かなり盛り込んだ数字になっています。
少しでも大きな金額に仕立てあげて、増税の地ならしのために「国は借金漬けで大変だ」という印象を政治家や一般国民に抱かせようとしている意図を、大半の皆さんは既に見抜かれていることでしょう。

本日は、「広義の政府の負債」についてお話しします。

それを突き詰めていけば、経済成長(経済の健全化)を目指す財政運営がいかに重要であるかを理解できると思います。

政府の負債(借金)と聞けば、先ず国債が思い浮かぶでしょう。

国債は政府負債の中心ですから(6月末で800兆円強あります)。

他方、一般の人にはあまり知られていませんが、ベースマネー(現金)もまた政府の負債なのです。

正確には日銀券は日銀の負債ですが、政府と日銀(中央銀行)のバランスシート(B/S)を結合した「統合政府(広義の政府)」を考えれば、日銀券は政府の負債となります(日銀のB/Sの負債側に日銀券、資産側に国債、政府のB/Sの負債側に国債、資産側に徴税権が置かれますから、両者を足し合わせるとそうなります)。

現在、ベースマネーは約400兆円です。

財務省は「国の借金」の中にベースマネーを加えておりません(加えればもっと大きな数字に見せることができるでしょうに)。

さすがに償還義務も利払いも必要ない現金残高を「国の借金」と強弁するのは躊躇(ためら)われたからでしょう。

さて「広義の政府負債=国債残高+ベースマネー(現金残高)」と定義して、この観点から金融政策および財政政策を考えます。

先ず、日銀は量的緩和(国債買取り策)によって何をしているのでしょうか。

実は「民間保有の国債」と「現金」を交換しているだけなのです。
すなわち日銀と民間銀行の間で政府の負債同士を交換しているだけなので、量的緩和によって民間保有の広義の政府負債残高は変化しません。

政府負債の増減とは全く関係のない政策なのです。

それでは、量的緩和のメリットは何でしょうか。

ひとつは、償還も利払いも必要な「負担になる政府負債(国債)」を、そうした必要のない「負担にならない政府負債(現金)」と交換することによって政府の負担を減らせることです(民間に対して利払いや償還をしなくて済みますから)。

次に、金利全般を押し下げて資金の借りやすい経済環境を整えることです。
この二つは量的緩和によって確実に実現できました。

しかし、日銀の思惑通り(教科書通り)にインフレにはなりませんでした。その理由は、私がよく持ち出す下記の定義式を見れば簡単にわかります(ここで非金融部門は個人と企業から成る実体経済を指します)。

「ベースマネー(B)=金融部門保有の現金(B1)+非金融部門保有の現金(B2)」。

「マネーストック(M)=B2+非金融部門の預金(D)」。


量的緩和は銀行保有の国債と交換にB1(日銀当座預金)を増やすだけの政策ですから、当然のことながら、直接マネーストックは増えません。

実体経済の規模を表す名目GDPに影響を及ぼすのはマネーストックですから、量的緩和だけでは景気に影響を及ぼすことができず、それゆえインフレにもならないことは自明です。

しかし既存の経済学では、民間経済を二部門に分けず一元的に考えますので、B1とB2を区別することができず、それらを一緒くたにしてしまいます(同じ鍋に入れる)。

結果的に金融部門と非金融部門(実体経済)が混在した中でベースマネーとマネーストックを考えることになりますから、ほとんどの経済学者は貨幣認識に関して間違えます。

例えば両者の関係を「貨幣乗数(M÷B)」と定義して、貨幣乗数の値が安定的(一定値で推移する)なら、「ベースマネーによるマネーストック管理は可能である」といった岩田日銀副総裁の好きそうな結論が出てくるわけです。

しかし、現実経済では貨幣乗数の値は不安定で、量的緩和をすればするほど低下を続けています。

これは当たり前のことで、多少専門的になって申し訳ないのですが、経済学の貨幣乗数の定義式に「銀行の超過準備(現金)」は入っていない(論理的に入れられない)からなのです。経済論理で理屈がつけられないのです。

そうした現実的要素を捉えるための認識手段として、私は再三再四、「民間部門を二分割し、かつ貨幣の役割を考慮して貨幣循環を考えましょう」という動態的貨幣論を唱えているわけです。

さて、量的緩和(B1の増加)によってマネーストックは自動的に増えないことが理解されたと思います。

それでは、マネーストックが増える条件は何でしょう。

それは実体経済(非金融部門)の預金(D)が増えることです。

そのためには企業や個人が銀行融資を受けて投資を行うことが必要です(投資支出が他者の所得増になり、結果的に預金が増えるのです)。

すなわち、この不確実な世の中でリスクを負って借金をする人(投資者)がいてはじめて、言い換えれば「借金」があってはじめて経済は成長するのです。

注意すべきは超過準備(B1)から融資が行われたのではなく、信用創造によって民間に新規の購買力が生まれたのですから、この場合、日銀当座預金の額は変わらないことです(無論、政府負債残高も変わらない)。

ところが先行き不透明な現況で民間の資金需要は低迷せざるを得ません。

金利が底ばいを続ける中、さらに僅かの金利低下があったとしても実物投資を刺激しないことはこれまでの経験から実証済みでしょう(投資が実質金利のみに依存するのは経済学の世界だけの話)。

しかし日銀は銀行に融資を拡大させるために、マイナス金利を導入しました。

銀行にペナルティを課して融資を促す政策ですが、民間に資金需要の無い状況では、いたずらに銀行収益を圧迫させ、リスク資産への投資を促すだけです。
投機を助長し金融を不安定化させる政策ですから、天下の愚策といえましょう(マイナス金利の深堀はさらに混迷をもたらします)。

マネーストックを増やすもう一つの手段は、非金融部門の現金(B2)を直接増やすことです。

これは民間金融機関を通さない「新規の政府負債の創出」ですから、ミルトン・フリードマンのヘリコプターマネー(元祖ヘリマネ)ですね。
以前指摘したように、昨今のヘリマネの定義はさまざまです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/07/09/aoki-28/

そのとき紹介した若田部昌純早大教授のヘリマネの定義は「貨幣を増やし、増えた貨幣が恒久的に残ること」で、ヘリマネと量的緩和の違いは「増やした貨幣を将来回収するか否か」でありました。

定義は約束事にすぎませんから、人それぞれどのような定義であっても、そこから有意な論理が展開されれば問題とはなりません。

ただし若田部氏の定義は、「新規の政府負債の創出」を意味しないので、フリードマンの元祖ヘリマネとは全く別物といえます。

若田部氏の定義を現実的観点から解釈すれば、「日銀当座預金を増やし、増えた日銀当座預金が恒久的に残ること」をヘリマネと言っているのですから。

先述した通り、量的緩和によっても広義の政府負債は不変ですから、将来民間銀行から現金を回収しようとしまいと政府負債残高に変わりはありません。

ヘリマネといった奇策を用いることなく、新規の政府負債の創出を伴うことなく経済を成長させ、結果的にマネーストックを増加させる手段こそ財政出動なのです。
以前より指摘しているように、「日銀保有の国債を徐々に新規の政府債券(無利子長期国債)と交換する」という適切な出口戦略をとれば、いわゆる国債の累増に起因する問題は完全に解消します。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/06/11/aoki-27/

もちろん、この場合も広義の政府負債残高は変わりません。

ただし日銀が量的緩和を今後も継続すると、民間保有の国債が干上がることになります。

民間金融機関にとって国債は長期資金の運用手段として、また担保用としてある程度保有する必要がありますから、この事態は避けねばなりません。

そのためにも、また現在の日本を取り巻く様々な脅威(地震や台風といった自然災害、外国からの軍事的圧力等)に備え、かつ国土の比例的発展を促すための資金調達手段として適切な量の建設国債を発行する必要があるのです。

日銀が買い、政府が売る。

これが金融政策と財政政策のバランスをとる王道なのです。

肝心なのは、建設国債は市中消化されねばならないことです(日銀が量的緩和をしている以上、金利は上がらない)。

銀行に国債を与える必要があるからです。

市中消化によって日銀のB/Sの負債側にある日銀当座預金から、同じく負債側の「政府預金」へ現金が移動することになります。

すなわち日銀当座預金の中で超過準備として死蔵されたカネ(所得を生まない不活動貨幣)を、政府が建設国債の発行により調達し、実体経済(非金融部門)へ注入することによって所得化するカネ(活動貨幣)に転換するのです。

結果的にマネーストックは増加し、名目GDPも増加するのです。

民間主体が投資意欲のない(借金しない)状況で、政府が社会に有益な投資のための借金をすることで、経済は成長するのです。

この場合、建設国債が市中消化されているわけですから、当初からの広義の政府負債残高は変化しません。

それゆえヘリマネではないのです。

近視眼的に日銀当座預金の増加を以って、それがあたかも財貨への需要増をもたらすと捉え、ハイパーインフレの危険性を唱える主流派学者の間違った懸念も生じないでしょう。

現行の枠組みの中で真っ当な政策を実施すれば、ヘリマネを持ち出さなくとも景気浮揚は可能なのです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/category/aoki/page/2/




2. 中川隆[5914] koaQ7Jey 2017年1月07日 01:31:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6356]

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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 日本の財政は世界一健全
掲載日時 2016年10月26日 14時00分 [政治] / 掲載号 2016年11月3日号


 財務省はこう主張している。

 「日本は1000兆円以上の借金を抱えていて、財政が破たん状態にある。高齢化社会の社会保障費を賄うためにも、消費税率を引き上げていく以外に方法はない」


 しかし、本当に日本の財政が破たん状態なら、なぜ日本の国債にマイナスの金利がつくのだろうか。財政破綻した国の国債は、信用されないから、高い金利を払わないと資金が調達できない。例えば、'09年の政権交代により財政赤字が表面化、結果、破たんしたギリシャでは、国債金利が一時、40%を超えたのだ。

 日本国債の金利が世界一低い理由は、財務省自身が発表している資料を見ると明らかになる。

 財務省が今年1月に発表した「国の財務書類」によれば、日本政府(一般会計+特別会計)が抱える負債は1171兆円と、国民がよく知っている数値となっている。ところが、日本政府が抱えている資産額が679兆円もあるため、純債務は492兆円にすぎない。財政の実態は、イメージとずいぶん異なる。GDPの2倍あると言われている借金が、実質的にはGDPと同じ程度しか存在しないからだ。

 また、今年3月に財務省が発表した「連結財務書類」をみると、事態はさらに改善する。これは、日本政府に加えて各省庁から監督を受けるとともに、財政支援を受けている特殊法人、認可法人、独立行政法人、国立大学法人などを加えたものだ。

 これによると、平成26年度末の純債務は439兆円とさらに減少する。しかも、前年度の純債務は451兆円だったから、借金は1年間で12兆円も減少しているのだ。そのため、少なくとも日本の借金が毎年増え続けているという認識は、事実と異なるのだ。
 さらに、この連結財務書類には、日本郵政や日本政策投資銀行などが含まれているが、肝心の日本銀行が含まれていない。その日本銀行が財政の一番のカギを握っている。

 これまで、日銀は金融緩和を進めるために、年間80兆円という猛烈なスピードで国債を買い続けてきた。日銀のバランスシートを見ると、平成26年度末の国債保有高は270兆円に達している。実は、この日銀が保有する国債は、政府にとって事実上返さなくてよい借金なのだ。

 実態はもう少し複雑だが、シンプルに言うと、日銀は国債を市場から購入して、日本銀行券を発行する。日本銀行券は、国債と異なって、利払いの必要がないし、元本返済の必要もない。つまり、国債を日銀が購入するということは、国債を返済不要の日銀券にすり替えるということなのだ。そこで、日本の連結純債務の439兆円から、日銀が保有する国債残高の270兆円を差し引くと、日本政府の本当の借金は169兆円ということになる。

 しかも、これは平成26年度末の話だ。平成27年度末の日銀の保有国債は349兆円に増えているから、日本の本当の借金は、90兆円にすぎない。しかも今年度も年間80兆円ペースで日銀は国債を買っているとみられるから、日本政府は、今年度末には実質無借金経営になる。

 長かった財政再建が、ようやく今年度に完了するのだ。
http://wjn.jp/article/detail/1787426/



3. 中川隆[5916] koaQ7Jey 2017年1月07日 01:46:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6358]

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「ブタ積み」された不換紙幣の価値とアベノミクス
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/621.html

アベノミクスと貨幣数量説 埼玉学園大学教授 奥山忠信 (2014/02/03)


 2年間で貨幣量を2倍にして、2%の物価の上昇をもたらす。言うまでもなく、アベノミクスと呼ばれる経済政策の根幹をなす黒田日銀総裁の金融政策である。貨幣量の調整を経済政策の基本とする点で、マネタリズム(貨幣量の増加が物価を上げ、貨幣量の減少が物価を下げるという経済学の伝統的な学説)にもっとも忠実な政策である。

 30年前のアメリカのレーガン大統領の政策と目標は逆だが、手法は同じである。いわゆるレーガノミクスが、インフレとの戦いを目標にしたのに対して、アベノミクスはデフレからの脱却を唱えている。レーガンの新保守主義を支えたマネタリズムの巨匠フリードマンが、インフレは貨幣現象である、という名言を残したが、安倍首相は2013年2月7日、衆議院予算委員会において、デフレは貨幣現象である、とフリードマンを真似ている。

 たしかに、アベノミクスの推奨者たちは、現政策を単純な貨幣数量説ではないと主張し、インフレマインドの定着を唱えている。フリードマンは、マインドの定着は20年かかると言っている。インフレが起きてから20年という意味である。今回の政策は、インフレが起こる前にインフレマインドを定着させようとする点と、インフレマインドを短期に定着させようとする点が、新しい点と言えなくもない。

 しかし、これは「騙せたら勝ち」と言っているに等しい。危うい政策であり、メディアの「大本営発表報道」的協力を不可欠とする政策と言える。文字通り背水の陣の政策である。しかし、背水の陣の政策は、本当に有効性を持つのかどうか。

 ■19世紀への先祖返りの結果

 1980年代以降のマネタリズムの隆盛と、1990年代以降のグローバリゼーションの急展開で国家対市場の対立が叫ばれ、国家や社会による保護を前時代的なものとし、規制緩和を是とする経済思想が席巻した。そして、市場主義の下での自由競争を最も効率的なシステムとする思想が広く受け入れられるようになった。これは19世紀への先祖返りである。

 第二次世界大戦後に人類の「進歩」と思われていたケインズやマルクスの「革命」は、マネタリズムによって一掃されてしまった。いわゆるフリードマンによる経済学上の「反革命」の勝利である。

 しかし、市場主義の下での自由競争は、不運な弱者を淘汰し、格差社会は世界的な傾向となった。新興国はもとより、先進国の貧困問題が時代の新しい主要な社会問題として浮上してきた。

 わが国もまた、労働者の3分の1を非正規雇用とする社会となった。事実上の社会主義とさえ言われていた70〜80年代の日本の賃金体系がたちどころに崩壊し、先進国内でもまれにみる速さで格差社会を生み出したのである。

 ■通貨変動相場制を真に受けた唯一の国

 今、アベノミクスで株価が1.5倍になるなかで、2013年下半期(7〜12月)の実質賃金(物価変動を考慮した賃金)は、1%を超える下落が予想され、リーマン・ショック以来の下落はばとなる。年間60〜70兆円の貨幣供給は、賃金には反映していないのである。

 日本の賃金は下降線をたどり続けている。これは国際化への日本的な対応の帰結であった。その基本的な原因は、日本が変動相場制への転換を生真面目に受け止めた点にある。ニクソン・ショックとスミソニアン体制の崩壊後の1973年以降、変動相場制が導入された。

 1944年のブレトンウッズ会議によって作られた第二次世界大戦後のIMF体制は、固定相場制とアメリカ・ドルと金との兌換(1トロイオンス=35ドル)によって成立していた。ニクソン・ショック(1972年8月)による戦後体制の崩壊は、資本主義世界の崩壊を思わせるほどの衝撃であった。しかし、東西冷戦下、ベトナム戦争の泥沼化が続く中で、アメリカは金兌換による金の国外流出を見逃すことはできなかった。戦時には紙幣はただの紙に戻る。金は戦時には不可欠の貨幣となる。

 変動相場制は、金・ドル兌換停止と国家の為替市場への不介入を前提とする。国家が為替市場に介入しないということは、外貨準備が不要になることを意味する。変動相場制に伴う為替以上の混乱は、先物市場が作られることによって回避されるものとされていた。フリードマンが提唱したこの学説は、貨幣に関する市場主義であり、外貨準備不要の理想的なシステムとされていた。

 しかし、理論的な関心は持たれていても、その現実性は信じられていなかった。信じられていなかったからこそ、8月のニクソン・ショックの後の変動相場制を12月のスミソニアン合意によって固定相場制に戻したのである。その崩壊は、変動相場制の理論的な優位ではなく、固定相場制の放棄の帰結に過ぎない。

 現実の変動相場制は、為替を維持するために大量の外貨を必要とし、国家が為替介入し、国際的な協調体制をとることによってかろうじて維持されてきた。当初の理論的な想定とはあまりにも違いすぎる。為替リスクを回避すると言われていた先物市場も、アジア通貨危機(1997年)には、投機の対象として利用された。

 変動相場制を真に受けたのは日本だけと言える。ヨーロッパはさまざまな制度を作って広域経済圏の固定的な為替相場を維持しようと努めていたし、新興国はドルをはじめとする強い通貨にリンクして貿易の安定を保とうとしていた。この動向は今でも同じである。ヨーロッパの努力の結果が欧州単一通貨ユーロである。ドルが世界通貨である限り、アメリカは経常収支の制約を直接に受けることはない。おそらくは、日本が変動相場制の被害を一番被った国であろう。

 ■起きなかったトリクルダウン

 1985年プラザ合意時の1ドル250円水準から、1995年の1ドル=80円の円高まで、10年間で円は3倍になる。以後一時的に円安に振れることはあったが、円高基調は続いた。日本は、この経済環境の悪化を、国外への生産拠点の移動と賃金の切り下げによって国際的な競争力を維持し乗り切ろうとしたのである。

 正規雇用者の賃金の上昇を抑え、非正規雇用を急激に増やすことで、グローバリゼーションに対応したのである。名ばかりの労働市場の流動性である。規制緩和の行きつく先が今であり、安易な市場主義導入のつけが回っているのである。

 戯言を言わせてもらえば、もしニクション・ショック(1971年8月)がなければ、・・・金とドルとの兌換、そして固定相場が維持されていれば、日本は今でも「ジャパン・アズ・ナンバーワン」でいられたかもしれない。

 現状は、過少消費不況である。非正規雇用の急激な増大が、貧困化をもたらし、消費需要を停滞させているのである。政府が経営者団体に賃上げを迫るという異常事態は、この問題の深刻さを政府が認識していることを示している。富者を富ませれば徐々に貧者も豊かになるというトリクルダウンは起きなかったのである。

 ■「ブタ積み」されたマネーの効果

 日銀が供給した膨大なマネーはどこに消えたのか。日銀の中の金融機関の口座の中に眠っているだけである。これを隠語で「ブタ積」みという。貨幣数量説による貨幣量の増加のイメージは、しばしばヘリコプター・マネーと呼ばれる。貨幣数量説の論者であるベンバーナンキが「ヘリコプター・ベン」と呼ばれたのは、貨幣数量説による。

 本当にヘリコプターから1万円札を撒くのなら拍手喝采であろう。しかし、そうではない。量的緩和のために日銀券を刷るわけではない。日銀券はアベノミクスの計画でもほとんど増えない。金融機関の国債が日銀に移り、日銀の中にある金融機関の口座に莫大な代金が振り込まれるだけである。紙幣の印刷費もかからない。

 そこから先に貨幣が流れるかどうかは、企業と金融機関の行動次第である。実際にはなかなか流れないのである。不況マインドの中では、資金は借りたくても借りられない。貸したくてもリスクが大きすぎる。統計上の雇用が増えても、非正規雇用が増えるだけで、肝心の実質賃金が下がるとなると、何の効果もなかったことになる。「ブタ積み」の量が増えたのである。根本的な問題は、貨幣の問題ではないのである。

 しかし、日銀が国債を買って貨幣を供給するという手法は、国債の値段を上げ、金利を低くする効果は期待できる。もともとゼロ金利状態なので、その変化はわずかであり、国内の製造業がこの微々たる金利の変化で投資行動を変えることは考えにくいが、金融機関にとってはわずかな差も見逃せない。金利の低下が期待されれば、円は売られ、円安になる。この期待は為替を円安に誘導する。輸出産業にとっては、これは有利に働くはずである。

 言うまでもないが、円安による輸入価格の上昇は、デフレからの脱出ではあっても、不況の脱出の指標ではない。物価が上がっても喜ぶべきことではない。むしろ実質賃金の低下の要因となる。また、財政投資によるGDPの増大は、経済成長ではあるが、ケインズの手法であり、マネタリズムの批判してきた政策である。貨幣量増大の成果に数えるべきではない。

 また、国債を日銀が買うことによって、日銀以外の機関の投資行動が、国債から株にシフトすることは十分に考えられるので、株式市場は活性化する。あるいは活性化することが期待される。現状は外資中心の株の売り買いだと言われているが、この思い込みによって株価は上昇する。ただし、株価の上昇と実体経済の成長とは直接の関係はない。株価は株価、架空の評価である。株でもうけた人が、もうけた分を株に投資しないで消費に回すという仮定で成り立つ話であり、多くの期待は出来ない。

 株や不動産は、生産を刺激するものではないので、いくら上昇しても、実体経済に結びつく保証はない。貨幣を増加すれば、為替が下がり、株価が上がる効果は期待できるが、景気が回復して物価が上がる保証は特にないのである。

 ■貨幣数量説の本来の意味とは?

 なぜそのような幻想が生じたのか。それは貨幣数量説の出自と理論にある。貨幣数量説の起源は不確かである。貨幣が増えれば物価が上がるという考えは、日常経験に馴染みやすい。とは言え、この学説は、コロンブスのアメリカ発見以来の金銀のヨーロッパへの流入、これに伴う16世紀のいわゆる価格革命と呼ばれる時期に普及している。当時のヨーロッパの貨幣は金と銀である。その増加と物価の上昇が軌を一にしたのである。

 これが学問的な関心の対象となった。貨幣数量説の創設者には、ジョン・ロック、モンテスキュー、デイビッド・ヒュームという世界史を飾る知性が名を連ねている。この学説は、ヒュームにおいて完成するが、有名な公式は20世に入ってから、アーヴィング・フイッシャーによって作られる。MV=PT(M:貨幣量、V:貨幣の一定期間での使用回数あるいは流通速度、P:価格、T:取引量)、である。千円札が5枚、1週間に各3回使われたとすると、1万5千円。アイスクリームが1個100円で1週間に150個売れたとすると、1万5千円。購入総額(MV)と販売総額(PT)は常に等しいので、この公式は常に成り立つ。Vが慣習的に一定でTにも大きな変化が一般にはないと仮定すると、MとPは、比例定数1の正比例関係になる。つまり、一方が2倍になれば他方も2倍になるのである。MV=PTが「自明」であるとすれば、この正比例関係も「自明」になる。

 フリードマンによれば、貨幣量と物価の比例関係を言うだけでは貨幣数量説ではない。貨幣量の増加が原因で、価格の上昇は結果であると言うことが重要である。Mが原因で、Pが結果であるということは、この等式からは本来導くことはできない。価格が上がれば貨幣量も増えるという必要流通手段量説も成り立つ。この考えは貨幣数量説に対する批判の系譜として伝統的に受け継がれている。アダム・スミスやカール・マルクスなどがそれであり、現在の貨幣供給に関する内生論もこの系譜にある。

 とは言え、貨幣数量説にとっては、貨幣の供給が外生的に決まる、とすることで政策手段としての意味を持つ。しかし、この学説には当初から根本的な疑問が付きまとっていた。貨幣量が増えれば本当に需要量は増えるのか(ジェームズ・ステュアート)、貨幣が増えても使われなければどうなるのか、という疑問である。使われなかった貨幣は物価に影響しないのだから、等式から外して、貨幣数量説を成立させる(J.S.ミル)見解も登場する。

 単純化すれば、一定期間に100円のアイスクリームが1個売れ、100円玉が一個使用された、というだけの等式である。自明ではあるがそれ以上の意味は持たない。今でも、使われた貨幣だけを取れば、貨幣数量説はいつでも成立する。問題なのは供給されたが、使われなかった貨幣の存在である。今の日銀の目標は、貨幣量を2倍(基準年の200%)にして、物価を2%上げることにあるが、それ自体が、本来の貨幣数量説とは程遠い。

 ■国際的通貨システムの根本的な見直しを

 ニクソン・ショック以降、アメリカ・ドルは一国の不換紙幣のままで世界貨幣として信認されてきた。ロバート・マンデルによれば、シニョレッジ(貨幣発行益)がアメリカ一国によって独占されている状態であり、道義的にいつまで続くかわからない状態にある。各国通貨もまた不換紙幣である。通貨発行の歯止めは失われつつある。

 それとともに、バブルとその崩壊が景気循環を主導するようになっている。アメリカはリーマン・ショックの後で、4カ月で通貨を3倍にして、証券市場崩壊の危機を乗り切っている。しかし、増えた貨幣を回収することは極めて困難である。量的緩和を縮小したり、場合によっては止めたりすることはあっても、通貨量を元に戻すことはありえるのだろうか。市中に流された大量の貨幣は、次のバブルの源泉となる。その分だけバブルとその崩壊の規模が大きくなる可能性が高い。

 しかし、それだけではない。不換紙幣は固有の価値を持たない。貨幣数量説が唱えるように、貨幣量によって比例的に貨幣価値が管理されているわけではない。貨幣価値は人々の社会的な幻想によって維持されているにすぎない。貨幣価値に対する信認の崩壊は、インフレのレベルを超えて市場の崩壊である。

 格差社会の現実に立ち向かい、現代の国際通貨システムを根本的に考え直す時期に来ていると言える。
http://judiciary.asahi.com/fukabori/2014013100001.html  




4. 中川隆[5990] koaQ7Jey 2017年1月10日 18:04:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6434]

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借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏
週刊ポスト2017年1月13・20日号

「日本は1000兆円も借金があるから増税しなければいけない」

「ギリシャのように破綻する可能性がある」

──新聞・テレビで何度も繰り返されてきた“警告”だ。

だが、日本という国家の財務状況は「借金の額」だけを見ても判断できないはずだ。

 投資家や銀行が企業の経営状態が健全かをチェックする際には、必ず「バランスシート」を見る。傘下に多くの子会社を抱える大企業の財務体質をはかる場合、子会社を含めた連結決算の財務諸表を見なければ本当の姿はわからない。

 国の財政も同じだ。主要国は政府の財務諸表を作成する際、政府単独とは別に、政府と中央銀行の財務諸表を合算した「統合政府」のバランスシートを作成している。しかし、日本(財務省)はそれを作成していない。

経済アナリストの森永卓郎氏が語る。

「信じ難いかもしれませんが、政府と日銀を含めた連結バランスシートを考えると、いまや日本の国家財政は世界一健全なんです」

 アベノミクスの開始以来、日銀は大幅な金融緩和で国債を大量に買い続け、2016年10月には日銀の国債保有残高は400兆円を超えた。

 日銀はお札を刷って、国債を買っている。つまり、日銀のバランスシートには、保有する400兆円の国債が「資産」に計上され、「負債」には市中銀行が日銀に預けている当座預金と日銀券(お札)の発行額が計上される。

 森永氏の解説を簡単に説明すると、

政府と日銀のバランスシートを合算(連結)して考えると、政府が発行した900兆円近い国債のうち400兆円は「統合政府」自ら保有しているから相殺され、実質的な国債発行額は500兆円に減る。

 かわりに日銀券と銀行の当座預金の400兆円が「負債」に計上されるが、いくらでも自由に発行できる日銀券は返済の必要がなく、銀行が当座預金の引き出しを求めた場合も日銀はお札を刷って払うことができる。

いずれも事実上、返済する必要がない負債だ。


 日銀が国債を買い入れたことで、国(統合政府)のバランスシート上、資産の裏付けがない借金である純債務は491兆円から91兆円に大幅に減ったのである。

 当然ながら、そのリスクも指摘されている。

本来、中央銀行に国債を大量に買わせるとインフレ、国債暴落、通貨安という副作用が起きて、国民生活に大ダメージを与えるとされてきた。

ところが、日本には“特殊な状況”が生まれているというのだ。


「現在の日本経済は日銀が物価を上げたくても上がらない、国債はゼロ金利だから多少金利がついた方がいい、為替ももう一段の円安が望ましい。

副作用が起きても全部プラスに働く。
こんな国は日本だけで、世界でも日本だけが使える魔法なのです」(森永氏)


 国の資産を管理する財務省理財局の資金企画室長などを歴任した嘉悦大学教授の高橋洋一氏もこういう。

「私が初めて国のバランスシートをつくった当時と一番違っているのはそこです。

日銀の国債大量買い入れによって統合政府のバランスシートでみると日本の借金は大きく減り、財政再建は終わったと考えていい。

 20年前、私が米国プリンストン大学に留学中にバーナンキ教授(前FRB議長)が、

『中央銀行が量的緩和してもインフレにならなければ財政再建ができるね』

といったことがある。それがまさに20年後の日本で現実になった」


 一方で、財務省は“まだ日本は借金大国で増税が必要だ”としきりに繰り返している。

しかし、いまこの国に必要なのは、増税ではなく、経済成長でもっと国の税収を豊かにし、将来の年金問題を解決することだろう。

 たしかに専門家の中には、たとえ今インフレが起きていなくても中央銀行の国債大量買い入れがいきなりハイパーインフレを引き起こすリスクがあると指摘する声も多い。手放しで現状に安心はできないだろう。

 ただ、国が借金をする裏付けに徴税力という“資産”が使えるのは、国民が経済成長を支え、納税の義務を果たしているからだ。

増税はその経済成長に冷や水を浴びせる。

「借金が多いから増税」という財務省のロジックが乱暴であることも、国のバランスシートから浮かび上がってくる。


____

2017年10月23日
日本の財政収支は改善していた

リーマンショックでGDP比9%台に悪化した単年度赤字は3%台になった
引用:ブルームバーグhttps://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iFwAlpjvFtG8/v2/750x-1.png


日本の財政赤字が改善傾向

衆議院選挙も終わったが、今回の選挙では「財政赤字」や「財政均衡」が争点になりませんでした。

過去の選挙では日本の借金をどう返すか、大増税しかないという議論が必ず起きていました。

どうして財政議論が沈静化したかというと、この数年で日本の財政赤字は縮小し、改善されつつあるからです。

         
「日本の借金は世界最大!(嘘です)」と騒いでいた財務省のデータを引用すると、2016年財政収支はGDP比4.9%の赤字でした。

2017年度の歳入約63兆円で歳出97.4兆円、単年度の財政赤字は35.3兆円でした。(財政関係基礎データ 平成29年4月より)

歳出のうち「真水」つまり執行する予算は73.9兆円で、国債費が約23.5兆円でした。


歳入が63兆円で歳出が73.9兆円なので赤字額は11.9兆円で、残りは国債償還費用でした。

この国債を日銀が大量に購入していて、9月時点で約400兆円、日本政府が発行している国債残高は865兆円でした。

国債のうち584兆円だけが国が払う債務で、274兆円は建設国債なので高速料金やガソリン税から利用者が払っています。


584兆円のうち短期債務は予算のやりくりで数ヶ月間借りては返済するもので、長期債務はおそらく500兆円くらいでしょう。

政府が返す500兆円のうち400兆円を既に日銀が保有していて、もうすぐ100%に達してしまいます。

現在日銀は国から国債償還を受けると同じ金額の国債を購入しているので、実質的に国は償還していません。


毎度おなじみ財務省の「国の借金」実は政府が返すのは赤い部分の584兆円だけで、そのうち400兆円を日銀が保有しているので、賞味184兆円しかない。
004B
引用:http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.gif


財政赤字問題は解消に向かう

では日銀が国債を100%近く保有してしまい、これ以上買えなくなったらどうするか、というのが「金融緩和出口論」です。

そのまま持ってれば良いんじゃないかという意見、いや債券市場の健全性を損なうから全部売却しろという終了論があります。

今まで買い集めた国債を日銀が売り飛ばしたら、どう考えても大混乱になるが、財務省などはそう主張している。


別な考え方としては政府は「永久国債」や50年債、100年債をゼロ金利で発行して、事実上凍結してしまうというのがあります。

イギリスとかは100年以上前の借金をそのようにして「冷凍保存」しているそうです。

日本のGDPがこのままプラスで推移すれば税収は自然に増えるので、数年後には国債を除く単年度赤字はもっと少なく成るでしょう。


すると事実上、財政議論は単年度で黒字化することから、今まで日銀が買い取った国債をどう処理するかという問題に変わります。

日銀を倒産させて第二日銀を立ち上げても良いが、それはあんまりなので、やはり低金利の長期債で「塩漬け」か「冷凍」が妥当でしょう。

米経済メディアのブルームバーグは今週、「日本の財政収支は大幅に改善した」という記事を掲載しました。


それによると2011年ごろに日本の単年度赤字はGDP比9%に達していたが、現在は3%か4%で推移しています。

日本の政府債務そのものも、この2・3年は増えていないとしています。

データの計算方法は書いていないが、GDPのプラスや日銀の国債買い取りで借金の増加は止まりつつある。
http://www.thutmosev.com/archives/73227958.html

http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/539.html#c1

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 相場関係投稿リンク 中川隆
18. 2018年1月20日 10:17:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日銀が買い入れた国債は、再び売却しない限り、存在しないのと同じ
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/755.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/456.html#c18
コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 売国政治家・御用学者 関係投稿リンク 中川隆
30. 中川隆[-5869] koaQ7Jey 2018年1月20日 10:18:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日銀が買い入れた国債は、再び売却しない限り、存在しないのと同じ
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/755.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/461.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
641. 2018年1月20日 10:18:31 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[144]

日本の憲法は^^

GHQによって与えられました^^


GHQによって与えられたので、その意思(法の精神)を知っているのは、GHQだけです^^


日本の憲法は^^

日本国民が、その意思(法の精神)を理解しておらねばならないのに^^

他人が決定して、他人が書いた文なので^^

それを如何書いてあるか?←此れだけが「正否・善悪の基準」と誤って用いられ^^

憲法に違反する下位法が、次々に定められているのです^^


「他人に出せ!」←此れが最悪なんです^^

貴方にとって^^

GHQも、支持していない自民党、公明党も、他人であります^^

「他人に、ドラフトせよと、貴方の精神を委任する」←此れが、やってはならない事なのです^^

最終的には、貴方と貴方と境遇を共にする日本国民の意見が集約され^^

「法案」が形成されるという、この過程(プロセス)を踏まないことが^^

いきなり完成品が目の前に提示されることが、立法として最悪な状態です^^


そこで、国民の皆様の意思、考え方を、皆様自身が整理して行く過程を盛り込む必要があるのです^^

★参加してください!貴方のご参加をお待ちしています★^^

by 安倍晋三^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c641

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
642. 日高見連邦共和国[6174] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 10:19:29 : y9QQSrdTDU : 8ACehNkPZuQ[5]

639、640です。

そこでのアンカーの指定先は、正しくは、>>637>>638 です。

重ねて重ねて、平に失礼!(謝)

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c642

コメント [原発・フッ素49] 欧ウラン濃縮企業を日本政府が買収?  赤かぶ
2. 2018年1月20日 10:20:04 : gDuJsjuxdc : b1x@ShChRGI[753]
■一歩一歩

 また一歩・・・と

 日本民族滅亡への

 地獄の扉を開く

 アベ似非日本人政権!

 も〜すぐそこに

 阿鼻叫喚の地獄絵図が見える!



http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/350.html#c2

コメント [国際21] 古代スキタイ王族の墓 衛星写真から発見(1/18財経新聞) 怪傑
1. 2018年1月20日 10:20:46 : GtKiigYRrE : J1zVX1W3Wag[143]
「スキタイ」という語音は、個人的に胸躍らすものがあるんだよね〜

日本神話とギリシャ神話は以外に類似しているのだが、
それを媒介したのがスキタイだ、という説がある。
ギリシア神話→スキタイ→古代朝鮮→古代日本
民族の類似性とかルーツってことではなく、文化の伝播として・・・


―― ** ――

[日本神話とギリシア神話]  日本神話はまた,これも日本から遠く隔たった地域であるギリシアの神話とも,いろいろな点で,偶然の所為とは思えぬほどよく似ている。イザナキの〈黄泉国(よみのくに)訪問〉の話は,死んだ妻を地上に連れ戻そうとして,地下の死者の国まではるばる旅をして行った夫が,冥府で課された妻を見てはならぬという禁止に背いたために失敗し,一人で地上に帰らねばならなかったという筋が,ギリシア神話のオルフェウスとエウリュディケの話にまったく一致している。そのうえ日本神話では,イザナキが冥府に着いたとき,イザナミは,自分がすでに黄泉の国の食物を食べてしまったために,せっかく迎えに来てくれても,すぐには夫といっしょに地上に戻ることができないと言って嘆いたと言われている。これはペルセフォネが,冥府でザクロの実を食べてしまったために上界に復帰できず,死者の国の女王にならねばならなかったという,ギリシア神話の話とそっくりである。ギリシア神話にはさらに,大地と農業の女神デメテルが馬に変身した弟のポセイドンに暴行され,憤慨して岩屋に隠れて世界中を飢饉に陥れ,神々を困惑させたという話があるが,これも日本の〈天の岩屋戸〉の話と驚くほどよく似ている。日本神話でもアマテラスは,弟のスサノオから受けた乱暴に怒って岩屋に隠れている。スサノオはアマテラスがいた機織の御殿に,屋根から皮をはいだ馬を投げこんだ。すると《古事記》によれば,機織をしていた天の服織女(はたおりめ)が,それを見て驚愕のあまり,手に持っていた梭(ひ)(横糸を通す用具)で自分の女性器を突き刺し,死んでしまった。《日本書紀》には,突然投げこまれた馬を見てびっくりし,梭で自分の身体を傷つけたのはアマテラス自身だったと記されている。このスサノオの乱暴は,馬が使われ,女神の女性器が刺し貫かれているという点で,前述したギリシア神話でポセイドンがデメテルに対して加えたとされている暴行を,まさに彷彿させる。
 バウボという名の女性が,デメテルの怒りを解くために自分の恥部を露出して見せて笑わせたというギリシア神話の話は,天鈿女(あめのうずめ)命が,岩屋に隠れたアマテラスの怒りを解くために踊りながら乳房と陰部を露出して見せ,神々を哄笑させたという話と,これもきわめてよく似ている。大国主(おおくにぬし)神とアドニスの神話にも,どちらも絶世の美男子で,地上でも地下でも女神をひと目で恋に陥らせ,狩りに出てイノシシを捕らえようとして殺され,木の幹の中から取り出されているなど,いろいろな点で著しい類似が見られる。
 ギリシア神話と日本神話とのこれらの類似は,ただの偶然の結果とはとうてい考えられない。日本神話が,《古事記》と《日本書紀》に見られるような皇室の王権神話の体系に形成されつつあった時期に,日本がもっとも密接な交渉を持った地域は朝鮮半島だった。当時の朝鮮半島では,イラン系の遊牧民スキタイ人のあいだで発生してユーラシアのステップ地帯の全域に広まったいわゆる〈騎馬民族〉の文化が受容され,とくに支配層に強い影響を及ぼしていた。そのスキタイ人は,彼らの居住地だった黒海の沿岸に建設された多くのギリシアの植民市を介して,ギリシア人と盛んに交易し,ギリシア文化の影響を受けていたことが知られている。ギリシア神話からの影響はそれゆえ,スキタイ人に受容されたものが,朝鮮半島を経由して伝わるという経路で,〈古墳時代〉の日本にもたらされたと考えられるわけである。

吉田 敦彦

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http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/683.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
643. 2018年1月20日 10:20:59 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[145]

>>639
荒らし行為を止めてください^^

トピコンテンツに基づいた書き込みをしてください^^
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c643

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
644. 日高見連邦共和国[6175] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年1月20日 10:22:03 : y9QQSrdTDU : 8ACehNkPZuQ[6]

>>642 『文末^^銀蠅』くん

それも、オマエの言う‟トピコンテンツ”と関係ね〜から!(笑)


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c644

コメント [政治・選挙・NHK238] NHK日曜討論:憲法改正について野党の立ち位置の違いがわかる(かっちの言い分) 一平民
645. 2018年1月20日 10:22:33 : vnIr5JPIHM : 0vqFfYmKO6o[146]

>>640
荒らし行為を止めてください^^

トピコンテンツに基づいた書き込みをしてください^^
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/181.html#c645

コメント [経世済民125] 債務残高対GDP、25年後に350%超となる確率は約43%(Business Journal ) 赤かぶ
2. 中川隆[-5868] koaQ7Jey 2018年1月20日 10:22:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年11月14日
国の借金が1080兆円、個人資産が1800兆円に増加

財務省が発表する「国の借金」は2倍に膨らませてある
引用:http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.gif


「国の借金」という謎の考え

財務省は11月10日に、9月末時点で国の借金が1080兆円に増えたと発表しました。

わずか3ヶ月で1.4兆円増加し、国民1人当たり約852万円の借金だと危機を煽っています。

ところがこの「国の借金」の概念が曖昧で、政府の借金でも公的債務でもない。

欧米や新興国が発表している「政府債務」などとは全く違うので、混乱と誤解を招いています。

2015年に発表された「1053兆円」で解説すると、まず政府短期証券117兆円は為替介入のための、短期の支払いに当てられている。

2012年以来日本は為替介入をしていないが、事務処理のために数ヶ月借りては返すを繰り返していて、実際には存在していません。


財政投融資残高は約163兆円で、特殊法人の借金は「法人の借金」なので国が支払う責任はない。

建設国債残高は250兆円程度で、道路や橋を作った借金なのだが、ガソリン税や有料道路料金などで支払っています。

これらは日本以外の国では「国の借金」に含めておらず、残りの460兆円だけが本当の日本政府の借金です。


日銀の黒田総裁は国債買い取りを進め、日銀の国債保有残高は437兆円(6月末)に達しました。

国の借金は460兆円程度で、そのうち437兆円を日銀が買い取ってしまったので、日本政府は日銀に償還しています。

ところが日銀は日本政府の組織なので、自分の借金を自分に支払っているという状態です。

まあ払わなくても誰も困らないのだが、この制度を維持したい人達が守っています。


個人資産1800兆円を握る人達

9月20日には日銀がもう一つの数字、金融資産残高(個人資産)が1832兆円で過去最高になったと発表しました。

個人資産が1832兆円で国の借金が1080兆円なら、持ってる人に払わせれば一瞬でチャラになるような気がします。

個人資産の多くは富裕層が保有していて、日本では保有資産に税金はかからないので、富裕層は働かず税金も支払っていません。


この現象は世界的にも同じで、富裕層は税金を払わず、労働者が納税した金でサービスを受けています。

これに課税しようというのが消費税なのだが、消費税は資産や収入が少ない人ほど税率が高く、富裕層はほとんど払っていません。

世の中はどこまでも金持ちに有利に作られていて、資産への課税や相続税が検討されていますが、必ず反対意見で潰されています。


てっとりばやく富裕層の全資産を没収してしまえば良いのだが、富裕層は金によって権力を持ち、政治への影響力を持っています。

個人資産がいくら増えても、それが消費や投資にまわらなければ、1円たりとも日本のGDPは増えません。

だが税金も払わず経済にも貢献しない人達の資産ほど、手厚く保護されているのです。
http://www.thutmosev.com/archives/73606389.html


2017年3月21日
【藤井聡】「プライマリー・バランス黒字化」という「悪行」
https://38news.jp/politics/10232


From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)

【マスメディアは、PB黒字化が難しくなった事を批判している】

政府の「基礎的な財政収支」を意味する「プライマリーバランス」、略称PB。

わが国政府は、2010年の菅直人内閣の時に、「2020年にこのPBを黒字化する」という目標をたてました。そして現在の安倍内閣も、この目標を引き継いだ財政運営をしています。
https://38news.jp/economy/10199

その結果、「PB赤字」は、昨年度までで16兆円以上も削られました。そして2010年の頃の「半分」にまで縮小しました。これは、菅直人氏が建てた「中間目標」が達成されたことを意味しています。

ただし、今年1月に公表した直近の財政シミュレーションによると、このままPB赤字は縮小していきますが、2020年次点でも「8.3兆円」の赤字が残される見込み――となっています。

これについて、多くのマスメディアが「批判的」な論調を展開しています。例えば毎日新聞は、

「基礎的財政収支:20年度赤字8.3兆円 険しい財政再建」

という見出しで、政府を非難する記事を配信しています。
http://mainichi.jp/articles/20170126/k00/00m/020/049000c

この記事で、財政再建に積極的でない安倍内閣を批判し、最終的に、

『「首相はむしろ、教育無償化や子育て支援など歳出拡大を伴う施策の強化に意欲を見せており、「黒字化目標を変えたがっているのでは」(首相周辺)との声も出ている。財政健全化は一層難しくなりそうだ。」

とまとめ、黒字化目標を変えたがっている安倍首相は、

「道徳的にワルイ行為」

をしているかのようなニュアンスで、政府を非難しています。

【デフレ下では、PB赤字は善でありPB黒字は悪である】
しかし、本当にこうして安倍首相は批判されなければならないのでしょうか?つまり、プライマリーバランスの赤字が存在することそれ自身は、本当に、

「道徳的にワルイ行為」

なのでしょうか?

答えはもちろん「否」です。

むしろ、少なくとも今のようなデフレ状況では、PB黒字を無理矢理削減するような目標は早々に廃棄し、より適正な財政規律を導入することこそが、日本国民の幸福にとって求められる、道徳的な振る舞いなのです。

なぜなら、PB黒字を無理やり削減するようなことが行われれば、政府支出が削られ、さらなる増税が敢行され、日本の消費も投資もさらに縮小し、国民所得はさらに下がり、失業率はさらに上がり、消費と投資がさらに悪化していく――という激しいデフレスパイラルがわが国を襲うこととなるからです。

だからこそ、そんな「深刻なデフレ化」という悪夢を回避するには、私たちは「PB赤字はいかなる意味で正しいものなのか」という点を、各々の「胆」でシッカリと理解してく必要があります。

ついては、ここでは簡単に、「PB赤字の正しさ」「PB黒字の不道徳」について、改めて解説いたしたいと思います。

【PB赤字=悪と決めつけるのは、視野が狭いからである】
まず、私たちの日常感覚(あるいは、いわゆる主婦感覚)から言えば、「赤字」という言葉を見れば、それだけでパブロフの犬の様に半ば自動的に「ワルイモノだ」と感じ、即座に「赤字は無くさなきゃ!」と感じてしまうのは事実です。そして、世の中には削除すべき「赤字」があることは論を待ちません。

しかし、「赤字や負債は悪いものだ」と「決めつける」感覚は、極めて歪んだ、矮小かつ近視眼的な感覚です。なぜならそれは、「いま、ここにあるサイフ」だけを見た狭い視野からの感覚に過ぎないからです。

「いま、ここにあるサイフ」だけでなく、その周りの人々や、少し先のことまで視野に入れて考えれば、善と悪の方向が全く逆になってくるのです。

例えばある家計がケチケチしていれば、その家計にとってはカネが貯まって良いかもしれないけれども、その家計を相手に商売している側に立てば、これは実に困ったものです。

例えば、毎日、1000円使っていたお客さん達が皆急に500円しか使わなくなったら、その店の売り上げは半分になってしまい、場合によっては閉店に追い込まれます。

あるいは、社長が急にケチになって、給料を半分にすれば、会社のサイフは赤字が減ってよいかも知れないが、従業員にしてみれば、たまったものではありません。住宅ローンが払えなくなってしまう社員もいれば、子供の塾をやめさせないといけなくなる社員もでてくるでしょう。

つまり、誰かが「赤字」を削ったり、「負債」を減らそうとして出費を削れば、その削った側から見れば「倹約」という何よら善き行為をしているかに見える一方で、周りの人から見れば、その行為は単なる「ケチ」なものに過ぎないのです。

つまり、借金を削るとか赤字を減らすとかいう行為は、「削る側」から見れば「善行」ですが、「削られる側」から見れば「善行」どころか「悪行」としか言えないものとなるのです。

【「倹約家」は、時に無能を意味する】
さらに言うと、「経営者」の視点に立てば、さらに違った側面も見えてきます。

「赤字を削って投資を減らす『倹約家』の経営者」と「赤字覚悟で投資を増やす『積極的』な経営者」の両者を考えてみましょう。

前者の『倹約家』の経営者は、経常収支は短期的には改善します。でも、中長期的な会社の売り上げが伸びていく見通しは低いものに留まります。

一方で、後者の『積極的』な経営者は、短期的な経営悪化という、短期的リスクを呼び込んではいますが、中長期的には会社の売り上げを伸ばし、企業をより大きなものにしていくチャンスを持っています。

つまり、倹約家の経営者は、堅実とも言えるが、臆病でケチで「無能」な経営者である疑義があるのです。

一方で、積極的な経営者は、浪費的で危険とも言えるかもしれませんが、将来の「成長」を導く、勇敢でチャレンジングな経営者とも言えるのです。

そして、「成長しなければ倒産する!」という危機に陥った「成長する責務を負った経営者」であるなら、好むと好まざるとに関わらず、「倹約家で臆病なケチ」であることを避けなければなりません。彼は彼の知力と胆力の全てを駆使し、「赤字」を受け入れた勇敢でチャレンジングな経営をせねばならないのです。

そして、デフレに陥ったわが国の内閣は、まさに「成長する責務覆った経営者」に他なりません。そうである以上、赤字に対して過剰に臆病になるのは、「亡国」を導くことは必定なのです。

【政府がケチな倹約家では、デフレが続く】
以上の議論を踏まえれば、次の事実が浮かび上がります。

・「PBを黒字化」することは、国民以外の経済主体、つまり、国民と民間企業にとって、悪影響を及ぼし、デフレ圧力を加速する。

・「PBを黒字化」することは、将来のビジネス・チャンスを縮小させ、経済成長を阻害し、ジリ貧を導く。

さらには、PBを黒字化するためにあらゆる出費を削れば、教育も、研究開発も、防衛も、防災も――あらゆる行政サービスを縮小させ、その国家を亡国へと導いていくリスクをもっています。

だから、とにかくPBを黒字化すべし、という議論は「PB黒字化がもたらす弊害」を無視した暴論に過ぎないのです。

我が国のエコノミスト、官僚、政治家、そして日本国民が、「PB黒字化」という言葉の響きに騙されず、それが一体何を意味しているのかを冷静に理解し、PB、さらには、日本の財政について適切な判断を下されんことを、心から祈念したいと思います。

追伸:国民のマネーを吸い上げる「PB黒字」が如何なる意味で不道徳なのか――さらにご関心の方はぜひ、下記をご一読ください。
https://goo.gl/Jcqhm0


2017年4月11日『日本のプライマリー・バランス規律は、外国よりも甘い』という出鱈目
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/10324


先進国はいずれも、財政についての何らかの規律、すなわち、「財政規律」を持っています。我が国も、2013年に閣議了承した「2020年度にプライマリー・バランス(PB)の黒字化を目指す」という規律を持っています。

この財政規律を巡っては、これまでに様々な議論が重ねられてきていますが、その一つの視点が「国際比較」の視点。この点について、例えばつい先日公表された財務省主計局が公表した資料(4頁目)では、

『主要先進国が掲げている財政健全化目標と比較すると、日本の目標は緩やかな水準となっている』

と明記されています。
http://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia290407/04.pdf

その根拠として挙げられているのは、「日本だけ利払い費を考慮外としている」という点です。

つまり、日本は「利払い費」を何兆円も払っているのに、それは考慮せずに「収支」を考え、それについて目標を立てているが、諸外国は皆、利払い費も支出の項目に加えて、「収支」を考え、それについて目標を立てている、だから、日本だけ「甘く」て「緩い」目標だという次第です。

・・・・しかし、本年3月1日の参議院予算委員会で、この説明が、

『出鱈目な説明』

だと、指摘されています。

この指摘は、自由民主党の西田昌司議員からのものですが、その議論は極めて説得的なものでしたので、ここではその内容を改めてご紹介したいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=9ONDN6n-iwc

まず、西田議員は次のように質問を切り出しています。

西田昌司議員 「要するに、プライマリーバランスというのはですね、利払い費を入れてないんですよ、と。財政収支の場合には利払い費も入れてますと。だから、借金の返済金額まで入れてますからね、利息の。だから、厳しいんですと。こういう意味でしょ?」

主計局長「尺度としてはそういうことだろうと思います」

西田昌司議員「・・・それでこの話を聞いてですね、みんな、『あ、そうか、プライマリーバランスというのは、各国のあれより緩いんかと。だとしゃーない、守らなしゃーないなと』こういう論法にひき釣りこまれるんです。ところが違うんですね。」

そして現在の各国の財政支出状況を解説した後に、次のような発言につなげていきます。

西田昌司議員「私は、財務省の職員というのは、日本の職員の中でも極めて優秀な方だと思っています。その方々がですね、全く出鱈目な説明をしているという事自体に苛立ちと腹立ちさを抑えることができないんです。」

なぜ、「出鱈目」なのか、そしてなぜ、「苛立ちと腹立ちさを抑えることができない」のか。

その理由について、西田議員はまず、2年前の経済財政諮問会議で、麻生財務大臣が提出した、主要先進国の財政健全化の目標がリストされている下記資料を取り上げます。


https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1023892481045028&set=a.236228089811475.38834.100002728571669&type=3

そして、この資料には、確かに日本だけ「利払い費」を考慮外に置く「基礎的」財政収支(つまり、プライマリーバランス)を基準にしていているが、諸外国は、「景気変動」を考慮外に置く「構造的」財政収支を基準にしている、という事が明記されている、だから、日本の財政規律は「緩いものだ」とは言えないのではないか、と指摘します。

これに対して、主計局長は次の様に答弁します。

「あの……どう申し上げますか……財政収支とプライマリーバランスというのはいわば縦軸で…こう…その…金利の分だけ、緩い、基準になっています。で、ご指摘の構造的財政収支というのは、対象となる財政収支の内、まぁ…一時的なものを除たものを、この…なんていいますかモノサシにあてて比較する、という考え方なんで、確かに…あの…財政収支のあてはめを緩めているのは事実でありますけど、いわば、縦の緩め方と横の緩め方といいますか…あの…そういう違いがあるということだろうと思います。」

これに対して西田議員は次の様なツッコミを入れます。

西田昌司「つまり、あなた方が、麻生大臣や総理に説明してきたのは何かといえば、日本のPBよりも、他の各国のG7がやってる方が、厳しいんですと言ってきたわけですよ。ところが、あなたが今、言っているのは、逆さまを言っているんですよ。要するに、日本のPBよりも緩やかに弾力的にね、財政収支の目標は設定しているんですよ。がんじがらめにしてない。税収が減ったら、その分当然いるね、と。」

以上の質疑は、「日本の規律は緩い」という説明は、西田議員が指摘するように「出鱈目な説明」だった、という疑義を白日の下にさらすものです。

なぜなら確かに日本の規律は「利払いを除く」という点では「緩い」が、「景気変動を考慮しない」という点では「厳しい」基準だったことを、主計局長本人が認めているからです。

主計局長のご発言に基づくなら、

・「縦」(利払いの有無の点)では日本の方が「緩い」が、
・「横」(不景気時の減収等の考慮の有無の点)では日本の方が「厳しい」

のです。それにも関わらず、この「横」の論点を無視して「縦」だけを見て、「日本の方が緩い規律だ」と断定するのは、西田議員が指摘するように、「出鱈目」と指摘されても致し方ないところです。

しかも、日本は今「デフレ」であることを考慮すれば、デフレ脱却さえ叶えば、さらに税収が上がることも予期されます。その点を加味すれば、その「出鱈目さ」はさらに深刻なものだとも言えるでしょう。

いずれにせよ、不景気、さらには「デフレ」の影響を加味した「構造的」な財政収支に基づいて財政が運営されているのが先進諸国における国際標準である一方、日本一国だけが、PBという「非構造的」な財政規律に「がんじがらめ」にされてしまっているのです(ちなみに、同じPBでも、構造的PBという概念もあります)。

その結果、諸外国では、「不況・デフレで税収が減ったから」という事を気にせずに思い切った財政支出ができるのに日本だけは、「不況・デフレで税収が減ったから」という理由で、政府支出をカットせざるを得なくなっています。

つまり、日本一国だけが、「非構造的」な財政収支という、「大変に厳しい十字架」を背負わされているのです。

日本のデフレを本当に終わらせるためにも、この収支における「構造性」という、あまり人々に知られてはいないものの、極めて重要な問題の存在を、しっかりとご理解いただきたいと思います。

追伸:デフレ脱却と財政規律、の関係については是非、下記をご一読ください。
https://goo.gl/Jcqhm0

【青木泰樹】財務省の頭の中 2015/06/12 From 青木泰樹@経済学者

税収の上振れが続いています。

2013年度は当初予算に対して3.9兆円の税収の上振れがありました。

2014年度も当初予算での見積額50兆円(うち消費税以外34.7兆円)が、決算時点では54兆円台に達すると見込まれております。

消費税増税分を除いても4兆円前後の税収増です。

税収の上振れは現状の日本経済にとって好ましいのですが、手放しでは喜べません。

なぜ財務省が当初予算をこれほど低く見積もっていたのかについて疑問が残るからです。
財務省の税収見積もりが二年続けて大幅に外れたことは由々しき問題です。

その原因として考えられるのは、経済成長による自然増収を過小評価したがる財務省脳にあるのではないでしょうか。

「経済成長による自然増収などたいした額ではないので、それに頼ってはならない。財政再建はあくまでも歳出削減と増税でやり抜くしかない」と主張したいのでしょう。

経済成長と税収増の関係は、税収弾性値(税収変化率/名目GDP変化率)として知られています。

名目GDPが1%増加したときの税収の増加率を表す指標です。

本日は、税収弾性値から読み取れる財務省の悪弊について考えたいと思います。

これまで財務省は税収弾性値を「1.1」として推計を行ってきました。
かなり低いですね。

この数値は、バブル期以前の税収の伸び率と名目成長率の双方が安定していた1980年代のデータから算出されたもので、ここ15年間は現実に計算される税収弾性値とかけ離れております(この期間の税収弾性値の単純平均は4程度)。

財務省は当該期間における名目成長率がゼロに近い数字であったため、算出される税収弾性値が大きく振れやすく、結果的にたまたま大きな数値となったと説明しております。
異常値だと言いたいのでしょう。

しかし、逆から見れば、財務省の主張する税収弾性値(1.1)はデフレ期およびデフレ脱却期には適用できない異常な数値であるということになります。

現状はコアCPIの動向を見る限り、よく見てデフレ脱却期、下手をするとデフレへ逆戻りといった状況にありますから、今後の経済成長の財政再建効果を測る上で、財務省の主張する税収弾性値を採用すれば、必ず予想が外れてしまいます。

財務省が税収弾性値を限りなく「1」に近づけたい理由の背後には、先の理由とともに主流派経済学の経済観も見え隠れします。

経済学的に見て税収弾性値が1になるのは、税収が全て比例税から成るケースです。

比例税とは所得の一定割合に課税される税で、消費税(所得の一定割合が消費に向かうため)および法人税(黒字企業に限られますが)がその代表です。

比例税率をα%とすれば、所得100に対して税収は100αとなりますから、所得が1%伸びれば、税収も1%伸びることになります。

ですから所得税の累進度をフラット化し、税収に占める比率を下げて消費税中心の税制度にすれば税収弾性値は1に近づくのです。

もちろん、その場合には税制度から所得の再分配機能が失われることになりますから、高額所得者に有利となります。

所得税のように累進税がある場合も、主流派経済学の想定する「需給ギャップの存在しない長期均衡状態」では、税収弾性値は1に近づきます。

ちなみに長期均衡状態(期待が実現している状態)に赤字法人は存在しません。

課税ベースである付加価値は、個人と法人間に分配されています。その分配構造を示すのが、労働分配率(人件費/付加価値)です。

長期均衡状態において労働分配率は一定となりますから、個人と法人間での所得の移動は生じません(割合が一定のまま推移)。

その状態のまま成長するとどうなるか。例えば、主流派経済学の想定する潜在成長軌道に沿って経済が進行する場合です。

税収の中身を

「税収=消費税(比例)+所得税(累進)+法人税(比例)」

とします。


経済成長が1%の時、既述のとおり比例部分は1%の増収です。

所得税に関しては限界税率(税額の増分/所得の増分)が平均税率(税額/所得)に一致した場合は1%、それを上回った場合には+アルファが生ずるわけです。

累進度の低下および所得税の税収に占める割合が低下すればするほど、+アルファの部分は0に近づき、すなわち税収弾性値は1に近づくことになるのです。

内閣府や政府税調における有識者メンバーは、ほとんど主流派経済学者なので彼等の経済観が色濃く答申や報告書に反映されることになり、それが財務省見解の形成されてきた一因でしょう。

主流派学者は、現実経済が平均的には長期均衡軌道上にあると思い込んでいるわけですから。

しかし現実的に言えば、需給ギャップが存在する場合、法人税率が所得税の平均税率を上回っている限り、経済成長による税収弾性値は1より大きくなります。その理由を簡単に説明しましょう。

景気が上向くとき、労働分配率は低下します。なぜなら人件費の部分は景気に即座に反応しないからです。

必然的に景気拡大の恩恵は法人にもたらされ法人税収は増加し、さらに赤字法人も黒字化することによって納税側に加わります。

主流派の想定し得ない、このインパクトが大きいのです。

デフレ脱却途上にあり、需給ギャップが存在する現在の日本経済において、成長による財政再建効果は大きい、少なくとも財務省の想定よりかなり大きいと思います。

税収の上振れは正にその証左ではないでしょうか。

財務省による政策をミスリードするプロパガンダは、税収弾性値にとどまりません。
現在、政府は6月末を目途に2020年度までの財政健全化計画を策定中ですが、ここでも財務省脳がさく裂しております。

内閣府の公表している「中長期試算(平成27年2月公表)」の経済再生ケース(実質成長率2%以上、名目3%以上)によると、2020年度で基礎的収支(PB)の赤字が9.4兆円と推計されています。

これをベースに財務省は、当該年度における9.4兆円の歳出削減を主張しています。
すなわち単年度の財政均衡を目指すというPB目標を堅持しているわけです。まさしく財政均衡主義。

歳出削減を9.4兆円するとどうなるのでしょうか。

普通に考えれば、総需要が減るわけですから、GDPは減少するでしょう。

もちろん、国民所得勘定の恒等式

「GDP=内需(民需+官需)+外需(貿易収支)」

には解釈方法が二つあります。

ケインズ的に解釈すれば、右辺から左辺への因果関係を考えますから、総需要によるGDPの決定式です。

他方、主流派(供給側)からすれば、逆の因果関係を想定しますから、GDPの分配式と解釈されます。

セー法則に基づきGDPが資源の賦存量と生産技術によって先決されていると考え、それが内需と外需に配分されるとするのです。

主流派学者は後者の立場ですから、官需を削減しても自動的に民需が増えると考えてしまいます。

パイの大きさが一定である場合、切り分け方を変えても大きさはかわりませんから。
それゆえ彼等は、歳出削減してもGDPが減少しないと考えてしまうのです。

多少、現実的に考える学者は、歳出削減分を供給能力の増加によって埋め合わせればよいと考えています(「造れば売れる」というセー法則にどっぷり浸かっているのです)。
いわゆるアベノミクスの三本目の矢である成長戦略頼みです。

しかし、妙な話です。

歳出削減は9.4兆円という明確な数値目標を定める一方で、それを埋め合わせるべき総需要の増加に関しては、規制緩和で何とかなると言っているのです。

財務省にしてはどんぶり勘定、かなり無責任ですね。

はっきり言って規制緩和の効果は量的に計測不可能です。
それゆえ9.4兆円の歳出削減の埋め合わせはできません。

構造改革の重要性を主張する人は、改革には時間がかかると言って責任逃れをするのが常ですが、小泉構造改革から10年を経た現在も潜在成長率(ここでは定義に論及しませんが)は低下の一途をたどっているのです。

これまでの構造改革は全く無駄だったのです。

レントシーカーに多少の利益をもたらしただけで、地方の疲弊を助長させたにすぎません。

少なくとも潜在成長率を押し上げられなかったことは疑いのない事実なのです。
規制緩和を唱え続けてきた主流派学者は猛省すべきでしょう。

歳出削減をするのであるならば、それに見合った総需要拡大策をとらなければ景気が悪化することは誰の目にも明らかです。

しかし、財務官僚や有識者と言われる主流派学者にはそれがわからないのです。立場上、言えないのかもしれません。

そして量的効果が明確に測定できる公共事業の実施に対しては、国債残高をこれ以上増やすなと反対するのです。

国債残高の累増問題は、民間への利払い費の膨張をどうするかという問題ですが、日銀が国債を大量に買い取っている以上、既に解決済みの問題であります(ここでは詳細は触れませんが)。

彼等にはそれが全く分かっていないのです。

財務省の主張する歳出削減と規制緩和の組合せは、デフレ化政策パッケージに他なりません。これでは景気低迷に逆戻りしてしまいます。

単年度の財政均衡を目指すPB目標にこだわっている限り、デフレスパイラルから脱却できません。

PB目標の旗は降ろすべきでしょう。

財政再建は中長期的な視点から実施すべきでありますから、それに対応した新たな目標が必要です。

それは経済成長を促すことによって、成長の範囲内で財政再建を図ることに尽きます。
デフレ脱却途上にある経済において、経済成長と財政再建を同時に達成する条件は、一例をあげれば「税収増加率>一般歳出増加率(利払い費を除く政策経費)」でしょう。

初期的にPB赤字があろうと、この条件を満たせば、いずれ財政再建は達成できるのです。

この条件式を経済成長との関係で書き直せば、「名目成長率×税収弾性値>一般歳出増加率」です。

これは単年度目標ではなく、5年なり10年のスパンでこうした状況を目指せばよいのです。

拙速に結果を求める財務省脳からの脱却が望まれるところです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/
 


2017年4月8日財政均衡主義の正体
From 青木泰樹@京都大学レジリエンス実践ユニット・特任教授


財政健全化に向けてとるべきは、「先憂後楽」。


財政制度等審議会(吉川洋会長)は、半年ごとに財務大臣に建議をしていますが、直近の建議の中で、財政健全化の基本的考え方としてこの故事を使っています。

元来の意味から若干離れますが、「先に苦労・苦難を体験すれば、後で楽になれる」と言いたいのでしょう。

もちろん、その含意は「少しでも早く増税および歳出削減を断行し、財政健全化を図れば将来不安は払しょくされる」ということです。

恒例行事のように、毎回毎回、2020年度までの基礎的収支(PB)バランスの達成、すなわちプライマリー赤字の解消を唱え続けています。

さらに今回はハードルを上げて、PBに利払い費も加えた財政収支のバランスを目標にすべしとの提言も加えております。

まさに財務省の意を忖度(そんたく)した建議と言えましょう。

財制審を主導するのは著名な経済学者たちですが、彼らはなぜこれほどまでに財政均衡にこだわるのでしょうか。

今回は、財政均衡の経済学的論拠について考えます。

結論から言えば、彼らは主流派経済学の論理に縛られ、現実が見えなくなっているということです。
もしくは意図的に見ようとしないのかもしれません。

経済学者は「経済学の見地からすれば・・」という前置きをよく使いますが、この常套句を聞いたときは「現実には当てはまらないが・・」と彼らが言っていると解釈するのが適切です。

今回、彼らの言うことを真に受けてはならない理由を具体的にお話ししましょう。

一般論として「現実経済が景気変動を免れないとすれば、財政運営は中長期的視点からなされるべきだ」と考えることは、誰にも受け容れられる極めて自然な見解に思えます。

ここから話を始めましょう。

ただし主たる財政観は二つありますので、各々の考え方の違いを先に示しておきます。

第一に、景気変動によって税収が変動する一方、政策経費は固定されているものが多いため、「出」と「入」のギャップを中長期的にならすべきだという財政観。
これは個人の家計運営にも同通するため、一般に普及している財政観です。
それをここでは、「伝統的財政観」としておきます。

第二に、景気変動によって国民経済は健全な状態から乖離(かいり)するため、そのギャップを埋めるように財政運営をすべきだという現代貨幣理論(MMT)に基づく財政観。

例えばデフレ不況、インフレの高進、金利の高騰といった好ましくない経済状況から脱却すること、すなわち「経済の健全化」を財政運営の目的とし、その達成手段として税と政策経費を用いるという考え方です。

具体的には、景気状況に応じた増減税、財政出動の実施および金融市場への介入等です。

この場合、「出」と「入」のギャップをならすこと、すなわち財政の健全化はもはや目的とはなりません。
それを「機能的財政観」としておきましょう。

財制審の経済学者は、伝統的財政観を主流派経済学の論理に当てはめることによって、短期的な財政均衡を目指すPB目標を掲げています。


彼らの論理を、順を追って説明しましょう。

新古典派経済学の後継の諸学説、マネタリズム、新しい古典派、ニュー・ケインジアン等を主流派経済学と呼びますが、その特徴を一言で言えば、「個人(ミクロ)の主観的満足を求める合理的行動が全体(マクロ現象)を決める」ことです。

逆から見れば、マクロ状況とは全ての個人(合理的経済人)が満足した状態である、と考えているのです。

「この経済学の見地からすると・・、現実経済は常に理想状態にある」ことになります。

学説によって「景気変動は生じない」、「景気変動下においても個人は満足している」、「景気変動に対して何もしなくとも、すぐに理想状態に復帰する」と三通りありますが、本質は変わりません。

すなわち主流派学者は、景気変動が存在しない、もしくは存在しても考慮する必要のない状況を前提に財政均衡を考えているのです。

現実には「景気変動→税収の変動→PB(もしくは財政)赤字や黒字の発生」という因果の連鎖があるのですが、主流派学者は「理想状態=PB(財政)均衡」としか考えません。

景気状況が原因で、結果的にプライマリー不均衡が生じたことを考慮しないのです。

財制審の学者たちは、現実のPB赤字の発生に直面して機械的に増税と歳出削減を唱えていますが、そうした施策がマクロ経済にどれほどの悪影響を及ぼすかについて論じません。

彼らの想定するマクロ経済が、常に完全雇用の達成された理想状態だからです。
つまり、「経済学の見地からすると・・、悪影響は出ない」と考えているのです。

現在の日本経済は未だデフレから脱却しておりませんが、その原因が2014年の消費税増税にあることは衆目の一致するところです。

当時、彼らは全員、PB赤字解消のための消費税増税に大賛成でしたが、それもこの主流派経済観に基づくものです。

財制審の学者の建議どおりに増税した結果、「先憂後苦」になってしまいました。
先に苦難を経験して、後でも苦しんでいるのが日本経済の現状なのです。

さらに主流派学者が、経済の健全化を最優先に考える機能的財政観を軽視する理由も同じです。

彼らが経済の健全化の達成された状態から議論を始めているためです。
機能的財政観の「目的」は、彼らの「前提」なのです。
経済の健全化など考慮の埒外(らちがい)なのです。

それでは、彼らはなぜ財政均衡を唱えているのでしょう。
それは理想状態を示す理論モデルと整合性を保つためです。
単に学問的理由から発しているのです。

以前から論じているように、財政均衡主義が機動的な財政運営より優れていることは論証されていませんし、今後もできません。

なぜなら、それは新古典派の経済モデルの前提である「政府の予算制約式」にすぎないからです。

モデル構築に際して初めから決まっているのですから、証明のしようがないのです。

その辺りの事情を見ておきましょう。

主流派モデルの目的は、予算制約下で、個人が最も満足した状態に達する条件(もしくは最適経路)を示すことです。

予算制約がない、すなわち無限に予算があるならば経済問題は生じません。
好きなだけ買えるわけですから経済学の入り込む余地はないのです。

個人の一生の予算制約を決めるのに用いられるのが、生涯所得(Yp)です。
ただし個人が自由に使える所得は、生涯所得から生涯に支払う税金総額(Tp)を控除した可処分所得です。

それが、個人の予算制約である「恒常所得(Yp−Tp)」です。

ここで「恒常」という用語は、ミルトン・フリードマンの「恒常所得仮説」に由来するもので、予想される全期間の合計額(正確にはその現在割引価値)を示す概念です。

例えば、恒常消費(Cp)は生涯を通じての消費総額、政府支出の恒常水準(Gp)は将来にわたる政府支出の総額といった具合です。

合理的な個人は恒常所得を使い切って生涯を終えます(もしも、使い残しがあれば悔いが残るため)。

所得を使い切ることを横断性条件と言い、それが個人の合理性を担保する条件です。

ここでは「Yp−Tp=Cp」で示されます。

これが個人の予算制約式です。


他方、生涯所得(Yp)はどのように得られるのでしょう。

所得とは生産(量)の分配面を示す概念で、生産(量)は市場の需給均衡(一致)で決定されます。

ここでの市場均衡式は、「Yp=Cp+Gp」となります。

個人の予算制約式と市場均衡式から、「Tp=Gp」が得られます。

これが政府の予算制約式で、「税収総額と政府支出総額は一致しなければならない」ことを意味します。

これが財政均衡なのです。

この政府の予算制約式は、個人の予算制約式から導かれたものですから、最大満足を目指す個人の合理的行動と整合的なものです。

全ての個人が満足した状態が理想状態ですから、そのために財政均衡が必要になるというのが主流派モデルの想定です。

こうした予算制約に従う、すなわち個人の合理的行動の妨げにならないように、財政均衡を図る政府を「リカード型政府」と呼びます。

リカードは、

「政府が政府支出を増加(ΔG)させても、個人は将来の増税(ΔT)を予想するので消費を増やさない」

という中立命題で有名な経済学者です。

恒常所得仮説に従えば、恒常所得(Yp−Tp)に変化がなければ消費は変わらないということです。

最近話題の「物価水準の財政理論(FTPL)」は、政府がこの予算制約に従わない場合(非リカード型政府と言います)にどうなるかという話なのですが、詳細は別の機会に譲りましょう。

さて、この主流派モデルに立脚すれば、財政政策は無効となります。

一時的な減税や財政出動をしても将来を見通せる(完全予見と言います)合理的経済人には通用しません。

それでは、政府支出の恒常水準(Gp)を引き上げた場合はどうでしょう。
継続的な財政出動の場合です。

しかし、それも無駄です。財政均衡に阻まれるからです。

確かに市場均衡式から、Gpの増加分だけYpは増加します。

しかし、政府の予算制約式より「Gpの増加=Tpの増加」とならねばなりません。

すると可処分所得(Yp−Tp)はTpの増加分だけ減少しますから、元の木阿弥になるのです。

主流派学者が財政出動に対して冷淡なのは、ひとえに彼らの理論モデルに基づくものです。

主流派経済学、財政均衡、財政政策の否定は、セットなのです。

しかし、その論理は極めて厳しい仮定に基づくものですから現実に適用することは不適切です。

現実経済が理想状態だとしたら、不平不満を言う人は一人もいないはずです。

不確実性がある以上、個人は将来を見通すことはできません。
それゆえ自分の恒常所得をわかる人は誰もいません。


最後に、この主流派モデルの奇妙な構造を指摘しておきましょう。

それは個人の寿命と政府の存続期間が一致していることです(「個人の寿命」を「一族の寿命」に置き換えただけの世代重複モデルも本質は同じ)。

究極の個人と政府の同一視。

個人の家計と政府の財政を同一視することから、財政問題に関するさまざまな誤解が生じているのですが、その本源は主流派モデルにあるということです。

「現実経済」を「経済学の世界」と混同する経済学者ほど、罪深い存在はありません。
https://38news.jp/economy/10315

元財務官僚警告 財務省とメディアの「危機デマ」に騙されるな
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170322-00010001-moneypost-bus_all
SAPIO2017年3月号

〈国の借金は1000兆円を超え、対GDP比で見ると先進国で最悪、ギリシャより悪い。増税して財政再建しなければ、日本は遠からず破綻してしまう〉

 これが財務省の主張であり、「借金1000兆円」と聞けば国民は“やばいんじゃないか……日本も財政破たんしてしまうのでは……”と思う。多くのマスコミも鵜呑みにして国の経済危機を報じてきた。だが、「それは真っ赤なウソ」と指摘するのは、元財務官僚の高橋洋一・嘉悦大学教授だ。

 * * *
 現在の日本の財政は危機でも何でもない。それどころか財政再建はすでに終わっているとさえ言える。

 拙著『日本は世界1位の政府資産大国』などで詳しく書いているが、国の借金が1000兆円あるといっても、日本政府は巨額の金融資産を保有しており、負債(借金)から資産を引いた純債務は約490兆円。しかも、このうち、国債の400兆円以上は日銀が保有している。

 財政法では、日銀が保有する国債は償還期限が来ても全額借り換えできると定められているから、永久に返済しなくてもいい。政府は一応、日銀に金利を払うが、払った金は日銀の利益として政府に納付される。だから事実上、金利もかからない。

 金利ゼロで返済しなくていい借金は、借金とは言えない。そう考えると、日本の純債務は実質的にゼロに近い。金融緩和で日本の財政再建は終わっているのだ。

 にもかかわらず、こんな重要な事実を新聞・テレビは国民にまったく報じないし、いまなお「日本は借金大国」と危機を煽っている。それは大メディアの記者たちが政治家同様、財務官僚に洗脳されているからだ。

 私が役人時代、財務省の重要な発表があった時、局長が課長クラスを集めて、「新聞各社の社説に、(財務省に対して)好意的な記事を書かせろ」と指示を出したことがある。

 財務官僚にとってメディア工作は重要な“仕事”だ。若手時代から記者クラブの記者にレクチャーしたり、資料を渡したりしてパイプを作っている。課長クラスになればデスクや編集委員、論説委員クラスに親しい記者がいるから、メディア工作を競い合わせたわけだ。各社から社説が出た後、局長は再び課長クラスを集めて新聞を並べ、

「この記事はよかった」

 など評点まで付けた。

 こうした手口は昔から変わっていない。3年前に消費税を8%に引き上げたときは課長ばかりか、次官以下の最高幹部が新聞社のトップに「ご説明」に回っていたほどだ。メディアはメディアで、霞が関の中でも特に情報が集まる財務省から常日頃“ネタ”をもらっているから、彼らの意向に刃向かえない。よって、財務省が宣伝する通りの危機説しか報じられない。

 しかし、もし財務省の言うように、国の表向きの借金を減らすために消費税率20%や25%に向けて増税すれば、それこそ大デフレが起きて日本経済は破綻するだろう。

 メディアも国民も、財務省の“危機デマ”に騙されてはならないのだ。

【PROFILE】たかはし・よういち/1955年、東京生まれ。東京大学経済学部卒業後、大蔵省(当時)入省。理財局資金企画室長などを歴任。小泉内閣で竹中平蔵・経財相補佐官、安倍内閣で内閣参事官を務める。現在、嘉悦大学教授。『日本はこの先どうなるのか』(幻冬舎)ほか著書多数。

【お金は知っている】財務省の“大嘘”を衝いた新浪氏 「再増税不可欠」の論拠吹き飛ばす
2015.06.12 夕刊フジ


 「大きな嘘でも頻繁に繰り返せば真実になる」(ナチス・ドイツの宣伝相、ゲッベルス)。

日本では、財務省が繰り返す「税収の弾性値1」なるものがそうだ。

経済の名目成長率1に対して税収が何倍増えるかというのが弾性値で、1では、名目成長率と同じ伸び率でしか税収は増えない。

たかが数字というなかれ、実は日本経済という巨船の航路を左右する羅針盤も同然である。


 財務省は弾性値1を、財政再建のためには緊縮財政が欠かせないという論拠とし、歴代の政権にデフレ下の緊縮財政を呑ませた。デフレの進行とともに税収が激減し、財政収支が悪化すると、消費税増税を仕掛け、アベノミクスで好転しかけた景気を再びマイナス成長に陥れた。

 財務省はこの2月に内閣府が発表した「中長期の経済財政に関する試算」でも弾性値1を基準とした。高めの経済成長率を維持しても消費税率を10%超に引き上げない場合、財政収支均衡は困難という結論を導いている。性懲りもない日本自滅のシナリオである。

 弾性値1の根拠は薄弱きわまりない。景気が回復し始めた13年度の弾性値は3・8に達する。岩田一政日本経済研究センター理事長を座長とする内閣府の研究会は11年に01〜09年度の弾性値が平均で4を超えるという分析結果をまとめた。

 ところが、当時の民主党政権は報告書をお蔵入りにして、消費税増税へと突っ走った。財務官僚の「大嘘」に対しては、日経新聞など御用メディアや東大有名教授などが疑いもしない。政治家多数も鵜呑みにする。財務官僚が登場しなくても、仕組まれた嘘の情報が報道などを通じてそのまま国民に対して流されるので、「真実」となる。

 筆者は宍戸駿太郎筑波大学名誉教授などとともに、4、5年前から「狂った羅針盤」だと政府に是正を求めてきたが、メディアは同調せず、多勢に無勢だった。

 ところが、ここへきて初めて正論が安倍晋三首相の膝元で飛び出した。経済財政諮問会議メンバーの新浪剛史サントリーホールディングス社長が、6月1日の同会議で、

「過去の税収弾性値をみても、経済安定成長期は少なくとも1・2から1・3程度を示している。

今までの中長期見通しではこれを1・0と置いていた。

これは保守的過ぎるため、弾性値を1・2から1・3程度にすることが妥当である」
(同会議議事要旨から)と言い放ったのだ。

 上記の岩田氏らの弾性値に比べると、ずいぶん控えめな数値だが、絶対視されてきた財務省の弾性値を吹っ飛ばしたという点で、まずは画期的である。

 「1・3」の威力はかなりある。弾性値1・3を当てはめると、2017年度に予定している消費税率10%に引き上げなくても、23年度には消費税増税したケースよりも一般会計税収が上回る試算結果が出る。

 財務官僚がひた隠しにしてきた経済成長なくして財政健全化なしという、当たり前の真実がようやく明るみに出たのだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男)
http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/629.html


経済コラムマガジン 17/4/17(935号)

シムズ理論と「バカの壁」


日本の「バカの壁」

日本でシムズ理論に批判的なのは、主に財政均衡派、つまり財政再建派である。財務省がその中心となっているのか不明であるが、その周辺の経済学者やエコノミストがシムズ理論に猛反発している。いわゆる御用学者が「シムズ理論はいい加減」と決め付けている。

財政再建派はこれまでも日本政府が国債を財源にすることに反対してきた。また彼等は消費増税を推進し、各種の保険料を上げるよう政府に働きかけてきた。とにかく国の借金さえ減れば(無くなれば)日本の将来はバラ色と吹聴している。


彼等は、国債の増発によって大きな問題が生じると人々を脅し続けてきた。その主な問題とは「国債価格が暴落し金利が高騰する」と「ハイパーインフレを引き起す」である。しかし日本の国債発行残高は増えているが、一向に金利は上がらない(それどころかゼロ金利やマイナス金利で這っている)。これに対して彼等は日銀が国債を買い続けているからと苦しい言い訳をする。しかし日銀が異次元の金融緩和を始める前から、日本の金利は世界で一番低い水準で推移していたことに彼等は触れない。また一方で日本の家計の金融資産が1,800兆円にも達することも無視する。

つまり「金利高騰うんぬん」の脅し文句はもう使えないのである。したがって財政再建派に残る武器は「ハイパーインフレへの警戒」となる。ところがここに来てシムズ理論が登場し「インフレが起ってもかまわないじゃないか。むしろ物価上昇によって財政は良くなる」と言い始めた。しかもシムズ教授等は、彼等の信仰対象である200年前のリカードの中立命題を使ってこれを説明した。さらにシムズ理論が政治を動かし、現実の経済政策にも影響を及す可能性が出てきたのである。


17/4/3(第933号)「シムズ理論の裏」
http://www.adpweb.com/eco/eco933.html


で述べたように、財政再建派のシムズ理論への批判は、シムズ理論に沿った政策は「インフレを起こす力が全くない」か、あるいは「ハイパーインフレを招く」かのどちらかと非論理的で支離滅裂である。しかも一旦ハイパーインフレが起ると制御不能と意味不明なことを言う。しかしバブル景気のピーク時の物価上昇率がたった3%だったことを考えると、ハイパーインフレなんて有り得ないことである。また財政・金融政策など物価を制御する方法はいくらでもある。

そもそも筆者は、日本経済がおかしくなった原因は、大平政権辺りから始まった財政再建運動だと昔から指摘してきた。つまりシムズ理論を否定する人々が唱える政策(具体的には国債の新規発行を制限しプライマリーバランス回復を目指す財政運営)が採用されたり影響し、これが常に日本経済の足を引張ってきたと筆者は見ている。


過去40年くらいを振返っても、財政再建派が主導した経済運営はことごとく失敗してきた。大平・鈴木政権から始まった財政均衡路線で日本経済は過度に外需依存となり、最終的にはプラザ合意によって超円高になった。この円高不況の対策として過度の金融緩和が実施されバブルが発生し、その次にはバブルの崩壊である。バブル崩壊の影響が残るのに、橋本政権は財政再建に走り財政支出を絞り消費増税を強行した。これによる経済悪化で金融機関の経営危機が表面化し資産価格の下落が止まらなくなった。

小泉政権では再び緊縮財政に転換したため、日本経済は外需への依存度をさらに高めた。特に財政当局は35兆円もの常軌を逸した為替介入を行いこの動きをサポートした。しかしその後この反動が起り、民主党政権下では為替は1ドル75円程度の超円高がずっと続くことになった。12年暮れに安倍政権が発足し、13年度に積極財政と日銀の異次元の金融緩和が実施され、日本経済は回復を見せた。ところが安倍政権の3年目の14年度には、補正予算の大幅減額と消費増税によってアベノミクスは失速した。


筆者は財政再建派を「バカの壁」と思っている。その典型例を示すのが財政制度等審議会会長に最近就いた榊原経団連会長の「19年10月の消費再増税は絶対に必要だ」発言である。まさに「バカの壁」である。


米国の「バカの壁」

米国にも「バカの壁」がいる。「フリーダム・コーカス」と呼ばれている40名程度の下院共和党内の保守強硬派がその一つである。また彼等は「茶会パーティー」とも呼ばれ狂信的な「小さな政府」の信奉者でもある。トランプ政権はオバマケアの代替案を提示したが、オバマケアの廃止を唱える「フリーダム・コーカス」の賛同が得られず撤回に追込まれた。

トランプ大統領の目玉政策はインフラ投資と大型減税である。「小さな政府」を唱えるフリーダム・コーカスは、減税に賛同するかもしれないが財政出動によるインフラ整備には猛反発するであろう。この調整に手間取り具体的な経済政策の策定は、年後半まで大幅に遅れる模様である。トランプ政策を見越し上がって来た米株価は冷や水を掛けられた。このようにトランプ政権の財政運営の前途は多難である。


「フリーダム・コーカス」とは富豪実業家のコーク兄弟の支援を受けた政治家の集りである。なお兄弟は石油関連事業などを反共主義者の先代から受継いだ。彼等の資産は各々220億ドル(一説では二人で800億ドル)と米国有数の大富豪である。ハイエクに影響を受け、反共思想を持ち経済活動への政治介入を徹底的に嫌うコーク兄弟は、コーク財団を創り活発に政治活動を行っている(以前はリバタリアンという政党を創り自ら政治活動を行っていた)。

財団の政治活動の一つは保守色の強い色々なシンクタンク等への経済的支援である。また直接的な資金援助には法的な限度があるので、同じ思想の富豪達のネットワークを構築し保守強硬派の政治家を経済的にサポートしている。つまり「茶会パーティー」は、一見草の根運動と思われがちであるが実態は正反対である。一般の米国民の中には、彼等は選挙上手なエゴイステックな金持ちの手先と見る向きがある。


トランプ氏は、経済的に余裕があるのでコーク財団に関係なく大統領選を戦った。しかし政治運営を考えると「フリーダム・コーカス」の存在を無視する訳には行かない。どうも

17/2/27(第928号)「トランプ大統領のパリ協定離脱宣言」
http://www.adpweb.com/eco/eco928.html

で取上げた「パイプラインの建設や原油開発などにゴーサイン」もコーク兄弟への懐柔策という見方ができる。

ところがオバマケアの代替案は「フリーダム・コーカス」によって潰されたのである。頭から妥協を拒むこの「フリーダム・コーカス」に対し、トランプ大統領は怒り「次の中間選挙は、民主党だけでなく彼等との戦い」と漏らしているほどである。今後、両者がどれだけ歩み寄れるか注目される。


また小さな政府を指向するフリーダム・コーカスはFRBの金融政策にも反対している。もちろんFRBによる国債などの債券の買入れ政策(QE)はとんでもないと言う。またフリーダム・コーカスとは別に、米議会には教条的な財政均衡主義者や中央銀行(FRB)の金融政策を否定する分権主義者がいる。

したがってシムズ理論を米国で実践しようとしてもこれらの「バカの壁」が立ちはだかる。シムズ理論沿った政策は、せいぜい政府が「将来の増税はない」と宣言するといった意味不明なものになる。おそらくシムズ教授の本心はシニョリッジやヘリコプター・マネーによる財政拡大と筆者は見ている。要するに解る者が解れば良いとシムズ教授は考えているのであろう。また少なくともFRBの協力が難しいとしたなら、米国でのシニョリッジと言った場合は政府紙幣ということになる。

むしろ日銀が政府に協力している日本の方がシムズ理論の実行は容易い。既に日銀が400兆円もの日本国債を買っているのだから、後は財政支出を拡大させれば良い。しかしこの前に立ちはだかっているのも例の「バカの壁」である。
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経済コラムマガジン 2017/11/20(963号)
PB黒字化は本当に国際公約か
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「2020年までのPB黒字化」の撤回

10月15日日経新聞3面にかなり重要な記事が掲載されたが、それに反し取扱いが極めて小さかった。「日本はPB(プライマリーバランス)を2020年までに黒字化するという国際公約を撤回する」というものである。日本はこれをワシントンでのG20財務相・中央銀行総裁会議で表明した。しかし総選挙直前ということもあってか、その後、このニュースはほとんど話題にもならなかった。もっともマスコミの方もあまり取上げたくなかったと見られる。

たしかに「PBを2020年までに黒字化する」という話はよく聞く。しかしこれが国際公約にまでなっているという話は、奇妙と筆者はずっと思っていた。筆者はこれについて調べ

17/10/2(第957号)「総選挙と消費増税」」
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で「民主党政権時代の11年10月のG20の財務相・中央銀行総裁会議で、当時の安住財務大臣が勝手に宣言したものと筆者は理解している」と述べた。ところがもっと調べてみると、この前年の10年6月のトロントのG20サミットで菅元首相が同様の表明を行っている。


ただし各国から日本の財政赤字が問題にされ、財政健全化を迫られた結果「PBの2020年までの黒字化」を約束させられたわけではない。たしかにリーマンショック後にギリシャの財政問題が表面化し、この10年のサミットで各国は13年までに財政赤字を半減させることで合意した。ところがここが重要なところであるが、この合意で日本だけは例外扱いになった。日本だけは財政赤字を半減させる必要はないという話になったのである(それにもかかわらず菅元首相が勝手に「PBの2020年までの黒字化」を表明した)。これは当たり前の話で、日本のような経常収支の黒字が大きくかつ膨大な外貨準備を持っている国が緊縮財政を実施することは、他の国にとってはむしろ迷惑である。

おそらく各国は、日本政府が累積債務の一方で巨額の金融資産を持ち、また日本の公的年金の積立額が世界一ということも知っていたと思われる。また国債のほとんどが日本国内で消化され、金利は世界一低い水準で推移している。この上さらに緊縮財政を行おうとは「フザケルな」という雰囲気だったはずだ。むしろ日本には積極財政を採ってもらいたいというのが、各国の本音であったと思われる。


ところが日経新聞を始め、当時、マスコミは日本の財政赤字が大き過ぎるのでとても無理と見られ、同情され例外扱いなったと完全に間違った報道と解説を意図的に行っていた。それどころか日本の財政再建派の面々は、菅元首相や安住元財務大臣が国際会議の場で一方的に表明したこの話を「国際公約」と騒いで来たのである。

この菅元首相や安住元財務大臣に加え、野田前首相が、「社会保障と税の一体改革」、つまり消費増税(5%から10%への)を推進した中心的政治家と言える。しかし世間では菅元首相や安住元財務大臣が、日本の経済や財政問題に精通している政治家という認識はなかったはずである。ましてや国政選挙で民主党が消費増税を公約に掲げたことはなかった。つまりこれらの民主党の政治家は財務官僚の振付けで踊っていたと見て良いであろう。


今回の国際公約を撤回するという表明に対して各国の反応は冷ややかである。「金利がマイナスになっているくらいなのに、日本は今頃何を言っているか」という雰囲気であろう。しかし日本のマスコミは「PBを2020年までに黒字化する」ことが不可能になったから撤回したとだけ解説する。

そもそも「2020年までに黒字化する」という話は、「2013年までに黒字化する」という以前の目標を延長したものである。この時も特に議論がなく簡単に延長した。国際公約とか言っているが本当に軽いものである。


どうやら安倍総理は解っている

だいたい「PBを黒字化すること」に意義があるのかという根本の論議が欠けている。ところが財政再建派は、「PB黒字化」は当たり前の原理で、これについては議論をさせないという空気を作ってきた。明らかに日経新聞を始めとする日本のメディアもこれに同調してきた。まるで日本において「PB黒字化」に疑問を持つことは犯罪に近い行為という雰囲気が作られている。

たしかに18世紀、19世紀の経済を前提にした経済理論なら、「PB黒字化」によって金利は低く抑えられ、この金利低下によって投資や消費が増えることにもなろう。ところが「PB黒字化」を目標にした14年の消費増税によって、逆に投資・消費が急減した。これに対しては財政学者などの御用学者や財政再建派政治家は、増税後一時的に需要が落込んでもその後日本経済は「V 字回復する」といい加減なことを言っていた。しかしV字回復なんて有り得ず、今日、補正予算と輸出増で日本経済は辛うじて支えられている。


そもそも日本の金利はずっと世界一低い水準で推移してきたのである。それでも投資・消費の水準はずっと低位のままであった。ましてや13年からの日銀の異次元の金融緩和で、とうとう金利はマイナスになった。つまりこれ以上の金利低下は必要がなく、このことは「PB黒字化」が日本経済に対し何もプラスがないことを意味する。

財政再建派は、本当のところ財政にしか興味がなく、「PB黒字化」がもたらす日本経済への悪影響を軽視してきた。だから消費増税分の8割を財政再建に回すといった本当に「馬鹿げたこと」を平気で決めたのである。この大失態で少なくとも自民党内の財政再建派の勢いは弱まった。だから先週号などで紹介したように、魔の2回生(現在は晴れて魔の3回生)の20名弱が集り「政策目標になっているPB(プライマリーバランス)の放棄」や「積極財政」を訴える勉強会を始めるまでになった。

これまで自民党内の財政再建派の力を感じ、このような動きは躊躇された。議員個人が財政再建路線に疑問を持っても、「PBの放棄」なんてとても口に出せない時代が続いてきた。ましてや積極財政派の議員グループが登場するのは20年振りである。筆者が当コラムを発刊したのも、20年ほど前から橋本政権下で構造改革派が生まれ財政再建派と結託し、積極財政派を追詰め始めたことがきっかけであった。


安倍政権の財政運営は、当初から「新規国債は発行しない」と、この「PBの2020年までの黒字化」といった方針にずっと縛られてきた。このため14年に消費税を3%も上げたのに、安倍政権はたった千億円単位の財政支出でさえ自由にならなかった。例えば保育園の待機児童が問題になった時にも、解決のための予算措置が難しいほどであった。

では安倍総理ご自身が「PB黒字化」についてどう考えているかである。これについて日経新聞10月30日の「経済教室」に岩本康志東京大学教授(専門が公共経済学ということだから財政学者)の興味ある文章が掲載されている。この中で「安倍首相は基礎収支(つまりPB(プライマリーバランス))の黒字化に消極的と思われ、選挙後に『アルゼンチンは基礎的収支黒字化で債務不履行になった』とも発言した」という話を教授が紹介している。

要するに安倍総理は解っているのである。ただ「PB黒字化の放棄」や「新規国債の発行」に簡単に踏み出せるか不明である。おそらく「PB黒字化」については、柔軟な形に変えても延長すると筆者は思っている。党内外の財政再建派の勢いは弱まったと言え、まだ隠然とした力がある。早速、「教育無償化について自民党内で議論を行っていないのに、財界との間で3,000億円の拠出の話が出ている」と噛みつく議員がいる。
http://www.adpweb.com/eco/eco963.html


14/12/1(823号)「今から嘘をつくぞ」の決まり文句
http://www.adpweb.com/eco/eco820.html

•財務省のパシリ(使い走り)

財務省のパシリ(使い走り)となっているエコノミストや財政学者達が「今から嘘をつくぞ」という時の決まり文句がある。「国の債務(借金)は1,000兆円を超えている」である。たしかに日本の総債務残高は、1,000兆円を超えている。しかし

14/11/10(第820号)「日本のぺらぺら族」
http://www.adpweb.com/eco/eco820.html

などで取上げたように日本政府は、一方で諸外国に比べ突出して大きな金融資産を持っている。例えば外貨準備高だけでも147兆円もあり、ほかの先進国よりずっと大きい(中国も大きいが、これは外国から流入した投資(投機)資金が積み上がった部分が大きい・・資金流入に対する為替介入で外貨準備が積み上がった)。

この他にも政府系金融機関への貸付といった莫大な金融資産がある。これについて、昔、パシリ連中の中に「政府系金融機関は莫大な不良債権を抱えていて、政府の貸付金は資産性はない」と言い放つ者がいた。しかしもしこの話が本当なら、全ての政府系金融機関は倒産状態ということになる。もちろんこれは嘘であり、外貨準備と合せ政府の金融資産の額は莫大である。

このように国の持っている金融資産を無視して総債務残高だけで日本の財務状態を語ることは間違いであり、とんだ誤解を招く。そして総債務残高から金融資産額を差引いたものが純債務残高である。日本の場合、金融資産が大きいため純債務残高はかなり小さくなる。


また純債務残高を国際比較する場合、OECDの基準ではさらに公的年金(日本の場合は厚生年金・国民年金(127兆円)、公務員共済等(51兆円))の積立金を差引くことになっている。他の先進国では公的年金の積立がほとんどなく、保険料収入と財政支出で年金支給を賄っている。日本の公的年金の積立額は、先進国の中で突出して大きい。

日本以外で公的年金の積立金が大きい国はスウェーデンぐらいである。ちなみにスウェーデンはこの積立金で公共事業を行っているが、特に国民からの反感はないという。たしかに積立金を積み上げることは今日の需要不足の原因となるため、これを公共事業に使うことは投資・貯蓄の資金循環の観点から利にかなっている。


さらに筆者は、純債務残高の算出にあたって中央銀行(日銀)の保有する日本国債を差引くべきとずっと主張してきた。これは日銀保有の日本国債は実質的に国の借金にならないからである。この数字が昨年度末に200兆円を越えさらに増え続けており、いずれ300兆円程度まで増える見通しである。つまり無視できないくらい膨大になっている。

このように日本の純債務残高を算出し国際比較すれば、「日本の財政は最悪で破綻寸前」というセリフがいかに空々しい嘘であるか解る。ところが消費税増税や新規国債発行の制約によって、今年度の予算は完全な緊縮型(消費税増税に加え補正予算が真水で4.5兆円減額されている)になっている。これも日本の財政がそのうち破綻するというとんでもない前提で予算編成がなされた結果である。デフレ経済下でこのような完全に間違った財政政策を行ってきたのだから、連続2四半期マイナス成長になるのも当たり前である(当初のアベノミクスの狙いはこの今年度の緊縮財政で吹っ飛んだ)。


たしかに純債務残高の算出にあたり、個々の人で考えが異なることは筆者も承知している。筆者のように総債務残高から金融資産だけでなく、公的年金の積立金、さらに日銀保有の国債まで差引くべきと考えるのは今のところ少数派かもしれない(今のペースで日銀の国債購入額が増えれば、7〜10年で日本国は実質的に無借金になると筆者は計算している)。そして日本の財政に関し多少なりとも知識がある人ならば、最低でも国の借金から膨大な政府所有の金融資産を差引くことは分っている。

ところが財務省のパシリと成り果てているエコノミストや財政学者達は、財政に関して一般国民は猿程度の知識しか持っていないと舐めている。またエコノミストや財政学者でなくとも増税派の人々は同じセリフを用いて人々を脅している。例えば

13/9/2(第767号)「消費税増税は雲行きが怪しくなった?」
http://www.adpweb.com/eco/eco767.html

で取上げたように、朝まで生テレビ(テレビ朝日系)で五味廣文元金融庁長官から「日本は1,000兆円の債務を抱え、増税を見送れば財政破綻を招く」とまさに「今から嘘をつくぞ」という時の決まり文句が飛出した。さすがにこの時には、他のパネラーから「日本政府の持っている多額の金融資産を無視しているうんぬん」と一斉攻撃を受けていた。


•「今から嘘をつくぞ」の合図

もちろん「今から嘘をつくぞ」という時の決まり文句は、前段の五味廣文元金融庁長官のケースだけではない。日経新聞を開けば、毎日、同様のセリフが載っている。例えば11月20日の一面で日経の吉田透経済部長は「増税延期で財政再建は遠のいた。国の借金は1,000兆円を超え、GDPの倍以上。財政危機に陥ったギリシャより悪い。」と、まさに「今から嘘をつくぞ」という時の決まり文句のオンパレードである。もうこれだけで読む価値のない文章と判定される。

財務省のパシリとなっている財政再建論者が、読者や視聴者の一般国民を猿扱いし脅す時の常套句や仕掛は他にもある。その一つが「国の借金を一万円札で重ねると富士山の何倍になる」といった視覚に訴える表現である。そして典型的な仕掛が「借金時計」であろう。これらが現れたら「今から嘘をつくぞ」という合図と思えば良い。


また再増税延期決定の前、パシリのエコノミストは「もし増税が延期され日本の財政再建路線が疑われたら、国債が売られ金利は急上昇する」と決め付け、これを盛んに喧伝していた。筆者は、増税延期の観測が出た頃から長期金利の動向をずっと注視してきた。再増税延期の話が出る前の最低金利は0.45%であった。

たしかに増税延期の話が出始めた頃からゆっくりと上がり始めた。しばらくして節目となる0.5%を少し超えてきた時、筆者も一瞬「おやっ」と思った(おそらくバカなディーラが国債を少し売ったのであろう)。しかしそれ以降は下がる一方で、これまでの最低金利であった0.45%をも下回った。直近11月28日の長期金利は0.42%である。

たしかに日銀の国債買入れがあると言え、増税延期決定後、逆に金利は低下しているのである。パシリエコノミストは、金利が思うように上がらないのでこの話を避けている。また彼等の中には「金利上昇は、短期ではなく中長期的に起る」と卑怯な言い訳をする者までいる。仮に日銀の国債買入れが有効なら、「金利が止めどもなく上昇する」といったパシリエコノミストの得意な常套句は一体何であったのか。


まもなく衆議院選の公示がされ選挙戦が始まる。当然、消費税の扱いや日本の財政、そしてアベノミクスも話題になるであろう。筆者は、今回の選挙戦で本当の「日本の財政」の姿がどれだけ明らかにされるかを注目している。もし日本の財政の真の姿が有権者にも理解されたのなら、これからの経済政策はガラッと変ると期待できる。

しかし日経新聞を始め各メディアは、これまで散々大嘘(日本の財政は最悪といった)をついて消費税増税を推進してきた。今さら本当の事(日本の財政には問題はなく財政再建なんて全く不要・・金利を見れば明らか)は言えないのである。ただ朝日新聞だけでなく、一般国民の大手メデイアに対する不信感は高まっている。


久しぶりに11月29日の朝まで生テレビ(テレビ朝日系)を観た。選挙戦を控え各党の論客と言われるメンバーが集っていた(政治家以外のパネラーは直前にキャンセルされたという話がある)。しかし事の本質(例えば日本の財政が本当に悪いのかと言った)に迫る議論は全く出ない。各党が主張する建前論を延々と披露するだけである。さすがに筆者も退屈と思って観ていたが、眠さを堪えることができないほどお粗末な内容であった。これでは日本の政治家が官僚に舐められるのも当然である。

選挙戦が始まり、筆者は安倍総理の解散の決断に関する真相や日本の財政の本当の姿などもっと深いところに、どれだけ日本のメディアが迫れるか注目している。しかし筆者のこれまでの経験から、残念ながらこのような話が少しでも出るとしたなら東京や関東では放送されないテレビ番組や週刊誌などに限られると思っている。大手新聞や在京のキー局は本当にダメである。せめて「選挙で700億円も掛かる」といった下らない話だけは止めてくれ。
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17/11/27(964号)続・「今から嘘をつくぞ」の決まり文句
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実質的な借金(純債務残高)はゼロに

財政再建派(財政規律派)の政治家、財政学者、エコノミストは「日本の財政は最悪」という大嘘をずっと付いている。ところで彼等がこの嘘を付き始める時の「決まり文句」というものがある。これに関しては14/12/1(第823号)「「今から嘘をつくぞ」の決まり文句」などで取上げてきた。

先週号で取上げた「2020年までのPB黒字化は国際公約」もその一つと言えるであろう。この他の代表例は「国の債務(借金)は1,000兆円を超えている」「日本の消費税率は欧州に比べ極めて低い」「国の借金は孫子(まごこ)に引継がれる」などである。このような決まり文句に出会せば、まさに「今から嘘をつくぞ」の合図と思えば良い。


ただ彼等がつく嘘の前触れとなる「決まり文句」に関し、ややこしいのは全てが間違っている訳ではないことである。例えば「PB黒字化は国際公約」は菅元首相や安住元財務大臣が、実際に国際会議の場で表明している。また日本国の総債務残高は1,000兆円を超えている。さらに日本の消費税率の8%は、欧州各国の付加価値税率に比べたしかに低い。

そしてメディアを通してこれらのセリフを受取る側の読者や視聴者のほとんどは、これらの決まり文句に簡単に騙される。また発言する者は、人々をこれで騙せることを知っているからこそ、いまだにこれらの「決まり文句」を使っている。普通の人々より多少は見識が高く、より多くの情報を得られると思われる政治家でさえ、これらの決まり文句に易々と騙されている。そこで今週号では、これらの「決まり文句」が嘘の始まりであることを説明する。


14/12/1(第823号)「「今から嘘をつくぞ」の決まり文句」他で述べたように、たしかに国の総債務は1,000兆円を超えている。しかし一方で国は膨大な金融資産を持っている。具体的には巨額の政府系金融機関への貸付金や外貨準備などである。したがって総債務残高からこの金融資産額を差引いた日本の純債務残高はぐっと小さくなり、そのGDP比率は欧州各国と遜色がなくなる。ところが財政再建派の人々は、まず国が保有するこの巨額の金融資産のことに触れることはない。

また財政の健全性を見る基準として、総債務残高から公的年金の積立金を差引くという考えがある(OECD基準)。特に日本の場合、公的年金の積立金額(公務員共済を含めると180兆円程度)が欧州各国に比べかなり大きい(例外はスウェーデンくらい)。これに対し欧州各国の公的年金の積立金額は小さく(支給額の数カ月分)、年金支給は自転車操業状態である。もし公的年金の積立金も総債務残高から差引いて純債務残高を計算し直し、GDP比率を算出すればむしろ欧州各国より良い数値が出るものと筆者は見ている。


さらに日銀が既に400兆円もの日本国債を購入している。これについて色々な見方があるが、実質的にこの部分は国の借金にならないという考えが成立つ。実際、国はこの400兆円の国債に対して日銀に利息を払うが、最終的に日銀はこの利息を国庫納付金として国に納付する(国の雑収入)。たしかに日銀は一部を準備金として差引いて納付するが、この準備金も国の資産である。このように日銀が購入した日本国債は、実質的に国の借金とはならなくなる。筆者は、今のペースで日銀が国債を買い続ければ、国の実質的な借金(純債務残高)は数年のうちにゼロになると見ている。

財政再建派にとって、この日銀が国債を買うことの本当の意味が一般の人々に知れ渡ることは是非とも避けたいところである。だから彼等は「日銀は異次元の金融緩和の出口戦略を急げ」と盛んに騒いでいるのである。筆者は、むしろ発行する国債を全て永久債(コンソル債)に換え、これを日銀が買えば分りやすくなると考える。特に民進党の新代表になった大塚耕平参議院議員は、永久債発行論者であり、この辺りの仕組についてよくご存じと思われる。永久債発行について与野党で議論すれば良いと筆者は思っている。


次の世代は債権・債務を同時に引継ぐ

日本の消費税率が欧州各国と比べ低いという話も真っ赤な嘘である。これについては

16/4/25(第889号)「日本は消費税の重税国家」
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で述べたように、欧州各国は軽減税率を採用しているので実質的な付加価値税の負担は見掛けよりかなり軽くなっている。英国などは食料品等の生活必需品の税率がゼロである。英国に長く住んだことがある人なら、むしろ日本の8%の消費税率は重いと感じるはずである。

しかし卑怯な財政再建派は標準税率での比較しか持出さない。それどころか「税率が低い日本の国民は甘やかされている」ととんでもない発言を行う者まで現れている。もし予定通り19年10月に消費税が10%に増税されると、日本は消費税(付加価値税)でトップクラスの重税国家になる。日本より付加価値税が重いのはわずかにフランスだけになる。このような消費税の実体は、何故かマスコミが取上げないので日本の一般国民はほとんど知らない。


「国の借金は孫子に引継がれる」も奇妙な表現であるが、よく出会すセリフである。今日、国債を発行すれば、これを償還しなければならない次の世代の負担がさらに重くなるという理屈である。いわゆる借金の先送りという話になる。一見、これは良識のある者のセリフと捉えられる可能性が高い。

しかし孫子、あるいは次の世代は国の債務をたしかに引継ぐ(相続する)が、彼等は国に対する債権(国債など)も引継ぐ(相続する)のである。つまり次の世代は、国の債務だけでなく国の債権も同時に引継ぐ。しかもほとんどの国債が国内で消化されているので、引継ぐ債務と債権はほぼ同額と見て良い。したがって今日の世代と次の世代の間の問題というより、これは同じ次の世代の間の分配の問題になるのである。

この解決には、たしかに金融資産の相続税を重くするということが考えられる(他には資産課税を重くするという方法がある)。しかし前段で述べたように、既に今日の日本の実質的な純債務残高はほぼゼロになっている。したがって次の世代の分配問題を解決するための相続税の増税なども必要はない。


ここまで国の資産と言ってきたものは、説明を簡単にするため金融資産に限定してきた。しかし国は金融資産以外に様々な膨大な資産を保有している。主に土地や建物、また道路などのインフラなどである。次の世代は、何もせずに生まれながらこれらの資産を当然のこととして引継ぐことになる。ところが財政再建派は、このような点に話が及ぶことを避けたがる。

また次の世代が同じように引継ぐにしても、治安が良く安全で快適な国の方が理想的である。それを実現するための経費を今日新規国債の発行で賄うことは決して悪いことではない。ところが財政再建派は、とにかく新規国債に大反対である。安倍一強と言われながら、安倍政権はわずか2兆円の教育無償化予算にさえ苦労しているのである。

「国の借金は孫子に引継がれる」と言われているが、これから就職しようという次の世代にとってもっと切実な問題は今日の日本の経済状態であろう。日本経済はデフレから脱却したとはとても言えないが、安倍政権は消費税再増税を延期するなどして低いながらもなんとか経済成長を続けている。このような経済政策を評価して、先の総選挙では若い世代ほど自民党への投票が多かった。次の世代である若者達も本当のことを薄々分り始めたのであろう。
http://www.adpweb.com/eco/

2017年5月15日【三橋貴明】デフレとの戦い

国民を貧困化から救うためには・・・
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12273607238.html

財政破綻プロパガンダが日本国を殺す
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12274209607.html


三橋は、小学館から刊行予定の「財務省亡国論(仮)」の執筆にとりかかったわけですが、財務省発の「財政破綻プロパガンダ」は、冗談でも何でもなく日本国を国として殺そうとしています。

財政破綻プロパガンダ、さらにはプライマリーバランス目標という一連の緊縮財政が、日本経済がデフレから脱却することを妨げています。

デフレにより、日本の名目GDPが伸びず、国民の貧困化(実質賃金の低下)に加え、

●財政の悪化(税収が伸び悩むため)
●防衛の弱体化(防衛予算を積み増しできないため)
●防災の脆弱化(公共投資削減及び土木・建設サービスの縮小により)
●生産性の低下(インフラ整備ができないため)
●供給能力の喪失(=発展途上国化)
●科学技術の衰退(=発展途上国化)
●社会保障の弱体化(=セーフティネットの喪失)
●人口の減少(実質賃金が下がり、婚姻率が低下し、少子化が進行するため)

と、ひたすら日本国の弱国化が進んでいっているのです。加えて、小浜先生が「新」経世済民新聞に書いて下さったとおり、


【小浜逸郎】「教育、教育」と騒ぐなら金を使え
https://38news.jp/politics/10433


教育現場までもが、荒廃していっています。

現在の教育は、将来のための「投資」です。現在の教育の荒廃は、将来の「亡国」そのものなのですが、予算削減が続く以上、現場としてはいかんともしようがありません。

さらに、デフレによるルサンチマンの蔓延は、政治の世界でルサンチマン・プロパガンダを流行させ(しています)、国民統合を破壊していきます。政治家が「同じ国民」を攻撃することで、それ以外の国民の拍手喝采を浴びるような国が、存続できるとは思いません。

改めて書いてみると、デフレの影響の凄まじさに、改めて愕然としてしまいます。

現在の日本における「デフレとの戦い」は、大げさでも何でもなく「日本国の運命を決める戦い」であることを知って欲しいのです。
https://38news.jp/economy/10457


財務省の嘘を暴く

日本の未来を考える勉強会 youtube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A

財政再建と成長の二兎を得るためのアベノミクス戦略
平成29年4月12日 講師:内閣官房参与・京都大学大学院教授 藤井聡
https://www.youtube.com/watch?v=BBLFipGeinA

ー貨幣と租税ー 
平成29年4月27日 講師:中野剛志
https://www.youtube.com/watch?v=Zc9-Y5jiIO4

ー財政出動を阻む経済通念についてー 
平成29年5月9日 講師:京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授 青木泰樹
https://www.youtube.com/watch?v=DIQZFKOumDo

ー積極財政で復活する日本経済ー 
平成29年5月16日 講師:株式会社クレディセゾン主任研究員 島倉 原
https://www.youtube.com/watch?v=1hj3c9Fa7mk

ー新しい日本経済の見方〜デフレ完全脱却へやさしい財政政策が必要〜
平成29年6月6日 講師:ソシエテ・ジェネラル証券株式会社 チーフエコノミスト 会田 卓司
https://www.youtube.com/watch?v=e0PVWn9Y1uI

ーデフレーションが国民経済を破壊するー 
平成29年6月15日 講師:株式会社経世論研究所代表取締役社長 三橋 貴明
https://www.youtube.com/watch?v=hkEaFevXWUc

2017年7月3日【三橋貴明】国家存亡の危機


現在、財務省の緊縮財政の影響で、どれほど我が国が小国化したのか(過去形)について書いているわけですが(仮タイトルは「財務省亡国論」)、

財政均衡主義者たちの「妄念」には、本当に恐るべきものがあります。

PB黒字化目標という「狂気」に固執し、
挙句の果てに財務省や緊縮財政派の一部は、財政均衡を「憲法」に書き込もうと図っています。

実際、自民党が作成した「自民党憲法草案」には、

「財政の健全性は、法律の定めるところにより、確保されなければならない」

という、嫌な予感しかしない文章が盛り込まれています。

「財政の健全」が何を意味するのかは不明ですが、
例えば「PB黒字化」と法律で定義されてしまうと、
事実上「憲法で財政均衡を定める」という話になってしまうわけです。

安倍政権が閣議決定した骨太の方針2017には、
日本経済の喉元に刺さった毒矢とでもいうべき「プライマリーバランス黒字化目標」が残っています。

もっとも、日本のPB黒字化目標は、内閣が判断すれば、抜き取ることができます。
閣議決定は、確かに重いですが、「閣議」決定であるため、内閣が変更することは可能です。

例えば、PB黒字化が「憲法」で定められたら、
あるいは「国際協定」で決まっていたら、どうなるでしょうか。
毒矢を抜き取ることは、限りなく不可能に近くなります。喉に毒矢を突き刺し、
ガムテープで抜けないように固定するようなものですね。

実際、ドイツは財政均衡主義を「憲法」で定めています。ドイツ基本法(憲法)には、
「連邦および州の財政は、原則として、借入による収入なしに、これを均衡させなければならない」
と、書かれているのです。

ドイツはリーマンショック後の2009年、
基本法に「債務ブレーキ条項」を盛り込みました。
結果、ドイツは赤字国債を発行することは(原則)禁止となっています。

また、EU(欧州連合)のマーストリヒト条約では、
単年度の財政赤字を対GDP比で3%以内に収めなければならない「ルール」になっています。
国際法は国内法の上に立つわけです。

マーストリヒト条約を批准したEU加盟国は、国内状況がどうであれ、
財政赤字を対GDP比3%以内とすることを「要請」されてしまいます。

憲法にせよ、国際協定にせよ、
財政均衡主義が固定化されてしまった場合、
日本のデフレ超長期化と「小国化」「後進国化」は決定的になります。

何といいますか、財務省の緊縮財政至上主義により、
既に現在の日本国は「国家存亡の危機」に瀕しているというのが、
「財務省亡国論」を書いている三橋の印象です。
https://38news.jp/economy/10708

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」
財務省が日本を滅ぼす(前編) 2017-10-30
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

 いよいよ明日、小学館から「財務省が日本を滅ぼす 」が刊行になります。

 昨日、日本の繁栄を妨げる「二つの壁」について書きましたが、その一つが「PB黒字化目標」になります。


 とにかく、PB黒字化目標が「骨太の方針」にて閣議決定されている以上、全ての政策がPB黒字化前提になってしまいます。すなわち、
「支出は前年比で削減する。増える場合は、他の支出を削るか、もしくは増税する」
 という前提で予算が組まれざるを得ないのです。


 このPB目標に異様なまでに固執し、日本を亡ぼそうとしているのが、財務省です。


 日本が亡びる云々は、決して大げさな話ではありません。と言いますか、要するにこれの問題です。

 ※IMFの最新データ(World Economic Outlook Oct 2017)から作りました。


【日中両国のGDPが世界のGDPに占めるシェア】

http://mtdata.jp/data_57.html#IMFOct17


 日本のGDPが世界に占めるシェアは、橋本緊縮財政でデフレに突っ込む以前は、17%を超えていました。日本一か国で、世界の17%以上を生産していたのです。


 その後、デフレでGDPが成長しなくなったのですが、世界経済は順調に拡大したため、日本のシェアがひたすら落ちていき、2016年は6.5%。


 反対側で、中国のGDPは世界の2%程度だったのが、世界経済を上回るペースで成長し、今は15%。


 ちなみに、2016年に日本のシェアが少し高まり、中国が落ちていますが、これは「円高人民元安」の影響です。もちろん、2016年にしても、中国の成長率は日本を圧倒していました。


 このままのペースで日本の停滞と中国の成長が続くと、2040年頃に経済規模の差は10倍に開いているでしょう(すでに2.3倍)。中国は経済成長率以上に軍事費を拡大するため、軍事予算の規模は20倍の差がついていると思われます。


 さて、日本の20倍の軍事予算を使う共産党独裁国家に、我が国はいかにして立ち向かえばよろしいのでしょうか。

 立ち向かえない、というのが残酷な答えです。


 デフレから脱却し、経済成長を取り戻さない限り、我が国に待ち構えている未来は良くて発展途上国、最悪、中国の属国化以外にはありません。


 そして、デフレ脱却を妨げてる最悪の「壁」こそが、PB黒字化目標なのです。


 あるいは、実質賃金の低迷(国民の貧困化)、インフラの老朽化、自然災害に対する脆弱化、防衛力の相対的低下、科学技術力の凋落、教育レベルの低下、地方経済の衰退、医療・介護サービスの供給能力低下、そして少子化という日本を悩ませている諸問題は、「政府が予算を使う」ことで解決します。と言いますか、政府が予算を使わなければ解決しません。


 そして、上記の諸問題解決に政府がおカネを使えば、それは「需要」になるため、デフレからの脱却も果たせます。デフレから脱却すれば、経済成長率が上昇し、「中国の属国」という悪夢を回避できるかもしれません。


 日本は、
「政府が国内の諸問題解決に予算を使うと、問題解決と同時にデフレ脱却、経済成長が果たせる」
 という、ある意味で美味しい環境に置かれているのです。


 ところが、政府が予算を増やそうとすると、途端に「PB黒字化目標」が壁となり立ち塞がり、現実には「何もできない」のです。


 何もできないどころか、財務省はPB黒字化を旗印に、ゾッとするほどの勢いで緊縮財政を強行してきます。消費税増税、診療報酬と介護報酬のダブル削減、教育無償化のコストを企業の社会保障費増で賄う、会社員の給与所得控除廃止、たばこ税値上げ、出国税導入などなど、最近、提示された緊縮財政のメニューだけで、こんなにあるのです。


 財政拡大(減税含む)の方向に舵を切り、上記諸問題の解決に政府予算を使えば、我が国は途端に繁栄の道を歩めます(もう一つ、憲法九条第二項という壁は残るものの)。


 それにも関わらず、現実は逆方向に驀進している。


 「財務省が日本を滅ぼす 」以外に、いかに表現しろというのでしょうか。

2017年11月13日【三橋貴明】共犯者育成プロパガンダ
https://38news.jp/economy/11287

財務省の大攻勢
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12326561177.html

犯罪的な現実について
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12326847154.html

小学館「財務省が日本を滅ぼす」では、
財務省が緊縮財政路線を推進する際に
用いている各種プロパガンダについても解説しました。

http://amzn.to/2zt9lub

具体的には、以下になります。

●ルサンチマン・プロパガンダ:
人々のルサンチマンに訴えかけ、
「敵」を攻撃することで国民の留飲を下げ、支持を得る

●恐怖プロパガンダ:
人々の恐怖を煽り、思考停止に追い込む

●「木を見せ、森を見せない」:
いわゆる針小棒大。一部の悪しき事例のみを
クローズアップし、それを理由に全体を否定する

●用語の変更:
文字通り、言葉を言い換えることで、
人々に本質を理解させないようにする

●抽象表現の多用:
抽象的な表現を使うことで、人々に
「何となく」納得感を与え、事実を隠蔽する

●既成事実化:
虚偽情報を繰り返し報じることで、人々に事実として認識させる。
ナチスの宣伝担当相だったヨーゼフ・ゲッペルスの
「嘘も百回言えば真実になる」という言葉は有名

●レッテル貼り:
攻撃対象を悪しき印象を与える呼称で呼び、
発言や人格の信用を失墜させる

●権威の利用:
人々の信用が高い組織、あるいは人物に
語らせることで、嘘に信憑性を持たせる

●藁人形(ストローマン)戦法:
攻撃対象の発言を曲解もしくは捏造し、
「あの人はこんな人だ!」といった
印象操作により、信用を喪失させる

実は、上記以外にも一つ、財務省が
多用するプロパガンダ手法があるのです。

すなわち「共犯者育成プロパガンダ」になります。

原泰久の「キングダム」の第415話「反乱兵の作り方」では、
別に秦王に歯向かう気などなかった
秦軍の兵士たちが、樊於期により
「反乱兵」に仕立て上げられます。

具体的には、投降兵を殺させ
(殺さない場合、自分が死ぬ)、
後に引けない立場へと秦兵を
追い込んでいくのです。

財務省は、政治家や学者、経済人、ジャーナリスト、
評論家に「ご説明」し、マスコミに対しては
記者クラブ財政研究会を利用し、

「日本は国の借金で財政破綻する」
「日本はプライマリーバランス黒字化しなければならない」

などとメディアで発言させます。

一度でも、財政破綻論に与してしまうと、
もはや「共犯者」というわけで、言論人もメディアも、
日本の財政破綻など「あり得ない」という
正しい情報を二度と発信できなくなります。

それどころか、「自分の発言は間違っていなかった」と
思い込む認知的不協和に陥り、
正しい情報を発信する勢力(つまりは我々)を
「攻撃する」という行動にでるケースすらあります。

結果的に、財務省は何もしなくても
反・緊縮路線が潰され、緊縮路線が
「当然の話」として国民の間で共有されていく。

人間は、なかなか「自分が間違っていた」
ということを認められません。

財政破綻論者が反・緊縮路線に転じ、
正しい情報の発信を始めた例は、
本当に極わずかです。

財務省の官僚たちは、経済については
全く知識がない割に、プロパガンダ手法
については熟知しているようです。

プロパガンダとは、特定の政治的意図に基づき、
情報を歪める、あるいは発信することです。

日本を亡ぼそうとしているのは、
単なる情報であることが、改めて理解できます。

[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理


6. 中川隆[-5705] koaQ7Jey 2017年12月25日 14:21:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

御用学者たちの真実 2016/10/24
財務省は、財政制度について議論する「財政制度等審議会」や、 国債管理政策について「有識者」から意見を聞く「国の債務管理の在り方に関する懇談会」といった会議を開き、 緊縮財政を推進しようとします。

各会議のメンバーは、基本的には財務省の官僚が選定します。

この種の会議の名簿に「委員」として掲載されることは、 特に「学者」にとってはステータスになります。

当然ながら、緊縮財政を推進する学者以外が財務省に選ばれることはありません。

いわゆる「御用学者」たちですが、 審議会や懇談会の委員に選出されれば、日経新聞などの「御用新聞」に寄稿する機会なども増えます。

御用学者たちが、財務省の飼い犬として御用新聞に緊縮財政推進論を掲載し、世論を動かそうとするわけです。

財務省は、審議会などのメンバー以外にも、「資料提供」「情報提供」など、 様々な手段で学者たちを手中に収め、 御用学者として成長させようとします。

財務省肝いりの御用学者たちは大学の中で教授としてのパワーを高め、その下に就いた准教授、講師、学生たちも、トップ(教授)と同じ路線を進みます。

何しろ、御用学者の下で、反緊縮財政論の論文を書いたとしても、採用されません。

というわけで、御用学者の弟子たちも、緊縮財政派として長じ、財務省に飼い犬として認められ、審議会や懇談会のメンバーになる。

彼らの弟子たちもまた、緊縮財派として教授への階段を上る。

と、御用学者再生産の構造がガッチリと組み上げられてしまっているのが、我が国なのでございます。

かつて、社会保障削減や緊縮財政を「正しい論旨」に基づき批判していた吉川洋氏も、今は立派な御用学者として「財政制度等審議会 財政制度分科会」の会長としてご活躍されています。

以前は、この手の「事実」が一般の国民に知られることはありませんでした。

とはいえ、最近はインターネット等、 新たな情報メディアの出現により、 御用学者たちの真実が世間に広まりつつあります。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/10/24/mitsuhashi-484/


経済学というイデオロギー 2017-12-24
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12338740907.html


 さて、毎度おなじみの国の借金でございます。


『国・地方の借金1108兆円に…なお先進国最悪
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171222-OYT1T50044.html

 財務省は22日、2018年度末の国と地方を合わせた長期債務(借金)の残高が、17年度末の見込み(1087兆円)より約21兆円増え、1108兆円になるとの見通しを発表した。

 09年度から約288兆円増え、過去最大を更新する。
 内訳は国が約915兆円、地方が約192兆円となる。国民1人当たりの金額に換算すると、17年度より18万円多い、約874万円の借金を抱える計算だ。(後略)』

 さて、国の借金(正しくは「政府の負債」)云々の説明はとりあえず置いておいて、本日は「国の借金プロパガンダ」の根本について書いてみたいと思います。


 昨日のシンポジウムで、中野剛志先生や藤聡先生が強調していらっしゃいましたが、事の本質は、
「正しいか、間違っているか?」
 ではないのです。


 経済学という、現実を無視した特定の「イデオロギー」に日本の政界、官界、学会、財界、そしてマスコミが染まってしまっており、「現実にどう対処するか?」という普通の道を選べなくなっているのが、現実の日本です。


 人類の歴史において、イデオロギー先行で政治が行われたとき、大抵、国民は酷い目にあいます。


 現在の日本国民は、「経済学というイデオロギー」先行で政治が行われている結果、ひたすら貧困化しているという「根本」を理解して欲しいのです。


「自由貿易はとにかく正しい。反対する奴は、頭がおかしい」

「グローバリズムは歴史の必然だ」

「民間活力の導入(民営化)は、とにかくいいことだ」

「既得権益をぶち壊す規制緩和は、経済成長に貢献する」

「プライマリーバランス黒字化を達成しなければ、国の借金で破綻する!」


 上記は、全て経済学(厳密には新古典派経済学)に基づくイデオロギーです。
つまりは、コミュニズムやファシズムと同じであると理解しなければなりません。


 無論、自由貿易やグローバリズム、民営化、規制緩和、PB黒字化が「正しい環境」というのもあるのでしょう。とはいえ、それを言ったら「コミュニズム」や「ファシズム」であったとしても、有効な時期があるかも知れません。


 自由貿易、グローバリズム、民営化、規制緩和、PB黒字化、コミュニズム、ファシズムなどなど、これらは全て「道具」であって、目的ではないのです。


 目的はあくまで経世済民。国民を豊かに安全に暮らせるようにすること。これ以外に、政府の存在目的はありません。


 経世済民を達成するために、現実を踏まえて、いかなる政策を講じるか。これが、本来の政治の仕事なのです。


 ところが、現在の日本はイデオロギー先行になってしまっています。しかも、「経済学」という、過去400年近く、人類を苦しめたイデオロギーに染まってしまい、政策が立案されています。
 結果、例により国民が不幸になっている。


 イデオロギーではなく、現実を踏まえた政策を。この方向転換だけkで、日本国民は「豊かで安全な国家」を手に入れることができるのですが、現実はままなりません。


 もっとも、昨日のシンポジウム懇親会のラストでも話しましたが、我々日本国民がグローバリズムあるいは経済学というイデオロギーに苦しめられるのは、今に始まった話ではありません。始まりは、恐らく1543年にポルトガル人が種子島に漂着した時点なのです。


 過去、500年近く、我々の先人たち(日本人)はグローバリズムに苦しめられ、足掻き、何とか生き延び、妥協し、繁栄の道を探ることを続けてきたのです。


 今の我々も、過去の日本人たちと同じなのです。


 我々の足掻きは、1587年に豊臣秀吉がイエズス会の副管区長のガスパール・コエリョに手紙を送り、「奴隷交易(まさに「ヒトの移動」の自由!)」を禁止した、その延長線上にあるという話です。


 日本国が繁栄するためには、経済学あるいはグローバリズムというイデオロギーを、打破しなければなりません。


[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理


7. 中川隆[-5704] koaQ7Jey 2017年12月25日 14:24:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

経済コラムマガジン 16/10/24(913号)


落日の構造改革派


•スッポリ抜けているもの

日本経済は低成長が続いている。筆者達はこの原因を需要不足と分析している。この主な要因は、日本で30才台、40才台の「消費年齢世代」の人口が減少していることである(需要不足なのだから「生産年齢世代」の人口の減少は主な問題ではない)。また所得(可処分所得)が伸びないこともこの一つの要因になっている。さらに他にも需要不足の要因は色々と考えられるが、ここではこれ以上の言及は省略する。

これに対して、低成長の原因は需要サイドではなく、日本の供給サイドに問題があるからと主張する者が実に多い。この考えから導き出される対策は日本の構造改革ということになる。先週号で述べたように、この構造改革派によとって、筆者達が主張する財政支出による需要創出政策は、むしろ日本の構造改革にとって邪魔であり障害になるらしい。


構造改革派の発想は古典派経済学理論(新古典派経済学を含む)に根ざしている。いわゆる「セイの法則」、つまり作ったものは全て売れるという法則が成立つ世界である。したがってもし売れ残りや失業が生じるなら供給サイドに問題があるということになる。具体的には生産設備が陳腐化していて製品が時代に合わないとか、労働者の質に問題があるということになる。

構造改革派の対策は、まず規制緩和などによる競争政策の強化ということになる。これによって劣化した生産設備やゾンビ企業の退出を促すことになる。また技術的に劣る労働者には教育・訓練を施すということになる。これらの話は、構造改革派に染まっている日経新聞などのメディアでもよく見かける。


構造改革派の経済成長理論の支柱となっている定式がある。それについて

08/9/15(第541号)「経済成長の定式(モデル)」
http://www.adpweb.com/eco/eco541.html

14/7/7(第804号)「経済成長の三つのパターン」
http://www.adpweb.com/eco/eco804.html


などで説明した。

これは経済学の教科書に載っている

g(経済成長率)=s(貯蓄率)/v(資本係数)+ n(労働人口増加率)

である

(これに技術進歩を加味すると

g(経済成長率)=s(貯蓄率)/v(資本係数)+n(労働人口増加率)+t(技術進歩)

になる)。

したがってs(貯蓄率)が一定なら、経済成長率を大きくするには合理化などによって資本係数を小さくし、労働者に教育・訓練を施し労働投入量を増やせば経済は成長することになる。

上記の経済成長理論の定式は、一見正しく当たり前のように感じる。ところがこれには「スッポリ抜けているもの」がある。それは「需要」である。もし需要不足が常態化しているなら、上記の定式は何の意味もない。つまり構造改革派は、需要サイドを全く見ていないのである。まさに「作ったものは全て売れる」という「セイの法則」の世界にいる。このように構造改革派の経済理論は著しく現実離れしている。


ところが安倍政権の登場で状況は一変した。安倍政権は第一の政策をデフレ経済からの脱却とした。つまりデフレギャップの存在を公式に認め、この解消を第一の政策目標に置いたのである。政府機関も渋々とデフレギャップの存在を認めるようになった。

ところが政府機関の公表するデフレギャップはいつも1〜2%と異常に小さい。これは

16/8/1(第902号)「大きな車はゆっくり回る」
http://www.adpweb.com/eco/eco902.html


で述べたように、デフレギャップの算出に「可変NAIRUアプローチ」という浮き世離れした手法を採っているからである。またデフレギャップ異常が小さいため、潜在成長率も異常に小さく算出されている。

筆者達は、ヘリコプター・マネーによる需要創出政策を唱えている。しかし構造改革派に染まった日本の経済の論客は、デフレギャップが小さいのだからたちまち日本経済にインフレが起り物価が高騰すると脅かすのである。これもヘリコプター・マネー政策への一つの雑音である。


•有り得ないデフレギャップの1〜2%

日本経済の成長率を高めるには、生産性の向上しかないという話をよく聞く。この根拠は潜在成長率がこれだけ小さくなっているのだから、生産性を上げる他はないというのである。具体的には規制緩和によって競争を活発にすることや生産工程への新機軸の導入、そして労働者の教育・訓練などである。ちなみに本誌では過去

01/9/10(第221号)「「生産性」と「セイサンセイ」の話」
http://www.adpweb.com/eco/eco221.html


で、この話を取上げたことがある。

しかしこれらの全てが前段で紹介した構造改革派のセリフと一致する。つまり生産性を上げるということは構造改革を実施することと同じ意味である。言い方を変えると構造改革を行うことによって生産性が上がるという話である。

たしかに国全体ではなく一つの企業で考えると、注文が殺到し生産が間に合わない場合は生産工程の改善(新機軸の導入などを含め)や従業員の教育・訓練が必要になってくる。つまりこの生産性の向上によって注文増に対応するということは有りうる。しかし反対に注文が少なくなるケースが有りうる。この時にはリストラによる生産性の向上という方法が考えられる。また場合によっては不採算部門の整理といういうことが必要になる。


しかし一国の経済を考える場合と一企業を対象にする場合では事情が異なることがある。たしかに国全体の需要が伸びている時代なら、国も企業もやるべきことは似ている。言っているように生産性の向上ということになる。企業はこれによって限られた生産資源(生産設備と労働者)をより効率的に使って最大限の生産を行うのである。国はこの動きを税制などで支援することになる。

ところが今日のようなデフレ経済で需要不足が常態化している現状では、国と企業では利害が異なるといった事態が起る。例えば企業は売上が落ちれば、当然、前述のような生産性の向上のためリストラを考える。しかし国にとって企業のリストラによる失業者の増加は由々しき問題となる。


このように構造改革派の論客は、経済の高度成長期のように需要がどんどん増える時に適合したかもしれない稚拙な経済理論(供給サイドの重視)を、慢性的な需要不足が続く今日の日本にも適用しようとしているのである。筆者はこのことを間違っているとずっと言って来た。

精一杯優しく言えば、構造改革派の面々は現実の経済に疎い「おバカ」の集りということになる。少しでも現実の経済を知っているなら、1〜2%のデフレギャップとかほとんどゼロの潜在成長率といった現実離れしたことは決して言わない。本当にデフレギャップが1〜2%なら、景気は超過熱状態であることを意味する。そのような状況ならほとんどの生産設備の稼働率は100%であり、商店やデパートの店先には買い物客が殺到し長い行列を作っているはずである(終戦直後の日本や旧ソ連時代の店頭と同じように)。

また本当にデフレギャップが1〜2%なら、どの企業や商店ではこれ以上売ることのできる製品や商品の在庫がなくなっていて、営業担当者のほとんどの仕事は注文を断ることになっているはずである。したがって販売促進のための広告・宣伝なんてとんでもないことである。このように「可変NAIRUアプローチ」によって導き出されるデフレギャップの数字はばかばかしく有り得ないものである。


さすがに構造改革派の中にも、段々と問題は供給サイドだけでなく、需要サイドにもあるのではないかと考える者が現れるようになった(日本の供給サイドは特に大きな問題がないと筆者は見ている)。明らかに構造改革派は落日を迎えている。しかしいきなり財政支出による需要創出というわけには行かない。筆者の記憶では、最初に需要サイドに着目した構造改革派は「霞ヶ関埋蔵金」を問題にした人々である(埋蔵金を使っての需要創出をしろと主張)。

その次は外国人観光客の誘致を唱える人々である。これは外国人観光客の買い物による需要増を狙っている。そして最近ではTPP締結が注目されている。ところでアベノミクスの第三の矢である「成長戦略」の柱は規制緩和などによる構造改革だったはずである。ところが奇妙なことに最近になって「成長戦略」の第一はTPPという話が出るようになっている。これは TPP による輸出増が狙いである。

このように外国人観光客の誘致やTPPの目的は需要増といっても外需の増加ということになる。たしかに構造改革よる供給サイドの強化といった現実離れした考えからは、これらはいくらか進歩していると言える。しかしこれに対して筆者達は、これ以上外需依存を高めるのではなく(外需依存はいずれ円高で苦しむことになる)、財政政策(ヘリコプター・マネーなどによる)による内需拡大政策を主張しているのである
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経済コラムマガジン 2017/12/11(966号)
日本の経済の専門家はおかしい

日本の経済論壇の「闇」は深い

筆者は、

16/3/28(第885号)「終わっている日本の経済学者」
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などで日本の経済学者やエコノミスト、そして日経新聞の論説委員等を批判してきた。これらの日本の経済の専門家が言っていることが「おかしい」と思うからである。また筆者は何となくこの原因を分っているつもりである。

日本経済の低成長の原因は慢性的な需要不足と先週号で説明した。しかし日経新聞の論説委員を始め日本の経済の専門家は、どうしても原因を需要不足とは認めないのである。そこで彼等は、低成長の原因を人手不足や低い生産性など供給サイドの話で誤魔化している。


だから人手不足を示すデータをやたら強調したがる。また間抜けなエコノミストの中には「日本は完全雇用状態」と言って譲らない者までいる。しかし先週号で述べたように、本当に日本が人手不足ならもっと賃金が上昇しているはずである。

それどころか全てのメガバンクが大きなリストラ計画を発表している。大手銀行の事実上の定年は52〜53才という話は昔聞いたことがる。ところがそれが最近では、どうやら50才程度までに早まっているという記事を日経新聞が掲載している。日経新聞にはこのような矛盾した話が満載である。そこで今週はこのような矛盾した話を二つ取上げる。


日本の経済成長率は、内閣府から国内総生産(GDP)の情報として定期的に公表されている。日経新聞などのメディアは、この数字の推移に基づき経済成長の様子を解説している。内閣府が公表するのは「消費、投資(設備・住宅)、政府消費、公共投資、輸出・輸入」と需要の項目毎の数字とそれらの合計である。日本経済成長率はこれらの需要項目の数字を積上げて算出されている。

日経新聞などメディアのこれに対する分析と解説は、例えば「天候不順で消費が落込んだ」「半導体の需要が好調なので設備投資が増えた」「予算消化が進まず公共投資が減った」「円安と中国の景気持直しで輸出が増えた」といった具合である。注目されるのは全てこれらは需要サイドの話ということである。まさに先週号で述べたように「需要で日本の経済成長は決まる」のである。日本の生産性が上下したことが原因で経済成長率が変動したといった話は一切出ない。これは当たり前の話であり、需要が増えれば当然のこととして工場や商業施設の稼働率が上がり生産性が上がるのである。


ところが日本の経済の専門家は、日経新聞などで日本経済の成長に関しては「生産性の向上が必須」「生産力の増大が必要」と供給サイドのことしか言わない。したがって彼等は「設備投資を喚起する政策が必要」「家庭の主婦も職場に狩出すような政策が必要」といった主張を繰返す。つまり日本の経済成長を決めるのは全て供給サイドという話になっている。

ところが同じ日経新聞の紙上では、前述の通り日本の経済成長を全て需要サイドだけで分析・解説して見せるのである。明らかに日経新聞や日本の経済の専門家の経済成長に関する論調は矛盾している。筆者は、もっと辛辣に「日経新聞と経済の専門家は頭がおかしくなっている」と言う他はないと思っている。

不思議なことに、日本の経済論壇では誰もこのような矛盾を指摘しないし問題にもしない。しかし「おかしい」と指摘する経済学者やエコノミストがいることを筆者は知っている。ところがこのような声をほとんどの日本のメディアは取上げない。まことに日本の経済論壇の「闇」は深いと言える(日本のメディアもおかしい)。


算出方法がおかしいデフレギャップ

もう一つの「日経新聞と経済の専門家は頭がおかしくなっている」ことを示す事例は、日本のデフレギャップの認識である。これに関しては日本の潜在成長率も関係する。筆者は

06/2/27(第426号)「潜在GDPとGDPギャップ」
http://www.adpweb.com/eco/eco426.html

06/3/6(第427号)「GDPギャップのインチキ推計法」
http://www.adpweb.com/eco/eco427.html


で、これらの算出方法がおかしいと指摘して来た。しかし今日でもこのインチキな算出方法が続いているのである。

日本のデフレギャップを政府はわずか1〜2%と公表して来た。それどころか直近ではデフレギャップがなくなり、逆にインフレギャップが生じたと驚くようなことを言っている。ところが誰もこれを「おかしい」とは指摘しない。


デフレギャップを文字通りに解釈すれば、供給力が需要を上回る場合の両者の差額ということになる。たしかに理論上では、これがゼロになることは有りうることである。しかしこれがマイナスになり、逆にインフレギャップが発生したのだからただごとではない。

これも文字通りに解釈すれば、日本全体で需要が生産力を上回ったことになる(一部の特定の企業に限るなら有り得る現象である)。これはちょっと有り得ないことであり、少なくとも日本の景気が超過熱状態ということを意味し、当然、物価は高騰しているはずである。ところが日本経済は低迷し、物価は一向に上がっていない。日銀なんて、物価上昇率の達成目標年度を毎年延期しているほどである。


結論を言えば、筆者が何回も指摘してきたようにデフレギャップや潜在成長率の算出方法がおかしいのである(実際のデフレギャップはずっと大きい)。しかし関係者がこれは「おかしい」と気付いているのか不明である。また「おかしい」と気付いていたとしても修正する気があるのか、これも不明なのである。

それにしてもこの怪しいデフレギャップを基づき経済政策が実施されることが問題である。構造改革派と見られるある経済閣僚は、日本のデフレギャップや潜在成長率が著しく小さく算出されていることを知らないと思われる。この大臣は「日本の経済成長率を上げるには潜在成長率を大きくする他はない」と言っているようだ。

日本のデフレギャップや潜在成長率を著しく小さく算出している裏には、日本経済の問題点を需要サイドから供給サイドにスリ変える意図が見える。これには財政再建派も悪乗りしている。もし需要サイドの問題、つまり需要不足が認められると財政支出による需要創出という話が避けられなくなると財政再建派は思っている。


デフレギャップや潜在成長率の算出方法や認識の違いには、理論経済学上の対立の影響も垣間見られる。先週号で、古典派(新古典派)経済学に基づく構造改革派と財政再建派、そして財政による需要創出の有効性を唱えるケインズ主義の積極財政派という分類を行った。デフレギャップや潜在成長率を異常に小さく算出している経済学者やエコノミストは、古典派(新古典派)経済学の信奉者と見て良い。

そもそも古典派(新古典派)経済学ではデフレギャップという概念は存在しない。古典派(新古典派)経済学の理論的な根幹をなす「セイの法則」では、作った物は全て売れることになっている。したがってパラメーターが動き価格メカニズムが機能すれば、失業者や生産設備の遊休は発生しないことになっている。

古典派(新古典派)経済学の世界では、自然失業率以上の失業は労働者の技能が劣るからであり、需要拡大策ではなく職を得るための教育訓練が必要と説く。また遊休状態の生産設備は、既に陳腐化していて使い物にならないから廃棄すべきと考える。たしかに「セイの法則」からは、このような結論が導き出される。
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経済コラムマガジン 2017/12/18(967号)

経済論議混迷の根源はNAIRU


卑怯な言い訳を行う経済学者とエコノミスト

デフレギャップの推計には、

06/3/6(第427号)「GDPギャップのインチキ推計法」
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で取上げた「可変NAIRUアプローチ」という方法がある。NAIRU(Non-Accelerating Inflation Rate of Unemplayment)とはインフレ非加速的失業率のことである。これを自然失業率、つまり長期的にインフレ率に関係なく一定水準で存在する失業者の割合と同じという見方がある。

例えば失業率が5%であっても、自然失業率が3%であれば、実際の失業率は両者の差である2%と見る。もしこの2%の失業が解消すれば、実質的に失業者はいなくなり完全雇用ということになる。またこの状態(自然失業率の3%)でさらに追加の求人があれば、賃金率は上昇しインフレになるという認識である。


日本のデフレギャップの推計はこのインフレ非加速的失業率(自然失業率と言って良い)を念頭に行われている。また潜在成長率の推計はこのデフレギャップを元に算出される。失業率がインフレ非加速的失業率まで下がればデフレギャップはゼロになると解釈される。

デフレギャップがゼロになった状態で追加的に需要が増えても、賃金が上昇するので名目GDPが増えても実質GDPは増えないという考え方がある。つまり財政政策による需要創出は物価が上昇するだけなので無駄と見なす。したがってデフレギャップがゼロに近付けば、これ以上の経済成長のためには生産性を上げるしかないと主張する。

またデフレギャップや潜在成長率は内閣府や日銀など政府の機関で算出されているので、これらは公式の経済数字として扱われる。つまりこれらの数字は日本の経済政策に深く関わっていると言える。また多くの経済学者やエコノミストも同様の手法でデフレギャップを捉えている。日経新聞などには、これらの数字を絶対的なものと見なす論説ばかりが目立つ。


特に考えが固い経済学者は、デフレギャップがゼロの状態で少しでも需要が増えると、物価が止めどなく上昇するという。

04/11/1(第365号)「妄言・虚言の正体」
http://www.adpweb.com/eco/eco365.html

で紹介したA教授はその典型であろう。A教授は「1兆円も財政支出を増やすと日本でハイパーインフレが起る」「私のシミュレーションプログラムでは、物価がどんどん上昇し計算不能に陥る」と言って引下がらない。どうもデフレギャップがゼロの状態が「閾(しきい)値」になっているようだ(まさにルーカス方程式)。またA教授が内閣府でも働く官庁エコノミトでもあることから、内閣府の現状認識が垣間見られる。

しかし驚くことに公表されるデフレギャップがゼロに近付き、それどころかマイナスとなった(逆にインフレギャップが発生)。ところが賃金が上がらず物価も一向に上昇しないのである。これが日本経済の現実の姿である。おそらくこれらの間抜けな面々にとっては信じられないことである。

そこでこれらの経済学者やエコノミストは、極めて卑怯な言い訳を行う。例えば「同じ可変NAIRUアプローチを使っても、研究者によってデフレギャップや潜在成長率の推定値に多少幅がある」「デフレギャップがゼロになると物価が上がりやすくなるだけ(必ず上がるとは言っていない)」と言った具合である。彼等は自分達の考え(経済理論)が根本的に間違っていることは絶対に認めない。そのうち本誌でも取り上げるが、認めると「まずい」のであろう。


NAIRUが潜在成長率を決めている

まずデフレギャップを失業率、つまり労働サイドだけに偏重して算定することがおかしい。供給力を規定する生産関数は、労働・資本・生産性の三要素ということになっている。しかしこれらの経済学者やエコノミストは労働と生産性をことさら重視するが、資本、つまり生産設備についてはほとんど触れない。

これについては

02/12/2(第276号)「日本のデフレギャップの怪」
http://www.adpweb.com/eco/eco276.html

で取上げた。生産関数に関し、経済企画庁時代の80年代及び90年代の労働への分配率は0.54から0.58であり、資本への分配率は、0.42から0.46であった(同じ年の両者を合計すると1.00になる)。ところが2001年度の「経済財政白書」では、資本のウエートがいきなり0.33に引下げられ、労働への分配率が0.67と大幅に引上げられている。これは伸びの低い労働(就業者数は、1970年から2000年では1.2倍にしか増えていない)への分配率を大きくしデフレギャップを小さく算定するためのトリックと故丹羽春喜大阪学院大学名誉教授は推察していた。おそらく資本軽視(労働重視)の流れは、最近もっと酷くなっていると筆者は認識している。実際のところ

06/3/6(第427号)「GDPギャップのインチキ推計法」
http://www.adpweb.com/eco/eco427.html


で述べたように、日本の設備稼働率は低く経済産業省の調査統計部経済解析室のIIPの稼働率指数担当者に直接聞いた話では72〜74%で推移していた。


また

02/7/15(第260号)「セイニアリッジ政策への反対意見」
http://www.adpweb.com/eco/eco260.html


で取上げたように、この話を裏付ける大手製造業に対するアンケート結果が日経新聞の02年7月8日の一面トップに掲載された。需要が増えた場合の増産方法を問うものであった。回答は複数回答であり、なんと驚くことに、断トツで第一位の回答は76%の「既存設備の活用、稼働率の引上げ」であった。おそらくこの余剰生産力は今日でも保持されていると筆者は思っている(原発が止まっても遊休状態の火力発電所を動かしたように、ある程度の余剰生産力を持っている)。

つまり日本の生産力は5〜10%程度の需要増に即座に対応できると思われる。しかも需要増による物価の上昇はほとんど考えられないのである。つまり今日のデフレギャップや潜在成長率の認識と議論は全く現実離れしている。


06/2/27(第426号)「潜在GDPとGDPギャップ」
http://www.adpweb.com/eco/eco426.html


で述べたように政府系エコノミストはGDPの過去の実際値の平均値や、景気動向指数を使って「潜在成長率」を算出している。つまりこれでは、大きく経済が落込こみ、かつその状態が長く続いた場合、落込んだ状態が普通、あるいは正常と見なすことになる。当然、デフレギャップはものすごく小さく算出される。特に日本経済はバブル崩壊、橋本政権の逆噴射財政政策、リーマンショックなどによる急激な落込みを経験している。

しかもその正常時とやらの失業率をNAIRU(インフレ非加速的失業率)と見なしている可能性がある。特に最近の労働偏重のデフレギャップの算出方法を考えると、極端な話、このNAIRU(インフレ非加速的失業率)だけでほとんど潜在成長率も決まることになる。


これらの一連の話に表立って「異」を唱えていたのは、筆者が知る限り故丹羽教授だけであった。唯一の例外は数年前に日経新聞の大機小機欄に掲載された「不況は潜在成長率を下げる」という「カトー」氏のコラムである。

17/11/13(第962号)「これからの重大な政治課題」
http://www.adpweb.com/eco/eco962.html


で述べたように、虚言・妄言が溢れる日経新聞にあって、「カトー」氏は「唯一まともで良識のある執筆者」と筆者は評価している。

まず「カトー」氏は、内閣府、日銀の両方とも、潜在成長率のNAIRUを使った推計値は信頼性が低いと指摘している。次に不況によって潜在成長率が下がっていることが考えられると言う。潜在成長率の低下は需要不足によるところが大きいと述べ、拡張的なマクロ政策が必要と説く。さらに「履歴効果」にも言及している(これについては来週号)。最後に「カトー」氏は消費増税などはもってのほかと締めている。
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経済コラムマガジン 2017/12/25(968号)

狙いは需要創出政策の阻止


勝手に意味をスリ変え

ここ数週に渡りデフレギャップや潜在成長率などを取上げてきたが、これに関する議論が混乱していることを説明した。混乱の原因は、同じ経済用語でも使う者によってその意味が異なるからと筆者は考える。特に主流派と言われる経済学者やエコノミストが問題である。この違いをはっきりさせないまま彼等は勝手に議論を展開する。

そもそも彼等は経済論議を深めようといった意思を全く持っていない。もし議論を深めるつもりなら、最初に使う経済用語の意味や定義をはっきりさせる必要がある。しかし始めから議論なんかするつもりがないので、主流派の経済学者やエコノミストはこの重要なプロセスを省略し、一方的に片寄った持論を押付ける。日経新聞などはこの手のプロパガンダまがいの論説で溢れている。これら対し「おかしい」という意見を日本のメディアはまず取上げない。唯一の例外は、日経新聞では「カトー」氏のコラムぐらいである。


彼等と筆者達ではデフレギャップや潜在成長率の認識が異なる。筆者達は実際の供給力の天井と現実の名目GDPの差がデフレギャップと捉え、そのデフレギャップを元に算出した最大可能な成長率が潜在成長率と認識している。日本の供給力の天井は、主流派の経済学者やエコノミストが想定しているよりずっと高いというのが筆者達の主張である。

デフレギャップが1〜2%とか、ましてやデフレギャップがマイナスになる事態(つまりインフレギャップの発生)なんて絶対に考えられない。おそらく彼等は、日本ではなくインフレが常態化している中南米やアフリカなどの経済を想定した経済モデルでも使っているのであろう(あるいは「セイの法則」がある程度通用した19世紀の経済を想定)。


ところが今日、デフレギャップが極小(彼等のばかげたデフレギャップの算出方法で)となったにもかかわらず、一向に物価が上昇しない現実に直面している。先週号で述べたように、困惑した主流派の経済学者やエコノミストはデフレギャップのゼロの意味を「必ず物価が上がる」ではなく「上がりやすい状況になる」と卑怯にも勝手にスリ変えている。その程度の話なら、何故、彼等がこれまでデフレギャップや潜在成長率をことさら取上げて来たのか意味がない。

筆者は、政府機関は人心を惑わせるこれらの数字の算定を即刻止めるべきと言いたい(少なくともこれらのデタラメな経済数字の公表はするな)。もっとも主流派の経済学者やエコノミストの意図は見え透いている。人々(政治家を含め)が需要不足に関心が向かないないよう、供給サイドがパンク状態ということを強調したいのであろう。要するに財政出動による需要創出政策を阻止することが真の狙いと見られる。


先週号で説明したように、日本のデフレギャップや潜在成長率は、NAIRU(インフレ非加速的失業率)を意識して算出されている。この詐欺的な算出方法に同調する日経新聞は、日本中の人手不足の現場を必死になって捜し回って記事にしている。人手不足だからこれ以上の需要創出政策は不要と言いたいのであろう。

しかし人手不足の職場は、不正規雇用が中心で低賃金のところばかりである。例えば時給1,000円のアルバイトが足らないといった類の話になる。このような職場には、外国人の労働者が目立つのですぐ分る。しかし日経新聞を始め、日本のメディアは「時給1,000円」の意味を考えない。年間2,000時間も働いても(日本の正規雇用労働者の年間労働時間の平均はもっと少ない)、たった2百万円の収入にしかならない仕事である。一時的、あるいは片手間で働くのなら別だが、外国人を除けばそのような職場に人が集るわけがない。

もう一つの人手不足の現場は、昔から人々が敬遠する3Kの職場である。特に団塊の世代が引退しているので人手不足が顕在化している。ところがまだ有効求人倍率を見て、日本は完全雇用と言っている間抜けなエコノミストがいる。しかし求人の中にどれだけ多くの「ブラック職場」が含まれているか彼等は関知しないようだ。


履歴効果に負けないために

観念論者が唱えるNAIRU(インフレ非加速的失業率)や自然失業率を使ったデフレギャップや潜在成長率の算定方法が、「おかしい」という声はとうとう米国でも起っている。失業率が完全雇用に近いと言われるレベルまで下がっているのに、米国でも一向に物価は上昇しないし賃金の上昇も鈍い。特にこれを気にしているのが米FRBである。

16/8/22(第904号)「芥川賞受賞作「コンビニ人間」」
http://www.adpweb.com/eco/eco904.html


で述べたように、求人が増えているといっても「雇用の質」が問題とイエレンFRB議長は適確な指摘をしている。米FRBが金融政策の転換に慎重なのも、このような米国の雇用情勢が影響している。移民が多く新興国並の需要がまだ期待できる米国でも、自然失業率というものに対する疑問が呈されているのである。米国より経済が成熟し高齢化が進む日本で、NAIRU(インフレ非加速的失業率)を意識した議論がまかり通っていることの方が異常である。


そして日本経済が長く不調を続けることによって、本当の経済力を失うことを心配する声がある。先週号で紹介した「不況は潜在成長率を下げる」という「カトー」氏のコラムである。ここで言う潜在成長率は、NAIRU(インフレ非加速的失業率)に基づいて算出されるインチキ潜在成長率ではなく、本当の意味での日本の潜在的な成長力と筆者は理解している。ケインズが言っていた資本主義経済における経営者のアニマルスピリットみたいなものと考えて良い。

たしかにここ30年間を見ても、経済が上向くと「次は財政再建だ」という声が必ず上がり、緊縮財政に転換し日本経済の成長を阻止する動きが起った。例えば異次元の金融緩和と大型補正予算で13年度は日本経済が上向いたが、14年度の消費増税と補正予算の大幅削減で日本経済は沈んだ。このようなことを続けていては、経営者のアニマルスピリットが萎えるのは当たり前である。

また「カトー」氏は同コラムでサマーズ元財務長官の「履歴効果」を引合いに出している。「履歴効果」とは「不況が長引くと物的資本や人的資源への投資が減少し、不況の影響が履歴のように潜在成長率に残っていく」というものである。そして「カトー」氏は「履歴効果のことを考えると、潜在成長率の低下は需要不足によるところが大きい」と指摘している。したがってこの対策には拡張的なマクロ政策が必要と「カトー」氏は結論付けている。


サマーズ元財務長官は

14/6/30(第803号)「サマーズとトマ・ピケティ」
http://www.adpweb.com/eco/eco803.html

14/7/28(第807号)「三教授のサマーズ論の解説」
http://www.adpweb.com/eco/eco807.html

で紹介したように、「米国経済の長期停滞論」を展開している。サマーズ氏は、米国のデフレギャップが10%以上あると主張している。つまりNAIRU(インフレ非加速的失業率)や自然失業率を使ったデフレギャップの算出方法を完全否定しているのだ。したがってこれでは賃金が上がるはずがないとサマーズ氏は指摘している。

米国のデフレギャップが10%なら、生産設備の稼働率が米国より常に10%程度低く推移していた日本のデフレギャップは15〜20%程度と見て良いと筆者は思っている。またサマーズ氏は、「履歴効果」に負けないためには需要創出のマクロ政策が必要と説いている。ただし需要創出は財政政策を中心にすべきと主張し、金融緩和政策に偏重することをサマーズ氏は警戒している。

これは金融緩和政策への偏重によるバブル生成とバブル崩壊を危惧するからである。またサマーズ元財務長官は、米国だけでなく日本の経済政策にも同様のことが言えると指摘している(金融政策偏重に警鐘)。この意見に筆者は賛成である。しかし日本の来年度の予算編成を見ても、とても十分な財政政策が組込まれているとは思われない。筆者は新規国債発行による大胆な財政政策を主張してきた。しかし残念ながら、日本ではこれからも金融政策に偏重した政策が続くのである。
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