11月14日、米連邦捜査局(FBI)と米国土安全保障省(DHS)は、2016年以降に同国の航空宇宙、通信、金融をターゲットとして行われたサイバー攻撃に関する詳細を発表した。この攻撃には北朝鮮政府が関与しているという。写真は1日撮影(2017年 ロイター/Thomas White)
FBIなど、北朝鮮による米国へのサイバーテロの詳細を公表
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/fbi-27.php
2017年11月15日(水)10時42分 ロイター
米連邦捜査局(FBI)と米国土安全保障省(DHS)は14日、2016年以降に同国の航空宇宙、通信、金融をターゲットとして行われたサイバー攻撃に関する詳細を発表した。この攻撃には北朝鮮政府が関与しているという。
発表によると、北朝鮮のハッカーはコンピューターシステムやネットワークシステムに不正アクセスする「FALLCHILL」と呼ばれるマルウェアを使用していた。
FBIとDHSは今年6月にもサイバー攻撃に関して北朝鮮政府を非難する内容を発表した。
今回の発表では、北朝鮮によるハッカー攻撃と関連しているとみられるIPアドレスが公開された。民間企業のサイバー攻撃対策を支援するためという。
北朝鮮は他国に対するサイバー攻撃への関与を否定している。