永田町に増殖する癌細胞 それは世襲議員!
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2017年10月29日 半歩前へ
今度の総選挙でも引退した自民党副総裁の高村に代わって次男が出馬するなど大量の世襲議員が当選した。能力も資質もない者が、親が築いた“利権”を守るためにバトンタッチで国会議員さまになる。世襲議員が政治を悪くしていると私は確信している。だから世襲には以前から反対してきた。
この記事は2015年に書いたものだ。
▼世襲議員は「卑族」だ
自民党議員の3割が世襲議員だ。安倍も石破も谷垣も。「代々政治に携わる家系、それは貴族です。 自民党の世襲議員は貴族化して、国民から遊離しています」ー。世襲議員を現代の「貴族」と言った者がいた。バカは休み休みに言うがいい。私たちの税金で食べている者のどこが「貴族」だ?
世襲議員は「貴族」などではなく、いわば「卑族」だ。何代にもわたって国民の税金をかすめ取っている。食い物にしている。何代も続く老舗の商店は、自分たちで働いて商品造り、お客様に買っていただき、生計を立てている。
▼後援会と言う名の利益集団
ところが世襲議員は、親の地盤、看板、軍資金、利権をそのまま引き継ぎ、何の苦労もせずに当選を繰り返す。後援会と言う名の利益集団を形成しているからだ。建設業者は公共事情を回してもらう。町の有力者は議員にゼニ儲けの口利きを頼む。一種の互助会である。
安倍晋三の選挙区は山口県だが、彼は子供の時から東京に住み、学校に通っていた。選挙区がある山口県は国会議員というショウバイを続けるための“貸店舗”みたいなものだ。ゼロからスタートする“どぶ板政治家”と違い、庶民の気持ちなど分かるハズがない。
▼50メートル先から走り出す
そもそも世襲議員は、スタート時点からズルをしているようなものだ。100メートル競走で、ほかの候補はスタート地点にいるのに、世襲議員は50メートル先から走り出す。これでは最初から勝負は決まっている。だから世襲議員が容易に再選を重ねるのだ。
ご存知か。国会議員にかける経費。私たちの血税を1人あたり1億円近く毎年支出している。歳費と呼ばれる給料のほかに、第2の給料である交通通信費として年間1200万円。もちろん1円も税金はかからない。高級マンション名波の赤坂などの議員宿舎。航空機の無料利用券など特権はみんな税金で賄っている。ざっと1億円。
▼税金食い物にする世襲議員
議員を10年務めるとガッポリ議員年金が付く。こんな「おいしいショウバイ」どこにある? ないよね。だから一端、当選したら絶対、議員を辞めない。世襲議員は、何代にもわたって血税を食い物にしている。私たちの生き血を吸って暮らしている。
そんな世襲議員を「あそこは何代も続く政治家の名門だ」と喜んで投票する低能がいる限り、世襲議員はなくならない。
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http://26663082.at.webry.info/201509/article_11.html