衆院選:改憲主張、各候補者違い鮮明 !
候補者アンケート:自民前向き ! 民主、共産、社民は、否定的 !
自公政治家・NHK等が誤魔化す、自民党改憲への識者・野党の主張は ?
(www.47news.jp:2017年10/16 05:00より抜粋・転載)
10月22日投開票の衆院選を前に、北海道新聞は、全道12小選挙区30人と、比例代表道ブロック19人の候補者に政策アンケートを実施し、全49人から回答を得た。
争点の憲法改正では、議論を進めることや、9条改正に自民党が前向きだったのに対し、立憲民主党(無所属出馬を含む)、共産党、社民党は、議論を進めることに否定的で、9条改正も認めない、姿勢だった。希望の党は、候補者によって、見解が割れた。
憲法改正の議論について、与党側で「進めるべきだと思う」と答えたのは、自民が15人全員、公明は、候補3人中2人、自公候補に推薦を出す、新党大地は、2人とも。
9条改正は、自民13人が「今の条項は残し、自衛隊の存在を明記すべきだ」を選択した。
公明は1人が、「将来にわたり改正する必要がない」を選び、残る2人は、「その他」だった。
野党側で「安倍晋三首相のもとでは進めるべきではない」と答えたのは、希望の党の候補6人のうち4人、立憲民主党は、9人のうち5人だった。「誰が首相でも進めるべきではない」は、立憲民主2人、共産が8人全員、社民党は1人だった。
希望の2人が、「進めるべきだ」を選び、同じ政党の中で、主張が分かれた。日本維新の会は、2人とも「進めるべきだ」と回答した。
9条改正は「改正する必要がない」としたのは、立憲民主と共産合わせて16人に上った。
希望の党は、2人が選んだ。
アンケートは、選択式と一部記述式で、全候補49人に配布し、15日までに全員から回答を得た。
(参考資料)
T 安倍9条改憲に反対 ! 全国市民アクション、結成 !
著名19氏発起人 3千万人署名を提起 !
(www.jcp.or.jp:2017年9月5日より抜粋・転載)
8日発足集会 !
安倍首相による9条改憲を阻止するため、広範で多様な人々を結集しようと「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が結成され、発起人らが4日、衆院第1議員会館で記者会見を行いました。3000万人を目標にした9条改憲に反対する一大署名運動を提起。「憲法改正の発議そのものをさせない世論をつくっていく」と強調しました。
発起人は、著名な19氏(別項)。呼びかけに応えた個人・団体が参加して実行委員会が8月31日に結成され、8日には東京都中野区の「なかのZERO」大ホールでキック・オフ(発足)集会を開催します。
会見では、発起人の一人で評論家の佐高信さんが発言。「改憲へと踏み切る動きが出てきたもとで、私たちも反対の動きをスタートさせ、幅広く戦線をひらいていきたい。安倍政権が狙うのは『壊憲』です」と訴えました。
実行委員会には、「総がかり行動実行委員会」に参加する団体に加えて、「安全保障関連法に反対する学者の会」「安保関連法に反対するママの会」の有志なども参加。「九条の会」も「戦後日本と憲法の最も大きな岐路」だとして参加しています。「九条の会」が他団体と共同するのは初めてです。
会見に参加した「九条の会」事務局の渡辺治さん(一橋大学名誉教授)は、「憲法改悪に反対する
ことは、会の趣旨そのものです。先頭に立って活動する決意です」と語りました。
市民アクション 発起人19氏
安倍9条改憲NО!全国市民アクションの発起人19氏は次の通り。(敬称略)
有馬頼底(臨済宗相国寺派管長)、内田樹(神戸女学院大学名誉教授)、梅原猛(哲学者)、落合恵子(作家)、鎌田慧(ルポライター)、鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)、香山リカ(精神科医)、佐高信(ジャーナリスト)、澤地久枝(作家)、杉原泰雄(一橋大学名誉教授)、瀬戸内寂聴(作家)、田中優子(法政大学教授)、田原総一朗(ジャーナリスト)、暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)、なかにし礼(作家・作詞家)、浜矩子(同志社大学教授)、樋口陽一(東北大学・東京大学名誉教授)、益川敏英(京都大学名誉教授)、森村誠一
(作家)
U 安倍改憲阻むため共同広げよう !
「九条の会」事務局:「市民アクション」発足で声明
(www.jcp.or.jp:2017年9月10日より抜粋・転載)
「九条の会」事務局は6日付で「安倍改憲を阻むために全国の九条の会は立ち上がりましょう」とする声明を発表しました。
声明は、8日にキックオフ集会を開いた「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の発足を受け、同アクションに「(『九条の会』事務局が)組織として参加し、他団体と協力して活動する決断をしました」とし、「安倍改憲を阻むため、全国市民アクションの一員として全力をあげる決意」を表明しています。
声明では、「九条の会」は発足以来、改憲の動きに反対する諸行動の先頭に立って奮闘する一方、全国7000余にのぼる草の根の「九条の会」の多様な活動を縛ることを避けるため、「共同行動に名を連ねることは控えて」きたという経緯を説明。
一方、「安倍改憲の企てを阻むことは、2004年に『九条の会』が発足したそもそもの目的にほかなりません」として、「全国市民アクション」への参加の意義を明らかにしています。「九条の会」呼びかけ人、世話人の了解も得たとしています。
そのうえで声明は、全国で安倍9条改憲の危険性についての学習会の開催、3000万署名達成のために全国津々浦々での宣伝・対話の輪を広げること、それぞれの地域で他団体と協力しあって市民アクションを立ち上げ、市民アクションの行動に積極的に参加し共同の輪を広げることを提起しています。
「九条の会」呼びかけ人で哲学者の梅原猛さん、同呼びかけ人で作家の澤地久枝さんも「全国市民アクション」の発起人に加わっています。
V 『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !
ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)
◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・改憲草案
・「緊急事態条項」だった !
2016年3月18日に放送された、『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。というのも、18日夜の特集は、安倍首相が改憲の入口として新設を目論んでいる「緊急事態条項」だった。
しかも、ヒトラーが独裁のために悪用した「国家緊急権」と重ね合わせるという、安倍首相が、激怒すること間違いなしの内容で、古舘伊知郎キャスター自らが、ドイツへ渡りレポートする力の入れようだったからだ。
まず、古舘キャスターは、ドイツからのレポートの最初に、こう話した。
☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !
「ヒトラーというのは、軍やクーデターで、独裁を確立したわけじゃありません。合法的に(独裁を)実現しているんです。じつは、世界一民主的なワイマール憲法のひとつの条文が、独裁につながってしまった。そして、ヒトラーは、ついには、ワイマール憲法自体を停止させました」
「ヒトラー独裁への経緯というのを振り返っていくと、まあ、日本がそんなふうになるとは到底思わない。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある。立ち止まって考えなきゃいけないポイントがあるんです」 独裁の道に走らせたワイマール憲法の条文、それこそが「国家緊急権」だ。
「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」という条文をヒトラーは悪用、集会やデモの開催を禁止し、出版物を取り締まり、共産主義者を逮捕し、野党の自由を奪い、あらゆる基本的人権を停止させた。ここまでは教科書にも書いてあることだが、本題はここから。この「国家緊急権」が「緊急事態条項」とそっくりではないか、と言及するのだ。
☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党の
「緊急事態条項」とそっくりだ !
国家緊急権と緊急事態条項が、そっくりだというのは、本サイトでも昨年から繰り返し指摘してきた。安倍政権は大規模な自然災害時に迅速に対応するために緊急事態条項が必要なのだと強調するが、これは建前に過ぎない。事実、自民党による憲法改正草案の該当箇所には、こうある。
《(緊急事態の宣言)
第九十八条 内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。》
☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だが事後でもいいので、
独裁は、事後承認でやりたい放題できる !
☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」
(厳守ではない)程度の扱いになる !
☆衆参で3分の2以上の議席になれば、安倍首相は、
ヒトラーのように独裁にひた走る !
W 4野党勢ぞろい ! 9条守れ 政治変えよう 東京・大田区
(www.jcp.or.jp:2017年9月10日より抜粋・転載)
(写真)「野党は共闘」のコールに応え、手をつなぐ(右から)初鹿、笠井、渡辺、市来の各氏=9日、東京・JR蒲田駅前
東京都大田区では、9月9日、戦争法廃止を求める個人や市民団体がゆるやかにつながり活動する戦争法廃止オール大田実行委員会がJR蒲田駅前で4野党勢ぞろいの宣伝行動に取り組み、「9条改憲ノー。市民と野党の共闘で新しい政治をつくろう」とリレートークをくり広げました。
日本共産党の笠井亮衆院議員、民進党の初鹿明博衆院議員、自由党の渡辺浩一郎元衆院議員(東京都総支部連合会長)、社民党の市来(いちき)とも子杉並区議会議員(東京都連合青少年局長)らが「政治を私物化する安倍政権を退陣に追い込もう」とスピーチしました。
笠井氏は、自民党の高村正彦副総裁が臨時国会に改憲原案を出し、来年の通常国会で発議すると発言したことに触れ「力を合わせ安倍政治を終わらせよう」と訴え。
「党派を超え手を結ぼう」(初鹿氏)、「市民と野党の本気の共闘で選挙に勝とう」(渡辺氏)、「手を取り合って政治を変える原動力になろう」(市来氏)との演説に大きな拍手や声援が飛びました。
「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が呼びかけた9条改悪に反対する3000万署名にも取り組み、ペンを走らせる人が相次ぎました。
X 「憲法改悪反対、国民の国民による
国民のための憲法を」5・3集会で、蓮舫代表
(www.minshin.or.jp: 2017年5月3日より抜粋・転載)
民進党の蓮舫代表は、5月3日、「施行70年 いいね!日本国憲法―平和といのちと人権を!」と題して市民団体が東京・江東区有明の東京臨海広域防災公園で開いた5・3憲法集会であいさつした。共産、自由、社民の野党各党代表も登壇し、安倍政権下の憲法改悪阻止をともに訴えた。
70年間守ってきた憲法が安倍政権下で危機にあると切り出した蓮舫代表は「安倍総理は憲法を変えるという。口を開くたびごとにどこを変えるのかを変えてくる。
総理の総理による総理のための憲法改悪には絶対に反対をしなければいけない。
憲法は国民の国民による国民のための憲法だ」と力を込めて訴えた。
記者団の取材に蓮舫代表は、安倍総理が2020年の憲法改正を表明したことについて、改正手続き、緊急事態条項、教育無償化、自衛隊の明文化など、これまでの総理の憲法改正に関する発言を取り上げ、「毎回言うことが違う。一体何のために誰のために何の憲法改正をするのかが全く見えなくなった」と述べた。
5月連休後の国会での憲法審議については「安倍総理が好きなメディアにだけ思いを語るのではなく、国民の代表である立法府で憲法議論をすべきだと思う」と語った。次の総選挙に向けた党内の憲法議論については「7条解散の制限や地方主権のあり方をどう憲法で担保するかなど、緊急性が高く国民の理解が得られるもの」を優先的に論議していくと説明した。
−民進党広報局−
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/8972.html