「税収なんて増えてない!」、もう聞き飽きた安倍晋三の嘘の連発!
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2017-10-12 そりゃおかしいぜ第三章
政治家は嘘をつく。多くの場合それには理由がある。それが政権のトップにいる者の場合は、それなりの理由があるものである。大きな政治的判断で嘘をつくことは為政者の常である。しかし、それは圧倒的に少ない。政権の中枢にいる間に一二度である。ところが安倍晋三は、連日のように、息を吐くように嘘をつく。昨年本ブログでも、嘘をつき続ける安倍晋三とかいたが、嘘はさらに加速している。
「税収は増えている」
安倍晋三は党首討論でこのように述べた。上の表は財務省の発表したものである。この4年ほど多少の動きはあるものに、増えたといえるようなものではない。低所得者に重い消費税が増えたが、企業への法人税はむしろ減少である。安倍政権が格差を増大させていることが、ここからも見える。嘘の上塗りである。
「自衛隊が違憲と教科書に書いてある」
嘘である。文科省教科書課は、そんな事実はないとしている。
「TPPには断固反対」
この嘘は書きあきた。TPPに積極的に参加した。安倍晋三は、そんなこと言っていないというが、あちこちで喋っている。
「放射能はアンダーコントロールされている」
嘘である。オリンピック誘致に向けて、海外メディアに嘘ついた。しかも8割もの放射能は海上に流れ、トモダチ作戦の空母ドナルドレーガンを直撃して、日本政府は訴えられている。福島の現場で懸命に放射能と戦っている人たちを馬鹿にした嘘発言である。
「強行採決はしたことがない」
自民党は長い歴史の中で、強行採決はしたことがないと安倍晋三は述べている。笑うしかない。自民党は強行採決の歴史そのものと言える。
「世界の経済はリーマンショックの前に似ている」
この嘘は、消費増税を延期する口実に、伊勢志摩サミットで述べた。どこの誰も述べていないことをサミットの首脳の前で一方的に述べた。誰も賛意を示さなかったが、世界の情勢だと嘘ついた。
「妻のパート収入は25万になる」
パート雇用が増えるので、妻の収入は25万円になり家計は安定すると述べたのである。これは嘘ではなく現状を知らない無知に基づく発言である。安倍晋三の首相としての資質の欠如である。
「自民党の憲法草案は知らない」
自民党の憲法草案は、谷垣総裁の時に作ったもので私は関わっていないと述べた。これは嘘かも知れないし単なる安倍の無知であるかもしれないが、責任逃れの無責任発言と言える。
「ガリガリ君など買うわけない」
政治活動費でガリガリ君(アイスキャンデー)購入の事実を突きつけられて、否定した。こんな100円少々のものを政治活動費で買った領収書は存在している。
「安倍晋三記念小学校は知らない」
森友学園の籠池氏に打診されていた。後に、吉田松陰記念小学校にしたらと言ったと述べている。妻は騙されたと言っているが、積極的であったのは昭恵夫人の方である。
「獣医師会からの要請だ」
広域的に獣医学科のない地域に新設するよう獣医学会に要請されている、と述べた。これは獣医師会が明確に否定している。どうしてこのようなすぐにばれてしまう嘘つくのだろう。
「加計学園の獣医学科申請を今年1月20日に知った」
これは見えすぎた大嘘である。何に何度も会う腹心の友の大事業を知らなかったとは、嘘の上塗りを続けなければならない、典型的な例である。
行き詰ると、真摯に説明するを何度も繰り返したが、その場を逃げるためにの口実に過ぎず、先延ばししてほとぼりが冷めるのを待つ、安倍晋三の処方である。ここに書いたのはほんの一部に過ぎず、安倍晋三の嘘に対応する庶民の手段は、ほとぼりを冷まさないようにするしかいのかもしれない。安倍晋三の存在こそが国難である。