北が異例の大抜擢 金正恩は妹・与正を“後継”に据えるのか
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2017年10月12日 日刊ゲンダイ
もう妹しか信用できない…(左が妹の与正)/(C)コリアメディア=共同
異例の大抜擢だ――。
金正恩の妹・金与正が政治局員候補に選出されて注目されている。これまで裏方仕事をつとめていたが、党の政策を決定する要職に昇進。表舞台に出てきたことになる。
気になるのはなぜ、この時期に正恩が妹を抜擢したかだが、そこには抜き差しならぬ事情があったようだ。米国のトランプ大統領は正恩を「ロケットマン」と呼んで舌戦を繰り広げてきた。5日には「嵐の前の静けさだ」と発言。さらにツイッターに「役に立つ手段はたった一つだ」と書き込んで軍事攻撃を示唆し、北を牽制した。こうしたトランプの挑発行為が正恩を妹の起用に向かわせたというのだ。
「正恩はもう妹しか信用できなくなっているのでしょう」とは朝鮮半島情勢に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏だ。
「恐らく、金正恩も北朝鮮の幹部も戦争への危機感を強めているはずです。軍事衝突の危機を前に約200人とされる幹部の忠誠心は低下しているといいます。戦争が起きたら、地下トンネルを使って真っ先に中国へ逃げる可能性がある。ただでさえ、他人を信用せず粛清を重ねてきた金正恩は疑心暗鬼に陥っていておかしくない。結局、信用できるのは妹しかおらず、抜擢したのでしょう」
金正恩が妹を抜擢したのは、自分に万が一が起きたとき、金王朝の血筋を引く与正に後を継がせるためだという解説も流れている。
「いま中朝国境に長さ500メートル以上、幅100メートルの大型の橋を建設中です。正恩の暴走が目に余るようだったら、この橋を使って中国軍が北に進撃する可能性もある。幅100メートルあれば戦車も通れるし、軍用機の滑走路としても使えます。私はトランプ大統領が北を攻撃するとしたら、来年秋の中間選挙の直前とみています」(太刀川正樹氏)
独裁者の命はあと1年……。
正恩もトンズラ準備中か?
— クリントンニュースネットワーク 名古屋版 (@fuseituikyuu) 2017年10月12日
北が異例の大抜擢 金正恩は妹・与正を“後継”に据えるのか
金正恩が妹を抜擢したのは、自分に万が一が起きたとき、金王朝の血筋を引く与正に後を継がせるためだという解説も流れている。https://t.co/oRFvh72Bif
ファシズムにおける女性は男性に勝る為に男性より残虐なことをする。◆北が異例の大抜擢 金正恩は妹・与正を“後継”に据えるのか https://t.co/4BAh8G1HEC
— 文 (@fumijam_) 2017年10月12日
金正恩氏の妹・金与正氏が党の政策を決定する要職に選出され注目されている。妹を抜擢したのは、自分に万が一が起きたとき、後を継がせるためだという解説も流れている。
— 楽天Infoseekニュース (@Infoseeknews) 2017年10月12日
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(´・_・`).。oO(来年の自民党総裁選挙を前に北朝鮮情勢が緊迫して、安倍ちん3選とか、勘弁してや!)
— きじにゃあ(哲学猫) (@kijinyaa) 2017年10月11日
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「トランプ大統領が北を攻撃するとしたら、来年秋の中間選挙の直前」