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2017年9月29日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK233] 小池のマグマが今、爆発/政界地獄耳(日刊スポーツ)
小池のマグマが今、爆発/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201709280000144.html
2017年9月28日9時49分 日刊スポーツ


 ★首相・安倍晋三が自ら仕掛けた解散総選挙だというのに、自民党のニュースが極端に減った。都知事で希望の党代表・小池百合子がメディアジャックしたも同然の状態だ。小池は「日本をリセット」「しがらみのない政治」を前面に、今までの既成政党や組織・団体の枠を超えた「改革保守」なる政治を目指すという。確かに政治家や政治メディアは政党の議席数や、さほど根拠のないタカ派やハト派を分け、合従連衡を数合わせに変え、勝ち負けを分析しようとする。だが、その価値観は55年体制の見方そのものだ。

 ★小池の政治経験は、大半がこの数合わせだったが、日本新党で細川護熙と、新進党や自由党で小沢一郎と、自民党では小泉純一郎と組んで実感した経験は、政治のダイナミズム。政治の動かし方と、男社会の政界で群れずに一匹おおかみで女性が立ち向かう難しさと、処世術だ。彼らが小池を重用したのは、歯切れの良さと決断力。覚悟と度胸のある政治家だからだ。昨今、閣僚らが小池の勝負勘を褒めるが、その勘は25年前から持っていたものだろう。

 ★小池は都議選での勝利後、「これで私の負け戦は08年の自民党総裁選だけ」とつぶやく。ため込んできたマグマが今、爆発しようとしている。26日の民進党代表・前原誠司や自由党代表・小沢一郎との秘密接触では、小池の要求のハードルが高く、野党共闘は苦戦を強いられている。小池の野望は、保守2大政党の成立。片方が自民党でいいとも思っていないだろう。自民党も解体し、新たな政治体制を作り上げなければ、これからの日本は世界から後れを取り、立ち行かなくなるというのならば、このクーデターは1度では完成しない。

 ★まずは選挙で新たな大枠を作り、その後2段階、3段階と変革、改革を経て完成させるものだろう。寛容な保守とは、小池の言葉だ。今すべてを追い込む必要はない。(K)※敬称略










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記事 [政治・選挙・NHK233] 安倍政権打倒に賭けた小池百合子の勝負手  田中良紹(ジャーナリスト)
安倍政権打倒に賭けた小池百合子の勝負手
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20170927-00076282/
9/27(水) 22:27 田中良紹 | ジャーナリスト


 安倍総理が臨時国会での冒頭解散を宣言した25日、ニュースの主役は安倍総理ではなく小池百合子東京都知事だった。

 安倍総理が消費税の使途と北朝鮮危機をこじつけて「国難突破」と銘打つ解散宣言を行ったのに対し、小池氏は「消費増税凍結」と「原発ゼロ」を掲げ、次の選挙を「政権選択選挙」と宣言した。

 「政権選択選挙」とは安倍政権を打倒する意味である。そのため安倍総理が消費増税を前提に教育費無償化を打ち出したのに対抗して消費増税凍結を打ち上げた。国民が安倍総理の公約を支持すれば国民は増税を認めたことになる。政府は大手を振って増税を行うことが出来る。小池氏はそれをさせないと公約したのである。

 次に安倍政権を支えるキーマン今井尚哉総理秘書官は原発再稼働推進の中心人物だから安倍政権が続く限り原発再稼働は止まらない。これに対して小池氏は原発ゼロを公約に掲げた。消費増税凍結と言い原発ゼロと言い、これほど明確な安倍政権との対立軸はない。

 さらに安倍総理を総理の座に押し上げた第一の理由である拉致問題で安倍総理と盟友関係の「日本のこころ」代表中山恭子氏を小池陣営に引き入れた。拉致被害者の家族会には安倍総理に対する不満がくすぶる。拉致問題で国民の人気を得ながら問題を解決できないからだ。中山氏を安倍総理から引きはがしたことは国民が考える以上に安倍総理を痛撃する。

 そしてこの日、小池氏は小泉純一郎元総理と面会する予定を入れ、それを堂々とではなくさりげなく取材させて小泉氏から選挙で応援を受ける可能性を匂わせた。小池氏の後ろには細川護熙元総理がいる。細川氏は小泉氏の支援を受け3年前に反原発の立場で都知事選を戦った。自民党の舛添要一氏に敗れはしたが、細川氏には小泉氏だけでなく小沢一郎氏の支援もあった。

 まだ裏舞台は審らかでないが、小池氏はおそらく都議選で圧勝し、安倍総理の支持率が急落した7月から安倍政権打倒のチャンス到来と見て準備を進め、細川氏や小泉氏、それに小沢氏などと連携して構想を練ってきたような気がする。

 詳細は言えないが中山恭子氏の引きはがしには小沢氏が関与したと思える節があり、また小池氏は安倍総理が臨時国会の冒頭で解散すると狙いを定めその時期を9月下旬と見て準備していた可能性がある。

 私は自分が主宰する政治塾で7月25日に安倍総理が早期解散に踏み切る可能性に言及した。その当時は内閣支持率が30%を割り込み、選挙をやれば不利だと思われたが、退陣するしかない状況に追い込まれれば権力者は乾坤一擲の勝負に出るものだ。

 7月の24日と25日に開かれた閉会中審査で安倍総理は「加計学園が今治市に獣医学部を作ることを今年の1月20日に初めて知った」と驚くべき発言を行った。2年前の4月に今治市の職員が総理官邸に呼ばれ、総理秘書官から加計学園の獣医学部を今治市に新設するよう要求されていたにもかかわらずである。

 総理の「嘘」は臨時国会最大の追及材料となる。「1月20日」をどう言い逃れるかで苦しい国会になるはずだった。しかも自民党議員3人の死亡によるトリプル補選が10月22日に行われ、一つでも取りこぼせば政治責任を問われる情勢だった。

 ところが麻生副総理の推す愛媛3区の候補者の苦戦が伝えられ、安倍総理と共に麻生副総理もまた政治的に追い込まれていた。そのため臨時国会冒頭解散はありうる選択肢だった。7月末に解散の可能性を念頭に置いてみていると、8月9日夜に麻生副総理が安倍総理の私邸を訪れ会談した。解散を巡る相談に違いなかった。

 8月23日には二階、井上両幹事長が会談し9月25日の週に臨時国会召集を決めると、翌24日に安倍総理は今井秘書官に臨時国会冒頭解散を準備するよう指示する。すると8月30日に日本記者クラブで記者会見を予定していた小池百合子氏が急きょ日程を9月28日に繰り下げたのである。そのあたりが解散時期と踏んだのだろう。奇しくもその通りになった。

 9月1日には民進党代表選挙があり前原誠司氏が代表に就任する。そして山尾志桜里氏を幹事長に内定すると「週刊文春」が不倫疑惑を報じ、山尾氏は離党を余儀なくされた。内定段階で報じられたことは民進党に対するダメージが少ない。

 前川喜平前文科次官と同様に官邸のゲッベルスと言われる官房副長官のリークなら幹事長に決まってからの方が打撃が大きく効果的だと思い、私は民進党内部からのリークを疑った。しかしその後「週刊文春」は前原代表と野田聖子総務大臣のスキャンダルを続けて報じたから、安倍総理のライバルを狙い撃ちする官邸のリークの可能性もあると考えを改めた。

 山尾スキャンダルとそれに続く民進党からの離党者続出が冒頭解散を決定的にする。9月10日の安倍総理と麻生副総理の会談で最後の詰めが行われ、翌日に安倍総理は二階幹事長と公明党の山口代表に冒頭解散の意向を伝えた。

 解散とは総理が衆議院議員全員をクビにすることである。それ相応の理由がなければクビになる方は納得できない。通常は政府の考えと国会の考えとが食い違い、対立が収まらないので国民に聞いてみようということになるが、今回は消費増税の使い道と北朝鮮危機が理由とされた。

 しかし消費増税の使い道には与党の中に総理と異なる考えを持つ議員もおり、その人たちはクビになることに納得できない。また北朝鮮危機になるとなおさらクビになる理由が分からない。

 そして本当の理由が安倍総理夫人が関与した森友学園問題と、安倍総理のお友達に関わる加計問題からの追及逃れだと考えればクビにした権力者への反感が生まれる。選挙が終わるまで恨みつらみは言えないが、選挙が終われば不満が噴き出す可能性はある。

 小池氏は「改革保守」として「しがらみ政治からの脱却」を主張する。この「しがらみ」は森友学園や加計学園と安倍夫妻の癒着を指すようだ。「経済特区」を「改革」のためと言いながら内実はしがらみと癒着に過ぎない。その主張が選挙で国民に浸透すれば選挙で過半数を制したとしても安倍政権には逆風が吹く。

 しかし小池氏にも弱みがある。国政と都政の「二足の草鞋」を履き続けられるのかという疑問と批判である。それをどうかわすのか、かわせるのかが小池氏にとって最大の勝負手になる。おそらく選挙が公示されるまでにその一手は見えてくる。

 第一次安倍政権を終わらせたのは当時国対委員長だった二階俊博氏と防衛大臣だった小池百合子氏だというのが年来の私の主張である。海上自衛隊のインド洋での給油活動ができなくなることが分かり安倍総理は政権を投げ出したが、その背景には参院選に惨敗したのに居座ろうとした安倍総理を辞めさせる自民党内の政治力学があり、その渦中に二階、小池の二人がいた。

 今回はその二人が敵味方となって雌雄を決する。私にとって久々の大政局が幕を開けた。それが消費税と原発を巡って戦われるところに日本の岐路を感じさせる。



田中良紹
ジャーナリスト
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC−SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK233] <総選挙>前原−小沢が解散の日にぶつけた超ド級の奇策(田中龍作ジャーナル)
【総選挙】前原−小沢が解散の日にぶつけた超ド級の奇策
http://tanakaryusaku.jp/2017/09/00016708
2017年9月28日 20:49 田中龍作ジャーナル



前原代表は、両院総会の冒頭あいさつで「名を捨てて実を取る。ご理解頂きたい」と議員らに呼び掛けた。=28日、民進党本部 撮影:筆者=

 「どんな手段を使っても安倍政権を倒す」と執念を示す前原・民進党代表。

 小池ゆり子都知事率いる「希望の党」との合流に向けて超ド級の奇策を繰り出した。それは衆院解散直後のきょう午後開かれた民進党の両院総会において満場一致で了承された。

常任幹事会が提案した奇策3項目は―

1、今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す。

2、民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請することとし、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する。

3、民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する。

 民進党の立候補予定者は離党したうえで「希望の党」に参加し、「希望の党」の公認候補として出馬するのである。

 ただ前原代表は「民進党代表」として党に残る。参院議員がいて民進党はしばらく残存するからだ。

 ここがミソである。前原代表が民進党に残るのは、小池新党にハシゴを外された時、あるいは新党が空中分解した時の保険だ。

 約100億円という巨額な資金はまだ民進党にある。選挙で50億円使わせられたとしても、前原代表は残る50億円を管理することになる。

 前原代表が衆院選挙に立候補することは確実だが、どのような形で立候補するかは未定だ。


枝野代表代行は小池新党に行けば一議員でしかなくなる。さりとて無所属で出馬するのは難しい。すっかり憔悴していた。=28日、民進党本部 撮影:筆者=

 立候補を希望する民進党議員の名簿は前原代表が一括して小池新党(希望の党)へ提出する。公認を決めるのは小池代表であるので、誰がはじかれるのか、確定的なことは現時点では分からない。

 民進党との合流は小池新党にとっても有難い話だ。民進党は候補者一人あたり供託金600万円(小選挙区+比例)と公認料1,500万円の計2,100万円を支給する。

 持参金つきである。小池新党にはない地方組織も持つ。しかも連合もつく。資金力+組織力+話題性は、自公にとって大きな脅威となるだろう。

 前原誠司氏が代表に就く前から小沢・自由党代表は、政権交代に向けて知恵を授けていた。小池ゆり子氏とも気脈を通じ、伏兵を送り込んでいた。仕掛け花火のような「小沢の秘策」が炸裂したのである。

 前原代表は記者会見で記者団から共産党との選挙協力について問われると「1対1に持ち込む」と繰り返した。

 前原代表によれば、小池新党(希望の党)から出馬した民進党議員が民進党に戻って来ることはない。解党が始まったのである。

 両院総会、懇談会、代表記者会見の会場となった永田町の党本部には、かつてない数のメディアが詰めかけた。身動きが取れないほどだ。最盛期の政権交代時(09年)でもこれほどの人数はいなかった。

 安倍首相が解散日恒例の記者会見を開かなかったこともあり、メディアは民進党に釘付けになった。独裁者が腰を抜かす奇策は、そこにぶつけられたのである。


事実上の解党を決める総会に、かつてないほど多くのメディアが集まった。崩壊過程に入った政党が政権選択選挙のキャスティングボートを握る。政治の皮肉だろうか。=28日、民進党本部 撮影:筆者=

    〜終わり〜




























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/169.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 小池晃共産書記局長「政党間の合意に対する背信行為、市民連合を含めた市民のみなさんとの約束に対する裏切り」と大島敦
民進幹事長に抗議。















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/170.html
記事 [政治・選挙・NHK233] 小池・前原連合に自民、大慌て「解散すべきでなかった」との声! 
小池・前原連合に自民、大慌て「解散すべきでなかった」との声!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314894384.html
2017-09-28 23:53:46 半歩前へ


 まさか、まさかの急展開に、一番慌てているのは「疑惑隠し解散」を断行した張本人だ。

 小池百合子がこんなに早く新党を立ち上げるとは思っていなかった。むしろ準備遅れの不意を突いて解散に踏み切った。ところが新党「希望の党」が飛び出した。

 それだけではない。野党第一党の民進党が合流。これには安倍首相は仰天した。やりたかった国会での北朝鮮非難決議まですっ飛ばして冒頭解散。

 安倍晋三の心中は穏やかではない。小池とは思想信条が同類項だけに、支持層も重なっている。向こうは新党ブームも手伝って勢いがある。対して安倍政権の勢いは下降線をたどる。

 毎日新聞の最新調査では内閣支持率が再び逆転し、不支持が支持を上回った。森友事件や加計疑惑などでの「疑惑隠し」が原因だ。

 今度の選挙は、安倍の思惑とは逆に、小池新党に相当「票を食われる」のではないか。自民党内からは「解散すべきではなかった」との声まで飛び出す始末だ。


【日本ニュース】安倍首相「看板を変えた政党から希望生まれない」と批判(2017/09/28)


【両院議員総会】安倍晋三総裁(2017.9.28)





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 小池百合子の、うちなぁーんちゅを見下すその視線、許せんなぁ。玉城デニーさんに吐き捨てた言葉… こんなの東京都民は知らんだ
ろうなぁ。











http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/172.html
記事 [政治・選挙・NHK233] 重大な背信行為と、志位・共産委員長! 
重大な背信行為と、志位・共産委員長!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314879271.html
2017-09-28 23:04:55 半歩前へ


 前原誠司代表が民進党を事実上解党して小池新党の「希望の党」に合流すると決めたことに「重大な背信行為」だと厳しく批判した。

***************

NHKによると、
共産党の志位委員長は東京都内で記者団に対し、「野党4党の党首が何度も確認してきた公党間の合意に背く、重大な背信行為と言わざるをえない。

民進党は『安保法制は憲法違反で、廃止すべきだ』と言い続けてきたが、希望の党は、憲法違反の安保法制を容認し、憲法改定を推進している。その点で大きな矛盾を抱えている」と批判しました。

そのうえで志位氏は「市民と野党との共闘を貫く姿勢は変わらない。共闘の原点をしっかり守って頑張る方々や政党、候補者とは、しっかり共闘を進めて協力していきたい」と述べました。


【日本ニュース】共産 志位委員長 「重大な背信行為 公党間の合意に背く」(2017/09/28)















関連記事※関連動画有り
ハシゴ外された共産党…民進の希望合流で今後どう動く?(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/166.html





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK233] エラそうな口をきく細野豪志はコバンザメ! 
エラそうな口をきく細野豪志はコバンザメ!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314901857.html
2017-09-29 00:22:08 半歩前へ


 フェイスブックにHideki Fukushimaさんがこれを投稿した。

 細野豪志は一体、何様のつもりか?いつからこんなエラそうな口をきくようになったのか?

 これまでどんな仕事をしてきたというのか?細野豪志で頭に思い浮かぶのはタレント、山本モナとの不倫キスぐらいだ。

細野豪志と山本モナの不倫キス写真



 細野は小池百合子ににじり寄るコバンザメ。これこそ「トラの威を借るキツネ」だ。

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9月28日、プライムニュースでの希望の党と民進党の合流について出てきたびっくりする話

希望の党細野氏「民進の三権の長の経験者には希望の党にはご遠慮してもらいたい。希望の党の政策守ってくれる人に来てもらいたい」

民進篠原氏「全員が内定取り消し、申請して、全員が入党という話を前原氏がした」

細野氏「希望の党の候補者は生活かけて選挙区も決まってきている。その中で決まってくる。政治家の生き死に当たるので、公認のプロセスの透明化は難しい」

評論家伊藤敦夫氏「現実的安全保障法制に対応できるかどうかを確認するのは難しいのではないかの疑問もある」

希望の党細野氏「リセットするのは大きい。理念、政策は大きいので、その場かぎりで変わることはないだろう」

共産党笠井氏「希望の党に民進党合流は、吸収合併ではないか。野党共闘でやってきた。安保法制違憲で廃止しようねという話。ルールある資本主義つくろう。希望の党が安保法制すすめるのは自民の補完勢力だ」

希望の党細野氏「希望の党が政権担当するかどうかに注目してくれるのはありがたい」


プライムニュース 最新 2017年9月28日

※11分過ぎから「民進の三権の長の経験者には希望の党にはご遠慮してもらいたい。希望の党の政策守ってくれる人に来てもらいたい」



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「安倍さんの権力の私物化に対する危機感が今回、野党を動かし始めた」“小沢氏側近“の民進議員が“引退前夜“に心境を吐露 
「安倍さんの権力の私物化に対する危機感が今回、野党を動かし始めた」“小沢氏側近“の民進議員が“引退前夜“に心境を吐露
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00010010-abema-pol
AbemaTIMES 9/28(木) 11:20配信



鈴木克昌議員

 今日、衆議院が解散する。日本中が来月10日の公示、22日の投票に向けて事実上の選挙戦に突入する中、“不出馬“を表明し、政界を引退する議員たちもいる。

民進党の鈴木克昌議員(73)もその一人だ。愛知県蒲郡市氏出身で、愛知県議や市長を務めた後、2003年、
民主党から出馬し衆院議員に初当選。民主党政権時代には総務副大臣や党幹事長代理を歴任。2012年、消費税増税法案の強行採決に反対し、民主党を離党。小沢一郎氏らと共に「国民の生活が第一」の設立に関わり、その後継の「生活の党」では小沢代表からの強い要望もあり、代表代行に就任した。こうした経歴から、小沢氏の“側近中の側近“とも言われる。

 その後、2014年には民主党に復党したが、今月23日、次の衆院選に立候補せず引退することを表明した。

 衆議院が解散した瞬間、議員たちは失職することになる。27日夜のAbemaTV『AbemaPrime』では、議員として“最後の夜“を迎えた鈴木氏に話を聞いた。

 番組放送時、まさに民進党では小池都知事率いる希望の党への合流へ向けた動きが水面下で続いていた。鈴木氏は「改めて、本当に政界は一寸先は闇だなと感じています」と感慨深げにコメント。


自由党の小沢一郎代表

 野党再編に向けて様々な情報が飛び交う中、民進党の前原代表と小沢氏が何度か会談したとも報じられており、豪腕・小沢“黒幕説“を唱える向きもある。

 こうした見方について鈴木氏は「本当に誤解をされる人だなと思う。確かに今回色々とやられているのはその通りだと思う。小池都知事とも当然何かはあると思う。しかし、その目的ははっきりしている。今の自民党体制を変えなければならないということ。その手法がどうであれ、細川政権を誕生させたり、長く続いた自民党政権から民主党政権に交代させたり、ということをやってきた人。その一点で全くブレない、分かりやすい人なんだけれども、何か誤解をされて、黒幕とかフィクサーと呼ばれてしまう。心外だし、かわいそうだなと思う。純粋な人だ」と話す。

 先週、安倍総理の解散について小沢氏と会話した際にも「好き勝手やりたい放題。権力を私物化している、こんなことを許しちゃいかん」と語っていたと明かし、「政策も大事だが、それ以前に小選挙区で選挙に勝っていくということが大前提だ。オリーブの木でやっていって、死票をしっかり活かすことが国民の気持ちを受け入れることになるのではないかという考え方。それを言い続けた人だから。きっかけを作っているのは小沢さんだと思う。ただ、今回は小沢さんの影響というよりも、安倍さんの権力の私物化をなんとかしないといけないという危機感が野党を動かし始めた」と話した。


小池都知事と小沢代表(1997年)

 今回の衆院選で、一気に“台風の目“になった感のある小池都知事。都民からは国政でのさらなる活躍を期待する声もある一方、「希望の党は民進党議員にとっての希望という意味だろう」「都知事が踏み台だったのか」「何のために都議選、都知事選をやったのか」といった厳しい意見もある。

 鈴木氏は小池氏について「私の原点は地方なので、常に地方の目線で見てきた。地方自治体の首長経験からも、国が変わらなければ地方は変えられないという部分がかなりあるのは事実だ。だから、小池さんに非常に共感する部分もある。都知事を辞める辞めない、総理になるならないは別として、有権者に対して、きちっと説明しないと、理解してもらえないんじゃないか」と苦言を呈した。


鈴木克昌議員

 議員生活を振り返って、「思い出はやはり、総務省副大臣していたときに発災した東日本大震災のあの惨状。まさに刻一刻と状況が変わり、現地のご要望、みなさんの悲痛な声を直接聞いて、人生観が変わった。大変な経験だった」と話す鈴木氏。

 「幸せな政治家人生だった。すばらしい先輩にも恵まれ、そのうちの一人が小沢さんだったことは間違いない。河村たかしさんと議員年金廃止をやって、先輩にだいぶ叱られました(笑)。でも隗より始めよ、自分から見を切らないと行けないと。最近、それを復活させようという動きがあり残念。地方分権・地域主権の実現、財政再建、そして弱者に対する目配りの3点について最も力を注ぎ、警鐘を鳴らし、委員会で言い続けることができて幸せだったと思う。解散で私の政治生命は終わるけれども、人間が終わるわけではない。もちろん(取り組んできたことは)全てが道半ばだが、若い人に託し、一国民に戻って日本の将来の姿を見届けていきたい」と“最後の演説“を締めくくった。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)












http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 室井佑月「安倍首相、最強」 「うちら国民のことはお構いなし」〈週刊朝日〉 
        
         衆議院の解散に踏み切った安倍首相に室井氏は異を唱える(※写真はイメージ)  


室井佑月「安倍首相、最強」〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170927-00000016-sasahi-pol
週刊朝日 2017年10月6日号


 衆議院の解散に踏み切った安倍晋三首相。作家の室井佑月氏は異を唱える。

*  *  *
 テレビをつければ、北朝鮮だ。べつに動きとしては、なにかが変わったわけじゃない。北朝鮮がミサイル実験をつづけ、この国は「さらなる制裁を!」といっているだけ。最近では安倍首相、「異次元の圧力」とかいいだした。

 なんじゃ、異次元の圧力って?

 この国の神主とか坊さんとか一カ所に集めて、あの国に呪いの電波でも送るのかと思っちゃったよ。

 異次元って、すごい言葉。アベノミクスでも「異次元の金融緩和」って出て来た。

 原稿を書いていてふと気づいたんだが、北朝鮮問題に関していえば、べつに3週間前、1カ月前の原稿を使ってもいいくらいじゃ。安倍首相の言葉は面白いほど強くなっているが、それに合わせ、メディアがやんややんやと笛や太鼓を鳴らしだす。

「北朝鮮祭り」を盛り上げるほど、安倍首相の支持率も上がってゆく。

 いやぁ、この祭り、まったく無駄じゃなかったんですね。もちろん国民にとって、ということではなく。

 ほ〜ら、複数のメディアが「安倍首相が、早ければ今月28日召集の臨時国会冒頭で、衆議院を解散する可能性がある」と伝えだした。

 へぇ〜、「我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙はこれまでにない深刻かつ重大な脅威」(安倍首相)ではなかったんですね?

 北朝鮮がこの国の原発にミサイルを撃つことがないように、選挙中も絶対安全、大丈夫ってことなんでしょうか。メディアならそこを聞いてよ。

 9月末からの臨時国会で、森友や加計学園の話を蒸し返されたら嫌だからか? 小池新党はどうなるかわからない、最大野党の民進党はガタついてる、今だっ、ってそれだけで?

 ほんと安倍首相、自分の持ってる力を最大限に使うのが上手。うちら国民のことはお構いなしで。

 ま、政治家もメディア人も、人間だもの。抑止力のためにこっちも核を、そう考える人間だもの。

 そう思えば、政治家が政治家でいるのは弱者救済のためなんて、ただの幻想と諦められる。国のトップがそうなんだから、正義のために闘うメディアってのもただの幻想。みんな人間。自分の権力を長く保ちたいし、お金が好きだ。

 あたしはタダのおばさんだから、さんまでも買ってきて食べて寝るわ。家呑みしながら、録画したワイドショーでも見てさ。

 そういえば、インドにいった安倍夫妻は楽しそうだった。国をあげての大歓迎を受けて。

 インドの高速鉄道に約1900億円を融資するって決めてきたってよ。それはまだよくて、すでにインドへ原発を輸出できるように原子力協定を結んでいるけど、事故の場合に日本メーカーが賠償の責任を負うかもしれないってよ。この国もガタガタなのに。

 が、考えても仕方ない、うちらは昭恵さまが着てらした、サリーの柄の話でもしましょうか?













http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 細野氏「三権の長、経験の人は合流を遠慮して」 希望の党 菅・野田両元首相は排除か

細野氏「三権の長、経験の人は合流を遠慮して」


9/28(木) 23:03配信

読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00050096-yom-pol


 希望の党の細野豪志前衆院議員は28日、都内で記者団に「三権の長を経験した人は、(希望への合流は)遠慮いただいた方がいい。我々は新しい出発をしなければならない」と語った。

 民主党政権時代に首相を務めた菅直人、野田佳彦両前衆院議員を念頭に置いての発言とみられる。

http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 新党「希望の党」は、小池百合子代表と小沢一郎代表を共同代表とし、「連合」の神津里季生会長は、「原発ゼロ」を容認

新党「希望の党」は、小池百合子代表と小沢一郎代表を共同代表とし、「連合」の神津里季生会長は、「原発ゼロ」を容認

2017年09月28日 02時41分49秒 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1b89c06065f37e78ac4ee711a928ae30

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
新党「希望の党」は、小池百合子代表と小沢一郎代表を共同代表とし、「連合」の神津里季生会長は、「原発ゼロ」を容認

◆〔特別情報1〕
 世界支配層の「新機軸」の実現を担う新党「希望の党」の小池百合子代表(東京都知事)、民進党の前原誠司代表、自由党の小沢一郎代表、労働組合「連合」の神津里季生会長の4人は9月26日夜、東京都内で秘密会合を行い、民進、自由両党の解党を前提に、離党議員の「希望の党」への受け容れについて合意した。小池百合子代表と小沢一郎代表(9月8日、「MSA」巨額資金から小池百合子代表に50億円提供)の2人を「希望の党」の共同代表とすることを決めた。また、「連合」の神津里季生会長は、「原発ゼロ」政策を容認、ただし原発設置地域の労働者に対する補償金を手厚くすると表明した。自民党からも、約100人が離党、「希望の党」への入党を希望しているという。安倍晋三首相は9月28日、衆院を解散する。総選挙は10月10日公示、22日投開票される。
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 希望の党に小沢一郎氏が合流するのなら希望の党に希望が見えてきた。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6418.html
2017/09/28 21:20

<小沢氏も希望合流へ…前原・小池氏と大筋合意か

 自由党の小沢共同代表が希望の党に合流する方向となった。

 野党結集を進めるためにと、小沢氏と民進党の前原代表、希望の党の小池代表との間で大筋で合意した模様だ。

自由党は、小沢氏を含めて衆院2人、参院4人の計6人で、小沢氏以外の議員は対応を検討している>(以上「https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00050058-yom-pol」より引用)


記事がマスメディアのものでないため、ガサかどうか確かめようがないが、小沢氏が今回の民進党と希望との仲を取り持ったという話も漏れ聞こえているから、小沢氏は民進党両院総会での解党的な合流が承認されたのを見極めたうえで、自らの身の振り方を発表したのだろう。

 上記引用記事が出所正しい正確なものなら、希望の党の今後も安心だ。小沢一郎氏がいれば泡沫となって消えることはないだろう。フラフラとして風頼みの小池氏も、これでスッキリと背骨が入るだろう。

 小沢一郎氏が入れば希望の党が今後打ち出す政策も大体の想像がつく。共産党を排除する偏狭な政治家たちがいるが、まだ安倍自公政権を倒して政権の座に就いたわけではない。今から連立政権構想で「共産党を外す」とか気の早い話をする必要は全くない。まずは安倍自公政権に引導を渡してからだ。

 そこのところは小沢氏が仲介の労を取ってオール野党連合を形成するだろう。小沢一郎氏がいなければとてもそうした老練な智恵は出て来ないだろう。

 そして政策も安倍自公政権とは明確に一線を画した「国民の生活が第一」の色彩の強いものが出て来るに違いない。小沢氏なら政治がグローバル化から「国民の生活が第一」へと世界的な流れになっていることをご存知のはずだ。

 移民政策も改めなければ国が亡ぶことも欧州諸国の分裂騒ぎを見ればわかることだ。格差是正を実行するには税制に富の再分配の役割を持ち込むしかない、というのも彼なら理解しているし、実行できる。

 小沢一郎氏が希望の党に合流することで、希望が見えてきた。若狭などといったチンピラ議員は「民進党の合流ではない」とあくまで大家面をしていたが、そんな狭い料簡では安倍自公政権を倒すことは出来ない。

 小沢氏の合流で希望の党が自民党の補完政党ではなく、本気で政権交代を目指す政党だということが解った。そう思っているのは私だけではないはずだ。民主党政権成立に歓喜したかつての支持者たちも希望の党の応援団に加わるはずだ。

 是非とも小沢氏とともに民主党を離党して冷や飯を食っている下野した仲間に立候補の声を掛けてやって頂きたい。かつての仲間を大事にするのも小沢一郎氏だ。候補者擁立にもそうした血の通った配慮をして欲しい。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/179.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 天皇陛下と小沢一郎代表に託された巨額資金から軍資金が、「希望の党」に提供、公明党からは「連携したい」と打診(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a46b1d570a2b6a3c72a880ece1dde27d
2017年09月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 新党「希望の党」(小池百合子代表=東京都知事)結党直後、「汚辱に塗れて穢れた」安倍晋三首相は9月28日午後0時4分、衆院を解散した。「希望の党」は、小沢一郎代表が、5年間追い求めていた安倍晋三政権打倒のための「最善策」とも言うべき新党である。「次善策」(緩やかな政策連合「オリーブの木」)は回避された。「希望の党」は9月8日、天皇陛下と小沢一郎代表に託された「MSA」巨額資金から軍資金として50億円を提供されており、10月10日の公示までに、公認候補者各人それぞれに「億円単位の資金」が配られる模様。組織的選挙運動は、労働組合「連合」(神津里季生会長、加盟組合員は約680万人)が全面協力する。これに対して、自民党と連立を組んでいる公明党からは「希望の党」に「連携したい」と打診してきていると伝えられており、早くも「勝ち馬に乗ろうとする動き」がある。小池百合子代表は、小選挙区公認候補者を「3桁立てる」と公言しており、「3分の2」(定員465人の3分の2=310人)以上を当選させると鼻息が荒い。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/180.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 小池に選別される希望党の公認。何故、民進議員は身売りに反発しないのか?+黄川田の引退(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/26077440/
2017-09-29 02:31

 昨日28日、衆院が解散された。何か10月22日が投票日らしいんだけど。どうにも力がはいらない。_(。。)_

 元衆院議長の自民党の伊吹文明氏が、うまいたとえをしていましたね。(・・)

『■伊吹文明・元衆院議長(発言録)

 民進党は、一度は日本の政権を担った。衰えたとはいえ、厳然たる野党第1党。かつては日本一の会社だった。今、人気という運転資金が無くなってきて、慌てて本社もない(希望の党という)バブル企業に資金繰りを頼んでいるということでしょう。
 10人程度の議員しかいない新興バブル会社が、合弁の条件にいろんなことを言って、一緒になったらお前は新しい会社で雇用してやるが、お前は雇用してやらないと。そんな交渉を、おめおめと引き受けるというのはリーダーとしてどうかと思いますよ。

 リーダーである限りは、やっぱり自分が責任を持っている議員、党、組織、立候補予定者を、最後まで身の振り方を全てきちっと仕上げた上で、自分のことを最後に考えるのがリーダーの当たり前の姿勢。かつて日本一の政権をとった政党をたたき売って、たかだか10人くらいのバブル企業に、身売りをするのは、ちょっとわからないですね。
 選挙の生き残りの希望の党になっている感じがしますよ。(衆院解散後に派閥の会合で)(朝日新聞17年9月28日)』

 企業とか球団とかのオーナーが身売りするっていうなら、まだ話はわかるけど。でも、これは政党だからね!(ーー)

 国民の投票で選ばれた&国民が報酬を払っている国会議員が所属している政党の話なのだから。<しかも、政党だって、国民の税金で助成金をもらっているし〜。>
 それが政策はさておき、人気や注目欲しさに、臆面もなく身売りをしちゃうとは・・・。_(。。)_

* * * * *

 昨日の午後、民進党で両院議員総会が開かれて、前原代表がこの紙を配り、議員たちにこれに従うように求めたという。(@@)

『総選挙の対応について

一、今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す。

二、民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請することとし、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する。

三、民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する。』

* * * * *

『前原氏は「今の民進党の状況を考えた末に提案させていただく。他党に合流するということではなく、我々自身がプラットホームを作るということ」と“吸収合併”されることではないと強調。(スポーツ報知17年9月28日)』

『「我々はどんな手段を使っても安倍政権を止めなければいけないのではないか。もう一度、我々の理想の社会をつくる。そのために名を捨てて実を取る。その決断をぜひ皆さん方に、ご理解を頂きたいと思っています」(FNN17年9月28日)』

 前原氏は「理想の社会をつくるために、名を捨てて実を取る」と言っていたのだが。mewとは「理想」に思う社会や求める「実」が違っているんだよね〜。 (ノ_-。)

 mewが理想としているのは、多様な国民の意思を反映できる自由&民主主義の社会。それを実現するために、mewが求めているのは、安倍自民党のような「アブナイ保守」をしっかりと監視、批判して、国政のバランスをとることができる「非保守」(中道・リベラル)の政党や議員であって。
 前原氏らの望むような「安倍の改憲、安保に賛成」の「改革保守」の政党をもう一つ作って、日本に保守二大政党制を築くことではないのだ。(**)

 それに「我々自身がプラットホームを作るということ」と“吸収合併”されることではない」と言っているけれど・・・。
 最初っからこんな風に、希望の党側に主導権をとられて、どうして自分たちのプラットホームが作れるというのだ。<てか、そもそも「われわれ自身のプラットホーム」ってどういうものなの?(-"-)>

* * * * *

 ただ、mewは当然にして、この両院総会では反対派から疑問や非難が噴出するような荒れる総会になるものだと思っていた(期待していた?)のだが。

 議員だけの懇談会の間は、取材はシャットアウトされていたものの(記者がドアに耳を当てて、少しでも中の声をきこうとしてたりする)、怒号などはきこえず、いくつか質問が出ただけだったとのこと。(・・)
<誰かが「希望の党が公認しない人はどうするのか」と質問。前原代表が「自分が交渉する」と答えたらしい。>

 結局、何か最後はみんなで拍手して「満場一致」の形をとり、前原案に賛成したという。(゚Д゚) 
* * * * * 

 でも、昨日も書いたけど。希望の党は、公認申請をした人をみんな公認するつもりはないんだからね。太陽の党が選んでくださらないと、公認していただけないんだよ。(・・)

 いまや希望の女王と呼ぶにふさわしい(?)小池代表は昨日の日本記者クラブの会見でも、こう言っていた。

『「私どもは、合流という考えは持っていない。これから、『希望の党で戦いたい』という申し込みがあって、初めて、候補者として選ぶかどうかだ」と述べました。
 そのうえで、小池氏は「希望の党で出たい人もいるし、『そんなの嫌だ』という人もいるだろう。安全保障関連法の採決の際に全く賛成しないという人は、そもそも申し込みをしないだろう」と述べ、外交・安全保障政策などを考慮して民進党出身者の公認の是非を個別に判断する考えを示しました。(NHK17年9月27日)』

 民主党(当時)は、15年の安保法制には全員が反対。あの前原代表でさえ、一部に違憲性があると言っていて、今度の衆院選でも、安保法制の(一部)廃止や9条改憲反対を公約にする予定だったんだけど。

 希望の党に公認されたい人は、衆院選で主張するはずだった考えを変えなければならず。変えない人は、公認を申し込むことさえけん制(実質的に制限?)されちゃうわけで。<しかも、民進党にも公認されず、無所属で出るしかないし、資金の提供もないとか?>

 それがわかっていなから、何で改憲・安保反対の議員たちも、前原案に賛成したのかmewにはわからない。(-"-) 

<あ、あと細野さまが、菅・野田元首相はいらないって。『希望の党の細野豪志元環境相は28日夜のBSフジの番組で・・・「民進党は歴史的役割を終えた。民進党の中で三権の長を経験した方々はご遠慮いただく」と述べた。名指しは避けつつも、首相経験者の菅直人、野田佳彦両氏は合流を辞退すべきだとの考えを示した発言だ。同時に、「最終的には小池百合子代表の判断だ」とも述べた。(時事通信17年9月27日)』

 ところで、先日の記事で、自由党の小沢一郎氏の選挙区事情について書いたのだが。(『民進と小沢自由の合流、希望の党との連携に大反対!〜日本が右に傾く&小沢の選挙区事情』http://mewrun7.exblog.jp/26073180/

<議員定数削減のため、小沢氏の旧岩手4区が廃止になったため、旧岩手3区の民進党の現職の黄川田徹氏と新しい選挙区(新岩手3区)がかち合ってしまうことに。で、前原代表が小沢氏と懇意なこともあってか、黄川田氏がなかなか公認の内定がとれずにいた。(-_-;)>
 
 何と小沢氏と岩手3区を争っていた民進党の現職衆院議員・黄川田徹氏(63)が、昨日、次の選挙には出馬せず、引退する意向であることがわかったという。(-"-)

『民進・黄川田氏が引退へ 「病気と区割り変更」で

 民進党の黄川田徹・前衆院議員(63)=岩手旧3区、当選6回=が、10月22日投開票の衆院選に立候補せず、引退する意向であることが28日わかった。

 小選挙区の区割り変更で岩手の選挙区が4から3に減り、野党共闘に絡んで、新3区から立候補予定の自由党代表、小沢一郎・前衆院議員と黄川田氏との間で候補者調整が続いていた。黄川田氏は朝日新聞の取材に「持病の目の病気が悪化して十分に仕事ができないと判断し、自分の選挙区の区割り変更もあり、引退を決めた」と答えた。

 黄川田氏は、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市出身。県議を経て2000年の衆院選で旧3区に旧自由党から立候補し初当選。03年には合併した民主党(当時)に移籍し、これまで6回連続で当選した。震災の津波で自宅が流され、妻と長男、両親が犠牲になった。民主党政権で震災復興特別委員長などを務めた。(大賀有紀子)(朝日新聞17年89月29日)』

 黄川田氏は、上の記事にもあるように妻子、両親を津波で失い、仮設暮らしも経験した。
 小沢氏の側近だったものの、なかなか岩手に来ようとしない小沢氏を批判。小沢Gが離党した後も民主党に残り、復興のために尽力していた。
 岩手の定数が減るため、小沢氏と選挙区がぶつかることに。民進党から公認が出るのを待っていたのだが。今回のゴタゴタで、出馬を断念したのではないかと察する。(-_-;)

<小沢氏も希望の党に移れば、同氏が優先されるだろうし。もうゴタゴタしたくなかったのだろう。もし持病がメインの理由であれば、もっと前に引退発表していただろうしね。・・・この引退を知って、小沢氏氏はどうするんだろう。それでも、希望に移るのかな?>

 震災があってからは、ほとんどゆっくり休む時間もなかったのではないかと察する。本当に、おつかれまでした。m(__)m

* * * * *

 もしかしたら、mewが、日本の国会、国民にとって大事だと思って応援していたの議員の中にも、今回の「希望の党戦略」によって、公認がとれずに落選したり、出馬できなかったりして、国会から消されてしまう人が何人も出るかも知れないと思うと、尚更に哀しくなってしまいそうなのだけど・・・。

 何とかこのアブナイ「希望の党戦略」から中道・リベラルの議員を救う方法はないのか、ボケボケになりつつあるアタマを懸命にしぼってるmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/181.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「安倍戦略は裏目に出るかもしれない」と米誌! 
「安倍戦略は裏目に出るかもしれない」と米誌!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314940898.html
2017-09-29 07:05:24 半歩前へ


 日本の衆院解散について、世界各国のメディアも小池百合子の台頭を伝えるなど関心を寄せている。

 政権与党への不満が表面化した欧州諸国の選挙と比較する視点も見られた。

 米ブルームバーグ通信は、安倍首相が衆院解散に踏み切った理由について、28日の配信記事で「北朝鮮が日本列島を越えてミサイルを発射した後、支持率が上昇したことに乗じたものだ」と分析した。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で「(安倍氏の)戦略は裏目に出るかもしれない」と論評。6月に総選挙に打って出て敗北した英国のメイ首相を引き合いに出し、「似ている?」と首相の決断を皮肉った。

 英国メディアの多くは小池氏に焦点を当て、「日本初の女性首相候補」と紹介した。ザ・タイムズ紙は、民進党の前原代表が新党への事実上の合流を決めたことについて「政治的ハラキリ」と表現。「政治風景が一変し、結果の予想が不可能になった」と指摘した。  (以上 読売)



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/182.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 飲み会も禁止 都民ファ分裂含みで小池“選挙戦略”崩壊危機(日刊ゲンダイ)
 


飲み会も禁止 都民ファ分裂含みで小池“選挙戦略”崩壊危機
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214446
2017年9月29日 日刊ゲンダイ


  
   ド派手に打ち上げたが…(C)日刊ゲンダイ

「しがらみのない政治を」――。「希望の党」の結党会見でそう宣言した小池都知事。テレビは朝から夜まで延々と新党の話題を流し続けたが、小池氏は畳みかけるように、28日も日本記者クラブで会見と電波ジャックに熱を上げている。

 お膝元の東京では、12区以外の全ての選挙区に候補者を立てる予定だが、その戦略が足元から崩れつつある。選挙の実動部隊となる都議会の都民ファースト(都F)が分裂危機に瀕しているのだ。

 都議会では、小池氏が希望の党代表と都知事の「二足のわらじ」を履いていることに天敵の自民はもちろん、連携する公明からも異論が噴出。さらに、身内の都F議員の間でも批判が渦巻き始めている。

「小池知事は都議選が終わると、即座に『都政に集中する』と語り、都F代表を辞任しました。それが舌の根の乾かぬうちに国政新党の代表就任ですから、納得いきませんよ。都政軽視とみられても仕方がありません。批判的な声を上げる都F議員は1人や2人ではありません」(都F関係者)

 さらに、小池氏の「(首班指名は)山口那津男さんがいい」「国政でも連携していける」と露骨な公明への秋波に、山口代表は「都知事の職責は重い。二足のわらじは務まらない」と批判。このやりとりに別の都F関係者は「都議会公明との連携に亀裂が入りやしないか……」と深いため息をついた。

 都F内部には積もり積もった鬱憤がマグマのようにたまり、分裂の危機が近づいている。

■執行部が必死に引き締め

「特に、音喜多駿都議をはじめとした『元祖小池印』の3人は党、都議団の役職から外され、すっかり都Fから心が離れている」(都政関係者)

 そんな危機を察知し対策を打ったのが、小池氏の元秘書で党内きっての“小池ファースト”である荒木千陽代表をはじめとした都F執行部だ。“飲み会禁止令”を発令し、引き締めを図っているという。

「ある都F議員が、同僚議員と10人程度の飲み会を計画したところ、開催数日前になって執行部から連絡が入りました。主催した議員は役員室に呼び出され、『君のやっていることは分派活動だ。厳に慎むように』と叱責されたといいます。結局、飲み会は“お流れ”に。別の議員が主催した飲み会でも、開催15分前に執行部から主催者に『分派活動はやめろ』と電話が入った。結局、その飲み会は皆、萎縮してしまって、お通夜状態。執行部は党の分裂を相当、心配しているのでしょう」(前出の都F関係者)

 小池氏側近の若狭勝衆院議員は「都Fとは二人三脚だ」と言っていた。足並みが揃わなければ、東京での「大勝利」は遠のいていく。



















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/183.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「安倍首相の交代は許されない」希望の党で出馬意向の中山成彬氏(産経)-安倍政権支持なら自民党に行くべきでは?
「「安倍首相の交代は許されない」希望の党で出馬意向の中山成彬氏
9/28(木) 19:56配信

 小池百合子東京都知事が代表を務める国政新党「希望の党」から衆院選に出馬する意向の中山成彬元文部科学相が28日、自身のツイッターに「安倍(晋三)首相の交代は許されない」と投稿した。政権交代を目指す戦いを控え、現政権の存続を求める異例の訴えだ。

 衆院選に向け民進党は希望の党に事実上合流するが、これについても中山氏はツイッターで「私達の小池新党合流から始まった今回の騒ぎに前原(誠司)代表は右往左往。言うだけ番長の面目躍如」と民進党のトップを痛烈に揶(や)揄(ゆ)した。

 その上で「(民進党の)辻元(清美)氏等と一緒なんて冗談じゃない」とし、希望の党のバラバラ感を早くも露呈させた。

 中山氏の妻は日本のこころを離党した中山恭子参院議員で、27日の希望の党設立の記者会見にも参加し、オリジナルメンバーに名を連ねている。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000569-san-pol
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/184.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 安倍内閣支持29.9%に急落 安倍政権を倒す一大チャンスが来た。これに危機感をもった財界などが小池新党をつくり、民進党を
解党し、受け皿をつくった。立憲主義を守るには市民と野党(共産、社民など)共闘以外にない












http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/185.html
記事 [政治・選挙・NHK233] 何があったのか? 前原・小池会談が突然中止! 
何があったのか? 前原・小池会談が突然中止!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314953055.html
2017-09-29 08:06:39 半歩前へ


 前原誠司と小池百合子の会談が急きょ、取りやめになったという。一体何があったのか?

****************

28日夜に小池代表と前原代表の会談が予定されていたのだが、急きょ、中止になった。

 2人の会談については、どの立候補予定者に希望の党の公認を出すのか調整を急ぐ必要があり、「さっそく会わないと公認の作業が間に合わない」との声があった。

 中止の理由だが、ある希望の党関係者は、「前原代表が『すべての民進党議員の希望の党での公認を目指す』と発言したことに、小池代表が不快感を示したのでは」などと推測している。

 小池代表は、民進党出身者の公認の是非を個別に判断する考えを示していて、希望の党の議員も「全員なんか入れない」と話している。

 この点について民進党幹部も、「議員の1割ぐらいはこぼれるだろう」と指摘している。

 公認などをめぐる両代表の調整が今後の焦点。  (以上 日本テレビ)


小池代表と前原代表の会談 急きょ中止に
動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170928-00000086-nnn-pol





























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/186.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「希望者は全員公認」は嘘! 小池と前原が密約したリベラル排除と民進から希望への上納金(リテラ)
         
             前原誠司HPより


「希望者は全員公認」は嘘! 小池と前原が密約したリベラル排除と民進から希望への上納金
http://lite-ra.com/2017/09/post-3480.html
2017.09.29 小池と前原が約束したリベラル排除 リテラ


 本日、民進党・前原誠司代表が党両院議員総会で小池百合子都知事率いる新党「希望の党」との合流を提案、満場一致で合流を決定した。

 前原代表は「名を捨てて実を取る」と語り、「好き勝手な安倍政権を終わらせる」ことを強調。「安倍政権を打倒できるのであれば」と、この合流にはリベラル支持者のあいだからも歓迎の声があがっている。

 だが、はっきり言って、これはまさに「悪魔との取引」であり、小池新党に魂を売ったも同然ではないか。

 そもそも民進党は、安倍政権下での憲法改正に反対し、安保法制の白紙撤回、特定秘密保護法や共謀罪の廃止といった政策を掲げてきた。しかし、小池代表は“憲法改正に対するスタンスとリアルな安全保障政策”が入党の条件だと明言。同様に、細野豪志も「安全保障法制白紙撤回を言いつづける人(を受け入れること)は考え方として厳しいと思う」と述べている。

 だが、前原代表は、安保法制の見直しについて「少なくとも細野さんとのあいだでは合意できるんではないか」などと述べた。希望の党の公認についても、両院議院総会で「誰かを排除することじゃない」と発言し、会見では「これまで一緒にやってきた仲間の公認を目指すということでこれから交渉していく」と説明していた。

 しかし、これはあきらかにごまかしだ。実は、前原代表と小池代表の間では、とっくに、改憲や安保法制賛成に手のひらをかえした議員のみ公認され、リベラル派議員を排除することで話がついている。

「小池代表が民進党と合流しようとしたのは、単に民進党の約100億円の政党交付金、地方組織や支援団体、間に合わない候補者選びをカバーするためでしかない。民進党の各候補者に公認に当たって分配した政党交付金を出させ、リベラル派の議員を排除することが最初から合流の条件だった。もちろん、壊滅危機に瀕していた前原代表はその条件をわかっていたはずです。もともと前原代表は改憲や安保法制推進派であり、抵抗はない。ただ、そこのところをはっきりさせてしまうと、話が壊れるので、あえて曖昧にして“公認をとれるよう努力する”などという表現でごまかしてるんです」(全国紙野党担当記者)

■議会の8割を改憲勢力が占め、大連立の可能性も

 おそらく、この後、リベラル派議員が公認を申請するたびに、「目指すべき政治の方向性が違う」「現実的な安保政策を拒否する候補者は立てられない」ことを理由にはねつけられる、という光景が繰り広げられるだろう。

「ただ、その場合もマスコミや世論の批判は起きない。後になって公認をはねられた候補者が告発の声をあげても、むしろ、政策が違うのに、公認を求めた候補者のほうが“政治的信念がない”などと批判されるはず、と、小池代表も前原代表も踏んでいるんです」(前出・全国紙野党担当記者)

 なのに、民進党議員は「満場一致」でこの合流を支持し、丸乗りしたのである。

 その理由は実に安直なものだ。毎日新聞によれば、前原代表は枝野幸男代表代行に対し、「小池氏は長妻(昭選対委員長)さんや枝野さんのところに(対立候補を)立てるようなことはしない」と語って説得したという。つまり、小池新党への合流に消極的な議員には、選挙における譲歩をダシにしたのだ。

 だが、相手は手のひら返しの名手・小池百合子である。この“密約”も守られるかどうかもかなり怪しい。また、もし選挙区で対立候補が立たなかったとしても、小池新党に合流しない/できない議員は無所属での出馬となる。人的・金銭的な支援が得られず、ほとんどが討ち死にするのは必至だ。まったく民進党というのはどこまで世間知らずで覚悟のない議員だらけなのか、とため息をつきたくなるではないか。

 それでも、単に民進党がなくなってしまうというだけなら、まあ「自業自得」と笑ってすませることもできる。しかし、いま、起きていることはもっと深刻だ。

 この選挙の後に、日本を戦争に引きずり込む翼賛議会が誕生する可能性があるからだ。

 現在の目算では、自民の獲得議席は200議席以下に激減。一方、希望の党も200議席に迫る勢いだという。これがなにを意味するかというと、8割が改憲勢力になるということだ。

 しかも、どちらも過半数はとれないため、連立を組まざるをえない。自民党が公明党と組んでも過半数を超えない場合、あるいは希望の党と維新で過半数が獲れない場合は、自民=希望の大連立という事態が必ず起きるだろう。

■「勝ち馬に乗り遅れるな」という発想が大政翼賛会を生み出した

 小池代表は「安倍政権の打倒」を口にしているじゃないか、と言う人もいるかもしれないが、そんなものは小池お得意のポーズにすぎない。事実、小池新党に合流した中山成彬はさっそく〈安倍首相の交代は許されない〉などとツイートしている。それ以前に、そもそも改憲や安全保障をはじめ安倍と小池は、政策も思想も大差ない。最終的には、自民党と小池新党は北朝鮮危機を口実にして連立を組み、9条や緊急事態条項を軸にした憲法改正を押し進めていく──。
そして、勝ち馬に乗りたいと考える国会議員たちがどんどん集結し、事実上の“独裁”状態になるだろう。

 これはまさに、先の戦争の泥沼化に大きな役割を果たした大政翼賛会の再現だ。1940年にできた大政翼賛会も、けっして軍部に強制されてできたわけではない。世界的な全体主義の台頭のなか、「バスに乗り遅れるな」というスローガンのもと、政界のなかで挙国一致体制を築くべきとする新体制運動が起き、大政翼賛会を結成。ファシズム運動が起き、近衛文麿を中心に、保守政党のみならず無産政党であった社会大衆党までもが積極的かつ自発的に解党して、ファシズム体制をつくりあげていったのだ。

 いまの民進党も全く同じことをしようとしている。憲法改正への反対や安保法制の白紙撤回という主張を捨て、新党に合流することは、いわば立憲主義を否定することを意味する。ところが、「勝ち馬に乗り遅れるな」とばかりに雪崩をうって、小池新党に丸乗りしていく様は、恥知らずとしか言いようがない。

「中から右派を抑制」「主導権をとる」などと思っているのかもしれないが、民進党内部の話し合いですらなんの異議申し立ても抵抗もせず“なごやかに満場一致”し、カネも組織ももっているのは自分たちのほうなのに人気だけの小池百合子にひれ伏している首を差し出す人たちに、そんなことができるのか。

 良識ある政治家たちにいま、求められるのは、「第二自民党」たる小池新党に参加することではなく、リベラル勢力として結集することだ。メディアは小池一色に染まっているが、小池の欺瞞や詐術を見抜き、安倍と小池がまったく変わらない独裁者であると嗅ぎ取っている国民は、大勢いる。その受け皿がいまこそ必要なのだ。

(編集部)











































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/187.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 元首相合流は「総合判断」=小池氏 菅・野田元首相の希望の党入党は必ずしも排除しないと小池代表

元首相合流は「総合判断」=小池氏【17衆院選】


9/29(金) 10:17配信

時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000032-jij-pol


 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は29日午前、同党の細野豪志元環境相が民進党からの合流に関し、首相経験者の菅直人、野田佳彦両氏に辞退を促したことについて「一つの考え方だと思うが、総合的に考えたい」と述べ、必ずしも排除しない姿勢を示した。自身の衆院選出馬の可能性については「ありません」と改めて否定した。都内で記者団の質問に答えた。

http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/188.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 民進党7割が“駆け込み寺”に殺到! 
民進党7割が“駆け込み寺”に殺到!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314956289.html
2017-09-29 08:20:31 半歩前へ


 民進党の前衆院議員について朝日新聞は28日、本人や秘書に対し、小池百合子東京都知事が結成した新党「希望の党」に公認を申請するか意向を取材した。

 その結果、引退を表明した人を除く前職81人のうち、7割を超える61人が申請する考えであることがわかった。 (以上 朝日新聞)




























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/189.html

記事 [政治・選挙・NHK233] どっちにしても安倍晋三は終わりだ!(simatyan2のブログ)
どっちにしても安倍晋三は終わりだ!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12314881706.html
2017-09-28 23:12:08NEW !  simatyan2のブログ


民進の前原の動きがあまりにも奇抜だったため混乱していますが、
その中で唯一揺るがない野党が共産党です。

今度の選挙で共産党はかなり票を獲得すると思います。

僕を含めて安倍自民や希望の党に群がる野党に嫌気が差した人は、後は共産か社民に入れるしかないですからね。

しかし希望の党も票を伸ばすのも確実なのです。

毎日新聞 最新調査 9/27
衆院選比例投票先
自民 29%
希望 18%
民進 8%
共産 5%

<毎日新聞世論調査>衆院選比例の投票先「希望の党」18%
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6255511

この結果からすると、すでに希望、民進、共産は自民を上回って
います。

自民が公明を加えても共産より低いので三分の二は苦しいところ
ですね。

今の状態でこれですから、選挙戦が本格化すると更に安倍自民は
苦しくなるのは必至です。

なぜなら小池新党は「消費税凍結」「反原発」を掲げているから
です。

特に「消費税凍結」には強力なものがあります。

生活の苦しさを実感してる庶民が「消費税凍結」に喜ばないはず
もないですからね。

ここへ来て、安倍晋三への風当たりが強い材料が結構揃ってきて
ます。

そもそも何のために冒頭解散するのかという疑問を大衆が持ち始め
ているんですね。

<毎日新聞世論調査>安倍首相の冒頭解散「評価せず」64%
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6255556

解散理由「納得しない」70% 朝日新聞世論調査
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170927-00000081-asahi-pol

しかも28日の衆院解散を受けた記者会見すら安倍晋三は行わず
逃げているんですから、モリカケ問題から逃げているのは誰の目
にも明らかになってきました。

安倍首相、28日の衆院解散受けた会見行わず【17衆院選】
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6255506

こうした流れが安倍晋三の当初の思惑から違う方向に動き出して
いることは、下の臨時閣議で解散を決定した直後の不安な表情を
見れば明らかです。



逆転されれば間違いなく安倍は失脚、下手すりゃモリカケ問題で
逮捕、ギリギリで持ちこたえても希望の党に追い込まれた責任は
取らされるでしょう。

確かに小池新党は自民の補完勢力でしたが、分家が本家を乗っ取
ることも有り得ます。

小池百合子とはそういう女です。

またヤケクソになったのかどうか、今回は衆院選向けの与党共通
公約を作成しないそうです。

自公、共通公約作成せず 「抽象的」との批判避け?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017092802000132.html

政治と言うのは無理やり動かそうとしても動きませんが、何かの
きっかけがあれば、あっけなく逆転してしまう場合もあります。

今回の民進前原の素早い動きの裏には、何か大きな背後の力が動いたように思えてなりません。

前原と小沢一郎の希望の党への合流と、全国に独自候補を擁立させ
ながらも共産党は元民進の山尾志桜里の支援を決定しています。

共産党、山尾志桜里議員の支援を決定。「離党前から共闘を協議していた経緯がある」
https://snjpn.net/archives/31946

信用の無い前原誠司ですが、安倍を終わらせるには一致団結しやすい場所に集まらねばならないとの論にも一理あります。

もちろん小池が危険人物であることに変わりはありませんが、安倍を
終わらせるために小池百合子という知名度を利用するのも一考かもしれません。

上で書いたように、小池新党の票が安倍自民を上回る勢いなら、安倍
の立場はなくなるからです。

不思議なのは、民進の解党に繋がってしまう説明の党両院議員総会では、全会一致で怒号は一切無かったそうです。

<民進党>捨て身で打倒1強 35分で静かに幕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000090-mai-pol

普通なら大荒れのはずが荒れなかったということは、我々の知らない水面下で大きな力が働いているのは確実です。

なぜなら前原一人で出来る芸当ではないからです。

今度の選挙は難しい選択にはなりますが、ある意味面白い展開に
なりそうですね。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/190.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 民進党が「希望の党」に合流する構想 有田芳生氏が批判「“悪魔”との握手だ」 :一転合流に賛成した有田 安保法賛成に転身か

                     民進党の「希望の党」へ合流は 「"悪魔"との握手だ」と批判  
                     有田ヨシフ・スターリン
         
         
      
[私のコメント]
  
       
       
■ 小池百合子新党「希望の党」へ民進党が合流する構想について 民進党の有田芳生・参院議員が「"悪魔"との握手だ」と批判
   
   
> 小池百合子・都知事らが結党した「希望の党」に民進党が合流する構想について、民進党の有田芳生・参院議員が9月27日、「"悪魔"との握手だ」と批判した。
     
  
上記の通り、民進党の有田ヨシフ・スターリンは小池百合子新党「希望の党」へ民進党が合流する構想について、「"悪魔"との握手だ」と批判しました。

希望の党は反共産の保守、安保法制賛成、憲法改正賛成を掲げており、核となる創立メンバーの議員も中山恭子氏、福田峰之氏、松沢成文氏というガチガチの保守が多くなっています。
         
      
        
■ 民進党の有田ヨシフ・スターリンはここまで厳しく批判するなら、希望の党への合流に反対するのだろう
  → 議員総会で満場一致で合流に賛成
    
    
民進党の有田ヨシフ・スターリンはここまで厳しく批判するなら、希望の党への合流に反対するのだろうと思ったら、民進党の議員総会で満場一致で合流に賛成。

有田も合流に賛成したわけです。
条件もなく。

有田ヨシフ・スターリンは安保法制・憲法改正賛成に転身したようです。
    
    
    
[記事本文]


小池百合子・都知事らが結党した「希望の党」に民進党が合流する構想について、民進党の有田芳生・参院議員が9月27日、「"悪魔"との握手だ」と批判した。

両党の合流構想は同日午後、日テレNEWS24や「情報ライブ ミヤネ屋」が「事実上、合流する方向で最終調整に入った」と報じていた。民進党の前原誠司代表は26日夜に、小池氏と極秘に会談。両党が合流する可能性について協議していたという。

こうした報道を受けて有田氏は、党のボス同士の交渉のため「全く知ることができない」と情報が入ってないことを公式Twitterで明らかにした。

『有田芳生
民進党と希望の党が合流する構想が強まっているという。「いう」と書くのは、いわゆる「ボス交」(ボスの交渉)でことが進んでいるから、全く知ることができないからだ。リベラル派を選別、置き去りにしての合流だとの解説もある。安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は「悪魔」との握手だ。

16:10 - 2017年9月27日 』


その上で、「希望の党」に参加する中山恭子氏、福田峰之氏、松沢成文氏らが安保法、共謀罪の採決で賛成したことを念頭に「安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は『悪魔』との握手だ」と述べた。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/27/yoshifu-arita_a_23224213/



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/191.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 米に「北朝鮮特需」と書いた毎日新聞ー(天木直人氏) :国際板リンク
米に「北朝鮮特需」と書いた毎日新聞ー(天木直人氏) 

http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/708.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/192.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「この酷い状況を伝えるのが街頭だけは正直辛い」と山本太郎! 
「この酷い状況を伝えるのが街頭だけは正直辛い」と山本太郎!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12314965017.html
2017-09-29 08:57:10 半歩前へ


 大友洋樹さんがフェイスブックに投稿した。太郎の心情が痛いほどよく分かる。民主主義は数がモノを言う。

 元の1人になれば、国会で質問することは出来ない。「この酷い状況を伝えられるのが街頭だけになるのは正直辛い」と太郎。

 太郎をここまで追い込んだ安倍晋三が許せない。自分のスキャンダル隠しのために「疑惑隠し解散」に打って出た卑劣極まりない男。

 この極悪人を「倒す」ためには小池百合子の力を借りるほかない。

 念願かなって安倍政権を打倒で来たら、私は次の敵、極右、日本会議の重鎮、小池と闘う。彼女の過去は知り過ぎるほど知っている。「誰のおかげで」議員になれたか知っている。今は言わない。安倍晋三を倒すまでは封印する。ただ、じっと我慢して耐えるしかない。

 みなさん、安倍首相がこれまでどんなことをやって来たか思い出してもらいたい。 憲法をないがしろにして、特定秘密保護法に戦争法、「共謀罪」法を数の力で強行可決し平然とする。

 この極悪人だけは絶対に許さない。

 私は太郎がどこにいようとも彼を応援し続ける。彼のような政治家が10人おれば日本の政治は変わる。志を持った者がいないので山本太郎の存在が際立って見える。いでよ、第2の山本太郎!

****************

大友洋樹さんがフェイスブックに投稿した。
画像下山本太郎事務所・広報‏ @taro_koho





山本太郎議員
「希望と自由が合流するとツイッターで知ったので小沢一郎に確認したところ、まだ決まってないとの事。だけど2、3日中には決まるだろう。自分がどうするかはそれが決まってから。安倍政権を倒して小池新党が与党になるかもしれない」

「裸の王様の後に出て来たのが女王様だった。みんなで圧力をかけるというのは一つのやり方。

が、選挙終わった後に権力者を縛る鎖を維持出来るか。手を上げるのは難しいけど。無所属に戻るのか?

でもそれは干されているのと同じです。

無所属に戻る事は怖くない。

ただ、この酷い状況を伝えられるのが街頭だけになるのは正直辛い。数が多くないと取り上げられない。多数派がいい」

「でも、この女王様は線引するんです。辺野古、違憲の安保法制を良しとする、改憲を踏み絵にする。これはキツい。あれだけ権力闘争をやっている小池さん、勝つに決まってる。

新発売位PRされている小池グループは勝つ。その中に中で止める人の数を増やさないといけない」

 「小池さんのこれまでの言動に思うところある人はあると思う。私もその一人です。

まず安倍政権を引き摺り降ろすという点では、勝つと思う。

私としては改憲というものに危機感がある。

有事にはトロイの木馬になるしかない。自分ははっきり言って(希望の党に)行き辛い」

「普通の理念で考えれば一緒にはなれないが、それを飛び越えるバーターが出来るかどうか、と言う問題はある。

まず私は排除される事は間違いないでしょう(笑)こんなにしゃべっていいのかな、怒られるわ」

「小池百合子さんは空気を読む力があるので、自分が以前発言した『核保有論』などが削除されている。

しかし、アイデンティティは変えられないので、小池さんのブレーキを掛けるのは党員しかいない。なので党員を増やす為にも取り敢えず選挙に行って欲しい!」

「2億円から3億円あれば、東京都ブロックで4人程度出馬出来る。3億円あれば出来る。他の野党にも流血する程噛み付く」



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/193.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 合流構想は蓮舫時代の8月から 水面下で「小池さんは周到だ」 石関貴史氏が経緯を暴露 「蓮舫氏には知らされていなかった」
      
       後援会を終え支持者に挨拶する石関貴史氏=28日夜、群馬県伊勢崎市(吉原実撮影)


合流構想は蓮舫時代の8月から 水面下で「小池さんは周到だ」 石関貴史氏が経緯を暴露
http://www.sankei.com/politics/news/170928/plt1709280245-n1.html
2017.9.28 23:25 産経新聞


 群馬2区から出馬予定の民進党前職、石関貴史氏が28日夜、群馬県伊勢崎市内で開かれた後援会で約390人の支持者らを前に、小池百合子都知事が代表を務める新党「希望の党」に民進党が合流するまでの「報道されていない水面下の経過」を明かした。

 石関氏によると、民進党内で初めて合流に関する具体的な動きが出たのは、蓮舫氏の代表辞任前の今年8月中旬。松野頼久国対委員長が当時幹事長の野田佳彦氏のもとを訪れ、小池新党との合流を視野に「場合によっては民進党をすべて合併し、新党をつくる。どうか」と持ちかけた。これに野田氏は「すべてお願いするので、やっていただきたい」と応じたという。

 蓮舫氏には知らされていなかった。この時点で小池氏は目立った動きを見せず、石関氏は「小池さんはすごく周到な方なので、すぐ出てきて、協議をするとか、(合併話が)良いとか悪いということにはならなかった」と振り返った。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/194.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 安倍氏を利用してきたのは米国好戦派のみ:それ以外の米国寡頭勢力は小池氏への総理交代を希望か (新ベンチャー革命)
新ベンチャー革命2017年9月28日 No.1804
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36955881.html


タイトル:森友軍国小学校を支援した時代錯誤の安倍氏を利用してきたのは米国好戦派のみ:それ以外の米国寡頭勢力は小泉後継者・小池氏への総理交代を希望か



1.衆院総選挙に向けて小池フィーバー劇場が始まった



 2017年10月22日に衆院総選挙が行われることが決まっていますが、それに向けて、小池氏の動きが活発化しています。2001年、小泉フィーバーが起きていますが、今回、小池フィーバーが起きそうです。



 その小泉氏が総理引退を決めた2006年、小泉氏を傀儡化していた米国戦争屋ジャパンハンドラーおよび欧米銀行屋は、小泉氏と小池氏を結婚させようとしていた可能性がありました(注1)。



 そして、今回、小池氏は小泉氏と再び、コンタクトを始めています(注2)。



 モリカケ逃れに汲々の安倍氏が企んだ今回の衆院冒頭解散にて、小池フィーバー劇場開幕に絶好のチャンスが到来したのです。



なお、上記、米国戦争屋は今、旧・戦争屋から新・戦争屋に移行しつつあると本ブログでは観ています。そして、新・米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.1655の注記をご覧ください。



2.安倍氏は何者かにまんまと嵌められたのではないか



 今回の衆院冒頭解散劇は、安倍氏が一方的に強行したものですが、背後で蠢くシナリオ演出者のワナに安倍氏はまんまと嵌ってしまったのかもしれません。



 この結果、今年7月の都議選と同様のハプニングがまた起きて、都議選同様、安倍自民が惨敗する可能性が出てきました。



 安倍氏の衆院解散総選挙作戦のキャッチフレーズは国難突破でしたが、国民は、安倍氏の魂胆をすっかり見破っており、これは、安倍氏自身の難局突破そのものだったことが国民にもうバレバレです、これぞ、許されざる政治の私物化そのものです。



 安倍氏はなにがなんでも、モリカケ疑惑追及をかわそうと躍起になっていますが、その弱みに付け込んで、安倍氏に衆院解散総選挙作戦を指南した何者かがいたはずです。



 しかしながら、この何者かは、すでに、小池フィーバー劇場のシナリオを描いていて、今、彼らのシナリオ通り、日本の政界は動いています。



 このところの急な小池氏の動きから、今頃、安倍氏は嵌められたことに気付いているでしょうが、もう後の祭りです。



3.選挙運動が始まると、都議選のときの都民ファーストの会と同様、希望の党候補者が全国規模で出馬する



 民進党というより、前・民主党の現職議員や、前回選挙で落選した民主党の議員経験者が、今度は希望の党から公認を受けて、全国規模で立候補し、安倍氏のモリカケ疑惑を徹底批判することになるでしょう。こうして、民進党は希望の党に吸収されて消滅します。



 この動きは、すでに7月の都議選の頃から出ていました。なぜなら、民進党は都議選での立候補者を故意に押さえ込んでいたからです。つまり、民進党が近未来、消滅して希望の党に合流する計画は、すでに、都議選の頃から密かに存在していたのでしょう。



 問題はこの動きを安倍氏自身がが早期に察知していたのかどうかです。いずれにしても安倍氏は墓穴を掘った可能性が高いのです。



4.近未来日本は親米二大政党制に移行し、非・親米の愛国的国民の選択肢が完全にはく奪される



 筆者は個人的に、日本の政治が米国と同様に、二大政党制になることは肯定しますが、その対立軸は、親米党と愛国党にすべきと考えてきました(注3)。この対立軸は、80年代、自民独裁時代における自民内の親米派(清和会)と非・親米の国内派(経世会)の対立軸に近いと言えます。



 しかしながら、愛国党に相当した政党は、2009年に政権を握った小沢・鳩山コンビ(経世会出身)の民主党政権のみと本ブログでは観ています(注4)。



 小沢・鳩山コンビが、2010年、米戦争屋ジャパンハンドラーおよび、彼らのロボット・悪徳ペンタゴン日本人勢力に駆逐されて以降、民主党も自民党の亜流政党に堕し、国民からの民主党への信頼が失われ、結果的に安倍自民を太らせてしまったのです。



 この安倍自民は、日本を乗っ取る米戦争屋CIAネオコン(好戦派)にとっては、日本を軍国化させる上で、利用価値があったのですが、CIAネオコン以外の米戦争屋と欧米銀行屋で構成される米国寡頭勢力全体からは、安倍氏の戦前回帰主義(反米右翼に豹変する危険をはらむ)に対して、密かに警戒されていました。



 その証拠に、上記、新・米戦争屋系(CIAネオコンとは別)とみなされるキッシンジャーは、安倍一派(日本会議を含む)を嫌っていると推測されます(注5)。



 安倍氏は、反米愛国右翼だった故・中川昭一氏とかつては親しかったわけであり、安倍氏が二度目の総理にしてもらって、オモテムキ、親米似非右翼に転向していても、キッシンジャーに代表される米国寡頭勢力からは、安倍氏は猫をかぶっていると疑われていた可能性が大なのです。



5.米好戦派・CIAネオコンではなく、それ以外の米国寡頭勢力から安倍氏を小池氏に交代させる圧力が掛かっている可能性が大



 上記、キッシンジャーの発言の信憑性は今一ですが、CIAネオコン以外の米戦争屋勢力および欧米銀行屋を含む米国寡頭勢力が安倍おろしを画策しているとしたら、そのキッカケこそ、安倍氏夫妻が森友軍国小学校を支援していたことが偶然にばれたという事実でしょう。



 この件で、キッシンジャーなどは、安倍氏に嫌悪感を持ったはずです。



 筆者を含む日本国民の多くも、安倍氏のアナクロイズム(時代錯誤思想)にはついて行けないでしょう。ましてや米国人は日米太平洋戦争を連想して、強く反発するはずです。



 ちなみに、上記、故・中川氏が不審死させられたのは、彼が反米愛国右翼(米戦争屋にとって危険人物)だったからと本ブログでは観ています(注6)。



 ところで、安倍氏はなぜ、アナクロイズムに拘泥するのでしょうか、それは、A級戦犯であった安倍氏の祖父・岸信介を肯定したいという安倍氏固有の事情があるからと思われます。



6.安倍氏より小池氏を好む米国寡頭勢力は小泉フィーバーのときと同様に欧米銀行屋も含まれる



 これまで、安倍氏が二度目の総理を務めることを認めていたのは、安倍氏による日本の軍国化回帰路線を利用したい米戦争屋CIAネオコン(北朝鮮も傀儡化している好戦派)のみでしょう。



 ところが、米国の寡頭勢力には、米戦争屋ペンタゴン主流派も欧米銀行屋(ゴールドマンサックスなど)も含まれます。そして、CIAネオコン以外は、安倍氏を嫌っている可能性が大なのです。



そして、小池氏は、CIAネオコン以外の米国寡頭勢力の欧米銀行屋などには好まれています。



 その証拠に、小池氏は都知事選出馬の前、2017年6月に欧米銀行屋の大物・ジョージ・ソロスと会っています。そして本ブログでは今年7月時点で、安倍氏から小池氏への総理交代劇が始まると予想していました(注7)。



 穿った見方をすれば、舛添元都知事の失脚工作も、小池総理誕生に向けたシナリオの一環だった可能性すらあります。



 さて、そのジョージ・ソロスは元々、ヒラリーを支援しており、ヒラリーが米大統領になったら、日本の総理を小池氏にやらせると、小池氏はソロスにおだてられていた可能性があります。



 しかしながら、ヒラリーが落選して、ソロスのシナリオが狂ったのですが、ソロスなど欧米銀行屋は、安倍氏をクビにして小池氏にチェンジしたいのでしょう。なぜなら、小池氏は、彼らの好んだ小泉氏の後継者に相当するからです。



 以上より、いよいよ、今年10月に小池総理が誕生するシナリオの実現可能性が急浮上してきました。



注1:本ブログNo.1447『東京都知事選での小池氏大勝の背後に小泉氏の影がちらつく:東京都民は小泉ハンドラーお得意の国民だましの選挙戦術に見事にだまされた!』2016年8月2日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36110938.html



注2:現代ビジネス“小池百合子と小泉純一郎「極秘会談」の全舞台裏”2017年9月28日

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53025



注3:ベンチャー革命No.089『親米党と愛国党という対立軸の提案』2004年6月23日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr089.htm



注4:本ブログNo.1802『2017年10月22日に衆院総選挙が行われる:米国戦争勢力の属国・日本では、政権党は日本の国益より米国戦争勢力の私益を優先する政党しか存続できない!』2017年9月25日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36950619.html



注5:カレイドスコープ“「日本会議の安倍政権を倒せ!」キッシンジャーが・・本当?”2016年11月28日

http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4667.html



注6:本ブログNo.32『中川元財務大臣:衝撃の突然死を憂う』2009年10月5日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1590722.html



注7:本ブログNo.1721『安倍氏から小池氏への交代劇が始まる:日本を属国支配する米国寡頭勢力内の覇権争いの一環に過ぎない、都民はだまされるな!』2017年7月3日

https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36803925.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/195.html
記事 [政治・選挙・NHK233] 首相指名後の組閣も見据える百合子知事/政界地獄耳(日刊スポーツ)
首相指名後の組閣も見据える百合子知事/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201709290000121.html
2017年9月29日9時51分 日刊スポーツ


 ★日本の政治は、すべて都知事で希望の党代表・小池百合子の手中にあるといっても過言ではない。このしたたかでスマートに、前言を翻しても「ウソつき」と批判されない政治家の野望とは何か。ネットでは小池のトレードカラーの緑と、とぼけてさらっと大胆なことをやり抜く様子から、「緑のたぬき」と呼ばれている。小池が豪胆ぶりを示したのは、民進党代表・前原誠司との野党統一調整で民進党との合流ではなく、議員1人1人が「リアルな安全保障」「改憲」を望む政治家かを問うと言い出したことだ。

 ★一見、政策の合意を求め、野合の批判回避のため、筋の通った“条件”を示したように見える。しかし、民進党で一緒に働いた仲間を踏み絵で区別し、小池自身が自分にとって良い議員、悪い議員を分けているのではないかとの声が党内から聞こえる。「自民党でつまはじきにされ、排除の論理に苦しんだ小池が、今その仕返しで排除の論理をかざし、民進党議員を苦しめているようなものだ」(自民党中堅議員)。政策もあいまいで何を目指すのかわからないのに、「一緒にできる」「できない」を決める女帝「緑のたぬき」は、政界の救世主なのか。独裁をもくろむ危険な存在なのか。

 ★これで民進党は壊滅し、選挙協力をしていた共産党は足場を失う。「そこまでは興味深いが」と、自民党ベテラン議員は言う。「小池はそれでも、自民党議員にしきりに電話をかけている。お互い本音は話さないが、一本釣りされるのか、対立候補を立てるといわれるのか、疑心暗鬼だ。ではこの電話は何か。小池の首相指名後の組閣ができなくて焦っているのだ。いくら本人がスーパー政治家でも、内閣を構成する100人余りの大臣、副大臣、政務官が必要。タカ派議員だけ集めたら、安倍内閣よりも先鋭的な内閣になるが、同時にバランスも悪く、小池独裁も激しくなる。官房長官候補はいるのか」。そう言われれば、小池政権のイメージがわかない。同時に自民党の反撃が始まる。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/196.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 政権選択選挙にとどまらない今度の総選挙ー(天木直人氏)
政権選択選挙にとどまらない今度の総選挙ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq7gbb
29th Sep 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


何度でも書くが、今度の選挙の大勢は10月10日の公示日を前に、

すでのその方向が決まるだろう。

 小池百合子が全面に出て来た9月25日以来、

ニュースが分析に追いつかないほどのスピードで進んでいる。

 そして、それは日替わりメニューのごとく、10月10日まで続く。

 きょうの各紙は、ついに今度の選挙を「政権選択選挙」になるとまで書いた。

 それは、もちろん、小池百合子が記者会見でそう語ったからだ。

 きょうの各紙は全国の立候補者予想を一斉に報じているが、

それらの多くは差し替えになるだろう。

 希望の党からの候補者がこれからどんどん決まっていくからだ。

 そして文字通りほとんどすべての選挙区で安倍自民党と小池新党の一騎打ちとなる。

 まさしく政権選択の選挙となるのだ。

 しかし、私はそれにとどまらないと思っている。

 今度の選挙は戦後の政治を根本的に変える選挙になるかもしれない。

 私が驚いたのは民進党が何の抵抗、反乱もなく、希望の党に移る事を了承した事だ。

 民進党に骨のあるリベラルがいて、

反乱を起こしてあらたなリベラル政党をつくるという動きが出てもおかしくない

と思っていたのだが、まるでそれがない。

 いかにいかさまの野党第一党であったかということだ。

 その一方で、共産党が民進党に裏切られたと叫び、

死に体の社民党が共産党との候補一本化を宣言した。

 これを要するに、解散・総選挙の後の日本の政治風景は一変するかもしれないのだ。

 メディアによって小池ブームが起きれば小池新党の議席が事前予想以上に増える。

 安倍自民党を一挙に逆転すればもちろんだが、

たとえそうならなくても安倍自民党の議席を予想以上に減らすなら、

安倍首相は終わる。

 その後は、自民党内部の分裂も巻き込んだ

本格的な保守二大政党の時代が来るかもしれないのだ。

 その一方で戦後の日本の政治の中で一貫して反自民の位置を占めて来た

左翼イデオロギー政党がなくなる。

 いや、なくならないまでも、左翼イデオロギーはますます国民から離れ、

憲法9条はますます守れなくなる。

 つまり、極端に言えば、

小池百合子は戦後の日本の政治のプレーヤーであった自民党と、

野党である左翼政党の両方をリセットすることになるのだ。

 そして、自民党的な政治家たちと社会党的な政治家たちの双方を抱え込んだ

似非保守二大政党の顔をしてきた民主党(民進党)をも、

今度の吸収で完全にリセットしてしまった。

 それだけにとどまらない。

 もし小池新党が安倍自民党より優勢と見るや、

つねに政権を求める公明党は自民党から小池新党に国政においても鞍替えする。

 つまりこれを要するに、今度の選挙は、10月10日までにその大勢が決まり、

選挙後の後に起きる政局で、戦後の日本政治の姿を一変させるかもしれないのだ。

 つまり、日米同盟優先が当たり前の保守二大政党時代が来る。

 もちろんそれを許してはいけない。

 しかし左翼イデオロギー政党がそれを主張する限り国民はついて来ない。

 左翼イデオロギー政党は、憲法9条を本気で守ろうとするのではなく、

憲法9条を自らのイデオロギーの実現の為に利用して来た事を、

国民は見抜いているからだ。

 本気で憲法9条を守る、非イデオロギー的な国民政党が出て来なくてはいけない。

 今度の選挙の後に始まるのは、日米同盟を国是とする二大保守政党に対し、

憲法9条を国是とする国民的な護憲政党が、歯止めをかける、

そういう政治にしていかなければ憲法9条は守れないのである。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/197.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 希望の党で一本化を支持する 「『打倒!安倍政権』が最大テーマの選挙戦になる」 小林よしのり
     



希望の党で一本化を支持する
https://yoshinori-kobayashi.com/14123/
2017.09.28 小林よしのりオフィシャルwebサイト


本気で安倍政権を倒したいなら、野党は「希望の党」で一本化するしかないだろう。

小池百合子が第二自民党ではなく、「打倒!安倍政権」なら、民進党を解党して「希望の党」に合流するのは合理的選択だ。

小池百合子が都知事を辞めて、総理を目指すなら、これが最後のチャンスである。

また都知事選をやらねばならなくなるが、ことは国家の行方に関すること、やむを得ない。

日本初の女性総理、そして政権交代のダイナミズムの前では、すべてはちっぽけなこと。

ポピュリズムであっても構わない。

この解散総選挙は、あっという間に、「打倒!安倍政権」、「政権交代」の選挙に大化けしてしまった。

小池百合子が、安倍のための「加憲」を否定し、日本の自立のための「改憲」を目指し、「原発ゼロ」を志向するなら、ほとんどわしの考えと同じになる。

「オリーブの木」の構想を提案していた小沢一郎が一枚噛んでいるのなら、皇統問題も動き出すだろう。

わしとの約束がある。

山尾志桜里も戦いやすくなった。

「打倒!安倍政権」が最大テーマの選挙戦になる。
































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/198.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 『民進党の事実上の解党と希望の党への「合流」方針についての見解』
衆院選2017

September 29 2017
9.29【民進党の事実上の解党と希望の党への「合流」方針についての見解】

『民進党の事実上の解党と希望の党への「合流」方針についての見解』

10月22日の総選挙に向けて、民進党が実質的に解党し、希望の党に合流することを決めたという事態を受けて、市民連合としての現状認識と今後の対応の仕方について見解を申し上げます。

市民連合は立憲4党と市民の協力態勢を作るべく、9月26日に選挙協力の必要性と7項目の基本政策を内容とする要望書を4野党の幹事長・書記局長に提出し、基本的な合意を得ました。しかし、民進党の前原誠司代表がその直後、希望の党の小池百合子代表と協議し、民進党所属の議員や党員、サポーター、さらに民進党に期待してきた市民に説明なく、希望の党への合流を主導してしまいました。

この民進党の決定によって、これまで構築してきた市民と立憲野党の協力の枠組みが大きく損なわれてしまったことは否めません。これまで一緒に努力してきた全国各地の市民の方々の無念の思いはどれだけ大きいか、想像に余りあります。私たち自身、力不足をかみしめています。しかし私たちはこれで意気消沈しているわけにはいきません。市民連合が掲げてきた7項目の基本政策の実現をめざして、可能な限りの努力をつづけます。

立憲主義に反する安保法制を肯定する希望の党と市民連合が共闘することはありえません。しかし、これまで立憲主義の擁護と安保法制の廃止を私たちとともに訴えてきた議員が数多く所属する民進党から希望の党への合流については、今後まだまだ紆余曲折が予想されます。地域レベルで立憲野党や立候補予定者と市民の協力体制が生きているところで市民結集により選挙を戦うなど、さまざまな可能性が残っています。そういう意味では、私たち市民が全国各地で声を上げ、それぞれに選挙や政治に関わりつづけることが、これまで以上に重要になっているとも言えるでしょう。

当面、市民連合としては、立憲主義を守り9条改悪を阻止するために個々人の判断で信頼に値する政党や立候補予定者を支援しつつ、急速に展開する政治情勢を注視し、市民と立憲野党・議員の共闘を力強く再生させる可能性を模索しつづけたいと考えます。

2017年9月29日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合


http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/199.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 民意無視の身勝手 安倍首相の国難ならぬ“僕難”突破解散(日刊ゲンダイ)
 


民意無視の身勝手 安倍首相の国難ならぬ“僕難”突破解散
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214453
2017年9月29日 日本経済一歩先の真相 日刊ゲンダイ


  
   国難ならぬ“僕難”解散(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相が今度の解散を「国難突破解散」と命名した。その意味するところはいまひとつ、よく分からないのだが、国民と約束した消費税の使い道を見直す以上、速やかに国民の信を問わねばならないそうだ。

 現行8%の消費税を2%引き上げることで5兆円強の税収増となる。このうち社会保障の充実に使われるのは5分の1だけ。残りの5分の4である4兆円余りは借金返済に使う予定だが、安倍首相はこの使い道を唐突に変えると言い出した。

 具体的には借金返済だけでなく、幼児教育の無償化や貧困世帯の高等教育無償化など子育て支援に多く回したい。税の使い道の約束を変更するから民意を問うというのが、国難突破解散とやらの建前だが、この理屈は極めて怪しい。

 消費税率10%への引き上げは、2019年10月の予定だ。まだ2年も時間がある。それこそ使い道の変更について、国会で十分議論すればいい。今すぐ国民の信を問うのは筋が通らない。

 せっかく安倍首相は臨時国会を召集するのだから、冒頭解散など実施せず所信表明演説で税の使い道の変更を強く訴えればいい。そして野党の代表質問に堂々と受けて立ち、税の議論を深めるべきである。

 議論百出し収拾がつかなくなってから、それこそ安倍首相は国民の信を問えばいいのである。消費税の使い道に限らず、この国には他にも議論すべき問題が山積しているのだ。国会を召集しておきながら、何も行わずに解散するなんてあり得ない。

 共同通信の世論調査によれば、この時期の安倍首相による解散には有権者の64.3%が反対している。これだけの民意を無視して安倍首相が解散を急ぐ理由はハッキリしている。

 臨時国会を開けば、野党の代表質問で必ず“もり・かけ”疑惑を追及される。そうなったら北朝鮮情勢を奇貨として、ようやく回復した内閣支持率も再び下降線をたどりかねない。だったら今のうちに……という多くのメディアの見立ては恐らく間違ってはいまい。

 しかも安倍首相は今度の総選挙について、「与党で過半数」を勝敗ラインに掲げた。定数削減により、衆院の過半数は233議席となる。一方、自公両党の現有議席は322。いくら90人近い同僚議員が討ち死にしても、それでも首相は「勝った」と言い張り、自分は続投を決め込むつもりなら、一体全体、どういう神経の持ち主なのか。

 今度の解散の本質は、安倍首相自らの窮地を脱することだけ。これでは国難ならぬ、“僕難”突破解散ではないか。

 それにしても「国難」とは時代がかった表現だ。まさか、先の大戦後にA級戦犯容疑をかけられた祖父に教わったわけではあるまい。戦前・戦中の軍国主義を連想させる実に嫌な言葉である。


高橋乗宣 エコノミスト
1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。










http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/200.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた心ある民進党議員は有事には『トロイの木馬』となってくれ」  



【文字起こし掲載】「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」〜自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた心ある民進党議員は有事には『トロイの木馬』となってくれ」 2017.9.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399141
2017.9.29 IWJ

(取材:青木浩文 協力:段田亜由美)

 2017年9月28日(木)18時30分より東京都新宿区の新宿駅西口地下にて、山本太郎参議院議員の街頭演説が行われ、IWJ記者が、直撃取材を行った。

――今回の展開について

山本議員「はっきり言って、信用できる政党があると思わない方がいいです。党ではなくて政治家も。信用できる政治家もいると思わない方がいい。思ったら間違いの始まりです。

 小池氏の政治観、今まで言ったことや文について、引っかかる部分が多いリベラルの方って多いと思います。はっきり言って私もその一人です(笑)。だけど現実問題として、あれだけTVでパワープレイをされたら、今の状況が何かによってひっくり返るとは考えづらいです。だからまず、安倍政権を引きずり下ろすという第1目標に向かって、世の中が進む、勝つと思います」

――「希望の党」とリベラル派議員との関係について

山本議員「(合流の際)安保に反対だったけれど、賛成という立場を示さなければ入れてもらえないかどうかはわからないけれど、次は『賛成』と、自分の心を偽って踏み絵を踏む人もいると思います。でも何かあった時に、中側で歯止めになれるように沢山の人が入ってもらわないと、と思います。別にみんな小池さんが好きで入ってるわけではない。だけど、野党だとできることなんてほどんどないから、という思いで行っているだろうと思うんです」

――実際合流した場合、リベラル派はどのように動くべきか

山本議員「『小池さんいいね』と言っている人たちが、何かあった時にじゃあ共産党や社民党に入れるかって言うと、話が別だと思うんです。『TVでよく映っている小池さんだから、何となく入れました』というふんわりした人たちが今の政治をもっていってる。それにどうやってアプローチしていくかを考えないといけない。デモだけじゃなく、ロビー活動だけでもなく、実際に票を動かせるということを、中に行く政治家に対しては『ちゃんと反発して、止めろよ』と圧力をかけなければいけない。

 何かあった時に圧力をかけ続ける。止めろよっていう。内側から声があげられないのが一番まずいパターンじゃないですか。それは今の自民党なんだから。

 民進党は丸抱えになると思う。セレクションもされるのかもしれないけれど、(『希望の党』は)数は欲しいだろうから、まだよくわからないけれど、そのまま丸抱えになるんじゃないでしょうか?」

――将来「希望の党」に合流する人たちに向けて

山本議員「私の危機感は改憲、そして日本周辺での紛争ということに関してです。小池氏は根本的には安倍氏と変わらない。『裸の王様』が『女王様』に変わっただけ。でも『女王様』は空気はすごく読んでいる。今さら中に行った人間を責めても仕方がない。いざという時には、有事にはトロイの木馬になれよと、それしかないですよね。今からどうこう言っても仕方がない。『政権が取れる』、という部分にみんなが反応しちゃってるんだから」

――自身の入党について

山本議員「はっきり言って『希望の党』には自分は行きづらい。けれど、1ミリでも『行く』という選択肢があるとすれば、それは被ばくの問題。『与党側にいれば、何かそれを進められるものがあるかもしれない』――そう考えると、無所属はその正反対です。無所属の仕事を見てくれているのは支持者の皆さん。だが、それだけでは世の中を変えるのは難しい。自由党で、小沢さんと合流することによって、今のように活躍の場も、理解してくれる人たちも増えたんだと思うと辛い」

――無所属になったとしたら

山本議員「無所属に戻ることそのものは怖くはない。ただ、小池さんがやりたいのはこのことだけじゃない。世の中が崩れていくスピードの中で、時間がない中で無所属に戻って、どうやって声を伝えていこうかと思うと悩ましい。『こういう酷い状況がある』と広く伝えられる場が、街頭演説だけになってしまうかと思うと、党にしがみつくことはないけれど、無所属というのは本当にきついです」

――実際にこの先はどうなると思うか?

山本議員「この先は、党の決定が出るまでは決められない。ベターを選びながらやっていくしかない。まずは安倍政権を止める。そして次に女王様を止める、という政治的な圧力を市民が覚えるしかない。今一番動いている層は、これまで政治に興味のなかったふんわりした人たち。『女性初の首相』ということで、初めて政治に興味を持った人たちかもしれない。それに対し『安保』『憲法』と言ってもちんぷんかんぷんだと思います。自分もそうだったし。

 青臭いことを言ってていいのか、と自分でも思います。考えてる間に1ミリでも実際にできることを進めろと。

 (自身については)短く言うなら『自分が合流することは(多分)ないと思いますよ。わかんないけどね〜』? まず考えておかなくちゃいけないのは、小池勢力によるその先を考えておかなければいけない。でもそのために街頭演説しかないのか……チラシを散々作って喋ってって……、一人ひとりに訴えることをみんながやらなきゃ間に合わない。できることをやっていかなければならない。

 TVの1%の視聴者は100万人ですよ。今この演説会で2時間喋ってどれだけの人が来てくれたか……電波は企業に握られていますよ」

■ハイライト

「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」〜自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた民進党議員で心ある人は有事には『トロイの木馬』となってくれ」 2017.9.28

・日時 2017年9月28日(木)18:30〜
・場所 新宿駅西口地下(東京都新宿区)


録画ライブ 山本太郎 密着ライブ映像 #407203235




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/201.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「リベラル派は排除する」 希望・小池百合子代表が明言 : 小池百合子が 民進党終了の今の段階で 本性を出す リベラル死亡
                  「リベラル派は排除する」 希望・小池百合子代表が明言

    
   
   
[私のコメント]
      
     
    
■ 「リベラル派は排除する」 希望・小池百合子代表が明言
   
   
>  新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、希望の党からの出馬を望む民進党の立候補予定者の絞り込みについて、「リベラル派を『大量虐殺』するのか」と問われ、「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」と言い切った。
  
          
     
小池百合子はかなりの策士です。

民進党が事実上解体された今の段階になって、「リベラル派は排除する」と明言。

民進党のおいしいところだけ、つまり保守系だけを掬い取り、残ったリベラル派議員は捨てる。

リベラル系が主流だった民進党は事実上解体され、リベラル議員は廃棄され、保守系だけが希望の党へ。

その結果、希望の党の候補者は激増し、リベラル系が主流だった民進党はなくなる事態となりました。
        
       
     
■ 小池百合子の狙いは民進党の破壊だった   情け無用の小池百合子の作戦勝ち
    
  
小池百合子の完全な作戦勝ちです。
  
これで日本でまともな規模のリベラル系政党はゼロとなりました。

事実上、日本でのリベラルは死んだのです。

情け無用で民進党を破壊した小池百合子。
その冷徹さはさすがです。
   
  
 
[記事本文]

 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、希望の党からの出馬を望む民進党の立候補予定者の絞り込みについて、「リベラル派を『大量虐殺』するのか」と問われ、「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」と言い切った。
その上で、小池氏は「安全保障、憲法観といった根幹部分で一致していることが、政党構成員としての必要最低限」と重ねて強調した。

http://www.sankei.com/politics/news/170929/plt1709290064-n1.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/202.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 希望の党“合流者選別”で民進分裂…リベラル派新党結成か(日刊ゲンダイ)
          


希望の党“合流者選別”で民進分裂…リベラル派新党結成か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214544
2017年9月29日 日刊ゲンダイ


  
   菅直人、野田佳彦両元首相(C)日刊ゲンダイ


 リベラル派は軒並みはじかれるのか。

 小池都知事が代表を務める「希望の党」の細野豪志元環境相は28日、民進党から合流する衆院選候補者の公認について「三権の長を経験された方は、ご遠慮いただいた方がいい」と発言。

 名指しこそしなかったが、菅直人、野田佳彦両元首相の合流を認めない方針を示した。「安全保障法制の白紙撤回を言い続ける人は考え方として厳しいと思う」とも語ったが、公認の最終的な権限については「小池代表の判断だ」と話した。

 さらに、希望の党関係者は、既に候補者の選別作業を開始。過去の発言などをもとに、「A」「B」「C」とランク付けまでしているという。30日にも1次公認が発表される見通しだ。

「民進前職の約1割が希望の党に受け入れられず、はじかれるとみられています。リベラル色の強い議員からは、『筋を曲げるくらいなら新党をつくった方がいい』という声が上がっています」(政界関係者)

 民進党は分裂し、別の新党が立ち上がる可能性がある。

























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/203.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 反安倍政策を鮮明にした小池戦法のしたたかさー(天木直人氏) 
反安倍政策を鮮明にした小池戦法のしたたかさー(天木直人氏)

http://www.twitlonger.com/show/n_1sq7gk3
29th Sep 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


森友・加計疑惑追及も、大義なき解散批判も、消費税増税凍結も、

安倍改憲棚上げも、原発ゼロ宣言も、どれもこれも反安倍政策ばかりだ。

 野党が安倍批判して来たものばかりだ。

 野党のお株を奪ったのだ。

 ここに小池百合子のうまさ、したたかさがある。

 反安倍を鮮明にするとともに、

左翼政党から自分に向かってくる批判の隙を与えない。

 しかし、そんな小池百合子が巧みにごまかしている政策がある。

 それが憲法9条だ。

 改憲論者の小池百合子は、しかし、決して憲法9条改憲を言及しない。

 その代り、もっと大きな改憲を口にする。

 これはごまかしだ。

 それでは問う。

 小池さん、あなたが希望の党への参加条件とする外交・安保政策とは何か。

 それは憲法9条違反ではないのか。

 それで北朝鮮から日本の国民を守れるのか。

 アジアと共生できるのか。

 正しく中東問題に取り組めるのか。

 そのことを正面から問いかける政党こそ新党憲法9条である。

 私は今度の選挙で、それを国民の前であなたに問いかけたいと思って立候補する。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/204.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 安倍自爆解散の結末を大胆予想 混沌の先に何がある<上> 民進解体、希望“合流”で自民党は右往左往(日刊ゲンダイ)


安倍自爆解散の結末を大胆予想 混沌の先に何がある<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214542
2017年9月29日 日刊ゲンダイ


  
   いまさら解散を後悔しても遅い(C)日刊ゲンダイ

民進解体、希望“合流”で自民党は右往左往

 ついに安倍政治に怒りの鉄槌が下されるのか。

 28日正午の本会議で衆議院が解散され、事実上の選挙戦に突入したが、東京都の小池知事が代表就任を発表した「希望の党」と民進党の“合流”が急転直下で決まり、自民党議員は右往左往だ。

「総理が解散を決めた1週間前は、楽勝ムードでした。北朝鮮のミサイル危機で内閣支持率が上向き、小池新党の準備も整っていない。『絶好のタイミングだ』と、党内は総理の判断をおおむね好意的に受け止めていた。ところが、25日に小池さんが新党の代表に就任すると発表した瞬間から雲行きが怪しくなってきた。安倍政権との対立軸を打ち出した小池さんに話題をかっさらわれ、あれよあれよで民進党と合流、100人規模の野党勢力ができた。予想外の急展開で、こんなことなら、解散なんて打たない方がよかったんじゃないか」(自民党ベテラン議員)

 1強多弱にあぐらをかいた安倍は、野党の共闘態勢が整っていない「今なら勝てる」と冒頭解散の奇襲に打って出た。森友・加計疑惑で追い詰められ、総選挙に勝利して“リセット”する必要があったからだ。自民議員も「これは総理とお友達のための解散だ」と認めていた。それでも勝てるなら文句はないのだろうが、小池新党の勢いに押され、解散を延期するという情報まで流れる混乱ぶりだった。

 衆院解散後、恒例の記者会見を取りやめた安倍は、街頭に出て「寄せ集めの政党から生まれるのは希望ではなく混乱だ」と批判していたが、自民党が有権者に訴える政策は何もなく、防戦一方になるのは間違いない。

「油断させておいて、水面下で周到に準備を進め、一気呵成に攻めてきた小池知事の方が一枚上手だったということでしょう。自民党にとっては完全に誤算です。明らかに雰囲気が変わりつつあります」(ジャーナリスト・横田一氏)

 すっかり小池のペースになっている。

  
   自民批判票をごっそり(C)日刊ゲンダイ

大幅議席減で安倍退陣か小池出馬で政権交代か

 希望の党に最も警戒感を強めているのが自民党だ。政権を奪還した2012年や、横綱相撲だった14年の解散時の雰囲気は今回、ガラリと様変わりし、衆院本会議場から出てくる自民議員の顔に笑顔は見られなかった。

 そりゃあそうだ。7月の都議選で、自民は小池率いる都民ファーストに大惨敗を喫した。無党派層が多い都市部選出の議員にとっては“悪夢再来”と戦々恐々になっているに違いない。政治評論家の小林吉弥氏は、現時点で小選挙区、比例区で「自民が30〜50議席を失う可能性がある」と指摘していたが、小池自身が出馬すれば全国的に小池旋風が吹き荒れるのは確実。「魔の2回生」どころか、ベテラン議員だって危うくなるのだ。政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏はこう言う。

「小池知事が(首相に就いて)国政のかじ取りをできるチャンスは今しかない。出馬する可能性は高いでしょう。そうなれば、(小池旋風で)自民批判票をごっそり奪う。今後の展開次第では、政権交代もあり得ると思います。他方、自民は勝ったとしても、大量の落選者を出せば地方組織から安倍首相の責任を追及する声が上がるのは必至です。選挙後、安倍政権が退陣して総裁選――の可能性もあります」

 辛うじて勝った自民の政権たらい回しか、小池首相の誕生か――。

  
   「希望の党」結党大会で握手をする小池代表と細野氏/(C)日刊ゲンダイ

民進候補者に踏み絵を踏ませる小池新党の魂胆

 それにしても、である。衆参合わせて130人以上の国会議員が在籍し、年間100億円近い政党交付金を得ている民進党が、ヨチヨチ歩きどころか、産声を上げたばかりの一文無しの新党に「カネ」も「ヒト」も差し出すのだ。自民党の伊吹文明元衆院議長は「かつての政権党が、10人くらいのバブル企業に身売りするのはちょっと分からない」と皮肉っていたが、垣間見えるのは、小池のシタタカさだ。

 民進、希望の合流話が27日、急浮上した際には、民進の議員は党籍を残したまま、希望の公認を得て選挙に臨む、と報じられていた。ところが、28日になると一転、民進を離党して希望に参加し、公認対象の選別は小池が行う――となったのだ。しかも、すでに民進を離党した希望の細野元環境相は「安保法に白紙撤回を言い続ける人は厳しい」なんて言い出す始末。露骨な「踏み絵」だ。

「どんな手段を使っても安倍政権を倒す」(前原民進代表)ハズが、いつの間にか小池新党入りの「ハードル」にすり替わり、どんどん高くなっているのだ。これじゃあ、ヘタをすれば民進分裂の可能性も出てくる。一体、小池の狙いはどこにあるのか。

「『選挙互助会』といった批判を避けるため、ある程度の線引きが必要と考え、今のところ、敷居を高くしているのでしょう。しかし、今後、どうなるのかは分かりません。小池知事だって、選挙に勝つためにはどうすればいいのかは十分、分かっていると思います」(鈴木哲夫氏=前出)

 野合、バラバラは自民だって同じ。とにかく「打倒安倍」の力の結集が必要だ。













http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/205.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 自由 森ゆうこ参院会長 希望との連携に期待 「安倍総理大臣の独裁か、民主主義の希望かという選挙になりつつある」



自由 森参院会長 希望との連携に期待
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170929/k10011161681000.html
9月29日 14時36分 NHK



自由党の森参議院会長は、東京都内でNHKの取材に対し、来月行われる衆議院選挙について「安倍総理大臣の独裁か、民主主義の希望かという選挙になりつつある」と指摘したうえで、希望の党との連携の実現に期待を示しました。

この中で、自由党の森参議院会長は、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことに関連して、「野党は結集してほしいという国民の切なる願いを受け止めての流れであり、安倍総理大臣の独裁か、民主主義の希望かという衆議院選挙になりつつある」と指摘しました。

そのうえで森氏は「自由党は『結集』を掲げて活動してきており、小沢代表が希望の党への結集に向けて、交渉しているところだ。自由党で希望する全員が希望の党に公認されることを望んでいる」と述べ、希望の党との連携の実現に期待を示しました。




























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/206.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 安倍自爆解散の結末を大胆予想 混沌の先に何がある<下> 解散直前の大仕掛けを裏で仕切ったのは誰なのか(日刊ゲンダイ)



安倍自爆解散の結末を大胆予想 混沌の先に何がある<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214543
2017年9月29日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   やはり黒幕は…(C)日刊ゲンダイ

解散直前の大仕掛けを裏で仕切ったのは誰なのか、それを上回る小池百合子のタヌキぶり

 誰もが必要だと分かっていながら、これまで進まなかった「打倒安倍」勢力の結集が、一夜にして実現。この壮大な仕掛けをまとめ上げたのは誰なのか。政界関係者は「こんなことをやってのける剛腕は、あの男しかいない」と口をそろえる。もちろん、自由党の小沢一郎代表のことだ。

 小沢は民進党の前原代表と何度も会合を重ね、野党結集についてのアドバイスをしてきた。希望の党の小池代表とも新進党時代からのパイプがある。黒幕は小沢というのが、衆目の一致するところだ。

「たしかに、野党第1党の民進党が新党に合流するという離れ業を、解散直前の短期間でまとめ上げるのは、小沢氏にしかできない芸当だと思います。野党結集は、“オリーブの木構想”を訴え続けてきた小沢氏の持論でもある。ただし、現状は小沢氏が描いていたシナリオと変わってきている可能性もあります。小池氏が、小沢氏の構想に乗っかる形でうまく利用したのか。キツネとタヌキの化かし合いではないですが、政界にはよくあることで、その真相が分かるのは先のことでしょう。内幕を軽々に語らない政治家同士だからこそ、秘密裏に合流の話が進んだのだと思います」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 解散当日、自由党の両院議員総会で、小沢は「民進もいま何かやってる最中なんで、その経過を見ながら今後のことを決める」と言い、我関せずといった態度で、昼食のカツカレーを頬張っていた。

  
   補助金不正受給疑惑がくすぶる(C)共同通信社

自民惨敗ならばモリカケ疑惑で逮捕者も

 突然の解散の狙いが、モリカケ疑惑の“リセット”であることは明白だ。野党の足並みが揃う前に不意打ちで解散。ここで大勝して権力基盤を強化すれば、捜査機関もおいそれと手を突っ込めなくなる。しかし、民進・希望の“合流”で自民惨敗の可能性が高まっている。

 森友学園問題を巡っては、大阪地検特捜部が財務省職員を背任容疑で捜査していたが、選挙戦に突入したことで、「選挙妨害」のそしりを免れるため捜査をストップ。加計問題にしても、新設する獣医学部の建築費を水増しし、補助金を不正受給した疑惑がくすぶったままだ。

 自民が大負けし、「安倍1強」が崩壊すれば、捜査機関は“忖度”をやめ、モリカケ疑惑に堂々と切り込んでいくだろう。下手をすれば、逮捕者が出る可能性もある。

「森友の国有地払い下げ問題では、財務省の言い分を覆すだけの証拠が出揃っています。加計問題でも、補助金不正受給疑惑に加え、加計孝太郎理事長が安倍首相に億単位の接待、利益供与をしていた疑いもある。ある捜査関係者は、『これだけ証拠が揃っていれば贈収賄に問える』と豪語していました。自民が大負けすれば、捜査が一気に進む可能性があります。財務省職員や政府高官が逮捕されてもおかしくありません」(横田一氏=前出)

 モリカケ疑惑解明のためにも、安倍を勝たせてはダメだ。

  
   成果ナシの5年間だった(C)日刊ゲンダイ

デタラメ暴政と大義なき解散…憲政史上最低首相の大罪

 第2次安倍内閣発足以降、5年にも及ぶ暴政の結果、日本は内政も外交もメタメタだ。

 アベノミクスをド派手にぶち上げたものの、デフレ脱却はいつまで経っても「道半ば」。実質賃金も下がり続けた。日銀の異次元緩和で円を大量に刷り、上場投資信託(ETF)を購入させた上、国民の年金が原資のGPIFまで株式市場に突っ込み、株価上昇を演出してみせた。

 秘密保護法を成立させ国民の知る権利を奪い、共謀罪法成立で監視社会までつくり上げた。果ては、権力者を縛るはずの憲法を“骨抜き”にして集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、日本を「戦争のできる国」に仕立て上げたのだ。外交面でも盲目的にトランプ米国にベッタリで、北朝鮮の脅威をいたずらにあおり続けている。

 それが支持率低迷で行き詰まると、国会も開かずに自己都合で解散を断行。この5年間は一体何だったのか。

「安倍政権は『待機児童ゼロ』や『女性活躍』『人づくり革命』など、お題目だけは立派ですが、何ひとつ内容が伴っていません。待機児童は目標年次を先送りし、女性の活躍も進まず出生率も上がらない。人づくり革命については、ブチ上げただけで何もしていません。成果はなく失点だらけの5年間でした。憲政史上最低の政権であったと言わざるを得ません」(高千穂大・五野井郁夫教授=国際政治学)

 国民の生活を危機にさらした罪は重い。

  
   安倍、小池の違いが不鮮明(C)日刊ゲンダイ

どんな選挙結果になっても憲法がオモチャとなる懸念

「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込むという考え方、これは国民的な議論に値するのだろうと思います」

 5月3日。安倍が改憲派の集会で公表した独自改憲案のメッセージだ。「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と時期まで踏み込んでいたのに、国会で詳しい説明をすることは一切なかった。

 特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認、安保法、共謀罪……など、振り返ると安倍政権は国会を軽視し、好き放題してきた。森友疑獄、加計問題では、憲法53条に基づいて野党が要求した臨時国会開催も開かずに放置。今度の総選挙は、安倍政権が蹂躙してきた立憲主義を取り戻す機会なのだが、希望の小池は「これまで合憲と言っていたのに、3項を付け加えるのは理解に苦しむ」「安保法制に賛成しないという方は、そもそも(新党参加の)申し込みをしてこないと思う」などとノラリクラリ。安倍の憲法観との違いは不鮮明のままだ。これでは、どんな選挙結果になっても再び、憲法が政争の具になりかねない。九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)がこう言う。

「安保法や改憲、9条に対する考え方など、本来は大きな選挙争点、対立軸になっても不思議ではないのに、安倍自民も小池新党もスタンスに大差がないからぼんやりとしているのでしょう。しかし、これではリベラル派がいなくなってしまう。最終的にはタカ派同士の政党がくっついてしまう懸念も出てきます」

 有権者はふわふわとした形容詞にダマされてはいけない。

  
   リベラル潰しか(C)日刊ゲンダイ

まだ一波乱も二波乱もある与野党政界再編の予兆

「非自民勢力の結集」と言われても、民進党議員は疑心暗鬼になっている。自分は希望の党の公認をもらえるのか。安保と憲法の踏み絵で、リベラル系は排除されるのではないか――。

「かつての民進党ができた原点は、“リベラルの旗を立てる”ということでした。政権交代可能な2大政党というのなら、保守に対抗するのはリベラル勢力というのが本筋です。前原代表が決めた民進党を解体して希望の党に合流する手法は、極右と極右の2大政党になってしまいかねず、ひどい話だと思いますが、これでスッキリしていくのかもしれない。自民党も穏健な保守を捨て去っているところへ、筋金入りの右翼が保守を名乗って登場した。これは、あまりに異常な状況です。今回の総選挙で新党がある程度の議席を得ても、リベラル新党をつくらなければならないという機運が盛り上がってくるはずです」(ジャーナリスト・高野孟氏)

 一党独裁の長期政権は必ず腐敗する。それは安倍政権が証明している。政権交代可能な勢力ができることは、この国の民主主義にとって必要なことだが、2大極右政党では、あまりにいびつだ。リベラルの揺り戻しもあるだろうし、混乱はしばらく続く。まだ一波乱も二波乱もありそうだ。

「政権交代可能な2大政党制に向けた政界再編の第一歩と考えるなら、今回の解散・総選挙は大きなチャンスです。選挙後には、自民党が割れる可能性もある。何年先かわかりませんが、健全な2大政党制に収斂していく第一歩になるのではないでしょうか」(山田厚俊氏=前出) 

 これは与野党政界再編の予兆。民進党は歴史的使命を終えたということか。

  
   今後の交渉で主導権を握れるか(C)日刊ゲンダイ

民進は乗っ取られたのか、名も実も取られる懸念はないのか

「どんな手段をつかっても、安倍政権を止めなければならない」

 民進党の両院議員総会で語った前原の言葉に嘘はないと思いたい。前原はこうも言った。

「理想の社会をつくるため、好き勝手な安倍政権を終わらせるため、もう一度2大政党をつくるために、名を捨てて実を取る」

 相手は勝つためならなんでもアリの自民党。歴代ワルの中でも憲法さえ無視するのが安倍政権だ。とにかくマトモじゃない。本気で倒そうと思えば悪魔とでも手を結ぶ必要がある。政権交代の手段が他にないのなら、座して死を待つよりは、たとえ悪魔だろうと小池新党と組むしかない――。

 前原の捨て身の覚悟に一瞬、胸を打たれた有権者も多いだろうが、「反安倍」と言いながら、安保や憲法の踏み絵で平然とリベラルを切り捨てる小池流には、戸惑いの声が上がっている。

「まるで魔女に魅入られてしまったかのようです。民進党は、理念も政策もない新党に身売りしてしまったようにしか見えない。小池人気というものが本当にあるのなら、それを利用して政権交代にまで持って行ければいいのですが、今後の交渉で民進党が主導権を握れなければ、乗っ取られたも同然の状態になってしまいます」(高野孟氏=前出)

 非自民の結集は亡国政権に致命傷だろうが、この混沌の先に何があるのか。希望か、それとも絶望か……。有権者の時代を見据えた覚悟も試されている。








http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/207.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 国難は解散したあとに来る  小田嶋 隆
 前回に引き続き選挙の話をするつもりでいる。

 とはいえ、現時点で言えることは少ない。
 予測なんてとてもできないし、現状分析さえおぼつかない。
 それでもあえて選挙についての文章を書こうと思っているのは、主に記録のためだ。

 もう少し丁寧に言えば、すべてが終わって結果が出た後に、何が起こっていたのかをあらためて振り返って考えるための材料として、現時点で見えていることを、なるべく見えているままの形で記録しておこうと考えている、ということだ。

 一昨日までの状況は、昨日(9月27日の水曜日)になって一変した。
 それで、何もかもわからなくなった。
 以下、主だった政党別に、状況を整理しておく。

 自民党の状況は、一週間前とそんなに変わっていない。
 とはいえ、周辺の状況が一変したことで、この先、選ぶべき戦術には、大幅な修正が求められることになるだろう。

 そもそも、今回の選挙は、安倍晋三首相の個人的な独走がもたらしたものだ。
 ここが出発点だ。

 つまり、現今の混乱状況を安倍首相周辺がどう評価しているのかはともかくとして、この混乱は、首相ご自身が自分で招いたものであり、いわゆる“大義なき解散”がもたらした当然の帰結だということだ。

 ともあれ、安倍さんが、唐突に解散を決断した理由が、「国難突破」のためであったのかどうかは、たった一日で、もはやさして重要な争点ではなくなっている。

 3日もしたら、「国難突破解散」というこのフレーズ自体、忘れ去られていることだろう。
 26日の段階では、解散に大義があるのかどうかは、わりと重要な論点だった。
 とりあえずこのことを書き残しておきたい。

 26日までの数日間に、いくつかのメディアから電話取材を受けた。それらへの回答の中で、結果として記事に反映されたのかどうかはともかく、私は、おおよそ以下のようなことを述べた。

1.「国難」という現状認識、ないしは問題設定がそもそもズレている:「国民」は多様な人々を含んでおり、それぞれ(年齢、性別、経済状況、就業の有無、家族形態、健康状態などなど)によって、直面している課題やかかえている困難は様々だ。それらを「国難」などという粗雑な言葉で一括することはできない。強いていえば、北朝鮮をめぐる情勢は「国難」と呼ぶにふさわしいものではあるが、それは解散にはなじまないどころか、解散を許さないはず。

2.「突破」という態度が間違っている:百歩譲ってわが国が「国難」に直面しているのだとして、だとしたら、政府は、その国難に「対峙」「対応」しつつ、対応策を国会で議論し、解決策を模索し、状況を改善すべく努力するべきであるはずで、「突破」などという思考停止を含んだ語句(「一心不乱」の「玉砕」戦法的で、「特攻精神」っぽい)で、国民的団結を促すような取り組み方は、柔軟性を欠いていて危うい。

3.「解散」という手段が狂っている:「国難」を「突破」するための手段として「解散」を持ってくる理屈に、まったく論理的なつながりが無い。仮に国難を突破するつもりでいるのなら、求められるのは、むしろ国会の早期開催であり、徹底的な審議であり、知恵の結集であるはずで、「解散」は、それらの課題を真っ向から否定する意味で最悪の打ち手だ。

 この分析自体、解散以前の時点で総選挙の前提となっていた政治状況がまるごと破壊されてしまったいまとなっては、ほぼ、意味を失っている。

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 ただ、たしかなのは、与党が政治的な課題について国民に信を問うためにではなく、単に「選挙戦を戦う上で有利だ」との状況判断から解散に打って出たという事実だ。

 彼らは、民進党の体たらく(代表戦のグダグダ、山尾志桜里議員のスキャンダルでの失点、離党者続出の党内不協和)と、小池新党の準備不足(小池氏の都政専念、若狭代表の知名度不足、人材と資金と時間のすべてが足りない党内事情)を横目に見ながら、落馬した敵に斬りかかるようにして選挙戦を仕掛けたわけだ。

 この種の戦術的な状況判断による衆院解散は、少なくとも憲政の常道から外れたもので、議会政党としての矜持を疑わせるに十分な暴挙だったと思う。ついでに言えば、てか、言われ尽くしたことでもあるが、今回の解散は、以上に述べてきた戦術的な選択である以前に、安倍首相個人が国会審議の場で森友・加計問題を追及されることから逃亡するために打ったみみっちい小芝居であり、その意味で、「丁寧に説明する」と言っていたご自身の発言を裏切る振る舞いでもあれば、国会そのものを冒涜するやりざまでもある。「卑怯者」と呼ばせていただいても言い過ぎではあるまい。

 であるからして、私個人としては、いくらなんでもこんなにスジの通らない形で選挙に持ち込んだ側が、その選挙で勝てる道理はないのではなかろうかと、26日の段階ではそんなふうに思っていた。

 が、状況は、たった一日でひっくり返ってしまった。

 二番目に、「希望の党」の話をする。

 この党は、自民党が解散を言い出す前の分析では、「準備不足」「リーダー不在」「人材払底」「若狭は未熟さ華の無さ」「こっちの野田はダメなのだ」「資金不足」「烏合の衆」「小池にはまってさあ大変」「理念不在」「政策不在」と、さんざんな言われようだった。言ってみれば政党以前のバーチャル政治同好会組織に過ぎなかった。

 それが、どういうことなのか、突然「希望の党」という党名を掲げ、のみならず、ほんの2カ月前に「都民ファーストの会」の代表を退くにあたって「都政に専念する」と言っていた小池百合子氏ご自身が、そう言っていた舌の根も乾かぬこの時期に、にわかに党首としてその希望の党を率いる仕儀にあいなっている。

 なんと恥知らずな手のひら返しではあるまいか。

 記者会見で、小池代表は、「アウフヘーベン」「シナジー効果」「リセット」といった不可思議な言葉を散りばめて、自らが新しい党を率いて新たな改革に乗り出す決意を語っていたわけなのだが、少なくとも私は、会見の全文を何度読み返してみても、その中で使われている「アウフヘーベン」や「シナジー効果」や「リセット」が具体的に何を意味しているのを読み取ることができなかった。それもそのはず、これらの用語は、何かを説明するための言葉ではなく、説明を回避するための目くらましであるからだ。

 築地市場の豊洲への移転を発表した時に漏らした「私がAIだからです」という説明の時も同様だったが、この人が目新しいカタカナ言葉や、キャッチーなスローガンを持ち出すのは、聴衆の注意をそらそうとしている時に限られている。

 手品で言うところの「ミスディレクション」というヤツだ。
 マジシャンが、観客の注目を高く掲げた右手のカードにひきつけておいて、その間に左手でテーブルの裏にコインを貼り付けるみたいな、あのやり口だ。

 「アウフヘーベン」や「AI」には特段の意味はない。
 小泉元首相がずっと昔に、説明不能な事態に際して
 「人生いろいろ」
 と言って笑わせつつ苦境を打開してみせた時のあの手法と同じで、要するに、意外な言葉を持ち出して周囲を混乱させて説明をはぐらかしているのだ。

 もっとも、この種の見え透いたごまかしが通用するのは、この人があらかじめメディアを手なづけているからでもある。

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 苦しい弁明の中で、同じように小手先のごまかしを繰り出そうとした山尾志桜里議員は、記者たちに
 「説明になっていませんが」
 「どういう意味でしょうか?」
 と、矛盾点を指摘されて追い詰められている。

 ところが、小池百合子氏は、あの不思議なまでに余裕綽々な語り口で、記者を幻惑して会見を乗り切ってしまう。そういう下地を作り、生かす能力を持っている。

 おそらく、積み重ねてきたキャスター経験と政治経験と離党結党経験が彼女に、特殊能力をもたらしたものなのだろう。

 ネット内を見回してみれば、彼女の会見を見て
 「この人、説明能力がゼロだね」
 「何言ってるのかさっぱりわからない」
 と、酷評している人がたくさんいることも事実ではある。

 おそらく、言葉を論理の筋道として解釈している人たちは、そんなふうに感じるのだと思う。
 私の解釈は少し違う。

 小池百合子さんの特殊能力は、「何ひとつ説明していないのにもかかわらずなんとなく周囲を納得させてしまっている」ところにある。つまり彼女に関しては、説明能力が低いというふうに評価するのではなく、「説明回避能力が異様に高い」と考えなければならないということだ。

 ともあれ、この人が前面に出てきたことで、状況はすっかり変わった。
 「小池新党」を「ガキの政党ごっこ」と見てナメてかかっていた首相周辺は、あわてているはずだ。

 仮にガキの政党ごっこだという分析が当たらずとも遠からずなのだとしても、先の都議選で、その「ガキの政党ごっこ」に過ぎなかったはずの都民ファーストの会は、前例の無い圧勝を記録している。ガキをナメてはいけない。有権者がガキ含みである時代、ガキの政党であることは弱点とは限らない。

 希望の党がスローガンとして挙げている政策のひとつに「しがらみのない政治」というのがある。

 正直な話、意味がわからない。
 というのも、「しがらみ」という単語が曖昧すぎて、焦点を結ばないからだ。
 とはいえ、意味がわからないながらも、気持ちはなんとなくわかる。
 ここが非凡なところだ。

 察するに、「しがらみ」は、橋下徹前大阪市長が二言目には繰り返していた「既得権益」とそんなに遠い概念ではなくて、要するに、人間関係がもたらす行きがかりや、過去からのつながりがもたらすなりゆきや、コネクションや義理人情といった、明文化しにくいもやっとした権力の闇を一掃して、ゼロからリセットした環境の中で新しい政治の仕組みをつくっていきましょうではありませんか皆さん的な気分を言語化した何かなのであろう。

 その気持はわかる。
 しかし、「しがらみ」は、政治家の言行の一貫性や、過去に約した約束を守り抜く誠実さを含んでもいる。
 ということは、しがらみを一掃したら、自分の過去や約束や公約をその場限りで適当に捨てることも不可能ではなくなる。

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 実際、小池百合子氏は、豊洲問題でも都ファの代表人事でも、それらの以前から繰り返されてきた離党歴を見ても、過去の「しがらみ」を、見事に切り捨ててきた政治家だ。

 希望の党の代表に就任するにあたって、小池百合子さんは、自らの公式サイトにあった過去のコンテンツを削除している。

 その中には、原発の再稼働を容認する発言や、日本の核武装について「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」と回答した2012年衆院選時点の一問一答も含まれている。

 おそらく、彼女にとって、これらのコンテンツは「しがらみ」に過ぎないのであって、そうした過去との行きがかりをまるっと無視するところに、未来なり希望があるというのが、彼女の立場なのであろう。

 なんともおそろしい政治家だ。
 が、機を見るに敏なその反射神経の鋭さと、どんな質問を浴びせられても常に悠揚迫らぬ落ち着いた態度で質問が求めているのとは違う回答を並べにかかる度胸の良さが、他の追随を許さないことはたしかで、この人のこのムードに頼もしさを感じる有権者がたくさんいることを、私は不思議には思わない。

 さて、三番目に民進党だが、これもなかなか大変なことになっている。

 確定的なところはいまひとつはっきりしないのだが、少なくとも現時点で報じられているところを総合すると、どうやら民進党が独自の政党としての生命を終えようとしていることはたしかなようだ。

 ついひと月ほど前の代表選を経て党の代表に就任した前原氏が、みずから「10月に予定されている衆院選の届け出政党とならず、公認候補を擁立しない方向で調整を始めた」と、少なくとも共同通信はそのように伝えている(こちら)。

 一方、希望の党の側が民進党の申し出というか秋波をどんなふうに受けとめているのかというと、

《−−略−− 小池氏は27日夜のBSフジ番組で「集団で来られても一人ひとり、こちらが仲間として戦えるか決める」と述べ、公認候補を選別する考えを示した。安全保障や憲法を挙げ「党内で右だ、左だというのは正しくない。一人ひとりの考えを確認する」と語った。−−略−−》(こちら)

 てなことになっている。

 なさけない話なのだが、あまりにもとんでもない状況過ぎて、理解が追いつかない。
 記事を読む限り、多数の現職議員をかかえる国政政党の党代表が、次の選挙に公認候補を認めることをせず、自らは無所属で立候補する決意を語っていることは間違いのない事実であるようで、ということは、これは、事実上の「解党」と解釈するほかにどうしようもないわけなのだが、これだけはっきり書いてあっても、いまだに私は記事の内容を「政治家が本当にこんなことをやるのだろうか」と、信じることができない。

 なんというべきなのか、それほど素っ頓狂なことが起こっているということなわけだ。

 で、その「解党」が、そのまま「希望の党」への合流なのかというと、さにあらずで、合流先の「希望の党」では、民進党出身の候補者を「選別」した上で、党に加えるつもりでいるという。

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 これもまた、信じられない状況だ。

 つまり、アレか?
 民進党の議員は、蜘蛛の糸を垂らされたカンダタみたいな状況で、ひとりずつ、極楽の蓮の池を目指さないといけないわけなのだろうか。

 前原さんの前代未聞の決断が「勝てそうな勢力にぶら下がる」ということなのであったら、そもそも政党を結成した意味がなかったことになる。自己否定そのものだ。

 「当選させてくれそうな政党であれば、名前や政策がどうであれその政党の所属議員になりたい」と考えるような候補者に、投票したいと考える有権者が果たして現れるものなのだろうか。

 それ以前に、党首自らが解体への道筋を作ったのだとすると、あの代表選はいったい何だったのだろうか。

 以上、3つの政党のこの一週間ほどの動きを見ていると、どれひとつとして節操を守っている政党がないことがわかる。
 公明、共産、維新、社民などは、とりあえず渦の外にいるというのか、自分たちの立ち位置をかろうじて守ってはいるようだが、先のことはわからない。

 とすると、投票先はあるのだろうか。
 それもわからない。

 はっきりしているのは、今度の選挙が、憲政史上最も醜い争いになるということだ。
 卑怯者とうそつきと火事場泥棒のうちの誰に投票すれば良いのか、悩みは深い。

 個人的には、候補者が掲げて見せている「未来」にではなく、各々の政党なり候補者なりの「過去」に向けて票を投じるのが、こういう場合の立ち回りかたとして、最も穏当なんではなかろうかと考えている。

 未来は不定形だし、現在は常に揺れ動いているいる。とすれば、頼りになるのは過去だけだ。
 後ろ向きの結論になってしまったが、投票に行かないよりはマシだと思う。

 私は、つい10年ほど前まで、ついぞ投票に行ったことのない人間だった。
 で、現在の政治状況は、そのことの報いなのだと、半ば以上本気でそう思っている。

 われわれはこの何十年か、政治家を軽んじてきた。
 私自身、生まれてこの方、政治家を尊敬したことが一度もない。

 ずっと昔、私が子供だった頃、政治家は少なくともいまよりはずっと尊敬されていた。
 たとえば、当時からタレント議員という人たちがいたものだが、その彼らは「タレント議員」という呼び方で、一種蔑んだ視線で見られていた。
 このこと自体が、「議員」への尊敬の裏返しだった。

 しかも、そうやって世間から軽んじられ、嘲笑されていた当時のタレント議員は、その出自を洗ってみれば、一流の落語家であり、講談界の第一人者であり、ナンバーワンのアナウンサーだったりした。

 つまり、昭和の半ばまでは、超一流のタレントしか議員になることはできなかったのである。

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 それが、現在は、出番を失った芸人や、食い詰めた歌手や、汚れ役にさえお呼びがかからなくなった俳優といったあたりの人々が、タレント議員の供給源になっている。忙しい芸人や、売れている歌手は議員になんかならない。オファーがあっても、即座に断っている。

 要するに、昔のタレント議員が、「タレントあがり」(←タレントからの成り上がりの結果としての議員になった人々)であったのに対して、現在のタレント議員は、「タレント崩れ」(タレントから身を持ち崩して議員になった人たち)だということだ。

 で、われわれは、自分たちが、そうやって、長い間、政治家を侮り、蔑み、嘲笑し、いびり倒してきたことの報いを、いま受けている。
 「勝てるか否か」の判断を最優先する政治家は、それを認めてきた我々が生み出したのだ。

 矜持を持った優秀な人間が誰も政治家を目指さず、卑しい人間と、アタマの悪い人たちのポスターだけが路上の風に吹かれる時代を誰が望んだというわけでもないのだろうが、現実に、いま、私たちはそういう時代に生きている。

 このひどい選挙のありさまを眺めている子供たちの中から、もしかしたら、10年後か20年後、日本の政治をなんとかもう少しマシなものに変えるために立候補してくれる若者が出てくれるかもしれないが、それまでの間は、とりあえず、目の前に並んでいる人たちの中から、なんとか最悪でない組み合わせを選ぶほかにない。

 ひどい結論になった。
 候補者の皆さまには、口汚い言い方をしてしまったことを、この場を借りて謝罪しておく。
 あなたたちのうちで最良と思える人に投票するつもりでいるので、どうか勘弁してください。


http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/092800112/?i_cid=nbpnbo_tp
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/208.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 今度の選挙は「安倍的な政治」と「反・安倍的な政治」との戦いだ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6419.html
2017/09/29 05:00

<「新党ブームの結果、長い経済の低迷に突入し、(民進党の前身の)民主党政権になって混迷を極めた」。衆院解散直後の28日夕に行われた安倍首相の街頭演説。小雨の降るJR渋谷駅前(東京都)で、安倍首相は「国難」と表現した北朝鮮問題に言及した後、小池氏が設立した希望の党と、同党との合流を進める民進党への批判を繰り広げた。

 「1990年代の新党ブームで政治は混乱し、2009年の民主党ブームになって雇用が失われた」。安倍首相は演説で、かつて小池氏が所属した日本新党と、民主党が政権を担った時代を引き合いに出し、自公以外の政権の経済政策が不十分だったと強調。希望の党を中心とした政界再編の動きを念頭に「ブームからは希望は生まれない」と声を張り上げた。

「そろそろ『次の都知事選の候補者は誰?』というのはウケないと思います」。日本記者クラブ(東京都千代田区)で28日開催された記者会見で、小池氏は「知事辞職と衆院選出馬」の可能性に言及する報道をけん制した。その上で「私は今の国会が変わらない限り、都政でしっかり頑張る」と、改めて衆院選出馬を否定した。

 知事就任1年に合わせ当初、8月末に予定した会見が、都議会臨時会招集で28日に延期された。会見テーマは「今後の都政の主な課題」だったが、衆院解散と重なったため質問は国政に集中した。

 小池氏は希望の党を「寛容な改革保守」と表現した。会見では「自民党は改革保守ではないのか」との質問があったが、小池氏は「加計(かけ)学園の問題も結局、お友達優先。しがらみがある改革は改革とは言わない」と厳しく批判した。

 一方、憲法観を巡り「安倍首相とのスタンスの違いが分からない」と問われると、「皆さんは9条ばかりに集約されがち。改憲を広く議論しようという点では(安倍首相と)変わりがない」と賛否を明確にしなかった>(以上「日経新聞」より引用)


 小池氏が代表を務める希望の党は新党ブームではない。民進党と自由党が合流するからには「野党再編」の一環だとみるのが妥当だろう。

 そこで現在の「希望の党」の政策を小池氏が記者会見で記者と応答したことを以て批判することも間違っている。まだこれから希望の党は党としての形を整えていく段階だ。その事前として「反安倍政治」の勢力が結集することに意味がある。

 政府がこの時期に昨年の労働者平均賃金が421万円で昨年より上昇したと報じたが、正規が487万円なのに対して非正規が172万円と格差は拡大したと解説している。その労働者全体の賃金も名目を差し引いた実質で対前年増なのかどうかは解説していない。

 ここで問題にすべきは非正規労働者の平均賃金172万円ではないだろうか。その金額で一人暮らしするのは困難だ。つまり親にパラサイトしないと暮らせない水準だ。平均賃金が172万円ということは実際はそれ以下で暮らしている非正規が多いということだろう。

 安倍・竹中「構造改革」は日本の労働者を正規と非正規の溝をさらに拡大した。お友達や知り合いには補助金をばら撒き、認可を手早く出すような「改革」が酷寒戦略特区の成果だとは笑わせる。

 傍から見る限り、自民党内民主主義は大丈夫なのかと心配になる。国家戦略特区の決定事項に関して詳細な説明が与党自公国会議員になされているのか、憲法論議に関しても党内論議の上で安倍氏が発表したのか。

 自民党は少しは反省した方が良い。国民は安倍自公政権の暴走を与党としてコントロールできていない状態に懸念を抱いている。安倍氏の独裁政権に堕しているのではないか、という危惧だ。

 希望の党は告示まで時間は少ないが、これから「マニフェスト」をまとめ、政権公約を国民に発表するだろう。小池氏が記者会見で公党で述べたことがすべてではないはずだ。党として公約を作る段階で「希望の党」の全体像が形成されて行くだろう。それを希望を持って待つしかない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/209.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 選別する、全員受け入れる気はさらさらないby小池百合子、口の訊き方に気を付けろ!(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/09/post-ea36.html
2017-09-29


今回の総選挙、前原は、どんな手を使っても安倍政権を終わら
せると言っている。

その考えには共鳴できるし、一見よさげに見えるが、除籍処分
した人達に頭を下げて入れてください。と言うのか。

そして安保法制や憲法に関しても、自分たちの信念を曲げてま
でも、希望の党に沿うような姿勢を示さなければ、冷徹に切ら
れる。

公党としてその旗の元に集うって来た党員を、代表が希望の党
に合流する宣言して、身売りするような事を平気でする。

しかも、持参金付きで、組織まで差し出して。。。

仲間のリベラル派議員は身ぐるみ剥がされかねないのに?

この人達は、希望の党に入党する理由がない。

安保法制も違うし、憲法の解釈も違う。

信念・理念からして、合流できるわけがない。


右寄りの議員が希望の党に合流するのは良いとしても、仲間を
ないがしろにするのは、いかがなものか。

小池百合子の希望の党に完全に屈服したように見える。

大が小に飲み込まれてしまった。どんだけ戦略が下手なのか。

細野や長島と違って、離党していなかった民進党議員としては、
やりきれない思いで一杯だろう。

民進党を解体するというなら、希望の党には入れない、入らな
い芯のあるリベラル派議員に対して、手切れ金のような物、選
挙資金を与えるとかしたらどうか。

前原の独断で捨てられる方の議員は、少しは気が休まると思
うが。。。

そして、その人たちが立候補する選挙区には、希望の党を擁
立しないとか、少しはケアしないと。

希望の党には持参金があるのなら、入れない議員に対しての
手切れ金の発想もありかと思ったりして。。。

小池百合子は、一人一人選別するとか、全員受け入れるとい
う事はさらさらないとか、民進党議員の神経を逆なでするような
発言を平気でしている。

口の訊き方に気を付けろと言いたい。

確かに理念や信念の違う議員が入党しても、後で揉める元だと
の意識があるのだろうが、あんな言いかたはないだろうに。

小池百合子の、覚え目出度い議員でないと希望の党に入れな
いという事か。

どうも過去の議員活動においての発言も、いちいちチェックし
てランク付けするとも言われているし、ここまでの事をやるって
すごすぎないか?

いくらじり貧となっても民進党という野党第一党のでプライドま
で投げ捨てさせるような小池百合子の、そしてそれに同意した
前原の冷徹さが垣間見える、今回の新党合流劇

すご〜い嫌なものを見てしまった。

希望の党に入党するためには、プライドもズタズタにされ、これ
以上ない醜い姿を見なくてはいけないのか。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/210.html

記事 [政治・選挙・NHK233] いいね! 共産・志位委員長が野党共闘継続を宣言!希望の党から立候補しない民進党議員と連携を模索 
【いいね!】共産・志位委員長が野党共闘継続を宣言!希望の党から立候補しない民進党議員と連携を模索
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34455
2017/09/29 健康になるためのブログ





共産 志位委員長 安保法廃止求める民進出身者と連携も
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170929/k10011161711000.html
9月29日 15時04分 NHK



共産党の志位委員長は、横浜市で記者団に対し、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことについて、「大きな政治的変節だ」と批判する一方、希望の党から立候補せず、安全保障関連法の廃止を訴える民進党出身の候補者とは連携を模索したいという考えを示しました。

この中で、共産党の志位委員長は、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことについて、「民進党は安全保障関連法にあれだけ反対して、ともに戦った。その後も『憲法違反で廃止すべきだ』と主張しており、法律を容認する希望の党との合流は大きな政治的変節だ」と批判しました。

一方で志位氏は「民進党出身者でも共闘の原点である『安保法制の廃止』という大義に立って行動する人であれば共闘を追求していきたい」と述べ、希望の党から立候補せず安全保障関連法の廃止を訴える民進党出身の候補者とは連携を模索したいという考えを示しました。

また志位氏は、希望の党の代表を務める東京都の小池知事について、「もし、衆議院選挙に立候補するのであれば『都政を踏み台にしたのか』という大きな批判は免れない」と述べました。





以下ネットの反応。
























共産・社民・民進リベラルという形で共闘が継続されるのでしょうか?民進で離党を余儀なくされてる人への助け舟ですね(特に辻元氏は選挙区的に見ても厳しい立場)。

龍作氏は小池新党と共産党の棲み分けにまで言及してますね。「勝たなければ意味がない」選挙の難しい所です。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/211.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 「希望の党」に対する国民の考え方 「安倍政権に不満な国民に希望を与えた民進党の議員たちは立派だ」 小林よしのり 
      



「希望の党」に対する国民の考え方
https://yoshinori-kobayashi.com/14127/
2017.09.28 小林よしのりオフィシャルwebサイト


前原代表はよく決めたものだ。大した男になった。

民進党の議員たちも「私心」を捨てて、よく「公」のために同意した。

これを選挙目当てとか、看板の掛け替えだけとか、そんなセコい見方しか出来ないのなら、
それは政治家ではなく、「政治屋」か、あるいは「エセ言論人」レベルの人間だろう。

民進党のままで勝負しても、前回よりは議席を微増させることは出来る。

確実に議席を減らすのは自民党なのだ。

だがそれでは安倍政権を倒すことには繋がらない。

野党が票を食い合って、その分、安倍政権が得をするだけ。

小選挙区制は二大政党で、政権交代の可能性を高めて、政治に緊張感を持たせるために採用したものである。

国民に、政権交代はあり得るという希望を持たせなければ、小選挙区制にした意味がない。

それは権力をとる政党や政権にとっても、傲慢な政権運営や、権力の私物化や、権力の座に
胡坐をかいた気の緩みを防ぐことが出来るシステムだ。

左派リベラル勢力は「希望の党」も安倍政権に負けず劣らずの「右派」か、「極右」だと思っているようだ。

逆に安倍政権に異様な愛着を示す自称保守の連中は、「希望の党」なんか寄せ集めのポピュリズム集団と、
今後は悪罵の限りを尽くすだろう。

だが、愛着ある自分の政党を解体してまで、出現したばかりの「希望の党」に身売りするような行為が、
民進党の議員にとって、どれほどの覚悟が必要か、「政治屋」や「エセ言論人」には分かるまい。

わしだって民進党のままで勢力拡大をして欲しかったのだ。

辻元清美のような護憲派の議員にとっては、身を引き裂かれるような辛さだろう。

自分の家から放り出されて、昨日できたばかりの、よそ様の家にお世話になれと言われるのだ。

それを言われる議員たちも、それを言わねばならぬ前原代表も、どれだけの覚悟が必要だったか・・・。

だが、「国民に選択肢を与える」「安倍政権に不満な国民に希望を与える」という「公心」のみで、
自分の家を解体してしまう道を選んだ民進党の議員たちは立派だ。

小池都知事は、これほどの議員たちの大博打を受け止めてやらねばならない。

「私が選抜する」とか「都知事を続ける」とか、小さなことを言うべきではない。

資金も組織も議員の頭数も手中にしたのだ。

都知事を辞めたら、途中で放り出したと言い募る者もいるだろう。

だが、そんなにチャチな話ではない。

都知事選が総理への踏み台になっても、わしはそれを許す。

今のような国民を分断し、憎悪を掻き立てるネトウヨ保守の時代を終わらせて、リベラルも
内包できる懐の深い保守政権を作ったらどうだろう?

小池百合子はしなやかにそれがやれるんじゃないか?

そして国民は「希望の党」が成功するか否かなど、臆病な疑心暗鬼に囚われる必要はない。

クールに言えば、「希望の党」が失敗したら、自民党に戻せばいいだけだ

そのときは少なくとも安倍政権ではない。

わしは石破茂が総裁で、小泉進次朗が政権に入れる自民党になっていることを期待する。

とにかく今がダメなのだ。

国民は政権交代をさせることによって、民主主義の質を高めていくしかない。

これほどダイナミックに政局が動く可能性が生まれたのは、幸運なことだ。

小池百合子は都知事を辞めて、総理を目指せ!

国民も「現状維持」の怠惰な精神を捨てて、冒険をする気力を出すがいい!





























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/212.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 小池氏もあまり調子に乗り過ぎるとしっぺ返しを受ける。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201709/article_27.html
2017/09/29 21:32

昨日、細野氏が、希望の党の代表のような顔をして、菅、野田前首相経験者を捕まえて、「三権の長を経験された方にはご遠慮いただいた方がいい」と発言した。これに対して、それは野田氏は小池さんや前原氏が決めることだと怒った。野田氏は、「あえて先に離党していった人の股をくぐる気は全くない」と述べたそうである。小池氏自身は、細野氏の考えを「そうだ」とは言わず、「そういう考えもある」と述べたが、野田氏が怒るのは当たり前である。

細野にしろ、若狭にしろ、自分たちだけでは、落選するかもしれないのに、小池氏の威光を傘に偉そうに話している。やはり、細野の人間的欠陥をさらけ出している。小池氏が本当に政権を取るつもりなら、233以上を取らなければならない。そうだとすると、現有議員の数だけでは、全然足りない。民進だけで88人である。現希望のポンコツ組が10名強である。後140名以上足りないのだ。

小池氏は民進の議員を全て受け入れることは、サラサラないと超強気の発言をしている。自分を過信しすぎている。人間あまりに調子に乗って不遜になると、必ずしっぺ返しを受ける。

政権の獲得のためには、最後は数である。都議会選挙とは根本的に違う。地方の選挙は、大都会と違って、地縁、縁故、血縁の社会である。単に風だけでなびく票はない。地元の市長派、町長、地元議員たちと密接に結びついている。一議席を取ることだって難しい。大部分が無党派の東京とは根本的に違う。前原氏のように、党を潰して小池氏に掛けた思い、議員の思いを踏みにじれば、政権の勝負に「一円を捨てる者は一円に泣く」ことになる。その時は、小池氏の責任は大きい。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/213.html

記事 [政治・選挙・NHK233] 新党合流の狭間で苦悩する民進党の良識派議員! 
新党合流の狭間で苦悩する民進党の良識派議員!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315183227.html
2017-09-29 23:20:26 半歩前へ


 「政治とは時代を動かすための道具です。かつて中国共産党と蒋介石国民党が「合作」交渉を行いました。希望の党がどんな政策で、誰が組織の中心を担うのか、しばらく注視したい」と民進党の有田芳生さんがフェイスブックに心情を吐露した。

 千歳一隅のチャンスに安倍政権を打倒したいが、さりとて政治理念を曲げるようなことはしたくない。苦悩する有田さんの心情を思うと・・・。

****************

民進党の有田芳生さんが投稿した。

 民進党本部の会議室にこれだけの取材陣が来たのを見たことがありません。この人数が周囲すべてを取り囲み、暑いほどでした。

 党の終わりを告げる歴史的瞬間です。民主党からの20年に終止符が打たれました。党の職員が「喪失感」と表現したのは、真情でしょう。

 総選挙後に参議院の民進党議員は希望の党に合流するのが前原提案のひとつです。会場で配布されたプリントには書かれていない合意事項です。

 拉致特別委員会でお隣にいた中山恭子さんに伝えると「えっ、何も聞いていない」と驚いていました。これが現実です。

 憲法、安保問題などで相いれないことになれば、新党に合流しない判断をするかもしれません。

 すでに覚悟はできています。無所属では仕事に制約ができるので、志が同じ方向の議員と行動を共にする選択しかないでしょう。5人いれば新党ができます。

 民進党の議員総会では希望の党への合流に批判的な意見を述べました。しかしすでに流れはできており、当面は衆議院選挙候補者の判断でした。

 質問は出ても反対論がなかったのは、選挙で勝たなければならないからです。できるだけ多くの議員と新人が勝利をおさめてくれることを望みます。

 問題は政策などの内実です。「妥協の原則」(藤田省三)を設定するにしても、政治観(=人生観)の原則を歪めるわけにはいきません。

 前原代表の決意に一任したのですから、しばらくは注意深く推移を見つめます。小池代表とは世界観を異にしますが、政治とは時代を動かすための道具です。

 かつて中国共産党と蒋介石国民党が「合作」交渉を行いました。反共政策をとる蒋介石側から厳しい条件が出されましたが、交渉の中心は政権構想でした。

 「反蒋」から「逼蒋」へ。日本に勝つための大転換でした。希望の党がどんな政策でまとまり、誰が組織の中心を担うのか、しばらく注視します。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/214.html

   

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