「【電子版】米国の原発、今後38年間で全て消滅の可能性 米調査会社が指摘 」
(日刊工業新聞 2017/9/26)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00444403
(ブルームバーグ)米国の原子力発電業界は今世紀半ばまでに事業が立ちゆかなくなる公算が大きい。
現存する最後の操業ライセンスが失効する2055年までに全ての原子炉が消滅し得ると、S&Pグローバル・レーティングが22日付のリポートで指摘した。ライセンスの延長はないと仮定している。全米に存在する99基の原子炉の半数が向こう17年間で廃炉になる可能性があるとした。
米スキャナは、費用が200億ドル(約2兆2300億円)余りに膨らんだことや契約を請け負ったウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が破産法の適用を申請したことを理由に、サウスカロライナ州に計画していた2基の原子炉建設の中止を発表。S&Pのリポートは、この決定を受けた形となった。安価な天然ガスによる発電や電力需要の低迷で、原発事業者の利益は減少し、発電所の閉鎖が続いている。
--------(引用ここまで)------------------------------------
海外では再生可能エネルギーが劇的な勢いで普及しつつあり、
コストで太刀打ちできない原子力は完全に過去の遺物になりつつあります。
原子力に執着する日本は世界から取り残され、事故や核廃棄物の
尻ぬぐいをさせられて没落していくでしょう。
さようなら原子力、さようなら原発。
(関連情報)
「米発電量統計、風力発電量が水力発電量を突破 (BusinessNewsline)」 (拙稿 2017/3/30)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/728.html
「ラスベガス市政府、市消費電力の100%再生可能エネルギー調達を達成 (Sustainable Japan)」
(拙稿 2016/12/28)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/207.html
「仏大手電力会社、太陽光発電のコストは2025年までに1kWh=1セントにまで低下する・
電気料金はほとんどただに(bnl)」 (拙稿 2016/12/31)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/218.html
「海外ではものすごい勢いで再生可能エネルギーの普及が進んでいる」 (拙稿 2016/9/12)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/457.html
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/749.html