この秋は一転、野党にとってはいばらの道!
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2017/09/07 23:48 半歩前へU
▼この秋は一転、野党にとってはいばらの道!
山尾志桜里の不倫騒動がなぜ、これほどまで騒がれるのかといえば、それだけ期待が大きかったからだ。
テレビ屋のワイドショー的な見方をすれば、
1、美人でカメラ写りがいい。その上、弁が立つ。
2、東大卒の検事上がり。ダンナは同じ東大卒のIT社長と言った華麗な経歴。
3、当選2回で党の要職である政調会長を務め今回、ナンバー2の幹事長に就任予定だった。などなど上げたらきりがない。
早い話が民進党の「期待の星」だった。それが今回、不倫騒動。
よりによって、幹事長に内定した直後に、くだんの男性が運転する高級車の助手席に幸せそうか顔をして乗っている姿を週刊誌に撮られた。
脇が甘すぎるどころの話ではない。“山尾つぶし”を狙う勢力が内定を続け、ネタを週刊誌に提供して書かせたのではいか、との声がある。
しかし、近い将来、党を背負って立とうという者は、そんなことは当然「織り込み済み」でなければならない。
政治は権力闘争だ。戦国時代なら、殺し殺される修羅場に立つ身である。その自覚に欠けていたのではないか。期待が高い分、それだけ敵方から狙われるのだ。
このスキャンダルは、来月の3つの衆院補選を前に、民進党に留まらず、野党にとっても相当なダメージだ。彼女の犯した罪は重い。野党共闘の実を破壊しかねない影響を与えた。離党したから済むようなものではない。
ほどなく開会する国会では森友事件をはじめ渦中の加計疑惑などで安倍政府を厳しく追及し、真相に迫ろうと準備を整えた共産党や自由党、社民党ははらわたが煮えくり返っているのではないか。
ガタガタになった野党共闘を、これからどう構築し直すか? 果たしてそれが可能かどうか。この秋は一転、野党にとってはいばらの道だ。
フェイスブックで松田三千代さんがこんなことを言った。
「日本国民の多くが、北朝鮮の核実験と(山尾志桜里の)不倫騒動を、ほとんど同じレベルで、面白おかしく他人事のように見ているのが、一番の問題だ」
お説の通りだ。こんなことにかまけているヒマなどない。西と東には金正恩、トランプと言う狂人が身構えたままだ。