【9月7日 時事通信社】国連人権理事会が設置したシリア内戦に関する独立調査委員会は6日、アサド政権軍が市民に対し化学兵器を何度も使用したと初めて結論付ける報告書を発表した。
化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリア北西部イドリブ県での4月の空爆でサリンが使われたことを確認していたが、使用者の特定には至っていなかった。アサド政権は化学兵器の使用を一貫して否定している。
調査委は被害者らからの聞き取りや現場の写真などを基に判断した。ロイター通信によると、ピニェイロ委員長は6日、ジュネーブで記者会見し「現場に入れないからといって、責任者を特定できないということにはならない」と強調した。(c)時事通信社
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