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2017年9月02日23時32分 〜
記事 [経世済民123] 日立を東芝のようにしようとする日本政府(経産省) (小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
日立を東芝のようにしようとする日本政府(経産省)
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51728061.html
2017年09月02日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 本日の日経の1面の記事です。


 「英原発融資に全額補償」




 「政府は日立製作所が英国に輸出する原子力発電所について、日本のメガバンクなどが融資する建設資金を日本貿易保険(NEXI)を通じて全額補償する。先進国向けの案件を全額カバーするのは異例の措置だ。貸し倒れリスクを減らして原発事業に慎重なメガ銀などの融資を引き出す狙い。英政府には新原発が採算のとれる電力価格の設定などを求め、資金支援を要請する。」




 「NEXIは通常、民間融資が焦げついた場合に備えた保険を提供し、融資額の90〜95%を補償している。今回の英国案件については特例で全額を補償する方向で邦銀と協議に入る。原発事業は福島原発事故以降に安全対策費が膨らみやすく、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行も貸し倒れリスクが大きいと判断しNEXIの全額補償を条件にしていた。途上国向けで全額補償の例はあるが先進国では珍しく、政府は数十年程度の長期融資などを要請する見込みだ。」



 さあ、如何でしょうか? この記事をお読みになって何かお感じになりませんか?

 私は、日立も東芝のようにしてしまうのだろうか、と思ってしまいました。

 何故そのように私が考えるのか?

 その前に、先ず皆様の意見を知りたいのですが…

 貴方は、貿易保険、つまり日本政府が万が一の損失を100%補償するということについてどのようにお考えになりますか?

 そうなれば、日立も、のプロジェクトの建設資金を出す邦銀も大助かりで大変結構なことだと考えますか?

 でも、損失の100%を補償することが望ましいのであれば、何故最初から100%の補償にしていないのか?

 この記事でも、通常は融資額の90%〜95%しか補償しないと言っているでしょう?

 それは、幾ら貿易保険であるとは言え、邦銀に対してもある程度のリスクを背負ってもらわないと融資の審査がおろそかになってしまうからに他なりません。

 だって、万が一のときでも国が全額リスクを負ってくれるのであれば、お金を出す銀行としては少しも怖くない、と。

 では、万が一のことが起きたとき、国はどうするのか?

 そのために政府(貿易保険)は、保険加入者から保険料を集めている訳ですよね。

 で、その保険料は保険金との関係で決まる、と。

 損失の90%がカバーされる場合と損失の100%がカバーされる場合では、当然のことながら後者の方の保険料が高くなる、と。

 しかし、今回特例で100%の補償にするとあるので、保険料率に変更はないと思われます。

 おかしいでしょう?

 もう、これは国丸抱えのプロジェクトと言っていいでしょう。

 確かにお金の出所は民間の銀行であるものの、万が一のことが起きたときのリスクは全て国が負うと言っている訳ですから国家プロジェクトというべきです。

 しかし、儲けがでても、そのときには日立やお金の出し手である邦銀が儲かるだけ。

 そして、仮にプロジェクトが失敗すると、損失は国が負うことになり、結局、国民の負担になってしまうだけ。

 そして、ここまで政府が前のめりになってしまうと、日立や邦銀も嫌とは言えない。

 万が一のときには国が面倒を見ると言っているのだから、民間企業は余計なことを考えるなと言われているようなものなのです。

 でも、それは東芝の歩んできた道と同じようなものではないですか。

 東芝も、経済産業省や安倍総理の強い後押しがあったから、米国の原発会社の買収に踏み切ったのです。

 でも、それがあったために今や存亡の危機に立たされている、と。

 民間が全くリスクを負わないプロジェクトなんて碌なものではありません。

 問題を先送りにして日本経済を脆弱なものにしてしまうだけなのです。



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http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/473.html

コメント [政治・選挙・NHK231] 「首相官邸広報室、東京新聞に注意」卑劣すぎる官邸がまた圧力をかけて来た(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
1. 2017年9月02日 23:33:18 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[4962]
記者クラブ制だけでもみっともないのに…
低脳でみっともない官房長官です。代えましょう。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/621.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK231] 安倍官邸が東京新聞と望月記者に不当抗議! 菅官房長官への厳しい質問封じを狙い撃ちした卑劣な言論弾圧を許すな(リテラ) 赤かぶ
8. 真相の道[2767] kF6RioLMk7k 2017年9月02日 23:38:05 : T8iD3fD606 : kQK1OSr0eCg[1682]
>>06さん
> そんなことはない。
事実でないならばちゃんと反論・説明すればよいだけ。
   
  
そんなことはない。

真偽不明な怪しげな情報は、山のようにあります。

そのすべてを官房長官の会見で説明しろとでも言うのでしょうか?

そんなことになったら、官房長官の会見時間は一日当たり27時間ぐらいかかりそうですねw
  
   
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/618.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK231] なぜ、黙って見ている? 日本人は全員、バカになったのか?  赤かぶ
7. 2017年9月02日 23:39:03 : qzqyjis6ZE : QBpOJuKoVPE[23]
政治家は、票欲しさの、浅ましい役者に成り下がってる。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/609.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK231] 「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た!  赤かぶ
11. 2017年9月02日 23:40:31 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[900]
もはや末期状態なのかな?

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/603.html#c11
コメント [国際20] 北朝鮮、韓国紙記者ら4人に死刑宣告「侮辱する書評を掲載」(AFP) 赤かぶ
1. 2017年9月02日 23:41:42 : nCB5BtahRA : nmmh8zhEt1E[316]
北朝鮮、どうやら罠にかかったらしい。

月刊短波2017年9月号
http://www5a.biglobe.ne.jp/~BCLSWL/TA1709.html

◎BBC北朝鮮向放送9月17日に再開
 英国のChris Greenway氏によると、BBC World Serviceは長年懸案となってきた北朝鮮向朝鮮語放送を40年振りに9月17日より短波で再開する。(WWDXC TP 1311)
 Bulgarian DX Blogによれば、朝鮮語放送の暫定スケジュールは以下の通りである。
 00:00-04:00 5810 Dushanbe 100kW 68度 9940 Tashkent 300kW 2度
(DXLD 1734) ガーディアン紙によると、朝鮮語放送の再開は北朝鮮のミサイル攻勢で時期が早まったそうです。現地時間の深夜に放送されます。スタッフは半数 がLondon、半数がソウルにいるそうです。London駐在の北朝鮮大使館は早速BBCに抗議を申し入れたとのことです。

●時間は、JST(日本時間)で表記されています。

水力発電施設の老朽化で、思うように妨害電波を出せない北朝鮮。ここにタシケントからの送信出力300キロワットの強力な電波が飛んでくる。

北朝鮮では、外国の放送を聴くと即連行、処刑だ。しかし闇市で相当数の短波ラジオが出回っている。隣の中国が、世界最大のラジオ生産国だ。しかも大幅に余剰で、値があってないようなもの。持ってけ価格だ。このため、相当数の国民が隠し持っていて、夜中にこっそりと聴いているようだ。
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/475.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK231] <これは酷い>政府「GDPは4%アップ」⇒4〜6月期のGDP改定値を大幅下方修正!2.96%へ 赤かぶ
3. 2017年9月02日 23:44:57 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[4963]
エーッ! まさかの…

幸福実現党
アベノミクスの”成果”に疑問を呈す
https://info.hr-party.jp/2017/5349/

どうした… 幸福の科学…
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/624.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK231] 宇野常寛が『スッキリ!!』クビ切り降板の真相を激白! 右翼の街宣抗議で日テレが「右翼批判するな」と言論封殺(リテラ) 赤かぶ
9. 2017年9月02日 23:46:41 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[901]
報道機関が圧力に屈するとかもう悲しすぎるわ
宇野さんとやら何処か他の所で頑張ってください
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/611.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK231] 怯むな!朝日、毎日は言論弾圧に立ち向かえ!  赤かぶ
1. 中川隆[-6533] koaQ7Jey 2017年9月02日 23:47:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍首相もハマった、朝日、毎日が疑惑だけで罪人を作る3つの方法


決定的な証拠がないまま、加計学園問題で追いつめられ、とうとう「退陣カウントダウン報道」まで出てきた安倍首相。その転落プロセスをつぶさに見ていくと、マスコミが権力者を糾弾する際に多用する「3つの勝ちパターン」が見えてくる。(ノンフィクションライター 窪田順生)

退陣カウントダウンモードに突入
安倍首相叩きが止まらない

 安倍首相の支持率低下に歯止めがかからない。既に「毎日新聞」(7月24日)などは、「支持率が20%台になった最近の主な内閣」という支持率推移のグラフと、20%台突入から退陣するまでの期間を並べ、「カウントダウン」モードに入っている。


「疑惑」はあるものの、「決定打」が出てこないまま、罪人認定されつつある安倍首相。マスコミが権力者を追い落とす際の3つの手法に、まんまとハマった 写真:日刊現代/アフロ
 個人的には、安倍首相が退陣しようがしまいが知ったことではない。ただ、「謝罪会見」など危機管理広報のアドバイスをしている立場からすると、今回、安倍首相が追いつめられていった「プロセス」は非常に興味深い。

 確たる証拠もないのに、「怪しい企業」の汚名を着せられる企業のそれとよく似ているからだ。

 ひとたびマスコミのネガティブ報道が氾濫すると、そのイメージを回復することは難しい。後ろめたいことがないのなら会見を開いて説明すりゃいいじゃん、と思うかもしれないが、大きな組織になればなるほど、立場的に言えないことが増えてくるものだ。

 役所、取引先、顧客という第三者が関わってくれば、ぼやかしておかなければいけない点がさらに増える。結果、徹夜で想定問答集をつくって、直前までリハーサルをおこない、自分の息子のような年齢の記者に平身低頭で接しても、会見翌日の報道は「深まる疑惑」なんて見出しが躍ってしまう。

 要するに、疑惑を払拭するために開いた会見が、「裏目」に出てしまうのだ。

 そういう企業をこれまで掃いて捨てるほど見てきた。もちろん、糾弾されて当然という企業もあるが、なかには、そこまで厳しく断罪されるほどのことはしていないのに、マスコミによって「巨悪」に仕立て上げられてしまった企業もある。今回の安倍首相もそれとよく似ている。

「文春砲」「新潮砲」を食らった政治家たちと
安倍首相の決定的な違い

 なんてことを言うと、「安倍首相のことなんか知るかと言いながら、必死にかばおうとしている工作員がいるぞ」と、また猛烈な誹謗中傷に晒されるかもしれないが、かばうつもりなどサラサラない。

 安倍政権がいつまで持つのかという大騒ぎになっている割に、この「加計疑惑」には、「疑惑」を裏付けるような「確たる証拠」が存在しない、ということを申し上げたいのだ。

 これまで「文春砲」や「新潮砲」を食らった閣僚や政治家たちは大抵、言い逃れのできない「証拠」を上げられていた。

 たとえば、甘利明・元経済再生担当相は、ご本人と直接やりとりをしたという人物が「カネ」の流れも含めて事細かに証言した。「このハゲー!」の豊田真由子衆議院議員も被害者自身の証言と、音声データがそろっている。「重婚ウェディング」で政務官をお辞めになった中川俊直衆議院議員は、ハワイで撮ったツーショット写真という、言い逃れできない“ブツ”がある。

 そういう意味では、稲田朋美防衛相の「あす、なんて答えよう」なんて発言をしたメモなどもこれにあたる。これはもう完全にアウトだ。

 ただ、安倍首相が加計理事長に便宜を図ったという「証拠」は、今のところ出てきていない。この時期に加計氏とゴルフに頻繁に行っている、とか獣医学部新設の申請を把握したタイミングが怪しいなどというのは、「状況証拠」に過ぎないのである。

「おいおい、お前の目は節穴か、前川さんの証言や、あの『ご意向文書』があるじゃないか」と息巻く方も多いかもしれないが、残念ながら前川さんは安倍首相から直接何かを言われたわけではない。和泉首相補佐官から言われたという話も、和泉氏本人は「岩盤規制改革をスピード感をもって進めてほしいと言っただけで、そんなこと言うわけないだろ」という趣旨のことを述べており、「水掛け論」となっている。

 衆院閉会中審査で小野寺五典衆議院議員とのやりとりを客観的に見ても、前川さんがおっしゃる「加計ありき」というのは、かなり「私見」が含まれている。嘘をついているとかいう話ではなく、「告発者」というほど「疑惑の核心」をご存じないのだろうということが、答弁を見ているとよく分かる。

安倍首相がまんまとハマったマスコミの「殺人フルコース」

 例の「ご意向文書」に関しても同様で、「加計ちゃんに頼まれているんだからとっとと岩盤規制壊しちゃってよ」なんてことは1行も書いていない。国家戦略特区を推し進めているのだから、これくらいのことを言ってもおかしくないというような発言しかない。

 これらの「文書」を「首相の犯罪の動かぬ証拠」だとしたいという方たちの気持ちはよくわかるが、「文春」や「新潮」だったらボツ扱いの「怪文書」というのがホントのところなのだ。

 では、「確たる証拠」がないにもかかわらず、なぜ安倍首相は「罪人」のようなイメージが定着してしまったのか。

 民進党のみなさんを小馬鹿にしていたり、選挙妨害する人たちの挑発に乗って「こんな人たち」とか言ってしまうなど、いろいろなご意見があるだろうが、「怪しい企業」の汚名をかぶせられた企業を見てきた者から言わせていただくと、マスコミの「勝ちパターン」にまんまとハマっている、ということがある。

 防戦一辺倒の発想しか持っていない、企業、役所、政治家のみなさんはあまりご存じないと思うが、マスコミにはこういう流れにもっていけば、どんな相手でもやりこめられる「殺人フルコース」ともいうべきテクニックが3つある。こういう時代なので、誰でもマスコミから「疑惑の人」と後ろ指をさされる恐れがある。自分の身を自分で守っていただくためにも、ひとつずつご紹介していこう。

<テクニック1>

「争点」を変えていくことで「消耗戦」に持ち込む

 改めて言うまでもないが、「疑惑報道」の主導権はマスコミ側が握っている。ここが怪しい、ここがクサい、という「争点」はマスコミが選ぶのだ。

 茶の間でテレビをご覧になっている方や、スマホでニュースを飛ばし読みしているような方は、マスコミから「ポイントはここです」と提示されると、わっとそこに注目をするしかない。違和感を覚えても、立派なジャーナリストや評論家から「ここが怪しい」と言われたら、そういうものかと思う。

 ちょっと前まで、前川さんの証言や「文書」の真偽が「争点」だと大騒ぎをしていたが、先ほども指摘したように、「証拠」とは言い難いビミョーな結末を迎えると、次のカードとして「首相は誠実な説明責任を果たせるか」とか「加計学園の申請を把握したのはいつか」なんて新たな「争点」を提示していく。

 このような長期戦になればなるほど、攻められる側は消耗し、ネガティブイメージがビタッと定着していくということは言うまでない。

 企業不祥事に対する報道でもよくこういうことがある。不祥事の原因を追及されていたかと思って対応をしていたら、いつの間にやら社長の「人格攻撃」になったり、過去の不祥事を蒸し返されたりする。こういう流れに振り回されると、企業は後手後手に回って、甚大なダメージを受ける。

<テクニック2>

「発言の矛盾」を追及して、「嘘つき」のイメージをつける

 先ほども触れたように現在、「争点」となっているのは、「安倍総理が1月20日に知ったという発言は本当か」ということだが、「加計疑惑」の本当のポイントは、安倍首相が総理大臣という立場を使って、加計学園に便宜をはかったのか否かである。

 誤解を恐れずに言ってしまえば、知った日などというのは「どうでもいい話」である。

 しかし、マスコミは安倍首相の説明の辻褄が合っていないとして「疑惑がますます深まった」という。矛盾があるのは、申請を把握した日付を巡る説明であるのに、なぜか「加計学園」全体の疑惑とごちゃまぜにしているのだ。

 要するに、「説明が理にかなっていない」→「安倍首相は嘘つきだ」→「加計学園に便宜を図った」という三段論法に持っていっているのだ。

 こういうマスコミの「飛躍」は不祥事企業に対してもおこなわれる。たとえば、異物混入騒動時のマクドナルドなどはわかりやすい。「ナゲットに歯が入っていた」→「他の店舗でも異物混入があった」→「マクドナルドの品質管理に問題がある」という具合に報道が過熱していったのは記憶に新しいだろう。

 外食での「異物混入」など日常茶飯事で、マックに限らず日本全国でのどこかで毎日のように発生している。そのなかの極端な事例をマスコミがピックアップして、企業全体の話とごちゃまぜにしたことで、企業の「品質」を揺るがす大問題にまでエスカレートしてしまったのだ。


<テクニック3>

「納得のいく説明がされていない」と食い下がる

 これまで紹介した2つの勝利パターンだけでも、世の中に「嘘をついているのでは」というネガティブな印象を広めることができるが、相手にさらに「不誠実」というレッテルを貼ることができるマジカルワードが、以下の決め台詞だ。

「納得のいく説明をしてください」

 これを出されると、「疑惑」をかけられている人間はもうお手上げだ。「疑惑」を追及する記者は、疑惑を認めないことには納得しない。

 つまり、どんなに説明を重ねて「それは違いますよ」と否定をしても、「納得いかない」と、ちゃぶ台返しをされてしまうのだ。しかも、世の中的にはどうしても「納得できる回答をしていない方が悪い」という印象になる。つまり、権力者や大企業の「傲慢さ」を世の中に広めるには、もっとも適した「攻め方」なのである。

 菅義偉官房長官の会見で、「きちんとした回答をいただけていると思わないので繰り返し聞いている」と食い下がっている東京新聞の記者さんが「ジャーナリストの鑑」として英雄視され、菅さんの株がガクンと落ちていることが、なによりの証であろう。

報道対策に疎い日本政府は
繰り返しマスコミにやられる

 このような説明をすると、「こいつはマスコミを批判しているのだな」と思うかもしれないが、そんなことはない。一般庶民がどう受け取るかはさておき、実際にマスコミで働いている人たちは、社会のためになると思って、こういう攻め方をしている。

 彼らは、自分たちの「仕事」をしているだけなのだ。

 問題は、こういう「勝利パターン」に、安倍首相をはじめ国の舵取りをおこなう人々がまんまとハマってしまう、という危機意識の乏しさだ。

 確たる証拠でもない「疑惑」なのだから、はじめからしっかりと対応をしていればボヤで済んだのに、ここまでの「大炎上」を招いてしまった、というのは、よく言われる「安倍一強のおごり」としか思えない。

 これまで紹介した「マスコミの勝ちパターン」があるということが常識化している欧米では、政府は「報道対応のプロ」を雇う。といっても、どっかの大学で勉強してきました、みたいな人ではなく、「マスゴミ」の性質を知り尽くしたタブロイド紙の編集長などが一般的だ。

 少し前まで「特定秘密保護法と共謀罪で報道が萎縮する」なんて泣き言をいっていたのがウソのように、マスコミはイキイキしている。「不誠実」「嘘つき」というイメージ付けでクビがとれると味をしめれば、次の首相も、そしてまた次の首相もターゲットにされる、というのは政権交代前の自民党で学んだはずだ。

 誰になるかは知らないが、安倍さんの「次の人」は、もっと真剣に「報道対策」を考えた方がいい。
http://diamond.jp/articles/-/136478
 

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/627.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK231] なぜ、黙って見ている? 日本人は全員、バカになったのか?  赤かぶ
8. 2017年9月02日 23:50:45 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[902]
総理が信用できないという人がいるわけだし
馬鹿ではないのでは
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/609.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK231] 加計・獣医学部の設計図でバレた、疑惑の「建設費192億円」  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
1. 2017年9月02日 23:57:10 : cjNiXPIQIo : NAHkQRSf5KE[4]
加戸守行氏(およびその支持者)の発言では、十分な計画を立てた加計学園で、鳥インフル対策のために獣医学部を作りたかったとのこと
 加戸守行氏による鳥インフルエンザ関連の発言集など 代替的大陸
 http://nobujirou.hatenablog.jp/entry/2017/09/01/150206
しかし、実際はこのように問題だらけ
 獣医学部棟のBSL3施設 4つの疑問点 / ツイッターまとめ 代替的大陸
 http://nobujirou.hatenablog.jp/entry/2017/08/22/184621

加えて@Nmaru7thさんでの発言をまとめて紹介します
 https://twitter.com/Nmaru7th
1.そもそも今年4月の段階ですら、BSL3に対応するかどうか決めていない
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 図面(3月24日付)にある感染動物実験室のBSLレベルが記載されていない点が謎だったんだけど、その答えは4月23日時点では扱うウイルスレベルが決まっていなかったということになる。この動画を見て貰うと、4月時点では鳥インフルウイルス(BSL3)の扱いは考えていないことが分かる。
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 4月23日今治市民説明会動画(3分9秒〜) ←7分20秒です
 今治市「取り扱う細菌ウイルスレベルは今のところBSL2と聞いているが認可申請の絡みもあり未決。動物病院でもしもの時にBSL3」4月時点では鳥インフル対応(BSL3)は考えていない。
 NHKの偏向報道がモロわかる大炎上「今治獣医学部質疑」内海君
 https://www.youtube.com/watch?v=ngtwWxz_O8g
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 BSL3に対応しないから、1階の感染動物飼育室にBSLレベルを記入していなかったのではなく、4月時点で取り扱うウイルスレベルが決まっていないからBSLレベルを記入していなかった。これは盲点だ。だけど誰もそんなこと気づけないよね。普通はそんなことありえないんだから。

2. 5階でのBSL3対応にはなっていない。そんな設計はしない。加計設計図に肯定的な人でも1階を前提に了解している人が多い。
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 プロセスで加計は文科省担当に計画図面を見せてたと思うんだけど、流出図面5階「BSL3付きディスカッションスペース付きオープンラボ」を「世界に冠たるライフサイエンス研究の国際教育拠点」のコア施設として説明してる。せっかく騙しとおせてるのに余計な知識をつけられることを避けた訳だ。
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 結論的には、5階BSL3でのBSL3レベルの感染実験はできないし、1階の感染動物飼育室も流出図面ではABSL3としては設計されていない(設計変更すれば可能)。だから今治市長が意見交換会で「鳥インフル対応してますよね?」と聞くと面白いことになる。京産大BSL3は感染実験対応。
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 1階の感染動物飼育室は、現在でも着工図面の設計だとすると、ABSL3への設計変更は可能だが、設計変更するとH30年4月に間に合わないだろう。
だから加戸氏がアピールした「鳥インフル対応」が議論されるだけでも加計にとって痛い問題。着工図時点では京産大レベルの鳥インフル対応は無理。
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 加戸氏が閉会中審査で言っていたように、鳥インフル対策の教育拠点として、1階にABSL3をつくって鳥インフルの感染実験をやれということになれば、スケジュールが無理なのに加え、イニシャルランニングコスト面でも加計は獣医学部新設をギブアップするだろう。

3.京産大とのレベルの違いが判明(代替的大陸さん図より)
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月22日
 これが京産大のBSL3の図面。加計の2〜3倍以上はあるんじゃないのかな。もっとか。扉の大きさが約1mだからすぐ分るよね。
 https://www.kyoto-su.ac.jp/collaboration/airc/index.html
 これまでに今治市がセキュリティで図面を公開できないというのも嘘になってしまったかな。京産大は公開してるよね。
  Nmaru7th‏ @Nmaru7th 8月31日
 これが加計と設計会社が一番見られたくないツイートだろう。
 京産大の鳥インフル用BSL3施設の約1/3を洗浄室がしめている。机上の学問を現場の学問は遥かに凌駕するということだろう。こんな感動するようなノウハウが誰にでも公開されているのに加計と設計会社はなぜ学ばないのか。

はっきり言えるのは、このような素人でも分かるようなBSL3施設の違いがあるにもかかわらず、なぜか京産大が除かれ、加計学園が選ばれたという経緯が大きな問題点だといえます。中途半端な施設で、これで京産大より周到に準備された計画と言えるのか疑問。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/592.html#c1

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