関東から東北での日照時間減少が話題になっていますが、その原因について、火山噴火のことは全く話がされていません。
それだけ、その危険性を隠す世論操作がされているのでしょう。
問題は白頭山や十和田湖などだけでなく、インドネシアのトバ火山やアメリカのイエローストンの本格噴火があり得ることです。
そうなった場合、数年という期間の寒冷化ではなく、数十年は続く寒冷化になります。
おまけに、火山灰の影響を直接受ける地域は農作物がほぼ壊滅です。
現在、火山噴火による大気中のチリの増加で雲の量が多くなりつつあります。そのため、冬の期間、夜間に起こる放射冷却が弱まり、当面の間は暖冬傾向になるでしょう。
しかし、その後は、夏も冬も気温低下が顕在化します。
熱帯起源の稲作はなかなか難しくなるでしょう。
日本の以前の寒冷化、特に江戸時代の寒冷化で役立ったのはサツマイモだとされています。
関西から西の地域なら、サツマイモで食糧危機を乗り越えることができるのかも知れません。もちろん、関東や東北、北海道でも夏の時期にサツマイモを栽培できるのかも知れませんが。
サツマイモの中で、低温に耐性のあるものがあるのかどうか、自分はよく分かりませんが、そういった品種があるのであれば、その種芋を計画的に増やしておくことが対策として有効だと思います。
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