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2017年8月19日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK230] あれが「原因」で天皇は靖国参拝を止めた!
あれが「原因」で天皇は靖国参拝を止めた!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_214.html
2017/08/18 23:06 半歩前へU


▼あれが「原因」で天皇は靖国参拝を止めた!


 安倍晋三は靖国神社をことのほか愛している。閣僚の多くも右へ倣えで安倍に従う。

 だが、天皇は違う。先の昭和天皇が参拝を中止して以来、一度も靖国を訪れていない。なぜか?先の天皇はどうして止めたのか?

詳しくはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201708/article_201.html


これが私から読者のみなさんにお願い!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_201.html
2017/08/17 13:30 半歩前へU


▼これが私から読者のみなさんにお願い!


 みなさんの周りには戦争で亡くなった人がいるはずだ。先の大戦では310万人を超える日本人が亡くなった。アジアで2000万人が、この戦争に巻き込まれ命を落とした。

落語仲間の先輩が言った。
 日清、日露戦争までは、「兵隊と兵隊の戦い」だった。それが第一次大戦から一般市民を巻き込んだ「総力戦」に変わった。

 今回のNHKスペシャル「樺太地上戦」でも、突然、子供が少年兵として駆り出されソ連軍と戦う場面があった。

落語仲間の先輩は続けた。
 戦争は昔の話ではない。イラクやシリア、アフリカなど今も世界各所で戦争が続いている。

 戦争は残酷だ、悲惨だと言うだけでなく、そんな戦争を起こした者たちの「責任」を追及しなくてはいけない。

おっしゃる通りだ。
 東条英機は「生き恥をさらすより死を選べ」と言って、310万人の兵士や国民を死に追いやった。

 ところが東条英機をはじめ、戦争を指揮した作戦参謀たちは生き延びた。玉音放送で「敗戦」を知り、「申し訳ない」と言って割腹自殺した民間人が多数いた。

 戦地ではなく東京でのうのうと生き延びた東条英機は誰よりも先に腹をかき切って、責任を取るのが筋ではないか。

 「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」と、幾多の若者を戦場に送ったのは誰か。

 東条英機は卑怯者だ。責任を取らず自分は逃げた。そして戦後まで生きた。憎んでも憎みきれない極悪人だ。東京裁判でA級戦犯として処刑になったからと言って、ヤツの罪が消えるものではない。永遠に消えない。310万人が呪っている。

 そんな極悪非道の東条英機を「神」として祀っているのが靖国神社だ。

 東条らA級戦犯の合祀を境に、昭和天皇は参拝を中止した。

 それ以来、靖国に天皇家はだれ一人参拝していない。
 合祀とは、戦死した一般の兵士たちといっしょにA級戦犯を祀ることを言う。

 読者のみなさんにお願いだ。

この事実を戦争を知らない若者に伝えてほしい。

靖国とはこういう場所なんだ、と教えてやってもらいたい。

二度とこんな愚かな戦争を繰り返さないためにも若者に知らせてほしい。

安倍政権を「いいね」と支持する若者に真実を伝言してください。

 ほかの作戦参謀たちも同様だ。無謀な作戦と分かっていて強行し3万人を超える兵士を死なせたインパール作戦。大半が戦死ではなく飢えによる「餓死」と「病死」だった。こんな残酷なことがあるだろうか。

 そんな中で、総指揮官の牟田口廉也は、いち早く日本に逃げ帰り、のうのうと73歳まで生き延びた。そしてこう言った。「わが作戦は間違っていなかった」―。

 日本はいまだに戦争の責任があいまいなままだ。日中戦争、沖縄の地上戦、インパール作戦、樺太地上戦・・・どれ一つ、こうした無謀な戦いの責任が明らかにされていない。

 今また、安倍晋三がおかしな動きを始めた。ひょっとして軍事大国の野望を抱き、同じことをやろうとしているのではないか?

 そうでなければ、平和国家を「戦争ができる国」に改める必要はない。


http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/829.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 戦争を知るアナタは、伝える責任がある! 
戦争を知るアナタは、伝える責任がある!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_215.html
2017/08/18 23:26 半歩前へU


▼戦争を知るアナタは、伝える責任がある!


NHKスペシャル「戦慄の記録  インパール」

 日本からはるか離れた外地。標高2000メートル級の山々が連なる険しい山中を、飢餓と風土病に苦しみながらはいつくばって先へ進もうとした。

 そこらをはいずるヘビもネズミもみんな食い尽し、飢えの中で次々、兵隊が死んでいった。見渡す限り前も後ろも延々と続く死体の山。

 ウジがわき、1週間ほどで骨となった。白骨街道と言われた。生きるために死んだ兵隊の人肉を食った。生き地獄である。

 兵隊に「死んで来い。靖国に葬ってやる」と人を虫けらのように扱った作戦参謀や指揮官たちは、祖国、日本に逃げ帰り、戦後をのうのうと生き続けた。

 破格の軍人恩給を手にし、悠々自適の生涯を送った。こんな理不尽なことが実際にあったのだ。それが戦争である。戦争というものなのだ。

 日本人の中に、今も先の大戦を「正義の戦い」とうそぶき、戦争を美化する輩が絶えない。若者たちを再び、戦地へ駆り出そうとする者たちだ。自分たちの野望のために国民を犠牲にしようとする輩どもである。

 子や孫に伝えてほしい。戦争がいかに残酷なものか。戦争がどれほど悲惨なものか。戦争を知るアナタは、伝える責任がある。

 戦慄の動画はここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=_mfKol3GGpg


NHKスペシャル 170815 2017年8月15日 「全記録 インパール作戦」





http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK230] アベノミクスもある意味「インパール」かもと金平茂紀!
アベノミクスもある意味「インパール」かもと金平茂紀!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_218.html
2017/08/19 00:15 半歩前へU


▼アベノミクスもある意味「インパール」かもと金平茂紀


 アベノミクスもある意味「インパール」かも、とTBSの金平茂紀がフェイスブックに投稿した。

 うなずく人がたくさんいるのではないか。アベノミクスって一体何だ? 

 言葉だけが独り歩きして、中身が全く見えない。誰も説明できない。

 スローガン政治のお粗末さをむき出しにした。

****************

金平茂紀が言った。

 同じくNスペ『戦慄の記録 インパール』もすごいや。NHKが本気を出したらかなわないな。

 無能で無恥なリーダーのもとでは何が起こるのか、という怒り以前に、不都合なことを隠蔽し、歪曲し、誰ひとり責任をとらない日本という集団システムが、加計、森友、稲田・日報問題に脈々と生きているじゃないか。

 アベノミクスとか東京五輪も、ある意味で「インパール」かもしれない。本当に優先してやるべきことに全部目をつぶってさ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK230] あの牟田口廉也が自衛隊の校長までやっていた! 
あの牟田口廉也が自衛隊の校長までやっていた!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_219.html
2017/08/19 00:35 半歩前へU


▼あの牟田口廉也が自衛隊の校長までやっていた!


 金平茂紀のアベノミクスもある意味「インパール」かも(http://79516147.at.webry.info/201708/article_218.html)に関連して鳥越俊太郎が以下のコメントを寄せた。

 あの牟田口廉也が戦後、自衛隊学校の校長までやっていたとは知らなかった。 どういう神経をしているのだろうか?

 牟田口廉也は「5000人殺せば取れる」と作戦会議で公言した。敵のことかと思えば、さにあらず。

 部下の兵隊を5000人無駄死にさせれば、敵陣を取れると発言したのだ。部下を虫けらでも扱うような発言に、怒りを禁じ得ない日本人はいないだろう。

****************

鳥越俊太郎のコメント。

 金平さん、驚くのはかの牟田口中将は戦後自衛隊学校の校長までやってるんですよ。

 赤痢とマラリアによる病死、食べるものがなくて餓死、傷病兵は手榴弾で自死を余儀なくされ、3万の将兵が命を落としたというのに。

 第15軍司令官、牟田口廉也中将は何も責任を問われていない。これは日本という国の本質を表してるよね。

*****************

舘 尚邦さんから届いたコメント。

戦後じゃなく、昭和20年1月から陸軍の予科士官学校長でしょう。















http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK230] オルタナ右翼=ネトウヨ  小林よしのり
   


オルタナ右翼=ネトウヨ
https://yoshinori-kobayashi.com/13809/
2017.08.18 小林よしのりオフィシャルwebサイト


羽鳥慎一の「モーニングショー」で、トランプを支持する
「オルタナ右翼」について話をしていたが、日本のネトウヨと同じだと玉川徹氏が説明していた。

共和党の議員や支持者でも、オルタナ右翼は迷惑な存在で、
「小林よしのりさんは僕から見れば右翼なんだけど、安倍政権を批判する小林さんのことをネトウヨは左翼と言うんですよ。」
と説明していた。

笑ってしまった。もはやその説明が普遍的に分かりやすい説明になってしまうのだろう。

グローバリズムに一定の歯止めをかけるトランプの保護主義には期待していたが、オルタナ右翼に媚びて、国民の分断を深刻にするばかりでは、幼稚すぎて話にならない。

トランプ後は反動で、またグローバリズムへ回帰するのでは元の木阿弥だ。

今度は左派から、サンダースのような反グローバリズムの政治家が出てくるしかないのかもしれない。



羽鳥慎一モーニングショー 2017年8月18日 170818

※30:47〜白人至上主義❝擁護発言❞でデモ拡大 47:57〜玉川徹さん、コメント。
49:10〜「小林よしのりさんは僕から見れば右翼なんだけど、安倍政権を批判する小林さんのことをネトウヨは左翼と言うんですよ」






















http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/833.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 2015年4月官邸訪問加計関係者 国会招致を決定せよー(植草一秀氏)
2015年4月官邸訪問加計関係者 国会招致を決定せよー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq4d75
18th Aug 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


盆休みが入り、重大な政治問題に対する意識が希薄になっているが、

重大問題をあいまいなまま迷宮に入れてしまってよいわけがない。

森友疑惑では、問題を告発した前理事長の籠池泰典氏夫妻が逮捕、勾留されている。

空調設備も整っていない房に収監されているとも言われる。

かたや、問題の核心である国有地の激安払い下げに関する

責任者の佐川宣寿前財務省理財局長は国税庁長官に昇格した。

恒例の就任記者会見から逃亡したまま、国税庁トップの座に座り込んでいる。

また国有地払下げに深く関与した安倍昭恵氏は一度も公の場で説明することもなく、

税金を投入しての海外随行や盆踊りなどにうつつを抜かしている。

安倍昭恵氏の指示に従って国有地払下げ問題等に関して財務省と折衝した

元秘書役の谷査恵子氏はイタリアの日本大使館に一等書記官として派遣された。

こちらも、まだ一度も説明責任を果たしていない。

籠池氏が逮捕されたのは補助金不正受給の疑いであるが、

量刑の重い詐欺罪の嫌疑で逮捕、勾留されている。

この逮捕、勾留について、元検事で弁護士の郷原信郎氏が、

その不当性を厳しく糾弾している。

「検察はなぜ”常識外れの籠池夫妻逮捕”に至ったのか」

https://goo.gl/3ytM3S

「籠池夫妻を「闇の勢力」呼ばわりした八幡和郎氏の非常識」

http://www.twitlonger.com/show/n_1sq3kn6

「検察は籠池氏を詐欺罪で起訴してはならない」

https://goo.gl/R6ukkD


大阪地検特捜部による籠池氏夫妻の逮捕事実は、

森友学園が受給していた国土交通省の

「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給であるが、

郷原氏は国の補助金の不正受給に対して詐欺罪を適用することは、

検察実務としてあり得ないと断言している。

籠池夫妻は逮捕事実と同じ事実で勾留され、勾留期間が延長されて、

8月21日が勾留満期と報じられている。

郷原氏は

「籠池氏が理事長を務めていた森友学園の事件に関しては、

近畿財務局側も森友学園に対する国有地売却をめぐる背任罪で告発されており、

その捜査・処分の結果如何では、籠池夫妻逮捕・起訴に対して、

重大かつ深刻な検察批判が起こりかねない。」

と指摘している。

郷原氏は、

補助金適正化法は、昭和30年に制定されたもので、

国会審議でも、詐欺罪と同法29条1項違反の罪との関係について、

「偽わりの手段によって相手を欺罔するということになると、

刑法に規定してございます詐欺の要件と同じ要件を具備する場合があるかと存じます。

しかしながら、この補助金に関して偽わりの手段によって相手を欺罔したという

場合には、この29条が特別法になりまして、これが適用される結果になります。」

の答弁が存在することを指摘する。

このことを踏まえ、

「立法経緯からは、適正化法違反が詐欺罪の特別規定で、

同法違反が成立する場合には、詐欺罪は適用されないという趣旨であることは

明らかだ」

と指摘している。


郷原氏は、

「今回の籠池氏の事件が、過去の国の補助金不正受給事案と比較して

著しく悪質であり、適化法違反による処罰では軽すぎるというのであれば、

検察として、何とかして重く処罰しようとすることも理解できないではない。

ところが、今回の森友学園の事件で不正受給が問題とされた国の補助金は

総額でも約5640万円、正当な金額との差額の「不正受給額」は、

そのうち3分の2程度と考えられるので2000万円にも達しておらず、

しかも、全額返還済みである。

籠池氏の事件は、むしろ、適化法違反としての処罰にすら値しない程度の事案

であるとしか考えられない。

そうであれば、むしろ、「適化法違反で、罰金刑ないし起訴猶予」というのが、

本来行われるべき適正な処分である。」

と指摘している。

補助金受給に不正が存在したのであれば、

その不正についての責任は問う必要があるが、

犯罪の認定と処罰の決定に際して、法的な公正、公平が確保されるべきことは

言うまでもない。

森友疑惑の核心は、国有財産が不正に低い価格で払い下げられたという問題である。

この事案の首謀者は近畿財務局、財務省理財局であり、

大阪地検特捜部はすでに告発状を受理している。

ところが、これまで家宅捜索さえ実施していないのだ。

当然のことながら、安倍昭恵氏からも事情聴取する必要がある。

他方、補助金の不正受給を問題にするなら、その本丸は加計学園である。

獣医学部施設の設計図面が明らかになり、

加計学園に補助金不正受給があったのかどうか、

早晩召集されることになる臨時国会での最重要追及材料になる。


週刊朝日が

「安倍政権さらに窮地 加計学園の獣医学部新設「設計関連文書」全文を入手」

https://dot.asahi.com/wa/2017081800074.html?page=1

https://dot.asahi.com/wa/2017081800074.html?page=2

https://dot.asahi.com/wa/2017081800074.html?page=3

を報じている。

建築坪数9857坪、その建築費192億円と見積もられ、

愛媛県今治市は96億円もの税金投入を3月31日にたった1日の審議で決定した。

設計段階の建設費坪単価は150万円だが、

設計図を見た建築エコノミストの森山高至氏は、

「獣医学部なので特殊な建物かと思っていたら、ごく普通の商業施設と同じレベル。

なんらかの獣医学部の施設がプラスされるのでしょうが、

坪単価で80万円から、高くとも100万円でしょうね。

とても150万円するとは思えない」と述べたことを週刊朝日が伝えている。

坪単価が100万円のものを150万円として建築費を192億円として

補助金を96億円受給するなら、これこそ桁違いの不正受給となる。


加計学園の獣医学部新設が国家戦略特区で認可された一つの重要な条件は、

「最先端のライフサイエンス研究ができる施設、設備を設置すること」だった。

加計学園は、これまでの獣医学部にはない、

最先端のライフサイエンス研究のために「バイオセーフティーレベル3」の施設を

つくるとしている。

細菌やウイルス、微生物などを厳重な管理下で研究するための施設で、

この点について週刊朝日は、

「鳥インフルエンザ、HIVウイルスなどが研究対象です。

最高のレベル4だとエボラ出血熱のウイルスなどになります。

レベル3や4は非常に高度でかつ厳重な管理が必要で、

それに対応できる施設でなければいけません」

との専門家のコメントを紹介しているが、週刊朝日が入手した設計図面について、

研究者が、

「隔離性が低く、危害性の高い病原微生物等を取り扱う教育、研究、病性鑑定には

不向き。これでは高病原性鳥インフルエンザの検査、診断、実験、研究は

難しいと思う。

施設全体でみても、動物実験を理解していない人が設計しているんじゃないか」

と述べたことを紹介している。

つまり、「バイオセーフティーレベル3」の施設にはなっていないこと、

そして、これを踏まえると、設計で見積もられている建設費が

不当に水増しされているとの疑いが濃厚になる。


7月24、25日の国会での閉会中審査ののち、内閣改造があり、

民進党は代表辞任、代表戦設定の動きを示し、

そのなかで盆休みが入ったために、水を差された状態にあるが、

この間に疑惑は一段と深まっている。

8月21日には籠池泰典氏夫妻の勾留期限が到来する。

大阪地検特捜部は詐欺罪での起訴を強行する惧れがあるが、

その行為そのものが法治国家を自ら否定するものになる。

大阪地検特捜部は、村木厚子元厚生労働省局長の不当逮捕、

不当起訴の実績を有している。

そして、この操作過程で証拠フロッピーディスクの改ざんなどの重大犯罪を

実行している。

その大阪地検特捜部が、さらに罪を重ねてゆくことになるのか。


森友疑惑の核心は国有地の不正払い下げ疑惑である。

すでに、近畿財務局が森友学園から買い取り希望価格を聴取して、

タダ同然の価格で当該国有地払い下げ価格を決定した経緯を示す重要証拠も

発覚している。

容疑は客観的に固まっており、検察当局は証拠隠滅を防ぐためにも、

早期の強制捜査に乗り出す必要に迫られている。

また、国会は、真相解明のために、

安倍昭恵氏の証人喚問を実施する必要がある。

これらの問題は、盆休みをはさんだだけで、何も状況が変わっていない。


加計疑惑に関しては、加計孝太郎氏の証人喚問が必要である。

また、2015年4月の今治市職員および加計学園幹部による首相官邸訪問の事実を

明らかにするため、当該今治市職員ならびに加計学園幹部の参考人招致も

必要不可欠である。

森友疑惑も加計疑惑も、権力者が権力を私物化して、不正に便宜を供与した、

あるいは利益を供与した疑惑であり、政治問題としては最重大の問題である。

「どうでもいい問題」ではなく「何よりも重大な問題」である。

野党第一党の民進党が党内紛争で1ヵ月のブランクを生じさせていることが

極めて問題であるが、野党の乱れに乗じて、責任ある当事者である安倍政権が

逃げ切りを図ることを許してはならない。

その監視役を務めるべきは主権者国民である。

主権者国民が執拗に真相解明を徹底的に求めてゆかねばならない。

安倍政権の提灯記事を書き続けた元TBS職員の山口敬之氏が、

準強姦の罪で逮捕状を発付されながら、

安倍内閣の官房長官と密接な関係を有する警視庁刑事局長の指示で

逮捕が執行中止になり、山口氏が無罪放免とされた事案も極めて重大である。

日本社会が名実ともに、完全な暗黒社会に変じることを防ぐ意味でも、

森友、加計、山口のアベ友三兄弟疑惑を闇に葬ることを、絶対に許してはならない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/834.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 「基地がなくなれば 天国に行ける」〜カッコよかった“文子おばぁ”(レイバーネット日本)

 

「基地がなくなれば 天国に行ける」〜カッコよかった“文子おばぁ”(レイバーネット日本)
  笠原眞弓
http://www.labornetjp.org/news/2017/0817kasa

 

 文子おばぁ語録。「アメリカが勝ったから、私は生きている」「基地がなくなれば、天国に行ける」「沖縄に基地がなくなれば、日本中になくなる」。


 8月17日夕方、参議院会館講堂で「辺野古の“文子おばぁ”がやってくる!
島袋文子おばぁを迎え沖縄に連帯する市民の集い」が開かれ500人が集まった。映画『標的の島
風かたか』の監督三上智恵さんが聞き手だった。会場の講堂はあふれ、別会場も満杯になる中で、初めて上京した島袋文子おばぁ(88歳)のお話を聞いた。たった30分だったが、内容は濃かったし、全身で安倍政権に対する怒りをほとばしらせ、戦争はしてはならないというメッセージを私たちに送ってくれた。


 最初に三上さんが、島袋文子おばぁに初めての国会前に来た感想を聞くと、おばぁは「安倍総理に会いたかった。国民の命や財産を守ると綺麗なことを言っているが、その実、反対のことばかり。どういう風にして守るのが、そこを知りたい」と元気な声ですぐに本題に入っていった。



 そして意外なことに、命の恩人はアメリカと言う。「もし、日本が勝っていたら生きていなかった」と。「日本軍がいつか助けに来てくれると思っていた。それなのに、沖縄の人間を殺した」。それは、消えることのない記憶。「だけどアメリカ兵は、降伏するとすぐにけが人、病人は手当をしてくれた。食べ物も…」と。


 三上さんの映画にもあるように、おばぁは死んだ人間の浮いた泥水を飲んで生きてきた。最初は嫌がっていたのに、三上さんに何度も頼まれてその場に彼女を案内したら、その後体調を崩したと言う。それくらいおばぁにとって、辛い痛ましい経験なのだ。「目の見えない母と弟と逃げていたとき、夜、水を探してお母さんと、弟に飲ませた。明るくなってからふと見ると、死んだ人が浮いた。知らなかったんですよ」。


 「安倍の言うこと聞いていたら殺される。戦争は、明日来ます、今日来ますと予告しては来ない」と絞り出すように話す。何もかも犠牲にして、命の限り座っている(午前中座り込んでいるそうだ)。「2回も救急車で運ばれたけど、どんなことをしても基地を止めようと思っている。本土の人が来てくれて、本当にありがたい。でもまだまだ足りない」。


 「私たちは、死に物狂いです。歌ったり踊ったりしている。それは、惨めな思いして来たから、またああなってはいけないから元気にやっているの。基地がなくなったときは、天国にいける」と。


 「北朝鮮のミサイルの迎え撃つと言っているけど、あれは小学生の考え方だ」と笑う。もっともっと、戦争はどんなものか、辺野古に来ていっしょにわかってほしい。沖縄に基地がなくなれば、本土にもなくなると力強く話した。



 その後、自由の森学園の高校生の質問に応じた。


 生徒A:修学旅行で沖縄へ。ガマにも入った。命の恩人はアメリカと言っていたが、心から思っているのか?


 おばぁ:日本軍は、助けるわけがないの。住民の作った防空壕から追い出す。赤ん坊が泣けば、殺される。軍隊に殺されるよりは、自分の手で殺したの。実際に体験した話をしたかったけど、時間がなくてできなかったとおばぁは残念がった。


 死んだ人をまたいで逃げなければならなかったことも、大きな傷になっているようだった。何回もその話をして、そうするより仕方なかったという。


 生徒B:これからどうしていけばいいのか? 自衛隊派遣のことを聞くこともある。


 おばぁ:どうしたらいいかではなく、命がなくなることはいつ来るか知らない。どうしたらいいとは言えない。自衛隊は軍隊といっしょ。戦争になったらどこから弾が飛んで来るかわからない。首がなくなっても、人は数歩歩くの。それを僕たちにどうしたらいいと聞かれても、答えられない。


 生徒B:自分の目で見ることが大事と思っている。今回の話を聞いて、沖縄を見て見たいと思った。同時に、戦争体験してないから、自分の価値観を大切にして調べて行きたい。


 生徒A:中学のとき初めて戦争のことを聞いた。今、感じることがあるけれど、本当に自分のこととして考えられているのか疑問。また、沖縄に行きたい。


 おばぁ:72年前の戦争を教えられないのが悲しい。



 講演後は、官邸前の抗議行動があった。参議院会館でのお話の後、少しの休憩の後に、車椅子で官邸前に現れた島袋文子おばぁは、さらに元気!
マイクを受け取ると、渾身の力を込めてアベに呼びかけた。「安倍さん、安倍さんに手紙を託した島袋文子です」。続けて「あなたは美しい日本をつくると言っているけれど、戦争のできる国をつくろうとしているじゃあないですか」と。



 そして「それほどにあなたが戦争が好きなら、あなたの故郷に全基地を持って行ったらどうなんですか。あなたの心は喜びますかどうですか」。最後に「私は基地がなくなるまで、頑張ります」と安倍首相への5分ほどのメッセージを締めた。口では言えないくらいならカッコよく、思わず「私も頑張る」と叫んでしまった。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/835.html
記事 [政治・選挙・NHK230] 「子供手当」を潰した勢力こそが反日勢力だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6332.html
2017/08/19 04:59

<厚労省が公開した「平成28年人口動態統計月報年計(概数)」によって、今年の日本の出生数が100万人を切ったことがわかりました。

日本の人口減少の傾向が改めて明らかとなっています。

この調査によれば、2016年の出生数は「976,979」人で、昨年から28,698人減少しました。

出生数が100万人を切ったのは、明治32年(1899年)に近代的な人口統計が開始されてから初めてのことです。

また、出生数が一番多かった昭和24年(1949年)の269万人に比べると、半分以下になっています。

一方で、死亡数は「1,307,765」人となり、初めて130万人を超えました。

過去をたどっても、戦後最小となっています。

出生数から死亡数を引いた「自然増減数」は「330,786」人のマイナスでした。つまり、1年間で30万人以上も人口が減ったことになります。これは、過去最大の減少幅です。

 人口増加と関連する婚姻数は「620,523」組で、戦後最小でした。また、離婚数は「216,805」組でした。こちらも昨年より減少しています。結婚する人も、離婚する人も、少なくなっていることがわかります(以上「seniorguide.jp」より引用)


  昨年の新生児数が100万人をついに切った。これは極めて深刻だ。単純推計すれば昨年の新生児の半数が女児として、彼女たちがすべて婚姻しても昨年の出生率1.41を乗じたなら688,770人となる。

 恐ろしい勢いで日本は人口減社会を突き進んでいる。2009年に民主党が掲げた子供手当だけでも人口減を止めるには不十分で、さらなる人口対策をすべきだと当時の私はこのブログで主張した。しかし自民党を中心とする政治家諸氏やマスメディアが中心となって「財源が〜〜」と批判して潰してしまった。

 そして現在の安倍自公政権は「労働移民」という移民政策を実行している。つまり日本国民の新生児数を抑制して、他国民(その70%以上は中国人だ)を日本に大量導入している。

 実に昨年の労働移民総数は30万人を超えている。彼らの殆どが「研修機関」が満了しても日本国内に居続けている。まさしく労働移民は形を変えた「移民政策」だということが解るだろう。

 移民政策が後々に大きな禍根を残すのは移民先進国の欧州諸国を見れば明らかだ。高福祉社会を謳っているスウェーデンですら移民政策により単位人口当たり殺人事件数は日本の六倍に達している。

 殺人事件にならない暴行傷害や強姦事件も十倍ほどと社会秩序の悪化は目を覆うばかりだ。英国や仏国や独国では移民を根源とした国内の民族対立が激化している。

 日本国内に一割ほども中国人が移民して来たなら、国内秩序は決定的に悪化するだろう。現在、既に国内に居住する外国人は62万人の朝鮮人を抑えて中国人が第一位になっている。

 日本を内部から破壊する移民政策を推進する安倍自公政権は反日政権だ。その移民策を自分が関与している派遣企業のピンハネ稼業を利するために「構造改革」と称して推進している竹中氏たちこそが反日政策推進の悪玉たちだ。

 2009民主党マニフェストの「子供手当」を「財源が〜〜」と主張してブッ潰した政治家や評論家諸氏はまさしく反日政策に手を貸した反日政治家であり、反日評論家たちだ。当時の新聞やテレビなどを振り返って頂きたい、どのような連中が「子供手当」を潰すのに狂奔していたか、じっくりと検証して頂きたい。

 そうすると現在の安倍自公政権をヨイショしている連中が「子供手当」を批判していたことが解るだろう。当然彼らの背後には「財源が〜〜」と彼らに言わしめていた財務官僚たちが潜んでいたのだが。

 少子化対策は未来への投資だ。日本国民が少数派になった日本など見たくないだろう。日本の若者が希望を持って異性を求めて婚姻し、希望に満ちた家庭を営み子育てをする環境を整えることこそが必要だ。

 青年海外協力隊が素晴らしい、などといったプロパガンダを宣伝するのではなく、日本国民の素晴らしさと継承すべく伝統・文化が国土の到る所にあることをマスメディアは日本国民に伝えるべきだ。

 外国人に日本文化を紹介する暇があれば、日本国民にこそ伝えるべきだ。外国人観光客を増やすことに熱を上げるよりは、日本国民にこそ日本の良さをもっと知ってもらう方が先だ。

 海外で暮らす日本国民を訪ね歩く番組を流すよりも、日本国内で日本の地域社会に汗を流す日本国民こそを紹介すべきだ。日本人が日本人としてのアイデンティティーを確立してこそ、迎合でなく真の国際交流が始まることを認識すべきだ。

 出演者に占めるハーフ割合が大半のバラエティ・テレビ番組には反吐が出る。ハーフが少数派であれば日本国民としても温かく受け入れるが、ハーフが出演者のハーフを超えるような番組を視聴させられると、ここは一体何処の国なのかと危機感を覚える。

 それが国際化というのなら国際化など糞喰らえだ。日本国民が黒髪や黒い瞳や黄色の肌に誇りを持ち、世界でも傑出した二千年もの歴史を誇る日本文化を日本人が継承しなくて誰が継承するというのだろうか。

 日本国民は「絶滅危惧種」だ。能天気で無責任な評論家は日本の人口は今の半分ほどで安定化するだろう、などと根拠のない寝言を言っている。よしんばそうだとして、半数程度の6000万人が日本の国土に満遍なく住む、というのでないことを認識すべきだ。

 国土は間違いなく荒廃する。都会も山間部なくして存在しないことを知るべきだ。小泉政権下で強力に推進された地方交付税の削減とセットで実施された平成の大合併がいかに大きな禍根を地方に残しているか、政治家諸氏は知るべきだ。

 村や町の中核施設「役場」を奪われて、若者の最大の職場が喪失し、地域興しの中枢がなくなったことは山間部にとって決定的だ。そこに少子社会が津波のように押し寄せている。

 2009民主党の「子供手当」潰しに狂奔した政治家や評論家たちはまさしく反日活動家だ。日本の未来を根本から潰した張本人だ。「国民の生活が第一」を掲げた小沢一郎氏を謀略で潰した勢力と見事に一致しているのがお解りだろうか。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/836.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 「加計疑惑隠蔽解散」は「9月19日に臨時国会召集、衆院冒頭解散、総選挙公示10月10日、投開票10月22日」(板垣 英憲
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a5f06a3e02b5353ed2b09657f5c7fee5
2017年08月19日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「政局は、夏休みに決まる」−今夏も安倍晋三首相が8月15日から18日まで山梨県・河口湖近くの別荘で、「夏休み」を取った。初日の15日午後5時57分から午後9時27分まで、山梨県鳴沢村にある日本財団の笹川陽平会長の別荘で、森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎副総理兼財務相の3人の元首相や、茂木敏充経済再生担当相らと会食した。この結果、「9月19日に臨時国会を召集、衆院を冒頭解散し、総選挙公示10月10日、投開票10月22日」のスケジュールを決めた模様である。皮肉をこめて名づければ、「加計疑惑隠蔽解散」か。東京地検特捜部による「贈収賄罪事件」捜査を攪乱する。


http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 籠池夫妻は、郷原信郎弁護士に弁護を頼むべきである。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201708/article_18.html
2017/08/18 22:19


郷原氏と言えば、小沢一郎氏が政府を忖度した地検特捜部に狙われ、強制起訴されたとき、検察の一連のやり方を批判した。つい最近では、岐阜県美濃加茂市の藤井市長が検察に逮捕されたとき、検察側の証人の不合理を突いて弁護を行った。

今回、籠池夫妻が、大阪地検特捜部に逮捕され、その理由が「詐欺罪」と報道されたときから、直ぐに証拠隠滅もしない夫婦を、逮捕する自体がやり過ぎといい、「詐欺罪」の適用もおかしいと厳しく批判している。

今回、その批判を補強する第二弾を投稿された。長文であるので、重要な部分を勝手にカットして示した。要するに、自身は検察に居た時、同じような補助金不正の事件を取り扱ったが、「適正化法」で処理し、「詐欺罪」はやらなかった。また、最高裁の判例を捻じ曲げて「詐欺罪」を適用することは「筋違い」と述べている。

以下の文に郷原氏のまとめが述べられている。

『籠池氏に対して、「けしからん奴だ」「悪質だ」などという理由で、本来、適化法しか適用できない事案を、詐欺罪で起訴するなどということが行われるとすれば、「厳正中立・不偏不党」を旨としてきた検察の史上に重大な汚点となるものだと言わざるを得ない。』

郷原氏は、別に頼まれてもいないのに、自分が勤めた検察はおかしい判断をしている時、声を上げてくれている。政府を忖度する検察なんていらない。こんな検察が人を告発し、量刑を課する資格はない。

これだけ熱心に調べてくれている弁護士は居ない。籠池夫妻は、頭を下げて、郷原氏に弁護を頼むべきである。大阪地検特捜部は、郷原氏が指摘しているように、裁判で敗訴になれば、第二の特捜部の大汚点となる。


検察は籠池氏を詐欺罪で起訴してはならない
https://nobuogohara.com/2017/08/18/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E3%81%AF%E7%B1%A0%E6%B1%A0%E6%B0%8F%E3%82%92%E8%A9%90%E6%AC%BA%E7%BD%AA%E3%81%A7%E8%B5%B7%E8%A8%B4%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84/
投稿日: 2017年8月18日投稿者: nobuogohara

大阪地検特捜部が籠池氏夫妻を逮捕した翌日に出した8月1日のブログ記事【検察はなぜ”常識外れの籠池夫妻逮捕”に至ったのか】は、その逮捕事実が、今年3月下旬に大阪地検が告発を受理した「補助金適正化法違反」の事実と同じで、森友学園が受給していた国土交通省の「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給であったこと、大阪地検は、国の補助金の不正受給の事実を、「詐欺罪」に当たるとして逮捕したのだということを知り、それがいかに「検察実務の常識」に反するかを書いたものだった。

詐欺罪と補助金適正化法29条1項の「偽りその他不正の手段により補助金等の交付を受ける罪」(以下、「不正受交付罪」)は「一般法と特別法」の関係にあり、補助金適正化法が適用される事案について詐欺罪は適用されないというのが、従来の検察実務の常識であった。また、逮捕に至る経過からして、実質的に「罪証隠滅のおそれ」があるとも思えず、いずれの面からも、籠池夫妻の逮捕は、検察実務からすると「常識外れ」と思えた。
籠池氏が理事長を務めていた森友学園の事件に関しては、近畿財務局側も森友学園に対する国有地売却をめぐる背任罪で告発されており、その捜査・処分の結果如何では、籠池夫妻逮捕・起訴に対して、重大かつ深刻な検察批判が起こりかねない。そのような状況において、その籠池氏に対して、敢えて、「検察の常識に反する起訴」を行うことは、致命的な事態になりかねない。検察にとって、本当の正念場である。
私も、検事時代、検察の現場で補助金不正受給の事件を相当数担当した。社会福祉法人の経営者が不正受給した補助金を私物化していたケースもあった。しかし、それでも、補助金の不正受給の事案に対しては、詐欺罪ではなく、適化法を適用するというのが、法律上当然との前提で捜査・処分を行っていた。国の補助金に関する事件であれば、詐欺罪を適用することはなかった。
裁判所が、最高裁も含め、詐欺罪と補助金不正受給罪との関係について、補助金不正受給罪が成立する場合には、詐欺罪は成立しないと判断していることは明らかである。昭和41年2月3日の最高裁決定の「傍論」を持ち出して、判例上、国の補助金の不正受給についても詐欺罪が適用できるとされているというのは、全くの筋違いだ。

籠池氏の事件は、むしろ、適化法違反としての処罰にすら値しない程度の事案であるとしか考えられない。そうであれば、むしろ、「適化法違反で、罰金刑ないし起訴猶予」というのが、本来行われるべき適正な処分である。
籠池氏に対して、「けしからん奴だ」「悪質だ」などという理由で、本来、適化法しか適用できない事案を、詐欺罪で起訴するなどということが行われるとすれば、「厳正中立・不偏不党」を旨としてきた検察の史上に重大な汚点となるものだと言わざるを得ない。


http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/838.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 急げ!メディアの機構改革<本澤二郎の「日本の風景」(2707)<民意に乖離するジャーナリスト不要> <社会部任せもいい>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52182741.html
2017年08月19日 「ジャーナリスト同盟」通信


<政治部と派閥記者は不要>
 安倍好みの極右女性大臣がいなくなった総務省である。民放テレビ局は、大いに羽を伸ばせるだろう。遠慮なく官邸の犯罪追及が可能である。しかし、この5年有余の永田町報道から強く感じることは、政治部と派閥記者への不信の憎悪が拡大したことである。政治部を廃止することを進言したい。それは派閥記者の廃止を意味する。ワシントンのように、生きた新聞記事を再生する手段である。

<民意に乖離するジャーナリスト不要>
 中曽根バブルとその崩壊によって、日本は右下がりの沈下へと突き進んでしまったのだが、当時の新聞テレビは、こぞって日本経済新聞化するという失敗をして、日本沈没に貢献してしまった。
 この5年の安倍・自公内閣の下での大きな変化というと、それは日本の極右政治が開花した場面であったが、朝日までが読売化して官邸の世論操作に手を貸してしまった。朝日に有能なジャーナリストがいなかった証拠である。
 戦争から70年足らずの日本とアジアである。まだ生存者がいる。広島・長崎の被爆者もいる。それでいて、官邸の戦争体制づくりに貢献してしまった新聞テレビである。たかが電通に支配されてしまった新聞テレビは、自ら言論の自由を放棄したしまった。隣国との関係は最悪の状態に落ち込んだ。
 結果、日本からジャーナリズムが消えてしまったわけだから、あたかも暗黒の世界が到来してしまったかのようだった。新聞テレビの崩壊に比例して、インターネット情報が飛躍したのだが、官邸はそこへと刺客をぶつけて対応してきている。そのために、ネットまでが委縮する悲しい日本である。
 ネットの世界では、どうやら中国がすごいようだ。当局の規制を潜り抜ける猛者がいっぱいいる。中国語のわかる日本人なら、そのことが手に取るようにわかるらしい。
 ともあれ、民意と乖離する新聞テレビによって、日本の右翼・民族主義化が急速に進展した。日本国憲法の死に体を印象付けた。政界は言うに及ばず、言論の右翼化は、国民の精神を歪め、悪化させる由々しい事態となる。
 政治の独裁のもとで、官邸が犯罪の巣へと変身した。本来、中立・公正で国民全体の奉仕者である霞が関の官僚までが、官邸の腐敗にのめり込んでしまった。公金横領に相当する犯罪に財務省・国交省が関与、文科省までもがはまってしまった。官邸は、公安警察官僚で防備を固め、敵対する勢力を抑え込んできた。
 その恐怖の体制を、先日発売された「財界にっぽん」に、藤原肇が詳しく書いた。官邸の記者連必読の記事である。ナチスの体制を見習っていたのである。

 そうした体制の下で、詩織さん事件は起きた。TBS強姦魔を、悪しき官憲が救済してしまったという、想像もできない重大犯罪である。それが世界に発信されている。日本にまともな言論が存在すれば、政権はそれだけで崩壊する。この大事件さえも報道できない新聞テレビの日本が、現在の日本の真実なのである。

<国家神道を引きずる日本会議を批判できない新聞テレビ>
 筆者が、安倍・自公内閣を批判する理由は、説明するまでもない。日本国憲法は、戦前の天皇制国家主義を否定することで、誕生した平和憲法である。
 安倍・自公内閣は、戦前の国家神道を引きずる秘密結社のような極右団体・日本会議が擁立した狂信的な右翼政権である。それゆえの特定秘密保護法・戦争法・共謀罪の強行となった。いずれも戦争体制法制であり、憲法が容認しないものである。
 国家主義は、否定されなければならない。いまの政治部記者も派閥記者も、この初歩的な問題に向き合おうとしていない。そのことに国民は、歯ぎしり噛んでいるありさまである。政治部はいらない、派閥記者もいらない。そこから新しい言論の自由が生まれる。
 新聞テレビの機構改革は急務である。コスト削減にも貢献できるだろう。一石二鳥である。
 国民の代表として取材する記者が、政党や派閥・官邸の走狗のような存在だと、もはや有害無益である。

<正義と勇気の記者集団・報道部制が好ましい>
 いま日本で一番まともな政治記事は、夕刊紙の「日刊ゲンダイ」である。自民党必読新聞で知られるが、恐らく政治部など存在しないあろう。それは週刊誌も同様である。
 正義と勇気の記者組織の報道部制が好ましい。政党・官邸と癒着するだけの政治部はいらない。大手の新聞テレビが報道部制にすれば、より民意の反映する記事が生まれる。小手先と言わずに、まず実践してもらいたい。
 民意と乖離した読売・産経は、衰退するしかない。

 読売系日本テレビがタレントへと変身させた櫻井よしこを、中国の知日派は「一番嫌いな日本人」と語っていたが、なんと彼女は台湾の反共派であることが判明したようだ。これで納得したのだが、いまはテレビタレントにろくな人物がいない。電通支配である。その点、蓮舫はまともな方だったが、彼女のボスが松下政経塾だった。

<社会部任せもいい>
 昨夜、知り合いが「東京新聞にいい社会部長が誕生した。望月記者もさらに官邸を追い詰めるだろう」とメールをよこした。エース投入というのだ。
 東京新聞は、筆者が所属した東京タイムズよりも、早く沈没してしまい、名古屋の中日新聞社が買収したのだが、逆に新聞の記事は、昨今の大手新聞のNHK/読売化に対抗して、正論を主張して、知識人の評価を高めている。
 反読売で成功している。これに朝日も刺激されて、社会部に元気が出てきた。

 かつて読売は、社会部記事で部数を伸ばしてきたが、今はさかさまである。社会部中心の紙面の東京・朝日に変身すれば、流れが変わる。国家主義政府を支援する読売・産経・NHKに対抗する東京・朝日だと、少しは均衡がとれるだろう。

 繰り返すが、政治部は廃止する必要がある。

2017年8月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)






http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 安倍首相が愕然!「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣の悪足掻き」の水爆級の猛威

胡散臭い幼稚な安倍晋三や菅義偉が傲り高ぶって、嘘八百を並べ立てたことで、安倍内閣は長らく国民を欺瞞し続けたが、いくら証拠隠滅と言い逃れに終始しても、国民は嘘か真か見るべきところは見ている。国民をナメ切って誤魔化せると思っていても、国民は国会議員ほど間抜けではないから、安倍が身内に国有財産をタダ同然で払い下げて、私物化する泥棒行為は簡単にバレてしまい、国民から愛想をつかされてしまった。安倍内閣のウソと隠ぺい体質については、多くのメディアが指摘しており、うんざりさせられるほどだ。
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/345.html
大手新聞などのマスコミ幹部はスシ友として、次から次にと御用記者になってしまい、本当のことを記事にしなくても、国民は安倍のうさん臭い利権の取引に、疑獄の臭いを感じ取るとができる。てな付けた役人には警察力を動員して監視する手口は、前川次官にスキャンダルを仕組んだ内調や、目玉をきょろきょろとして怯えていた佐川局長の態度を見れば、国民は直ぐにその仕組みを見破るのだ。だから内閣支持率が大暴落したのだし、それを誤魔化すために内閣改造をして、「ない」「知らない」「「ぜひ当選、お願いしたい。防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたい」と言い続けた、無能の塊の恥知らずの稲田防衛相とか、「ハゲ」「バカ」「死ね」と暴言を絶叫した豊田議員などの異常精神の女たちは、第三次安倍内閣では姿を隠してしまった。
http://e.jcc.jp/news/v/12363231/
そんな見え透いた小細工を使って、国民を騙して生き延びようとしても、安倍内閣を作っている公安警察のシステムが、ナチス政権を支えた秘密警察のゲシュタポと同じだと、詳しい比較をした記事が登場して発売された。それは経済誌「財界にっぽん」の十月号に、海外からの特別寄稿記事として出たもので、首相官邸はもみ消しと弾圧をするために、大わらわだということである。
首相官邸の権力者の実態については、これまでメディアが書いてこなかったことなので、日本で最初の緻密な解剖というわけであり、いかにも世界を舞台に活躍する歴史学者らしい、大局観に基づいた構造分析になっている。これまで日本のメディアは警察力に怯え、日本のアイヒマンといわれる公安警察の北村情報官を恐れて、まともな記事を書こうとしなかった。だが、「さらば暴政」の著者でもある藤原博士は、アメリカを足場に言論活動をしてきたので、堂々と遠慮せずに正しい意見で論じて、精緻な歴史分析の手法を使い、、警察国家に天誅を加えている。まだ出たばかりだから紹介は遠慮するが、小見出しとしては次のような順で書き込んであるのだ。
1. 隠蔽とゴマかしに終始する安倍政権
2. 公安支配の安倍ゲシュタポ政権
3. 人事を握り役人の首根っこを押さえた官邸の力
4. 情報と危機管理を支配する公安部門
5. 警察の勇み足と権力意識
これだけ詳しい公安の活動を歴史と対比して、分かりやすく説明した記事は、これまで書かれたことがないから、安倍内閣の解剖図だと言ってよいだろう。
「ニューヨークタイムス」などにも寄稿し手、情報問題の著書を持つ藤原博士は、外交官で評論家の佐藤優氏と並び、諜報関係にも詳しい日本人だ。その人が記事が出た号の表紙を飾っている、小池百合子都知事や悪名が高い荻生田内閣副官房長官が、勝共連合だと指摘していることは、貴重な情報で大発見とだと思ったが、ここにタブーへの挑戦が読み取れたのである。
もし書店から「財界にっぽん」のこの号が消えたり、出版社が倒産するようなことが起きたならば、これは前川次官に対しての攻撃と同じで、内調を動員した特高警察のえげつないやり口であり、悪辣な言論の自由に対しての弾圧の証拠になる。独裁者はタブー破りは許さないのだ。これまで相手の力に怯えていたネズミたちは、誰も猫の首に鈴をつける勇気がなかったように、意気地がなかった日本のメディアでも、猫の首に鈴をつけた者が登場したのから、これまでのように震えていることは許されない。それは「イソップ物語」が教えているように、勇気を持つべきだということであり、その教えは小学生でも知っているということだ。

http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/840.html
記事 [政治・選挙・NHK230] 籠池泰典を再逮捕! 何のために? 
籠池泰典を再逮捕! 何のために?
2017/08/19 06:53 半歩前へU


▼籠池泰典を再逮捕! 何のために?


 籠池泰典は逃亡の恐れがない。森友事件について関係資料はすべて大阪地検特捜部が押収した。証拠を隠蔽する恐れもない。それにも拘らず、再逮捕とは何が目的か?

 そもそも補助金は、籠池の”教育勅語教育”に賛同した勢力が、彼を「利用」しようとして側面支援した結果ではないか。

 自分たちが「これも持って行け」と応援しておきながら、事件が発覚した途端、手のひら返しをし、逮捕に至らしめたのではないか。

 体の言い口封じ。今回の再逮捕もその延長とみた方がいい。国策捜査、国策逮捕。

******************

 学校法人「森友学園」が運営する幼稚園を巡り大阪府の補助金をだまし取った疑いが強まったとして、大阪地検特捜部が詐欺容疑で前理事長籠池泰典容疑者(64)=別の詐欺容疑で逮捕=を再逮捕する方針を固めたことが18日、関係者への取材で分かった。

 妻の諄子容疑者(60)=同=も不正に関与した可能性があり、詰めの捜査を進めている。

 特捜部は先月31日、学園が大阪府豊中市の国有地で計画した小学校の工事費を水増しし、国の補助金約5600万円を詐取したとして2人を逮捕。8月21日の勾留満期以降に再逮捕する。

 問題になったのは、大阪市淀川区の塚本幼稚園に支給された補助金。  (以上 共同通信)



























http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/841.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 笑えるような笑えないような、国防の状況 
笑えるような笑えないような、国防の状況
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/03a8244e2a3613ed9b674a26b8dd9b5e
2017年08月19日 のんきに介護


(1)北朝鮮から発射され、宇宙空間を飛行するミサイルを撃ち落とすなど絵空事である。そもそも弾が飛んで行かない。また、ロケットを使うにしても、コントロール上の問題がある。後者については、盛田隆二 @product1954さんのツイートが考える上で参考になる。




(2)日本では、国防の責任者が不明というべき。国防の要にいるはずの安倍晋三首相は、夜は盆踊りに参加。昼間は、ゴルフをしていたとき、盟友加計孝太郎を呼び出せず、愚痴っていたという。また、資産公開を怖れて、またもやこそこそと隠ぺいに走っている。そんな人間がどうして国防のシンボルたり得るか。


(3)閣僚になった自衛隊のOB、佐藤正久が米国との関係を憂慮。「ミサイルに当たるか当たらないか、そんなことはどうでもよい。撃って見せることが重要」などと、無責任なことをコメントする。佐藤は、外務副大臣に就いている意識はあるんだろうか。役職にかかわらず、もし、本当に国防を憂うなら、原発を即刻、停止すべきだ。ちんたらちんたら、米国の幇間よろしく、日本にあれをやれ、これをやれという前に、日本にとって間違いなく致命傷になる原発という標的をこそ撤去すべきだろう。

(4)安倍政権は、(3)に触れた人物を重用している。しかし、この男は、縁戚に統一教会関連の会社の代表者がいる(拙稿「ヒゲ隊長こと佐藤正久議員は、統一教会の関係者じゃないか! 叔父が統一教会関連会社のCEOを務めてるってさ」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e858ca42417859815aab750e93e9d3d2)。言うなれば、二重スパイとも言うべき人物だ。それを問題視している者が政権内で皆無だ。亡国内閣だからだろう。

(5)北朝鮮危機が叫ばれ、結局、実現したのは、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」1基当たり800億円を米軍事企業よりお買い上げ。下記画像の政治家たちの嬉しそうな顔を見よ。日本に寄生する目的が達成した「死の商人」たちの悦びの表情だ。



朝からツイートを読んで気分が悪くなった。





http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 「安倍総理から日本を守ろう」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
「安倍総理から日本を守ろう」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1874342.html
2017年8月19日8時42分 日刊スポーツ


 ★首相・安倍晋三は支持率低下で「おごりがあった」と国民にわびたが、その後も元首相・福田康夫が「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。国家の破滅に近づいている。政治家が人事をやってはいけない。安倍内閣最大の失敗だ」と極めて強い口調で批判した。首相は休暇中に森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎ら歴代首相経験者と会談するなど、先輩に指導を仰ぐことが増えた。

 ★また「歴代首相に安倍首相への提言を要請するマスコミOBの会」が先月、中曽根康弘以降の存命の元首相12人に要請文を送付。11日までに回答した細川護熙、羽田孜、村山富市、鳩山由紀夫、菅直人の元首相の首相への注文を発表した。この中でも羽田は「安倍総理から日本を守ろう」とし、村山は「国民軽視の姿勢許せぬ」、細川は「国益を損なう」といずれも厳しく首相を批判している。

 ★首相は他にも、政権に批判的な政治評論家らを相次いで官邸に呼び寄せ、意見を聞いた。その中の1人、田原総一朗は「政治生命を懸けた冒険をしないか」と持ち掛け、首相が前向きに受け止めたといわれるが、結局「訪朝を促した」ようだ。田原は安倍と会う直前まで、「内閣改造で代えるべきは安倍だ」と発言し続けていたが、こうなるともう話題作りの安倍応援団だ。

 ★たくさんの人に話を聞いて首相がどう変わるのか興味深いが、森友学園事件で“私人”の首相夫人・安倍昭恵付秘書官・谷査恵子が、イタリア大使館1等書記官に異動した。彼女は、詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された森友学園前理事長・籠池泰典と、財務省をつないだ連絡係。本来地検の捜査対象だが、奇異な人事だ。付記すれば、南スーダンPKO日報隠蔽(いんぺい)問題の担当者だった防衛省前統合幕僚監部参事官付国外運用班長・小川修子も、中国大使館の1等書記官に異動している。がんばれば守ってくれる。(K)※敬称略



「安倍総理から日本を守ろう」羽田孜氏が訴える 元首相5人が安保法案反対【提言全文】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/11/former-prime-minister_n_7974414.html
The Huffington Post | 執筆者: 安藤健二
投稿日: 2015年08月12日 11時21分 JST 更新: 2015年08月12日 23時41分 JST

参院特別委で審議中の安全保障関連法案に反対する元首相5人の提言が、8月11日に発表された。

朝日新聞デジタルによると、「歴代首相に安倍首相への提言を要請するマスコミOBの会」が7月、中曽根康弘氏以降の存命の元首相12人に要請文を送付。11日までに回答した細川護熙、羽田孜、村山富市、鳩山由紀夫、菅直人の5氏の提言を発表した。安倍首相側にも郵送されたという。

5人は全員、自民党以外の政党から首相になった。いずれも安保法案に反対する内容で、羽田氏の文章は関係者が口述筆記した。各氏の全文を掲載する。

■羽田孜氏「安倍総理から日本を守ろう」


 羽田孜氏

「戦争をしない」これこそ、憲法の最高理念。平和憲法の精神が、今日の平和と繁栄の基礎を築いた。特に、9条は唯一の被爆国である日本の「世界へ向けての平和宣言」であり、二度と過ちを繰り返さないという国際社会への約束でもある。海外派兵を認める集団的自衛権は、絶対に認められない。

安倍総理から日本を守ろう。

■村山富市氏「国民軽視の姿勢は許せない」


 村山富市氏

1, 圧倒的多数の憲法学者が今回の安保関連法案は憲法に反すると証言している。また政府が提出する法律案の是非に携わってきた歴代法制局長官が、この法案は違憲であると証言している。

これまでの歴代自民党政府も集団的自衛権は憲法が認めないとして、現行憲法は守られてきた。

にもかかわらず安倍首相は勝手に憲法解釈を変え、閣議決定により合憲として国会に提出した。こうした立憲主義を無視した手法は問題だ。

2, 国会提出以降、国民はいまだかってない国会の審議を注目しているが、首相は野党の質問にまともに回答するのではなく、一方的に長々としゃべりたいことをしゃべっているだけで、問題点が解明されない。

審議した時間が問題ではなく、質疑を通して問題点が解明され、国民にも是非についてある程度理解ができたかどうかが問題である。首相自らが、「まだ理解されていない」と認めながら、審議時間だけを取り上げて、質疑を打ち切り強行採決を行い、多くの野党が欠席のまま衆院本会議で採決した。議会制民主主義を無視した横暴なやり方は認められない。

3, 炎天下の中、連日、「憲法を守れ」、「戦争反対」を叫んで国会周辺のデモを行っている学生や若い人たち、子ども連れの方々、障がいをお持ちの方や車椅子のご老人等がおられる。「日本はこれからどうなるのか」、「再び戦争することになるのか」、空襲を経験された国民の皆さんは「原子力発電所を数多く持っている日本の国が空爆されたらどうなるのか?」、「戦後70年間戦争に加担することなく平和国家としての大道を歩き続けてきた日本がなぜ?」と居ても立ってもいられない気持ちで立ち上がり叫んでいる。

最近の世論調査では、安倍内閣の支持率が下がり不支持率が上回っている。こうした現状も国民の声も無視して力で押し通し、法案さえ通れば最後は世論もおさまると甘く見ているが、こうした国民軽視の姿勢は許せない。

4, 現状の国会の状況からするとあるいは数の力で押し切られるやもしれない。参議院で議決できなければ「60日条項」を発動して衆議院で再議決すればよいと考えているようだ。

国民の声や意思を甘く見てはいけない。来年の参議院選挙から衆議院の解散総選挙まで展望して勝負を決することが必要だ。主権者である国民が日本のあり方を決めるのだ。あきらめてはいけない。

■菅直人氏「直ちに総理辞任を」


 菅直人氏

安倍総理は小さいころから祖父であった岸信介元総理を尊敬し、岸総理がやったことはすべて正しいと母親から教えられてきている。祖父を尊敬することは一般的には決して悪いことではない。ほほえましいことである。しかし、政治家として祖父である岸信介元総理がやったことすべてが正しいと思い込むのは問題だ。

私は第一次安倍内閣の2006年10月5日の予算委員会で、安倍総理に対して「岸元首相が東条内閣の商工大臣として太平洋戦争の開戦の証書に署名したことは正しかったと考えるか、間違っていたと考えるか」という質問をした。それに対し安倍総理はいろいろ逃げの答弁を試みたのち、最後に「間違っていた」と認められた。

しかしその後の安倍総理の言動を見ていると、「間違っていた」との答弁に基づく太平洋戦争に関する「反省」の態度は後退を続けている。そして、岸元総理がやりたくてできなかった憲法改正をすることが自分の使命と思い込み、解釈改憲を強行し、現在憲法に明らかに違反する「安保法制」を強行しようとしている。

私は政治家の使命は国民のため、自国のため、世界のためを考えて行動することだと考える。いくら肉親であったからと言って、国民や日本の将来よりも亡くなった祖父の思いを優先する安倍総理の政治姿勢は立憲主義に反し、民主主義国の総理としての資格はない。

安倍総理は2011年5月20日のメールマガジンで、当時総理であった私に対し、3月12日に福島原発1号機への海水注入を止めた責任を取って即座に総理大臣を辞するように主張した。この主張自体、虚偽に情報を真に受けて安倍総理の大間違いであったことはすでに明らかになっている。それに対し、安倍総理は立憲主義を踏み外していることは明らかであり、今回は私の方から、安倍総理はその貴任を取って直ちに総理を辞任されるよう求めるものである。

■細川護熙氏「国益を損なうことになる」


 細川護熙氏

1.安保法制関連法案は廃案にすべき

廃案にすべきだと考える理由は、ひとつは法案の内容の点からであり、ひとつは手続きの点からである。

2.内容上の問題点

(1)今の日本の発展と国際的地位は平和憲法のたまもの

戦後日本の発展と国際的地位の獲得は、平和国家としての立場によってもたらされたものであり、かつ平和国家日本は、何よりも憲法9条をもつ平和憲法によって実現された。我々は、平和憲法をもったことの意義を十分わきまえなければならない。

憲法9条をもつ平和憲法を変えることは(解釈改憲によるとしても)、世界に確立した平和国家日本のイメージを損なう危険があるばかりでなく、日本人自身にとっても、その目指すべき将来の国家像を混乱させる。

(2)集団的自衛権の必要性への疑問

安倍総理は、テレビ番組で、集団的自衛権について、隣りの「米国家」が火事になって「日本家」に延焼しそうになったときに、日本の消防士が消火に行くようなものだと模型を使って説明した。しかし火災の消火と集団的自衛権の行使は、全く異なる。消火は人助けで美談の部類だが、集団的自衛権の行使は第三国に武力を行使することであり、その国の人員を殺傷し、場合によってはわが国の人員にも犠牲者が出ることになる。国民に対して集団的自衛権の行使を火災の消火の美談に譬えて説明することは、武力の行使や戦争の悲惨さから目をそらさせることになる。

また安倍総理は、集団的自衛権の行使が必要な事例として、朝鮮半島有事の際に韓国から避難する日本人を乗せた米艦を自衛隊が守る場合や、原油輸出の要衝であるホルムズ海峡がイランによって機雷封鎖された場合を挙げている。しかし韓国から避難する日本人を米艦で輸送するというのは、かつて米国から断られた案であるし、そもそも日本人を護るのなら個別的自衛権の範囲で済む。イランについては、核開発疑惑に関わる欧米との合意が成立して緊張緩和に向かうことになったし、イランのナザルアハリ駐日大使も「ホルムズ海峡の封鎖がなぜ必要なのか」と疑問を呈している。

結局、これだけの無理を押し通して、集団的自衛権の行使を認めなければならない理由は不明であり、もし個別的自衛権によって対処できない具体的事態があるというのであれば、冷静な環境のもとで幅広く国民の意見を取り入れつつ、手続きを尽くして検討すべきである。いずれにしても、日本は、海外での武力行使はダメという一線だけは、これからも護っていくべきだ。

(3)概念の曖昧さと政府の恣意的運用の可能性

総理以下政府の説明も納得のいかないものだが、肝心の法案の規定も曖昧さを含んでいる。

例えば集団的自衛権行使のいわゆる3要件のひとつに「存立危機事態」があるが、しかし、ここには「武力攻撃事態」のような外部から客観的に判定可能な指標がない。この「存立危機事態」に該当することを判断し、自衛隊を動かすのは時の政府だから、従ってホルムズ海峡の機雷封鎖が存立危機事態に当たるとする安倍総理のように、時の総理や政府によって集団的自衛権はいかようにも行使されることになり、恣意的運用の歯止めがない。

憲法前文に、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」と述べられているように、かつての大戦は歯止めのない政府の行為によってもたらされ、その反省の上に今日の日本があることを忘れてはならない。今回の安保法制は、日本と日本人の運命を再び「政府の行為」に委ねる危険な法制である。

3.手続き上の問題点

(1)立憲主義に対する畏敬を

今回の安保法制の最大の問題点は、あまりにも立憲主義が軽んじられていることである。安倍総理は、よく欧米型の統治システムを有する国を「価値観を共有する国」と呼ぶ。その内容は自由、民主主義、法の支配などだが、それらを統一する近代国家の最大の柱が立憲主義である。

安倍総理が、当初憲法改正を容易にするための「改憲条項」の改正を試み、それが行き詰ると閣議決定による「解釈改憲」に切り替えた経過は、立憲主義に対する畏敬の念の欠如を物語っている。内閣法制局を自分の意見に従わせるための異例の長官人事、大多数の憲法学者の違憲論の無視、集団的自衛権行使の容認の論拠として砂川判決をもってくる牽強付会などは、いずれも同根の手法である。

もし安倍総理が、安全保障環境の変化等からして本当に集団的自衛権の行使が必要だと感じ、国民を説得できるだけの自信があるなら、堂々と憲法改正から手を付けるべきだ。このまま違憲の疑いの強い安保法制を成立させるなら、すべての法律、すべての統治は憲法によって律せられるという立憲主義は、わが国では崩壊してしまうだろう。

(2)重大な問題ほど丁寧な手続きを

今回の法案が成立すれば、わが国の安全保障政策にとっての大きな曲がり角になる。かつ報道機関の調査による国民の反対も強く、法案審議が進むにつれその傾向は強まっている。そういう問題であればある程、仮にどうしても成立させなければならないとすれば、丁寧な手続きが必要である。例えば消費税の導入には10年を要し、PKO法案には2年を要した。私が関わった政治改革も区割りの仕上がりまで含めると6年の歳月と実に18回の国会を要している。

反対意見の者や野党との対話も必要である。上述の法案はいずれも野党との綿密な対話の上に成立した。私も、政治改革で河野総裁とトップ会談を重ね、参議院での否決後は無論、多数で可決する前の衆議院においても、河野総裁と会談し、合意には至らなかったものの、その意見もくんだ修正を行って参議院に送った。

これに対して国会審議で総理が野次をとばし、野党幹部の質問に「○○さん、あなたは間違っているのです」と答弁するのは、余りにも唯我独尊であり、合意形成を図るべき政治に禍根を残すことになろう。そのような手法で、違憲の疑いの強い安保法制を成立させることは、わが国の国益を損なうことになると言わざるを得ない。

■鳩山由紀夫氏「お説教をする立場ではないが…」


 鳩山由紀夫氏

安倍総理大臣、私も総理として大変に稚拙だったと反省する身ですので、あなたに大きな顔をしてお説教をする立場ではないことを良く心得ています。ですが、せっかく機会をいただきましたので、国のあるべき姿について私見を述べさせていただきます。

安倍総理、あなたは昨年の総選挙で大勝利を収めました。勝ったのだから、自分の思い通りの法律を創るのだと力んでおられるようです。私は2009年民主党が大勝利し政権交代直後に、最もやりたかったのは、国家権力を強めるのではなく、一人ひとりの命を大切にする政治でした。安倍総理、あなたはなぜ今、時代に逆行して国家権力を強めようとされるのでしょうか。「国会運営は『国会は野党のためにある』の気持ちで」と竹下登元総理がいつも話されていたように、数を頼みに力で押し切るのではなく、野党や国民の声に耳を傾けることを心掛けることが大切ではないでしょうか。今、国民の多くが「戦争が出来る国」になることを心配しています。そして、安保法制の法案が今国会で成立することに反対しています。総理自身も「国民の理解が進んでいない」ことを認めておられますが、「国民の理解が進んでいない」というより、「国民の理解が進むほど反対が増える」と理解するべきでしょう。

なぜなら、総理の説明を伺うほどに、時代認識の誤りや矛盾に、国民は気が付き始めているからです。総理はことある毎に、「安保環境が大きく変わる中で」と枕詞のように話されます。世界情勢が緊張感を増してきているかのように聞こえますし、メディアもそのように報道します。総理は4、50年前の状況と比べておられるようですが、その時代には米ソ冷戦が激化し、キューバ危機やベトナム戦争がありました。今よりはるかに物騒な時代でした。現在の米ロが戦端を開くことはあり得ませんし、米中も戦争はしません。あまり報道されませんでしたが、昨年オバマ大統領が来日した際の記者会見で、「小さな岩のことで中国と争うのは愚の骨頂」と諌めた通りです。安保環境が悪化しているならまだしも、その時よりはるかに良くなっているにも拘らず、「戦争に参加するための法案」を、なぜ今更議論するのでしょうか。

総理は集団的自衛権を分かりやすく説明するつもりで、アメリカ本国や離れが火事の時に日本が火消しをすることだと例示されましたが、火事と戦争はまるで違います。火事は消せば済みますが、戦争は協力すれば、敵が攻撃する可能性が生まれるからです。後方支援は直接的な武力行使ではないと言い張っても、敵は兵砧を断つ戦略に出るのが鉄則ですから、真っ先に狙われます。逃げれば全滅でしょう。

また、総理はホルムズ海峡が封鎖されたら、日本に原油が来なくなる。だからホルムズ海峡に敷設された機雷の除去の手伝いをする必要性があると、しばしば例として挙げますが、これこそ時代認識の大きな誤りでしょう。総理は特定の国を想定していないと逃げていますが、イランを念頭においておられることは明らかです。かつて私がイランを訪問した際、国内から大きな非難を浴びましたが、そのときに私がアフマディネジャド大統領に申し上げたのは、原子力の平和利用に徹するとしても理解されるには時間がかかるので、日本を見習って辛抱強く対話路線で交渉してほしいということでした。その後、イランは辛抱強く対話を続けてくれたと思います。そして漸く6か国との協議が最終合意にまで到達しました。イランとアメリカやイスラエルとの間の不信感が完全に拭えたとは思いませんが、少なくともホルムズ海峡に機雷が敷設されるような環境では全くないことだけは明白です。総理は適切な具体的な例が見つからないので、このような例を挙げられたのだと推察いたしますが、具体的な例がないということは、法案に今日的な必要性がない証左でしょう。

総理、そもそも集団的自衛権を限定的であれ行使できるようにするには、憲法改正が必要です。どうしても行使すると言うのなら、憲法改正を堂々と行ってからです。国の安全保障の根本に関わる議論を変更するのですから、表玄関から正直に入らなければ、生涯禍根を残すでしょう。ただ、私はアメリカに媚を売るような形で集団的自衛権の行使をすることには反対です。それはアメリカの決めた戦争に唯々諾々と参加せざるを得なくなることが明らかだからです。また、日米安保一体化の一環として、普天間飛行場の辺野古移設を強引に推し進めておられますが、これ以上強行されると、沖縄の人びととの間に流血の惨事が起きかねません。この件では、私が大きな責任を有していますし、辺野古に決めてしまったことを沖縄県民にお詫びいたします。ただ、翁長知事を筆頭に沖縄のみなさんは覚悟を決めておられます。辺野古は無理です。総理には民主主義を守っていただき、あらゆる可能性を、沖縄を含めアメリカ政府と検討していただきたいと願います。少なくとも私が総理のときにはアメリカには柔軟なところがありました。柔軟でなかったのは、むしろ日本の外務省と防衛省でした。北海道のある駐屯地では司令がすべての自衛隊員に遺書を書くことを命じました。こんな形で自衛隊員に苦しみを与えて良いと思われますか。

私は日本を「戦争のできる普通の国」にするのではなく、隣人と平和で仲良く暮らすにはどうすれば良いかを真剣に模索する「戦争のできない珍しい国」にするべきと思います。私が総理のときに訴えました「東アジア共同体」構想を、中国の習近平主席が唱え始めています。中国と韓国は自由貿易で結ばれていきます。アセアンも今年中に経済共同体が作られます。日本こそ、そして沖縄こそ、その結節点として立ち上がる時を迎えているのではないでしょうか。「戦争への国造り」から、「平和への国造り」へ総理の英断を求めます。





http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/843.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 日本は米国の二枚舌外交に翻弄されてはいけない  天木直人
日本は米国の二枚舌外交に翻弄されてはいけない
http://kenpo9.com/archives/2055
2017-08-19 天木直人のブログ


米軍制服組のトップであるダンフォード統合参謀本部議長が来日し、安倍首相ときのう8月18日会談した。

 それを報じるきょう8月19日の各紙の報道は、2プラス2の合意に次いでダンフォード・安倍会談で、日米同盟強化が確認されたと報じている。

 しかしダンフォード議長は日本にくる前に中国を訪問し、習近平主席と会っている。

 しかも、ダンフォード議長はわざわざ中朝国境地帯を訪問し、宋普選北部戦区司令官と会って、米中軍事協力の重要性を確認している(8月19日日経)

 これは何を意味するのか。

 北朝鮮問題をめぐる米国の対応は、米朝対話を始めるにせよ、軍事行動に踏み切るにせよ、中国との合意なしには出来ないということだ。

 しかもトランプの後ろにはキッシンジャーという中国とのパイプ役が健在だ。

 日本は米国の二枚舌外交を忘れるなということだ。

 使い物にならない迎撃ミサイルシステムを次々と買わされるのが日米同盟強化の実態なら、そしてその通りに違いないが、国民は浮かばれない。

 メディアもそれを知らないはずはないだろう。

 知っているなら国民に知らせるべきである(了)



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表!「カネにまみれたゾンビ」「歴史に群がる裏切り」(リテラ)
          
          長渕剛の最新アルバム『BLACK TRAIN』(Universal Music)


長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表!「カネにまみれたゾンビ」「歴史に群がる裏切り」
http://lite-ra.com/2017/08/post-3398.html
2017.08.19 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表 リテラ


 今月16日、長渕剛の約5年ぶりとなるアルバム『BLACK TRAIN』が発売された。その内容は拝金主義に捕われて経済的利潤のみを追い求め、肝心の助けを求める国民のことは無視する政治家たちを批判してきた長渕のスタンスをさらに際立たせるものとなっている。たとえば、表題曲の「Black Train」からしてこうだ。

〈カネにまみれたBlack Train
 きのう俺は代議士に
 真っ赤な血をひっかけた〉
〈カネにまみれたゾンビ
 歴史に群がる裏切り
 上っ面だけの「Say Hello!」〉

「カネにまみれたゾンビ」「歴史に群がる裏切り」…この歌詞が、森友学園や加計学園問題をモチーフにしていて、「愛国」の名のもとに歴史を歪めてきた安倍首相とその周辺の連中の利権私物化を批判しているのは明らかだろう。

 そのファン層や言動から一見、右翼的な印象を受ける長渕だが、実は、プロテストソングを多く歌った加川良や友部正人を音楽的ルーツにもっており、これまでのキャリアでもことあるごとに体制に対し異議申し立てする歌を歌ってきた。湾岸戦争のときにつくられた「親知らず」という楽曲では〈俺の祖国日本よ! どうかアメリカに溶けないでくれ!/誰もが我が子を愛するように/俺の祖国日本よ! ちかごろふざけすぎちゃいねえか!/もっともっと自分を激しく愛し貫いてゆけ〉と歌い対米従属の果てに戦争に協力する日本に怒りを向けた。また、9.11後には「静かなるアフガン」で〈日の丸と星条旗に僕は尋ねてみたい/戦争と銭はどうしても必要ですか?/広島と長崎が吠えている/「もう嫌だ!」と泣き叫んでいる〉と反戦と平和への思いを歌っている。

■安保法制に対し怒りを表明した長渕剛

 そして、第二次安倍政権以降、長渕は政権への批判をよりストレートに口にするようになった。2015年7月、『ワイドナショー』(フジテレビ)に出演した際には、国民の声を無視して強行採決された安保法制についてこのようにコメントしている。

「震災、4年前を思い出してもらいたい。あのときにどんだけのことを自衛隊がやったか。僕も激励に行かせてもらいましたけどね。彼らを死なすのかって。彼らを死なせてしまっていいのかってことだと思うんですよ。
 いまのこの流れでいくと、理屈は分からないんですけどね、感覚論としてね、戦争が近づいている気がするの。もう紛れもなくそこに近づいている気がしますよ。それをね、僕たちはどうやって阻止すべきかってことを非常に真剣に考える局面がありますよ」

 加えて長渕は安倍首相を名指ししながら、このように続けている。

「戦後復興後、高らかに我々は生きてきましたけど、そのなかに負の遺産はありました。負の遺産を残しておきながら、そのことにきちっとケリもつけないくせに、次のことをやっていこうとする俺らの大将、ちょっと違うんじゃない?」

 ここで使われている「負の遺産」という言葉はおそらく原発のことをさしており、原発問題を放置しておいて戦争法案をやろうとするのは違うと長渕は言っているのだろう。

 実際、長渕は自ら被災地に足を運んでその状況を見ていろいろなメッセージを発信している。12年3月には、特別番組『報道STATIONスペシャル「愛おしきあなたへ」』(テレビ朝日系)に出演し、福島第一原発20km圏内に入って警戒区域の実情を取材。その際に「もはや原発の有無を問う余地はない。立場や名刺はいったん脇に置いて、いち個人として現実を直視し、感性で見つめてほしい」という発言を残している。

■悪い意味で「空気を読む」若手ミュージシャンに長渕剛は檄を飛ばす

 きわめつきは、昨年12月に放送された『2016FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ)でのパフォーマンスだろう。この日はもともと、『FNS歌謡祭』のためにアレンジされた「乾杯」が歌われるとアナウンスされていたが、そこで視聴者が目にしたものは耳馴染みのある「乾杯」とはまったく異なるものだった。長渕はギターを叩くように搔き鳴らしながらこう歌い出したのだ。

〈アメリカの大統領が誰になろうとも
 凶と出るか吉と出るかって
 そりゃ俺達次第じゃねぇか
 今日もマスメディアの誰かが
 無責任な話ばかりしている〉

 アメリカ大統領の顔色をうかがってばかりの日本のメディアに対する痛烈な批判をぶちまけた後、さらに長渕は「歌の安売りするのも止めろー!」と、ミュージシャンたちに檄を飛ばし、被災地を置き去りにしてオリンピックに浮かれるこの国にこう問いかける。

〈俺達の東北、仙台、俺達の九州、熊本
 そして福島も頑張ってんだ
 オリンピックもいいけどよぉ
 若者の貧困 地域の過疎化どうする?〉
 騙されねぇぜマスコミ
 騙されねぇぜヒットチャートランキング
 騙されねぇぜワイドショー〉

 こういったオリジナルの歌唱が4分近く続いた後、皆が知る「乾杯」に入っていったのだが、実は、この『FNS歌謡祭』について、長渕は今回、『BLACK TRAIN』のプロモーションとして登場したウェブサイト「音楽ナタリー」のインタビューで、興味深い発言をしている。

■長渕が「何が『乾杯』だよ!」「本当に『乾杯』でいいのか?」

「「乾杯」を発表してから何十年も経って、今と当時とでは国民性も時代性もまったく違う。しきりに結婚式の定番みたいに歌われてきたけど、もともとは個人的に祝いたい人のために作った曲だから、僕としては「何が『乾杯』だよ!」って。だから今歌うのなら現在の時代感や思いを込めて、リスナーに対して「本当に『乾杯』でいいのか?」という問いかけが必要になる。コードを変えたり不協和音を入れたくなったりする」(「音楽ナタリー」インタビューより)

 先の戦争で得た反省を無きものにして再びこの国を戦争ができる国につくりかえようとし、また、被災者の思いには耳を傾けようともせず、オリンピックにカネをつぎこみ、大企業など既得権益者たちにひたすら便宜をはかり続ける──安倍政権による政治が続く現在の状況では「乾杯」どころではない。長渕はそんな思いのもと、あのようなパフォーマンスをしたということらしい。

 今回、『BLACK TRAIN』のプロモーションでこの話をわざわざ語ったということは、その想いの延長線上にこの新曲が生み出されたということだろう。しかも、『BLACK TRAIN』を聴いていると、長渕の安倍政権への怒りがさらに強くなり、そのメッセージがさらに具体的になっていることがよくわかる。長渕ファンならずとも、ぜひ一度、聴いてみてほしい。

(編集部)




















http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 出世欲のために3万人の兵隊を無駄死にさせた! 
出世欲のために3万人の兵隊を無駄死にさせた!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_220.html
2017/08/19 01:00 半歩前へU


▼出世欲のために3万人の兵隊を無駄死にさせた!


 太平洋戦争。敗戦が色濃くなった中でインパール作戦は、最後の賭けだった。しかも最初から、全く勝ち目のない無謀な作戦だった。

 戦争で欠かせないのは食糧や弾薬など兵站補給だ。それが皆無。「戦え」という方が間違っている。

 ネットにこんな投稿があった。「牟田口廉也が中将から大将に昇進するには手土産が必要だった」

 己の出世欲のために3万人の兵隊を無駄死にさせた。事実なら、「牟田口廉也」は人間ではない! 以下に転載する。

*****************

海でもミッドウエイ海戦の敗戦で、日本が太平洋上で制空権空を失い、多くの島々を奪われた。

インパール作戦は、その劣勢をドカンと形勢逆転をねらったった大バクチだ。この計画には、牟田口廉也が中将から大将に昇進するには手土産が必要だった。

インパール作戦は、日本軍が南方諸島で旗色が悪くなったところを逆転させるために(軍政的視点から)企画された。ビルマタイの山岳地帯から急襲し、英軍の背後を突く作戦である。

多くの熟練の参謀や作戦担当者は(兵站、補給の欠如の理由)反対したが、反対する幹部参謀は罷免し、以下の経緯でこの作戦が認可、実行された。

多数の牛を含む軍勢は、制空権をもつイギリス軍の航空機に偵察されて、上空から丸見えで、情報は筒抜けになった。

険しい山岳地帯を通って日本軍が来るには消耗が激しいはずと読んでいた英軍は、あえて攻撃するより、日本軍が平地に到達するのを待ち構えていた。

イギリス軍の予想通り、日本軍は牛部隊の多くは挫折して、ジャングル地帯を順調に通りぬけることはできなかった。

くたくたに疲れて日本兵が、無事山岳地帯を抜けてきたところに、英軍が待ち構えており、日本軍はほとんどが全滅した。

「これでは戦えない」と、部下が牟田口司令官に訴えても、彼はそれを取り上げなかった。牟田口司令官は、指示に抵抗する部下の師団長を罷免して、新任を送り込んで戦いを継続した。その中にも、軍令を無視して独断で退却する部隊さえあった。

そのうちに、惨敗続きで戦況が確実にますます不利であるとわかると、牟田口は「補給路の視察」と称して、数少ない戦闘機を護衛につけて戦線を離脱、台湾へ逃亡した。

戦線では、残された将兵は、衰弱してマラリアや赤痢に罹患し、多くの死者を出した。退却する道は、腐乱した餓死体にウジがわき、風雨にさらされた白骨が延々と続き、「白骨街道」と呼ばれた。むごたらしい有様だった。

今次大戦中、日本軍の犯した最も悲惨な闘いだと言われている。このようなトップの愚策が配下へ及ぼす影響は、現代の政策にも多々ある。

反省しない高官が多い。高官には、その部下の痛みを感じない人はあい変わらず多く、繰り返される。それは、一般人々が知らず、無関心のせいかもしれない。

このようにムリな計画をした裏には、牟田口自身が、中将から大将に昇進するには、大きなプロジェクトを成功しなければという配慮があったと、史家は見ている。また、東條英機に可愛がられていた牟田口にとって、この際、東條へいいプレゼントをと考えていただろう。

牟田口閣下のお好きなものは、「一に勲章、二にメーマ(ビルマ語で女)、三に新聞ジャーナリスト」。

詳しくはここをクリック
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2008/09/post-36de.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 流出した加計学園獣医学部設計図が語る新事実・・・補助金水増しの手抜き工事で「バイオ施設」に重大な欠陥!!
流出した加計学園獣医学部設計図が語る新事実・・・補助金水増しの手抜き工事で「バイオ施設」に重大な欠陥!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-fe15.html
2017年8月19日  くろねこの短語


 認可保留もなんのこそ、加計学園が着々と建設を進めている獣医学部の設計図が流出したということは今週月曜日のエントリーにも書いた。でもって、そこからわかったことは坪単価の水増し請求という森友学園疑獄と同じ補助金詐欺の疑いだった。

 ところが、設計図流出のニュースをどの新聞・TVも後追いすることがなく、不思議に思っていたところ、NHK『クローズアップ現代』が来週にも放送するという話が出てきた。ところ、どうやら圧力がかかったらしく放送はお蔵入りという噂が飛び交い、こうなったらネットで設計図を公開するんじゃないかとも囁かれ出した矢先、週刊朝日が「設計関連文書」全文をスクープしてくれちゃいました。

 それによれば、坪単価水増しもさることながら、獣医学部新設の重要なポイントである「バイオ施設」に重大な欠陥があることが判明したというから穏やかじゃない。

 加計学園の計画では「これまでの獣医学部にはない、最先端のライフサイエンス研究のために『バイオセーフティーレベル3』の施設をつくる」ことになっているんだが、専門家の見立てによると「隔離性が低く、危害性の高い病原微生物等を取り扱う教育、研究、病性鑑定には不向き。これでは高病原性鳥インフルエンザの検査、診断、実験、研究は難しいと思う。施設全体でみても、動物実験を理解していない人が設計しているんじゃないか」というから恐ろしい。へたすると「バイオハザード」の世界が現実になりますよ。

安倍政権さらに窮地 加計学園の獣医学部新設「設計関連文書」全文を入手

・田中龍作ジャーナル
【加計疑惑】これが設計図だ 「水増し請求詐欺」裏付ける安普請

 さあ、週明けの新聞・TVはこれにどう対処するんだろう。万が一にもスルーするようなことがあれば、それはもう日本のジャーナリズムの死を意味することになるだろう。




http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK230] ウソだ!大将と二等兵では最高9・6倍の差 軍人恩給! 
ウソだ!大将と二等兵では最高9・6倍の差 軍人恩給!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_222.html
2017/08/19 12:12 半歩前へU


▼ウソだ!大将と二等兵では最高9・6倍の差 軍人恩給!


 やや古い資料だが2005年8月29日の東京新聞の「こちら特報」で、「戦前引きずる軍人恩給」特集が組まれた。旧軍人、遺族に支払われている軍人恩給。驚いたことに軍隊の階級によって恩給の支給額に大きな違いがあった。

 それによると、支給額は旧陸海軍の階級に基づく。2005年当時で総額年一兆円を超えた。ビックリしたのは大将と二等兵では最高9・6倍の差があったという事実。

特集記事にはこんなくだりがあった。
 「命じた者、戦死させた責任が大きい者ほど、多くお金をもらえるのは何でかのう」―。都内の予備校教師は、亡くなった祖母の言葉が忘れられない。

 祖母の息子の一人は太平洋戦争中、外地で二等兵として戦死した。遺骨箱には石ころが入っていただけだった。

 当初から全く勝算のない無謀なインパール作戦で部下の兵隊を「5000(人)殺せばとれる(勝てる)」と言って兵士3万人を無駄死にさせた陸軍中将の牟田口廉也。

 戦局が不利と分かると、牟田口は「補給路の視察」と称して、数少ない戦闘機を護衛につけて自分だけ戦線を離脱、台湾へ逃亡した。
 
 犬畜生にも劣る牟田口廉也は、日本に帰国後、破格の軍人恩給を手にして78歳まで生き延びた。

 職業軍人の牟田口廉也は出世欲の塊で、「中将から大将に昇進するには手土産が必要」と考え、100%勝ち目がない無意味な作戦を決行した。

 軍幹部にはこんな輩が少なくなかった。典型が陸軍大将、東条英機だ。利用できるものは何でも利用と天皇まで担ぎ出した。

 そして勝手に天皇の名前を使って「キサマたちは畏れ多くも皇軍であることを忘れるな」と兵士を恫喝、有無を言わせず、無謀な戦争に引きづり込んだ。

 これが戦争だ。バカな、と思うだろうが、戦争は人間を狂人にする。狂人は何でもやる。それが戦争だ。

 傷つき、かたわにされ、死んでいったのは若者など一般庶民だ。将官クラスの上層部の多くは戦場に出ることもなく、内地でのほほんと暮らしていた。

 死地から命からがら帰っても、軍人恩給と言う名の「階級格差」が待機していた。バカを見るのは常に大衆。それが戦争だ。




http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 新潟5区補選に浮上 田中真紀子氏“野党共闘”で出馬あるか(日刊ゲンダイ)
 


新潟5区補選に浮上 田中真紀子氏“野党共闘”で出馬あるか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211843
2017年8月19日 日刊ゲンダイ


  
   2012年文科相時代の田中真紀子氏(C)日刊ゲンダイ

 18日、新潟5区選出の長島忠美衆院議員が死去した。66歳だった。これにより10月22日に、愛媛3区、青森4区と合わせ、新潟5区でも衆院補選が行われることになった。

 長島氏は長岡市山古志地域で14日に開かれた成人式に出席し、15日午前に脳卒中で入院していた。長島氏は中越地震で被災した旧山古志村(現長岡市)の村長として復興に尽力。復興副大臣などを歴任した。

 補選が行われることになった新潟5区は、民進党の支部長だった米山隆一氏が県知事となり、野党第1党の候補者が決まっていない状況。そこで関係者が戦々恐々なのが、田中真紀子元外相(73)の出馬だ。

 新潟5区は2012年の落選まで、真紀子氏が圧勝を繰り返した選挙区。14年の衆院選は出馬を見送ったが、政界引退を表明したわけではないだけに、安倍自民に逆風が吹いている今なら、あるんじゃないか、というわけだ。

 実際、真紀子氏は今年6月に「AERA」のインタビューに登場。加計問題をめぐって「安倍退陣」を力説していたが、こうも言っている。

「(政界引退とは口に)しません。私の最大の関心は政治。そういうDNAです。……日本が突然大統領制になったら、選挙に“はーい”と出るかもしれませんよ」

 まだまだ色気アリなのだ。

「地元では真紀子さん本人のほか、息子を擁立するのではないかという話もあります。民進党からではなく、野党統一候補として無所属という観測も出ています」(地元関係者)

 12年の落選後、真紀子氏は民進党に離党届は提出していないようだが、党とは距離を置き、フリーの立場に近い。加えて、新潟は昨年7月の参院選、10月の知事選で野党統一候補が自公を破っている。

「田中ブランドの価値は以前より落ちたとはいえ、角栄ブームもあったし、やはり知名度は圧倒的。田中家の関係者が出馬すれば、選挙の構図に影響を与えるのは間違いない。参院選や知事選のように野党共闘になれば、自民党はかなり痛いでしょう」(政治評論家・野上忠興氏)

 まさか……。








http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 牟田口閣下のお好みは、一に勲章、二に女、三に新聞!
牟田口閣下のお好みは、一に勲章、二に女、三に新聞!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_223.html
2017/08/19 13:28 半歩前へU


▼牟田口閣下のお好みは、一に勲章、二に女、三に新聞!


 牟田口閣下のお好きなものは、「一に勲章、二にメーマ(ビルマ語で女)、三に新聞ジャーナリスト」。

 牟田口とはインパール作戦の犬畜生にも劣る指揮官、牟田口廉也のことである。のちに牟田口を知る部下がそう言った。

 夜ごと夜ごと、女性の上に「またがっていた」というから絶倫だったのだろう。

 中将から大将に昇進するには手柄がいると作戦を決行し、3万もの将兵を無駄死にさせた。殺したに等しい。

 当時は従軍記者といって大本営(軍のこと)は記者を戦地に派遣した。戦争宣伝のためだ。

 「新聞ジャーナリストが大好き」というぐらいだから、彼らに「きょうは諸君に特ダネをやろう!」とかなんとか言って、ウソ八百を書かせ、内地の大本営に自己宣伝を怠らなかったに違いない。

 記者たちは牟田口ら軍関係者からの情報を基に、連戦連勝の大勝利記事を日本に送った。情報源がこれだから、国民は真実を知ることは出来なかった。

 仮にその場で記者が見た真実を記事にして内地に送ったところで、軍の最終「検閲」をパスできるはずがない。

 見たままを素直に書いた記者は、直ちに国に背いた「非国民」として拘束され、内地に送還。新聞社を解雇された上に、ブタ箱入りとなったのではないか。

 私たちは、戦前・戦中、日本の新聞、ラジオ(当時、テレビはなかった)はウソを書いたと非難するが、このあたりの背景を知る必要がある。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 歯止めなき軍事費増強 この国の末路は日米軍事同盟破産(日刊ゲンダイ)
 


歯止めなき軍事費増強 この国の末路は日米軍事同盟破産
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211841
2017年8月19日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   何のための同盟なのか(C)AP

 いったい、どこにそんなカネがあるのか。日本政府が「あれも買います、これも買います」の大盤振る舞いだ。

 17日にワシントンで開かれた日米両国の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)。共同発表には、「日米同盟の切れ目ない対応を確保するため」として、日本が防衛費を増やし、自衛隊の任務を拡大する方針が盛り込まれた。

 同時に、日本側は防衛大綱や、自衛隊の装備体系を定めた「中期防衛力整備計画(中期防)」の改定を表明。「わが国自身の防衛力を強化する」と言って、バカ高い買い物を次々と約束してきたのだ。

 まず、「イージス・アショア」の導入を決定。海上自衛隊のイージス艦に搭載している迎撃ミサイル「SM3」を地上に置く新システムで、1基約800億円とされるが、日本全域をカバーするために2〜3基の導入を検討する。

 2018年度予算の概算要求では金額を明示しない「事項要求」にとどめ、年末の予算編成時に設計費を計上する方針だという。

 北朝鮮のミサイルに対応するため、SM3搭載のイージス艦も、現在の4隻から年内に5隻に増やす。イージス艦を1隻造るには、1300億円ほどかかるといわれる。弾道ミサイル防衛システムを搭載すれば、数百億円の追加オプション費用も発生する。

 また、航空自衛隊に「宇宙監視部隊」なるものを創設し、来年度から米軍主催の宇宙に関する多国間演習に参加することも決めた。概算要求では「MIMO(マイモ)」と呼ばれる警戒管制レーダー試作費に約196億円を計上する。

■米国製の武器を「爆買い」

 すでに、来年度までに「オスプレイ」17機を購入して総額3600億円を投じることや、19年度までに無人偵察機「グローバルホーク」3機導入で総額1200億円以上を支払うなど、米国製の高額兵器をバンバン購入している安倍政権だが、北朝鮮のミサイル危機を理由に、これでもかの“爆買い”を加速させているのだ。

「それこそが米国の狙いなのです。北朝鮮を挑発し、意図的に脅威を煽れば、日本が軍備を増強してくれる。米国の武器産業は大喜びです。スターリンのロシアや毛沢東の中国にも核の脅威はあったのに、危機を煽ることはしなかった。金正恩の北朝鮮だけを意図的に煽るのは、米国にとっての経済的な利益になるからです。安倍政権は日米同盟への依存を強め、米国から言われるままにバカ高い武器を購入している。そういう米国への隷属を隠すために、日本政府も北朝鮮を利用している。米国を喜ばせるために武器を買うとは言えないから、国内向けの言い訳として、北の脅威を煽って、国民の不安をかき立てるのです」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)

 第2次安倍政権では、中国の脅威を理由に5年連続で防衛費を増やしてきた。16年度からは5兆円の大台に乗り、今年度予算は過去最高を更新。来年度予算ではさらに増える。それでも飽き足らず、なんと倍増させる計画まである。

  
   “ミサイル危機”が喧伝されているが…(C)共同通信社

社会保障費の削減分がイージス・アショア代に消える

 自民党の安全保障調査会が今年6月、次期中期防に向けた提言の中間報告をまとめた。そこには、北朝鮮の核・ミサイル開発が「新たな段階の脅威となっている」として、日本の防衛費をGDPの2%程度まで引き上げて「厳しい安全保障環境を踏まえて十分な規模を確保する」ことが提言されている。さらに、宇宙やサイバー分野などについての議論を深め、最終報告を政府に提出するという。これまで日本の防衛費は、GDP比1%の枠内にとどまってきた。倍増させれば10兆円規模。税収55兆円程度の国で、どこにそんな余裕があるのか。

「防衛費を増やそうと思えば、真っ先に削減されるのは間違いなく社会保障費です。実際、17年度予算では医療や介護の制度改革で1400億円の社会保障費が削られた。政府は来年度も1300億円を削減する方針です。そうやって削った社会保障費が、役に立つかどうかも分からないイージス・アショア代に消えてしまう。消費税引き上げ分はすべて社会保障に使うという約束だったのに、軍備に使われているのが現実です。北朝鮮を敵に見立て、防衛と称して軍事費をどんどん増やし、国民の血税を米国の軍産複合体に差し出そうとしている。防衛費を10兆円規模にしようと思ったら、消費税10%でも足りません。もっと消費税率を上げなければ追いつかないし、それがそっくり軍事費に使われることになるのです」(経済アナリスト・菊池英博氏)

 社会保障の財源が足りないと国民を脅して増税しておきながら、社会保障費は削られ、なぜか武器の購入が数千億円単位で次々と決まっていく。

■国民の生活より軍備を優先

 アベノミクスはいつまで経っても道半ばで、庶民は実質賃金が上がらず、生活を切り詰めざるを得ない。そんな中で増税や社会保険料の負担増に苦しめられ、さらには年金は当てにするな、75歳まで働いて納税しろと尻を叩かれる「1億総活躍社会」の悪夢。そうやって、国民から召し上げた血税が米国産の武器に浪費されるなんて、やりきれない気持ちになってくるが、これが安倍首相が盲目的に信奉する日米軍事同盟の正体であり、安保関連法の本質ということなのだろう。

 それでも無節操な軍事費拡大を黙認するのか。国民の生活より軍備を優先する政府を支持していいのか。

「武器輸出を解禁し、大学の軍事研究を奨励する安倍政権が軍事大国を目指していることは明らかです。再び戦前の軍事国家に戻れば、周辺国との緊張が高まり、ますます軍事力に頼る歪んだ経済構造になってしまう。社会保障がどんどん削られて、負担ばかりが増えれば国民生活は困窮し、日本経済全体がヘタっていきます。軍事力だけが突出し、国家財政は逼迫、経済も弱体化すれば、いずれ国家が破綻する。国防も大切ですが、その前にまずは国民生活のはずです。日本が攻められた時に本当に守ってくれるかも分からないのに、米国にカネだけ毟り取られる無定見を続ければ、その末路は国家の破産しかありません。税金は国民が安心して暮らせる社会を構築するために使われるもので、米国に貢ぐために徴収するものではない。戦争屋の安倍政権に任せていたら、破滅への道をまっしぐらです」(菊池英博氏=前出)

 日米同盟を守るために国が破綻なんてバカみたいな話だが、自国民より米国の利益を優先してきたのが自民党政権だ。国民から収奪した富を米国に貢ぎ、一方では特区を利用した利権を仲間内で回す。自民党政権が続くかぎり、この構造は変わらないのだ。それは、そういう政権を選んで支持してきた国民の責任でもある。

 次の総選挙で安倍自民を引きずり降ろせば、まだギリギリ間に合うかもしれない。自分たちの生活か、高額な米国産武器か。選択を迫られているのは、単純な話だ。軍備への異常なまでの傾注によって、国家の破綻は刻一刻と近づいている。その時になって後悔したところで「後の祭り」なのである。








  



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 目の前の命すら救えない偽善番組のテレビ局(simatyan2のブログ)
目の前の命すら救えない偽善番組のテレビ局
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12302855652.html
2017-08-19 15:29:28NEW ! simatyan2のブログ


もうすぐ恒例の読売グループが総力を結集しての偽善番組、
「24時間テレビ」が始まりますが、その関係者と思われる
女性スタッフが飛び降り自殺をしたそうです。

8月8日の午後9時過ぎ。東京・汐留にある日本テレビの前で
「ドスン」という鈍い音が響き、周囲から悲鳴が上がった。

ほどなくして救急車と消防車、複数台のパトカーが駆けつけた。

近くの飲食店スタッフが話す。

「日テレの目の前のビルから、若い女性が飛び降りたと聞き
ました。

辺りには大量の血が飛び散っていたそうで、警察官に
“モップを貸してほしい”と言われましたが、店になかったので、
断わってしまいました」

女性は日テレの子会社Aで働く30歳前後の契約社員だった。
Aの社員が話す。

「彼女はお笑い番組や歌番組の特番の制作スタッフでした。

主にアシスタントプロデューサーを務め、仕事ができると評判
も良かった。

彼女が飛び降りたのは、日テレに隣接するAが入居するビルでした。

数日前には、上司に仕事の悩みを打ち明けるメールを送っていた
という話もあるようです」

彼女が飛び降りた直後、会社の前にパトカーや救急車が集まった
ことで、日テレの番組クルーがカメラを担いで飛び出したという。

「情報番組や報道番組の複数のスタッフが現場に行ったところ、
日テレの幹部が慌てて“取材はしなくていい”と止めたそうです」
(日テレ関係者)

“身内”の出来事だから報じないということかもしれないが、
この日テレ関係者は「別の事情」もあったのではないかと推測する。

「彼女は8月26日から放送の『24時間テレビ』にも関わっていた
そうなんです。

日テレの看板番組だけに、関係会社を挙げて様々なプロジェクト
に取り組んでいますが、数か月前から準備をしているものも多く、
8月に入ると追い込みのため、現場の緊張感は相当なものになります。

そんな中、“関係したスタッフが飛び降りた”となれば大きな影響
が出かねない。飛び降りた理由や容態など、詳細を知る人は社内
でもごく少数のようです」

Aに事実関係を問い合わせると、「その件については日本テレビが
窓口になります」とのこと。

日テレはこう答えた。

「ご指摘の方につきましては命に別状はないと聞いております。

個人のプライバシーに関わることですので詳細について、お答え
することは控えさせていただきます」(広報部)

彼女が『24時間テレビ』のスタッフかどうかについても聞いたが、
「答えられない」とのことだった。

彼女を知る別の日テレ局員が明かす。

「彼女は『24時間テレビ』の正式なスタッフではありませんでした
が、この番組は関係会社なども巻き込む大プロジェクトですので、
まったく無関係とも言えません。

飛び降りた理由は定かではありませんが、もし仕事で悩みを抱えて
いたのであれば、もっと周囲に相談してほしかった」

今年の『24時間テレビ』のメインテーマは

「告白〜勇気を出して伝えよう〜」。

女性スタッフの職場には悩みを告白できる環境がなかったのだろうか。

日テレ24時間テレビ直前 女性スタッフが「飛び降り搬送」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170818-00000003-pseven-ent


日テレ24時間テレビ直前 女性スタッフが「飛び降り搬送」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170818-00000003-pseven-ent
週刊ポスト2017年9月1日号


24時間テレビ放送直前に事件発生(写真は日本テレビ本社)

 8月8日の午後9時過ぎ。東京・汐留にある日本テレビの前で「ドスン」という鈍い音が響き、周囲から悲鳴が上がった。ほどなくして救急車と消防車、複数台のパトカーが駆けつけた。近くの飲食店スタッフが話す。

「日テレの目の前のビルから、若い女性が飛び降りたと聞きました。辺りには大量の血が飛び散っていたそうで、警察官に“モップを貸してほしい”と言われましたが、店になかったので、断わってしまいました」

 女性は日テレの子会社Aで働く30歳前後の契約社員だった。Aの社員が話す。

「彼女はお笑い番組や歌番組の特番の制作スタッフでした。主にアシスタントプロデューサーを務め、仕事ができると評判も良かった。彼女が飛び降りたのは、日テレに隣接するAが入居するビルでした。数日前には、上司に仕事の悩みを打ち明けるメールを送っていたという話もあるようです」

 彼女が飛び降りた直後、会社の前にパトカーや救急車が集まったことで、日テレの番組クルーがカメラを担いで飛び出したという。

「情報番組や報道番組の複数のスタッフが現場に行ったところ、日テレの幹部が慌てて“取材はしなくていい”と止めたそうです」(日テレ関係者)

“身内”の出来事だから報じないということかもしれないが、この日テレ関係者は「別の事情」もあったのではないかと推測する。

「彼女は8月26日から放送の『24時間テレビ』にも関わっていたそうなんです。日テレの看板番組だけに、関係会社を挙げて様々なプロジェクトに取り組んでいますが、数か月前から準備をしているものも多く、8月に入ると追い込みのため、現場の緊張感は相当なものになります。

 そんな中、“関係したスタッフが飛び降りた”となれば大きな影響が出かねない。飛び降りた理由や容態など、詳細を知る人は社内でもごく少数のようです」

 Aに事実関係を問い合わせると、「その件については日本テレビが窓口になります」とのこと。日テレはこう答えた。

「ご指摘の方につきましては命に別状はないと聞いております。個人のプライバシーに関わることですので詳細について、お答えすることは控えさせていただきます」(広報部)

 彼女が『24時間テレビ』のスタッフかどうかについても聞いたが、「答えられない」とのことだった。彼女を知る別の日テレ局員が明かす。

「彼女は『24時間テレビ』の正式なスタッフではありませんでしたが、この番組は関係会社なども巻き込む大プロジェクトですので、まったく無関係とも言えません。飛び降りた理由は定かではありませんが、もし仕事で悩みを抱えていたのであれば、もっと周囲に相談してほしかった」

 今年の『24時間テレビ』のメインテーマは「告白〜勇気を出して伝えよう〜」。女性スタッフの職場には悩みを告白できる環境がなかったのだろうか。



日テレの幹部が慌てて“取材はしなくていい”とか、
”命に別状はない”から詳細は話せない”とか、
あまりにも酷い話で吐き気を催すほどですね。

「ドスン」という音ともに、あたりに血が飛び散ったというのに、
命に別状がないはずが無いでしょう?

さすが第二次安倍内閣を誕生させたテレビ局のことだけはあって、
人命の軽視と隠蔽体質はすごいものです。



前に過去記事で何十回も書いたとおり、この局の番組内で2度目の
安倍内閣復活を公約させています。



僕が広告代理店にいたころ、読売、フジ系関テレ、朝日放送に
出入りしてましたが全部酷いものでした。

でも、そのころより今は更に酷くなってますね。

特に読売系は最低です。

今年の『24時間テレビ』のメインテーマが

「告白〜勇気を出して伝えよう〜」

というらしいですが、勇気を出して内部告発でもしようものなら
殺されかねないと思います。

チャリティだと言いながらタレントに高額ギャラを払い、無報酬
ならすると言った明石家さんまを使わないんですからね。

しかも募金してその募金の詳しい使われ方は不明なんですから、
まるで現政権と同じじゃないですか。


関連記事
日テレ24時間テレビ直前 女性スタッフが「飛び降り搬送」(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/344.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 沖縄を熱狂させた、瀬長亀次郎「魂の演説」を聴け <ルポ・アメリカが最も恐れた男>A (現代ビジネス)


沖縄を熱狂させた、瀬長亀次郎「魂の演説」を聴け 【ルポ・アメリカが最も恐れた男】A
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52613

2017.08.19 佐古 忠彦TBS記者・キャスター 現代ビジネス


第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人"弾圧"を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。その名は、瀬長亀次郎。

TBS報道局記者兼キャスターとして亀次郎を追いかけ、映画
「米軍が最も恐れた男〜その名はカメジロー」(http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/)の監督を務めた佐古忠彦氏が、この男の生涯を描く――。

(第一回はこちら
→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52554)

■毎回、数万人の聴衆が

戦後、アメリカ占領下からの日本復帰を訴えて結成された「沖縄人民党」。亀次郎は、書記長、委員長などを務め、主要メンバーとして活躍する。

とくに注目されたのは、沖縄の人の魂を鷲づかみにする、ド迫力の演説の魅力だった。亀次郎の演説には、毎回数万人もの聴衆が集まった。


 亀次郎の演説を聞くために集まった人々

亀次郎の「追っかけ」だった島袋善祐の頭からは、あるフレーズが離れない。筆者の前で、島袋は亀次郎のジェスチャーそのままに、再現してみせた。右手を高々と上げて、そのフレーズは始まった。

「手を挙げて、一握りの砂も」

次は左手。人差し指を立てた。

「一滴の水も」

そして両手を広げて、次に体の前で輪を作った。

「ぜーんぶ、私たちのものだ」
「地球の裏側から来たアメリカは、ぬするれいびんど……泥棒だ」
「だから、みんなで団結して負けないようにしようと」


すると、会場からこんな声があがった。

「したいひゃー!カメジロー!!」

「したいひゃー」とは、沖縄の方言で、やった、でかした、あっぱれという意味である。権力者を前に言えないことを、亀次郎が言ってくれる。胸のすく言葉に民衆は熱狂していた。亀次郎は、こう訴えた。

「あきらめちゃならん。戦に負けたのは仕方がない。戦争に負けたんだから、財産も焼かれた。しかし、これは間違いなんだ。戦争したのはだれか? 東京の日本政府だ。われわれはやってない。だから、私たちから奪うのは間違いだ」


 亀次郎がしゃべれば、聴衆は熱狂でこれに応えた

墨で予告を書き、バケツにのりをためて、演説会の告知ビラを電柱に貼り歩く。それを見た人々は、「きょうは亀次郎の演説だ」と、声を掛け合って出かけた。亀次郎の演説は、占領下の沖縄の人々に希望を与えていた。

島袋は、当時の聴衆の声を思い出していた。

「いい勉強になりおったよ。勇気が出るって。戦争に負けて、親もみな殺されて、みな泣いていたからね。前に進むようにって。この演説が、米軍に射殺された天国のお父さんもお母さんも喜ぶんだよって」

そして、聴衆は声をそろえた。

「亀次郎は神様みたいだね」

■「ワシントンだって動かせます!」

裸電球が一つつるされ、演台の上にはやかん。これが亀次郎の演説のスタイルである。「神様」の演説は、聴いた者の心をつかんで離さなかった。

いまに語り継がれる名演説、名フレーズがある。終戦から5年後の1950年、群島知事(奄美、宮古、八重山諸島などの自治政府)選挙に出馬、首里中学校の校庭での立会演説会に臨んだ。

亀次郎は、団結して声を上げることの大切さを訴えた。

「この瀬長ひとりが叫んだならば、50メートル先まで聞こえます。

ここに集まった人々が声をそろえて叫んだならば、

全那覇市民にまで聞こえます。

沖縄70万県民が声をそろえて叫んだならば、

太平洋の荒波を超えてワシントン政府を動かすことができます」


この演説会で司会をしていた仲松庸全の耳には、いまも鳴り止まない拍手の音が残っている。

「指笛を鳴らして、拍手が収まらない。司会者の私も、次の弁士を紹介しなければならないのに、長い時間がかかるんです」

仲松も、亀次郎の言葉の魅力を語る。

「戦争が終わって、無の中から焦土の中で生活を始めて、アメリカのちょっとの配給では食べていけない。アメリカのやり方にも不満がある。みんなこぼすことはこぼすけど、大きな声で訴えるのは瀬長さんが初めてでした。それまで誰も口にしなかった基地撤去とか、米軍は土地代を支払えとか、そういう要求を高く掲げて演説したんです。すごい迫力でした」

首里周辺の道路は、あちこちに停められた車で全く動きが取れなくなるほどで、4万人が中学校の校庭を埋め尽くした。

元知事の稲嶺惠一も、亀次郎の演説を追いかけていた一人だ。当時高校生だった稲嶺にとっても、亀次郎は「希望」だった。

知事時代は、いつも苦虫を噛み潰したような表情をしているイメージだったが、筆者が久しぶりに会った稲嶺は、ニコニコしてとても元気そうだった。知事時代は、基地問題に悩み、毎日泡盛を飲まないと、眠ることができなかったという。

群島知事選挙が行われた1950年、稲嶺は高校2年生だった。

「大衆的なおじさん、沖縄のおじさんといった感じだったですねえ。親しみやすいんです」

亀次郎は、タレント、芸能人のような存在だったという。



「演説の日は、早い時間から、むしろをもって、仲間と一番前に席を取って聞いていましたね。何時間も前から座り込んでね。強烈にアメリカをたたくでしょ、気持ちを代弁していってくれるし、為政者をやっつけてくれる。若い青年にとっては憧れの人でした。非常に痛快で、演説が終ると、みんなニコニコして帰っていきましたよ。

いまでこそ、権力者に対しても言いたいことが言えるけど、米国の統治下はそうではないんですね。はっきりいうことは相当勇気が要ることで、いつ投獄されるかわからない。その中で言ったということが評価されたんじゃないでしょうか」

■米軍とマングース

終戦直後、アメリカ統治下の沖縄について、島袋善祐には鮮烈な記憶が残っている。

「これからは、民主主義です、もう戦争はありません、と偉い人は言うよ。でも、夜になれば、米兵が女を襲いに来るさね。へい、奥さん、姉さんと来るさ」

島袋は、毎晩のようにやって来る米兵から、どうやって母や姉を守るか、悩んでいた。思いついたのは、家の中で一番大事な床の間にのこぎりを入れて、床下に隠れ場所を造ることだった。

「ここをのこぎりで切ってね、おかあさんとお姉さんをそこに入れて、女はいませんと。玄関にも大きな靴を置いて、女はいませんと」

「男しかいない」と、いかに信じさせるか――それだけを考えた。

幸い、島袋一家はなんとか難を逃れたが、集落内では米兵による婦女暴行が相次いだ。沖縄では子どもが生まれると、隣近所が集り、お祝いする風習がある。

あるとき、集落内で、「絶対に来ないでくれ」と、来訪を拒否する家があった。生まれてきた赤ん坊は、家族の誰にも似ていなかった。褐色の肌。出産後に初めて、娘が黒人兵に暴行を受けていたことがわかった。大きなショックを受けた父は、集落の人々の祝福をかたくなに拒んだ。

「みんな言わないだけで、12名は米軍に襲われた。いつのことだったか、母と話していて、12名といったら、13名だといわれた。実は、ってお母さんが言う。あんたのおばさんも米軍に犯されたんだよ、と初めて聞いた」

常に身近に暴行の恐怖がついてまわる。それが、沖縄の戦後の始まりだった。

「米軍はマングースと一緒だ」と島袋は言う。マングースとは、沖縄に生息する毒蛇・ハブの天敵といわれ、ハブ退治のために沖縄に導入された外来種だが、招いたのは、悲惨な結末だった。ハブ退治より、むしろニワトリ、アヒルなど鳥類の敵となり、天然記念物ヤンバルクイナまで食い荒らした。

「良くするといって外から入ってきたが、結果は暴行するわ、ジェット機を落とすわ……マングースと一緒だ」

亀次郎が政治活動を始めたのは、こんな時代だった。

このころ、亀次郎自身も、ある現場に遭遇している。一人の女性が米兵に暴行されていた。傍らには、その夫がいた。妻を守ろうと必死に抵抗した夫は、しかし、その場で米兵に射殺されてしまった。

こんなことが、日常的に頻発していた。

(以下次号)


前回記事
「アメリカが最も恐れた沖縄の男」瀬長亀次郎の一生涯 すべては持たざる人のために(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/593.html


映画『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』予告編

2017/07/19 に公開
占領下の沖縄で米軍の弾圧にひるむことなく非難の声を上げ続けた政治家の瀬長亀次郎氏の人生をひもとくドキュメンタリー。2016年にテレビ番組「報道の魂」で放送された内容に追加取材や再編集を行い、瀬長氏の闘いを描く。監督は、長年TBSでキャスターを務めてきた佐古忠彦。テーマ音楽を坂本龍一が担当する。
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T0022205
配給: 彩プロ
(C) TBSテレビ



















http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK230] <田中龍作氏、加計学園の設計図がTV局に> TV局の現場はやる気満々だったが、放映は流れた。「部長のクビが飛ぶ」と言って









































http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK230] グアムを狙ったミサイルより日本向けを真剣議論せよ 北朝鮮の核の脅威に「虚空に吠える」議論は有害無益 :戦争板リンク
グアムを狙ったミサイルより日本向けを真剣議論せよ 北朝鮮の核の脅威に「虚空に吠える」議論は有害無益(JBpress)

http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/789.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 日本がイージス・アショア導入、日米の軍事関係者はホクホクだね(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/08/post-03bd.html
2017-08-19


北朝鮮さまさまだ。

北の刈上げとトランプ大統領の喧嘩で、お互いが煽れば煽るほ
ど、日米の軍事関係者はホクホクだろう。

軍事的緊張を盛大に煽りつつ、防衛費の拡大に励む。

いつもの手だ。


内閣改造後すぐに、防衛大臣と外務大臣が早速米国を訪問。
2+2、外務・防衛閣僚会合がテレビや新聞で大きく報道された
が、お互いに北朝鮮を非難した上で、例のごとく日米同盟の抑
止力やら、必要性など強調した後、また日本は兵器の導入を申
し込むと言う筋書きが。。。。

「イージス・アショア」米に導入方針を伝達
                          8/18(金) 13:15配信



>小野寺防衛相は、アメリカのマティス国防長官に対し、イージ
ス艦に搭載しているミサイル迎撃システムを陸上に配備する「イ
ージス・アショア」を導入する方針を伝えた。

>小野寺防衛相「米側との協力を要請したいということの中で、
先方からの歓迎する意向が示されたと思っている」

>マティス国防長官は「しっかり協力する」と述べたという。防衛
省は来年度予算の概算要求で、導入するための予算を初めて
盛り込む方針。


米国は飛んで火にいる夏の虫が、又来たかと思っているだろう。
兵器を売りたくて倍りたくて仕方がない国としたら、「北朝鮮の
脅威」
は勿怪の幸いで、米国の言うままに導入を表明してくれ
たら、しっかり協力すると言ったリ歓迎すると言うに決まっている。

ヒゲの外務副大臣なんて、犬の様に腹まで見せて日米同盟の
為にはミサイル打ち落とすべきなどと迎合して見せる。

挙句は、北の脅威があるからと米国の作った金がやたらと掛か
るオスプレイや、陸上設置型イージス・アショアまで、日米同盟
の名の下に国内の社会保障費を削ってまでどんどん購入して
くれる太っ腹な国がある。

米国に取ってどれだけ願ったりかなったりの国なのか。

その割には、日本に対して少しの遠慮もないのは、やっぱり足
元みられているってことか。

北朝鮮がミサイルを撃ち、迎撃できるかどうかわからない迎撃
システムを日本がどんどん購入してくれる。

結果、米国の軍需産業が潤い経済も上昇すると。。。。

米国に取ったら、都合のよい錬金術のような物じゃないか。

日本も防衛費がどんどん上乗せされるし。


私たち国民が知らない間に防衛費が加算され、気が付いたら
軍事大国になっている恐れは充分ある。

河野外相 が米に核軍縮を米国に要請したところで、高い買い
物をしてくれたお礼の意味で写真を撮らせても、本気で日本の
要請を受け入れる気など毛頭ない。

米国からすれば、日本は都合のよいミツグ君じゃないか。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 前原氏の書生のような考えでは自公が大拍手。小沢一郎のオリーブの木に学べ!(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201708/article_19.html
2017/08/19 19:57

日刊ゲンダイ紙に大胆な予測が書かれていた。加計隠しの10月解散という訳だ。日刊ゲンダイ紙だから書けることで、一般紙は、ここまで大胆な憶測記事は書けない。ただ、可能性が無い話ではないと思っている。安倍氏の頭の中には、想定の一つであることは間違いない。

記事の中に、歴代首相の中で、森氏、小泉氏、麻生氏が集まったという。何故か、先日安倍首相をこっぴどく批判した福田氏は含まれていない。一応、福田氏に声を掛けたが、福田氏が断ったと思う。声を掛けていないのなら、これほど陰険な政治家はいない。


「加計解散」を了承か 歴代首相勢揃い“意味深”会議の中身
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211630


記事は解散について話されたのではないかというが、表向きは、日本の政治状況、世界情勢について、先輩のご意見を伺いたいと名目であったと思われる。しかし、その中で、安倍氏は解散はいつがいいかを聞いたと思われる。この会合の案を提案したのは安倍氏の参謀連中であると思うが、実に良く知恵を働かして、ずる賢い。民進の執行部などは、赤ちゃんである。


表向きの解散理由は、加計、森友ではないが、自公で過半数を取れば、加計、森友問題についても信任されたという筋書きを作っているだろう。つまり、禊は済んだのだから、これ以上野党は、つべこべ、加計、森は言うなという具合である。

その解散時期は10月という。10月と言えば、民進の新代表がやっと決まったばかりである。それまで、代表選挙で、選挙準備など全く出来ていない。絶好のチャンスである。

自公が一番、怖いのは野党(民進、共産、自由、社民)が束でかかって来られることである。しかし、野党共闘に関しては、民進の代表に前原氏、枝野氏がなるかで、大きく違ってくる。

自公は、前原氏に是非、新代表になってもらいと思っているだろう。なぜなら、前原氏は以下のように、4党の選挙協力を見直すと述べている。特に共産との連携はないと述べている。

この辺りが全体を俯瞰できない前原氏の限界であると思っている。つまり、代表になる器ではないということだ。口先番長とか言われ、無実の小沢氏の後ろから口鉄砲を撃ちまくっていた。

そんな前原氏が代表の民進に、どれだけ魅力を感じているか、全くわかっていない。前原氏を推す議員の気持ちも理解出来ない。前原氏が代表になったら、本当に自公は大笑いで、拍手喝さいである。ある意味、4党合意をまかりなりにも反故にしなかった蓮舫、野田体制の方が良かったということだ。

民進の中で、多くの議員たちが前原氏を推す政治感覚の無さにあきれる。これなら、まだ代表出馬に名乗りを上げた井出庸生氏の方が魅力的である。

今の時期は、まずは4党で束で自公に掛かって、自公の絶対多数を崩すしかないのだ。共産云々の話は、まずは絶対多数を崩して、本当に政権が取れる状態になってからの話だと思っている。こんな単純な話を書生のようなことを言っているから、民進はダメなのだ。小沢一郎のオリーブの木の主張に学べ。


小池新党との連携「あり」 前原誠司衆議院議員
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170816-00010000-jindepth-pol
【まとめ】
・民進党離れの原因は、共産党との連携。今後の選挙協力は難しい。

・社会保障制度は若い世代への再分配が必要で、財源は消費税増税で賄う。

・小池新党とは政策・理念が共有できれば、協力する。


共産と選挙協力 前原氏「見直す」民進代表選
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017081902000150.html
2017年8月19日 朝刊

 民進党代表選(二十一日告示、九月一日投開票)に立候補を表明している前原誠司元外相は十八日夜のBSフジ番組で、次期衆院選での共産党との選挙協力について、見直す考えを表明した。枝野幸男元官房長官は同じ番組で、候補者調整を中心に連携を維持する考えを示した。
 前原氏は「根本的な外交・安全保障、税の中心である消費税に関し、まったく意見の合わないところと選挙協力という話にはならない」と語った。


http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 民進党が反アベの受け皿になれないのはナゼか?(お役立ち情報の杜(もり))
民進党が反アベの受け皿になれないのはナゼか?
http://useful-info.com/why-anti-abe-voters-can-not-support-dp
2017年8月19日 お役立ち情報の杜(もり)


 2017年8月21日から民進党の代表選挙が始まります。前原誠司元外相が衆参両院議員(144人)の6割弱の支持を固めてリードしているという報道があります。枝野幸男元官房長官が代表になる可能性が無いわけではありませんが、民進党議員の中では前原さん派が多数を占めていることは事実です。

 前原さんの記者会見その他から、民進党多数派の本音を以下に記します。

1)若い世代への社会保障と再配分を行うが、財源は消費税増税。
2)改憲の議論は進める。
3)小池新党と協力関係を模索する。
4)共産党との選挙協力は白紙にする。

参考記事リンク:
小池新党との連携「あり」 前原誠司衆議院議員

 まるで、安倍自民党を彷彿とさせる施策ばかりですね。以下に各項目の問題点を述べていきます。

1)若い世代への社会保障と再配分を行うが、財源は消費税増税。
 逆進性が強く、弱者いじめの代表である税制が消費税です。能力に応じて負担するという税制の原則に反しているのが消費税です。消費税率を下げたり、消費税を廃止するならまだしも、逆に税率アップとは何事でしょうか?
 消費税率を上げて弱い者いじめを行い、その吸い上げた税金を社会保障に当てても意味がありません。巨額の内部留保が積みあがった大企業や富裕層の資産に対して課税を強化し、それを社会保障に当てるのが正しい方法です。資本主義という不完全な制度の下で庶民からの搾取が横行している今、分不相応な収入や貯蓄に対して厳しい目を向けることへ反対する人はいない筈です。
 前原さんはきっと、経団連の味方なのですね。


消費税収を法人税減収に用いていることを示す。 出典:赤旗

2)改憲の議論は進める。
 安倍さんと懇意の前原氏は、安全保障政策でも非常に気が合います。安保法制(=戦争法)の採決でも、野党の立場上仕方なく反対票を投じましたが、本音では賛成だったのです。集団的自衛権行使のために憲法9条が邪魔という立場も、安倍さんと同じです。公の場ではあからさまなことを言えないだけです。
 ちなみに前原さんは、自民党の石破茂元防衛大臣とも大の仲良しで、防衛問題では意見が完全に一致しています。


写真(石破茂氏と前原誠司氏)

3)小池新党と協力関係を模索する。
 都民ファーストとかいう反自民党を装った小池百合子新党に、東京都民はマンマとダマされました。素人軍団に多数の議席を与えた東京都民は、そのツケをこれから払わされることになります。小池百合子氏や彼女を支える人間は、安倍総理にも負けないくらいの反動極右思想の持ち主です。





 都議選の勝利に味をしめたのか、小池氏は国政選挙への進出を目論んでします。国民ファーストならぬ日本ファーストが都議選と同じような成功を収められるとは思いません。イマージばかりが先行して、実態・実力・実績がないからです。前原氏は、その小池人気にあやかろうとしてフラフラとラブコールを送っていますが、腑抜けと表現するに相応しいものです。溺れる者はワラをもつかむ、といいますが、松下政経塾はこんな人間を生産する場でしかないことが証明されました。前原氏は、間違っても庶民の味方ではありません。

4)共産党との選挙協力は白紙にする。
 上記1)〜3)を鑑みれば、日本共産党と共闘することは不可能です。


写真(共産党をシロアリと表現した前原誠司氏) 出典:TBS

【前原誠司氏のシロアリ発言】他人を害虫呼ばわりする者に政治家を名乗る資格は無い。

 前原氏は、この反社会的なシロアリ発言に対して、言い訳はしたものの謝罪は行っていません。このような人物をも受け入れて共闘しようと模索する共産党の懐の深さには敬服するばかりです。

 共産党は原発即全廃という大昔からの方針に全くブレがありませんが、前原氏は隠れ原発推進派です。また、戦前回帰を目論むカルト集団の日本会議に賛同しています。



 日本会議の悪い評判が広まったため、慌てて脱退し関係を否定していますが、事実は変えられません。

まとめ:
 長年、野党のふりをしてきた前原誠司氏は、安倍自民党でこそ、その能力が発揮できる政治家です。このまま泥船の民進党にいてもしょうがないと思います。賛同する多くの民進党議員とともに、自民党へ移籍するべきでしょう。もしくは、前原氏が代表となった暁には、民進党は、公明党・維新の党・小池新党と共に安倍自民党と連立政権を作ればよろしい。そんな状況に耐えられない民進党議員は、今のうちに離党を考えるべきです。

 とにかく政治家は、有権者にとって分かりやすい選択肢を提示するべきです。

以上




http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 官邸前が放射能汚染地域である根拠 :原発板リンク
官邸前が放射能汚染地域である根拠 

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/559.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 『バイキング』で有本香がトランプそっくりの「どっちもどっち」論。一方、玉川徹はトランプ発言とネトウヨの共通性指摘(リテラ
        
           ドナルド・トランプ公式ツイッターアカウントより


『バイキング』で有本香がトランプそっくりの「どっちもどっち」論。一方、玉川徹はトランプ発言とネトウヨの共通性指摘
http://lite-ra.com/2017/08/post-3399.html
2017.08.19 トランプ差別発言に有本香と玉川徹が リテラ


 白人至上主義者らと反対派の衝突事件をめぐるトランプ大統領の人種差別肯定発言問題。本サイトは18日朝の記事で、差別が絶対的に悪であるという自明の前提を無視したトランプ的“どっちもどっち論”が実は日本で大手を振ってまかりとおっている状況を批判したが、さっそく、ワイドショーでとてつもなくひどい“どっちもどっち論”が垂れ流されていた。

 それは、同じく18日放送の『バイキング』(フジテレビ)でのことだ。『バイキング』といえば元横浜市長の中田宏氏や“皇族芸人”こと竹田恒泰氏など、右派の安倍応援団をコメンテーターに起用しているが、この日のスタジオには最近、作家の百田尚樹らとつるんで反中言説に精を出しているジャーナリスト・有村香氏が登場。トランプ発言をめぐるスタジオトークのなか、有本氏はこんなことを言い出したのだ。

「ただ、この事件の背景に、リー将軍の像を撤去するかしないかという問題がありますよね。これはちょっとなやましいところもありまして。奴隷制があった時代のアメリカのいろんな事柄というのは、芝居にも映画にもなっているじゃないですか。いまやアメリカでは、その時代の名作と言われるような映画なんかも公開できないという状態になっているんですね。それが、現在のアメリカの政治的正しさ、ポリティカル・コレクトネスってよく言われたんですけど、そういうものになっている」
「この差別問題っていうのは、アメリカの中に非常に大きな影も落としているだけではなく、そういう新たなルールみたいなもの、こういうものを形成してしまっているというところがあるんですよ」

 リー将軍とは、南北戦争で奴隷制存続派の南部連合を率いた軍人、ロバート・E・リーのことだ。今回のバージニア州での衝突事件では、奴隷制を支持した勢力を顕彰するのは適切でないという広い認識を背景に、公園のリー将軍の像を撤去する決定を市が下した。これに対し、像の撤去反対を名目に白人至上主義者やネオナチらが集合して大規模集会とデモを行ったのが事件の発端だ。

 つまり有本氏は、このリー像の撤去問題を「なやましいところもある」と表現し、奴隷制、人種差別撤廃をめぐるポリティカル・コレクトネスに話にすり替えているわけである。しかも、明らかに“反差別に配慮するあまりいきすぎたポリコレ”という文脈で、そんな話を唐突に持ち出したのだ。

■有本香が「白人至上主義だけでなくリベラル至上主義もとんでもない」

 これこそ“どっちもどっち論”の典型的なやり口だろう。そもそも、白人至上主義の象徴となっているリー将軍の銅像の撤去は「名作が上演できなくなっている」なる問題とはまったく次元が違う。また、白人至上主義者たちは今回、あきらかにリー像の撤去反対を名目に、「アメリカを白人の手に取り戻せ」とか「1国1民族、移民反対」などとレイシズムと排斥主義をわめきちらしていた。そして、忘れてはならないのは、白人至上主義者の方が車で抗議者に突っ込み、多数の負傷者とひとりの死者を出したという事実である。

 こんな明白な人種差別、ヘイトクライムに対して、映画界のポリティカル・コレクトネスの是非を持ち出して、いったいどうしようというのか。首を大きくかしげざるをえないが、続けて番組を見ていると、有本氏はついにグロテスクな本音をさらけ出した。

「まあ、いまちょっと揶揄される向きとしては、白人至上主義、これも非常に忌まわしきものだけど、リベラル至上主義っていうのもこれもまたちょっととんでもないね、と。さっき言ったみたいに、非常にオバマ時代の8年間が逆にいろんなストレスを生んでしまったと、こういう側面もあるんですよね」

 この人はいったい何を言っているのだろう。有本氏は「リベラル至上主義」なるものの存在をデフォルトのように語っているが、こんな無理やりな言葉なんてこれまで聞いたことがない。よしんば、有本氏の言う「リベラル至上主義」なるものがあったとして、どうしてそれが白人至上主義と並置されるのか。

 まあ、ようするにこういうことだろう。有本氏は、差別主義に抗議する人々を「リベラル至上主義」なる理解しがたいカテゴリーに入れ、白人至上主義の差別性を薄めた。そのうえで、差別主義の台頭をリベラルなオバマ政権の政策に原因があると言い出し、まるで、反差別、反ヘイト側に非があるかのように議論を誘導したのである。

 これこそがまさにトランプとそっくりな、強者と弱者の構図を無視することで人権や社会的正義を無化しようとする“どっちもどっち論”の典型例だが、しかし、この無茶苦茶な論理は、日本のネット右翼にも、そして実は安倍首相にも通底しているものだ。

 そのことをズバリ指摘したのが、同じ日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)での、玉川徹氏だった。

■玉川徹が指摘したトランプ発言と日本のネトウヨの共通性

 この日の放送で、トランプの発言が二転三転したことが問題視されると、玉川氏はそれが問題ではないと否定。「発言から差別主義の本音が出ている」ところが反発されたとして、トランプが配慮した「固い支持層」について「オルト・ライト」(=オルタナ右翼)と呼ばれる極右を念頭に、“真性の保守ではなくネット右翼的なものが混ざっている”と指摘した。

「まさに日本のネット右翼も(オルト・ライトと)同じような傾向があるわけですよ。排外主義だったり、『取り戻す』っていう表現、これも大好きですよね。だから本当に僕はこれ、共通性を感じるんですよね」

 そして、トランプが会見で「オルト・ライトに抗議した“オルト・レフト”(=オルタナ左翼)はどうなんだ? 一方に悪いグループがいて、もう一方にとても暴力的なグループがいる」と述べたことなどをめぐって、こう当を得た批判をしたのである。

「同じ論理なんですよ、日本も。たとえば、この前の都議選の時に『こんな人たち』っていうふうに言ったら、あそこでデモ活動をしていたのは『左翼だ!』っていうふうな話になったじゃないですか。そういうネット右翼の人たちは、自分の考えに沿わない人はみんな『左翼』っていうふうにレッテルを張るんですね。これはもう、いわゆるネット右翼と同じような発想をするんだなトランプ大統領は、って思ったんです」

 たしかにそのとおりだ。日本でも、反差別や政権批判の動きが起きると、安倍首相もそしてネトウヨなどの安倍応援団も必ず、その動きに「左翼」「過激派」などレッテル貼りをして、「暴力行為を許していいのか」などという攻撃を繰り返してきた。その姿はまさにトランプそっくりといっていいだろう。

 しかも、問題なのは、こうした攻撃に、本来は徹底的に「反差別」「権力チェック」の立場に立たなければならないメディアまでが引きずられ、両論併記か口をつぐんでしまうか、どちらかしかできなくなっていることだ。

 今回のトランプ問題にしてもそうだ。有本氏にトンデモ論を語らせた『バイキング』は論外としても、他ワイドショーにしてもコメンテーターに「対岸の火事」的な解説を語らせるだけの番組がほとんどで、日本にも存在している同様の差別構造やバックラッシュと向き合う報道は皆無だった。

 そう考えると、今回のトランプ発言は改めて日本の言論の脆弱性を浮き彫りにしたと言えるだろう。

(編集部)









バイキング 2017年8月18日 170818

※14:35〜トランプ大統領の対応が新たな波紋。


羽鳥慎一モーニングショー 2017年8月18日 170818

※30:47〜白人至上主義❝擁護発言❞でデモ拡大 47:57〜玉川徹さん、コメント。


関連記事
番組モーニングショーで玉川さんが「ネトウヨ」と発言!ネット上で話題に!「まさにネット右翼です」 
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/828.html

オルタナ右翼=ネトウヨ  小林よしのり
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/833.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK230] オスプレイ飛行ルート断固非公開 防衛省「米軍に聞いて」(日刊ゲンダイ)
   


オスプレイ飛行ルート断固非公開 防衛省「米軍に聞いて」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211844
2017年8月19日 日刊ゲンダイ


  
   地元住民の不安は募る…(C)日刊ゲンダイ

 国民の安全は二の次だ――。米海兵隊のオスプレイが18日から、北海道大演習場で展開中の陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練に参加した。

 オスプレイは昨年12月に沖縄県名護市沖の浅瀬に、今月5日には豪州で墜落している。にもかかわらず、ろくな安全確認もせず、訓練参加に踏み切った。26日までの訓練期間には最大で6機のオスプレイが参加する予定だ。

 演習場近くの地元住民からは不安の声が高まっている。せめて、オスプレイがいつどこを飛ぶのかぐらいは知りたいところだ。場合によっては避難だってできる。

 防衛省の陸上幕僚監部広報室に聞くと「米軍の持ちものなので、運用は米軍です。飛行ルートは演習場周辺としか言えません。米軍に聞いて欲しい」。ならばと、在日の米海兵隊に問い合わせると、片言の日本語で「公表していません」とけんもほろろ。

 北朝鮮のミサイル飛行ルートは散々煽るくせに、だ。現実に最も危険な飛行物体であるオスプレイの飛行ルートこそ、懸念を抱く住民に知らせるべきだろう。

























http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 「石破総理」誕生の可能性は、歴史をみれば極めて小さいことがわかる 日本政治史はこうして繰り返す(現代ビジネス)


「石破総理」誕生の可能性は、歴史をみれば極めて小さいことがわかる 日本政治史はこうして繰り返す
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52627
2017.08.19  歳川 隆雄ジャーナリスト 「インサイドライン」編集長 現代ビジネス


■自民が「リベラル」、民進・共産が「保守」

『読売新聞』は早稲田大学現代政治経済研究所(所長・清水和巳教授)と共同で全国世論調査(郵送方式・7月3日〜8月7日実施)を行ったが、その調査結果が興味深い。

筆者が関心を持ったのは、

(1)安倍晋三首相には自民党総裁任期が切れる来年9月まで首相を続けてほしい、今すぐに退陣してほしいを合わせると64%に達した(=安倍首相の3選望まず)

(2)それでも自民党支持層の人気では第2位の石破茂元地方創生相を11.8ポイント引き離して第1位だった

(3)若年世代の政党観は自民党と日本維新の会を「リベラル」、民進、公明、共産党を「保守」と見なし、「改革志向」によって判断している

(4)安倍首相への「感情温度」からの回答によると、「親安倍」35%に対して「反安倍」37%が上回った

(5)その判断の基準は外交・安保政策に関する回答者の意識の差が基になっている

――ことである。

同世論調査の早大側の中心となった田中愛治教授(政治意識論=あの故・田中清玄氏の長男)が同紙(11日付朝刊)に寄せたコメント、「若い層は、日本を変えていくのは新しい価値観を持った政党やリーダーだと見ており、自民党や共産党を変化に抗う政党と思っているのだ」「安倍首相は、2012年に政権に返り咲いた当時、新しい改革派に見えたが、ここ数カ月は守勢に回り、守旧派のイメージが強まったことも内閣支持率下落の一因ではないか」は正鵠を得た指摘である。

■安倍・岸田・石破=岸・池田・河野?

今夏以降の政局の行く末を考えるうえで、安倍首相の「3選反対」が6割超という数字は無視すべきではない。

その一方で、『朝日新聞』の連載コラム「日曜に想う」(13日付朝刊)に知己の編集委員・曽我豪氏が「祖父が最後の人事で狙ったもの」と題して示唆に富んだ記事を掲載している。

「栄華の頂点で衰亡の兆しが現れる」で始まる同コラムで曽我氏は、安倍首相の祖父・岸信介政権時の1959年6月の内閣改造で岸首相が党内非主流派の2大巨頭で、岸後継を競うライバル関係にあった池田勇人元首相と河野一郎元農相の2人を主流派に転じさせるべく閣内取り込み工作を行った故事を紹介している。

河野一郎氏は最後まで説得に応じなかったが、池田勇人氏は迷った末に「通産相に就き、結果的に岸の支持と後継の切符を手にする。だがなぜ、岸は自分の『最後の人事』の眼目が池田と念じたのか。その答えは『証言録』の岸の言葉に明らかだ」と、同氏は書いている。

その「証言録」とは、安倍首相が何度も読み返したことで知られる『岸信介証言録』(原彬久編。中公文庫)のことだ。

そこから「池田君は初めから安保条約の改定にあまり積極的ではなかったんだ。しかし彼がこの人事で入閣してくれれば、背後における吉田(茂元首相)さんの影響力をもって池田君が安保改定に協力してくれると踏んでいた。あの人事はそういう意味において非常に成功だった」を引き、曽我氏コラムは次のように続く。

「岸の『日米安保』を今日の安倍首相に置き換えれば『憲法改正』になる。そして池田勇人を岸田文雄氏に置き換える場合、主流派を約束させるのは同じだとしても、おのずと違う点がある。(中略)外相留任でなければ岸田政調会長というのは自然の流れだった」

■やはり、歴史は繰り返すのか

そう、安倍首相の第3次改造内閣と第2次岸改造内閣の成立過程を比較・検証しているのだ。同コラムでは言及されなかったが、アナロジー好きな筆者は、当然にも頭にはあったはずの曽我氏に尋ねてみたい。

当時の岸首相は安倍首相、池田通産相が岸田政調会長は分かる。そして吉田元首相が麻生太郎副総理・財務相であるとして、河野一郎氏は石破茂元地方創生相ではないか――。

先の世論調査でも依然として国民の人気が高い石破氏。一方、岸→池田→佐藤栄作を通じて「横紙破りの政治家」だった河野氏もまた人気者だった。

党務の政調会長、幹事長、そして主要閣僚経験はないが農水相、防衛相、地方創生相を歴任した石破氏。そして党総務会長、農相、建設相、副総理、国務相(五輪担当)を務めた河野氏。

こうしたアナロジーからすれば、石破氏の安倍後継の可能性は極めて小さいということになるのか。宏池会(現在の岸田派)創設者の池田氏同様に岸田氏は、安倍首相の想いを忖度して2018年9月までの憲法改正実現に手を貸して「ポスト安倍」の座を射止めると見るのは早計だろうか。




























http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 「加計隠し」浅知恵が続々と発覚。今、問われてるのは総理の人間性  新恭(まぐまぐニュース)


「加計隠し」浅知恵が続々と発覚。今、問われてるのは総理の人間性
http://www.mag2.com/p/news/260950
2017.08.18 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース


数々の疑惑が取り沙汰されている加計学園グループの獣医学部新設を巡り、大学設置審は先日、文科大臣への答申延期を決定しました。同学園問題を追求してきたメルマガ『 国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんはこれを受け、「認可という結論ありきのポーズではないか」として、その理由を提示するとともに、続々と明らかになる官邸サイドの「加計隠し」を厳しく批判しています。

■「加計隠し」の浅知恵が続々発覚

若者の人口は減り、大学は増え続ける。半数は定員割れといわれる昨今、大学経営は楽じゃない。

問題の加計学園グループにしても、巷の噂によると、財政事情は火の車。傘下の千葉科学大などは赤字が慢性化しているらしい。

そんな事情もあるのだろうか、テレビでおなじみの顔を、研究実績とは無関係に教授や講師に迎え、自ら学問のレベルを押し下げているのがこの国の多くの私立大学の実態だ。

とりわけ加計学園では、テレビに出ずっぱりだったころの大物司会者、みのもんた氏を傘下の5大学のうち複数校の客員教授とし、名前だけで月20万円の報酬を支払っていたというから、あきれてしまう。

週刊文春の取材にみの氏は「客寄せパンダだったんだろうね」と話している。それにしても当時、国民の血税から計二十数億円といわれる助成金をもらっていた私学が、一度として教壇に立たなかったみの氏にそれだけの額を支払い続けたのである。給与カットされた別の高齢教員とみの氏の待遇を巡って裁判沙汰さえ起ったらしい。

さて目下の関心事は、加計学園・岡山理科大獣医学部の新設が、このまま文科省に認可されるかどうかである。

諮問を受けている大学設置・学校法人審議会は8月末に文科大臣に答申する予定を延期した。教員数か、設備か、カリキュラムの中身か、いずれにせよ計画の内容に不十分なところがあるための「保留」だとメディアに報じられている。

このニュースに接したとき、「やっぱりそうきたか」と思った人は多いのではないだろうか。これだけ加計学園の疑惑が騒がれ、政権を揺るがしているのに、大学設置審のメンバーが、いつも通りのチェックで良しとするとは考えにくい。いわば沽券にかかわるだろう。

だが同時に、これは「認可」という「結論ありき」のポーズではないか、厳しく審査したという「アリバイ」づくりではないか。そんな疑念も当然、湧いてくるだろう。実は、大学設置審がいったん結論を保留にするケースはよくあることなのだ。

文科省によると、過去10年についていえば、保留になった件数は110件あり、認可されたのがそのうち89件、取り下げが19件、不認可は2件だった。つまり保留になっても、最終的には認可されるケースがほとんどだ。

大学設置基準は、教員の編成や、施設、設備、カリキュラムなどについて最低限の基準を定めたもの。この内容に沿って、不備のない申請をしておけば、基本的には認可が下りてきた。

だが、加計学園の場合、国家戦略特区での獣医学部新設に必要な「石破四条件」を満たしているかどうかを十分議論しないまま特例が認められたという拙速感、ないしは軽視、無視の疑いがある。前文科事務次官、前川喜平氏が「行政をゆがめられた」として、文科省による最終的な認可の段階で、正しい判断をするよう求めている。

国民の多くも、この件に対する官邸や内閣府の隠ぺい工作に反発し、最後の砦として、文科省の決定に注目しているところだ。

前川氏は文芸春秋に掲載された手記でこう述べる。


一義的には、農水省が獣医師はもっと必要というデータを示すことが必要です。…農水省以外でいえば、公衆衛生を担当する厚労省が、例えば、鳥インフルエンザなどの水際対策のためには獣医学の知見を活かした研究が必要で、そのためにこんな種類の新しい獣医学部が必要だ、というようなデータを示すことが必要になる。


だが、いまだにそんなデータは提示されていない。農水省も厚労省も官邸の意を受けて内閣府がたちまわる国家戦略特区の政策からは距離を置いているのだ。

大学設置審が従来通りの書類審査や、通り一遍の調査によって判断するということでは、国民の理解は得られないだろう。

認可の是非を決めるのに、閣議決定された四条件の観点から厳しく検証し直すことが、不可欠なのではないか。当審議会の役目ではない、などと逃げを打つのは許されない。

国民の税金を助成金として注ぎ込むことになる大学認可の決断において、大きな疑惑に目をつぶることは、国家、国民への背信以外の何ものでもない。

そして、疑惑の中心人物が、わが国の総理大臣である可能性が強くなっている。「腹心の友」の計画実現のために秘書官や補佐官を使って「ひと肌」脱いだ形跡があるのだ。

今治市の文書が示す2015年4月2日の出張記録。首相官邸に呼ばれたとされている同市の企画課長、課長補佐らは、誰と会い、何を話したのか。

これまで、官邸は入館記録が残っていないとして、今治市職員の来訪さえ認めていなかったが、登場人物の顔ぶれが最近の報道で明らかになり、極秘会合のリアリティが増している。

8月10日の朝日新聞によると、今治市職員は加計学園事務局長とともに、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)に面会したのだという。

加計学園事務局長の渡邉良人氏は、高校時代の同級生だった本宮勇愛媛県議(今治市選出)から地元振興策として大学誘致が候補に挙がっているという話を聞き「獣医学部なら考えたい」と応じた人物とされる。計画のキーマンの一人である。

少なくとも首相官邸での会合時から、加計学園と今治市はペアで国家戦略特区による獣医学部新設に向けて動いていたということだ。

両者の前に現れた柳瀬秘書官は、同じ経産省出身の今井尚哉首相秘書官(政務担当)とともに、安倍首相の片腕として辣腕をふるっていた。

週刊朝日が伝える今治市関係者の話によると、柳瀬氏は市の担当者らに「希望に沿えるような方向で進んでいます」という趣旨の話をしたという。

秘書官が総理の意向に関係なく動くことなどありえない。今治市側が以下のように喜んだのは当然だろう。


面会の後、今治市では「ついにやった」とお祝いムードでした。普通…国会議員が同行しても、課長にすら会えない。それが「官邸に来てくれ」と言われ、安倍首相の名代である秘書官に会えた。…「絶対に誘致できる」「さすがは加計さんだ、総理にも話ができるんだ」と盛り上がった…。
(週刊朝日8月4日号より、今治市関係者の話)


この経緯からもわかるように官邸と連絡を取り合い、面会をセットしたのは加計学園であり、今治市ではない。加計理事長と安倍首相の関係からみても、それが自然だろう。二人は携帯で連絡を取り合える仲なのだ。

それから2か月後の6月4日、愛媛県と今治市は共同で国家戦略特区提案を申請した。事業主体となる予定の加計学園が主導しながら、提案者に名を連ねなかったのは、おそらく首相との関係を詮索されたくない官邸の指示であろう。2016年3月の京都府の特区提案では京都産業大学が共同提案者になっているのだ。

特区提案後、愛媛県と今治市が特区ワーキンググループのヒアリングを受けたさい、加計学園の幹部が同席していたことも朝日新聞の報道で明らかになった。

議事要旨を見る限り、出席者名簿に加計学園の名はなく、資料をもとに学園側が発言したにもかかわらず、その内容は記載されていない。はからずも議事要旨が、「加計隠し」の証拠になったのである。

「議事要旨の改ざんではないか」と追及する民進党議員に対し内閣府が苦し紛れの返答を繰り返すシーンは、安倍内閣の行き詰まりを象徴するかのようだ。

内閣府は「提案者(愛媛県、今治市)が説明補助者(加計学園)を連れてきた。補助者としての非公式な発言は議事録にも議事要旨にも記載しないことになっている」と繰り返すばかり。

「改ざんの疑いを晴らすために議事録を公表するべきではないか」との問いには、ワーキンググループの八田達夫座長の了解が必要として明確な回答を避けた。加計学園が資料を出したかどうかについても答えない。会議そのものがブラックボックスになっている。

内閣府と諮問会議、ワーキンググループは自らの正当性をはっきりさせたいのであれば、すべてを明らかにするべきだ。隠したいことがなければ公開できるはずである。それをせずに、あえて闇の中に置いておこうというのは、なぜなのか。どんな不都合なことが話し合われたのか。

加計学園の獣医学部新設に安倍首相の意向が働いていることは、文科省の課長補佐が関係部署との情報共有のために作成した文書でも明らかだ。心底から安倍首相が国家戦略特区の事業として加計学園の獣医学部新設がふさわしいと思っているのなら、何も隠しまわる必要などないだろう。

なぜ国家にとって、獣医学部の新設が必要で、しかも、今治に加計学園なのかを、国民の誰でも腑に落ちるように説明してくれればいいのである。国会の答弁を聞いても、諮問委員会やワーキンググループの主張によっても、いっこうに納得できない。それえゆえ、親友への特別待遇ではないか、権力の私物化ではないか、と疑惑が深まるのだ。

これまでのように、時が経てば国民は忘れると高をくくってはいられまい。閣僚の顔ぶれを少し変えても、しょせん無駄なこと。つまるところ、安倍首相自身の人間性が問われているのである。

image by: 首相官邸

国家権力&メディア一刀両断
著者/新 恭(あらた きょう)(記事一覧/メルマガ)
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。




http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 民進党議員は、なぜ、「臆病」と思われたがり、強いものに媚びへつらうことをもって理想とするのか 
民進党議員は、なぜ、「臆病」と思われたがり、強いものに媚びへつらうことをもって理想とするのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/dd2e4bacaed62638dc890fcccb7a99b1
2017年08月19日 のんきに介護 


松井計‏ @matsuikeiさんのツイート。



前原誠司って、

誰が見ても強権的ではない政治家だ。

むしろ、

タイトルに記した

「臆病」云々が身に沁みついているという

印象があるぐらい周りに迎合的な人だ。

しかし、個人的には

どんなにいい人でも政治家として見た場合、

どうだろうか。

不思議に安倍晋三に似た人だ。

その生ぬるい感触が人を居心地悪くするのは、

縁故主義の匂いがあるからだろうか。

何かある主張をしたとき、

「それは、安倍晋三ないし前原誠司が言いそうなことだ」

と言えば、

全否定の趣旨が伝わる。

本人は、

分かっているのだろうか。

こんなのが

しゃしゃり出てきて代表選の候補をやっている

という事態が信じられない。





http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 金平さん、番組で山口敬之の強姦事件を取り上げて! 
金平さん、番組で山口敬之の強姦事件を取り上げて!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_228.html
2017/08/19 22:20 半歩前へU


▼金平さん、番組で山口敬之の強姦事件を取り上げて!


 TBS記者だった山口敬之は酒を飲ませて若い女性を犯し、逮捕されるところだった。直前にストップをかけたのが中村格だった。

 中村は警察官僚上がりで、菅義偉の官房長官秘書官を務めた男。菅義偉が将来の警察庁長官と考えた側近だ。

 この“強姦事件”、いつの間にはウヤムヤになった。

 升永英俊さんがフェイスブック「待った」をかけた。この事件は、安倍官邸を巻き込んだ大疑惑事件だと強調。

 TBSの金平キャスターが事件を取り上げるよう呼び掛けた。

 金平キャスターは知名度が高く、発信力がある。彼がTBSの番組で口火を切れば、反響を呼ぶに違いない。大賛成だ。

 ちなみに山口敬之なる人物は、安倍晋三の親衛隊の一人で、安倍擁護の宣伝役を買って出たイカサマ男だ。間違ってもジャーナリストなどではない。単なる安倍晋三のコバンザメ。 (敬称略)

*****************

升永英俊さんが訴えた。

@ 容疑者山口敬之TBS記者(安部違憲状態首相支持本の著者)強姦不起訴事件(被害者・詩織さん)は、大疑惑事件です。
山口敬之記者は、裁判所が逮捕状を出たにもかかわらず、不起訴になりました。

森友・家計事件どころではない。首相官邸関係者の大疑惑事件です。

A首相官邸関係者(警視庁の中村格部長)が、この強姦事件をもみ消した疑惑があります。
検察が、首相官邸関係者の意向を受けて、この事件を不起訴とした疑惑があります。

B舛添都知事はテレビの繰り返し、繰り返しの報道の力により、辞任しました。
猪瀬都知事も、テレビの繰り返し、繰り返しの報道の力により、辞任しました。
両知事の不正のレベルは、この首相官邸関係者の山口敬之TBS強姦事件のもみ消しの疑惑と比べれば、小さいものです。

Bテレビ報道の力は、舛添、猪瀬事件で、十分証明されています。

CTBSの金平キャスターが、この首相官邸関係者がTBS山口敬之記者強姦事件をもみ消した疑惑を取り上げるよう、わたしは、ネットや草の根で呼びかけます。

DTBS金平キャスターがとりあげれば、安部内閣の疑惑は、一部の自民党支持者の中にすら広がり、安倍内閣が倒れると予測します(私見)。

Eわたしは、今日、タクシー運転手(前回選挙で自民党に投票した人)に話しかけ、次回選挙で野党統一候補に投票するよう説明し、快諾を得ました。
加えて、「周りの人に、野党統一候補に投票するよう話をしてほしい」と依頼したところ、彼は、これも、快諾された。

市民升永



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 加計理事長、20歳年下女性との再婚で“家族断絶”だった 実姉が証言
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06150559/?all=1
デイリー新潮

往々にして親族間の争いほど溝が深くなりがちだ。
安倍総理が「腹心の友」と呼ぶ加計学園の加計孝太郎理事長(65)も、例外ではなかった。
父親が岡山で興した一大教育コンツェルンを実姉とともに受け継いだものの、2人は今、絶縁状態にあるという。一体、何があったのか。

 ***

「弟とは6年前から一度も会っていませんし、話してもいません」
 岡山市内の自宅を訪ねると、美也子さん(68)が言葉少なに語り出した。
「原因は仕事上の問題。
法人運営の考え方の違いによるものでした。
私が仕事のやり方に苦言を呈して、彼がそれを嫌がり、家を飛び出して行ったのです。それ以来、住所も教えて貰っていませんし、年賀状のやり取りもないので、どこでどう暮らしているのかすら知りません」
 現在、保育施設から大学まで30を超える学校を経営している加計学園グループは、
孝太郎理事長率いる加計学園系列と、美也子さんが理事長を務める順正学園系列とに分かれている。
 グループのOBによれば、
「創業者である父親の勉さんが存命の頃は、彼が両学園の理事長を兼務し、
理事会も一緒に開かれていました。けれど、01年に姉弟がそれぞれの理事長になり、
08年に勉さんが亡くなると、意見の対立が激しくなった。
美也子さんが堅実な経営をする一方で、
孝太郎さんは千葉科学大学をつくったり、獣医学部の新設を目指すようになったりと、拡大路線に走っていましたからね。で、今では両学園は完全に決裂しています」
 だが、彼が家を出たワケはもう1つあった。 
「孝太郎さんは09年に、長年連れ添った奥さんと離婚し、翌年に20歳近く年下の女性と再婚しました。それに3人のお子さんと、母親の晃子さんが反対したんです。
もともと晃子さんと孝太郎さん一家、美也子さん一家は同じ敷地内で暮らしていたので、
再婚相手が姑と上手くいかなかったことも、家族と離れる原因になったのでしょう」(同)

次ページ:■ただただ迷惑
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK230] 米国が北の脅威を育てて、目論見通りに米国の「軍産共同体」金儲けになったゾ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6333.html
2017/08/19 12:36

<防衛省がミサイル防衛(MD)強化に向け、イージス艦の迎撃システムの地上配備型である「イージス・アショア」を中心とした新装備の取得を平成30年度予算案の概算要求に盛り込む方針を固めたことが17日、分かった。ステルス機や弾道ミサイルの早期発見のため、国産の次期警戒管制レーダー「MIMO(マイモ)」の試作費約196億円も計上する。政府関係者が明らかにした。

 MD新装備の導入や新型レーダー整備は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威に対し、抑止・対処能力を向上させる狙いがある。

 イージス・アショアの概算要求は、開発した米政府の協力が必要なため、額を明示しない「事項要求」とする。ワシントンを訪問中の小野寺五典(いつのり)防衛相は17日午後(日本時間18日未明)にマティス米国防長官と会談する予定で、取得に向けた協力を要請する方針。これとは別に、「あたご」型イージス艦にMD能力を付与する改修を今年度末から前倒しして年内にも完了させることを目指す。

 MIMOは複数の小型アンテナを分散配置し、それぞれのアンテナが受信した情報を統合処理するもので、現行レーダーよりも早期のステルス機発見を可能にする。弾道ミサイル探知能力も備え、航空自衛隊が運用する地上レーダー「FPS5」と比べて性能が向上するという>(以上「産経新聞」より引用)


 米国が北の核保有を認めてシャンシャンと「手打ち」をしようとしているようだ。結果として日本に地上型イージス艦の「イージス・アショア」をツーセット建設する、と安倍自公政権は決めたようだ。

 ポーランドが導入した「イージス・アショア」はワンセット8億2千万ドルだったようだから110円で換算すると902億円ということになる。しかし日本には格安ではなく挌高で売り付けるのが慣例になっているから、ワンセット当たり千数百億円になるだろう。それがツーセットだから米国の「軍産共同体」は笑いが止まらないだろう。

 しかも後年度負担として「イージス・アショア」から撃つミサイルは一基当たり10億円弱するようで、しかもことに装填してある固体燃料の経年劣化が激しいため、数年おきに買い替えなければならないようだ。まったく高価な北ミサイル迎撃システム購入という、キャッチ・バーゲンに引っかかったようなものだ。

 しかも北の核を容認するということなら、日本に対する核攻撃の脅威は少しも減じないわけで、安倍氏が「強硬に抗議する」と繰り返した結果が大山鳴動して「イージス・アショア」二基というオチだ。

 これほど無能な日米の指導者は見たことがない。しかも両者揃踏みという最悪の状況だ。いい加減、米国にいいように回されている日本を日本国民の手に取り戻してはどうだろうか。



http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK230] <非正規地獄>”非正規”教員の給料に上限!正規と変わらぬ責任を負いながら教員歴10年の40歳代の臨時教員は年収250万円
【非正規地獄】”非正規”教員の給料に上限!正規と変わらぬ責任を負いながら教員歴10年の40歳代の臨時教員は年収250万円!(子供は就学援助)⇒総務省「そんな実態は知らなかった」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/33098
2017/08/19 健康になるためのブログ





非正規教員、給料に上限…38都県で内規設け
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170819-OYT1T50000.html?from=ytop_main1
2017年08月19日 06時00分 読売新聞



 公立小中学校に非正規として勤務し、担任や部活動の指導など、正規教員とほぼ同じ仕事をする臨時的教員について、38都県が、地方公務員法に基づく給料表の通りに年齢などに応じて金額が上がることがないよう、別のルールを設けて給料を低く抑えていることがわかった。

 総務省は、給料制度の運用に問題がある可能性を指摘している。

 読売新聞が今年7月、47都道府県の教育委員会に給料などについて聞いた。

 大阪府、岡山県など9道府県は、年齢や経験に応じて給料表通りに上がるが、熊本県、茨城県など38都県は、給料表とは別に、条例や内規などで上限を設けていた。鹿児島県の給料表の最高は月40万5600円だが、規定により20歳代後半の給料と同程度の月22万1200円を上限としていた。

以下ネットの反応。
















あまりにも信じられないような日本の実態です。

これで部活とかもやらされて、朝から晩まで働いて、年中休みなしだったら、本物の奴隷ですね。そして、そんな人に教わる子供達。

非正規の立場の弱さも問題ですが、自分たちの労働環境を改善できない労働者にも大きな問題があります。





http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/868.html

   

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