新潟の米山知事、高須院長や三浦瑠麗と大激論!高須氏「特攻は美しい」知事「反吐が出る」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18050.html
2017.08.15 21:00 情報速報ドットコム
新潟県の米山知事が高須クリニックの高須院長や評論家の三浦 瑠麗(みうら るり)氏と公式ツイッターで大激論を繰り広げています。
発端は東京新聞の「気分はもう戦前? 今の日本の空気」という記事で、これを読んだ米山知事が「戦前社会が今より優れていた訳では全然ないと思います」とコメント。
東京新聞の記事には三浦氏の「大日本帝国が本当の意味で変調を来し、人権を極端に抑圧した総動員体制だったのは、一九四三(昭和十八)〜四五年のせいぜい二年間ほどでした。それ以前は、経済的に比較的恵まれ、今よりも世界的な広い視野を持った人を生み出せる、ある種の豊かな国家だったと考えています。それを全て否定するのは一面的で、過去を見誤っています」というようなコメントが掲載されており、米山知事はこの部分に疑問を投げ掛けたということです。
これに対して三浦氏が公式ツイッターで「いま気づいたのでメモっておくけど、記事を戦間期と今の日本がまるで似てないと言っていると誤読するわけね。そうではなくて@似てる部分は確実にあるが似てない部分もあるAそもそも戦前の通俗的イメージが悪すぎる。戦中の最後の二年は例外的事象Bゆえに現代人は志高く頑張るべきだ。なのだが」などと反論しました。
この三浦氏の反論を受けて米山知事も「一般の人が読んでえた感覚を誤読するのは言論人として感心しないです。戦前との類似性全否定、戦前賛美と取るのが普通でしょう」などと発言し、両者ともに激しい論争を行います。
そして、今度は高須院長の「特攻と玉砕は大事な人たちを守るための勇敢な行為の結果だよ。美しいよ。保身のために抵抗もせず逃亡するのは醜い。醜い行為を推奨する国は尊敬されない。日本人は尊敬されたいのだ。憲法前文に明記されている」とのコメントでも米山知事は「僕はこの手のことを言う人が明確に反吐が出るほど嫌いです」と言及しました。
現役知事と有名人の激しい論戦ということもあって、ネット上でも様々な意見が飛び交っています。
三浦さん、戦前は「経済的に比較的恵まれ今よりも世界的な広い視野を持った人を生み出せるある種の豊かな国家だった」との事です。それは主に数少ない帝国主義列強に富と権力が集積していたから、戦前社会が今より優れていた訳では全然ないと思います。https://t.co/49xenS8vz1
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年8月13日
いま気づいたのでメモっておくけど、記事を戦間期と今の日本がまるで似てないと言っていると誤読するわけね。そうではなくて@似てる部分は確実にあるが似てない部分もあるAそもそも戦前の通俗的イメージが悪すぎる。戦中の最後の二年は例外的事象Bゆえに現代人は志高く頑張るべきだ。なのだが。
― 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2017年8月12日
一般の人が読んでえた感覚を「誤読」するのは言論人として感心しないです。「『今は、あの二年間に似ていますか』と聞かれたら、私は『全然似ていない』と答えます」「彼(李登輝)を育てたのは戦間期の日本であり、戦後の日本ではない」は、戦前との類似性全否定、戦前賛美と取るのが普通でしょう。 https://t.co/O80mSj1cm6
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年8月13日
続き)私の仕事の半分は現在起きている政治的事象の構造的分析。それをここでやってみるなら、地方の知事がやたら色んな問題に頭を突っ込むのは原発についての態度を180度変え支持基盤の脆弱さを補うためにとにかく目立つ必要があるから。といったところでしょうか。 https://t.co/NideFX1cDz
― 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2017年8月13日
因みに似ている部分はあると思います。勿論時代に即した形ですがある種の国家主義経済が進行し議論でなく空気が支配し滅私奉公が礼讃される所など。戦前の知識人は勿論立派でしょうが今と比べて世界的なのは当時の世界情勢による部分が大でしょう。議論好きで色々首を突込むのは子供の頃からの性分です https://t.co/eIEM2ZETnn
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年8月13日
因みに言論として世に出している以上、地方の知事からだろうが誰だろうが異論の一つや二つ出てくるのは当り前。普通に議論すればいい事だろうと思います。常日頃議論の重要性を説いている三浦さんにして自説に異論を呈されると自分が否定されたと捉えてか、議論と無関係なご批判は少々がっかりです。 https://t.co/LMafdZ0Psc
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年8月13日
特攻と玉砕は大事な人たちを守るための勇敢な行為の結果だよ。美しいよ。
― 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年8月10日
保身のために抵抗もせず逃亡するのは醜い。醜い行為を推奨する国は尊敬されない。日本人は尊敬されたいのだ。憲法前文に明記されている。 https://t.co/H4b66yZIIW
僕はこの手のことを言う人が明確に反吐が出るほど嫌いです。百歩譲って10%の成功の可能性があるなら自己を犠牲にしてそこに賭ける事も正当化出来ます。しかし100%失敗する事を兵士・国民に強制するのは上層部の醜い自己保身にすぎません。尊敬される日本人はこの様な醜い事を許してはいけません https://t.co/zS5ElEOtrw
― 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年8月12日
100パーセント失敗するとやらのカミカゼがあれほど米軍に怖れられて多くの米軍祥平に精神的ダメージをあたえたのを知らないのですね?
― 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年8月12日
心ある上層部の方々には自決した方や部下の責任を取って処刑された方など様々な立派な処しかたもおられます。
偉そうに後付けで評論するあなたに反吐が出ます。 https://t.co/uQuf6Ex77K
新潟県の米山隆一知事 今を頑張るあなたへ
電気料金の値上げも?新潟県知事、柏崎刈羽に“NO”(17/01/05)
記事コメント
昔の人と今の人って比べたら断然今の方がいいと思いますけどねぇ…
昔の人って割と暴力に訴える人が…
[ 2017/08/15 21:05 ] きんぴー [ 編集 ]
マトモな信念を持った知事
彼を選んだ新潟県民は偉いし羨ましい
[ 2017/08/15 21:09 ] 名無し [ 編集 ]
同じく反吐がでるほど嫌いです
[ 2017/08/15 21:11 ] 名無し [ 編集 ]
元来の国を守ろうとするのではなく、平和憲法を守ろうとし、個人の尊厳を重んじる米山知事に拍手!
たとえ昔は三浦瑠璃の言うことが、100分の1当たってようが、米山さんが99%間違ってようが、「今現在」がまず第一なはずで、米山さんを支持する!
[ 2017/08/15 21:14 ] 名無し [ 編集 ]
高須は日本のために、北に特攻すべし
[ 2017/08/15 21:15 ] 名無し [ 編集 ]
米山(東大医学部卒、医師で弁護士)、高須(3流私学医学部卒、医師)
[ 2017/08/15 21:21 ] 名無し [ 編集 ]
戦争を美しく語る者を信用するな。 byクリント・イーストウッド
■戦争を美しく語る者を信用するな。
彼らは決まって戦場にいなかった者なのだから
byクリント・イーストウッド(映画監督)
■平和憲法は“300万人の死者の血と涙”によって得たもの!日本が各国に運動すべき憲法!
byなかにし礼(作詞家)
[ 2017/08/15 21:23 ] 名無し [ 編集 ]
そんなに戦争直前を賛美するんだったら
竹島上空からパラシュートで降下して、国土を奪還して来いよ!
[ 2017/08/15 21:24 ] 名無し [ 編集 ]
特攻は日本の恥部です。命を慈しむ日本の文化や伝統に反することです。命中率99%であったとしても、だめなんです。志願を建前としていましたが、実際には強制でした。本人が望んでいない死を要求し、死なせる。こんなものは軍事ではない。国家のため、大義のためという、自己陶酔でしかない。戦争とは人の生死をやり取りする闘争です。ロマンなどないんです。
兵士への危険負担を限りなく、低くすることが本来の指揮官の役割です。国民的バックグラウンドの下で、西洋の民主主義国家にはそれがあった。彼我の戦力を客観的に分析する。物量主義も、兵士を死なせないためにあるんです。日本にあったのは生煮えの軍事学です。仏独に学んだ上っ面だけの西洋軍事学に“日本精神”である武士道を乗っけた。「武士道と云(い)ふは死ぬこととみつけたり」(「葉隠」)の文言だけを取り出し、都合良く利用した。
[ 2017/08/15 21:27 ] 名無し [ 編集 ]