岸田派を優遇した安倍首相の裏事情!
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2017/08/03 23:06 半歩前へU
▼岸田派を優遇した安倍首相の裏事情!
今回の内閣改造で特徴的なのは岸田派の優遇である。党内第4派閥の岸田派から4人が入閣した。(敬称略)
異例の処遇の裏には、将来、自民党総裁を目指す岸田文雄の「離反を恐れた」安倍晋三の思惑がある。岸田はここにきて徐々に安倍晋三へのスタンスを変えており、今回も自分から閣外を希望した。
内閣支持率の急落で足元が揺らぎ始めた安倍晋三にとって、ここで岸田が離れたら、一気に安倍降ろしへの動きが加速する恐れがあった。
岸田をつなぎとめるために岸田の希望を全面的に受け入れた。一つは岸田自身の内閣から党への横滑り。政調会長への就任だ。
残る一つは、岸田派の処遇。その結果、はないから4人が閣僚入りした。満額回答に岸田は安倍政権への全面協力を約束。安倍晋三は安堵した。
岸田が閣外に出て安倍の対抗軸となって、政権批判の受け皿になれば、潜在化していた安倍批判が一気に噴き出し、党内は流動化。安倍降ろしに発展しかねない。
加えて、これまで安倍政権と距離を置いていた野田聖子や河野太郎を取り込んだことで党内の不満を抑えた、と安倍は考えているようだ。
だが、肝心の森友事件や加計疑惑、自衛隊の日報問題は何一つ解決していない。安倍昭恵と加計孝太郎らの証人喚問問題も積み残しのままだ。
安倍晋三にとっての剣ヶ峰はこれからだ。