https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170628210758.html
発生時刻 2017年6月28日 21時07分ごろ
震源地 北海道東方沖
緯度 北緯43.6度
経度 東経147.9度
深さ 40km
マグニチュード 5.7
震度3
北海道 根室市 標津町
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http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170628120600&LANG=ja
によると逆断層型、
北海道東方沖地震は
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=188
によると、2004年春以来、137件発生していて、しかも、今年は5件、その内5月以降に3件が連続しています。
311大地震で滑った地域の南北両隣での大地震が切迫している可能性があります。
延宝房総沖地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%AE%9D%E6%88%BF%E7%B7%8F%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
延宝房総沖地震(えんぽうぼうそうおきじしん)は、延宝5年10月9日(1677年11月4日)に房総半島東方沖付近で発生したと推定される地震。規模はM8-8.34とされている。
約半年前には1968年十勝沖地震に類似し、三陸沖北部が震源と推定されている延宝八戸沖地震があった。
上の延宝房総沖地震の半年前に青森県東方沖で地震が起こっています。本日の北海道東方沖はどちらかと言うとそれに近いのです。
1611年
9月27日(慶長16年8月21日) 会津地震 - M 6.9
12月2日(慶長16年10月28日) 慶長三陸地震 - M 8.1(Mw >8.5)
が17世紀初期に発生していて、その関連で起こったのが延宝房総沖地震です。この時期は、日本海溝からの太平洋プレートの沈み込みがほとんど停止した後であり、そのため、慶長三陸地震も延宝房総沖地震も津波は大きくても陸域の揺れはあまりありませんでした。
このことは、別の言い方で言えば、太平洋プレートの日本付近での西向き移動がかなりゆっくりだったということになります。日本海溝へ沈み込むことができないので、そこで動きが止まってしまっていて、より沖合、つまりハワイぐらいまでの海底で逆断層型地震が起こることで太平洋プレートの西向き移動が吸収されてきたのです。
現在は、日本海溝からの太平洋プレートの沈み込みが再開され、どんどんと沈み込んでいるため、太平洋プレートの日本付近での西向き移動速度は311前に比べて数倍程度になっています。
そのため、進展が速いのです。今後、かなり早い時期に、311大地震の震源域の南北両隣で311大地震と同じく大津波と陸域でのかなり大きな揺れを伴う地震が起こっていくはずです。
対策を取るべきです。関東の原子力関係の施設の点検などが少なくとも必要です。先日の大洗の原子力施設は海岸のすぐ近くです。津波の10m以上が来れば完全にアウトでしょう。