政府も全国紙も「山火事と放射能」に鈍感だ!
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2017/05/03 20:57 半歩前へU
▼政府も全国紙も福島の「山火事と放射能」に鈍感だ!
紀伊、和歌山の地域新聞「紀伊民報」が3日付で「山火事と放射能」と題して、福島の山林火災について触れていた。
和歌山も山林に囲まれた県だ。日高町に関西電力が原発建設を計画した。が、住民の反対で中止となった。だが、海を挟んだ四国には原発が控えている。だから放射能への関心は強い。
政府も全国紙も福島の「山火事と放射能」に鈍感だ!と警鐘を鳴らした。
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今朝、パソコンのメールをチェックしていたら、知人経由でこんな情報が届いていた。
▼4月29日午後、福島の原発事故の帰還困難区域の森林で火災が起き、今も鎮火していない。放射能汚染の激しい地域で山火事が起きると、高濃度の放射線物質が飛散し、被ばくの懸念がある。
東北、関東、北信越、静岡、愛知の人は最低限、次のような自己防衛の対策がオススメという内容だった。
▼内部被ばくしないよう換気はしない。外出時は二重マスク。家庭菜園にはしばらくビニールシートをかぶせる。雨が降ったときは必ず傘を差す。1週間ぐらいは毎日朝昼晩、みそ汁を飲む……。
▼その記事を当地に配達される全国紙でチェックすると、毎日新聞の社会面だけに小さく「帰還困難区域国有林で火災」とあった。
29日夕、陸上自衛隊に災害派遣を要請。福島、宮城、群馬3県と自衛隊から計8機のヘリが消火を続けた。30日夕までの焼失面積は約10ヘクタール。福島県警は雷が原因の可能性があるとみている、と伝えていた。
▼この情報を最初にアップしたのは東京電力で賠償を担当していた元社員。現地の事情に詳しい彼によると、放射能汚染の激しい地域では森林除染ができておらず、火災が起きれば花粉が飛ぶように放射性物質が飛散するという。
▼原子炉爆発から6年が過ぎても、収束がままならない事故のこれが現実だろう。政府も全国紙も、この現実にあまりにも鈍感過ぎるのではないか。(石)
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