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2017年4月24日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK224] 「日本を信頼できる国と思うか」に各国の反応は? 
「日本を信頼できる国と思うか」に各国の反応は?
http://79516147.at.webry.info/201704/article_278.html
2017/04/23 22:31 半歩前へU


▼「日本を信頼できる国と思うか」に各国の反応は?
 新聞通信調査会は、米、英、仏、中国、韓国、タイの6カ国で、 各約1000人から回答を得た「対日メディア世論調査」の結果を発表した。

 「日本を信頼できる国だと思いますか」とたずねたところ、「とても信頼できる」「やや信頼できる」と答えた人の割合は米で76・7%、 英は65・4%、仏が80・4%、タイに至っては89・0%に上った。

 ところが、韓国ではわずか13・8%、中国でもたったの16・9%だった。



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK224] <今治発・アベ友疑獄> 加計学園誘致 市民「国が金を出してくれると思っていた」(田中龍作ジャーナル)
【今治発・アベ友疑獄】 加計学園誘致 市民「国が金を出してくれると思っていた」
http://tanakaryusaku.jp/2017/04/00015715
2017年4月23日 21:44 田中龍作ジャーナル



「完成予想図と建築確認の図面が違う」と詰め寄る市民(左)。顔をしかめる秋山企画課長(正面)=23日、今治市 撮影:筆者=

 「市民を愚弄するにも ほど がある」「市長と(市議会)議員は加計からワイロをもらってるんじゃないのか?」…

 加計学園の誘致で揺れる今治市。住民が行政と議会の「説明を聞く会」(主催:実行委員会)は冒頭から怒号が飛びかった。主催者が菅良二市長と市議会議員全員に招待状を送ったにもかかわらず、誰一人として出席しなかったからだ。

 今治市は加計学園・岡山理科大学獣医学部の誘致に市有地(36億5千万円)をタダでくれてやり、施設建設費(192億円)の半分(96億円※)を援助する。(※愛媛県が32億円を出さなかった場合、今治市が96億円を丸々負担することになる。その公算が高い。)

 きょうの説明会で最大の問題点となったのは―

 市民がいくら要望しても、大学建設の「見積もり」と「設計図」を市側が出さないことだ。加計学園の誘致を所管する今治市企画課の秋山直人課長は「文科省に認可申請中のため今は公開できない」と答えた。

 見積もりと設計図を専門家が見れば、校舎などの建設に192億円もかからないことが分かる可能性がある。今治市は96億円も出す必要がないことが白日の下にさらけ出されるかもしれないのだ。

 192億円(=今治市負担96億円)は加計学園の「言い値」ということもあり得る。


「市民は国がお金を出してくれると思っていた。説明されていないがどういうことなのか?」と質問する男性。秋山課長は「周知不足は反省すべき」と答えた。=23日、今治市 撮影:筆者=

 同じように加計学園を誘致した銚子市の野平匡邦市長(当時)によれば、千葉科学大学(2004年開校)誘致の際も、加計学園は銚子市に土地の無償譲渡と建設費95億円の援助を要求してきた。最終的には土地は無償貸与で、建設費の援助は77億5千万円とすることで落ち着いた。

 銚子の95億円と今治市の96億円は偶然の一致だろうか? 土地の無償譲渡要求も偶然の一致だろうか?

 加計学園問題は「第二の森友」と言われる。昨年10月のことだった。今治市で国家戦略特区の指定も受けておらず、当然土地は今治市の所有であるにもかかわらず、加計学園がボーリング調査を行った。しかも市の職員は立ち会っていなかったというのだ。

 きょうの説明会で秋山企画課長は、事実を認めたうえで「事前調査ということで承認した」と苦しい言い訳をした。

 後になって「ゴミが出てきた。除去の実費として1億数千万円を負担してくれ」なんて言い出される心配はないだろうか。

 今治市は加計学園誘致で「中心市街地の活性化」などとバラ色の夢を描く。経済効果について突き詰めて質問していくと、市側は「3千万円程度の税収効果しかない」と答えた。

 「132億円(土地と建設費)出して、3千万円か?」。主催者の一人は、目を真っ赤にしながらつぶやいた。

 〜終わり〜




http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 東大新入生に世論調査を行った結果・・・ 自民36%、民進4.5%、無支持43%に! 
東大新入生に世論調査を行った結果・・・ 自民36%、民進4.5%無支持43%に!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16461.html
2017.04.23 23:00 情報速報ドットコム



東大

東京大学の新入生を対象にしたアンケート調査で、回答者の大半が自民党支持者と無党派層だったことが分かりました。調査が行われたのは3月29日と30日の2日間で、新入生3120人の94%に当たる2946人が回答しています。

その結果、政党別では自民が36%で断トツのトップになり、最大野党の民進は僅か4.5%、残りの大部分は無支持で43%でした。

前回の参議院選挙でも若者は無党派層と自民党支持に割れている傾向が見られ、選挙に行く人は「とりあえず一番大きな自民党」「就職が良いから自民党」みたいな感覚で票を入れていると思われます。

逆に無党派層の方は政治家や政治その物に失望している傾向があり、多少の変化を考慮しても東大生の考え方も同じかもしれません。


東大新入生アンケート2017A 支持政党は自民36%、民進3.4% 無支持は4%減
http://www.todaishimbun.org/survey20170422/

支持する政党を尋ねると、自由民主党が36%で最多。民進党(3%)、日本共産党(2%)、日本維新の会(2%)が続いたが、昨年同様自由民主党が圧倒的支持を集めた。「支持政党はない」は39%、「分からない」は15%だった。

























記事コメント

そりゃこれから上級国民になる可能性が一番高いんだから上級国民政党が一番支持率高くなるでしょうよ
まあ支持政党無しが一番多いのがまだ救いだな
[ 2017/04/23 23:16 ] 名無し [ 編集 ]

うーん上級国民でも共謀罪とかはちょっと、、てなるんじゃないかな。
まあ官僚志望なら自民支持じゃないとやってられないね。
[ 2017/04/23 23:22 ] 名無し [ 編集 ]

こんなの嘘だ!マスコミの世論誘導だぁあああああ。゚(゚^ω^゚)゚。
[ 2017/04/23 23:25 ] きんぴー [ 編集 ]

どこもかも世襲?
政治家、公務員、、
貧乏人の子供はずっと、、
[ 2017/04/23 23:29 ] 名無し [ 編集 ]

まあ官僚も世襲だから結果に納得やわ!勉強出来ても頭が空っぽなん?
[ 2017/04/23 23:36 ] 名無し [ 編集 ]

あのね これだから自民党はダメな政党なんだよ。東大の連中から支持率ゼロになってみろ!そしたらまだ日本を託せる。
[ 2017/04/23 23:49 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 国民ではなく大資本の利益を追求する安倍政権ー(植草一秀氏)
国民ではなく大資本の利益を追求する安倍政権ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spqit8
23rd Apr 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


4月18日に日米経済対話が始動した。

「TPPを発効させない!全国共同行動」

https://nothankstpp.jimdo.com/

は4月17日に

参議院議員会館内で

日欧EPA緊急学習会

を開催し、

4月18日夕刻には、

首相官邸前で

「日米経済協議に異議あり!官邸前アクション」

を実施した。

世界政治はいま、

グローバリズム 対 反グローバリズム

の戦いの局面を迎えている。

グローバリズム 対 反グローバリズム

とは

資本主義 対 民主主義

の戦いと置き換えても良い。


拙著『「国富」喪失』(詩想社新書)

https://goo.gl/s3NidA

「資本主義対民主主義」

「資本主義の天敵としての民主主義」

について記述した。

「グローバリズム」

とは、

「大資本の利益を極大化するために、国境を超えて、市場原理のみによって

経済社会を動かすことを目指す運動」

のことだ。

安倍政権が推進するTPPは、国民の利益ではなく、

大資本の利益=グローバル巨大資本=ハゲタカの利益を追求するための枠組み

なのである。

これを民主主義の社会で押し通すには、民衆を騙すことが必要である。

騙すためにはツールが必要だ。

それがマスメディアである。

マスメディアに虚偽の情報を流布させて、

民衆を騙して大資本の利益を追求する政策を押し通す。

この策謀に打ち勝つ方法はただひとつ。

「民主主義」を活用することだ。

人々が賢くなり、権力者の策謀に騙されずに判断を下すことができれば、

権力者の策謀は挫折する。


グローバリズムでモノの値段は下がるかも知れないが、

所得の労働分配率は下がる。

ここが決定的に重要だ。

生産活動の果実=所得の分配において、

資本の分配が増大し、労働の分配が減少する。

圧倒的多数の低所得者層が生み出される。

これがグローバリズムの決定的な問題点なのだ。

そして、TPPは日本を収奪するための枠組みである。

とりわけ、米国が抜けるTPPは、日本に農産品を売るための枠組みに転換する。

日本が得るものが、より皆無になるのが米国抜きのTPPである。

安倍首相は国会答弁で、

「TPP最終合意文書は絶対に見直さない」

と繰り返した。

米国抜きのTPPを発効させるには、TPP最終合意文書の修正が必要になる。

国会答弁を覆すような変節が許されるわけがない。

また、米国との間でFTAを締結する場合、TPP以上に国益を献上することになる

可能性が高い。

そのようなFTA交渉に入ってはならない。

さらに、日米間の取り決めにISD条項を挿入することも許されない。

国益を守るどころか、国益を率先して売り渡す安倍政権に経済外交を

委ねることはできないのである。


欧州と米国との間の自由貿易協定である

TTIP

が協議されてきたが、欧州各地で

TTIP反対の運動が激化してきた。

5月17日の院内「日欧EPA緊急学習会」で講演した

ヨーロッパNGO:S2Bのルシルさんは、

TPPやTTIPが

「新世代の協定」

であると指摘した。

単純な関税率引き下げの自由貿易協定ではなく、

各国の制度や規制を改変する強制力を有する協定である

ことを強調した。


この点が重要なのである。

単に自由貿易を推進する枠組みではなく、

各国の制度や規制を統一化する強制力を有する枠組みなのだ。

この規制の改変、制度の改変により、

食の安全・安心

環境規制

労働規制

などが改変される。


そして、TPPやTTIPが内包する最大の問題点が

ISD条項

である。

ISD条項により、各国の規制や制度を決定する権限、権力を

大資本の側が握ってしまう。

単に国家主権が喪われるだけでなく、

国民主権も破壊されてしまうのである。


ところが、メディアがTPPなどの

「負の側面」

を一切伝えない。

単に自由貿易で、外国製品が安く買えるとしか伝えないのだ。

日本が安全で安心して食することのできる農産品を国内で自給することの大切さ

食の安全、安心の大切さ

現在の公的医療保険制度の重要性

環境問題の重要性

労働者の権利を守ることの重要性

を日本の国民に正しく伝えるのがメディアの本来の役割である。


ところが、安倍政権が日本国民の利益ではなく、

ハゲタカ巨大資本=強欲巨大資本の利益だけを追求する政策を提示しているなかで、

日本の御用メディアは、政権の意に反する事実を流布することを

完全に放棄してしまっている。

問題は、最終的に日本国民の良心の問題に帰着する。


「今だけ、金だけ、自分だけ」

の人間が増え過ぎている。

「日本の劣化」

の核心がこの問題だろう。

メディアに関わる人々のなかで、

良心を失わず、権力に媚びずに活動を続けている者が激減している。

人相と心根の歪んだ人物だけが跋扈している。

このことが、紛れもない

「日本の劣化」

なのである。


何よりも大事なことは、権力のトップに立つ人間の

人間力

である。

この人間が地に堕ちてしまったような人物であれば、

日本が浮上する可能性を持つわけがないのである。

日本の未来のために、

一刻も早い政権の刷新が必要不可欠である。


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK224] <共謀罪> 風刺画:笑えない正直な晋三さんのお話 
【共謀罪】 風刺画:笑えない正直な晋三さんのお話
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2198cfa83af79ee2e006412db9506f4b
2017年04月23日 のんきに介護


     
  転載元:Mわたなべ@¡No pasar‏ @MasayuWatanabeさんのツイート〔21:23 - 2017年4月22日












































http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 電通と博報堂はいったい何をしているのか 超エリート集団の実態とは(東洋経済) :経済板リンク
電通と博報堂はいったい何をしているのか 超エリート集団の実態とは(東洋経済)

http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/361.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 小池氏、政界重鎮会合について「詳しくは夕刊フジで」 自身の連載コラムアピール

小池氏は定例会見で、夕刊フジの連載コラムをPRした=21日午後、都庁

小池氏、政界重鎮会合について「詳しくは夕刊フジで」 自身の連載コラムアピール

2017.04.23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170423/plt1704231000001-n1.htm

 東京都の小池百合子知事が21日午後の定例記者会見で、夕刊フジを何度もアピールした。記者の質問への答えが、当日掲載の自身の連載コラム「強く、そしてしなやかに」に詳細に記されていたため、正確に理解してほしかったようだ。

 小池氏は18日夜、小泉純一郎元首相や二階俊博幹事長ら、自民党重鎮と赤坂の料亭で会食した。安倍晋三首相も同じ店にいて途中で合流したため、永田町の関心が集まっていた。ある記者が経緯を小池氏に質問した。

 小池氏は「今日の夕刊フジをお読みいただければと思います」と満面の笑みでいい、続けた。

 「本当に偶然だった。重鎮がお並びだったので、安倍首相があいさつに来られた。大変お元気で、和やかなムードで進んだ」「安倍首相からは(東京都議選=7月2日投開票=について)『お手柔らかにお願いしますね』と声を掛けられた」などとエピソードを明かした。

 二階氏とのやりとりにも触れ、小池氏は「『都議選が終わってからの協力体制をどうするか』という話をいただいた。五輪や都政の課題は国と連携しなければならない。心強い連携を確認できた」と語った。

 都議選に向け、対立が深まっている自民党都連と党本部とは別の組織と考えて接しているのかと質問されると、「ノーコメント」とけむに巻いた。

 小池氏の連載コラムは都政情報も充実している。小池氏は最後に改めて、こう締めくくった。

 「詳しくは、夕刊フジをお読みいただければ!」

 次回掲載は5月26日。

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK224] こういうインタビューなら、やらせでも本物でも、いくらでもでっち上げられる。 
こういうインタビューなら、やらせでも本物でも、いくらでもでっち上げられる。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a7ecf7d132aa1104066f6f25cbce44d8
2017年04月24日 のんきに介護



転載元:衆院選プロジェクト‏ @datsugenpさんのツイート〔21:28 - 2017年4月23日





ついでに言うと、

spark‏ @Yonge_Finch さんの

こんな若者像に関するツイートも果たして、何の意図もなく

発信されたものなのだろうか――。

洗脳と疑うべきでないか。

――↓日本の漫画家の世代間の認識差
水木しげる 1922年生まれ
手塚治虫 1928年生まれ
久保帯人 1977年生まれ
諫山創 1986年生まれ

なるほどね。戦争を見てもないやつが、こんなこというのね。
進撃の巨人の作者、こんなネトウヨだったの?〔16:01 - 2017年4月23日 〕――



ツイートした人にそのような害意はないにしても

最近の

世論調査の

「若者=右傾化が酷い」

という

データの

出力が影響してないか。













http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK224] どんな人も残忍に変えてしまうテレビの恐ろしい力 信じがたい現実を明らかにする3冊  人材を活用しきれない日本の保育園事情
どんな人も残忍に変えてしまうテレビの恐ろしい力

信じがたい現実を明らかにする3冊
2017.4.22(土) 長江 貴士
フランスのテレビ局が行った実験は驚くべき結果に(写真はイメージ)
 冒頭から、問題を出そうと思う。以下は、2009年にフランスのテレビ局が実際に行った実験である。

【架空のクイズ番組のパイロット版(その番組企画が成立するかを試すためのテスト)の収録に一般参加者を集め、彼らに出題者になってもらう。彼らは問題を読み、解答者(実は演技をする実験協力者)が答を間違えると電気ショックを与えるよう指示される。
 電気ショックの電圧は、解答者が間違いを続けるごとに上がっていく。解答者が間違えて電気ショックを受けると、苦痛を感じている音声(事前に収録したテープ)がスタジオに流れるようになっている。出題者から解答者の姿は見えないが、電圧が上がるにつれ死んでしまうのではないかと思われる反応が出題者に伝わるようになっている。
 さて、その状況の中で、果たして参加者の何%の人が最高電圧の460ボルトまで、つまり解答者が死んでもおかしくない電圧まで電気ショックを与えただろうか。】

 この問題の答えを考えるのと同時に、あなただったらどうだろうか、という想像もしてみてほしい。あなたがこの出題者で、自分が電気ショックを与える立場に立ったら、460ボルトまで電気ショックを与えるかどうか。どうだろうか?

 信じがたい現実を明らかにする3冊を紹介しようと思う。

「権威」に人はあらがえない

『死のテレビ実験 人はそこまで服従するのか』(クリストフ・ニック+ミシェル・エルチャニノフ著、河出書房新社)
 1960年代に、ミルグラムという心理学者が行った有名な「アイヒマン実験」と呼ばれる実験がある。「アイヒマン」という名前は、ナチス・ドイツで上司の命令に従い、数百万人のユダヤ人を収容所に送り殺したアドルフ・アイヒマンの名前に由来している。

 この「アイヒマン実験」は、本質的には冒頭で提示した問題と同じものだ。白衣を着た科学者が実験と称して、答えを間違えた場合電気ショックを与えるよう被験者に指示する。間違えるたびに電圧が上がり、最終的には死んでもおかしくない電圧まで設定されている、というものだ。

「アイヒマン実験」では、実に60%もの被験者が、最高電圧まで電気ショックを与え続けた。この実験は、ユダヤ人を収容所に送り込んだアドルフ・アイヒマンがとてつもなく冷酷非道な人間であるのか、それとも人間は誰しもその立場に置かれれば同じことをしてしまうのか、ということを検証するために行われた。「アイヒマン実験」はその後も何度も繰り返し様々な心理学者によって実験され、同じような結果が出ている信頼できる実験だ。

 さて、冒頭の問題に戻ろう。架空のクイズ番組のパイロット版に呼ばれた被験者の内、実に81%もの人が、460ボルトの電圧まで電気ショックを与え続けたのである。

 あなたはどうだろう? 自分なら、絶対に460ボルトまで電気ショックを与えることはない、と思ったことだろう。しかし、その自信は捨てた方が賢明だ。あなたもきっと、同じ立場に立たされれば、460ボルトの電気ショックを与えることだろう。そして、アドルフ・アイヒマンと同じ立場に立たされれば、同じように数百万人のユダヤ人を収容所で殺したに違いない。

 この実験が示唆しているのは、人間がいかに「権威」に弱いか、ということだ。「アイヒマン実験」では白衣の科学者が、冒頭の実験ではテレビという環境が「権威」として働いている。

『死のテレビ実験 人はそこまで服従するのか』(河出書房新社)の著者らは、「アイヒマン実験」をテレビを舞台にして行うことで、「テレビは<権威>を持つかどうか」を明らかにしようとする。現代ではまた少し違うだろうが、それでもいまだにテレビというのは僕らの生活の中で大きな影響力を持っている。当たり前の日常的な存在であるがゆえに、僕らはテレビという存在を「権威」として認識することはない。しかしこの実験によって、人がいかにテレビを「権威」と感じているかが明らかになるのだ。

 僕らは「権威」に弱い。そして「権威」は思ったほど身近に存在する。そのことを意識しておかなければ、僕らは思いがけず酷い振る舞いをしてしまう可能性がある。その事実を、本書を読んで実感してほしいと思う。

ソニーのリストラ部屋の実態

『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(清武英利著、講談社)
 創業当時のソニーは、日本が世界に打って出ることができる革新的で魅力的な製品を生み出す会社だった。家電製品の歴史を作り、誰も見たことがないもの、誰にも実現できなかったことを次々と成し遂げてきた。ソニーの設立趣意書には、『真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設』と書かれており、共に技術者だった井深大と盛田昭夫の手によって、ソニーという圧倒的なブランドが作り上げられていった。

 しかし今、ソニーは、往時の見る影もない。革新的な製品を生み出せていない。社内にアイデアはあってもトップが決断できない。創業者たちが求めていた「生意気な奴」や「出る杭」が社内で排除されるようになっていく。

 そして、それが原因なのか、あるいは結果なのかはまだ分からないが、ソニーでは17年間で計8万人という、とてつもないリストラが繰り返されてきた。盛田昭夫は「ソニーはレイオフしない」と国内外で言い続けていたにもかかわらずである。

 ソニーに何が起こっているのか。

 本書『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(清武英利著、講談社)は、「能力開発室」「セカンドキャリア支援室」「キャリアデザイン室」「キャリア開発室」など様々に名前が変遷し、社員からは「追い出し部屋」や「ガス室」と呼ばれている場所を中心に、ソニーのリストラの実態と凋落を描き出すノンフィクションだ。

『そこに送り込まれた社員は自らのコネで社内の受け入れ先を探すか、早期退職して転職先をみつけるか、あるいは何と言われても居座り続けるかの3つの道しかない』

『だが、キャリアデザインと呼ぼうが、人材開発と言おうが、実際のところは社内失業に追い込まれた社員が集められるところだ。人事部員自身がそれを認めている』

『大半が終日、語学を勉強したり、ネットサーフィンをしたり、新聞や雑誌を読んだりしていた。』

「追い出し部屋」に送られた者が全員無能だった、などということはありえない。もちろんそういう人物もいただろうが、「追い出し部屋」には、かつてソニーらしさを体現していた存在である奇人変人が多く送られたという。

『ソニーは奇人変人を抱えることのできた、自信満々の企業だった』

『ソニーにはアウトローをかくまうという成功ストーリーがありました。ワンマン社長だった大賀典雄が傍若無人と言われた久夛良木健さん(のちに副社長)を囲って、プレイステーションをやらせて成功に導いています。あんな風に、組織の中で「なんだこいつ」という人にチャンスを与え続けてきた。それで新たなビジネスを創ってきた面白さがあるから、出井さんも近藤さんを支えていた』

 奇人変人は、上司からすれば扱いづらい存在だ。普通の会社ではまず存在し続けられないだろうが、ソニーだからこそ抱えることができる稀有な人材だった。かつては、そんな社員を扱えることが有能な管理職の証だった。そういう奇人変人が、社会を変えるイノベーションを生み出してきたにもかかわらず、今のソニーは彼らを手放そうとしている。

 本書には、様々な形で「リストラ部屋」と関わった人物が多数登場する。リストラ部屋から生還した者。リストラ部屋に自ら志願して行った者。多くの人にリストラを勧告した人事部員。反旗を翻し研究所に立て籠もった者。部下にリストラを勧告した9カ月後に自らもリストラされた者。リストラを実行しながら、「こんなことをして罰あたらねえのか」と言って辞めた役員。定年までリストラ部屋に居座り続けた者。

 どの人にもソニーの中での歴史があり、家族や仲間があり、ソニーを愛する気持ちがある。ソニーを愛するがゆえに苦言を呈し、ソニーの復活を信じて厳しいことを言う人がいる。著者はそれらの物語を丁寧に掬い上げる。ソニーというブランドを蹂躙し、赤字を垂れ流しながら高額の報酬をもらっているトップたちには絶対に理解できない痛みを背負った者たちが、実名でその体験を語る。

 世界的企業であり、一時は家電業界を制覇したと言ってもいいほど隆盛した企業が、たった十数年で凋落していく。その悪夢のような光景は、日本中、いや世界中どんな企業でも起こりうるものだろう。いつか自分の身にも降りかかるかもしれない。そう思いながら読むべき一冊だと思う。

戦争は人間をどう変えてしまうのか

『「南京事件」を調査せよ』(清水潔著、文藝春秋)
『しかし別れ際に小野さんはこんな言葉を口にしたのである。

「取材協力はしますけど、本当に放送なんてできるんですかね。これまでもNHKなどは、東京や福島の放送局から何度も来ましたけど、みな一度きりでしたよ。これを報じようとして新聞社で飛ばされた記者も知っています。難しいですよ南京事件は・・・」』

 そんな難しい「南京事件」に、著者はテレビ局の記者として挑む。その取材は、NNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」という番組として結実した。このドキュメンタリーは「平和・協同ジャーナリスト基金賞『奨励賞』」「ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞」「メディア・アンビシャス賞」「放送人の会・準グランプリ」など様々な賞を受賞し、『大手メディアのほとんどがなぜかこの事件から目を逸らす』と言われている「南京事件」を真正面から扱ったものとして大いに話題になった。

『「事実」に一歩でも近づくことが最大の目標だ』

 本書『「南京事件」を調査せよ』(清水潔著、文藝春秋)でそう語る著者は、「複数の一次資料を突き合わせる」という、著者の取材スタイルの大原則を今回も踏襲し、著者が手に入れることができた元兵士たちの日記と、彼らを聴取した映像や音声テープの内容が事実であるかどうかを検証する、という形で「南京事件」に迫っていく。

 しかし、「南京事件」が実在したかどうか、というのは、本書の目的の半分に過ぎない。

『真相を求める人々が多いにもかかわらず、大手メディアのほとんどがなぜこの事件から目を逸らすのか。そして現代に生きる人たちは、本当に戦争と無関係なのか、そもそも私自身はどうなのか・・・。そんなことについて書き残したくなったのだ。』

 著者は、なぜ「南京事件」だけがこれほどまでタブーとされているのか、という、「南京事件」を取り巻く状況をも捉えようとする。1つの歴史認識が、現在の政治にも影響を与えているのではないか。「南京事件」をどう捉えるかは、今の僕らの現実の生活にも、何らかの影響を与えているのではないか。著者は、「南京事件」だけが持つ特異な性質を捉えようと取材を進める中で、そんな風に感じるようになっていく。

『極論を言ってしまえば、虐殺があろうとなかろうと私には無関係である』

 取材を始める前にそう思っていたという著者だが、取材を続けていく中でその考え方は変化していく。戦争を体験した者がどんどんと減っていく中で、戦争というものがどんどんリアルさを失っていく。「南京事件」の取材を通じて、戦争が人間をどう変えうるのかを知った著者は、改めて歴史を知ることの意味を捉え直し、国を破滅の危機に追い込まない決断ができる国民であるべきだというメッセージを、この作品に込めるのだ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49777


 


フリーランス人材を活用しきれない日本の保育園事情
柔軟な働き方への環境整備はまだ途上
2017.4.24(月) 阿部 桃子

年功序列、新卒一括採用、終身雇用・・・。かつて当り前だった労働形態が、大きな局面を迎えています。 
政府も、人口減少による労働力不足、長時間労働、正規・非正規雇用の固定化など、さまざまな課題を克服すべく、「働き方改革実現会議」を始動。また、一般企業でも、在宅ワークの導入、オフィス環境の整備などが進められるようになりました。 
特定の企業に属さないフリーランサーが増加中
そんななか、企業に雇用される労働形態にとらわれず、柔軟なワークスタイルを行うフリーランスという選択をした人たちがいます。 
今やフリーランサーの人口は、2015年には913万人、2016年には、1046万人に増加。職種も、ライター、デザイナー、フォトグラファー、SE、プログラマーのみならず、シェフ、コンサルタント、人事・マーケティングなどの文系スペシャリスト、カウンセラー、ハウスキーパー、英会話講師などと、多様化しています。 
報告書」をまとめています。 2016年8月には、厚生労働省「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために懇談会 
個人が、より多様な働き方ができ、企業や経営者などとの対等な契約によって、自律的に活動できる社会に大きく変わっている(中略)、企業の内と外との境界線が低くなり、独立して活動する個人も増えるという大きな構造変化が生じる。

フリーランスは、自由に柔軟に働けるというメリットがある一方で、仕事を継続的に得られるかという不安、社会保障の手薄さ、社会的な信用が低下しがちといったデメリットも。 
さらに、営業活動や確定申告などの経理業務も自分で行うことに負担を覚えるフリーランサーも少なくはないようです。 
そういった声を受けて、多くの企業のバックアップをもとに設立されたのが「 フリーランス協会 プロフェッショナル&パラレルキャリア」です。
協会では、フリーランスワーカーの事業環境整備、キャリアの形成支援を行って行くほか、フリーランスの地位向上のために、政府や社会、メディアへの発信などを行って行く予定だと言います。 
共同代表理事を務める平田麻莉氏は広報・PRのプロフェショナル。フリーランスとして活躍しています。 
しかし昨年、長女(当時0歳)が待機児童となり、TPOを考慮しながらも、子連れのカンガルースタイルで仕事をすることに。そのことから、フリーランスの保育問題にも力を入れて行きたいと考えるようになったのだそうです。 
実は、認可保育園に子どもを預けるためには、行政への申請が必要となります。行政側は、子どもの数、就労状態など、保育できない状況を指数化して入園順位を決めて、順位の高いほうから入園が決まることになります。 
そのため、長時間自宅外でフルタイムで働く人々の指数が高くなり、居宅内でタイムカードもなく、自分のペースで仕事をするフリーランサーは、点数が低くなりがち。「いつ、どんな仕事をしているのか」という就労証明にもひと苦労なのです。 
また、厚生労働省が2017年度末としていた待機児童ゼロの達成時期は、19年度末まで延ばすとしており、子どもが誕生したフリーランスにとって保活をどう乗り越えるかが大きな課題となっています。 
フリーランスのなかでも、「保活」は大きな関心事
フリーランス協会、ハフィントンポスト共催で、「#フリーランスが保活に思うこと」というイベントが開催されました。 そんななか、3月に、プロフェッショナル&パラレルキャリア 
参加者からは保育園に関する情報について様々な意見が出た
イベントには約70名が参加。職種は、エンジニア、ライター、コンサルタント、カウンセラー、翻訳、Web制作、マーケティング、バレエ講師、CADオペレーターなど。すでに子どもが認可保育園に入園できたという方から、妊娠中の方まで、職種も状況もさまざまな方が出席しました。 
ハフィントンポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏がモデレーターを務め、まずはゲストによるトークセッションがスタート。 
トークセッション中の新倉暁子さん(左)、菊地加奈子さん(中)、吉野ユリ子さん(右)
保育園不足により、なかなか子どもを入園させられないという現在の状況に関しては、1児の母で、片づけ収納アドバイザーを務める新倉暁子さんが、「政府や行政の頑張りにも限界があることから、民間が保育園運営に参入しやすいような、柔らかい制度作りが大事ですね」と提言。 
5児の母にして、特定社会保険労務士を務め、保育園経営も行っている菊地加奈子さんからは、 
「大切なのは、保育園はこういうものだという固定観念を取り払うこと。私は、コワーキングスペースのなかでの保育、企業内保育など、働く人と保育を近くして、一緒に考えていく保育を実践したいと考えています。そうすることで、保育士の方も常にお母さんがどんな働き方をしているのか理解し、働くお母さんも保育を身近なこととして考える良い関係を築くことができます」との意見が。 
1児の母で女性誌の編集・ライターである吉野ユリ子さんからは「フリーランスは金銭面での不安も多く、保育料が負担になることもあるかもしれません。でも、子どもの保育料にお金を使うことが日本未来を担う人たちへの投資だと思ってみては?」との提案もありました。 
後半はグループワークを実施。班ごとに、フリーランスが保活する上での問題点と解決策を話し合い、参加者それぞれが自分の今の状況を整理して、アイデアを出し合いました。 
参加者が感じている思いをグループワークで整理していく
各グループが厳しい保育園事情への改善案を発表する
フリーランスの活用は企業にとってもメリットに
赤ちゃん連れの参加者も多く、和やかな雰囲気の中で行われた今回のイベント。 
最後に共同代表理事の平田氏が、「フリーランスが専門的な能力を最大限発揮するためにも、働く環境を整えることが急務。そのためにも、働き方の多様化に対応した多様な保育の選択肢、フリーランス特有のリスクに備える保険、人間ドック優待、法務・税務相談、コワーキングスペース優待などのベネフィットプランを作って行きたい」と展望を語りました。 
今後は法人向けのフリーランス人材活用に関する啓もう活動などを行うなど、法人とフリーランスの架け橋も担いたいとのこと。 
専門的なスキルに加え、出産、子育てを経て、新たに「生活者の視点」を身に付けたフリーランスの活用は、企業側にも大きなメリットになるはず。そのためにも、協会の今後の取り組みに期待したいところです。 

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49626



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 安倍、こんな時に外遊って&反省なき閣僚たちに国を託せるの?+ウヨがウソで沖縄叩き(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/25718214/
2017-04-23 16:15

 先週、気になったニュースをいくつか・・・

 米国が北朝鮮を挑発。同国の暴発によるミサイル発射が懸念される中、政府はついに韓国の在留邦人や国内の都道府県の担当者に、警戒や準備をするように呼びかけたとのこと。<この件はまた後日>
 南シナ海に行ってたという米空母も西太平洋に戻って来て、何と自衛隊の共同軍事演習をスタートしたという。(@@)

 さらに、GW中はずっと大好きな外遊をする予定だった安倍首相も、外遊日程を変更したとのニュースが。(・・)
 でも、日程を短縮したとはいえ、外国には行っちゃうらしい。(・o・)

 安倍首相が日本にいない27日から30日まで、何か問題や不測の事態が起きたり、ミサイルが飛んで来たりする危険性はないの?そういうことはないって、自信があるから行くの?(**)
<まさかミサイルを避けるために海外に行くわけじゃないよね。^^;joke>
 
 日本の国民は、こんな大事な時期に安倍首相が外国に行くことを、無責任だとは思わないの??(~_~;) <あ、同じくGWは外遊予定の稲田防衛大臣はどうするんだろう?^^;>

* * * * *

『北欧訪問、一転取りやめ=安倍首相、北朝鮮情勢受け

 安倍晋三首相は、北朝鮮情勢が緊迫化していることを受け、今月下旬からの外遊日程を短縮することを決めた。
 政府関係者が21日、明らかにした。ロシア、英国訪問は予定通りだが、北欧4カ国への訪問は取りやめる。27日に出発し、30日に帰国する予定。
 政府は首相のノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン4カ国訪問に向けて調整を進めていた。ただ、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射の挑発に出る可能性が否定できず、首相が取りやめを決めた。(時事通信17年4月21日)』

 もしプーチン大統領に北朝鮮の暴挙を止める力があるなら、話は別だけど。ロシアは北朝鮮のことは、中国に預けっぱなしなのが実情だし・・・。

 安倍首相としては、昨年末に来日してくれた敬愛するプーチン大統領と会う機会を逃したくはないのだろうけど。<北方領土に関する安保状況が悪化。何とか経済協力で歯止めをかけたい?>

 本当はオバマ大統領とずっとうまく行くはずだったトランプ氏とプーチン氏が、米シリア攻撃、北朝鮮対策などで対立したため、安倍首相はまたまた板ばさみに。本人は、両者をつなぐ役割を果たして株を上げたいのだろうけど。またコウモリくんになって、米ロの間を行ったり来たりするだけ(+どちらからの信用もダウンする?)可能性の方が大きいだろう。_(。。)_

* * * * *

『海自が「カール・ビンソン」と共同訓練

 海上自衛隊は、アメリカ海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とした艦隊と、西太平洋で23日から、共同訓練を始めると発表した。
 空母「カール・ビンソン」は現在、シンガポールから朝鮮半島方面に北上しているとみられる。
共同訓練には、海上自衛隊のイージス艦「あしがら」と、護衛艦「さみだれ」の2隻が参加し、「カール・ビンソン」の艦隊とフィリピン周辺の西太平洋で合流したのち、通信関連や艦隊の陣形に関する訓練を数日間行う予定。日米両国は、同じような訓練を、3月も2回、合わせて1週間実施しており、軍事的挑発を続ける北朝鮮をけん制する狙いがある。

 一方、安倍首相とアメリカのトランプ大統領は、日本時間23日夜、電話で会談し、北朝鮮情勢などをめぐり、意見交換することにしている。(FNN17年4月23日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 話は変わって、保守派勢力やネトウヨの、沖縄に対する差別や中傷はひどいものがあるのだが・・・。<特に本土の政府に従わない人たちに対してはね。>

 辺野古の新基地建設に強く反対している翁長知事に対するバッシングもすごいものがあって。
 mewもネットのあちこちで、「翁長はもともと中国人」「娘は中国人と結婚している」「娘は中国に住んでいる」「家族は中国のスパイだ」などなどの書き込みを見たことがある。(~_~;)

 このようなウソ情報に対して、翁長知事が

『「娘2人、中国に行ったことないのに…」 翁長知事

■沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事

 政府が「辺野古が唯一」と言っているのをどうやって変えていくのかは、大変難しい問題だ。私は5、6年前から、このスタンスでやってきているが、インターネットの流れというのは大変なものがある。娘が2人いるが、長女は上海の外交官と結婚し、次女は中国に留学している、とされている。だが、この2人は旅行を含めて1回も中国には行ったことがない。なのにボンボンたたかれる。私を攻撃する人は「翁長は中国のスパイじゃないか」と言ったりする人が多い。それを素直に信じ込むということが、今の世の中に起きていることの苦しさ、寂しさを感じる。(那覇市での県職員向けの研修で)(朝日新聞17年4月20日)』

 翁長知事&翁長氏を支える沖縄県民に・・・ガンバ!o(^-^)o

* * * * *

 あと、ずっと書いていることなので、とりあえず記録として。(・・)

 さすがに稲田防衛大臣、丸山五輪担当大臣は参拝を控えたようだが。高市総務大臣は、こういう時にもしっかり行っちゃうのね。(~_~;)

『高市総務相の靖国参拝、菅氏「問題にする方がおかしい」

 高市早苗総務相は21日、春季例大祭が始まった東京・九段の靖国神社を参拝した。私費で玉串料を納め、「総務大臣」と記帳した。中国や韓国の反発を招きかねないが、菅義偉官房長官は同日の記者会見で「外交への影響は全くない。外交問題にするほうがおかしい」と述べた。

 安倍晋三首相は、供え物の「真榊(まさかき)」を「内閣総理大臣 安倍晋三」の名前で奉納した。首相は政権復帰後の2013年12月に靖国神社を参拝して以降、中国や韓国との外交関係に配慮し、参拝を見送っている。(朝日新聞17年4月21日)』

『超党派議連が靖国神社に参拝

 超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)は21日午前、春季例大祭に合わせて東京・九段北の靖国神社を集団で参拝した。自民党、民進党、日本維新の会などから95人が参加。政府側からは水落敏栄文部科学副大臣、衛藤晟一首相補佐官らが参拝した。

 尾辻氏は参拝後、安倍晋三首相が平成25年12月以降、参拝を見送っていることについて、「国益を最優先していろいろ判断なさるべきだろうと考える。英霊もそうなさることを望んでいると思う」と記者団に述べた。
 議連は毎年、終戦記念日と4月の春季、10月の秋季例大祭に合わせて靖国神社を参拝している。(産経新聞17年4月21日)』 

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 閣僚と言えば・・・。今月、問題を起こした安倍内閣の閣僚らは、オモテ向きは謝罪してみせたものの、やっぱ本当には反省はしていないようだ。(-"-)

 今村復興担当大臣は、今月4日、福島原発事故の避難者に関して「自己責任」だと言い放ち、また会見で食い下がる記者に「無礼だ!」「うるさい!」と怒鳴りつけたことが問題になって、謝罪を行なったのだが。(『下衆・今村復興相、謝罪するも発言撤回せず。野党、被災者から辞任を求める声、殺到!』)
 今週も閣議後の会見で、同じの記者が質問したところ、途中で質問をシャットしたとのこと。(・o・)

 また先週には、山本幸三地方創生担当大臣が、事実をきちんと把握しないまま「学芸員はがん」だと批判したことが問題になり、こちらもとりあえず謝罪&撤回したのだが。(『地方相が暴言〜学芸員の文化保護より、外国人ウケの金儲け?日本のあり方も考えたい』)
 エラそーに「ロンドンでは学芸員を辞めさせた」と言っていた部分も、事実と異なることが判明。また(渋々?)謝罪せざるを得ないことになった。(~_~;)

『今村復興相また質問打ち切り 前回と同じ記者

 東京電力福島第1原発事故の自主避難者に対する発言で批判を浴びた今村雅弘復興相が21日の閣議後記者会見で、フリーランスの記者からの質問を「もういいよ」と遮る一幕があった。

 記者は「自主避難者への住宅支援が打ち切られ、行き場のない人もいる。国が調査しないと、実態が分からないのでは」と質問。今村復興相は「いろんな方がいらっしゃる。よく聞いてから対応したい」と答えた。同じ記者が「把握できるのか」と再質問しようとしたところ、いらだった様子で「もういいよ。他の人どうぞ」と質問を打ち切った。会見の最後にも質問されたが、答えずに退席した。

 今村復興相は4日の会見で、同じ記者とのやり取り中に激高し、自主避難者が帰還できないのは「本人の責任」と発言。その後、謝罪して撤回し、「感情的になりおわびする。今後は冷静に対処したい」と釈明していた。(毎日新聞17年4月21日)』   

『<山本創生相>発言を訂正 大英博物館解雇「事実なかった」

 山本幸三地方創生担当相は21日午前の記者会見で、ロンドンの大英博物館が「観光マインドがない学芸員を全員くびにした」との自身の発言について、「事実はなかった」と訂正した。英国人の友人から聞いた話に基づき発言したが、改めてその友人に確認したところ事実関係の誤りが判明したという。

 山本氏は3月9日の参院内閣委員会で大英博物館が行った大規模改修について「一番抵抗したのが学芸員で、そのときは観光マインドがない学芸員は全部くびにした」と述べた。大英博物館は毎日新聞の取材に「事実誤認」と否定している。

 山本氏は今月、国内の学芸員についても「一番のがんは文化学芸員」などと発言し、謝罪、撤回している。【遠藤修平】(毎日新聞17年4月21日)』

* * * * * 

 まあ、安倍晋三氏それ自身が、mewにとって戦後史上最悪の首相であるのだが。今の安倍内閣は、安倍首相が作った内閣の中でも史上最低なわけで。(安倍支持派でも、そう思っている人が多いかも?)
 一つ間違えれば、日本にミサイルが打ち込まれる&戦闘状態にはいるおそれがあるという重要な時に、こんな安倍内閣に日本の国や国民の行方を任せなければならないかと思うと、ぞ〜っとしてしまうし。何だか哀しくさえなって来るmewなのだった。 (ノ_-。)

  THANKS
          

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 安倍晋三首相は「東アジア」で外交能力なく、北朝鮮からの「一旦緩急」時に「ロシア、英国訪問」しても、拉致奪還はムリ(板垣)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/9b1a25aa95c008e66e6652b73b99067a
2017年04月24日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 天皇陛下の親書によって安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相が、世界支配層「ゴールドマン・ファミリーズ・グループ」(中心的存在は、小沢一郎代表、キッシンジャー博士)の信頼をすっかり失っているのに、安倍晋三首相は、ロシア、英国訪問(27日に出発し、30日に帰国)を予定通り行うという。教育勅語が示している「一旦緩急」の事態が起こるかもしれない緊迫した情勢下、一国の最高指導者であり陸海空3自衛隊の最高指揮官が、国を留守にするということは凡そあり得ない。中国の習近平国家主席、李克強首相に嫌われ、金正恩党委員長にも相手にされておらず、「東アジア」で外交能力がない安倍晋三首相は、「ロシア、英国訪問」によって、北朝鮮の拉致被害者奪還はムリ。北朝鮮からミサイルが発射されたら、わずか「7分」で首相官邸に着弾すると言われている。もし、日本海側にある原発(新潟県柏崎刈羽原発、石川県志賀原発、福井県高浜原発、大飯原発、美浜原発)に撃ち込まれたら、大参事になる。安倍晋三首相は、「事件感覚」がまったく欠如しているのか?


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 反原発の活動家が統合失調症でなかったら、完全なアホか、中国・韓国の工作員(原発板へのリンク)

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界

反原発の活動家が統合失調症でなかったら、完全なアホか、中国・韓国の工作員かどちらか
投稿者 中川隆 日時 2017 年 4 月 16 日 07:37:25: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c114
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 安倍内閣は緩みではなく、無能なだけだ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6107.html
2017/04/24 05:46

<共同通信社が22、23両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍晋三政権の山本幸三地方創生担当相ら閣僚による問題発言や、政務官の不祥事が続いたことについて「緩みが出ていると思う」との回答が73・2%に上った。「思わない」は20・9%。テロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案については賛成41・6%、反対39・4%で拮抗した。

 安倍内閣支持率は58・7%、不支持率は31・5%だった。支持率は3月下旬の前回調査から6・3ポイント上昇したが、今回調査から携帯電話しか持たない層に対応する目的で対象を固定電話と携帯電話にしたため、単純比較はできない。

 政党支持率は、自民党が前回比2・5ポイント減の39・9%、民進党が2・1ポイント減の6・7%。公明党3・8%、共産党3・5%、日本維新の会4・4%、自由党1・1%、社民党1・2%、日本のこころ0・2%。「支持する政党はない」とした無党派層は38・4%だった>(以上「共同通信」より引用)


 安倍自公政権の支持率がまたまた上がって58.7%だという。しかし緩みが出ていると思う人は73.2%いるというのだから矛盾以外のなにものでもない。それとも緩みが出ているが安倍自公政権を支持する、という自虐的国民が多いというのだろうか。

 そもそも私はマスメディアの世論調査を信用しない。なぜなら数字の根拠となる電話調査の生テープをネットなどで公開していないからだ。

 アンケート調査では「誘導質問」は何とでもなるし、質問項目を誘導すべき結論へ向かって揃えれば数字は操作できる。それとも質問項目は十年間一定だとでもいうのだろうか。

 「緩み」か、という質問項目があることは質問を毎回変えているとしか思えない。それでは前回と比較することはできない。つまり毎回新しい調査を行っているのだから、前回比何%支持率が上昇した、という比較はナンセンスだ。

 それにしても60%近い支持率は異常だ。私の身の回り知人に効く限りでは安倍自公政権の支持率は10%もない。森友学園疑惑が起きてからは一ケタに落ちたまま「はあ、変わりゃあええのに」という声が満ちている。

 権力は腐敗する、絶対権力は絶対に腐敗する、というのはけだし箴言だ。安倍自公政権の最大の危機を乗り切るためにマスメディアは北朝鮮の危機を敢えて過大に報道して、国民の視線を安倍夫人政局から逸らしている。

 いったい安倍自公政権は国民を戦争への道を歩ませることと福祉削減以外に何をやったというのだろうか。デフレ化は止まらないし、国民の実質所得は安倍自公政権発足当初より10%も減少した。

 そして今は北朝鮮のミサイル攻撃に対する「防御」として身を伏せろ、という。安倍氏は国民の生命と財産を守るのが国家だと主張してきた。その通りだが、彼がやって来たのは国民の命を危険にさらし、国民から富を奪うことでしかなかった。彼は言葉とまるで反対のことをやっているにも拘らず、翼賛マスメディアにより守られている。その一つが世論誘導のための世論調査だ。

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 国家神道が蠢く不気味な首相官邸<本澤二郎の「日本の風景」(2585) <教育勅語からヒトラーの「我が闘争」も教育教材>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52172847.html
2017年04月24日 「ジャーナリスト同盟」通信

<「国家神道は生きている」と専門家が指摘>

  昨日古い資料を探り当てた。2008年2月11日の朝日新聞の「月曜コラム」である。宗教学者の島薗進・東大教授の小論である。戦後70年も経つと、戦前の軍国主義を支えた「狂気の日本精神」を育んだ国家神道を、正確に読めない・知らない世代も増えている。教育勅語も、である。これに大日本帝国憲法を結びつけると、正に戦前の日本・侵略国家の核心が現れてくるのだが、恐らく若者ら多くの一般人も、外国の日本研究者も気づいていないだろう。筆者も同様であることを発見した。なんと国家神道は、戦後も生きていたのである。それを信仰する、悪しき輩が首相官邸の主となっている。財政破たん国家でありながら、敵対国封じ込めのために、莫大な金銭を諸外国にばらまき、身内には利権を与える不気味な極右政権であることを、見事に裏付けているのである。


<教育勅語=国家神道=祭政一致の日本>

 安倍・自公内閣の改憲軍拡路線もくっきりと見えてくる。神社本庁が主導する極右団体「日本会議」も、鮮やかに見えてくる。小泉内閣や安倍内閣の後見人を任じている森喜朗が、神道議員連盟の集まりで「日本は天皇中心の神の国」と豪語、森後継の小泉と安倍が靖国参拝に拘泥する理由も、鮮明である。
 自らの不勉強を恥じ入るばかりだ。多くの学者・文化人は、頭を垂れて島薗教授に学ぶべきだろう。安倍路線の恐怖と脅威も見えてくる。

 「明治天皇が教育の根本精神について、国民に授けた聖なる教え」である教育勅語は、1890年・明治23年に下されたとされる。

 「小学校は、天皇の聖なる教えに導かれる場となった」、右左のわからない幼い頭脳を”カルト・狂信的天皇教”に支配させたのだ。すなわち、教育勅語によって「伊勢神宮や皇居を遥拝し、靖国神社や明治神宮に詣で、天皇の御真影と教育勅語に頭を垂れたのだ。これが国家神道だ」と見事に喝破している。国家神道イコール祭政一致の日本なのだ。

<森友事件の真相判明>

 森友学園は国家神道の実践者ゆえに、安倍夫妻が「絶賛」し、そんな安倍を籠池は「偉人」と呼んだ。教育勅語こそが国家神道そのものなのだ。「国家神道は、神社よりも小学校で広められた」ものだ。森友学園の神道小学校建設は、むしろ安倍夫妻が推進役だった理由も理解できる。はめられたのは、むしろ籠池の方である。安倍はそのために広大な国有地をタダ同然に払い下げるよう財務省と国交省に厳命して、大事件が具体化したものなのだ。
 これこそが職権乱用罪であり、安倍を売国奴首相と断罪するほかない。

<国家神道「解体」はまやかし> 

 国家神道は、1946年・昭和21年1月1日に占領軍によって廃止され、いわゆる「天皇の人間宣言」で幕を閉じたと理解されていたのだが、どっこい生きていた!
 島薗は「天皇の人間宣言で国家神道は”解体”されたと理解されてきた。しかし、GHQ指令でいう国家神道は、国家祭祀の機関として、特別な地位を与えられた神社神道という狭い範囲に限定されている。”解体”されたのは、国家と神社神道の結合であり、皇室神道の核は維持された」と指摘する。頷くほかない。
 「その後、皇室神道と神社神道の関係を回復し、神道の国家行事的側面を強めようとする運動が、活発に続けられてきた」と言われると、確かだ。
 具体的事例が「伊勢神宮と皇位が不可分だと政府に認めさせること(神宮の真姿顕現運動)、建国記念日の制定(紀元節復活運動)、行幸する天皇に三種の神器を伴わせること(剣璽御動座復古運動)などだ」という。
 なるほど、こうしてみると安倍がサミットを伊勢で開催、神宮へとG7リーダーを参拝させる日程を組んだことも、理解できるであろう。見事にG7指導者を欺いて見せたことになる。これを隠すために、欧米取材陣に対して、破格の優遇プレスセンターを設置したことも分かるだろう。飲食で、おおらかな外国人記者を欺いたのである。
 国家神道が蠢く官邸なのだ。

<教育勅語からヒトラーの「我が闘争」も教育教材>

 官邸にとって、教育勅語は極めて重要な地位を占めている理由が分かる。教育勅語はイコール国家神道そのものなのだから。
 日本国民を欺く壮大なる官邸主導の復古運動に呆れるばかりだ。教育勅語を正当化させるその先には、ヒトラーの「我が闘争」も容認することになる。教育勅語のためには、ヒトラーもOKなのだ。恐ろしい日本であることに、国民もアジア諸国民・人類も覚醒する必要がある。

 筆者同様、不勉強な蓮舫や志位・小沢らは、講師に島薗教授を呼んでみてはどうか。国家神道・教育勅語の抵抗薬が、日本国憲法が明文化した信教の自由規定である。

2017年4月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK224] こんな日本に誰がした? 
こんな日本に誰がした?
http://79516147.at.webry.info/201704/article_280.html
2017/04/24 06:27 半歩前へU

▼こんな日本に誰がした?
 元法政大学教授の五十嵐仁さんが、私たちに警鐘を乱打した。言語に絶する安倍政権の驕りと独善。どこにも異論をはさむ余地がない。国民は、「そろそろ」どころか、一刻でも早く気づくべきだ。 フェイスブックの投稿を転載する。

みなさん、必読願いたい。

*****************

目に余ると言うしかありません。あまりにもひどい安倍政権の逆走ぶりです。
 この間の国会審議などで、閣僚などの暴言や問題発言が相次ぎました。ざっと名前を挙げれば、金田法相、稲田防衛相、今村復興相、鶴保沖縄北方相、山本地方創生相、古屋自民党選対委員長などです。もちろん、安倍首相自身がその筆頭であることは言うまでもありません。

 辞任した政務官も2人います。務台復興政務官と中川経済産業政務官です。
 中川俊直議員は父親の中川秀直議員も女性スキャンダルで辞任しています。議員の椅子を受け継いだだけでなくスキャンダルまで「世襲」したわけで、まったく呆れてしまいます。

 国会審議が止まって、自民党は慌てました。早く離党届を出させようと躍起になっていますが、それで幕引きを図るつもりなのです。

 閣僚でも、辞任すべき候補者が山積です。国会で嘘ばかり言っている稲田防衛相、共謀罪についてまともな答弁ができない金田法相などは、早急に辞任すべきです。

 学芸員を侮辱して、その発言の全てが嘘だったことが判明した山本地方創生相もとっとと辞任するべきでしょう。イギリスの大英博物館について間違った発言をしていたわけですから、日本の名誉を傷つけ泥を塗った「国辱大臣」じゃありませんか。

 こんなにひどい状況になっても、安倍内閣の支持率はそれほど下がっていません。だからこそ、安倍首相はじめ大臣たちは平気で嘘を言ったり誤魔化したり居直ったりしているわけです。

 その理由は色々ありますが、制度的な背景は小選挙区制と内閣人事局の二つです。小選挙区制によって国会議員に対する党幹部の支配力が強化され、内閣人事局によって官僚に対する官邸の統制力が強められました。

 その結果、国会内と役所内での「官邸支配」が成立しました。自民党内でも、キャリア組と言われる高級官僚なども、首相官邸に楯突けなくなったのです。

 これが今話題の「忖度」を生み出す制度的な装置になりました。官邸の思惑を察知して先回りし、その意向を汲んで実現のために汗をかいて点数を稼ごうとする行動スタイルが構造化したために数々の疑惑が生じたというわけです。

 このような「忖度の構造化」に加えて、マスコミに対する恫喝と懐柔、野党の分断と民進党のふがいなさがあります。一部のマスコミは官邸の広報機関に変質し、安倍首相の応援団になってしまいました。

 野党の中でも維新の党は、与党よりも民進党を批判することに勢力を費やしています。野党が一致して与党を追及する形になっていないことが、安倍さんをどれだけ助けているか分かりません。

 内閣支持の多くは他の政権よりも良さそうだという消極的なものです。野党が明確な受け皿を提示できていない結果であり、野党第1党である民進党の責任は大きいと言わなければなりません。

 これに加えて、最近の内閣支持率回復の原因として注目すべきは、朝鮮半島危機の高まりです。トランプ米大統領は不人気を挽回する策としてシリア爆撃を敢行し、北朝鮮に対する軍事的圧力を強め、半島危機を煽っています。

 安倍首相も危機をもてあそぶ「瀬戸際外交」を批判することなく、トランプ大統領への支持を表明して日本国民の不安を高めています。もし朝鮮半島で戦争が勃発すれば膨大な死者が生まれ、日本は壊滅的な被害を受けるにちがいありません。

 日本にとって軍事的選択肢はあり得ず、戦争阻止のために命を懸けるべき日本の指導者が危機を利用するなどということは断じて許されません。攻撃される恐れがないアメリカと直接攻撃のリスクが大きい日本との違いを、安倍首相は分かっているのでしょうか。

 アベ暴走政治は、もはや議会制民主主義の破壊や平和への逆行をもたらす「逆走政治」へと変質しつつあります。その危険性はますます高まっているにもかかわらず、日本国民の多くはそのことに気づいていません。

 国民が直面している真の危機は、朝鮮半島にあるのではなく国内にあるのです。その危機を生み出している責任の一端は、安倍首相の暴走を黙認して甘やかしてきた国民の側にもあるということに、そろそろ気づくべきではないでしょうか。


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 稲田朋美防衛大臣は辞任すべし(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
稲田朋美防衛大臣は辞任すべし
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51716392.html
2017年04月23日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 米国のマティス国防長官が、稲田大臣をどうにかしろと言っているとの噂がありますが…

 やっぱり、そうですよね。

 何故俺が、こんなド素人と安全保障について意見交換をしなければならないのかと思っているのでしょうね。

 稲田大臣の評判は防衛省のなかでも芳しくないと聞きます。

 さもありなん!

 しかし、どういう訳か、安倍総理は稲田氏を賞賛するのですよね。

 将来の女性総理候補だ、なんて。

 この人のどこに惚れ込んでいるのでしょうか?

 教育勅語を擁護しているから?

 靖国神社参拝を支持しているから?

 南京大虐殺事件を否定しているから?

 まあ、そんなところでしょうが…

 この人もまた、安倍氏の負けず劣らず嘘が多いのですよね。

 スポニチが報じています。 

稲田朋美防衛相の夫で弁護士の龍示氏が、「森友学園」系列の保育園を運営する大阪市淀川区の社会福祉法人の設立発起人に名を連ねていたことが21日、市への情報公開請求で分かった。

 稲田氏は3月、龍示氏が過去に学園側の顧問弁護士だったことを認めているが、同氏が系列保育園の設立にも関与していたことが明らかになった。法人は籠池前理事長が代表を務める「肇国(ちょうこく)舎」。2009年10月に設立し、保育園の園長は籠池氏の妻諄子氏が務めている。


 肇国舎と書いて、ちょうこくしゃと読むのですか?

 それはそうと、籠池さんとは10年間も会っていないなんて言っていながら、自分の夫が肇国舎という名の幼稚園の設立に関与していたのですね。
 
 ところで、稲田大臣は、教育勅語が大変お好きですよね。

 教育勅語には良いことがいっぱい書いてあるなんて…

 夫婦相和し…

 私、思うのですが、中身がどうこうという前に、そもそも現代人にとっては難し過ぎるのですよね。

 その意味で、このようなものを教材に使うことはそもそも相応しくないと思うのです。

 それにですよ、云々を「でんでん」と読む総理が、教育勅語を教材として使えということが何とも不思議な気がするのですよね。

 自分は、ちゃんと意味が分かっているのか、と。

 ところで、夫婦相和しの意味をちゃんと貴方は分かっていますか?

 夫婦仲良くすること?

 そう思うでしょう?

 しかし、その理解は正しくないのだとか。

 明治政府は夫婦相和しをどのように説明していたのか?

 赤旗(2017年4月17日)の記事です。



 この説明を知ったら、大変多くの女性が憤慨すると思うのですが…如何でしょうか?



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 市役所にけんかを売る事がどれだけ大変か教えたわけですね、分かります。「ツタヤ図書館」批判の投書、市幹部らが投稿者宅を訪問







http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/605.html
記事 [政治・選挙・NHK224] 法務委員会の与党理事が「テロ準備行為に該当する」好例を示唆。「机をたたいた」 
法務委員会の与党理事が「テロ準備行為に該当する」好例を示唆。「机をたたいた」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/035b474d077a981629d1aa81e2da80ff
2017年04月24日 のんきに介護


きむらとも@kimuratomo さんのツイート。

――「机をたたいたので」と。なるほど「テロ等準備罪」を審議する法務委員会の与党理事によって、こくらいでも「テロ準備行為に該当する」という「極めて分かりやすい好例」がハッキリ示された。さあ一般人も国会議員も、政権に逆らうだけで処罰の対象だ。〔16:27 - 2017年4月22日 〕――

〔資料〕

「「テロ行為だ」自民がヤジ 局長に詰め寄った民進議員に」

   東京新聞(2017年4月22日 朝刊)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017042202000137.html

 「共謀罪」法案を審議した二十一日の衆院法務委員会で、法務省の林真琴刑事局長の席に詰め寄った民進党議員に、自民党の土屋正忠理事が「テロ行為だ」とヤジを飛ばしたとして、民進、共産両党が抗議した。

 民進党によると、同党の階猛(しなたけし)氏が金田勝年法相に質問した際、代わって答えようとした林氏に答弁は不要だとして歩み寄った。野党理事らが鈴木淳司委員長(自民)の席に集まって対応を協議したところ、土屋氏がヤジを飛ばしたという。

 民進、共産両党の国対委員長は、自民、公明両党の国対委員長と国会内で会談し、謝罪と撤回を求めた。自民党の竹下亘国対委員長は「事実関係を確認する」と応じた。

 土屋氏は本紙の取材に対し「階氏が刑事局長の机をたたいたので、やりすぎではないかと思い、ヤジは飛ばしたが、中身は記憶していない」と話した。 






















http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 政界地獄耳 小池は私憤晴らせば自民と組める? <都知事・小池百合子のメッキがはがれ始めた>(日刊スポーツ)
政界地獄耳 小池は私憤晴らせば自民と組める?
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1812567.html
2017年4月24日8時58分 日刊スポーツ


 ★都知事・小池百合子のメッキがはがれ始めた。今月18日に元首相・小泉純一郎、自民党元副総裁・山崎拓、元幹事長・武部勤、幹事長・二階俊博らと小池が会食。偶然を装い途中から首相・安倍晋三も同席した濃厚な会合は、表向き小泉政権の同窓会だが、その生臭さは群を抜いていた。

 ★21日、二階は会見で「都議選が終わってから協力体制をどうするか」が話題になったと認め、自民党と「都民ファーストの会」が連携することを示唆した。小池も同日の会見で「連絡を受けて会合に行って二階幹事長がいて大変びっくりした。二階幹事長とは長い間、政治活動をともにしてきたし、『都議選が終わってから協力体制をどうするか』という話も頂いた。都政の課題は国と連携していかないといけないものが複数あり、その点では大変、心強い確認ができた。安倍総理大臣は別の会合に来ていたが、小泉元総理大臣をはじめ、重鎮がいるのであいさつに来られ、『小池さん、お手柔らかにお願いします』と声をかけてもらった。大変和やかなムードだった」と振り返った。つまり都民ファーストと称して政治塾まで開き、国政にも足場を持とうとしていたものは、自分をコケにしてきた自民党都連の憎き都議の一部や一部の都連国会議員追い落としが目的で、手打ちは党本部の幹部と行い、その見届け人に小泉、山崎、武部らが使われたということだ。

 ★自民党政治を批判したのではなく、一部の私憤を晴らせば元の自民党と組めるという理屈が今後都民に通用するのだろうか。それならば自民党本部は小池批判を繰り返してきた前都連会長・金融相・石原伸晃、官房副長官・萩生田光一、元財務副大臣・菅原一秀、徹底して小池批判を繰り広げる官房長官・菅義偉の発言へのペナルティーが必要ではないのか。小池は、「自民党本部と自民党都議団というのは別の組織だと考えているのか」との問いに、「ノーコメント」とかわした。これで公明党も都議選が終われば元さやに収まることが分かったが、手の内を早く明かしすぎた小池を都民は受け入れるのか。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 「昭恵さんに刺青見せてくれ言われた」元組長と原発20キロ圏内に侵入 総理夫人の振る舞い(週刊新潮)
「昭恵さんに刺青見せてくれ言われた」元組長と原発20キロ圏内に侵入 総理夫人の振る舞い
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/04240801/?all=1
週刊新潮 2017年4月27日号


 大麻がお好きで、その常習者とも親しげに交わっていた安倍昭恵夫人(54)。言うまでもなく、大麻を所持したり吸引したりするのは反社会的な行為だが、驚いたことにこのご夫人、反社会的勢力とも、接点をお持ちなのである。

 ***

 
  安倍昭恵夫人

 あらためて声高に叫ばなくても、

〈反社会的勢力を社会から排除していくことは、暴力団の資金源に打撃を与え、治安対策上、極めて重要な課題である〉

 ということなど、誰でも知っている。ちなみに上の一文は、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」からの引用で、2007年6月にこれを発表したのは、内閣総理大臣主宰の犯罪対策閣僚会議である。

 だが、大麻について、反社会的勢力について、その危険性を政府がいくら説いたところで、昭恵の耳に念仏。わが国のファーストレディは「私人」という称号を賜っているからか、夫がその長を務める行政の指針など、どこ吹く風だ。

■元暴力団組長と福島へ

 
  「元組長」らとの記念写真。前列右端には谷氏

 たとえば、昭恵夫人は福岡県朝倉市でドッグシェルターを運営する「J‐Tazʼs」という団体の名誉顧問を務めている。代表理事の細康徳(ほそやすのり)氏に面会すると、時に大きな身振り手振りで語るが、左手の小指は、第一関節から先が欠けている。元暴力団組長という細氏が述懐するのは、13年2月に昭恵夫人と一緒に、福島に出向いた際のことである。

「昭恵さんを案内したんは俺やねん。(原発の)20キロ圏内を視察したいっちゅう話やけど、政府の人間は連れてけへんがな。ワシらそのころ、20キロ圏内で迷子になった犬をレスキューしたり、20キロの中で動いとったから、ついて行かせてほしいて頼まれて、車2台使っていろいろ回ってん」

 当時、福島第1原発から20キロ圏内は、例外を除いて立ち入り禁止の警戒区域に指定されており、それを定めたのは政府。昭恵夫人は“私人”としても、国民に規則の順守を促す行政の長の夫人としても、入っていいわけがなかったが、ともかく細氏の話を続ける。

「うち1台はBMWで、俺と、スタッフと、昭恵さんと、昭恵さんの友人と、昭恵さんの秘書の若い女性が同乗してて、もう1台のワゴンに、ほかのスタッフとか、昭恵さんのお付きの谷(査恵子)さんが乗ってました。途中、20キロ圏内に入るとこで、俺はこう言うたんや。“これから子供産む可能性がある人は、これ以上はやめた方がええ”って。そしたら若い方の秘書は入らんと、別の場所で待機しとったけど、谷さんは中までついて来はったね」

 むろん、細氏は立ち入り許可証を持っていたが、

「圏内はあちこちに警官が立っとって、よく止められんねん。そいで同乗者リスト見せたら、安倍昭恵って載ってるやろ。せやけど彼らは聞いてへんから“総理夫人がこんなとこにいるはずない”って信じひんのよ。そういうときは昭恵さんに車から降りてもろて、“安倍昭恵です”って説明してもろたこともあったな」

 なんと、警戒区域でリアル水戸黄門ごっこを繰り広げていたらしい。

「20キロ圏内でずっと生活してはる松村直登っておるやろ。あの人の家を一緒に訪ねたんや」

 掲載の写真は、そのときのものだという。

「いろいろ回っとったら日が暮れてしもたから、温泉旅館にみんなで泊まったんや。その夜、俺の部屋に集まって飲んで、昭恵さんに刺青見せてくれ言われたんやけど、人様に見せるもんちゃうて、断ったんや」

■「懲役は行きました」

 そう回想する細氏は、かつて本誌(「週刊新潮」)にこう語った。

「極道やってたのは(四代目会津小鉄会会長の)高山登久太郎のころです。侠客でしたからカタギに手を出すようなことはしない。懲役は行きました。銃刀法違反で捕まったのですが、もう昔のことやし」

 犬と出会って足を洗ったという細氏のことを本誌が報じたのは、13年6月13日号。この元組長が推す人物を、昭恵夫人が自民党の参院比例区の公認候補に推薦し、実際、公認されてしまったからだった。

 さすがに、その候補者はのちに降ろされたが、昭恵夫人はいったいどこで細氏と知り合ったのか。

「昭恵さんの友人が渋谷かどこかで迷い犬を保護して、その飼い主を探すのに協力してほしいと、うちに連絡が入ったのがきっかけやったんや。で、飼い主が見つかってん。昭恵さんからお礼の電話がかかってきたのが縁で、神奈川のシェルターに来てくれはったのよ」

 その後、被災犬の保護に勤しみ、現在は、

「もう30頭くらいしか残ってへんけど、俺らが面倒見いひんかったら、こいつらどこに行けばええねん。それで毎月赤字を垂れ流しながら、細々とやってるのが現状ですわ」

 その姿勢には頭が下がるにせよ、総理夫人が、かつて反社会的勢力の一端を占めた男と交流するばかりか、その力を頼って、政府が立ち入りを禁じた区域に入るなど、あっていいことだろうか。いや、失礼。大麻取締法違反者と交流する天下の私人に、常識を問うほど虚しいことはないのかもしれない。

特集「『安倍昭恵』と反社会的勢力」より





















http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 北朝鮮情勢の緊迫で「ツキがまわってきた」と叫んだ安倍首相  天木直人
北朝鮮情勢の緊迫で「ツキがまわってきた」と叫んだ安倍首相
http://kenpo9.com/archives/1328
2017-04-24 天木直人のブログ


 いかにも安倍首相がいいそうなセリフだ。

 きょう発売の週刊現代(5月6・13日号)が、安倍官邸と外務省の北朝鮮情勢をめぐる迷走ぶりを、まるで見て来た事のように「生中継」と銘打って書いてる。

 そこに書かれている事はほとんど冗談のような事の数々だ。

 しかし、それが本当なら冗談どころではない。

 「北朝鮮情勢が緊迫してきてから、安倍さんはすっかり元気になって、『ツキがまわってきた』と側近たちに話しています。『安保法も集団的自衛権もやっておいてよかっただろ。シナリオ通りだよ』とも」(官邸スタッフ)というのだ。

 それはそうだろう。

 森友問題で下がった内閣支持率を北朝鮮の危機が引き上げてくれたからだ。

 私が驚いたのは、ペンス米副大統領との面会後、安倍首相がますます前のめりになったと書かれているところだ。

 北朝鮮有事があることを前提にして準備を進めるよう谷内正太郎NSC局長に指示したと書かれているところだ。

 アメリカが平壌を叩けば拉致被害者保護の目的で自衛隊を派遣できる、もし本当に拉致被害者を保護できれば支持率20%アップも夢ではない、と安倍首相は考えている、と書かれているところだ。

 確かに、最近の報道を見ると合点がいく。

 そして、私がもっとも注目したのは、今の外務省は外務次官OBである谷内正太郎NSC局長の下に、外務次官になりたい幹部がすべて安倍首相に絶対服従し、米朝開戦に向かって異様なテンションになっていると書かれているところだ。

 アメリカが平壌を叩けば拉致被害者保護の目的で自衛隊を派遣できる、もし本当に拉致被害者を保護できれば支持率20%アップも夢ではない、と安倍首相が考えていると書かれているところだ。

 その一方で、安倍・谷内体制から外されているその他大勢の外務省キャリアたちは、戸惑っていると書かれている。

 私が繰り返して書いて来た通りだ。

 もはや外務省という組織は、安倍・谷内と次官欲しさの幹部たちによって完全に破壊されてしまった。

 もと同期の私だから言うが、谷内正太郎の大罪は計り知れないほど大きい。

 その谷内正太郎は、外遊の公務のかたわら、安倍首相の庇護の下に、セガサミーのカジノ利権実現に走り回っていると、月刊誌テーミスが書いていた。

 さもありなんと思わせる記事である。

 権力を握った者たちのやりたい放題だ。

 どこまでもあさましい連中である(了)


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 世界の世情は、極右、右側に向かう。日本もその波に動かされている。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201704/article_19.html
2017/04/24 08:33

共同通信の世論調査で、「政権に緩み」と感じている国民は73%もいるとの数字が出た。当然、自民の支持者も「緩み」があると感じているということである。また、共謀罪法案については、反対は少し多いが、賛成も多く、拮抗している。

今日、結果が出たフランスの大統領選挙においても、現政権派のマクロン氏に対して、極右のルペン氏が2候補の中に選ばれた。今の世の中、極右、右側の政権が台頭してきている。それは、世界世情が右側の意見を受け入れる条件が増えてきているからである。日本も、政権緩みがあると感じながら、安倍政権への支持率は約59%もある。これは、北朝鮮の脅威を煽って、対話外交ではなく、トランプ大統領と呼応して、力の外交を推し進めていることを「諾」とする世論の受け皿になっているからだと思っている。

共謀罪の支持率が多いのも、「オリンピック+テロ」というキーワードに、国民は納得しているのだろう。これを言われれば、「内心の自由」の侵害という話よりは、説得性がある。ある意味、政府の意図は見え見えであるが、直ぐに騙される。稚拙なすり替えの論理であるが、共謀罪の本質を見ていない国民は騙される。

トランプ大統領も国内政策は軒並み失敗している。その失敗の影響から目をそらすため、北朝鮮への軍事行動を起こすことは、十分あり得る話と思っている。それに乗った日本は、大きな被害を受ける覚悟が必要で、支持率はさらに上がる要素は増える。


「政権に緩み」73%、世論調査 共謀罪は賛否拮抗
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017042301001307.html
2017年4月23日 19時11分

 共同通信社が22、23両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍政権の山本幸三地方創生担当相ら閣僚による問題発言や、政務官の不祥事が続いたことについて「緩みが出ていると思う」との回答が73・2%に上った。緩みが出ていると思わないは20・9%。「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案については賛成41・6%、反対39・4%で拮抗した。

 安倍内閣の支持率は58・7%、不支持率は31・5%だった。支持率は3月下旬の前回調査から6・3ポイント上昇した。
(共同)

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 拉致問題は私の手で解決するという安倍首相の大ボラ  天木直人
拉致問題は私の手で解決するという安倍首相の大ボラ
http://kenpo9.com/archives/1326
2017-04-24 天木直人のブログ


 歴代首相の中にはろくでもない首相も多かったが、その中でもこれほどホラを吹き続けるろくでもない首相はいなかっただろう。

 しかも、私的な会話におけるホラではない。

 経済・外交といった国民の暮らしと生命に直結する国の政策につてのホラである。

 その安倍首相が、きのう4月23日、厚かましくも、「救う会」の国民大集会に出席して、拉致被害者家族会の前で大ホラを吹いたらしい。

 拉致問題は私が司令塔となって必ず解決する、拉致被害者とご家族が抱き合うまで私の使命は終わらない、と大見得を切ったというのだ。

 これ以上のホラはない。

 トランプと一緒になって北朝鮮と戦争をしようとしている安倍首相に、どうして拉致被害者を助ける事ができるというのか。

 誰が考えてもあり得ないことだ。

 まだあの小泉純一郎の方がましだった。

 自分の手柄に目がくらんで拉致被害者の命を軽くみたり、ブッシュの米国に脅かされて腰砕けに終わったけれど、少なくとも平壌宣言をつくって日朝国交化との一括解決を目指した。

 安倍首相は、その足もとにも及ばない。

 横田早紀江さんはそろそろはっきりと言ったほうがいい。

 安倍首相では拉致問題の解決は無理だ。

 はやく新しい政権に代わって仕切り直してもらたい。

 我々には時間がないからできるだけ早く新政権が出来て欲しいと。

 もちろん、それは政権交代でなくてもいい。

 安倍首相の率いる政権でなければ、どんな政権でもいい、という事である(了)









http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 北朝鮮緊張! カギを握っているのは中国! 
北朝鮮緊張! カギを握っているのは中国!
http://79516147.at.webry.info/201704/article_281.html
2017/04/24 12:24 半歩前へU


▼北朝鮮緊張! カギを握っているのは中国!
 安倍政府は、海上自衛隊の護衛艦2隻と、朝鮮半島に向かう米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする打撃群の共同訓練が23日、西太平洋で始まったと発表した。

 北朝鮮の新たな挑発への抑止を狙ったものだが、北朝鮮からすると、米国と歩調をそろえる日本が完全にテキとなったことは事実。明確な攻撃の対象となった。

 安倍首相は、きょう(24日)午前、トランプと電話で会談。このあと、安倍は記者団に対し、「私からは、すべての選択肢がテーブルの上にあることを言葉と行動で示すトランプ大統領の姿勢を高く評価する考えを伝えた」と強調。

 そのうえで、「危険な挑発行動を繰り返す北朝鮮に強く自制を求めていくことで完全に一致した」と語った。

 そして首相は、「きのうからカール・ビンソン空母打撃群と海上自衛隊の共同訓練が始まったが、引き続きアメリカと緊密に連携し、高度な警戒監視体制を維持し、わが国として、きぜんとして対応していく」と力説した。


 北朝鮮が6回目の核実験をした場合に米軍が軍事行動に踏み切るかどうか。反撃の余地を残さないほど、「瞬間」に金正恩をせん滅出来ない限り、日本は激しい報復を受け、戦場となる。

 そうした危険な賭けがいいのかどうか。私は平和的に解決してもらいたいと願っている。カギを握っているのは中国だ。

 習近平が本気で、金正恩に6回目の核実験をやめさせるかどうかである。


関連記事
米国は北朝鮮問題では中国には勝てないと語る米英の識者  天木直人
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/240.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 安倍内閣の支持率を支える野党! 
           閣僚の問題発言や政務官の不祥事が続く安倍晋三政権 :産経新聞
           

安倍内閣の支持率を支える野党!
http://79516147.at.webry.info/201704/article_282.html
2017/04/24 12:58 半歩前へU


▼安倍内閣の支持率を支える野党!
 共同通信社が22、23両日に実施した全国電話世論調査によると、続発する安倍政権の閣僚による問題発言や、政務官の不祥事について「緩みが出ていると思う」との回答が73・2%に上った。

 内閣支持率は58・7%、不支持率は31・5%だった。支持率は3月下旬の前回調査から6・3ポイント上昇。

 今回調査から携帯電話しか持たない層に対応する目的で対象を固定電話と携帯電話にしたため、単純比較はできない。

 政党支持率は、自民党が前回比2・5ポイント減の39・9%、民進党が2・1ポイント減の6・7%。公明党3・8%、共産党3・5%、日本維新の会4・4%、自由党1・1%、社民党1・2%、日本のこころ0・2%。「支持する政党はない」とした無党派層は38・4%だった。

******************

 多くの国民が安倍政権の傲慢ぶりに辟易していることが改めてハッキリした。それにも拘らず、内閣支持率はアップした。毎日新聞の調査でも3月の前回調査から1ポイント増の51%となった。

 民進党は6・7%、共産党3・5%だ。これは何を意味するか? 安倍政権への支持は「他よりまし」の回答が圧倒的である。閣僚の不祥事がこの政府の専売特許だ。

 それにも拘らず、内閣支持率が上がるところに問題が隠されている。受け皿がないのだ。民進、共産よりは「まだまし」、と有権者が考えている証拠である。

 いまの民進党や共産党に政権を任せられるか、と自問した時、多くの日本人がNOと言っているのだ。信頼するに至らない、と思われている。その結果が、「仕方がないが安倍でも支持するか」となっているのである。

 民進、共産はなぜ、信頼されないのか、について真剣に反省すべきだ。真摯な反省がない限り、支持率向上は望めない。

 ロッキード事件にも匹敵する森友疑惑に対し、国会質問もおざなりで、すべて知り切れトンボの質問だ。

 昔の社会党だったら、全国で街頭演説を連日繰り返し、国民に危機感を訴えただろう。

 民進、共産はそれをやったか? 冷やかし程度に街に出たがとても本気度は感じられない。売名行為のパフォーマンスとしか映らない。これでは大衆の支持など得られない。

 結論。安倍内閣の支持率を支えているのはやる気のない野党である。


「安倍政権に緩み」73% 内閣支持率上昇58% 共同通信世論調査
http://www.sankei.com/politics/news/170423/plt1704230021-n1.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 例えば、「安保法制って何?」と訊かれたら、どう説明しますか?難しいことを分かりやすく説明するのは高度な技術であるという話
例えば、「安保法制って何?」と訊かれたら、どう説明しますか?難しいことを分かりやすく説明するのは高度な技術であるという話。
http://useful-info.com/sealds-what-is-anpohousei
2017年4月24日 お役立ち情報の杜(もり)


 安保法制は、2015年9月19日に国会で成立し、2016年3月29日に施行されました。多くの人がデモに参加し、反対の意思表示をしました。海外メディアも大きく扱いましたね。


写真(安保法制への抗議) 出典:KYODO

参考リンク:
【2015年8月30日:安保法制への抗議行動】→海外メディアはどのように報道したか?

 しかし、日本人全体で見ると、この問題を真剣に考えているのはごく一部でしょう。「安保法制?何それ?」という人が、ほとんどだと思います。次のような人も多いのではないでしょうか?

「名称は聞いたことはある」
「内容はよくわかんない。」
「内容の概略イメージはわかるけど、難しくて説明しにくい」

 これは決して有権者ばかりに責任があるのではなく、政府の説明がゴマカシに満ちて分かりにくく、国会での論戦も丁寧さを欠いていたことが大きいです。「憲法違反の法律だし、国民には理解してもらわない方が好都合だ」というのが本音なのでしょう。強行採決という醜態がそれを物語っています。


安保法制強行採決時における、佐藤元隊長の強烈パンチ 出典:EPA

 内容が分かりにくいから、面倒くさくて何となく避けている人も多いと思います。難しい内容を難しく説明するのは誰にでもできますが、難しいことを分かりやすく説明するのは、意外と難しいものです。

 今回は、若い人たちが作成したYouTubeビデオを紹介いたします。以下にリンクを貼りましたのでご覧ください。たった、6分で安保法制の要点を把握できる優れものです。

【#本当に止める】6分でわかる安保法制


 ビデオ内容の要点を以下に記します。

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・安保法制とは、安全保障法制という全部で11もある法案の総称のこと。1つの法案に1年かけてもおかしくない内容である。
・自衛隊が様々な方法で、他国の戦争に積極的に関わることができるようになる。
・現行の憲法は、集団的自演権(自衛隊が海外で武力行使すること)を禁じている。
・しかし、安倍政権は歴代内閣の憲法解釈をひっくり返し、集団的自衛権を容認してしまった。
・自衛隊が武力行使をするための要件が、大幅に緩和されてしまう。
・「存立危機事態」という言葉は意味が曖昧であり、政府が恣意的に解釈し運用することが可能である。
・結果的に、自衛隊を世界中のどんな戦争にも参加させられる、ということになりかねない。
・世論調査でも、8割以上が政府の説明不足を指摘している。
・なぜ、安保法制という危険な法律が必要なのか、その理由が不明確だ。
・自衛隊が海外派遣されたら日本国の防衛が手薄になるが、それを補うために防衛費を増やす金銭的余裕は無い。
・日本は「戦争をしない国」というイメージでやってきたが、一たび戦争に参加してしまうと、国民がテロや攻撃の対象にされてしまう。
・日本国内の原発が攻撃されるリスクも大幅に高まる。
・自衛隊員の活動内容や範囲が一気に拡大されるため、それに伴い隊員の危険も高まる。
・後方支援と言っても、さらされるリスクに変わりはない。
・そもそも安保法制は憲法違反である。与党が招致した参考人ですら憲法違反だと断定している。
・違憲の法案を成立させようという試み自体が異常なのだ。
・安保法制反対の口コミを広げることが大切。
・地方議員へメールや電話をすることが有効だ。
・安保法制に反対する国会議員を応援しよう。
・デモ活動は、メディアなどを通じて民意を可視化できる有効な手段。
・安保法制を廃止できるかどうかは、主権者一人一人が義務を果たすかどうかにかかっている。

「何よりも大事なことは、絶えず考え行動し、自分の言葉で声を上げ続けること。民主主義とは常に求め続けなければ消えてしまう、不完全な未完のプロジェクトなのです。ただあるがままの世界ではなく、あるべき世界を見よう。いつだって、未来を選び大切なものを守るのは、あなたのその手です。」

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 ビデオを見てもらうと分かるのですが、とても良くまとまっていますね。わかり易いです。6分は、忙しい人にも何とか聞いてもらえるギリギリ最大の時間ではないでしょうか?映像や音楽も効果的に使われています。若者たちが一生懸命に知恵を出し合い、試行錯誤したことが伝わってきます。

 このビデオに対して、ネット上では事実に基付かない非論理的な誹謗中傷が横行し、一時はYouTube上で削除されてしまいました。反動右翼の権力者やネトウヨと呼ばれる人たちの批難が強いということは、それだけ安倍政権へのダメージが大きいということです。(影響力が無ければ無視されるだけです。)誹謗中傷の嵐は、彼らの活動が成功していることを証明しているのです。

 繰り返しになりますが、難しい内容を分かりやすく説明するのは、とても高度な技術なのです。難しいことを難しく、分かりにくく説明するのは誰にでもできます。簡単な内容を、ざわざわ難しく、しかも分かりにくく説明してしまう人も多いですね。国会での、緊張感のない怠慢答弁は犯罪的ですらあります。


出典:毎日新聞

 さて、安倍政権はこのような「苦労」を重ねて安保法制を成立させました。プチ覇権主義の妄想に取り憑かれて、戦争をやりたくて仕方が無いのではないでしょうか?過去の侵略戦争の事実をねじ曲げて、近隣アジア諸国にケンカを売るなど、外交努力を完全に放棄しています。目立つのはアメリカへの隷属という姿勢だけです。北朝鮮の脅威を煽り、盛んに宣伝していますが、脅威を減らす努力は何もしていません。戦争をしたいからでしょう。

 戦争を望んでいる一方で、呑気に花見を楽しんでいます。支離滅裂ですね。


写真(北朝鮮の危機を煽る一方で、喜び組と花見を楽しむ安倍総理夫妻) 出典:朝日新聞

 ミサイルが飛んでくるぞと、国民を怖がらせるだけでなく、身を守るすべを教えてくれています。


出典:内閣官房 国民保護ポータルサイト

 こんな非現実的なガイドラインを見せられて、安心する国民がどれ位いるのでしょうか?実はたくさんいるのかもしれません。日本人の意識は戦前とほとんど変わっていませんから、お上に対して従順なのです。

 当分の間、安倍政権は安泰でしょう。

以上



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK224] <市民運動つぶし>福井県が「反原発街頭アピール活動」に自粛を要請!憲法21条「言論・集会の自由」に抵触か
【市民運動つぶし】福井県が「反原発街頭アピール活動」に自粛を要請!憲法21条「言論・集会の自由」に抵触か
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/29401
2017/04/23 健康になるためのブログ




反原発の街頭アピール、福井県が自粛要請 実行側は反発

 県と団体によると、市民団体は5年ほど前から、県公安委員会の許可を得て、平日昼に拡声機などを使い、県庁前の歩道で反原発などを訴えるアピール活動をしてきた。庁舎管理担当の県財産活用推進課長らは3月31日、活動後のメンバーに文書を手渡した。

 文書では「活動の音量が大きくて不快」「横断幕やのぼりは美観上好ましくない」「通行の妨げ」といった苦情が寄せられているとし、活動を控えるよう要請した。団体側は「警察から許可を得ているのにおかしい」と抗議。メンバーの一人は「市民活動の自由を制限する内容。行政としておかしい」と話した。

福井県庁前 金曜抗議行動


以下ネットの反応。

























信じられませんな。ルールに則って活動しているのに、それを自粛させようとするなんて、福井県は何の権限があると思っているのでしょうか?




http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 重婚ウェディング「中川俊直」代議士 「週刊新潮」記者との一問一答を全文掲載 「どんな制裁でも受けます」
重婚ウェディング「中川俊直」代議士 「週刊新潮」記者との一問一答を全文掲載 「どんな制裁でも受けます」
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/04231820/?all=1
週刊新潮 2017年4月27日号



中川俊直代議士(46)

「週刊新潮」報道により、“重婚ウェディング”“ストーカー登録”の所業が明らかになった中川俊直代議士(46)。政務官を辞任し自民党を離党したものの、SNSで形だけの謝罪をしたのみで、本件について議員本人の口からの説明はなく、雲隠れしたままである。

 ならば、そんな議員に代わり、本誌だけが知る彼の“言い分”を全文公開しよう。以下は、記事掲載前の4月15日20時45分から行われた、記者と中川議員との一問一答である(元愛人女性の個人情報を含む部分などは修正)。

虚妄の釈明が続いた60分間の全文――。

***

中:ご足労いただいて、本当に広島まで、すいません。はい、すいません。

記:いえいえ、全然。こちらこそわざわざありがとうございます。

中:今日中に連絡させていただくってことだったんですけれども、あのー、夜ってことで重ねてのお詫びなんですけれども。必ず連絡はさせていただこうっていうのは是非ご理解いただいて。もう本当にすいません、広島まで行っていただいて。

記:いえいえ、全然。むしろ日程を変えていただいたみたいで。地元にね、戻られる…

中:そうなんです、はい。あの時点で、これに答えさせていただくのに、いろいろ地元に行ってだと対応できないので、だからね、地元の方に相談させてもらって、今日はしっかりお約束通り答えさせていただくにはどうしたらよいかと、空港向かう道すがら考えまして、それで2時過ぎくらいに彼(秘書)に連絡するようにと、お会いするからと、そうしたら(記者が)飛行機に乗っていらっしゃったのか圏外、圏外になっていたんですね。だからそういうことだったので、ぜひそこは。

記:いやもう全然そこは、記者はね。もちろん、元はそういったお仕事をされていたのでね分お分かりだと思いますが。明日は、地元にはお戻りになられるんですか?

中:まだ検討中です。

記:そうですよね、ごめんなさいね。選挙とかありますもんね、三原の方で。

中:そうなんですね、はい。

記:わかりました。直接お会いしてお話をできるのは僕、ずっと望んでいたことなので、非常にありがたいなというところです。改めて、僕は名刺お渡ししていますよね、大丈夫ですよね。(記者)と申します。

中:よろしくお願いします。ありがとうございます。

■男女の関係がありました

記:で、今回ちょっといろいろと調べていくと、中川さんの永田町での評判というのは非常に高くてですね、二期生の中でもかなり積極的に政治に対してはコミットされているといった話を聞く反面、ちょっと聞こえてきた話が2、3あるってことで、今日ご自宅にお邪魔させていただいたということです。奥様にもちょっとお話を聞くような形になってしまって、そこらへんはご迷惑をおかけしたかなとは思うんですけれども。こういった形で直接お話ができるのであればそんなに広いところに取材を広げようという気はないですし。なのでひとつだけ。質問には真摯に答えていただければなと思います。こちらも片方からの取材だとなかなか見えない部分もありますので。どっちが本当ウソって話ではないですけれども。真摯に答えていただければなと、思うんですが。

中:はい、承知しました。

記:発端が、去年末の渋谷署の案件で。先生も社会部の記者はやられていなかったんでしたっけ、スポーツ局から報道政治部でしたっけ、テレ東時代は。

中:そうですね、スポーツ局から報道政治部ですね。

記:警視庁のほうからとか夜回りのほうからとかいろんなところから情報はもれるんですが。12月26日に渋谷署にてストーカー警告書にサインをされてるって話を聞いたんですけれども、そこは事実…

中:警告書にはサインしてないですね。

記:ではどういったことがありましたでしょうか。

中:サイン?サインはしてない。あのー、それは誰のことを逆におっしゃって…

記:中川俊直さんのこと。

中:…いやあのー、なんか先方の、先ほど朝おっしゃっていた…

記:(愛人女性)さん。

中:(愛人女性)さんのことですよね。あのーですから12月の26日の日に直接、(愛人女性)さんの心証を害してしまったので、まああのー、ご説明にあがらせていただきたいということで、あのーあの…ご自宅に伺いました。扉を、ピンポンを押して出てきてすぐに話が途絶えてしまったので…

記:ん?ピンポンを押して出てきてって言うのは(愛人女性)さんご本人が?

中:出てきて。

記:実際に出てきて?

中:出てきて。

記:インターホン越しに出てきたわけじゃなく?

中:インターホン越しに出てきました。

記:インターホン越しに出てきたってことですね。ドアを開けたわけじゃなく?

中:「もう絶対許さないよ」っていう話をされまして。それで、私は扉をノックして、とにかく説明させてほしいということで数分間ノックをしました。その折に渋谷署員がやってまいりまして、そういうようなことがありました。一つご理解いただきたいのは私としては本当に説明に上がるということであって、決してそのストーカー行為でもなければですね、その後も一切行ってないわけですし。

記:まあ行けなくなったわけですもんね。

中:ですからそれで、そういうことだとご理解いただきたいと思います。まあ今日も変な話が、(記者)さんご自身もうちの扉を非常に激しくノックをされたということを家内から遺憾だということで私も説明受けましたけれども、それをさせていただいているさなかに、警察を呼ばれたということです。

記:それはなんで心証を害したわけなんですかね。その心証を害したとおっしゃていますけれども、その原因は?

中:原因は私自身の不徳の致すところですよね。さきほど、お写真をもっていらっしゃったと思うんですけれども(愛人女性)さんとは議員になる前にですね、いわゆるその、えー、そういった、えー…

記:いや、ちょっとよくわからないです。どういう関係ですか。議員になる前に?

中:だからそういった男女の関係というか、お付き合いをさせていただいている時期がありました。

記:愛人ってことですよね。

中:愛人とは思っていないです。

記:じゃあどういうふうに思っているんですか。

中:男女の関係がありました。

記:男女の関係があった。性交渉をする仲だったってことですか、男女の関係というのは。

中:男女の関係です。はい、で、まああのー、そういった中で親しくさせていただいていまして、そういった中で、なんというんですか、うーん、その行き違いになっている時期もあわない時期もありましたけれども、その晩えーちょっと、あのー、(愛人女性)さんご自身の、気持ちを害してしまったので、正確に謝りにいきたいなという思いで伺わせていただいたと、いうことです。

■対等でいようと…

記:では(愛人女性)さんのお気持ちを害した理由はなんだったんですか。ご自身は何でだったと思ってらっしゃるんですか。今思うと。

中:んー、私の至らないところかと。

記:いや、前川さんの話だと思うんですけど。それはやっぱお話にならないと。私の至らないところ、ではなく。そういったことを僕らは取材したうえで話を聞きに来ているので。あのー前川さんの話だとは思うんですが、そのどの部分に(愛人女性)さんは心証を害したと。

中:(愛人女性)さんはですね、数か月の間、数か月じゃないな、もうかなり長い期間会ってない時期がありました。まったく会ってない時期がありました。

記:そうですよね、2015年の7月から2016年の11月26日まで会ってないですよね。

中:会ってない時期がありまして。その間、それでおそらく12月上旬くらいだと思うんですが久しぶりに再会をさせていただくと。

記:11月26日にお会いしていますね。

中:ええ、そうですか。お会いをさせていただいて、その時に、離れてる期間の話っていうのをさせてもらって、その間っていうのは(愛人女性)さんが、えーとその

記:付き合っている男性がいらっしゃいましたよね。

中:いらっしゃって、そういった話も聞かせていただいきました。で、私も今の現状の近況の報告をさせてもらって、そういうなかで議員活動等々で、いろいろ議員連盟やったりとかもして、あのーまあ、こういう先生とも、こういう先生とも仲良くさせていただいているよというような近況の報告をさせていただいている中に前川先生の名前もあったと思います。

記:そのいろんな先生の羅列した中のおひとり、っていうような回答で本当に大丈夫ですか。僕は本当にいろいろ聞いていますけれども。

中:それは(愛人女性)さんから聞いているんですか。

記:もちろんそうです。「『6年半ぶりにこんな気持ちいいセックスをした』っていう感じで前川さんが自分とのセックスがすごく気持ちよかったという話をしてくるんだよ」みたいな話を中川さんがした記憶はないですか。

中:それはね、あのーごめんなさい。僕自身が、大変その、なんていうんですか、久しぶりに会っている中で自分自身がかなり大きく話してしまったっていうところがあって。(愛人女性)さんからも彼の話をいっぱいいっぱいうかがわさせてもらったので、自分もそういう風にまああのなんか、なんていうんですかね、対等でいようというような感じでですね、あのー。

記:(愛人女性)さんと対等でいようとってことですよね。

中:はい。だから非常に大きく話を盛ってしまったところがあります。前川さんと僕の関係っていうのは決してそういった関係っていうか、そういう前のフライデーにあった男女の関係とかっていうことは決してなくってむしろ議員連盟等々で、なんていうかその、一緒に政策を遂行していくって中ではネット社会の健全化推進連盟っていうのをご一緒にやらせてもらいながら、春のキャンペーンっていうの、最後の打ち合わせでやらせてもらったりとか、また健康長寿の食育の分野に対して、いろいろとこうアドバイスをもらったりとかっていう関係であって、それ以上の関係では実際問題ないので

記:すごい前川さん被害者ですね、じゃあ。

中:そうですね。大変申し訳ないですよね。

記:それをそういう大きく。ようは元愛人、まあ愛人とは思っていらっしゃらないかもしれないですけど、

中:非常に大事な知人ですし。

記:非常に大事な知人で、男女の関係もあったその(愛人女性)さんと対等になりたいから前川さんを、まったく男女の関係もないにもかかわらず、一議員としての議連の仲なのにその前川さんを選んでその人とそういう関係にあったんだっていう、大きく語ってしまった。

中:大きく語ってしまったところがあると思います。

記:なぜ選んだのは前川さんだったんですか。お付き合いのあるいろんな女性議員がいらっしゃるじゃないですか。

中:まあ近況報告の中でそういったところでは非常に議員連盟等々でご一緒させていただいていて、そういう中で私の中でかなり大きく飛躍した発言をさせていただいたっていうことは、ここはもう明確にお詫びを申し上げなくちゃいけないと思っています。

■“ネット議連”の神の声

記:そのネット議連はなぜ作られたんでしたっけ。先ほどおっしゃっていた、フライデーにも少し前川さんはご説明されてましたけど。ネットの中傷?

中:まあ、わたしも、記者さんもそうですけどマスコミ出身者でして、言論の自由、表現の自由っていうのはもちろん大事だと。ただし今般そのネット被害者の犠牲によって子供たちが不登校になったりとか、それこそ自ら命を絶つ事例があったりとか、さらには企業のほうでもですね、ネット被害で、いわゆる中小企業のいろいろ商品等々がどんどんこう、拡散していってですね、不買運動ができたりっていうのがあって、実際問題、そういう中で秋のキャンペーンの中では「この書き込み誰かを傷つけてはいませんか」と、「この書き込みで誰かを傷つけていませんか」だったかな、というキャンペーンを張らせていただきながら、それだけど政治の側が逆にあまりコミットしすぎてはいけないので、民間のネット協議会というのを作らせていただいて、ネット関連の団体11社か12社に入っていただいてご一緒にそういった活動をしていきましょうと。やっぱり書き込む側にも意識を持っていただきましょうと。春のキャンペーンに関して言うならば、その情報拡散しても大丈夫と、だからネット上に広がる様々な情報というものに対してそのこういうものをですね、さも事実だという風に拡散してって、どうにもならないと、本当にどうしよう助けてという本当の苦しみの気持ちの被害者側の想いっていうのも、私ども聞かせてもらったので。やっぱりそういうところで政治の側が言論の自由とか表現の自由とかをしっかり尊重しながらもなにか啓蒙活動ができないかということでやらせていただいた上での事務局をさせていただいたのが。

記:その議連っていうのはなんていう名前でやってらっしゃるんですか。

中:ネット社会健全化推進議員連盟です。

記:ネット社会…

中:健全化推進議員連盟。

記:ネット社会健全化推進議員連盟。これは作った発端は前川さんがスタートだったんですか。前川さんが「こういうのをつくろうよ」みたいな感じで。

中:もう一緒に、一緒に。ですから、それこそー、えー。

記:他の議員さんは?

中:河村先生に会長をやっていただいて上川先生に幹事長になっていただいて、事務局もいろいろご相談いただく先生とか、何人か入っていただきながらですね。わたしもこういうその、すごく大事なですね、こういう非常に大事なことやっているんだけれども、言論の自由表現の自由ってのも大事だから、あまりオープンにしないで議員連盟やっていこうってことでやらせていただいたのがその、議員連盟です。だから、他にも事務局の先生はいらっしゃるんですけれども、まあその中にもあまりその先生方の(名前)は出さないようにしようね、という中でやっていたので。たぶん前のフライデーの中で「名前が言えません」みたいな話を前川先生が言われてたのが、そういうところで言われたんだろうと思います。

記:なんか、僕が聞いた話だと前川さんが神の声が聞こえるらしいじゃないですか。ご冗談でいろいろお話されてね。

中:それは、あのよくあのー、そういうなんか、あのーいわゆる仕事の話もしながらですね、そういうプライベートの、プライベートっていうかそれはまあ、しますよね、誰だって。そういうときに(前川先生が)言ったか言わないかっていうのは私もそれはかなり盛り上げて。

記:それも誇張しちゃったんですか。

中:誇張していますね。

記:要はこのネット社会健全化推進議員連盟っていうのも、「前川さんが(中川)先生が総理大臣になるにはこういった議連を作んなきゃいけないんだ」とかいう神の声が聞こえたっていうところが発端だったみたいな、他愛もない話を聞いてるんですけど。

中:それは全然。それは、僕はそこまでの記憶は、そんなことは絶対ないですね。

記:そこはおっしゃってない。

中:それは言ってないですね。それは、そんなのは絶対ないですね。

■ストーカーはしてないです

記:なるほど。まあそれはね本当他愛もない話なんですけれども。(愛人女性)さんとは自然と男女の仲に?

中:ですからあのー、何年ぐらいなのかな、2010年とか2011年ぐらいだと思うんですけれども、なんていうんですか、フェイスブック等々でメッセージが来て久しぶりって感じで。

記:(愛人女性)さんのほうから?

中:お会いをさせていただいたと記憶しいてます。

記:なるほど、そこからなぜ男女の関係になってしまったんですかね。

中:…うーん、まあ、そ、そのーなんで?なんでっていうと、まあ、自然のなりゆきのなかで、非常に(愛人女
性)さんともお話しさせていただいて楽しかったですし。

秘書:そこはーちょっと…

記:いやでも男女の仲になったっておっしゃったんだから、それはなぜなったのかそれはね、もちろん(愛人女性)さん…

中:自然の成り行きの中で何度か会っているうちにそういった形になったと思います。

記:奥さんとお子さんいらっしゃいますよね。

中:はい。

記:奥さんとは僕もお話しましたし、今日は子供もいらっしゃるからってことで僕らもひいてますけども、その時点ではもちろんご結婚はしていて。

中:はい、してます。

記:お子さんもいらっしゃって。(愛人女性)さんの存在っていうのを奥さんは?

中:今は知ってます、もちろん。

記:いつ知ったんですか。

中:えーと、昨年にお話しいたしました。

記:それはストーカー話、騒動ですよね。まあストーカー、ちょんちょんですよね。

中:ストーカーはしてないです。それだったら(記者)さんだってあれだって。

記:でも渋谷署が中川さんを…

中:ばんばん、ばんばんやって。

記:違います、だって警察に

中:警察よんだらおんなじです。あれは思いっきり、家内からは扉をたたかれたということを言ってましたんで。

記:それは出てこなかったですし、私はインターホンを…

中:それでそのあとがんがんやって、私もおんなじことをいたしました。そのときに警察を呼ばれたということで、決してストーカー警告書というものにサインとかっていうのをしたっていうんではありません。

記:そうなんですね。でもお会いしたりとか、連絡を取れたりとかは一切できなくなってしまったわけですね、その日から。

中:そうです。

記:それはなぜなんでしょう。

中:私は明確にいろんな誤解があるんで素直に謝りに行きたいという思いで、お話をさせていただこうと思っても、インターホン越しに「もう許さない」と、「すべて話します」という話の中で、でていただかなかったと。すべてにおいて、連絡もつかなくなったものですから、それ自体が本当に真実です。

記:ご自身から連絡をとってはいけないっていう風に警察から言われてるっていうことも事実ですよね、それもまたひとつの。連絡を取っちゃいけないっていう。

中:連絡を取っていけないっていう前に、もう連絡すべて遮断されましたから。

記:いやいや今僕が聞いているのは警察からなんていわれたかってことですよ。警察側から中川先生は(愛人女性)さんという女性に対して連絡接触を取ってはいけないっていう風に言われたことありますか。

中:いやまあいろんな誤解があるから近づかないでくださいね、と。

記:誤解があるっていうのはどちらの誤解ですか。

中:警察側のほうから。それはもちろん私は伺いませんということを申し上げました。

記:警察側の説明で(愛人女性)さんが誤解されていて、これ以上中川さんが…

中:いやいやそうじゃないです。だから、いろんな意味で私はインターホン越しに冷静にお話させていただきに伺おうと思いました。そのうえで、でてきて、もう許さないよと言って。

記:でも冷静な方が泣いて土下座とかされないじゃないですか。泣きながら土下座をされて…

中:どんどんたたいて…

記:それで向かい側のお宅の方とかも心配して、家から出てきたりしてっていう話はあったんですか。それは誇張ですか。

中:わたしは誠意をもって謝ろうと思いました、あのときに。本当に心から謝りたいと思いました。これにウソ偽りはありません。それをなんか、押し曲げてですね…

記:いやそれはただ事実関係を確認したかっただけです。

中:ですから本当にもう心から謝りたいと思いました。それだけ大事な(愛人女性)さんの心証を害してしまった、私として心から本当に謝りたいと思いました。

■前川議員との電話

記:うーんとそれは大事な知人に謝りたかった。のか

中:大事な知人です。

記:なのか男女の関係のあった一女性に謝りたかったのか。どちらですか。

中:両方です。

記:両方ですか。

中:両方です。もう本当に大事な期間を過ごさせてもらった方としても、そして、敬愛する知人としても両方の思いでしっかりと謝らせてもらいたい、誠意をもって謝らせてもらいたいという気持ちで伺いました。決してそのストーカー行為で伺いたいっていう気持ちというのは毛頭ありません。

記:そこは僕も理解しています。誤解を解きたいじゃなくって、謝罪をしたいって先ほどから繰り返しおっしゃっていますけど、その謝罪をしたい、不徳の致すところをしていた…

中:説明もしたいですし、謝りたいとも思いました。

記:その不徳の致すことっていうのは具体的に何をしてしまったという風に思っていますか。

中:それは当然のごとく、いまこうした段階になって(記者)さんがいらっしゃいました。来週に向かっては間違いなく記事にもなります。それには、(愛人女性)さんの心証を害したことにも、さらには家内にも子供たちにも家族にも迷惑をかけたことにも、さらには多くの人たちにこれから甚大、多大なるご迷惑をおかけすることにもすべてにおいて本当に私の不徳の致すところだという風に思っております。

記:うん、未来の話に僕は全然興味がなくてですね、12月26日の話をいましてるんですけれども。12月26日にその不徳の致すところをしてしまった、それで明け方だったと思うんですけれども。

中:明け方じゃないです。

記:3時4時まで前川さんと電話していたじゃないですか。

中:ん?

記:前川さんと3時4時くらいまで電話してたじゃないですか。

中:そんな時間まではしておりません。

記:何時ごろまで電話していたか覚えてらっしゃいますか。

中:覚えていませんけども。そんな3時4時という時間帯まで電話は致しておりません。

記:じゃあ長い時間お電話されていたことは覚えてらっしゃいますか。前川さんと。

中:何日ですか。

記:12月25日クリスマスから日付変わって26日にいたるまでです。

中:…。記憶にないですね。そこは、はい。

記:でも電話をしてたのは。

中:だってその日は、ノックした日ですよね。

記:そうです、ノックした日は午後3時くらいに一度ご自宅のほうに行っていましたよね。そのときは応答なかったですよね。その午後6時ころにまた、繰り返し行ってますよね。午後3時に行かれた時には応答がなくって、そこからまたお仕事があったんですかね、お戻りになられて、また数時間後に(愛人女性)さんのところに行かれて、午後7時ごろに渋谷署に、そこらへんの時間詳しくは分からないですけれども、行かれてるっていう。その前の話です。午後3時よりも前の話。なので25日から日付が変わって26日にいたる、その明け方、深夜の話ですね。そのときに前川さんと長い時間、3、4時間っていったらそんなに長くはないという…

中:3、4時間も話したという記憶はありません。

記:でも長い時間は話されている。

中:長い時間って言ってもそんな長い時間は話しておりません。

記:どのくらいお話しなさったんですか。

中:いやー、外に出て買い物行ったりしていましたけれども。

記:どこですか外って。

中:そのー、(愛人女性)さんのところを離れてですね、それは買い物とか行ってましたけれども。でもそんな長い時間話してはおりません。

記:買い物行きながら電話をしていたということですか。

中:買い物行っていました。

記:前川さんとは電話でお話ししてないってことですか。

中:いやー、だから、長い時間の話はしておりません。

記:お電話何を話されてたんですか。

中:電話?いやーそれももうずいぶん前の話だから。

記:半年も前じゃないですよ。

中:…だってそんな毎日毎日…

記:「記憶にない」って答えでいいんですか。

中:いやでも実際問題…

記:実際問題、記憶にないんですか。

中:ええ、全部は。

記:もちろんそうですよ、半年前何を食べたか、じゃあ12月26日何を食べましたか、それは覚えてないと思います。けど事の発端になる、そこまで誠意をもって謝罪をしなくてはいけないきっかけになった電話を「記憶にない」の一言で終わらせて大丈夫ですか。

中:でも申し訳ないですけど記憶にございません。

記:記憶にない、わかりました。

中:何の話を個別具体的にしていたかまでは覚えておりません。

■たぶんこれくらい聞こえるよね

記:マスコミ対策のためにいろいろとね箇条書きで対策を考えてらっしゃったということもあったと思うんですけれども、要はうち(新潮社)が動いてる情報が入ったとかっていうことありましたか。12月の中旬ごろですかね。

中:上旬くらいになんかそんなような話を聞いたことがありました。

記:そういう話があったみたいですね。それで前川さんと一緒に対策を考えたかった時期ありましたよね。どういう風にマスコミに対して説明をしていくのか。

中:あのー…なんていうか、いやそこまで、前川先生とはその時期っていうのはあんまり頻繁にお会いをしてない時期ですから。

記:まあそうですよね。それは男女関係がもつれてけんかになって別れたってことでよろしいですか。それとも男女関係は一度もなかったっていうようなお話でよろしいですか。

中:前川先生はお会いいただければわかると思うんですけれども、アメリカ育ちでいらっしゃいますし、ざっくばらんな方でいらっしゃいますし、非常に私もお話ししやすいですから、政策とか先ほどお話しさせていただいた食育であったりとかネットのことですとか、本当に真剣にお話しさせていただいて。そういうような関係です。

記:そういうような関係の方と、12月26日深夜はなにを電話されたかって覚えていませんか。

中:覚えてないですねえ。そこまで個別具体的には覚えておりません。

記:でも(愛人女性)さんは覚えているんですよ。なぜかというと中川さんが、前川さんと電話している受話器を(愛人女性)さんに押し当てたことありますよね。

中:そこまで本当に覚えてないです。

記:酔っぱらっていました?そのときお酒が入ったとか。

中:お酒は若干入ってたと思います。

記:酔っぱらっていたかとか記憶あります?酔っぱらっていて記憶がなかったとかだったらなんかまだ…

中:お酒は入っていたと思いますね。

記:で、前川さんとの、痴話喧嘩ですよね、僕が聞いた話ですよ、痴話喧嘩を(愛人女性)さんに聞かせてた。前川さんも、おっしゃていたようにアメリカ育ちでけっこう感情的だし、怒ったとき結構激しくなる、激情的な感じで、ばーっと3、4。もっとですかね、5、6分…・

中:いやあ、そこまではないと思いますし…

記:でもそのとき(愛人女性)さんは受話器を押し当てられているんですよ。

中:押し当ててはないですね。

記:聞かせているんですよ。

中:こうやって、こういう感じで(携帯電話を記者に向かって向ける)っていうのはあったかもしれないですけれども。たぶんこれくらい聞こえるよねっていう感じではあったのかもしれないですけれども。こう、こうとかで(携帯電話を秘書の側頭部に押し当てる)…

記:押し当ててはないと。

中:今こうなっているよねっていうのはあったかもしれないですけれど。お互いだって政策論だって言いたいことぶつけ合いますし。

記:深夜に政策論をぶつけ合っていたんですか。

中:いやもうそういうのだって日ごろからそういうのだって、常にぶつけ合って言い合うような感じですから。

記:でもこうやって聞かせていたかもしれないしってくらい覚えているんだったら、何を話したかっていうのも覚えてると思うんですけれども…

中:いやそこまでは本当に申し訳ないですけれども。

記:会話の内容を覚えてないんですか。

中:申し訳ないですけれども記憶にないですね。

記:別れる別れないの話をしてて…

中:ただし、私が先ほど冒頭お話をさせていただいた通り、昔のボーイフレンドのお話も聞かせてもらって…

記:それは(愛人女性)さんの?

中:私が、そのー、話を、いわゆるそのオーバーにするようにそういう話をしたっていうのは実際問題事実ですけれども、それはわたくしの…

記:でも前川さんから電話がかかってきてるわけじゃないですか。前川さんがいない中、電話もしてない中、会していない状況でほらを吹いているんだったらその説明でわかりますけど。前川さんと、中川先生が…

中:いやもうしょっちゅう本当に政策論でも言い争いになりますから。

記:政策論ですか。

中:はい、だから、そのぐらいぶつけあってやっていってるんです、本当に。政策だってなんだって。そこはいろんな誤解があるのかもしれないですけれど。すべてがいけないのは私が大きく、ボーイフレンドがいらっしゃるっていう話を聞いたときに、その話の中で前川先生の名前を使って…

記:セックスのこととかまで。

中:大きく話してしまった私が悪いんです。

記:セックスとかってそういう性的な話も含めて大きくおっしゃっているわけですよね。

中:はい、大きくして言った私が悪いんです。

■どんな制裁でも受けます

記:それはなぜそんなに前川さんを汚すようなことを(愛人女性)さんに対して話したわけですか。

中:ですから、久しぶりの再会で近況の報告を聞いたときに、あのー、向こうもそういった話をされてたの
で、私のほうも今はこういうことでねっていう話を、かなり大げさに言ったっていうのが真相です。

記:大げさに。内装費、フライデーで写真撮られちゃった場所あるじゃないですか、千駄ヶ谷のあの事務所のところ。あそこは内装費で前川さんに100万円渡したんだ、密会場所になるからっていう話も誇張ですか。

中:誇張です。

記:100万円はどこからでてきたんですか。

中:あそこは、フードバンク協会のオフィスで。

記:もちろんわかっています。そうじゃなくて中川さんが出したお金、100万円のお金。

中:それもオーバーな私の作り話です。

記:作り話。虚言癖があるってことですかそれは。

中:まあそれは虚言癖っていうかそれは、公に対して言う話ではなくて(愛人女性)さんと私の間の言葉のキャッチボールの中で出てきた話ですから。それはもう当然の話としてですね、表の場ではそういったことは決してないですけれども。ついつい懐かしく久しぶりに再会した時に向こうの近況報告を聞いたときに私も本当に議員連盟等々でいろんなご相談させていただいている先生に対してそういったところで話を盛り上げすぎて、お話しさせていただいたっていうのがすべての真相です。

記:100万円っていうのは先ほどおっしゃっていただいた話で、(愛人女性)さんにもともと、元彼氏がいて、今は別れちゃっているっていう状況で、中川さんにはそういったエピソードがないから、それをちょっと盛ってしまったっていうのは分かりますけれども、100万円の話っていうのは何が原因で盛ってしまったんですか。100万円を渡したと。

中:ついついそういう話の中で、流れの中でそういうことを言ってしまったということです。自分を大きく見せようって…

記:だって自分を大きくみせるウソじゃないじゃないですか全然。

中:それは実際問題そういうことを話したと、いうことです。

記:100万円渡すくらい、きっぷのいい男なんだということをみせたかったと。

中:そういうことです。

記:ほかになにか今思えば盛ってしまったなと、全くのウソなのに、作ってしまったなと思うことはありますか。

中:あまりそこまですべてに対して記憶をしておりませんけれども。まあとにかく私としてはですね、この
たび(愛人女性)さんに久しぶりに再会させてもらって、多くの意味で心証を害して、それで12月26日に説明にうかがわさせていただいたと。そこで先ほどご指摘のような、いわゆる警察が見えてそれで、あのー…

記:渋谷署に行ったわけですよね。

中:え?

記:渋谷署に行かれて。

中:はい、行きました。あの状況も説明をさせていただいて、今後は決して誤解のないようにしてくださいねという話で、出させていただいたと。まあ出させていただいたっていうか別にどこにも入っているわけでもないですから。

記:もちろんもちろん、そんな何日間も泊まったわけでもないですからね。

中:ないですし、どこに入っているわけでもなくて。警察を呼ばれたのは(愛人女性)さんですから、そこでそういう誤解があって、それ以降なかなか接触もできないですし、だからこの場に至っているっていうことだと思います。

記:政府から連絡があったっていう文言で(愛人女性)さんには説明なさっているんですけれども。そのストーカー騒ぎ、騒ぎですよ、ストーカーだという風に僕が申しあげているわけじゃなくて、について、政府のほうから連絡があって、それを説明する機会がありましたという…

中:わたしは、ここだけは(愛人女性)さんに明確に残念ながら申し上げさせていただきたいのは、あの時どれだけ私が説明をさせていただきに伺ってもまったく話を聞いてもらえなかったと、それでさらには警察まで呼ばれたと、そのうえで、いろんな意味でメッセージは来ます、そこで説明しなさい説明しなさいよといってあとから日を追った後にそういったメッセージが参りました。

記:そういうメッセージっていうのはどんな?

中:この件についてちゃんと説明しなさい、あなたはひどいじゃないのというような話のメッセージが(愛人女性)さんから。

記:(愛人女性)さんから中川先生に?

中:参りました。だけど私も最初のうちはお答えもさせていただいたつもりですけれども、あまり接触もできないし、ちゃんとあのときには説明をさせていただきたいっていう場も警察を呼ばれて奪われてしまって、いまさら説明してほしいって言ったって、あのとき警察を呼んだのは(愛人女性)さんじゃないかという話はさせていただいて、なんでその日に普通にインターホン越しに、私が非常にうるさかったし、なにかわめいてたからっておっしゃられるのかもしれないですけれども、それはやっぱり私はあの時の気持ちとしては、真摯な気持ちで本当に(愛人女性)さんに対してご説明させてもらいたいなという気持ちで…

記:何を説明したかったんですか。

中:怒らせてしまった点について…

記:なにを怒らせてしまったというか、なんで…

中:それは今までのことをすべて洗いざらい話しますよと、(愛人女性)さんからの脅迫です。

記:脅迫。

中:はい。

記:で、怒らせてしまった点っていうのはなんだったんですか。それは怒らせてしまったという原因があって、その結果として…

中:話を盛ったことについて、盛って話したことに対して(愛人女性)さんが憤慨したんだと思っています。

記:じゃあ勘違いされてるんですね、(愛人女性)さんは。

中:ええ、私が悪いんです全部。

記:先生が盛って話をして事実と全く違う話を作っちゃって、で、それで、えーと…

中:私が悪いんです。

記:(愛人女性)さんが勘違いしちゃって。

中:(愛人女性)さんの、(愛人女性)さんの心情も傷つけてしまって。

記:でそれで傷つけたのを気づいてなくて…

中:いや気づいておりますから、12月26日の日の、26日でしたっけ。

記:26日です。

中:26日にお詫びに伺わせてもらおうと思って、行きました。はい。そこは理解してもらえれば。

記:さっきの質問なんですが。政府側から中川先生に対して、説明をしてほしいという要望があったと、取材では聞いていますが。

中:いえ、それはないです。

記:説明をしたことはない?

中:(愛人女性)さんの方から連絡をいただいた時に、私もここまで(愛人女性)さんの心情害しましたし、距離を置かせてもらわなくてはいけないなという思いの中で…そのように自分も今こういう立場にあるということをご理解くださいというメッセージを打たせてもらった、という記憶はあります。

記:先生が真摯に謝りたいと思っていた結果が、今後その女性とは金輪際接触するな、連絡も取るなという形で話が終わったという事実…

中:いえ、そこまでは言われてません。お気をつけくださいということは言われました。

記:で、その事実は…

中:お気をつけくださいということは言われましたけれども、今後一切接触するなとか、そこまでは言われておりません。但し、私自身が、そういうような指摘をされたので、大変申し訳ないですけれども、もう(愛人女性)さんに対して…中々会うこともできないので、ごめんなさいという主旨のメッセージは打ったと記憶してます。

記:では、渋谷署の事実というのは、官邸国会含め現状誰も知らない、誰にも説明されていない話ということでしょうか?

中:はい。

記:それは、説明する必要があったという認識はなかったですか?

中:あの、ですから、それ自体は…もしも、そういったことになれば、いわゆる上から…実際問題話が上がってきたならば、それは…もちろんどんな制裁でも受けますけど…

記:話が上がってきた、というのはどういう。

中:もし仮に、そういったところが、皆様が。

記:我々が取材をしたりとか?

中:取材をしたりとか、明るみに出ることがあれば、当然のごとく…それは、今の政務官という立場も、辞意も、しっかりしなくちゃいけないなということは、思ってはおりました。

記:(愛人女性)さんへの連絡で、一昨日政府から連絡がすでにあり渋谷での騒動に警告がありました、と…

中:それは、今説明させていただいた通りです。

■全部作り話

記:どういうことですか?

中:ですから、そのこと自体も、(愛人女性)さんとお会いもできないな、と思ったんで、そういうようなことを報告をさせてもらいました。

記:ん?

中:ですからそういう事も、話として作って…

記:これも作り話という事ですか?政府から連絡があったというのも…作り話?

中:はい。ですからこれ以上、あまり(愛人女性)さんとは、もう本当に、心情を害してしまったし、接触もできないなという判断の下で…そういうふうなことをお話しさせていただきました。

記:じゃあ、「渋谷署ではストーカー警告の書面を書かされて、今後あのような行為をしないという文章を書かされていて、(愛人女性)ちゃんとの接触もしないように言われています。」これも、作り話?

中:はい…はい。これは明らかに、ですからあの、そういうふうになっちゃったから…あの…(愛人女性)さんに対しても…その時は…

記:どういう心境で作り話をしたんですか?

中:その時の心境としては、(愛人女性)さんは…12月26日には会ってくれませんでした。会ってくれない上で、あれだけの騒ぎになっていて、それで今になって、説明しなさい説明しなさいというような感じのエキセントリックなメッセージが来ていたので、それに対しては、僕は本当に真摯に説明にあがろうと思ったよ、と。だけれども、それで会ってくれないのは(愛人女性)さんであって。それなのに今になって、いろんな事でわーっと説明しなさいっていわれるんであるならば、もうこれは説明しても仕方ないな、と思ったものですから、そういったようにかなり話を大きくして、(愛人女性)さんにお伝えをさせていただいたっていうのが真相です。

記:ん? 大きくするというのは…その渋谷署でストーカー警告の書面を書かされていてっていうのは、どういうご認識で問題を大きくしているのでしょう?

中:ですから…そのくらい、事は大きくなりましたから…事はここまで大きくなりましたから、(愛人女性)さんが一本された電話で、ここまで事は大きくなったんで…

記:(愛人女性)さんがされた電話というのは?

中:警察に電話しました。(愛人女性)さんが。

記:110番の話ですか。

中:はい。ここまで事が大きくなったということを理解してもらいたいな、という気持ちで書きました。

記:なるほど。

中:だけれども実際問題そこに、あったわけでもないですし…

記:あったわけでもないというのは、何がですか?

中:何かその、法律的な違反があったわけでもないですし、その…謝りに行ってインターホンを押して、冷静に出てきてもらえば話をしようと思っている中で、その…全部もう週刊誌に話してやると。もう、許さないと。そう言ってバーンとしめて、扉を叩いて、激しく叩きました、私も。今日の(記者)さんと一緒です。それに対して警察をお呼びになられたと。実際問題、そこで私も土下座をして、謝ってました。本当にもうごめんなさいと。ちゃんと話を聞いてほしいと言って、是非会話の機会を持たせてほしいと言うことで、そういう風にさせていただいている最中に警察が来たと。だけれども、いろんな意味で、今になって考えても、自分の不徳の致すところだし、全てに対して、(愛人女性)さんに対してもそうですし、お詫びを申し上げたいっていうのは、今の、本当に、素直な嘘偽らざる感情です。

記:あの、そこの話は別にいいんですよ。そういう話ではなく…

中:何でいいんですか?

記:過去の話を聞いてるのに…

中:何でそれがいいんですか!?

記:つまり、質問と答えがちぐはぐになっちゃってるんです。質問と答えがどんどん離れちゃってるんです。僕が聞いていると。(愛人女性)さんは今でも渋谷署から月末「中川さんからの接触がないですか」という連絡が来ているんです。それで、大丈夫です、来ていませんというやりとりを、今でも月1回続けている。で、渋谷署はそれくらいのことだと判断をしている。

中:それは、知りません。

記:ええ、それは接触されてないからご存じではないと思いますが。渋谷署には、そういう大きい話ではないんだぞ、というふうに誤解を解いたわけですよね?

中:私は、あの後からは、渋谷署の方からは一切連絡がありませんので、そこは全く存じてません。

記:もちろん。それはそうなんですが、渋谷署に連行された時に、どういうご説明をされたんですか?

中:いやですから…(少し口ごもり)今後お気をつけくださいと、そういう形で。

記:いや、中川先生が、渋谷署の署員にどのような…

中:今お話しさせていただいた通りです。(愛人女性)さんに対し、謝りたいという気持ちで伺わさせてもらいました、と。

■記者、詰める

記:男女の関係のもつれだと思いますが、その話はされなかったんですか。あくまでも僕に説明してくださった男女の関係であるということは、渋谷署には説明されていませんか?

中:そこまではしておりません。

記:何故しなかったんですか?

中:何故…?

記:そこがだって…

中:だってそこまでは渋谷署の方も聞かれませんでしたから。(愛人女性)さんに、心情を害してしまったんで、謝ろうと、伺おうと思いましたら、インターホン越しに…お出になられ…すぐに切られて、その後全く出てもらえないで、出てきてもらいたいという気持ちで、非常に迷惑をかけたかもしれませんけれども、扉をガンガンと叩きましたと、そうしましたら…渋谷署の方がみえたと。大変なご迷惑をおかけ致しましたというお話しをさせていただきました。それ以上はお話しさせていただいておりません。

記:男女の仲であったということを、隠したというご認識はない?

中:ないです。むしろその時点で、(愛人女性)さんに対しても迷惑をかけたくないという男心があったということは察してもらいたいと思っています。

記:…? どういうことですか…?

中:(愛人女性)さんのことも全部が公になってしまって、(愛人女性)さんにも迷惑をかけてはいけない、と。私1人の問題でないですから(愛人女性)さんに対しても、しっかりとそこの話もできていない中で、(愛人女性)さんと男と女のもつれで、こういうことになりました、ということを、私が話しちゃいけないと思って、口を閉ざしたということは理解してもらいたいと思ってます。

記:(愛人女性)さんのためを思って、口を閉ざした?

中:ええ、そこまでの話は本人とできていないわけですから。全部あらいざらいそこで話しするっていうのは、どうなのかなっていうことを、その時の私は判断したっていうことを理解してもらえれば…。

記:でも(愛人女性)さんご自身は、自分だっていう風にもしも身バレをしてしまったとしてもいい、と思うくらいに、中川先生には傷つけられた、裏切られた。前川さんとの恋仲は、前カノだ前カノだ、っていう風にずーっと説明をされていた、と。なので、もう終わったものなんだなと思って、ようやくクリスマス前から3日間、会いました。その時は真剣だったんですよ。(愛人女性)さんも。中川先生に対して。なのに25日ああいうことがあったから、裏切られたという思いが強いから、今自分の存在がバレても仕方がないくらいに、怒っている。それに対して、本当に(愛人女性)さんを想って私は男女の仲のもつれとは言っていません、とか、あのとき25日の夜話した話は覚えてません、とか、そういうことで本当に良いんですか?

中:私は、本当にあのそれが…

記:先生、真剣でした? (愛人女性)さんには。

中:はい、はい。

記:前カノっていうことを信じてましたよ、前川さんが。前カノって言っているじゃないですか、先生。

中:だからそこは、私が本当に、非常に、人間としての至らなさで、話を大きくしたっていうのは、本当にいけないとこだと思ってます。

記:なんで前カノって言ったんですか?

中:だから。非常に自分のいけないとこだと思ってます。

記:関係があったからじゃないですか?前川さんと。

中:ありません。(間を置いて)ありません。それ以上はもう…お答えしようがありません。大変申し訳ございません。

記:100万円渡したのは、話を大きく盛ったわけですよね。でも、(愛人女性)さんには10万円しか渡してないじゃないですか。なんで盛るんですか? 僕だったら10万円渡したというけどな。それなら(愛人女性)さんと同じになるじゃないですか。

中:(愛人女性)さんは…、以前終わる時に、しっかりとした形で、させていただいて、終わりました。

記:いや、11月26日、10万円ぽんって渡していますよ。

中:その前の時です。その時には、○○代に使ってねという気持ちで、渡させていただきました。

記:じゃあその10万円は○○代…

中:その前に、(愛人女性)さんと関係が終わったのは…、おそらく2015年の…2月くらいだと思います。その前の段階で、(愛人女性)さんには、しっかりとした形での、手切れ金をさせていただいております。

記:手切れ金って、僕の認識では愛人関係以外で聞いたことがないんですが…。手切れ金とは一体なんですか? 何の手切れ金ですか?

中:手切れ金というのよりも、今までの関係の中で…気持ちとして、させていただいております。

記:気持ちとしてさせていただいておりますとは…どういうことでしょう?

■どうしても話したくない部分

秘書:…そろそろ終わりましょうか…。

記:いやいや、まだ全然お話しは。

中:いやでも、半までにさせてください。あの…これ以上は。ちゃんとさせてもらってます。

記:いや全然答えてないじゃないですか!

中:いま(記者)さんがおっしゃったのは…100万円がどうのこうのって仰られたじゃないですか。で、(愛人女性)さんに対してはたった10万円だって仰られたから…、そうじゃなくて、その前のお付き合いをさせていただいている時に、しっかりとした形で、(愛人女性)さんがそれは足りないと仰られるんだったら、怒られるかもしれませんけれども、私なりには…

記:いや、足りないとか言う人じゃないのは一番ご存じじゃないですか?

中:私としては!しっかりとさせてもらってます。

記:もちろんです。全然お金が必要とか言う人じゃない…

中:しっかりとさせてもらってます。…それで、私は、(愛人女性)さんに対しては、その時も非常に、大事な人だと思ってお付き合いさせていただいてました。でもやっぱり、そこは男女の仲があるので、あのときに1回終わったときも、今回だって、(愛人女性)さんに対して、どうしても表にできない部分ていう、私がどうしても話したくない部分ていうのはどうしてもあるんです、これは。どうしてもあるんです。

記:どういうことです?

中:ですから…

記:前川さんとの関係ということですか?

中:違います。今、こうやって取材を受けている中でも、どうしても、どうしてもお話しのできないところって
いうのはあるんです。

記:それは誰かを守るためですか?それともご自身を守るためですか?

中:(愛人女性)さんと私の関係上の中でも、いろいろと今までの過去の…

記:(愛人女性)さんは包み隠さずお話ししているじゃないですか。何も…

中:お話しされてない部分もあります。

記:どういったところですか?

中:今の、お金の話だってそうです。

記:いや、お金に執着される方ではないですし、その話はもういいです。

中:いいですか。

記:フェイスブックとかで、諸々(愛人女性)さんとかも、前川さんも含めて、お疲れになっているのか、嫉妬心、ジェラシー、先生に。そこら辺はご自覚ありますか?

中:嫉妬心?ジェラシー?

記:そうです、いいねを、たとえば…

中:あー、それは、(愛人女性)さんと交際中に、はい、それはよくありました。私の幼さですけれども、そういったところっていうのは、ありました。

記:で、今前川さんとお付き合いしているときは、そういったことで別れた事はない?

中:前川さんとは、そういった関係ではありません。

記:そうでしたね。で、そういった嫉妬心で、(愛人女性)さん相当お疲れになっていたという事なんですけれども、そういったことはご自身の中に自覚はあったわけですか?

中:今になってみれば、その頃そういう意味での、私の至らないところっていうのはあったんだろうって思っています。

■癌闘病中の夫人

記:なるほど。そもそも、(中川氏と記者の)共通認識として、(愛人女性)さんという女性がいて、その人と男女の関係があったということで、(愛人女性)さんの話が出ていますけども、奥さんいますよね?何で奥さんを愛することはできなかったんですか?

中:いや、家内は、学生時代から知り合って…、私にとっての大事な存在です。家族ももちろん大事な存在です。但し、私が本当に至らない、男としての至らなさの中で、(愛人女性)さんを大事だと思ってお付き合いさせていただいている時期がありました。これについては本当に率直に、僕の不徳の致すところであって、家内にも、その旨は、その辺しっかりと話をさせてもらって詫びましたし、理解をしてもらって、とにかく、多くの人にご迷惑をおかけするんだから、しっかり信頼を回復するように努めていきなさい、ということを、いま言われています。

記:お父さんお母さんもそういう意見だった、と聞いていますが。

中:そうですね、はい。本当に私が至らなくて、多くの人たちを傷つけてしまって。そこに、(愛人女性)さんのことも本当に傷つけてしまって。本当に大変申し訳なく思ってます。

記:渡辺謙さんが、不倫騒動あったのご存じかと思いますが。あれだけ全米で名の知れた俳優になられて、女の1人や2人しょうがないんじゃないか、っていう声もありますが、その声がかき消されるくらいにいま批判されているのが、奥さんの南果歩さんが乳がんで現在闘病中である、っていうところで。そのタイミングで何をしてるんだ、というような話が出ています。それについて、先生のご見解、お聞かせください。

中:まああの、それについては、家族のことなんでね。私は公にもさせてもらってないんで、そこはちょっとあの…

記:でも皆さん知ってますよ? 奥さん、癌で闘病されてたって…

中:誰が知ってるんですか?

記:永田町でもよく知られてますよ。

中:誰が知ってるんですか?

記:言うはずないじゃないですか。

中:話してませんから。

記:僕、聞いてますもん。

中:話してません。

記:癌だっていうのは、(愛人女性)さんからは聞いていません。(愛人女性)さんからではないです。

中:そうですか。でも本当に、私は、家内の病気の事っていうのは、それはプライバシーに関わることなので…

記:でも、何故癌で苦しんでいる、大事な存在である奥さんという存在がいながらも、愛人という存在を作ることができたんですか?

中:愛人ていうのは誰のことを…

記:じゃあ、男女の関係になれたわけですか?

中:それは…(愛人女性)さんとお付き合いさせていただいている間っていうのは、癌ということは家内はありませんでしたから…

記:え、でも去年の年末セックスしてるじゃないですか?

中:はい、それはしております。はい。

記:してるじゃないですか。関係性をもっているじゃないですか?

中:そこは私の不徳の致すところです。ですから、その…いわゆるお付き合い終わった後に、癌になっている話ですんで…

記:でも12月末に。もちろん手術はしてますけれども、現在も完治しているかというとそういうわけではない。奥様が闘病中であるというご認識はないんですか?癌については奥様全く気にしなくて良いから、去年末については、奥様は癌じゃない、だから(愛人女性)さんとは男女の関係を持ったというご認識ということですか?

中:治療の方もおおかた全て終わってましたんで…。抗がん剤投与も終わってましたんで…。但し、これに関して私は、公にさせてもらってない話なので、そこはあの…

記:いや、でも奥様が闘病中に、そういった行為をしてるというのは事実なんで。そこは世間が許さないと思いますよ。そこは。

中:いや、(愛人女性)さんには、その旨の話をさせてもらったと、記憶しておりますけれども、基本的には公にはさせていただいてない。

記:でもその間に、前川さんと、そういった性交渉を楽しんでたっていう話も、大きく膨らませて、話を…

中:はい、膨らませて話しました。

記:闘病中にお付き合いしていたっていうふうに、期間まで細かく空想をしていたっていうことですよね? いつ出会い、いつ仲良くなり、いつ別れたという話まで、していたと思うんですけれども。

中:非常に…。前川さんの件については、私はかなり話を大きく、飛躍させていたっていうのが事実です。ここも本当に心から、お詫びをしなくちゃいけない点です。その上で(愛人女性)さんに対しては、久しぶりにお会いをさせていただいて、前川さんも話に対しては大きく盛ったんだけれども、他のことに対しては、今までの本当に、信頼している間柄で、久しぶりにお会いをさせていただいて、懐かしくて近況報告等々で…

■家内も愛人も愛していた

記:さっきからおかしいなと思うのが、知らない一般人で良いじゃないですか。なんでそんな名の知れた同僚議員にしたんですか。そこら辺の誰も知らない女性で良いじゃないですか。

中:だから私は…正確には、最初の段階でお話ししていません。えー、その…(11月26日に)会ったときからしばらくの間、お話しを致しておりませんけれども、「ひょっとしたら私(中川氏)が言っているのはこの人のこと?」みたいな感じで…。

記:「私が言っているのはこの人…?」

中:はい。「私が言っているのはこの人のこと?」っていうのを、ネットとか等々で見ながら、そういった…私が…こういう分野のことをやっている方がいてっていう話をさせていただいて…「ひょっとしたらこの方のこと?」って言って「そうだよ」みたいな話をさせてもらったのは記憶しております。

記:…じゃあ、それは何故、その…職場恋愛を選んだんですか?

中:だからそこで、そうだよって話をしてから、どんどん話が飛躍をさせてもらったっていうのは、事実です。

記:じゃあ(愛人女性)さんがストーリーの発端になる部分を勝手に勘ぐったところに乗っかったということですね。

中:乗っかっちゃったっていうのは事実です。これは本当に間違いないと思います。

記:(愛人女性とのメールでのやり取りをさし)〈家内にも、あの子にも、全て話して…〉って、今回の渋谷署の案件ですね。あの子って誰ですか? 〈政務官辞任に関しては政府の立場もあって僕ひとりで決断できない状況であることはご理解ください。全てにおいて覚悟はできていますが、多くのスタッフの手前、たとえ心が折れそうでもそれをひた隠して、賢明に仕事を継続している心情をご理解ください〉自己保身にしか僕には見えないですが、〈家内にも、あの子にも、全て話してもう覚悟はできています。本当に申し訳ありませんでした〉。あの子っていうのは、空想の中の前川さんっていうことですか?

中:そうですね。そういうことだと思います。

記:前川さんが何でここに出てくるんですか?

中:はい…

記:それが怒らせた原因だからって事ですか?

中:そうです。ですから全てについて、今回登場していただいている方に対してはすべて、お話しいたしましたよと。それで、全て私が悪いということは詫びていると。ひょっとしたら、今回の件が大事になったりだとか、今回の件っていうのは、渋谷署ばっかりではなくて、(愛人女性)さんご自身が、週刊誌で全部喋るよというご意志を示されたわけだから、それに対して…もしそれが明るみになったら、全て失う覚悟をもって、やっていきますということを話しています。

記:(“重婚”結婚式の写真を取り出し)これはご記憶…

中:あります、はい。

記:なんでしょう?これは。

中:はい、ですから、これは先ほどお写真持っていらっしゃったハワイの挙式の時の写真だと思います。

記:何故、愛する大事な奥さんが居ながら、男女の関係の女性と結婚式を挙げたんですか?

中:これは、私の至らなさですけれども…私を…奥さんがいるという事を、知っていながら、ずっと仲良くしてくれた(愛人女性)さんに対して、本当に大事だっていう思いもありましたし、(愛人女性)さんが、私はウェディングドレスも着れないんだよね、という話をされている中で、その望みをどうしても叶えてあげたいなと、いう思いでさせてもらった式でした、セレモニーでした・・はい。

記:いまこうやって見て、どう思いますか? この式をしたことは正解ですか?それとも不正解だと思いますか?

中:うーん…その…正解不正解っていうのではなくて、その時には本当にそういう気持ちの中で、(愛人女性)さんの思いっていうのも叶えてあげたいな、っていう思いもりましたし、この時は本当に、(愛人女性)さんのことを、至らない男ですんで、家内も愛してましたけれども、家内も家族も愛してますけども、(愛人女性)さんも本当に大事だ、愛してましたんで。こういったことをさせてもらったって事だと思ってます。これは事実です、本当に。

記:じゃあもちろん、この時は(愛人女性)さんが大事で、家族も大事で、両方大事な思いがあったから、それの一番の最適解は、ハワイで結婚式を挙げる…

中:まあ、そうですね。この時も、あまりあの…その時の細かい時系列は正確には覚えていないですけれども、(愛人女性)さんと私の話し合いの中で、そういう話をしている中で、今だったら…あの…挙式を挙げようかっていう。ウェディングドレスを着せてあげたいなっていう思いがすごくあったんで、それをさせてもらったっていうのは、嘘偽りない事実です。

記:あのそういった気持ちは、素直にわかります。でも国会議員ですよねこのとき。一国会議員の先生が、先生は愛人だと思われてないかもしれませんが、あの一般世論的には愛人女性ですね、愛人女性と結婚式を挙げるって行動はあまりにも僕は、先生ご自身の心情は置いておくと、非常に軽率な行動だと思うんですけれども、そういう風には思わなかったですか。

中:そうとも思いました。そのときにも自問自答したのは、記憶しておりますけれども、ただしやはりそういった中で(愛人女性)さんの願いを叶えてあげたいなと。自分の家族もいましたけれども(愛人女性)さんも大事だという気持ちを伝えてあげたいなという思いで、こういったセレモニーをさせていただいたと…

記:ご家族にはハワイに行ったとは言ったんですか。伝えました?

■なにで自分が本当に返していけるか

中:…。うーんあまりそのとき記憶してないけれども、当然ひとりで海外にいってくるという話はした、したと記憶しています。

記:ひとりで海外に行った。海外に行くとはおっしゃったんですね。

中:はい。

記:当時のフェイスブックの投稿を見させていただいたんですが、プロフィール写真を変えたりとか、文字だけの投稿とか…

中:政策…

記:そうそう政策の。

中:投稿したのはなんとなく覚えています。

記:ハワイでご投稿されたのは何となく、記憶には…

中:はい、なんとなく記憶にはしてます。政策的な、空いた時間等々で政策の話とかそういうのをアップしたのは覚えてます。

記:それはなぜあのときハワイにいながらもそういった投稿をアップされたんですか。

中:うーん、そのときのことはあまり記憶にないですけれども。当然のごとく日ごろの活動っていうのをアップすることがないなあというなかでしたんじゃないかなと思います。

記:カモフラージュにしか僕には見えないんですけれども。

中:うーん。そうだったのかもしれないですね。このことというのは真実ですし、本当にそのときに家族も大事だけれども、(愛人女性)さんのことも大事だっていう思いがすごくあったので。

記:心情はわかるんですけども、これは僕は国会議員の先生がすべき行動というか、規範からはだいぶ外れた行動をされているなと、僕も単純に衝撃を受けたんですが。そういったお気持ちは特にないですか。自分がやったことの大きさっていうのにあまり理解されてないのかなっていう。当時の心情を…。

中:悩み、悩みましたし、いろいろ自分なりにもいろんな意味で当然のごとくリスクはあります。当然こうしたことをさせていただいているので、私もすごく(愛人女性)さんに対しても大丈夫かなあってこういうことをやって大丈夫かなあっていう話を当時させてもらったと記憶してます。

記:それは議員としてってことですか。(愛人女性)さんが大丈夫かってことですか。

中:要はこういった事態が、えーいわゆるこう明るみにならないかなと話はさせてもらったと記憶しております。

記:お父様ももともとうちの会社のフォーカスっていう雑誌でそういった愛人の方とのお写真を載せられてましたけれども、そういったことのご記憶があったようでプロのカメラマンにはお願いしたくないと、データがどこで漏れるかわかんないからって…

中:そういう話もさせてもらったと記憶しております。

記:なんかこれ(愛人女性)さんとしてはこんな素人写真じゃいやだったっていう風にすごい怒ってましたけども、そういったお話をされたのはご記憶ありますか。お父様のことがあったので、っていう。

中:なんかあとなんだっけな、うーん。もちろんそういう話はしました。ですからプロのカメラマンっていうのは申し訳ないけどごめんねと、それからあまり人目につかないところでさせてもらったらありがたいというような話もさせてもらったと、当時、記憶しております。

記:ご記憶はあるんですね。こういったこと、重婚とはもちろん言わないですよ、公式ではないですし、それはお上手だと思うんですけれども、「しゅんちょくさん」って書いてますし、これ自体っていうのは公式なものでは…

中:(愛人女性)さんのそのときすごく気にしてくれてた、僕の立場も気にしてくれてっていうのもよく覚えております。

記:だからもちろん重婚っていうのにはならないんですが、結婚式あげてるっていうことで重婚の話とか、渋谷署の話とかももちろんね、大きな話だと思うんですが、今後われわれ全部出すつもりではいるんですけれども、そういったあとの先生の責任の取り方で、だいたい「信頼の回復に努めていきたい」とかっていう方がほとんどなんですが、先生の責任の取り方を教えてください。

中:今は本当に(愛人女性)さんに対しても、私の家族に対しても、それからこれから迷惑をかける多くの方々に対してもただただお詫びをさせて、不徳の致すところですから、自分が至らないところで多くの人たちに迷惑をかける話ですから、そういった意味で本当に心からお詫びを申し上げていかなくてはいけないと思ってます。そのうえでやはり私にとってはですね、この状況の中でしっかりとこれから自分がこうしたことの種をまいてしまったと、多くの人たちに迷惑をかけたっていうことを決して忘れないようにですね、歩んでいかなくちゃいけないと、そして、もう本当にまあ、責任うんぬんとも言われましたけれども、まあ今のところはまあしっかりとそういった意味で仕事という場を通じてですね、なにで自分が本当に返していけるかっていうことを誠実に考えていきながら、やっていきたいという風に思っております。

記:非常に進次郎さんとかも残念がられると思うんですけれども。先生のことは失望をされると思うんですが、ああいう方はちゃんと真摯にお答えをしていただけます。先生、記憶にございませんとか、大きく盛っちゃっただけですとか、っていう風に隠されているっていう…

中:いやあのー、本当にそれはですね…

記:そういう答えを表に出すことは逆に恥ずかしいって思ったほうがいいと僕は思うんですけれども。もっと真摯に答えてくださる先生いっぱいいらっしゃいます。でも先生は記憶にない、わたしの空想です、で本当にそれが真実であれば前川さんにまず謝るべきなのに、前川先生の名前全然出ません、今の最後の言葉にも。嘘なんですかね。

中:すべての人たちにご迷惑をおかけしたと…

記:いや嘘なんですよ、先生のお話は。でもそれで本当にいいんですか。

中:いえいえいえ、それはもうそういう風に話をさせていただいた前川先生にも、すべての人たちに対してもお詫びを申し上げなくちゃいけない…

記:謝ってないんですか、前川さんには。

■ごめんなさいと

中:はい?

記:こういった空想、妄想を広げて。しかも自分のセックスがどうこうとかじゃなくて、前川先生が、そのセックスが久しぶりだとかそういう空想をしているって自分を上げるんではなくて、相手を落としているだけじゃないですかそれって。全然自分が、ようはその対等に行くような話じゃなくって、自分の前カノを陥れているだけの話。○○だかっていうそういう馬鹿らしい話もしていたの全部知っていますけど、全然前川先生に対する反省がないのが、全部ウソだからだろうって

中:それはもう前川先生に対してもそれだけの話を大きく飛躍させてしまったわたしに責任がありますんで、それは本当皆さんに対して、お詫びさせていただきたいと…

記:もうお詫びはしたんですか。

中:ひとりひとり誠実にお詫びしたいと思ってます。

記:前川先生にはお詫びされたんですか。そういった自分が妄想を繰り広げてあなたのことを勝手に前カノだとしたてあげ、それはさらにその前カノというか不倫相手ですよね、その人とイーブンな関係になりたかったからあなたを利用しちゃいましたってことは説明して謝罪をされたんですか。

中:そこまで深くはないですけれど、今回の件を通じてですね、お詫びは電話で先ほどさせてもらいました。ごめんなさいと。

記:なにがごめんなさいなんですか。

中:そういう話も僕もしちゃってるんで、たぶんそういう話も取材に行く、私のほうでお答えさせていただくことになるんだろうけれども、申し訳ないですと謝りました。

秘書:先生もう終わりましょう。

中:はい、これは事実です。

記:なるほど。

中:すいません。今日は広島までも行っていただいて…

記:いやあ全然全然。はいなるほど、わかりました。

中:では本当に遅い時間までお疲れ様です…

記:いやもう僕らにとっては全く問題はないんですけれども…。じゃあ明日地元のほうに行かれるかも全然まだ
決まってらっしゃらないんですか。

中:これから打ち合わせします。

記:そうなんですね。

中:どうもありがとうございました。

記:こちらこそありがとうございました。

(終了)































http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 共謀罪の本質バレた 法務省“見解不一致”露呈で官邸大慌て(日刊ゲンダイ)
 


共謀罪の本質バレた 法務省“見解不一致”露呈で官邸大慌て
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204176
2017年4月24日 日刊ゲンダイ


  
   官邸の“金田隠し”が裏目に…(C)日刊ゲンダイ

 副大臣と政務官のマトモな答弁に官邸は大慌てだ。

 先週21日、共謀罪法案を審議した衆院法務委員会で、盛山正仁法務副大臣が「一般の人が(共謀罪の捜査の)対象にならないということはない」と言ってのけた一件である。井野俊郎法務政務官も「捜査の結果、シロかクロかが分かる」と、一般人への捜査の可能性を示唆した。

 これまで安倍首相以下、菅官房長官も金田法相も「一般の方が対象になることはない」と繰り返し強調してきた。副大臣と政務官の答弁で、共謀罪の本質がバレたわけだが、これで法務省内の見解不一致が明らかになってしまった。どうしてこういうことが起きたのか。

「マトモに答弁できず何も分かっていない金田法相であれば、どんな質問に対しても、『一般人は対象にならない』とトボケ続けられたでしょう。しかし、民進党の逢坂議員はかなりしつこく理詰めで質問しました。捜査を多少なりとも知っていて、質問にちゃんと答えようとすれば、副大臣のような常識的な答弁になるのは当然です。官邸も金田法相の答弁能力の低さを懸念するあまり、刑事局長を答弁に立たせる形で“金田隠し”に必死になっていた。副大臣と政務官にまで気が回らず、コントロール外だったのでしょう。議論が噛み合ってしまうと、ほころびが見えてくる。安倍政権は今ごろ頭を抱えているのではないでしょうか」(政界関係者)

 実際、23日のNHKの日曜討論で自民党・茂木敏充政調会長は、「一般の市民や団体の捜査は全く対象とならない」と“火消し”に躍起だった。

■野党には法案成立阻止の“突破口”

 共謀罪法案に詳しい小口幸人弁護士が言う。

「そもそも一般の人かどうかは、特定の人を調査や捜査をしてみないとわからないことです。“一般の人は捜査対象にならない”という説明がウソだったのです」

 野党はマトモな議論の“突破口”をつかんだ。副大臣と政務官を攻めればいいのだ。さて、官邸は金田法相に続いて、「副大臣・政務官隠し」までするのか。そうなれば法案審議の異常さがクローズアップされ、国民も違和感を覚えるだろう。政府・与党が画策する“連休明け採決”などもってのほかだ。

































http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 米軍の北朝鮮攻撃に参加? 自衛隊と米空母カールビンソン共同訓練の裏で安倍政権が進める恐怖の計画(リテラ)
            
                左・あしがら/右・さみだれ(海上自衛隊ホームページより)


米軍の北朝鮮攻撃に参加? 自衛隊と米空母カールビンソン共同訓練の裏で安倍政権が進める恐怖の計画
http://lite-ra.com/2017/04/post-3104.html
2017.04.24 自衛隊とカールビンソン共同訓練の裏 リテラ


 当サイトも報じていたあの計画はやはり事実だった。朝鮮人民軍創建85年にあたる25日を前に、緊張が高まっている北朝鮮情勢だが、そんななか、自衛隊が朝鮮半島近海へ向かう米空母カールビンソンに合流。共同訓練を始めたのだ。

 防衛省の発表によると、カールビンソン空母艦隊と共同訓練を実施している自衛隊の艦艇は、22日に長崎の佐世保港を出港したイージス艦「あしがら」と護衛艦「さみだれ」。東シナ海を北上しながら戦術訓練と通信訓練を実施するという。防衛省は明言していないが、朝鮮半島近海まで行動を共にする可能性もあるという。

 きょうのワイドショーは一斉にこの事実を報じ、日米の緊密な連携を示すことは、核実験の兆候がみられる北朝鮮への大きな圧力になる、などと論評していたが、バカも休み休み言ってほしい。

 北朝鮮のへの圧力どころか、米軍が北朝鮮を空爆した場合、この計画によって、自衛隊が直接、戦闘に巻き込まれ、日本が全面的に北朝鮮の報復攻撃の対象になる可能性が高まったのだ。

 実際、安倍政権はむしろそのことを織り込み済みで、この共同訓練を計画した可能性が高い。当サイトは、この共同訓練計画を報じる記事で、内閣府が昨年末、自衛隊が北朝鮮に対して武器使用できる指針を打ち出していたことを指摘した。その記事を再録するので、安倍政権がいま何を進めようとしているのか、ぜひ知ってほしい。

(編集部)

米原子力空母カールビンソンと自衛隊の共同訓練計画

 アメリカによる北朝鮮への先制空爆、北朝鮮による報復ミサイル攻撃という悪夢のようなシナリオが現実味を帯び、一気に緊迫度を増した北朝鮮情勢。そのきっかけになったのは、周知の通り、米軍原子力空母「カールビンソン」が今月8日の出港後、当初予定していたオーストラリアから朝鮮半島近海に進路を急変更したことだった。

 カールビンソンは全長333メートル、艦載機約90機を擁する巨大空母で、カールビンソンを中心とする第一空母打撃群はいち都市を壊滅できるほどの極めて高い攻撃力を有しており、北朝鮮への空爆作戦を担当するのではないかともいわれている。

 だが、ここにきて恐ろしい事実が発覚した。そのカールビンソンと海上自衛隊が、朝鮮半島危機のさなか、北朝鮮と目と鼻の先で「共同訓練」を行う計画が明らかになったのだ。

 朝日新聞はじめ複数の新聞がこの事実を報じたが、記事によると、今月下旬、東シナ海や九州西方の海域で、海自の護衛艦が第一空母打撃群と訓練する方向で防衛省と米軍が調整中だという。

 カールビンソンと海自の共同訓練は先月も2度行われており、今回で今年3回目となる。しかも、今回は具体的に先制攻撃が噂されているなかで「共同訓練」を行うというのだ。

 これは本当にたんなる訓練なのだろうか。実際は自衛隊を米軍の北朝鮮軍事作戦に参加させるためのものではないのか。もっといえば、自衛隊に米軍の先制攻撃をアシストさせ、なし崩し的に米朝戦争に参戦させるシナリオがあるのではないのか。

 これは妄想ではない。実は、安倍政権はその布石を昨年末の段階ですでに打っていた。

安倍政権がNSCで策定していた対北朝鮮武器使用の指針

 昨年12月22日、国家安全保障会議(NSC)が、「自衛隊法第95条の2の運用に関する指針」なるものを決定しているのだが、これが自衛隊に北朝鮮に対して武器使用をさせるために打ち出したとしか思えない内容なのだ。

 周知のように、自衛隊法第95条の2は、安保法制の自衛隊法改正で新設した、自衛隊の武器使用条件を米軍など外国軍の武器警護にまで拡大する法律。そこでは「我が国の防衛に資する活動」として米軍との「共同訓練」が明記されている。

 ところが、昨年末に安倍政権はわざわざ、その運用指針を打ち出し、自衛隊の武器使用が可能な「我が国の防衛に資する活動」として以下の3つを記したのだ。

(ア) 弾道ミサイルの警戒を含む情報収集・警戒監視活動
(イ) 我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に際して行われる輸
送、補給等の活動
(ウ) 我が国を防衛するために必要な能力を向上させるための共同訓練

 一目瞭然だろう。ここで第一に挙げられている「弾道ミサイルの警戒を含む情報収集・警戒監視活動」は、カールビンソンの「武器防護」の絶好の名目となる。つまり、カールビンソン率いる第一空母群が先制攻撃の一翼を担うことになり、北朝鮮から反撃された場合、自衛隊が自衛隊法95条の2にもとづいて、北朝鮮に対して「武器使用」できるといっているのだ。

 しかも、注目しなければならないのは、この用意周到な朝鮮半島有事への“布石”が日本側からの働きかけで進められたということだ。北朝鮮のミサイルを想定した運用方針まで示したのも、このタイミングでの自衛隊とカールビンソンの共同訓練も、官邸が主導で米側と交渉し、打ち出したのだという。ようするに、安倍首相はこの朝鮮半島有事で、自衛隊に武器使用をさせる“安保法制の実績づくり”をしようとしているのだ。

 だが、これは同時に、日本がなし崩し的に米朝戦争に引きずり込まれる危険性をはらんでいる。北朝鮮は現時点ですでに在日米軍基地への報復攻撃を宣言しているが、自衛隊がもし北朝鮮を相手に武器を使えば、北朝鮮は日本も敵国とみなし、日本全土がミサイル攻撃の対象となるだろう。そうなれば、数十万、場合によっては、数百万の国民がその命や財産を失うことになる。

安倍首相が「サリンを積んだミサイルが飛んでくる」と危機扇動

 しかし、もしかしたら、安倍首相はこうしたことも織り込みずみなのかもしれない。北朝鮮が日本に報復攻撃をしてくれば、日本国内は一気に北朝鮮への憎悪が燃え上がり、「全面戦争やむなし」という空気に支配されるだろう。安倍首相はその空気を利用して、自衛隊の朝鮮半島派兵にまで繋げ、さらに最終的に憲法9条改正にまで持っていこうと考えているのではないか。

 実際、これまでも安倍首相は、国民の生命の危機につながる米国と北朝鮮の軍事的衝突を避けようと動くどころか、むしろ、米朝戦争を煽るような動きしかしていない。

 それは、トランプ大統領がシリア・アサド政権をミサイル攻撃したときから始まっていた。安倍首相は明らかな国際法違反のその行為に諸手を挙げて賛同したうえ、「東アジアでも大量破壊兵器の驚異は深刻さを増しています。そのなかで、国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメントを、日本は高く評価します」と発言。

 さらに、トランプが「すべての選択肢がテーブルにある」と北朝鮮への軍事行動を示唆した際も、それを制止するどころか「高く評価します」ともり立てた。

 しかも13日の参院外交防衛委員会では、北朝鮮のミサイル問題について「北朝鮮はサリンを(ミサイルの)弾頭に付けて着弾させる能力を保有している可能性がある」と、根拠を示さずに答弁。その前の週の段階からワイドショーなどで山口敬之はじめ安倍応援団が煽っていた「化学兵器搭載のミサイルが落とされる」という話を国会でも披露。「トランプに北朝鮮を壊滅してほしい」という空気を煽りまくっている。

安倍首相がつくりだす「戦争突入やむなし」という世論

 繰り返すが、日本にとっての国益は“国民に血を流させないこと”以外にありえない。安倍首相が日本国民のことを第一に考えるのであれば、本来、なんとしてでも戦争を回避するよう、トランプ大統領に必死で掛け合わなければならないはずだ。

 にもかかわらず、安倍首相のやっていることと言えば、アメリカの先制攻撃を後押しするような言動を繰り返し、米軍空母との共同練習で挑発、さらにはメディアで国民の恐怖心をかきたてて戦意を高揚する……。

 どう考えても、国民の生命と生活よりも、米朝戦争を起こして安保法制の実体化や改憲に繋げようとしているとしか思えないのだ。実際、安倍首相はこの間、戦争回避や平和的解決へ向けた声明を一度でも出しただろうか。いや、皆無だ。つまり、この宰相は自らの野心のために、戦争と国民の命すら利用しようというのである。

 いずれにしても、私たちが警戒すべき相手は北朝鮮だけではない。トランプと安倍が手を携えて進む戦争をいまここで絶対に食い止めるために、「戦争突入やむなし」という世論をつくりだす安倍政権の動きを徹底的に批判していかなければならない。

(編集部)


















http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 官房長官「知事の『オール沖縄』 現実と違ってきている」

官房長官「知事の『オール沖縄』 現実と違ってきている」

4月24日 13時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170424/k10010959221000.html


菅官房長官は、24日午前の記者会見で、沖縄県内でことしに入って行われた3回の市長選挙で、いずれも自民党支援の候補が、翁長知事が支援した候補に勝利していることに関連して、「翁長知事を支える『オール沖縄』という言い方が現実と全く違ってきていることが明らかになったのではないか」と述べました。


この中で菅官房長官は、23日の沖縄県うるま市の市長選挙で、自民党と公明党が推薦する現職が勝利したことについて、「地方自治体の首長選挙は、地域経済や住生活の向上など身近なことが基本的な課題だ。当選した島袋氏は、こうしたことに実績を残したことが評価されたのではないか」と述べました。

そして菅官房長官は、沖縄県内では、ことしに入って行われた3回の市長選挙で、いずれも自民党支援の候補が、翁長知事が支援した候補に勝利していることに関連して、「沖縄にある11の市のうち9つの市長が翁長県政に否定的であり、翁長知事を支える『オール沖縄』という言い方が現実と全く違ってきていることが明らかになったのではないか」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「政府としては、沖縄県の負担軽減に全力を尽くし、経済発展にも『できることはすべてやる』という姿勢で取り組んできた。こうしたことをさらに自信を持って推進していきたい」と述べました。

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 北朝鮮の脅威を煽り、次は拉致被害者家族会を利用している安倍首相の卑怯(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/04/post-7c99.html
2017-04-24


今まで、何の対応も取ってこなかったのに北朝鮮の脅威を煽っ
て、今度は拉致被害者を利用している。

拉致問題など解決する気もないのに、何かあると、拉致被害者
家族会を利用して、その人たちに対して拉致問題は極めて重
要な問題だと言ってきたが。

安倍首相は、この被害者のご家族の残された時間がどれだけ
少ないか、分かっているのか。

拉致解決へ米政権と連携=安倍首相
                    時事通信 4/23(日) 16:23配信

>安倍晋三首相は23日、北朝鮮による拉致被害者家族会など
が東京都内で開いた「国民大集会」に出席し、「米トランプ政権
に対し、日本にとって拉致問題は極めて重要だと伝えている。
米国や国際社会と連携し、北朝鮮に早期解決に向けた決断を
迫っていく」と述べ、米国の協力を得て解決を目指す考えを示し
た。


>首相はこの中で、「北朝鮮は拉致問題に真摯(しんし)に取り
組まない一方、核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返しており、
断じて容認できない」と北朝鮮を非難した。 


非難したり、断じて容認できないと言うのは、誰にもできる。

自分が、”私は最高責任者”だと言うのだったら、容認できない
その先を実現するようにするのが仕事だろうに、ただ言ったも
ん勝ちの勇ましい言葉しか言わない。

これだったら、私達一般庶民と何も変わらない。

自分は、それだけの大きな権力を持っているのだから、やろう
と思えばやれるのに普段は一顧だにもしない。

ところが安倍首相は、北朝鮮問題が緊迫した時だけ、ミサイル
が飛んでくると煽り、拉致被害者は必ず救出すると、拉致被害
者家族会を利用している。

被害者家族会の方々は、これまで何度も安倍首相の甘言に
騙されて来ただろう。

今度こそは、今度こそはと儚い期待をしてきただろうと容易に
想像がつくが、安倍首相は、その藁にも縋る気持ちを利用し
て、支持率につなげて来た。

>北朝鮮に早期解決に向けた決断を迫っていく


まったくこの言葉も使い古された言葉で、早期解決という言
葉を何度使ってきたのだろう。

聞き飽きた。解決する気も、その力量もないのに、よく言うよ。

家族会の方々は、安倍首相の言葉に何年も縋って信じて来
たのだろうが、悪いけどこの人に縋っても無駄だ。

自分のためのパフォーマンスをすることはあっても国民に対
しての愛が全く感じられないのが安倍首相で、海外で災難に
遭った邦人、その家族への態度・対応でも分かることだ。

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 日本で反グローバリズムが勝利する方策ー(植草一秀氏)
日本で反グローバリズムが勝利する方策ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spqk4n
24th Apr 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


フランス大統領選の第1回目の投票が行われ、

極右政党NF(自由戦線)のルペン氏と

中道のマクロン氏が決選投票に進むことが確実になった。

決選投票は5月7日に実施されるが、

決選投票ではマクロン氏が勝利すると見込まれ、

欧州情勢がさらに急変するリスクが後退する。

市場が警戒したのは、

第1回目投票でルペン氏と急進左派候補であるメランション氏の2名が

勝ち残るケースだった。

この場合には、ルペン氏かメランション氏のいずれかが大統領に就任することになり、

どちらに転んでもフランス政治が激変することになる。

両者はともにEUに対して否定的であり、

英国に続いてフランスがEUから離脱することになれば、

EUの事実上の崩壊という事態に発展することも想定される。

ユーロ急落、欧州株価の急落などの反応も警戒されていた。

大統領選直前にパリでテロが行われたことは、

イスラム勢力に対する排他的な主張を提示してきたルペン氏に有利に働き、

急進左派のメランション氏には不利に働いたと考えられる。

こうした政治的な背景からテロが仕組まれた可能性も否定できない。

また、左派陣営では社会党のアモン氏が選挙戦の最終局面で

上位4候補者から水をあけられて失速したが、

急進左派メランション氏との候補者一本化は実現しなかった。

候補の一本化が実現していればメランション氏が決選投票に進んだ可能性が高い。

選挙においては、こうした「大同団結」が果たす意味が極めて大きい。

マクロン氏は39歳の若い候補者で、

フランスの主権者は、この若い候補者に政治刷新を託す選択を示したとも言える。


世界政治で大きなテーマになっているのが

反グローバリズム

である。

「グローバリズム」

とは、

「大資本の利益を極大化するために、国境を超えて、市場原理のみによって
経済社会を動かすことを目指す運動」

のことだ。

グローバリズムを推進しているのは、

国境を越えて活動を展開する巨大資本=多国籍企業=ハゲタカ勢力である。

彼らは市場原理が支配する世界統一市場を形成しようとしている。

資本が利益を極大化するための方策は、

コストの極小化

であり、その最大のターゲットになるのが労働コストである。

労働コストには地域差がある。

労働コストの低い地域の労働力を活用することにより、

労働コストの高い地域の労働コストに下方圧力がかかる。

国境を超える労働力の移動を促し、グローバルに労働コストの引き下げを実現する。

移民が流入し、既存の労働者の所得が減少する。

このことによって、排外的な主張が欧州でも拡大しているのである。


グローバリズムの加速によって、世界全体で労働者の没落が広がっている。

1%の富裕層に富と所得が集中し、99%の一般労働者の富と所得が減少する。

格差拡大は資本主義の進展に伴う必然的な結果であるとも言える。

こうした経済現象を分析して脚光を浴びた経済学者が

フランスのトマ・ピケティである。

問題は、このような性格を有するグローバリズム進展に対する民衆の反対、反抗が

広がる際に、これが二つの潮流に分かれてしまうことだ。

所得分配の平等化を求め、最低所得水準の保障を求める

社会民主主義的な政策を求める主張が拡大する一方で、

移民排斥、人種差別的な反応も拡大する。

フランスではルペン氏への支持とメランション氏への支持に、

反グローバリズム勢力が分断された。

米国では民主党のサンダース氏と共和党のトランプ氏に分断されたのである。

英国のEU離脱国民投票では、両者の投票が融合された。

どちらの立場を取るにせよ、EUからの離脱が正しい選択であるとの判断が

持たれたのである。

米国大統領選では、クリントン氏のグローバリズム推進に反対する国民の一部は、

最終的にトランプ氏に投票したと見られる。

本来の民主党支持者の一部がクリントン氏支持からトランプ氏支持に流れたのである。

グローバリズムを推進する政治を刷新するには、

反グローバリズムの主張を持つ主権者の投票を融合することが求められる。

その実現がなければ、現実政治を打破することが難しくなる。

日本でも格差拡大、グローバリズム進行に対する反対勢力は拡大しているが、

それが排外主義と社会民主主義の主張の二つに分断されてしまうと、

政治変革の可能性は低下してしまう。

逆に言えば、それがグローバリズム推進勢力のねらい目になっているとも考えられる。

フランス大統領選の結果が日本の政治変革のあり方に示唆する点は大きいと言える。


欧州の場合、現実に数十万人、数百万人単位で移民が流入している。

その結果として、社会の不安定化が進行している。

既存の労働者にとって移民の流入が脅威として感じられることも事実であろう。

賃金に下方圧力がかかり、所得が減少する、職を失う、という現実も生まれている。

このような現実を背景に、欧州全体で移民の流入に対する制限を求める主張が拡大し、

排外主義的な運動が拡大しているのである。

欧州における排外主義の拡大には、それなりの現実の背景があると言える。


これに対して、日本の現実はまったく異なる。

日本は移民をまったく受け入れていない。

欧州諸国における排外主義を日本が批判しても、説得力は乏しい。

日本自身が極めて「排外的な移民政策」を採用しているからである。

この日本での排外主義の蔓延は批判されるべきものだ。

しかしながら、その日本においてさえも、排外主義的な主張が広がっている。

この現象は、日本における急激な格差拡大、中間層の没落を背景とするものである。

下流に押し流された民衆の不満のはけ口として、排外主義が利用されている。

同時にこのことは、格差拡大を推進する政治権力に対する不満が

ひとつにまとまらないための「策略」でもあると考えられる。


日本において排外主義的な主張を展開する政治勢力が安倍政権と結託する傾向が

観察される。

安倍政権自身が排外主義的な主張に同調する傾向を有し、

このことによって、排外主義的な民衆勢力と結託しているのである。

このことが、安倍政治を打破する際の最大の障害になりつつある。

逆に言えば、これが、格差拡大=グローバリズムを推進する勢力の狙いであるのかも

しれない。

格差拡大=グローバリズムを推進する政策を実行しても、

これに反対する民衆の政治運動が一本化せずに、

分断されれば、政治的に強い勢力にはならない。

「分断して統治」

という言葉があるが、

グローバリズムを推進する際には、

反グローバリズム勢力の分断

こそが重要な課題になっているとも考えられる。


日本において重要なことは、

排外主義に走らずに、

グローバリズム推進による

格差拡大

労働者の権利保障の圧縮

食の安全・安心の軽視

国民医療保障制度の破壊

等への抵抗を

一本化することである。


「連帯」

こそ、現実を変革するための最強の方策である。

安倍政治は

原発を推進し、

戦争を推進し、

TPPを推進し、

辺野古米軍基地建設を推進し、

格差拡大=消費税増税を推進している。


この政策運営に反対する主権者勢力は大きい。

この勢力が

「政策を基軸に」

「党派に関わりなく」

「連帯」

することが重要だ。

この「連帯」が実現すれば、安倍政治を打破することができる。

現実を打破する最良の方策は

「民主主義の活用」

である。


このとき、最大の障害になるのは、

小異によって分裂することである。

大異を残すことはできないが、小異は残し、

大同につくことが重要なのだ。

排外主義と連帯することはできないが、

安倍政治の「戦争と弱肉強食」の政治に反対する勢力が、

「平和と共生」の政治実現を求めて

オールジャパンで連帯することが求められている。

これを実現できれば、日本では、必ず政治刷新を実現することができる。



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK224] クローズアップ現代+ ▽アメリカに監視される日本〜スノーデン未公開ファイルの衝撃  NHK
チャンネル [総合]
2017年4月24日(月) 午後10:00〜午後10:25(25分)

ジャンル
ニュース/報道 > 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 > 社会・時事
ニュース/報道 > 定時・総合

番組内容
NHKはアメリカが日本で展開する諜報活動についての“未公開ファイル”を入手。そこに記された、米当局の日本に対する監視活動の知られざる実態を検証する。

出演者ほか
【ゲスト】ジャーナリスト…池上彰,【キャスター】武田真一,田中泉


https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170424-21-25316

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK224] しんぶん赤旗 部数が産経を超える日も近いとの見方(週刊ポスト)

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しんぶん赤旗 部数が産経を超える日も近いとの見方
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170424-00000015-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年5月5・12日号


  
産経新聞を超える日も近い?(しんぶん赤旗のHPより)

 全国紙の部数減は底が見えない。昨年下半期の数字では、長く1000万部を死守していた読売新聞は900万部台を割り込み、朝日は4年で100万部以上減らし641万部。日経と毎日が300万部前後で、産経は158万部まで落ち込んでいる。

 だが、“新聞離れ”が深刻化した業界において、異彩を放つ2紙がある。

「113万部」(日曜版含む。2017年1月公表)のしんぶん赤旗と「550万部」(1989年当時。以後部数非公表)を誇る聖教新聞だ。

 大手紙の販売部社員はこう話す。

「赤旗も聖教新聞も公称部数とはいえ、大手紙の数字も印刷(発行)部数に過ぎない。聖教新聞の550万部が20年前の数字なので半分に差し引いたとしても、いまや“5大紙”といえば実態は産経はおろか、毎日さえも押しのけて聖教新聞が入る、と言われる。赤旗も減少傾向にあるものの全国紙に比べれば踏みとどまっており、産経を超える日も近いと見られています」




















http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 北朝鮮は核実験をやるのか 米朝開戦危機の真実味を検証 危機を煽って政治利用の悪辣(日刊ゲンダイ)
 


北朝鮮は核実験をやるのか 米朝開戦危機の真実味を検証
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204194
2017年4月24日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   にらみ合いは25日がヤマ場(トランプ米大統領と金正恩)/(C)AP

 米朝開戦の危機が叫ばれている。25日の人民軍創建85周年に合わせて、北朝鮮が6回目の核実験を実施するのではないかとみられているからだ。

 米国のトランプ大統領が「核実験を強行すれば攻撃する」と発言したこともあり、緊張が高まっているとされる。

 北朝鮮はこれまでも、重要な記念日に合わせてミサイル発射や核実験を行ってきた。米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は21日、北朝鮮北東部にある核実験場を撮影した最新の衛星写真を公表。坑道でトレーラーや排水などが確認されたことから、実験場での活動が再開され、命令が下ればいつでも6回目の核実験を実施できる状態だと分析している。

 北朝鮮のハン・ソンリョル外務次官も「核実験の準備はできている。あとは上の判断だけだ」と言っていて、「米国が軍事手段に踏み切れば、それは即座に全面戦争を意味する」と英BBC放送の取材に答えていた。

「現地事情に精通した情報筋によると、北朝鮮は25日に核実験を行うようです。それでトランプ大統領が激高し、軍事行動に出れば、北は韓国にミサイルを撃ち込む。ソウルは火の海です。万が一、開戦になれば、日本にもミサイルが飛んでくる。日本政府は、そこまでの覚悟があって、北朝鮮への圧力を強める米国を全面的に支持し、追従しているのか。国民の安全を守るというなら、まずは戦争回避のための外交努力をするべきではないでしょうか」(政治評論家・野上忠興氏)

■月末まで緊張状態が続く

 そんな中、朝鮮半島近海へ向けて航行している米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」と海上自衛隊の護衛艦「あしがら」と「さみだれ」の2隻が、23日午後から西太平洋の海域で共同訓練を始めた。数日間、日本近海へ向けて北上しながら、通信訓練などを実施するという。空母の作戦半径は1000キロに及ぶため、25日ごろからは朝鮮半島が作戦半径に入る。これを日米による挑発だと受け取り、北朝鮮の暴発を誘引する可能性もある。北朝鮮の核封じ込めは当然として、日米はどこまで本気なのか。

「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が言う。

「建軍節の25日がポイントなのは間違いありません。本来なら建軍節に実施するはずの大規模な軍事パレードを金日成主席の生誕105周年を祝った4月15日の太陽節にぶつけた。そうなると、25日には何をやるのか。過去最大規模の核実験か、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射か。前日の24日に平壌で開かれる中央報告大会に合わせて核実験を行い、軍の士気を高めようとする可能性もあります。もっとも、25日までに何も起こらなくても、月末までは緊張状態が続くはずです」

 28日にニューヨークで開かれる国連安全保障理事会の閣僚級会合では、北朝鮮への対応を協議する。これは米国の呼びかけによるもので、ティラーソン国務長官が議長を務める。もちろん、日本の岸田外相も参加する。

「会合では北朝鮮への非難声明が出されるでしょう。併せて、日米韓3カ国の外相会談も予定されている。これに反発して核実験を強行するかもしれません。30日まで米韓軍が大規模な合同演習を行っていることに対して、挑発行為をするかもしれない。“Xデー”がいつなのかは、米国の情報機関・諜報機関でも確定できていないのです。しばらく予断を許さない状況が続く。ただ、北朝鮮が核実験を強行したら、すぐさま米軍が軍事行動に出るというような事態にはならないとみています」(辺真一氏=前出)

  
   ミサイル避難訓練を要請(C)日刊ゲンダイ

ならず者国家と戦争屋政権のチキンレースに悪ノリ

 米国は「あらゆるオプションがある」と武力行使をチラつかせるが、それは裏を返せば、何も決まっていないということでもある。イキって直接の軍事行動に踏み切ったところで、米朝開戦後の出口戦略はない。ソウルは火の海、日本にある米軍基地も標的になる。それで米兵の死者が出たりすれば、大変なことになる。米国内の世論は一気にトランプ批判に沸くだろう。

 冷静に考えれば、きょう明日にも米朝開戦なんてことはあり得ない。それなのに、ことさら危機を煽るのが、この国の政府なのである。

「米国の世論調査では、60%以上の人が北朝鮮への攻撃に反対しています。トランプ大統領は支持率を気にして動くはずで、現時点で北朝鮮攻撃というオプションは考えられない。だからこそ、米国は北朝鮮の説得を中国に任せた格好にしているのです。普通に見れば、米朝開戦など『ない』のに、安倍政権も御用メディアも、いたずらに危機を煽っている。ついには民間防衛まで言い出したから呆れます。秒速2000メートルから3000メートルで落下してくる弾道ミサイルがいつ、どこに着弾するかも分からないのに、ミサイル飛来を想定した避難訓練なんて何の意味もない。国民の不安をかき立てるだけで、非常に悪質だと感じます」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)

 菅官房長官は21日の会見冒頭、ミサイル落下時の対応策を内閣官房HP内の「国民保護ポータルサイト」に掲載したと発表。ミサイル発射情報が流れた際は「地下街に避難する」「窓のない部屋に移動する」「物陰に隠れて地面に伏せる」などと書かれている。

 同じ日に都道府県の危機管理担当者を集めた説明会も行われた。ミサイル着弾を想定した住民避難訓練を行うよう要請したのだ。

■危機を煽って政治利用の悪辣

 だが、「地面に伏せる」防衛訓練がどこまで身を守ることに役に立つのか。

 安倍首相自身が「ミサイルにはサリンや核が搭載される」とか煽っておいて、この古色蒼然としたマニュアルでは、“竹槍でB29を撃墜”の時代と変わらないではないか。無責任もいいところだ。本当に核ミサイルの脅威というなら、自治体に核シェルターの配備でも要請すべきではないのか。

「本当の危機などないから、安心して国民の不安を煽っているのでしょう。そうすれば、森友学園の問題や内閣の不祥事、共謀罪法案から国民の目をそらすことができる。北の脅威と言えば、政権支持率もアップするのが常です。有事を理由にすれば、政敵からの批判を封じ込めることもできる。危機を意識的に煽り、政治利用しているのです」(孫崎享氏=前出)

 同じことはトランプ政権にも言える。ドン詰まりだった支持率が、シリア空爆で奇跡的に持ち直した。共同通信の世論調査によれば、米国のシリア攻撃を安倍が真っ先に支持したことを「納得できる」との回答は自民党支持層で69.2%に上った。“平和の党”の公明党は47.2%、日本維新の会は56.3%、民進党でも35.2%、無党派層では40.2%と高い。

 ならず者国家と戦争屋のチキンレースを利用し、悪ノリしているのが安倍政権なのである。本当に危機なら、今月末から主要閣僚がこぞって外遊なんてできないはずだ。

 国民を不安に陥れることで求心力を回復し、自分たちは好き放題――。脅威を煽ることが、為政者にとって、いかに都合がいいかという話なのだが、米国のシリア空爆は議会の承認も、国連決議も得ていない。法的な正当性がない上、シリアのアサド政権が化学兵器を使用した証拠も示されていない。トランプ政権の支持率が上がったから、“結果オーライ”で、今のところ不問に付されているが、国際法違反の疑いが濃厚だ。それを盲目的に「評価」した日本のポチ政権の妄動。これらも徹底検証する必要がある。北朝鮮への対応もそうだが、ありもしない“脅威”で国民を惑わせ、言論封殺の手段に利用されてはたまらない。

  



http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK224] スノーデン文書の中に日本情報 ネットメディアが公開(NHK)


スノーデン文書の中に日本情報 ネットメディアが公開
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170424/k10010959721000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006
4月24日 19時21分 NHK


4年前、アメリカのCIA=中央情報局のスノーデン元職員が持ち出した機密文書の中に安全保障の分野を中心に日本に関わる情報があることが明らかになりました。文書を保管・管理するアメリカのネットメディアが24日夜、公開を始め、国内でも検証を求める動きが出てくる可能性もあります。

CIAのスノーデン元職員は2013年、アメリカのNSA=国家安全保障局が、大手の通信会社やインターネット関連企業から個人の電話の通話記録やメールの内容を極秘に収集していたとする機密文書を持ち出し、メディアに告発、ロシアに亡命しました。

持ち出した機密文書の中に安全保障の分野を中心に日本に関わる情報があることが明らかになり、アメリカのネットメディア「インターセプト」が日本時間の24日夕方6時ごろから保管・管理する13のファイルについてネット上で公開を始めました。

公開されたファイルのうち2004年の文書では、東京にある在日アメリカ軍の横田基地で通信機器の製造施設を作る際、ほとんど日本側が支払ったという記述があります。

さらに、製造された機器がアメリカの世界での諜報活動に使われ、「特筆すべきはアフガニスタンでのアルカイダ攻撃を支えたアンテナだ」と記載されています。

また、世界をしんかんさせた1983年にサハリン沖で大韓航空機が撃墜された事件についても記載がありました。それによりますとアメリカが旧ソ連の責任を追及するため、自衛隊が傍受したソビエト機の交信記録の音声データを渡すよう求めていたほか、その後、音声データが国連に持ち込まれたいきさつが書かれています。

さらに2013年の文書では、NSAが「XKEYSCORE」というネット上の電子メールや通話記録などを収集・検索できるとされる監視システムを日本側に提供したとする記述もあります。

防衛省は「問い合わせのあった未公開文書がどのような性格の文書であるか承知していないため、防衛省としてコメントすることは差し控えます」としています。いずれも内容の詳細はわかっていませんが、今後、国内でも検証を求める動きが出てくる可能性もあります。

スノーデン元職員が持ち出した日本に関する機密文書については、今夜(24日)午後10時からの「クローズアップ現代+」で詳しくお伝えします。






















http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 安倍内閣高い支持率のワケ 「緩んでいる」けど「ほかに適当な人がいない」 
安倍内閣高い支持率のワケ 「緩んでいる」けど「ほかに適当な人がいない」 

2017/4/24 13:10
https://www.j-cast.com/tv/2017/04/24296314.html

閣僚の失言や政務官の不倫スキャンダルなどが続く安倍政権について、共同通信社が22、23日両日(2017年4月)に実施した全国電話世論調査で「緩んでいる」と答えた人が73%以上に上ったそうだ。「あさチャン!」が日刊スポーツ記事をもとに伝えた。

「この結果についてはどう受け止めますか?」(夏目三久キャスター)

tv_20170424130802.jpg


「安倍政権の支持率は高いんですが、不適切な発言が不用意に出てくる。まさに緩んでると言っていい。もうひとつ、いまの安倍政権のなかで本当に閣僚や政務官にふさわしい人材が適材適所で配置されているのか。いわゆる人材難もあるんじゃないかと私は思いますね」(「あさチャン!」コメンテーターの龍崎孝・流通経済大教授)

一方、内閣支持率自体は調査方法が変わった影響もあり、58.7%に上がった。

「支持の理由でもっとも多かったのは、『ほかに適当な人がいない』だったという――」(夏目)

「当然、野党にも責任があると言えますね」(龍崎)

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 壊れゆく日本=狂った権力者を持つ国民の悲劇(simatyan2のブログ)
壊れゆく日本=狂った権力者を持つ国民の悲劇
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12268575684.html
2017-04-24 17:54:53NEW ! simatyan2のブログ


とにかく、日本人の民度の劣化が止まらないのです。

まず教師の犯罪から





教師による、わいせつ事件の発生率が一般人の15倍とは
驚きですね。









上記の事件は全て平成25年以降に起きたものです。

また、日本の中学校数 は、10404校ありますが、校長の
買春人数は、判明している数だけで約12660人もいる
のです。

学校の数より、校長の数より、売春人数の方が多いという
驚くべき数字です。

昔は聖職者と言われた立場の人が全く信用できない時代に
なったのです。

もっとも売春宿の顧問弁護士(橋下徹)が大阪の首長になったり
日本維新の会の代表になったりして、総理大臣と仲良くしてる
御時世ですから、わいせつ事件が増加するのは当たり前と
言えば当たり前ですけどね。

しかし民度の劣化は何もわいせつ事件だけに限ったこと
ではないのです。

親の年金などの収入を当てにする40−50歳代の中年
「パラサイト」も増加しているのです。

いわゆる親への寄生虫ですね。

焦点:「パラサイト」世帯の高年齢化、日本社会のリスク要因に
http://jp.mobile.reuters.com/article/idJPKBN17L06L

この人たちは前にも書きましたが、収入の心配が無く、
時間もタップリあり、裏づけの無い妙な自信(親の収入が
無くなることなど微塵も考えない)に溢れています。

こういう人たちが、ネトサポなどプロ市民の書き込みに誘発
されてネトウヨ化するのは容易に想像がつきます。

自分が弱者であることを忘れて、

「消費税は計算がメンドクサイから早く10%にしろ!」
「生活保護受給者や弱者や老害の年寄りは処分しろ!」
「原発を早く稼動させろ!」
「アメリカは早く北朝鮮や中国と戦争しろ」

などと声高に叫び自分を誇示するのです。

普通まじめにコツコツ働いてる人は、無駄な税金は一円も
払いたくないし、自分が弱者になった先のことを思えば
セーフティネットは必要だと考えるものです。

さらにもう一つの日本の危機は、子ども(中高生)の自殺
が多いことです。

2016年、警察庁の統計によると320人の小中高校生
が自殺しているのです。

自殺者全体の数は多少減少しているのに小中高校生の自殺
は減らないのです。

減らない子どもの自殺 昨年、小中高生320人
http://www.asahi.com/articles/ASK4P04M6K4NUUPI007.html

子どもの自殺は決してイジメだけではなく、親と社会が
大きく影響を与えているのがわかります。

子ども(精神的に未熟な親)が子どもを育てると、子ども
は悲惨です。

日本は今、見かけは大人でも頭脳は子どもの男が首相をやって
います。

子どもが教育を受けるべき学校の教職者が日常茶飯事に
わいせつで逮捕され、

多くの子どもが自殺し、社会の中枢になるべき中高年が
パラサイト化する、

こんな社会がまともなはずがない。




http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 首相補佐官・今井尚哉の底意地悪さ!嫌いな記者いるとしゃべらず夜回りに嫌がらせ
首相補佐官・今井尚哉の底意地悪さ!嫌いな記者いるとしゃべらず夜回りに嫌がらせ

2017/4/21 20:40
http://www.j-cast.com/tv/2017/04/21296267.html

<自民党執行部は21日、不倫報道をめぐり経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員(46)=広島4区=を離党させる方針を固めた>(Asahi.com2017年4月21日11時29分)

身から出た錆である。妻の妊娠中に不倫を働いた宮崎謙介元議員のように、議員辞職まで追い込まれるのではないか。がんで闘病中だという中川の妻がワイドショーの取材に答えていた。夫のいうことを信じるといってはいたが、痩せた肩が痛々しかった。

フライデーは中川が愛人に「元カノ」といっていた前川恵衆院議員(41)を直撃している。中川と「深夜密会」していたのをフライデーされたときは、「不倫は事実無根!」と威勢よく答えていたのに、今回は<憔悴した様子でペコリと頭を下げ、クルマに乗り込んでいった>(フライデー)そうだ。人がいいだけの世襲議員に惚れたが因果というものだ。

中川議員と違って、今井尚哉という首相補佐官はよほど底意地の悪い人間のようである。週刊ポストによれば、毎晩、今井の家の前には番記者が10人以上も集まるという。機嫌がいいと話すが、へそを曲げると何もしゃべらない。その今井が朝日新聞の番記者Sをとことん嫌ってしまったという。

S記者は2015年9月に可決された安保法案を取材しており、可決後、安倍首相が祖父・岸信介と父・安倍晋太郎の墓参りをした際、安倍に「安保法案の成立を報告したのですか」と声をかけたそうだ。それを、今井は「無礼極まりない」と怒っていたという。そこへS記者が番記者として現れたから、Sを無視し続けたそうである。

Sはそれでも腐らずに夜回りを続けていたが、今年1月、某新聞記者とテレビ局の記者に呼び出され、こういわれたという。君がいると今井さんが対応しくれないからもう来ないでくれ。その代わり、今井とのやり取りはメモで回すから。こんなポチ記者がいるから、今井程度にいいようにあしらわれてしまうのだ。

その日以来、S記者は意気消沈して夜回りをしなくなり、朝日新聞の上司もこれを知って、4月に別の記者と交代させてしまったという。記者も朝日もだらしがない。記者の質問に答える説明責任を果たすのは役人や政治家どもの義務である。そうしないのがいたら、記者たちがそれぞれの紙面で告発し、読者に知らせるべきだ。安倍首相の支持率が下がらずヘラヘラしていられるのは、こういう府抜けた記者たちのおかげである。

4月18日に赤坂の「津やま」で安倍首相をはじめ、小池都知事、二階幹事長、小泉元総理らが会食していたことが話題である。フライデーによれば、小池がつくる新党に小泉の息子の進次郎が応援に行かないよう、小泉に「忖度」してもらいに集まったのではないかと"忖度"している。

いまさらオヤジのいうことなど、息子が聞くはずがないと私は思う。この「津やま」は私も何度か行ったことがある。以前にも書いたことがあると思うが、小泉が現職の総理の時、店の入り口の横に小泉人形が置いてあった。だが、しばらくして行くと人形がなくなっていた。主人に聞くと、店に来た客が帰りに人形をぶん殴るのだそうだ。度重なるので、可哀そうだから引っ込めたのだといった。今、安倍晋三人形を置けば、2日とたたずに壊されるだろう。試しに「津やま」へ行って置いてこようか。

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK224] (問う「共謀罪」 表現者から)自由奪われた羊、なりたくない 小林よしのりさん 


(問う「共謀罪」 表現者から)自由奪われた羊、なりたくない 小林よしのりさん
http://www.asahi.com/articles/DA3S12906945.html
2017年4月24日05時00分 朝日新聞 後段文字お越し



 小林よしのりさん=早坂元興撮影

 ■漫画家 小林よしのりさん(63)

 テロを未然に防いで治安を守る。正義の陰にあるものは。

     ◇

 わしは1990年代、薬害エイズ問題に関わった。子どもが次々亡くなるのに、厚生省(当時)は肝心な資料を出さない。行き詰まりを解決するため、世間の注目を集める方法がないか悩んだ。色や臭いがある無害なガスを厚生省でまいて驚かせようと計画し、仲間の学生と相談する様子を漫画にも描いた。

 結局、事態が動いて実行せずにすんだ。だが、人を傷つけないこうした表現行為まで完全に摘まない社会の方がいい。

 逆に、テロの標的になったこともある。オウム真理教を追及していたら、教団からVXガスで命を狙われた。身の安全を考えれば、共謀罪で監視を強めてもらったほうがいい。

 これらを天秤(てんびん)にかけたとき、わしは共謀罪を創設するのではなく、今の刑法にある予備罪をもっと活用して対処してほしいと思う。何をやるか分からん連中は調べてもらわんと困るが、テロ防止のために自由を奪われた羊にさせられるのは嫌だ。

 「戦前回帰だ」と反対の声を上げると、バカにされる。左翼がずっとそんな言い方をしてきたから信用されなくなった。どんな言い回しで警戒心を抱かせればいいか、難しい時代だ。

 共謀罪に賛成する人はたくさんいる。「自分はやましいことはしない」と思い込んでいるんだろう。安全のためなら監視された方がいいくらいの感覚。わしはそんな国民にも腹が立つ。(聞き手・岩崎生之助)

     *

 こばやし・よしのり 1992年、社会問題を扱う漫画「ゴーマニズム宣言」の連載開始。「戦争論」「沖縄論」「天皇論」など。






















http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 米国ファースト、仏ファーストを叫ぶのは危険だ! 
米国ファースト、仏ファーストを叫ぶのは危険だ!
http://79516147.at.webry.info/201704/article_283.html
2017/04/24 20:24 半歩前へU


▼米国ファースト、フランスファーストを叫ぶのは危険だ!
 フェイスブックは、ロクに中身を読まずに「いいね!」を連発するのが後を絶たない。これに対し、ブログ「半歩前へU」の読者は鋭いコメントを寄せてくれる。「まるねこ」さんもその1人だ。

 アメリカファースト、フランスファースト・・・。大衆受けする自国ファーストを叫ぶのは危険だ。なぜなら、彼らは過去の歴史から何も学んでいないーと、「まるねこ」さんは指摘した。

 日本にも“流行の波”に乗り遅れまいと、都民ファーストなどと口走る者がいる。どこも、かしこも、ニセモノ流行りだ。

 以下は「まるねこ」さんの指摘である。(原文のまま)

*****************

《内容》
「トランプもルペンも英国国民も間違っている」

 格差二極化が進んで先進各国の中間層は没落した。たしかにグローバリズムが進んで中国、メキシコなど低賃金国で生産された物資の輸入により国内産業が衰退したことも理由だ。

 また、移民の流入による低賃金の労働者が増えた事によって、中間層の雇用を奪った事も原因だろう。

 米国では若者が1:99のプラカードを掲げてウォールストリートをデモした事も記憶に新しい。

 この大衆の不満をトランプも、ルペンも、英国国民も、単純に「移民排斥」や「自国ファースト」に結びつけている。いわゆる反グローバリズム論に傾いている。

 しかし、反グローバリズム=保護(貿易)主義でこれが解決されるだろうか。

 「1929年の世界恐慌の後、先進工業国はブロック経済を形成して保護貿易の度合いを深めた。

 当時、世界最大の貿易国だったアメリカが関税率を大幅に上げた事で、世界貿易は縮小した。

 イギリスでも保護主義が進み、世界貿易は1930年代末には1920年代後半の50パーセント以下まで縮小した。

 ブロック経済は各国の経済的効率性を損なったことに加えて、政治的な対立の激化を招き、第二次世界大戦勃発の要因となった。」(一部wikipediaから引用)

 決して自国の経済的諸問題を保護貿易で解決できるとは思えない。

 問題の核心は「格差」なのだ。

 格差を生む新自由主義の矛盾を解決させるのが正しい政策だろう。

 たとえば、トマ・ピケティは『21世紀の資本』の中で税制について触れている。その一例として富の再配分、累進課税強化の必要性についても述べている。

 また、格差が進むと社会を不安定にすると指摘している。(若者の雇用先としてISなどが選ばれる危険性も指摘されている)

 大衆受けが良く、分かりやすい自国ファーストを叫ぶのは危険である。トランプも、ルペンも、安倍首相も、共通なのは、何においても過去の歴史に何も学んでいない事だ。


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 天皇陛下 大学時代に麻雀を覚えられ打ち筋は手堅い
大学時代に麻雀を覚えられたという天皇陛下

天皇陛下 大学時代に麻雀を覚えられ打ち筋は手堅い

2017.04.24 11:00
http://www.news-postseven.com/archives/20170424_520231.html

 ゴールデンウイーク明けの特例法案の国会提出を前に、天皇陛下の「生前退位」が急に現実味を帯び始めた。退位の時期は2018年12月下旬が濃厚。つまり、来年いっぱいで「平成の世」が終わるということだ。事務方の調整も急ピッチで進められている。

 では、退位された両陛下の生活はどう変化するのだろうか。陛下の学習院時代のご学友でジャーナリストの橋本明氏はこう説明する。

「お時間ができたら、陛下はハゼの研究に没頭されることでしょう。最近はお会いする度に魚の話題になりますが、それだけ陛下の“研究者の血”が騒いでいるということです。さらに、人が集まったときには百人一首大会が開かれますが、陛下はずば抜けてお強い(笑い)。そういった興味の対象や、ご趣味に当てられる時間が増えるのではないでしょうか」

 意外なご趣味が顔を覗かせるかもしれない。

「陛下は大学時代に麻雀を覚えられ、友人や侍従たちを相手に楽しまれることがありました。皇太子時代の1953年にヨーロッパを訪問されたときには、船上で麻雀に興じられました。打ち筋は手堅く、危険を察知するとすぐにおりるという、“大勝ち”しないかわりに“大負け”もしないというものだったそうです」(皇室ジャーナリストの神田秀一氏)

 美智子さまは旧知の相手に電話で「リタイア(退位)したら、陛下とふたりで青山(赤坂御用地)に住んで、昔、みなさんと馬に乗ったような日常を過ごしたい」と明かされたと報じられた。

「陛下は高校時代、馬術部の主将を務めた乗馬の達人です。美智子さまも同様に乗馬がお好きですし、絵本の翻訳をされたり、ピアノを弾かれたりしている。皇太子時代に完成した東宮御所にお戻りになるということですが、もしかしたら、美智子さまが『思い出のキッチン』にエプロン姿で立たれることもあるのかもしれませんね」(前出・橋本氏)

 美智子さまは、2007年のヨーロッパ訪問を控えた記者会見で、「もし身分を隠して1日過ごすことができるなら」という質問にこう答えられた。

「学生のころよく通った神田や神保町の古本屋さんに行き、もう一度長い時間をかけて本の立ち読みをしてみたいと思います」

 そういった美智子さまの願いが、現実のものとなるかもしれないのだ。一方、退位されたからこそできる「悲願」もあるという。橋本氏が続ける。

「天皇としてのお立場では実現が難しい面もあった、韓国訪問をされるのではないでしょうか」

 2005年のサイパン、2015年のパラオ、そして昨年のフィリピンなど、両陛下は先の大戦の激戦地への「祈りの旅」を重要なライフワークの1つと位置づけられてきた。

「皇太子時代の1986年、両陛下の韓国訪問が予定されていましたが、美智子さまが子宮筋腫の手術のため入院を余儀なくされ取りやめに。それからというもの、両陛下は韓国訪問への思いを日増しに強くお持ちでした」(前出・橋本氏)

撮影/雑誌協会代表取材

※女性セブン2017年5月4日号

http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 毎日新聞:世論調査 内閣支持率…51%(微増)
毎日新聞:世論調査 内閣支持率…51%(微増)
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/74b03b9b4b5d18908483c2b5399aa924
2017年04月24日 のんきに介護


こたつぬこ‏
@sangituyamaさんのツイート。

――毎日新聞の世論調査、興味深い結果がでましたね。朝鮮半島危機にもかかわらず、内閣支持率はわずか1ポイントの上昇。そして大多数の世論は、武力ではなく外交による朝鮮半島危機の解決を望んでいることが明らかに。〔5:51 - 2017年4月24日 〕――

わずか1%上昇に過ぎないと

単純に喜べない事情があるんじゃないか。

というのは、

前に触れた若者たちの

右傾化について

情報が詳しくなり、見ようによっては補強する形だともいえる

(拙稿「NHK世論調査  安倍内閣「支持」率アップの怪 …53%」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b78fd60226c8f83cf27e444854f59300
「朝日新聞:世論調査 内閣支持率…50%(微増)」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/853fbc4b179dce5bf748a732632fe261
「共同通信:世論調査 内閣支持率大幅アップ…58%(6.3ポイント↑)」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/88c84c73cc70ad04b4f45ad495437bab


すなわち、あからさまに言ってないものの、

「日本の若者たちって、

老人たちと違って、政治センスがとても悪い。

外で働いてたって

家で引き籠っているのと変わりない」

(ごめん。ちょっと誇張して書いてます)

という偏見の強化です。

実際、今までは世論調査の仕方を固定電話一本に絞っていたので

弊害はなかった。

それが調査対象を携帯電話に広げたら、

一挙に

「安倍晋三さん、かっこいい」みたいな意見の持ち主が

世論調査に応じるようになったと、

ジャーナリストたちが分析するようになだろう。

僕が不安に思ったのは、

次の記述だ。

「共同通信は今回から、従来の固定電話に加え、携帯電話も調査対象にした。

固定電話508人人、携帯電話は505人から回答を得た」。

どこが不気味かと言うと、

これ、毎日新聞の話ではなくて、

他の報道機関である「共同通信」だから。

僕には、

共同通信同様、

もし、調査対象を携帯電話に広げた場合、

飛躍的に

内閣支持率の上昇が伸びることを

予告された気がした。

それに毎日新聞において、今回注目すべきは、

どんな風な

朝鮮半島危機の解決を国民が

望んでいるかではなく、

共謀罪を

国民の半数は望んでいるという

刷り込みではなかったか。

質問の仕方も穏当さを欠いたのではないか。

毎日新聞は、

共謀罪について尋ねるに際し、

こんな前置きをした

(本当に世論調査があったかどうかは別だ。

こういう誤解を招く質問をしたという報告をしていることが

洗脳する上で意味があると考える)。

すなわち、

「『共謀罪』の構成要件を改めて『テロ等準備罪』を新設する

組織犯罪処罰法改正案が国会に提出されました」。

この文章の中に

間違いが二つある。

一つは、「構成要件を改めて」という件だ。

タイトルが変わっただけの話だ。

こんなもの、法律上、構成要件を改めたとは言わない。

二つは、「新設する」法案を「改正案」と呼んでいる件だ。

何らかの法律があって、

規定を変える場合にして初めて「改正」呼べるんであって、

新設の場合の用語法としては

誤りだ。

まるで誘導尋問のような問いかけをしているんであって、

読売新聞同様、

調査のやり方が失当だ

(拙稿「読売新聞:内閣支持率…60% 〜 第4の権力論を逆手に取った言論弾圧がなされる前兆ではないか」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/bf2cbd1bc721d08557fce3ecc7dd8d60)。


〔資料〕

「当社世論調査」

   毎日新聞(2017年4月24日)

(1面)


(2面)


(6面)




http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK224] 「安倍−金正恩会談」実現 GW“安倍電撃訪朝”濃厚:東京五輪前の国交正常化目標:新日朝合意は韓国大統領選にも強い影響

 むろんというか、申し訳ないというか、タイトルに書いたような安倍訪朝が政府から発表されているわけではない。

 “安倍電撃訪朝”に関する投稿は10日ほど前から構想し、そのタイトルは、「安倍電撃訪朝、早ければ月末の訪露時、遅くとも年内:東京五輪前を目標に日朝国交正常化交渉再開」というものだった。

 訪露に続く訪朝が絶好の機会だと思いつつも、腹が据わらない安倍首相のことだから先延ばしされる可能性もあると思っていた。

 しかし、先週21日に、「安倍晋三首相が27日から予定していた外遊で、ロシアと英国の後に訪れる予定だった北欧諸国の訪問を中止する見通しとなった。外遊期間も7日間から4日間に短縮する。複数の首相周辺によると、北朝鮮情勢を念頭においた「危機管理上の配慮」が理由」(日経新聞)というリーク報道をみて、安倍首相は、ほぼ間違いなく、ロシア・英国(黒鉛炉を提供したりウラン濃縮をやってもらうなど北朝鮮との関係が深い西側国家)を訪問した後に北朝鮮を電撃的に訪問すると判断した(注1)。

 日朝関係の現状を鑑みると、事前に安倍訪朝がわかると、なにやかやと言って足を引っ張る人たちが大勢いるようだから、“秘密電撃訪朝”は日朝首脳会談を成功させる必須条件なのかもしれない。

 訪朝が公然のイベントになるまでそっとしておいたほうがいいかもしれないが、このスレッドを読まれた人のほとんどが、影響力皆無のおっさんがまた与太話を書いているというだけで共鳴はしないだろうから問題はないと思っている。

 日本では、トランプ大統領の芝居っ気たっぷりの言動に引きずられるように、米朝軍事衝突説がまことしやかに語られ、中国が北朝鮮問題を解決する鍵を握っているかのようにも論じられている。
 しかし、トランプ政権最高幹部たちが明言しているように、軍事衝突は起きないし、中国に北朝鮮を抑えつける責務もなければその能力もない(トランプ政権も言葉とは違いそういう期待をしていない:中国を日本と置き換えたほうがわかる言動)。

 対北朝鮮制裁の決定的措置として石油の供給停止が取りざたされているが、それは、中国共産党系「環球時報」を使った中国の“朝鮮半島危機”芝居への参加を超えるものではない。
 年間70万トンとも100万トンとも言われる石油供給は、商取引でもなければ(だから貿易統計に載らない)、中国単独の援助でもない。それは、07年の米朝合意と「共同声明の実施のための第二段階の措置」(六者会合)に基づき、日中韓が対北朝鮮エネルギー支援として供給しているものだから、それを止めるということは、94年米朝枠組み合意以降のすべてをひっくり返してしまうことを意味する。
 石油禁輸で対米戦争に踏み込んでしまった愚かな日本とは違い、“理性的な”北朝鮮は暴発しないだろうが。

 少しだけでも冷静に北朝鮮問題を歴史的経緯的に顧みればわかるが、北朝鮮問題というか朝鮮半島問題の解決は、日本と米国が決定的なカギを握っているのである。
 安倍首相やトランプ大統領そして日本メディアの一部幹部も、それを知りながら、安倍首相を支援するため、「朝鮮半島危機」を煽り、中国責任論を拡散しているわけである。


■ 「安倍−金正恩会談」の目的

 安倍電撃訪朝=「安倍−金正恩会談」の目的は、日朝両首脳が02年の「日朝平壌宣言」と05年9月の「六者会合共同声明」(注2)の(履行)再確認を世界に明らかにすることである。

 「05年9月六者会合共同声明」には「日朝平壌宣言」を基礎に日朝は国交正常化に努力するという内容が盛り込まれているのでその確認だけで済むが、日朝交渉の今後を明確にするため、(恥ずかしながらでも)04年の小泉再訪朝に続いて「日朝平壌宣言」を確認することは意義が大きい。

 世間からは忘れ去られているようだが、「日朝平壌宣言」と「05年9月六者会合共同声明」には、北朝鮮の責務として核兵器開発の放棄や弾道ミサイル発射の自粛が盛り込まれており、その履行の確認は、現在の「朝鮮半島危機」の原因を除去する方向に動くことを意味するので、朝鮮半島をめぐる緊張は大きく緩和する。

 安倍首相がさらに腹を括ることができたなら、これまでより一歩大きく踏み込み、「拉致問題協議」と「国交正常化交渉」を同時並行的に進めることを表明する可能性がある。

(これまでのように、拉致問題が解決しなければ国交正常化交渉には入らないという態度では、04年の小泉再訪朝以後と同じように、再確認が交渉の進展に結び付かず「朝鮮半島危機騒動」が今後も繰り返されることになりかねない)

 「日朝平壌宣言」と「05年9月六者会合共同声明」の履行に関する再確認ができたからといって、朝鮮半島にある問題がすぐに解決するわけではないが、「日朝国交正常化→米朝国交正常化→南北の形式的統合」へと進むにつれ、南北関係や米朝の軍事的対決の様相も大きく変わっていくだろう。

 「どうせ、北朝鮮は約束を守らない」とか、「開発保有した核兵器を廃棄することはない」などと主張する人たちも少なくないが、北朝鮮に対するそのような認識が正しいのなら、米国や中国そして日本といった国々が北朝鮮問題であれこれ協議を重ねるのは愚の極致であり、16日のミサイル発射失敗を受けて20日にUN安保理が採択した対北朝鮮声明にある「国際社会が一致して、対話を通じて、平和的包括的に解決を図る」という表現(ロシアが安保理で奮闘してその表現を入れたことになっている)も空念仏の空虚なものということになってしまう。

(拉致に関する国民感情や政府やメディアの宣伝があることで誤解している人があまりに多いのではっきり言うが、「日朝平壌宣言」以降の日朝交渉で約束を守っていないのは日本政府である)

 トランプ米国の“おかげ”で朝鮮半島(北東アジア)の危機が世界中から認識されているわけだから、軍事衝突を回避し緊張を緩和するため、日本国民の生命と安全を守るため、自ら平壌を訪れ、金正恩委員長と会談する安倍首相を非難するひとはごくわずかに限られるはずである。

 安倍首相は、電撃訪朝について、質的な発展を遂げている北朝鮮の核・ミサイル技術を放棄に向かわせることや米朝の軍事的衝突危機を回避することの世界的意義を持ち出して正当化するだろう。

(今回のような「朝鮮半島危機」がなく、拉致問題での進展もない状況で、安倍首相が訪朝し「日朝平壌宣言」を再確認するようなことを行えば、北朝鮮に屈した!拉致被害者家族を見捨てた!北朝鮮融和策!売国奴!などと激しい批判や厳しい非難が巻き起こるはずである)


 反安倍の元外交官天木氏が

「拉致問題は私の手で解決するという安倍首相の大ボラ  天木直人」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/611.html

「北朝鮮情勢の緊迫で「ツキがまわってきた」と叫んだ安倍首相  天木直人」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/609.html

という発信をされているようだが、安倍首相の言動はあながち嘘とは言えない。


■安倍訪露に合わせて仕組まれた「朝鮮半島危機」

 “安倍電撃訪朝”が実現すると、今回の「朝鮮半島危機」が、そのために仕組まれたお芝居だったこともわかる。

 訪朝が実現してもないのに結論を急ぐのはどうかとも思うが、北朝鮮とトランプ米国が仕掛けた「朝鮮半島危機」は、昨年末から今年初めの時点で訪露が予定されていたこのGWに、安倍首相が電撃訪朝できる雰囲気を醸成するためのものだったと推測している。

 訪露後の電撃訪朝が先にあり、危機演出はそのために用意されたと考えている。


 21日に安倍首相の外遊日程が変更されたとするリークがなされたのは、その直前に、北朝鮮首脳部とのあいだで首脳会談の実施や合意できる事項がまとまったからだと推測している。
 安倍首相が平壌に着いてからさあ交渉ということはなく、安倍首相が行くからには、それにふさわしい成果が事前に約束されていなければならない。

 根回しと事前交渉の舞台は、前々から日露首脳会談が行われることになっていたモスクワだと思われる。
 モスクワなら、北朝鮮サイドもハイレベルの人物が常駐しているし行き来もできる。首脳会談直前のモスクワを日本政府の幹部が慌ただしく動いても不自然ではない。プーチン大統領自身を含めプーチン政権の幹部も日朝間の仲介者として動いてくれる。

 面白い情報がある。
 中国共産党のNo.3である張徳江全人代委員長が、先週月曜日(17日)にモスクワを訪れ、筋違いで格も違うプーチン大統領とも会談している。その会談で北朝鮮問題が話題になったことをRTRが報じている。
 張徳江氏は、金日成総合大学に留学しており、延辺など北朝鮮との国境付近の省で実績を重ねてきた人である。今でも北朝鮮と深いつながりと親交がある。彼も、「安倍−金正恩会談」の実現に骨を折ってくれた一人だと思う。

 安倍首相は幸せな政治家である。隠れた事情があるとは言え、彼の日朝交渉を支援するため、米中露の最高権力者たちが協力を惜しまないのだから。

(何を馬鹿な!おぞましい悪夢だ!と思う人が多いだろうが、安倍晋三氏は、日朝国交回復と日ロ平和条約締結を実現した“業績”で、ノーベル平和賞を受賞することになるだろう。あっしらはまたまた安倍を“よいしょ”しているという声も聞こえるが、ノーベル平和賞になんの意義も価値も見出していない私にとってはお門違いの批評である)

 中断の時期もあったが阿修羅で十数年にわたって、北朝鮮の「核・ミサイル騒動」は、日本政府に日朝国交正常化交渉を催促するための“米朝合作の仕掛け”と主張してきた。

 安倍首相が訪米し日米首脳会談に臨んでいる2月12日にミサイルが発射されたことが、今回の「朝鮮半島危機」=安倍電撃訪朝の発端である。

(安倍首相とトランプ大統領は、フロリダで、移動の自動車のなかのことだが、二人だけの時間を過ごしている。谷内氏など事情を知っているひとは同席していただろうが、そこで、今回の“電撃訪朝”に向けたシナリオの概略が提示されたと邪推している)

 そして、3月6日には、「在日米軍基地が標的の訓練」と北朝鮮が初めて公言した4発同時の弾道ミサイル発射があった。そのうち3発が日本のEEZに落下したとされ、発射時の映像が大々的に公開されたこともあって、「朝鮮半島危機」が飛躍的に高まった。

 ここからさらに、米中首脳会食の真っただ中で実施された4月7日の対シリア巡航ミサイル攻撃(これもお芝居だが)と13日のアフガンでのMOAB投下(死者はいないようだ)を交えながら、15日の北朝鮮太陽節に向け、軍事的衝突の可能性が煽られるかたちで「朝鮮半島危機」はピークへと突っ走っていく。

 そのような高まりゆく危機的情勢をひとまず冷やしたのが、空母カールビンソンのナゾの別方角航行事件という漫画チックな出来事である。

(それ以前から、危機がもっとも深刻であるはずの韓国で、日本の「朝鮮半島危機」加熱煽り報道に疑問を提示するメディアが多くあった。日本のメディアは、一部幹部だけが知っている話だとしても、危機を煽ることで安倍電撃訪朝の下地を作ってきた(注3))


 安倍首相は、トランプ米国+習中国+プーチン露が仕組んでくれた段取りによって世界の危機意識が“熱い”うちに訪朝するのがベストである。


■政治家安倍晋三と北朝鮮

 核実験やミサイル発射といった過去の「北朝鮮挑発行動」を振り返ると見えてくるが、北の“騒動”は、北朝鮮に対し巨大な政治的負債を抱えている安倍晋三氏が日本の政治リーダー(=首相)の座にあるときとりわけ活発化している。

 その詳細は別の投稿で説明したいと思っているが、北朝鮮が最初の核実験(偽だと思っているが)を行ったのは、06年9月26日の安倍第一次政権成立からわずか2週間後の10月9日である。
 そして、現在の「朝鮮半島危機」に連なっているとも言える北のミサイル発射が激しくなったのは、「ストックホルム合意」(14年5月)が空中分解したと判断できる昨年(16年)以降である。

(「ストックホルム合意」の崩壊は北朝鮮が提出した拉致被害者の現状報告を日本政府が気に入らず(国民向けに説明ができない内容)受け取らなかったことで起きたと推定:ストックホルム合意の時期も安倍訪朝が噂されていた)

 オバマ氏の「戦略的忍耐」が話題に上っているが、02年10月以降長きにわたって「戦略的忍耐」を続けてきたのが北朝鮮であり、15年近く経ってもう待っていられないと騒ぎ出したのが16年以降とみることもできる。

 安倍晋三氏は拉致問題の解決を最重点の政治課題としてきた政治家だが、02年「平壌宣言」以降の拉致問題解決とは日朝国交正常化を意味する。
 安倍首相以外に拉致問題解決を第一義的政治課題にしてきた政治家はいないのである。

 21世紀になって行われた日米首脳会談を辿ればわかるが、他の首相は、米国大統領に拉致問題解決への協力を求めているのに対し、安倍首相に限っては、拉致問題を解決すると約束している。

 阿修羅の政治板には反安倍的人士が多いこともあり、安倍首相の他に日朝国交正常化(=拉致問題解決)を達成できる政治家はいないといった説明には、承服できなかったり、違和感を覚えたりする人も多いようだ。

 安倍首相しか解決できないという主張に、安倍首相が優秀だとか慈愛に満ちた政治家といった含みはまったくない。

 何度も書いてきたが、07年に内閣総理大臣であった安倍晋三氏は、父親(安倍晋太郎氏)の政治資金団体を相続した際に脱税があったのではという疑惑が週刊誌に掲載されることを知るや、所信表明演説に対する代表質問が行われる直前に“おなかの調子が悪い”と言って遁走するという前代未聞の醜態をさらした愚昧で最低の政治家である。

(尖閣諸島国有化騒動で野田政権が行き詰まったあと、国会議員としての資質にさえ欠ける安倍晋三氏が首相になったのは米中の意向に沿ったものであり、そこには日朝国交正常化問題も絡んでいる。小泉首相が安倍晋三氏を内閣官房長官(初閣僚:05年10月末)に抜擢したのも、次の首相として行き詰まった日朝交渉を打開する任を安倍氏に委ねるための策)

 このように、安倍晋三氏と「日朝国交正常化」(安倍的に言えば拉致問題解決)には強くて深い因縁が存在する。

 安倍首相以外に拉致問題解決(=日朝国交正常化)を成し遂げられる政治家はいないとも主張してきた。
 そのような主張を“安倍よいしょ”の言動だと勘違いし非難する人もいたが、今回の危機始騒動のなかで発せられてきた政治家たちのコメントがどのようなものかを考えてみれば、安倍氏以外に日朝問題を解決できる人はいないと強く思わざるを得ない。

 共産党までが、米国の軍事力行使には反対しながらも、対北朝鮮制裁強化を訴えているというのが、日本の政治家たちなのである。(制裁は準戦争行為である)
 ほぼ誰一人として、「唯一のまっとうな解決策」である安倍訪朝=安倍−金正恩会談を提言する政治家がいないのが「属国ナレの日本」なのである。

 前述したし先日の投稿でも書いたが、日朝国交正常化交渉が頓挫しているのは、ひとえに日本政府の責任である。

 なぜなら、「日朝平壌宣言」で日朝両国は、

「双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。また、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認」

してからである。

 この内容を簡略に言えば、過去の拉致問題(日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題)を「日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題」とし、「今後再び生じることがないよう適切な措置をとること」で決着させたことになる。


■東京五輪前の国交正常化が目標

 東京五輪前の国交正常化目標と書いたのは、2000年・07年・12年と3回明らかにされたアーミテージレポートに「2020年までの南北統一」見通しが書かれていることを踏まえたうえで、今回の騒動の渦中においても、「米政府当局者は政権内の空気をこう明かす。北朝鮮が日本全土をミサイルの射程に入れ、挑発を強めている現状を受け、トランプ氏は周辺にこうつぶやいたという。「こんな状況で、2020年に東京オリンピックをやるのか」」(日経新聞)という情報があったからである。

 このトランプ大統領の発言を忖度すると、安倍政権には東京オリンピックまでには日朝国交正常化を実現してほしい(それを受けて米国も米朝国交正常化に向かう)ということだろう。

 北朝鮮で噂されている第6回目の核実験(偽だと思っている)については、安倍電撃訪朝の前にあってもおかしくないし、行われないまま過ぎてもおかしくないと思っている。

 安倍訪朝の意義として危機回避を強く印象付けたいのなら核実験をやってもいいし、いくらなんでも突然の平壌訪問はないから、安倍訪朝=日朝首脳会談の実施がまとまったので核実験をやめたという説明でもいいからだ。

 偽だが、核実験はしない可能性が高いと思う。

(廃棄することが見えている核兵器開発に限られた資源を投入する愚を北朝鮮は犯さない)

■訪朝は韓国大統領選にも強い影響

 パククネ大統領の弾劾成立(その裏側については別の機会に)に伴う韓国大統領選は5月9日の投票だから、予想通りに“安倍電撃訪朝”が実現すると、韓国大統領選投票は新たな日朝合意を受けたかたちでおこなわれることになる。

 現状でもいわゆる左派の文候補が優勢のようだが、日朝合意が明らかになると、文候補の優位は揺るがないものになるだろう。

 長くなったのでここまでにし、今後、拉致被害問題と狂気国家北朝鮮というイメージで見えにくくなっている日朝問題について少しずつ投稿していきたいと思っている。

[注記]

(注1)
まず、(意図的にウソ情報を流したものだが)「空母カールビンソン別方向航海」が広まったことで、核実験の問題は残っているとしても、朝鮮半島有事に対する危機感は一気に薄らいでいる。
また、外遊すべてをキャンセルするか、前々からスケジュール化されていたロシアだけにとどめるのならわかるが、すでに6月の総選挙が決まっている英国も訪問するのに、他の国々への訪問を「危機管理上の配慮」を理由として“直前”に取りやめるというのはいびつな措置である。

(北欧諸国と訪問に関する具体的な協議がほんとうにあったか疑問:ストックホルム合意があったことから“偽装”の協力はして貰えるだろう)

先に言い訳を書くと、たとえ予測が外れても、北朝鮮問題で米国トランプ政権が発しているメッセージの本質を無視し、朝鮮半島での軍事的衝突を煽っているメディアよりは生産的な与太話だから、外れた反省はしなければならないが容赦はしてもらえると思っている。
 GWでの訪朝という予感が外れても、年内には訪朝することになるだろう。

(注2)
※朝鮮半島問題に関する現段階での最重要文書「05年9月六者会合共同声明」については次の投稿を参照してください。

「制裁は役に立たないが、なぜそれが米国に必要か?:日朝平壌宣言と六者会合共同声明は今なお有効と国会で確認した安倍首相」
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/889.html


(注3)
「「日本が緊張煽っている」「度を超した発言」…安倍政権を批判し危機から目そらす韓国 当事者意識あるのか」(産経新聞)
http://www.sankei.com/premium/news/170423/prm1704230016-n1.html

※関連参照投稿

「共産 志位委員長 北朝鮮情勢 米に外交的解決働きかけを:「拉致問題解決」のため安倍首相が平壌へが正しい進言」
http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/147.html

「北朝鮮 止める秘策はあるか:米国の安保専門家や元高官「攻撃できるとは思わない」:唯一の策は今なお有効な「日朝平壌宣言」」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/883.html

「制裁は役に立たないが、なぜそれが米国に必要か?:日朝平壌宣言と六者会合共同声明は今なお有効と国会で確認した安倍首相」
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/889.html

「北朝鮮攻撃なら事前協議 米、日本政府と確認:すごい!米国の軍事力行使を制御できる日本」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/884.html

「首相 北朝鮮情勢「いかなる事態でも国民守り抜く」:できないことを軽々しく口にする愚昧宰相:拉致問題=国交正常化を急げ」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/850.html

「仁王像さんへ:北朝鮮に“政治的負債”を抱える安倍首相しか日朝国交正常ができないという説明のどこが”よいしょ”なの?」
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/864.html

「「韓国は中国の一部」 習主席の発言の真偽を問われた中国の反応は?:トランプ大統領の“気遣い”発言」
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/217.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK224] あなたは、日本国のリーダーがどんな人物か説明できますか?心理学に基づく最新知見を紹介。(お役立ち情報の杜(もり))
あなたは、日本国のリーダーがどんな人物か説明できますか?心理学に基づく最新知見を紹介。
http://useful-info.com/abeshinzo-personality-type
2017年4月24日 お役立ち情報の杜(もり)



 写真(安倍晋三氏) 出典:AP・AFLO

 日本国の総理大臣である安倍晋三氏。彼に対するネット上での評判は様々です。政治家として問題発言・行動が多く、このまま総理大臣にしておくべきか悩んでいる人も多いと思います。

 今回は、安倍晋三氏の性格をなるべく正確に把握したいと思います。様々な行動の背後には性格上の問題が存在します。有権者にとって、今後の参考になると考えました。

 参考にした書籍は、「性格のタイプ:自己発見のためのエニアグラム ドン・リチャード・リソ著 春秋社 初版」です。↓


中古価格 ¥8,400から (2015/7/19 18:06時点)

 同書によると、性格のタイプは大きく分けて9種類存在します(P43〜P44)。

タイプ2:世話好きで、寛大で、所有欲が強く、人を操る。
タイプ3:自信に満ち、競争好きで、自愛的で、敵対的である。
タイプ4:創造力に富み、直観的で、内向的で、抑鬱的である。
タイプ5:洞察力に優れ、分析的で、変わり者で、妄想的である。
タイプ6:人に好かれ、忠実で、依存的で、嗜虐的である。
タイプ7:才能豊かで、衝動的で、極端で、躁的である。
タイプ8:自信過剰で、力にあふれ、闘争的で、破壊的である。
タイプ9:穏やかで、人を安心させ、受動的で、投げやりである。
タイプ1:主義をもち、規律正しく、完全主義的で、応報的である。

 上記9種類の性格のうち、どれが優れているとか劣っているとかいうことはありません。どのタイプにも長所と短所があります。全ての人間は9種類のうちのどれかに分類できるのですが、各自が努力することで、不健全状態から健全状態の階段を少しづつ登っていくことができます。

 安倍晋三氏は性格としてはタイプ3に属すると、私は判断しています。上記書籍のP110〜P150に、タイプ3といわれる人達に関する記述があります。健全レベルから不健全レベルに至るまで、様々な分析がされています。その中から安倍氏を理解する時に参考になると思われる部分をいくつか抜き出して、以下に引用いたします。

引用始め

***************************

「主要な動機づけ:認められ、他人から抜きん出、注目を集め、賞讃され、他人に印象づけたいと願う。」

「すべての性格のタイプの中で最も自己愛的な人々である。」

「彼らは完全に自分自身にほれ込んでいるように見える。しかし、もっと正確にいえば、本当の自己というよりも、自分の膨張した心像に惚れ込んでいる。」

「賞讃は彼らに生きていることと価値があることを感じさせる。賞讃されないと、自らの自己感覚がひどく脅かされるため、空虚さと敵意を感じる。」

「自分をほとんど無限の可能性をもった人間であると見なし、その結果、自分に関してたやすく誇大妄想的な期待を抱く。彼らは、まさに自らの価値に対するその途方もない信念ゆえに、実際に成功することもある。しかし同時に、期待が際限なく膨らむままにさせておく傾向があるため、現実から相応の報いを受けて、後述するような不幸な結果を招く。」

「良心の欠如と、自分自身に対する膨れ上がった観念は、不健全なタイプ3に、自分の内部に自分を抑制するものが何もないため、容赦なく他人を詐取することを可能にさせる。彼らは、人々を実体として見ておらず、また、自分自身の自愛的な目的遂行のためにしかその存在価値を認めないため、人々を恥知らずに利用する。」


 写真(かつては大親友だった森友学園の籠池理事長を邪険にする安倍総理)

「見かけとは裏腹に、通常のタイプ3は、優れているどころか中身が空っぽである。彼らの包装が印象づけのために作られてきたので、彼らは注意を引きつける。彼らは、賞讃されるための正しい口火のつけ方を知っている。しかし、際限なく賞讃を求めることによって、自分自身から偶像をつくり出し、自分自身を崇拝し、他人にも同じようにすることを要求する。他人がその要求に応えなければ、タイプ3は、敵意をもって攻撃し、神ではなく悪魔として自分の本性を現す。」


 写真(安倍総理を無批判に礼賛する人たち) 出典:ニュース23

「彼らは、幼いときですら、まるで『私は価値のある重要な人間である』と四六時中自分にいい聞かせているかのように、自信をもち、自分の価値を確信していた。」

「自分より相手は地位が低いためか、なにか公然あるいは隠れた競争で相手を負かしたために、自分がなんらかの点で勝っていると感じるときだけ、人々の周りにいて気楽であると感じる。」

「通常のタイプ3は、他のどの性格のタイプも比肩し得ないほど効率的に成功を追求する。」

「可能なかぎり早く昇進したがり、自分が求める成功を勝ち取るためならばどんなことでも進んでする。」


 安保法制強行採決時における、佐藤元隊長の強烈パンチ 出典:EPA

「通常のタイプ3にとって、威信ある肩書や職業をもつことは重要である。」


 写真(安保法制の内容に自信満々の安倍総理) 出典:http://togetter.com/li/824251

「出世を進め、自分の社会的栄光に加えるために、絶えず人々に接触し、交際を求める。『あなたはどの程度の地位にありますか。あなたにつき従っていく価値はありますか』とでもいわんばかりに、その人の威信の度合いに応じて他人を素早く判断する。」

「あまり望ましくない人々を自分たちの社交仲間から排除することによって、通常のタイプ3は自分を誰が「身内」で誰が「部外者」かを決める裁定者にする」


 写真(安倍内閣の閣僚たち) 出典:毎日新聞

「彼らの外見と実際の姿とはまったく異なったものになり始める。したがって、通常のタイプ3にはまがい物的な要素がある。その言動の多くは、自らの真の姿の正確な反映ではないからである。」

「タイプ3が知的で高い教育を受けている場合はとりわけ、そこにどの程度の虚偽が含まれていてもそれを見抜くことが他人にとっていかにむずかしいかということを、強調しておくことは重要である。」

「タイプ3は、練習した見せかけのものではあるが、非常にいい印象を与える(冷静で落ち着いた“いいやつ”というのが典型である)。彼らは、きわめて洗練されていて人当たりがよく、自分の演じている役割はどんなものでも完璧にこなすことができる。しかも、彼らは常に、他人が自分の上演を受け入れているかどうかを気にかけている。


 写真(トランプ大統領の出迎えを受ける安倍総理) 「TPPから離脱するけど、文句ないよな?」「はい、もちろんです。自民党の公約でもありますから。」という会話が交わされている・・?

 その振舞いがあまりにも完璧であるため、他人にとってはタイプ3に欠けているものをそれとして認めることはむずかしい。しかし、十分にじっくりと見ていれば、通常のタイプ3にはなにも本質的なものがない――淀みなく洗練された外見の下には、本物の感情も、個人としての確固たる意見も、個性も、情熱もないということがわかるであろう。彼らについてはなにもかもが完璧に見えるが、さまざまな心像を足し合わせても一個の人格にはならない。欠けているのは、個人としての約束と義務の観念である。」


 写真(福島原発事故により大量の放射性物質が放出されたが、健康問題は発生しないと安倍総理は断言した。)

「通常のタイプ3は、誰かが自分の内面の空虚さを見抜くのを恐れて、真の親密さを恐れる。しかし、その少なからぬ魅力と他人に順応する能力があるので、親密さという印象を模擬的に出し、自分自身を実際以上に現す方法は知っている。」


 写真(真珠湾を訪問する安倍総理) 出典:AFP

「通常のタイプ3は、またその心像がどのようなものであれ、それを一皮むけば冷淡で計算高いため、親密さを恐れる。彼らの言動や意見や表面的な信念はすべて、実利的に、効果が上がるよう前もって計画される。生涯を通じてこうして生きてきたため、通常のタイプ3は非常にもっともらしく見える。」

「自分を導く道徳的な体系をもっていないため、唯一の指針となるものは『なにが有効に作用するか』である。通常のタイプ3は、技術的な問題を克服するのには十分向いているが、個人的な将来像はまったくもたず、真の価値観はほとんどなく、他人に対する本当の気配りを欠いているため、おおむね優れた指導者ではない。しかし、不幸なことに、タイプ3は、名声が関わってくるので、指導者の地位に惹かれる。」

「彼らは、自分の業績を自慢し、重要そうに聞こえる名前をわざとそれとなく口にし、自分が達成したことを『誇大宣伝し』、自分が信じ難いほど素晴らしく聞こえるようにし、自分の行いは何でも、他の誰の行いよりも――そして実際よりも――よく見えるようにするなどして、自分自身を執拗に宣伝し始める。」

「自愛的なタイプ3は、傲慢で、うぬぼれが強く、自分自身に強く感じ入っている。彼らは、自分は生まれながらに他人より優れていると見ており、まるでいつも『私はあなたより優れている』と言っているかのようである。」

「彼らの売り込み口上はたいていは実に説得力があるので、それを見抜くのはむずかしい。にもかかわらず、彼らが非常に優れているように見えても、人々は、本物にしては出来過ぎていると感づき始めるかもしれない。」

「面倒なのは、彼らは、うぬぼれが強くなればなるほど、自分自身に対する評価や成功の見込みがいかに非現実的になってしまっているかを他人に指摘されると、すぐに腹を立てることである。皮肉なことに、その大げさな見込みのために、彼らは現実には自分で自分に失望をもたらす。」


 写真(テレビ番組出演中にアベノミクスを批判され激昂する安倍総理) 出典:TBS NEWS23

「実際のところ、自らの自己愛が絶え間なく強められていなければ、通常のタイプ3は敵意を抱き始め、以前は持っていたであろう自分自身に対するユーモアの感覚をすべて簡単に失う。」

「彼らは実利主義者であり、なにが自分の役に立つかという以外になんの信条も持っていない。」

「彼らは、進んで裏切り、嘘をつき、「忠誠」を乗り換え、一番上になるために他人を利用する。彼らは良心を発達させてこなかったので、他人を詐取しても罪の意識を感じない。くだけた言い方をすれば、不健全なタイプ3は、やり手であり、『他人を利用しても社会的成功を追求する』人間であり、状況を利用するご都合主義者である――常に他人に損害を与える。今や、彼らが愛情に欠けていることもとりわけ役に立つ。」


 写真(組織犯罪処罰法改正案が成立しなければ東京五輪は開催できないと発言する安倍総理)

「人々は、彼らのご都合主義にときどきは気付いていても、たいていはそのことで彼らと対決するのを恐れる。不健全なタイプ3は、人々は報復を恐れて、自分の振舞いについてあえて何か言ったりしたりはしないことを当てにする。」

「彼らは拒絶されることを恐れるが、自らの自己愛と詐取性と悪意のために、結局拒絶される結果になる。他人から容認されることをそれほどに望む人物が、とても人間とはいえないとして軽蔑される。人々が賞讃したものの、あまりにも多くのものが偽りの表面、見せかけであったということがわかり、それが崩れて内側の空虚さを露呈する。」

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引用終わり

最後に:
 繰り返しますが、タイプ3といわれる性格自体は良くも悪くもありません。上に引用記述した性格特徴は実社会の中ではよく見られるものであり、珍しいものではありません。皆さんの周囲でも観察できるのではないでしょうか?
 何はともあれ、この記事が安倍晋三氏を理解するための一助になれば幸いです。

 なお、今回参考にした書籍は「性格のタイプ:自己発見のためのエニアグラム」の初版ですが、最新版は以下となります。

            
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以上



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