これが権力の巧みなマスコミ操縦術だ!
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2017/04/06 23:16 半歩前へU
▼これが権力の巧みなマスコミ操縦術だ!
「今村大臣の会見、突っ込んだ記者さん頼もしく感じたけど、同席していた他の記者も一緒に抗議して欲しかった。そうすべきレベルじゃないの?」−。ネットの投稿にそんな一文があった。
大手マスコミのみなさんはこの問いにどう応えるのか?
以前の記者は、権力の横暴には「社の枠を超えて」一斉に立ち向かった。
それが安倍政権になってからは、いつの間にか立ち消えになった。当然、質すべき事柄を問うことさえしなくなった。
質問が仕事の記者が「貝」になったらオシマイだ。
なぜ、記者がこんなにだらしがなくなったか?
それには深―いわけがある。
時の政権は政治に限らず、経済、外交、軍事、医療、事件事故、スポーツ、芸能、銀行や不祥事企業の不祥事、その他のスキャンダルなどなどあらゆる情報を一手に握っている。
そこから必要に応じてマスコミに垂れ流す。
シッポを振って来るテレビや新聞、雑誌には情報と言う名の“エサ”を与え、手懐(てなず)ける。
反対に政権を批判するメディアは締め出し、いやがらせをする。
こうして現場の記者たちを骨抜きにする。
独裁政権ならではのマスコミ操縦術である。日本だけでなく、中国やロシアなども同様だ。
こうしたマスコミを締め上げる政権の鎖を断ち切るには独裁政権を打破する以外に道はない。