稲田防衛相の『靖国参拝』と「少女像の設置」、『二度と繰り返さない象徴』という韓国の市民団体の戦略
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09, 2017 22:32 リュウマの遺言
韓国の少女像の設置に顔色を変えて抗議する『日本政府』と言うような反応の英語報道。「靖国参拝」をしたら「外交」は動かない、それは肌身で安倍首相は知っていると思うのだが、『稲田防衛相』にはまだわかっていないようだ。「私人として」などと言う言い訳が通用するはずもない。韓国側も「トップ不在」で右往左往しているわけで、「日本に理解を示す朴政権」をむざむざ殺して、日本に厳しい新政権を作るのに一役買っている『日本の対応』は他から見ればとても不可思議だろう。
『慰安婦問題』は、国内で語られているような案件ではない。ヨーロッパで日本に理解を示す国は1つもない、とは以前書いたのだが、日本軍部が「関与していなかった」「勝手にやってきた高給売春婦だ」などと言う言説は、事実が「部隊で『慰安券』を購入し、それを楼閣の窓口に出し、「二等兵10分、一等兵20分……」などという滞在時間が決められ、その時間で『所用』をたし、月末に軍部がその利用料金を経営者に支払う」などという事例(戦時の記録を調べればわかること)」があって言えることではない。あっという間に立ち往生する。ましてや、「他の国もやっていた」なども、こういう『日本式(管理売春)』となると、他に例を見ないので、その主張も意味がない。
あっさり、「過去は過去」、「間違いは間違い」と認めることができないことを、世界から見つめられている。
ishikawa yuichiro
稲田防衛相の靖国参拝を報じる仏クーリエ・アンテルナシオナル誌記事の見出し、明快に「安倍政権の偽善」と。曰く、「稲田氏、安倍首相の真珠湾訪問同行直後に、その真珠湾攻撃を命じた東条英機元帥が祀られている靖国神社を参拝」。
Vu du Japon. De Pearl Harbor à Yasukuni, l’hypocrisie du gouvernement Abe
Publié le 30/12/2016
Au lendemain de la visite symbolique du Premier ministre japonais à Pearl Harbor, sa ministre de la Défense s’est recueillie au sanctuaire controversé de Yasukuni. Un geste qui brouille le message pacifiste envoyé la veille et fragilise les relations du pays avec ses voisins asiatiques.
Tetsuya Kawamoto
主要英文メディアにおいては、真珠湾慰霊の翌日に行われた稲田の靖国参拝が韓国の少女像再設置を惹起したというのは共通の認識である。ところが国内の新聞・TV媒体にあっては、稲田の参拝問題をむざとスルーしてしまったから時系列的な問題提起さえ行えない。とことんブッサイクな話である。
TrinityNYC
「あれのどこが悪い」、「おまいらだって」、「自分からやりたいと言ってきた」、「強制ではない」、「こっちのせいでもなんでもない」と開き直った時点で味方全部失った。本件については【永遠の負け】が確定。
何を勘違いしてたのか知りませんが、「自分らの言い分が正しいんだから自分らの味方は増えるはず」という思い上がりベースにUSで新聞広告まで出して味方を募ったわけですが、「ニュース女子」と同質の民族蔑視と女性蔑視の腐臭漂う広告でむしろ逆効果を招いたのです。
対する韓国側の市民団体は英語を母語で操るメンバーを米国内に配置、日本側が上から目線で感情的に喚いているのを尻目に、少女像を「平和祈願のシンボル」と位置づけ、「二度と繰り返さないように」と訴え、「女性の人権」という切り口を前面に強く押し出す戦略を取った。
けん @bunbun_kenken
なんだかなあ…。「公館前に黙って座ってる少女の像を置かれるのが嫌だ」と、国家が顔色を変えて主張する事態の異常さについて、なんとも思わない人が結構いるんだなあ…
James F.
うん。社会を建て直すったって手遅れだから、後で戻って来て再建に加勢するとしてもいまは日本にいる意味は何もない。未来の分析に長けた人々が揃いも揃って「日本という巨人には100%破滅が迫っている」というのには歴とした理由がある。倒れたときに中にいると巻き添えかもよ。
安部首相の靖国参拝で、あれだけ厳しい反応(disappointedを「大したことじゃない」と言った「英語専門家」がいたけどw)を引き起こしたのに、今度はよりによって真珠湾訪問の後に参拝するというあからさまな挑発で米が怒らない訳はない
James F.は『米が怒らない訳はない』理由として自身のブログを引用している。英語が「母語」である方なので、「disappointed」とはそういう意味なのであろう。 --以下、ガメ・オベールの日本語練習帳v_大庭亀夫の休日 より 抜粋引用 --
例の、アメリカ大使館が安倍晋三の靖国神社参拝のあとに出した、
「Japan is a valued ally and friend. Nevertheless, the United States is disappointed that Japan’s leadership has taken an action that will exacerbate tensions with Japan’s neighbors.
The United States hopes that both Japan and its neighbors will find constructive ways to deal with sensitive issues from the past, to improve their relations, and to promote cooperation in advancing our shared goals of regional peace and stability.
We take note of the Prime Minister’s expression of remorse for the past and his reaffirmation of Japan’s commitment to peace.」
という簡明なステートメントのことで、このステートメントへの日本社会の反応ほど見事に日本の、社会としての英語との関わりの畸形性を現す事件はなかった。
the United States is disappointed …という表現を中心にした大騒ぎそのものについては、
「英語力のない馬鹿が大騒ぎしてます(米大使館 安倍首相の靖国神社参拝についての声明)」というブログを読んだり、ツイッタを通じて、アメリカで何年も仕事をしている「英語の達人」のひとや、はては外務省のエリート外交官だった人が「そんなに深い意味ではない。軽い意味だ」と保証していて、日本の三大新聞のひとつである読売新聞が「disappointedは、緊密な関係の証しである」と、読む人に「たいした発言ではなかった」というヒントを与える記事を書いている。
が、ま、認めたくない人がいっぱいいるのは知っていて、どの人も英語の理解に関しては日本では指折りで満腔の自信をもって持論を説いているのは理解しても、英語はわしの母語で、しかもdisappointed という言葉は、どう言えばいいか生活感情にびったし密着した語彙なので、説明するのも情けない感じがする。
きっと説明していると三角形に角がみっつあるのはなぜか、ということを半ベソをかきながら説明する算数の先生みたいな気持ちになるのに決まっているので、やっぱりする気がしない。
そっちは、この先も続きそうな「何十年も英語で戦っているバイリンキャリア」の人や「英語の権威」「外地勤務数十年の外交官」という、いま喧喧諤諤と論争している人たちに任せたいと思います。
だって、軽い意味のわけないじゃん。 ツイッタにも書いたが、英語人が「disappointed」と聞いてまっさきに連想するのは、自分に向かって「I’m disappointed in you」と述べている母親の姿であって、そんなことが起きてしまった日には2週間は絶対に立ち直れない。
不等号で言葉の意味の強さを表すような議論をしている日本の人をたくさんみかけたが、そんなもん意味ねーよ、というか、言われた途端に、ああ、もうダメだ、おれの一生は終わりだし、と思うタイプの言葉なので、重いも軽いもへったくれもあるもんけ、と考える。 一生立ち直れない人もたくさんいると思う。
ステートメントを発したアメリカ人たちのほうは、簡明簡潔、明快単純で、誰がどう聞いても誤って受け取りようがない声明を発表したつもりに決まっているので、その後の騒動を見て、「日本って、社会としてこんなに英語を理解できないのか」と、ぶっくらこいてしまったに違いない。どうなってるんだ、と考えたことでしょう。
この話を友達に見せたとき、わしは自分の意見としてはアメリカ大使館は日本語で声明を発表するべきだったと思うけど、と述べたら、ロンドンの友人たちに「 この英語で意味が把握できないのなら日本語でも無理に決まっている」と大笑いされてしまった。
アメリカ大使館の人間たちが明瞭に悟ったというか、これでもかというように再認識させられたのは、日本人に通有の、
「信じたくないことはなかったことにする」
「認めたくないことは相手がウソをついていることにする」
「致命的なことが起きてしまった場合には、たいしたことではない、といいつのる」という福島事故を通じて改めて世界中によく知られた国民性から派生する、「現実を精妙な理屈を駆使して自分が信じたい別の現実に変えてしまう」という、手慣れた手品のような、「現実なんて、ぼくのこころ次第よ」の日本人病で、これは戦前から国民性として知れ渡っていることなので、福島第一事故後の国を挙げての詭弁などは日本に関心がある英語人のあいだでは「いまでも、やっぱりそうなのか」という文脈で受け取られていたと思う。
しかも日本の人の場合は傍から眺めてどんなにヘンなことでも自分が正しいと信じたことが絶対の真実で、それ以外の意見が聞こえてくると、自分の信奉者をひきつれて気が狂った人のように、というのはどんな卑劣な手も厭わない攻撃を加えることのみに専念する、という特徴をもっている。
日本の人の正義に駆られてしまったときの「集団サディズム」というはっきりした文明の特徴は、誰にも否定できない明瞭な刻印として、どの日本の人の額にも刻まれている。 捕鯨にしろ、なんにしろ、詭弁を述べるのは論理を述べても報いられなかった一生にしか恵まれなかった人間たちに世界共通の傾向だが、日本の人の場合は何千人単位、酷い場合には国を挙げて自分たちがでっちあげた理屈を信じ込んでしまうところが異なる。
日本は危機にある。と、書いても、ゲラゲラ笑いが聞こえるだけで、日本がいかに危機とは縁遠いところにいるか、と述べる人は文字通り何万人もいて、「右」も「左」も、リベラルも保守もない、インターネットでも雑誌でも新聞でもテレビでも、しかめつらで、あるいは笑顔で述べられた「日本がいかにだいじょうぶか」という神さま達の声に満ちているので、全く意味がないのは判りきっている。(引用終り)
清水 潔
いかなる理由でも他国に派兵しない、戦争の支援をしない。
これによって70年間守られてきたはずのこの国の平和がいま風前の灯火となっている。そう思うと我が国のテロは国会で起きていたのだろう。
これまで国内で外国人によるテロ行為はほぼ皆無。従ってもし今後そのようなことが起きた場合は、現政策の失敗と判断したい。その時になって「だから集団的自衛権が必要なのだ」という歪んだ理屈を許してはならない。元々は国民の平和と安全を守るという説明だったのだから。
Michael. A
北斎を見ていたら隣のオヤジが子供に「日本だけがこんな古い絵を保存している。他の国にはこんな古い絵は残ってない」と説明しだして目が完全に点になった。ましてや浮世絵は日本人自身が(保存して残す)価値を理解できなかったものの筆頭なんだが。こういう親に育てられると安易に日本凄いと思っちゃうんだろうな。
トランプ政権の誕生を『実際』は何もわかっていずに「推測」する。ロシアとの関係改善だけは「はっきり」しているが、対日、対韓、対中いずれもはっきり分かったわけではない。ただ、「中国」はまさに米国を追い越しそうな勢いを持つ国であり、アメリカとして「何とか抑えておきたい国」であることは確かだろうが、ロシアに「秋波」を送っても「ロシア」が中国から離れることは期待できない。ヨーロッバ各国も同様日本より「中国との結びつき」が強い。
国内ではあまり大きな扱いではなかっただろうが、中国とロンドンを結ぶ貨物列車が1日に運航を開始した。量的には船輸送にかなわないが、日数は大幅に短縮する。ロシアも、フランスもこの鉄道の恩恵を受けるだろう。経済で、さらにがっしり結びつく。フランスと防衛強化で一致、海上安全保障分野で連携を強め、『中国をけん制する狙い』がある。などと稲田防衛相のフランス訪問の記事が出ているが、「日本はアジアで2番目の友好国(1位は中国)」と言われたことは書いてないのか… ロシアのラブロフ外相でも横に置いとかないと、「領土問題は話題にも、議題にもなったことはない。一言も話し合っていない」などと、あとでいわれるような結末が、先日あったばかりなのだから… 首脳会談を13回やって「初めて一歩が踏み出せた」で納得し、4年もやって「道半ば」で納得していけば、そんなに正確な報道も必要ないかもしれぬが….
2017.01.04 (CNN)
中国の国営新華社通信によると、同国浙江省から英ロンドンへ向かう初の直通貨物列車がこのほど出発した。1日出発の列車は同省の西義烏駅から2週間半かけてカザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランスを通過し、約1万2000キロ離れたロンドンに到達する予定だ。運行距離は世界トップ級。日用雑貨やかばん、バッグ、スーツケース、衣類などを運ぶ。
2週間半かけてカザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランスを通過
新華社通信によると、欧州で中国からの貨物路線が開通するのはロンドンが15都市目になる。中国の習近平(シーチンピン)国家主席は欧州やアジア、中東との連携強化に向け、現代版シルクロードとも呼ばれる経済、外交圏「一帯一路」を提唱している。新たな貨物列車はその一環と位置付けられる。
2017.1.6 産経ニュース
【パリ共同】稲田朋美防衛相は5日夜(日本時間6日未明)、訪問先のパリでフランスのルドリアン国防相と会談し、両国間の防衛協力強化を確認した。自衛隊がフランス軍と物資や役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)締結の重要性でも一致した。
稲田氏は6日午後(日本時間7日未明)、岸田文雄外相と共に日仏の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)に臨む。日仏ACSA締結への交渉開始で合意したい意向だ。
稲田、ルドリアン両氏は、中国が海洋進出を強める東・南シナ海情勢を念頭に「法の支配」の原則に基づいた紛争の平和的解決が不可欠だとの認識を共有した。稲田氏としては、南太平洋のフランス領ポリネシアやニューカレドニアに基地を持つフランスと海上安全保障分野で連携を強め、中国をけん制する狙いがある。