原子力という斜陽産業にしがみつく東芝が業績悪化。安倍マリオがまた、救援策を打ち出すつもりか
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2017年01月01日 のんきに介護
突然の減損リスクで、
東芝の
「上場廃止」が
現実味を帯びてきた。
原因は、
ゼロ円で買収した
米国の原子力建設会社のCB&I ストーン・アンド・ウェブスター社(S&W)らしい
(東洋経済記事「突然の減損リスク、東芝「上場廃止」に現実味」参照。*http://toyokeizai.net/articles/-/151725)。
東芝株の
「失望売り」が続く(7日続落)とのことだ。
それとの関係があるのだろうか。
元日の
ニッポン放送番組で、
「今年よりも来年がよくなっていくという中で、ワクワクしていく日本を作っていくことが今年の新たなテーマだ」と、
安倍マリオが述べたという
(日本経済新聞記事「首相、脱デフレで「ワクワクする日本に」参照。*http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK01H3E_R00C17A1000000/ 」)。
政権が掲げる「一億総活躍社会」の実現という観点からは、
「挫折などをした経験が必ず生きてくると認識を変えなくてはならない。日本では1回会社が倒産するともう駄目ということになるが、米国ではいったん会社を失敗した人の方が失敗する確率が少ない」
という認識が大切らしい。
敗者復活の機会を与えるのは、
僕も賛成だ。
しかし、それは、
企業でなく、
個人を対象にした枠組み、
すなわち、セーフティネットの問題として語られるべきものだ。
百歩譲って、
企業レベルで語るにしても中小企業止まりだろう。
グローバルな大企業は、
国家のレベルを超えて存在するから、
血税を元手にする
救援策は、
筋が通らない。
いつも問題を作りだすのは、
このような権力に近い
大企業だ。
失敗を引き寄せた
このような
大企業に及ぶ利権の構造を
正すには、
組織の解体しかない。
更なる資金提供は、
社会をも