日経平均は6月に2万3000円に?(C)日刊ゲンダイ
トランプ相場は新年も継続 “爆上げ”期待のお年玉21銘柄
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2017年1月1日 日刊ゲンダイ
トランプ相場は新年も継続する! 兜町はイケイケムードだ。
「相場格言の『申酉騒ぐ』通り、市場は大騒ぎです。酉年は、値動きが荒くなりがちですが、直近4回の勝率は100%(年始より年末の株価のほうが高い)です。17年も相場に勢いがあるし、間違いなく株高でしょう」(市場関係者)
大手証券の予想も強気だ。大和証券はトランプ政権がレパトリ(海外利益を米国に還流)減税を実施した場合、円安が一段と加速し、日経平均は17年末に2万3000円へ上昇するとした。野村証券の17年高値メドは2万2985円で大和と同水準だ。
「17年6月ごろに2万3000円を付けるとみています。年明け早々に仕込んで、5〜6月の高値圏で売却する投資術が有効でしょう。狙い目は、インフラ投資を支える測量関連企業です」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)
GPS(全地球測位システム)技術に強いトプコンや航空測量最大手のパスコ、地図情報トップのゼンリンなどだ(別表参照)。
株式評論家の杉村富生氏は「新年は米国の景気回復が鮮明になるでしょうから、北米比率の高い企業に株高期待が持てます」と言う。ミニショベルに強い竹内製作所は米国比率(売上高)が約46%、和食ブームが追い風になっているキッコーマンの北米比率(同)は約43%だ。円安メリットを享受する日本電産や村田製作所も見逃せない。
「大化け狙いなら、ユニークな企業を狙う手もあります。タイルカーペットの再資源化で注目のリファインバースや、遠隔集中管理システムを採用したコインランドリーのWASHハウスなどです」(杉村富生氏)
別表21銘柄に爆上げ期待の“お年玉銘柄”は眠っている。