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2016年12月18日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK217] 機体回収作業に「防護服の謎」 オスプレイ墜落 
機体回収作業に「防護服の謎」 オスプレイ墜落
http://79516147.at.webry.info/201612/article_153.html
2016/12/17 21:14 半歩前へU


▼機体回収作業に「防護服の謎」 オスプレイ墜落
 どうして墜落した機体の回収作業に防護服が必要なのか?水中の潜水艦を発見するにはヘリからソナーを投下して音を探知するのだが、このあたりの部品の一部に高温超伝導物質としてストロンチウムが使われていたのではないかとの見方もある。

 防護服の真相を明らかにするためにも、米軍は情報を公開すべきだが、日本の警察は日米地位協定の「壁」に阻まれ、捜査ができない事態となっている。

 いまだに残る不平等協定を破棄すべきとの声が高まっているが、安倍政府は動こうとしない。安倍政府はどこの国の政府なのか?

********************

琉球新報によると、
 オスプレイ墜落現場の名護市安部海岸で16日、防護服を着込んだ米軍関係者らが機体を工具で切断した。

 現場は浅瀬で海からも陸からも機体回収が困難だったため、部分解体して回収した。

 墜落事故を巡っては、第11管区海上保安本部(11管)が航空危険行為処罰法違反での立件を目指し捜査に着手。

 米軍に捜査協力を申し入れたが、米軍は11管に「回答しないまま」証拠となる事故機を「米軍財産」と位置付け、回収を進めている形だ。

 2004年の沖国大米軍ヘリ墜落事故と同様に、日米地位協定の壁に阻まれ、捜査ができない事態となっている。

機体収容現場はここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=M_Uo9iLq5W0&feature=youtu.be


防護服で機体解体 墜落のオスプレイ 海保の捜査困難に



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 米国の「対日不信」を決定づけた安倍晋三! 
米国の「対日不信」を決定づけた安倍晋三!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_154.html
2016/12/17 22:26 半歩前へU


▼米国の「対日不信」を決定づけた安倍晋三!
 昔から「二兎を追う者は一兎をも得ず」、ということわざがある。外交でそれをやらかしたのが、かの安倍晋三だ。その結果、プーチンにいいように手玉に取られ、他方で米国の不信を決定づけた。

 米ソを両天秤にかけた安倍晋三の綱渡り外交が失敗に終わった。日本に不信感を強めた米国は、対日要求を一段と強めてこよう。不信の種をまくのは常に安倍晋三だ。そして尻拭いをさせられるのが私たち国民だ。

 自民党支持者の皆さんは何を考えて安倍を支持しているのか?真面目に考えたら、とてもじゃないが支持などできないはずだ。

 手練手管がしのぎを削る国際舞台で、外交オンチの安倍晋三が渡り合うには荷が重過ぎる。自民党支持の諸君、今回の会談でよく分かったと思う。安倍晋三は三流、五流の政治家だ。彼に期待をかけるのはやめよう。

******************
元外交官の天木直人が日米関係とプーチンについて語った。

 今度のプーチン招待外交の本当の大失敗は、実は北方領土返還交渉の大失敗ではない。戦後70年もの間、自民党政権が築き上げてきた日米安保体制に、はじめて日本の首相が傷を入れたことだ。

 日米間にくさびを打ち込むというプーチンの思惑にまんまと乗ってしまったことだ。ウクライナ危機以来、米国・NATOとプーチンの対立は今も最悪のままだ。日米同盟を国是としてきた日本は、当然ながら米国・NATO側につくべき立場である。

 ところが、安倍首相は北方領土問題解決の手柄を焦ってプーチンとの個人的良好関係を重視した。そこをプーチンは見事について、北方領土を餌にして、「日米同盟をとるか」「自分を取るか」、と迫り、揺さぶって来たのだ。

 もし安倍首相がロシアをとったなら、極端な事を言えば北方領土は返って来たかもしれない。それほど大きな外交転換だ。

 北方領土はビタ一文返す気はなく、プーチンは、経済協力で揺さぶりをかけたのだ。北方領土問題の解決にはまず信頼関係が重要だ。そのためには経済協力が重要だと。安倍首相が親米保守の日本外交の伝統を重視する政治家なら、ここまでプーチンに屈しなかっただろう。

 しかし、安倍首相は戦後レジームと決別したいと繰り返して来た。独自外交で名を残したいという意欲もある。その一方で、日米同盟から自立する勇気はない。この中途半端さが見事に露呈して、日本外交を窮地に立たせた。

 一方においてプーチンに手玉に取られ、他方で米国の不信を決定的なものとした。

 オバマと違ってトランプなら米ロ関係が改善するから安倍首相はやりやすくなる。そういう見方をする者がいればおめでたい。なぜならば、安全保障政策に関する米国の方針は、誰が大統領になっても不変であるからだ。

 トランプが対ロ政策で誤れば、たちどころに失脚するほど、米ロ関係は昔も今も緊張した関係にあるのだ。

 安倍首相は軽率にも、今度の首脳会談でロシアとの2プラス2を始めると約束したらしい。それをラブロフ外相が得意げにバラシタ。欧米が黙って見過ごすはずがない。

 おりしも欧州連合(EU)は15日ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナ情勢をめぐり対ロ経済制裁の延長を確認する見通しだという(12月16日毎日)。

 もちろん米国の意向だ。その米国はロシアのサイバー攻撃がトランプ大統領当選を意図したとされる疑惑について、本格的に追及を始めたという(12月16日朝日)

 また、米NBCテレビは、サイバー攻撃はプーチンみずから指示していたと米情報当局が断定したと報じたという(12月16日毎日)

 来年は、米ロ関係は不透明に推移する。そのような中で安倍首相は日米同盟にヒビを入れようとしている。この外交失策は北方領土交渉の失敗の比ではない。日本外交を根底から覆すほどの失策だ。

 その事はいくら強調しても強調しすぎることはない   (了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「会談一日目から、報道にものすごく時間がかかってる。報道内容の調整をしているとしか思えない。」 毛ば部とる子氏
「会談一日目から、報道にものすごく時間がかかってる。報道内容の調整をしているとしか思えない。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21314.html
2016/12/18 晴耕雨読


毛ば部とる子氏のツイートより。https://twitter.com/kaori_sakai

>シマシマネコのママ 日ロの首脳会談 安倍さんは、通訳だけを伴った会談を望んでいるんだって。


えぇ・・なんか余分なことまでペラペラ喋りそう・・。


「プーチン大統領が安倍首相の故郷である山口へ」じゃなくて、「プーチン大統領が安倍首相の選挙区へ」が適当。


長門市=山口4区


>NHK国際部 一方で、ラブロフ外相は、プーチン大統領がアジア太平洋地域におけるアメリカのミサイル防衛システムに対するロシアの懸念を伝え、日本側からの理解を得られたという認識を示す。


>ANTIFA大阪 何気に読み飛ばしてたが、これもラブロフが一方的にむちゃくちゃ言うとる。せめて岸田はこれくらい否定コメント出しとけや。 つくづく、日本という国の官僚機構には、戦争はもとより、外交をする能力が備わっていないことを思い知らされる。


ラブロフ氏、会談の内容をロシアに都合のいい方へ言いたい放題ね。


ロシア通信社「共同経済活動の発表内容で合意」 ウシャコフ補佐官は「島々での共同経済活動はロシアの法律の下で行われることになる」と述べたということです。 https://t.co/9JDOCttbIv

⇒援助だけむしり取られた感。


安倍総理大臣「2国間の問題や国際的な課題に、日本とロシアがともに取り組んでいくことによって、さまざまな問題を解決していくことができるということについて会談を行った」 https://t.co/9JDOCttbIv

⇒内容がないよ〜と突っ込みたくなるようなコメントだ。


ロシア高官 共同経済活動は専門家レベルの協議開始で合意 ロシアの複数のメディアによりますと、・・・ https://t.co/PUBxQ2m44e

⇒日本での会談なのに、ロシアメディアを引用して報道ってなんなんだろうねぇ。


日本政府からはなにも説明がないってことかしら。


会談内容が、できるだけ北方領土の話がイイ方へ向いたような国内印象を与えるマスコミ発表にするには、なんて言おうか・・・と考えてる間に、ロシアの高官によって「シリア問題とウクライナ情勢をめぐる両国の立場はほとんどの点で一致している」などと早い者勝ち的に言い放たれた・・という状況か。


ロシアの法律の下で行われることになるという、島での共同経済活動を、何といえば日本に主導権があるかのような印象を与えられるか。


今ごろ担当役人の頭脳がフル回転で働いていることであろう。


共同経済活動「特別制度下で」 日ロ会談後に首相言及 https://t.co/uYokyBjFSq

⇒ウシャコフ補佐官「島々での共同経済活動はロシアの法律の下で」とNHKはロシアのタス通信引用で報じてるけど、どうなんだろうねぇ。


プーチン来日を「外交」だと思ってニュースを見るといろいろおかしいけど、単に安倍さんが山口4区にプーチンを呼んで、自分と世界のプーチンの仲の良さを国内にアピールしたい、という着想なら、なんかいろいろ納得がいく。


日ロ経済協力、官民で投融資3000億円 エネルギー開発や医療などの分野を中心に投融資の総額は3000億円規模に 日本政府は北方領土問題の解決に向けてまず経済協力を深める方針 https://t.co/N5orUfxEez

⇒「北方領土問題の解決に向けて」そう思ってるのは日本だけ?


プーチン来日以来、アレッポの話題が初めて出た。


もちろんロシア人記者からだが・・。


日本人記者「今回の会談でロシアにとっての政治的・経済的な成果とは何だったのか」←いや、それ安倍に聞いてよ!


安倍首相、ウラジミールと自分の個人的な距離ばかりをアピールしてる。


お酒とか温泉とか、どーでもいいんだよ。


共同経済活動を行うための『特別な制度』をこれから決める、っていうのが日本側の見解だけど、ロシア側は「ロシアの法律の下で」って言い放っちゃってるわけなんだよね。


どちらが本当なのだろう。


同時通訳がちょっと分かり難かったけど、プーチンの質疑応答は話が理路整然としていた。


理路整然と話ができる国のトップがうらやましいって、どんなうらやましいだよ。


悲しいよ。


こんな取られ損みたいなプーチン来日でも、マスコミ総動員の演出にかかれば、安倍政権の支持率アップにつながるのだろう。


そして解散してまた自民党が勝って、国民はどんどん追い詰められていく。


真珠湾、吉田茂首相も 1951年、米公文書に記録  米海軍の公文書などからわかった。 https://t.co/VNtFjNYETQ

⇒その記録、日本側にはないわけ?


外国の文書で日本の歴史を確認するって、魏志倭人伝かよ。


オスプレイ墜落:チェーンソーを使用し機体解体 白い防護服とガスマスクを着けた米軍関係者6人が、チェーンソーを使って、リーフに打ち上げられたオスプレイの尾翼部分の解体を行った。 https://t.co/Wkcj1gcnNn

⇒この装備はいったい・・・



北方領土献上も同然 ロシア報道が伝えた安倍首相の裏切り https://t.co/RskWbhkuXA

⇒ロシア高官の「ロシアの法の下で」という発言と、それを「特別な制度」としか言わない日本政府。


ロシア側の発言を否定するそぶりも見せないところから察するに、領土問題は後退したかと。


アレッポ即時停戦を 6カ国首脳が共同声明 https://t.co/ZXIROo81Ig

⇒安倍首相がプーチン大統領との仲の良さを、国内に絶賛アピール中の裏番組がこれ。


常任理事国になりたい、とか寝言すぎる。


「ロシアの懸念考慮を」=北方領土問題−プーチン大統領 https://t.co/s3vzz7gC1z

⇒北方領土を返還したら、そこに米軍誘致とか、ありそうな話。


そういうこちらの心配を知ったら、返還とかありえないんスけど、不毛と分かってて言ってんの?もうやめようよ。


プー心の声。


会談一日目から、報道にものすごく時間がかかってる。


報道内容の調整をしているとしか思えない。


そんなことしてるから、ロシア高官がロシアメディアを通して先制パンチを放つのだ。


>本間 龍 いま日ロ首脳の共同記者会見中なのだが、ロシア語の同時通訳が非常に聞きづらいというか、分かりにくくて不自然。プーチンの会話中に通訳が沈黙、途中交代する場面もしばしば。これは舞台裏で通訳達に対し、プーチンが日本に不利なことを言ったときは訳すな、という通達が出ているからではないか?


今の政権なら十分ありうる話。


なに、安倍首相はテレビ局を行脚してるの?成果もないのに、みっともないね。


そんでまた、胸襟を開いたとか魂とか未来とか、愚にもつかないことを語っているんだろう。


>nos ‏日露首脳会談についてちょいと。会談後のプーチンは思いの外、平和条約について触れていたのが印象的だった。北方領土へのミサイル配備は、安部との駆け引きネタではなく、アメリカを見ている。その感覚が日本人にはない。本丸はそこで、経済は駆け引きネタ。


前RTさん、まさに言い得ていると思う。


日本政府の外交はいつも国内向けだから、おかしなことになる。


自民・高村氏 日ロ平和条約が締結されないことで、両国関係は日中、日韓に比べて、人の往来も、貿易量も、ものすごく停滞している。 https://t.co/aXGVQI8e2K

⇒ロシアに対して経済制裁をしていること、知らないのか?


日ロ首脳会談「4島の解決が緒についた」 自民・高村氏 https://t.co/aXGVQI8e2K

⇒デタラメを言わせたら、この人の右に出るものはない。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 日本訪問でG7包囲網に風穴を開けたプーチン 
日本訪問でG7包囲網に風穴を開けたプーチン
http://79516147.at.webry.info/201612/article_152.html
2016/12/17 19:08 半歩前へU


▼日本訪問でG7包囲網に風穴を開けたプーチン
 日ロ会談について両国関係に詳しい北海道大名誉教授の木村汎が鋭い指摘をした。さすが木村汎である。安倍晋三をヨイショするだけで、おまんまを食っている安普請のテレビコメンテータとは格が違う。

 「今回、ロシア側は大きな成果を収めた。プーチン訪日それ自体によりG7による包囲網を突破した事実を全世界に喧伝(けんでん)できたからだ」と木村。

 ロシアと欧米はロシアのクリミア占領以降、関係が冷え込んでいる。欧州連合(EU)は近く、ウクライナ情勢をめぐり対ロ経済制裁の延長を確認する見通しだ。安倍の対ロ接近を快く思っていない。

 そうした中で開催した日ロ会談。プーチンは自分から希望して日本にやって来たのではない。安倍の強い要請を受け、日本を訪れた。

 プーチンは今回の「日本訪問」を格好の宣伝の場ととらえ、全世界に「西側先進7か国(G7)包囲網を突破した」ことをPR。これは孤立していたロシアにとって大変な成果だ。「日本訪問」でG7包囲網に風穴を開けた。

 安倍晋三という外交シロウトのおかげでロシアの存在感を改めて世界に示すことが出来た。その上、3000億円の経済協力と言う“手土産”までもらい、領土問題では日本に「完勝」した。プーチンは上機嫌で帰路についた。

 わが国固有の領土である北方4島は、愚かな安倍晋三のせいで、さらに遠くに離れていった。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 大儲けしているのにクールなプーチンに対して、何をかを手にして喜ぶアベ 〜 アベは、一体、何を手にしたのだろう 
大儲けしているのにクールなプーチンに対して、何をかを手にして喜ぶアベ 〜 アベは、一体、何を手にしたのだろう
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/35c0fa23b079f9125af59556bdbe87e5
2016年12月17日 のんきに介護



転載元:litera‏@litera_web さんのツイート〔0:02 - 2016年12月17日

左側のプーチンに対し、

満面の笑顔で盛り上がっているアベ。

この対比だけを見れば、

あたかも

日本が外交上、とても優位に立てた

証やに見える。

しかし、これが

とんでもない惨敗をしたときの

アベの表情だ。

何がそんなに嬉しいのか、アベ晋三よ!

で、気づいたのは、

この二人の関係が首脳対首脳の関係ではないということ。

これだな!


転載元:@反TPP@脱原発@反暴走政権‏@hikawabitoさんのツイート〔10:28 - 2016年12月17日

こういう間柄なら、

他でも合点できることがたくさんある。

サイト「リテラ」が

「『プーチン訪日』大失敗をごまかす安倍官邸の情報操作にマスコミが丸乗り! ただのプレス発表を共同声明と」

と題する記事で

その例証となる事柄をいくつか挙げている。

以下、紹介する。

(1)プーチンは、3時間近くも遅刻。

    →飼い主様を責めるわけにいかないので、「ご主人様は、遅刻魔だ」ということにした。

(2)「プーチンは日本酒をお気に召したらしい」「温泉での裸の付き合いはあったのか?」「ディナーではふぐ刺しを食べた」など、終始、どうでもいいことに目が行っていた。

    →ワンちゃん目線を披露。この時点で、北方領土の返還に浮き足だっていた自分を忘れている。

(3)やっぱり「ハードルが高そう」という思いがワンちゃんの頭をよぎる。また嘘つくか。嘘は、ワンちゃんの18番だ。

    →会談の焦点が「北方領土返還」から「北方4島での共同経済活動」に移る。

(4)とりあえず、ご主人様を「大谷山荘」という犬小屋にお連れする。

    →「ワン」「ワン」「ワン」 「ここ掘れ、ワン、ワン」。犬語で「ここが日本の土地であるように、北方4島は、日本の土地。日本法に基づくのは当たり前だろ。ワン、ワン」(ワンちゃんに仮託したこの描写は、御用ジャーナリスト、山口敬之氏の解説をもとにしている。もし、このような態度を示せたとしたら、その限りでは安倍は愛国者と言える。しかし、残念ながら、アベは、長い物には巻かれろが信条のネトウヨだ、こういうわずかながらの抵抗もしなかったろう)。

(5)プーチンから「アホか」と言われる代わりに、「偉い」「偉い」と言われたか。本来、日本の領土であるはずが、北方4島ではロシアの法制度に従うという特別のルールが決められた。

    →安倍晋三は、国民に今年、5月6日、「領土問題についてアイスブレイク(砕氷)できた」と報告した。また、9月2日、ウラジオストクでの会談後「交渉を具体的に進める道筋が見えてきた。手応えを強く感じ取ることができた」「平和条約については2人だけで、かなり突っこんだ議論ができた」などと外交自慢をした。これは、国民に自分はビッグだ、と思わせるためについてした嘘だ。そうやって漕ぎ着けた首脳会談山口開催によって、故郷に錦を飾る自分を演出した。まっ、その目標は達したわけだ。

(6)予想に反し、11月、ロシア経済分野協力担当相を兼任する世耕経産相の訪露をはじめ、壁にぶつかる。

    →7日、プーチンが強硬の姿勢を見せた例の読売新聞と日テレのプーチン単独インタビューを報道規制をし、13日に今回の会談前に解除。これによって返還失敗というダメージを抑えようとした(うわぉ、小細工だけは猿なみ、いや、犬なみにできるのだ!)。

(7)「特別な制度下での共同経済協力」の話し合いは終わった。この後、「共同声明文書」の問題に移った。                                                                       
    →ロシアとしては、まず、北方4島がロシア領であることを確認するだけでは足りないってことなんだろうな――と、うすらぼんやりとこの間抜けな犬は考えている。しかし、それ以上、知恵が回らない。

(8)「共同声明を出すとなると大変なんで」という言い訳を流布する。

    →共同声明でもなんでもないマスコミ向け発表を「プレス向け声明」と名付けて発表すなど、また、小細工を弄する。

(9)ワンちゃん、その日、NHKの『ニュースウオッチ9』、テレ朝の『報道ステーション』、TBSの『NEWS23』に出演して「ワタクチ、悪くないですよ」と解説をする。3000億円も貢ぐことになった私は、「かわいいワンちゃん」ということなのかな。しかし、誰の金か、忘れるなよ。

    →ワンちゃんにとって、ご主人は一人でも二人でもいいのだろうな。戦争犯罪者が好きなのは、DNAのなせる業か。

以上

☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2016/12/post-2777.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「日本の大手メディアは、そろそろ「翼賛報道会」と名称を改めてはどうだろう。:山崎 雅弘氏」 
「日本の大手メディアは、そろそろ「翼賛報道会」と名称を改めてはどうだろう。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21300.html
2016/12/18 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

>Abby ‏オスプレイ事故、海中に機体破片撮影の写真家「墜落だ」 http://this.kiji.is/181917206581133321 … 米軍などが現場周辺を規制する前にシャッターを押した


>Chihiro ‏BBCによる記事の見出し、「米輸送機オスプレイが沖縄沖で"墜落"」。機体が大きく破壊されていることからも明らかにcrashであり、多数の邦メディアが報じるように「不時着水」ではない。Crash landingですらないと伺える...。



「墜落」=高いところから落ちること。


一般的な日本語では、これ以上の議論は必要ない。


『航空軍事用語辞典++』による定義だと「航空機が二度と離陸できなくなるような不適切極まる手順で着陸する事」https://t.co/QsWDXgL8uM これで充分だろう。

不毛な議論の泥仕合は不要。


「ある種の解釈に従えば、不時着と呼ぶ語法もありうる」という説明なら一理あるとは思うが、「だからあれは墜落とは呼べない」という結論は完全な詭弁だろう。


「ある種の解釈に従えば」という制限を途中で外してしまっている。


何かの理由で「あれを墜落と呼ぶことを認めたくない人」があちこちにいる。


着地や着水前に、不完全でも機体がコントロール下にあったから「墜落ではなく不時着」だと、説得力の薄い論を展開して「何か」を守ろうとする人もいるが、それが正しいなら、1985年に御巣鷹山に墜落した日航機についても「不時着」と書き換えなくてはならなくなる。


無理して庇う理由がわからない。




首相官邸や防衛省、自衛隊が、米軍側の用意したワードに従属して「不時着水」という言葉を用いても不思議はないが、民間のジャーナリズムがそのワーディングに拘束される筋合いなど本来は微塵も無いのだから、各社で独自に「最も的確な言葉」を使うのが当然だろう。


海外メディアはいつもそうしている。


文章を書く仕事の醍醐味の一つは、既存の定型句や慣例的な言葉使いを踏まえつつ、より的確に問題を言い表す語句や言い回しが無いか、自分の脳みそで考えることだろう。


官邸や官庁、外国軍広報部が出すリリース通りに記事を書くのが習い性になった大手メディアの記者は、そういう醍醐味を知らないのか。


物事を原稿にする時、どんな言葉を使うのか、その決定権は常に書き手が握るべきもので、特にジャーナリズムはその「武器」を権力者に委ねてはならないはずだろう。


言葉の選択権を権力者に譲り渡すことは、主体性を捨てて権力に従属することに他ならない。


大本営発表とは単なる「嘘報道」より根が深い。


NHKは普天間基地で起きたオスプレイの「胴体着陸」について「トラブルで帰還」「普天間基地 に戻っていた」「普天間基地に安全に着陸した」と報じている。


「胴体着陸」の言葉は全く見当たらない。


あたかも正常に帰還・着陸したように印象づける。 https://t.co/wE7wN9gX04

「オスプレイ墜落」報道で在京キー局が沖縄のテレビ局にも「墜落」を「不時着」に言い換えるよう圧力(リテラ)https://t.co/XZuxTWfDeB

「じつは沖縄の放送局・琉球朝日放送は当初から『墜落』との表現をすると決定していた。でもキー局であるテレビ朝日からの圧力で『不時着』との表現をせざるを得なくなったらしい」


「地元紙である琉球新報、沖縄タイムスの両紙は『墜落』と表現したが、他方、全国紙の見出しはすべて『不時着』。読売新聞にいたっては、タイトルに『着水』と打った」


「テレビは、NHKおよび在京民放が、やはりほぼすべての番組で『不時着』と表現。他番組に比べれば沖縄問題に関心を払っている『報道ステーション』(テレビ朝日)も歯切れ悪く『重大事故』として扱う体たらくで、唯一TBSが夜の『NEWS23』ではっきりと『墜落』と伝え、夕方の『Nスタ』でも『不時着と説明されているが実態は墜落ではないか』と疑義を呈したくらい」


「不時着」報道に違和感 識者、メディアの姿勢批判(琉球新報)https://t.co/bLPn1j5cQX

「メディアの報道姿勢などに詳しい砂川浩慶立教大教授(メディア論)は『機体がばらばらになっている事故を『不時着』とするのは非常に違和感がある。メディアが取材した事実を自らの言葉で表現せず、権力に気を遣って政府の『大本営発表』をそのまま報じるのは戦前のような全体主義、ファシズム国家になってしまう危険性をはらんでいる』と指摘した」


取材した事実を自らの言葉で表現せず、という部分が特に重要で、全部横並びなら「一社あれば他は必要ない」という結論になる。


日本の大手メディアは、そろそろ「翼賛報道会」と名称を改めてはどうだろう。


たぶん異論はどこからも出ないと思う。


政府の発表をベースに、政府の許可した観点だけで報じ、政府が禁じた語句は徹底して忌避し、系列子会社にまで代理で圧力をかける今の状況には「翼賛報道会」という名が一番ふさわしい。


こういう、アメリカ軍の公式発表を丸々鵜呑みにして米軍広報機関の軍属のように説明してくれる人もいるが、「だから何ですか?」としか言えない。


海兵隊のニコルソン中将を代弁して「だから日本国民は、今後も文句を言わずに黙って従い、米軍に感謝すべきだ」と言いたいのか?




>谷津憲郎 オスプレイ。現場は名護市。稲嶺市長が訪れましたが、管轄権は米軍にあるとして入れず。交渉している脇を米兵はあっさり通過。



>あんす 航空機の「クラッシャブル構造」なる説明を目にしてうっかり納得してしまった人は不幸としか言いようがないし、そんなデタラメでも堂自信満々に主張すればかなりの人がすんなり信じてくれる状況はまさにtwitterの悪しき一面の典型例ですぬ。そして一旦流布した間違いの駆逐は簡単ではない。


>清水 潔 ‏こういうことなんだよな。責任当事者たちは矮小化したいに決まってる中で、ただ発表に従ってたら事実など見えなくなるだろう。 https://t.co/ufVNtgVQvN

>高 史明「墜落したわけじゃなくて予定外の着水をせざるを得ず大破しただけ」みたいなのは積極的に活用していきたいですね。「仕事に失敗したわけじゃなくて達成できなくて損失が出ただけ」とか「留年したわけじゃなくて単位が足りなくて進級できなかっただけ」とか。


>布施祐仁 沖縄に海兵隊が駐留を続ける限り、オスプレイは住宅地の真上を飛ぶし、今回のような事故も起きる。しかも沖縄国際大に墜落したように必ず海に行けるとは限らないのだ。前方展開する空陸機動部隊の実戦訓練をあの狭い島でやること自体に無理がある。大惨事が起きる前に海兵隊は沖縄から出すべきだ。


>布施祐仁 国連人権高等弁務官は、シリア軍とロシア軍によるアレッポに対する無差別攻撃はおそらく戦争犯罪になると発言。Aleppo battle: Raids on Syria city 'likely a war crime' UN says https://t.co/oQkOCtt28E

>スシウォーク アレッポで起きているシリア政府による大量殺戮は、歴史的な戦争犯罪として記録されるだろう。アウシュビッツと異なるのは、その事実を国際社会が知りながら止められなかったことだ。まさにその時、アサド政権の後ろ盾となってきたプーチンを非難することなく諸手を挙げて歓迎する行為は全く恥ずかしい


>土井 香苗 ‏自衛隊が派遣されている南スーダン。国連専門家がジェノサイドの危険性を警告するほど、衝突、緊張、死者、避難民。国連安保理での武器禁輸決議案に、日本政府はすぐに賛成すべき。なぜためらう?理解できない。https://t.co/IUkyyLn1uF

>めぐみっくす ‏全文引用したいぐらい、全くこの方のおっしゃる通り。国会審議を見ていていつもイライラするし、こういう態度の人間との議論はどうやればいいのだろうと頭を抱えてしまう。野党は、国会審議における「安倍首相対策」にもっと力を入れてほしい(15日東京新聞)



>國分功一郎 ニュースを見たらロシア大統領と会談するという日本国首相がインタビューで「日本を代表して」と言っていた。この人物はいつも「自分が最高責任者」とか「私がリーダー」とか言いたがる。厳しい責任を問われる立場にあるとの自覚はなく「一番」という自己満足が前面に来るこの幼児的性質に目眩がする。


>太田隆文 北方領土は返って来なかった。拉致被害者も帰って来なかった。消えた年金も消えたまま。大統領選前に片方の候補にだけ会い、別の候補が当選したとたんに就任前に会いに行く。成果というものが何もない。やったのは秘密保護法。集団的自衛権。そして原発の再稼働.....。


>内田樹 ‏アレッポの市民虐殺、オスプレイ墜落、南スーダン派兵、カジノ法案・・・どれについても国際社会に対して「私たちはこれから世界がどういうかたちであることを願っているのか」について何一つメッセージを発信することのできない国の国民であることの悲しみ。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍首相が生出演『報ステ』『NEWS23』の異常な弱腰! 厳しい質問をせず、野党や元島民の批判VTRをカット(リテラ)
              左・TBS『NEWS23』番組サイトより/右・テレビ朝日『報道ステーション』番組サイトより


安倍首相が生出演『報ステ』『NEWS23』の異常な弱腰! 厳しい質問をせず、野党や元島民の批判VTRをカット
http://lite-ra.com/2016/12/post-2780.html
2016.12.17. 安倍生出演、報ステ、23の異常な弱腰  リテラ


 結局、北方領土問題は微動だにせず、総額で3000億円規模となる経済協力の合意など、安倍首相がプーチン大統領にいいように利用されただけに終わった日露首脳会談。だが、ほとんどの国内マスコミは安倍政権の情報操作に丸乗りし、「プレス向け声明」を「日露が共同声明」などと報じるなど、完全に安倍政権の援護にまわった。

 なかでもひどかったのは、テレビ局だ。ハードルを下げようとする官邸の思惑に全面協力したワイドショーの姿勢については、昨日も批判したが、もっと愕然としたのは、昨夜、安倍首相が生出演したNHK『ニュースウオッチ9』、テレ朝『報道ステーション』、そしてTBS『NEWS23』という3つの報道番組だ。

 安倍首相に問題点を追及することもできず、たんに安倍首相の言い訳を垂れ流し、完全に官邸に屈服した姿をさらけだしてしまったのだ。

 まずは21時の『ニュースウオッチ9』。冒頭、河野憲治キャスターが「自己採点は何点ぐらいですか」と質問。安倍首相から「本格的な議論をスタートさせることはできました」「(点数をつけるのは)難しいですね」などとはぐらかされ続けたのだが、対する河野キャスターはまったく追及せず、にっこり顏で「むずかしいですか、なるほど」と相槌を打つだけという緊張感皆無で始まった。

 その後も“首相に最も近い記者”と言われる岩田明子記者が「(北方4島問題の)ゴールは見えてきたなという実感はあるか」と、安倍首相とツーカーで「成果」を強調。さらに、VTRで紹介した元島民らの声も、評価するような部分を意図的に取り上げて“賛否拮抗”であるかのごとく演出。しかも、スタジオではこうした元島民の声にはほとんど触れなかった。

 だが“安倍様のNHK”のこと、ある意味これも“通常運転”ではある。たびたびリベラルな特集を組む『報ステ』と『23』だけは、プーチンが関与するシリア問題に切り込み、安倍首相の矛盾した態度を追及してくれるかもしれないと、ほのかに期待していたのだが、しかし結局、両方とも、首相を接待しているのかと思えるほどヌルい内容に終始した。

 たとえば22時の『報ステ』では、富川悠太アナウンサーが「プーチン大統領と一緒に温泉に入ったのか」などと、ワイドショーみたいなどうでもいい切り口。本題の北方領土問題にしても、「4島一括か、2島先行か、はたまた2島だけでいいのか」と具体的プランを聞いてみるのはいいが、安倍首相はまったく明らかにしようとせず、逆に「具体的にすこしでも前進するために、どう交渉していくかを考えなければならない」「新しいアプローチ」などと、抽象的な言い訳を宣伝させてしまうだけ。

 また後藤謙次氏が、安倍首相が現在議長を務めるG7がロシアへの経済制裁を強めているが、その最中で日露だけが接近していいのかという旨の質問をするも、「ウクライナの(クリミア併合)問題に関しては、G7の一員として責任ある協調した行動をとっていく」という建前を垂れ流させただけで、そこで日本政府にとって最大の矛盾点であるシリア情勢に対し、番組側から切り込む気配をつゆほども見せなかった。

 そして最後に23時台の『23』。TBSは会見直後の同日夕方『Nスタ』で元島民の男性を中継しており、「端的に言ってがっかり」「成果はゼロ」「自由訪問は前からやっていることで別に目新しくない」という旨の批判的なコメントを報じていた。そのため、北方領土問題が事実上まったく動かなかったことに対し、強く追及していくものと思われた。

 そして期待どおり、『23』でも安倍首相の生出演中、『Nスタ』と同じ元島民の男性がVTRに登場したのだが、しかしここで不可解なことが起こった。

 というのも、『23』のVTRで男性は、「(安倍首相が島民の手紙をプーチンに渡したことは)非常に大事なことで、私ども島民としての核になる発言だった。それに対してプーチンさんは島民の思いとか安倍首相が投げたボールに対してなんの返答もなかった。会話にならない会見だった」と、プーチン批判のみを述べ、逆に、安倍首相を批判する言葉をまったく発さなかったからだ。『23』側がインタビューをどのように編集したのかは定かではないが、この不自然さを見る限り、少なくとも安倍首相の生出演に気を使ったのは疑いないだろう。

 これまで安倍政権の政策の問題点をしっかりと点検してきた『報ステ』と『23』が、この体たらく……。しかも、この二つの番組は、他にも異常としか言えない自主規制をしていた。

 それは、『報ステ』も『23』も、今回の日露首脳会談に対する野党側の反応を、一秒たりとも報じなかったことだ。

 実は、安倍首相が昨晩最初に生出演した『NW9』では、キャスターらとの質疑こそ“お友達ムード”であったものの、一応、VTRで自民党の二階俊博幹事長の他、公明党、民進党、共産党、日本維新の会の代表らのコメントを紹介していた。

 その際、安倍首相は民進党・蓮舫代表の「日本の大規模な経済援助への進展はあったが領土問題は置き去りにされているかの印象は否めない」「引き分けどころかプーチン大統領に一本とられた形で終わったのだとすれば、国民のひとりとして非常に残念」というコメントに対し、VTRが終わるやいなや猛然と反論。キャスターの進行に食い気味で「蓮舫氏は間違ってます。経済援助ではありません」「勘違いされておられる」とまくしたてた。国会質疑で痛いところを突かれたときのあの調子で、だ。

 普通のジャーナリズムの感覚なら、その後に安倍首相が生出演した『報ステ』や『23』では、蓮舫代表ら野党のコメントを使い、安倍首相が唯一感情を見せたこの話題を掘り下げるのが当然だろう。ところが、両番組とも、流したのは二階幹事長のコメントだけで、蓮舫氏を含む野党側の見解を報じるVTRはゼロ。富川アナも星氏も、安倍首相に対し野党が批判する「事実上の経済援助か否か」問題を直接ぶつけることはなかった。

 これは明らかに不可解だ。NHK出演後、蓮舫氏のコメントに激怒した官邸が「蓮舫の話は間違っているから放送するな」と恫喝したのか。あるいはたんにテレ朝とTBSが忖度したのか。それは現段階ではわからないが、いずれにせよ、安倍首相が総裁を務める自民党の見解のみを伝えるのは、これこそ放送法が定める不偏不党の理念に反するだろう。こんなことが許されていいのか。
 
 たしかに、本サイトがなんども指摘しているように、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)や『ひるおび!』(TBS)などのワイドショーは完全に安倍応援団と化している。今回の日露首脳会談をめぐっても、ハードルを下げたうえで、ほとんどない成果を膨らまそうと必死になっていた。『ミヤネ屋』にいたっては、前日大谷山荘で安倍首相が『ミヤネ屋』をじっと視聴している写真が昭恵夫人のインスタグラムにアップされたことに大はしゃぎ。司会の宮根誠司が「見てるよ、と。いい加減無責任なことをしゃべるなよ、と」「安倍さんからのメッセージ」とコメントする始末だった。

 しかし、夜のニュース番組は、各局の報道局が精力を尽くす“顔”だ。これまでテレ朝では『ワイド!スクランブル』がナアナアでも『報ステ』が、TBSでは『ひるおび!』がいかに政権の応援団だらけになろうが『23』が、しっかりと“権力の監視”というメディアの矜持を見せてきたはずだ。

 だが、繰り返すが、今回の日露首脳会談後の安倍首相生出演では、『報ステ』も『23』も、安倍首相を慌てさせたり、あるいは激昂させるような厳しい追及をまったく見せなかった。それどころか、番組の構成からして、あきらかに安倍首相の顔色を伺うような、言い換えれば官邸の“逆鱗”に触れないよう細心の注意を払うような放送を行ったのだ。

 今から1年前の古舘伊知郎の『報ステ』、あるいは岸井成格・膳場貴子体制の『23』であったならば、こんなことが起きただろうか。ようするに、彼らが番組を去ってから、たった1年も経たたないうちに、夜のニュース番組が完全に骨抜きにされ、見事に陥落されてしまった。そのことが、今回の首相生出演ではっきりと露呈したのである。

 このままでは、それこそ政権が戦争をしようが何をしようが、テレビはまったく反対しないどころか、むしろ、逆にありもしない「成果」を喧伝するようになる。そんな戦中のようなメディア状況の再現を目前にして、わたしたちになす術はないのだろうか。
(編集部)


【安倍首相生出演】 ニュースウオッチ9 日ロ首脳会談の成果2016 12 16


報道ステーション 2016年12月16日 161216

報道ステーション 2016年12月16日 161216 投稿者 tvshow2015

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK217] とがった自分にジレンマ 就任3カ月 民進・蓮舫代表に聞く 自己評価はしない。国民がする

[永田町インサイド]とがった自分にジレンマ 就任3カ月 民進・蓮舫代表に聞く
自己評価はしない。国民がする

 民進党の蓮舫代表は15日で就任から3カ月を迎える。岡田克也前代表から野党第1党の顔を引き継いだものの、党の支持率はいっこうに上がらない。民進党はどこへ向かうのか。蓮舫氏に聞いた。


 ――就任後の取り組みを自己採点すると何点か。

 「政党の代表は自己評価しない。評価するのは国民だ。今なお伸びていない支持率も含め、厳しめにみていると思う」

 ――落第点なのか。

 「自分で評価しない」

 ――代表としてどう評価されていると思うか。

 「毎週末地方を歩いているが、多くの方が集会や街頭演説に来ていただいている。私への期待と党への期待の乖離(かいり)をどう縮めるかが最大の課題だ」

 ――党の支持率は上がっていない。

 「平時に支持率を上げるのはすごく難しい。選挙が近づくことで上がっていくよう持っていきたいが、奇策はない。勝負に出たい」

 ――代表になって感じたことは。

 「党のガバナンスは本当に大変だ。細やかなところに目配りしつつ大胆な判断も必要だ。蓮舫というキャラクターのとんがり方が期待されるが、とがることで党内にハレーションを起こすのをどうなくすかというジレンマが一番大変だ」

 ――政権を取るために何に重点を置くか。

 「国民の支持なく立っていられない。共感されることだ。7日の党首討論で男性議員からは『当然ロシアは聞くのか』『財政規律聞くよね』とか言われたが、3分の2をカジノに使った。街に出て、人々の声を聞き、不安の声が共感のカギだと思ったのであえて大きく踏み込んだ。永田町にすれないことだ。外に出ることは私にとってすごく刺激だ。質問の仕方や言いぶりの知恵もいただける」

 ――党首討論に初挑戦。高支持率の安倍晋三首相は攻めづらかったか。

 「一切ない。どんなに支持率が高い政権でも、どんなに人気のある首相でも、私たちは正論をもって臨むべきだ。ただ明快な議論をしようという答弁がないのが非常に残念だった。ヤジで逃げてごまかす、まっすぐ私の目を見ない、私の質問に答えないの3つだ」

 ――首相は強気の答弁姿勢を貫いた。

 「自民党と公明党のバラバラ感も明らかになり、カジノがなぜ成長戦略になるか首相に答えがないことも分かった」

 ――幹事長に野田佳彦氏を起用した人事に党内には批判も根強い。なぜ野田氏だったのか。

 「誰を指名しても批判はでる。野田さんなのは首相経験者だからだ。政権を目指す上で、中途半端な仕事はしない証だ。とても優れて信頼できるパートナーだ。存在の大きさではなく信頼できるということが私の絶対条件だ。野田さんに代わる人は現段階ではいない」

 ――衆院解散・総選挙があるか。

 「あると思っている。総選挙は近い。もう準備は進めている」

 ――野党の選挙区調整が間に合わないのでは。

 「調整は前提にしていない。まず我々の公認候補者をできるだけ立てる。少なくとも過半数を目指して選挙対策委員長に擁立を急がせている」

 ――公約は月内に固められるのか。

 「もちろんだ。ただし、最終形を示すのは選挙の時。政権公約で私たちの国家像、政策を端的に示そうと思っている」


失敗を省み、税制の整理を徹底

 ――首相の経済政策「アベノミクス」とどう経済哲学が違うのか。

 「現政権は税収増分を補正予算で公共事業に向ける財政出動でまわす手法だ。金融政策に大きく傾倒する反動も出ている。今年度の税収が1.9兆円前後下ぶれる見込みとなったのはその証左だ。必要なお金の使い方は無駄な公共投資ではなく人だ。私たちの『人への投資』は株価や為替のように瞬時で動かないが、教育などで人を育て、貧困に陥らせず、未来の納税者にする投資だ」

 ――財源は確保できるのか。

 「税制の整理は徹底的にやるべきだ。我々の失敗の反省もある。単年度の税収の切り盛りや一時金の利活用に頼り、不安定になってしまった。税制改革をうまくやれば、経済を動かすバネになる」

 ――育児・教育などに使うため提唱する「子ども国債」のイメージは。

 「財源が不足した場合に子ども国債という手段もありうる。ただ前面に打ち出すのは教育無償化。給付型奨学金は成績や年収で要件があれば数百億円からできる。衆院選の公約では財源論もしっかり明示する」

 ――恒久財源としての消費増税をどう考えるか。

 「税率10%への引き上げはいずれ必要になる。その財源は公共事業ではなくて人に使うべきだ」

 ――民進党の経済政策の哲学やキャッチフレーズが分からない。

 「中身はある。適切なキャッチフレーズを検討中」


「提案型」伝えるには時間かかる

 ――党内がバラバラとの批判が続く。

 「まとまっている」

 ――首相は党首討論で、カジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案で意見が割れていると批判した。

 「首相が勝手に言っている話だ。バラバラな時はニュースになるが、まとまっている時は報道されない」

 ――外交や安全保障分野の政策が見えない。

 「外交や安保は政権が変わって大きくぶれてはいけない。首相がロシアのプーチン大統領やオバマ大統領と会談するのに異を唱えたことはないが、会談内容や成果については注視。問題があれば指摘する。日米同盟は基軸だ。ただ憲法違反の疑いのある安全保障関連法は廃止する。抑止力が高まったと首相は言うが、中国は相変わらずわが国の領海に侵入し、北朝鮮はミサイルを発射している」

 ――安保法廃止で日米関係に影響が出ないか。

 「日米同盟を名目に憲法違反を是認することはできない」

 ――自らが首相ならトランプ米次期大統領にどう働きかけるのか。

 「まず日米同盟は基軸で、自由、民主主義、法の下の平等、基本的人権の尊重という理念で同じ立ち位置だと再確認する。日米同盟の何を変え、維持発展させようとしているのかは丁寧に分析すべきだ」

 ――民進党の「提案型」が伝わってこない。

 「1億2千万人に伝えるにはものすごく時間がかかる。地域に根付いた活動を通じて地道に広げたい。解散・総選挙に向けて衆院小選挙区の候補者が地元でしっかり発信していく」


蓮舫氏の略歴

 れんほう 本名は村田蓮舫。父は台湾人で、母が日本人。青山学院大卒。行政刷新相、首相補佐官、党代表代行。キャスター出身で双子の男女の母でもある。参院東京選挙区、当選3回。49歳。


■蓮舫体制 私が採点(100点満点)

68点 個性をわかっている 芸能プロ社長 おかざきなな氏

 自らの個性をよくわかっている。ファッション、ヘアメイク、立ち振る舞いが生むオーラは小気味よい。かたや近づきやすさの面では、型が出来すぎて付け入る隙がない印象だ。一般国民だけでなく、政治家仲間からも「ねえ蓮舫」とはなりづらそう。本当の強さとは柔軟性、しなやかさ、ぶれられることだ。真っ赤なボディコンのワンピースで甘え声でしゃべるようなアレンジも時に期待したい。

 民進党は印象がなかったが、蓮舫代表になって興味を持つようになった。安倍晋三首相も大好きだが、タレントでも初舞台の新人がベテラン勢を押しのけて喝采をさらうことがある。田中角栄さんの「日本列島改造論」のようなダイナミックな政策を投げてほしい。

 女優を経て、芸能プロダクションを設立。著書に「愛され女子研究」など。55歳。


60点 機微な討論、怖い印象も 政治評論家 有馬晴海氏

 二重国籍問題で党内から代表選をやり直せという声まで出たが、いまは落ち着いた。次期衆院選は蓮舫氏で臨む雰囲気になった。しかし代表選は個人票で勝ったわけではない。野田佳彦幹事長という人事は「野田主導」なのではと疑心暗鬼にさせる面がある。今後どれだけ蓮舫色を出せるかが問われる。

 党首討論での機敏さを生かした攻撃力はさすがだった。一方で鋭すぎて怖い印象もある。大事なのは論戦に勝つことではなく、国民を一緒に巻き込むことだ。使い古された名前ではないのが蓮舫氏の強みのはず。安倍晋三首相の壁は高い。女性が総裁になっていない自民党とも、これまでの旧民主党とも違うものを出さないと蓮舫代表である意味がない。

 議員秘書を経て政治評論家に。政治家や政界関係者との交流は深い。58歳。


10点 政権よりポピュリズム 大和総研チーフエコノミスト 熊谷亮丸氏

 やらなくてはいけないのはまず成長戦略だが具体像がみえない。踏み込むべきは岩盤規制の緩和だ。経済政策の財源の裏付けが詰められていない。7日の党首討論で賃金が伸びていないと言っていたが、企業業績が伸びなければ賃金も増えない。明確なビジョンや国家観の全体像が伝わっていない。党首討論などで一生懸命やっている印象は受けるが、方向性が間違っている。

 野党だから耳の痛い大胆なことを自由に言えるのに、政権よりポピュリズムになっていないか。社会保障制度の抜本的改革など財政規律維持に向けた骨太で筋の通ったことを言うべきだ。民主党政権で失敗した総括ができていない。

 日本興業銀行(現みずほ銀行)などを経て大和総研へ。専門は経済・金融調査。50歳。


<記者の目>具体的な対案で国家像示せ

政策決定で注目される与党と違って、野党が存在感を示すのは難しい。旧民主党の下野から4年。3月に民進党として再出発したが、政権時代の「失敗」の印象から支持を取り戻せず、党内から「何をしても批判される」との自虐もよく聞く。蓮舫氏は「挑戦者」との表現を多用する。国民の共感を得るのは簡単ではなく、まずは具体的な対案をそろえることで、めざす国家像を示してほしい。

(宮坂正太郎)

[日経新聞12月11日朝刊P.12]


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 賃上げへ政府関与は適切か:経団連なども財政支出や税制について政府に口出ししているのだから当然

[創論]賃上げへ政府関与は適切か


 安倍晋三首相は来春に少なくとも今年並みの賃金引き上げを実現するよう経済界に求めた。賃上げへの政府の関与は適切か。上昇率を高めるには何が必要なのか。「日本は賃上げを強く促す所得政策が必要」との提言を今夏にまとめた国際通貨基金(IMF)の対日審査責任者、L・エフェラールト氏と日本商工会議所会頭の三村明夫氏に聞いた。


■将来不安の払拭が先決 日本商工会議所会頭 三村明夫氏

 ――過去3年間の賃上げをどう評価していますか。

 「賃上げする場合にはいくつかの要因がある。収益改善や生産性の向上のほかに、足元の経済は少し停滞していても、今後は確実に良くなるという見通しがあれば実施する要因になる。ただ、生産性の向上は一生懸命やろうとしていても、まだ具体的な実績をあげているわけではない。潜在成長率が0%近辺しかないのに、2%も3%もいきなり経済成長するのは難しい」

 「それにもかかわらず過去3年間に中小企業の5〜6割が賃上げしてきた。賃上げしないと人手が確保できないというのが理由の大部分だ。タイトな労働需給を端的に反映した結果であり、収益や生産性とは乖離(かいり)している。企業は実力以上の賃上げをしたとみている」

 ――安倍政権は賃上げを求めて来年の春季労使交渉にも介入してきています。

 「デフレからインフレに向かう時期に、政府が旗を振って経営者のマインドを変えようとすることは悪いことではない。デフレの最中は経営者にコスト削減を優先するマインドが染みつき、賃上げを見送ってきた。賃上げを通じて個人消費を喚起し、経済の好循環をつくるという政府の意図は明確だった。だから1回目の賃上げ要請は適切なことをやったと思っている」

 「だがこれまでの賃上げは消費増へ本当につながっているのだろうか。消費が低迷する原因は賃上げの有無のほかにたくさんあると考えている。その一つが将来への不安だ。50歳代にも若者にも年金制度への不安がある。賃上げがうれしくても、貯蓄に回す行動が出てくる。インターネットでなるべく安いモノを買ったり、中古品に抵抗感がなかったりする賢い消費者も増えている。なぜ消費が低迷しているのかという原因をつきつめて分析して、それに対応することが必要だ」

 ――デフレ脱却のために賃上げが起点になるべきだとの主張があります。

 「はっきりしているのは物価予想を絶対的な基準としては賃金交渉できないということだ。この主張は物価が上昇気味のときに労働組合がする。一方、経営側は物価が本当に上がるかはわからないと主張する。物価予想自体にいろんな意見があって一つにまとめるのは難しい。交渉の付加的な要素として物価予想を考えるのはありえるが、物価と賃金の上昇率がストレートにはつながらない」

 ――経済界では賃金水準全体を高めるには、雇用の流動化が必要だとの見方が多くあります。

 「成熟した産業で賃上げを積み重ねるのは限界がある。成長産業に人が移らないと賃上げを継続していくのは難しい。職業訓練やマッチング機能といった安全網の整備や、解雇の金銭解決ルールの明確化も効果があるかもしれない。人員が余っている段階で人材と企業のマッチングといっても絵に描いた餅だったが、いまは人手不足で働く場所はある。中小企業は即戦力になる人材を待ち望んでいる。失業することなく、比較的スムーズに労働移動が進みやすい状況だ」

 「企業統合を進めていくためにも雇用の流動化は必要だ。統合効果は本来は人員削減に表れやすいはずだが、今の日本では人員削減がなかなかできないからだ。企業統合でより生産性が高い企業が誕生すれば、社会全体の生産性向上に役立つ。中長期的には賃上げにもつながりやすいはずだ」

 ――日本型雇用の象徴でもある年功賃金制度にメスを入れる必要はありませんか。

 「労働力不足の時代には、若者と女性に活躍してもらうための制度設計が必要になってくる。たとえば子育て世帯の負担は大きく、若者に賃金を重点配分するために、年功賃金は維持したとしても賃金カーブの傾きを寝かせる配慮は必要になってくる。戦後の経済成長期は経験を重ねれば能力が上がるという前提があったが、今はそうでないことも少なくない」

 ――最低賃金が近年、大幅に引き上げられています。

 「最低賃金は小規模事業者も含めてすべての企業に適用され罰則もある。政府は今年の3%引き上げの理由を『総合的に判断した』というが、判断の理由がわからない。足元の現実を反映していないと思う。労働市場の状況や賃上げの事例を具体的に示して基準を明確にしてほしい」

(聞き手は中村亮)

 みむら・あきお 東大経卒。新日鉄住金の相談役名誉会長を務める。2013年に日本商工会議所の会頭に就任した。76歳。

◇     ◇
■経済の好循環へ不可欠 IMF対日審査責任者 リュック・エフェラールト氏

 ――IMFは今夏、より積極的な賃上げを促す所得政策を採用するよう日本政府に提言しました。なぜですか。

 「アベノミクスによる財政・金融政策、構造改革でも成長率は高まらず、物価上昇率も目標には遠い。円安で企業収益が増えても賃上げや設備投資につながらなかった。それならば賃金の上昇と物価上昇がうまく連動して進むような補完的な政策が不可欠と考えた。(賃上げを通じて)物価が上昇するという実績をつくらないと、(日銀が目指している)インフレ期待の引き上げも日本では困難だ」

 「年2%の物価上昇率目標を持続的に実現するには、賃金が全体平均として少なくとも2%上がる必要がある。これに生産性の上昇分を加えた賃上げを実現させたい。この分は毎年変わるのではっきりといえないが、0.5〜1.0%程度だろう」

 ――具体策を説明してください。

 「安倍政権は今年、最低賃金の3%引き上げを実現させたが、これは良い政策だ。政府の権限が及ぶ公務員賃金も物価目標に応じた引き上げが求められる」

 「重要なのは、民間企業全体としてどう賃上げを促すかだ。税制で企業の賃上げを誘導する政策はすでに実施されているが、これはもう少し強化できるはずだ。そのうえで、政労使がマクロ経済的な目標に見合う最低2%の賃上げ実施で合意することが望ましい。容易でないことは承知しているが、欧州でもマクロ的な目標を考慮に入れつつ労使交渉を進めている国が幾つかある」

 ――「賃上げ率の合意に従うか、従わない場合は説明責任を負う」という仕組みを取り入れることも提言していますね。

 「こうした仕組みも使いうるということだ。賃上げを引き出すための一つの例という意味であり、これが必要で唯一のメカニズムだと主張しているわけではない」

 ――賃上げ率が鈍い背景には雇用維持を優先する日本企業の慣行もあります。

 「長期雇用を約束しているので収益性を悪化させるような賃上げは望まないということは理解している。しかし企業の利益は大きく、現預金保有残高は国内総生産(GDP)の50%になっている。日本経済の問題は高い収益が活用されてこなかったことにある。また、高い賃上げは時間のラグを置いて一般価格にはねかえるので、中期的には利益への影響は受けなくなる」

 ――一律の賃上げ要請は市場の価格決定メカニズムをゆがめませんか。

 「一律の上げこそが、低すぎる物価上昇率を引き上げるのに必要なことだ。生産性が企業ごとに違う点には同意する。こうした部分は賞与に反映するなど、生産性を賃上げにどう織り込むかを各企業レベルで合意すればいいことだ。だが全体としては最低2%の賃上げが必要になる。あくまで、賃金と物価の好循環を生むメカニズムをつくりだすのが目的だ。インフレ期待が正常なレベルに上がれば、続ける必要はなくなる」

 ――実現性に難があるようにも見えます。

 「日本とは全く逆のケースだが、欧州では1970年代から80年代にかけて、インフレを抑えるために政労使対話で賃上げ抑制をはかった。日本は物価と賃金の上昇率が低すぎるという問題を抱えている。これを変えるための協調の仕組みが必要なのだ」

 ――賃上げが持続するには企業の生産性向上も欠かせません。そのために何が必要と見ますか。

 「労働市場の改革が重要だ。日本には生産性の高い若者や女性が数多くいるのに、非正規雇用の契約で働いているので、企業からの人的投資や訓練を受けられない労働者が多い。一方、終身雇用のなかで生産性が低い中高年層もいる。企業はグローバル経済の変化への対応として安易に非正規社員を増やしたが、それは自分の足を撃っているようなものだ。賃金が低いままで上がらず、将来の所得が不透明な人が増えて、製品やサービスへの需要を減らしているからだ」

 「労働市場の二重構造が生産性や賃金低迷につながっているわけで、このゆがみをたださなければならない。非正規労働者の労働条件を改善させるための契約形態を促す必要がある。政府が確立しようとしている同一労働同一賃金の仕組みも改革の促進につながるだろう」

 Luc Everaert ジュネーブの国際研究大学院で博士号。92年にIMFへ。欧州担当などを経て現職のアジア太平洋局次長に。56歳。

◇     ◇
〈聞き手から〉硬直的な労働市場に課題

 政府に賃上げ促進への積極関与を求めたIMFの提言は話題を呼んだ。自由な市場取引を重視する伝統的な立場からの転換と見られたからだ。

 エフェラールト氏は「勧めているのは市場の失敗への対応。市場介入ではない」という。高収益が賃金増加につながらない構造や、賃金体系が異なる正規、非正規の二重の労働市場が「資源の効率的な配分を阻んでいる」と説く。

 政府が前面に出てでも、賃金引き上げと物価目標達成という道筋をつくらなければ、経済の歯車はいつまでたっても回らない。そんな危機認識が主張の背景になっている。

 問題はそうした理論がミクロの現実に即しているかだ。三村氏は経営者の視点から経済改善の見通しが立たない中での大幅賃上げの難しさを指摘。将来不安の解消が経済再生の鍵との見方を示した。

 一致したのは硬直的な労働市場が賃上げを阻む一因との点だ。個人の能力を育み、それがいかされる機会をつくらないと日本に活力は戻ってこない。(編集委員 実哲也)

[日経新聞12月11日朝刊P.9]



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「カジノ法案」成立――ギャンブル依存の実態と対策 田中紀子×佐藤拓×荻上チキ
2016.12.18 Sun
「カジノ法案」成立――ギャンブル依存の実態と対策
田中紀子×佐藤拓×荻上チキ
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「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」、いわゆるカジノ法案が今月15日に成立した。自治体や経界から経済効果を期待する声が上がる一方、ギャンブル依存症への影響、金銭の流れの透明性、国際交流など、さまざまな問題が指摘されている。今回は注目されるギャンブル依存症について専門家にお話を伺った。2016年12月7日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「カジノ法案が今週にも成立か!? ギャンブル依存の実態と対策」より抄録。(構成/増田穂)

■ 荻上チキ・Session22とは
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カジノに限定せず依存に対する総括的な支援を

荻上 本日のゲストをご紹介します。一般社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子さんと、ギャンブル依存の治療にお詳しい、成瀬メンタルクリニック院長の佐藤拓さんです。よろしくお願いいたします。

田中・佐藤 よろしくお願いします。

荻上 佐藤さんは、ギャンブル依存症からの回復についてどのような取り組みをなさっているのですか。

佐藤 GA(Gamblers Anonymous)というギャンブル依存の当事者による自助グループや、リハビリ施設で支援を受けている方と連携をとって、医療の立場でできることをしています。

荻上 GAの活動はどのようなものなのでしょうか。

佐藤 GAには依存症当事者やその家族などが参加しています。匿名参加が可能で、グループミーティングでの会話などを通じて、自分の抱える問題について理解を深める場を作っています。

荻上 カジノ法案成立の可能性についてはどのようにお考えですか。
(※編集者注:本放送は12月5日の衆議院通過を受けて。その後、15日参議院本会議にて成立。)

佐藤 もちろん、法案の成立は重要な問題です。しかし現状問題を抱えて苦しむ方々の支援を行っている立場としては、今回の件をきっかけにギャンブル依存の問題や支援体制のあり方についてより多くの方々に知っていただく機会になればと思っています。

荻上 すでにある問題について、もっと議論しなければならない。

佐藤 そうですね。賭け事には合法的なもの違法なもの、法律的にいろいろ区分があり、関連したさまざまなものへの依存で苦しんでいる方がいらっしゃいます。そうした事実や、それに対する支援がどのように行われているのか、皆さんに理解していただきたいです。

荻上 田中さんのお考えはいかがですか。

田中 カジノ自体には、賛成でも反対でもありません。しかしどの程度、依存症への対策が行われるのが気がかりです。

荻上 依存症対策に関しては野党や与党公明党からも議論の必要性を指摘する声があがっています。しかしなかなか法案には反映されません。
(※編集者注:放送後、12月14日参議院本会議の段階では法案が一部修正され、依存症対策の文章も盛り込まれた。)

田中 法案自体にはほとんど記載がありませんね。附帯決議には多少盛り込まれました。

荻上 附帯決議への記載はどのようなものなのですか。

田中 「依存症予防等の観点から、カジノには厳格な入場規制を導入すること。その際、諸外国におけるカジノ入場規制のあり方やその実効性等を十分考慮し、我が国にふさわしい清廉なカジノ運営に資する法制上の措置を講ずること」「ギャンブル等依存症患者への対策を抜本的に強化すること。我が国におけるギャンブル等依存症の実態把握のための体制を整備すると共に、ギャンブル等依存症患者の相談体制や臨床医療体制を強化すること。加えて、ギャンブル等依存症に関する教育上の取り組みを整備すること。また、カジノに留まらず他のギャンブル等に起因する依存症を含めて関係省庁が十分連携して包括的な取組みを構築し、強化すること」などが盛り込まれています(注)。

(注)第192回国会衆法第20号 附帯決議
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Futai/naikaku1063EFFDA0F22F394925807D00266E7F.htm

多少なりとも依存症対策の必要性が理解されたという意味では良かったと思っています。しかしこれがカジノに限定した対策では、ギャンブル依存者への支援としてどれだけ有効に働くのかどうかは明確になっていません。


田中氏
田中氏

荻上 付帯決議には法的拘束力がありませんね。本文には、「カジノ施設の入場者がカジノ施設を利用したことに伴い悪影響を受けることを防止するために必要な措置」を政府がとる旨が書かれています。依存症対策も含まれると考えられますが、具体的ではない。付帯決議がどう機能するかは不透明ですね。そもそもギャンブル依存とはどういうものなのでしょうか。

佐藤 自らの意志でギャンブルをする事を上手くコントロールできなくなる障害といわれています。結果、使うべきではないお金に手を出してしまう。本来楽しいはずのギャンブルが楽しくなくなってしまう。それでもやめられない、といった状態です。生活上で蓄積するストレスなどを上手に解消できず、特定の依存対象物にのめり込んで行くといった背景があるといわれています。

荻上 これまで薬物やアルコールなどが身体的に快楽をもたらし、こうした作用のある物質に依存するというのが一般的な依存症のイメージでした。しかし最近では、ギャンブルや買い物、ネットなどの行為をするときに脳内分泌物質に変化が起こり、依存症になることも知られてきました。

佐藤 依存症の研究は、薬物の動物実験を中心に行われてきましたが、最近は脳画像などを使った研究も盛んに行われるようになりました。結果、行為にのめり込む場合でも、物質に対して依存する場合と同様のメカニズムが働いている可能性が指摘されるようになりました。

こうした捉え方は「依存」の枠組みを広げることになります。「勉強依存」や「ジョギング依存」など、何でもかんでも「依存」の括りにしてしまうことには問題があると思います。しかし、なんらかの行為にのめり込むことで、日常生活に深刻な問題が起こる可能性がある場合には、支援対象としていくべきだと考えています。

荻上 好きでのめり込んでいる人に比喩的に「依存症」という場合としっかり区別しないといけませんね。日本にはどれくらいギャンブル依存症の方がいらっしゃるのですか。

佐藤 厚生労働科学研究で行われた疫学調査では、国内で536万人の依存者がいると推定されています。ただしこれは海外の調査票をもとにした推定値で、実際の依存者数については今後の詳しい調査が必要です。


周囲の人を巻き込んでしまう

荻上 ギャンブルに定義はあるのでしょうか。

田中 「ギャンブル依存」で考えられるギャンブルだと、競輪・競馬・競艇・オートレースなどの公営競技、遊戯区分とされるパチンコ・パチスロ、他にも宝くじトトなどですね。最近ではFXにのめり込んで、大きな借金を抱えご相談に来られる方もいらっしゃいます。

荻上 田中さんはご自身もギャンブル依存になったご経験があるそうですが、どんな状況だったのですか。

田中 四六時中ギャンブルのことを考えて、借金も抱えてました。普通の人が考えればギャンブルをやめればいいだけの状況でありながらやめられない。この悪循環を断ち切るにはギャンブルで取り戻すしかない、という感覚に囚われてしまう。自分ではそれ以外考えられず、やめられなくなってしまうんです。しかもそのおかしさに気付けなくなっていました。

私は祖父・父・夫と家族の多くがギャンブル依存症でした。幼少期から親を見ていて「あんな風にはなりたくない」と思っていました。それでも同じような人と結婚し、同じように依存症になってしまいました。

荻上 ギャンブル依存の世代間での連鎖はあるのでしょうか。

佐藤 もちろん周囲にギャンブルをする人がいなくても、ギャンブル依存になる方はいらっしゃいます。しかし身近にギャンブルをする人がいれば、その分本人がギャンブルに接する頻度は高くなる。その中で生きづらさを解消するための手段としてギャンブルを活用し、依存する可能性は上がってくると考えられます。

荻上 環境的な接しやすさというのは人によってあるのですね。薬物中毒のような禁断症状はあるのですか。

田中 あります。大きなレースの時に例えば、お金がなくていけないとしても、いてもたってもいられず、イライラして落ち着くことができません。なんとしてもお金を作ってやる!という感じで、どうにかお金を用意してレースに行ったりもしました。

佐藤 薬物中毒時の禁断症状と、ギャンブル依存の禁断症状が同様のものかという点に関しては、医学的には異論があります。しかし臨床的には薬物中毒と同じように、それに接していないと落ち着かないとおっしゃる方は多いです。

荻上 現在ギャンブル依存症対策はどのように行われているのですか。

佐藤 国内では地域差が大きいです。GA以外ですと、宿泊可能なリハビリ施設があるところもある。こうしたものがない地域だと多くの場合、薬物やアルコールの依存症患者を支援する医療機関が対応をしています。ギャンブル依存に特化した支援を行っているところは、現状かなり少ないと思います。

荻上 リスナーからはこんな質問がきています。
「仮にギャンブル依存の人が増えたとして、社会どのような弊害が起こりうるのですか」

田中 ギャンブルはお金の問題が関わり、借金などで周囲の人が巻き込まれるケースがあります。最近だと、ギャンブル依存の彼氏にお金を貸した彼女が、うつ病になってしまったというご相談もありました。他にも横領や窃盗、失踪、自殺、家庭の問題だと児童虐待やネグレクトなどの問題に繋がりかねません。波及的な影響を考えると、やはり社会的にギャンブル依存へ対策を行う必要性を感じます。

荻上 ギャンブル依存になると、賭けるギャンブルの形態は問わない方が多いのでしょうか。

田中 内輪では「得意種目」なんて言ったりして、好みはあります。私は競艇とカジノにはまりましたが、パチンコは全く興味が湧きませんでした。

荻上 こんなメールも来ています。
「友人の中には恋人ができたり、将来のためといってピタッとギャンブルをやめた人もいます」

やめられる人とやめられない人の境目はどこにあるのでしょうか。

田中 やはり依存度だと思います。完全に依存している人と愛好家では、やめやすさも異なります。【次ページにつづく】


ギャンブルに対する複合的な欲求

荻上 実際にギャンブル依存に当てはまる方とはどのような方なのでしょうか。

佐藤 アメリカの精神医学学会出版のマニュアルには、ギャンブル関連の問題を抱える方の診断項目が、比較的わかりやすく記載されています。日本でも頻繁に使われている代表的な診断表です。こちらでは全9項目の内、4項目以上当てはまる場合をギャンブル依存の傾向があると考えます。以下の項目です。

1.興奮を得たいがために掛け金の額を増やしてギャンブルをする欲求。
2.ギャンブルをするのを中断したりまたは中止したりすると落ち着かなくなる。またはイラつく。
3.ギャンブルをするのを制限する、減らす、または中断するなどの努力を繰り返し、成功しなかったことがある
4.しばしばギャンブルに心を奪われている。
5.たとえば無気力、罪悪感、抑うつなどの気分の時にギャンブルをすることが多い。
6.ギャンブルで金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い。
7.ギャンブルへののめり込みを隠すために嘘をつく。
8.ギャンブルのために重要な人間関係、仕事、教育または職業の機会を危険にさらし、または失ったことがある。
9.ギャンブルによって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼む。

荻上 田中さんは依存症当時のことを振り返ると、いくつ当てはまりますか。

田中 9個全部あてはまります(笑)。

荻上 ギャンブル依存を隠すために嘘をついたりしたんですか。

田中 つきました。ギャンブルに行ってないように振舞ったり、「借金まではしないよねー」なんて言ってるけど、実際は借金だらけだったり。家族にも、同じくギャンブル依存だった夫を除けば一切話さなかったです。

荻上 逆に依存症になっていたご家族に嘘をつかれたことはありますか。

田中 しょっちゅうでした。例えば祖父などは、買い物に行くと言ってパチンコに行っている。病院に行くと言って帰ってこない。頻繁にありましたよ。

荻上 ギャンブルで仕事や人間関係に悪影響を出したことも?

田中 ええ。夜中までギャンブルをしてて、朝起きれず嘘をついて会社をさぼったり。大きなレースなど我慢できず、風邪だと嘘をついたりもしました。

荻上 レース前は楽しみにしているんですか。どちらかというと不安感なのでしょうか。

田中 自分の中でも、行ってはいけないと自制する気持ちと、それでもスリルや興奮感が我慢できない気持で引き裂かれるような思いでした。お金を儲けるよりも、スリル感や現実逃避のような感じで没頭していたと思います。


佐藤氏
佐藤氏

荻上 実際に逃避の感覚を持って相談に来られる方は多いのですか。

佐藤 そうした方もいらっしゃいます。しかしたずねてみると、患者さんごとに理由はかなり異なります。お金が欲しかったと言う方は多いのですが、当然これだけお金の問題を抱えている状態で、お金が欲しくてギャンブルをしていたというは理論的に矛盾しているわけです。よくよく聞いてみると、スリルや予想を当てる推理欲求、現実逃避、「勝つまで終われない」など、さまざまな本来の目的が浮かび上がってきます。

多くの方に共通するのが、上記のような目的を“同時に複数”求めている点です。しかしギャンブル依存の方の多くは、自分が何を求めてギャンブルをしているのか、ほとんど自覚していません。結果として、使うつもりのなかったお金を無自覚のままギャンブルにつぎ込んでしまうということが起こります。

荻上 不安感の有無に関わらずギャンブル依存になる可能性がある、それぞれ理由は異なるということでしょうか。

佐藤 そうですね。自身が求めているものが自覚できると、対応策も「ただガマンするだけ」ではないことが理解してもらえるようになります。余暇の過ごし方などは、とても重要です。日常生活でストレスを抱えやすい人、ギャンブル以外の趣味の少ない人などは、リスクが高いと思います。多趣味な方だと、自分の状況を客観的に「危ない」と思った時点で、他の趣味に切り替て依存を回避できる可能性が上がります。ギャンブルに複数求めている目的(欲求)の一部ずつを他の行動(趣味)に置き変えていくと、抵抗感なく問題が軽減していく方もいらっしゃいます。

荻上 リスナーからはカジノに限らず、パチンコなどの現在のギャンブルに関連した依存症についても議論すべきだという声が届いています。国会でも議論はまだカジノ依存に限定されている印象がありますが、カジノと他のギャンブルと、依存のしやすさに違いはあるのですか。

田中 私見ですが、競馬などでは他人の掛け金はわかりません。しかしカジノだと周囲の人の掛け金がわかる。そのせいで煽られてしまい、どんどん掛け金が上がったり、金銭感覚が狂ってしまう部分があるかと思います。また、カジノだとセレブでおしゃれなイメージがあり、ハードルが低い。これまで競艇場などには入りにくい印象を持っていた女性のギャンブラーが増えるのではと考えています。結果、依存症になる人も増加するのではと危惧しています。


ギャンブル依存への社会の理解が不可欠

荻上 これまで国はギャンブル依存の方への支援を行ってきたのですか。

田中 国からの支援はほとんどありません。これには複合的な要因があります。ひとつには、競馬は農林水産省、競艇は国土交通省と、管轄省庁がばらばらだったことがあげられます。これにより一貫した対策が取れなかった。また、公営競技は推進と規制を同じ省庁が担当しています。これでは規制自体、そもそも無理があります。

加えて日本は自己責任論が強く、何かあっても人に言えない雰囲気があります。カミングアウトする事で仕事をクビになる不安など、依存症の人やその家族は問題を抱え込んでしまうことが多い。結果としてギャンブル依存への社会の理解も進まず、対策も遅れていると思います。

荻上 当事者団体や医療支援に対する国の支援はあるのですか。

佐藤 精神科医療機関では、既存の医療制度を活用した形で、ギャンブルの問題への対応は可能ではあります。ギャンブルにより経済的破綻した方は、生活保護制度を利用することもあります。とはいえ、国からギャンブルの問題に特化した支援はありません。支援制度の見直しは必要だと考えます。

荻上 自治体レベルでの支援はいかがですか。

佐藤 そもそもギャンブル問題に理解のある地域資源に、かなり大きな格差があります。自治体によっては、関連機関でどんなサービスが受けられるのか、しっかり把握しており、ギャンブル依存の問題を抱えた人へ適切な支援への結びつけが行われているところもあります。10年前と比較しても、全国的に状況はずっとよくなっていると思います。しかし、支援体制が十分に整っていない自治体が多いことも否めません。

荻上 当事者団体としては国や自治体にどんな支援をして欲しいとお考えですか。

田中 1番はギャンブル依存が病気と認識され、相談しやすい環境をつくるための啓発活動に力を入れていただきたいです。たとえば依存症の話をする際、多くが「アルコール・薬物等」と言われます。物質依存への啓発には繋がる一方、ギャンブルなどの行為に対する依存については取りこぼされています。「等」の中にギャンブルが入ると思いつきません。私自身、以前はギャンブル依存者を支援するための医療機関や相談所があると知りませんでした。啓発活動には予防教育が必要です。小学校でギャンブル依存に関する問題を取り上げたり、関連する研究への助成、実態調査などをしっかり行っていただきたいです。

依存症の人がギャンブルをやめるのは大変なことです。私の場合、4年もの期間苦しみながらも、自助グループのサポートでどうにかやめることができました。依存症の改善には支援が重要です。こうした団体や医療機関への援助も進むといいと思います。

荻上 ギャンブル依存から脱するためには、一切ギャンブルをしなくなることが必要なのでしょうか。

佐藤 私自身はそうしたこだわりを持っていません。家族に連れられて来院した方が受診を通して次第に考えを変えてやめていく場合もあります。「やめるために病院へ」というよりは、お金を使い込んでしまったり、なんとなく自制が利かなくなっている違和感に対する気軽な相談所のつもりでやっています。

近年海外では、これまでの「やめる」か「依存」かの二極的なものではなく、ハーム・リダクション(Harm Reduction)という「害を減らす」ことを目的とした支援が行われています。日本でもこうした目線での議論ははじまっていて、より柔軟な支援へ繋がるのではと期待しています。

荻上 海外でのギャンブル依存への対策にはどのようなものがあるんですか。

佐藤 問題がある人に対応できる資源については、国内にある自助グループ、リハビリ施設など、諸外国においても大きくは変わらないと思います。ただ、ギャンブルは国ごとに種類や規制の度合いが異なり、各国での実情にあった対応が必要になります。したがって支援の状況も異なる。一概に言うのは難しいです。

荻上 各国の対策からヒントを得て、国内でも状況にあった支援体制を築くことが必要ということですね。田中さんは海外のギャンブル依存対策にどのような印象をお持ちですか。

田中 どこの国も子どもを守ることに力を入れている印象があります。シンガポールでは、トトのようなくじもギャンブルとされていて、購入のため子どもを連れて並ぶことすら禁止されています。広告も自国内の子どもの目に触れないように設置場所に規制がかけられている国が多い。

逆に日本は公営ギャンブルで家族イベントなど開催したり、敷地内に遊び場を作ったり、子連れを狙ったものが多い。子どものころからギャンブルなじむための環境づくりを推進しています。実際、仲間内では幼少期に親に連れられてギャンブルに行っていた話しを多く聞きますし、こうした環境下ではリスクが高まると懸念しています。

荻上 リスナーからは、本来違法であるはずのギャンブルが、政府が執り行うと合法になることへの疑問や、反対にギャンブル全てを悪とするような議論は単純すぎるという指摘もきています。

田中 違法だから全部なくす、というのは難しいと思います。現状で言えば、ギャンブルを認めてしまった以上、せめて依存症への対策は万全に行って欲しいと思っています。

荻上 買い物依存、ネット依存などがあるからといって、ネットや買い物を規制すべきかといえば、それは別問題ですからね。それと同様、ギャンブル自体の議論と、依存症の議論を切り分ける必要があるということでしょう。

田中 線引きは必要だと思っていますし、私自身はギャンブル産業の是非と依存症の問題は切り離して考えています。

荻上 佐藤さんはいかがですか。

佐藤 ギャンブルの是非もですが、何よりこれを機会に、こうした支援対策に関する議論が自由闊達に行える環境が広がっていけばいいと思っています。

荻上 カジノを認めるならば、懸念への対策をしっかり固めることが重要ということですね。さらにいえば、従来のギャンブルの論点整理、そして他の依存症も含めた総合対策が求められると思います。田中さん、佐藤さん、本日はどうもありがとうございました。



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荻上チキ(おぎうえ・ちき)
評論家 / シノドス編集長
1981年生まれ。シノドス編集長。評論家・編集者。著書に『ネットいじめ』(PHP新書)、『社会的な身体』(講談社現代新書)、『いじめの直し方』(共著、朝日新聞出版)、『ダメ情報の見分け方』(共著、生活人新書)、『セックスメディア30年史』(ちくま新書)、『検証 東日本大震災の流言・デマ』(光文社新書)、『彼女たちの売春』(扶桑社)、『夜の経済学』(扶桑社 飯田泰之との共著)、『未来をつくる権利』(NHK出版)、編著に『日本を変える「知」』『経済成長って何で必要なんだろう?』『日本思想という病』(以上、光文社SYNODOS READINGS)、『日本経済復活 一番かんたんな方法』(光文社新書)など。

荻上チキ Sasyuracom-22(おぎうえちき・せっしょん22)
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毎週月〜金 22時〜24時55分(金曜日は23時55分まで)放送。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」など柔軟に形式を変化させながら、番組を制作。
番組HP http://www.tbsradio.jp/ss954/

田中紀子(たなか・のりこ)
一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表理事
1964年生まれ。祖父、父、夫がギャンブル依存症者という三代目ギャンブラーの妻。夫と共に、ギャンブル依存症の問題から立ち直っていった経験を伝えていきたいと、カウンセラーとなり、ギャンブル依存症の問題を持つご家族からの相談に対応している。8年間弁護士事務所のパラリーガルとして、債務整理に携わった経験から、借金問題に詳しいカウンセラーと頼りにされるようになり、ギャンブル依存症者とその家族の支援に関わる。2014年2月に、「ギャンブル依存症問題を考える会」を立ち上げ、代表就任。「ギャンブル依存症問題の社会への啓発運動」と、「学校教育、企業に向けた依存症予防教育の導入」を掲げ、活動している。2015年「ギャンブル依存症対策を推進する超党派勉強会」にオブザーバーとして参加。自民党政策審議会をはじめ、各政党の勉強会や経団連、地方自治体の研修会等でも講師を務めている。著書に『祖父・父・夫がギャンブル依存症!三代目ギャン妻の物語』(高文研)、『ギャンブル依存症』(角川新書)。

佐藤拓(さとう・たく)
精神保健指定医、精神科専門医
成瀬メンタルクリニック院長。福島県出身。北里大学大学院博士課程修了。
http://synodos.jp/society/18718/2
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍氏は積み上げてきた対ロ戦後レジュームを一夜にしてブチ壊した。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5859.html
2016/12/17 18:24

 今回のプーチン招待外交で日ソ共同宣言「平和条約締結時に二島返還」を白紙に戻し、北方領土を含む極東ロシアに3000億円を超える経済援助を行うことにより、現在の国境線の補強を行うという愚挙を安倍氏はプーチン氏に約束した。

 その対価は「北方領土は返さない」というプーチン氏の決意表明だ。安倍氏は未来で解決する貴重な一歩だ、と大見得を切ったが、ヘタな歌舞伎役者ほどの迫力もなかった。

 安倍氏は営々として戦後政治家諸先輩が築き上げてきた交渉を一夜にしてオシャカにした。泉下の橋本氏も臍を噛んで悔しがっていることだろう。しかし、それにしても外務官僚たちは何をしていたのだろうか。

 首相は任期の間だけ政治を執るが、政治の継続性は日本の場合は官僚が担っている。外交といった継続性が大事なマターでは外務官僚たちの責任は重い。彼らは安倍氏に対して「殿ご乱心」と諫めなかったのだろうか。

 そして山口県に動員された4000人もの警察官の予算措置は総計で一体幾らになったのだろうか。プーチン氏という歴史上に例を見ない「暗殺者」を招いて会談する喫緊の必要姓があったのだろうか。

 プーチン氏は政敵はもちろんのこと、ジャーナリストを何人暗殺したことだろうか。そうした事にも全く触れない日本のマスメディアは腐り切っている。自分の権力維持のためなら人を殺害することにためらいのない、だから自分も暗殺されるのではないかと料理人をロシアから連れてきて、自分の食事はロシアから連れてきたコックに作らせたという。

 人は自分の観念で相手を観る。プーチンは暗殺者の目で日本の外交を見ている。お坊ちゃまの安倍氏とでは経てきた修羅場の程度が全く異次元だ。安倍氏では相手にならないのは指摘するまでもない。また、外交交渉で相手にすべき人物でもない。

 ロシアはプーチン以後の政治家を待つしかない。ロシア・マフィアの小僧相手では何も進まない。そうした事を承知の上で、対ロ交渉は行うべきだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 小池百合子知事は、東京都議会自民党60人全員を打倒すため、創価学会、幸福の科学などと手を組み始めている(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/fb2a7fe75d81fac83c39fe05dd1c7e57
2016年12月18日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 東京都の小池百合子知事は、次期東京都議員選挙(2017年7月22日任期満了、投票日は任期満了前30日以内、または解散の日から40日以内に行われ、告示は投票日の9日前まで)を約半年後に控えて、「準備」に着手、自身が設立した政治塾「希望の塾」の都議会議員志望の塾生約200人から立候補者約80人を絞って擁立する。また、自民党との連立を40年間続けてきた公明党が12月14日、連立解消を宣言、小池百合子知事の「東京大改革」に大賛成したのを受けて共闘する。新興宗教団体「幸福の科学」の政治団体「幸福実現党」からも2人程度が、小池百合子グループに加わって選挙戦に参戦する。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 中国が 日露首脳会談の成功を非難・警戒する声明を公表   これこそ日露首脳会談は大成功であることを意味する
     
               日露平和条約の推進を嫌い、非難する 軍事国家:中国の「赤い皇帝」習近平
         
  
            
■ 中国が日露首脳会談を警戒・非難 中国大本営発表  中国が日露平和条約推進を嫌う
       
  
『中国国営新華社通信は日ロ会談に関する論評で「安倍首相はロシアを抱き込み、中国に対する包囲網を強化したい考えだが、中ロ関係の土台を揺るがすのは難しく、もくろみは期待外れとなる」と反発。

その上で「(安倍氏の)私益だけを求めた自分勝手な外交思考は、日本が隣国からの信頼を得ることを間違いなく困難にする。ただの一方的な妄想だ」と批判した。』

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600727&g=pol
  
  
以上の通り「中国国営新華社通信」、すなわち中国大本営が日露首脳会談の成功について、非難・警戒する声明を公表しました。
  
  
日露合意を見ればわかる通り日露合意の重要ポイントは、

@ 日露平和条約の締結を目指す

A そのための両国の信頼醸成のために、北方4島で民間による「共同経済活動」を行う
  
  
別に中国をどうこうするとかを合意したわけでもない。
日露平和条約を目指すと合意しただけ。

これはすなわち、日露平和条約の締結は中国にとって好ましくないのだという事実が見て取れます。
   
   
   
■ 中国が嫌がるということは 日本の安全保障にとって日露合意は大成功であることを意味する
      
    
下記は長谷川幸洋(東京新聞 論説副主幹)の主張であり、日露会談が成功か否かは、中国の焦り具合で判断できると説明しています。
   
  
『私はあくまで日ロ関係が前進するかどうかに注目する。
前進したかどうかは、中国の反応を見るのが正しいかもしれない。
彼らが日ロの会談結果を批判するようなら、それは中国が孤立化の懸念を強めている証拠にほかならないだろう。

それは日本の勝利であり、会談の成功である。』

『「平和な日本でありたい」と願っても、他国が侵略してきたら日本の平和は維持できない。実際に北朝鮮はことし日本海に21発のミサイルを発射した。中国は軍艦まで動員して尖閣諸島を脅かしている。韓国も竹島を実力で占拠している。

こういう現実の中では、日本がいくら「清く正しく美しく」と願っても、言葉だけではどうにもならない。できるだけ多くの国と友好関係を深めて、中国や北朝鮮が暴発しないように抑止していく。それが日本の安全保障にとって基本軸になる。』

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50473?page=2
    
     
      
この長谷川幸洋の主張はもっともです。

東アジアの平和にとって脅威なのは、南シナ海を軍事侵略し、尖閣諸島はおろか沖縄本島まで日本の領土ではないと主張する中国です。

アジアの先軍国家・軍事国家として図に乗っているともいえる。
   
   
その中国の軍事暴走を抑えることこそが東アジアの平和維持にとっては重要であり、日露の安全保障での連携はそのための重要なポイントなのです。

つまり軍事侵略国家:中国が軍事的に動きにくくなる、つまり中国が安全保障上嫌がるようであれば、今回の日露合意は大成功だといえる。

そして軍事国家中国の「赤い皇帝」習近平は、前記の通り今回の日露合意、日露平和条約推進を大きく非難・警戒している。

つまりこの事実こそが、日露首脳会談が大成功であった証であるわけです。
   
   

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 3年かけてギャンブル依存症の実態調査。やるなら法案成立前だろ。泥縄の典型だね&東京オリンピック総予算1兆8000億円。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-80dd.html
2016年12月18日 くろねこの短語


3年かけてギャンブル依存症の実態調査。やるなら法案成立前だろ。泥縄の典型だね&東京オリンピック総予算1兆8000億円。どこが「コンパクト五輪」なんだ。責任者出てこいや!


 ギャンプル依存症の実態調査を、今後3年かけてやるんだとか。「泥棒を捕らえて縄をなう」とはこのことか。そもそも、カジノで一般大衆労働者諸君から掠めた金で依存症対策なんて、その発想自体が倒錯している。突貫小僧・山本太郎君がひとり牛歩で、

「パチンコやスロットの規制をせずに、どうして次の賭場を開くようなことさせるんだよ! おかしいだろって!!」

「誰のためにやるんですか! セガサミーか? ダイナムか? 外資か? 国民のための政治をやれよ!!」

って叫んだその声は、利権まみれのシェンシェイにはさぞかし耳が痛かったに違いない。

・カジノ法案採決で山本太郎が議場に向かい「セガサミーやダイナムのためか」と本質を絶叫! でもマスコミは
 http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161217/Litera_2778.html

・ギャンブル依存症、政府が初の面接調査 カジノ法成立 3年かけ実態把握
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016121802000109.html

 誰のためにやるんですか、っ叫びは東京オリンピックにもぶつけたい。で、その東京オリンピックの総予算が最大で1兆8000億円という試算が出たってね。そのうちの1兆円近くを都や政府が負担するんだとか。もちろん、原資は税金だ。

 しかしまあ、東京オリンピックを招致した時には、「開催費用の多くを組織委員会が負担する」って豪語してたくせに、なんともしまらない話だ。そもそも、1兆8000億円というのもベラボーな金額なんだね。招致の際には「コンパクト五輪」ということで、予算は7500億円なんて数字も出ていたはずだ。

 でもって、組織委員会の言い訳ってまのがまたふるっている。「招致委員会が作成した当時の立候補ファイルには、開催都市や国などの公的部門の警備や輸送など、その役割は盛り込まれていたが、当時の開催経費の金額には含まれていなかった」んだとさ。民間の取り引きで、見積り出した後に「いや〜、ちょっと交通費だとかの諸々の経費入れてなかったもんで・・・」なんて言ってご覧なさい。殴られますよ。

・五輪組織委 1兆円近くの負担 都や政府などに求める案
  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161217/k10010810491000.html

 年金はカットされるわ、介護保険の負担は増大するわ、賃金は上がらないわ・・・一般大衆労働者諸君の将来への不安はますます募るばかりだってのに、オリンピックのドンブリ勘定は、とてもじゃないけど「あっそうですか」で済まされるものではありませんよ、ったく。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ロシア包囲網を無視 安倍首相“思いつき外交”にオバマ激怒(日刊ゲンダイ)
   


ロシア包囲網を無視 安倍首相“思いつき外交”にオバマ激怒
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196063
2016年12月18日 日刊ゲンダイ

  
   オバマ大統領はカンカン?(C)AP

 高級旅館に宿泊して豪華料理と日本酒に舌鼓を打って3000億円の経済協力をゲット――。笑いが止まらないだろう。安倍首相との首脳会談を終え、16日夜、帰国の途についたロシアのプーチン大統領のことだ。他方、みっともないのは「一本負け」にもかかわらず、「日ロ間に平和条約がない異常な状態に私たちの手で終止符を打たなければならない」と語っていた安倍首相だ。あらためて、この男は外交の「ガ」の字も理解しちゃいない。

「ウラジーミル、今回の君と私との合意を出発点に『自他共栄』の新たな日ロ関係を本日ここから、共に築いていこう」

 安倍首相はプーチンを親しみを込めてファーストネームで呼んでいたが、世界の首脳は眉をひそめているに違いない。そもそも、国際社会でプーチンは“鼻つまみ者”扱いも同然だからだ。

「くしくも16日、EUがウクライナ東部の停戦合意の履行をめぐる問題で、対ロシアの経済制裁の延長を決めましたが、世界ではウクライナやシリアへ軍事介入を決めたロシアのプーチン大統領に対する批判の声は相当強い。プーチン訪日中も、外務省前では『戦争犯罪人プーチンを逮捕しろ』とシュプレヒコールを上げる市民団体があったほど。シリア内戦でアサド政権を支援するロシアは、国連安保理で停戦決議に拒否権を6回も発動。英国の民間団体『シリア人権監視団』によると、昨年9月からの1年間で、ロシアの空爆によってシリア国内で殺害された人は9000人余り。その指導者であるプーチンを安倍首相が高級旅館でもてなし、ファーストネームで呼ぶ。欧州首脳は驚天動地でしょう」(外交ジャーナリスト)

 安倍首相が忠誠を誓った米国もプーチンにカンカンだ。ローズ米大統領副補佐官はきのう、大統領選の最中、トランプ勝利を狙ったロシアが、サイバー攻撃を仕掛けたのではないか――との疑惑に対し、米情報局が「プーチン自らが指示した」との見方を公表した。

 米政府はこれまで「手の内を明かす」として、米国にサイバー攻撃を仕掛けている国の特定は避けてきたが、堪忍袋の緒が切れたらしい。オバマ大統領もすぐに「対抗措置を取る」と明言。今後、米ロ間で“サイバー戦争”が勃発する可能性は高い。

■米国防筋から“締め上げ”も

 そんなロシアに対して、安倍首相はポンと3000億円の経済協力を打ち出したのだから、米国にしてみれば「何やっとんのか!?」と思うだろう。

 しかも、プーチンは共同会見で、1956年の日ソ共同宣言で約束された2島返還がオジャンになったのは、米国のダレス長官が「講和したら沖縄を日本に返さないと言ったから」と名指しで批判したのだ。安倍首相は26日からハワイを訪れ、オバマ大統領と真珠湾を訪れる予定だが、米国防筋から“締め上げ”られる可能性はゼロじゃない。

「さすがに退任間近のオバマ大統領(政権)が安倍首相を問い詰めることはないでしょうが、今後、米国内で対ロ政策が重要課題になるのは間違いない。トランプ次期大統領と新しい国務長官は親ロシアですが、それ以外は反ロシアですから。激しい対立が起きた時、安倍政権はどう対応するのでしょうか」(元外交官の孫崎享氏)

 結局、安倍外交は「地球儀俯瞰」どころか、行き当たりばったりの「思い付き」なのだ。




















http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 日露協議の中身について、この理解は何だろう? この人たち、安倍信者なのか。日本は、ロシアに全面的に屈服したんだ 
日露協議の中身について、この理解は何だろう? この人たち、安倍信者なのか。日本は、ロシアに全面的に屈服したんだ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/469e85214ab97a4496e7a4b71cc483cd
2016年12月18日 のんきに介護


日露の会談が終わって

まだ間がないのに、

どうして

こんなこと呟けるんだろうという

無責任な

ツイートを二つ、発見。

いずれも

草薙雷真
‏@xfeng2051 さんの

ツイート〔14:00 - 2016年12月17日 〕に

添付されていた。




原口一博さんは、

元島民が

とても悲しんでいるのに

不謹慎だ。

ひがくぼみきおさんは、

帰属問題は棚上げしてと言ってたのは、

安倍晋三で、

プーチン大統領は、

違ったことを言っていた。

お忘れなのか。

すなわち、

経済協力したいのであれば、

北方4島のロシア帰属が大前提だ。

それが納得できないなら

会談は

お断りという

非常に明確な主張だった。

それが山口県の

安倍の故郷に顔を出したからと言って、

自説撤回

という妙な結論にはならない。

しかも

北方4島の経済活動は、

ロシア法の下で

行うということも確認済みだ。

次の北方領土の帰属は、

北海道を巡ってなされるんだろう。

それが

共同宣言を出さなかった理由ではないか。

とても

屈辱的な内容で

日本は、

ロシアに大幅譲歩したという

結果になってしまった

と思うが、

日本のメディアは、

安倍の気持ちを忖度して

どうでもいいことばかり報道していた。

それが現実だ。

今更、

合意内容の覆滅はしようがないだろう。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 天下に恥をさらした12月18日朝6時のTBS時事放談  天木直人
天下に恥をさらした12月18日朝6時のTBS時事放談
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/18/post-5789/
18Dec2016 天木直人のブログ


 いま御厨貴という政治学者が司会するTBSの時事放談を見ながらリアルタイムで書いている。

 他に優先して書くべきことがいっぱいあったが、この番組を見てどうしても一言書かざるを得なかった。

 出演者は小泉純一郎元首相とその太鼓持ちである山田孝男毎日新聞記者OBである。

 山田孝男氏は、小泉首相の脱原発発言を最初に世に売り出した記者として名前を馳せ(というよりも自己宣伝し)、以来、小泉元首相の脱原発を売り物にしている記者だ。

 私が驚いたのは、これだけ国際情勢が歴史的な転換期にある中で、そしてトランプショックが米中関係や米ロ関係を不透明にし、そして何よりも日本という国が、そのような米中露という軍事覇権大国の熾烈な外交戦のはざまにあって進退窮まっている時に、一切その事に言及することなく、小泉元首相と山田記者のコンビを登場させ、今になってもなお
「原発は間違っている」という当たり前の発言しか言わない番組を流したTBSと御厨氏の見識を疑うからだ。

 小泉元首相が、本気で原発に反対し、原発再稼働に突き進む安倍政権打倒のために脱原発の国民や野党共闘と共に政治行動を取ると、この番組で宣言するならまだわかる。

 しかし、壊れた蓄音機のように、原発は無理だ、オンカロを見てそう思った、過ちを改めるにはばかるなかれだ、と語るだけだ。

 安倍首相は考え直したらいいと言うだけだ。

 よくもこのような小泉元首相を持ち上げるだけの番組を、この忙しい時にTBSは放映したものだ。

 司会が御厨氏に代わってからの時事放談は、すっかりガス抜きの政治放談番組になってしまったが、この番組もまさにそうだ。

 何の意味もない。

 それどころか政治の不都合から国民の目をそらす罪深い番組に成り下がった。

 あまりの馬鹿馬鹿しさに一言書かざるを得なかったのだが、書いている間も延々と小泉元首相の独演が続いている。

 拉致問題も北方領土問題も天皇退位の問題も、オスプレイ墜落の事も、トランプの事も、日米同盟の将来についても、何一つ語る事はない。

 これがついこの間まで日本の首相を5年以上もやっていた政治家なのだ。

 日本の政治家の貧困さを象徴しているような番組だ。

 TBSは天下に恥をさらした(了)


          ◇

小泉元首相「首相の決断で原発ゼロを実現すべき」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2940209.html
17日10:09 TBS



 小泉元総理はTBS「時事放談」の収録で、安倍総理の決断により原子力発電を再生エネルギーに転換し、原発ゼロを実現すべきとの考えを強調しました。

 「首相が『ゼロにする』と言えば、自民党の推進派もクルッと変わる、経産省も。首相が大転換すれば、ほとんど全政党が賛成します」(小泉純一郎元首相)

 小泉氏は福島第一原発の事故を受け自ら調べた結果、原発は安全でなく、コストも安くなく、クリーンでもなかったとした上で、総理の決断で原発ゼロを目指すべきだと強調しました。また、「解散・総選挙の際には争点とするべき大きな問題」との考えを示しました。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 東京都議会「復活予算」廃止をめぐるガチンコ対決はこう見よ! 肩透かしをくらった小池知事だが… ドクターZ(週刊現代)

東京都議会「復活予算」廃止をめぐるガチンコ対決はこう見よ! 肩透かしをくらった小池知事だが… 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50438
2016.12.18 ドクターZ 週刊現代  現代ビジネス


■マスコミのミスリーディング

東京都議会に長い間慣習として残っていた「復活予算」の廃止に向け、小池百合子都知事が動き出した。

この復活予算とは、予算編成の段階で除外された項目を議会の要望によって復活させるもので、地方自治体では東京都独自のものだ。またその規模は'16年度予算で200億円にのぼる。

今回、小池都知事は「都政の『見える化』を進める」ためにこの予算の廃止を進める方針。これに対して議会の最大政党である自民党は当初反発したものの、肝心の「都議会のドン」内田茂氏はいまのところはっきりした反応を見せず、「VS.自民」を打ち出そうとした小池知事は肩透かしを食らった格好になった。「復活予算」の是非をめぐる小池知事と自民党の攻防をどう捉えるのが正しいのか。

メディアではこの復活予算が特例で巨額であると強調されているが、これはミスリーディングだ。割合としては、都の一般会計予算7兆110億円のうち0・3%ほどにすぎない。

確かに復活予算を持つ地方自治体は珍しいが、各省と財務省のあいだには「復活折衝」と呼ばれる、復活予算と同様の予算調整がかつてあった。この復活折衝により、予算案修正はほとんど行われず議会を通過していく。ちなみにこの復活折衝は最大で2000億円とかなりの巨額であった。

次に、この予算についての都知事と都議会の関係を整理しておくと、予算の編成・提出権は都知事にあり、予算の修正・決定権は都議会にある。その意味で、今回小池都知事が出した復活予算廃止方針について、都自民党は即座に反対したが、これは小池都知事の挑発に乗った都自民党の勇み足であった。

今の段階で大騒ぎすれば小池都知事の思うつぼ。それに気がついた都自民党は「議会で議論する」と方針を変えた。今はおとなしくして、'17年2月からの定例都議会での予算審議に改めて持ち越そうと考えたわけだ。

■軍配はどちらに上がるか?

そもそも例年であれば、12月に都議会の各党から予算要望を受け、翌年1月上旬に予算原案を作成する。都議会の各党は同月中旬、業界団体などの意向を踏まえて2度目の予算要望を都に行うが、都知事はこの要望を受け、復活予算枠の200億円の財源で追加計上し予算案を確定させてきた。

このため、都議会の予算審議は「ガチンコ対決」というよりは多数与党と都知事の間での「なれ合い」で進められてきた。

だが今回、復活予算がなくなれば、多数与党と都知事の「ガチンコ」が2月の予算審議で見られるかもしれない。これは興味津々である。

ただし、この勝負は圧倒的に都自民党のほうが有利だ。議会の多数を占め、予算の決定権を握っている以上、小池都知事がどう噛みつこうと大局は変わらない。財源さえ用意できれば、都知事が提出した予算に、従来からの復活予算を加えて、予算の増額修正も可能だ。また、都知事の提出した予算の一部を削り、復活予算に組み替える予算修正もできるのだ。

議会勢力のいない小池都知事が都議会に対抗していくためには、都民の支持をいつまで維持できるかがポイントになる。最近の豊洲問題、五輪競技場問題で小池都知事のパワーに陰りが見えるのはかなり気がかりだ。

『週刊現代』2016年12月24日号より


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK217] プーチン武蔵「一本勝ち」に終わった日ロ首脳会談(植草一秀の『知られざる真実』)
プーチン武蔵「一本勝ち」に終わった日ロ首脳会談
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-95f0.html
2016年12月17日 植草一秀の『知られざる真実』


「たった1回の首脳会談で解決するような簡単な問題ではない」

安倍首相はロシアのプーチン大統領との

16回目の会談

を前にこう述べた。

16回目の会談なのに、あたかも、初めての首脳会談であるかのように語る。

「息を吐くようにうそをつく」

との風聞があるが、なるほどと思わせるものがある。

上記の発言は11月21日のアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの記者会見でのもの。

この会見で、安倍首相は

「米国抜きのTPPは意味がない」

とも述べた。

その1時間後、米国のトランプ次期大統領は、

「大統領就任初日にTPPからの離脱を宣言する」

ことを、改めてビデオメッセージで全世界に発信した。

安倍首相は国連総会出席のため訪米した際の9月19日、ニューヨークでヒラリー・クリントン氏と会談した。

大統領選挙最終局面で、トランプ候補と対決しているクリントン候補とだけ会談したのである。

このことについて、産経新聞は次のように伝えた。

https://goo.gl/HZ4Dfx

見出し

安倍晋三首相とヒラリー氏の会談、米大統領選直前に“異例”
にじむトランプ氏への不信感、日米同盟崩壊への危機感

本文冒頭部分

「再びお目にかかれてうれしい。私の政権が進めている『女性が輝く社会』にいち早く賛同の意を表明していただいたことにお礼を申し上げたい」

19日午後(日本時間20日朝)、米大統領選民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官を米ニューヨーク市内のホテルで迎えた安倍晋三首相は、こう語りかけた。女性政策を持ち出しつつ、クリントン氏との個人的な“信頼関係”を見せつけることで、共和党候補のドナルド・トランプ氏への不信感をにじませたのだ。

首相が米大統領選候補者と会談するのは極めて異例だ。ましてや投開票日まで2カ月を切っている。外務省幹部は「会談の内容より、会ったこと自体が大きな驚きだ」として、会談を要請したのはクリントン氏側だったと説明する。

しかし、会談すればクリントン氏に「肩入れ」したとも受け取られかねない。それでも首相が踏み切ったのは、日米同盟を覆しかねない言動を繰り返すトランプ氏が大統領になることへの危機感を強めているからだ。


ところが、大統領選ではトランプ氏が勝利した。

慌てふためいた安倍首相は、慌ててニューヨークにあるトランプタワーの私邸詣でを挙行した。

50万円のゴルフクラブを持参しての朝貢外交、より正確に言えば、土下座外交だった。

このトランプ私邸詣での直後に南米に移動し、APEC首脳会談に出席したのち、上記の記者会見に臨んだ。

「甘い外交」に対する厳しい現実が安倍氏に突き付けられたものと言える。

この安倍氏が満を持して、故郷山口県長門市で日ロ首脳会談を設営した。

日ロ平和条約締結を実現する

「長門宣言」

を発表する目論見で設営したものである。

しかし、会談は冒頭から、完全なロシアペースで行われた。

2015年9月28日に国連本部で行われた日ロ首脳会談の際、安倍首相がロシアのプーチン大統領を待たせる遅刻を演じた。

その「返礼」を贈るかのように、プーチン大統領の日本到着は2時間半も遅れた。

山口県での会談であることを踏まえて、プーチン大統領は

宮本武蔵の巌流島での佐々木小次郎との決闘

を念頭に置いて行動したのだと思われる。

結果は、プーチンの完全勝利に終わった。

領土問題には触れることもできず、

ロシアが要求する

日ロ共同経済活動を実施するための協議を開始する

ことだけが決定された。

「成長戦略の柱」だとしてきたTPPが完全漂流し、

韓国との間の従軍慰安婦問題の解決は大きく遠のき、

日ロ平和条約締結は一気に遠く彼方に霞んでしまった。

トランプ氏のTPP離脱メッセージ発表もプーチンの2時間遅れ到着も、安倍首相の行動による「ブーメラン」の側面が強い。

年内の東京開催を予定していた日中韓首脳会談も流れた。

「地球儀俯瞰」などと自画自賛してきた安倍外交の凋落が著しい。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 学校や会社が休みの日曜日を狙って 
             プーチン大統領に手渡された元島民の手紙 内容明らかに NHK


学校や会社が休みの日曜日を狙って
http://79516147.at.webry.info/201612/article_156.html
2016/12/18 11:34  半歩前へU


 NHKは学校や会社が休みの日曜日を狙って18日、耳と目を覆いたくなるような映像を延々と流した。安倍晋三がプーチンに渡した元島民らが書いた手紙を使って安倍政府のPR。「ひどい」、を通り越している。

 手紙を紹介されても領土が返還されるわけでもない。民放ラジオの録音で元島民は「安倍さんは散々、期待を持たせておいて、成果ゼロ。詐欺にあったようで、ガッカリした」と不快感を示していた。

 おまけに、わが国固有の領土である北方4島をあきらめて、ロシアとの「共有」に誘導しようとした。すべて安倍晋三の意向に沿った手法である。

 3000億円の経済援助だけ食い逃げされて、成果がゼロの安倍外交を必死で擁護するNHK。安倍政府「ご用達」放送局の素顔をさらけ出した。

*****************

 先の日ロ首脳会談で、安倍総理大臣がロシアのプーチン大統領に手渡した北方領土の元島民らが書いた手紙の内容が明らかになりました。

 手紙には元島民の高齢化が進み、その多くが他界する中、「生きているうちに故郷に戻りたい。自由に島に行きたい」などと訴えていて、政府関係者によると、今回の会談で両首脳が元島民の自由な往来を可能にするための案を検討することで一致したことに、大きな役割を果たしたとしています。

 NHKは元島民らがプーチン大統領に宛てて書いた手紙のコピーを入手しました。手紙はA4判で3枚におよび、まず日本語で書かれ、それを元島民らが信頼する通訳によってロシア語に翻訳したということで、元島民とその家族合わせて7人の署名がされています。

 手紙には交流事業などを通じて、北方領土に居住するロシア人と元島民の間に信頼と友情関係が育まれているにもかかわらず、自由に行き交うことができないと指摘したうえで、「私たちの故郷であり、そしてロシア人の島民の故郷でもある4つの島で合流する日露両国新時代を象徴する希望の道を築いて下さい」と求めています。

耳と目を覆いたくなるようなNHKはここをクリック
プーチン大統領に手渡された元島民の手紙 内容明らかに
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161218/k10010811041000.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ウシャコフ大統領補佐官 / 「北方領土は、ロシア領。4島に立ち入り、経済活動する日本企業は、ロシアに対し納税義務を負う」
ウシャコフ大統領補佐官 / 「北方領土は、ロシア領。4島に立ち入り、経済活動する日本企業は、ロシアに対し納税義務を負う」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5769c6d27db16798493031414ac89dd5
2016年12月18日 のんきに介護


お人形さんの安倍晋三は、

大丈夫だろうか。

「未来に向けた」「新たなスタート」

といった

内容空疎な形容に包まれた

「特別な制度」と繰り返すだけで

何がどう特別なのか判然としない官邸に対して、

ロシアは、

具体的な権利を並べ始めてるぞ!!


〔資料〕

「日本企業、ロシアに納税を=共同経済活動−高官インタビュー」

  時事通信(2016/12/17-16:43)

☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121700175&g=pol

 来日したロシア極東発展省所管の極東地域投資促進・輸出支援局のシェラハエフ局長は、日ロ両首脳が協議開始で合意した北方領土の共同経済活動を早期に実現したいと期待を語った。ただ、特別な制度をつくる上でクリアすべき法的問題がある中で「(進出する日本企業は)税金を払うべきだ」と強調、ロシアへの納税を主張した。東京都内で16日、時事通信社のインタビューに答えた。

 北方領土でのロシアへの納税は、ロシアの管轄権を認めることになりかねない。交渉の焦点の一つになる可能性がある。

 一方でシェラハエフ局長は「極東には先行発展地域(TOR)という制度がある」と紹介し、こうした税制・規制面などの優遇措置が共同経済活動を後押しする可能性を指摘した。昨年から運用が始まったTORは、北方領土でも近く創設される予定という。

 シェラハエフ氏は、共同経済活動の一つである観光について、元島民だけでなく、一般の日本国民や第三国の外国人に拡大するシナリオには言及を避けた。ただ「漁業は世界トップの競争力がある」と自負。重点分野とする認識を示した。

 今回の合意は「ないよりもあった方がいい。象徴的だ」と評価。今後、省庁間で法的側面を含む協議が行われることになるが、シェラハエフ氏は共同経済活動を「できるだけ早く開始したい」と表明し、積極的に取り組んでいく意向だ。

 日ロ首脳会談では、共同経済活動の協議開始に関する文書で合意。日本側は、日本の法的立場を害さないことが条件と説明するが、ウシャコフ大統領補佐官は「(北方領土は)ロシアの領土だ」と主張し、共同経済活動はロシアの法律に基づいて行われ得るという立場を崩していない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK217] まずは“七人の侍”分断 都議自民「小池新党」切り崩し工作(日刊ゲンダイ)
   


まずは“七人の侍”分断 都議自民「小池新党」切り崩し工作
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196070
2016年12月18日 日刊ゲンダイ

  
   どちらが上手か?(C)日刊ゲンダイ

 16日、小池都知事は2020年東京五輪のバレーボール会場について、「横浜アリーナ」の活用を断念し、「有明アリーナ」を新設する方針を表明した。小池知事が見直そうとした3会場全て当初の計画通りとなり、「全敗」を指摘する声も上がっている。

 この機に乗じて“ドン”こと内田茂都議(77)が率いる都議会自民党が小池知事に一泡吹かせようと動き始めた。まずは都連の方針に反したとして除名処分にした“7人の区議”を切り崩そうと、工作を図ろうとしているという。

 今月6日、東京都連に除名処分にされた直後、豊島区議5人は区議会自民党会派から離脱し新会派「都民ファーストの会豊島区議団」を結成。ところが、7人のうち練馬区議2人は自民党会派にとどまる。

「豊島区議5人は3期以上のベテラン中心ですが、練馬区議の尾島紘平氏は28歳で1期目。村松一希区議も2期目で35歳とまだ若い。小池新党が不発に終わり、2年半後の統一地方選を『無所属』で戦うことになれば、後援会組織が固まりきっていない彼らにとっては厳しい選挙になる。自民党の親しい仲間に将来を心配されて心が揺れているようです」(都政関係者)

 実際、過去には都連に除名処分されても自民党に戻った地方議員がいる。経験の浅い区議の心理をうまく突いた“ドン一派”らしい作戦といえそうだ。

■公明党から三くだり半でも諦めない

 7人の区議だけではない。ドンの地盤の千代田区をはじめ、中野区、荒川区など、小池知事が「絶対に許さない」と狙いを定めている選挙区がいくつかある。しかし、引退を決めかけていた内田都議は、自ら8期目を目指すとともに、小池新党から出馬しそうな元都議や無所属区議に「いつか刺客を立ててお返しするぞ」と、関係者を介してそれとなく伝わるようにしているらしい。

 都議会公明党が自民党と手を切り、小池側に回ろうとしていることにも全くめげていない。親しいネットメディアなどに「小池新党は公明党と組んでも都議会で過半数を握れない」「すり寄る蓮舫民進党を突き放さないと小池新党は差別化できない」などと書いてもらい、都議会での孤立を回避しようとしている。

「自民党は『政党復活予算200億円』の廃止を明言した小池知事を潰そうと必死です。今月の都議会ではドンが率先して小池知事に汚いヤジを飛ばしたり、事前通告なしの質問を連発して嫌がらせをしました。来年2月の議会でも同じ光景が繰り広げられるでしょう」(前出の都政関係者)

 弱みにつけこんだ切り崩し工作となりふり構わぬ嫌がらせは果たしてうまくいくのか。


















http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍晋三という人、表情が豊かではある。しかし、何時も、何時も単に駄々をこねているだけでもある 
安倍晋三という人、表情が豊かではある。しかし、何時も、何時も単に駄々をこねているだけでもある
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d8079350d2a279638776e46f5df09450
2016年12月18日 のんきに介護



 転載元:Yab. (反戦・反核・反原発) @yab887 さんのツイート〔21:50 - 2016年12月17日

安倍とプーチンとの

日露交渉の結果、

「特別な形での共同の経済行動」が

結実した。

これが彼の頭の中にある

理想的な

ゴールの在り方なんだろう。

それは、

未来に向けてなされる、

一つひとつが特別な命令だろう。

しかし、安倍でもなく、

プーチンでもない

我々にとって、

それは、

多くの場合、

災厄の実現に他ならないと考え、

事後的にしろ

議会による為政者チェックを図るのは、

権力の

暴走を恐れるからだ。

安倍は、

それが怪しからんと言うなら、

あらゆる

権力的役職から

身を引くべきだと思うな。







関連記事
悲しいのは国会議員でありながら・・・ 
http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/739.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍・オバマのゴルフは誤報だったと謝罪・訂正した岸井成格−(天木直人氏)
安倍・オバマのゴルフは誤報だったと謝罪・訂正した岸井成格−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spesr3
18th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


けさ8時からのTBSのサンデーモーニングの冒頭で、

出演者の一人である岸井成格(きしい しげただ)氏が謝罪と訂正の発言を行った。

 先週の番組で安倍首相とオバマ大統領がハワイでゴルフをすると言ったがそんな話はなかったと。

 私もその間違った発言に惑わされて、やっぱりゴルフ首脳会談だったのかと書いた。

 しかし、私は岸井氏がまったく根拠のない事をあそこまでテレビで公言したとは思わない。

 間違いなくそのような話は安倍周辺でささやかれていたのだ。

 場合によっては、それを外務省筋や官邸筋から、オバマ側に打診していたかもしれない。

 確かに慰霊の後でゴルフは不謹慎のそしりを免れない。

 だから内部でも慎重論はあったに違いないが、

それでもオバマ大統領が応じれば安倍首相は喜んで応じただろう。

 先週の時点では、まだ確定していなかったのだ。

 しかし岸井氏があそこまでテレビでばらしたら、さすがに出来なくなった。

 いや、オバマが受けなかったのかもしれない。

 そしてプーチン大統領の訪日でゴルフ会談がない事が決定的になった。

 きのうの日刊ゲンダイ(12月19日号)が書いている。

 欧米のプーチン包囲網を無視してロシアに3000億円のお土産を献上した安倍首相に

オバマ大統領が激怒したと。

 さすがに退任前のオバマがそこまで安倍首相を問い詰める事はない(孫崎享)と私も思うが、

いまオバマとプーチンはサイバー攻撃を巡ってガチンコの喧嘩になっている。

 プーチンにすり寄った安倍首相と、とてもゴルフをする気にはなれないだろう。

 やはり安倍首相はオバマとゴルフを出来ないまま終わることになる。

 慰霊だけのハワイ訪問は、安倍首相にとってはつまらないものに終わるだろう。

 北方領土解散がなくなっただけでなく、真珠湾訪問解散も難しくなったということだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍晋三は愛国者か、それとも売国奴か? 
安倍晋三は愛国者か、それとも売国奴か?
http://79516147.at.webry.info/201612/article_157.html
2016/12/18 13:47 半歩前へU


▼安倍晋三は愛国者か、売国奴か、どっちだ?
 領土返還どころか、北方領土で日ロが共同経済活動の交渉に入るという。これについてロシアのウシャコフ大統領補佐官は記者団に、あくまでも「ロシアの法律に基づいて」行われる、と強調。安倍首相は「両国の“特別な制度”の下での共同経済活動についてプーチンと協議した」と言った。

 “特別な制度”などという言葉を歴代政権では一度も聞いたことがない。戦後一貫して北方4島は、「わが国固有の領土」と位置づけ交渉を重ねてきた。

 安倍晋三はその基本原則を犯し、両国の“特別な制度”と言った。安倍は大変な発言をした。言葉の持つ重さを知らないバカ発言だ。ロシアの管轄権を認めた発言である。

 ロシアのメディアは「日本人に(北方4島が)ロシアの領土だと思い起こさせた」と一斉に報道した。この瞬間、世界は日本が「領土返還を断念した」、と受け止めた。

 何代にもわたり歴代の政権が苦労してロシアと粘り強い交渉を重ねた努力を、安倍晋三が消し去った。愚か者の軽はずみが、取り返しのつかないことをやった。

 安倍政権を支持してきた者はどう思うのか?安倍晋三は愛国者か、売国奴か、どっちなんだ? 「軽率でした」、では済まない大きな過ちを起こした。北方4島返還を放棄するなど、日本人なら考えられない。

 投稿にこんなのがあった。「温泉でプーチンの背中を流す“三助外交”」―。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「北方領土」を論じることは、「南方領土」を論じることでもある 
「北方領土」を論じることは、「南方領土」を論じることでもある
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c955f2c6f312a97cae8af9646c489974
2016年12月18日 のんきに介護


宋 文洲 ‏@sohbunshu さんのツイート。

――お粗末。外交は国益で動くのが当然だが、安倍外交は感情で動く〔14:30 - 2016年12月16日 〕—―



領土問題ゼロ回答へ 安倍首相“プーチン恫喝”に大ショック」(2016年12月16日 10時26分)

というタイトルの記事が

日刊ゲンダイに掲載されました。

プーチンは、

単に自国の国益を主張しただけでしょ。

それを恫喝と呼ぶ

マスコミに取り囲まれて

有頂天になるな

というのは、

無理な注文かもしれません。

しかし、

余りにも冷静さに欠けます。

もっときちんと国益を分析できなきゃならんですよ。

そうでなきゃ、

地球儀を俯瞰するなど偉そうなことを言っても、

所詮は、

花咲爺さんみたく、

灰の代わりに金をばら蒔いているだけの

物見遊山になってしまいます。

ネトウヨだから

こんなもの、とほほで済まされないです。

すなわち、

プーチンがインタビューに応じる前から

彼に言わんとすることを

見抜けなきゃならないのです。

それができなきゃ、

日本の国益を大きく棄損するのです。

たとえば、

内田樹 ‏@levinassien さんが

こんな指摘。

――北方領土問題は「南方領土」問題との関連問題です。沖縄を米軍が「占領」している限りロシアがそれを放置したまま北方領土の「占領」を止めることはありえません。ソ連時代にそう明言しています。誰が考えても北方領土問題は沖縄からの米軍基地撤去とセットでしか議論にならないのに。〔9:56 - 2016年12月17日 〕—―

またね、

安倍晋三先生の場合、

世界に対する文化に対する配慮が欠如してます。

その一つに

しつこいぐらいファースト・ネームで呼んで

プーチンに返事させようとしてたってことがあるでしょ。

安倍マリオは、

欧米人は、

親しくなるとファーストネームで呼び合う

という習慣だけ知っているのですな。

しかし、

強引に一方が相手の承諾も得ず

ファーストネームを呼べばいいというわけではないのです。

そういう常識的な人情の機微を無視すると、

ファーストネームで呼んでもファーストネームで呼び返してもらえない

という残念な現象が生じます。

すなわち、

岩上安身 ‏@iwakamiyasumi さんが

注意されるように

――ロシア人に親しみを込めてファーストネームで呼ぶ場合、定型化された愛称で呼ぶのが常識。ミハイルならばミーシャ、ウラジーミルならヴァロージャ。ウラジーミルと呼ぶならばミドルネームもつなげないと。RT @narr_lilac: 馴れ馴れしく「ウラジミール」と何回も呼んでた〔6:50 - 2016年12月17日 〕—―

呼び方について特殊な文化的背景があるのです。

このような失態も、

まず、最初に

ファーストネームで呼んでいいかどうか、

確認を取ってれば、

恥をかかずに済んだのです。

また、メディアも

はしゃがずに冷静に状況を説明していませんでした。

これも

安倍晋三を焦らせたでしょう。

安倍が

遅刻せず済むような場面でも

プーチンは遅れます。

別に、

安倍マリオを舐めているわけでもないでしょう。

相手は、

大国、ロシアの首脳でしょ、

警護の関係で

遅れるんですよ

(古井丸 友宏 @mjjkoi2399 さんのツイート〔16:23 - 2016年12月16日〕参照)。

そこを配慮できないと駄目ですね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍外交総崩れで選挙先送りなら千載一遇(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍外交総崩れで選挙先送りなら千載一遇
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-d8f8.html
2016年12月18日 植草一秀の『知られざる真実』


12月15、16日の日ロ首脳会談で、安倍政権が日ロ関係前進にまったく成果を上げることができなかったことを受けて、1月の衆院解散の可能性が低下したとの観測が広がっている。

衆議院の任期は4年であるから、4年の任期を務めるのが筋である。

憲法第7条による衆院解散は、

「天皇の政治利用」

そのものであり、厳に慎むべきものである。

内閣不信任案が可決された場合の衆院解散は憲法第69条の規定に基づくもので正当であるが、7条解散はこれと違う。

任期満了を基本とするべきものである。

しかしながら、安倍首相に正論は通用しないから、安倍氏は自己都合、自己の利益だけを考えて衆院解散を決定するだろう。

12月の日ロ首脳会談、日米首脳会談、日中韓三ヵ国首脳会談、

そして、2017年1月の訪米によるトランプ新大統領との会談などでの成果を掲げて、1月衆院解散、2月総選挙実施という青写真があることは間違いないと思われる。

しかし、最大の成果を希望していた日ロ首脳会談が無惨な結果に終わったことで、1月解散戦略は大幅に後退したと考えられる。

また、韓国政治情勢の激変で日中韓三ヵ国首脳会談も流れた。

年末にハワイ・オアフ島の真珠湾を訪問しても、国民が喝采する理由はほとんどないだろう。

安倍政権が成長戦略の中核と位置付けてきたTPPも風前の灯である。

もっとも、これは、日本国民にとって有害無益だから、風前の灯は国民にとっての朗報ではある。

とはいえ、解散総選挙の可能性が消滅したわけではない。

今後の経済金融情勢と外交活動の結果によっては、解散戦略が再浮上することは十分にあり得る。

そもそも、1月の自民党大会が3月に変更されたのは、3月までに総選挙を行うための条件整備であったと見られる。

本年は7月10日に衆参ダブル選を実施できるように、通常国会会期末が6月1日に設定されていたが、このチャンスも、解散総選挙実施の条件が整わずに利用しなかった。

こうしたことが繰り返されると、最終的には、

「追い込まれ解散」

になり、

選挙で惨敗するということが多い。

麻生太郎氏も月刊誌で解散を宣言しながら、これを撤回。

追い込まれ解散で惨敗して政権を失った。

次の総選挙まで時間があるなら、

「安倍政治を許さない!」

主権者勢力にとっては、大いなる恵みになる。

「常在戦場」

の気持ちで、いつ総選挙があっても勝利できるように備えておかねばならないが、残念ながら、現時点では安倍政治打倒の図式が完成していない。

最大の問題は

民進党

だ。

代表の村田蓮舫氏は、12月7日の党首討論で

「カジノ法案」

を徹底攻撃した。

その民進党が参議院の委員会でカジノ法案の採決を先導して、カジノ法の制定を実現させたのである。

もはや、野党第一党としての自覚もなければ、責務も果たすこともできず、能力を失っていると言わざるを得ない。

既得権力の側が実行している既得権益を維持するための政治謀略戦略は以下の三つである。

第一は、野党第一党の民進党を「ゆ党」にしておくこと。

第二は、共産党と創価学会の共闘を阻止すること。

第三は、人為的に「第三極」を創作し、これを「ゆ党」にすること。

現在の状況は、この三つの戦略が完全に実行されているものである。

したがって、この状況を打破するには、まず、第一の民進党問題を解決することが絶対に必要なのだ。

それは、具体的には、民進党を解体することだ。

民進党を解体し、汚れた部分を切り離すことだ。

これが最重要だ。

民進党が自発的に解党できないなら、外から手を入れるしかない。

総選挙までの時間が確保できるなら、これを断行することが俄然容易になる。

この問題を乗り越えずに、真の政権交代実現は難しい。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍政権が平然と民意を無視するのは彼らを操っている米国の好戦派が民意を無視しているから(櫻井ジャーナル) :国際板リンク
安倍政権が平然と民意を無視するのは彼らを操っている米国の好戦派が民意を無視しているから(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/730.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK217] タイマーズ再び!「音楽に政治をもちこむな」論が跋扈する今こそ振り返りたい、忌野清志郎の遺したメッセージ(リテラ)
                 ユニバーサルミュージックジャパン公式サイトTHE TIMERSページより


タイマーズ再び!「音楽に政治をもちこむな」論が跋扈する今こそ振り返りたい、忌野清志郎の遺したメッセージ
http://lite-ra.com/2016/12/post-2782.html
2016.12.18. タイマーズ再び!清志郎のメッセージ  リテラ


 音楽に政治をもちこむな──今年の初夏、「FUJI ROCK FESTIVAL’16」に奥田愛基氏の出演がアナウンスされたことをきっかけに、こんなバカげた意見がネットを席巻したのは記憶に新しい。当サイトでは、フジロック、そして、ポップカルチャーとしての音楽の歴史を振り返りながら、それがいかに的外れな意見かを解説した記事を配信した(http://lite-ra.com/2016/06/post-2357.html)。

 ポップミュージックをめぐる言説がこんなにも貧困になってしまった昨今だが、そんななか、1980年代の終わりに突如登場したあるバンドが再評価を受け、人気が再燃しているという。

 そのバンドとは、RCサクセションの忌野清志郎が率いていた覆面バンド、ザ・タイマーズ(本人はあくまで「似た人物」であると主張し、自分が忌野清志郎であるとは認めていない)。法被にニッカボッカ、さらに学生運動の若者が被っていたようなヘルメットに身を包み、そして、その歌詞は徹底的に「大人」を皮肉るような内容のものばかり。作品内容については詳しく後述するが、バンド名の「タイマーズ」からして、「タイマー」は「大麻」とかけたものであり、当時30代後半に差し掛かっていた清志郎による、「良識的な大人」「日和見な大人」に対する闘争宣言とも呼べるものだった。

 先月23日、そんなタイマーズが89年にリリースした1枚目のアルバム『THE TIMERS』が蔵出し音源や秘蔵映像を追加して再発された。この再発盤はオリコン週間CDアルバムランキングで初登場14位を記録。秘蔵映像には、ゲリラ出演したライブで観客があまりにも熱狂し過ぎてしまい一時演奏の中断を余儀なくされるシーンなども収録されており、タイマーズが当時のリスナーからいかに支持されていたかを生々しく感じることができる。

 タイマーズというメチャメチャなグループができたきっかけは、清志郎がRCサクセションの活動のなかで表現内容をめぐりレコード会社と対立したことだった。

 88年、反核・反原発のメッセージソング「ラヴ・ミー・テンダー/サマータイム・ブルース」が発売中止となる。同曲は痛烈な社会風刺の歌詞が満載の過激な作品ではあったが、レコード倫理審査会の審査も通過し、シングルは6月25日、同曲を収録したアルバム『COVERS』は広島原爆投下の日8月6日発売で決定していた。

 しかし、シングル発売の2週間前、清志郎は当時所属していた東芝EMIの重役から呼び出されシングルおよびアルバム発売中止の通告を受ける。そして、朝日、毎日、読売の朝刊に「素晴らしすぎて発売出来ません」というキャッチコピーとともに発売中止が発表されることになる。その理由について詳細は明かされなかったが、以下のような収録曲の歌詞に対し、親会社である東芝からEMI上層部に圧力がかかっていたというのが通説だ。言うまでもなく、東芝は原発プラント企業である。

〈何言ってんだー/ふざけんじゃねー/核などいらねー〉(「ラヴ・ミー・テンダー」)
〈熱い炎が先っちょまで出てる/東海地震もそこまで来てる/だけどもまだまだ増えていく/原子力発電所が建っていく/さっぱりわかんねぇ 誰のため?/狭い日本のサマータイム・ブルース〉(「サマータイム・ブルース」)

 かなり直接的な歌詞だが、RCサクセションというバンドは、それまで政治的なメッセージを掲げているバンドではなかった。それがなぜ原発や核に関する歌を歌うことになったのか。その理由について、彼は後にこのように語っている。

「70年代の途中から、反戦歌とかメッセージソングっていうのが一挙になくなったじゃないですか。で、フォークなんかもどんどん軟弱になってって、そのまんま延々きちゃったでしょ。ふと、それはおかしいと気づいたんですよね」
「外国ではスティングがレーガン大統領のことを名指しで歌ったり、とかいうことがたくさんあるのに、日本の音楽界はおかしいぞって思ったんですよね」(「Views」95年2月号/講談社)

 この発売中止騒動の後、アルバム『COVERS』は、発売を強く求めるファンの声に応え、キティレコードから発売されることになるが、この一件が、表現の自由を規制しようとする体制側に対する清志郎の反骨精神に火をつける。それがかたちとなったのが、タイマーズというわけだ。前述の通り、タイマーズというバンド名は、「大麻」と「タイマー」をかけたダブルミーニングなのだが、その名前が生まれたのは『COVERS』騒動のあと行われたレコード会社側とのある会議がきっかけだった。

〈「じゃあ、今後、なにとなにを歌っちゃいけないのか、きちんと教えておいてほしい」と清志郎は単刀直入に聞いた。
「原発のこと、そして天皇を侮辱するようなこと」
 と、東芝の人間は答えた。
「あ、そうですか。じゃあ、マリファナのことは歌ってもいいんですね」と清志郎が言うと「いいですよ」という答えが返ってきたという〉(「週刊プレイボーイ」99年10月19日号/集英社)

 その結果、〈Hey Hey We’re THE TIMERS/Timerが大好き/かわいい君とトリップしたいな〉(「タイマーズのテーマ」)というテーマ曲を携えたバンドが誕生。彼らは89年にアルバム『THE TIMERS』をリリースするのだが、その作品は、表現の自由を奪ったレコード会社に対する皮肉に満ちた作品となっていた。

〈もしも僕が偉くなったなら/偉くない人の邪魔をしたりしないさ(中略)もしも僕が偉くなったなら/君が歌う歌を止めたりしないさ〉(「偉人のうた」)
〈冗談のひとつもいえねぇ/好きな歌さえうたえねぇ/替え歌のひとつにもいちいちめくじらを立てる/いやな世の中になっちまったもんでござんすねぇ〉(「ロックン仁義」)

 そして、怒りがおさまらない清志郎は、そのアルバム発売直前の10月13日深夜に出演した『夜のヒットスタジオ ROCK&MUSIC』(フジテレビ)で事件を起こす。生放送の番組のゲストライブコーナーに出演した彼らは、リハーサルで歌った楽曲を突如変更。いきなりこんな歌を歌い始めたのである。

〈FM東京腐ったラジオ/FM東京最低のラジオ/何でもかんでも放送禁止さ/FM東京バカのラジオ/FM東京こそこそすんじゃねぇ/おまんこ野郎FM東京〉

 FM東京への執拗な悪罵とともに〈おまんこ野郎〉という放送禁止用語が叫ばれスタジオは騒然。生放送のため演奏を途中で止めることもできず、ライブ後、司会の古館伊知郎が「放送上不適切な表現があったことをおわびいたします」と謝罪することになった(先月放送されたニッポン放送のラジオ番組『古館伊知郎のオールナイトニッポン』で古館は、リハーサルの段階では歌詞の一部が「古館伊知郎」になってカモフラージュされていたと振り返っている)。

 ここで清志郎がFM東京を罵ったのは、先の発売中止騒動に原因がある。シングル「ラヴ・ミー・テンダー/サマータイム・ブルース」が発売中止となったのはあまりにも直前だったため、各放送局にはもうすでに見本盤シングルは配られていた。だが、EMI側はそのサンプルを回収せず、エアプレイに関しても通常通り放送してもらって構わないとしていた。実際、日本有線、ニッポン放送、文化放送などではリクエストに応じてオンエアーしていたのだが、そんななかFM東京は「教育番組を流している会社であり、ふさわしくないと判断した」として放送を自粛した。局側は「圧力があったわけではない」としているが、実際は、FM東京が番組を売っている地方FM局のなかには原発誘致に積極的な地方の局もあり、そのことが放送自粛に影響していたのだろう。

 タイマーズはアルバム1枚を残して活動を休止、また、91年にはRCサクセションも活動を休止し、その後の清志郎は数々のユニットを渡り歩くなど流動的なキャリアを歩む時期となるが、この時期に爆発させた彼の反骨精神はその後も消えることはなかった。

 そして起きた騒動が、99年、忌野清志郎 Little Screaming Revue名義のアルバム『冬の十字架』が、「君が代」のパンクアレンジバージョンを収録していることにより、「政治的、社会的に見解が別れている重要事項に関して、一方の立場によって立つかのような印象を与える恐れがあり、発売を差し控えた」として、当時所属していたポリドールがアルバムの発売を中止した一件だ。これは大々的にニュースにも取り上げられ、当時官房長官だった野中広務まで「君が代の演奏のあり方については、われわれがとやかく申し上げるべきことではないと考えている」と記者会見で発言するほどの騒動にまで発展する。

 結果として、このアルバムはポリドールからの発売は諦め、インディーズのSWIMレコードから発売されることになるのだが、清志郎がこの時期にあえて「君が代」をパンク風にアレンジして歌ったのは、国旗・国家法が十分とは言えない議論の果てにどんどん採決へと動いているにもかかわらず、世間、特に若い世代が無関心だったことに危機感を覚えたからだという。

「若者とかサラリーマンとか世の中の人達がさ、『政治家が勝手にやってんだから口も出せないし、関係ないや!』って諦めてる感じがしちゃったの。とりわけ若者が、昔の若者みたいにもうちょっとだけでも政治に興味を持った方が健全なんじゃないかと思ったわけ」(「ロッキング・オン・ジャパン」99年11月号/ロッキング・オン)

 しかし、忌野清志郎という歌手が優れているのは、たんに社会的メッセージを発するだけでなく、そこにリスナーを刺激、熱狂させる仕掛けを仕込み、エンタテインメントとして成立させていたところだ。たとえば、当時「君が代」はライブハウスのなかでこのように歌われていたようだ。

〈「きみがあ、よおわー」
 キヨシローが、マイクに噛み付きそうな凄い形相で、割れ鐘のような声を張り上げた、パンクロック風『君が代』だ。
(中略)
「苔のむうすう………」というところまでくると、キヨシローは、突然ムースを取り出した。そして、「ムース、ムース」と叫びながら、逆立てた自分の頭髪に目いっぱい塗りたくった。櫛を出して整髪し、スプレーをかけまくる、もう止まらない。
「スプレー、スプレー、スプレー」
 古色蒼然とした『君が代』の歌詞は、完全に脱線。使い終わったムースと櫛をキヨシローが客席に向かって投げた〉(「AERA」01年7月16日号/朝日新聞出版)

 こうした仕掛けはもちろん意識的なものだった。著書のなかで清志郎はこのように綴っている。

「かつて反戦歌があったけど、やっぱりユーモアが欠けていたところがあったと思うし、ユーモアが大切だと思いますよ」(『生卵』河出書房新社)

 その「ユーモア」精神が最も突き抜けていたのが、タイマーズの「原発賛成音頭」であろう。この曲は、原発反対のメッセージを出してトラブルに巻き込まれたことを逆手に取り、あえて原発賛成と歌ったものだった。

〈さあさ皆さん聴いとくれゲンパツ賛成音頭だよ/これなら問題ないだろーみんな大好き原子力/ゲンパツ賛成! ゲンパツ賛成!/うれしいゲンパツ楽しいな日本のゲンパツ世界一/なんにも危険はございませんみんな仲間だ原子力〉

 ライブではこのような歌詞が完全にバカにしきった歌い方で歌われ、〈一家に一台、原子力〉という一節まで登場する。そして観客は音頭調に合わせ笑いながら〈ゲンパツ賛成! ゲンパツ賛成!〉と歌う。〈自衛隊に入ろう入ろう入ろう/自衛隊に入ればこの世は天国/男の中の男はみんな/自衛隊に入って花と散る〉と歌った高田渡「自衛隊に入ろう」にも通ずる諧謔的な表現手法である。

 清志郎がタイマーズなどの活動で表現した反骨精神やユーモア精神は、後進の世代にもしっかりと受け継がれている。2013年には後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、細美武士(ELLEGARDEN、the HIATUS、MONOEYES)、恒岡章(Hi-STANDARD)の4人に「よく似た人物」がタイマーズそっくりの衣装に身を包み、RCサクセションやタイマーズの曲はもとより、ジョン・レノン「イマジン」やTHE BLUE HEARTS「青空」などメッセージ性の高い楽曲をカバーするユニット「エセタイマーズ」が突如生まれ、翌年のフジロックに出演するなどの活動が生まれたのは記憶に新しい。「タイマーズのテーマ」の歌詞は〈きめたい燃やしてくれ/さえない時は/ぶっとんでいたい〉の部分が〈お父さんネトウヨ止めてよ/レイシスト止めてよ/差別を止めてよ〉と書き換えられ、現在のものにアップデートされているのも印象的だった。

 ただ、このような動きがある一方、ポップカルチャーとしての音楽の歴史を学ぶこともせず無自覚な権力服従に毒されたリスナーは増え続け、ついには本稿冒頭であげたような「音楽に政治を持ち込むな」などというバカげた主張がもてはやされるまでになってしまった。天国の清志郎が見たら、さぞや嘆き悲しむであろう状況に我々はいる。

 アメリカでは、エミネム、レディー・ガガ、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、コモン、ア・トライブ・コールド・クエスト、マックルモアなど数えたらキリがないほどのミュージシャンたちがドナルド・トランプがつくりだそうとする社会に対して芯のあるメッセージを送り出し、それを楽曲として昇華させていた。その状況と比して、「音楽に政治を持ち込むな」などという主張が跋扈する日本の状況はあまりにもお寒い。

 しかし、それでも、忌野清志郎のことを思い出し、彼の言葉にふれたら、少しだけ勇気がわいてくる。30年近く前にできたことが、いまできないはずはないのだから。我々は清志郎のメッセージをもう一度胸に刻み込むべきなのである。

〈この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言っているんだぜ。俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう。きっと幸せになれるよ〉(『瀕死の双六問屋』/小学館)

(新田 樹)

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ≪今週のツイッター世論調査(第3回)≫プーチン・安倍会談「大失敗」80% 「大成功」6% :安倍内閣「支持しない」51%
【今週のツイッター世論調査(第3回)】プーチン・安倍会談「大失敗」80%「大成功」6%:安倍内閣「支持しない」51%「支持する」23%
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25114
2016/12/18 健康になるためのブログ


   


   


   







以下よしのり氏などの反応。


領土問題、進展なし、大惨敗の安倍外交
http://blogos.com/article/202465/

やっぱりなと思ったが、何のことやらの日ロ首脳会談だった。

「私の故郷に招いて話し合う」とか親密ぶりを演出して、「私の代で解決する」とか無責任な期待感を国民に持たせ、まったく意味不明の「新しい制度下で」共同経済活動して3000億円むしり取られることを、「重要な一歩になり得る」なんて堂々と胸を張って述べているのだから、面の皮が厚すぎて滑稽でしかない。

結局、大言壮語ばっかりしていて、領土問題では何の進展も得られなかったわけだ。
首脳同士の信頼関係を築けば領土を返してもらえるなんて、ナイーブなこと言ってんじゃないよ。

ロシア人はこちらが下手に出ればますます増長してくるだけ。

そもそも経済が不調で不人気だったのに、クリミア半島を強奪した途端に支持率を回復したプーチンが、あっちの領土は強奪したから、こっちの領土は手放すなんて頓馬なことをするわけがない。

うまいこと日本からカネをむしり取って北方4島の開発ができるのだから、こりゃあ濡れ手に粟でプーチンの大勝利!



http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201612/CK2016121702000149.html?ref=rank

会談は日本側の完敗だった。平和条約交渉は事実上行われず、同条約に関する声明や文書が出なかったばかりか、四島での「共同経済活動」の協議開始にすら合意してしまった。今後日本は、これらの「負の遺産」をもとにして、対ロ交渉を行わねばならなくなった。

 どうすれば日本の主権を損なわない形で四島での「共同経済活動」が可能になるのか。妙案があるとは思えない。平和条約締結に向けての重要な一歩どころか、むしろマイナス効果を及ぼすことが危惧される。主権の所在はどうでもよいとの気分が醸成され、ロシアの実効支配が強化されるからだ。

今回ロシア側は大きな成果を収めた。プーチン訪日それ自体によりG7による包囲網を突破した事実を全世界に喧伝(けんでん)できたからだ。

 安倍首相が前のめりの姿勢を示した結果として、プーチン氏は、ロシアが得意とする焦(じ)らしやどう喝、まず高値を吹っかける「バザール商法」などの交渉戦術を縦横に駆使し、最高首脳間の「信頼」関係の存在だけにすがる日本側を子供のように翻弄(ほんろう)した。 





さすがに今回の首脳会談に対しては厳しい意見が多いですね。捻じ曲げようがないほど叩きのめされましたからね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ≪NHKをぶっこわす!≫朝日新聞「NHK批判ばかりの市議がなぜ相次ぎ誕生?」⇒答え「NHKが全国的に嫌われているから」
【NHKをぶっこわす!】朝日新聞「NHK批判ばかりの市議がなぜ相次ぎ誕生?」⇒答え「NHKが全国的に嫌われているから」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25123
2016/12/18 健康になるためのブログ




http://nhkkara.jp/


http://www.asahi.com/articles/ASJD25CQWJD2UTNB02H.html?iref=comtop_8_08
 NHKを視聴しないことを理由に受信料を払わない人を応援します。NHKの集金人の戸別訪問を規制します――。NHK批判一点張りの主張を掲げた市議が昨年と今年、埼玉県内で相次いで誕生した。ワンイシュー(単一争点)議員を地方議会に押し上げたものは何なのか。

 「我が家は、NHK関係者の戸別訪問をお断りいたします」

 こう書いた縦6センチ、横9センチの黄色いシールを週に2回、希望する人に郵送するのが、埼玉県朝霞市議の大橋昌信氏(41)の「政治活動」だ。「NHK撃退シール」。自身の名前や携帯電話番号も記してある。

 多い日は30件の相談電話がある。多くはNHK受信料の支払いに関する相談だという。市政と直接関係はないが、「これも議員活動です」と話す。

大橋氏を市議選に立てたのは、政治団体「NHKから国民を守る党」だ。大橋氏は団体の主張に共感し、活動に参加していた。


今朝の朝日新聞にNHKから国民を守る党の記事があります


NHKの政見放送で【NHKをぶっこわす!】 東京都知事候補 NHKから国民を守る党 立花孝志


以下ネットの反応。














〜ワンイシューすら不明確な議員が多い〜

なぜNHKを批判してそんなに票が集まっちゃうんでしょうかね?「必要とされてない」「公共放送としておかしい」「こんな時代に給料が1000万以上で高すぎる」などいろんな理由が考えられますね。

「公共放送・マスメディア・電波」というのは社会にとって非常に重要な役割を果たすものです。各市議会に1人は「NHKから国民を守る党」の議員がいてもおかしくはないでしょう。

〜ワンイシューすら不明確な議員が多い〜




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK217] シベリア鉄道を延ばす間に「北海道の鉄道」はなくなる?(サンデー毎日)
シベリア鉄道を延ばす間に「北海道の鉄道」はなくなる?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2016/12/25/post-1316.html
サンデー毎日 2016年12月25日号


牧太郎の青い空白い雲 600 

 12月15日は安倍晋三首相の地元・山口県長門市で日露首脳会談。この号がお手元に届く頃は、「北方領土返還」の文字が(良くも悪くも?)トップニュースになるだろう。とはいえ、安倍さんが目指す「返還への道」には"暗雲"が垂れこめている......だから、あえて「シベリア鉄道を北海道に延ばす夢のような計画」から始めよう。

 ロシア側の提案を簡単に説明すると......まずは、シベリアとサハリンの間に580キロの新路線を敷き、ロシア本土とサハリンを結ぶ。スターリン時代、軍事目的で工事が秘密裏に行われた、と噂(うわさ)されるルート。タタール海峡(間宮海峡)には橋かトンネルを造る。橋なら6キロで開通まで7年半。トンネルなら12・6キロで9年半かかる。その後、サハリンと北海道を結ぶ。完成すれば、低コストの物流路線になるから、安倍さん!カネを出せ!という話だ。

「急に出てきた話で......」と北海道は困惑しているが、これは「急に出た話」ではないのだ。

    ×  ×  ×

 5年前の話だ。2011年末、プーチン大統領(当時は首相)が年末恒例の「国民との対話」というテレビ番組で「サハリン島とロシア本土を鉄橋で結ぶ。その後、サハリン島と日本をトンネルで結ぶ。日本側とこの件について討議している」と話した。

 この時、日本の外交筋は「こんな話、初耳だ」と否定してみせた。が、小泉純一郎内閣で総理秘書官を務めた飯島勲さんはその後、自らの著書で「この計画を進めて日本の経済を変えたい」と書いている。プーチン―小泉の間で何らかの話し合いが行われたはずと見ていい。

それがすっかり忘れられた頃に、ロシアは閣僚級の貿易経済政府間委員会で、「他の経済協力の実現にも貢献する中核プラン」として持ち出してきた。

    ×  ×  ×

 シベリア鉄道の話がなぜ、突然持ち出されたのか?

 それを解説するには、日露首脳会談の「危うさ」に触れる必要がある。今回、両国の「狙い」はまるで違う。安倍さんの狙いは「領土」、ロシアは「カネ(経済協力)」である。ありていに言えば、「領土返還」をチラつかせて"お坊ちゃん外交"の安倍さんから経済協力を獲得するのがプーチン流。

 北方領土交渉のロシア側の窓口であるウリュカエフ経済発展相は「返還ありき」とお世辞を言った。安倍さんは彼の言葉で舞い上がり、地元・山口県で平和条約を締結できると思い込んだ。ところが、である。その経済発展相が収賄容疑で拘束された。この疑惑事件は「経済優先派」と「保守強硬派」の政争と解説されるが、ともかく、プーチン氏はウリュカエフ氏を解任する大統領令に署名した。

 1956年の日ソ共同宣言で、歯舞群島と色丹島の2島をソ連が引き渡す!との約束が結ばれた、と日本は信じた。この約束を実現するフリをしていた経済発展相が交渉の場から姿を消した。安倍政権にとって"暗雲"である。

    ×  ×  ×

 プーチン氏はもともと返すつもりはなかったのだろう。

 2島が日本のものになったら、その周辺のEEZ(排他的経済水域)も日本のものになる。そうなれば、日米安保条約に基づいて米軍が展開する可能性すらある。そんな道をロシアが選ぶだろうか?

 多分、プーチン氏は「軍部が反対するからもう少し時間をくれ!」と言い訳をするだろう。日露交渉は失敗だった。これを隠すために、ロシアはシベリア鉄道を北海道に延ばす「夢の計画」を用意した。

 日本のカネで、ロシア本土とサハリンを結ぶ鉄道ができれば、プーチンはしてやったり!である。

 でも、待ってくれ!

 JR北海道の全路線の半分、10路線13区間の計約1200キロが「維持困難」の状態だ。宗谷線の名寄〜稚内間まで廃止の対象だ。ロシアが頑張って(?)日本政府がカネを出しても、シベリア鉄道が北海道まで延伸しても、この頃、上陸地点の北海道は、線路そのものがなくなっているかもしれない。

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「日本政府、オスプレイ飛行を容認」、政府自ら沖縄虐めをしてどうする(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/12/post-b3fb.html
2016-12-18


もう脱力するしかない。

プーチンとの会談では全く成果が上がらなかったのに、ヘコヘ
コしていた安倍首相は、沖縄に対してはまったく寄り添う事をし
ない。

13日事故後、米軍は19日にもオスプレイ飛行再開を通達して
いたが、日本政府も異議を唱える事もなく、あっさり飛行再開に
同意している。

日本政府、オスプレイ飛行を容認 点検後に全面再開
                  沖縄タイムス 12/18(日) 8:45配信

>在日米海兵隊のオスプレイが沖縄県名護市安部の海岸で墜落
した事故で、日本政府が飛行再開を認める方針を固めたことが
17日、分かった。オスプレイは13日の事故後、飛行停止してい
る。
米軍は伊江島補助飛行場に駐機している1機を点検のため米
軍普天間飛行場へ飛行させたい意向を伝えており、所属機の
点検が終わり次第全面的に再開するという。

もう、安倍政権は米国機関の出張所の体をなしてしまったか。

沖縄県民の声も、全く聞こうとはせず、当然その声も届ける気
持ちは皆無で、沖縄県民がどれだけ抗議しようと、米国様の言
う通りというのは、どういうことか。

抗議すると反日・左翼扱いで、国民にすらして貰えないような
雰囲気はいくらなんでも酷すぎるのではないか。

安倍政権の閣僚の発言にしても、差別意識満載なのに、それ
さえも気づいていない態度で、どうも沖縄へは何をしても許され
るとでも思っているのだろうか。

安倍政権は、なにがなんでも沖縄の地にオスプレイ配備をした
いとの思惑がありありで、アメとムチで揺さぶりをかける。

点検後ではなく、事故究明が先決だと思うが。。。。

対プーチン会談で成果が上がったと思い込んでいる安倍首相
は、また沖縄虐め発言をしている。

オスプレイ 「反対では負担減進まず」首相、知事をけん制
                 琉球新報 12/18(日) 10:11配信

>安倍晋三首相は16日夜のTBS番組で、オスプレイ墜落に
関し「一歩一歩着実に負担を軽減していく。それが政治家に課
せられた使命だと思う。ただこれは反対だと唱えてもらうと一歩
も進まないわけだ」と述べ、政府にオスプレイの飛行中止、配
備撤回を求めている翁長雄志知事を念頭にけん制した。

なんで、”反対”だと唱えたら一歩も進まないのか。

安倍首相は、基地ありきで思考が固まっているからこその発言
で、まったく柔軟性がない。

安倍政権の基地ありきという発想は、米国様の下請け機関に
しか過ぎない。

沖縄にある基地が日本全土の74%もの負担をしている事を異
常だと思っていないのがよくわかる。

負担軽減だと言うなら、沖縄以外のところに基地を移すことも
考えないと、真の意味の負担軽減にはならない。

普天間から辺野古沖に移すと言う発想のどこが負担軽減なの
か、私にはさっぱりわからない。

本当にオスプレイが必要なら、本土で応分に負担をすることが
真の意味の負担軽減だと思うが。。。。

この際、国会議事堂の上や官邸上空で爆音響かせて、日米合
同訓練でもやったらどうか。

そうしたら沖縄の人も、少しは納得するかもしれない。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK217] モスクワから見た東京の地位<本澤二郎の「日本の風景」(2467) <米・ウクライナに次いで、3番目の敵性国家>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52161138.html
2016年12月18日 「ジャーナリスト同盟」通信

<米・ウクライナに次いで、3番目の敵性国家>

 柔道好きのプーチン・ロシア大統領の接待に汗をかいた安倍・自公内閣も、プーチンの背負い投げに、あっけなく1本取られてしまった。既に、安倍がきちがいのようになって、大金をばらまいて欧米・ASEAN各国でわめいてきた南シナ海問題は、フィリピンのドゥテルテ大統領に、鮮やかな寝技で敗れている。経済的な中国封じ込め策のTPPは、ワシントンの次期大統領によって葬られた。四面楚歌の安倍・日本会議も、足元から揺らぎ始めている。


<揺らぎ始めた安倍・日本会議>

 苦渋の日々を過ごしてきた外相の岸田も、決断の時を感じ始めている。極右・博打外交の先頭を走らされてきた彼は、さしずめ大石内蔵助であろう。仇討ちの近いことを、ロシア外交で感じ取っているとみたい。
 岸田に参謀がいれば、辞任する好機であろう。
 いち早く飛び出した石破は、ようやく精神の安定を確保した。北京とのパイプを自認する幹事長の二階の、次なる一手は、旧田中派の結集と、その先の大角連合の復活かもしれない。不気味なカルト教団に魅入られた安倍一派との決戦は、まもなく訪れる予感がする。

<4島返還には日米安保解消が前提>

 日本人だけが知らないことに、モスクワにおける日本の地位である。新聞テレビが紹介できないために、あえて言及すると、日本は3番目の敵性国家に位置付けられている。
 第一は、アメリカである。次はウクライナ、そして3番目が日本なのである。4島返還など最初から、あり得ないことだった。それを「ありうる」と鈴木宗男らを躍らせて宣伝に努めてきた。
 新聞テレビも官邸の指令に従って、国民を狂わせてきた。
 はっきり言うと、日米安全保障条約を解消しなければ、領土問題は入り口に立つこともできないのである。

<日本は独立国にあらず>

 敵性国家に領土を返還する国家が存在するであろうか。
 小学生でも回答できる問題である。「ウクライナ問題に対して、ロシアに経済制裁をする日本は、独立国とは言えない」というのが、事の是非は差し置いて、これがモスクワの認識である。ロシア国民の総意なのである。
 独立国として自立外交の出来ない日本外交である。戦後70年も続けてきた。これからも?「独立国でない日本に領土返還?ありえない論理である」がロシア政府の立場といっていい。

<米国の属国>

 日米安保によって、アメリカの属国となってしまった日本の戦後である。その米国とロシアは、激しい軍事的対立を繰り広げてきている。ウクライナ問題・シリア問題がその典型である。
 米国の属国に、自立した独立外交など想定できるものではない。モスクワの立場が揺らぐことはない。せめて米国との対等関係を構築する必要があろう。
 鳩山由紀夫内閣は、このことにこだわりを見せた。その瞬間、彼のスキャンダルが噴き出した。支え役の小沢一郎にも、それが襲い掛かった。二人とも、あやうく獄につながれるところだった。CIAに監視される日本の指導者たちなのだ。

<米国のアジア覇権は日本のお陰>

 米国の属国そのものであることが、アジア諸国に様々な悪影響を与えることになる。日本の米軍基地の存在が、アメリカのアジア覇権に多くの役割を果たしている。
 アジア太平洋に対する米国の主導権確保は、日本の米軍基地化と深く関係している。日本属国がワシントンの暴走を可能にさせている。これまた、間違いのない事実であろう。モスクワのかくかくたる分析である。

<安倍がすり寄るので応対したまでのこと>

 そんな日本に、なぜプーチンは安倍にすり寄るのか?
 こうした愚問にモスクワっ子は笑いながら「プーチンが安倍にすり寄る?それは逆だよ。安倍がすり寄ってくるので、応じているだけ。モスクワは安倍を通じてワシントンの情報を手に入れているのだから。断る理由はない」という返事が帰ってくるという。

 確かに、安倍は父親の晋太郎外相(中曽根内閣)の秘書官としてモスクワを訪問している。領土問題は解決しないという事実を確認している。
 それでいてなぜ領土問題にこだわるのか。答えは「中露分断策にある」のである。安倍・日本会議の中国敵視論は、祖父の岸信介譲りなのだ。「中国を叩く」ことが日本会議の悲願といってもいいだろう。

 安倍・日本会議の野望は、ことごとく崩壊したことになる。中露関係は堅固である。日本の針路は、日中友好による東アジア共同体実現にある。

2016年12月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 生前退位で天皇の意向無視した安倍首相が親しい政治家の前で天皇を茶化す発言! 天皇は誕生日会見で何を語るか(リテラ)
                  安倍晋三公式サイトより 


生前退位で天皇の意向無視した安倍首相が親しい政治家の前で天皇を茶化す発言! 天皇は誕生日会見で何を語るか
http://lite-ra.com/2016/12/post-2783.html
2016.12.18. 安倍が天皇を茶化す発言!天皇は  リテラ


 天皇の「生前退位」をめぐる安倍首相の諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が14日、退位制度の恒久的法整備は困難と判断し、今上天皇の一代に限る特例法の制定を政府に提言する方針を固めた。

 本サイトはこれまで、この有識者会議のことごとくが政権の意を組んで進められていることをレポートしてきたが、安倍政権が「一代限りの特別法」で対処したい理由は、極右陣営が「生前退位」に必要な皇室典範の抜本改正に反対していること、また、首相の悲願である改憲のスケジュールに影響を与えないためである。

 しかし、当事者である今上天皇自身は、退位制度の恒久的整備を望んでいる。今上天皇は、NHKによる「生前退位の意向」の第一報があった今年7月、学習院幼稚園からの学友で現在も親交の深い明石元紹氏に直接電話し、「これは僕のときだけの問題ではなく、将来を含めて可能な制度にしてほしい」と伝えたという(産経新聞12月1日付)。

 そしてなにより、現憲法下では天皇の地位は国民の総意に基づく「象徴」であり、各世論調査では大多数の国民が天皇の「生前退位」制度の恒久化に賛意を示している。たとえば朝日新聞が9月に実施した調査では「生前退位」に「賛成」(91%)のうち「今の天皇陛下だけが退位できるようにするのがよい」が17%に対して、「今後のすべての天皇も退位できるようにするのがよい」が76%だった。10月末の日経新聞による調査でも、ほぼ同様の結果があらわれている。

 つまり、典範改正による恒久的制度化をせず、一代限りの特別法でお茶を濁そうとする安倍政権は、こうした世論及び天皇の意思を完全に無視しているのである。国民軽視も甚だしいが、そんななか、天皇をめぐる安倍首相の姿勢を物語る、驚愕すべき情報が飛び出した。

「ある有力政治家の話ですが、彼が官邸の総理執務室で安倍さんと生前退位の話をしたら、安倍さんはカーペットに膝をつきながら、『こんな格好までしてね』と言ったらしいのです。ちょっと何て言うか、天皇陛下が被災者の方々に寄り添うお姿を、そういうふうにちゃかしてみせるというのは……。信じがたいですね」

 これは、発売中の雑誌「月刊日本」12月号(ケイアンドケイプレス)で、毎日新聞編集委員の伊藤智永氏が明かしたエピソードだ。

 伊藤氏は、これまで政治部や経済部、ジュネーブ特派員を歴任してきた毎日新聞入社31年目のベテラン記者。「月刊日本」は保守系月刊誌だが、今月号で「天皇陛下のお言葉を真摯に受け止めよ」という特集を組んでおり、そのひとつとして「安倍総理の天皇観を問う」と題する、伊藤氏のインタビューが掲載されている。

 そのなかで伊藤氏は“毎日新聞ではなく私の見解”としたうえで、今上天皇個人に敬意を払いつつ、この間の「生前退位」めぐる有識者会議の運営や宮内庁の更迭人事など、政府の動きを批判。そして、インタビュアーから「保守とされる安倍政権には畏れが感じられません」とふられると、傍証として上記のような有力政治家の証言を紹介したのだ。伊藤氏は念を押すように、こうも語っている。

「たとえば陛下は即位後、天皇として初めて被災地に訪問して、膝をつきながら被災者を慰められました。当時は一部の人たちが『そんなことをすべきではない』と批判しました。陛下が皇太子時代から皇后陛下とお二人で誰にも言わずにずーっと考えてこられたことを黙って行動に移したら、『そんなこと』と言われたわけです。さらにそれから20年以上、誰に何を言われようと黙って続けてこられて、東日本大震災後には国民から『これが新しい象徴の紛うことなき在り方だ』と受け入れられているのは、日本社会の現実ですよね」
「天皇陛下が自分はなぜここにいて、何をすべきで、どこへ向かい、どうバトンタッチしていくのか、ということを、誰も教えてくれない、お手本もない中で、真摯に考えて実践されてこられた賜物です。ただならぬことですよ。決して当たり前ではない」

 これはまさに正論だろう。ところが、この天皇と皇后が幾度となく被災者・避難者の元を訪れ、その声に真摯に耳を傾けてきた様子を、安倍はポーズを真似てからかったというのである。にわかには信じがたい話だが、一方で、これは安倍ならやりかねないことでもある。

 天皇は「お気持ち」のビデオメッセージのなかでも「日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました」と語っているように、国民と同じ目線になることこそ“民主主義国の天皇”の姿だと考えている。

 ところが安倍にとって、今上天皇が築き上げてきた民主主義的な“天皇像”は、まったく面白いものではない。自民党の改憲草案が第1条で天皇の地位を「元首」に改めていることからもあきらかなように、安倍政権が目指すのは、天皇を現人神として位置付け国民支配の装置とした明治憲法下の日本だ。そのためには、天皇を皇居の奥に引きこもらせ、国民と一線を画した存在に仕立て上げる必要がある。

 天皇は国民よりも一段も二段も上にいなければならない、天皇が国民の前に直接出てきてひざまずくなどもってのほか。安倍が今上天皇の被災者訪問を茶化したのは、そういう意識のグロテスクな表出だろう。

 実際、こうした安倍の天皇に対する敵意は、ここ数年、側近を通じて次々とあらわになっていた。たとえば2014年には、安倍のブレーンである八木秀次・麗澤大教授が、天皇・皇后の“護憲発言”に対し「宮内庁のマネジメントはどうなっているのか」とかみついた(「正論」14年5月号/産経新聞社)。また、今回の「生前退位」の有識者会議に関しても、意見を募るヒアリング対象者に、八木秀次をはじめとする“代弁者”を送り込み、国民世論、そして天皇へのカウンターを狙った。ヒアリング対象者のひとりである平川祐弘東大名誉教授は、11月、記者団にたいしてこう述べていた。

「ご自分で定義された天皇の役割、拡大された役割を絶対的条件にして、それを果たせないから退位したいというのは、ちょっとおかしいのではないか」

 これが、安倍政権から天皇へのメッセージだ。しかし、天皇が「お気持ち」の映像まで出して、国民に直接「生前退位」の意向を示したのは、単純に高齢化により公務が負担になったから、ではない。今上天皇は、「日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました」と宣言するとともに、「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくこと」を念じた。そこには、皇太子の代になっても天皇という存在が政治利用されてはならない、という意味が込められている。

 天皇は例年12月の天皇誕生日に先駆けて、宮内庁で会見を行う。この“誕生日会見”は記者が天皇に直接質問できる唯一の場面だ。第二次安倍政権誕生からおよそ1年となる2013年には、今上天皇は記者からの質問に答えるかたちで、日本国憲法を「平和と民主主義を、守るべき大切なもの」と最大限に評価し、安倍首相を牽制した。

 そして今月20日に予定されている今年の“誕生日会見”。「週刊新潮」も記事にしていたが、すでに宮内庁周辺からは、天皇が有識者会議やヒアリングの人選の偏りに激怒しているとの情報も漏れ伝わってきている。

 国民が「生前退位」の恒久的制度化を支持しているにもかかわらず、それをはねつける安倍首相に対し、天皇はどんなメッセージを送るのか。大いに注目したい。

(宮島みつや)



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK217] マジか?オスプレイはアフガンで利用率1%で事故率は41倍!?米専門家「利用率の低さと事故率の高さは驚異的…:戦争板リンク
マジか?オスプレイはアフガンで利用率1%で事故率は41倍!?米専門家「利用率の低さと事故率の高さは驚異的で恥ずべき数字」

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/341.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 国民の世論の大勢が、内閣の支持率に反映しないカラクリが空恐ろしい。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201612/article_18.html
2016/12/18 21:42

共同通信の世論調査では、昨日のブログに書いたように内閣支持率が約6ポイント下落し、55%という。これでも55%である。この数字がどこまで真実を語っているか分からないが、これだけの悪政をしておきながら、まだこの数字が不思議である。

カジノ法案は反対が70%、日ロ首脳会談の評価は、「評価しない」が54%という。これだけの数字であれば、支持率はもう少し下がるはずであるが、さすが自民党は伊達に半世紀以上政権を維持していない。マスコミ対策、司法対策、野党対策も実に狡猾に手を打っている。

先日、忘年会の帰りに、車の代行の運転手と話した。最近は3、4年前と比べて、明らかに飲み屋からの車代行の回数が減ってきている。世の中、アベノミクスで、株も上がり、景気が良くなったというが、全くそのような事態になっていないと嘆いた。アベノミクスにより、トリクルダウンで雫が滴ってくると言っているが、今はカラカラに乾いていると述べた。民主党時代の方がまだましだったと述べた。

アベノミクスは完全に失敗のはずであるが、マスコミも全く批判しない。日ロ交渉も完全に失敗であったのに、NHKなどは、さも成果があったかのような報道である。本当に怒りを感じる。自由党の小沢氏が、民主党の代表、つまり首相になる寸前に、検察+マスコミの共同作業で完全に葬り去られたことからすれば、自民に何から何まで牛耳られている日本は、空恐ろしい。


カジノ解禁に69%反対 内閣支持率5ポイント下落
http://this.kiji.is/183121388981519862?c=39546741839462401
2016年12月18日 18時44分

 共同通信社が17、18両日実施した全国電話世論調査によると、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法の成立を踏まえ、カジノ解禁の賛否を尋ねたところ賛成が24・6%、反対は69・6%に上った。先の日ロ首脳会談を「評価する」が38・7%、「評価しない」は54・3%。内閣支持率は前回11月より5・9ポイント下落して54・8%、不支持率は34・1%となった。

 自民党などが先の臨時国会でカジノ法成立を急いだことや、15、16両日の日ロ首脳会談で北方領土問題が進展しなかったことが支持率低下につながったとみられる。
(共同)



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍晋三首相「プーチン大統領と私は日露関係に無限の可能性があるとの結論に達した」
安倍晋三首相「プーチン大統領と私は日露関係に無限の可能性があるとの結論に達した」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14685.html
2016.12.18 12:00 情報速報ドットコム




安倍晋三首相は日ロ首脳会談の結果について、「プーチン大統領と私は、日露双方がそれを志向するならば、あらゆる領域で関係発展の無限の可能性があるとの結論に達した」と強調しました。

これは日ロ首脳会談後のロシアメディアに対するインタビューの中で飛び出てきた発言で、安倍首相はプーチン大統領と8項目の経済協力を中心に日露関係を強化するとしています。
一方で、双方の意見が割れている北方領土に関しては事実上の棚上げとなり、返還は限りなく厳しい状況になりそうです。


安倍首相「自分とプーチン大統領は日露には関係発展の無限の可能性があると考える」 © Sputnik/ Michael Klimentyev
https://jp.sputniknews.com/politics/201612173146541/

安倍首相は、プーチン大統領の日本訪問結果に関するロシアメディアのインタビューに応じた中で「日本とロシアは、あらゆる領域において、2国間関係発展の無限の可能性を持っている」と述べた。 安倍首相は「プーチン大統領と私は、日露双方がそれを志向するならば、あらゆる領域で関係発展の無限の可能性があるとの結論に達した」と指摘した。



安倍首相とプーチン露大統領、都内で会談 Putin, Abe signal no resolution on island dispute


金子勝×室井佑月×大竹まこと「安倍首相の思い出づくり外交」


記事コメント


食い逃げされた安倍晋三
(;´д`)(;´д`)
[ 2016/12/18 12:14 ] 名無し [ 編集 ]


主権認められて金もらえて税金も取れて
確かに向こうからしたら無限の可能性があるよなw
[ 2016/12/18 12:14 ] 名無し [ 編集 ]


会談を長時間できたことを猛アピールしてた割になんという抽象的な結論なんだ。
[ 2016/12/18 12:19 ] K-POPファン [ 編集 ]


ここまで来ると誇大妄想狂だよね。
日本の国益を損ね続けているので、一刻も早く辞任して欲しいです。
[ 2016/12/18 12:22 ] 名無し [ 編集 ]


裏で地道に長年ロシア側と交流して信頼を積み重ねてきた事をひっくり返すための山口安倍会談だろ。
鈴木宗男、小沢一郎と親露、親中は国策捜査で潰される国の未来の可能性は誰が握る
[ 2016/12/18 12:25 ] 名無し [ 編集 ]


いちいち表現が大袈裟なんだよなぁ
[ 2016/12/18 12:32 ] 名無し [ 編集 ]


おでんつんつんと同レベル。
[ 2016/12/18 12:36 ] 名無し [ 編集 ]


[ 2016/12/18 12:32 ] 名無し様
贈り物するばかりで果実がまるで得られなかったので
大げさなこと言ってけむに巻こうとしているだと思います。
[ 2016/12/18 12:36 ] K-POPファン [ 編集 ]


歯舞つんつん
色丹つんつん
国後つんつん
択捉つんつん
[ 2016/12/18 12:38 ] 名無し [ 編集 ]
寝言言ってないで騙されたことに気付いて下さい
[ 2016/12/18 12:42 ] 名無し [ 編集 ]


あたりまえ体操。
[ 2016/12/18 12:42 ] 名無し [ 編集 ]


谷内正太郎国家安全保障局長「日本に北方領土が返還されたら米軍基地を置く可能性がある」
北方領土、本当に返してほしかったの????
[ 2016/12/18 12:43 ] 名無し [ 編集 ]


プーチン大統領と私は日露関係に無限の可能性があるとの結論に達した×
プーチン大統領と私は日露関係に(日本側が)無限にお金を貢ぐ義務があるとの結論に達した○
ただの金蔓にされた◎
[ 2016/12/18 12:45 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍マンセー、ロシア信奉者は異常  小林よしのり
安倍マンセー、ロシア信奉者は異常
http://yoshinori-kobayashi.com/12015/
2016.12.18 小林よしのりオフィシャルwebサイト


昨夜は遅くまでやったのだが『大東亜論』のコンテを上げる
ことが出来なかった。

あちこちでまだ障害があって抜けきれない。
だが、今日は断固、上げる。

何が何でも完成させる。
そういう強烈な意思のもと、机に向かうことにした。

スタッフは年内の『大東亜論』のペン入れをほぼ完成させた。
明日が締め切りだが、わしが最終チェックして完成。

すでに『天皇論 平成29年』のペン入れ、最終局面に
入っている。

しかし凄いね。

日ロの北方領土交渉があれほど明白な大敗北なのに、
未だに安倍首相を擁護している者がいる。

外国から見ても、安倍外交の敗北と報じられているのに、
国内のロシアに魅入られた者だけが「評価に値する」とか
「安倍総理が一本取った」とか「期待外れでない」などと、
強弁している。

あれで「期待通り」という奴らは、どれだけ期待値が
低いんだろう?

あんななめられた外交交渉を、万一、民進党がやっていたら、
自称保守派は盛大にバッシングをして、反政府デモくらい
やってたはずだ。

ところが安倍政権なら口を閉ざすのである。

安倍マンセー人間はカルト妄信者そのものだな。


















http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/743.html

   

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