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2016年12月17日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍晋三の「ワタチは悪くない」の巻 
安倍晋三の「ワタチは悪くない」の巻
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9e19b810710677192b1734c713e16f54
2016年12月16日 のんきに介護


みっちゑる
‏@KinKingofmichel さんのツイート。

-—やはり、プーチンにやられた12・15 安倍「北方領土交渉」無残な結末

日本の法的安定性は必要ないが、「南千島4島(旧北方領土)」にロシアの法的安定性を整えたアベノ晋三、祖国を裏切る血と相の家系 #ワタチは悪くない〔16:56 - 2016年12月16日 〕—―



安倍晋三は、

戦後、70年に及ぶ

北方4島に巡る

日露交渉を

台無しにしてくれた。

ここまでのことをやってくれて、

彼は、

大満足かな。

さぞやくつろげることだろう。

さて、

今日一番、

悲しいと思ったのは、

毛ば部とる子‏@kaori_sakai さんの

次のツイート。

――同時通訳がちょっと分かり難かったけど、プーチンの質疑応答は話が理路整然としていた。理路整然と話ができる国のトップがうらやましいって、どんなうらやましいだよ。悲しいよ。〔16:51 - 2016年12月16日 〕—―

所詮、プーチンが相手では

人間力が違い過ぎる。

日本のメディアも

かの国と比較すると格の違いが

明らかだ。

同じく、

毛ば部さんが

こんな風に嘆いていた。

――ロシア高官 共同経済活動は専門家レベルの協議開始で合意
ロシアの複数のメディアによりますと、・・・
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161215/k10010808651000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

⇒日本での会談なのに、ロシアメディアを引用して報道ってなんなんだろうねぇ。日本政府からはなにも説明がないってことかしら。〔0:10 - 2016年12月16日 〕—―




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍晋三、イギリスの原発に1兆円支援。ロシアに北方領土への元島民の立ち入りを認める代償に3000億円提供
安倍晋三、イギリスの原発に1兆円支援。ロシアに北方領土への元島民の立ち入りを認める代償に3000億円提供
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b6d9a47c78260100d16740ab29c949e5
2016年12月16日 のんきに介護


盛田隆二 ⭐新刊『蜜と唾』(光文社) @product1954さんのツイート。

――べトナムへの原発輸出に失敗したと思ったら、イギリスの原発に1兆円支援! 続いて元島民が自由に往来できる権利と交換にロシアにポンと3000億円! 安倍首相、ブレーキの利かない車で暴走してるみたいだ。次の選挙で何とかしないとマジやばい。〔9:17 - 2016年12月16日〕—―

日本金持ちの

刷り込みをしたいのだろうか。

一人当たりで

見る限り、

日本は、

決して飛んでいるわけではない。

たとえば、

昭和おやじ 【打倒安倍政権】@syouwaoyaji さんの

ツイートを観れば、

この通りだ。

――・ 日本は「GDP世界第3位」の経済大国である
 → 1人あたりGDPは世界第27位
・ 日本は「輸出額世界第4位」の輸出大国である
 → 1人あたり輸出額は世界第44位

「1人あたり」で見る、日本経済の悲しい現実〔8:07 - 2016年12月9日 〕—―




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 年金法は、国家的詐欺だったか 
年金法は、国家的詐欺だったか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ce0e5fa6be1b83ea6f9c32dfee5d9607
2016年12月16日  のんきに介護


⭐️naナmi☯意識遠い系 HSsI♡‏@nanachin1974 さんのツイート。

-—■年金カット法成立 「下流老人」1000万人は死ねばいいのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195863
(2016年12月16日) 現在、年金受給者は約4000万人。そのうち約4分の1が生活保護の基準以下で暮らす“隠れ貧困層”とされる〔14:56 - 2016年12月16日 〕—―

こんなもの、

制度設計した者の

「悪意あるミス」で済むのだろうか。

いや、はっきり言って

詐欺だろう。

鈴木亘とかいう

御用学者が

「逃げ得世代」

と決めつけていたが、

その世代が最も、被害を被るんじゃないか。

1000万人で収まればいいけれど、

もっとたくさんな人が

追い詰められて

死んでいくような気がするな。


関連記事
年金カット法成立 「下流老人」1000万人は死ねばいいのか(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/623.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍がどんなに「ウラジーミル」と呼んでも、向こうは一向に「シンゾウ」と呼ぶ気配がないって、友人じゃないからだろ? 
安倍がどんなに「ウラジーミル」と呼んでも、向こうは一向に「シンゾウ」と呼ぶ気配がないって、友人じゃないからだろ?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1eb49946f5b7ac28f239c7e6654f32d9
2016年12月16日 のんきに介護


この人は、

ロシア人なのかな。



日露交渉の様子は、

この人から得られるはずなんだが、

ロシア報道を頼らなければ、

何にも

情報が入ってこないっておかしくないか。

安倍晋三の

同志であるはずのこの男が

妙なこと言っている。

すなわち、

二階によると

会談で「前進」がないなら

何のために

やったのかというのだ。

何でも安倍は、

「日ロ問題で(衆院)解散、解散」と吹聴して歩いていたらしい

(朝日新聞記事「日ロ首脳会談「国民の大半はがっかり」 自民・二階氏」参照。*http://www.asahi.com/articles/ASJDJ632QJDJUTFK01B.html)。

「前進」がないどころの

騒ぎじゃない。

ロシアの主権行使を認めたのだから、

実質上、

「自滅」だよ。

それでも、

安倍某のお気に入り、

NHKの岩田明子記者によると、

「日ロ会談の主導権はどちらが握ったのでしょう?」

という問いに対して

「プーチン大統領が遅刻するなど、日本側が振り回された印象があるが、首脳会談の長さは信頼関係を示す。元島民の自由往来の目標が明記されるなど、日本側は一歩一歩前進している」(冨永 格‏@tanutinn さんのツイート〔17:28 - 2016年12月16日 〕)

と答えたという。

この後の動きについては、

安倍やら官邸ではなく、

世界の首脳の直接の対応に期待するしかない。

自由往来できる

元島民の寿命が尽きるまでは、

日本との関係はある。

しかし、関係は、以上で尽きるってことだ。

文字通り「進展がない」のなら

その方がよかったろう。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 引き分けどころかプーチンの一本勝ちの日露会談

引き分けどころかプーチンの一本勝ちの日露会談
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/a51cf95bc579c8b59699163be4d61b85
2016-12-16 そりゃおかしいぜ第三章


日露首脳会談は、当初日本国内向けに大騒ぎしていた領土問題は全く触れることなく、財界の称賛の下で共同宣言を出した。プーチンの言う、”引き分け”とは程遠い内容である。

そもそも、北方領土をソ連に渡すことになった経緯のすべては、終戦のどさくさでさえも軍人を含む官僚が自分たちの立場だけを優先させようとした結果といえる。ソ連に敗戦の通告を出していなかったのである。

東京でプーチンは記者団の質問に答えて、歴史的経過をかいつまみながらも正確に説明した。そして、日米安保条約が存在し、日本はアメリカに目を向けなければならないと、日本の背後にアメリカの姿を見ていることをはっきり説明した。またプーチンの明治初頭からの説明は思ったより正確で、説得力のある内容であった。その上で、領土をピンポンのようなやり取りするのはもう止めるべきと述べた。ここでのプーチンの言葉の内容はこちらが推し測らなければならないのであるが、領土には手を付けさせないという意味である。日米安保条約が邪魔という釘はしっかりさしている。

報道は、両首脳の新しい基準による共同経済活動を高く評価するばかりである。唯一根回しのできていなかった、訥弁の自民党の二階幹事長が領土はどうしたと不満を述べていた程度である。元島民の人的交流がしやすくなるのは評価しなければならない。経済より平和条約が優先事項というのは眉唾発言である。

日露首脳会談に向けて領土交渉の進展をいいだけぶち上げていた。安倍晋三の国内対策である。この男は目先を巧みに替えるのに長けている。今回も政界の大集団のパーティで引き合わせ、成功したかに見える。

しかしどのように繕おうとも、領土問題をエサにして日本から3000億円規模の経済協力を引き出した、プーチンの魂胆ははっきり見えている。プーチンが言う引き分けなどとは程遠く、プーチンの一本勝ちといえる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 領土返還をぶち壊したのは安倍側近だった!
領土返還をぶち壊したのは安倍側近だった!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_149.html
2016/12/17 00:30  半歩前へU


 大山鳴動してネズミ一匹。あれほど大騒ぎした安倍晋三とプーチンの会談。終わってみれば、北方領土問題でなんの進展も見られず、日本からの3000億円の経済協力だけが記憶に残った。

 安倍首相は15日、山口入りに先立ち、羽田空港で記者団にこう意気込みを語った。

「山あいの川沿いにある温泉で、静かな雰囲気の中で、夜のしじまの中で、じっくりと交渉したい。元島民の皆さまの切実な思いをしっかりと胸に刻んで、日本を代表して交渉したい」―。

 ところがプーチンは約3時間遅れで到着。北方領土では譲歩するどころか一歩も譲らず、安倍の三振空振りに終わった。温泉に浸かり、うまい酒を飲んで、フグ料理に舌鼓を打ち、3000億円の手土産を持たせて帰ってもらった。

 こうなることは最初から分かっていた。訪日を前にプーチンは「日本との間に領土問題はない。あると考えているのは日本だ」と強調した。強気の発言にはちゃんとした訳があった。

 国家安全保障局長の谷内正太郎が11月にパトルシェフ安全保障会議書記に対して、日本に北方領土が戻ったら、「(米軍基地を置く)可能性はある」と述べていたというのだ。

 こんなことを言われてスンナリ返すわけがない。北方領土に米軍基地が出来るとなれば話は違ってくる。一気に警戒感が深まった。ロシアは国後島と択捉島に新鋭の地対艦ミサイルを配備した。そして、「日本との間に領土問題はない」発言へと発展していった。

 官僚上がりの谷内は、安倍がヘッドハンティングした男で、側近中の側近。その側近が北方領土返還をぶち壊した。安倍外交にチグハグを露呈した一幕。

 今回のプーチンの遅刻を日本のメディアは、「プーチンは遅刻常習者。驚くに当たらず」と意識して小さく扱おうとした。山口の温泉宿から羽田に向かう際もまた遅刻した。そこに専用機のトラブルが重なった。安倍首相との昼食会はお流れとなった。

 その遅刻”常習者”が、ぜひ訪ねたいと楽しみにしていた講道館へは時間通り到着した。少年時代から柔道を習ったプーチンは、大の柔道愛好家だ。

 彼の「遅れ」には、それなりの意味があるのではないか。

 つまり、プーチンは最初から今回の会談を重視していなかった。谷内発言でプーチンの腹は「領土で譲歩しない」と決まった。

 安倍が「日本の温泉宿で、ウマイ酒を飲ませる。どうしても来てくれ、としつこく頼むので来てやった」と言った感じではないか。安倍は、外交オンチもいいところ。三振承知で会談するなど、どうかしている。

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/662.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 経産省が動画・スチール写真禁止 原発賠償の不合理問う場で(田中龍作ジャーナル)
経産省が動画・スチール写真禁止 原発賠償の不合理問う場で
http://tanakaryusaku.jp/2016/12/00015004
2016年12月16日 21:45 田中龍作ジャーナル



ヒアリング中は会場も撮影禁止と言われていたため、開始前に撮影した。=16日午後1時30分頃、衆院会館 撮影:筆者=


 後ろめたいことは国民に知らせない・・・官僚の性(さが)なのか、それとも安倍自民のモノマネなのか。

 経産省はきょう、「スチール撮影、動画、ライブ中継の禁止」を条件に市民団体のヒアリングに回答した。会場の雰囲気ショットもご法度となった。

 経産省の若手官僚は「動画を撮ってプレッシャーがかかると、あまり建設的な意見にならない」などと説明した。開始前の頭撮りだけが許された。

 東電救済の費用を国民に押し付ける「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」なるものがある。「ノルマ達成!」と社員に檄を飛ばすブラック企業のスローガンのようである。経産省はそこで原発事故処理費用を21.5兆円とする試算を明らかにした。今までの倍だ。

 聞きなれない「過去分」の費用が東電利用者に課せられようとしている。事故前に東電契約者だった場合、別の電力会社と契約したとしても原発事故費用を徴収されるのだ。

 市民側は「過去分は東電が支払うべきではないのか?」と質問した。すると、経産省側は東電の責任を問うどころか、電力自由化を悪者扱いした。

 「事故というよりは、電力自由化のほうが引き金。規制料金の時は皆が支払うべきだったものだ」。こうなると詭弁を通り越して詐欺だ。
 
 市民側が追及した。「東電は破たん処理せず、賠償には国の費用が投入されているではないか。JALの時のように法的整理はしないのか」と。

 経産省の官僚は対抗するかのように言い放った。「同時に賠償債権もなくなる」。



食い下がった結果、ヒアリング開始前の頭撮りだけOKとなった。=16日午後2時、衆院会館 撮影:筆者=


 処理費用21.5兆円についても、裏付けのない数字であることがわかった。廃炉費用は8兆円とされるが、委員会に提出された説明資料はA4サイズ用紙一枚のみだったという。

 経産省「21.5兆円というのは国で用意した数字。廃炉費用8兆円、残りが13.5兆円」。

 「お金が先にあるんじゃない。21.5兆という巨額、国会で論議してないでしょ」。市民から厳しい意見が飛んだ。

 国民に過大な費用負担を強いる収束費用を、国会で承認することなく経産省は省令ひとつで処理してしまう危険性すらある。

 その後も、官僚たちは「原発は経済的、安定的、他の電源より低廉な電源。CO2低減に一定の効果がある。安全性は原子力規制委員会で確認している」とハンで押したように答えた。

 原発は発電している間はCO2を出さない。だが燃料棒にする過程と再処理で、大量のCO2を 出す。燃料ペレットは陶器だからだ。陶器を作る時、陶器を溶かす時、大量のCO2を出すのである。経産官僚が知らぬはずはない。

 原発事故の処理は国がほとんどやっている。東電を破綻させると賠償債権も失われるというのは真っ赤なウソだ。

 生保、金融機関が電力債権を持っており、東電を破綻させると金融機関の株が下がる。だから東電を生かし続けるのである。国民の負担で。

 さすがは経産省だ。首相補佐官として情報管理を手掛けていた世耕弘成氏が大臣だけのことはある。ウソがモロバレになっても密室で処理すれば、知らぬ存ぜぬで済まされるのだ。

 次はフリージャーナリストを締め出すだろう。

   〜終わり〜




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/663.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 日露首脳共同記者会見詳報

2016.12.16 16:50更新
【日露首脳共同記者会見詳報(1)】
安倍晋三首相「共同経済活動の特別な制度の交渉開始で合意」「自他共栄の新たな日露関係をともに築いていこう」

 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は16日午後、首相公邸で共同記者会見を開いた。安倍晋三首相は冒頭、プーチン氏に対し「自他共栄の新たな日露関係をともに築いていこう」と呼びかけた。詳細は以下の通り。

 プーチン大統領、ウラジーミル、ようこそ日本へ。日本国民を代表して君を歓迎したいと思います。

 私が2013年にモスクワを訪れたとき、できるだけ頻繁に会談を重ねようと君と約束をしました。それから今回の訪日が実現するまで3年間かかりましたが、私のふるさとにお招きし、落ち着いた環境のもとでたっぷり時間をかけて話し合うことができ、待ち続けたかいがあったと思っています。

 私たちの話し合いの進展を70年以上もの長きにわたり待ち続けている人たちがいます。かつて択捉島、国後島、色丹島、そして歯舞諸島に住んでいた元住民の皆さんです。その代表の方々から今週、直接お話をうかがう機会を得ました。元島民の皆さんの平均年齢は既に81歳を超えています。「もう時間がない」。そう語る元島民の皆さんの痛切な思いが胸に突き刺さりました。

 島では終戦直後、辛い出来事もありましたが、日本人とロシアの人々は言葉の壁を越え、ともに助け合い、友情をはぐくみ、ともに暮らしていたそうです。離れ離れになってからも、さまざまな制約の中で、元島民の皆さんと島に住むロシアの人々が交流を深めてきた事実もうかがいました。

 「最初は恨んでいたが、今は一緒に住むことができると思っている」。そう語り、北方四島を日本人とロシア人の友好と共存の島にしたい、という元島民の皆さんの訴えに私は強く胸を打たれました。

 相当高年齢になられた元島民の皆さんが自由に墓参りをし、かつてのふるさとを訪れることができるようにしてほしい。この切実な願いをかなえるため、今回の首脳会談では人道上の理由に立脚して、ありうべき案を迅速に検討することで合意しました。

 そして戦後71年を経てもなお、日本とロシアの間には平和条約がない。

 この異常な状態に、私たちの世代で私たちの手で終止符を打たなければならない。その強い決意を私とウラジーミルは確認し、そのことを声明の中に明記しました。

 領土問題について私はこれまでの日本の立場の正しさを確信しています。

 ウラジーミルもロシアの立場の正しさを確信しているに違いないと思います。

 しかし、互いにそれぞれの正義を何度主張し合っても、このままではこの問題を解決することはできません。次の世代の若者たちに日本とロシアの新たな時代を切り開くため、ともに努力を積み重ねなければなりません。過去にばかりとらわれるのではなく、日本人とロシア人が共存し、互いにウインウインの関係を築くことができる。北方四島の未来図を描き、その中から解決策を探し出すという未来志向の発想が必要です。

 この新たなアプローチに基づき、今回、四島において共同経済活動を行うための特別な制度について、交渉を開始することで合意しました。

 この共同経済活動は日露両国の平和条約問題に関する立場を害さないという共通認識のもとに進められるものであり、この特別な制度は日露両国の間にのみ創設されるものです。
 これは平和条約の締結に向けた重要な一歩であります。この認識でもウラジーミルと私は完全に一致しました。そして私たちは、平和条約問題を解決をする真摯(しんし)な決意を長門の地で示すことができました。

 過去70年以上にわたり解決できなかった平和条約の締結は容易なことではありません。
 今、島々には1人の日本人も暮らしていません。たくさんのロシアの人々が暮らし、70年もの時がたちました。

 他方、70年もの時を重ねたことで恩讐を越えて、元島民の皆さんと島に住むロシアの人々との交流や理解が進んでいるという事実もあります。日露両国民の相互の信頼なくして、日露双方が受け入れ可能な解決策を見つけだし、平和条約締結というゴールにたどり着くことはできません

 本日、8項目の経済協力プランに関連し、たくさんの日露の協力プロジェクトが合意されました。

 日本とロシアの経済関係をさらに深めていくことは、双方に大きな利益をもたらし、相互の信頼醸成に寄与するものと確信しています。

 私とプーチン大統領はこの後、講道館へと足を運びますが、講道館柔道の創始者である嘉納治五郎師範の言葉を借りるならば、まさに「自他共栄」の精神こそが必要です。

 ウラジーミル。今回の君と私との合意を出発点に、「自他共栄」の新たな日露関係を本日、ここからともに築いていこうではありませんか。ありがとうございました。

http://www.sankei.com/premium/news/161216/prm1612160012-n1.html

2016.12.16 18:14更新
【日露首脳共同記者会見詳報(2)】
プーチン大統領「平和条約がないのは負の遺産だ」「血のにじむような仕事をしている」

 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が16日午後、首相公邸で共同記者会見を行った。プーチン氏は冒頭発言で両国関係について「平和条約がないのは負の遺産だ。相互の信頼を確認するため血のにじむような仕事を行っている」と強調した。主な内容は以下の通り。

 尊敬する総理閣下、ご列席の皆さま、まず感謝の念をお伝えしたいと思います。温かいお迎え、ホスピタリティ、プログラムは非常に充実しておりまして、きのうは安倍首相の故郷である(山口県)長門市で、私たちは、非常に友好な環境の中で、露日関係の協力のキーとなる部分について、また喫緊の国際、地域問題について、話をすることができました。非常にすばらしい場所であり、あなたの故郷を訪れる機会を与えてくれて、本当に感謝しております。今朝も美しい場所を訪れることができ、非常にうれしく思っていますし、住民の皆さまにも温かいポスピタリティに感謝したいと思います。

 きょう私たちは、双方の実業界、また政府関係者の参加のもと、詳細に貿易投資関係についてお話をさせていただきました。ビジネス対話が行われ、そして省庁間、実業界間の覚書が調印されました。

 今、それをごらんいただいたと思いますけれども、新しい税制、貿易労働における制度が始められます。日本は地域における日本は隣国であります。最近、政治的対話は非常に活発化しておりまして、今年は4回目です。また議会間の交流、そしてさまざまな外務省など省庁間の関係も活発化しております。この2国間関係を真のパートナーシップに進めていき、経済的な交流を強めてきました。

 省庁間のミッションによりまして、数十もの非常に多くのプロジェクトが協議されています。それは農業、イノベーション、人道的、すべての分野を網羅しています。

 今後、将来性があると考えられるのは、新しい投資フォーラムが創設されるということです。

 また、戦略的な分野としては、露日間の資源における交流ですけれど、日本の液化ガスの消費量の8%をロシアが供給しています。

 日本とロシアの間は今後も技術における相互関係を構築していくつもりです。健康、医療の分野でも協業が計画されており、心臓血管系のセンターがモスクワに作られたり、ウラジオストクにおきましても医療センターの建設が計画されています。

 農業では、ロシアは非常に大きなポテンシャルを持っていますが、日本に対する農作物の輸出の拡大を考えています。また、極東発展における日本との協力、そして今後、ロシアの極東地域を、アジア太平洋地域の物流、貿易のチェーンの中に組み立てることも計画されています。

 緊密なパートナーシップは、日本とロシアとの間で、文化、教育、人道的な部分でも考えられておりまして、毎年、学長間の会合が行われております。

 日本におけるロシア年、ロシアにおける日本文化年も計画されています。東京では2020年にオリンピックが行われます。このイベントに向けての準備、さまざまな私たちの経験を使って協力していきたい。

 また、国際的な安全保障の点においても私たちは協力することができます。グローバル、また地域間の安定と安全保障においても協力を行います。

 多方面の協力が考えられます。朝鮮半島における協力、国際テロリズムとの戦い、平和条約締結についての協議もしており、(安倍)首相も非常に大きな注目を払われているが、(戦後)70年がたった。ここにおいて、ロシアと日本の戦略的な利益にリンクした方向性を見いだすのは非常に理にかなっていますし、平和条約が今ないということは過去の負の遺産だと思っています。

相互の信頼を確認するための、血のにじむような仕事を行っています。この意味において、安倍首相のイニシアシブにおいて、南クリル諸島(北方領土)における共同経済活動も考えられています。このようなことを実現することで、平和条約締結に向けた信頼の醸成が行われていると思っています。

 また、外務大臣の間では、日本の元島民のみなさんが、島を訪問するためのビザの簡素化を協議することになった。私は、きのう(15日に)元島民の方からの手紙を拝見させていただきました。ロシアの市民と元島民の間の非公式な相互関係が大事だと考えます。ですから、今のところ閉鎖されていた場所に関して、アクセスを確保していきたいと思うし、サハリンと北海道の住民にとっては自由な往来ができるようにしていきたい。

 ぜひ、安倍首相にはご都合のいいときにロシアを訪問していただきたいと考えています。東方経済フォーラム、またその他のさまざまなイベントをロシアで行うので、ぜひお越しください。

http://www.sankei.com/premium/news/161216/prm1612160013-n1.html


2016.12.16 18:18更新
【日露首脳共同記者会見詳報(3)】
安倍晋三首相「今回大きな一歩を踏み出すことできた」「四島における共同経済活動はわが国の立場を害するものではない」


 安倍晋三首相、プーチン大統領それぞれの発言が終了後、記者との質疑応答が行われた。主な内容は以下の通り。

 −−安倍晋三首相にうかがう。16回目の会談となったが、領土交渉そのものの進展について手応えを得ることができたか。それとも双方の認識にかなりの隔たりがあるのか。首相は「時間がない」という元島民の気持ちを強調したが、領土問題の解決には相当時間かかるとの認識か。今後協議する共同経済活動について日本政府は法的立場を害さないことが前提条件との立場だが、今回の特別な制度はこの立場を変更するものではないと受け止めていいか。

 安倍首相「今回、ウラジーミルを私の地元の長門市にお迎えしました。そして昨日は夜の11時35分まで約5時間会談を行いました。そして2人だけで95分間、膝を突き合わせて2人だけの会談も行いました。じっくり話し合うことできたと思います。そしてその結果、平和条約問題を解決するとの真摯な決意、両首脳の真摯な決意を示すことできたと思います。解決にはまだまだ困難な道は続きます。なんといっても70年間、解決できなかった問題でありますし、その間、長い間交渉すら行われてこなかった問題ではありますが、今回、まずはしっかりとした、大きな一歩を踏み出すことできたと思っています。

 また今、ウラジーミルからも紹介いただきましたが、先般お目にかかった元島民の皆様からいただいたお手紙をお渡しをし、その場で1枚は大統領に読んでいただきました。島民の気持ちそのものが初めてロシアの大統領に伝わったと思います。元島民の皆様が自由に墓参りをし、かつてのふるさとを訪れたいとの切実な願いをかなえるため、今回ウラジーミルとの間で、人道上の観点から迅速に検討を進めていくことで合意できたことは元島民の皆様の願いを少しでもかなえることができたのではないかと思います。

 また今回、4島において、経済活動を行うための特別な制度について、交渉を開始することで合意しました。日本の北方領土についての原則的な立場は全く変わりません。

 4島における共同経済活動は平和条約問題に関するわが国の立場を害するものではないわけでありまして、この点は今回の声明にも明記されています。

 しかし、過去にばかりとらわれるのではなく、北方4島の未来図を描き、その中から解決策を見いだしていくという新しいアプローチ、まさに未来志向の発想が必要であり、その未来志向の発想である新しいアプローチこそが最終的な結果に続く道であると確信をしております」

http://www.sankei.com/premium/news/161216/prm1612160014-n1.html


2016.12.16 19:43更新
【日露首脳共同記者会見詳報(4)】
プーチン大統領「一番大事なのは平和条約の締結だ」

 −−プーチン大統領にうかがう。シリア情勢について。シリアの軍隊は(シリア北部の都市)アレッポでいい結果を出しているとか戦闘が続いているとかと、大統領は現状をどのようにとらえているか。どのような展望を抱いているか。アレッポの現状を良くすることは可能か

 プーチン大統領「今のシリアの情勢については、シリアとロシアと、国際間でしっかりと意見交換ができていないことの象徴です。われわれは協力し合うべきです。アレッポはとても重要な問題で、最近の事情は、今こちら(東京)にいるのでちょっと分かりませんが、トルコのエルドアン大統領と話をしたことをもとに合意したことが行われていると思っています。作戦が成功し、国民が普通の生活ができると信じていますし、何千人もの人々が自分の家に帰っていることができています。

 次のステップは、停戦を合意すること、シリア全体で停戦を実現することです。われわれはトルコと共同で協議をしておりまして、エルドアン大統領とも合意したことは、継続的に平和的交渉を新しい場面で行う方針を決めています。カザフスタンの(首都)アスタナに話し合いの場を移したいと考えており、ジュネーブでの交渉(シリア和平協議)に追加する措置として考えています。そして政治的な合意点を見いだそうと、われわれは頑張っています」

 −−プーチン大統領にうかがう。今回の山口、東京での会談を通じて、大統領にとって政治分野、経済分野のそれぞれの最大の成果は何であったか。共同経済活動をどのように平和条約締結に結びつけていくのか。平和条約締結に関しては、先日の日本メディアとのインタビューで「われわれのパートナーの柔軟性にかかわっている」とも述べた。かつては「引き分け」という表現も使った。大統領の主張は後退しているような印象があるが、日本に柔軟性を求めるのであれば、ロシア側はどんな柔軟性を示すのか。

 プーチン氏「その質問に満足に答えるためには、まずとても短く歴史の問題に触れる必要があります。 日本はまず、1855年にその島々を受け取った。プチャーチン提督がロシア政府と皇帝の合意のもとづき、これらの島々を日本の施政下に引き渡した。それまでは、ロシア側はクリル諸島はロシアの航海者によって発見されたため自国の領土と認識していました。

 条約を締結するためロシアはクリル諸島を日本に引き渡しました。ちょうど50年たって、日本はその島だけでは満足できないように思うようになった。

 1905年の日露戦争のあとに、戦争の結果としてサハリンの半分を取得しました。あの時、国境は北緯50度の線で決められたのちに日本はサハリンの北半分も獲得しました。

 ちなみにポーツマス条約のおかけでその領土からロシア国民を追放する権利もありました。40年後の1945年の戦争の後にソ連はサハリンを取り戻しただけでなく南クリル諸島も手に入れることができました。

 昨日、非常に感動的な元島民の方々のお手紙を読ませていただきましたけれども、私たちの考えでは、このように領土をめぐる(主張を繰り返す)「歴史のピンポン」、卓球のように球をやり取りするようなことはもうやめた方がよいのではないかと思います。結局のところ最終的で、長期的な解決が日本のロシアの利益であることを理解すべきなのです。

 もちろん、多くの課題ははあります。まず経済活動の問題もありますし、安全保障の問題もあります。1956(昭和31)年に、ソ連と日本はこの問題の解決に向けて歩み寄っていき、「56年宣言」(日ソ共同宣言)を調印し、批准しました。
 この歴史的事実は皆さん知っていることですが、このとき、この地域に関心を持つ米国の当時のダレス国務長官が日本を脅迫したわけです。もし日本が米国の利益を損なうようなことをすれば、沖縄は完全に米国の一部となるという趣旨のことを言ったわけです。

 私がなぜこのようなことをお話しするのか。私たちは地域内のすべての国家に対して敬意をもって接するべきであり、それは米国の利益に対しても同様です。これは明白なことです。

 例えば、ロシアには(極東)ウラジオストクと、その北に大きな艦隊の基地があります。わが国の艦船は(その港から)太平洋に出ていく。私たちはこの面で何が起こるかということを理解しなければなりません。

 この点において、日米の特殊な関係と、日米安保条約がどのような立場を取るのか。私たちは分かりません。

 柔軟性ということについて言うならば、日本の首相および友人の皆さんには、この問題の微妙な部分、またロシア側の懸念の部分を考慮してもらいたいと思います。

 私たちは「56年宣言」(日ソ共同宣言)に基礎を置く方針に戻りました。

 この宣言は日本に2つの島を引き渡すという内容になっていますが、どのような形で引き渡すかは明解に定義されていません。

 ただし、平和条約の締結の後に島を引き渡すとなっています。

 この宣言のなかには非常に多くのニュアンスや課題が存在しています。しかし、この地域に関係するすべての人々のために、私たちはプロフェッショナルとして、友好的な気持ちをもって最終目標に向けて動かなければなりません。

 最初も申し上げましたが、もし安倍首相の計画が実現していけば、これらの島々はロシアと日本の間をと、これはロシアと日本の「争いの種」ではなく、逆にロシアと日本を結びつける存在になりうる可能性がある。

 首相からご提案いただいた項目、つまり、共同経済活動のための特別な制度をつくる、相互協力メカニズムをつくり、それを基盤にして、私たちが最終的な平和条約に向けての最終的な決定に近づくことができる形に持っていくことが大事なんです。

 もし誰かが、私たち(ロシア側)が経済関係の発展だけに関心があり、平和条約の締結を二次的なものだと考えているというのであれば、それは間違いです。私たちにとって一番大事なのは平和条約の締結なのです。

 なぜかと申しますと、平和条約は、歴史的な、中長期的な見通しの中で、長期的な互恵関係のための条件を生み出すからです。これはあの島での活動よりももっと重要です。

 日本はロシアと緊密な関係をしなくても、存続してきたわけです。ロシアもそうです。ただし、それは正しいでしょうか。いいえ、そうではありません。

 もし、私たちが力を合わせれば、私たちは両国の経済の競争力を数倍に拡張していくことができる。これが、私たちの目指すべきことです」

http://www.sankei.com/premium/news/161216/prm1612160017-n1.html

2016.12.16 20:07更新
【日露首脳共同記者会見詳報(5完)】
プーチン氏「日本酒『東方美人』はすばらしい。ただし、ほどほどにしなければ…」

 −−安倍晋三首相とプーチン大統領双方に、8項目の経済協力プランについて質問する。すでに安倍首相から数百の提案があるが、どれが一番重要なものと考えるか。(プーチン氏に対して)日本のホスピタリティはどうか。日本の食事、温泉など何を試すことができたか。

 安倍首相「それはまず、初めに私からお答えをいたします。8項目の提案に未来はあるか。

 結論から言えば、未来はあります。私は従来、日本とロシアの関係を『最も可能性を秘めた2国間関係』と、このように申し上げてきました。経済を含む幅広い分野で、ウィンウィンの日露協力の大きな可能性を開花させたい。

 そして開花させていくことは、日本とロシア双方が大きな利益を得ていく。国民が大きな利益を得ていくことにつながっていくと思います。

 私が5月にソチで提案した8項目の協力プランと関連する日露の協力プロジェクトを通じて、日本とロシアの経済関係をさらに深め、そして日本がロシアの国民生活の革新に協力していくことは、双方に大きな利益をもたらし、そして間違いなく、相互の信頼関係醸成に役立つと確信をしています。さきほど交換された文書も含め、今回の大統領の訪日を機会に、政府間と民間で合わせて約80本の成果文書が署名をされ、数多くのプロジェクトがすでに動き出しています。これは今までの日露関係に前例のないことだと思います。

 まさに8項目の協力プランというのは、ただ紙に書いたものではなく、われわれとウラジーミルとの間で、そして両国の経済界の熱意によって、魂がすでに入れられたと思っています。9月にウラジーミルに約束した通り、来年の東方経済フォーラムに出席する予定です。その際にはこの8項目の協力プランのさらなる進捗(しんちょく)を確認をし、日露関係の持つ大きな可能性を開花させていきたいと思っています」

 プーチン大統領「そうですね。共同協力に関しては首相がおっしゃっている通りですが。私はひとつの温泉だけ、試すことができました。(山口県萩市の日本酒である)『東方美人』という酒を試すことができました。すばらしいお酒です。おすすめします。ただし、ほどほどにしなければいけません」

http://www.sankei.com/premium/news/161216/prm1612160018-n1.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/664.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「共同経済活動」に関するプレス向け声明:判じ物の声明だがひとを欺くための“逆走”説明とわかれば合意した「帰属」が推測可能

 「日露首脳会談合意の内実を読み解く」というタイトルの投稿を予定していたが、簡単に結論を言ってしまえば、核心の問題である四島の「主権」について、安倍−プーチンは、56年「日ソ共同宣言」に明記された「平和条約締結後に歯舞諸島と色丹島を日本に引き渡す」ことで最終合意したと推測している。(残念ながら国後島と択捉島は現状のままロシア領)

 愛国保守派を気取る安倍首相は、この時点で、「二島返還」を条件として平和条約を締結すると説明できない。(だから、記者会見での北海道新聞記者の領土問題に関する質問に的外れの説明をした)
 プーチン大統領も、18年に大統領選が控えていることから、歯舞・色丹を日本に引き渡すとは直截に言いたくない。(だから経済協力を前面に押し出した説明に終始)

 そのため、主権の異動に関する合意内容は完全にすっ飛ばし、「二島返還」後の「北方領土」の“姿”を語ることでごまかしたわけだ。

 安倍首相の言う「新しいアプローチ」とは、国境画定→平和条約締結→主権異動→経済協力という正統な推移ではなく、最後の経済協力を先に説明することで、歯舞・色丹の返還を意味する平和条約締結に日露双方が動くことを示唆するという手法だった。

 色丹島に現在住んでいるロシア人は、主権が日本に移ったあとも、望むならそのまま住み続けられるといった合意もなされているようだ。

 プーチン大統領は共同会見で「日ソ共同宣言」の有効性と尊重を再確認しているので、当該プレス向け声明にある「共同経済活動に関する協議を開始することが、平和条約の締結に向けた重要な一歩になり得るということに関して、相互理解に達した」という文言や「共同経済活動に関する交渉を進めることに合意し、また、平和条約問題を解決する自らの真摯な決意を表明」という文言を見せることで、「平和条約締結後に歯舞諸島と色丹島を日本に引き渡す」ことを匂わせていることになる。

 残念ながら国後島と択捉島は返還されないが、日本人(企業)に対し、一定範囲での往来の自由と“特別の制度”に基づく経済活動を認めることで、ロシアは日本に対して格別の配慮を示したことになる。(“特別の制度”は、裁判権や警察権など厄介な問題を含んでいるので一筋縄ではいかないが)

 「北方領土」問題は、昭和30年頃から反ソ宣伝と日米安保の重要性を語る“貴重なネタ”として活用されるようになった。

 千島列島を放棄したサンフランシスコ講和条約に従えば、ロシアに歯舞・色丹の返還を求めることはできても、日本が放棄した後どこの領土か国際法的に確定していない千島列島の一部である国後島と択捉島の「主権」問題をロシアと交渉するのは筋違いである。
それは、同じく日本が放棄した南シナ海の島々の領有権問題で、領有権を主張する中国を非難するのと同程度で...(千島列島の領有を主張するロシアと南シナ海島嶼の領有を主張する中国とはそれほど変わらない立場)

 安倍―プーチンの「平和条約締結」構想は、経済協力を進めるなかで、

いずれ日本に返還される色丹島在住のロシア人が、「日本領になっても悪くはないようだ」と思うようになり、

日本に戻ってこない国後島と択捉島の関係者や根室や羅臼などの漁業関係者が、「二島が返還されないのはイヤだが、“自由往来”や経済協力でもメリットがある。以前よりはずっとマシ」と思うようになってくれることである。(そのためには国後・択捉近海の漁業権に関する配慮が必要)

 そのように国民(住民)意識が醸成された時点で帰属問題を明らかにし、平和条約を締結する腹づもりなのだろう。

 70年以上(56年からでも60年)も決着を付けられなかったことを考えれば、今回の日露合意は致し方のない落とし所であり、説明手法も、ことを円滑に進めるためのやむを得ないゴマカシだと思っている。


 今回の交渉で、福島第一原発の廃炉についてロシアが協力するという合意も得られたが、日露関係が改善されることで、身勝手な願望だが、使用済み核燃料の最終処分にロシアが協力してくれることを切に願っている。
 それが実現すれば、政府も、「原発廃止」を高らかに宣言することができる。


※関連参照投稿

「安倍首相の発言は国民や政治家の“期待値”を下げるためのもの:北方領土外交ではなく日露平和条約外交」
http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/372.html

「日本、日ロ経済協力の「先食い」警戒:「先食い」は安倍政権崩壊の危機、やらなかったほうがマシのアホ外交はやらない」
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/521.html

「あす日ロ首脳会談 次官級の非公式協議で大詰めの調整:北朝鮮「核問題」解決に向けプーチン大統領が中国と日本のため一肌脱ぐか」
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/571.html

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プーチン大統領来日 
「共同経済活動」に関するプレス向け声明(全文)
産経新聞 12/16(金) 16:24配信

 1 安倍晋三日本国総理大臣及びV・V・プーチン・ロシア連邦大統領は、2016年12月15日−16日に長門市及び東京で行われた交渉において、択捉島、国後島、色丹島及び歯舞諸島における日本とロシアによる共同経済活動に関する協議を開始することが、平和条約の締結に向けた重要な一歩になり得るということに関して、相互理解に達した。かかる協力は、両国間の関係の全般的な発展、信頼と協力の雰囲気の醸成、関係を質的に新たな水準に引き上げることに資するものである。

 2 安倍晋三日本国総理大臣及びV・V・プーチン・ロシア連邦大統領は、関係省庁に、漁業、海面養殖、観光、医療、環境その他の分野を含み得る、上記1に言及された共同経済活動の条件、形態及び分野の調整の諸問題について協議を開始するよう指示する。

 3 日露双方は、その協議において、経済的に意義のあるプロジェクトの形成に努める。調整された経済活動の分野に応じ、そのための国際的約束の締結を含むその実施のための然るべき法的基盤の諸問題が検討される。

 4 日露双方は、この声明及びこの声明に基づき達成される共同経済活動の調整に関するいかなる合意も、また共同経済活動の実施も、平和条約問題に関する日本国及びロシア連邦に立場を害するものではないことに立脚する。

 5 両首脳は、上記の諸島における共同経済活動に関する交渉を進めることに合意し、また、平和条約問題を解決する自らの真摯な決意を表明した。

最終更新:12/16(金) 16:24

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000536-san-pol


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/665.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 二階幹事長動く!<本澤二郎の「日本の風景」(2466) <ワシントンとモスクワ・北京に封じ込められる安倍・日本会議>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52161042.html
2016年12月17日 「ジャーナリスト同盟」通信

<中国封じ込めにことごとく失敗した安倍・自公外交>

 ロシアのプーチンの日本訪問は、出鼻からケチがついた。予定よりも2時間以上も遅れた。前例のないことである。安倍・プーチンの密談は、北京とワシントンの分析に集中したようだ。北京とモスクワの離反に賭けた安倍の目論見は、結局のところ、大失敗に終わった。大金を浪費しながらの北京封じ込めは、ことごとく失敗したわけだから、自民党本部の主・二階幹事長は「国民はがっかりしている」と本心をぶちまけた。


<ワシントンとモスクワ・北京に封じ込められる安倍・日本会議>

 中国を悪者に仕立て上げて、台頭する中国を抑え込むという敵視政策を、愚かなオバマをおだててきた安倍・日本会議である。借金で金がないのにもかかわらず、国民に負担させながら、中国の周辺国からアフリカにまで手を伸ばしてばら撒いて、中国の危険性を叫んできた安倍・自公内閣である。
 その留めを指すためのロシア外交だった。国民には「4島返還もありうる」という夢をばらく報道をさせ、浮かれさせたうえで、鳴り物入りでもって、地元にプーチンを招いたのだが、領土問題は日ソ共同宣言の2島返還にも届かなかった。
 安倍が狙った中ロ分断など論外だった。ワシントンの軍事的暴走を前にして、ロシアと中国の結びつきに変化など起きようはずがなかった。気が付いてみると、ワシントンに新しい政権が誕生した。従来のイデオロギー安保外交は姿を消すことが判明している。

 安倍・日本会議の思惑は、ASEAN・欧米からも見捨てられてしまった。安倍一人孤立してしまった。安倍を信じた馬鹿な自民党幹事長は、衝撃に打ちひしがれている。それが彼の口から「国民はがっかりしている」と評価して、さらに大馬鹿な公明・山口コメントとの違いを鮮明にさせた。この国民とは、自身のことを指しているのである。

<世界で一番危険な人物>

 二階だけではないだろう。自民党内のリベラル色のある議員の衝撃は、外交的失敗だけではない。世界から安倍・日本会議の正体を見抜かれてしまったことだ。
 ワシントンから届く「世界一危険な安倍・日本会議」という評価である。ソウルの「ワシントンの犬」は、余命いくばくもない。CIAも救命具を投げても助けようがないほどだ。既に英国のブレアは失脚、イラク戦争の過ちを認めている。今度はブッシュの番だ。

 安倍は大丈夫だろうか。戦後体制を破壊しようと、平和憲法に襲い掛かる自公政権に対して、かつての国連の創設者らが「安倍は危険人物」とレッテルを貼っても不思議ではない。自民党幹事長の耳には、国連筋やワシントンの声がガンガン届いているだろう。

<2017年は政局の年>

 「二階は安倍を見限った」という分析が、瞬時にして永田町を徘徊しているとみてよい。
 ワシントンの新政権は、ロシアや中国と軍事的対決をしないことがはっきりしている。米国務省はモスクワとトランプの知られざる仲を容認した。ワシントンとモスクワに二股をかけた安倍・自公外交は、完璧に破たんしたことになる。そのことを二階は察知したのであろう。

 ボンクラ外相の岸田にも、こうした情報が腐るほど届いている。むろん、石破はいち早く安倍の傘から飛び出した。残るは、新聞テレビがまともな世論調査を、実施すればいいだけのことである。2017年は政局の年となるだろう。
 博打経済のアベノミクス・博打外交の北京包囲網は、既に崩壊してしまっている。
 中国との友好関係を重視する政権実現の年にしなければ、国民生活が維持できなくなる。

2016年12月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/666.html

記事 [政治・選挙・NHK217] プーチン大統領は、「日米安全保障条約を破棄、経済制裁を解除し、顔を洗ってから出直して来い」と言いたいだろう(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e3b15c7f2b2c3865f65c0a8c54f5da08
2016年12月17日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相の外交感覚は、どう見てもおかしい。ロシアを仮想敵国としている「日米安全保障条約・安全保障整備関連法」により日米同盟体制を強化しているのに、プーチン大統領に「北方領土返還」を求めている。返還すれば、北方領土に「米軍基地」を置く可能性があるのが明らかなのに、プーチン大統領が、返還するわけがない。おまけに、安倍晋三首相は、米国オバマ大統領の強い要求を受けて、プーチン大統領のクリミア併合に対して、経済制裁を強化、継続している。プーチン大統領にしてみれば、「日米安全保障条約を破棄、経済制裁を解除し、顔を洗ってから出直して来い」と言いたいところだろう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/667.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 泰山鳴動して鼠ゼロ匹。ただし食物は食い散らかされた。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5857.html
2016/12/17 06:20

<安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は16日、首相官邸で約1時間10分会談した。両首脳は会談後、共同で記者会見し、北方領土での共同経済活動に関する交渉を進めることで合意したと発表した。両国は今後、漁業、海面養殖、観光、医療、環境などの分野で協議を開始する。懸案の領土問題では、プーチン氏が地域の安全保障情勢などを挙げて慎重な姿勢を改めて示すなど進展が見られなかった。

 両首脳は会談後、プレス向け声明を発表した。声明では「(両首脳が)共同経済活動に関する協議を開始することが、平和条約締結に向けた重要な一歩になり得るとの相互理解に達した」と明記。日本は法的立場を害さない活動を前提に特例的対応を求めているが、声明は「平和条約問題に関する立場を害さない」として、法的問題については不明確な表現にとどまった。

 声明はまた、「国際約束の締結を含む法的基盤の諸問題が検討される」としたが、「特別な制度」の文言は入らなかった。首相は共同記者会見で、共同経済活動で日露双方の共存が図れるとの考えを示した上で、双方の立場を害さない「特別な制度」に向けた交渉開始でも合意したと述べた。

 記者会見で首相は「互いの正義を主張し合っても問題を解決することはできない」と指摘し、「未来志向の発想が必要だ」と強調。プーチン氏も「歴史的なピンポンはやめた方がいい。共同経済活動に関する協力で最終的な解決に近づくことが大事だ」と訴えた>( 以上「毎日新聞」より引用)


 安倍氏は「領土問題解決の基礎は出来た」と胸を張っていたが、一体何が基礎だというのだ。プーチン氏にいいようにあしらわれて経済援助だけを食い逃げされたということだ。

 しかも北方領土に関しては「日露共同宣言」当時の「二島返還」よりもさらに後退した。プーチン氏は「領土問題は諦めなさい」と安倍氏を諭しに来たのだ。

 日本のマスメディアは国内の反応ばかり報道しているが、問題なのはウクライナ制裁で経済制裁をロシアに対して続けている欧米諸国の日本に対する「抜け駆け野郎」という批判が渦巻いていることだ。

 対ロ制裁破りをして、対北朝鮮の経済制裁を強化しよう、と国際社会に呼びかけても効果は薄いだろう。安倍氏は外交を自分がスタンドプレーを演じればどうにかなると自惚れていたのではないだろうか。それは飛んでもないジコチューだ。

 かつて橋本首相がエリツィン大統領と交わした「平和条約締結時に二島返還」の線よりも後退したのは明らかだ。当時はソ連が崩壊して、ロシアは弱小後進国に転落し、ロシア国民は貧困に喘いでいた。北方領土に暮らすロシア人たちも飢餓に苦しんでいた。

 そこに日本のバカな政治家がムネオハウスを建てたりして「人道支援」をした。餓死の危険が去るとロシア島民は感謝しつつ北方領土に暮らし続けた。なぜ北方領土を諦めてロシア人たちがロシア本土に帰還する「支援」をしなかったのだろうか。

 ロシアは終戦で武装解除した北方領土を火事場泥棒掠め取ったに過ぎない「戦利品」を、戦いの勝利で奪ったものだ、と大嘘の宣伝をロシア国民に施している。だからロシア国民は北方領土の保有に戦勝の「誇り」を持っている。

 しかし事実は火事場泥棒を働いた「卑しい歴史」の証拠だということを日本政府は世界に対して大宣伝すべきだ。ロシアに幾ら支援しようと北方領土は帰って来ない。むしろ極東が開発されればされるだけ北方領土は日本から遠ざかるだけだ。プーチンは「食い逃げします」と安倍氏から招待されたついでに、彼に言った。これほど辛辣な手土産はないだろう。

 ガッカリしてはいられない。欧米諸国に対して日本もロシアへの経済制裁を強める、と言い訳をして回るべきだ。ロシアに対しては「クリミア半島」をウクライナに返すまでは日本は経済制裁をするから「極東の経済協力」はお預けネ、とプーチンに打電して安倍氏が勝手に約束した経済支援は北方領土が返還されるまで『凍結』だと通告すべきだ。

 ロシアに経済支援してマトモな効果が出ると考えている人がいれば御目出度い人だ。中国以上の賄賂社会で、しかもロシアマフィアが社会の隅々まで支配している現状を考えれば、経済支援はブラックホールに呑み込まれて彼らの私腹を肥やすだけだ。

 なぜ安倍氏は外務省の地味だが着実な交渉に任せていなかったのだろうか。すべてを食い散らしてゴチャゴチャに関係を壊して回って、日本の外交は安倍氏の四年有余の間に徹底的に壊されてしまった。日本は金満家の愚かなばら撒き国家だという教唆う観念を国際社会に植え付けただけだ。それは決して尊敬されない、嘲笑の的に日本を貶めただけだ。。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/668.html

記事 [政治・選挙・NHK217] まるで“北方領土返るぞ詐欺” NHKもタレ流した大本営発表(日刊ゲンダイ)
   


まるで“北方領土返るぞ詐欺” NHKもタレ流した大本営発表
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195963
2016年12月17日 日刊ゲンダイ

  
   首相礼賛、ヨイショ報道(C)AP  

 半世紀前のビートルズ来日フィーバーを超える破格の扱いだった。はるか上空に専用機の姿が確認できてから空港に着陸、プーチン大統領がタラップを降り、特別車両に乗って会談場所の温泉旅館に向かうまで。

 15日午後4時42分ごろから約30分にわたって生中継を敢行したのが、NHKだ。大統領専用機の動きだけを延々とらえた“シュール”な映像は公共の電波のムダ遣いでしかないが、皆サマのNHK以下、国内メディアは一事が万事この調子。安倍サマの“北方領土返るぞ詐欺”に加担してきたのである。

 安倍首相がプーチン大統領から肩すかしを食らった――そんな印象に終わった今回の温泉旅館会談。一時は「歴史が動く一日」とまで呼ばれ、「ひょっとして北方領土が返ってくるの?」と国民に期待を持たせたが、結局はヌカ喜びに終わった。

 安倍首相周辺も「領土交渉で成果を挙げ、その勢いで解散だ」と首相の専権事項をチラつかせ、政権の求心力アップに利用したのだから、あくどい連中だ。ハッキリ言って詐欺まがいの話である。

 国民をたぶらかした意味では、メディアも同罪だ。

 9月2日にウラジオストクで開催された今年2回目の日ロ首脳会談の直後、安倍首相が「新しいアプローチに基づく(領土)交渉に道筋が見えてきた。その手応えを強く感じ取ることができた会談だった」と力強い言葉で“成果”を強調すると、主要メディアはお祭り騒ぎ。翌日の大手紙はこぞって「交渉加速」「領土発展に手応え」という大見出しを1面トップに掲げたものだ。

 その後も「手応え」報道一色だから、安倍首相がさも歴史的成果を勝ち取りそうなムードが国民の間で醸成されるのはムリもない。そんな首相礼賛、ヨイショ報道の中でも、日刊ゲンダイが選ぶ「ワースト1」は9月14日放送のNHK「クローズアップ現代+」だ。

■昭和天皇「即位の礼」の刀を返し…

 この日の放送には「今一番、安倍首相に近い女性」といわれるNHK政治部の岩田明子記者が登場。彼女は9月の会談の最後の記念品交換で、プーチンが安倍首相にロシア所蔵で1928年の昭和天皇の即位の礼で用いた名刀1振りを贈ったエピソードを紹介した後、こう語ったのだ。

「プーチン大統領は『いろいろな経緯をたどって自分の手元にあったが、こうしたものは祖国に帰るべきだ』と述べたというんですね」

「そこに居合わせた日本政府の関係者も『まるで日本への島の引き渡しを示唆しているように見えた』と話していました」

 天下のNHKにここまで言い切られたら、「本当に返ってきそうだ」と思い込んだ視聴者も多かったはずだ。

「政治家の発言には必ず思惑があるのに、NHKを筆頭に最近のメディアは『安倍首相の言っていることは100%正しい』という前提で報じていませんか。だから政権サイドに利用され、おかしな結果となる。冷静に考えれば『日本はG7で経済制裁を加えておきながら、北方領土だけは返せというのか』というプーチン側の言い分の方が筋は通っているのに、返還ムードを扇動し、冷静さに欠ける日本メディアはその言い分をほとんど伝えません。まるで敵国の報道を封印し、自国の主張だけを伝えるのなら、戦時中の大本営発表と同じです」(元NHK政治記者で評論家の川崎泰資氏)

 15日もNHKは日ロ会談のニュースのたびに、「70年余り進展のみられなかった領土交渉は前進するのか」と散々あおっていた。

 いい加減、反省すべきだ。














































http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/669.html
記事 [政治・選挙・NHK217] ≪日露首脳会談≫密室の95分間で、安倍・プーチンが話し合ったこと 「2島返還」から「2島引き渡し」へ(現代ビジネス)
【日露首脳会談】密室の95分間で、安倍・プーチンが話し合ったこと 「2島返還」から「2島引き渡し」へ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50489
2016.12.17 歳川 隆雄ジャーナリスト 「インサイドライン」編集長 現代ビジネス


■1対1の1時間35分

12月15日夜、山口県長門市の温泉旅館「大谷山荘」で行われた安倍晋三首相とウラジーミル・プーチン大統領の日露首脳会談は、第1次安倍内閣時代を含めると16回目である。

安倍・プーチン会談の特色は、日本側の担当閣僚や官房副長官(政務)、国家安全保障局長、そしてロシア側の第1副首相、外相、大統領補佐官(外交)らを交えた少人数会談後に必ず両首脳だけの「テ・タテ」(記録係も同席させず通訳のみ)を行うことである。

今年になってからだけでも、5月7日のロシア南部ソチ、9月2日の極東ウラジオストク、11月19日のペルーの首都リマでのテ・タテ会談は、それぞれ38分、55分、35分であった。そして山口県長門会談は95分に及んだ。

情報管理に厳しい安倍首相、菅義偉官房長官の意向もあって、首脳会談に同席する(外遊の場合は同行する)官房副長官や外務省の外務審議官(政務)にも会談内容は殆ど知らされない。

歴代の官房副長官や外務審議官と懇談する機会が少なくないが、筆者が彼らに質してみて、本当に知らされていないことが分かった。

安倍、プーチン両首脳は1時間35分の長時間、いったい何を話し合ったのか。もちろん北方領土返還・平和条約締結問題について、相当突っ込んだ議論を行ったことは、安倍首相のぶら下がり会見でも明らかである。

だが、新聞・テレビなどの報道を見る限り、北方4島で「特別な制度のもとでの共同経済活動」を行うことで合意したこと以外、本稿執筆時点(16日午後)では特段の「成果」があったとは伝わってきていない。



■ロシア側の要望、日本側の青写真

ただ、件のテ・タテ会談で確実に話し合ったことが2つある。

一つは、2年前のロシアによるクリミア併合に対する米国主導の対露経済制裁に日本が同調したことに、プーチン大統領が改めて安倍首相に撤回を申し入れたことである。

『読売新聞』+日本テレビのプーチン大統領単独インタビューの中で「対露経済制裁が平和条約の締結交渉や経済協力の進展を阻んでいる」(同紙13日付夕刊)と語っていることからも、十分想像できる。

筆者の手元に無題のA3版極秘資料1枚がある。12の日露経済協力プロジェクトの「内容」、日本がロシアと締結する「締結相手」、そして「経済制裁との関係」を記したリストだ。

このペーパーを精読すれば、プーチン大統領が求めていることがよく分かる。@同大統領と近い経済界大物ロッテンベルグ氏のナショナル・ケミカル・グループが推進するナホトカの肥料プラント工場建設への融資、Aズベルバンク向け輸出バンクローン契約締結、の2案件がリストに掲載されている。

ところが日本側は土壇場になって、米国の経済制裁「SDN(Specially Designated Nationals)」(特別指定の個人と企業)、「SSI(Sectoral Sanctions Identifications)」(特定制裁国)の対象であるとして、日露経済協力から除外したのだ。

こうしたことがプーチン大統領の言う「平和条約締結交渉のための雰囲気作り」を阻害するものと言いたいのだろう。要は、日本は米欧対露経済制裁チームから脱退しろということである。



二つ目は、安倍首相がプーチン大統領に対して2018年主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)からロシアの復帰(G8)実現に努力する意向を示したのではないかということである。

来年5月のG7サミットはイタリアのシチリア島で開催される。トランプ米大統領、メイ英首相、ジェンティローニ伊首相は初参加、トルドー加首相は3回目である。

古参のメルケル独首相のリーダーシップが低下しているのは否めない事実だ。そうした中で、一昨年のブリュッセルG7サミット以来、安倍首相の国際社会での存在感は急速に高まっている。

安倍首相はプーチン=ロシアとの関係改善に意欲を隠さないトランプ大統領と図ってロシアの主要8ヵ国復帰を実現した上で、同年秋にはプーチン大統領の地元・サンクトペテルブルクを訪れて、19年中の日露平和条約締結と20年の歯舞・色丹両島の返還(return)ではなく引き渡し(hand over)合意の絵図を描いているはずだ。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/670.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ヘリパッド 北部着陸帯が完成 日米両政府が確認(間もなくオスプレイ訓練も。)
 巨大プロペラが引っ掛かるという「構造欠陥」をまた一つ明らかにした、「オスプレイ不時着」と称する事実上の「墜落」事故。住宅から離れた所に落ち讃え人的被害は無かったが、住宅近くで訓練していたらどうなるだろう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)
ヘリパッド 北部着陸帯が完成 日米両政府が確認

2016年12月17日
http://mainichi.jp/articles/20161217/rky/00m/010/002000c

 日米両政府は16日、米軍北部訓練場で建設してきたヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の完成を確認した。米軍が現場入りし、同訓練場の過半の返還の条件とされる6ヘリパッド全てが完成したと確認した。日本政府側は前日15日で確認を終えていた。これらヘリパッドでは13日夜に名護市で墜落した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが運用される。ヘリパッドに近い東村高江集落などでは騒音被害の増大が予想され、県民の反発が続いている。22日には建設完了に伴う返還式典(政府主催)があるが、翁長雄志知事や新里米吉県議会議長は欠席を決めている。

 計画された6ヘリパッドは完成したが、政府は「G地区」と呼ばれるヘリパッドと国頭村の宇嘉川河口部を結ぶ訓練道の整備については、最長で来年夏まで工事を継続する。(琉球新報)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)
・関連:
■≪あり得ない≫「オスプレイ来週から飛ばすから」米軍が日本政府に通告 あまりにも早すぎる! http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/647.html 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 16 日 18:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
■米国の高価なオスプレイは、落下サービス付き http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/637.html 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 16 日 15:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
■米軍ヘリパッド建設でやんばるの森が円形脱毛症に&大統領選の真っ最中にヒラリーと会談する愚かしさ&原発廃炉費用国民負担… http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/250.html 投稿者 かさっこ地蔵 日時 2016 年 9 月 21 日 13:52:33: AtMSjtXKW4rJY gqmCs4LBgrGSbpGg■


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/671.html

記事 [政治・選挙・NHK217] オスプレイ事故で抗議集会 沖縄・高江、続く反発(米軍は、「むしろ感謝しろ!」)
敗戦で採られた北の島での点数稼ぎにコスプレ総理は大国大統領の機嫌伺い。その間に、国土の外国軍基地化は進められている。
 「不時着」と称する事実上の「墜落」をさせた軍は、むしろ人的被害なしに感謝せよ、と徹底した上から目線で迫る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016121701000990.html
オスプレイ事故で抗議集会 沖縄・高江、続く反発

2016年12月17日 09時56分


 沖縄県名護市の浅瀬に米軍の新型輸送機オスプレイが不時着した事故を受け、同機が訓練で飛来する米軍北部訓練場に近い同県東村高江で17日、住民らが抗議集会を開いた。約200人が集まり「県民は屈しない」などのプラカードを掲げ、反発の声を上げた。
 「ヘリパッドいらない住民の会」のメンバーで東村の農家宮城勝己さん(64)は「この小さな沖縄で、住宅の上を飛ばずにオスプレイの飛行訓練なんてできない。米軍は沖縄を植民地としか思っていない」と憤りをあらわにした。
(共同)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)
関連:
■「感謝されるべきだ」と居直った米軍! 
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/544.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 14 日 17:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/672.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 社説[四軍調整官発言]占領軍意識そのものだ(コスプレ総理の機嫌取り外交から?!)
 実効支配されている領土は帰らない。国土の島は異国の軍訓練所に。
徹底的に舐められた対外政策。
「外遊しろ金を撒け、一流総理になるために!」とばかりに大国に従い続ける「安倍茶魔君」外交ゆえか。 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)
社説[四軍調整官発言]占領軍意識そのものだ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/76005

2016年12月16日 11:00オスプレイオスプレイ墜落在沖米軍四軍調整官問題発言


 オスプレイの重大事故が発生した。沖縄県側の当然の抗議にもかかわらず、日米政府から理不尽な対応が繰り返されている。

 事故翌日の14日に開かれた在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官による記者会見。しかしその冒頭発言は事故の経緯説明と、「できるだけ沖縄の人たちを守るために浅瀬に向かおうとしたことはよい判断だった」とパイロットを称賛する内容に終始した。監督者としての自らの責任に対する言及はもちろん、県民への謝罪は一切なかった。

 ニコルソン氏が謝罪の意思を示したのは、記者に問われた後だ。だが「確かに事故は残念に思っている。同じ話を副知事にもした」との言葉に心からわびる姿勢は見えない。

 ニコルソン氏が謝ったとする安慶田光男副知事によれば、氏は抗議されることに怒りを示し「パイロットはヒーローだ」「(墜落は)感謝されるべきで、表彰ものだ」とまくし立てたという。

 逆ギレとも言える不遜な態度で、事故の責任者が住民の代表者の前で発すべき言葉ではない。

 米軍高官による同様の発言は、2004年沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落でも耳にした。ワスコー在日米軍司令官(当時)が「人のいないところにヘリを持っていったのは、素晴らしい功績」とパイロットに賛辞を贈ったことは記憶に新しい。

 夏季休暇中とはいえ学生や関係者がいた構内への墜落で、人身被害がなかったのは全くの偶然だ。それを「ベストな対応」とするワスコー氏の認識は、「見当違いも甚だしい」と多くの批判を浴びた。

■    ■

 復帰前の1959年6月30日、旧石川市(現うるま市)の宮森小学校にF100戦闘機が墜落した時もそうだった。児童と住民18人が死亡、210人が負傷し、多数の家屋が全半壊の大惨事にもかかわらず、パイロットは「不可抗力だった」とし「(人口の多い)コザは危うく避けた」と功績をアピールした。

 こうした軍の論理に対しては、当時のワシントン・ポスト紙も社説で「パイロットの責任を見逃すことはできない」と断じている。「米国内でも飛行機事故はあるが、多くの場合、パイロットは一般市民に危害を及ぼさないために自分を犠牲にしてもよいと考えている」と住民被害の一方でパイロットが無傷だったことを疑問視。惨事の背景に沖縄への差別意識があったのではないか、と問題提起した。

■    ■

 オスプレイの重大事故の発生にもかかわらず、日本政府から米軍への抗議の声が聞こえてこない。稲田朋美防衛相は高江ヘリパッドの工事継続を表明し、若宮健嗣防衛副大臣は「普天間の辺野古への移設を進める」とした。

 だが米軍機の墜落事故は北部訓練場の過半を返還し、普天間を辺野古へ移設しても終わらない。それどころか新たにできたヘリパッドや基地からまた発生するだろう。

 政府は、米軍への「おもいやり」を常に優先するこうした姿勢こそが、県民を危険にさらしていることを知るべきだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/673.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 政界地獄耳 米で「墜落」でも日本では「不時着」(日刊スポーツ)
政界地獄耳 米で「墜落」でも日本では「不時着」
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1752929.html
2016年12月17日8時16分 日刊スポーツ


 ★政治のごまかしが続いている。元民主党衆院議員・山内康一はフェイスブックにこうつづっている。「オックスフォード辞典が選ぶ『今年の単語』は“post−truth”だそうです。定義は『世論形成において客観的事実が、感情や個人的信念に訴えるものより影響力を持たない状況』だそうです。客観的事実が重視されない政治が流行です。オスプレイの『墜落』を『不時着』と表現し、南スーダンの『戦闘』を『衝突』と呼ぶ安倍政権はpost−truthの時代の最先端を走っています。イケイケどんどん安倍政権が高支持率の日本は病んでるような」。

 ★米軍の準機関紙である「星条旗新聞」や、米FOXニュース、英BBC、ロイターなどの海外メディアは「Crash」(墜落)と報じている。機体が大破しているので、海兵隊規定の事故分類で最も被害の大きなクラスAに扱われる事案を「不時着」「着水」と言い張る政府とメディアは何に準じているのか。民進党衆院議員で内閣委員会野党筆頭理事・緒方林太郎はブログで「今回のIR法案については『カジノ法案』です。しかしこういう事を言うと、委員会でも『レッテル貼りだ。今回整備するのは、包括的なリゾート施設であり、カジノはその一部にすぎない』という反論が返ってきます。また、よく『IRの中でカジノが占める面積は3%』という言い方もたくさん出てきました。こういう本質を見誤らせる言論が委員会審議でも跋扈(ばっこ)していました」と記している。

 ★これらは少しでもソフトに伝えようとか、印象を和らげようとかのレベルを超え、ごまかして別のものに見せようという意図が透けて見える。それも「たまにこういうことがある」というものではなく、頻繁にあることで国民はだまされていく。いや、慣らされていくのだ。ガラパゴスメディアになってはいけない。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 笑い話満載の今度プーチン訪日に関する報道  天木直人
笑い話満載の今度プーチン訪日に関する報道
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/17/post-5787/
17Dec2016 天木直人のブログ


 今度のプーチン訪日に関する報道は笑い話満載だ。

 たとえば温泉をめぐる安倍・プーチン会談だ。

 安倍首相は疲れたら温泉に入って癒してくれと持ちかけたところ、プーチンは疲れるような事にはならないと言い返した。つまり領土問題など話すつもりはないと一蹴したのだ。そのことばどおりプーチンは温泉に入らずに帰ったらしい。

 たとえば日本がかつてプーチンに贈った秋田犬ゆめに関する記事だ。

 安倍首相が野党の提出した内閣不信任案を否決したことを自慢気にプーチンに話したらしい。

 それに対し、この次野党がないカウ不信任案を出したらゆめを貸してやると応じたらしい。

 ゆめには何の罪もないが、プーチンに育てられたら、秋田犬もここまで攻撃的になるということだ。

 日本が贈った犬に日本が攻撃されかねない。

 しかし、何といっても笑い話はこれだ。

 安倍首相は中国を包囲網するつもりでロシアとの安保協力協議を始めることで合意した。

 しかしロシアと中国の関係は日本とロシアの関係よりはるかに緊密だ。

 中国の新華社通信は、プーチンが対中関係を重視している事を明らかにした上ですかさずこう反論した。

 「日本のはかりごとは必ず失敗する」と。

 中国にここまで見透かされていてはどうにもならない。

 プーチンの訪日は、それ自体が笑い話だったということだ(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 武装集団の縄張りで丸腰の民間人が商売をやるような共同経済協力−(田中良紹氏)
武装集団の縄張りで丸腰の民間人が商売をやるような共同経済協力−(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spepqa
17th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


15日に日本を訪れたロシアのプーチン大統領は、

その前日に雑誌「フォーブス」の「世界で最も影響力のある人物」に去年と連続で1位に選ばれ、

37位の安倍総理を見下すように3時間遅れで到着し、

それが当たり前であるかのように日ロ首脳会談に応じた。

NHKによると、ロシアの国営放送は腕時計を見ながらまんじりともせず到着を待つ安倍総理の姿をニュースにしていたというから、そこにロシア側の考える日ロ首脳会談の構図が表れている。

ロシアは日本側の求めに応じて平和条約交渉を行うが、

求めているのは日本だから、ロシアの国益を最優先にして取れるものは取りまくり、

領土問題では1ミリたりとも譲らないという姿勢である。

そしてこの日、「世界で最も影響力のある人物」の3位に選ばれたドイツのメルケル首相が主導するEUは、

ブリュッセルで開いた首脳会議で、ウクライナ紛争を巡ってロシアに課した経済制裁を

来年の7月まで延長することに合意した。

アメリカのトランプ次期大統領が国務長官にプーチン大統領と親交のあるエクソンモービル会長の

ティラーソン氏を起用すると発表し、アメリカが制裁解除に踏み切る可能性を見せているのに対し、

EUの姿勢は揺るがないことを示して見せたのである。

またこの日、アメリカではホワイトハウスの高官が、

大統領選挙の前に民主党のコンピューターがロシア政府からサイバー攻撃を受けた問題で、

プーチン大統領が関与していたことを明らかにした。

さらにヨーロッパでも選挙に影響を及ぼすためロシア政府はサイバー攻撃を行っていると指摘した。

15日は日本のメディアがプーチン大統領の訪日を朝から晩まで大々的に報道していたが、

プーチン大統領はこの日世界中でニュースの主役を演じていたわけである。

だがプーチン大統領に好意的な報道が山のようにあふれていた日本と異なり、

欧米ではいわば悪役として報道されていたのである。

この日本と欧米の報道の落差にフーテンは

「目先の利益に目を奪われて世界の流れを見誤った」戦前の日本外交と共通するものを感ずる。

北方領土と経済協力だけに目を奪われ、世界の政治力学を見誤っていはしないかという懸念である。

プーチン大統領が「世界で最も影響力のある人物」1位に選ばれた理由を雑誌「フォーブス」は

「自国の影響力を地球上のほぼ全域に行使して」

「母国からシリア、米大統領選挙まで自分の望むものを手に入れ続けている」ことだとしている。

日ロ交渉は「フォーブス」が選んだ1位と37位との交渉になるが、

どちらの望み通りになるかは火を見るより明らかだとフーテンは思う。

今回の首脳会談では共同経済協力を北方4島で行うため特別な制度を作って主権の外に置くことを

日本政府が提案し、それにロシアが同意した。

それをロシアの譲歩であると御用学者や御用評論家は言う。

今日のテレビでも日本の経済力を持ってすれば北方4島はあっという間に

日本の経済力の支配下に置かれると楽観論を述べる学者がいた。

しかしである。国境の4島にはロシアの軍隊が存在する。

そこに丸腰の日本企業が出ていくわけである。特別な仕組みを作ろうが何をしようが、

いざとなれば力がものをいう。

フーテンには日本刀や拳銃を所持する暴力団の縄張りに

丸腰の企業が出て行って商売をするような話に思える。

もちろん相手に利益を差し出せば手出しはしないだろう。

しかし少しでも気に入らないことがあれば、脅しをかけられることがないとは言えない。

下手をすれば商売をやめるにやめられない状態が生まれるかもしれない。

ロシア軍の撤退を求め、真に民間人だけで日ロが経済協力する話にすることができるか。

それはロシアが認めるはずがない。それでは存在するロシア軍を抑止するため、

北海道のオホーツク沿岸にミサイル兵器を設置することができるか。それも日本はできないだろう。

世界の警察官をやめると言っているアメリカに助けを求めるわけにもいかない。

そうした中での経済協力が果たして「ウィンウィンになる」と言えるのだろうか。

今日のNHKテレビで択捉島出身の旧島民が、

安倍総理とプーチン大統領の共同記者会見を見た直後に

「総理がウィンウィンと言ったけど、そうなるとは思えない。

いざとなればまた追い出される」と首をかしげていたのが生中継された。

御用放送局NHKはあの発言を二度と使わないだろうとフーテンは思ったが、

旧島民の正直な気持ちはそういうことである。

そしてこの首脳会談を見た欧米は、

日本という国は自分たちとは異なる理解しがたい外交をやる国であることを思い知ったと思う。

かつてドイツのヒトラーがみるみるうちに領土を広げ、

国民から絶大な支持を得て「第三帝国」創生に乗り出した頃、ドイツが恐れていたのはアメリカの参戦だった。

そこでヒトラーはアメリカの参戦をけん制するため日本に軍事同盟の誘いをかけてくる。

軍部も天皇もドイツとの同盟は英米を敵に回すと反対したが、近衛内閣はヒトラーの強さに目を奪われ、

アメリカを抑止できればドイツがヨーロッパを統一し、

それに乗じて日本も目先の領土「大東亜」の建設が可能になると日独伊三国同盟を結んだ。

またそれより前、日本が満州事変を起こして満州国を建設した時、

国際連盟はリットン調査団を派遣して報告書を作成した。

報告書は日本を侵略国と糾弾せずに中国との協調、さらには国際社会との協調を説いていたが、

日本は満州という目先の領土に固執して国際連盟を脱退し世界の大勢に背を向けた。

プーチン大統領を招いた日ロ首脳会談が山口県の温泉宿という異例の場所で行われた日、

EUはロシアに対する経済制裁延長を決め、

アメリカのオバマ政権はプーチン大統領が大統領選挙に影響を及ぼすサイバー攻撃に関与したと発表した。

そして日本だけは欧米とは異なる道を歩む姿勢を世界に見せつけた。

アメリカでトランプ大統領が就任すればロシアとの関係を劇的に変える可能性はある。

しかし来週の19日にならないとトランプ氏は正式に大統領に選ばれない。

また大統領に就任しても対ロ関係がアメリカ議会の納得を得られる保証はない。

そうした時に「北方領土」という目先の領土問題で日本が世界の大勢と異なる道を選ぶのは、

戦前の愚と二重写しにフーテンには見えるのである。



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 温泉に浸かって、フグを食って、ぶち壊した安倍晋三! 
温泉に浸かって、フグを食って、ぶち壊した安倍晋三!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_149.html
2016/12/17 00:30 半歩前へU


 大山鳴動してネズミ一匹。あれほど大騒ぎした安倍晋三とプーチンの会談。終わってみれば、北方領土問題でなんの進展も見られず、日本からの3000億円の経済協力だけが記憶に残った。

 安倍首相は15日、山口入りに先立ち、羽田空港で記者団にこう意気込みを語った。
「山あいの川沿いにある温泉で、静かな雰囲気の中で、夜のしじまの中で、じっくりと交渉したい。元島民の皆さまの切実な思いをしっかりと胸に刻んで、日本を代表して交渉したい」―。

 ところがプーチンは約3時間遅れで到着。北方領土では譲歩するどころか一歩も譲らず、安倍の三振空振りに終わった。温泉に浸かり、うまい酒を飲んで、フグ料理に舌鼓を打ち、3000億円の手土産を持たせて帰ってもらった。

 こうなることは最初から分かっていた。訪日を前にプーチンは「日本との間に領土問題はない。あると考えているのは日本だ」と強調した。強気の発言にはちゃんとした訳があった。

 国家安全保障局長の谷内正太郎が11月にパトルシェフ安全保障会議書記に対して、日本に北方領土が戻ったら、「(米軍基地を置く)可能性はある」と述べていたというのだ。

 こんなことを言われてスンナリ島を返すわけがない。北方領土に米軍基地が出来るとなれば話は違ってくる。一気に警戒感が深まった。ロシアは国後島と択捉島に新鋭の地対艦ミサイルを配備した。そして、「日本との間に領土問題はない」発言へと発展していった。

 官僚上がりの谷内は安倍がヘッドハンティングした男で、側近中の側近。その側近が北方領土返還をぶち壊した。安倍外交のチグハグぶりを露呈した一幕である。

 今回のプーチンの遅刻を日本のメディアは、「プーチンは遅刻常習者。驚くに当たらず」と意識して小さく扱おうとした。ところが、山口の温泉宿から羽田に向かう際もまた遅刻した。そこに専用機のトラブルが重なった。安倍首相との昼食会はお流れとなった。

 その遅刻”常習者”が、ぜひ訪ねたいと楽しみにしていた講道館へは時間ピッタリに到着した。少年時代から柔道を習ったプーチンは、大の柔道愛好家だ。彼の「遅刻」には、それなりの意味があったのではないか。

 つまり、プーチンは最初から今回の会談を重視していなかった。谷内発言でプーチンは「領土で譲歩しない」と腹を決めた。

 安倍が「日本の温泉宿で、ウマイ酒を飲ませる。どうしても来てくれ、としつこく頼むので来てやった」と言った感じではないか。安倍は外交オンチもいいところ。「三振空振り」承知で会談するなど、どうかしている。

 安倍晋三はTPPでも同様の行動をした。トランプがTPP離脱を宣言した後も執拗に「承認」にこだわった。彼は本当のバカだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK217] オール沖縄は翁長氏に埋立承認撤回を求めるべきー(植草一秀氏)
オール沖縄は翁長氏に埋立承認撤回を求めるべきー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spepp2
17th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


「たった1回の首脳会談で解決するような簡単な問題ではない」

安倍首相はロシアのプーチン大統領との

16回目の会談

を前にこう述べた。

16回目の会談なのに、あたかも、初めての首脳会談であるかのように語る。

「息を吐くようにうそをつく」

との風聞があるが、なるほどと思わせるものがある。

上記の発言は11月21日のアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの記者会見でのもの。

この会見で、安倍首相は

「米国抜きのTPPは意味がない」

とも述べた。

その1時間後、米国のトランプ次期大統領は、

「大統領就任初日にTPPからの離脱を宣言する」

ことを、改めてビデオメッセージで全世界に発信した。

安倍首相は国連総会出席のため訪米した際の9月19日、ニューヨークでヒラリー・クリントン氏と会談した。

大統領選挙最終局面で、トランプ候補と対決しているクリントン候補とだけ会談したのである。


このことについて、産経新聞は次のように伝えた。

https://goo.gl/HZ4Dfx

見出し

安倍晋三首相とヒラリー氏の会談、米大統領選直前に“異例”
にじむトランプ氏への不信感、日米同盟崩壊への危機感

本文冒頭部分

「再びお目にかかれてうれしい。

私の政権が進めている『女性が輝く社会』にいち早く賛同の意を表明していただいたことにお礼を申し上げたい」

19日午後(日本時間20日朝)、米大統領選民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官を

米ニューヨーク市内のホテルで迎えた安倍晋三首相は、こう語りかけた。

女性政策を持ち出しつつ、クリントン氏との個人的な“信頼関係”を見せつけることで、

共和党候補のドナルド・トランプ氏への不信感をにじませたのだ。

首相が米大統領選候補者と会談するのは極めて異例だ。

ましてや投開票日まで2カ月を切っている。

外務省幹部は「会談の内容より、会ったこと自体が大きな驚きだ」として、

会談を要請したのはクリントン氏側だったと説明する。

しかし、会談すればクリントン氏に「肩入れ」したとも受け取られかねない。

それでも首相が踏み切ったのは、

日米同盟を覆しかねない言動を繰り返すトランプ氏が大統領になることへの危機感を強めているからだ。

ところが、大統領選ではトランプ氏が勝利した。

慌てふためいた安倍首相は、慌ててニューヨークにあるトランプタワーの私邸詣でを挙行した。

50万円のゴルフクラブを持参しての朝貢外交、より正確に言えば、土下座外交だった。


このトランプ私邸詣での直後に南米に移動し、APEC首脳会談に出席したのち、上記の記者会見に臨んだ。

「甘い外交」に対する厳しい現実が安倍氏に突き付けられたものと言える。

この安倍氏が満を持して、故郷山口県長門市で日露首脳会談を設営した。

日ロ平和条約締結を実現する

「長門宣言」

を発表する目論見で設営したものである。

しかし、会談は冒頭から、完全なロシアペースで行われた。

2015年9月28日に国連本部で行われた日ロ首脳会談の際、

安倍首相がロシアのプーチン大統領を待たせる遅刻を演じた。

その「返礼」を贈るかのように、プーチン大統領の日本到着は2時間半も遅れた。

山口県での会談であることを踏まえて、プーチン大統領は

宮本武蔵の巌流島での佐々木小次郎との決闘

を念頭に置いて行動したのだと思われる。

結果は、プーチンの完全勝利に終わった。

領土問題には触れることもできず、

ロシアが要求する日ロ共同経済活動を実施するための協議を開始することだけが決定された。

「成長戦略の柱」だとしてきたTPPが完全漂流し、

韓国との間の従軍慰安婦問題の解決は大きく遠のき、

日ロ平和条約締結は一気に遠く彼方に霞んでしまった。

トランプ氏のTPP離脱メッセージ発表もプーチンの2時間遅れ到着も、

安倍首相の行動による「ブーメラン」の側面が強い。

年内の東京開催を予定していた日中韓首脳会談も流れた。

「地球儀俯瞰」などと自画自賛してきた安倍外交の凋落が著しい。


安倍政権は12月22日に、沖縄の北部演習場返還の記念式典を予定しているが、

オスプレイ墜落事故を受けて式典を凍結するべきである。

北部演習場の返還は、6箇所のヘリパッド建設とバーターとされている。

しかし、新設されるヘリパッドにオスプレイが運用されることは、当初の条件に組み込まれていなかった。

しかし、オスプレイは危険極まりない飛行物体であり、これまでに多くの墜落事故を引き起こしている。

沖縄県の翁長雄志知事は、ヘリパッドにオスプレイが運用されることに反対することを知事選で明確にしている。

ところが、北部演習場の返還とバーターで提示された

高江ヘリパッドには、オスプレイが運用される。

このヘリパッド建設を容認することは、明確な公約違反になる。


したがって、翁長知事は高江ヘリパッド建設阻止を国に訴える責務を負っている。

北部演習場の返還が、

オスプレイが運用される高江ヘリパッドとセットである以上、

翁長知事は北部演習場返還に「待った」をかけなければならない。

北部演習場の返還を受け入れることが

同時に

オスプレイを運用する高江ヘリパッドを受け入れることを

意味することになるからだ。


オスプレイは

「不時着」

ではなく

「墜落・大破」

したのである。

これが居住地で発生していれば、甚大な被害が広がったことは間違いない。

「キャンプフォスターの石平ゲートの星条旗が半旗になっていた」

との情報も寄せられている。

オスプレイ墜落で乗員2名が負傷したとの報道があったが、

けがの程度やその後の経過についての報道がない。

「半旗」

は乗員の死亡を示している可能性もある。


北部演習場の返還は重要だが、

「高江ヘリパッドでのオスプレイ運用阻止」

の公約は生きている。

翁長氏は

公約を守り抜く姿勢を示す必要がある。

それがなければ、

仲井真弘多前知事と同じことになる。


辺野古米軍基地建設についても、翁長氏の対応はあまりにも手ぬるい。

「埋立承認取消」

に関する訴訟は、裁判所の権力迎合姿勢により、沖縄県の主張が退けられる方向に推移しているが、

直ちに必要なことは、

「埋立承認の撤回」

である。

「埋立承認の取消」

の場合は、

埋立承認の法的瑕疵

が争点とされるが、

「埋立承認の撤回」

は、

民意の確認などの状況の変化で正当性を有すると解釈されるものである。


翁長知事は、辺野古米軍基地建設の陸上工事を容認するスタンスを示しているが、

陸上工事も辺野古米軍基地建設の一部であり、この行為は、

「辺野古に基地を造らせない」

公約に完全に反するものである。

「あらゆる手段を駆使して辺野古に基地を造らせない」

ことを公約に掲げた翁長氏の知事当選に尽力した「オール沖縄」の支持者は、翁長知事に対して、

「直ちに埋立承認の撤回に進むこと」

「辺野古米軍基地陸上部分工事容認を撤回すること」

を求めるべきである。

同時に、

「高江ヘリパッドでのオスプレイ運用を前提とする北部演習場返還を拒絶すること」

を強く申し入れるべきである。

このような行動がなければ、

「オール沖縄とは一体なんであったのか」

との声が一気に噴出することになるだろう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 外国人介護実習生を「国別採点」する受け入れ団体の“上から目線” この差別意識には、黙っていられない(現代ビジネス)


外国人介護実習生を「国別採点」する受け入れ団体の“上から目線” この差別意識には、黙っていられない
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50482
2016.12.17 大塚 智彦 PanAsiaNews記者 現代ビジネス


東南アジア各国から外国人技能実習生を受け入れている「国際事業研究共同組合」(本部・高松市、白井知之・代表理事)という組織があるのをご存じだろうか。

同組合は、これまで受け入れてきた実習生を国別に分け、「介護技能実習生のポテンシャル」と題して「真面目で純粋で高徳な人材が集まるか」「介護への適正・性格」などを点数とともに評価した一覧表をHP上に掲載していた。

この表には東南アジアの実習生だけではなく出身国そのものを見下した、「差別的」ともとれる表現が含まれていたため、すぐさま海外を含む各方面からの厳しい批判にさらされ、組合は一覧表を削除した。

法務省や厚生労働省は現在、こうした外国人実習生を受け入れ斡旋する組織を、現在の野放し状態から統制下に組み込む組織の立ち上げを進めており、今後、問題のある組織の淘汰が進むものとみられている。

■総合評価最低のタイで批判の狼煙

「国際事業研究共同組合」はHPで同組合がこれまで受け入れてきたミャンマー、インドネシア、ベトナム、フィリピン、カンボジア、タイからの技能実習生を対象に「介護への適正・性格」「日本語学習・能力」「宗教」「日本への興味・親日度」「真面目で純粋で高徳な人材が集まるかどうか」など全8項目にわたる評価を掲載していた。

介護適正総合点(満点100点)ではミャンマーが87点と最高点であり、以下ベトナム、フィリピン、インドネシア、カンボジアと続き、タイが最低の49点となっている。

   

しかし各項目の評価に関して記載された「判断基準の詳細」を読んでみると、いずれも首を傾げたくなるものばかりであった。

たとえば「介護への適正・性格」では「心から弱者をいたわる奉仕の気持ちがあるかどうか。年長者を尊重する国民性かどうか」を評価の基準にしていることが明記されている。

また「宗教」項目の判断基準は「宗教が日本の介護施設に受け入れられるかどうか」であり、「日本への興味・親日度」では「親日国家かどうか。日本に対する強い憧れがあるかどうか」となっている。

「日本語の学習・能力」の項目では「学習能力が高いかどうか」という判断基準に加えて「日本と言語体系が似ているか。日本語能力が高い人がすでにたくさんいるか」が基準として明記されている。

この一覧表に対し、総合点で最低評価を受けたタイがまず反応した。インターネット上でこの一覧表を取り上げ「素面で評価したとは思えない」「これを公開する神経がわからない」などと批判の狼煙をあげた。

もちろん日本での反応も同様で、次のような厳しい意見がネット上に飛び交った。

「どんな国であろうと、個人によって性格や資質は大きく異なるのは当然のこと。それを国籍ごとに比較採点し、適不適のレッテルを貼るのは完全な差別行為です」

「来日する外国人技能実習生たちは言葉や文化を理解しきれていない弱いマイノリティの立場です。彼らに対してこの組織はどれほどいたわる気持ちを持っているのでしょうか」

「この採点表が存在する以上、彼ら彼女らを人格を持った対等な人間として扱っているとは決して言えません」

確かに、ごく限られた実習生の考え方や宗教などからその国の国民性を評価すること自体には無理があるといわざるをえない。さらに、実習生の日本語能力は極めて個人的な資質である。それなのに「その国の言語が日本と言語体系が似ているか」を基準にすること自体、首をかしげざるを得ない。

日本語能力に関してはミャンマーとインドネシアがともに最高評価となっている一方で、タイやカンボジアは最低レベルとなっている。これはタイ語やカンボジア語が日本語の言語体系に似ているかどうかが問題ではないと思われるのだが、どうだろうか。

そしてまた、個人の宗教がなぜ「日本の介護施設に受け入れられなければならないのか」という根源的な疑問や矛盾がこの表にはある。

「宗教」に関していえば、ミャンマーやタイが満点評価を得ているが、これは仏教徒が多数であること、そして最低評価のインドネシアはイスラム教徒が多数であることと密接に関係しているものと類推される。もはや「完全な日本人目線による一方的、偏見に満ちた評価」(外務省関係者)といえよう。

その後、共同通信や東京新聞などが「外国実習生を国別に採点 受け入れ団体HP『差別的』批判受け削除」として同組合の一覧表の件を報道したところ、「差別と言われて思い当たることがあった」(共同通信の取材に対して)として、一応は非を認めた格好だ。

■日本側に求められる姿勢

現在、同組合のHPから一覧表は削除されているが、表に関する説明も弁解も記載されていない。

このため筆者は同組合に対して「一覧表作成の真意」「誰が評価したのか」「いつ頃から実施しているのか」「今後の対応」などを問い合わせた。しかし、質問を受け付けた旨の返信はあったものの、問い合わせへの回答は一切ない。

同組合は会員企業に対して東南アジアからの技能実習生の受け入れ、紹介を業務として2005年8月に設立、高松市の本部のほかに東京、名古屋、大阪、福岡に支部を置いている。

白井代表理事はHP上で「相互扶助の精神のもと、組合員企業の健全な発展に強力寄与することを目的として異業種の協同組合としてスタートした」などとあいさつしているが、そこには企業同士の「相互扶助」しかなく、労働者として働くことになる外国人への配慮は一切見えてこない。

こうした外国人技能実習生の受け入れ、斡旋紹介を業務とする「監理団体」は現在、日本国内に約2100あまり存在し、全国の企業や介護施設などで約21万人が働いている。

外国人労働者を巡っては、これまでにも残業手当の不払い、低賃金過剰労働、宗教的差別、旅券の不法管理など数々の問題点が指摘されてきた。こうしたことなどを背景に法務省や厚生労働省は監理団体の一元管理と人権・法律上問題がある組織の是正のため、新たに「認可法人・外国人技能実習機構」を組織し、来年度の正式発足を目指している。

大手監理団体の職員に話を聞くと、「この新組織の発足すれば、現存する各団体の実態調査がまず実施され、悪質な場合には業務許可を取り消すなどして業界の健全化が進むだろう」と期待を表明した。

しかしその一方で、関係省庁から天下った元官僚がいる監理団体に対しても厳しい実態調査ができるのか、という指摘もでている。

日本で働く東南アジア出身者の多くは、経済的理由から実習生を志すケースが大半であり、今回問題となった「国際事業研究共同組合」の一覧表で図らずも露呈したような「弱者をいたわる奉仕の気持ち」や「日本に対する強いあこがれがあるかどうか」といった日本側が期待する動機を、必ずしも持ち合わせていないのが実情だ。

日本での研修を通じてそういう心境に変化していく事例がないことはないだろうが、「家族や親せきを経済的に援助するために日本を目指す」のが彼ら、彼女らの偽らざる真意である。

今後、日本側には求められるのは、そうしたボタンの掛け違い、価値観の相違、思惑のズレといったものを、きちんと理解することではないだろうか。





http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 国民はこんな役立たずの国会を許してはいけない  天木直人
国民はこんな役立たずの国会を許してはいけない 
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/17/post-5782/
17Dec2016 天木直人のブログ


 きょうの各紙が当たり前のように小さく報じている。

 国会はきょう12月17日、2回の延長を経て、83日間の会期を終え閉会すると。

 通常国会は1月下旬のになる見通しである、と。

 政治は長い正月休みに入るというわけだ。

 しかし、国会開会中に、二つの重大な出来事が起きた。

 一つはオスプレイの墜落事故だ。

 もう一つは北方領土を問題をめぐる歴史的な安倍・プーチン首脳会談だ。

 そのいずれも国民にとってこれ以上ない大きな政治問題である。

 オスプレイの墜落事故は、もはや沖縄だけの問題ではない。

 全国中に飛び回るオスプレイはどこで墜落してもおかしくない事が証明された。

 横田で墜落事故が起きたら逃げ場がない。

 大惨事になるだろう。

 犠牲者を出さなかったパイロットを英雄視し、感謝しろと暴言を吐いた在日海兵隊責任者の更迭と、オスプレイの配備見直しの二つは、国会が安倍政権に実現させる最低限の政治要求だ。

 一方の北方領土問題は、誰もが目撃した安倍外交の失敗だ。

 国会ではなく、やたらにテレビに出てそれをごまかす安倍首相の発言は、誰が聞いても虚偽だ。

 野党は今こそ共闘し、オスプレイの墜落事故と北方領土問題に関する安倍・プーチン合意について、国会延長を求めるべきだ。

 国会で追及すべきだ。

 自公両党は、いやしくも政権政党であるならば、野党の追及を堂々と受けて立つべきだ。

 ところが、国会延長という声は、どこからも出て来ない。

 それどころか、国会会期中に起きたというのに、この二つの歴史的大問題について、国会でただの一度もまともな議論が行われた形跡はない。

 カジノ法案ばかりが政局になっている。

 こんな馬鹿な国会があるか。

 次の国会まで、長い正月休みに入り、次の国会が始まる頃には、遠い昔の事のように、すべて忘れ去られるに違いない。

 これが国会だ。

 これがいまの日本政治だ。

 与党の政治家はもちろん、野党の政治家たちも一人残らず税金泥棒だ。

 解散・総選挙の事ばかり大騒ぎし、選挙でどうしたら議席を増やすか、生き残るか、その事しか関心のない政治屋ばかりだ。

 東京都には都民ファーストを掲げる政党が動き出そうとしている。

 日本の政治には、国民ファーストを実践する政党が何としてでも出て来なければいけない(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ≪日本人の3000億円献上!≫安倍・プーチン会談は安倍氏大敗北な感じ。味方の自民党からもボロクソ「山口で会談した意味ない
【日本人の3000億円献上!】安倍・プーチン会談は安倍氏大敗北な感じ。味方の自民党からもボロクソ「山口で会談した意味がまったくない」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25059
2016/12/17  健康になるためのブログ








http://this.kiji.is/182583093218869257

15、16両日の安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談を巡り、ロシアの報道や専門家の発言からは16日、北方領土問題でロシアが譲らなかったのに日本からは経済協力を得たとして「ロシアの外交的勝利」に終わったとの満足感が漂った。

 大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは16日、「シンゾウ・アベの計画はうまくいかなかった」と書き出しから報じた。長時間の会談にもかかわらず、安倍首相が国民に示すことができた成果は北方領土での「共同経済活動だけ」と皮肉った。



http://www.yomiuri.co.jp/world/20161217-OYT1T50008.html?from=ytop_main2

英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は16日、日露首脳会談について、「クリル諸島(北方領土を含む千島列島)での協力で合意」との見出しで速報した。

 「共同経済活動」については、「ロシアのいかなる主権も認めてこなかった東京にとっては大きな一歩だが、モスクワ側から目立った譲歩はなかった」と分析。「プーチン氏の大きな外交的勝利とみられる」と結論付けている。



http://mainichi.jp/articles/20161217/k00/00m/030/136000c#csidxaa8caaf728952718449290380f2ece4

韓国メディアは16日、日露首脳会談について、安倍晋三首相が北方領土問題を巡りロシアのプーチン大統領に「敗れた」(中央日報電子版)などと、領土問題で日本に成果がなかったことに焦点を当てて伝えた。

 韓国日報の電子版も、北方領土問題を解決すると世論に「宣伝」してきた安倍氏は小さくない傷を負ったと指摘した。中央日報は、プーチン氏が、多額の経済協力を取り付ける実益を得たと評した。



http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600865&g=soc

16日に終わった日ロ首脳会談で、北方領土返還に関する内容は明らかにされず、今度こそという思いで見守った元島民は「がっかりだ」「2島もだめなのか」と口々に落胆の声を漏らした。

 「期待はずれだ」。歯舞群島・多楽島で生まれた武隈聡さん(73)=北海道根室市=は、共同記者会見の内容に「今回こそと信じていたが、歯舞、色丹すらだめとは本当にがっかりだ」と悔しがり、「この先の経済協力が最初の一歩なら解決はいつになるのか」と語気を強めた。

 歯舞群島を9歳で離れた中陣さつ子さん(80)=富山県黒部市=は「今回が最後のチャンス。生きている間はもう無理だろう」と失望を隠せない様子で話した。



以下ネットの反応。






























日露首脳会談が終了しましたね。最初は「2島返還は確実」のような雰囲気(報道含む)だったのが、終わってみれば3000億円渡すだけという悪夢のような結果になりました。下手したらロシアの統治を認めたということにもなりかねません。期待を煽った分、落胆も大きい感じです。

「私が終止符を打つ」と言っていた安倍総理がテレビ出演して必死に弁明していましたが、さすがに寒々しい空気が漂っていましたね。

残された道は今日・明日の世論調査で内閣支持率をアップさせてうやむやにするぐらいでしょうか。

今回ばかりは「大失敗外交」と言われても仕方がないでしょう(もうみんなから言われてるけど)。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK217] プーチンの親心、拙速化な平和条約は米国の沖縄再占領につながり日本を憂慮する
プーチンの親心、拙速化な平和条約は米国の沖縄再占領につながり日本を憂慮する
http://blog.livedoor.jp/mkld4001/archives/52074114.htmlより)

昨夜22時ののテレビ朝日のニュース報道で、今朝の長門は雪。

会談ニュースで

プーチン大統領は、
オバマ大統領下では日ロ平和条約締結は米国の沖縄再占領につながり日本を憂慮している。
そしてそれは、
ロシアの安全保障にも関係する問題に発展すると危惧していると考えを示した。

これは暗に、トランプ大統領になればノープロブレムであるということ。
オバマが、プーチンに対して民主党へのサイバー攻撃をダシに最後の抵抗をしている。

聡明な安倍総理はこのオセロをものにできるか?君子豹変を期待する。
来年の1月20日トランプ大統領就任式が待ち遠しい。

小池都知事は小池新党と公明党とで選挙協力にこぎつけたようだ。
徐々に外堀が埋められている。がんばれ小池知事。

もちろん、デュテルテ大統領はずーっと真っ白だ。

しかし、安倍総理は黒から白に豹変できるだろうか?
プーチン、トランプ主導で米ロ関係改善後に、初めて世界のガラガラポンが始まるようだ。
来年の1月20日が愉しみ。

誰かさんの掌の上での猿芝居が終演を迎え始めるその瞬間を。
世界が待っている。

でもこれを理解している人間は、1パーセント未満
99%は無知の知も認識してない。
それが大問題。

(引用終わり)

誠に信頼、信義は重要だが、
この<<99%は無知の知も認識してない>>はとても心配だ。

人間の政治リテラシィーの低下が、文明文化の終焉に行き着くことを物語っているように感じるのは、
私だけだろうか?
きっと、それはとりこし苦労か?


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍首相と小池都知事とは双生児ほどよく似ている。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5858.html
2016/12/17 06:33

 安倍首相と小池都知事とは双生児ほどよく似ている。泰山鳴動して鼠一匹どころか、むしろマイナスというのが共通だ。

 小池氏はオリンピックの施設整備で「レガシー」を連呼して、結局ボートでは使い物にならない海水の競技施設を会場にしたし、有明を開発してレガシー特区にする、というバカバカしい結論だ。わずかに予算を削減したと胸を張るが、元々常識はずれの予算を少しだけ削ったに過ぎない。依然として非常識な高額建設費であることに変わりない。

 安倍氏は何もかもすべて大ホラだった。拉致被害者を私が北朝鮮から連れ戻す、と大ホラを吹いたが、結論やいかに。彼は常々「政治は結果だ」と民主党政権時代の経済をボロクソに批判していたが、それ以上のボロボロ経済にしたのはアベノミクスではないか。

 今度という今度は言い繕うことは出来ずに「私の目算が狂っていた」と素直に謝罪するのかと思ったら、「領土交渉する出発点に着いた」と日露共同宣言の「二島返還」よりも後退したことも忘れているようだ。安倍氏は間違いなく日本の領土問題を遙か彼方まで後退させた。出発点どころではない、プーチン氏は「領土問題をツベコベ言わずに早くカネを出せ」と脅しているだけではないか。

 虚言壁のある政治家という意味で安倍氏と小池氏は双生児ほどに通っている。国民はその欺瞞性と大ホラに一日も早く愛想を尽かすことだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 小池、新党を作って、公明・野党と連携か+カジノ法案、公明・山口代表は反対。一太はクチだけ(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/25065839/
2016-12-17 11:19

 まず、『カジノ法案の参院決議、公明・山口は賛成?&反対を唱える自民・一太などは造反するのか?http://mewrun7.exblog.jp/25039643/』の続報を・・・。

 14日の参院本会議でカジノ法案の議決が行なわれたのだが。公明党の山口代表は、しっかりと反対票を投じていた!(**)心から敬意を表したい。"^_^"

 BUT、あの熱心にブログに「カジノ法案の反対」を連載していた自民党の安倍っ子・山本一太氏は、とっとと賛成に回ってしまった様子。

<その要因が、法案に修正がなされたことなどに加えて『安倍総理がカジノ解禁に反対していないこと。加えて、敬愛する政界の「アニキ」であり、恩義も感じている菅官房長官が法案の推進派であること。過去のブログでも触れたように、この2人は自分にとって「特別な存在」だ』であるとは・・・。まさに口先ばっかの腰巾着!(-"-)>

 また、超保守派の西田昌司氏も造反を示唆していたのだが。報道を見る限り、造反していなかったようだ。
 自民党の議員たちも、みんな腰砕けなのである。_(。。)_

* * * * *

 山口氏&公明党に関して言えば・・・。mewは個人的にひとりの政治家として、以前から山口那津男氏が結構好きだったので(考え方、わかりやすい説明の仕方などが)、結局、安保法制を認めちゃった時にはが〜っかりしたし。今回のカジノ法案も、「公明が反対しても成立する」とか言ってたから、ダメかな〜と思っていたのだけど。
 ここで、井上幹事長と共に山口代表が反対票を投じてくれたのは、大きなことだと思う。<この際、都議団と同様に、連立解消も考えて欲しいな〜。(・・)>

 ただ、公明党は自主投票にした結果、衆院では賛成22人、反対11人(その他2)で、賛成の方が多かったのだけど。参院では賛成18人、反対7人で、賛成の割合がもっと多かったとのこと。(>_<)
 創価学会(特に婦人部)は、カジノ法案に反対、慎重だと聞いていた&公明党自体、もともとは
リベラルな面が強い中道政党のはずなのに・・・。すっかり自民党に毒されちゃってるな〜と、改めてしみじみ感じてしまったmewなのだった。_(。。)_
<賛成した方が、閣内とかで出世できるとか思う人もいたりしてね。^^;>

『カジノ解禁法案をめぐる14日の参院本会議採決では、党議拘束を外して「自主投票」にした公明党25人のうち、西田実仁参院幹事長ら18人が賛成、山口那津男代表、魚住裕一郎参院会長ら7人が反対した。
 採決後、山口氏は記者団の問いかけに無言。魚住氏は「違法なものを政府にやらせることになる」と反対した理由を語った。

 公明党の参院議員のカジノ解禁法案の賛否は以下の通り。(敬称略)

 【賛成】秋野公造▽伊藤孝江▽石川博崇▽河野義博▽熊野正士▽佐々木さやか▽杉久武▽高瀬弘美▽竹谷とし子▽谷合正明▽長沢広明▽新妻秀規▽西田実仁▽平木大作▽三浦信祐▽宮崎勝▽矢倉克夫▽山本香苗

 【反対】魚住裕一郎▽里見隆治▽浜田昌良▽山口那津男▽山本博司▽横山信一▽若松謙維(朝日新聞16年12月14日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 次に、『都公明、自民と連立解消〜小池&非自民が組んで、議会や選挙で自民と戦うのか?http://mewrun7.exblog.jp/25063439』のつづきを・・・。

 小池百合子氏自身は、まだ自民党の党員であるはずなのだが。先日、自分を都知事選で支援してくれた区議7人が自民党から除名処分を受けることに。<うち5人は「都民ファースト」なる会を立ち上げた。>
 しかも、公明党の都議団が自民党との連立を解消。自民党が小池知事に対抗する姿勢を示しているのに対して、公明党は小池都政に協力する意向を見せており、都議会や都議選でも連携する可能性が出て来た。(・・)

 ・・・となると、いよいよ現実味を帯びて来るのが、小池新党の設立の話である。(**)

 小池氏は、最初から何が何でも新党を作ろうという気があったわけではなくて。自民党その他に小池新党orグループをうまく意識させながら、自分にペースで都政を行なうことを第一に考えていたのではないかと察するのだが。

 東京五輪の競技施設の見直しなどで、森元首相を中心すると政府サイドがかなり強権をふるって来て、小池氏らの策を潰そうと(潰した)し。
 二階幹事長や下村都連会長などの自民党本部サイドも、小池氏への敵対心をあらわにじようとしていることから、もし本当に公明党の支援が得られるなら、小池氏も思い切って新党立ち上げを検討するかも知れない。(@@)

<むしろ新党結成に追い込まれたと見る向きもあるようだが・・・。^^;>

* * * * *

 昨日も書いたように、都議会では、自民党は過半数の議席を持っていないのである。(・・)


『新党結成に追い込まれた 小池知事の“隠し玉"は成功するか

 「小池塾」の塾生を来年夏の都議選に擁立すると発表した小池都知事。大新聞テレビは「自民と対決鮮明に」などと大ハシャギしている。しかし、この時期の候補擁立の発表は、追い込まれた裏返しだ。

「いずれ国政に戻って総理を目指すつもりの小池さんは、ホンネでは自民党と決裂したくない。だから、離党もしていません。なのに、都議選の半年以上も前に候補擁立をブチ上げたのは、焦りです。五輪会場の見直しも不調に終わった。小池劇場を維持するためには、新党しかないということです」(都政関係者)

 追いつめられた小池知事は、都議選では民進党と連携するつもりらしい。「改革を目指す人たちは既存政党の中にもいる」と呼びかけ、民進党の蓮舫代表は「協力できることがないか探ってみたい」とエールを送っている。

「民進党にとって怖いのは、都議選が〈自民VS小池新党〉になり、埋没してしまうことです。実際、大阪は〈自民VS維新〉となり、民進党は一掃されてしまった。最悪の事態を避けるために小池新党とタッグを組むつもりです。組織がない小池さんも、42ある都議選の選挙区を1人で戦うのは厳しく、側面支援してもらえればありがたい。利害が一致するのでしょうが、民進党に接近するのは苦しい証拠です」(民進党関係者)

 追いつめられた小池サイドが“起死回生策”として考えているのは、大物財界人を使って、森喜朗から五輪問題の主導権を奪う作戦だという。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「五輪問題は〈東京都、組織委、国、JOC〉の4組織が並列で、最終的な意思決定者が不在なため、なかなかモノが決まらない。2兆円ともされる五輪の費用も、どの組織がいくら負担するかハッキリしないままです。結果的に森喜朗さんが主導権を握っている。そこで、小池知事は、4組織を統括する組織を新たにつくり、トップに大物財界人を据えるプランを考えているといいます。国民が納得し、森喜朗さんも逆らえない人物を選定中だと聞いています。小池知事の“隠し玉”です」

 とうとう「新党結成」にまで追い詰められた小池。果たして、隠し玉は成功するのか。(日刊ゲンダイ16年12月13日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『公明・民進に秋波 小池知事が狙う“自民vs非自民"分断工作

 12日から始まった東京都の小池百合子知事による業界団体からのヒアリング。来年度の予算編成に向け、計60団体から要望を聞くということだが、これはまさに都議会自民党の力の源泉を奪い取るものだ。

「都議会自民は例年9月に、独自に業界団体から予算要望を受けていた。今年も7日間かけて実施済みなのに、政党復活予算の200億円が廃止となった今、業界に恩を着せることができなくなったうえ、その役割を小池知事に取って代わられてしまった。自民が激怒するのは当然でしょう」(都庁関係者)

 長年、自公が足並み揃えて主導してきた都議会だが、その光景は今や、「自民VS非自民」にすっかり様変わりだ。開会中の今議会でも、自民が質問の事前通告をせず、知事と敵対姿勢を鮮明にしたのに対し、公明、共産、民進は知事サイドと答弁調整する友好ムード。公明議員は「答弁がよかった」と小池知事を褒めたほどだ。

 ■公明・民進とともに「自民包囲網」

 この構図は、現在、真っただ中にある来夏の都議選に向けた候補者擁立でも同様だ。

「毎回、全員当選が至上命令の公明ですが、今度の都議選は定数変更の選挙区が4カ所あることや新人が増えることもあり、既にピリピリムードです。小池新党ができるのかどうか分かりませんが、いずれにしても公明は小池系候補とできる限り選挙区をすみ分けたいと思っている。民進党も同じで、小池系候補と選挙区のすみ分け調整を行うことになるでしょう。小池知事は、今月6日に行われた東京15区選出の民進党・柿沢未途衆院議員と柿沢夫人である野上ゆきえ都議のパーティーに出席した。蓮舫代表も小池知事にエールを送っている。民進候補の多くが『民進公認・小池推薦』という形になるかもしれません」(都政記者)

 小池知事が口にしている「党籍を問わず」という言葉がミソだ。政治塾から候補者を擁立するにしても、それだけで都議会の過半数(64議席=定数127)を制するのは無理。小池知事は、「非自民」で過半数を狙っていて、「そのために、むしろ小池知事の方が公明や民進に秋波を送っている」(前出の都政記者)という。

 都議選前の来年2月に行われる千代田区長選でも、小池知事は自民党のドン・内田茂都議と反目しあう現職・石川雅己区長の支援を決めている。都議会自民をますます悪役に仕立て上げる小池知事。公明・民進とともに自民包囲網を完成させることになるのか。(日刊ゲンダイ16年12月14日)』

 公明党さえ離れてしまえば、自民党は都議会でも好き勝手できないし。国政選挙でもアウトになってしまうわけで。公明党の良識ある政治行動が、日本や東京を変える大きな鍵になるんだから、ちゃんと考えてね〜とお願いしたい気持ちになっているmewなのだった。m(__)m

  THANKS

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK217] カジノ法案採決で山本太郎が議場に向かい「セガサミーやダイナムのためか」と本質を絶叫! でもマスコミは(リテラ)
                 「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイトより


カジノ法案採決で山本太郎が議場に向かい「セガサミーやダイナムのためか」と本質を絶叫! でもマスコミは
http://lite-ra.com/2016/12/post-2778.html
2016.12.17. カジノ法案採決で山本太郎が本質を暴露  リテラ


 またもや“あの男”がやってくれた。自由党共同代表の山本太郎参院議員のことだ。

 15日未明に成立した、カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備推進法案だが、14日の参院本会議採決の際、山本氏はひとり「牛歩」戦術を敢行。多数のヤジをものともせず、強行採決に抵抗の意を示したのだ。

 牛歩自体は、伊達忠一参院議長の権限で投票時間を1分以内に制限され、反対票を投じるべく長時間には及ばなかったものの、しかし、この男の目的は、やはりパフォーマンスではなかった。壇上へゆっくりとあがり終え、伊達議長から「まもなく投票時間となります」と告げられた次の瞬間、山本氏は突然、議場の方を向き直し、大声でこう叫んだのである。

「パチンコやスロットの規制をせずに、どうして次の賭場を開くようなことさせるんだよ! おかしいだろって!!」

 そして、鋭い眼光で議場を見渡しながら、腕を振り、次から次へと指を指して、議員ひとりひとりに対し政治家としての資質を問うたのだ。

「誰のためにやるんですか! セガサミーか? ダイナムか? 外資か? 国民のための政治をやれよ!!」

 パチンコ業界大手の企業名まで具体的に出したことに、議場は騒然。だが、山本氏の叫びは、間違いなく国民の多くの声を代弁したものだ。

 そもそもこの法案はIRなどと言い換えているが、実際は賭博を法的に認める「カジノ解禁法案」で、その影響によるギャンブル依存症患者の増加が医師や専門家からも懸念されている。国内で「病的ギャンブラー」と判断される人は全国で536万人にものぼるといわれており、そのうちの多くが、パチンコとスロットにのめり込んだ人たちだ。


 山本氏は13日の参院内閣委でも、パチンコやスロットなどによるギャンブル依存症の危険性を指摘しながら、国がこれまでほとんどケアをしてこなかったことについて、こう糾弾している。

「パチンコ・スロットのホール、全国のローソンよりも多い1万2000館。世界中にあるパチンコ・スロットの機器が720万台中で、3分の2が日本にある。これ、誰がつくり出したんですか? 国ですよ。政治ですよ。それに対する依存症患者がたくさんいると思われる。すでに重症化している人たちたくさんいますよ(略)。それを国として野放しにするような状況で、ずっとエスカレートさせてきた現実があるじゃないか。カジノ解禁、じゃないんだよ。IRがどうしたって話じゃないんだよ。まず目の前のここに対策しろっていう話だと思うんですよ。それが政治なんじゃないのか?」

 だが、安倍政権はこうした問題を置き去りにしておきながら、カジノ解禁法案についてほとんど議論することなく、強引に成立へと導いてしまった。その拙速な成立の裏には、山本氏が国会で「セガサミー(のため)か?」と叫んだように、安倍首相とセガサミーホールディングス会長・里見治氏の“蜜月関係”があるとみられている。
 
 パチンコ業界大手のセガサミーは、12年に韓国のカジノ企業と合弁会社を設立、来年4月には韓国・仁川に大型カジノリゾートをオープン予定で、今回のカジノ解禁法案の恩恵を大きく受ける企業だ。セガサミーはここ数年、国内カジノ利権の主導権を握るため政界工作を行ってきたといわれており、事実、13年に開かれた里見会長の愛娘の結婚披露宴には、森喜朗ら首相経験者や菅義偉官房長官などの大物閣僚が駆けつけて、とりわけ安倍首相は新婦側の主賓まで努めている(ちなみに、このセガサミーと安倍首相の関係に関しても山本氏は13日の内閣委で堂々と述べていた)。

 さらに「選択」(選択出版)13年9月号の記事では、里見会長の側近の一人が「参院選前に、里見会長は安倍首相に五千万円を手渡した」と吹聴したと報じられるなど、カネをめぐるキナ臭い噂も流れている。

 また、IRの大阪誘致を目論むなど自民党以上にカジノ解禁法案に積極的だった日本維新の会も、セガサミーとは無関係ではない。橋下徹氏(現・法律政策顧問)は大阪市長時代に「大阪カジノ構想」をぶちあげたが、その橋下の大学時代からの友人で、松井一郎大阪知事(当時)が13年に大阪府教育長に抜擢した中原徹氏は、部下へのパワハラが発覚し辞職してからわずか1カ月あまりで、セガサミーホールディングスの役員に就任している。

 カジノ解禁をめぐる疑惑はまだある。しんぶん赤旗が12月8日付で、カジノ解禁推進法案を提出し成立を推進した議員のうち3人に、カジノ関連業者から献金やパーティ券購入があったことを報じた。これによれば、自民党の西村康稔議員、平沼赳夫議員、日本維新の会の小沢鋭仁議員の各政治資金団体や代表を務める政党支部に、ギャンブル関連会社から合計で691万円分の献金やパーティ券購入があったという。

 とくに平沼議員にはセガサミーの経営者から3年間で計450万円の個人献金が、小沢議員はダイナムジャパンホールディングスから計130万円分のパーティ券購入が政治資金収支報告書から判明。ダイナムはパチンコホールを全国チェーン展開する大手企業で、すでにカジノへの参入を表明している。

 まさに、山本議員が叫んだ「セガサミー」と「ダイナム」というギャンブル関連業者から資金を受けた議員らが、カジノ法案を強固に推進していたのだ。これは企業への利益誘導であり、贈収賄の疑いさえある。実際、カジノ法案の審議がスタートしただけで両社の株価は高値をつけている。

 ところが今回のカジノ解禁法案を巡って、大手メディアがこうした数々の癒着疑惑を踏み込んで報じる気配は皆無。一応、毎日新聞と朝日新聞だけは、しんぶん赤旗の報道を受け、12月14日付で維新・小沢議員のダイナムのパーティ券問題を報じてはいる。しかし、これはその前日の参院内閣委員会で、共産党の大門実紀史議員からこの一件について追求された小沢議員が返金する考えを示したことで、初めて報じたにすぎない。明らかに腰砕け状態なのだ。

 なかでもお笑いなのは産経新聞だ。ウェブ版「産経ニュース」14日付では、「自由党の山本太郎代表がまた『牛歩』 参院議長の『1分以内』警告であえなく退散」なるタイトルで山本氏の牛歩を揶揄したが、一方、そのなかで〈大声で「ギャンブル法案には反対だ」と叫び、反対票を投じた〉と書くなど、山本氏が癒着疑惑を追及したセガサミーとダイナムの企業名を露骨にネグっていた。「物言う新聞」を自称する産経だが、聞いてあきれるではないか。

 国内カジノの開業は、今後1年以内に政府が実施法案を国会に提出し、可決されてはじめて解禁される。表向きはカジノ解禁法に反対している大手マスコミだが、安倍政権や維新との癒着の報道に尻込みしているところみると、疑惑追及にはほとんど期待できない。

 だからこそ、山本氏にはこれからも国会内外で存分に暴れまわってほしい。そして、本サイトもカジノ解禁がいったい「誰のため」なのか、明らかにするために、取材を続けるつもりだ。

(編集部)



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 鈴木宗男と佐藤優が 安倍総理主導の日露会談を高評価 「満点。北方領土返還がほぼ決まり」  (BSフジ・プライムニュース)
              安倍総理主導の日露合意を 高評価した 鈴木宗男と元外交官の佐藤優
      
   
         
12/16夜8時から放送されたBSフジ・プライムニュースで鈴木宗男、元外交官の佐藤優が、安倍総理主導の今回の日露首脳会談を高評価しています。

ほとんど満点とまで言い切っている。

それはどういうことなのでしょうか?
  
   
  
■ 合意で領土返還に具体的に言及しなかったのは日露の戦略  平和条約を目指すことで返還は自動的に行われる
  
  
以下が佐藤優の説明です。

プーチン大統領はロシア国民の反発を恐れてあえて領土問題には触れなかった。
その代わり平和条約締結に向けて進めると断言した。

今回のkの日露合意で平和条約と二島返還にフックをかけたのである。
後はこのフックをゆっくりと引いていくと平和条約そして2島返還を実現できることになる。
(1956年の日ソ共同宣言により、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島は日本に返還すると約束済み)

島民の手紙がプーチンの心を揺さぶった。
島民の手紙では4島をすぐ返せ!ということは言わずに、今のロシアの住民と元島民が仲良くやっていこう、紛争の地を共生の地にというアピールになっている。

これを見てプーチンは、これは安倍総理による安倍は本気だとの戦略的メッセージであり、日露の平和を望んでいると確信した。
だからこの合意にGO!を出した。
   
(質問)北方4島での共同経済活動は、ロシア法でも日本の法でもない特別な制度で行われる。
    これは可能なのか? 例えば交通事故を起こした場合は?

(佐藤優の回答)
ロシアの法律でもなく日本の法律でもない新たなの制度の下で行うのは可能である。
例えば特定の件について、属人主義で日本人の場合は日本の法律で対処する策もある。
現に、現在の北方4島のビザなし交流でも、日露どちらの立場も毀損しないような兼ね合いで対応している。
     
        
   
■ 鈴木宗男も今回の日露合意を日本にとって満点と評価
  
  
以下が鈴木宗男の説明です。

今回の安倍総理主導の日露首脳会談は日本にとって満点だった。
北方領土の返還は必ず行われる。
安倍総理もプーチン大統領も平和条約の締結が経済よりも一番大事だと明言した。
(1956年の日ソ共同宣言により、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島は日本に返還すると約束済み)

国民のナショナリスムがあるため、2018年のロシア大統領選の後に具体的な返還の動きになる。
  
  
  
■ 私も鈴木宗男、佐藤優と同様、日露首脳会談を高評価した 
   
   
昨日私は今回の日露合意について、そのポイントと成果をまとめて阿修羅の下記に記事を投稿しました。

『安倍・プーチン日露首脳会談は 北方領土返還に向けた大きな合意「特別な制度下での共同経済活動」という成果を得た』

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/644.html
   
   
その中で、1956年の日ソ共同宣言で平和条約締結後に二島返還が約束されていることを挙げ、今回の合意では平和条約締結に向けて進めることが明言されたので、返還への突破口になった。
日本にとって大きな成果である。

以上のように私は日露首脳会談を高評価しましたが、鈴木宗男、佐藤優も同様に高評価したわけです。
   
  
     
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍も小池も口だけのひと。言うのはタダだ。いつまでも言ってろ!(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-2332.html
2016年12月17日


 なんか笑っちまうなあ。ペテン総理もぼったくりバーのチーママ・小池君も、ようするに口先だけのお人形ってことなんだね。言うだけならタダですから。

 で、まずはペテン総理。プーチンにいいように振り回されて、たどりついたのが「新たなアプローチに基づき、共同経済活動を行なうための特別な制度について交渉を開始する」だとさ。北方領土の「ほ」の字もありません。しかも、「新しいアプローチに基づく共同経済活動」ってのも、まったく具体的な説明はないんだね。

 「互いに主権を主張する両国の立場を害するものではないことに立脚」なんてことも言ってるんだが、これはようするにロシアの法の下での共同経済活動」ってことを暗にほのめかしいるようなものなのだろう。そりゃあ、土建政治の幹事長・二階君も「国民の大半ががっかりしている」と肩を落とすわけだ。もっとも、こんなグータラなことになるのは、土建政治のシェンシェイに言われずとも、国民の大半はそんなこったろうと思ってたんじゃないのかねえ。

 それにしても、会談後のペテン総理の饒舌なこと。この男は、ペラペラしゃべるたびに、その薄っぺらさが露呈しているのがわかってないんだろうね。哀れなひとなんだなあとつくづく思う。

・平和条約へ「真摯な決意」 日ロ首脳が声明 北方領土帰属は言及なし
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016121790070400.html

 でもって、ぼったくりバーのチーママ・小池君だ。なんとまあ、最後の砦だった横浜アリーナ案も撤回して、有明アリーナ建設でシャンシャンです。さんざん引っ張ったあげくにこれだもん。「復興五輪」なんて言葉で煽られた東北の人々にとっては、ただの取引材料にされたようなものだ。

 大山鳴動しただけで鼠一匹出てこなかったとあっちゃあ沽券に関わるってことなのだろう。今度は、「コンラッション方式」だの「レガシー・エリア」だのとお得意のアドバルーン上げてるんだから、懲りないおひとだ。ペテン総理と同じで、そのための具体的な政策はまったく闇の中。だからなんなんだよ、ってなもんです。

・小池知事が「有明」新設案を表明 「時間を浪費したとは思っていない」
 http://news.livedoor.com/article/detail/12425208/

 日本映画華やかなりし時代、大映社長の永田雅一の大言壮語は「永田ラッパ」と揶揄されたものだが、それでもどこか憎めない愛敬があったもんだ。でも、ペテン総理やチーママ小池君の「ラッパ」には愛敬の微塵もありません。そこにあるのは、自らの面子を保つためおためごかしなんだね。こういう政治屋が、いつかは面子のためなら国も売る・・・ってことになるのだろう。



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK217] これは、ショックだ。日露首脳会談後、ロシアメディアが最初に質問したこと 
これは、ショックだ。日露首脳会談後、ロシアメディアが最初に質問したこと
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5a004a1ac60dafb2157fe4427988c349
2016年12月17日 のんきに介護


竹内明 Mei Takeuchi ‏@nygangsta0327さんのツイート。


――日露首脳会談後の会見で、ロシアメディアからの最初の質問はプーチンに「シリア情勢」を問うものだった。〔20:09 - 2016年12月16日 〕—―


   














http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 自公に亀裂走らす 「創価学会婦人部」のオバちゃんパワー 都議会にとどまらず国会も(日刊ゲンダイ)
           


自公に亀裂走らす 「創価学会婦人部」のオバちゃんパワー
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195961
2016年12月17日 日刊ゲンダイ

  
   「信用は崩れた」と言った東村幹事長(右)/(C)日刊ゲンダイ

 都議会の12月定例会が15日、閉会した。最大のトピックは長年、手を携えてきた自公両党に深い亀裂が走ったこと。両党の溝が決定的になったのは14日。公明独自の議員報酬削減案を巡って、東村邦浩幹事長が自民と対立したことを記者団に明かし、「自公連立で一貫してやってきたが、信義は完全に崩れた」と断言した。

 突然の「決別宣言」の裏には、支持母体である創価学会の“意向”が強く働いているという。

「今回は、学会本部から“業務命令”が下り、強い発言に至ったようです。特に怒りを募らせているのは婦人部のオバさんたち。『報酬削減や豊洲問題解明に後ろ向きな自民にどこまで付き合うの』などと、とにかく突き上げがスゴイ。もともと、小池知事には同情的で『自民の“小池さんイジメ”に加担しないで』とのべつまくなしで文句タラタラだそうです」(都政記者)

 オバちゃんパワーが自公を引き裂くのは都議会だけとは限らない。婦人部にはギャンブル狂の亭主に苦労した人も多い。当然、カジノ解禁法の成立には不満爆発である。

「ギャンブルへのアレルギーが強い上、拙速な議会運営にも『強引すぎる』とカンカン。大事な大事な都議選を来夏に控え、学会も公明党も婦人部の怒りを鎮めるのに必死。都議会での自公連立は、国会より歴史は長く、『解消』のインパクトは強い。あえて都議会で宣言させることで、国政にもクギを刺したのも、婦人部をなだめるためです」(前出の都政記者)

 国政にもヒビが入れば、首相周辺がチラつかせてきた「早期解散論」も絵に描いた餅だ。学会票を失えば、自民党は選挙どころではないだろう。実際、15日付の産経新聞は「衆院解散 1月見送り 来秋以降」と報じていた。既に自公の間で不協和音が鳴り響いている証拠かもしれない。

「最近の国政レベルでの自民と維新のズブズブの関係について、公明が不満を持っているのは間違いないでしょう。また、カジノ法案採決時に、山口代表が反対票を入れた意味は大きい。党の代表として支持者の声を代弁し、自民へ抗議したということです。今後、両党の関係がギクシャクしていく可能性も考えられます」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 婦人部のオバちゃんパワーが、国政まで揺るがしている。


























http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK217] トランプを待ち受けるロシアサイバー攻撃疑惑の深刻性−(天木直人氏) :国際板リンク
トランプを待ち受けるロシアサイバー攻撃疑惑の深刻性−(天木直人氏)

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/723.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 覇権体制派のオバマ大統領、クリントン財閥の大逆襲が始まる
覇権体制派のオバマ大統領、クリントン財閥の大逆襲が始まる
http://blog.livedoor.jp/mkld4001/archives/52074145.htmlより)

昨日のテレビ朝日のニュースステーション、今日のNHKニュースを聞いていると、
世界覇権国家米国内において、民主党クリントンのメール漏洩問題をロシア政府の仕業とし、
プーチン大統領を名指しで非難していると同時に、2つの中国容認発言を理由に、
非覇権体制派のトランプ次期大統領(将来的には反覇権体制派になりそうな)をイジメにかかっているようだ。

この覇権という言葉、そして
新世界自由主義NWO
国際金融資本(ヨーロッパでのロスチャイルド系金融機関、米国でのロックフェラー系金融機関)

の意味を押さえれば簡単なことなのだが、
マスコミが正確に報道しない(というか理解していないので)のでいつも堂々巡り。

真実を伝えるマスコミがでてきても良さそうなものだが。
かりに出てきたとしても、聞く耳を持っている人間が99パーセントでは

馬耳東風

馬の耳に念仏

猫に小判

犬も歩けば棒に当たる


いっそのこと、第三次産業革命のAI、ディープラーニングを待つしかないようだ。

遅くともあと5年もすれば、AI革命は始まっている。

まあ、それを待つのも恋人を待つように楽しいものだ。

(引用終了)


それまで皆さん辛抱しましょう。

あと5年もすれば、世界は見違えるような世の中になっている。

20世紀は、戦争(競争)とインフレの時代

21世紀は、平和(協力)、助け合い、共用(シェアリング)、デフレ(限界費用ゼロ)

であり、これからはテスラとウーバーを見ていると変化が解ります。

実に面白い。5年間が始まる

夢ではなく、現実でお会いしましょう


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 日ロ首脳会談、ロシアメディアが「ロシアの外交的勝利」と報道!「シンゾウ・アベの計画はうまくいかなかった」
日ロ首脳会談、ロシアメディアが「ロシアの外交的勝利」と報道!「シンゾウ・アベの計画はうまくいかなかった」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14671.html
2016.12.17 12:40 情報速報ドットコム



日ロ首脳会談



先日に行われた日ロ首脳会談について、ロシアのメディアが「ロシア外交の勝利」などと報道しました。ロシアのメディアは一番重要な北方領土に関して、ロシア側は全く妥協せずに経済協力を勝ち取ったとしています。

それに対して「シンゾウ・アベの計画はうまくいかなかった」と日本の状況を指摘し、結果的にロシアの勝利であると取り上げました。

ロシア側としては北方領土の問題を棚上げにした時点で勝利だったと言え、共同経済活動を通して日本側が容認したという方向にするつもりだと思われます。


「外交勝利」とロシア報道 首脳会談終え
http://this.kiji.is/182583093218869257?c=39546741839462401

 【モスクワ共同】15、16両日の安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談を巡り、ロシアの報道や専門家の発言からは16日、北方領土問題でロシアが譲らなかったのに日本からは経済協力を得たとして「ロシアの外交的勝利」に終わったとの満足感が漂った。



日ロ首脳会談 安倍総理「突っ込んだ議論できた」(16/12/16)


山口県での日露首脳会談―平成28年12月15日



以下、ネットの反応




















会談の行方は・・・“前進”求めた元島民に期待と不安(16/12/16)


金子勝:日露首脳会談で触れられない領土問題と石油をめぐる経済


記事コメント


日本の大手マスコミだけですよ。
「日ロ交渉は安倍総理の敗北」と報じないのは。
大手マスコミが腐っている限り安倍政権は安泰でしょう。
なにしろ日本人の大部分は安倍政権に有利な間違った情報しか与えられないのですから。
[ 2016/12/17 12:45 ] 名無し [ 編集 ]


「ロシアを(シンゾウアベから)守った」
[ 2016/12/17 12:46 ] 名無し [ 編集 ]


ロシアメディアに返す言葉がありません。
安倍外交の完全敗北です。
[ 2016/12/17 12:47 ] 名無し [ 編集 ]


それでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでもそれでも
支持率は高くなるから大丈夫だよ(^_^)


[ 2016/12/17 12:55 ] 名無し [ 編集 ]
もし仮に北方領土が安倍ボンの頑張りによって日本に返還されてたらロシアメディアはちゃんと真実を伝えるのだろうか?
日本の大手メディアはどっちに転んでも安倍ボン賛美しかしないから辟易です。
[ 2016/12/17 13:06 ] リアルゴリラ [ 編集 ]


40歳後半ですが、少なくとも私が生きている間に一島でも戻って来ることはないでしょうね。
[ 2016/12/17 13:08 ] 名無し [ 編集 ]


外交ってこういうのもそうなのか?? 選挙に行かないと、どんどん「外交」されちゃうよー


2016/12/15 日本経済新聞 電子版


英原発に1兆円支援 政府、日立受注案件に
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H8E_U6A211C1MM8000/?dg=1

[ 2016/12/17 13:13 ] 名無し [ 編集 ]


どう持ち掛ければ安倍がカネをホイホイ出すか、各国ともよく知っているってことでしょうね
[ 2016/12/17 13:17 ] 名無し [ 編集 ]
安倍晋三は、自分の在任中は支持率アップだけで国民の幸福は考えていないのです。四島返還は、口実で有ることがわかりました。
政治的パフォーマンスでした。
プーチンに食い逃げされました。
安倍晋三は、税金を何とも思っていない。


プーチン大統領の罠に引っ掛かったね。
ロシアの大勝利でした。


[ 2016/12/17 13:20 ] 名無し [ 編集 ]

http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 発効絶望なのに “TPP関連セミナー”開催に血税投入のムダ(日刊ゲンダイ)
   


発効絶望なのに “TPP関連セミナー”開催に血税投入のムダ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196069
2016年12月17日 日刊ゲンダイ

  
   セミナーもSTOPさせるしない(C)日刊ゲンダイ

 トランプ米次期大統領の離脱表明で、発効が絶望的になったTPP協定。ところが、この期に及んでも安倍政権は国会採決を強行し、今も対策予算を使い続けている。

 13日に新潟・上越市で開かれたジェトロ(日本貿易振興機構)主催の「TPPセミナー」。定員60人に対し、集まったのはわずか15人だった。

「10月の長岡開催は50人が参加しましたが、参加人数はだんだん少なくなっています」(ジェトロ新潟)

 7日の兵庫・姫路市で行われたセミナーでは、案内文に「TPPは、世界のGDPの4割、日本からの輸出の3割を占める経済圏において、日本企業に新たな事業機会を創出するものと期待されます」とアピールされていたが、結局、参加者は10人。主催したジェトロ神戸によると、今年1月の参加者は100人だったが、11月は30人に激減した。

 東大阪や東京など大都市で開くセミナーは、定員近く集まっているものの、TPP関連セミナーの“客離れ”は明らかだ。そりゃあそうだ。TPPを主導してきた米国が「TPP離脱」を明言しているのだ。安倍政権がどんなに頑張っても、今の段階で発効はほぼムリ。日本企業だって「TPPの理解を深めよう」なんて気にはなれない。

 にもかかわらず、各地で開かれているTPP関連セミナーには、血税が投入されている。これまでTPPの啓発や相談会費用で国費が13億円(15〜16年度)も計上された。ところが、今後も税金を使うセミナーが予定されているからクビをひねりたくなる。

 ジェトロは「政府の方針に従っている」(広報課)と説明するが、これぞ、お役所仕事だ。TPP問題に詳しいアジア太平洋資料センターの内田聖子氏はこう言う。

「“TPPセミナー”では人が集まらないのは、主催者も分かっているはず。しかし、『TPP対策費』だから、『TPPセミナー』と掲げざるを得ないのでしょう」

 まったく意味がないのは言うまでもない。



釜沢 善四郎
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100004838163784&story_fbid=659869657517634
Retweeted 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai):
【政治】トランプ米次期大統領の離脱表明で発効が絶望的になったTPP協定。ところがこの期に及んでも、全国各地で税金を使って「TPP関連セミナー」が開催されています。 https://t.co/IfIvOeb5Wb #日刊ゲンダイDIGITAL


中原 正光
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002080521037&story_fbid=1224861840926488
これなども、日本が壊れている一つの証だね。
無駄なものでも、予算がついているので、とりあえずやってしまおう!って予算消化の醜い例だ。なりゆき任せという税金無駄遣い軍団の愚かな姿だ!!



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ウソもたいがいにしろ!「特別な制度」とやらはロシア法でもなく日本法でもないと(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/12/post-b3ff.html
2016-12-17


ウシャコフ補佐官
>島々での共同経済活動はロシアの法律の下で行われる

安倍首相
>ロシア法でもなく日本法でもない特別な制度で、これから専
門家が協議を行っていく。

国際的には例がないかもしれないが、両国でしっかり交渉する

ウソもたいがいにしろよ!

出来る訳もないことを平気でうそを吐く。


だったら、なぜ日ロ共同宣言に盛り込まれなかったのか。

正式な共同声明すら出せず、訳の分からないプレス向け声明
でお茶を濁したのか。

ロシア政府に、ウシャコフ補佐官の発言について猛抗議すべき
だろうに。

沖縄でオスプレイが墜落した時の、在沖米海兵隊トップのニコ
ルソン四軍調整官の発言。

>パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝される
べきだ

これだって由々しき発言だろうに。。。。

なんの成果もなかったプーチン大統領との会談に浮かれた結
果、米軍には抗議すらしていない。

まったく米国に舐められ、ロシアに舐められ、それでも後塵を
拝する安倍首相の姿勢はいかがなものか。

これで恥ずかしげもなく独立国家などと標榜できるものだ。

未だ、米国の植民地状態で、ロシアには足元みられ。。。。


プーチンにはいいようにあしらわれたのに、国内のマスゴミは
もう連日のお祭り騒ぎで、どのコメンティター達もニコニコ顔で
大成功だとのたまう。

そのコメンティター達は、やれ、山口の名物とか、二人で温泉
に入るのかとか、今日のディナーは何だとか、一泊何万円の
部屋に泊まるのだとかどうでもよい話で、大盛り上がりだった。

初めの北方領土返還はどこへやら。。。。。

すっかりトーンダウンして、日ロ平和条約への足掛かりになれ
ばそれでOKだと言い出した。

前進どころか後退しすぎだろうに。。

多分、明日日曜日の番組でも、そういった論調になるだろうこ
とは予測出来る。

そうやってマスゴミが官邸の意を汲んで政権ヨイショ報道をし
て行き、それが表面的な物事しか見ない国民は支持率アップ
に加担するのだろう。

ホント、この国は言いたくはないけど、バカ国家だ。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 日露共同会見 安倍首相「ウラジーミル」「君(きみ)」連発で「親密」強調 プーチン大統領「総理閣下」「安倍首相」と無視!
        
         安倍首相(右)はプーチン大統領のことを繰り返し「ウラジーミル」と呼んだ(画像は政府インターネットテレビから)




「ウラジーミル」「君」連発する安倍首相 プーチン会談で強調された「親密」
http://www.j-cast.com/2016/12/16286354.html?p=all
2016/12/16 20:01 J-CASTニュース

安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は2016年12月16日夕方に共同記者会見を開き、北方領土について「共同経済活動を行うための特別な制度」創設に向けて交渉を始めることで合意したと発表した。

会見は2日間にわたって行われた首脳会談の締めくくりとして、約40分にわたって行われた。その中で際立っていたのが、安倍首相がプーチン大統領を「ウラジーミル」と、ファーストネームで繰り返し読んでいたことだ。「君(きみ)」という二人称も口にした。交渉の中身はともかく、両首脳の親密度を強調する演出が目立ち、「ウラジーミル」はツイッター上でも大きな話題語になった。

■5回も繰り返された「ウラジーミル」

安倍首相は会見冒頭で

「プーチン大統領、ウラジーミル。ようこそ日本へ。日本国民を代表して君を歓迎したいと思います。私が2013年にモスクワを訪れた時に、出来るだけ頻繁に会談を重ねようと、君と約束をしました」
と切り出した。

結局、安倍首相は発言の中で、「ウラジーミル」を5回、「君(きみ)」を3回使った。質疑応答でも、5回「ウラジーミル」と口にした。冒頭発言で「プーチン大統領」という単語を口にしたのは2回だけだった。

北方4島の元島民の往来についての説明の中でも、

「人道上の理由に立脚して、ありうべき案を迅速に検討することで合意しました。戦後71年を経てもなお、日露間には平和条約がない。この異常な状態に、私たちの世代、私たちの手で終止符を打たなければならない、その強い決意を私とウラジーミルは確認し、そのことを声明の中に明記した。領土問題について、私はこれまでの日本の立場の正しさを確信している。ウラジーミルもロシアの正しさを確信しているに違いないと思う。しかし、互いにそれぞれの正義を何度主張しあっても、このままではこの問題を解決することはできない」

と述べながら、平和条約締結への意欲を強調。さらに、4島での「共同経済活動」についても、安倍首相はプーチン大統領のことを「ウラジーミル」と呼んだ。

「この共同経済活動は、日露両国平和条約問題に関する立場を害さないという共通認識のもとに進められるものであり、この特別な制度は、日露両国の間にのみ創設される。これは平和条約締結に向けた重要な1歩であり、この認識でもウラジーミルと私は完全に一致した」

■「君」は「男の話し手が同輩以下の相手を指すのに使う語」

一方で、プーチン氏は安倍首相のことを「尊敬する総理閣下」「安倍首相」と呼び、「シンゾー」と呼ぶことはあまりなかった。

16年5月25日に行われた日米首脳会談では、安倍首相は終始「オバマ大統領」と呼び続け、「バラク」と口にすることはなかった。直前に元米海兵隊員で軍属の男が沖縄県うるま市の女性を殺害する事件が発生したことも影響しているとみられる。

記者会見の模様がテレビで中継されると、ツイッターでは一時「ウラジーミル」という言葉が「トレンド」入りし、

「安倍さんは記者会見でも『ウラジーミル』って呼んでたけど、プーチンさんは『安倍首相』って言ってたね。温度差を感じるな・・・」

「『ウラジーミル』って言い方は、白々しくて気持ち悪いよ」

といった声もあがった。

広辞苑第6版では、「君(きみ)」は、「代名詞」として、

「男の話し手が同輩以下の相手を指すのに使う語。あなた。おまえ」
と説明されている。ちなみに安倍首相は62歳で、プーチン大統領は2歳年上の64歳だ。



日露共同記者会見-平成28年12月16日 :首相官邸
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg14699.html?c=01&a=1


私たちの手で終止符を打たなければならない!【日露首脳会談共同記者会見 2016年12月16日】 ※音声




海老原 英雄
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002340866028&story_fbid=1235812953173388
本当に軽くて、無礼なヤツだ。メディア向けの親密さをアピールするためだけの言葉。
白々しい。
プーチンは内心不愉快な思いだったろう。























http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 日ロ会談は「日本側の完敗」だった! 
日ロ会談は「日本側の完敗」だった!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_151.html
2016/12/17 18:21 半歩前へU


 日ロ関係に詳しい北海道大名誉教授の木村汎会談は、今回の安倍・プーチン会談に「日本側の完敗」と断を下した。この会談は日本にとってはむしろマイナスで、やらなかった方が良かった。

 以下は、東京新聞の取材に応じた木村汎の発言の要約である。

*******************

 日本側の完敗だった。平和条約交渉は事実上行われず、同条約に関する声明や文書が出なかったばかりか、四島での「共同経済活動」の協議開始にすら合意してしまった。

 今後日本は、これらの「負の遺産」をもとにして、対ロ交渉を行わねばならなくなった。どうすれば日本の主権を損なわない形で四島での「共同経済活動」が可能になるのか。

 妙案があるとは思えない。平和条約締結に向けての重要な一歩どころか、むしろマイナス効果を及ぼすことが危惧される。主権の所在はどうでもよいとの気分が醸成され、ロシアの実効支配が強化されるからだ。

 プーチン氏は今回、1956年の日ソ共同宣言で明記された歯舞、色丹の二島すら日本に引き渡そうとしなかった。

 今回、ロシア側は大きな成果を収めた。プーチン訪日それ自体により「G7による包囲網を突破」した事実を全世界に喧伝(けんでん)できたからだ。

 安倍首相が前のめりの姿勢を示した結果として、プーチン氏は、ロシアが得意とする焦(じ)らしやどう喝、まず高値を吹っかける「バザール商法」などの交渉戦術を縦横に駆使。

 最高首脳間の「信頼」関係の存在だけにすがる日本側を、子供のように翻弄(ほんろう)した。

*********************

 要するに、安倍晋三はプーチンに完全に「手玉に取られた」のである。現職のオバマを差し置いて、トランプの下にはせ参じ、世界に醜態をさらした安倍晋三に外交能力などない。


              ◇

「日本完敗、合意は負の遺産」 北海道大名誉教授・木村汎氏に聞く
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201612/CK2016121702000149.html
2016年12月17日 東京新聞

 会談は日本側の完敗だった。平和条約交渉は事実上行われず、同条約に関する声明や文書が出なかったばかりか、四島での「共同経済活動」の協議開始にすら合意してしまった。今後日本は、これらの「負の遺産」をもとにして、対ロ交渉を行わねばならなくなった。

 どうすれば日本の主権を損なわない形で四島での「共同経済活動」が可能になるのか。妙案があるとは思えない。平和条約締結に向けての重要な一歩どころか、むしろマイナス効果を及ぼすことが危惧される。主権の所在はどうでもよいとの気分が醸成され、ロシアの実効支配が強化されるからだ。

 一つの救いは、日本の主権が侵害される場合、日本は直ちにそうしたプログラムを中止できることだ。日本側が提案している「八項目」の経済協力も、今後ロシアが領土交渉に誠意を示さなければ、中止すべきだろう。北方領土への人的交流の拡大は唯一、評価できる。

 プーチン氏は今回、一九五六年の日ソ共同宣言で明記された歯舞、色丹の二島すら日本に引き渡そうとしなかった。多くの日本人の失望と反発を買ったに違いない。そのために日本からの対ロ協力は限定的なものにとどまるだろう。プーチン氏にとり、戦術的には勝利に見えるが、戦略的には失敗したといえるだろう。

 今回ロシア側は大きな成果を収めた。プーチン訪日それ自体によりG7による包囲網を突破した事実を全世界に喧伝(けんでん)できたからだ。

 安倍首相が前のめりの姿勢を示した結果として、プーチン氏は、ロシアが得意とする焦(じ)らしやどう喝、まず高値を吹っかける「バザール商法」などの交渉戦術を縦横に駆使し、最高首脳間の「信頼」関係の存在だけにすがる日本側を子供のように翻弄(ほんろう)した。 (聞き手・常盤伸)

 <日ソ共同宣言の北方領土返還に関する条項> ソ連は、日本の要望にこたえかつ日本の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本とソ連との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする。




















http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 安倍首相がどんなにうまいことを言っても北方領土献上も同然。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201612/article_16.html
2016/12/16 23:50

報道ステーションで、ロシアに住んだこともあり、ロシアを専門にする教授が、安倍首相が北方領土を返還させたいばかりに、対等な関係を逸脱して、前のめりになっていることを危惧していた。プーチン大統領はクリミア半島を取り戻したことで支持率が回復したので、領土問題で譲歩することは極めて難しいと述べた。ロシアに実際に住んだ経験から、ロシア人は、弱みを見せればどんどん踏み込んでくる。対等な関係を構築するには、言うべきことは強行に言わなければ足元を見られると述べた。

その指摘は、以下の記事に端的に表れている。つまり、いくら安倍首相が今回の成果を強調しても、北方領土を献上したも同然という。つまり、特別な関係を構築すると言っても、「共同経済活動はロシアの法律だけに基づいて行われる」と報道官が述べている。安倍首相の前のめりで、結局、日本がロシアの法律の下で活動することは、いくら言いつくろっても、主権はロシアだと認めたということだ。


北方領土献上も同然 ロシア報道が伝えた安倍首相の裏切り
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195962

 これでは「進展」どころか、大きな「敗北」だ。安倍首相は15日夜の日ロ首脳会談後の会見で、北方4島での共同経済活動についても「率直かつ突っ込んだ議論を行うことができた」と胸を張ったが、気がかりなのは会談終了直後に、すぐさま配信されたロシア国営「タス通信」の報道だ。

 小人数の会談に出席したロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)のコメントとして、「両首脳は北方領土での共同経済活動の協議開始に向けた共同声明の内容で合意した」と伝えた。

 問題は具体的な合意の中身で、ウシャコフ補佐官が「共同経済活動はロシアの法律だけに基づいて行われる」と強調したことだ。

■「自国の法律の下で」

 安倍首相はプーチンに北方領土を献上したも同然である。ロシアの法律の下での活動合意は「不法占拠された北方領土の主権回復」という原則が崩れ、ロシアの主権を認めることに他ならないからだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK217] レク資料には根拠法と条文を 作業増大に職員大ブーイング 嗚呼、自衛隊員が泣いている(日刊ゲンダイ)
   


レク資料には根拠法と条文を 作業増大に職員大ブーイング 嗚呼、自衛隊員が泣いている
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196079
2016年12月17日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   稲田大臣に現場はがっかり(C)日刊ゲンダイ

「稲田さんは安全保障をまるで分かっていないな。あれじゃあ、役人が可哀想だよ」

 10月。都内の飲食店で防衛省の担当記者と宴席を囲んでいた中谷前防衛相が、こうつぶやいたという。

「中谷さんは続投と思っていた大臣のイスを“取られて”悔しかったのでしょう。稲田大臣のことをグチグチ言っていましたね。中谷さんもシドロモドロ答弁がヒドかっただけに、ある幹部職員は発言を聞いて『あの元ちゃんにバカにされるとは……』と苦笑いしていました」(防衛省担当記者)

 “半べそ事件”で職員や自衛隊員の信用を失った稲田。しかし、現場をガッカリさせる出来事はまだあった。

「11月に行われた日印首脳会談で、官邸と防衛省は海自の救難飛行艇『US−2』の輸出を何が何でも成功させたかった。うまくいけば、次はマレーシアにも売り込もうと考えていたようです。ところが、インド輸出はダメになり、マレーシアへの売り込みも幻に。官邸は失敗の責任は防衛省にある、とカンカンになったのですが、稲田大臣は何も反論しなかった。菅官房長官に頭が上がらないとはいえ、現場は『なんで俺たちが悪いのか。朋ちゃんも言い返せよ』と非難轟々でした」(防衛省職員)

 弁護士出身のせいか、法律に細かい点も不評を買っている。

「例えば、沖縄の在日米軍基地問題などでレク(説明)に行くと、六法全書を傍らに置いて条文や判例を細かくチェックする。で、『これは先例がないから……』などと言うのです。レク資料には根拠の法律と条文を書き、単に要点をまとめた概略はバツ。大ブーイングです」(前出の職員)

「稲田防衛大臣(女性)は少々頼りない」──。自衛隊秋田地方協力本部の自衛官募集ビラが話題になったが、稲田のダメっぷりの話は末端現場まで広がっている。




http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 「カネ、カネ、カネ」の、カジノ解禁法案の成立と日ロ首脳会談の感想(永田町徒然草)
「カネ、カネ、カネ」の、カジノ解禁法案の成立と日ロ首脳会談の感想
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1826
16年12月17日 永田町徒然草


暮れということもあり、私は今週非常に忙しかった。そのうえ、国会の会期末ということもあり、カジノ解禁法案の行方を確かめたかったので、ニュースを細かくフォローしなければならなかった。カジノ解禁法案は、12月15日未明に衆議院本会議で回付された修正案が可決され、カジノ解禁法案は法律となった。終盤国会の攻防は一見無駄のように見えるが、国会の議席数を考えれば仕方のないことなのだ。野党は最大限の抵抗をした、と私は評価している。衆議院・参議院の選挙で国民がシッカリした議席を国会の中で持っていないと、最後はこうなるのだ。

翌15日から始まった日ロ首脳会談のフォローも結構大変だった。プーチン大統領が離日するまで、仕事をしながらできるだけニュースをフォローしたつもりだが、全貌を掴むことがなかなかできなかった。政治家なのだから、事実さえ掴めばこういうことは得意なのだが、それがなかなか難しいところにヒントがありそうだ。結論からいえば、あまり実体がないから、空疎な言葉ばかりが多いのだろう。これが私の現在の見方である。

昨日安倍首相は午後9時からのNHKニュース、午後10時からのテレビ朝日のニュース、午後11時半からのTBSのニュースと立て続けに出演した。14〜15日の夜遅くまでの日程を考えると、かなりタフな日程であった。3番組で安倍首相の言葉を細かく聴いても、日ロ首脳会談で何が決まったのか殆んど理解できなかった。実体がないから端的に言えないのだ。そう考えるのが普通である。本来ならば例の“得意の記者会見”で堂々と説明するのが本筋であろう。

「元島民の自由往来」くらいは、もっと具体的に詰められた筈だ。北方4島での「共同経済活動」の実施のための“特別の制度”について交渉を開始することで合意したという。その程度のことのために、これほど大騒ぎする必要があったのだろうか。安倍首相による安倍首相のための日ロ首脳会談だったのではないか。そんなことに大騒ぎしたマスコミもマスコミである。

領土問題を含む平和条約締結というテーマは、政治的に最も重大かつ深刻な問題である。国家と国家の威信と総力を結集して取り運ばなければならない問題なのだ。そんな交渉を安倍首相の選挙区で行うこと自体が私には考えられないことである。最近わが国では、首脳同士の“個人的な信頼関係”が大切だと言われている。しかし、これも問題だ。国家対国家の利害の対立は、国の総力を挙げての交渉で解決されなければならない。それが外交の基本である。個人的信頼関係など、その潤滑油に過ぎないのだ。

前号の永田町徒然草で、「この15日から、日ロ首脳会談が始まる。この首脳会談も、“カネ、カネ、おカネ”だけの会談となるだろう」と私は書いた。私の指摘はまんざら的外れではなかったようである。首相官邸で行われた両首脳の記者会見に先立って行われた各種文書の交換、経団連会館で行われた日本とロシアのビジネス対話は、それを文字通り象徴するものであった。

今回の日ロ交渉に難癖ばかり付けているようだが、誤解しないで貰いたい。「日本とソ連(ロシア)の友好関係を大切にすべきだ」というのは、私が国会議員になった時からの持論であった。当時は冷戦の真っ只中、ロシアが社会主義体制の時代であった。「江戸時代でも260年しか続かなかった。ソヴィエトという体制が100年、200年続くとは限らない。ソ連の体制が日本と異なったとしても、わが国の隣国であるという現実は、未来永劫に変わらない」。こう主張することは、同時としてはかなり勇気の要ることだったのだ。

私にもし時間があったら、いちばん訪ねてみたい国はロシアである。私はソ連時代に3回、ソ連崩壊後に3回行った。いずれも公務であった。仕事ではなく、ロシアという国をじっくりと旅したいのだ。明治の初め頃、わが国は非常に親ロ的であったようだ。日露戦争とロシア革命がその風潮を変えたのだろう。ロシアが私の考える自由主義国になったのかといえば、、私は否定的である。そうだとしてもロシアとの友好親善→平和条約締結はしなければならないと思っている。

まもなく新しい年を迎える。昔は大晦日まで、年末は“必死”であった。ところが最近では“必死の年末”という雰囲気がなくなった。12月23日の天皇誕生日、クリスマスイヴ、クリスマスと何だか休みみたいな雰囲気のだ。しかし、中小零細起用である白川勝彦法律事務所はそうはいかない。12月30日まで必死に仕事をする。そうしないとボーナスも払えない。そういう企業や国民が多いのではないだろうか。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK217] ますます日本の立場を悪化させた史上最悪の総理安倍晋三(simatyan2のブログ)
ますます日本の立場を悪化させた史上最悪の総理安倍晋三
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12229450465.html
2016-12-17 15:44:43NEW !  simatyan2のブログ


ロシアのプーチン大統領に、

「温泉にゆっくりつかっていただきたい」

と勧めるも、

「一番よいのは疲れないことだ」

と軽くあしらわれ、
日ロ首脳会談始まる
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161215/k10010808331000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

講道館では柔道愛好家で知られるプーチン大統領に、

「首相の技能を発揮するいい機会だ」

と柔道の試合を促されるも、

「やろうと思ったんだけど・・・」

と尻込みをする日本の安倍総理。
柔道の誘いに安倍首相たじたじ=プーチン氏と講道館訪問
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121600887&g=pol

前回の記事
安倍晋三、今度はロシアのポチになる!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12229076961.html



で書いたように手玉に取られるばかり。

とにかくあまりにも酷すぎる男「安倍晋三」を総理に持つ国民の
悲劇は留まることを知らず、迷走はこれからしばらく続きそうです。

日本の大本営マスコミは総理の悲惨な場面は映さず、ネトウヨは
相変わらず「安倍さんバンザイ!」です。

あれだけ領土に拘る「愛国ネトウヨ」が、領土返還失敗を知ると、

「北方領土の話なんてダミーみたいなもんで、本当の話し合いは
中国包囲網の件なんじゃないの?」

とか、

「千島樺太までなんて、防衛仕切れるわけないじゃん。
今でも離島防衛と南で大変だろうに。
志願して行く?
国内のほうが大変なのに。」

と領土返還など考えてないような口ぶりでのアクロバット擁護
には呆れるばかりです。

あげくにプーチンはチビだ、露助だと罵る。

プーチンがチビなら、プーチン以上に背が低い世耕(150センチ)
はどうなるのか?

全く状況変わらず、というより、ロシアの主権を認めてしまった
点では前より条件は悪くなっているのです。

「過去に囚われるな、未来志向で行く」で4島全部あげちゃった
のです。

戦争以外で主権を放棄したのは歴史上初めてかもしれませんね。

その上さらに金と技術を援助させられたわけで、これで大口叩け
る神経がわかりません。

ロシアでのプーチンの支持率が飛躍的に上がるのはわかります。

日本に出向いて北方領土はロシアのものと強く主張し、その上で
返還の話はまったく出さずに、日本の首相からインフラ整備に
3000億円無条件降伏で引き出させたんですから。

当然維持費も年間でこれからもずっと出させるつもりでしょう。

しかも、よりによってEUが経済制裁延長を決めた同じ日に、日本
だけがロシアへの経済支援を発表しているのです。

このタイミングの悪さは下手するとG7からも追放され、世界を
敵に回して日本を孤立させる元になるかもしれません。

いや、ロシアも上手く立ち回って日本だけが蚊帳の外にされる
可能性もあります。

プーチン大統領、ロシアにとって主たるパートナーは中国
https://jp.sputniknews.com/japan/201612133123305/

プーチン高笑い、トランプのアメリカを含む3カ国が親ロ派にスイッチ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6329.php

「トランプ次期大統領」ティラーソン氏国務長官指名 ロシアとの関係改善を期待
http://www.sankei.com/world/news/161213/wor1612130037-n1.html

かくして日本が手にしたことは名前だけの「共同経済活動」で、
ロシアの法律の下に活動が許される権利だけということですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000160-jij-int

あれだけ世界を駆け巡り金銭をバラ撒いても、世界は安倍晋三
のことなど頭の隅にしかないのです。

世界に影響力のある政治家ランキング



「世界で最も影響力のある人物」ランキング プーチン大統領が4年連続の首位
http://forbesjapan.com/articles/detail/14596

ちなみに上のランキングで安倍首相は37位です。

今年の5月からの安倍総理の行動をまとめると下のようになり
ます。

5月27日 オバマ大統領広島訪問 安倍首相「ハワイを訪問する
      予定はない」

9月20日 異例の安倍-クリントン選挙中会談

11月 8日 米大統領選挙 トランプ当選

11月16日 米政府「トランプはまだ大統領ではない」と安倍に
      通告

11月17日 安倍、異例の就任前、トランプの自宅訪問、TPP加盟
      を説得

11月19日 安倍、プーチンと会談 日ソ共同宣言に基づく二島
      返還、8項目の経済協力を提示

11月20日 プーチン、リマにて露メディアに対し、日ソ共同宣言
      は不完全で中身がない

11月20日 オバマ、安倍との会談を拒絶

11月21日 アルゼンチンで、安倍、「米国抜きのTPPには意味が
      ない」とトランプに圧力

11月21日 トランブ、大統領就任と同時にTPPを脱退すると宣言

11月22日 プーチン、択捉島、国後島に地対艦ミサイル「バス
      チョン」を配備

12月 2日 プーチン、わざと岸田外相との会談に2時間遅刻

12月 3日 ラブロフ外相、岸田外相との握手を拒否

12月 6日 安倍、真珠湾訪問を発表

12月 8日 プーチン、安倍からの秋田犬プレゼントを拒否

12月15日 プーチン来日 2時間遅刻 日本がロシアの法律の下、
      北方領土を開発することに合意

非常に迷走を極めていますが、この原因はネトサポ軍団とマスコ
ミが政権を擁護しすぎた結果なのです。

この何が何でも「安倍さんバンザイ!」で相手が悪いヨイショの
仕方はオウム真理教の麻原信者に共通するものがあります。

おだて上げられた神輿は突っ走るのみで、いずれ暴走し始めて
本人も周りも手がつけられなくなるのです。

もっとも安倍信者というのは、何度も言ってるように金で吊られ
たプロばかりで、下のようにプロと政府側が演じてるわけですけ
どね。






http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 大失敗の亡国外交ショーを実況中継 戦慄するプーチン狂騒(日刊ゲンダイ)
   


大失敗の亡国外交ショーを実況中継 戦慄するプーチン狂騒
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196078
2016年12月17日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   プーチンにまんまとやられた(C)JMPA

 2日間のプーチン大統領訪日が終わったが、16日行われた共同記者会見でのロシア人記者のプーチンへの質問が、今回の首脳会談の“不毛”を物語っていた。ひとりは訪日とは無関係な「シリア情勢」への対応を問い、もうひとりは「日本のホスピタリティー」への感想。首脳同士の個人的な関係によって、安倍首相が領土問題で何らかの結果を出していたなら、ロシアメディアは大騒ぎでプーチンを問いただしたはずだ。

 結局、北方領土について出てきたのは「元島民の自由な往来」ぐらい。安倍が「大きな一歩」と意気込んだ共同経済活動にしたって、注目された「特別な制度」も「(その制度を作るため)交渉を開始することで合意した」という次元だからドッチラケだ。日本のメディアは「特区のようなもの」と簡単に解説しているが、主権を主張するロシアと法的立場を害さないことを求める日本では、交渉のテーブルに着くことさえ実際は不可能。「特別な制度」なんて気の遠くなるような話だ。

 筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。

「プーチン大統領には、そもそも北方領土を引き渡す気など最初からなかったことが、今度の訪日ではっきり分かりました。これだけの大変な歓迎を受けながら、『手ぶら』でやって来た。それどころか、まるで年越しの集金に来たかのようでした。お金だけはしっかりもらって帰る。それほど経済援助が欲しかったということでしょう。極東に回せる連邦予算は半減してしまっていますからね」

■「ウィンウィンの関係」に元島民も苦言

 極東の産業振興を中心にした「8項目の経済協力」で、プーチンは総額3000億円規模を手にした。領土問題は全く進展していないのに、これじゃあ、成果ゼロどころか食い逃げだ。

 ところが、安倍“お抱え”のNHK女性記者は、「ODA(政府開発援助)ではありませんから、食い逃げではない。ビジネスです。ウインウインの関係です」とどこまでも援護する。安倍本人も会見で、「ウインウインの日ロ協力の大きな可能性を開花させたい」とか強調していたが、NHKの中継に登場した択捉島の元島民は「ウインウインの関係というのは疑問。ロシア側にとって(いい話)としか思えない」と断言し、スタジオに微妙な空気が流れていた。

 元島民の手紙をプーチンに見せたりと、安倍が毎度の情緒に訴える手法を繰り出しても、今度ばかりは、さすがに世論もダマされないんじゃないか。

 そんな屈辱モノの外交ショーを実況中継し続けたテレビも酷かった。特にNHKは、遅刻連発の高飛車訪問を“プーチン閣下”とばかりに上空に特別機が見えたところから追い掛け、空港に到着すれば、ヘリコプターで車列を空撮。民放のワイドショーは、夕飯に何を食べた、日本酒はこの銘柄、プーチンは温泉には入ったのか、などと大ハシャギだった。

 山口県の安倍の地元は、300人が日ロ両国の旗を振って、歓迎のお出迎え。「もともと1000人に声が掛かっていたが、400人しか集まらず、待ちぼうけをくらって、300人に減った」(地元関係者)とはいえ、いやはや、2日間にわたって、朝から晩まで“プーチン狂騒”。いったいどこの全体主義国家か、と背筋が寒くなってくるのである。

  
   EUはロシア制裁を強化(右=独メルケル首相、左=仏オランド大統領)/(C)AP

EUを呆れさせる制裁破りの矛盾外交

 ヨイショ報道の裏で、世界は緊迫の度を高めている。

 欧州連合(EU)が現地時間の15日、ブリュッセルで開いた首脳会議で、ウクライナ情勢をめぐって実行中の「対ロシア経済制裁」を来年7月まで6カ月間延長する方針で一致したのだ。独メルケル首相と仏オランド大統領が強く求めたという。

 そんな日に、対ロシア制裁に加わっている日本の安倍が、プーチンと温泉旅館で酒を酌み交わしているのだから、EUの首脳たちは不愉快なはずだ。そのうえ、見返りゼロで3000億円も献上する。一体、どんな国なのかとア然だったことだろう。日本の外交的信用は吹っ飛んだ。

 国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏がこう言う。

「訪日直前の日本メディアとの会見で、プーチン大統領は『領土交渉』そのものをしないことを明確にし、冷や水を浴びせました。日本側は『経済協力するから話し合いを続けて』と、プーチン大統領に懇願して来てもらったようなものです。そのうえ、成果は何もないのに、来てくれただけでお駄賃を渡した。『この程度で日本は大盤振る舞いするのか』と欧米は呆れていますよ。こんなものは通常の外交交渉とは言えません。安倍首相はウクライナ問題の本質が全く見えていないのです。ロシアが恐れているのはNATO(北大西洋条約機構)の東方拡大です。この地政学的な問題で日本がどんな役割を果たせるのかを念頭に置きながら、ロシア制裁に反対するのならまだ分かる。ところが安倍首相は、G7と制裁で足並みを揃える一方で、制裁破りのような矛盾した行動を取る。筋が通りません。もはや日本外交は崩壊しています」

 それなのに日本のメディアは、「G7とは協調して」という安倍の背反した言葉をそのまま垂れ流す。日本の孤立を決定づけた外交大失態に誰も言及しないのだから異常だ。

■18年大統領選向けの選挙活動

 3000億円規模の経済協力については、NHKのロシア特派員ですら、「G7の一角の日本との間でこれだけの経済協力を得た。ロシアは孤立していないという成果になる」と解説していた。日本はまんまとプーチンに利用されたということだ。

 前出の中村逸郎氏は、プーチンが訪日した真の狙いをこう読む。

「プーチン大統領は、今月初めの教書演説で2018年3月の大統領選の事実上のスタートを宣言しました。ライバルがいるわけでもないのに焦るのは、有権者の無関心を恐れているからです。直近の連邦選挙も投票率が低かったですからね。『日本から経済支援を引き出した』ということで有権者の関心を高められる。つまりプーチン大統領は、日本に選挙支援をもらいに来たようなものなのです」

 共同記者会見後、プーチンは安倍と一緒に柔道の総本山・講道館を訪れ、演武を見学。黒帯のプーチンが安倍を道場に誘い出す“冗談”で場を沸かせたのだが、“安倍サマ”のNHKはこの講道館訪問までしっかり生中継していた。

 最後に安倍は「プーチン大統領の来日は歴史的出来事」と締めくくっていたが、これはどう見ても、「お土産付き観光旅行」でしかない。こんな亡国外交を、安倍官邸の大甘見通しを受けて何カ月も前から盛り上げてきたメディアの罪も重い。





http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK217] どうも1月早々の解散はなくなったようだ。今こそ野党共闘を再構築するべき。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201612/article_17.html
2016/12/17 22:47

安倍首相は、プーチン大統領との北方領土の何らかの返還の見込みと、ハワイ真珠湾の慰霊への参加で、一気に1月解散を行おうとしたが、新聞は年明け解散は見送り濃厚と書いている。新聞には、外交、補正予算優先と書かれているが、そんな理由ではなく、むしろカジノ法案や北方領土返還の目処が立たないことを、国民が知ってしまったからだろう。安倍首相がいくら成果を強調しても、国民はバカではない。北方領土が戻らないのなら、経済援助などしなくていいと思っている。

マスコミは、まだ安倍内閣の世論調査を行っていないが、カジノ法案の悪法を強行採決で通したことことを、国民は決して良しとは思っていない。安倍政権も、世論調査で支持率が下がることはわかっていると思われる。

野党は、野党共闘の体制の再構築のための時間が出来たということだ。自公維に好き放題にやられ、舐められ、悔しくてしかたないだろう。都合の良い時だけ、民、共、自、社の4党で内閣不信任を出しておきながら、共産とは組めないなどと言うのは論理が破綻している。民進の地方組織は、共産と共闘を歓迎しているという。このまま共闘に進展がないのなら、やはり蓮舫・野田体制は、ポーズは野党のフリはしているが、第二自民と思わざるを得ない。


年明け解散、見送り濃厚 外交や補正予算優先
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016121702000155.html
2016年12月17日 朝刊

 来年一月の衆院解散が見送られることが濃厚になった。安倍晋三首相が高い内閣支持率を背景に、年明けの解散に踏み切るとの観測が与党内にあった。だが、当面は一月下旬で計画しているトランプ米次期大統領との会談のための訪米などの外交日程や、一月後半の召集で調整している通常国会に提出する二〇一六年度第三次補正予算案などの審議を優先するとみられる。

 首相は十六日夜の民放番組で、年明けの解散について「頭の片隅にもない。通常国会では、来年度予算の一日も早い成立こそが重要だ」と述べた。首相は十二月中旬に入ってから、解散に踏み切っても議席を減らす可能性があるとの見方が自民党内にあることを踏まえ、慎重な考えを周囲に伝えた。

 自民党の細田博之総務会長は十六日の記者会見で、衆院解散に関し「今すぐにやらなければならない状況ではない」と述べた。

 首相は一月二十七日をめどに調整中の訪米のほか、一月中旬にオーストラリアやインドネシア、フィリピン、ベトナムを歴訪する方向で検討している。

 通常国会の召集について自民党幹部は「一月二十日か二十三日で検討中だ」としている。一六年度第三次補正予算案の成立直後に解散すれば、一七年度当初予算案の審議が遅れ、国民生活に影響を与えかねない。天皇陛下の退位を巡る法整備のスケジュールも見直しが必要になる。

 十五、十六両日に行われたロシアのプーチン大統領との会談で、北方領土問題が進展すれば、それを追い風に首相が解散に踏み切るとの見方もあった。



http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK217] 何が悲しくて、安倍晋三は、北方領土を投げ捨てたんだ?
何が悲しくて、安倍晋三は、北方領土を投げ捨てたんだ?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b192d00616048140eddeb41167a15bd3
2016年12月17日 のんきに介護


T.HIRANO‏@TOHRU_HIRANO

――北方領土
どう考えても日本の領土。北海道だよ。戦争のどさくさで、現ロシアが、強奪したんだから「返せよ」という強い対応でも良いんだよね。でも米トランプさんがプーチンさんと仲良いから、もう当分、無理だよね。で、「ロシア領土でロシアが有利な立場」で、日本は3000億円も出すと決まった〔22:54 - 2016年12月16日 〕―—



思うに、

次、ロシアと交渉するとき、

北海道をロシア帰属と認めろと

言われるぞ、

覚悟すべきだろうな。

(追記(2016年12月17日未明):ちなみに、

こんなツイート。

haruto‏@miyagichubuさん発信だ。

――ロシア軍、北方領土に最新ミサイル配備 北海道の道東全域を射程内に http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/22/russia-missile_n_13162480.html?ncid=engmodushpmg00000004
@HuffPostJapanさんから 結局ミサイルを配備されて経済援助を約束した。元島民も相当ガッカリした様子。随分期待を持てる報道をしていただけにショックが大。〔2:49 - 2016年12月17日 〕—―



あ〜あ)。

それに、

毛ば部とる子@kaori_sakai さんじゃないけど、

――なに、安倍首相はテレビ局を行脚してるの?成果もないのに、みっともないね。そんでまた、胸襟を開いたとか魂とか未来とか、愚にもつかないことを語っているんだろう。〔23:45 - 2016年12月16日 〕—―

と思うな。

日ロ首脳会談共同記者会見の場で、

プーチン大統領に

「ウラジミール、ようこそ日本へ。

日本国民を代表して歓迎します。会談を重ねようと君と約束した、

君を待ち続けた甲斐があった」

と語りかけたようだ

(Mi2‏@YES777777777さんのツイート〔15:53 - 2016年12月16日 〕参照 )

「君」と馴れ馴れしく呼びかけたのは、

丸呑みされた意趣返しか。

情けなくて涙が出てきそうだよ。

もし、

何か弱みを掴まれた結果、

国民を

裏切ったのなら

小細工無用だ。

どっちみちバレるよ

(拙稿「ヒラリーの不正選挙の目論見は、砕け散ったが――」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c1ac11add37fe066f9a1fbaefb72c3ec)。


http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/703.html

   

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