小池百合子にもてあそばれた被災地
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2016/11/30 22:16 半歩前へU
▼小池百合子にもてあそばれた被災地
「海の森(水上競技場)で進めていく」―。29日のIOCなどとの4者トップ級会合とやらで、小池百合子は平然とこう、言い放った。この瞬間、長沼ボート場(宮城県登米市)での東京五輪開催は、夢に終わった。「長沼」は最初から当て馬だったのか?
「復興五輪」の威勢のいい掛け声は一体どうなった? 前の日の28日に、東北6県の知事がそろって陳情に訪れた際にも、「復興をキーワードに」などと調子のいいことを言っていた。
それが一夜明けた途端、「海の森でいく」? 被災地をおちょくっているのか小池百合子? 東日本大震災の被災地、東北は完全に女狐、小池に騙され、PRに利用され、もてあそばれた形だ。
現地での落胆や憤りの声を毎日新聞が伝えた。
「皆で頑張ってきたのがこれで終わりかと思うと、悔しいのと、悲しいのと、複雑な…」。長沼開催が実現した場合の「選手村」とされた登米市南方仮設住宅。東日本大震災で被災した同仮設第1期自治会長の宮川安正さん(76)は午後4時過ぎのテレビニュースで「落選」したことを聞き、言葉を絞り出した。
県ボート協会会長の五野井敏夫は、「復興五輪」を強調した小池について「単なるパフォーマンスだったという意識が国民に広がるはずだ。地元はぬか喜びさせられた」と憤った。