細長い半島に大地震と津波があれば、避難は困難となるのは必然。そこに放射能の雲が下りてくれば逃げ場はない。
船がつけられる港がその時あるのか。無い場合は何処に逃げるのか。甘すぎる想定で得られるのは誤った「安心感」のみだ。
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伊方原発事故想定、複数ルートで避難訓練…愛媛
2016年11月11日 13時54分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161111-OYT1T50084.html
*大分県側に向かう巡視船に乗り込む住民ら(11日午前9時22分、愛媛県伊方町の三崎港で)
8月に3号機が再稼働した四国電力伊方原子力発電所(愛媛県伊方町)の重大事故を想定した愛媛県の防災訓練が11日、行われた。
事故で孤立する恐れがある佐田岬半島の住民を、船で対岸の大分県などに避難させる訓練を昨年11月に続いて実施。今回は、道路が寸断されて主要港に行けない事態を想定し、別の港を使うルートも試された。
震度6強の地震で3号機が自動停止し、全電源が喪失したとの想定で、30キロ圏内の一部住民、国や大分県など90機関の関係者ら約2万3000人が参加。
海路避難の訓練では、半島中部の小中学生、園児や住民ら約110人が、近くの三机みつくえ港からフェリーなどに乗船。大分側の被災も想定し、一部は東方の伊予港に向かった。同町大江の漁業の男性(67)は「三机港には大きな船が常時あるわけではないので、事故が起きてもすぐに迎えに来てもらえる態勢を作ってもらいたい」と語った。
2016年11月11日 13時54分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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